20
ฏ27年 発行 No.19 CONTENTS 01 02 09 12 14 15 17 ߍΑͼ ɹɹޙԉձΒ スϖγャϧτϐοΫス ɾ 高専ϩϘίϯ2015 भԭೄ大会 ɾ 26ճϓϩάラϛϯά ίϯテスτ ɾ 全国高専体育大会 ݚʹߦՃ Πンλʔンγοϓʹ ɹɹɹɹɹՃ ੜձΒ ɾ 、ࡇ高専ҕһձɾηンλʔΑΓ News & Topics 201526 今号の テーマ

熊本高専だより · 2015-12-16 · これからプロコンに参加してみ さい。素敵なメンバーを探してみてくだたいと思っている人は、ぜひとも

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Page 1: 熊本高専だより · 2015-12-16 · これからプロコンに参加してみ さい。素敵なメンバーを探してみてくだたいと思っている人は、ぜひとも

熊本高専だより

 

革新する技術、創造する未来〜夢へ翔る熊本高専〜

2 0 15

平 成 2 7 年 発 行W I NT E R冬

No.19CONTENTS

01

02

0912

14

1517

学校および  後援会からスペシャルトピックス・高専ロボコン2015   九州沖縄地区大会

・第26回プログラミング       コンテスト・全国高専体育大会

研修旅行に参加してインターンシップに     参加して学生会から・電波祭、高専祭

委員会・センターよりNews & Topics

高専ロボコン2015九州沖縄地区大会

第26回プログラミングコンテスト

全国高専体育大会

今号のテーマ

Special Topic

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保護者の皆様には、日頃から後援会活動に

対し、ご支援ご協力を賜り、心から感謝申し

上げます。本年度も総会にて承認頂きました

後援会活動を順調に執行しております。

 

6月の学生会との懇談会では、学生の皆さ

んの深い考えに感心すると共に、学生生活の

一部を知ることができ、有意義な意見交換が

できました。7月には、熊本キャンパス奨学

後援会との懇談会を開催し、意見交換を行い

ました。10月、オープンキャンパスの相談コー

ナーでは、多くの中学生と保護者の方が来場

され、急遽増席するほどの盛況でした。また、

高専祭(フリマ)や工場見学研修では多くの

保護者の皆様にご協力、ご参加頂きました。

 

来校時に様々な大会での優秀な成績を聞く

度、各行事で学生の皆さんの頑張る姿を拝見

する度、後援会の一員

としてとても嬉しく思

います。これからも頑

張る学生の皆さんの支

援を続けていきますの

で、ご協力をよろしく

お願い致します。

学校および後援会から学校および後援会から学校および後援会から 

来年六月から、18歳で「選挙権」が与えら

れる。本校では、現在の二年生の一部から、

来年の参議院や県知事選挙に投票できるわけ

だ。

 

社会の行方を決める選挙に参加するという

のは重要なことだ。そして、それを行うに当

たっては、十分な社会認識と判断力を養って

ほしいと思う。求められるのは、何より、一

人前の「大人」になる自覚ではないかと思う。

 

高専では、15歳から20歳まで、大学入試に

妨げられることなく、自分の好きな専門の勉

強ができる。ただ、その一方で、高校から大

学へというステップがなく、生活面で大人に

なりきれないのでは?という声もある。

 

日々の勉強、クラブ、学生会活動、自分の

力でどれくらいやっているか、改めて考えて

みたらどうだろうか。

 

授業が分からないのは先生のせい、クラブ

の試合も誰かに連れていってもらう、学生会

の行事も他人任せ…それでは自分で考え、自

分でやっている、とは言えないように思う。

 

高専生活の中で「大人」になる。これが来

年に向けた本校のテーマだ。

 

皆様には日頃より奨学後援会活動に、ご理

解・ご協力頂きまして誠に有難うございます。

 

四月の定期総会に於きましても大変お世話

になりました。重ねて御礼申し上げます。役

員会を経て、七月には恒例の八代キャンパス

後援会との交流会を行い有意義な意見交換が

出来ました。また、八月のオープンキャンパ

スでは来場者の方からのご相談を受けまし

た。十二月には保護者の工場見学を予定して

おります。(十月現在)

 

先日、初めてロボコン大会を観戦しました

が、テレビ観戦では味わえない興奮と感動が

あり、次回もぜひ見に行きたいと思わせまし

た。可能な方は参加されてみてはいかがで

しょうか。それぞれの活動を通じて先生方や

学生と接する事で、大変貴重な経験をさせて

いただき、有意義な時間を過ごすことが出来

ています。今後とも、引き続きご協力よろし

くお願い致します。

八代キャンパス 後援会副会長 

田尻 清治

「選挙権」がやってくる!

奨学後援会より

後援会の活動について

八代キャンパス副校長 

開 豊

熊本キャンパス奨学後援会副会長 

濵崎 智雄

012015. Winter no.19

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 熊

 本

 キャンパス

 八

 代

 キャンパス

高専ロボコン 2015九州沖縄地区大会

◆大会を終えて 反省と期待

◆二年連続全国出場を目指して

制御情報システム工学科3年 田原 熙昂

機械知能システム工学科3年 満﨑 雄大

 先日、高専ロボコン2015

九州沖縄地区大会が行われまし

た。無事にA︐Bの両チームが出

場し大会を終えることができまし

たのも、部員たち、ご指導してく

ださった顧問の先生方や学校関係

者の方々、保護者の方々、また卒

業されたOBの方々のご支援、

ご協力があったからこそだと強く

感じます。本当にありがとうござ

いました。

 大会は、私が所属したAチーム

は3回戦敗退、ベスト8という

結果でした。振り返りますと、こ

れまでの頑張りを出すことができ

た喜びと同時に、まだまだできる

ことがあったのではないかという

悔しさがあります。部長として、

一人の部員としてまだまだ未熟で

あることを感じました。私がこれ

 

昨年の全国大会優勝、自分は今

でもあの感動を覚えています。そ

して当時のリーダーが卒業される

際に、最後の課題を言い残されま

した。それはロボコン部が今まで

一度も達成したことのない、二年

連続の全国大会出場です。次の地

区大会の結果がどうであれ、優勝

旗、大賞旗を全国に持っていかな

ければいけないので、絶対にロ

ボットも一緒に持っていきたいと

自分も思っていました。

 

今年四月、ルール発表があり、

数年ぶりの対戦型の競技でした。

高学年の方が少なく正直不安でし

たが、先輩から教わったことと今

のチームメンバーなら全国に行け

る技術力があると信じて、ロボッ

トを作り始めました。トライ&エ

ラーを繰り返し、様々な苦労があ

りましたが、なんとかロボットを

完成まで近づけていきました。

 

そして地区大会、どの高専とも

白熱した試合を繰り広げ、決勝ま

で勝ち進みました。しかしあと一

歩及ばず負けてしまい準優勝、地

区大会二連覇とはなりませんでし

た。それでも、高い完成度と特徴

的なロボットであったのが評価さ

れたのか、全国大会への切符をい

ただきました。

 

全国にロボットを持っていくこ

とができ、ホッとしましたが、全

からしなければならないことは、

今回得た反省点を改善し来年につ

なげていくことです。

 今、私たちロボコン部は大きな

分岐点にあるのではないかと思い

ます。多くの改善すべき点が見つ

かったということは、これからま

だまだ成長できる伸びしろがある

はずです。大会後に行ったミー

ティングでは、部員全員が今後の

ロボコン部としての在り方や、「優

勝」するために何をしていかなけ

ればならないかを真剣に話し合い

ました。ここで考えたことを、残

された期間で確実に改善し、成長

していかなければなりません。

 「優勝」を目指して、来年度も

活動していきます。ご迷惑をお掛

けすることもあるかもしれません

が、応援よろしくお願いします。

国には多くの強豪たちがいます。

残り一か月もありませんが、練習、

改良に精進し、旗を再び持ち帰る

ことができればと思っています。

 

最後に、いつもご迷惑をかけて

いる顧問や工場の先生方、事務員

の方々の応援、ご協力に感謝し、

厚くお礼を申し上げると共に、今

後もロボコン部へご支援ご協力い

ただきますようお願いいたします。

Special Topics1.

02 2015. Winter no.19

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第 26 回 プログラミングコンテスト

◆プログラミングコンテストに参加して

◆プロコン。それは修羅。そして成長。

人間情報システム工学科5年 髙木 遼太

機械知能システム工学科4年 湯舟 武龍

Special Topics2. 

