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2012.4 断熱リフォーム工法 ココエコ 性能データブック COCOECO Performance Data Book 性能データブック

断熱リフォーム工法 ココエコ 性能データブック COCOECO ......Book 性能データブック はじめに 家全体ではなく、ひと部屋ごとのリフォームで、空間の断熱性能を高める新発想の断熱エコ

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  • 2 0 1 2 . 4

    断熱リフォーム工法 ココエコ 性能データブック

    COCOECOPerformanceDataBook 性能データブック

  • はじめに家全体ではなく、ひと部屋ごとのリフォームで、空間の断熱性能を高める新発想の断熱エコ

    リフォーム「ココエコ」。このデータブックでは、実際の住宅で測定したデータをもとに、「ココエコ」

    の効果をお知らせします。 もともとの建物の断熱状態や間取り、住まい方、外気条件、空調機

    器の種類・年式によって、「ココエコ」の改善効果には差が出ますので、参考事例ではありますが、

    「ココエコ」がもたらす優れた断熱効果をぜひ、具体的な数値でご確認ください。

    「真空断熱材の登場で、誰もが気軽に エコリフォームできる時代に。」住宅エコポイントなどの国の支援策や節電志向の高まりなどによって、最近大きな関心を集めるようになった「エコ

    リフォーム」。適切に断熱・気密化した住宅は、部屋の天井と床付近の温度差(温度ムラ)が小さくなり、快適な

    温熱環境を創り出すことができます。また、外部からの温度変化の影響を受けにくくなるため、暖冷房機器の稼働

    時間が減り、省エネ・省CO2効果も期待できます。エコリフォームには、「住宅全体を断熱リフォームする方法」

    や「部屋単位で断熱リフォームする方法」などがあります。「住宅全体」の場合、快適化+省エネに大きな効果が

    期待できる反面、工事規模が大きくなりがちで工期とコストがかかるため、なかなか実行しにくいのが実態です。

    一方、「部屋単位」の場合は、必要な部屋だけを断熱リフォームすることで工事規模を比較的小さくすることができ、

    工事も数日で完了します。リビングなど使用頻度の高い部屋を快適な温熱環境にすれば、暖冷房にかかる電気代

    などを減らすことができ高い費用対効果が期待できます。

    引越しを伴うリフォームは大変ですから、“住みがら改修”できるのも 「部屋単位」で実施する場合の大きな利点と

    いえます。ただし、高い断熱性能を得るために「分厚い断熱材を部屋の内側に施工すると、部屋の面積がせまく

    なってしまう」という不安もあることでしょう。そこで、最近注目されている「真空断熱材」を使えば、その心配は

    不要です。これは、冷蔵庫などにもすでに利用されている断熱材で、たった12mmの薄さで一般的な住宅用断熱材・

    グラスウール16kgの215mmに相当する断熱性能を有しています。*

    真空断熱材の取り扱いに注意すれば施工は簡単で、既存の壁や床の上に張り付けるだけ。この

    画期的な断熱材の登場によって、多くの方々が気軽に「部屋単位」のエコリフォームを、実施

    できるようになることでしょう。株式会社岩村アトリエ東京都市大学教授 岩村和夫

  • 1

    INDEX冬の断熱効果 ・・・・・・・・・・・・・・ P. 2

    夏の断熱効果 ・・・・・・・・・・・・・・ P. 8

    改修・測定物件の概要 ・・・・・・・・・・・ P. 12

    用語解説 ・・・・・・・・・・・・・・・・ P. 13

    厚さ12mmで、驚きの断熱性能!

    『ココエコ』効果の秘密、真空断熱材。『ココエコ』の断熱効果の裏に隠されている「真空断熱材」。一般的な断熱材(グラスウール16kg)の18分の1の薄さで同等の断熱性能を発揮します。*

    “真空”をつくりだす硝子繊維構造。熱は、熱伝導や対流、輻

    ふくしゃ

    射によって伝わります。 真空断熱材の内部は専用の硝子繊維が層になっており、そのすき間には気体すら存在しないので、媒介するものがなく熱伝導も対流もおこりません。真空断熱材はわずかな厚さで大きな断熱効果をもたらし、これを住宅建材にすることで快適な住まい環境を実現します。※わずかながら、繊維同士の接点からの熱伝導と繊維表面間の熱輻射 は存在します。

    冷蔵庫の省エネ化・大容量化にも貢献。近年、冷蔵庫の省エネ性が飛躍的に向上していますが、その裏には真空断熱材の存在があります。真空断熱材は、これまで使われていたウレタンなどの断熱材に比べ圧倒的な断熱性能であるため、保冷効果が飛躍的に向上。また、その「薄さ」によって、本体の外形は同サイズに保ちながら大容量化も実現させています。

