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沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus ISSN ISSN 03704246 著者 著者 仲間, 勇栄 巻/号 巻/号 31号 掲載ページ 掲載ページ p. 129-180 発行年月 発行年月 1984年12月 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat

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Page 1: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究

誌名誌名琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College ofAgriculture, University of the Ryukyus

ISSNISSN 03704246

著者著者 仲間, 勇栄

巻/号巻/号 31号

掲載ページ掲載ページ p. 129-180

発行年月発行年月 1984年12月

農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センターTsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research CouncilSecretariat

Page 2: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

129

戸j1*I日の+1l1Lil ililJ I支@手1Jfl1に関する史的研究

’XB 栄治hリ

Yuei NAKAMA: A historical study on the system and

the utilization of the SoM,¥YAMA (common farm forest)

on Okinawa.

目次

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羽J ,r;~ .. b……・・ ・ . ・ ・・ 0・0・・一一…ぃ・ ・…・白川口…..・ 0・・・........・・・ 0・…一白......・.........179

参考文献- ......................・町 ・ ・・ .....。......・…...・ a・・ 4 ・・ 179

Summary

八ccording lo prむwar and po日lw伐r stuclie日, th記 SoMAYAMAin th日

lime of lhc Hyukyu dyn仕臼Ly has been accounted for only as a feu-

dal clan forest. In oppo日itiont;o this theory, this study will prove

that the SoMAYAMA W 自白 purely は common farm forest, by analyzing

発 J~U求大~)':11.'.! '.'f:liil材ぷ戸やiIlic球火学Jl'.!学fiil学術報告; 31 : 129~ l的 (1981)

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130 r!it球大'.'ti.史学部学科、j利子7 m 31げ( 1臼81)

。ld documents from Lile pointりfview of the historical rneanin日。I

lhc οxi日tenceof So~1AYAMA system, and the pe乱円札nlryutilization of the

SoM1¥Y八MA

The lrnsiぉ forthe author’sαrguirwnl 1日 目um11wrizcd a日{りilows:

Tim SoMAYAMA had hetm utilized by lhe village community for af 心

。restationpupo日es抗日d community use for司 iimberproduction. 人b川 中

れjI is the prnclice of shifting・ cultivation which wa日 clrnn江口lcristic o I

the pousanl utiliz日Iion of lhc SOM/¥ y AMA凡ithat lime.

Thi日 shirting・ cultivation prnclico was gr:ucrally じはUed S110KUMIHATA,

l¥.1討。ヘWJ¥llJ¥'I、J¥, S J¥NYAB1¥'l、A,りr/¥!{ l l<i¥ElミλTAvaring from 沿rθato 1.1rca.

The SoM.ヘYAMAwas excluded from Lim land usag・e tax difTerin日!。rom

(]日、 i〕θ日目乱ntowned land.

fn order lo use the SoMAYAM1¥ fut、slii ftinば cultivation 1〕urpりおes, a

writtr:n 社pplication wm; first subrnillcd to the feudal clan chief for

npprov’rd. じいrnrccei pL of clan <l pproval, di vi de the objective iα!ld Oil

n per capita basi日 1n each vill a芯u. Next, pre日crib日d bmning aud 凶ui I

i〕γcpar1:1tion were 社ccomplished cooperatively. Sw eel potalos and co-

r G白igrains were then plunted in the newly prep投Ieel n ma for a :l or

・1 year period. When crop production dee] ined due lo sリl[ cxhじIustion,

that was converted iり n planted fore日t. Planted日peciu:-;were mainly

llYUKYU Pine tree (Pinus /uchuensis Mayr), lnumuki lrnrdwりod (Pod-

ocar戸us macrojJhyilus D. Don) and ,fa pane日ccedm、 (C1)'戸tomeriaja-

/JO持ica D. Don) . The possession of th日 planted trees remained with

the village commuity, as the substantial planter. Th日{日udal clan ob也

tained timl:色r through thむ village communi Ly on a sale basis.

八日行Lated はわりve, Urn SoM/¥YA:C1A had been principally administrated

and utilized by tho village community m日mber日,日nd wa吋 a sign ifica-

nt fact.or in rnguJaling lhe pe日日札口l's life. ’!'hut i日 to sny,けltliough the

SoMl¥YAMA w a日 externallyenveloped in a crust of u f記udallりrd’日 forest

land posses日ion, U凶 truth is, th(, purely c《Jillmon fnrm re〕resi W抗日 LI

communal foreは !日nd po日目。日目ion.

第 1:率柏山街I)度の成立過程

序 論

l1!11l1iこ以lする lift~の,1日)~的文献として,われNノI,(丸まず第 1 1こ, i•I• d-f1:VJ!l)Jのrt1l11l1iliil佼,;(;h}

(I明治371<引を本げゐことができょう。目先日な史料イ:c-J1~般に f1li1 L1のii;サ!交について体系的iζl絞り

ぬったこの治:冷IJ.その後の研究lこ大きな;;間帯力会淡ぼし, I t111LI Iとは{1ぜか;':'!: f1Hf1似するづii'.

の!)<ill;を/)ミしているように思える。

M11I lの!Ul織についてf1jrjLf':VJ1りlj(il仙山:li!JISLli¥tt.]0)仁jiぜ ihli1L1 lれJずjなりjという結論令将び

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(•l'il\J: ;qiおもの・tll11L1ili1JJ!'.!'・平IJJIJK関する史的研’'J'c

さ111し,その・1n1命の+1占拠をJ欠の},'.i,iζ求めているυ

l. li¥J切, 1:0,卒、Jiζ対してJlOJ.flilLI!のt¥'f'HIベj戒の変.l.Qを命すること0

2. 1111山と似の十J山と交換する安許可すること。

3. 片;ff)コの必犯に{火りて・m&;をなすこと。

•1. 花、lこ開烈サゐ必然すること。

5. M鳴す<;,ことそf定することυ

li. f1111J I会他のi自給I<:変辺 Lてjむの行!1111日Jl;IJ,g,トnζ交付寸ることり

7. 特定のトJiこ litJ り J.l~(J))'~: J1Jl.fll11J 10)ーイn1分iζ’~滋の }J文牧私l'i"すこと。

日 !日j切,,1;1; ,村又11-0~1人 Jζ開黙の為めにtH、jずること。

9. li¥]l;JJ' ,1;;;,村又はが1人iζ!日HHのねめに交付すみこと。

131

以j:のf私立は,土、t§J!(内側:i二村fjζ基づく羽l11L10J支配形態の一刻をボすものではあるが,それがその;、ま

l則的以降の近代的所fl11r11こ11'(j在$;11びっくものとは考えられない。 111¥;存立zH\:のお1111jはiiii JI立1ffiからみれ1;1:泌

イft本のことさ外!文号線!っていみが,その内;ti土村終j七 liiJl;f:~とおJ定されたJi'.!13ミ的利!日の於)'/々入会林野で

あるにとは,以下U〕j言論から l~J らかである。 1111 訟は!倒的以降の近代的i9r有権と j、tillr内側:1:縦をliiJ'況のら

のとしてiW沿lし,あたかも対処(J'J官民主権の【I11ζ近代的f!JifJ;f(!\がl'JIリ!のこととしてなイEしていみように泌

いているが, tll11IlのIt企史的・l1Uおからみて,このことはnil論的lζ成り戎ら11fl、。

人会地のが伐につし、て}出ibill:子は(人会J也!ζ対せるおi々のiliil約(;t,お儀 h'鉱山 Kl自の:g祢そを(、n、とし

てお’'J..f'fiJ人民のl[XJ1おと ·Ji されて似る i>H り, I~1{ろ Ni!Hi(J公総力iζ ,)j~っく:i討がJと解サベく,之そ私法LO>

(右~U:J 所有村!dCJ;~-j く ilill *よJ と併すみは''J らない。涼し lli知llのなれき緋j也に於てすら,ノ;)<(

限;)) Jti社!の ililJllJ~を5芝 Ir} ひ..•\ l:ζと;:tlii]巨'{(で,入会 j自に対する:lilJI加j:ll住之会(r¥l詩的一同僚制はらしめた

だけに外絞らないからである。従って;{'.; し入会地合’rJ有地なりとH手ぶならば,そjU:i:ti1tして強力なるよ、i山内州げ]の Fi!L'?J~iれに人民の収品i自であるとえふことをと叫するにi耐えμ叶と LT i入会地(;l

泌’ll¥"J;f{fJillTははく,〉くflJtl:1J'J1l1,1;の林j也Cも之lこ対する入会権(J.<JJ;似合l士山続的lζ,{也の}お合iこ(;J:物+iii

{ドJiこ総統的側l]権叫lれれ,必川Eの州[出i附械は!~,~地船長lこ JtOJ.i·.IOI'_ 子)「 ·ii· る 3/;本州州告ら

l防法ならしむる f'i~ Iζ , ·J~l)]Iぷ Jl!Jt~r.;;;:-rrx1Hしてl1IiJこのマある!と指摘している。

1111六の羽!11l1'(j'白羽iii,19Jif:1Wlのu自然f'!lに少はからず内論的以J処号\;-lj・え,またその後の研究者も州市

附1!!\fil1~1]日け入れている。例えば, .~·w~ぞ1,ム2号(,¥) (!;)

ゃれであると111/Wfしているし, rH;1攻1¥i1U oxti~ri·である J'li!t{手}j お同様に「i*千jf;fJ と解釈じている。Ii没後の研究:おもこの1泌iζ安ら・)Kl<i]剥している紛れ、がおり,しfこがっT,.f111LI l ’1'Ifi.~~は, lま{ま1創始{ヒして

いめとみてよい。

しかしながら,これまで収*今した史料会検討してみた結決, tillLilの行l'lLI史川,!['(.{.ドl)'}J_伎がJl:s.古1}民

主体l土, lill切(今けのlllJトjlζ対応すみ)内の村ぺ;~ii浴iζ作し,その↑lj:絡からみて1111IL iが純然fこみ入会林

野て、あることはほぼ!依然、としており,これまでのjj)]説がいかにー倒的なJ1H般に終始していたかがllj][':Iと

f孟っfこO

夜、はこの111!1!!のfUJIWI土,これまでの:1;1J1支ITJj(ζ)れ詰った研究の視点そI])~却して, 11!11l1ililJ肢の成立の倣史

的必;!球と.111111iの山氏的平iJJr]O)j~f.践を般的l し, tll11I1が入会林野であること会収詰11':する ζとによって,解決

できるものと号えるの

第 1節村i山の由来

I fil1il1の,ti:;JJ;!、11:ゲ子fi倣 lζ之を布11山とγ1つけたるや今iごi之必括主サ一るiζ足るへさ;ll':J;i'j々士‘カ主i1iX!

てy;;, ζ と fjをl土され j と{1j1j~{';リjJ功がi喫く J;う;こ, f1il1l !の ,f,~IJ誌を解明できる!と料{土,今のところは苧l らないo

fll11l1に19'1する現frする史料のほとんどが, 18Lt何日以降のらのであり,これらの!と料のみでは不充分であ

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132 tJ,U求火’'?!}~’'!':古哲学術w公 第 31'づ( I鮒ti)

止与が, f1111I!の1iX.<L泊料のlti'史的·1W·以をみていくうえで, .f1J11J1C1J1l1 米lζ;;·汝すおことは •Ii:必な;·;;JJl去をもっ

と吟えらので, 11*4'l".Ci):j(例と対Jtしつつ,ます以来立にこのliiJJ.泌を取りあげることに寸ゐ。

じに字典J (泌談(:!:)をおfiいてみあと IfliLI (土iソγJ' {ソマヤマI, jソマ本|と杉'l'し, 「iL1rζ

仏l:+:を側、jり材木任採る処jと記されてい<'.io!OW紀の30'11'代;ζでさfニわが|王If比tJjCI)分必:H本の浅1、ui宇J(且)

同IIず;JYlT(土 r.fllil r土!?問!と l糾,その:l¥IリJ(土料r.であるといい, 間 J:i (18271,f)川,今

{仰とII予んごいる「採材人|(仙人)は i内出JI炉転Mtした七のであるとi記録されている。

この内11iJ の ω焦が木材の伐Ill と深くかかわす3 ていることは,*大.,.j,の!??官~1·むある似鮒111iOYJ(例から

らi切らかであゐ。

明武火山が*大;•.r火イム険会主Eてたとき,その材木;を切り Ill すオ-.: 1L1 として 755 WK京大守l吋白人された

のがこのi!ll:~ilitlllだある。京大手iの;人: fl、般会はじめ,その他数多くの悠!仰の修f1HllJO)料水そ(j'{I! {~'.するため

に, j反自UfJl1rc+1ilrぞと'il¥"fJ:0 ぜ,こうしてそこに{JみついたれILl;はらO~90人にも述し30'.j去のずと家 a~伐の

i住んでいる家)会似して, l~I紛のため山Ii\]1ζ1 OlllJあまりの水Illをきりひらいで生活していたといわれて(9)

いる。

律令制l'1i]家社会では lt1llJl土一般の対戸とIii]織に, i'l:iiJi・tb'i'の特権として f、ドヲされていた。 flij述し

たVi生ilif1hぜ:はじめ,同じく !fU-.:"i'のぜi'fili( 959 'if'.) となった.It{升'(~の:Ti固有弘+111 ,行 i11・<立法計川材{:採Ill

( 7G2 iJo)しjニj[c/仁科IHIl. • IPfi'.t1l1などは,その代表(i¥]I工例でお

ill:lll:JUHζ 米ると{;JI~地内jr;.Liii'.i'ii\·.Ho)伐/IJJ出として,:+:併の 1L1林がIZ\.\fl/J0) fill LIJ tζ/.£められ之主的秒ljになって

いる。 ζの.flj1;:fj笠’i:J;fl]材は10凶作にはム;熔11<11事長Ui11より{X:IUしていたのであるが, i'lfrl欠木村が欠乏する

ようにはったために,以後,)ミiJJhlJ( l364'if)刊本1<.Jllli'.l村( 15お2"n と伐採I出令修t防し, 1703 句~IL(土

木{'干の1Ji林から伐採するよう iζなっ

I t1hJ は汚fJJ材木伐採のために指定された11i林のこと令指すでf策であ..,たが,その後,{え:+:, j色村,

流iきなどの作業や伐illされたlf:Wl,さらにこれらの作業従Yji者,その{むの木材関係J]’鋤おそらJ);くililll

と称するようになっ 1~ ;:)この IflliJ fよる言泌がどのような経過を.i!!lって;lllHLil lじ|副ヒしたか平lj然としないが,おそらくもと

もと社、'Hli築!日付の供給地として指定された1!1林佐 川11jと祢し,伐採一寸'if本》伐採の1品川!でお1'(林の製

品4が加味され,樹木~M紋して材木をとる LI !の怠1¥tO)I t1liLL1J lζ変化したものとHtiJ!IJ怠れる" ill JU: JVHこ

♂返ると内Iiiiよりも I1'111 iJJJ の方がより足立手引ζ見らjLるが,どういう訳か特' 11;の地域lζ似り,消滅の傾(13)

向にあることはれ:日すべ会号rn:である。おそらくこのことは!ti!:l:.. I・.の打点怨築ブームと?!!日立i係でははい

ような気がすら。

泌するに, I .f1IL1 , I t1li1I1 jなる一三泌は,令上手H.li?.f&例材の伐:J¥J山i:’J;.r、i球し,しかもfl!:令iliiJI刻家社会に

まで遡りうる1iliiめてi甘い百策であみということが,以 Lの倹誌、j$i1i!.l!:から則的3されるのである。

では, lliiI求のl込合はどのようにはっていただあろうか。 ffiU:R内で if1111J J Iなる汚絡がいつごろからど

ういう加山で使われるようになったか後徴すべき史料は,今のところ皆無といってよい。現存する史料

をl'ifi々 {栄ぶしてみたt:.11¥lミ, I +1111I1 Iの方策が史料のうえで11ミ初jlζ倣\沼できるのは, 1707{]0(J;ji熊・'161!0)

八沿州:i:~の版元か Gtrm.t!Hへ[悦れた次の幻!の!?の記録である:14)(ljij段自5・引JfJ殺)

!似合M¥つく間f,';]j)しょ!二六1':X六斤

*数三万三七+三子'f:':l;J台ノ·~*

総合椴総)文弐治八万五千六!':Tl千

1iJlt節:;uっく;t主働者iilx1D:?5・例年ニ何税と怠納{土fl'llfi依止とW:fiJIこいJ:ll!t皮判J~F絞ニ村山改』/!(仰やl"11Y JI 十

担当日βl五月ニEli冬臼数十八日経制改:釘数如Wr術i防隊以上

亥 Ji月.IiIヨ州問

れれ口

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133 /1j11i¥J: j1J1XJUO).fliJ1l1illl]ll工・手!JJ日iζ!対する史的のfヲピ

,ftJ11J i浅沼的人 1;1~~七ノ\

lj・人六人 主jl日大!込町f・

,{jぷj国山々'1長Jおおい皮切!りrfi加rnlH段以J:.

l•>lU

¥iJl 弐人 .(E:誌とft:;設問人

小波$Jl~史上: f1j1i自~M·~ l"

治i物z;,;行jiJ[ Cl羽A1.引用芯)

'111ll!Hihi., jJJ:jN, I州 lrilの各,1;;;の111州安|:えてい川つく, Wifi1f'の収作!試合制欲して;UIJべおけ,係LIドこ

どとの本数および会:ih'ili\:を紀録したのがこの')ミ料の11す符むよわる。このrjl(ζ1.1111山本名j介入jの1記録がはじ

めてはいU\:.':'iL~!J/J、,こ iU土このとき ·till 1 Li'F'!:';が( j:じめて両党;;'1'されたことをむ i[;I;づるらの ωごはな'\ n と

いうのはこのH午かり刊'if:測っf、:!G28Wiζ総1J1Jiqj'会if:{,)) した必3心が liJ;RflM.1'その{伎の史料 lとみりれ,

(i)総LlPMlf去命ぴ〉片足史的 •j()f と flli1I iとは, (nJらかのかたVひ見liiliしていみのマははし、かとtM;o;されみか

らーごある。

1Sllt*c<J)30il'.泊代のい,わゆる広三品,[ O) 三 Ii ]符ll~ff~になると,この J .jj}J Lil jなる;1・w;は…・fiKt的lζ本t:.-JOJ{:!<.lll

A日本の 2 つの.(~j;Iはこにf1UIJ さ jLるようにな p ているわ

紅、はこの;lil11LJ jなるに:立ではI]本ぶl:の1Jj.jf1]と11;]織に, JJ{tH}(I付においてもよ1守il¥築と深くかかわっ

fバ1:し,木材の湖伐によゐ森林伐似の減少がJD:林を必然ならしめたことに対応して, I hl1 j ゅ i!1IJLI I!

;ζ•lildl:し℃いったものと巧えている。 !村JJ のノレ…ツがどのll!H~ ま'Ci初及、d ることがでさるか,今後の

iiH'1U~l制でおみが. ! !1h1L1 i l.i. る,;-;(1~は少伐くとら 17 [If紀中犯のJ[司汝'['111!・'

第 2節 木材需要の増大とま府財政の窮乏化

!Gll911'-(泌HM'Iっ;忘れられ;)r;;u:R1ir:IM .;i: ,fu~ /.ぷこ, JfitJ;RiJ<l 内のれ刊うは以1liiと災以り市社会@終れIドjiζ大

()_ 2l'.:'."i¥命政:J/: •n JiEllli された以後のJ~U:RtJ ,総l llf;H付をffl,r尽にj相手F引LLドjlil・Jlitr求の11'.fL(,という$/ft.:

fよ交配#;~椛のけ?におiみこま j Lていく。

Jj,iJぷi・i制限しjこj日J!tiJ,'i.Z"I'-, T人ぶ行!'1人および役人 i俗人を派iむして1/itLR諸,1::10AfitJili-'.1とお乙ISい歩

のマ\iJG]Jif-(12::'.Jえ16il)liiU求0)よi,;:;j-'.i: B9, Ot¥6 I iと)£;/.'う,そjv企流f:,Rl:i<lfUJf '.iillfi jとし℃fiJj(2' Ii-!こc

tこの女1li],:-:i u ,のち後!又かぎ!,'.1)!'されるが,波 Jるiこj込ritf主人以後のfJHRs/'i,i;i;は事が;ifiiJLT(;J:

γ, !ili!Pの所官J'j として ·J~li倒的;こ結11i人され, j込山はそれ1!:'1J;U:Rl.1<J卜jと信任すど〉という形態与をとっ

在住.111i:;~trfU> らとで治;:;tiの大-{,が, ;:,~! ff からう;IHtとしてf;j'jJ出そをlj.えら才Lる代rnとL℃, 'fじのJ長.f)j(ささ

幼,'.•II役, jめ役 !iど)をぬわ~~れていたj、う;こ, Jfic球! ill U;t仏はれと土、Iし年々 民reの11二流会納め<S:£¥<J'l5<.:-n

わおれに:俊民検Jiなによ dγぐ.Cd初土l!ftJ;R,llj,1;,¥ol{)1;';j-:!:M仁!1よし,その後,; ':Uk ,シ:{;j~11l1j)交の \;\'iW1 ;をおこら・• 07)

〉℃, w々 -;EeノJ{Jofl与をとりたて允。えとのi4誌は ~!.'ii干il:';jのおよそ :-:_:,!況にわifーしていたといっ υ

OlJ;う fぷ新たはl以{ij,訂d〕 Lil 羽と,一j、た白lj代;こ ~c;V-) る多大江int~ (たとえば, U£, ·Ji'I淀y]~必, l いば

からのllll.tす伎一….::EのHillなとむ認定する使節目j …の般向m 収どで務庁!Hi邸主次第に約之イヒじ口、汁t:0

この !t11l交悦そ打開する )J;R として, fjfi}j'(土砂羽1i•H ぅ'L:\li!J伎会はじめとした合むの行政改.'/c{I:二郎iii'すみぐ上う

t~ ')ぐくみが,そのことによっど口氏への苅倣株三jとは ~J':'i強化されてくる。

こうした社会状坊の変化は, ~i然材't!filiiJJ交の fltiiこら);(_;草寺会与えた。 fl体的{には,林!j干の係議.J以来mり

の 'i~l-1ヒとはってあらわれてくるのどが,その11'(践的契機(土木材W;i'lt·の烈火による j;古内森J十本'fiJJ;iの十,lii}Jイヒ

ーとあったっ

海林のj記!だと木材不足(;t,必然(t'.HζヂキHrの然、林HU¥!'全保みIllす契機会frI) II;したが,それがお!Jr史的に

総i'Lするのは, JBlll:*己のいわゆる子長編11年イ\:Iζ去ってからであるの

Page 7: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

134 琉球大''/: J;!_[ ~r: {ii)学術報公 ;;¥') 31 ;;子 (1984)

ζζ ご{立f斗手]! O)活近林似l'~.の!点 \J.t足i幾と/ぷ dノ jこ 1,~i/11\

υ;J う}有i<iゴ J迅してj本~!ff!目JI交OJ!1花…If.ιllf許史(ドj必、然↑/|:そH似1りl し,児にこうして生まれてきた森林対~No>'t1I =:絡と

O)J.必Ilaについてぬidsしていくことに寸之、。

Ill流}よ1,#11.'d\のノド材;活必討をw本(i(J/i 数’l と{fl)/]~dやることはi本l矧で、あふが,安芸品AがこぷI’eにはみ以1iii

にかはりの木村の;kl波があったことは, l'fJiJ¥・1'!'-Jli資料からも溺L、知ることができみ。

オ.:M治i'>l'WI大ぴ)主'til刈と!,l.1.われる事jl};(Qil¥築をはじめとした十J:#jiil¥築および色祁の…J.¥rギなどの燃は:

(J(J’Wkを+.!こ n求|坊.ilこ{何処して件数日lj{と終Jll!したのが炎 i 1 だあるυ

災 1 J 4守;,r: )J 1J t:L'i'悠築・総終築 J後改修・土木一l;引の件数

凶 l itl:z'i',その他のm長 i 絡むだの'.':i.'jil ・改修およびJ·.;f心[ •Jr

2 f!I被 件数 2

1392

1404 止t :?: ~

l 4211 ~ 1~33 i I冷巴止、 7

l '15 l 尚金 tiii

J!l 56~ 115り 尚三ち久 '1

1466 rWJ 役{

1・175 尚 PJ 3

l 1192~ 1521 1;'iJ l日:可! 8

!539~ 1553 fぷi di

l ~i 59~ l fi71 尚 JC 2

I 5 7:3 1W1 1K

1597~ 1619 i刈 対'\'も' 6

!Ci27~ 1639 1i'fJ 1::l ’

l 64日~ 1668 。可 l['J 4

166 9~ 170D f,泊

1711~ 1751 i 1'.'iJ

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Ul所:琉似研究会側 jhR防3読み下しKJふ新日!・ llli桧@会城

!,j'.} 1 @!t~ij~編 I o

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2

1

ハり

このおにJ、ると, 13Lit紀ij Liliのl;'.>Jf[Ell!j{\から18!1[紀lj:J:filの尚倣t:n!H\支でのおよそ '190f['.lil] iこ, u千'l'.御殿のf:i)y.Jl及び改築'.:;~;; ;72件, j、たネtF,f;;~の築。治汝び改修,その他行事Eo>J:本一UIIれどが28{LJ: , f'] ;jt

100 ('!っ」施されており,そのうちの 13('!:,は (.'立\'£ E. 221'1:は尚t'LJ:. 2: ~1 /こ

らのである口

災 1-1からも明らかなごとく,綿製の築jil.改修」;cJiて号が尚氏:E以降{こ集中してい必のと対照的iζ

Page 8: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

135 。Jilli]:i'i'純の ・hl11l1ili!JE1'..平IJJIHCI弘iサる史的研究

社<'Hli議(Jf',可巴ぶ一+.,尚氏~E ,尚.01l:の各ll!j代iζ:f+l1!1しているのが特徴的であるが,十l:~J'悠芸名のiお《,

1W11'.l:Ill与代がひとつのビ…クイをなし,それ以降i立主子 roJ.f11l修工 •Jfがヨ:体とはっている。

当然これらの(:J:;'J'§.Jl築で木村の;iii必はWilmし,そのおllt:f;Jll材i佐保のために,近隣の森林'eiiJJ;((j:次第lζ

従食主れていったものと汚えられる。はかでも谷J:liHζ奴;{1:していた抜司会げl([};'lj辺lζ疑問はしめた尚ょせ

fll!H¥, 1660'r:ド(|、','.i)'l'lJ3'ilりと 170ヲ年(尚氏111壬!げの 2fillにわたる禁絞I@忌(訂以峨火災) (J:必然、(J(J

lζ*材の;/,j裂を山めたものと!J,\われ,その後日) 1r1m.E1仰の林[!fl攻J点へOj髭機iζ少はからざる:;1;~時告決lま

したらのとみらjLるω(18)

1660'11: cn・wcr131nの1':J!Jl.Ji,x火災について p,pj¥bJ.1は次のように伝えてい0o

王寺北iぱ泌す。。l'J27日子のH寺,総然、火を5むし,ゴミj成15;殿そ焼き/ぷす。 I'.,火炎般に移屈す。

E械の修復“IAiはiltiirfJTJMが思うよう(c;tiMi:lrときはいこともあって,起々として滋まず, 166¥:l{f:(尚

氏 HIつにはtit~奈川材総保のために,{史務会久米j誌に派ill して材木の淵i士にあたらせている 'W~がり求

i場jのiit21Jiにみられる。ょうやく, l苅般の修復作業が完了するのは111r1乏のl67l1fC1W1fi 3 'i\'.)で,こ

のときから狩収減の泌総(J:,以前のオ;:1}.\(から瓦lζrt'.きかえられた。それから 2lill引の:E城[Ii]徐の際(Cl;!:,

frJ;内lζilt築JD材が不氾していたせいか,尚主主Ull伏後払lt.Jl¥!Hと報公,隣僚はill築資材として17121ド, 19,525( 19)

ヰ;の材木会j去ってきてい

また!662'if. (詑文: 21ド)妙:V~fl'KIζ {沙私l:米Jj)J\没{伐され,{沙証炉、lj.グ・c:m1JJJ!:がゾu胞と3れるようになってから

は,砂羽Ii{やm クレ1NM,燃料JlJの fJf /ト;~Jfの{討す主が新たに}Jllわり,木材の;lii~:lit (土必 lこ明大していった。

この{弘、事',ipJj.’店街!JJ交のll!J〔践がJ~辺機( j:, I日j代における架総, 1111被, 1111宇l々の改修t:Jγと多忽!のIL¥託会余儀