今年の10月に第26回目となる

プログラミングコンテストが長

野県で開催されました。今回の

テーマは、課題部門が「防災・

減災対策と復興支援」、競技部

門が「石畳職人Z」という、敷

地に石を敷き詰めていくパズル

ゲームでした。熊本高専(熊本

キャンパス)からは、自由部門

に2チーム、競技部門に1チー

ム、そして私たちのチームが課

題部門に出場しました。

 

私たちのチームでは「むす

ぶっし」という、防災グッズを

管理し、共有するアプリを作成

しました。この「むすぶっし」

は、非災害時には、単純に防災

グッズの個数と期限を管理する

アプリです。しかし、災害時に

は、他の人と防災グッズを交渉

し、やり取りする共有アプリに

なります。このようにしてお互

いに助け合い、被災者同士の絆を

深めることを目標に作りました。

 

こうしてアプリを制作し、初め

て本戦に参加してみて感じたこと

は、「プロコンは単にプログラミ

ングだけのコンテストではない」

ということです。特に課題部門と

自由部門は、作品の実装も大変で

すが、その他のことのほうが大変

です。予選資料作成・マニュアル

の作成・ブース展示の準備など、

挙げるときりがありません。そん

な中でも特別賞という結果を残せ

たのは、メンバーの協力があった

からです。一人一人が自分の役割

を見出し、全力を尽くしてくれま

した。

 

これからプロコンに参加してみ

たいと思っている人は、ぜひとも

素敵なメンバーを探してみてくだ

さい。

 

皆さんご存知の全国高専プロ

グラミングコンテスト。今年は

長野県での開催でした。我々は

プロコンのために作業を開始し

たと同時に「修羅」の道を歩き

始めたのです。まず、「メンバー

編成」。我々課題部門は4年1

人2年1人1年3人のチー

ムでスタートしました。1年生

に教えながら作業をするのは本

当に大変でした。そして私の「3

週間のインターンシップ」。長

い間私が不在の状況が続きまし

た。更にはプロコンの前日まで

私が行ってきた「5日間の研修

旅行inシンガポール」。最後ま

で修羅の道を歩き続けました。

リーダーとしての勤めはどこに

行っても変わりません。資料の

作成やチームの取りまとめ、ス

ケジュール管理などとても忙し

い充実した日々を過ごしまし

た。

 

そして迎えた本選の日。今ま

での成果を審査員や企業、他の

高専の方、一般の方にお披露目

しました。長野でも常にタンク

トップだった私も気合を入れて

スーツで最高のプレゼン発表を

行いました。その結果、我々は

「特別賞」を頂きました。この

メンバーで特別賞は本当にすご

いです。しかしこれではまだぬ

るいです。我々が獲らなければ

ならないのは「最優秀賞」ただ

ひとつ。次こそは最優秀賞を獲

れる作品を作ります。

 

プロコンは「成長」の機会で

もありました。プロコンを経て

プログラム以外の社会で必要な

能力も身につきました。「来年

もプロコンに出場したい。」こ

の言葉を1年生から聞けただ

けで私は満足です。

 熊

 本

 キャンパス

 八

 代

 キャンパス

032015. Winter no.19 03

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 熊

 本

 キャンパス

全 国 高 専 体 育 大 会

情報通信エレクトロニクス工学科4年 嶋田 稔也

人間情報システム工学科3年 森田 聡太

Special Topics3.柔 

水 

◆全国高専大会を経験して

◆高専大会に出場して

 

私が全国高専大会に出場する

のは、今年で三回目でした。こ

れまで、全国高専大会で試合を

してきて、最高成績は昨年の3

位です。しかし、自分が納得い

くような試合内容ではありませ

んでした。いつも、自分の体力

不足が原因で中途半端な技しか

掛けられず、最後には悔しい思

いをすることが多くありまし

た。今年は、悔しい思いをしな

いように、自分なりに練習して

試合に臨みました。

 

三回目の全国大会、持てる力

を精一杯出し切るつもりで試合

場にあがりました。しかし、結

果を見ると一回戦で敗退。試合

内容もかなり悔しい気持ちが残

るようなものでした。試合を終

えて、私は自分の力のなさを痛

感しました。

 

何度も全国高専大会を経験し

て、反省点を改善してきたつも

りでしたが、改善できていませ

んでした。相手のほうが力、技

術、体力すべてにおいて、私を

上回っていて自分の練習不足が

感じられました。これまでの反

省点と同じです。このままではい

けない、日々の意識から変えて

いかなければいけないと思いまし

た。

 

来年、私は5年生になります。

そのとき、全国大会に出場して、

自分の納得いく試合ができるよう

に、これから練習に取り組みたい

と思います。私の試合を応援して

くれる方々や、お世話になってい

る方々のためにも、良い試合がで

きるようにがんばります。

 

7月に福岡県で行われた九州

沖縄地区高専大会水泳競技にお

いて、私たち水泳部は100m

バタフライで2位、200m

バタフライで大会新記録での優

勝という結果を残し全国大会へ

の出場権を獲得することが出来

ました。

 

全国高専大会は8月に鹿児

島県で開催されました。私とし

ては3度目の全国大会でした。

過去2回の大会では自分の満

足のいく結果が出せずに終わり

悔しさだけが残り、今度こそは

と意気込んで臨みましたが、こ

れまで通りの結果となってしま

いました。例年までとは違い、

九州大会が終わってからの練習

を怠らず、体調管理もより一層

気を付け睡眠時間を十分にとる

ようにしました。それでも調子

が上がることはありませんでし

た。

 

一体何がいけなかったのか。

自分の行動を考え直してみる

と、そこで浮かんだのは「甘え」

です。今シーズンで一番調子の

よかった試合は高校総体の時期

です。今年は高3で総体に出

ることが出来る最後の年でし

た。その分、自分に厳しく、妥

協を許さずに試合前を過ごし、

本番もとても緊張はしたものの

100%の力を出し切れまし

た。高専大会もそのように過ご

せていればいい結果を残せたは

ずです。努力をした気になって

いただけで実際には出来ていな

かったのです。今回が駄目でも

まだ後があるという考えがあっ

たのかもしれません。

 

来年も全国大会出場を目指

し、全力を尽くして試合を終え

ることが出来るよう自分に厳し

くこれからの生活を過ごしてい

きたいと思います。

04 2015. Winter no.1904

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 熊

 本

 キャンパス

 八

 代

 キャンパス

全 国 高 専 体 育 大 会

情報通信エレクトロニクス工学科3年 石原 海渡

人間情報システム工学科1年 穴井 日菜

機械知能システム工学科 5年 宮崎 凌我

 

今回の全国高専大会には8名

の選手が出場し、そのうち4名

が入賞しました。部員の人数は

決して多くない中、少数精鋭で

チームの順位も全体の9位と好

成績を残すことが出来ました。

 

今年、顧問の川尾先生が異動

となり、先生が行っていた部活

の仕事を選手やマネージャーで

分担することになりました。そ

れにより、負担が増え練習に集

中できないこともありました

が、部員全員で協力し結果を残

すことが出来ました。私は副

キャプテンを任され、キャプテ

ンの補佐など自分なりに頑張り

ましたが、5年生になって研究

などが忙しくなり、他の部員に

迷惑をかけてしまい申し訳な

かったです。

 

競技の方では、砲丸投げに出

場し、自己ベスト記録を出すこ

とが出来ました。しかし、砲丸

投げで大会に出場したことはほ

とんどなく、練習した期間も一

か月ほどとかなり短い期間でし

た。私は3年生から陸上部に入

部し、やり投げを練習してきま

したが、怪我に見舞われること

が多く、大会で結果を残すどこ

ろか怪我をしていないベストコ

ンディションで大会に臨むこと

のほうが少なかったくらいでし

た。最後の高専大会では投擲の

選手が少なかったため、あまり

練習をしていない砲丸投げにも

出場し、運よく全国大会に出場

することができました。

 

専門種目であるやり投げで良

い記録を残せなかったのは残念

ですが、全国高専体育大会に出

場し、競技できたのは良い経験

となりました。

Special Topics3.剣 

陸 

◆全国大会に出場して

◆全国高専体育大会を終えて

 

私たち熊本高専剣道部は、熊

本県で開催された全国高等専門

学校体育大会剣道競技に九州地

区代表として出場しました。男

子団体戦で優勝、女子個人戦で

穴井日菜(HI1)が三位入賞

という結果でした。

 

男子団体では、満足できる結

果となりました。部長の緒方先

輩を中心に、練習メニューを見

直し、よりよい練習を行うこと

ができたため、このような結果

になったと考えています。試合

では、一、二回戦は、順当に勝

ちあがり、準決勝では前年度優

勝の高知高専との接戦を制し、

決勝では、九州大会の決勝で敗

れた北九州高専にリベンジを果

たすこ

とがで

きまし

た。

女子

個人で

は、満

足でき

る結果

を残す

ことができ

ませんでし

た。だから、

来年は個人

も団体も優

勝できるよ

うに、日々

の稽古に励

んでいきた

いです。女

子部員は今、

二人しかいないので、切磋琢磨し

ながら来年に向けて頑張りたいで

す。

 

今年は、本校が主管校だったと

いうこともあり、先生方や、部員

全員で準備などに取り組みこの大

会を無事成功させることができま

した。多くの人に支えていただき、

とても感謝しています。色々な人

に支えられて自分が剣道をするこ

とができているということ改めて

実感することができました。

 

来年は男女個人団体ともに優勝

を目指して感謝の気持ちを持って

日々の練習に取り組んで行きたい

です。

052015. Winter no.19 05

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 八

 代

 キャンパス

生物化学システム工学科4年 藤井 正道

生物化学システム工学科5年 柔道部主将 山本 裕也

 

こんにちは。

 

水泳部元キャプテンの4年

生物化学システム工学科の藤井

正道です。

 

先日行われた全国高専大会

に、選手としてではなくフリー

リレーの補欠として全国高専大

会に参加しました。僕は前文か

らもわかるように泳ぐのが特段

速いわけではなく、部の中でも

遅いほうです。

 

僕は、去年の全国高専大会後

に水泳部のキャプテンになりま

した。キャプテンになってか

らは九州高専大会5連覇とい

う記録を達成することを目標

にして一年間、一生懸命練習メ

ニューの考案など部活のために

尽力してきました。

 