    *真空断熱材の中心部・初期値性能による性能比較

    室 内 室 外

    専用の硝子繊維

    室内から室外へ熱が逃げにくい

    繊維のすき間の層は真空なので対流、熱伝導はゼロ

    冷 蔵 室

    ウレタン

    冷 蔵 室

    ウレタン省エネ化・大容量化

    真空断熱材の登場で

    真空断熱材

    昔の冷蔵庫冬の場合 最近の冷蔵庫

    215mm

    12mmグラスウール16 kg 真空断熱材

  • 2

    冬の断熱効果

    Q エアコンだけだと、部屋全体がなかなか暖まりません。『ココエコ』で、エアコンの効きは良くなりますか?

    A エアコンだけで、部屋全体がしっかり暖まりました。リフォーム前に比べ、リフォーム後は、室温で1.1℃、体感温度 で1.7℃もアップ(カーディガン1枚分の温度差に相当P4参照)。室温・体感温度ともにエアコンの設定温度に近づきました。

    ● 測定物件 東京都K邸● 測定日時 リフォーム前:2011年12月9日 23:30  リフォーム後:2012年 2月9日 23:30● エアコン運転時間 17:00~0:00

    冬の室温・体感温度測 定

    ※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

    「体感温度」については、P.13の用語解説をご参照ください。

    winter

    リフォーム前 リフォーム後

    データ解説

    部屋の断熱性が低いと、外に逃げる熱が多くなるため、エアコンを運転しても部屋全体がなかなか暖まらず、エアコン設定温度と、室温との差が大きくなります。また、断熱性が低い家では壁や床の表面温度

    が低く、人はその影響(冷れいふくしゃ

    輻射)を受け、室温よりも寒く感じます。

    データ解説

    エアコンの効きが良くなり、室温がエアコン設定温度を上回りました。床や壁の表面温度が改善されたことで、冷輻射の影響が小さくなり、室温とほぼ同じ体感温度を得ることができました。

    外気温:4.9℃

    エアコン設定温度を2~3℃上げないと寒い

    エアコン設定温度23℃

    室温 22.1℃

    体感温度 21.3℃

    外気温:4.2℃

    エアコン設定温度のままで十分快適

    エアコン設定温度23℃

    室温 23.2℃

    体感温度 23.0℃

  • 3

    住宅の居住時におけるエネルギー消費は、家電、給湯及び暖房エネルギーが大きいウェイトを占めています。省エネ性能の高い機器を使用することでそれぞれ削減することが可能ですが、暖房に関しては、住宅の断熱性能を高めることによってさらにこれを抑えることが可能となります。断熱が十分になされていない部屋では、冬季の暖房時に室内空気の温度を高くしても、壁や床、天井の表面の温度が低いままということがよくあります。体感温度には、空気温度と同じくらい部屋の表面からの放射も影響します。そのため部屋の表面の温度が低いと「何となく底冷えする」というように感じます。また特に頭部と足首の高さの上下温度分布も大きくなることによる足元の冷えによる不快感が生じます。そのため開口部や壁などの適切な断熱リフォームを施すことによって、暖房機器の運転効率も向上し、省エネルギーで快適かつ健康的な環境を実現することが重要です。

    芝浦工業大学教授 

    秋元孝之

    Q エアコンをつけているのに、足元が暖まりません。『ココエコ』で、足元の冷え込みは解消できますか?

    A 足元はもちろん、部屋のすみずみまで快適に暖まりました。リフォーム前には、4.2℃もあった上下温度差 が、3.0℃になり、室内の「温度ムラ」が改善。床付近温度は、17.9℃から20.3℃にアップし、足元の冷え込みも低減されました。

    ● 測定物件 東京都K邸● 測定日時 リフォーム前:2011年12月9日 23:30  リフォーム後:2012年 2月9日 23:30● エアコン運転時間 17:00~0:00

    上下温度差の改善比較

    冬の室温・床付近温度測 定

    ※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

    「上下温度差」については、P.13の用語解説をご参照ください。

    リフォーム前 リフォーム後

    データ解説

    部屋の断熱性が低いと、外壁や窓で冷やされた空気が床付近にたまり、上下温度差 が大きくなります。

    データ解説

    リフォーム後は、上下温度差 が改善され、3.0℃に。上下温度差が3℃以内であれば、約90%以上の人が「快適」と感じる環境であると言われています。

    室温 22.1℃

    温度差4.2℃

    エアコン設定温度23℃

    外気温:4.9℃

    120㎝

    10㎝

    床付近温度 17.9℃ 120㎝

    10㎝

    室温 23.3℃

    温度差3.0℃

    床付近温度 20.3℃

    エアコン設定温度23℃

    外気温:4.2℃

    室内の上下温度差が3℃以内になると90%以上の人が快適と感じる室内温度環境において、上下温度差 は3℃以内が快適さの理想と言われています。『ココエコ』効果では、どのお宅でも大幅な改善ができ、お施主様からも満足のお声をいただいています。