なく 0~L,その給処, El付財政が泌之イとしていったためだといわれている。そのためり{f(まi;:)作から'if(20)

々的奴そかさね, 164611'-(正{以3'Iりにはついにそれが400VJ iζ注していたという。この{日銀吉見{土1r‘々

膨1JJ~てして 17881f (天!UJ お" I'·)には~·000 fl余, l79Jff (従1!&311')には 7,000 i'.Uζ波し, i淫泌すべき中lj

んj、だけでも 498fl余におよんでいた。

認JH政のM0iflfヒiま続々 五五み, 1WJI欽1'.HllNのll!j(こは IJh人民波紋品物代鍛弐…H'll:l<i'<H之f;itlぷはY1牧!代(22)

絞li.i'i'l'll lむよ絞|のためrjJ!F]人との!日jにお}挺がたjり,然11;1がそのうど1nじにあたって, If'.•:行リj !J:!髭;';": •l在(23)

復々山合之(1~1iJ お;i~m物i以u:ねl合叙子にして i'il’iI iね之印刷i候 jでやっとお111合?をつけ:l'.1fJ,,)会打開した。

このJ;うにNil;機椛の内的矛!民が!Hi攻!$) ;:2. となって制作:イヒc)-るにとらない, 'ij-.々 の入伐のlhiYJI~Iこ応え

るため, T.H:f\才、危機lζ対比、す して秒、総会はじめ,うこん,米粉, 1\•;;などの 1j:!r-川ei

の11:.斤; . l以ヅι'.l:ft'.jJi!]fζ乗り illし/こ。

{沙Wiのj持子\-, 1G97W ()l;f:JHO'r!O)以米filli・fお侠 fltlJ1I:のため, 1;111力的Jこ{判、11必J!JiliiJドおそおこはった。 11::

Ji!i:された以燃は,武戦といって!日干Ji米の一郎を妙燃で;~~~(こ代納さぜたあと,桟りの妙、慨はおこりおより ·v

いおIi絡で王仰がr1~ ' J:けた。これそ1':1上初jといい,:till税として約め 0災・ド大 \'iのイゴ代と担i殺した。 J:

!HI;上rYi:併後本:i:てゾ必フて,そのキlj主主任nJ泌にあてていたのである。(25)

j1J1J1;\必Jよ'.(士、 I砂燃の米紙lで, H本木…卜.へは琉f:P!EJ卜.と将'ii(の[代がわり!ごとに(史1111閉会i去り,中

ll<Iからはこ正のかわり[Iごと (Clllll'·t伎が米るので見入院tci:t!1m がかかり,これりの'{~Jll の大部分が{(J引lt代で

U{iわれ,:;、'/:: J,'Y;漁業の 11i:1 七 H!i.'fJ材・;;~V.iH二lおよび鉄材もすべて{沙戦によって人予され,このとさの IH流

j求総のi主i外活動がすべて砂事'lifζJ、って支えられていたこと後桁Jiねしている。

こ0)J;うiζ紗在Ifの1:J:JW三{土,:FJfJlH決;{在!d!t:の上也ご1恢めでifi:噂嬰IS{v:[!'1'

子入,燐さ Ill し, j時誌に:'ri みまで, iゆ事'ili1"fi ,総J.;Jifl:当, i沙事'.ti当,銚{ノl'":Jt,;どW役人を泊して,!五HJ~

総:!日iを党けるにいたったのであるの

このfry !札lflJ:.1!/i:との閃iill~C1f('lQ:なことは, i沙執It仰と燃料Jll材としての新木O)ll'j '£~である。 lij ]/ね2'.)'ij'. G )] (26)

の i八すf.1L1縦波試験成約Iii納決r,1::;1::J によると, i以.flQk校給 61:i}千lこ{史JI]したti:liiま5T,総本は 2,500 rJ・

となっている。これ告もとに単純に古i灯ーして, tilt1 Jにつき~~{戦 123 斤, .fJfオミ l土防 i J aあたり 500fi'と

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136 琉球大学1虫学f',fl’字;,1:1制作 tfi 31弓(1984)

L, Ill 泌 ll!j代の~\l:tl.'Vl:i'rz二九;から問と続本0){史的f止を火線;t'. ~こぷr,1:寸ふと,次のようになる。す/ぷわら’

1772'!了υ);,\、一!官,Ii

そぴJ後の'.;U¥I.護1v1::.Rru11:・ら討:Ir次よ'tl}JIJ{I母'jj;i]Iζあるので,かなりの数f1tの木材が妙制的, iJj本Ill材として伐りii¥

3れぐいたことが批測されるのであみυ

IFlf.i¥11年代の木材の;/,)'}l¥;i待iiHW丸山会HJHcn1日JJ&11~· ,ri’j,治公11fi. 利子三子,波川の!日i't;,一般it.hミの米!ぷ,

l:.;f:JTJ材)ぬiむ船!日付(J立の:時{),的知},クり N,泌総船)(めli'Ji制約JlJ材ゆ桜木 C!,U総1.J:.1iff.,九日初, M千fr(28)

汝び 般 ru込())燃nm>7i々によって制定され,とりわけ:EJ(.JI日 O)jf築HJH と店街}!日付の;i;i•t_iの治大は,

林野市!日立の!1又1止とi'!/iくかかわる・rr'lli1 ~必l味合れゾごいゐc

然ii,,\以1jlj())トi}dJ1祭,.'.\\ ¥l,ljlj:}j',O)ド;1/)Jll, 2 [u];にわたる nlllJJ&火災などが, il'T減i切に木材;日必ii刊:1:':iめ

る究機そっくりII¥しfこと川、われる。そのため山内の森林資的;UJ,すでに;/,j紛のバランスを!射し始め, 4ちふ:が:t:1・]'1~

1l 17l""fiHi結t絞専J~ (173711') iと;t’すだにiI i日iJ'l/tllUlilI林がぷ'.111告し℃材木の/!?初土佐く,大材木(;j んl~ に 11<1

1江戸) 4 カ l::J りjより切り ill している級子会i欠のように;[)~IUJ しているら

1Jii々はけ i;j)()j之1J~ :lt宇治:;1::).1111会米淀川 J.~,ぶJiiii. ヤ li\Jl;/J1L1より 1ち料水ii;為q11JT絞処f以下中IJK:(lijl.i(k,{材木会

biflltll父i:i\,1,止な内:?,;)If:ノドi~i\今出1H ≫frケIii!l;JJ 山ら凶作火水中||総紋付汚 II年六十"1;f:H羽 Jt~大従i沫jIii如久ぷ

!!Ljクli¥]l;Jj1!1よりノ1i1iviHxi111111外に{|災

ぬ11i 十本rn~;iのも1iitJJJl/9.( t;i¥1総本;1;;;1人jfC:llJ~ ,;> f八{iiI 1 jf; 1:0七iむIHえであった。 !7:)7lj'.(乾降2'ij:)の八

1[(11 I J;,)泌氏と行IJLEJf.fとのHJゑ文;?!?り匁近、[犬f )のrI 11ζは次のよう f,(記述がみられるr

Jlj1(~1ill I ! I之t違法Ji々必dW1判沈1¥1人;JUJII I之儀ハ{文明{ノド総{上候付近年水絶ニ総Jぷ家材木等イザ少絞

このよう/ょ Uf.f{ltiJにと〕では危機的状況ともいえる泌林伐iJJ;iの絶対(1<JiJ.~1l>f ヒ f!J'lll1Jlと触発されて, l'.Jf.f

{土全 j@'ドJts.t本~rfの改革;ζ采り /I\していくが,その動機は次0) ・f([Hc!I;f,j的lこ泳びれているみF

御内ll<I之儀iJ(l'J;1i船f1:·j河川li ;千二ね 1111·nx益11本般も大料水にでf,[IJ ;'~·;ii'i ィ、 {:L:(J 不;if2/J文1&1こ絞!1!1li11 山数宣伝

伴大ぶ中|!絶紋i土、 JilJf:御IYIえへ,i~bil1総料水代料 -Ii'. 約終1~込jiJH'.j'令も約波アJ紋オ~Jtllif{J 御所,:;?プJ必ボとt ぐ2古)

ず'1 ;ぷ五ti公不1lf21戊 i'l 然と消 l:'l"i刻。へlll:W:H;銭大分被1111付!司 LL ド校則~;;1副長必;i:ニ{決

EIH財政lと少々 からさf0J;!;;l1·~/後段;J·) (i) !''.[Fl! お~!'If約Ill材,出ii'i織り ll t;j・などのいわゆみ!詩lllll本J0γ/;_

定供給(臼給!と1JD ::::~M:大:のlli~ll lζ , i財政込i泊によみNil:機摘の|人J(i'~矛 Jii;jo)iY,i;、総策, jはわら.Elf.f財政

ffHliの一日;iとして林野改.'1\は{古川.~sけられ,生寺tld,ll!ffl:にう1ってHi本(IせなかたI≫T脱出していくのでわる。

第3節松山の分割とその

l;•I 汝校内代以;{との .F的0){j財政改..,.,路線がili!JJ史的 fCjlf泌物必{ヒ3 れたのは,会Ulii\OJ三 li]'r~\ ll~i'/~Iζi;

てからであゐv J}!l林業後けじめとした社会 e経済えそ般にわたるこのヅ〈改ぷl11¥:f:iの!,'.\ O)ねらいは, !;nuしたEll'f財政の11}@にあり,その….f誌として林野改.'1',:~) fi'r.Vi・'i'け i'.) れたこと(l,1i!PJJ-c、みたとおりであ

るρ

u的対本illf行政践的終{訟のrlii段階と l(, 主サ‘はじめに13iliA1与に命じてl735Wに?i-liiltJJじり1!111110)]'{1/li

泌六かさせ,とちiJ736'rから本的!'l(JIとt1liil!の境界汲IJfi(に行手しているc

1736~rtt'lから ~l1ti!IJ!,;1;01:1I1{,KIJIJ始された長111!1のj党別!州立, 1739'if八11¥1I11J'.11¥7113を1::久治、li¥Ji;JJ:l)l749 2) . (3.う〉乱

ij'久米j;』ア1751千j三の臼1111:1; の"f入でほばうi:TL,およそ I:51fli¥Jの'rj:凡を111やし c'?i-1:¥Jl;JJζとの I1 L1~ 'f ぞれ帳Jが完成した。こじつけ1'l'ff1pKとその他の道路市)Ji¥,IT

「針絵以i♂iカ当:fr成、予;{ L,ζ0) I愛1¥:i:-I刈jJを ぷlすれlま,治;: 11' 1111, 1l1!!'fιl1f1ih』'J1Jil哲 lll{(tζ犯;以で d~4)

二巨封正i土ζれ〈γ;;!l付支配υJ),H}:主資料としたのであるυ

181it紀のrj1治までに完了’したt1l11I10JJ~~WiJliJ i誌のが;県によれば, Jf,U求「IiJ内のお11山の総i五1li'H:t約9JJ s T lllPじ u~ 1…2参!!({)で, う・t;,凶liMlli方4796,八1f(1I l地プ']41196と伐って,その後, 230数"J'.以I:も絞っ

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137 (1¥'li¥J:付税l¥のfi1111Ji/;i)段・手!Jflliζ倒せる史的研究

fこ今 HO)段、jν同日i1"'ii犬i)i~ とははWJ LJf?!務をぶしているυこの,f11iil!のj(iifJ'iはlijj治JUJしl二地終Jll!)の海林1l1ih'l

0)約十J',liil,Iほじく材、!J'f1l1i約の約 7:1;1]にら没し, llli\長時代の~討中1Jii.f1~ のほとんど、会カバーしていたものと

HtiJlllされる。災 1 2によれば, IIl終日制uにおけるli11tl1以外の林1ザ1f1j.fJ'i(j:約ヰ JjlllT!Jふと心っ wぐいるが,

l1iNil¥Ll,l.1i号、林持lf,1W命,'Uυγ[{おもJ行t1l:i寸るにとく, f1111li以外のi*lllf(j:I iJ 111} J .g ;/,υ’Jクハ~JI-JillIi¥]ニ内(35)

スノレIJ・.l¥l. i品m!i;JUJニ1!ょ綴次ノレノミニゾテ11えk.J必/ト雌トーモm又)J!L~j!lj I ・Ill] Jj会If'iHQ:というよう/£り;態

とあり,したがって, Illi1五時代の林政および出t(O),j本!!'仰iJJIJもこの!1、人々は.1111t11に!Ji.)じされて,それそ:j1

心lこWWilしていったらのと行えられ為。

古川

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表1…2 i也減 7JIJfll11J1の tfiifJ'i

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n:以以ドlえ門治Ii:入υ!JI、!と!芸品の 395lllJtiょの数字と f伊半以!~tll11J1学入。!討の数:;::とは一銭しない。 刊誌11l1i!itJI交論ji日立行j二の:tt;:1・ ミスがある。

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138 f/,H求火午;1:1’‘Y:古~5午:術線引? 第:31サ (1981)

主)J"f¥:t各1:u切羽l11L1UJt;・:¥'f,t与をiリliilfi1t・<Jるープ'j, 11l11I1U)"t~'Pl!t {本設はっきりさぜふため, 11.i:にこの11111I lを2

Hロ i'¥MiごとにIX:分けしていっfム, IX:う}されi.:fil11J 1UJi'¥' f1J1J)(J2史および'i'¥'JIJHf':fl告についてまとめたのが'}~

l -3である。

Kl…:t Im IJJ・,1;:j )JI] ~Iii 111 Lつれ Ji11Jf~1~

!日ll;!J • i;:j • +111 1J1の分者lj形態 I fill I 11の ti'J1H主体

ヌト;'115,今帰{:, 色村1!1til.の行JI[!I又l波 I 村

押白川V' I~生

1オ}Al 2 IX:

第 IX:

百1 ij IX:

お 5 i示

治 |話

m 7 |メ

1x: 分

;j;J i出

谷村11tなの"if¥'JIH 広域

i人山i、 約IX: 分

任中、j11! {[, の 1~'・ 1可!区域

込i

ilt.z刷、、I

j古uw,1111必,片付11ililll.ii史野手;:)';{のどlカ村:!tlli]

線路銘村

).:'.i~I川、 火lit久, lJlfiJ'.¥iJ主の 3カHJtliiJ

3山l必卒、j

I l fノ, 1~. ~m羽銘,械の 3 プJ 卒、jJi<[ri] tcL1.U, rJI HI, Ii~ 必比の 3 カ村共同

;!日l切

I J'H':fJ必, fi店街2カ村J七lliJ

iぷ我, j斤:!Hll2カトJJl<lri)

·,.;,;~"i, 11inft久 2カ村Jt同

本l

H込;U11村, タト7カ1'-JJ引r'i]共ぷ川

1!月 lilLl,;)1サ,タ~ (jカ村Jtli1)

lllf升:{1j1自I;Vj[めrt11!1L1il11J1.主:論ふ 23~24氏。・/,' iJZ良, J1Irn,訂版3プJi付近辺の.f!h1l1仁J:j:ぜことに分;1;11し,村より j1日以上高ffれIこ所(J)Uii)'{f¥'・

J]J!である。

ぶ桜!日l¥JJζとの符fll1区域から,その後名付)JIHこ変lむされてい-i'.>o

(J:乙の;&\J:.:1='.H干のおh山分:1;11以降の形態を示している。

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139 仲間: iilt前日のt1l11J1iiilJJ交・平lj)IJ lこIYJすみ!と的liJf究

このj~からら l切らかな ζとく,!1111 I i分',lilj以後日)所持形態には, (1)J付所持,ゆ数1、、J:Jもi行J1ifr1!i,③Iii]りj

所持の 3 実rm~がみられ,このうちの会除いたゆとゅは, 11111 I i分;1;1j以前の共同体的林野手rJJIH託行の 4 般的

Jf3-!&として,以下リlllJする史料tなから{J'(fi:f2,できる。

〈久米);,)O) ~ji例 Jn3年らけ1l11L1iJ.H芯HI,{1!1'JD 1il1illllりj校合1¥11ζて大プ'iiζ釘之, 1L1之為め!形成!日i赦絞|!日, tbJUとて致凡分山分

け絵iヌiを刀、j:;jJ己rザljlJ:¥'1,J.:!;よ::Vfl$見hより被{丹J{、!紋 ():)、F行時〉

i、i磁の'JH91J …… 1n1W>

Jlt1l1 )(~Yj 本~mill之!1VlU!6i!納名ぷ'Q;J;JJ:山三ノr11¥JUJ{!Z武久ぷ本部i三ケ!日Jl;JJ今川仁大n1沫li~lliJ'l三.ケ ll:Jl)J:y'Lik:il

{'IにでJf;(,j,';H波紋やHLb燃のILi之fi)Jic初心j¥J樹木大切に不イメli 父イバミN~llH淡泊筋{ノ1:り倹として跡、)\:; 会

之計も 11!\之I沼木太分!え|徐:JU. )-.:~ゆ.fl!U主主)(,は}じ八!了l i支は卜iHI引.Ii.I. l 徐も山小へ~~:\! ff.I縦十jて仮以fl'

llJJtタトf1守的{ぜて ).:/;}水lxJ~紋JIU民小;絶之),~尤主主)jj(';総数LI I入校f{f1"lil'J之総lζtif!:n立候紋1(1]後一ケli¥Jl;JJ

%台!|!?年切にして事111n氷山tJl.l紋総iζ1111,Jfl吠(以l、1守的)

ぐ八•ft:1I10>1Ji{§rj I …… i叫{f::>,,~ 111ci*Jili1 L i之儀)Jlllf1i31白木;伐総合'j[iC11 及’~.tW1;倣儀:+•J々村j々 J!j 切 11J1!!\之{iiJ)]{i.1/1;人様合山之筋ニ111心1WfJミ

明ニ伐I収米紋(cjt的) ~::i PLJ Jl より 1Jpjtjj色j回一々数丸分)JI持:L\:1l1[ll文I~と'i I之:iillニ村々 情々 ニプ'J'l;Jh1;分段々

統1hili波i1''1{0占(39),

〈八ff(LL的’•Jr例証 一一 ・1740>

h111I1之{義跡々潟村々模f'!Nrい/こし{波紋取締Jr[]~削i\.j,,j(~品、光之,,n·nJH\之伐発*絶之11~ ニ ff1i抗争]':(ヰ t IJ持切

lζ して;j(jllJ本Jfx?JIJ紋織1I1J党被j{':分以絞(以下型111防,以上,文:rjlO)倒J!J.はすべて'iI JIJ*fのらの)

以上 4 つのとj仰せのうち, 11'1 日ij'j と八 •ll:LL1の•j(f§rj n i主主的から地)j役人へ令述されたものであり,久米1;:;

と八!fol10)1]tf11J I はj也λilSl'.人からJ:H:fへ縦?っされたものである。これらの引例からも切らかなように,

fi111I i分;1;1]以前U:I f;J,jli¥J 切娘f>;-1!1I. If具合1L¥J, I .\寸々椴i11JWJ ""/!;々の c[;t;灼こ象徴されゐごとく, [村!

はいし 11:仕切!の人会的1ifrj奇形態カトー般的でおり,しかも出目すべきことは,林野手lj)日の主体が総数で

)1;、純聞にりって存不正していた引’だであ.r,,0。・1]えr:r, 11<JvJlの守~WIJでみると三カ IHJ切が i つの組合そ結成し

て!111LIJ会共同手rJJIJしており,この)防相土久米めでも問機である。この|!日]l刀|と II日j切iのJt1;;jf1JH]と

は対照的iζ,八点ILiでは IH¥J切内の数字IJtl,;J平iJJTIが泌められる。おそらくこの数!日l切共|斗rrJmとli1J切内

数村Jll1斜!Jillの2つが, .fil11l1分:1;1]以lドjの一般的手l]fl]形態であ〉たと行・えられる。以後この 2形態はJ:附

のjノj;!J!fl!li/1なによって i村所持形態へ分化しi測定化されていくが,地域lζよ')ては,む Lヨiとの共同体的林!ff

手IJllけ1'!行IC)泥沼されて,;;', S{izIζ分化しえず組合が]!J:かたらでff.{:正しているところもある。

~EJH(ll!Jiまにのような!日i切および村の総合 CJllii])手lj)日会桃山総怜のJm附と考え,できるだけ{llJLIiそ線II

分;lf\j して,その1:·~.:

[均供給唱ケ悶あf三めlζ(J,これまで‘の利m純IJllのffel1di;(した11¥Jl;IJ総合LII,村々 総合山司会 l村所持のIL1 Iζ[>(分

し, till山のれす1!1:1:{;j>:O)主主任会村lζイ、jにうする必要があったからである。[ti[家的規模で大々的iζ尖総δれた

t11!1I10〕 J~~ &平 illil以はそのiiiHMイノドヨiであり, .111111i分担ljのな味も尖はそこに符tEしていたのである。

!11111 iのl1tWiJlllfil:とほぼi句会 11 ;]じくして,トlζとの街JllJ)i(の J)jl[与を均~·j';イとするため,二日付l立九村の制;:';j,

林!j!fの IL、狭lζi~;じて村ill,村移しそt'行っ fこの

{例えば, 17351r:c乾総元)には,今必仁川i切のill林が少ないことをf1l!LllIこ,;1;JJtll1Li;f,本i々の;丸投,材bl!H,

Jお~{I ,松 HI, ilrU変名の符村々やti.I材;タトlζ移4長させて;ij;JJilili¥Jυlj(,!)'('(1li;l;内lζ含め,その1L1林は今州{二lifll;JJIこ

l;.d,・l!-しめた。また,人I.IのW1Jmと|川本の狭少をJlU1l1iζ,|ふ]1rj二;山由Lil林そ分:可I]して今帰仁Iii]切に制せしめ,(40)

その地に汐1jJ11村会総ててLIJ~;本のね守にあたらせている。こうした卒、tll\ ・村絡しは, D:R間Jfζよれば,

iムド~It当時代には久米j;占,祭j,\,tli~j代iζ (j:’':il; ,,,,八市山の手ヰ縦,r;:;fζ集中しており,ヨ:lζ人口別)]日lこ{、ドうJt;l耕

地不足と ill林のJt]':手配分という I~林業の剥ii1iから文総され,しかもそれが王的財政河lit策と尚喜ti してし、

るj誌で,われわれはこのー述の動向iζ千七日する必J泌がある。

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140 fJHJ:火や!~'.!’予筒)"'戸外Iギ詩型; :治31Jfj-(19制)

i::;内f'*林資源の減少と二 E!HlH政の(i'.;;機的状況会-i''d;ttc:,ぞれらを解決・,j・;,s)J策の1]ij;だとしてf1!11l1 Cl)境

界iJliJMがltJifr;2' ~- t,その結W,これまでのが\{';- 11iが1.~Jt;:(1~ に\:i l付;9if-'iJf3般の1111111iこ分:lftjされ,そして

t1111I1ci)"i'i'fll!L体が村レベル恒例椛に位以っけられゐようになっfこじとると以上の行ぬて、検;Hして会たり ・1111

山の分;lftj・j1:業とlii]ll与に王l(H土hl11JI lこ|見hJ/,'.:,九桁の HU',! ぞえずIJ段々 し,そ(i)jそ2γ:;'.d:、nζ義務づけていくが,以

下の件瓜ではこの森林似??の料約と1休野平:uお\tぬ郊の:{Eり)J{c:・・パドぐ論iiJSしていくことにすみ

第 4節林野市IJ度の確立

1. 森林鋭程の性格

ヂ',~i/,1\時代lζ完成3 れたが~¥t;の治法HHJIがし、かなる 1J~·災をもち,そし ·cそれがどのようはかたちで泌IJIJ

してい勺たか,このことを切らかにするのが本磁のz加治でιちる。

森林lζ閉す0l!'l.1iitHl'iii"1がIlli'Afll~i'代の史料のqiで絞りj Kli'!li・泌されうるのは,印象校11,'j{\iζ "r~ ってから

ある。|勾W.Tをが終止文とはった・'/,;))ドの lG67W(従文 7){こは,次のようなある特定の樹木iζ対する{Jと限公

11:.IJirt'iが??泌3 れて~、ゐ。

1 ~\'i/ト;総之水JTJ:;j\: ニiTri候!おJ1;tf1'i別限手形私ニりljJf)(:l女jl\i)'~ ({I公)儀1:\'if.•;·;11:之' Ji

1 Jf?,j行〆(E刻11公¥在オミニli1io$Ji数fPJJ.f:H限l&1l1H&1:筏ク 11J!.'.t:!',ユtl・.'Fかill

士たl686'if (依然25)の八•11:山 1;:;の了参j立状j lζIi, uほから八位1J!のぞE治犯に伴水 Cl去H.!Ju御よIJ

Aくだから入念に保泌するようにとの指示が/Liされており,すでに11せ奴校時代かり!御JT];fz.J11花保のため

の特定初来日の{対*j;t1l:.とその{以議j,1!,'il'(が講じられていたことが以上の史料等ゐから〈もうかがえるυ

これらの治);!的lが1j)IJI立がJIζ{庇なするのは, l8HIJ己の30'if代~!)O'if代にかけてのいわゆる然泌のペ;;n;;・

li!fi\•じわるの

然;1;i111年代lζ公1fiE~lf'こ 1I1;j:,j;IC: 19']するミ!?な法HHJH:t.CD相l1tL1fJ:ぷw.(め!Jl1LI11公式fl:次,(②結J水J日)h占JJ'rL

(現〉山三宮行所!Mt見1J1U,0め1L141i行所規模1I:次似しゅ11lヰバ j·jijj·公•Jitltl~. (ぜ〉就村11!1惣.ll'fl茶々 (必〉などで,そのうら

のCD@@は,泌林{f.)由学!:カ、らみfこfil

治H;万法,(ピl立j若i球i;illl勾の森林首↑‘繭,その{也i土一4 般0上〈のi気f;f;o>f栄両怒.J伐t1J;り’:;!j)!リおよびi11役人の総務

縦ねについて什i述δれたものであふ。

ところで, It材交じIFJ会…読して昔、す第 ilζ%がつくことは,その内正当がーはしてと仰のIi前JJIJ水j

y彩られていることでああ。そのrjJでも総本(イヌマキ) i;il"'f'TI以??治安始めとした公!!!の悠~Jll,f;Hζ ,

j、jこ,絵4:1.iJ,lJ船,俄紛などの造船)Ill材;ζJ行犯会れ, f.J{,fの日大i.[(W泌総としてその保泌, j三人れには

w常はほど争11総与を尖らぜてい<'.) 0 -~~オミと t:水がT!のにとっていかに沼裂は tM純だあっ 1二かは,次0)-fi1j

からも読みとれる。

術I*鍛之儀かし木材木lζて術I \賢治{J:校以rKJ合{]ニ総;ζ -~1交っ、品ii 務総改役付街]!抜!人l立不及市消

:I:主1姓fプ1・;;訓11五i'H役儀作Iれも干刊、:tJIこて校;;{;!御前,fi'i然木材木lζ被仰{、Jf附土、永代tlH来御物入+Ill淡泊土

1cfftil:約iもi!!\之h'l1ζて近年際水{i:J'[.プ'jr11;1rtii"(fi引l有感Rf1段級i料'l入{!校(43)

波li1f保} •lfi ;;者怒川、{火大1]、絵柄本lとて致f!''IIJ;焼物月]之火点?も校よオ-:til JTJ紋l'J.{公之7KIU::分ii:¥'r.絞れ

LEJflj之為lmJ&{15'.=f:lJJ:J; T ffi'i1iJ為Jff姿{V){'14)Cl刻A吋IJIJ者)

勿論, ,j'[¥/j(,松木そをはじめ,その{弘いく,いちょ.j怯:;j;:,ともん,か もm材として平tJJlJE

れではいるが,そのqiでも特iζ陳ぶと松本が滋裂な地位そ占めてL、たということである。

E附は以上の泌総を含めた21問先’iの樹木そ i納11li佼之本ilζ指定し,その利J1J:ii1J[il~ とこれらの樹木の

1¥'JIH, 11~門会1L1役人ならびにJJ'.!民tc災務づけfム、 I ii iヰ1,;1t所公明組、J0 75Hfつには,次のように御法j丸

木の持泌が;ii.'.めりれている。

! ?前i法度之治水友之i樹皮1J1J1、Ji!'(紋 lllJ1!>61!!£緩絞1iJ1没ド女ll’j(際*,杉,杉,桧,もみ, 1時j,さほん,ょす,かし水,いらよ)Lf:iち,いく丸きち、l主三一、jゐ九分j名

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141 l1!i[1¥J: i'l1前日の・lilJ1i1(1fijfQ.不可mrと!民j・J0 sJ::(tJliJf’先