しかし、結果は九州高専大会

準優勝と、五連覇を達成するこ

とができませんでした。僕個人

の成績も2種目とも予選敗退

という結果に終わりました。優

勝するどころか準優勝すること

にも全く貢献することができま

せんでした。しかし、八代キャ

ンパスの優秀な部員たちの頑張

りによりフリーリレーで2位

 

7月に大分県で行われた九州

沖縄地区高専柔道大会で私達八

代キャンパス柔道部は、男子団

体準優勝、個人戦においても三

名が全国大会出場という好成績

を残すことができました。今大

会は、都城高専が全国大会の主

催校ということで九州地区の全

国出場枠が一枠多かったため、

団体での全国大会出場権を得る

ことができ、団体では、十数年

ぶりの出場となりました。

 

8月の全国大会では、出場が

初めての選手が多く、緊張など

で思うような試合ができず、団

体戦では残念ながら初戦敗退と

いう結果に終わりましたが、今

大会は私の柔道人生の中で一番

思い出に残る大会となりまし

た。

 

私は、高専に入学してから柔

道を始めたため、試合でもなか

なか勝つことができず悩んだ時

期もありました。また、主将と

いう部員をまとめる立場とな

り、部員皆を率いていくことが

できるか不安でもありました。

 

しかし、こんな頼りない私に

も部員全員がついてきてくれた

に入り、全国高専大会への出場権

をとってくれました。

 

全国高専大会では、九州地区代

表として出場する選手たちを、九

州の高専の学生全員でチーム九州

として応援しました。結果的には

久留米高専の藤村君が400m

自由形で1位になり、九州勢で

は他に二見さん(都城高専)が表

彰台に上りました。全国高専大会

を振り返ってみて、九州地区代表

の選手一人一人のタイムや結果に

一喜一憂して文字通りチーム一丸

となって全国高専大会に臨む姿を

みて、あ

らためて

スポーツ

としての

水泳のよ

さ、面白

さを感じ

ました。

ことは非常に嬉しかったです。

 

そこで、何としてでも皆を全

国大会へ連れて行ってあげたい

と思い、必死に練習をしました。

少しきつめの練習メニューにも

全員ついてきてくれたため、九

州大会では、危なげなく、決勝

戦まで進むことができました。

決勝戦は残念ながら負けてしま

いましたが、近年、何度も団体

で優勝している有明高専に対

し、ほぼ互角の試合ができまし

た。

 

これまで練習で指導してくだ

さった先生方、コーチ、保護者

の皆様に感謝致しますとともに

これからの部を背負う後輩にこ

れまで以上の成績を残すことを

期待しています。

水 

柔 

◆全国大会を振り返って

◆平成二十七年度高専大会報告

06 2015. Winter no.1906

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九州沖縄地区国立高等専門学校体育大会等結果一覧(八代キャンパス)

競技名 種目名 選手名 順位

陸 上

男子 1500 m走 岩﨑 大悟 優勝男子 1500 m走 東  修司 3位男子 5000 m走 岩﨑 大悟 優勝男子 3000 m SC 松永 耕平 3位男子棒高跳 福村 光流 優勝男子 110 m H 犬童 太朗 2位女子 800 m走 本山明香里 2位

卓 球

女子シングルス 高澤花奈恵 準優勝森崎 礼瀬 3位

女子ダブルス 高澤花奈恵 優勝山口あかり

女子団体

高澤花奈恵

優勝山口あかり森崎 礼瀬後藤 千明

男子ダブルス 上田  徹 3位竹田誠一朗

水 泳

総合 準優勝

女子 200 mリレー

志水 千尋

優勝大津 茅智上田 真実

久保田ゆりか女子 100 m自由形

志水 千尋 優勝久保田ゆりか 2位

女子 50 mバタフライ 上田 真実 優勝

女子 50 m背泳ぎ 志水 千尋 優勝

男子 400 m自由形 伊津野省吾 2位

女子 100 m平泳ぎ 久保田ゆりか 2位

男子 200 mバタフライ 田中 純貴 2位

男子 200 m個人メドレー 田中 純貴 2位

男子 200 m自由形 伊津野省吾 3位

男子 200 m背泳ぎ 花田 優樹 3位

男子 400 mリレー

坂本 勇太

2位花田 優樹伊津野省吾田中 純貴

男子 400 mメドレーリレー

花田 優樹

3位坂本 勇太田中 純貴伊津野省吾

男子 800 m自由形 坂本 勇太 3位

バドミントン

男子団体

福田 一史

優勝

森本 健斗外田  凌興梠 智哉堀  竜輔清水 亮太桑原 秀明山本 一樹

女子団体

上野 怜奈

準優勝

眞﨑悠里香坂田以央里大堀 晃歩横山 瑞海吉井 涼香竹谷 咲紀森本 暁音

女子シングルス 森本 暁音 優勝

女子ダブルス 森本 暁音 3位大堀 晃歩

競技名 種目名 選手名 順位

陸 上

男子 1500 m走 岩﨑 大悟 3位男子 5000 m走 岩﨑 大悟 3位男子 3000 m SC

(第 50 回記念種目) 岩﨑 大悟 2位

バドミントン

男子団体

福田 一史

3位

森本 健斗外田  凌興梠 智哉堀  竜輔清水 亮太桑原 秀明山本 一樹

女子団体

上野 怜奈

準優勝

眞﨑悠里香坂田以央里大堀 晃歩横山 瑞海吉井 涼香竹谷 咲紀森本 暁音

女子シングルス 森本 暁音 準優勝

競技名 種目名 選手名 順位プログラミング

課題部門

湯舟 武龍特別賞

西崎 友輔脇上 和也 坂口 航太松本 祐輔

競技名 種目名 選手名 順位

少林寺拳法

単独演武(段外者の部) 熊宮宗一郎 1位

単独演武(段外者の部) 松本菜々花 2位

単独演武(段外者の部) 松本菜々花 最優秀

( 女子 )単独演武 有段者

(初段の部) 西﨑 柊平 3位

単独演武 有段者(弐段以上の部) 上土井祐太 1位

組演武(段外者の部)

熊宮宗一郎 1位松本菜々花組演武

(段外者の部)松岡宗志郎 3位森下 泰成

組演武(段外者の部)

熊宮宗一郎 最優秀( 女子 )松本菜々花

組演武(有段者の部)

上土井祐太 2位岩下 将大

団体演武(段外者の部)

熊宮宗一郎

1位

松本菜々花松岡宗志郎森下 泰成米村 祥世佐藤 朋美

競技名 種目名 選手名 順位

サッカー

中神 宏崇

準優勝

坂田 祐亮長井 賢也内山 直哉岩本 孝信前田 嵩登竹本  耀上角 瞭介平川光一郎小松 健吾永野 蓮太林田 紳路金子 響平本田 大理辻  侑吾野田 徹朗松田 潤也上野 太輝池松啓太郎植林 尚之

剣 道 女子個人 坂井 里歌 3位

柔 道

男子団体戦

山本 裕也準優勝

園田 拓実菅原 恭一本田  樹島本  蓮

男子73kɡ 以下級 菅原 恭一 準優勝

男子60kɡ 以下級 園田 拓実 優勝

女子48kɡ 以下級 園田 瑞穂 優勝

テニス

男子団体戦

桑原 将平

3位

武藤 直輝吉田 龍平窪園 裕樹片岡 将樹竹﨑 颯生久野 孝太河北 良彦

女子団体戦島田  空

3位高植 樹利野間口芽生

バスケットボール

男子

山道 翔太

3位

下田 裕太長谷川航己寺本 真平羽矢 大起橋本 昇憲後藤 大樹浦川 諒大岩崎明日翔竹原 彰汰丸尾 直輝平田  凌田上 徳馬田中 宥貴河北 優希

女子

山田美喜子

3位

二子石里沙塩村 優季山内 千紗竹下 亜佑今福 涼菜東  結香永田 涼子渕﨑 可有大塚 初音吉塚聖如由池上 歩夢

■ 第 52 回九州沖縄地区国立高等専門学校体育大会 ■ 第 37 回九州地区高専少林寺拳法大会

■ 第 50 回全国高等専門学校体育大会

■ 第 26 回全国高等専門学校プログラミングコンテスト

072015. Winter no.19 07

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九州沖縄地区国立高等専門学校体育大会等結果一覧(熊本キャンパス)

■ ロボットコンテスト 2015 九州沖縄地区大会 ■ 全国高等専門学校デザインコンペティション 2015in 紀の国わかやま

■ 第 52 回九州沖縄地区国立高等専門学校体育大会

■ 第 50 回全国高等専門学校体育大会

競技名 種目名 選手名 順 位

陸 上

男子走幅跳 村木 政哉 1位男子三段跳 村木 政哉 3位女子 200 m 南 エマ 凛 3位

バドミントン

男子団体

飯塚 雄基

3位

元村 優太久保 海斗西堀 颯人川野 晃輔松本 優太植原 真人永田 青鳥

水 泳

男子 200 mバタフライ 森田 聡太 1位男子 100 mバタフライ 森田 聡太 2位男子 200 m背泳ぎ 森田 翔吾 2位男子 100 m背泳ぎ 森田 翔吾 3位