    温度差(℃)

    1.0

    3.0

    5.0

    7.0

    9.0

    千葉県 A邸木造2階建1階リビング

    神奈川県N邸木造2階建1階リビング

    東京都 K邸S造4階建4階リビング

    千葉県M邸RC造2階リビング(中階)

    リフォーム前 リフォーム後

    6.3℃

    1.2℃

    8.4℃

    4.4℃ 4.2℃3.0℃ 2.6℃ 2.1℃

    81%改善 48%改善

    30%改善19%改善

  • 4※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

    単位:℃

    温度(℃)

    時刻

    20

    15

    0

    10

    5

    25

    19:00 20:00 21:00 22:00 23:00 0:00 1:00 2:00 3:00

    外気温(リフォーム前) 外気温(リフォーム後)

    室温(リフォーム前) 室温(リフォーム後)

    4:00 5:00 6:00

    0:00エアコン停止

    エアコン稼働

    リフォーム前 12.2℃

    リフォーム後 17.2℃

    温度差5.0℃

    winter冬の断熱効果

    Q エアコンを止めて寝ると、朝、部屋が冷え込んでしまいます。『ココエコ』で、朝の冷え込みはなんとかなりますか?

    A 部屋の保温効果が高まるので、朝の冷え込みも軽減できました。深夜0:00にエアコンを停止し、翌朝6:00の室温を測定。リフォーム前は12.2℃だった室温が、リフォーム後は17.2℃まで上昇。朝の冷え込みが5℃(コート1枚分の温度差に相当)も改善されました。

    ● 測定物件 東京都K邸● 測定日時 リフォーム前:2011年12月9日19:00~12月10日6:30

    リフォーム後:2012年 2月9日19:00~ 2月10日6:30● エアコン運転時間 17:00~0:00● エアコン設定温度 23℃

    冬のエアコン停止後の室温推移測 定

    データ解説

    エアコン停止後の温度下降の傾きが「リフォーム後」では小さくなっていることがわかります。これは『ココエコ』効果で熱の逃げる速さがゆっくりになったためです。リフォーム前後の温度差は5.0℃で、コート1枚分に相当します。つまりリフォーム後は、部屋全体がコート1枚分暖かくなったというわけです。

    「着衣量」について人間が感じる体感温度は、室温や冷輻射だけでなく、気流の有無、その人の作業状態や着ている服の量『着衣量』にも左右されます。仮に着衣量以外の条件が同じであるとすると、室温やグローブ温度 の温度差を着衣量に置き換えて表すことができます。

    ※上記温度差の着衣量への置き換えは、室温21℃、相対湿度50%、平均風速0.1m/sの室内で椅子に座った状態、着衣量1cloの状態を基準として、その快適性をISO7730に定められた「予測温冷感申告(PMV)」で評価し、室温が変わったときに同じ快適性が得られる着衣量差から求めています。

    参考文献:『快適な温熱環境のメカニズム』(空気調和衛星工学会 1997年)『衣服と住まいの健康学』(大修館書店)

    温度差と、その温度差に該当する着衣

    パジャマ+どてら

    パジャマ+はんてん

    スーツ

    カーディガン+長ズボン

    冬用コート

    スウェット上下+下着

    長袖パジャマ

    長袖トレーナー

    スーツ上着

    丸首セーター

    カーディガン

    フレアスカート

    Vネックセーター

    チョッキ

    袖なしブラウス

    10 59 48 37 26 1

    「グローブ温度」については、P.13の用語解説をご参照ください。

  • 5※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

    Q 室温は高いのに、窓辺に寄ると、ヒンヤリとした空気が漂ってきます。『ココエコ』で、窓付近の寒さはなんとかなりますか?