之flj,i,,作, f品協!交,からけ!支, 之'i]'.JJ~[T/1す, V<ノド, i L1JJ\;{、,桑, lおノtz. :上むく,せんよ:ん(41け

れ之Ji'JJx!l F 'H~ f;主役ノいこでJf¥jイと一|川被rnWJlhill々 ii'IJ l/i)J

(以 i、得時)(ぺ8)

2lfHllの御法院ノドのr!1tこは絵オえはふくまれてい奴いか, 1;;jじ御JIU;でもおげドJ!C少ts.く, t'l,rit.~払j/jミ(染

料,'~liJJJ ,議〈只・;fiiHJ日付, ~·:i~1.hll ?刻 !JM>に[l[i って, lif11法!叉木'ζj日i'δ れている。

術Ji:lWt +:の’/,SJ'.Iま…り};~土 1L '-"れていたが,依然として政完治母子11終 lと行ら:われていたらしく,そのl以約

I) •;i1l{t.のため村ノドの約; I¥JtUとfl:lliJliUO>iltJJ 1こ, {1lfl:, 1VJ治, j会1£1,111/i"I i'不(S(耳目おl.ii'!のJQ{'IW治改

ミバj-) lぷどの役人をr11211",'して,長 'iZ,iI ?';~ iilii •Tl iζ改め c~V.il;状のず1i.11f. ,ジij ,'l'だもって IJ.t、にその了!!己づ;紘

一{!- しあ.,てし、fこυ

木村i1:ti1))1(1iでの御llH:v刈;'IJl/,Ui,ノ1•:·IWJI ・lるとと七:c, FlffrJ: \!!::ζ!Jl11l1内のf,nJJ日本の本数改めそ’jご泌l川

将米語11JIJイえとしてやJJI]できるお11lごとのH本やJ:l:;’ぷω来性の.u、本久, j!\!えん1'までそ〉御111イ(ljljえにな録ぷ ll'

4 々ij、Lj を •JJ<り{、lけてf~11Jllぶであふ ζ と{): f~j 1J、し保必さは一℃いたり

i 久米,i;:jf1j1rp 日 iJ切公 ·Ml·~ ) (rn3J'i1:11JJ 改正げに仁才川,告別IJ 川)~(;]: 2 llllf1::成 <~ :!<, I Ill!は総11ド川悦

rnて,御JI]本伐採のと主は{ボド,!”fllli<:1たり取っf二日後続三1liirは121!去されていえ宇都llJIJオくのかj九IC,記入し

御!日本:同てから削除してどI'.ifiの必I'llそJC-!111Jという!Jリニ九を4 と)'(九、る。そして似 1i1.:u〕lI l改めの際にも

オミがめれば, 14!長のやり )JC処I'llしていたJ

UJ 割~JJ!j ンjz1µ];;o)JJ日本〆1J:·frLi よ:j !.'. ~ょたこと:j /(し、が,この創JJIJ水樹立作成i!))主!践と訂正"*激改めの実名 ii]か

らわれわれはその1Jf~寺会あろ間交抑祭サゐことができみく1

l 707 \[・の八ぬれの I参波状l には,係1l1c・ーととのtl);.fliJとへ吹っくの芯約fitお上びその本数がJ札IIに例ノ];

、えれていえ与 それを終f!J! したのがた!… •l Ci~コど,,,

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九1J1lJIJ J,本.rm々物 ω訴m m

十恐 怖 !支( Jtl担~) '.il . ) ぐ( I ::t均)

ll2, 897 J子( !dfi5*J ?日, 32GJ子

G 1、701'1 ( (i, 3おりか〉 31 [), {109 II

'!, 899 " ( 1, 08:1 '1) :1, 48'? II

G. ¥GO II ( 1,232 N) 2守 G0 I II

!'J, '.l J 2 1'

,109,GOGJ子

n.Wl·?黙初年の「考会ilHK~ よりな心I. 斤以ドはり'Jl会てのため合計と内沢は…殺しない。

)Jj(父;のt-fl智正佼の合計本数i:t32,326ぶとなっている。 現イヲーほから|二物lとしてどれだけのはが

とれるかということ長むn~としている。

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142

あlt£Rf.:や1:~’l;ど f{jl'.ア:討·rffWr ;:i;; 31 +:J-(1984)

にjLi Ji守米(}) l:納uJfmf,I:<をは,[12して, EIHが八{(ii1,I;与の役人;こ命じてそのJJUf.frt1ケJヰ·~δ ぜたもので,

127カ所の11i々全18LII 日lのしl 数を'(~して謝べあげてし、るりこの本数改めは'/,~j,',AO)三行J'l'.\・ II年代以 1iijO)もの

で、あるが,おそらくこのJ;うな必ずtがと~il11'10)三~ii]日 ll!if\:1とはは!.iζ徹氏して, ~I'組;f~ ,1;:iをはじめ手~V.U~iこ

も ).:'.泌され, ff,tJ;RI長.]IJ~ (})御HJ水戸籍FJJ.が先制il2' れていにものと Y:;えられる。

このJ;うは111111jのj'[if'品lJftにらとづき答llJll本の治的htを犯Jklし,それそ御i1ミ!丸木のかたらむ光l'.ii公11:

すみとともに,ニiこがれ土)~~[\';の木村手lj 対j治iまでも…一々子渉して, 11川一二…》ifitiill マif'.j'fi にはお一大脱出11Nrii'1' <>:

IJ(I;目してい.'.$"例えば i 久米li.'A1l11l1 公'Jf.111!~ I (I 76 Hfつには, JJ~L(が j分1>1~不相応に童文 1'~·;·:,'i iして川1J11JI

~1YiJJ jのためによろしくなし、から,家!ぷ土JE認は次のようIC(lilJlllH.!・ょとQiじていあ。

l t'ifill:大’~ (/:j);,0 一判{:上与共, L~ ・ :.H¥FI月以l....:_H¥Jj;_.( I'"

1 l<i]介!??・1l!F,長一:l/il'J'.,繊:!日l以 i、1 lii]J::主一'i~シ jぇ二: lltl と1~以 F(GO)

1I1/i'ifi i:ll:!ll込から家)'; {Yjj築のljlしillがあれば,御Jlj水以外のみ;lζ1>礼ノて伐採,j'f1:1J会りえ,午if;ζi長l匝)i

ブiで{土nでilli:i'.~サるJ訪合のみ 2 ll¥Jオ〈以]ご;こI>良つてii'FnJL,そω{出土自Illk伐採合せていj、: iG~l

その{l臼, J:lfi~i)の i :to'いきやJ,IかんだんJ,I ti iかわら;匂・(})JfJ材が不足寸るようには〉たというfl!)1! 1

で,クリ j\]-の1J~jj:J必然 ii:し,らし必'}~なものは Ii土:吉小Jll- :をfrるようお心している(52~

EIHI土にうしたili!Jl¥f」ti.Ti況を…肘効》がよくコ;b伝言るため,|今ij;/ζむとづく iHfl·li五本Li のiliilJJ'l:をとり~IH!J し

Iii] l;JJおよび村にそのl収納りをJ義務づけた。

fl i科f>JHUとはif;:.十しが).:l<if1i;ζドIi¥.l¥Ji-1ト;112し,日i而iこは千三:liiJの条J(jをタ1J;,日しfこ6ので, らし禁iiil]会犯

す1tlがし、iUまこの本イ、しそうと{、jし, 1iJII iYi!i;の利銭,:;;:.徴した, !f;:W'.1:うどHeされた〆f'!j"(:t,自ら{也の犯人-?:till

えてこれイd~'. -cJ· :~ ・c:1t 11 lH工から渡れらjlf,ねl1il1HxU?i り上すこぶる効'.l~があったといわれていみ

骨1];7.... (J', li<JfiJlli¥Jl;JJ f I l科j浅利".Jの泌!メダJr.rriの内主?と<;/)ミすと,次のとおりYある。

II干将兵札券u入 lつに付 1l'l文Yti. j)~ Iつは公rur.. l つはj出::i•f, lつは,/}Jjj'{子

l いく符ノH~ll!xi'X コ'c:'i'.1絞J守, JUごい!Jf、H吠上半; ii"科銭本uu波紋》H

' :{ iliiHJjf

! いく燃水ノトオ'~虫も,!ずしど一行校、JI] 伐!以紋お,:{ j[ii]断

I 怯tllJI]ぶ,11;M;与ぶ刻印i奴,父は Jl·',1;1]i刻淡'({i ,右!行口~Ji

I 4去木滋l裂妙。k,,,.ぶf1:111紋お,.;{1l1iJ附i

l 品iiiI:すjむ(々 絡波より治水{長:ll文{ち:l'f・,.{fl1i]断

! おI~オミ如何氷山本小ノ};j~~ も, J'i•'.gl)i没紋:tf ,イlIii]附

I J,ifi'r!!!t;)i:;内lζ伐i以{決??,毛jfii]断

1 flM小とLLiへ11:人汝, 111}.ぷ矧{.\と総計没者,:{j[li]断

:{jf.~i{I傑iJ iポ行より御取締被例Jf:J"候H,!HJ切役々 ;if;村々役11111111;1味之上下1iH氏とj汲HI!江沢紋|!日,法タトとお

見付次第札制政,!)I.泌山 ~n11ut1"0&i可1皮IJl/Ll 字;1包

亥4}]1811(文久:3if:~交亥) illブJ役々(!)3)

tl11JIJ木の伐係J;tIト:Jll・il{1'./ょ、けではなく,!だにその保行. せるため, ~Illを対象にした

i民i勝氏!とあわぜて, f 1 b勝負JISるちのが号:認され, J;H¥;I土日j]切5J:'..fl.O>械のドごLIIへ!\IX.りたてられ

℃し、勺fこ〈ノ

のil11l券ねの;1;11JQIム必11¥JIJJJI[,u,のtill1 I lに対すみ狩林'Jf業のすミ総会,'111,,pf.寸みもので, fij'if {~秋 2 JV]iこ

門って:l!:h包おれたりその)jyj{(主総;1;1Jlf~H\:'こは I:;まII役,検:お, Li(f\:{:j·, J治jぜi代,総iL jヨなどがj別lei;)在iこ♂

詳す一J丈~ j針|三i 苦と jj~めて干き5宇、J ;ζ /J~)土し,その!仰げに子山 l(fl/\J 切点1.1 ,村克 L\1'.工会の lで主Iii! IのブミJtlJぷ宮内を

行ない,欠,iiげ〉多少により勝負'5'.-'判定するというものである。

l協}た1λJiζ {土η<I~. :ftぷ1:1交付, f:J.げたかnこは予め約定した:;司会加え,欠点、の数Iζ応じて村山, LJI、円,

・H民総代lζ]'品主な似淡そを7;;:; u・,公衆の1f1i1ili fこ引きillし有iij時そ.1g.え,まfこH¥J切にJ:つては, jf};約金会Illさ

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143

。l1H1J: ;11噺l¥の十1lr1l1ilil]IQ.平l)Jljlと|見jする史的研究

てζれイピiltl日}伐の ·[~HJ にあてたという。 i 11 n~~負のぬけはこのように村の![{.!<~'でもあり, V土人共々:;'rj ぜ

られたので, fll11liの子入れにはすこぶるt!J1tHプ尖らせ, iii勝負の数)JJl 1¥ijからは村長あけてiiiのJ:人jL

;こ>'k:J:が/よかっfこという。

IEJiHlli¥J !;JJ 1 I ill券臼’泌氏 •j(J[j :こは次のようにおルど(':: ;ji,ている心

i1J'ir:f1l1il1舘ll仕点数々日計上付勝負OJI!与やlf.Eの{段々

J 1久,杉総しらべ刀、)j;/(~十j不jj・J,日l)Jノト:ζ料約,:i:+銅銭lゴ文%

} 消御Ill木都Illl:立9Jk1J、 ;.J(1J~1'j(メlj後れ候h'.~'f.J'j<IζHliin?i;之内

J 治術JJljオ〈技J,1fllゾl又(J:JI jl j I剣lfh'r.」こ十i':へノ、イプjツう{段力ツラH立j炎j〆dt失hヌ1正ニ[ii)ハ.+行文宛

! 治6号llll:+.:f;詩If…|々 \[.'

1 Jお御lll-1く削ι月ゲJ街Ill上玉;f;紋々 札な後、If(御{I:点/件frfl時ILiア\'f.1i!'挑判明泌め II:絞)j’J;:つ!刈1']文苑

打点事j]Jll木御flゴf散々iりlllil之所穴好不行J,j;紋Ji:O穴iζ|司ld{s:>Z.Ji:i

後1if['ii1!lt.fi' [4之事11被制l!IHJ下役物J~.\jにと1久,杉 ii絵自前I )日本総本L後れ;p,1-1·~r:1rn1i:紋jn¥;ぷI;:J,守後れ候

h・H.礼iζli1];)¥:.i"i文先制) (y),、ド行時〉

このtll勝〔'LilllJB工の必i));¥(J.).とかではいが, 111;M~ll!i'代には一般的lこ行なわれており,その[!的は11\Jl;IJ人民

のぎをtf.IJ.U出会派めることにあコたといわれていふが,これは ・・1'1!のw,隷')j’{ザjであって,御パJ:,i;:fbYのた

めのjj!f林人火淵主主ilil¥JQにほかならない。

2. 林野組織機構の改議

II i滞II年代の林野lfiitilil]fこ役iナる文;!以上のMMのi記録を,われわれは次の

ができる。

(尚!:!日つ 8'if (J 6281i]'), ~D}J 担 liC).Hζ総i lt!fバーj会綬く。

の…ITTHζm、,'I\すこと

本陸J, 1ltの織を紋li~iすること,米だ何れの1せにして始まるかそ訂かにせず。滋のif.Iζ子どり,炎lめm(55)

(ff!初級)jffi政), f'rて山A並行l般に任じ専ら LlJ林竹HHの ~JJを唆す 。

おそ,:-,く, 1W1 '~!iE以前{こはお!人!の森林氏 i!!;i不足はそれほど深刻々ものではなく,したがって,このII与

加の林野手1JllJU>i&%絞ら天然林の係以内'') •}l! ,}~ /J'鰍めて怖く,その行政機{,\ならまだ完全には分化けず,{也 ω

l敗北I\と (i),H£f査というかたちでft{Eしていたのではなかろうかω そjLi) 、 1W1 '~'. f J:時代lとよ日ると,ノド材;/;j必の

w;ノt記iζJ:

J;主111:の{与:f必.l&t甘iりが一命伎と必・}21こな,)てきたものと.mわれる。

ところで ~111峨[\11;i[ll]ゾl'.I lこは|総i11/;"ii (11111洛)ポ1,!'.):S'ii::f,'i1l:'.u:始メテi削除ヲViク(56);とあり. i、た

の{伎の文献?;でも1¥'(j!'.~~ g qごを総1J1Jl"if',没J伐の11,:・1;欠としていぶのは, 1iliHJの •] 1111文の内科からすればぷ

りだ(J (~かろうかり JJ;(文:の内符℃は, ζ ぴ1)1絞の:J;1J1交がいつから !if; ~t つた与 fよかvぐ:H

つ v乙-~!)){111を i 11.!il;'fi"のi獄 iこ If: じ fごという ζ とでJうり,以前からこの事EのJfil~il討がイf夜してい le:ことを;j~I俊

してし、る。

では, 7~1,存 (1621 ~ 1627W) I !?には片付点取fh'hli林Yr;K?..:L氏11:1:1の人民改"ffのiff責務

を,litねていたと記jl;J;"-'れているのだ,このよう/ JI[依ii;せが1628{!'1とは》て, i11.!i~filfi在iこ分化していっ jこも

のと 0・えられあく

!日(){ド(11'iJl'.'.Wi)tこ{主役!Ir1L1J,~行 2 ::(,をW:f:I. C ;ti・ 3 :{, )して, 111林竹ぶの取締りとlri]ll寺lζりな利先月;j<

門改のil):f'.jjにあたら Liているコ I6G7'rr((,'(]1(![20)になると付!日fi1I I取 fi'IRJ出(のわにF<rnn1L14"1i'1ζ改-V1;~~ れ

たが, 16均年に皮Jl:2' ~ L,らとのlI iオまりの符絡に彼した)が設il'iされ,林野取締りの拡大{とのNillお]後

みぜていみが,その総務は 11011'i 次,泌くぷJ~ii·iv去り, t:t:I針及び1昭総工なを ~t.. 行する(S自>,という%の泣

くtiるようはもの℃あっj、:。

これまでの五府内を小心にした111林"!':’m機絡が終的3れ,そしてそjLがJIJJ)J:(E:勤のLl1/iぷ行{小;:Iii]へと移

行してくめのは,「~i]敬:E代になってからである。 1735年( I:引枚目);ζl:l., Li I林のlfli*イf強化と ~m川水のJIU

Page 17: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

144

?i'l :{J IJ (l9ル!)

·/,~IW 止のため, 1J1Jiq f及びii!!I 5チj詩γ;うそ行取プjlζイHUJUしめておりプヒの' Iコz’11liiJUJとして,以後l750'ij.

代までのおよそ 1(j{ド余の11¥Jに, .EJH の林野支配体制はほぼ{?在、yーする。

ef

一J門

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l 11:長 1じ)

ヂi:治, 0Ji, I出 vfj i~

, fYJ /Iぇ行!?「

l 似' 'F J汚 I :i

1 }Jfl 吟' Fぉ I 20

〆 il!l総!本山 i

関 l-l i正月すの林野支配体街I]

出: ~ I成長11村民:.1(I E!QJjj;;J 役所, 19675j:), 130~;32 Jヨ,:1;11i 争'lW, ~l' Jrllf、115・〆 : ) . i~2¥l, .Wf:t千三公明ijれ,,純白ごf・'ij二史; OJ,UoF:新制批,火1FJ21tjo),

514~s 16 r司、,等々 より作成。

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1115

。111rn: ;11;終以>t1!11J1;1i1Ji変・手iJJl]iとIYJする史的liJfヲピ

ISJllJ:L'.1:!:;:、j'(こ’/a,主主L;j l/.ニ!:!卜jの休日'fおl:li\\~れたそ iえj示し t~.のがl><I J lである〉このiヌIiこな:('; ;jtでいみ

おり, f出 }j レベ/レ (})')~'f'l(Iドj ts 林~'}ジ〉?:;,|(自{)}

の仮山/ぷ行, ・::!; ,lj,八Iiltlf,久米,1;:j(})行出fWi-c I :J A Wi によって求JI¥'.されているの( (,!)

のII 1/i~fr • tf:治体ililJ のトlζ,fうli¥JIJJU〕;住所, f寺中、I々の村j廷に(Ji!!\数の 111役人がし、て, 11'Wu;~llえの

¥:r.:fflとあf:ってし、/二。そのj)kそi自h主力!JIこ去とめtこのが;(< I…らマあるυ

Jill )j長)J1Jrl l役人の fl数)<1-G

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(仲裁長1j,~内務flil第一波, II月 iT:!26'i !:)。

CG2l 日十I予i,キ、

'FlさJtl7A>. iJiVJi 311人( I I/¥] l刀、[i.J今31!人>, !:MR 207人( I IHJ !;IJ平均Jt1人),八lll.tI tG·1人, ':f•;.t; 108人,

久米j込 2 ~ 4 人,!泌1~111]13人, fJlT+tUi:; 1 s人となって111役人O)tji-(ても判lζ111'''1,1IJT人のi3が凶作i](l{JIこ

多いことがけに’コく。

!日ll;JJJヨドの山役人には,車lWikクラス(63)の111取りの!三j,'1,1(:巡って, l11il/j:した俸給ははく削1誌の数;;'i:

M11せした対f*itf‘c''iir'了1::cあるの 11q:::c{:,+・Jレベノレの11l汁J2)、ドのクラスになると, j出Jjえによっては熊給かあ

るいはill.Iζ犬役会免ぜられるのみであり(61),身分ll(Hこは鰍めてi由(;'r.の低いイ子孫であっ/山

illi'Ji-:

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1 tJ6 Jfiih!;大中J1!l'.'j主flil学科;iHWr ZT'i :n号(I9811)

)::E

(1)(21成1ib(!l不[入会の研究1C II ;j立派論n.111n111s11'), 101~1 02 i'.:L

(31 (11 f)t7波1'",・1'り'.• ~'JJf~t, '.反・ff!fJJ,ihRU)fJ.的人Ji (小(?);'.::・1,1;,kiF.51.Jご), l約~ 190ffo

切 なlitぷJSjゃいi叉八}:J (点以i潟、明示式会トI:,lllHII121<ド入

(6J 1111,'n:甘j助 jゐ;1l11l1ililJ/1

(71(81 rλJとt’リ{』f(泌,j炎令l今), ffl:,\、;:9i~ず} cniJJz,1::1山ω

rn1 n l本の!ぽ'st.l6 ( lj '!)~公,j命令I:, II日平115211'-), 119~ 120 J.'~o

nrn 11,,J'林宣:校術協会川本' 1./l1'i約ι'.j(典: (止し汚株式会H,111H1154;,n, 533 fL

(!日 『明治大1F御料’'Jf:\'~必.II (林~!f会, 11{1 手uw11:), 176~ m t;L 112! 川本::/~Iと{約 •JfUIJj (!日f¥1151;,1:), 533託。

IJ:ll )L州、IJfjj郊の各tii!ftζUI l1l1 J, I .f1lnlJ jの江主5はili:lil:JIJHと(J:IU¥tililJJこして残っている0{fl\えば,熊

本ii告の1111/i"行, f111Uil08111.紀の30"1'-IO. 1mi.rc~1;~;絡の l1h1Jiガ (l7Jll$1引い必)/ぷどの 1:~¥1'1守口~J ,,j,;

休ilil]'」i沈下u (?;列島j会)。

IJ.1i rw熊46"Yl次参状J( (参ill状jJ)

U51 .¥¥¥-iく(ク Clツグ, Arenga tre mu/a Bacc. var. e mg! er i Ha tusi ma.ヤシ科 Palmaea),

fl,¥総(ヤγ モモ, l¥!lyrica rubra S目 et Z.γマモモH・ M yricaceae)。116'07)詳しくは令j成正X¥'.¥lili:lil:itl'純の灯、約七時):'.'; f ( ~ i111*ili1J,~リょ;ヨ13 tHYi1以)のふC1Dど役割問。

江8 hRll¥JiiJf究会日:RI\おj読み Fし紛(fiJJlli1Hli.ll!HIJ49'iJo). !9:3 l'I。urn 河J., 7()9 J.'Jo

i2()i frl•J也il\::i:: I妙事1,lil1iYcili1Jll}'. J C Pl'総 11 ;~史j )JIJ{J:, il¥1総ili:代史的J)ID, 275以,,

12ll l»IJiU~iら f近j!tJVJO汗|】組~ー…脱線1HN本iJ;IJ fU)itl1純JJ~j:、、l . : (合 11制限i)~{i)f·究会 i.i[[f~itl1事!JO)

ift'stと民衆[, :':l~'f:i' トI:, 19771.J'.), 6 l':io

1221 (2:l1 1,'{: ~\,\ f臼叙伝| (戸11制批ゾ」!iJf究会 if長iln\/立U.U,t1¥EIH1:1]tl¥J仮fjj), l9671if), 101~ 102 f.L

(211i l:.JJ;Uft?J, filH!JJ命文, 8 fro

iおl l(rj1Jj支持Jよ'.:'.(.後 l立ll滋 Ci'I'純タイムス社, 1977"J:)。

必j HU誌{長WJ1 p7.j,1;hJ;ぷ験l(凶11JTIJ:fi'会, 11{3.fll4811')' 295~296 点。

('l/! il'{ij1JJ;(汚Jよ'.!i':UU第 l;;i, :34s viひ

(28) 「iI iペリーj-ji)j!J.~.f)i1~jぇ; 173711' け材、1e{八;1u. HI:材、’T:ぶ興会, 11{1手ll5J'ilつには,、J/1ll!HAUof:開1Jgの

クリj¥J会剥べさせたら 2700般;J'<もあり,くこのク 1Jmu sカ'ifcl::Jごとに作りかえる伯作iJcσJうるか

ら,このことから初:して J'i)'.Iこ 3~0 *余の.k.ノド会使うことになるv ]%:1.J'.JJを経たA水&クリ J¥}

のために伐収つてはよろしくないω匂ぐ,今後クリJijfrVJ tJJ,til二し,必'}1}Iiぢ(J:ハギ1J、J¥J(収村

守f1°て的えたもの)で!日Jiとf匂わすようにしなさい,という内う伐の令ifがIll2'れており,このこと

は主的か, il\~5 !日材{前・保とあわぜて, 1.llii~l臼}やH守衛}なごのj広島nm材4古川~fζ ,いかに 1111*去を尖ら

ぜていたかのみEt,:とts.り, j、た村I'Yi lJi:の木村が造船!日付!と{史われていたことを示すものである。

12m 1J;1tr11111 l惣~I'隙々| (川本ii交八、'U)。

{初i f参:ii1状JIζよれば.17391!011*:初に石i汽i;:iの1111111 が分;lfl]された。 jJLj:'(,(,l~:il;t{lllfliとより五itJUJ;主れ,

111J1i1:の冬lζ実地検分会滋け\米1f'.O〕イトにそのi'.'ihi i-*HHしたいということが;t::かれているわ。11 1n:綴{先日1JJn十j,I;占段級J.76氏。。2) 小野氏火 I近11!'地方椛1X**'U気)9{£;(山|川、文館, II日干1Jil41<1'-), 272 f{o

(331 ll'!J J二, 283民。

1;i,1i m綴ii主UJJilHJfrH主i店主.Jl.76f:fe

(おi !沖縄以森林視然彼命:;IL!明治37'if( ~、沖縄以ソ':'.Ji 治21 滋). 720 :Vi0

{お) j近111)出Jj紙済史料J~) SJ~ ' 272 ['.Jo

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147

i•J1H\J : ;1J1*illのfillI J 1~1ilJr主:.手rj)IJ !とi見i寸;,:, 史的liJfヲピ

!37) I I I 1/i寸1T~r~JH\.'i1iJ~ i (!料、ii文八,1u>

!おj ア参泣状工 (';吃i筏 11i['i’'.jlf!..ーと!Hと八 if\LL1.1;:;J1;むじとの11'.1~ 文;, 1n0

(3¥Ji J〆I¥i f(1 l11Qilhl1 LI JIU~務1w.1 0 8Wド 明治?の'ff:'ljノト)。

(,JO) 1I:R/I弘1 読み卜し x~,J. 316~:31'7 l't 32 2氏。

はll • F1H\:;J.•JJili E日l:ii"i)j:I けがL球l:".ffl'()())' w:,収納'(:£伴 I!;J;JJ山l:ii''U (拠出ネI:,II併1127'.fl,

l・H当0

!42) l品69'.f(I別d12 ) Iζfill

治、’乙れ:土17:37'.fカ、じJ!75!'<ドO)li¥Jlζこ七Jtfノ5、ら山/!\行宛;ζf予jj:i;主;れiニbOJと, [樹木Jおlf1'()j"tl; l '

1111/i"'f ]1升kJHCdl:次申IJH f1L1~針]·ii)r 公1jl阪J などのように, ill恭子jーから起集jjfj述したものがよE

府のポ泌をit}.て法令となったものからなっており, したがって, U"林政八百;J,#,'fitMlM人の:(;1

iiγとはなし、。

143) 111111I1i会式ti‘次 jC I~本政八市 J >, 3:H.L

(4iJI j; ;JJ・., 3・1氏。

(i15)(1!6) t桜木(イヌマキ, Podocar戸us macro戸hyl!us D. Don, マヰ"fl・Podocarpaceae ), 松木

(リュウキュウ γ ツ, Pinus euchuensis Mayr, ?ツド1Pinaceae) , いく(そッコク,

Ternstroeinia ja/;onica Thunb. ツバキTlTheaceae), いちょ(イジュ, Schiina

wallichii Korthals ss/J. eiul1iuensis βloernb., ツパや科 Theaceae), j•jg水(イタ

ジイ, Castano戸sis siebo ldii Hatusi昨)(]. ブナ,HI花igaceae), ともん〈タブノキ, Pe1:.

sea thunbergii Kos term., クスノキ科 Lauraceae), かし水(オキナワウラジロガシ,

Quercus m iyagii Koidz. ブナ.f4Fagaceae) , +久(スヰ~·, Cryρto meria ja/;oni ca

D, Don, ナンヨウスギドlA raucariaceae), .{:~ (コウヨウザン, Cunnirzghamia la nee-

olata Hook. ナン日ウスギドJ.A raucariaceae), 絵(ヒノキ, Charnaecy戸aris obtusa

End!., ヒノキ科C立戸ressaceae), もみ(モミ, Abies Ji rrna S. & Z., マツ科Pi

naceae 納(クスノキ, Ci河namomum Camphora Pres/, クスノキ科 Lauraceae) さ

ほん(へツカニガキ, Adina race mosa M iq., Yカネ科Rubiaceae ) , よす(イスノキ.