剣 道

男子団体

緒方  洋

準優勝

松木 賢斗小峯遼太郎石原 海渡庄田啓一郎前田 大輝岡田 大幸

女子個人 穴井 日菜 2位

柔 道

男子団体

嶋田 稔也

3位平原 康裕有村 和真井上 真蕾

男子個人 60kɡ 以下 有村 和真 3位男子個人 73kɡ 以下 嶋田 稔也 優勝男子個人 73kɡ 以下 平原 康裕 3位男子個人 90kɡ 超 有村 和真 3位

硬式テニス 男子シングルス 松本 祥睴 優勝

■ 第2回九州沖縄地区高等専門学校弓道大会競技名 種目名 選手名 順 位

弓 道

男子団体

村上  翼

優勝渡邉 朗久久下 諒征村中 宏伎紫垣 龍征

男子個人 松下 恒星 準優勝

女子団体後藤 千夏

準優勝福田 あみ野村 千尋

女子個人 福田 あみ 準優勝

■ 第 26 回全国高等専門学校プログラミングコンテスト競技名 種目名 選手名 順 位

プログラミング

課題部門

髙木 遼太

特別賞桒澤 大輝片岡 千知茂藤 晃次平田 将大

自由部門

福住 健将

敢闘賞、 NICT賞

瀧﨑 裕嗣渡邊賢太郎荻生 美桜井村 寛之

自由部門

山下 陽平

敢闘賞八木 智徳奥村 亮祐酒井 雄野

■ 第 62 回NHK杯全国高校放送コンテスト熊本県大会競技名 種目名 選手名 順 位

放 送

創作ラジオ部門

藤原 彩愛

優勝

森下 優香森  貴礼小椋  駿姫井 伶允清水  智北岡 哲也米山 晴香宮崎 嘉敬伊藤 海里石坂 誠将蟹江 恭平笹原  瞬稲継 玲奈松岡  潤

競技名 種目名 選手名 順 位

剣 道

男子団体

緒方  洋

優勝

松木 賢斗小峯遼太郎石原 海渡庄田啓一郎前田 大輝岡田 大幸

女子個人 穴井 日菜 3位

■ 第2回全国高等専門学校弓道大会競技名 種目名 選手名 順 位

弓 道

男子団体

村上  翼

優勝渡邉 朗久久下 諒征村中 宏伎紫垣 龍征

ロボット名 順 位

挑戦車(チャレンジャー) 準優勝(全国大会出場)

競技名 作品名 順 位

空間デザイン部門 かしこみかしこみ 水神様 最優秀賞

■ ロボットコンテスト 2015 九州沖縄地区大会ロボット名 順位

花咲かぞうさん(はなさかぞうさん) 特別賞(東京エレクトロンFE株式会社 )

08 2015. Winter no.1908

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研修旅行に 参加して

研修旅行に 参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して

研修旅行に 参加して

情報通信エレクトロニクス工学科4年

小峯 遼太郎制御情報システム工学科4年

渡邉 大樹 私たち熊本キャンパス情報通信エレクトロニクス工学科 4 年生は 10 月 4 日から9日までの4泊6日(1泊機内泊)、シンガポールへ研修旅行に行ってきました。振り返ると非常に良い経験になったなと思います。というのも、現地で様々な人と「つながる」ということの楽しさを知り、言いたいことは山ほどあるのに英語で言えないもどかしさを痛感して英語の学習意欲が上がったからです。 リバークルーズに乗ってマリーナベイサンズのショーを見たり中華料理を食べたり、セントーサ島で水族館を周ったりと楽しんだ場所はたくさんあります。しかし本当に楽しかったのは二日目、企業見学の後から始まった現地の学校、テマセクポリテクニックの学生との交流でした。到着してすぐに、初○ミクの音楽に合わせて踊っている学生を見つけました。声をかけると「Let’s dance together!!」と言われ、みんなの前でノリノリで踊ってきました(全く踊りも何も知りませんでしたが)。テマセクの学生とは次の日の技術交流や自由行動の日も一緒でした。はじめは簡単な会話さえもほとんど聞き取れなかったのですが、最終日には自分でも驚く程に相手の言いたいことが分かるようになっていました。それは決して英語が急激に上手くなったわけではありません。耳が慣れたというのはあると思いますが、どうにかして自分の思いを伝えようとする気持ちがあり、それによって相手も伝えようとしてくれていたからだと思います。仲良くなった学生とは今でも LINE などのSNS で連絡をとっているので、このつながりはずっと大切にしていきたいなと思います。

 私達は、9月 17 日から10 月 2 日までの 16 日間というとても長い日程で、シンガポール研修を行いました。 研修の中身としては、現地の先生が行う技術英語の講義、ものづくり実習などがありました。技術英語では英作文やシンガポール人へのアンケート調査、プレゼン発表などを1人ずつ行いました。この講義では、TP学生が講義中やホステルに戻ってからも夜遅くまでプレゼンの練習を手伝ってくれ、とても優しさを感じました。また、ものづくり実習では、普段の授業でも扱っているマイコンボードを英語の説明を聞いて使い、「何か生活の中で役に立つもの」というテーマでコンペを行いました。 ここまで堅い事を書いてきましたが、これらの活動の後、夕方からは TP学生と一緒に晩ご飯を食べたり、夜遅くまでホステルで話し込んだりと楽しい日々を送りました。また、休日は自由行動の日も多く、海水浴に行ったりマーライオンを見たりと TP 学生と存分に観光を楽しみました。楽しかった分だけ別れは辛く、帰りの空港では両校の多くの学生が泣いて別れを惜しみました。しかし、 SNS 等を通じて連絡を取り合うなど、今でも交流を続けている学生も多数います。 この研修を通して、私達は英語に関する自分の課題を見つけることができました。春にはTP学生を熊本高専で受け入れる立場になるので、それに向けてもっとスキルアップできるように努力していきたいと思います。

092015. Winter no.19

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研修旅行に 参加して

研修旅行に 参加して

人間情報システム工学科4年

久冨 未結機械知能システム工学科4年

武藤 直輝

シンガポール研修旅行を終えて 10 月 6 日から、3 泊 5 日でシンガポールへ研修旅行に行ってきました。ヘイズという煙害の心配もありましたが、私たちは気候にも恵まれ、充実した 5日間を過ごすことができました。 水上観光やスカイパーク、最終日のナイトサファリ、海外進出企業の一つとしてヤクルト工場の見学など、その土地ならではの体験ができました。 特に皆が心に残っていることは、現地の学生との交流であると思います。交流 1日目は、班ごとに分かれた後、校内散策やゲームをしました。周りの友達が現地の学生と打ち解けていく中、英語が苦手な私は、話すことをためらってしまい、コミュニケーションが取れませんでした。しかし、決して綺麗とは言えない英語でも、伝えようという意思があれば、自分の思いを伝えることができるということが分かりました。交流 2日目のシティーツアーでは、積極的に話しかけ、お互いに伝え合うことができていたと思います。彼らと一緒に過ごすことで、普通の旅行では体験できないような特別な時間を過ごすことができました。 初めは不安だらけの旅行でしたが、終わってみるとあっという間の 5日間でした。英語を身近に体験すること、海外で生活することは貴重な体験であったと思います。それだけでなく、私は「伝えたい」、「理解したい」というお互いの気持ちの大切さも感じました。この旅行に携わった方々へ感謝すると共に、感じたことや学んだことを今後の生活に生かせたらと思います。

 機械知能システム工学科はシンガポールに 3 泊 5 日の海外研修旅行に行きました。企業見学では岡本工作機械とヤクルトに行き、現地で働いておられる方から企業の歴史や製品が出来るまでの流れ、担当ごとの仕事内容などを説明していただきました。シンガポールポリテクニック(SP) では校内見学やグループワークを行いました。グループワークではパスタやアイスを食べる時に使う木製のスプーンなど決められた材料を使い、いかに強度を確保するかという課題に取り組み、どうすればより良くなるかをグループで考え、意見をぶつけ合う時間は有意義なものになりました。自由行動ではマーライオンなどの有名な観光名所を見て回ったり、現地の食べ物を食べたり、お土産を買ったりとシンガポールを満喫することが出来ました。移動時のタクシーや食事の注文、入場料の支払いなど英語を使う場面が多々あったのですが、聞き取りが難しく何を言われているのかが分からず、何も言い返せないことがありました。聞き取りさえ出来れば、単語を並べて一生懸命話せば伝わったので、英語を聞く能力が重要だと強く感じました。また実際に習った英文を話してみて、それが伝わったときは感動しました。 今回の研修を振り返ると、もっと英語でコミュニケーションが取れたら、今回の旅行をさらに楽しめたと感じたので、今後はより一層、英語の勉強に力を入れていこうと思います。

10 2015. Winter no.19

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研修旅行に 参加して

研修旅行に 参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して参加して

研修旅行に 参加して

建築社会デザイン工学科4年

島田 景冬生物化学システム工学科 4 年

森田 哲史

工場見学旅行を終えて 私にとって、高専生活のなかで一番大きなイベントだと思っていた工場見学旅行は、驚きと感動の連続で、始まったと思ったらあっという間に終わっていました。 今までに行ったことのないところばかりで、見学したすべてのところが印象強く残っています。中でも私が出発前から楽しみにしていたのは、埼玉県にある、首都圏外郭放水路でした。世界最大級といわれる地下放水路で、広大な空間の中に大きな柱がそびえ立っているだけの初めて見る光景に、神秘的なものを感じました。実際に見てみることで、写真では感じ取ることのできないことを、体感することができました。 また、見学地であった各土地の町並みには、同じ日本でもまったく違う世界観があって、街づくりはこんなにも人々の生活に大きく影響していくのかと驚きました。 今回たくさんの場所を見学して痛感したことは、「本物を見る」ことの大切さです。今はテレビや雑誌、インターネットなどでどんな情報でも見ることができます。写真や映像でその場所に行った気分になることもできますが、実際に見ると本物からしか感じ取ることのできないことがたくさんありました。気温、その土地のにおい、水の勢い、風の流れ、本物の色。工場見学旅行に参加したみんな、一人一人がそれを体感できたと思います。 たくさんの発見、感動があったこの旅行で、私のものづくりに対する意識は確実に高まっています。この気持ちを忘れずに、次は私がその感動を提供できるよう、自分の将来を見据えてがんばりたいと思います。