    A 窓表面温度が大きくアップし、窓付近の寒さを改善できました。リフォーム前、室内の窓表面温度は13.7℃でしたが、リフォーム後は20.5℃まで上昇。6.8℃もアップし、室温との差がほとんどなくなりました。

    ● 測定物件 千葉県M邸● 測定日時 リフォーム前:2011年12月19日 17:00

    リフォーム後:2012年 1月16日 17:00● エアコン運転時間 16:00~0:00● エアコン設定温度 23℃

    冬の室温・窓表面温度測 定

    『ココエコ』でリフォームしたのに、足元がちょっと寒いのですが…

    データ解説

    たとえば、窓辺のソファがヒヤッとして、なかなかくつろげない。それは、窓から漂ってくる寒さが原因です。冬は、窓から熱が逃げてしまうため、窓辺から部屋が冷え込んでしまいます。

    データ解説

    窓の断熱効果が高まることで、熱が逃げにくい状態に。また、窓表面温度が上がると、結露発生の軽減にもつながります。

    窓表面温度 13.7℃

    室温:23.8℃外気温:6.0℃

    リフォーム前

    窓表面温度 20.5℃

    室温:24.4℃外気温:2.1℃

    リフォーム後

    気密処理なし 気密処理あり

    外気温:4.6℃

    床表面温度15.6℃

    外気温:3.7℃

    床表面温度18.4℃

    『ココエコ』でリフォーム後、床面温度が改善しなかった場合、室内ドアや収納扉などの室内建具から生じる隙間風が原因として考えられます。

    内観写真 室内建具に気密処理を行うことで、『ココエコ』の効果が高まり、床面温度が2.8℃アップしました。

    ● 測定物件 神奈川県N邸● 測定期間 気密処理前:2012年2月10日18:00頃

    気密処理後:2012年2月18日17:00頃● エアコン設定温度 25℃

    室内建具の気密処理の有無による床表面温度の変化

    測 定

    室内ドアや収納扉などの室内建具に冷気を抑える気密処理を行うことも重要です。

    内観写真

  • 6※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

    winter冬の断熱効果

    Q 冬になると壁に結露が発生して、カビも気になるんです。『ココエコ』で、壁の結露は防げますか?

    A 壁の表面温度がアップすることで、結露しにくくなりました。リフォーム後、壁の表面温度が改善したことで、壁付近の相対湿度が下がり、壁に結露が発生する恐れが解消されました。

    ● 測定物件 千葉県K邸● 測定日時 リフォーム前:2011年3月2日 6:00~3月3日6:00  リフォーム後:2011年3月7日 6:00~3月8日6:00● エアコン運転時間 18:00~0:00  ● エアコン設定温度 20℃

    冬の室温・湿度測 定

    温度(℃)

    時刻

    10

    8

    6

    4

    2

    0

    12

    14

    16

    18

    20

    6:00 10:00 14:00 18:00 22:00 2:00 6:00

    壁表面温度(リフォーム前)外気温(リフォーム前)

    壁表面温度(リフォーム前)外気温(リフォーム後)

    壁表面温度

    大幅UP

    湿度(%Rh)

    時刻

    80

    70

    60

    50

    90

    100

    6:00 10:00 14:00 18:00 22:00 2:00 6:00

    壁付近湿度(リフォーム前)壁付近湿度(リフォーム後)

    相対湿度大幅改善

    [結露ライン] 相対湿度100%で結露発生

    結露している

    マンションに住んでいます

    データ解説

    リフォーム前は相対湿度が100%に達していたため結露が発生。『ココエコ』効果によりリフォーム後は壁表面温度が大きくアップ。それに伴い壁表面付近の相対湿度が下がるため、結露が発生しにくくなりました。

    結露発生のメカニズム冬になると気になるのが窓や壁の「結露」。結露はカビやダニ、腐食の原因になり、人の健康にも住宅にもよくありません。それでは、なぜ結露が起きるのか。空気には水蒸気を含んでおける性質がありますが、空気が含むことでできる水蒸気の量には限界があります。この限界量は温度が下がると減少し、温度が上がるにつれて増加します。この限界量に対する空気中の水蒸気量を「相対湿度」と言います。水蒸気を多く含む暖かい空気が冷えることで、空気中の水分量が飽和状態つまり相対湿度が100%に達したとき保持しきれなくなった水蒸気が水滴に戻り結露が発生します。つまり冬は室内の暖かい空気が、窓・壁の表面で冷やされて結露が発生するということ。したがって、窓や壁の表面の断熱性を高めることが、結露を防ぐことになるのです。

    結露は、グラスに冷たい水を入れると外側に水滴がつくのと同じ状態。

    内観写真

    測定点 測定点

    内観写真

    リフォーム前 リフォーム後

  • 7※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。※掲載データは、『ココエコ』で断熱リフォームした部屋を対象にしています。

    Q 冬はエアコンをつけている時間が長いので、電気代も気になります。『ココエコ』で、エアコンの電気代は減らせますか?