Distylium racemosum S. et Z., マンサク科Hamamelidaceae), 伴(リュウヰ A ウ

コクタン, ρ』os/;yros ferrea Bakh ., カキノキ14E benaceae ) , からけ(ニッケイ,

Cinnarnomurn sieboldii Meissn., クスノキドtLauraceae), !?11す(マダケ, 戸hyll-

ostachys bambusoides S. et Z., イネ科Gramineae), 秋本(カラスザンショウ,

Zanthox’ylum ai!anthoides S. et Z ., ミカン科Nutaceae ) , LU潟水(ハマセンダ

ン, E11odia meliaefolia Benth., ミカン科Rutaceae), 桑(シ?グワ, Morus au自

stralis Poi人, クワ科!v!oraceae), !淑* (ハゼノキ, Rims succeda nea L.,ウル

シ科Anacardlaccae), まもく(クスノハカエデ, Acer oblongum Walt. ss/J. itoa吟

num Hatusima. カエデM・Aceraceae) , ぜんたん(センタン, Melia azedarach L.,

センダンドl・Me!iaceae)

M71 i Iれが1i"YiJr公£F1111~ I Cl•iLIJ, 93~91¥到し;;r;狐内の級将:f',U rJ I JlJ将。 1;r1111Jオえのあ({土地域によっ、て

wなるけ,.i江[llJ出プj経済!え:ic+J;:n 9 :tt. 192~J951'i, r八if(1I1出CH1l11l1店制労終j参!!投入

ld8) 今帰仁JiiHJJの川内は絵本は御¥M!工本として記載されている cLlfr111:地方終前'i'.*ll'ITT9 z主, 192

:ro。i-19) j沼山J取J'J総前史料f1'.ti百{£;, 26HL

{ヌ)1 l•iJJ·., 27 J JCL

(51) I I I 1/ii<行③iYi 公’' ll匂~;JU (;林i改八;t::,

(521 I 1l1/i:Sfi・日fr尽:泌1!1JU Cl符u.21~日2工{o ク1)JiH土火》k(ごuζ1古'.:)号をク l)j友いてffつた毛〉のO

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f~U:巨大’']': J,l!Yf:li1\''J':i'\i\洲?っ U'i31り ( 198,1)

{よJ子;J、Jij(J'.見付さ jLIこ;J、阪/よどでっさ、そろえ℃作ソたものどJ

ねl i.i!illliJIJ,)j必祈史料;氾りど~' 186~ 187 I'l。{rlr;'p:vJ封U1~·摂1111 ' ()1~{jf)以。 J;;i文じりイ1JJ.'.

とほりZ'.i乃は,(Tいfこり

!!"ii) f1l1;'f i:iJ)lJJ, jjliJlh1: , l7~郎氏。

!!"J5) [l'J:ド|込;j 読み 1,·し X~1J, 182 J.'-l

(的 4i京総務1i/i£'1'~)日l ii1I•総法的1)'1.::J (明治:36'ilっ,品以υ

67) l!f/ithR~」不↓;iミ ;tt「 1 ( J十L・,1:'11J’Ill{手113タ711:)';j?~1181'[、

!58) H:RI>誌千j必l1Fし科11i' 199正L

(的) lr;J L. 313 Flo ('Ut:i/r,'!19'1! ( i!i1i1おII l ぺi二ソt:'.J J]{t球新ffi社, ki[12{j'.)は, ; 111/i"f i1ijf};j;Iぷ.11t1J~ I

lζ依拠して, iI iペ弘q一j

17:'.lらq占弘'jカ、ら;自)J子正iリjυ九j山1H…jU)燃ilil]がi没,;1"1'.;され, 1737;,1:似て‘…すと、の完成そをみたとf'!!Wf寸60

! Ji1:il吋i'iij[似淡申'klによれば, 17371ifl.1<J磁プ'JIこi11/i'弘行 2人,市'{\・ G f,, ii'liJi方lこ1I 1/il:';行 l人,

'ftお日:お(詳しくは I111/i~fi·iiJIゥγj;ilrj~ ;参!!{{)が配ii司会,れてい心。その後, rl•iiJVnJ1I•央の似

11 iボIiに移行され, liilUJ'UiWJI!勢l11ポ行 1:{1,会的はし,矧 i…l(l)j.本fi;lj ( ζI.~ った。

制) i'i'i!J:JHから派jfi ;:\オlfこ M:1•::iの~dtH•1i'i:i'.tilf, 16291iJ'.の討!日;:;{I':冷, 1632'.lioU)八 1fi:il1 :{!'.二?かり投 i•"l

vごうし1;,)Ui:{Hfi¥lilj(土ill発し允υ 八氾IL1:{E ifiの弘子守,'Yiりj,どE治 IJJ.fH約三I'-'<!ミililJであったが,その

後, :{1:お3Lえf£JVJ11r;n11 (1638~49iflーイE洛3L'1任IVJ2壬l'iiilJ(l(jiJ9~ 77五n→:{£滋 liえ阿波

者21;主任期 211々!ii](16 78~ 1878まfo)Iこ移りかわった。主的からの検使である従擦は, iiJl( 3

人)以下のJtUJ5役人のよWJii二の支配者である(ね良府ili

llFJ)。二-11;1ゑ 19801f

(61) にの{本:1;1)!ま.tlこtill!I 1 を対象!こしたちので、あり,その{似の 1U1l1IJ どの獄併は,,~~)取り所( 17GG{jo

以降はIllJUliiふJj-)があたってい/こり

!fl2i 111..-M i ,イト秋 2luJ'i汚名IfJ,;{械の山林そ泌j11Jし,泊林保泌lζ|犯して総1J1~:'i イdl滞在官if.'l"H 60総iI 1;'-J》

ii上JJ:s ~引11lfijjねのけ 1H;を滋視し, L11~1以卜ω森林:1.'llを桁郎総腎寸る。 i 11 ·~,イMJ 5~ 6101

JIJどI[2え:J1!RC1l1I i林-'.t.@[1.r]寸,?) 0 1I1ノオヒヤィ jiiiのおじゃ! i liJU)ひや:ともいい, iti1i(ι川本政

lこ i見l~ ふすべ℃ OJ!ji~j)をK(~J1~ していたが, !li Ill: にうi って{JI;い階級iこ);J~・,j・ゐようになっているの

: iiiの火Jo下Tl j…111の大;;I fo{.I とも♂~' (〕}波下刊えは I:;l;JJliが!大ひや j(ζ伝説iノたものと

いう,,総1!1~1の次役でlJ l当にm~'iする。 il1T人加4ふイ'()) l込百づ了諸詰t別,jる叩{一>UUJ林:!IH支j,hti'(;j 下

しく{にiJi1j1品'll以林d巳(C!)i¥}/1

163) i'iJL交上 Itぺ…チンと H手び, ~HDJ;}分 0安正干J • $話プ'j.籾~'~j岱.31乙|二)会おり、するο {、1:1~~ :おて' (J t,~

し、U

制j ~~I'制 llHJ.'lJ出 )jilill皮j (i!Jr純~;11AJ務部第 I .1~:,明治2611'-), 40~8811。

第 2主主 総Jl.Jの農民的利用形態

1ilf主1〕白己戸おIJ山]lilJjえの}点、工j!{>¥f',[-':i:-J泊じで’ El{•‘Iυ)~;本'.l!ft& 一J

U!1111l1ililJJQ'.U〕右官,3工以i孫iζ土7りるt1l1Ji i と 1:~11;と 0)治l>ll係会実't11ilζJlllしてY:;復する。

村;~rf.f:IJI日の治Jf;'.!\Y:はその平iJJllのlilt絡に 1"111 して,次のことく政治内利}!!と十本法的手IJJI] lζノ<)Jljせること

ができ心。

この2つのがJJlj形態以時代が狩るにつれご分化してく〈〉が, rn五時代においてはそれらは米分化で,

i也J-.売のWI:のIi'爪と i'!fiく結びコいていたc

Ill続的代における林野手ljj!jO)fill織は,林野コJ;:llミfjl;j人てtJIJ,く,林mドJ出J3::1HJIという関係で:{.[ffし,

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149

i'l'll日: i1l1~J自の flh1l1ilil]J!1:・~:1jJllfζ (立hJ-る史的liJ[-)t

人1;:1主的lこは付泌共[iij(みによってJ;st<£されていた。したがってこの節の叙述も,まずM初;こp 村洛共同体

によるIJIILlJの所持Jf5!,がそみ,ついでドがの林野手ljll]の2紙裂の分析方法iζ依拠しつつ, fill山の具体的な

手ljfll形!!,ff:について込iべることにする。

〈林仙訓告対汝〉

l . g.UJI ill J出

2. 牧 !jlf

3 紋IJ巴。μ、J采i以

お H;;;絵i切手1JJIJJF!m

! 木材生v!’2. t!i JIJ 林作物~(}Jj~';;収

3 五'i t.{;

村々入会と村落共間体

1lli仰の! .t:l11JJのう}',lfljとその)立浪1()).ll'J-C,わたしは紋li\Jl!JJtfiij利 Ill と!日i切内数HJUl1H1JJll の形店~がれ11

llJ分:1ill以前のー般的手!JJIJ形態℃あり,以後,それが!:仰の Lからの林野改fぶによって l1:、j所持形態へ分

{七し[;Iわじイヒおれていく何HliJにあったことるピH討議した。しかし, E!f:fのJからの1&J'1えの足立は, Jtl1J!J¥:によっ

ては ILi米の·ltH•Jを残不許せしめるというイ寸依11どなものであったっ{91]えは,本村と;支村と())['},日系でみると,

必ずしも一十、Jj!j 切りの形態で作釈していた l沢ではなく,見Zfr1下.; /iJrNi の!↑;1i~ らみられるのここでは 111111 l分

;刊の1ごからのilliζ焦点<i:ιらで,村市JUfiH本のf!l11l1J:の対応関係令ユJ;JJtlJI日JtJJ r ii i論jのが例分析を混じ

!万!らか(こ寸るυ

~1 節

トi

今帰仁村

ニニニニt i[j 絡

一間!Hlfl

吋{向-- '.,. w

Ill l"l

..

凶 2-1 羽地村の概況!;;<!

ill所: 了滅的卒、I誌; (5j5JJ山村役所, HJ62年)。

1長 r品

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150 骨iEJ求火予J:;Vi!:出土'J!:iiJ:i・lれれif liHPJ-(I %1)

ゴj'.j§1JI -… JX:liil, fuh121づ1llijトlと:JX郎副川村のiI i論

Ill :J5JJtU,H C羽地l~Jり']-吋;JJ制、J >1',泌diiこ合併〉!人jの!J>iVclllJllLifiOi主Cl滋2-l ) (ζ餓i主犯,技法), {<ll

fr~. 引札 i1i二郎、II ,孜;mmM. 11)~長山 7 カ村総合の[桃山( l)Jという!れがあるが, ζのすJH¥1Jは i桃山j

の「/•I'胤 1LJJ 会めぐる 1850 {fO)tJ i論である。

Ii~ !ぬのだ古品目立こうマある。

J845'if:ニj支出村の住民が Iii]村のj由奇心柄本制•l1iJ1t1L1で(肘ねいに, J文部総i••JトIのJ;;.[J又がIx部長li両j山fご、といっ

℃, J支部やlO)J;JkJ:込から;予,合4I Hx り伐保守;:. ;i;~il·_めたことから, i尚村の争L 、{主主力まっている。

l850Wの1IJJには-rxim村の必f¥!:63人が1L1人りして, JJll.Wlの新hi筑波之総'I~J:阪支lO) 治水安{えり tJ \して

いるとき,技芸名位IMlぉjc1)Jl!W:が火Y詳して~jl し寄せ,我部付の11~民から斧を{t》 L 、絞ったため,前jjトjの対ι

j)f,/jl :主主主々激しくなり, J え初' jll:Jl;JJ役人~'IZへ訴え絞,Yi:を幻lいだが,どちらのはiであるかのSl!.":'1がつがれ

尚村とら村役人i主将でEJHへ1r'i.れするまでにずさ似していった。

1llijやl0〕訴状のー却を抜きiJ;して仰けると,ゆくの如くである。

〈次郎,悦辺名 2カ

( /1

A カ』可HI:う伝り,此プJ山少らめそひカ!\之i民放,縦令{皮ーとトJふと型Iti!~< rp tJH1<1'.JJ l,此}JiまJ皮%にもイ<&儀と

よf.,イi¥Jii;本;,IJ,JJiZ,lt!fi詩lllJ:;j(彼沿t111lfxll:米り付i似(ijJ出品)

/<11胤111と彼,先" I ''~.\汁争 lこ約r&i制、i ,我式~Hlli戸iJj:、I後之1JiFf~illltf11巧,fi\:二主刊j一a

ffよ候(土, f1;J庁?:ζH之{吠

三:;llらj『は三hii;ζvご…・li;JIVJIJf-Ji:以f'1:uf江什:Jj[{渋ll¥J'r,111+見WI;良之ll¥H主部tJ!M卒、jii:被初議成,/di出土 'i)jニl>H

好iii守次第,治:;{(f:fiヂ1i!}人似i耐え:::+.iiし<'tjlj'I紋l:¥J, .iロそ HJj土代り伎と之lfi~j立, Hi fli!i人被;\},1}以総会,

Ji31J3{f)tこ::l,,l;JJ羽IJl:f¥l¥tlliiiJ"jj HI I 1緊iiY2;之間,<Hlil艇に|三)j八千三J'il>Fと余HI

l;,li:;候i'.l:,11¥JlJJf,長11生々へ偽 Uf, 1ll:JJ1l1i乙七 ii支の 1111こ i叙i?,~人設fl見分に俗説拠が卜げ紋(3〕(以,,-絡)

< fi:gj¥ Hii"Hい'){\'分〉

去る日'ij:'f五郎村より JU!船約ノトイゾ案内;こ:i'ltfll1Jfxl~会:こH, J双十jj手<JI淑1!"1'.絞~. i伎の||!と.fr{:ゴ足首/l:i町民1::J,

拡II札}j二と l'.Ji七}}11i :こで鮫(J'>"i}:IJ代分以般投, J,'il[!(;l~:に!日j切{佐々そ以次,'Hfよ{出、j判!被 i1'1'限j'JJ 七,

J~;Y,:分 fJJ!!l:之, lとみ 1EJJ 新) 1 i]}i:縦二1ih9i明治本.t1l1lfx之制,父々l談i尚仕事正lζ付斧'JI!夜間qi紋(11ゆが

{1!1 のあらし 1l1l~1寸くし 0)r]ij.f~!'if5tlli•叫lWc~ I二台本ll父!ぷJi:段役之il!j,彼O)L]J総!絞'<HP之l:JJIJE!Jlllお1;;良川[)

IQ, !γj出i'" '<fl\H仰がf次第紛純子1i!}入J千九} ii"•'候H, JtB、米M1御lfJ/J(LI:米り絞111有之校処, 4iLIiムと{長

t(j"il二治払llJIJ本ノ!i'W(守合,ノ仁後年初JJIJ;之総本数以〆之御1vfIii~年ら'''.;,j:;J より IPJ., /]~g;お守議JJll:j刷、l て

は,彼の1ll't誌にfi之{洲士ば, Jlt}jb将!?行 li.iこ和n;;以内II之Wiζ妓処, 1HU-ti&M之,iiEl更lb1Fふと, げ'i,i>;よ

j促成し労以ノイ、:iミJと{兵とイr-、-"JII I1>~<;(! 1I1よl:&Y1:々より))ljt日よ泌ifjLJ!!ふと,王町村J!irmとで!11河i\り{';fo: J l ft

f・)JJJ!!¥{L;失, 1:¥il<'i]I(こ次iJn:IJ米り, lトZ続六十年半-f:::_m:.)j八T八!:!六!六Jilと五分/i'.J<F.z;Hlf:IJ紙{,\:よぷ

f十i?1'il市:X:\波jじ;,1:1Jす!ぷ o::r.u女八年一…一 l'l!JG"i')むぷ約?fi,…設if11iカペ!:- it しれ' !filth•'(イ、cj!,~1p儀:こで.主!

[:よく11Jiil'.lltl(被Jj見i、'i1y1'.•jf誌1il'J '.'.般道 .71: . I・之り1!1:1'(天{~'. I PLJ'ri:炎911~…·- 1843'il') ,11・我矢口付より11主之||!とJ[立

日正し1!fii!1dl;米双方ぷi!¥lこH,JJ;ll!i'1L1JJ締役々品11始め3はくりi11然1;11111今lほどL,益IIi/.G{IJ(Jjxl I 1御礼分

針[文|初日;ll紙tsく第If•j 1 "i' l1f1j.j:;j1I1 ~'1 ば1々 f終的:日マト御X分け,、竹村 11:1iflW1’ H1<iJ後見似絡淡々随分 1iJ人念

日分て被iJlJiJ引出l)/,'交1:HU'!:, lJ1J て不人ゑ似てイ:,:1トu~紙りにて iif I] ‘人%は鎖的波打c':'11 , J災;¥',Ulfi'11i

{上手詩II波紋(5) (以ド出??)

1;iij}jO)パ分 lζよると,この11J,f~;の縦約(J火器??次のようである。

1795{1守党iliitl!I:制、、lより FIHfと俄作し/ふりi;l'{fl;持1M1Iiの flfJJUlfr:1U(~ (約3)ジキ)のi:i!'f心つqi的/Jiあったと ts-'

JJと;'\fl ,餓il~ 三"1 2 カ H心川J.i らよ!.:;l~lltili"JI I 11こ隣;をしてlri]絡に燃·Viちしていたため,ついだに|対)[~0.けてくれゐ

ょう孜f(i¥tllii<J付より我俗,良県i!l'.f'i2 カトIへぬ七、jれがあり, nI~h剣淡した結;+~, JUJll災会十JUてJえおおl河村

へ~·II{[淡り燃し, wm~終 f後, l玉、純子会 1ii} ;き人れて返す ζ とになっていた。 l7何年!こは技部tll河村は E

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151 f1l11i¥J:州事誌のtill1l1iJiljjl;[ .平iJJTJ((閲する史的研究

!!干より IH附都ilfll紙(G) I のうどイ、]"~·支:け{ノトifi\1( そ,f1:11Jされたので,数年H\Jn会’'J~J:lll (第 2rwc.:干践する)とし

てflj[j]したあと,松純子をl浮き入れ,以後,孜fiiittl河illと孜rm,銚jLJt;2 カ j人!の{~~η ,)':,' Jlf! には我印刷

戸jキ、jがiJ'Hあらたってきた,というわけであるc

10数年以上lζ j:f!コし fゴう~/j..:の伐J足利 Illをめくる 11l1j村の争いは, l~部ネll河村の|引制御f:Jl紙i iこ記il¥X~'..'れ

ている1:m8千3i'fYP,;Ro)1j1 k,我fill,跳辺t',2カ卒、;の111ら:なまれていたにと,またJえ/iii,銚対」t'12力

本、I1I1':'i~ ;文ii111'Jlii1

てい.:;;,{)υ)と!よ!われゐO ;J支部;lli•付、j l土松純子1i,~さ人れ後の1;111JJJの松本数l収〆やそ υ) j)j!;波, i以締りにあた

ってきたことと IH!叉i富1ll'fJ紙 j 必 l{i に我総体li•'J1 l iであることをご.Hk、し,:l:、/こ;]'Ji:日程,総jj]名jihji;;Jはこれま

で、のflJJIJ悩υと|剣間接111'.JJ紙 IOJJ十数が司之、"1であること令指摘し, ;fl日15,ft!M?", 2カ村ii.Iであることな4

J.1JJ(てしているのである。

このi11.命!こ士、Iして1:附がいかfぷ61主;i'I:在 Fしたか史料千三)Jiで*ll;然としts.l、。この11i論にWJずるi幣…の

史料としては I!挑ii1,j J!土IXから 7力中村':fl-0のtiiでおり, 18431[:以1jfjO〕泌り保縫いたすべく,らし後'ij:

何か争いことがJi;った似合は,その{"!-令市し{、 lVJら.:;:,べく,後,ill:『のためここに 7カ村のよ1E文会記してお

く((7)I (185011りという内得。)説文 a、J役人j虫干わがイf:(:E・90のみであふJ

*拶lj2 fr!リm欠ギ!と\'ft';f.F;i,町長lfrl1ll.j!,:;j0)1l.1,¥(rij

lヌ12…ilζ/ぶされているマキヤJllJ-.1/iti或,タニヨ lid、|況にこの1JI,;命の発焔となった;オイシJ11 Lil Jか

あ心。このが例はその i;;j勾イゾJll1l1i佳めぐる18'1011'{にからSO{f代にかけての滋界争論である。

1844{ドオイシJll!ilの111般 J8, 000 iヰι (6 Hlf)fr)会災必11{1日Iが日;JJ:出したため, fill)るゆく付からl11!宛とその川

悦Jをめぐって以論がIiiて, J.Y..)JJtU卒、JHil刻々 の111でおみことや主張してLi.l、KHl諮らせー,ト!?役人述lif."C

Eif'.fへ11'i.11'FしてそのI&!主任事1Jくまでにはコたv

181:)¥j'.ーにも 11!116次村の店街}話nmo川去水{え係ノ含めぐっ C,双方1ひl:¥l-CJ1i]総の'f1し、が起っている。そのと

きには/1/1応次村が山政狭!J>TあるというPllrliでf1jiJ[\次村所持のiI 111:なコたが, i'-n"::w,稲お;()11l朴jはこの

li¥J l;!JO >決;:じに納付がいか・,Jc,Iま;£,1}1f1i{-t:返しであくまでち I'!卒、i1irt!r1人w」山守あること ~ct=.'JIJ し,決れを0

みないまま 111;びJ81J1J{jごの11i論iと)えんでいる t

iil1j}fO>訟,1::1土以下のとおり℃ある。

f1Ji応次村の訟,1:: 1849\ドム

れ11i二七ff.;;数!日:下iJ汝所:とて!燃 •feiI にして主1Jf11J 'ζ も椛/|:会社従,;•]);~;品人恐守よ世{…i

c、HJ収,J/,]111:Ji御付5奴;処' ll]l ~·J ト":- 1うH、JI成必Lづ:).:,,(て、j一

j{{占、|と1リ11m’ぶより1むすli刀Hi絶イ,q1,);{;)授 I・ 仁ヌミi勾'iJ刈)iこもl!lli!'d¥j;:jと訟ill之L,'朴、j11 i之f支柱II;(o分被例i

f、Ji?1'{>占f,[ji{1}1f1i,ト!プ')' FlJ江t)Kiこ,If’l主られ之(1j111お) 111・:>1<:111:111代合1I'J,J 11 iて1,'J;.'.;:i;,吉!

切lζて悩 lこ;欠;;rr;;ミ l~)‘労以少 bUリ1jk'FiJ1m~こわ:(引(以ト街路)

ょ1応i;,s.,fiFi1ir11ilM、、;j(ノ〉ぷ,1:: 18f10'iドコ〉

f1!1J6i.?に1;、t1L19JH

JWJJ:主 1了!一l←一)j::上'lI物又 1.L1よii!JJ二り久忠r:司 rJJJ;;hζの筋)j父 !)く/Bl戊lζて,お筋々 fo;Jくだ~))引ふと1'/:it~i 土,

f1J1Ji:!,次村1L1ijJx1こで術J/4:正絞, .ILKJ:VJ的表jζはお[i}Jliir"'11村Ill般にで御i'K絞(1j J 能的 jこ;ιゆ紛i,I ヒ)~(:I:'

、引;、jiJ11J~ にやj1J6次付然水在日 Lh'r.f1民子jコと鮫に{、], 90JfJJ前線之所l初会泌総ffよめ;とお初、バ~J絞{みにど(土谷

尤枚*開木政Jill之i出土, li¥Jl;JJr!件、f々初H・::!.ど111数治1!!([;'/i{側、;之111般にも段々入総有よ紋

c ti 111r初、う村,とli'¥¥11:iちは ウーやtn:℃御W{I氏処, •[!:, .{ i (ζて;\ti術JJlj11:1]之後, :ぅ

t-i・trMl令以てiff1<1'111カr11・W1引く紋〉(以下省略)

王lff (土 '!J..)jのこの•'t公, 1 } ~11今|球し, i_1ilとiI i洛itの調子f針決会らとに, 11'1'応次村ヘバ!?十年被告 llf-l候!とい

うjぷif!'をドし℃い ;:,, む

そのf1!llli(土次のjf]]りであるの

n·←.'~:. 1長 1111111土,山分ーと{義i!fj1&7J<rX切りにでよくたい\JJ1!!t之,兆円;fJJ仰とて1'J}Li:"i'r.i

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152

flit球大学問’~y:泊予 ~i刊誌公約 31 け( Hl84)

n::次村はむ1I 1'1'より j.'i);とにで仰木II二"r紋l!LI政行之絞 i;,自然Jlliのお!日本柱II川水中11,;+1i立絞段, Jtl~?主制

ケli'iJ紋1pなれよわ:;;Jn,心身本郷JIJ,+:{山之山へ人交+IHI九!., 山よ1l1j;むこみ! l;IJ り{l:ii"1'.{!出l~ ' lilil/¥J切{也村

の1111ともの之刊こで, Jlt勾与を以て{iiJトI之Lilと決定不能成.(Iiら1I Jfi"i之 i'~';/!;Ut-1: :j Cl>多少凡合,イ斗iIJ;十l

絞てイ:;1q·'Ji般処,~·_.; ::,りうれれは 1l1Wi'1:i’.by,:・:;ら多く {f之紋{こH,イi悦yjl(Jl1{ij1Ji!,ゆくトj!Jql',泌り,かんさ l刀

よくた'、切にて{ 1!1J出欠卒、jへげjj,'jf皮{内J1.j{出:11, .{j之M直純j;J.l'J::な以後 1'{~1こ ill~何lJド放機,此節Ht々 1ililt'J長,£

¥l(j々 立p,.'i:llfil5 j守 f:";01'[,,Ki".'.iJt'.111・ I々引皮f!Iti\似(tj1 !II約

lJIJ…-Ji crns5"r> Ll1li"ilf折

;])JJl!Jli¥J l;JJ

検お JI l;li: (!・ J山政代総1!1'111111)

以 1-.2つの111泌をji{91Jから,オJ:llわれ{土tlliLIJi :こ IY:I~ る砂〈の lf1''.J」'.(J(j'j(ブミを M1i;W 山j ることカ〉で;~」主でJう之〉うο

i七サ一第 il乙, 1 I ii I:♂…L

ヂi:りプj(よ,災目的;こは村終JU,;H本lによってi間2せされいじいfこことであふ。 Jえiillt11河村Cl)fタ!Jづ7みると, tl'illlJ

本の本数以〆の際にもやiががけJ長かかわっており,しからその保波, Jf)(約IJ~!ftょにつし、ては, I 夫以りにで

lf}ll -.人予l!:m1'l総泌j合会 tl・.ま!.: , !Ut1'、jCI)…;J:iψ;I~川、j(l ) 長111111太J(l)樹木作伐以サ】るときには 1'1(1]代jを

交打、わ伎で11|入与を,Vr-11Jする」六、う i;うに, l1l11L1が村 l'iil /~C1>1'i' J1H ・ 1、にあるという間念がJIニ?;?に•,'r\1 くあ •'.>

;h:fl'Cし、る

i',fi 2 Iこ,?r1'、JriJrl.'icノ) !11 :おかり Jf~!i平に l!/J係なく,{山本、j(l)山数へ入り込んで,経llJIJ;j、-'.!:・IL¥rてていゐ恒夫か

みられふり例えば, fi11J(;次卒、;jc'::\立がh{,flfilfrl1illj1;、j(/)I Li ,;~1の支J~交にはっ/~ Iオイシj11 LI I I 1J~ ~とちょ'.\~·与以村

作:1'r:ごしつh.H1}~, 11!%次卒、;j{jニウての際オ'4般が{JI:ねしており,こ ~L(土おそらく総J)jJ;j.;CIJJ;約と以))11しfニJ:

iH Ci) J,;f:U'f!I女郊の;;同寺とみり tれあが,五'[},;\; トニ|弘ILTCt1灸泌すゐ子;:i:Jl'.0)'(了, ζことはこれ以上子iずえしri:い

ことに<Jみ。

i;jBIと’計l11lJO)汚l打i一JJ:!l~ ;ζlj: l主.J1升J!rか《J数4、;jJ

j対f元(土,本j;、; J;技村との関係でよiイl:し℃おり,技fill ,校辺/(, 111Jj 村, ~·.! 必jぷ, hiHfrlf,1,j村の·j~例は,こぷ)