工場見学旅行に参加して 私たちは 5日間の研修旅行で山口、滋賀、京都、栃木、東京と様々な場所へ行き、私たちが普段何気なく使用している薬や洗剤、繊維製品の製造工程を見学し、そこで働く方々の話を聞いたりしました。その中で印象に残っていることは工場内で衛生管理が徹底されていたこと、自然への配慮がなされていたことでした。 衛生管理では、工場内へ不純物が混入することを防ぐために入室の際に何度もエアシャワーを行っていたり、工場内へ送られる空気は一度フィルターなどを通してクリーンな状態にしていたり、作業する部屋の床の色で衛生レベルが分かるようにして意識付けをしていたりなど様々な工夫がなされており、これほどまでに衛生管理を徹底しているからこそ私達は安心して健康的な生活を送れているのだと実感することが出来ました。 自然への配慮では、排水で魚を飼育して、魚が生育できるほどきれいなことを確認できるようにしていたり、自然環境にとって有害なものを廃棄物から高収率で回収し、別のものへ再利用していたり、工場で使用している電力の一部を太陽光発電で補っていたりなど、それぞれの企業で様々な取り組みがなされており驚きました。 今回の研修では短期間で様々な企業の雰囲気などを知ることができ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。 このような機会を与えてくださった先生方と両親に感謝し、この研修旅行で得たものを残り少ない学生生活に活かし、さらに有意義で充実したものにしていきたいと思います。

立山黒部アルペンルート・室堂(標高 2450m)

112015. Winter no.19

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インターンシップに参加して

インターンシップに参加して

 

私は2週間で、「北九州学術研

究都市ひびきの」にあるカーロボ

連携大学院での実習に参加してき

ました。テーマは「小型EV車自

動運転制御総合実習」。その名の通

り今話題の自動運転をチームで実

現させ、最後にコンテストで完成

度を競うというものです。

 

私は、自動運転に関する研究を

行っており、他大学での同じ分野

の研究を見てみたいと思い、自分

に有意義になればと思い参加しま

した。

 

実習は非常にハードなものでし

た。車を任意に動かすための様々

な技術をしっかり勉強し、それを

車に実装してみるということを

行ったからです。これを2週間と

いう短い間で行うとなると、しっ

かりと見通しを立てていかなけれ

ば、最終日のコンテストには間に

合いません。実習の先生方も特

にどうこう言ってきません。スケ

ジュールを自分たちで立てる必要

があります。なおかつ結果も出さ

なければいけません。結果が出る

まで居残りです...でも実際に

車が動いた時の嬉しさは言葉では

言い表せません。

 

今回の実習で、私の研究に対す

 

今回、私は株式会社日特エンジ

ニアリング長崎事業所のインター

ンシップに参加しました。このイ

ンターンシップでは仕事の体験だ

けでなく、開発途中の機械の見学

ができ、良い刺激を受けることが

出来ました。そして、インターン

シップを通して学べたことは多く

の物や人に触れることでより柔軟

な思考ができること、そして、会

社の求めるコミュニケーション力

がどういうものかを知ることが出

来たことです。

 

これまでに先生方の講義や校外

の講師による講演会でコミュニ

ケーション力の重要性について述

べられてきました。改めてコミュ

ニケーション力について考えると

その答えは様々です。今回のイン

ターンシップを通して私が思うコ

ミュニケーション力とは人と対話

できる力だと思います。仕事をす

る意識は変わりました。今までは

計画などを立てず、できないこと

は後回しにしていました。しかし

これでは何もできません。子供の

時のように、とやかく言う人もい

ません。自分できちんと先を見て

進んでいく、さらに結果も出す必

要があります。このように実習に

参加して自分の中の意識を変える

ような、すばらしい姿勢を得るこ

とができました。もちろん研究内

容に関しても当初の目的どおり知

識を深めることができましたがそ

れ以上のものが得られたと思って

います。

る上で相手と意見が対立すること

はあります。そうした場合に、い

かに相手の意見を受け入れ、かつ

どれだけ自分の意見を言えるかが

重要だと教えられました。普段の

自分を振り返ってみると、この対

話があまりできていなかったこと

を痛感し、反省しなければいけな

いと思いました。

 

今回のインターンシップでは、

会社の仕事を体験するだけでなく、

実際に働く作業員の話をすること

で、普段の講義からでは学べない

多くのことを聞くことができ、今

の自分には何が足りないかを考え

ることができました。そのため、

これからはもっと積極的になり、

就職するまでに多くの知識や考え

方を養っていきたいと思います。

インターンシップに参加して

電子情報システム工学専攻1年 

本田 光一

生産システム工学専攻1年 

河元 猛留

12 2015. Winter no.19

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9高専連携事業とは

 

平成24年度から平成28年度までの5年間、鹿児島高専を代表校とした九州沖縄地区のすべての高専および約900の会員企業を有する九州経済連合会(ステーク

ホールダー)と連携して、インターンシップ、国際交流等の推進に取り組む事業です。事業内容の三本柱として、インターンシップを通じた実践的・創造的技術者の育成、

海外研修を通じたグローバル技術者の育成、国際交流・高専間の単位互換による教育の質向上があります。その中で、この夏、事業の一環で海外インターンシップに参

加した学生に話を聞いてみました。

海外インターンシップに参加して

9高専連携サマープログラムを終えて

情報通信エレクトロニクス工学科4年

有村 和真

生物化学システム工学科2年

賀久 さやか

 

私は8月17日から29日の2週

間、ベトナム・ダナンにあるマブ

チモーターダナンで研修を行いま

した。マブチモーターは小型モー

ターの分野において世界一位の

シェアを誇る会社で、私の実習内

容もモーターに関わることでした。

 

実習は品質保証課、部品課、総

務課の3つの部署で行いました。

品質保証課では製品検査のための

計測機器の使い方、校正の方法を

始めに習い、後半は計測を自動化

するためのプログラムを作ったり、

製品紹介のスライドを英訳する作

業をしたりしました。部品課では、

現状の作業工程の問題点を発見し、

 

大家好。我去了台灣兩週。生活在台

灣是非常興奮的。我會寫台灣的回憶。

 

私は八月十六日から二十九日の二週

間、九高専連携事業の台北科技大サマー

プログラムに参加してきました。その

二週間の体験を書かせていただきます。

 

まず今回のプログラムの内容を簡単

に説明します。参加者は、沖縄高専十

人、有明高専五人、都城高専二人、熊

本高専(八代)二人、北九州高専一人

の計二十人で、二週間の滞在先は國立

臺北科技大學(以下、北科大)の寮で

した。平日は午前九時から四時まで(昼

休み含む)北科大の華文中心という学

部で日本暑期短期文課程の学生として

通いました。基本、午前中は中国語の

授業で旅行に使えるような日常的な会

話、例えば自己紹介や挨拶、値段交渉

そして時間や日時の言い方、発音を学

び、午後は中国語の授業だけでなく文

それを改善するためにはどのよう

なルールを設けたら良いかを考え

る実習を行いました。総務課では

アクセスデータベースの作成、管

理を学びました。

 

どの作業を行っていても感じた

のが様々な作業の基礎が高専の授

業を活かして行えるということで

した。製品検査の機器の操作は実

験の授業で習っているものが多く

あり効率よく行えました。イン

ターンシップを通して普段学んで

いることの大切さを再確認でき、

とても有意義なものになったと思

います。また、海外で仕事をする

際に必要な英語のスキルは高専の

レベルでは低すぎるため、自分で

積極的に勉強する必要があると感

じました。この経験をこれからの

学校生活に活かしていきたいと思

います。

化体験や企業見学、学生交流がありま

した。

 

文化体験では、書道、切り紙、中国

結び、お茶体験等があり、企業見学で

はASUSと東芝台湾に行きました。

 

台湾についたばかりの私たちは言葉

が通じなくて片言の英語で悪戦苦闘し

ていましたが、帰るころには学校で習っ

た中国語で少しコミュニケーションを

とれるようになりました。

 

現地の学生とすごく仲良くなっ

て毎日夜には寮にある全家(ファ

ミマ)で話していました。今でも

FacebookやLINEで連絡

を取っています。

 

ここで少し食べ物の話を。

 

臺灣的珍珠奶茶(タピオカミルク

ティー)は激安でサイズも大きくて、

甘さや氷の量を選べるので多くの参加

者はほぼ毎日飲んでいました。(笑)

 