    A 暖房効率がアップして、電気代を大きく削減できました。エアコン運転時の消費電力量が、リフォーム前は3,607Whだったのに対し、リフォーム後は、2,104Whに。消費電力量を42%も削減できました。

    ● 測定物件 神奈川県N邸● 測定日時 リフォーム前:2012年1月12日 19:00~0:00

    リフォーム後:2012年2月18日 19:00~0:00● エアコン運転時間 17:00~0:00 ● エアコン設定温度 25℃

    エアコン連続運転5時間の累計消費電力量測 定

    データ解説

    リフォーム前と室温を同等以上に保ちながら、エアコンの消費電力量を削減。リフォーム後は、より少ないエネルギーで快適な室温を実現しています。累計電気代は、上記消費電力量[Wh]×22[円/kWh]×0.001で算出できます。

    温度(℃) 消費電力量(Wh)

    時刻0

    5

    10

    25

    20

    15

    30

    20:00 21:00 22:00 23:00 0:00

    消費電力量(リフォーム前)外気温(リフォーム前)室温(リフォーム前)

    消費電力量(リフォーム後)外気温(リフォーム後)室温(リフォーム後)

    ▲42%

    2,104

    3,607

    1,672

    2,860

    1,255

    2,158

    8501,420440

    707

    5000

    4000

    3000

    2000

    1000

    0

  • 8

    夏の断熱効果Summer

    ※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

    Q エアコンの設定温度をかなり低くしても、部屋が涼しくなりません。『ココエコ』で、エアコンの効きは良くなりますか?

    A エアコンの設定温度通りに、しっかり部屋が涼しくなりました。リフォーム前に比べリフォーム後は、同じエアコン設定温度なのに室温が2.5℃改善しました。エアコン設定温度を2~3℃上げても同等の室温が保てるので、省エネにもつながりました。

    ● 測定物件 千葉県T邸● 測定日時 リフォーム前:2011年8月13日 15:00

    リフォーム後:2011年9月10日 15:00● エアコン運転時間 8:00~0:00● エアコン設定温度 24℃

    夏の室温測 定

    温度差 2.5℃改善

    温度差3.3℃

    温度差0.8℃

    エアコン設定温度24℃

    エアコン設定温度24℃

    外気温:34.2℃ 外気温:33.2℃

    室温 27.3℃ 室温 24.8℃

    内観写真

    内観熱画像

    室温 27.3℃

    内観熱画像

    室温 24.8℃

    After

    データ解説

    部屋の断熱性が低いと、外から入る熱気が多くなるため、エアコンを運転しても部屋がなかなか涼しくならず、エアコンの設定温度と室温の差が大きく開きます。

    データ解説

    断熱性が高まることで、外から熱が入りにくくなり、エアコンの効きが良くなります。そのためリフォーム後は、エアコンの設定温度と室温との差が縮まりました。

    リフォーム前 リフォーム後

    エアコン設定温度を下げなくても快適!部屋の断熱性が低いと、実際の室温を24℃にするためには、エアコン設定温度を24℃よりも下げなければなりません。『ココエコ』によってエアコン設定温度と室温のギャップが小さくなれば、むやみに設定温度を下げる必要がなくなり、エアコンの消費電力の削減にもつながります。

  • 9※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

    Q エアコンをかけると、足元だけが冷えて、上半身は暑いままです。『ココエコ』で、暑さ・寒さのムラは解消できますか?

    A 室内の温度差が解消されて、ムラなく快適になりました。リフォーム前は3.3℃差もあった室温と床付近の温度差が0.7℃差に。室内の暑さ・寒さのムラが軽減され、お部屋全体を均一に快適な温度に保てました。

    ● 測定物件 千葉県T邸● 測定期間 リフォーム前:2011年8月13日 15:00

    リフォーム後:2011年9月10日 15:00● エアコン運転時間 8:00~0:00● エアコン設定温度 24℃

    夏の室温・天井付近温度・床付近温度測 定

    外気温:34.2℃

    120㎝

    10㎝

    室温27.3℃

    床付近温度24.0℃

    温度差3.3℃

    外気温:33.2℃

    120㎝

    10㎝

    室温24.8℃

    床付近温度24.1℃

    温度差0.7℃

    データ解説

    暖かい空気は、部屋の上の方にたまる性質があります。そのため、上半身の方が暑く感じやすいのですが、上半身が快適になるまでエアコンの設定温度を下げると、足元が冷え過ぎてしまう状況が生じます。

    データ解説

    リフォーム後は、エアコンから出る空気が部屋中にまんべんなく行き渡り、部屋全体の室温が均一化。室内の温度差が解消されることで、足元だけが冷えてしまうこともなくなります。