とィ;7 づHJけぐいるω 村 iこ,\'~c'・:h{,焔込,・)1il1)i:・JOJ!jl例の1¥1で, I:片付ょぬLUI iま一一うHIこでf;Jj]f似決処, Ji,(

111・J女繁栄;ii前・)Hilll立!の日15分(よー 2カ付JU;1J1v付与)|予約のIJ史、'r.i品科会…η紋<l'Jら〉えで,村1\めて/]、lljとに日む

i刈1'Jrだといえよ 3

こj1:1、で t1l11i11Vjj!j(l)),~本 ijj{,))J \村 :ti\終vイメし,その形態:こは lj:、Ji訂作から数村共li1Ji9f]!jまでみられ

ることをj材料内;こ([(ii,;ぶしたのだあふが,!日J;mはこうしたかたんで1111Li iと*i1iびついている付務会七f;;Jf*;が,

いかlkる悦F協会ね L,として~1!11 I 1 ;Ii: どのようにやJJ討していたかでιわる。 j~ バ寸れは, JlHi本 1J~i\i仁ごf!li 山

はどのようにJfY.t&わjしといたかと、あるu ;f,;米絞らは,九!?付与!!ラf/Ei)Jljの分析がi'..!~をもとに,この!日l !ぷiζγ

•/ lJ …ずしていくのが妥ゴ℃あらが,史料ノ{~犯

の状11gでは, fl!'[泌がJ/.~ ~::3ぷにばらぷるをえ行い

こと佐子めおi絞りし一ζおくの

{:、;郊の J}~[\{\桃ii1iζ立ら人とjrliJ:こ,近1!f:OJ)j,tJ:去

におけみ l:JWiliiJI交について,前,'jijilζ触れてお念

I ニL、j

ノム2 l Iれ750"1'C尚i:ik38)lζ')!::fftli2'れた険

地の結*'をまとめたもの Ttl-Kioこれには 81'.Jl

たいけ;2紛れ也の所;与)杉!i!iが心会れていゐが,泌す

k?. I !すiVi 万三店主]JIJJ}~~如!iiifiiW

るに,ノミ浅く分けて向性Jtll,役Jill, I I IUJJ也の三 打、 ,m つめ形fl主h、らにCっTl、と≫

i’i性j的立J:l.!MトHIむの約 7;1;1]を己j,\うやFlH!Ltと!IHI!:

lこ分配会れて,住民の1rJ.1J:.1m会対H与すらととら

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208氏。

Page 26: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

1 s :~

(!ド11¥J: ~11~11\()バ11!111ili!Hlt ・手!JllJlζ閉するリ2nドHVfヲピ

iとm税徴収。)士、I汝(ζ川っていたっ 役JU!はJLuvtlJ山,オユカi出, J Llクモイ lU!のことで,それぞれの役職に

九J;J0給JllrCJうる。 j出1ifjljl!(土終日Jl白川i,総i剖fl,11/.rbJ仮説{いこ,オエ力JUl(JJ山政代以トジ.Jl/¥Jl;IJj侵入lζ,/!コ

クモイ J[[日土付の去を申立をつか3どる/ u (C~:i'行、j されたらのである。 j出\lj'j(j:j自QMノi:仰と事・J;して11:.m;::;;oコ3分の l令状!:付与村i:手IJ:;!:lj.えられ, 1:11'1九I!会もつ似合もあ J たっ!店頭代,夫Jll!lifj' fノ11!!大以 f,大j)['i'i・l

民J;ど, jJqj;j;などの日\) i)Jj\土人 lよ,そのイ1:1n泌 11 ;ζW:J山のHlf1:縦そ与えられたが, i'lltU!l! と同様のH!H~~lwt.;;Jl

され,その践:;Rが役j~ ! Iζ!,;, つよ:。ノ ClクやむイJLlJ.ら挑作品:をlj.えられ, m続そ約十jした。

仕切!というのはりIHLWJζとに 17111:紀のJ1iJ1iR任以政ω凶, j;j;)i)うそのiffiifそH'.J工IJIJ諸民投呪幼したことにrlI

ヰミ寸6.• ζジ){J:IリJJLIHこlt4サ O)j七 Jii]i)}J 詰HJ史(フ;;;~ L(~~IA OJ llfJ ~HIζj:る II:匂 llJl.l

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1'ik1I: J引や役i出lよ卒、;!こi!J:けられたらので必'i'.'.i::i万三iしされたが, fi刈JJ訟は!Jfj終段の{:Lゐ1出として, F.i'iJtl!i』;

(JtlJ芝主)が交{、10~vK

f二め;ζ…UHlζ引~ !-.;すられた 1'ili'l:Ji白与伝 n.i;J人lζjf、L 、 l、けも<;,くこと{:, a•,つて, これが的地, J人治hlJ!,(どとII判1

1 L,が|人{fと絞ったものは(I占的JJ出li;Ji示日1J1kヅ~Yii~ れた。(12)

11:1りJJl)l,治J出cs;oJ私有地会j添いた灯ltlJ札 JUl¥IJlJll!,オエブJJ出, 1'lltt総合{!メ明治, lリI{引Ill,事ffNUll!C緑

旬、教,不数,雑木政,竹!般の~ID てちの村の Jl.Jflこ!;込サゐ .i ’j甘~It, -9-べてー;i.::OJ1i'-I\!~ととに字、jm伎にJJ白

そ;1;11伴えるけ日J',I』;1]I <D対象になった。;iii総JJ[Jli!の;J::鋭部分会:!;めゐ r'H'Uillがl也;1;11の対象となるのは全部

浜口中、jJtifil していたが, J生日•J'IJl]J ,オ ι カ Jill写会j由主ljから除タLする;'\iliおもあった。 Jilli1fljのif.ll!H土台上fド Jt1i;1;1j

i・i jう部訴から, 30~:3511'・ (総何JtlJ501Jりの!日!阪会おく{([)務まであり,その11¥Jに, 2。3• 1・5• 9・10・12・1ら.20・2511・:と,まさに千f{Uj)}ljの;1;1J付Jgj/i¥jがみられるり 納得I)配当会うけるおはi都渋のオ;: 51~0)

鴻Iiえはで;Jうる 1'11tl:=Jill人が)lj(Jj!Jであって,!万It人(13)在合めるのは全く例外的は綿々助合である J JLIJjlfljの

夫、I匁とはみlJfJillは,例えば,部泌の総桃JtlJI 1 '1 ltlJ.という J:うに, r 1ll!J (長~ii与に 1\U1:する数 lO'T":の矧j出

!十)安時1(\'f.iこ iJlll られており,納入はそれぞれのJ;~却にしたがしづ也;1;11 ;ζ際して 3 J自, 2J山5分, 1 J山2分

5 Jril, I j出, 7う} [) /•11.等々のことく I JU!J TiJl!J られfこがれil!の配当会受りるむこの耕 Ill!の詩~.'':llJn般の*

Iii~紋,労働 JJ, l'HllfllfUJ~'ヶ徐行/<,\,!:して, 『人liM:1J。立高till.13:三;;J立緋¥U;;1;11 • 1U~;人説得1J·?l:'IMチIJJ)j

)ill; Iこ iJ:;t~ ?.Lる。{!'1)

このようは iJ白川iliiJ伎|に対応したかたちセ,!日Ht内の谷)i( i次のようにlcj‘ことに組織化おれて了し、f:。

九卒、;ノド、1.::・.lj.アリ或ノ、:lcj.!,災ハj!L)jチ Ji.りそ γ ノレ卒、;モ Y リ•!'.:; lcj.ニ人体見合liJj告人ヲ(;''.(治 j:納4?1J徴収ノ

館大中/治|:納物llll[t¥L/jpj徴収セシムノレ•Ji(15) (ぞ,;;翌日耳切の例)

卒、?によっては村!人jぞと火;きく 2りに分け, E}ことにiiJj二人先を自己Vi(夕、;ぷ11¥J切)し,また11¥J切によザ〉

(j, ll::J切内興作ヲ z没ケ分ケテ:.fl司トシ--0司ハ.1"1ミ)ji二ケトl…興ハド良)1六ケ村一一関ノ、l111否、J)J]iケ村(16)1

(本百1¥1:¥Jl;JJ)というように, li¥Jl刀内OJ1:,jtiifむlζ lj.分けしている例もみらjt6 カヘト)[1~ レベノレでの勺ili!JI交

が…般的でああv

UHの1;'1H支況の作物であるこのLjふ み :li~/f>;織成!Jt設;だあって, J告別

民L'..子りのJ1主主引Ii.I立(卒、!の l話IH出jj世げま rH!i 1ζとにおiみ0わされたあと, I tl!l.1j. I 1ζ配分3れ,必l乙ク

ジ引で与|人jのJi白人以1;11りさjてられぬ)であるとI1 ;j ll!j {;: • JU, iJ '.1]働やは制負担!の行政tji.{¥'r.とも行り,また,

村内法執行一!:の述-:1h'i:任会 fl うという J~lii]f本~lJ.ili!JO〕包治的役;1;1j会決た寸もとにちな ') ていた。例えば,

i待村内ildζみられるごとく,泣j世の明Hえや初Jii,O)終約i,IJHlllの林作, r!rf谷0)取締,ど王将!会長約のJ:D;や?の

t'iff分jl¥(ヰ〈人少級王i'j…》!j.…斗J'>I/日i刀のllli'lr:iミでその必務与をi釘1'(17)) '71々 ,にの勾をi11+主として:},i}j(jjさ

j〆LTL、fこOYとJs00

ところで, ζ のJj.ljifすに組織化3れたわHfi:JIJ,;Jやfit ,いかはあ人々によって桃1&i~ れ℃いたであろう

かじ

f1l1JJ;(滋Jよ:; ::l:IL~l込の i卵子WI:について, 11r'5-~~f;仰と!人, 2 人ず’〉の山肢がいたらしく,ヨ:判ノf~JVJの財政

降、J鮒のll!iの釧ll"fの紋米,凶作のH与の必(]めたどは,すべてこれらお伐の力によるものであっ fこ ζ と j そ •J;]l

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154 Jfitf;RJ.:·'?11~や{jjl'.'戸主将朴1~lr 弘fS31 1;J ( l臼84)

,w.J して,いわゆるけllf!Jむ4持った’ぷ( .f:、jの支持日階級, ~fi幻人)と…般T'Ti/11:の!日つの11何 1.,γi(JH)J 0)存布告

HミJ内L・cl、;,;,。

これに対しi七,~:\# i切lは(ii/II:ーを史 IC I J犯人 iと I:{',f I lこう}り,次のように説明していゐω

!納入というのは地;lfljlこよ、って 1'i~1UU1の;1;1]べてを受けたらの, z,-J土l土 21JJ3!Jjで分家はしたもののま

だ1'.fi/IU也をt'l:JJl.i:l、もの,まt:.{日jかの司汁r'Hこよヮて 1:.J協会火っ/こもので,これは{自のJ白人の !Ji白一

1'iit:UIH 1二!iJl:l~JJ也得一一~を~ll l'tl刊 τj仏わ IνjイI'しているら ωであっj斗i!nl

j也/\のiいには 1'iu't:JillとjJ:llJJJl!lOl1.J1jプjイ;c.jc!jつおもいたといわ,;jLているが, i弐|、,このこと生直らかめてや

やH体的に検討してみよう。

J(2 21土ii'ill Ill: j出)J料品約史料j C'.:119 {¥o) iこ収録されている iたLEI/\]~リw思納トjJtgjl刊紙J(l8:i2'ii:)

..;t-J白書lj犯当省日IJIこ集汁したものであるυ

J也;1;1)桜の{、JJ;11,1'.i4によとi と,泌総*l~Hの了1111昨ω人UI土 253 人(ラJ9G人, ·if 157 A> ・c, う1・,「)';{

J与2支内数 iiむ'G2A,そのタトに IJ自j与をfc!jfこないおが4人いたことがil己主,れている。この地;l;リl詰えは村内会

除去ruζ分け Il主JUζて8J虫卵???!で, J 1j;j (20)泌を(i(i人iこ配分した高山県である。

.2< 2 2の地;1;1)配'1'1:おのiいには, I ... ;丸流入とおUd・.Jlこ代ぶされるごとく, iりlらかlCiJj)j}j役人J外i

とみレ3れるおが13人,その他,一般の1'.f姓53人… うお「:弘子IG人,女ricJ:20人一ーのも{\まれてし略。

このj白書IJIJ 体が 1'~1村波人候;のHl11lrcマ災IJ(!i.2_( れたものごあり,また,合計の 20.5 J自は!先ip似品、4

{供処, ~i 分よりゴ!'<lf.J'之)j II J!ffJ.↑1史小J.I主l為:jょと有料Jとよ.::;<21);とあるととから, Jl!l:1flJ1iliの!4.f思納4:、jlζii,辺

倒やその{訟の幻jl[Iこ耐えかねて, |身長むり j や i~ヨチi .,似滋する劣が相当の数にのぼ切にぐいたとHtiHIJ

されるりしたがっ叩C1Jiiiiliのイ、jJr:ij史料の 253人と ji山人 I66人は JlliWIJ1jljO~〕村内の人1J {t-正{j'{[[fζ反映した七

のではIH、といえるのである。このことについては,すでにIlli{1•:UJII約五がお摘したところでもある。 Ill

i必JJ:はlri]村のは出倒J)',・tjO)数について, l ) iがどJ0.5 ltl!として r20Pをくだらグ,多けjLば1JO]"'i以上lこ

もJさしたて‘あろう(22うとし,その人れについては, I) ;あたりの家族数をち人とみて, I 100人から

200人以上,(23).I iこ治していfことみζいる u !Ji tこ,点q:ifこ火Ji::J:が多く, !Jj人紋の;1;1]合が低いζとにず〉

いて, l+I池氏は 1n白人jiいえよ*IHI.立民が多く,かれらは, fJ也告ljjにこそならはかったが,溶剤llのためl'J

れがならず,家放の.·iii5が身グ~り,その他で,自民などへ稼 lこ Ill ,そのため, リ,LJ.i,からはぷかれた

らのはわj,であるとしてい心。これによっても,地;t;1jjjljの件村の辺氏Wiが,あるtil伎の分化令滋げつつあ

ったことが, ~Miこ I1Hf¥f, されるのである。

~n- 2からJlli11iリjjlj後のi二Jl[jの彬必jをとみると, JJ[IJ1}役人lr1ii へはWi!Jll配分されていみのに対し,む

しろー般のJl~氏への配当日出 I !土全体的に減少しており,%に本*llll}~l\:になぬほどその傾向が強し、。こ

れはiり1 らかにJ!ll民間の上YI·および没活j劫ねをぷすものである。そこだ,今少し詳しくその~!IJ さについて

表2. 3..;;:.参!!({し拡がら汚えてみたL、。

{rj1日立i';;込忠:i;上w,住1、お1j1;、

文、;象JUJ!土対IICIJttUlll, IJ;;制Ill t.こ、りに絞られていたとし,また, I由主lj した111H土, iJ~J也の約半分の 8 )j ]()

FFで, I '14地にほ分された lJ出ζとのJoH次!;t555 J°F・であったとみているは52 これらの数字が'1}~'~ /f.む

のとするならば,先の込< 2 -2 qiの IJ也人lのf!fl:出数i;上!J.IIζW1JJ11することにはみ。このことをも行!滋iこ

入れた l.T, I Jill 555 l'Fとして, I J山人!のf.1'i也数のがyfi1Jiこついてみていくことにする。

ぷ2 3からもわかるとおり,地:切によってお地数が減少したi9,~J1'W, l JS乙以上~ 5以来尚j刊と Illlf

以卜a~2Ill) A::irl:J)けであり,特に, l以以上~ 5Jメぷ泌!??の減少傾JI刊sよりぬ:'l.. 'i'舗である。こうしたー巡の

必Jきは,土地そf長約した;;:11;~1rせの明大というよりら,むしろ, 11;又J料誌のなJ~~Jft);IJ >数多く分:_J;I[ \ され,

またはlj:み/lj2_(れつつあることな;色、味するらのであるυ5Jメ」ょ織の附J¥'iは余{本の約8',lilJillくにもifして

おり,この階!??はたとえ IIIのlllif!'iを加えたとしても, pfit:.Bri;会維持するのにJc分な+.J山保有手?と (J~ 、え

ず,したがって,山民間の Ul!lを J11 J・flt I (小fr)し,あるいは身先りや借金はどで糊し1告しのぐ以外iこ,

この階/', Yiの生きるiillはないのである。それとは対照的に, Jlli'.1il]配当むのけ3には iぬ袋3況な之料;;sJ二j0)

Page 28: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

(1!11l¥J : 111:続J〕t1l11J1;j;1j)交・不!JJTl lと|足iすみ史的研究

:& 2 2 災以i::Jl;JJ京恩納村j由主I]阪( 1852 "'')

校 JI! 筑校

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刊 jj1j1~;:;以筑波之料'KL

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11 Iこり本

12 I治、 みI) 校 JII I .5. 5

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Page 29: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

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く, JIJJjlil)1jiJU)I !OJ出 i かり 22Jfgl~lIJI I配分0~l

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くftfj[iijむJ1られ<:, u 寸 t.~ わら, ζ のこと UI JiV.人j

/J('1:-:1~ '.! Jvi c !U~llf1iiこ分{l: L, 出I<こfl:l:'.!J十'HJ:I Jll!日すれ

はどで i:花子たな lへi史的していくという 法の

「j出入 I[!~の的問分化f仰の滋jj-j/~lf',l令指し泌す

ものではなかろうかと?

さで,とれまだみてきjこような f.trn;1;1);1;1Jr!I Jや

!りilil)/交じあるいは山氏の I3つのllJJii:"!I れによ

1 て特徴づけられあ)fllil:U>流J:R{:、j務内において,

f1111J11まどのようにj以り倣われてし、fこかじ次Jti以ド

でそのn体的t;ff~ !l\iについては倹討すみことにし

,、 0)1Jii;と!1111L1 と;卒、H;~Jl.、おH本の*iiびつきにつL 、

てず子HJ/L~.'.して土; 3:ftこし、。

色村ことにう};1;1] 2' 7. IJこ1!111L jがそのill'刊のト l々

点2~ 'l 1w:1;1rn1i1殺のl'iltUtil似千j1'.':jvlfOJiliJ

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って保t;色.j'l°}lf!されていに ζ とfl,す“ごにjもべfこと

ごろである、 1111111のれ,'JIJlfこ|込lL♂ぐは EJHカョらイJJよ:!'0れた陀々の別引に J;l;っしγぐれーわれていたのでJうるが

それHillえ!し強化甘みものとして,九l::Jl;!Jおよびお村々に::l11: l'Iの jj人Jil;; /)¥frイEし, f1111L1の保泌@取

締りについての付内における規範がえ:められていたり例えば, !材lillli'rlI刀内1}(I, I ;J;JHV.liiJl;!JiX,.j:ぜいJi):I

では樹木の取り以い:7;;ーにつし、て,。くのように規定している。

ヰJJ[IJJ:iJ!"JJI人i法27)>

;~'i 98条 例オミ数ノ{j%1ijJli \]ノ f!Ji ハ mt州、j純子時入)jfii~々入念紋ls五円、IJTIL\女*

(けJl!)j守〉

治100告会 治f,lj!JI] 木古lll(l:il倣々ニ1I14"行劉I~切~~" bj(J1JiJ~j1引七iiJ1'r.《ii",'*

7:fi101~長 Miセンダンリ~kノ{武入念j:;ill汚\ ix リセ{岐点

fil.六fJーや秋篠i倒Q,ノトキi114"行制jニ ),~ \ニ.lfH.U、j心不;qj・Ji1;紋ノ、、mキ11J日行’:j(

お102条 御fl:1'rJ~ /内側柿ぶ桁trカイ h-.11;外務1JllJ ニ口iJ+I!な本ハイ11;ii~ ii完結llilJ入ノ節;1HJJff3i'ilfx 1紋絞れj気

ヲ宇j,な

1',l¥103条 恰大オ\/{義-十;/主Ii伝ク iα;紗Jイ,_向{一1J.fll 、工:'J ノ、 i~ クイ;IJIH、i語 II HJ木序jえニ-}!戊1~ 1mu尚1!!t之好え般 •fl:j伐総il J ij1fJ•Ji

ヨ;1()1!条 地説\{'(•Jr ノ fili !符;t:t111 !収}j /儀仰波 '}j必{Jjl)JJ,;K/外ヨワ礼{'1jf)(;~.~ザセ絞ト是正行, 1Jf!'.li

( 1j1m())

;1日107条 街Jt}{皮ノ材木伐j相支fb:先{副長!被没収総/ •.Ji ;j立地!ill切手今村[l']{}i(28)>

笥'i2品f長 トI;包d位鼓!戸f暗文IJIJIり日::11処ノ、Ii文01在4ン十-.:ti!'をi付リセit:>;名Ei、-

Cfi 27三長 沖ifl土[IIりlli¥J/処ノ\…IJ日/鍔jγ ダンhi'ifτjh人念サセ{咲'] 』

苛'j28条 約明治ヨシぶ部納付ザ一位蚊' F

れ1111出)

安\ 32条 校組子ノ{長ifj'ij:Y~tf鋭 / !(fHFUld争点機ドヲ;f])j ノ’•ji:

二千iiiケ条!ぽrnトー女11)J11J数不倒ノ符ハー犬々科縦又ハl'H長qi{、lr1然不fi"ftl]鮫ハ、火山rinl!ど村山下知人J:Jtfl:

''/1へ将絞めは文11Jilト!、ji依、j;ニ If(キ御l院被ll},及'1ト

(J!1H治)

買う 3抗ぎた 他村 1l1!!!f ヨリ ~l~f;j; 1','( lit¥鉄必ヲ)\jJ叙おハI!;[治+Li

Page 30: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

157

{1!111¥J: ~11純のtill 山~Iii)[立・手l]Jlliζ!到する史的研究

|刀/有ハ]Lj合l'l文字i銭tiIf、joliE文ヲ入レトな淡村役JlJiff所へil!l'科銭徴収候

"1'137 ~長 山!J'J:林ヨリ IJ:本航校必長'iノド!,ff竹':_lj・:;f ツ伐UHl'.i~名波ヒ i也r:nl;JJノーたノーεjjij主主子?:科Jr

この|内法川口土,その他;こ, l!IWIO)別作, lii財務然,風俗!以締,役人のw:;務規おし Jl<[i1]労働, !illりj

'('1主主び村伐のね11n;々 に問 zjるよJ,I泌が制!(:{(;δ,iLており, 'ik'l'l白'J な中、I詰符J~ [ 1i 本上),\ il;IJ の,「)停江土と fぷつてい fこo

lifiiL'した itJ~f)~J O>仇i背j条iこi会J足したときには, 1'..tH!米納のjおflと附隊,本人{ま fらとより述以犯の沙r

J;.i:Jサゐjチまで(らiili;:i}!'lffをfi.わされていた。次!こi]¥JIJすみ史料i土, ζの’j;:';k;告示コjものである。

i 科:ili.t・.m'l文

(ll 御 (b'L9}\'. 之花木~;-;£ 1[叫んおは,;{j水i以l山氏j二百J[Ji生出店前i京!人j之ij抑制fll£仰付, i燐19r興本fLとj必科伐

11J被{J]J{、H泌

( r[1時)

1 l心l二1'11'1父:

111.校役物水i:-:£1波紋学1-,AznxrM似 i:御Wl,¥fiJIJ'.案内之上流 Jflj被{刷、J,I後lfi・P,号本;行j泊料鋭'i1J被{Jll{、H峡

(ti 1出品〉

1 判長主三(fl'.t父;

ff!f1l1山|人]へ間出作戦役絞者,;,.j;fl之泊料tぞ;{1行候 l:,隣J好関科銭二日{白文1iJ波仰イ、j候、j

hんH

mmi

i-

i

お話II取締1<1J之(九!日j切r[1 ]がif之村々 BiJ1守lζてfr波rn:御![:児島有之次第 :frll141i7Jk9;、|州民,!AよI~存所関1印刷i殺処,

iii位入l;剣り消印)/ij人之節々 ,' 1lj虫J長来rutu一々 Jj改JU子ii荘可l[lJ了~{然,;1Y!;・ ・fJll it i金之rimrn水3くtU:.1;外{I:

紋hii,本人{土1i1H制決定之i!l1被仰・H,隊i'frBiJrJ1もJtr.r111校数l1J被IJlJHf:民自

日Ti.パイプミlI (町村i'JJ4'1Jミ)

ftli後所烈々

([ti矧Hi]切伊JUJHEI;;己)くで千万;,',(') IJ日活〉

樹木の獄{え, tllilI iの llilH凶:If;\~, f~;f: •総本のう<cn ,可{}ci〕 h'i ぷj改めなどの江)(~~11 りにはけl1J 切 1j1J比谷之,ト;

烈々0! '(対処し, Yi.;こ村内レベルでは I隊所開 jがそのl校総りとim・::n主任0),f民155を負わされてい/これ

%を, j刀、j二の史料からぬ-必できるのであるが,とのことは長l1Ll1と勺との関係会みていくうえで注目すべ

きことでわる。

トJ所j!jO).jJJ11JJ与を4、ji付の九うがどのように符£111し本iJITJしていたか一一一所定のi!l11l1を1[i@許制で与がち・rm・

;,:11m L.ていたじっか,あるいはそU.>f1111Jiがラ£1fJjfJliこi豆11!1]されて色ljーごとにそのu:£'H・手lj川区域がJ.Eめら

れ℃いたのか……については,にわかに剣山できないが, f)ij)iliのti1論のが例や|五lliJillil切IN山村Hi;己のがlj

ts.どから綴役して,このlj.f)寸'1l11L1とはんらかのかたらで深くがiびついていたとみて必支ないと思う。 pi

の集合体である・'J.'そして, 1VC1湾ll立された村という序列で,村所NYのl1l11JJlζ対比、していたものと考え

られる。

この組織体ililJのドで段民は, Ill~[百の耕作と伐;t: ,;色林, tlfJi':HHlなどの1:.f;ll!Fにかかわる生応部ffUJIζ従’!F

していたリ i~ 2 .. 1j i土吋 I待の村1J~における"fl日!の! J::.iljf活動の状況そ林ll!FとITItillとのi災jj連でみたものであ

(29)

る。

十本!j!fにおける1:!:rli活動は:=.Uこ谷と秋iζ集1jJし,この|則的に1ly¥'S行の桃山泌iゑi,各村々の山林のt'.?PJ!:I}(

況i'1?f.{i11i・<J・る1L1J日目l,御JTJ,,f三の伐採・搬Hl ,樹木の納付,山の手入f1:iJ住宅二の約~JJ業が’た施3 れてし、たの

であるが,一般に林業:!Uifir土,それ i’H本~~(交してt字決イヒしていた択ではなく, g~i主役波打i;;告の -KUζ 車ll

みこまれて, JJ,~%(の余震iJ<jj'働力 iこ依有した111林桜《fド~Jf5!.患がと存tf:していたのである。

では, JSl業'=l:11f!とi?.れ、かかわり合いをもっζのi休業1J=.!miir; :ll)J O) Htist像i:H、かなるものであったか。こ

のことを林野平iJJ日の鋭角から以ドn体的lとみていくことにすゐ。

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日印∞

内出hHV

押》一、MW%出向当日哉さ議徐

おど山中

cgA)

林野・悶焔別年i習生産活動状況表 2-4

Page 32: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

159 。111:11:沖縄の.filfil1ill!JI交・手IJJlllζ関する史的研究

第 2節約山の「喰実焔」利用

H:わ'if'ill~ffえに11NJIJIJJ出として手IJITJ されていたこの「II会完封ll 1 (ま,一絡の品開Ill.見jgト地であり戦時fjJD]におい

てもll~J出の少ないはi村地域で(,しその慣行が縦•Y:n く主主っていた《〉

その地域的fょfii.illflについて, i沖縄!日mi制;lj(30) J (明治26'i]',沖純燥の J息子t資料)では, l:liJilf{地方会

小心に,久米向, itlJ総本 fr);Ji'i]辺高fu:bのみ記ii\~(されているが,ョ:!何よりま寺地lζ布i逆された断片的*料の中

iζ, If沼地作i般jlζj立iする然1LJfi唄がi技凡できることから, ζの事!?のm行が沖総本!i0会始め潟お,八!京

山ts.どの各員Ifねにも波及していたものと却すえられるはll';)lie, i'.:. の般の焼対fl'lrt行は lltW 史および日本史のtjJでも勿論ii'!!:認すみことができる。わがn~ -cは,北

上1L1Ji仏!終;J~ • H1:JSJLL1 J~i, hl~ ・!!fjJ)&山地, Ji~泌総Li l地, 1I 1桧山地,阿国IL1J弘治ミお・丹沢lJ i地,九州

1!1J協など‘が燃f.1111:!!業の 1;1~地域としてよく Ja1 られているはりそして,会j也減により焼1111の技法, H11作形

態,作物"Hーが:t'.1'·:1·!/11なるため,そのキ王将ブJi\ も一織でなく,ま/こ,そのぞ!杉'F も ~i さまである(例えば,

fノ、タ|, 「キザカエパタJ, iキ1)ハタ I, |ヤキヤマ J, 「ノヤキーJ, fャγハタJ, fコノずj等;f33))。

では,このように会同的税械でみられるがt畑出業が,戸}?純では~際にどのようはかたらで行われてい

たか。その詰1lj1ζζの 11喰災対llJがII二!?抑制℃の俊民にとってし、かなるな1球をもつものであったかを,明治

JVJの'ei:Pfをらとになi般的にみておくことにするu

明治20年代の後半JQ1乙;111納以の IEltrl ;祁liij)交を改;'1.:するな阪で実施された,'J,~fi資料(3•1 )によると, 111会

災対lllは次のように説明されてし、る。

IJ;]l添加)]111¥1'多ク耕地少キ!日Jfjjニmテ総(lfrjcjJ,許.Tifヲ受ケIJfJキタJレモノニシテ所ニヨリキナワtill,1l1tl!Y.