最後に、今回は直接英語を学ぶ機会

はありませんでしたが、生活の中で外

国語でコミュニケーションをとること

の楽しさを学べました。他高専の参加

者とはみんな本当に仲良くなり、台湾

の学生達とも仲良くなれて、たくさん

の素晴らしい出会いがありました。こ

のプログラムに参加できたことに感謝

申し上げます。謝謝大家。

インターンシップに参加して

132015. Winter no.19

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学 生 会 か ら

私の電波祭

激動の4日間

電波祭実行委員長 

相良 拓海

高専祭実行委員長 

南種 隆志

今年の四月、

実行委員長と

なった私は正直

なところ不安で

仕方がなく、早

く電波祭が終

わってほしいと

思う毎日だっ

た。年々有志が

増え二百七十人

という例年に無い大人数になった実

行委員を自分はちゃんとまとめられ

るか、皆は自分についてきてくれる

のか、電波祭を楽しいものにできる

か、数え上げればキリがないほど悩

んだ。そんな時支えになったのは友

人や先輩や後輩、先生方等今まで関

わってきた人達である。みんなで真

剣に話し合ったことも、ときにはく

だらない話で笑ったこともその全て

が私を支えた。

 

そうしてとうとう迎えた第十四回

電波祭は、ハプニングで始まった。

ステージイベント担当の後輩が、緊

張のせいか開会宣言で鳴らす予定の

クラッカーを準備し忘れたのだ。ス

テージの裏方で焦っている後輩の姿

はまるで昔の自分のようで、後輩に

は悪いが微笑ましい気持ちになっ

た。それからは本当にあっという間

に時間が過ぎて、気がついたら全実

 

前期当初、私は

やる気に満ち溢れ

ていた。昨年度の

高専祭では先輩方

の働く姿をぼんや

りと眺めているだ

けで、来年は期待

できないと皆から

思われていた。見

返したい、絶対に

成功させたいとい

う思いから、自分

に出来ることは全

てやり尽くそうと思い、例年よりも早い

段階で準備を始めた。様々な事情により、

例年と同じではいけない事が多々あっ

た。周りからは大変だと言われたが私は

これを逆に、新しいことに挑戦するチャ

ンスだと考えた。

 

私が目指した高専祭は「全員が楽しむ」

というものだった。今まで経験してきた

高専祭は学生会や上級生ばかりが楽しむ

姿が目立っていた。だから学年に関係な

く誰もが参加しやすい雰囲気作りに1番

力をいれた。また、初めて実行委員72名

と対面した時もきっと自分たちが楽しく

なさそうにしていては、誰も楽しくない

だろうと考え、「皆を楽しませるにはまず

自分たちが楽しんでいこう。」と話した。

 

高専祭が近づくにつれ、不安が募るば

かりだった。やる気だけが空回りして、

やるべきことが重なり、焦って一人で何

でも抱えてしまうことが多かった。そん

な私に気づいて支えてくれた学生会や実

行委員、先生方や両親に本当に助けられ

た。

 

天候にもなんとか恵まれて、無事に高

専祭は幕を下ろした。何ヶ月もかけた準

備期間とは裏腹に、お菓子を投げ、女装

行委員の前で最後の挨拶をするとこ

ろだった。最後の最後で全員を前に

すると、いつも以上の緊張で伝えた

かった感謝の気持ちの半分も伝えら

れなかった。皆、最後まで支えてく

れて本当にありがとう。

 

私の目指した電波祭は、最後には

自分たちが一番楽しんで終わる電波

祭だ。来場者が楽しむことももちろ

ん大事だが、それは自分たちが楽し

めて初めて成り立つのだと思う。だ

から私は自信を持って言える。今年

の電波祭を一番楽しんだのはこの俺

だ、と。

をして、想定外の事態も乗り越えた〟激

動の4日間〝はあまりにも儚く幸せな時

間だったのだと感じたのを覚えている。

自分一人では絶対に成功できなかった。

このメンバーがいてくれたからこそ創り

上げることができたのだと心から思う。

何度も投げ出してしまおうと思ったが、

周囲のサポートのおかげでやり遂げるこ

とができた。

 

実は終了後、新しい企画はどうだった

か、後輩も楽しめたのか、色々なことを

正直とても気にしていた。だが、「とて

も楽しかった。」「来年もこの企画をして

ほしい。」という声を耳にした時に私は

実行委員長になれて本当に良かったと

思った。この半年以上の期間全てが私に

とってまさに〟激動〝の日々であり、本

当に大切

な思い出

となった。

皆からあ

りがとう

という言

葉を沢山

貰ったが、

本当に感

謝するの

は私の方

である。

ここに書

いた言葉

じゃ言い

表せない

程感謝し

ています。

本当にあ

りがとう。

14 2015. Winter no.19

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委 員 会 ・ セ ン タ ー よ り

 

平成27年度の教員研修会は、熊本・

八代の両キャンパスから113名の教員が

参加して、9月1日に熊本キャンパス

で実施されました。午前中は、大学評

価・学位授与機構の前教授青木恭介先

生に「機関別認証評価ー受審するにあ

たっての心構えー」のテーマで講演を

して頂き、教育の質の保証の重要性及

び教育改善の必要性について改めて認

識する機会となりました。午後は「効

果的な学生募集について」(講演者:

熊本C楠元実子先生、八代C五十川

読先生)、「教材作成・共有化における

著作権」(講演者:元九州大学大学院

芸術工学研究院教授

黒澤節男先生)、

「教員に対する研究倫理教育関係につ

いて

」(講演者:

永田正伸先生)の

講演が行われました。両キャンパスの

教員が揃って同じテーマについて考え

る機会は少なく、教員研修会は学校や

教員が抱える課題に対して問題意識を

共有する貴重な場となっています。今

回の研修の成果を、授業など日頃の教

育活動に還元し、実践していきたいと

思っております。

 

熊本キャンパス明和寮は、1年

から5年までそして留学生を含め

ると約170名が在寮しほぼ満室に近

い状態になりました。1年生は44

人が入寮しましたが親元での気ま

まな生活を過ごした学生にとって

は、寮での集団生活に最初は面食

らったようで、寮生活に馴染めな

い学生もいたようです。私自身は

学生時代の寮経験は無いのです

が、30数年前に関東の某電気メー

カーに入社した際に寮を経験しま

した。布団を二枚引けば他は何も

置けない六畳一間の和室に二人で

寝起きし、朝は6時に起床し食堂

で、„卵納豆ぶっかけ飯"をかっ

込み1時間半の満員電車で職場

へ、帰りは10時過ぎ、下手すると

12時もざらで寮は寝るだけの空間

でした。おまけにエアコンも無く

夏は汗をかいて寝ていたことを思

い出します。同室者は職場の隣の

席の同僚で昼も夜も顔を合わせる

となると、どんなにすばらしい人

物でも厭になりトラブルになった

こともありました。また、最近ま

で学生だった娘も大学で寮を経験

しましたが、先輩との2人部屋、

年3回の部屋替え、午後9時以降

の他室への出入り禁止、家族でも

寮内への立ち入り禁止、外泊は月

4回までと規則が厳しく、娘は

〟寮を出るから!"と宣言して二

年経つと出てしまいました(食事

は良かったらしく5kgも肥えたよ

うですが)。私の身近な経験から

すると、今の寮生のなんと恵まれ

ていることか!?、上級生は1人部

屋(低学年でも広い居室、女子は

1年から1人部屋)、教室まで走

れば2分、健康を考えた三度の食

事、など羨ましくさえ思えてきま

す。

 

学生から話を聞くと、通学距離

や家庭の事情で他の選択肢は無

かったことの他に、自分から進ん

で親から自立したいと思い入寮し

た者、逆に親が将来のことを考え

て寮での集団生活を勧めて入寮し

た者など様々です。入寮のトリ

ガーはそれぞれですが、一つ屋根

の下での同輩・先輩・後輩とのコ

ミュニケーション、掃除洗濯ゴミ

出し、三度の食事、集団生活で規

律を守ることの意義、規律を破っ

た時の罰則など、将来社会に出た

時のシミュレーションが寮生活と

言えます。当然窮屈に感じるルー

ルもあるでしょう、特に低学年は

なぜだ?と思えることもあるで

しょう。寮では、〟自主・自立"を

スローガンにして事あるごとに学

生に言い続けています。早くこの

自主・自立を身に付け〟人間力"を

高めて成長して行くことを寮務主

事としても楽しみにしています。

今の上級生の多くがそうであるよ

うに。

 

補足ですが私の同室だった相方

とは現在も親交が続いています

し、娘の卒業後も元寮生との交流

は続いているようです。

 

今年は節目となる第50回全国高専体

育大会が九州・沖縄地区で開催され、

八代Cもテニスとハンドボール競技

を担当した。私もハンドボール競技の

大会運営に携わったが、振り返ればハ

ンドボール部顧問として全国大会をお

引き受けするのは今回で実に5度目

となる。八代Cも以前は全国大会の

常連校であったが、最近は九州・沖縄

地区のレベルも上がり、2011年を

最後に全国大会から遠ざかっている。

今回も残念ながら地区代表ではなく開

催校としての参加となったが、今回は

例年より4チーム多い16チームを全国

から迎え熱戦が繰り広げられた。八代

Cは1回戦で大阪府大高専に惜しく

も1点差で敗れたが、大阪府大は2回

戦で優勝した金沢を1点差まで追い詰

めたことを考えれば、来年に繋がる大

会になったのではないだろうか。来年

に向けて奮起してもらいたい。最後に

全国大会開催に当たり、今大会も熊本

県ハンドボール協会の全面的なご協力

を賜りました。この場を借りて厚く御

礼申し上げます。

熊本キャンパス教務主事

松田 豊稔

八代キャンパス学生主事

古嶋  薫

平成27年度教員

    

研修会を終えて

今どきの寮生は・・・!