    リフォーム前 リフォーム後

    芝浦工業大学教授 

    秋元孝之

    夏季に住宅で快適に過ごすためには、日射や外気温度が室内の環境に影響しないような工夫が必要です。そのためには開口部や壁などに断熱をしっかり施して、特に日射を遮ることに注意します。このとき室内のブラインドやカーテンを使用するのも良いですが、室外の簾やオーニングによって日射を遮断する方がより効果的です。部屋の断熱や日射遮蔽が不十分な場合には、エアコンをフル稼働した状態でも室内の熱を排除することができないため、エネルギー消費が極端に増加するにも関わらず、エアコンの設定温度の環境を実現することができません。外出中に室内に熱がこもってしまうようなことも起こります。開口部や壁などの適切な断熱リフォームを施すことによって、エアコンを停止した後も室内空気の温度が上昇するのを抑制することができるため、就寝時にも快適に過ごすことができます。猛暑時に問題となる熱中症による健康被害も避けることができるわけです。

  • 10

    31

    温度(℃)

    時刻

    30

    29

    28

    27

    26

    25

    24

    23

    22

    21

    6:00 7:00 8:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:0013:00 15:00 16:00

    室温(リフォーム前) 室温(リフォーム後) 外気温(リフォーム前) 外気温(リフォーム後)

    温度差2.2℃

    6:00エアコン停止

    リフォーム後 28.2℃

    リフォーム前 30.4℃

    Summer夏の断熱効果

    Q エアコンを止めると、すぐにまた部屋が暑くなってしまいます。『ココエコ』で、部屋の温度上昇は抑えられますか?

    A 部屋の保冷効果が高まって、涼しさが長持ちしました。朝6:00にエアコンを停止し、夕方16:00の室温を測定。リフォーム前は30.4℃まで上昇したのに対し、リフォーム後は、28.2℃。温度上昇を2.2℃に抑えられました。

    ● 測定物件 埼玉県A邸● 測定期間 リフォーム前:2011年7月30日 6:00~16:00

    リフォーム後:2011年8月23日 6:00~16:00

    夏のエアコン停止後の室温推移測 定

    データ解説

    朝6:00時点の室温は大きく変わらないものの、その後の温度上昇が「リフォーム後」では緩やかなっていることがわかります。10時間後の温度差は「2.2℃」。仮にエアコンを止めて数時間外出したとしても、帰宅したときにはまだ部屋が涼しく感じられます。

    ※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

  • 11

    31温度(℃)

    時刻

    30

    29

    28

    27

    26

    25

    2415:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00

    室温(リフォーム前) 室温(リフォーム後)外気温(リフォーム前) 外気温(リフォーム後)

    20:30 27.9℃

    20:00 30.4℃

    20:00窓開け換気

    30分で

    下がるも2.5

    Q わが家は、昼間日差しが強くて、すごく暑くなります。『ココエコ』で、熱がこもることはありませんか?

    A 熱気がこもっても、窓を開ければ室温は低下しました。たとえば1日中外出している間に、室温が外気温より上がる場合がありますが、窓を開けておくと室温は低下しました。

    ● 測定物件 埼玉県A邸● 測定期間 リフォーム前:2011年7月29日 15:00~23:00

    リフォーム後:2011年8月25日 15:00~23:00● 窓開放開始時間 20:00~

    窓開け換気による室温の変化測 定

    データ解説

    『ココエコ』で保温性が高まっているため、リフォーム後は、窓を開けるまで室温が下がりにくくなっています。しかし、室温と外気温の差が大きいため、窓を開けると冷たい空気が室内に流れ込み、室温が短時間で低下。外気温や風向きにもよりますが、夜間に30分窓を開けると、室温をおよそ2℃下げることができます。窓を開ける際は、2カ所以上開けると、風が上手く流れます。

    窓の外によしずやすだれ、シェードなどの日射を遮るものを設置すると、熱の侵入を効果的に防ぐことができ、室温上昇を抑えることができます。夏は太陽高度が高いため、南面よりも東面・西面の遮蔽が重要となります。

    ※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。

    ※西日が当たっている窓の内側から熱画像を撮影

    直接日差しが入らない工夫をしましょう

    内観写真

    熱画像比較よしずなし

    外観写真 内観熱画像 外観写真 内観熱画像

    よしずあり

    ● 測定物件 千葉県T邸● 測定期間 2011年9月7日

    15:10~16:20

    日射遮蔽の有無による窓面の熱画像の変化

    測 定

    『ココエコ』でリフォーム後は保温性が高まるので、部屋に熱を入れないことも重要です。

  • 12

    改修・測定物件の概要冬のデータ

    物件名・所在地 A邸・千葉県野田市(IV地域)建築年・構造 1984年(築27年)・木造測定(改修)部屋の階 1階(2階建て)測定(改修)部屋の大きさ 6畳改修概要 改修前 改修後外壁 グラスウール10K 50mm ウォールインプラス床 無断熱 グラスウール24K 80mm天井(ココエコ対象外) 無し 改修無し窓 アルミサッシ単板ガラス 断熱複層インプラス