1111, I例外:till"!与ノ手s:fifrヲmユ災多クハ切倹矧ナ I)i'i担i:地トiお!シクj出\lffjヲ為スよそノアリi'5ラザルモノアリ

テ-・ft・lzスヰとタ災iJllJヲ経サノレヲ以テ符カナラスト縦トモ11¥l切ニヨリテハ広大ナノレ倹災対llγ リ附カモJt

/J収穫ハ必モl当必ノ緋JiHニ!/~ラサlレモノアザト示ヘザ

引m:之1jqこらiiliべられているとおり, 「検災対ll1 i:J. 「キナワ ~Ill J, l11JY'Hlll J (1!1烏), IIり]科illlJなど

とむ'fll;し.{j/(ij:地!と問機iζJtlJ/i!Jli;〕対!まとになるらのもあり,また,そうでないのもあった。そして,この

ことがより1Ll:'lt'であるが,この f!I会:だtill"ま無税 i役として託制1主将の対象地から外されていたことであ

る。ということはこの iII会災対IJI は11~1廷にとって有税地である百姓地などと与もなって, i込も魅力ある:till

のひとつでらあり,その術fi'lの多少は泌氏のWtiiftHI!遊lζ少なからざる彩物プjを及ぼしていたものと沼、

われる。

:',l,(2-5 大印刷II]切の土地所有状況: llJI)

対JI

1TI :till HI'

1. 7 514. 5

4,271.6 117. 6 396. 9

ill所:?を孫娘助 n却副知総.t50~51託。

政: ·LJ也の口氏イ·IIズ分がゴ、だ@1!1;しはいために, Ill 封llの交手)'Jillには|行総II寺代の百姓地, j出~tu也

てすが7なまれている。対jjO)’臼有地395lllJ 2反のうち 366lllJ 7 B乙1i1lR税地, 321llHま有税i出であ

る。この数字は1750'1J:の竿入阪のものとほぼ一致じごし、る。

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160

民il求人.,・,;主1::£学i刊ぷJ':1,1:H:i-W;・ ;;n :3 i '-'t c rn s,o

ilJJi¥'126作品 JJitj1~i!l::4ミ,1;:jJヒ f\ilJUll或そ日古代したrn:森儀lめの ,JIJ:f!H,'i !+~ によると,大’i'.1.・|州: 11 切のjゴ出!??白状況

は災2 5のようにはっていた。ここで特lζIIにつくにとは,;llllのHffJlll 395 lllT 2以のつら,)!!(税地が

およそ開泌を,I]め, \!!IζllHl!li'.'J;lt514 l!lJ 5災の7196にもi主していぬことである。この1!R,f51J山がJJ;(rr!fllf.rnH

i也す江わち i険完封111であることは, 'ffi:森儀ll)JとlllJVJ:ktlとのII¥J谷川から悠して!りjらかである。

17501i'のさ千人i阪によれば, /::. ’~[I沫li\J 切のllLllll1fiil1'lは 149lllJ 4)ぷで,その内;Jw:I H l I 6 lllJ 7 Ix' ~11132111 J 7 以と江 vj~:; J1!!\税i樹(!JJ:lllJ迎江rmム'Uい j、: J~ 2一50)~汝字( 147 lllJ臼)え)とl土lまlま-3女lノ℃込お lJ'1750~l8D3 (明治26)'ifまでの 11311:i:mこ,

Iii f.111のlfiih'lはそれほど桜花,j!.(l•;11i1.&総!句会;J~ していはい。このことは liiJJffJl;JJがおよそ D:,lil],iLiく4:斗約'f1i1it¥1l

で!日められ, Hl:illliffば』

IH1,滋 i口rf\::ζ お』') る火,w床!百J[)JOJiH'!I!噂/ぐよ !Hl~~数と 1及送ミζと Cl) :J:‘J自i!f:手f状i)ll,はよくわカ、らないが,有I~祭儀

il)JOJ訓汽H寺点(lijj治2がr:)て、J6Jli:J切のII'l家数が 1,164p,人IJ6, 7:33人, 1 m~文:'j 1三l)ti)云'11砂、13昔〉の

JM也{;詰:{::fじ・;;

が 51又と fよつてい之3 ことから主(jj'i(o:して,おそらく ll:lr:仰を代の liiJH日切の民家の l·Jlll {~l干ミ状熊もこれらの紋

ネ安二たね¥Iζ結えるものではないとみて大過ははいであろう

ここで疑問に!.Ltうのは, ζれだけの:l'Jトj出llri.fo

うζ とである O II i ;浮 l!{j代のJ~:i:組3キZ(:l 5公5氏あ;;sいは 7公3Ji込(37)とらいわれl℃し、るο 一定の民組合約

め,その絞余で 5 ~ 8 人の:家族(!) lj:J討を品ff品,si· ることは,およそイ~1iJ能 lζ.iLi いとみはければなら伐いだ

ろう。 ~']!'J\1211誌の' I=.治会支える物的ぷ燃が 1'i性地以外に:j<:められなければならなし、。それが!!!HJ~Jlllとし

ての fll食災1:1111であり,総本その{似の林版物だあったり mt~儀i}JO)調子l'*占拠(明治26ij:) によれば,大

〕:r.1沫i品][)JO)H命Ill品及{℃似j(:t合凸ll"6, 735 Pl32銭で,そ0')1'u

15.5予伝’ 彩;オ-; 65.6予b,11沙、羽M功似 2.5Cl8l5伝とfぷつザじj、ゴり’ このli:J切の山氏が休ilW仰にかはり{火作して!J:.き

ていたが災の-~;話会溺し、匁l ることができる。

Jl'l耕地泌総に,J:jめる iII食5J技lljび)比Z設のlfljさは,[1<JVJHl:J切ら同様だあった。これら '(ff~採{義iリuoJ;J,'Jf't資

料(I明治26年)によるもωであるが,[E[¥J兵rm切の総緋j也泌総 4113lllJ 6 !:記 CHI137 lllT 7 Ix,矧:305lllJS J心

iζ内めQ [ll食災対IiiO)jlflj合は,会耕地の5896,畑地11riM<D8596にもi生していた" (3約千の{自の地域(久ぷ,

5j;JJ.山)に~;H、てら,同じように 11喰·~j:JllJ が矧地lllifi'iの大 fii)分を~:;めていた。

このように伐fl!;のi許認供給J也として!Ii裂む滋i川、をらっこの j検災対Illの経常a形態は,いかなるものだ

あったかο 次に,このことにつし、てみていくことにするの

:m 11 t Jt~ J.T終抗 \1:1_料-~ G1'1分滋) Iζ(J, IMJ i;JJおよび村113.fi'r.C))fillliJ0')1.ltJJtll1ノl'iif車川県!サ ,z,玉川へのi111.,•r,':''fili

が今帰仁l:JJl;JJ2 (1827年, J8581J'.),削減間切 l(177 !ijニ), 羽j強間り~ 2 (18:)511"., !841il二)合計・ 5 ttl•I由

主れているω これらの LIョ;1'n1 :守1ilはいろいろ ts.滋味を:きんでいゐのでi,ややl~文にはるがJ:fi告!欲わず,そ

のー泌を次iζ151!11してみる。

ぐ史料 i

詰11CEIJ) I〕卜;:'t(向J)

>Nあめさや1!1七千Jot

1会のひらlI i三ごf-fF

ともれLII一万三千Fド

てらく 1L!八千・bl

とも ~Tiii 七千1'Fと

おっわiL i一万八千miうん水LIJ--Til'Ji

J;!Jrl i一万hイタF

:f.i!:flilりiI. l一万J*

今市M二lilJ切

11£次村

!日j 村

議十三: IEI.j;、i

lj. l.肝i織やI(1j1応次村

認jcg村

];城村

/1j1 ;長以村

湧JI!村

Page 34: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

(1111:日:沖縄のtillLil ililJJJ:t ・利Jlliζ|対する!史的研究

1 あふんたうlL1一万…:千二伴 031 Jll!終村

上主li米村! 大工又ヅ1七円v〆,.:.hliF-

161

:{:j(土然多御J•hfl創立共q1J二倣,*行山数之{み桜々淡世(\'111ち数 jイr相続{氏:耳1i も fJ\JffJ木HI米不11"!3本iCC,{l:1l:鈴

不H:絞て不IJI・,殊iζ心事j々の儀:ttHu続完敗1夫r等jと所lζて,飯料絞殺1阪;似合算11段付及川J,fnjhf'本;行之J5f.r)';j

''[1'rj: より*l凶作迄!ILi ケ ii:flf.JJ也作If.I~御免l乙て,問秋所iさ佐そ以11l創!;,\え行御1,"<1.分之 L,総(jいれよi'M

はらはらは松桜子ii主人候線被削除j被iご[支Ji:;O倣般(rj JI総)

午iEJJCJ,高校八{j: .. l8581rf)

CfJ.T略)史料2(41)

倒的11・11-.'1'£

総1Ll十;\}'jヒ千五百fl'

F'~

みや)1111!

てJJliごF・flド

又謀総LIJ

ニミ刀’二千五百i、Ji

ぷLI二

ーヅ]Ti.千J'F

なかんたりill

~JjJ51'

あdj、旬、や1J1

三万t'F

しふ万人や父l11

4 万長F

ひしりへりLll

さlまくり,,,

総ill'月

j出獄代

)j~J也日;Jl;TJ

阪般名付

ITI JIてうにや;

!II i:村

1Jl7¥'UI i村

{:!?!忍次村

総 Jll村

J 三万五千J:'I' ~·~~·.;:r;,~村

おは恐多詩u服役HUtfi1J-.候,右村々之儀t:木千子少く 'rj'.々!方針) I官邸}f,fll術,,f-:fJIJJlj弁派下l'!IL!t"i~て主主嫌儀,

]二JJ;、 f,fiJ/f:j'f.)j"不{上倹ては,うl己七五御月J*納税不{十次第にで"1~級f詩人J,1}1jl'Jifilll鋭校,依ーとfill訟 iい 1-.候儀御

成合之凝ら如何数千万!l~入fi\:{f {没j;}.J七,去Jl:ij:J;り先十ヶ ir!IH り/j[IJ {]:点首11~0.:fJJ,:fJ]J {、:j"[i"1'.倹級 1L1.blと;:';j 1二十

…万七千cc.i'i"八 H乎j之内,ヰ;行之上p.,:・h当11:よりう;とる米'i]'.j乙11月ケイドIJW也作戦術l免被illJイサ被,,・1.工ポ組員候,

11Chn被仰付鮫{土、‘'Dl!i''Y.1'火には例年品¥Ii1:3'.r.之外,本行之J:N勾IL1f,1JJが行事11見分よ!:,所治作を .r-:u~rnn 子

1i!f入品111いわす 111候, It父 "'I がくより l'ii11li!ii正御材木.fll1J&Jjiと付, l'i/ll:;J~大tr!'之予']Hこで,動i料次il術ユHl:1阪

では,住llJIJiii]如何l[;((t't吋ll1i'&, i交 FJ心r\1~11: qi ·Ji.街II五 i~lill. :{:ヨヲ'Lと担fill収分を以fi1J:Y,:jjij文.fi:;O組員候iill,IJ討Jtl!

fl:ilfi¥¥御免被仰{、!被j、!史{!Iiitこが阪~l倣,才fj灸 ii'. iζ米り flli怠之IJ'i\J~fiHllAH肢は,.. . fr1J分にら!l沙汰 i'1J被仰付{~.

Jlt\ヨn線被官]J上司被Tlr色彩MW'i.し以上

保てJJC ~L、イヒ:J[:'ifljl)Jミ 184iJ'ifl

i湾民:

jニf也iζや

Page 35: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

162 j武球大学j辺守:f俗学11l:i宇!if三 官~ 31 サ (1984)

史料3(42) '>

I I !こ党

111;'t;政1l1Hll:k二万一伝子Joj<O)I付

I 1I1~jf,( じTEf六イ·:;\; J5ji

{幻滅錠

i::;;授にや

メペ;絞

!!技 h~iζ や

1".i ill人;!ヂジ

llri JI I筑な之

総11j寸i

f1f1Jd$JUJ…上

/ti]

籾Jll$JJ誌:J:

J由討~H~

JI! Ull安1.

今出i}仁川ll;JJ

タト ・liじ;千八i汗;三十PLJJ;Fとは, 約イ、{上立li'ir!J {~

火すたりiI. iの j:I~

l ITTJ/~r'Di…トJ'iと

カ》/νfこiI 10)1)~

l lii]fじ百五十九!'Iと

tirJ当11¥J切i1i%我iLIO)内,イ;:1j-J十~11'<;!)iffiJ51'1:":j Iまii¥\山HこでJ汚水帰依知之lζf;j",的経二:1・八年三J':1if開花とJ.,

予;Jlji年よ iJl1i][JL{十三!却h色一i・ ll.ケ;,1:, LIH'i:淡r,w免ii"1'.奴:処, Jt後"l'I民符合次第ll華々御延i11L};U'tl…i八

年凶作;;;;;,1:11災待合伎に1'!, 1 lvi吋liJil.E分之 i:タぶ':=zJ打:;j (土治/Ktti'i十111".:f~nJ七,本行之J5ji,:'1j (υj({cj之私i

み;主主依然之,'viうHf'il也lこ・H千)点iJI {~弘伊, n;又大すたり iL iカ》ん/こIJ J,とi付iこも,本fi・之j、i之{咲,依之:岱u訟L11H咲{浜’辺上じ恐多Ji~干Y:1峡Ht!七,ヨ Ii\]!ルと儀!l脳科目方少1~!~fド之if1討にわj二納米ijl)忍イt

Ljl' ~Ill))之余勢を以て兎やffJl['({ft米事訴処, l沙拡1!1::J司被 IJ.ll付絞以:)!ミ, Utili土布告で荻J色Hf~;i&白~l:f後料

も統j削除外iζて, IIIJJl.納米双足{没収之(J守勢1!!¥Lti則:活物ll;汝対fH長紋L:, lll:W1·:111けJj;と l~I{ノド打続般に

付ては,目立UIJ合々 jJJi.入をj'.fi父は諸う;ufi1ノ1'1~}等i泊三|三攻ヰミ .il.t, :JUよ!VmMlTl!f1'l:i1Jl¥1哉と必、決と終人向1J1•JI

術!llfii倹{t禁, fnJ"i"似31’κと何年|:御;f~Iζ被!よ\BJ:一仰木行之JOI'向日jfl:御~l~t.皮肉j付?皮下皮(lullζ li>iWSi絞, 1.:1栄術i

i主むた!、1出土,.' LW.i佐II綿jlci]の{誌は何分にも郷元iヌ|次第“J/ii:l込紋,比日幾m:にも11J然,j))i被{l1JJ.11J被 H浪

/iii~羽{険,以上

亥二n

(rj1部品)

2: (まくり 111

総1L1:"'1

J出ぬm

制j山口ま御lf'(t&J難被仰f>j{段j~J.Jt '近米1Mr:n総子山Hl主人絞段,)JIJ{I条之穆lllfl(分を以汚

ij:よりうむI-Liケイド郎通御免被{llHサ紋llil,取締向之i長級滋i!J被致iご女IIプJ絞,以上

支 -.nc文d吹いrT:b: 1827年)

森111籾安 I:

{JI)芸名総).i

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163

frj1日;1:;11i出llの桃山ililJ皮・手iJJlliと閉する史的研究

以上3つのqi約九のうち!と料 iと史料2は灼l地,!と料3はlilt也のIJflJ山作織に!見jサるらのである。史料

lの今川仁川i切のrjlJ11i泌総l:上合計40lllJ(lOカ村)で, 1村(ロf',ji終)、11-均1lllf,また9::料2の羽Jilliね1l!J

のそれは合計6211JJ5災( 7カ村〉で, 1やJWJ勾8IIIJ 9 Iメとなって,そのifrih'U土村f:li.{¥C1とみても決して少

なくはし、。この1p品11ii1Hま11111!11こ、けな文訂3とにしたものであり,その他にもiI 1ll!f (11¥J切山9ff,村iI 1 M!f, f'T!ll:

j也|||野)守のll詰j創作戦の'lrl行があることから, トータルとしてみるとその削1¥'i(対日汚数にのぼるものと

巧aえらil~o

IJFJJ也fP阪のmm:H土史料 1と史料2によjl(J ti年1::iとはコているが,これl主力主対IW!l*におけみ地プ'JiMG

のリサイクノレJUJl:ll<'.:一致している。しかし,!と料 3の例は少し'FMがちがう"すなわら 176'1fl'ーから 1778

'rj:までの15カイri::J,lil11L1の内 25,000Fド与を IIll作 I1'1JJIJ し,その後「II年々衡i銭1111~ J, 1813'rfl・ζそのうちの

17,834 j初土仰木を縦十l,絞りのJ5W紋は1827'ij:1で放楽しであったが,今Jii1(lSWI二)以jjfjO)給地をも合

めた合計9,575J5H会向こう15カイfll:JI Ill fl' I平I]川したいので治:iiJしてほしい,というのがζの史料の主

な 1:1~代で、ある。

その利lfJJUJl:J1 i土Wl単位であるが,:rnれζ討中前してその矧l:JJを更新し, i司じ土地与を50'iT二近くも利用し

ていたが災は, iiIJJ山手iJJIJO)均???にはみられはい特災な仔iJといえよう。

さて, 3つの史料iこJtiillしていえることは,まず努l1 Iζ,一定期llllll則自作i織を必し,その後,防;Jt出ζ

樹木の純子をまさ人れ,討i"<l:鍛えつけて主主体地lこ転換するという平lj別方法告とっていることでああ。こ

こでは会総生成を1=1的とした焼却ii耕作が, j会林のためのJi山f.0),な|沫そb合んでいるのこれは佐々水f.";jllfl

iえが i林業lilJfl'll~業製|とよび,また有*総辺氏が!弘山II造林|とよんだ燐J:llll民側の形態と|可…である。

ヨItζ ,佐々木氏iiil!l作物(~jj;殺)のi制限与を~l:目的とするがU:lllを fヨニ!設住EiHl'H~rnll j とよんで,会粒\~!=:Jii'k

とfil1本が・t:ッ卜になったrlli.03の i林業llii111°Jl!l業!\むと区日I]している(4'.l~

~) 2 Iζ, 1I1~l文カ九村、(

'ii;ゐカ1あど}ζと’また;|!食;iミ数狭泌之所jで飯料のぬ:{栄がj滋しい状況の仁jJにあるζと,以上の2つを!住民

側は|潟地作戦似の.lJ川HLI!としてあけていることである。特に史料3の今必仁川}切の初代には, Illのtffi

h'iも少く UPl米も不足がちで,その上,{沙純 J-.l:I与をゆf>Jられ,郊のj二地はすべて荻〈紗私Ifキど)任者1'[{、I

てあるため, t'.T姓の飯料!市保lこも文仰をきたし,土1こ近・'iド0)凶{ノ!

i.:il~内してし、 Q という J:う iζ ’ hl11l1のllfJl出作1muζ紛らなければj災民の級料収i;保がかはり婚しかったζとを

示してし、る。

このようにflitLi Iの明日日Ii制本J,f:i]Jllii ,辺氏にとって事jJJl川、の仕rn玲と i桜:斜線{!!~の 2 つの治、i沫をもっ

ていたのであり,そ ~l(j:附Milζ,}災民にこの殺のtl'i行を認r1JすることによってこEIH!J切にと〉ても一定の

以Hlを安定的iζ徴収でみ,また笹umオミの円滑な供給を区lJる乙とができるという,いわば一石二鳥の滋i味

をもつものでもあった。

十1!11.hの!沼地{ノ1・織のtJJ;h'fはj)ljJl¥の史料'/ Jーからみて, fトjζ1, 2 J]Jl'Hζ行なわれていた{従iliJがうかがえる

が, ζれはLil司、行のHt火の:J.:'.JUJ(J(Jなt1l11l1.i§¥liilと関係があるように問、える。というのはrjl約した耐秘の’災

地検分をふまえた上で,主総のよ認可が下されるのであり, 1l1ti・も行が管制1;fのtill山を巡[ii[し, .f1J11l1lこ決lす

る様々の災地出導会行むうついでになされたのでははし、かと考えられるからである。一方, i11野のIJfJJ出

fr!織は, 1111吸の表2~ '1 にもみられるように, P.:1 切によってお守二黙なるが, 8 凡な~l乙 IJ3:f1i, 10月l:j'j各Jことi

lと;1;11付し, 11}]以降打怖に入るというように,主化秋j切に集仁jiして実施されていた。

一E府から認fリされた1l1LJ!fの flり]{刑判jlま,他のl'i~l:t山, j也\ifU出,オーエカ地,百/fl:総合{ l:lijJJlil ,雑草Ill出

などと悶織にj複すfl]の対象になっ-cい/こ。(州池宮|!の'iJollJ~ は↑m切によりT先Ji"/JIJであるが,;k:1;i:1はとHll切のig

合は|切符付flI iζ |絞り ii~1F?i1J付えていたυ ( 45) J也:号制己おについては,おfl¥]!刀,名付共さまざまであるが

悶側地}j;J;J池IJJJ切,大’r'i:I沫laJ切の大lili分はイr令.i!J万•JIJIζ関係なく人TIJtlilJであった。(4(l) !決断j(大IF.の終

り版)のi気;\i)許写会的rnしたIJI村浩(47)は, 11切符illlJのI白書ljについて次のように記している。

f町Hき宇治ハ11立近ニオ5_;レ迄:¥Jrラシク}Jll入シタル十]'.民主主ど ill'λt蒋ニ対シテ人以;!ii]ニテ配当ヲナセル| (傍

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j涜球大学IL~"'Jtim’予術幸l~'L'r 第 31号(1981)

l~ij[Jl]お)

次lζmげる羽J:l!J1rn切出;tM卒、;の I1 I i野対HJ:也'.J11J1l1H<'18) Jも, r 11n付~Illiが人iiJt'ilJであったことを示していノ

く30

,;

'.f'.型fぽi名ヨリ rJ]/tll十♂テ‘JII切!)

J 人[]三tれ‘h十人

1J~

一十一人後ノ!ぷ 三人新門

三人f色介 八人我g15終段

二人Jllノ上 五人次郎

ii.人東l"J 一人iJ1J'f.J}f),',Wj

ー人的llSJ泌 八人JII不

三人i政主主 二三人Li仁l

六A>i~T1"1 間人大1l1

七人j±ft.以 二人孝太郎

:人~(Eli郎 間人平次郎

!: i二人茂介 [J月人'I之助

Ji人l~LB 間人:~i介

間人呉川 三入試太郎

三人\'.\佐 十三人i~Iぷ

間人来的門 Li.人又ilf

一人lfiノ介 六人糊fi'!i1l品J

(以ド翁HY,))

さて, ;t;t内の各1エilζ入試~'.Jl!Jセ配当された 1·1i食災tlflJ は,どのようにして側怨され,そしてまた,どの

ようなかたらで利用されていたか。

19llt紀前第のものと思われる l"iキaj}i~級稲川)) には,~'ill寺の111おのIJfJ訟と作付体系のが;がωヘ次のζとく,l'Hllllζ記録2'れている。

…二二mの拠LI1 Iζ広告j:{J.へて約f'J'I[誌をす。 ¥.てIii~ く Iii米るはりの Jtl'i¥1:J:I”の次第は,七八尺illり迄の

大木;立j叉りたる1L1を店内Ii.I匂¥11:'.!ill‘もiilH刊し,型Jく紡し泣きて夫れに火を付焼)j)jして,大木の氷水計

り絞りたるを又切袋て燐,~とJ示より tJ返して1111'

!J'Jミζしやw守1際生i妥:!::i占〈カ、;m泌分J:し" r¥1/Ui'

{;!'' 'ijミ仁jii立Lilて.(;l;」主、 ζとts.く, ドゑーより険訴して芥JlJとサ。足令iI. i倣!'iiといひ,色は怒りれども,

~つみありて森めばよきものなりと。じ八年にもなれば時苧の校入怒くなる。兆ll~j(土砂:m:縫合総え

てぬll点とも砂糖号取るなり, -J:tll寺父:tiの在日くして外lζ山i丸公社IVHずで,銘々 1主主口くしてiJ1tj10)所々

に品数多あり。 Jli:1L1おIJ:明方本式にすれば,三w,;内lζ海IiiζJf兄り或lまf':il釘らJうりて:;f立;》Kiまカ〉り主kりたるII寺,メとを切絞めて焼)J)iし作そむすれば, 1符y).、て{お

きと公。ヨ'ifはH腐らせ。般にみ;の紋なく :L金返すに安きなり。かく LIiを焼)J)jすこと, Lii多ければ

はり。誠iζ惜しき材木と党l少。 11iを扱うそのドザり似しければ, Jti.会して幼ぎを徐f!11ょくすみなり。一

間五Illfillりのおやすべて一二代倒の火水をももにして長けl現代計り宛対'lffi!サ CJ2,、・1;・:tio1お,傍1AF!IJTJおJo

dなわち, I 1JJ /~;, Jとなす 3ii'・111nζ3~5lllJほどの1L1i-伐開き, JうるJVllllJ放践しておき,その後,{jと

採した樹木与を焼払って;;~耕地iζW<<J·る。約?~ 8 ii二mJ平iJJりしたあと,またln'J織のll:hで)Jljの土地へ移

動していくという方式である。

1火Iζ焼払い径約~t せ,必JUJIζi也子{!-'を行はい,まずりjめに/;lfJ!'よそ作付するυ 次 iこ,製,大fl~ ,赤ごし,

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{rl•mJ :戸IJ綿のtillI L1ilii]佼・手iJJIJlζ!刻する史的研究