全国ハンドボール大会を

      

振り返って

熊本キャンパス寮務主事

小山 善文

152015. Winter no.19

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 「こうし3pro!放送局」では、

「夢中」というテーマで7月6日(月)

におよそ三十分間の番組をメディア制

作スタジオから配信しました。今回は

本校体育教員の高橋先生のトレーニン

グに関する研究を取り上げました。内

容は、高橋先生の研究についてトーク

形式で説明していただき、実際にト

レーニングメニューを施して県大会準

優勝に輝いた西合志南中学陸上部の選

手や顧問の先生のインタビューの様子

を放送しました。

 「こうし3pro!放送局」は熊本

高専熊本キャンパス、合志市、民間事

業者「さいばーとれいん」の協働プロ

ジェクトで、地域(合志市)情報を発

信する目的で平成二六年十月に設立さ

れ、「USTREAM」などのソーシャ

ルメディアを用いて情報発信し、地域

の活性化を目指しています。学内で

は、ICT活用学習支援センターの

サポートの元、放送部が主体になって

活動しています。

 

これまで配信した番組および活動情

報は、熊本高専公式ホームページトッ

プ左側にあるリンクバナーから「こう

し3pro!放送局」のサイトより

ご覧いただけます。

 

経済再生と並ぶ我が国の最重要課題

として教育再生が掲げられ、「教育再

生実行会議」の提言で、「これからの

時代を生きる人たちに必要とされる資

質・能力

~求められる人材像~」と

して次のキーワードが示されました。

〈課題発見・解決力、志、リーダーシッ

プ、創造性、チャレンジ精神、忍耐力、

自己肯定感、感性、思いやり、コミュ

ニケーション力、多様性を受容する力〉

本センターは、授業だけではカバーで

きないこれらの育成に貢献しています。

 

今年の夏休みも、全国高専を対象に

3件の国際交流を実施しました。中で

も香港での8日間プログラムは、香港・

シンガポール・日本の学生が混成チー

ムを作り、再生可能エネルギーに関す

る課題を解決するもので、「多国籍・

多文化交流」という点で新しいもので

した。学生の成長には目を見張るもの

がありましたが、グループの中心で活

躍できるリーダーシップの育成が必要

と実感しました。

 

交流の様子は、「熊本高専PBLセ

ンター国際化事業部のブログ」(外部

リンク)をご覧ください。

 

熊本高専八代キャンパ

スでは、毎年その時々の

技術的なトピックや新技

術を本校教員が地域の企

業の方々に紹介する「新

技術セミナー」を開催し

ています。平成27年度は、

再生可能エネルギーに関

する関心の高さから、「近

年のエネルギー事情と新

エネルギー技術~エネル

ギー変換の観点から~」

と題してセミナーを開催

しました。本セミナーで

は、近年の国内のエネル

ギー(特に電力)事情に

ついての解説と共に、新

エネルギーに関係する新

技術や新しい取り組みに

ついての紹介と、エネル

ギー変換の観点から今後

議論していく上で留意し

ておくべき事柄について

解説が行われました。

 

また新技術セミナーで

は、毎回セミナーの後に

施設・設備見学も行われ

ています。今回はセミ

ナーが八代キャンパス内

で行われたこともあり、

八代キャンパスに最近導

入された最先端の設備の

いくつか(5軸マシンニ

ングセンター、レーザー

加工機、ゲルマニウム半

導体検出器波高分析装置

【放射線測定装置】、マル

チGNSSシミュレー

ション装置【衛星測位

測地システム】、ICP

MS分析装置【微量

元素測定装置】、マイク

ロウェーブ試料分解装

置【有機・無機物の酸分

解装置】)の見学会が行

われました。地元企業等

の技術者を中心とする見

学者は熱心に見学をされ

ていました。なお平成27

年度は知的財産権に関係

した第2回の新技術セミ

ナーも開催予定です。地

域イノベーションセン

ターでは、今後も「新技

術セミナー」を通して、

地元企業との連携を推進

していきたいと考えてい

ます。

ICT活用学習支援センター副センター長石原 秀樹

PBL・総合教育センターセンター長 

小田川 裕之

こうし3pro!

    

放送局について

グローバル

    

リーダーの育成

平成27年度第1回新技術セミナー

地域イノベーションセンター副センター長田中 禎一

http://www.knctpblcenter.blogspot.jp

16 2015. Winter no.19

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News &Topics革新する技術、創造する未来~夢へ翔る熊本高専~

トビタテ!留学JAPANの壮行会及び事前研修に本校生が参加しました。(6/13)

熊本高専に関する最新のニュースは、熊本高専の公式 Web サイトをご覧ください。http://www.kumamoto-nct.ac.jp/

 機械知能システム工学科5年次開講の「数値熱流体力学」が、一般社団法人 日本機械学会より、計算力学技術者(2級)(熱流体力学分野の解析技術者)の「公認CAE技能講習会」に認定されました。 先に認定を受けた、5年次開講の「構造計算力学」(分野:固体力学)と専攻科(生産システム工学専攻)2年次開講の「数値設計工学」(分野:固体力学)と合わせて計3科目が認定されたことになります。この「公認CAE技能講習会」の修了者は、申請により、「計算力学技術者(初級)」の認定を受けることができます。また計算力学技術者資格試験においても、2級の受験必須要件である「付帯講習(技能編)」(固体力学分野の有限要素法解析技術者)、あるいは「ソフトウェア使用経験」(熱流体力学分野の解析技術者)が免除されます。 今回の公認は、機械知能システム工学科の講義履修の意義、卒業時の学生の設計・解析業務等の技術力の保証となります。学生には、ぜひ本校での履修中から取得に取り組んでもらいたいと考えています。

機械知能システム工学科の講義が 日本機械学会「公認CAE技能講習会」に認定されました。(5/20)

 建築社会デザイン工学科の学生6名、教員2名が建築学会九州支部都市計画委員会の夏季セミナーに参加し、最高賞の「姫島村長賞」を受賞しました。このセミナーは、九州内の都市計画系の大学・高専が参加しており、今年は7大学、1高専約100名が参加しました。今年は大分県姫島での開催で『移住したくなる「島暮らし」を考える』というテーマの元、まち歩きや地元の方へのヒアリングを行い、学校毎に提案内容を発表しました。発表会には姫島村長をはじめ地元の方々もお越し頂きました。高専チームは「姫物語」と題し、姫島村のあたたかい人柄に着目し、妊娠出産の不安を抱えた女性のための島暮らしとその後の未来をストーリー仕立てに提案しました。審査の結果、地元住民からの最高評価を頂き、昨年度に引き続き2年連続の受賞となりました。専門的な知識があまりない方々に向けて、いかに自分達の提案内容を伝える・伝わる発表ができるかというのは、分野に関わらず備える必要があると思います。

建築学会主催の夏季セミナーにて「姫島村長賞」を受賞しました。(9/11-12)

 6/21(日)に熊本県立熊本西高校でNHK杯全国高校放送コンテスト熊本県大会が開催されました。 本校から、熊本キャンパス放送部がテレビドラマ部門・ラジオドラマ部門・校内放送研究発表会に出場し、校内放送研究発表会で1位を獲得、全国大会への出場権を獲得しました。タイトル:「テレプロンプターの製作と運用」 全国大会は、7/20(月)から23(木)に国立オリンピック記念青少年記念センターおよびNHKホールで行われます。(研究発表会は7/22(水)@オリンピックセンター )

NHK杯全国高校放送コンテスト熊本県大会で1位になりました。(6/21)

 本校と3年間の協定を結んでいるマレーシア国際イスラム大学(IIUM)と本校とのアクティブラーニング共同プロジェクトを、8月23日(日)から26日(水)にかけて実施しました。今回のプロジェクトは昨年に続く2回目にあたります。マレーシアから来日した4名の教員と3名の学生が八代キャンパスを訪れ、本校の教員、学生らと都市計画、アクティブラーニングをテーマに研修、交流しました。 熊本城、熊本中心市街地、熊本駅周辺、八代市立博物館・松浜軒、八代中心市街地、日奈久温泉街への視察、IIUMのマリアナ准教授、ノーザイラワティ助教、熊本大学の両角光男名誉教授、同大学の円山琢也准教授、八代市建設部の閘賢一次長、本校の磯田節子特命客員教授による講演会、IIUMの学生3名による研修成果と都市計画の提案を含んだプレゼンテーションが組み込まれた充実したプロジェクトとなりました。

マレーシア国際イスラム大学との共同プロジェクトを実施しました。(8/23-26)

 6月13日(土)11時から16時30分まで,文部科学省において,「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】」の壮行会と事前研修が行われました。 意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す気運を醸成することを目的として、文部科学省が平成26年より留学促進キャンペーン

「トビタテ!留学JAPAN」を開始しました。今年から高校生コースも開始され、第1期生として熊本キャンパスから2名の学生が選出されました。この留学で,普段の生活では得ることのできない、貴重な経験・知識を得、将来の自分に役立ててもらいたいと思います。[本校からの派遣留学生]麻生 雄太 君(情報通信エレクトロニクス工学科・3年)納富 崇彰 君(人間情報システム工学科・3年)