    その他事項 - 内部建具隙間補修壁下部(四方)気流止め

    使用暖房機器 ルームエアコン変更無し

    仕様暖房能力:6畳用(2.5kW)定格消費電力:390Wエネルギー消費効率:6.41

    設定温度 20℃(エアコン運転時)

    物件名・所在地 M邸・千葉県柏市(IV地域)建築年・構造 2009年(築3年)・RC造測定(改修)部屋の階 2階(12階建て)測定(改修)部屋の大きさ 15.6畳(約26m2)+4.4畳(約7.3m2)改修概要 改修前 改修後

    外壁 25mmウレタン吹付+ PB GL工法貼 改修無し

    床 無断熱 グラスウール24K 80mm天井(ココエコ対象外) 無断熱 改修無し窓 アルミサッシ単板ガラス 断熱複層インプラスその他事項 - -

    使用暖房機器 ルームエアコン変更無し仕様 暖房能力:6.8kW   定格消費電力:1,355W   エネルギー消費効率:4.72

    設定温度 20℃(エアコン運転時)

    間取り・改修箇所

     

    間取り・改修箇所

     

    ウォールインプラス

    洋室

    廊下

    押入和室

    広縁 押入

    キッチン

    インプラス

    床下断熱

    N

    間取り・改修箇所

     

    N

    和室

    キッチン

    LD

    インプラスウォールインプラス

    間取り・改修箇所

     

    廊下

    押入

    N

    リビング

    ウォールインプラス インプラスフロアインプラス

    天井裏ブローイング ウォールインプラス

    リフォーム前の部屋の区画

    廊下

    洋室

    洋室キッチンLD

    天井裏ブローイングN

    インプラス

    ウォールインプラス

    物件名・所在地 K邸・東京都墨田区(IV地域)建築年・構造 1990年(築21年)・S造測定(改修)部屋の階 4階(4階建て)測定(改修)部屋の大きさ 約14.3畳(23.76m2)→ 約22.4畳(37.17m2)改修概要 改修前 改修後外壁 グラスウール10K 50mm ウォールインプラス床 無断熱 改修無し天井(ココエコ対象外) 無断熱 吹込グラスウール 10K 210mm

    窓 アルミサッシ単板ガラス断熱複層インプラス(東西面)遮熱複層インプラス(西面)一部ガラス交換(断熱複層)

    その他事項 - -

    使用暖房機器 ルームエアコン変更無し仕様 暖房能力:4.5kW   定格消費電力:1,420W   エネルギー消費効率:3.17

    設定温度 23℃(エアコン運転時)

    物件名・所在地 N邸・神奈川県横浜市(IV地域)建築年・構造 1976年(築36年)・木造測定(改修)部屋の階 1階(2階建て)測定(改修)部屋の大きさ 6畳改修概要 改修前 改修後外壁 無断熱 ウォールインプラス床 EPS 25mm フロアインプラス天井(ココエコ対象外) グラスウール10K 50mm 吹込グラスウール10K 210mm窓 アルミサッシ単板ガラス 断熱複層インプラスその他事項 - 建具下部隙間処理

    使用暖房機器 ルームエアコン変更無し

    仕様暖房能力:3.4kW定格消費電力:1,040Wエネルギー消費効率:3.27

    設定温度 25℃(エアコン運転時)

    エアコンだけで快適!ガスストーブの面倒やストレスが解消!以前は、エアコンしても部屋全体が暖まらず、どうしても足元が冷え込んでしまうので、エアコンと一緒にガスストーブを併用してい

    ましたが、『ココエコ』でリフォーム後は、部屋で寒さを感じることがほとんどなくなりました。リフォームしていない部屋に入ると空

    気がヒンヤリしているので、その効果は歴然です。すごく寒い日でも、ガスストーブを使わず、エアコンだけで十分快適。ガスストー

    ブの換気の面倒や邪魔なチューブもなく、また小さい子供もいるので、ガスストーブの事故の心配がなくなって本当に安心です。

    お施主様の声

    神奈川県 N 様邸

  • 13

    空気中の温度を温度計で測ったものが室温です。しかし、人が感じる温度は必ずしもこの温度と一致しません。例えば冬の場合、人は壁や床など周辺の温度が低いと、その影響(冷輻射)を受けて、寒く感じるからです(夏の場合はその逆)。人が実際に感じるこの温度を表したのものが体感温度です。今回は、気流の少ない室内での測定であるため、壁や窓表面からの輻射を測定した「グローブ温度 」を体感温度として使用しています。