昭子,総,生姿,ねぷか(ネニi亡、>.mi::菜:tlii,f.'Yl京などをそれらのll{fJ切に応じて,うどIiiζ納付lrJ-007~

8 ;,ド絞っと J;lf"i'三の’).~入れが感くなるため,そのII割以秒、私lj~ぞ紛え, i山梨したあとその土地を欽挺して,

5)1]の場所へ移動する。

子‘の納付II寺JUH;t2月と HJ,策は10~12)]H!f入, 3謀総予は 9~10月iii}入(50)となっており,その11¥Hζ

他の作物をそう入して,ひとつの輪作体系を・形成していたと勾えられる。

このようは,統釘形態l丸 rili 述。') t1l11l1の{91]~)後述す句る奥部務のタlj と質的lζ犯なっているω まず第 1 (ζ,

その平!JITJJUJli¥Jが7~8ij:の長!切にほっているζとである。 i11野やお111!1の焼却ll利用J~Jr.\H土鋭かくて l ii'-,

i乏いもので4ifくらいであ00泊。2Iζ,作物の泌総がl'.'.t’f誌に存犯し,その数は{也の守i-{91]ではせいぜいl,

3磁紛であめのに対し, 10純類以上iζ も述している ζとである。

おそらく, ζの形態は佑々木両日月氏がlニl 本の焼灼i経常方式のJ:tll域的類型としてあげた 4 つの I\~,すな

わら, j来日本の|アラキ烈J, fカノ ~~ti ,ぺJiflm 本の|ナギハタ究明j,問IJSI・九州の i :コパ別( 51) Jのう

ちの i アラキ雪山 iζ以するものではないかと !;!;~ う。

Jtl二111地を主fよる分ギflJ:I!!域とする fアラキ II~ J i土, ~I布作形態として,初年!交の殺に大江とアワ4たまさ,

それ以後アワと k.説会|草~11:iζイノJ'付けして,数年ないし !Oil'余におよぶ比絞的長期間の1J村午後絞り, i改終

作物jとしてソパ1.:・ l&±託してj次楽する。また,統’ii\形!~としても,別組・畝l工作業と胞ll院を{*い, "11'.\'J'l!H没

1i1-C. も主人・ 1ii~h1ci :ゐ売品J1i10:予して,焼却IW伐には珍しい9.Hruru治(t')t,~特性を有している0(52)その{自の fカノl¥'/J' i ナニr~·ハタ烈J, (コパ型jなどは, fl:ねの輪「I;形態が得々 J~なり,その緋作JVJ

liiH::l 3~4 11:であって,経営のやり1Jh rアラキ烈jlζ比べて組I放で’ある。

したがって,比較的労働集約的な[アラキlW.lの経常形態告とらなければ,先iこ号lnJした州総の f1l1

11¥Jの例のように, 7~8Sfの長j切におよぶ耕作期間会維持することは,不可能にill:いのではないかと

•if;えられる。

この「il1IK¥I の骨~J とは対!!ながJIこ,比絞的対い耕作Jtllll\J と数年の{本緋JlJl聞を繰り返す焼州II利用形態もみ

られる。

IH村浩の研究(53)によれば,!処f{j)認の 11v1替HJijは7つに区分され, 11;お~1f門ハ H ,必i約二丸二 II ノ、!革! I

会作:十jし, 3w r1 から放議して,仰の土地iζ移動し, 71q:•1 にもとの土地lζ反るという絞???方式であっ

た。ナなわち,これは 2"IゴIm桃fl;,7年/HJI本耕という|交替1iJH'1:1/;1Jjである。そしてHI村は乙の 7年休

納税I]が,人口の治加による緋地不足で, 31f休緋HiiJにかわりつつあることを阪摘している。 ζの傾向は

!”j将兵', Iが外郎条件iζ規定されて漸次?な処!へ移行していく j品w.をぷすものであり,うたji]の ILL l山\ Jは

その移行過絡がlJl(ζ発脱した tものといえよう。

奥の 11りHキ出;が[J.,f>:の焼1HI統’HJ5式の地械がJ~Ji引のどのI~~Iこ担I~するか院!?定でらはいが,耕作JVJlllJ

が 3 年以内iζ1iR られ,火入れ後, SJL~軟でほんのすこし地表を際紛し, J部総 L,た事f[ 子 iζ泊二iニするのみで緋

}!日・ Ii玖\f. .純肥(ih°t.~わない i プ'J /l¥"! j (奥羽・ /Ll;]5]山地から[-.~・ 'J!Jl城 t11地iζ分イfl)にどららかとい

えば矧{以している。(51)

とζろで人口iJtlfijでそ5戸iこ;1;1]付りられたこの 1111出Jや「lijj持品 jのrm訟とそのf守主H経常が,どのよう

な労働力縦成のドでなされていたかということについては, ").ミはよくわからはい点が多い。 f.J'lt!llO)[)出H

とそれに付随した級制の構築および修絡などの火事業は,あちろん z 戸の労働力のみでそれに対応、でき

るものではない。治然,なんらかのかた-i:;・ci税務内の労働力そ組織化し,共!日jでそれを克服していたら

のと%;えられるが,そjLが ilj・Ji.j1. {なにj~J!\\0 れ,ていたのか,あるいは7JiJのカ〉たちで!彩Jill: されていたの

か,この.illの !~)什1'!がよくわからな~' o 今後の研究iζJV]待する以外にはい。

これまだみてきたことからも i切らかのように, JJ_~氏が--Ji;の伴氏を納め,治役会負担しつつ,なおか

つ11~氏自身の生活を支えていくためには, tm1l:地のみ.("はほぼ不可能に近いことであり,そこにj呉氏の

食続供給i也の補ll)Jiiilf1'Jとしての 111食災対llJの存犯な殺があった。' JJ.'ーするに 111会実rm1 は段伐の級料{佐保

のt没後の終となって, j没民のjI}!:j:_結構滋を維持す勾る安余弁[ドj役;1;1]をヨミ/こしていたのである。 g'.[Jえにと

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166 f/iihR火’'{:Ji'.!'.'戸時号令術科if奇 策 311}(198tl)

て iII会災対BJが飯料Mi似のうえでし、かに'1f!:必なな味をもっていたかは,彼らがしばしば五附の然i!il]i:~立

して, hh1Ji与を開地していた’'.]J’だからら Xl;\ しサ'~)あことができる; 55)

第 3霊il 造林 と夫役

ことあるたびにtllll[Iの校長怜化を説く:Eがf-OllHま,森林校時;{のfil;;花Ht.Iこl¥i1lこめをかIJ,御JTJ/jえの安定的供

給を!なjるために, .f1l11l1内の11!日vf.:J出会WMして,滋十本むiJJ;\そl::fr<,~ださ tl:6ii'.i林政ill'を滋めていった。そし

てこうした政策を役員!;するために, I'.仰は名li'd~リ,村々に山役人々去配属し,その ff!;誌に iJ iポ行令況11.. ,:し

• .t1h1 Li全体ィl::*fC'l¥1:さやけていたのだある。 ii'.i{本切については, iL1浴行h'1U1f.{Hkf\',~,1:ト”のtil1il1i:-巡iりlす

<:) 11僚に,災地検分してその予定地会指定し,それにもとづいて間切や村は, t1l1LI Iのii'.;f.1¥!C::ti"ずm した。

iii林の仕ブ'iiとは純々あるが,。j1め(l~Jll}J (日のによれば,;1111L1の人工{b'r.}j法は①{bt数,③tHi、討し山の仕

立J阪,③l(thlJ仕\[燃の 3@1ζi主〈?”できるというのそしてfil"i'iはζの3絡に’〉し、て次のように税llJIすゐ。

ti二、Y敷とはりらill築材主主ぴj~船材;ζj泌すみlZlHを仕立て之らことを|う!的として設りた{ものだ,{!:史てる

べき樹木の邸主iiら小久,杉 CJL.(0:杉〉,制fl¥(モッコク),宇去(オキナワウラジロガシ入ユス(イスノキ),

l桜木,イジュ,枠;j(シナγフラヰとり入 1首i,センタンミ守の綬Htfdl0filζ[lffiられる。

tf.!d'1'山とは乱伐や総胤の tilr'Jiで良科大本;t与がなくなり,他校, :/:;:;・1111木のみ伎作していみ1.li林会いい,

それそ{b'.r』漁寸るJ坊合には,そのjおf9i・をlス[1lijし, ).'iJ側iこ日Jj風林(抱投)余波して,その抱必内の私!::+:を

伐採して慾j也告はし, 3~61ドlnJIJf.JJ:tlli'i'lf後手ljJTJしたあと縦林する。

K1hL1とは'11.(;↑乍LI1J:り尚一!同然↑1ーした1L1で,大木{土伐採し尽3れ妓小なる樹木のみ伎作している所をい

う0 oc,~1L1の!UH終1ffi.f1'l はずもl:'iJ\'JJ' ?寄付;一日空"10)縦111のJf;i)と,人I1 '~1Jdこ応じて,あらかじめ1Liぷ行f川上りlじ

められ,これを定式磁iLt ll:"r般と杉'l'寸<:,., ff}.ij:イトJUJU)山ボ行.@Iii[のi擦に,そのfl:ーな換をはす,、is-llM!Jria: Jlii恕すれば,知%のl:¥J切,トIはその'ifoの秋JI/]すf工わち主主総の手iすJilliiζ,J:Ej:止のJ:f数iζHI当するmiもい'))'[.

本会伐採し地主il1tJ~払い告なし, i火j切の111/i>ihi悠 lfi]のµ;;1 1ζ ,松高!FFやイジコ,センダン守~; o.>純子会Ii~}入れ

f1[1 iおのこの分納は E杯?のj込ー林i出.il出~J, ~iif\Iこ依j越したものであるが, §~;Q:t.i:がらそこには!日。心江治休の

主体が依けている。

わたしは推(人11¥J主体)がどのように(方法)して,+111山のj宮林を!戊し滋げたのかという観点、ψ、ら,

この事llの分fJjは;?,·えるべきだと !.H う。このようなみ~;.;uζ点っと, flhili必林の治形態は次のように分ける

ことができょう。寸なわち①llJJIJJ・村による治林.(見)fi/;]入。il'.ff;t;,ゆ五月すの:iU林,以上の 3手[!郊であふ3

以下,この3つの形態についてJll百次:r,・妓与を進めてし、く υ

!日j切 e村による造林は, 1m切や村が-・l;IJ(!) 'l11JIJを負担1して独自で校三Eてるもので,そのlいには1rn切に

よる造林, i村巡林,数村共同五'.!:+本等のタイア”がみられる。 IHJ切による造林l刈al;!リが官民!寸る.+1111I i内lζ

共同でfl:3'r.てるものであり, l 村j~林とは,あるトjが日本、Ji汚Ni の I ]Jiζfl:立てることそいう。

数村共lflJ造林の場合には,治林の対象となあ土地の帰属主体とえな林三t.f.本とは必ずしも一致しない。む

しろ l~2カ村によるfi[JI L1の所持形態で,巡林主体は組数にまたがって作犯し℃いるがljが一般的である。

その典is~ (J守々。lji:{'欠 iζ•JIJTJ してみよう

:fJW1HH河村大Mil1・ 総合縄水赦之内, <5我女flt'J機けl}X,1え;:ll:f'Hバ村Wil 敗,~:1波村柄 1 敷, f1j1応寺;J,IIな

i紋,主主?強制河村総数4般

総辺:色村ts.かねILi …一応我, wi辺名 2 カ村~.>;~木数 l リ~k. :fえ部付t,'lrn!fi::+:Yl~ l赦,我剖l,銚辺4イI2カ卒、;棟

合杉木9Jk1 91~

INち卒、;おらよみ父JII -(.汗Jl:llH寸桃際;;f.:!llXI ~JX. JJ,!Jll, f1[1)己,呉主!と,銚辺名4カ村総合杉?JXIリljk

ヲ1m文rj:iで特lζ自につくことは,あるやj月!?持のLIJIζ数カトIが共同で紡林している事実である。その形

態も 2カ村税《(Jl<iilDi Lil.から 4カ村?見合{上L止までみられる。 ii'.!

Page 40: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

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仲間:沖縄の秘1tJJilllJ)}t.手iJflllζ関する史的研究

る機水,杉(Jl;!¥'.'i杉)' f;,~ !~~ どがよであるω

。1)11次このような数カトI桜子ラ{!:なのかたらをとったのか。おそらくそjLはも~UJI日本のIJ:El'およびそりfi‘;守

徹と深く関迎しているように!よ1われる。というのは,各村々は句作ごとあるいは臨H寺lζ御用木会J司法して,

EJ討に納入すると同時に,それをfr}'ド仕立てる義務そ負わされていたのであり,そしてこの御 JlJオーを仕

立てるには多大ts.労プjt:絞tをそ裂寸るため,その悶難色を必Jlfiする手段のひとつとして,数事jjも,,司法林

のかたらをとらざるをえなかったのではないかと巧耐えられるからである。

砂くに{|将人員!;林であるが, ζ れは+111山内 lこ II\]切役人あるいはj良氏が lヨ t~で在t'i科会なし,成林iζ述したあ

とEIHとの1:11で樹木の分以会行うものY,近jil:JUMI二!オ立におけるti11分材、の治形態(例えば, ft)(JJ巴許rro〕3

古iiI tl1, !Jrtll?;J/認のi佼分林fよど(58))と子trH以している。

沙( iζ対げ<Si'.~"↓は, i八双山1t1(l.ft111l tlf総務総立(&9>,i(1874{引の 郎を抜粋したものである。 ζの史料i土

iD:林t作業会促進するためのひとつの万策として,十:){•fがMJl\;;t>:frl;や八'Elltti: c"O)斜地域で, tll11l10)分以

jg林を焚iめしていたことそノ}どしていお。

側]:Uj)弘之f:&fll!l1..MII与でNiiHJ切さ Lよくり 1~i~l:1l1ニ筏紺Ill 樹木似{上京本数会以為御災尖t11H立段々為被ド ·Jr

依:jtun~之儀茂おif,!i治役人会始1'iltl:i各自分ニ制仕立T'Ji-什j本IJ述!支鰍 ill之方針 t1l11 L1敷之戸、l.tm J!i;i~i見合仕立

さ ·\l致1,1\HJ:f~ハ Yイl:治llJ1は!in謀lllliJfJl1J致在校ノ、-.,;- Jtt'f1JJ間寺被例lf、]'~,;:倹1muti守ボ々 i乙 f正月 111波:r~ (傍,tA¥

ヲIJlJ:tD

ll111J !の分i以jj_!H本会(羽1!為111iと称していることは文L[iからl何らかである。 t11i1I1内:こ地Jj役人間やぽ般

はどが iLl分ニ村lil:¥l.Jfこ必J;ドは,本数でもって分収する仕組みにはっていみ。ただし乙の本数分fl¥(方

式の比本 C:山当日j笠H;:お)が,どのfhlJStのものであコたかは,これだけの!と料でl~J らかに江し得ない。

以後に王IHの治林についてて、あるが,これはTl符がum犬wJ¥c後述)をftl111111:注1-~fこ似り向けること

にi上〆〉ては台れるものであり,その代公的なものが,五仰の「定式dl¥i1JJ!J.)L l換jである。

災2~ o 1m切)JIJJEj:¥iftlitJIi 1:.s'.a'lj

{市] J号

iんプJJJ分 0.02 fb'z:不Ji!.(’f'11V

読芥 111 tl.69 2, 192 72 1カ}]分 39.469 8.M I. 00 13. 7:3

泣 :;!ミ 4.30 2,007,t!O 36. 133 tl.60 I. 00 9.90

;だ rn 4.28 2, 001.33 36. 02-1 14.06

iよ1ぶ川 '1.79 2 237. 01 40. 266 0. 11 l. 00 5.官。

{ii' バ 2.61 1 217.百l 19.487 2.39

久 ·~,、 7.10 :) 315.56 3カバ分 53.049 5. 10

I )J 月分 32. 668 2.30

浴、 約 8. 78 ti, 101.57 3カ)]分 65町625

j袋 1.62 754.60 1らカn分 12.074

オミ flfl : 10.61 U55.tl8 3カ)] 分 10.61 I 0.61 L川辺errヤ主力n分 35. 534 0. 00 iJ. 75 I.必 fl:.i'!.不JilCT'.'.’tを)

75. 06 j 3!.i, 058, ! 2

HI所: i 政 1Lifl:.1'f.JiJ<:v.~ J CJ111材!(}1/i:と! 筑10どさ, F附ll~iU!l 総 ftl11 L1Ir兄ぬ)。

注: l明治JJ{ド起の{!く工作(何年からのものであるかは不明〉。

Page 41: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

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琉球大学j立学古哲学術報告 第 31!母 (1百84)

i定式必i山{l::li:J免jとはいって Iら,すべて EIHのLIHtたj~x:111のみでなされていたのでははく, 'X燃

には,制 ~I のiキ数が!日j切・村怒d践で行:;ll.てられていたo :},,( 2 6によると,仕立高合,jj-1:.;1 lllJ()反 11散

のうち,’1?:tHi:虫のjlflj合は575'6 ,民tHJ::i'[のそれは4396 にらj主している。勿J命このl~l治初JVJの織成比を

もって,単純iζ近lttJ切の状況を推し測ることはできないが, EIHの!定式!政1I 1仕立換lOJtjJIζ,IHJI刀・

付{:blの坪Ii可が{?:{:EしていたヨI'.}ミの-!I泌を,この史料から綴い知lることができょう。

とζろで,炎2-6にみられる E:lJTJ火銭何カ月分とか,日JlJ火Mごl二人というのは,一体何を滋i旅して

いるのであろうか。このζとは五仰の造林の・t1t絡をJll!併合するうえでr[J:裂なキーポイントになっているの

で,やや立ち入って考察してみる必裂がある。

俗的Jl刀の伐m土En苦から1JJJJ 定のメミj交を探せられ,その代償として, iE頭火 (15才~50オ・;忽) ]人

!日につき, lO分火はYJ1 ll:t文, !;:_ 500文, 9分夫(;i!Jl 900文,女450文, 8分メとはヲ1800文, Y:.400

文, 5分火(i:'Jj500文,女 250(品。)文,それぞれ:ERlfζ 上納する規定になっていた。これがし、わゆる日

nJ銭というものである。

ζのIJJll銭は1680年 mu;.s)からは, J:J也の主主近によりi欠のごとく等級が定められていみ(61)0

&Wt 卜分尖ーケ}qIi. El jJ'.t t:j:i傾 ト分:iと品ケFlTi. El ill

({古川ヨ 1JLi.IE以上ヲi対ツノレ係IMJ切J'Jチ,W¥米災以勝jili!当司郎城fl:;J;,Jll読谷1111徐ク〉

1 j1i)Jj六ケHll切 九分火 …ヶ月間tl半if[

it<I級 八分火…ケ月間Elill

:巨}向(;ifi111J1 の{J_\[j負そ実施すおにあたってこの日川銭の-·iii~をfill 山の仕立伐として,各!日i切に交付し

たのである。次の!と料lま各!日lじIJ日ljのj二im銭のうど付例である。

t1l11l1ib工夫之{品店主li¥l!JJM内LIf!1銭之1J~IL<JllJlプJは必ヶ月分北谷読谷iJl戯米尖県具志Jlll:i:ヶ|日j切は’ずケn分の才ー分t:jlJJJ:iJ日JJ;[i,J~jll\]l;IJへは匂ケバ分之."':-:. ケづ七分投銭被DJ<: ド乾経治問己巳年i冬{土史1L1.f1JltJ1'1:ti f~主主i必々之j国側Jj友人沼削除~j(62J

•]I パj文ゅにみられる Elrn銭の矧は,各llll!JJのfl:}'[[fJi絞, 11::工夫役,正胤)ミ数々どにもとづいて決定さ

れるが,只体的には,次のような〉ヴ訟で制り1llしている。 ζζ では表 2 5のi湖町lilill刀の例を参考にみ

ていくことにする。

rHJ切内の11:立1%がvとまれば,まずl!l'M1ζ,そのi(ij.f:i'tを l人l[I吋たりの{I:支持数(公定)で|徐して,

{!:了ょうたの総数往千;ljり出す。

34, 185.07 (社史的いI'数)ム 6.4226 ( l人当たりの仕j'[J半数) = 5322. 62 <53l ( 11:立火数)

•<E: にこのイ:b'O奇数初日j{立j内の iF.ri兵火数で除し, iflザi火 l 人当たりの火役 fJ 数廷す;(/!\する。

炎では 3カJj分の犬if:とはっており, Illii必の凶;iJHrn切の11m銭の';!ji級( 8分犬, 1カ月 4日ill)から

:与えて, 1F弱火 1人当たり 12Elの夫役災恨の計算になる。このことから, i議ll:iJlll¥J切のif級犬数 (15才~

50才リJ子)とよた役日数( l人':}jf,より〉は,次のようになる。

5322. 62←付:3.55 (正副犬数ド 12汎(犬役iゴ数)

次lこ凶liJWIJ切のiF.rirl犬1人lFl O> E:Jm火銭は 8分犬でワ:l800:文 (0.016 fl] <54≫であることから,うたの

iiーす:Jz数iζζれHtトけてi:ir日銭の総忽!与をII\サ。

5322.62 x 0.016門誌 85.162円<G5)

とのようにして山された 85.162円が,納ILI'(上立うたとして附riJ'HHH?Jへ下付3れた択で‘あるυ

h;{{;fiから iリ]らかなこ‘とく,ここでいう日月]~たとは, 111111i仕立のための ll\J切内iF.\iJ~火のl動員数ゼ‘あり,

f•リカ月分というのは,それにかかる日m銭の客員で、ある。

~ーするに,王!!すの i色林とけいっても, i:和句刊!fl銭号を土見火でm殺するや!')ブ jであり’,j;f'白「内iζl土,!;百切.

村lζよる込

J::IJIJ銭(火役銭)イr制りIHすi誌f谷lζi土,!前l刀{人jのjjミJ}jj火 (15才~50;才児女)がー応の日安lζfよってい

Page 42: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

169 (rjill¥J:沖約のt11J山制度・手iJJTJlζi到する史的研究

るが,このil~llJi火と lI Ii 上 \'!.犬 w~火)とは,必ずしもせ女しはい。

}.;_ 2 ... 7 11¥l切lJIJi11iU工夫のl以北!

切nuり 日式 J~:対象(羽犬)

的JJ;('rjJ減 I 1l1i将人(数名) 111混入LJJ:lll交付( l人あたり 500~700J5fのilll地汝び沼地)

ruぷJll,ml米,災1[!.:lヒ札 I i也人総人II (位米lilJ切の例:川、tJ也人のj!i')出数lζ似せして人夫を紙技!)読谷i11

.~l、納 I 1sx~50才の引な; (J:世人,!日行主人)ぐ吏n免除〉

八村: ιじj甘1 8村: l'!i,J:tll(閥抗j也)

:{'.,:1後 11..tHi:入の場合, A村:受銭安↑IIす(現人)と賦!3.1けず)日村:.!}/,火 Cfa:F'i人づっ) C村:;引火(淡の強弱)

今チit行二 ;以キし(村の強弱,人IICl)多:Jjj;,矧jt!Jの11;狭等により決定〉

)j;JJ也 i lO才以上のヲJV.;総人IJ CJ出入, J;i}{巨人)ぐ史上1免除>

大ro沫 I 15 .. Y~50才の男子 CJ:白人) f[if{巨人(人J.::J1n~うと称して現);:;を得付)

I母似i I AH:15才~fiOJーのヲ}]二(;也人,応住人) 日村:村の足以数(今焔{二rm切の級イ、し)

九;t;

<it11X

15寸(女!~才)~50二rの lj}女 0山人,!副主人)

iA村: 15~.}"~35才の削七%女 日村: 15才~ぬれう当~50オ‘の現H:児女< .sEtl免除〉

11¥所: 1111合側i幼刊1l11l1ili!J佼l命;l,33~3iJI'L {近lit地方終済史料j災194Jも, 260JIL

表 2-7にみられるように, iL1fL\/.:A;oコ lfil~ ;\~V」法( ;j;,九ll\J 切・村によりさまざまである。 15才命以上50

才iζのリ}!;."!ζ賦認するのが…般的は似向として奴えるが,それも 9H'·のみに|浪~砂I] (大’n:・iJt,;五i]¥J.白人

あるいは10才以上のりJf;:. (.oj;JJ出)' 15;上~35才のYJIJ..・ C<i£n'Oがその対象有になっている場合もみられとん

いずれにせよ人世ij'j}fljが主であるが, r!liζは'8J山や 64'l:地(筑波, ml分りの;~fl似数iこ花、じて, JJJ犬を j拭,i:~

する丹!?もあお。もっとも料J'tlな例としては紛広r.t11J)Jx111司ll¥Jl;IJのIL1 :(幹人iillJ :;!~あげることがで、きょう。これ

は数犯のLlI没入で111{1:立ィs::-11・・い,その代ittK1L1裕人i二lilllを与えるというもので‘ある。

1L1(Jヨりえの以諜対象ぞfi土地人と!;if千七人iζ分けられるが,ところによっては間伐入会地人と1-XJJ!Jして取

扱っているl::Jl;IJもある。 1j1fiJj他方法l忠)Ii,11!&~~. 'た'Tl.Jヒ:fr.読谷1L1),I主l¥ifUt)J.Jj('.(,J~主,大印球〉の

一郊には, l'rt伎の渋ょうそあれ,その1如何がま干しくあらわれている。これは村淡j七l1'i]体内における尚おの

社会的地伎のネ[])設にillぅiとするものであるの

j出入{土地;丹市JiiJにらとづく l'.WUU!安保有’し,一定の)主犯を負担すると J~Iこ,共同体1J~の消役を桜hdる

お務をぬわされていfふそれを来たすことによって,一人/Jl)の地入として倣われ,付揃し、やその他の会

合はどに参加してずE試する資絡を与えられ,また,林野の入会手iJJTJの有資特ctrr(入会総符)としても認

められfこ。

それとは対照的に, J;•:H:人というのは人i !のW1J111で役!?買につけら:くむったれ・11t.m1w1の失業全Jj);がrn合lこーII寺勾留し,百官u出のj忠告rv山やがjj出およびtl、;Ji'ij訟の…rmを111・rnc小作)して,肢が|ーに従がするいわ

Page 43: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

170

琉球大学12~’3吋ll学術羽目干5 m 31 ~- Cl9S4)

ば11u0:f;すよかiであって, H1J~における彼らの地位は縦めて不安定たものであり, rm切によっては一人fill

の共[1!]体の織成伐とは見倣さ,iLず, j制fl]保J汚手?からも外合れ(今チ'11}(二Hil切は例外),林~!f;f:1JITJにおいても

XJJIJされていたの

林野の入会手ljfrJが共同体によ v 》て規制されていた!?正史的’Ji突を考糊すれば, Jtlバj体内の社会的取{去の

約主主により,外米者ーであるMイi人と.{1:米のj治人とのll\J ;こ,入会林~!}の材H1'1J[Yせ係の先与もが~Iとじるのも写'\{~

といえるが,この法lN も J必Lt人がl~JUHこはって}ii住を続け,そして人1~1w1力!Ifζ 12~’う J,lj{巨人独自の同i収集

活必形成寸るにおよんで,漸次解消されていくのである。

これま司CfliJ山の11:l'L t~ として九11\Jl;IJへ卜付金;れた UJIH:長の内容についてiiliべてきた。±ぷ.flま lH1改泌.iLl

を JlH!lllζ , ζ の um銭の/ lit~与をできみだけJiii えて, 111¥J切j占作| CL!伐)でfi!ILLiのih'LJ換を行うよう)ill

Iもしていた節がみられる0 しかし,大規模なtl111hのfU'Li換はどは, HiJ切・ .HJ1ilとrn土実施で会 fよかった

ため,その幾分か会主計:.JUIJ JfJ銭卜'1,Jーのかたちで}HEI.しfよければすよらなかったのむあるωでそれがり{.f

の必4本といわれ-?'.1ものに{白むらないっ

第 4節 木材生産と共間体的利用

五IFH土1L11¥ff;!枚I(木材,彩i*,竹史(jts.ど)人J!Jの際には, I [J<]日~·i ;ら) Lウ rm り'Jcl1l.立iプJ 一i

5一L子守品11:\rC: 』~; L 曲;入(G?) J ((1d:i

J[~ < 68) ! Jを発i去L〆て, I 111¥fl:物の供11:告義務づけた。そしてζの1L1織物は王仰が公!i:'.11lli絡(1!1続物定代〉

lともとっき, l::J切I二納日付]銭と必引きするかたちでぽい!:げ,その)11滋?をはIii]様lζ,ll:Jl;JJより徴収する

夫役銭で刺殺したのでぬる。

WI務|時代におけると!Hの山am物定代は,河II与のj行場代より約 l;1;1Jf立1JW~であったといわれていみカザ初次の史料(l[tt江'j/j)をみると, l jl日iどころかねJJ:J,i代の 2;1i1JWI交の111;u刻こすiぎな~' o

l i企l;JJ総本(i[i1il:寸以上“一尺i[i1なればl引ツ;1;1J)l~ 二代以、;J三f\.'.1回一見!<知式会話il"IJ!JL,

{El.,C1 II与のキ[j)誌はー FLJ令鈴{1.t(りさ。

l j,長三卜Li.ffIζ付金問銭八!ば

{!J~ll!jのtlJJblt式姶Ii.主主{>1.( 70J

i議i奴UJ9カ!日}切でl:上野j必の111*((;物(新木, j尖,竹鎖,ノト丸太)は, リカ11¥J切のうら lカ!日i切が iプJJj

持担当りで分間し,沼市')梢ホ;ならびに御法 .li'JJTJ大材木淵ifのときは,その凡tn:Y1のIii]l;IJより 8カ!日jl;JJへ通

i主し,)j)JJ自問切?容所で各間切の林地の状況,人口の多tfなどを勘案して,百九千;11ζ応じ制り振りし,ぽlこ

rrn切は各村々にミド'.;/ JIC'.,lfljりイ、jけるという方法をとっていたm,;これからすると鶴JJlj*負担の末端:J.tf1ttは村(郎淡)であり,!日]切は各村々与を統絡する名目l二の代表

おとなっている。この王府ル渉!日J[JJ+Jという御月1水賦:~)レートは, 付d11L1分i1fljJ以後の形態であって,

それ以lilH:iI滋納筑波羽i由ヨヤ!日ll;IJ金武久忠オ,:{JI)三ケ|!日切今必仁火山:|沫IJilliJ'l三ケ!日j切5'!.i組合(72)Jで大

材木(毎日用水)を制i忠していたので‘あり,+111ti jのキ1JJl1形態も 11\J切Jtl司利f刊で、あ•:) t:こ。それが 1IHJ切共同

利用では樹木与を大切にしなし、から,今後, l力的]切先各il1Ni切にして,私11m水~iJ,'iji主するようにせよ|

との来的の令七七によって, 1 rm !;IH!".flLの til11L1の手l]J日形態(.\121ζ村段Iii寺で~llll:K分される)へ移行してい

たのである。この:El仰のflliLli分;Iii)政tWま,これまだの林野手11mの夜り/'jlζ少なからざ-?'.:>彩料を淡 lました

ものと思われるが,地域によっては!日米の悦行がfH強く伐ff していたところもみられる;73~次の史料はそのことを袋付けている。

国紙1HIJ赦之i儀, )Lケ間切言受分被授{澄{咲付ては,御m*:f.Lm之材木共,各所持之JlJIやより収納二千;相

会,他II司 l;JJ山よりゅffi!HI民館}は,イ'\':fil·十JI,泊司令a之儀{咲処,経i乙吉!~代 lζて致f1!11Jl(fl民的,今形にては有月!?