 平成27年7月12日に熊本県立劇場にて行われた第59回熊本県吹奏楽コンクール大学の部において、熊本キャンパスの吹奏楽部が金賞及び最優秀賞を受賞しました。熊本キャンパスからは初めて九州大会へ出場しました。課題曲:マーチ「春の道を歩こう」(佐藤邦宏作曲) 自由曲:ノアの方舟(樽屋雅徳作曲)

第59回熊本県吹奏楽コンクールにおいて金賞を受賞しました。(7/12)

 「水の科学館」(熊本市八景水谷)が毎年募集している「水に関する俳句」部門に、人間情報システム工学科4年工藤寛樹君の「五月雨を 耳に流して 読みふける」が金賞に選ばれました。 選者からは「読書をしている学生らしさが感じられる句。『耳に流して』が秀句であり感心した。言葉の発見の妙」という講評をいただきました。

★水の科学館主催「水に関する俳句」部門 金賞受賞者:人間情報システム工学科4年 工藤寛樹 君 受賞句:「五月雨を 耳に流して 読みふける」

水の科学館主催「水に関する俳句」に金賞入賞(8/5)

172015. Winter no.19

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News &Topics革新する技術、創造する未来~夢へ翔る熊本高専~

トビタテ!留学JAPANの壮行会及び事前研修に本校生が参加しました。(6/13)

熊本高専に関する最新のニュースは、熊本高専の公式 Web サイトをご覧ください。http://www.kumamoto-nct.ac.jp/

 機械知能システム工学科5年次開講の「数値熱流体力学」が、一般社団法人 日本機械学会より、計算力学技術者(2級)(熱流体力学分野の解析技術者)の「公認CAE技能講習会」に認定されました。 先に認定を受けた、5年次開講の「構造計算力学」(分野:固体力学)と専攻科(生産システム工学専攻)2年次開講の「数値設計工学」(分野:固体力学)と合わせて計3科目が認定されたことになります。この「公認CAE技能講習会」の修了者は、申請により、「計算力学技術者(初級)」の認定を受けることができます。また計算力学技術者資格試験においても、2級の受験必須要件である「付帯講習(技能編)」(固体力学分野の有限要素法解析技術者)、あるいは「ソフトウェア使用経験」(熱流体力学分野の解析技術者)が免除されます。 今回の公認は、機械知能システム工学科の講義履修の意義、卒業時の学生の設計・解析業務等の技術力の保証となります。学生には、ぜひ本校での履修中から取得に取り組んでもらいたいと考えています。

機械知能システム工学科の講義が 日本機械学会「公認CAE技能講習会」に認定されました。(5/20)

 建築社会デザイン工学科の学生6名、教員2名が建築学会九州支部都市計画委員会の夏季セミナーに参加し、最高賞の「姫島村長賞」を受賞しました。このセミナーは、九州内の都市計画系の大学・高専が参加しており、今年は7大学、1高専約100名が参加しました。今年は大分県姫島での開催で『移住したくなる「島暮らし」を考える』というテーマの元、まち歩きや地元の方へのヒアリングを行い、学校毎に提案内容を発表しました。発表会には姫島村長をはじめ地元の方々もお越し頂きました。高専チームは「姫物語」と題し、姫島村のあたたかい人柄に着目し、妊娠出産の不安を抱えた女性のための島暮らしとその後の未来をストーリー仕立てに提案しました。審査の結果、地元住民からの最高評価を頂き、昨年度に引き続き2年連続の受賞となりました。専門的な知識があまりない方々に向けて、いかに自分達の提案内容を伝える・伝わる発表ができるかというのは、分野に関わらず備える必要があると思います。

建築学会主催の夏季セミナーにて「姫島村長賞」を受賞しました。(9/11-12)

 6/21(日)に熊本県立熊本西高校でNHK杯全国高校放送コンテスト熊本県大会が開催されました。 本校から、熊本キャンパス放送部がテレビドラマ部門・ラジオドラマ部門・校内放送研究発表会に出場し、校内放送研究発表会で1位を獲得、全国大会への出場権を獲得しました。タイトル:「テレプロンプターの製作と運用」 全国大会は、7/20(月)から23(木)に国立オリンピック記念青少年記念センターおよびNHKホールで行われます。(研究発表会は7/22(水)@オリンピックセンター )

NHK杯全国高校放送コンテスト熊本県大会で1位になりました。(6/21)

 本校と3年間の協定を結んでいるマレーシア国際イスラム大学(IIUM)と本校とのアクティブラーニング共同プロジェクトを、8月23日(日)から26日(水)にかけて実施しました。今回のプロジェクトは昨年に続く2回目にあたります。マレーシアから来日した4名の教員と3名の学生が八代キャンパスを訪れ、本校の教員、学生らと都市計画、アクティブラーニングをテーマに研修、交流しました。 熊本城、熊本中心市街地、熊本駅周辺、八代市立博物館・松浜軒、八代中心市街地、日奈久温泉街への視察、IIUMのマリアナ准教授、ノーザイラワティ助教、熊本大学の両角光男名誉教授、同大学の円山琢也准教授、八代市建設部の閘賢一次長、本校の磯田節子特命客員教授による講演会、IIUMの学生3名による研修成果と都市計画の提案を含んだプレゼンテーションが組み込まれた充実したプロジェクトとなりました。

マレーシア国際イスラム大学との共同プロジェクトを実施しました。(8/23-26)

 6月13日(土)11時から16時30分まで,文部科学省において,「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】」の壮行会と事前研修が行われました。 意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す気運を醸成することを目的として、文部科学省が平成26年より留学促進キャンペーン

「トビタテ!留学JAPAN」を開始しました。今年から高校生コースも開始され、第1期生として熊本キャンパスから2名の学生が選出されました。この留学で,普段の生活では得ることのできない、貴重な経験・知識を得、将来の自分に役立ててもらいたいと思います。[本校からの派遣留学生]麻生 雄太 君(情報通信エレクトロニクス工学科・3年)納富 崇彰 君(人間情報システム工学科・3年)

 平成27年7月12日に熊本県立劇場にて行われた第59回熊本県吹奏楽コンクール大学の部において、熊本キャンパスの吹奏楽部が金賞及び最優秀賞を受賞しました。熊本キャンパスからは初めて九州大会へ出場しました。課題曲:マーチ「春の道を歩こう」(佐藤邦宏作曲) 自由曲:ノアの方舟(樽屋雅徳作曲)

第59回熊本県吹奏楽コンクールにおいて金賞を受賞しました。(7/12)

 「水の科学館」(熊本市八景水谷)が毎年募集している「水に関する俳句」部門に、人間情報システム工学科4年工藤寛樹君の「五月雨を 耳に流して 読みふける」が金賞に選ばれました。 選者からは「読書をしている学生らしさが感じられる句。『耳に流して』が秀句であり感心した。言葉の発見の妙」という講評をいただきました。

★水の科学館主催「水に関する俳句」部門 金賞受賞者:人間情報システム工学科4年 工藤寛樹 君 受賞句:「五月雨を 耳に流して 読みふける」

水の科学館主催「水に関する俳句」に金賞入賞(8/5)

18 2015. Winter no.19

Page 20: 熊本高専だより · 2015-12-16 · これからプロコンに参加してみ さい。素敵なメンバーを探してみてくだたいと思っている人は、ぜひとも

行事予定 1月 月3

熊本

高専

だよ

り 2015. W

INTER N

o.19 【発

行】 総

務委

員会

平成

27 年12

http://www.kumamoto-nct.ac.jp/

独立行政法人 国立高等専門学校機構 熊本高等専門学校

 〒861-1102 熊本県合志市須屋 2659-2  TEL 096-242-2121

 〒866-8501 熊本県八代市平山新町 2627 TEL 0965-53-1211

熊本キャンパス

八代キャンパス

編集後記 本号では「高専体育大会&秋の行事特集」をテーマに、学生の多岐にわたる活躍ぶりを特集しました。また、学生達が輝けるよう彼らを支えている教職員たちにも話を伺っています。全てをご紹介できなくて残念ですが、今後の彼らのますますの活躍に期待したいと思います。記事の執筆や編集作業にご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

Event Calendar

熊本キャンパス 八代キャンパス

5(火)

21(木)~27(水)

23(土)

26(火)~2/1(月)

授業開始

定期試験(専攻科)

本科推薦選抜(入学試験)

定期試験(5年)

6(水)

23(土)

25(月)~29(金)

26(火)~2/1(月)

授業開始

本科推薦選抜(入学試験)

定期試験(専攻科)

定期試験(5年)

4(木)~10(水)

5(金)

18(木)~19(金)

19(金)

21(日)

22(月)~26(金)

29(月)~3/1(火)

定期試験(4年以下)

特別研究発表会

卒業研究発表会

休講(3年以下)

本科学力選抜(入学試験)

休講(本科)

クラスマッチ

3(水)~9(火)

10(水)

19(金)~23(火)

21(日)

24(水)

25(木)

26(金)

定期試験(4年以下)

休講(本科)、特別研究発表会

休講(本科)

本科学力選抜(入学試験)

卒業研究発表会(MI)

卒業研究発表会(AC)

卒業研究発表会(BC)

2(水)

3(木)

15(火)

終業式

学年末休業(3月31日まで)

卒業式・修了式

1January月

2February月

3March月

1January月

2February月

3March月

3(木)

4(金)

15(火)

終業式

学年末休業(3月31日まで)

卒業式・修了式