    体感温度A

    人は室温が高い部屋でも、壁や窓表面が冷たかったり、冷たい気流(コールドドラフト)や室内の上下に温度差があると、快適な環境とは感じません(局部不快感)。国際基準であるISO7730では快適な温熱環境に関して、この局部不快感が少なくなる推奨値が示されており、室内の上下温度差として3℃以内が推奨されています。上下温度差が少ないほど不快感を持つ人が減っていき、3℃以内であれば、90%以上の人が快適であると感じると言われています。

    上下温度差B

    壁や窓表面からの輻射の影響を測定するものが、グローブ温度計です。グローブ温度計は、黒く塗られた球のなかに温度計を設置します。黒球体は壁や窓表面など周辺からの輻射の影響を受け、球体内の温度が変化します。その温度を測定したものが、グローブ温度です。今回は気流の影響の少ない室内のため、グローブ温度を体感温度として使用しています。

    グローブ温度C

    改修・測定物件の概要夏のデータ

    用語解説

    間取り・改修箇所

     

    間取り・改修箇所

     

    間取り・改修箇所

     

    N

    ウォールインプラス

    インプラス

    和室リビングダイニング

    キッチン

    床下断熱

    N

    ウォールインプラス 洋室

    押入

    浴室

    廊下

    下地野縁組み直し

    N

    ウォールインプラス

    天井ウォールインプラス貼付 インプラスベランダ 押入

    階段廊下

    洋室 A 洋室 B

    物件名・所在地 K邸・千葉県船橋市(IV地域)建築年・構造 1989年(築22年)・RC造測定(改修)部屋の階 2階(8階建て)測定(改修)部屋の大きさ 6畳改修概要 改修前 改修後外壁 無断熱 ウォールインプラス床 無断熱 改修無し天井(ココエコ対象外) 無断熱 改修無し

    窓アルミサッシ単板ガラス+断熱複層インプラス(+既存カーテン)

    改修無し

    その他事項 - -

    使用暖房機器 ルームエアコン変更無し仕様 暖房能力:3.4kW   定格消費電力:1,215W   エネルギー消費効率:2.80

    設定温度 20℃(エアコン運転時)

    まるで別の部屋にいるみたい! エアコン設定を24℃から27℃に上げても快適!うちのリビングルームは、夏の間はクーラーを一日中かけっぱなし。とくに西日が射すと本当に暑くて困っていたんです。

    『ココエコ』でリフォームしてからは、空間全体がヒンヤリして、まるで別の部屋にいるようです。以前はエアコンの設定

    温度を24℃まで下げていましたが、今は27℃でも快適。うちのハスキー犬は毎年夏場になると暑くてへばってしまうん

    ですが、今年は『ココエコ』のおかげで元気いっぱいです。部屋の遮音性も高まったし、良いことづくめですね。

    お施主様の声

    千葉県 T様邸

    物件名・所在地 T邸・千葉県野田市(IV地域)建築年・構造 1991年(築20年)・木造測定(改修)部屋の階 1階(2階建て)測定(改修)部屋の大きさ 約15畳(24.84㎡)改修概要 改修前 改修後外壁 グラスウール10K 50mm 外壁側ウォールインプラス貼付床 XPS B-1 15mm グラスウール24K 80mm天井(ココエコ対象外) 無し 改修無し

    窓 アルミサッシ単板ガラス 南側:断熱複層インプラス西側:遮熱複層インプラスその他事項 無し 無し

    使用暖房機器 ルームエアコン変更無し

    仕様冷房能力:14畳用(4.0kW)定格消費電力 : 1430Wエネルギー消費効率 : 2.80

    設定温度 24℃(エアコン運転時)

    物件名・所在地 A邸・埼玉県川口市(IV地域)建築年・構造 2001年(築10年)・木造測定(改修)部屋の階 3階(3階建て)測定(改修)部屋の大きさ 約5畳(8.28㎡)改修概要 改修前 改修後外壁 グラスウール10K100mm 外壁側ウォールインプラス貼付床 無し 改修無し天井(ココエコ対象外) グラスウール10K100mm ウォールインプラス天井流用

    窓 アルミサッシ複層ガラス 南側:断熱複層インプラス東側:遮熱複層インプラスその他事項 無し 無し

    使用暖房機器 ルームエアコン変更無し

    仕様冷房能力:5畳用(2.2kW)定格消費電力 : 445Wエネルギー消費効率 : 4.94

    設定温度 28℃(エアコン運転時)

  • 断熱リフォーム工法

    ココエコ

    性能データブック

    20

    12

    .4

    SY0900 01 2012.04.15発行

    表紙はじめに冬の断熱効果夏の断熱効果改修・測定物件の概要/用語解説