之除jυljj遺品~Iま勿論,不合所は仕立プゴ誕生二lj等おのづから大形,一統1'!111.lJ任lW1"之滋7JIJて不可然、iJHごて,

以米御Jn;jにはIE代私JjJ之材木は相場代を以Ej3iftlr紋様被ilTH'l'役{氏此段九ケ間切/[ /I~ 洩可被取波紋

Page 44: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

{<¥111¥J:沖総のお11山(jjl]J支・手1Jfll!ζ|対する史的研究

(i:j 1時??,傍点引flj者)

J.ir;JL)ごJ+JJ.i](公正わ亡'if:'.Ljl'iiI)

J111JN1LJ事行人;nり~xJU党主 1~

!な;l¥)Jj)j:JLウIBJl;JJ

1ごう、II役検者 1lr'li:者 l山首~j代惣ill~~

171

um土手ljJIJ形態の鈎綜した村l山与をll¥J切m佼iζ大きく分;lffjし,立itζ村ごとにその所持純治1;;,;1ijJll(i:・にして,

f泊JJTJ木や夜、JIJの材木は各所持の1Lp:¥:rより伐J采けしめ,らし, tfJ付すべき御llJ/j三が日村i人Hζ江く, f山中元J,

ll~li\]切の I.Liへ依存しなければならとtいときは,それ111 '~10〕水 i了!代(御用水は定代,干ム別の材木l士約JJ,MU

そを丸山iiJl;JJIL支払ソて伐illすみよう俗li¥Jl;JJ・1、、;J-lζぷ述していた。 f1111l!保泌o):nil:とその)"J'JI店主体長111rnu:

化することをねらいとした王仰のtill山分;lflJ政策の.1;:¥Iなiからすれば,それはお然、のことであった。

しかし, Jilj的の史料はζのような EfHの政策とはまったく辺の事尖告示している。すはわち,他H:Jl;JJ

ヘヨKil代会支払わず, .Ji!\似て・!と11111ζ伐採しているのであるυ しかも ζの史料は, ~Hfがtil11 L i分;lflj政策会

ねらii\した1730年代の後、'"頃から数えて,およそ ii世紀以JJ子治したものである。少なくとも総Iii]水の

伐採にi足lずる限り,♂~EJHの政策l土谷!日j切・ 1:、jiζ充分に浸透しえず,実質的には, t1l11L1分別以前の慣行が

波)'山こ伎作していたとみるのが当i~であろう。

3て, mo日本をし、かにMi:保するかということが一日HにとってfllJ山政策上のM:-:J¥.O)課題であり,そのた

め21f1日紛の御法JJt本会指定して,{え係然ll:・tlH況を議じていたのであるが,そのζとによっておiJLlJの波民

的;f:1JJJJがすべて以降除されていfこ択ではないわ If上v.似:詰汚三fえ;之{義う!乙さ綴t議£HU咲lま':{ Lと内御fljlζ約1工4尖分l土Zζi徐M~Iま l~l命itt

ψCさえ£JUのA匁l<JO)純i尽J1,1,J lこ Js いて, f,[jJ)jj の分会;1;~1徐いた筏余は, j呉氏にも伐採平ljffj さサていたのであ

ゐ。

J:JHW~;t氏から家保@策問材の q1約が品うれば, !{,!JI用水不能J~i(栄子''·之本<75) I I·ζIll~ って伐採約二司令与

えていた。しかし,これも11<ElJUJiiiiIζ似ると,特別なはからいでは以()ぷ絞,桁5誌で主主られた米以) ili

~~のみを,fj'’ 1 ザ;111] (ただし 2liil*以下で~lf~Iわにし,その他のj日!?主小侵犯伎のものは無許可で伏線させて

おり. J:l!ltcえによって,主IHの伐係flil]j)民崎町 lこもいくらかその路市のj月; !f~ーがみられる。

主的へ納付する御Ill本や liil切・村内で{必mする公mのllH-1 などをふ~;主すみ|深 lζは,布hillの所持形態lζ

関係~s. く,他!日Jl切の;111内内にも山入して伐鋭利バ}していたことは,すでにみたとおりである。それとは

対照的に,在、がJJll材のら;合,ぞう村所内のt1l1111J~ り伐IllすみのがfillLl i分;1;11以降慣行イヒしていたが,これら

j自J戒によってお千!]~なる。

次lζ51トりする!と*'H土,し吋どれもlりJif133'iJc:のらのであるが,ある限度t1l11L1の手1JJ11形態の地滅的特徴i:・ノjミ

していると辺、う。

久米ぬの'F例!76)

{え;!くは,凡で・mu誌の許可を受くる規定なり, f(日して中日長関長U'{と災なる所は, tjJ鎖国ilJlにありでは,

各村のtu:立はJt村智耳目区域外よりは伐木することをi与さるも,久米偽JζtEりでは許可を受けたるも

のは, ji;J問l;JJ内の割h山iこなれl幻自村の布h1LJより伐木しでも波文なし,尤も他r1rWJ布IJLLJよりは伐木す

ることを1Uず。1::;の']ゆlj(77)

{父木i土村事務所,学校,行i’E空間の如き,公共事滋;ζ向て許可す。尤も約人と離も多数火災の如き不J

H寺の災対Hこ逢ふ場合には之を許可す。 111)して許可を受けしもの,;!=.!;管Jl.Jl区域iζ拠らす,{山村の官製

せる:flh山内よりも伐採す, ::{51ま紛の生木を許可する慣例にして,雑木及松の枯損ぜるものは,薪*

mとして個人に自illI己採i収することを許したる慣例iとして, Lii等の樹木はJt'iぎf!ll区域lζ拠らザ何人

たりとも勝手に採取し来れり。

({労jよmm者)

Page 45: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

172

,-十

iJf,lf

琉球大午法学1~11'.'jq:j報公第 31-1手 (1981)

て{父木しても;(':)だ t:~い ζ と lζなつているG 'E}-9-;;, Iζ,この92料iJt11似1.rnrnw出)Jには村1j1入会不lj!IJ,久

米1;0,'fなi1JI::;fこは数村Jt1;;pf:1JJI]の治形態が一JiY,):的!こ存主i:していたことそ{労i,¥1l;するむのではなかろうか。

住民tillけとの↑1'l1i により必i:+:JIJの雑木および泌総務校, ト-"Fc総JJ包, f,j;)などそ1111山l人reiヨllllζ採i保

していたが,これもすべて)1提出l]llJ~であったわけではなく, ·}i:のJtf,;H1'~.!\lilJの枠内でのみその平l]HJが許

されていた。そのi見ilil]行為は;tliLIJU)保泌とJUれH本的手ljJl]の保持会EHドjとしたものであって,そのために

スiζ さまざまなかたちのilil]lif~規約が定められていたのである。

j)~·Hhut~U)ijllJil]·)<7sl > 1 過金二十銭

似布l1LlJ内へ控lllil外のお, ~Ji:斧 LltJJ鎌等のj実H持者(;J;総主主l[I(協の上, e人iこ付本行のj通過食<13{、J1民事

(凶原|品Jl;JJUJ例)

ぐ数JJ:とll1入Fl(I)治IJll民('/ 0)、〉

山村、ノ伐採ニ関シテハ一人一日…荷ノ市IJli良アリ, ーケバヲilliジテ二十日間山人ヲナス(中l約)若シ之

ニ巡背スノレモノアラパ11i札引度シ制裁ス(奥部滋の例)

またrj1iJJl. I出U'lでは i主主林伐をf"~tlHi· さる J~j住人には山入':'21l'Fc'< '0所(8())Jもあコて,一一定の投務を

!+!:たさむければ,入iI i資総名’として認められないJ~\(;t ,共同体内におけあ入会.@.のね')ととの関j濯で正l:IJ

されよう。

第5節 牧野手I) ffl

n求llbUの然!支f.Oコ工:Diζ,13制作i止j穏を仁ji閣に派ii'.!して,¥lを120IJじ,作it災(J:l)J 2子斤を総ょしたことが

記録されている。この応と総裁はすべて琉球i泣Ir付とそtilどされたものであり,:' 'Jll~il]sJ 11'1で総1J立の1ter;とあ

わせて, rJ:!別対!の泌が主主んに例討されていた状況合法!像することができる。

機Jliてはme球与を従IJ隠したあと,こ の!j二,H0iこ I~!'会つけ, JJ{O:RIJ<]IJ~の牛,H0liJj数を湖資して,それにらとづき

f上納之泌総物E:l録J( 1611"1けのijl(ζ,, ..皮 200伐を1Jllえ, 1むlこ1635"1てにはLj二,U;;l ,iE/Cっき I ;:~分/i.fijLJ

のLj二,\lWI米と lj:.JfH'.5~そ i:納するよう j船主している rn12

このlj二%税賦認の対象となる外ニ泌のぬ1数l土, 1691ff.O)縦僚の淵戒によれば, f/,U>RltiJ全体で 22,773政,

Jl!l域5Jl]Iこはjij1梨llliflふう l6, 257 iiJl' p; ,1, ii,) 2, 029 ml,八治i111:;; 1, 187自立となっている(82l

これらの小川がiJl野やおh111内に放牧鈎i'fされていたことは, EH'.Jのlj二郎牧lこ|巡する1'1ii金司uaz守によっ

て:i冗い知ることができる。ニE!Ffl:l I樹木綿'I'.,之九千、 lff!'.!1文jことを日11111fこ, 11111111々のJf<:!j女平IJJllをおそILーして

合自己jあるい{土 rM1山綿々 之!必i1I Li i:!I二泌牧の代地として手ljfl]するようJi1:iJ'fしていた<H3l例え(;f,石11[,

刻表i向ij,I誌においては,,,二,U0:伐とf1IJ1I i とのJ~':\界があいまいで,そのため,fill 山内に牛泌がill人りし,樹木の

ペ三行iζ支j\I~~をきたしているから,村々の淡合牧会 10カ所iこ II良定し,その他のLj戎!~牧はnw1めて, I 1J1倣1

4本丸g1ζ転j換するようにはよ,とのイfjj土カSJ"'.Jほから八!万ILJ,1;が〕{!:者?・ j)Jjy'[iにIHされているく842

しかし, Cのf)i;fO)牛馬牧終p日政策も八lfid1JtlJJ:iにおいては,あ詩、り効果をあげえなかったようであ

る。というのは明治lfrlfの n111~{日以統汁,1 ::,~ には合計31カ月fr(おかt,1;:;i5,四炎j込15,新lJ}<!ii;l )の,.,:民

牧が.f),!必しており,かなりの!\ニ応牧が米告をfJI!のまま明治JUJまvごViち位されているからである。

そjLとは対J[@.(tせに,?t11総本ぬやその)出ll書f!I込では, ljc馬!|幻こ1刻する P史料一l二の記録すら!i(ILiぷすることが

だきず,また|ザ!治問の統計資料にも:\日絞されていなし、。それは{iiJi吹か。詳*Ill'ζ検討してみる必裂がある

が,ここではとりあえず.'E!Mのt!c.,1,f~牧絞HU政策の!;\;~!·弾であろうと期解しておき f.こい。

UHのこのような11:,(f~牧終rm政策は, 18!校紀の301.f代以降, E仰がとってきたねh1L i分別政策と:ct:r.災♂

体与をなすもので、あり,それは~ml日水線保のためのtililliの保設そをit立大のねらいとしたものであった。

Page 46: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

173

f1J11HJ : ~I曜nの.t1l11L1fliilff

J: ζ んで,!日誌# ll!j代には一体どれぐらいの*,iWI文 fflih'iがfftl:し,そしてこのlj二,u~牧はどのように1'i'JI !!・

手iJJIJされていたであろうか。

}< 2 --8 地域)Jlj牧j訪flilfi'iおよび牛馬数

,日j 'Iニ).!& 合計

75 133 97 195

j 72 328

tv; 多き

’i山口一114A八

U

0

8一4つυ2

AaっI

M

…rDnJ内,

ru

i

i一]ハり

700

ρhvpb八日

ηi11

13 405

365 266 22日518

iii所:小野武夫編 li'i!illti山)j経済史料jZ1110滋(古川!弘文官官, ll{if!lij1j'ir) 25:3~254刻。

m'浴後助問 j;問削(|災wr-1rn行会, 11rnu481ド) 325見 332夜。

主主: ・:J.<;11;,1:&rま!明治26'rj:8 )j ' :r; J札凶炎, 13.JJ1llJslの伶ぬは明治2'1'<ド12JJの訓話t結果である。

・::.( 111!与のfx:JMr土3カ1i]fのみ記,j売されていみが,こiu土!Eli'lliなものではなし、。そのffuO)牧)i,.j(土

史料ィ、:11111のため欠治しているυ この*-の数!?・と r~l1事Ill!,~統計マ打( I~ ]if:l2'1 {j'.)のそれとそを比 l絞

してみた助命, 4守lζ!J:.J!;ぬlhtζ以統詰|匂山のLjニ民話j'j数号去次lζmり、てt;ζ う。戸ji紛政全体48,548釧 (lj二27,359, ,!,!~ 21, 189)

'ti¥ jl) !;h 6, 980 liJj ( 1.1二3,254,対 3,726 ) ;¥ ill:il I l 0, 18'1 iJJj (lj: 6, 099,氾1,0お5)。

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174

合fiJo巨大’'j':JJ!lc下;'(11")":術幸 11i; m 31 f子(Hl84)

11・-,Ub牧の1ffi-h'iをj占体的ゐ:数’γ・cJ白人:Jることは史料ω:閥系J.U付紙であるが,明治jり!の統計資料によっ

て, JS<$Pi!J丸その11Ii泌を;1tiJ!I付ることが11J能である。ぷ 2-8 (土lお〈ル&iliiWとえ|二瓜数を二人b くお1;:;11111ζ分

け, Yilζ続II分化して一二部総Jji{立にとりまとめ1こものであふy これによると 4地域の!JY:初[{Ji般の合計は

討。守115Ill[":'.'',その作品お I]0 J;lif] fa!は官出向1496'{:iむUih3296,凶&!;];5296,与那11q,1;:;2デふとなって,全体

の半分以上が糾 ,1~wζ集中している ζ くとがわかる。 1l片炎1;M"J!J1 でら 1lh',j1J1 (5296), iJLj災(30勾) i•削寸の Ill

める上七本が:きわめて j•(;j ,、。

fjij !!.Gしjι:ζ;とく, LI:,¥!,j (;i i会:1HへOJrli!:J・‘≪;,

Ul!l緋⑮仰物泌J般η])として,あるいはl1Wl巴λ1;政 OUlカキflJ!j)のために不可欠tsむのであ.., Iこが紋lこ,

そのりPHIζiよ王i卜HJ特に関心':' dムっていたのであ<'., 0

色村f附)y(i)lt:.,\別交の17PIUJ,実質的lζは村が共同で行っていたが,その符l'l!会徹底さ -tkるために,

UHi土政えにIL!'''l役人後INいぐ,ぞれを統制δけていたフ ERすは千件人公羽j引に記抗して守二必牧そ;:;i・11寺\:iif.

視さぜ,それや村役人J:止しじの則''i役人 U!~JJ1ItD Iと獄'I汗けしめ, •l! (と:{!'.ifi .孤にこれそ1~総f!\!0 せる

という公I1.JH本:litJぞとってい7このである。らっともヨ:11}がこのようはlh設しし寸守f山本jljlj';l;,とるようにな〉た

のは, mミの11二,l.!~'li'f!llが手上演で術パHf~の~U~r;;とま守支ll市長きたすようになっていたからであみはそJiY:.!I女会れた 11二,I,!~については, ji主をはっきりさせるためにドド潟中lぇiなるもOJ/J{,f,tcとに{ノト仕立0~t,

~ui:nまこ jLによ〉てIJ:,l!i,OJ生タビと令{本O)gj'j長女与を犯;保していf二" vi{ J.~ ,1;.J r-'l・i J.虫.\ .V~中、Iの fLj二H0~tj~\8G) j iζ

均二i:の炎;J~;l[:+:;・ (l!:,IJ,¥O)両工[会切ってJぇ示),白!誌1'5・とiifi千fl名,のえ!)I'凡[Jと壬!'-0,@Ul(f維のIX)JIJ,

!はi金の区日I](例えばw1・.,目的11二はど)等々の'F1丸が,iHlll;こii凸iまされており,:t~\; iζ人liijCJ)戸:WFぷみの周

宝ljt;でζo>r 11二,1

句:何Jlll:;J:れの11コ応をflif.t、J;t~へ子~ '> たζ之: J合記入して,役人のおぞ1際l'.IJ命受ける{|泳Llみになっていた。

の 1・11:);!をりた.! l:J:i:今村々 に illlJ,誠子clζ1HIJ保'!r,;0れ, fjJiドl~2WJ村役人から政;l;のプjへ/|二,I.!;;のlj::_

タヒおよび:l'.::mζよみNi+のJ判均等会報?むして,作々の 111二馬刺むな・淵千点していたのであるはで

lf二応牧の所持形態には lj:;J所持と数本打tl~i)所持(椛合牧)の 2 つのタイフ"/){fj.必し℃いたことは,す

でに〆友 2-8でみたとおりであるが,数字υも1;;J19[j!jといってらその内部ではおやIζとに所持飽l射がiどま

勺ていfこぞ3

欣牧l土lヨトJ,1也卒、jのl送)Jfjなく 1Jl;1ii;:;視ヲ村氏Iii]様ニti,セノイ吋レノi出ニ放ツモ紡,;G;;ナリ jというもので

あソたが, l'IH外の11・.. u;;牧に欣!枚す<'., J訪合は,おcWi&:ζノ|二民牧月ri・伐の卒、;へ抑制(例えばドi二1li誌という

ように)を与える引例lこ/ぷ〉ていたma;,

与で,以上の俗fiil そむ .iil1 じて,われわれはゆニE的。バliJl1 分’i1fljのお昧,(~t1l11 I iの!?汁!y形態, C01ll11L1のIL!.!民

的手tjnJJf3J怒, 'Jf々 について検討し, 11111I iがrrnりJ1J1の村…郎浴によって"i~' 1rn .手11mされ,そして山氏のIJ.

iffi i ,T; ~WJ J己採くかかわって作仮していた校史的1Ji)-iをIVJらかにしてきた。

ぢjするに, t1l1山は表lfiiJ:I判長j:的林野所持の外皮なまとっているが,その内’たばかh認JU,;H料ζ);\;\定さ

れた共同体的林野所持・手IJJTJの政!学f主総然f二<'.,入会林野であったという ζ とが以上の検討結果からいλ

るのである。

;;:E

I 1) fill山分;t;1]JJ,、1iiiの if:J~1L1 I はおそらく 7カトJJ七千iの入会林nn:であったと考えられる。その共:行林好

ら EH干のj;j;~!fとt l1'dとよって{、Jことの所持形態iζ分~ill0 れ,その紡!,{!; ,従米の;! tfl.iJ 的手1JJIHfJ行止:*'r

たな在、m形態が()!:Gするかたらとなり,このjilii "?';のJ予防;~U士解決されないj;ま,のちの 1 I 1.~命へと

Jft!J.~ していった,とみられみ。

(2) !.え卯l土ラ(!Jllの絞りと!.flわれる。

( :3) il"i!il立地方税約史料j第9之さ (;15)11弘文:fl'((,11[1fll4tl'il0), 21'1~2t!5 f〔。

(4) 位隙60if(:J:179511°,予三五i-::J:179I1fで一…殺してい々 い。

( 5) 『近m地方税済9:1.料,i] ~l \)洛, 216工〔u

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175 。111:11;刈衛力11l1L11¥li!JJ交・手!Jfllに1泌する史的研究

16) EH子公必のlli!T1HヌJo

(?) i近l!Ulilh経済史料!第 91.J:;, 2111~24Hlo

181 ~f.IN-1171ドは 18121!0 ,発例年は 181311' と伝って一致していない。

rn i 1r !li11 u出)J縦約史料j切りどさ, 301

(11)) ltiJJ., 302~ :io:1 J.'L

Ill) j,;]卜., 305 J'~o

(J汲 n七五三il'r:gJ公立1Jm 1 >.'£: u1J総タイムス社, 197111'), 2~11 ~ 215 口。来r1f\ ・ IFiiJJ! ·会 lJ.点料開n~,~

の絞!どj (1l1Jll/Ll版社, lllH1!53作入 99~ 101氏。

!13) 以Jf記入,?.H'ii人々どと {:iII予び, IW為ll!if¥:Iζ\{jlfl.' }月九回のf[約七!出:"'iヵ、1110ドり告して, tur,1;1Jt自の

fi'L!!!tH!!や;;i'iJ出,打、的地方司会ll¥・tJトトj川、{うりしてllfJffi.HζW:1Hしたことに始まるといわれ℃い0oC竹

初,地人の{j:む;:~IX~からi採れて,矧Jtllののに点々と ·rill!長((土るや) JC\:の宅地H:liえていたが,の

ち次第に1~u·!のJ1~![1:'.悠然そを形成していったu 1~11潟県 I;のヤドリ J ( ~fJli1!l11号訴え-:t1JU £H 7 >.'£:,不

HJ!:, Ill将IJ50'r),川l!Uz/!¥・ I jr!J測における日以焦点;の研究J(t 琉球大学文JIJ1午:1¥11*12泌氏l第5り,

l960'r]'.)' llllli友111・ I fiUKI C IJ'i1j1;:JU叫!とJ'jJIJ{l:, ~j1純近代史;\fljlJ )。

1141 交i:.i.JJ主俗11{1l J立r,1;1JW1JJc rn'純以 ~~.il )日!J どち, jJ\1総近代史的リ住所収入 !地主1]11;1JJ:ttJ C u、上tc>Hr杯初lfモ

ll.t Z¥:i 2 Y.!:J絞9:ぷiZ,戸jl総タイムス, 197I年)。

i]5.1 ??附立~i~ '.と! ;ilM;(1, 345}lo

(j(i' lj:!ll'f1迄ノにf!I)l j将jみ村i:KJi:lU (五・;;'(f:l:,1977'il'>. 183 tL,

117) l沖縄~;t史li !nM.\'.主, 102r立。

il81 ftJlJJ;[p~忠|集然 I CU 沖縄文化治議i 江~H主民俗語d JI, 5V・少しれ:, lllHl11o'.J:), I 30~ 132況の

nm nヒぶ採取j全集i;:j'] 2 ~I絞!とおi II, 88J.'L

1.201 IJ;TX::には 11"1J:t!J とあって, J~ 2 -2の民ill呼i'i!.l.!:144.5地と・・・1文していはし、0

121} f!liJll:地)J守的行史料.r.'.'.lrn 11. 13 n。

1.2'21 Ill バ主tリJill~ I !li¥11: ;t:JJJJのi1l

倒!礼L,l<IJJ.':iο

間 j;;Ji二, 9~]()氏。

:おl{!神;ij引ぷ 11b符IC ili't1純文化"命絞;;努 j:J@所j収入 1 :JO~ 131 £L だGi HI泌物JllllH':.tilii)~寸の山氏別分併について, 1n也人! J:vifJ.Wi~11llj鰍 1·1こいっそう分解し, y;山人jが

Hill倒jとなり, 1ぞ1子:4日正jへ松1;与するものがあらわれた iとffij臨しているけjij;然特別!Jf)'[.J

IP}, 197111'., 8 f:i)。

!?:t.i 1}1•制限111trrn:1 切 1J~ij; I C仰ド京nリムゾピ,L21'ぅJtj),'.主), 117 n. 421 fL

128)ぷJI-., 120~12 l到。

(2H! l'ililltll!JH続前51:料.l9.19>.宝, 183~ 185氏。

!30l ji1j1純I],げよj立121Y.主, 181 lii。。11 11う持fo'J ,._;こ Ii\敷打数火Jf~tL1野11月IJf.J致fF服役Jc r 八rn1l11lll'.H1l11J11ff~務総;), [大3料l1Ll1後&.之野地

より Ill火山米ケ rm蚊,;(:1•H!fJ也は!ぶ{T之遠方よりも移火いたし側ill, uJ I次mtili辺hi!佼之訴にで!ザj

IJ治則乍If札火!日心念:ii'!J!!\之総可]似十校llil( lt11!1J1l総務[聞に!’ff¥11i・,1誌の分, !よ庄内地方統治1N'H21'~

HL 277 fl>はどの事実から ζのことを依然できるの

i32.i イリミ純子守 i林業地引の形成i樹祭.f:(Iとl埼玉林業技術協会, i的手LJ49'.fl, 166夜。

(犯)初11111[1<]リJ!I LI J~"J1i'.I月の研究J (院を!?刊行会, 1111干1150壬!ミ)' 15~ 点。焼却i経常方式の地域的知引につ

いては,佐々木山町li 11 ;;j;;の燐JllUを参照。

(3i!i !i1l1純然llltl'.t納税制度 1c r~11縄県史J ~mm, 211廷の

(お) iれfl崩ll終IEltn納税Hill!交参!!({セJ(れヰJ~JU県史」第21 滋〉, 286 v:io

Page 49: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

176

IAtLRK戸山’V:俗学術y:世代 111 31 ¥}・ (1984)

i:Jlil 官i11*、{浜口)J frw;:;r:i~J段。し 52氏。

i:l7l i災十tun・・.Pl'部u史そを;A5・えと)); (効iや.;1::1J}'1975入 56夜。

(J印後成、儀DJJ'iili約九,ぬ氏。

(391 l1iJ 1-., 68収。

1,101 ii近WJ也}j

(1Ji 11『111L ’:JOG 民~ 30日 T~ "

(421 !司上, 308~309氏。

(1l:l) ヂf;{-:純 i"~~ 'I林業j出;;, (J)形成jめ松!の~n '1,・;"'.31おJイミ矧ω焼f.111政林iiζ.USoはお, iili林必i絡はよ

lこγ ツ,イヌマキ,スギ,コウヨウザン,イジュはど、で, .iliii本木;は’;!.:'.質的にはirk林省である村

iij\治応対!泌L,.:'EJHはこのやJ7cf:-介して答llllJ水与を!JM波じζいたのである。

(4品 litl1総県 111mm税制度参J!(F!~J (作I'総保 iJ::J笥\21投入 337~338No

!451 同一上, 338頁。

は6) I百jL, 3451'.l[。

@Ujlj)VJの大J[.i山村1Jすの[ IリH則的jのjlf!]"与野I'数は,すくないIHI終マ l人あたり百j平,多いところで

l土数行J:'!';こも .01していfこという( ii大加味本、tst:J j滋9.:縦, 58災)。

(471 lfl村伊; Ul1部品!!TIUニ記全l:,lf{Hil村壬n. 1s2到。

!481 r 111mf

!491 ~11納担!ド i :文:{ヒrv1 ヲI会 i品i、'}j ’i

{ω) J占2一4多;\\L i八1fl1J1的JJilJ,滋樹立j ( if八日・(111文化!筑4~分, II併115lif )。

ζれらのll!j!lJj(j;八11!:Lil J!lJJiRのものであり,したがって,沖縄本向で{まその時期iが約 i~2}J) l滋

?.1.;,:h

i5])佐々 木正:jlりllEI本の燐持Ill 156~241 ti参照。

i:辺) 手1木市lliB,'!林業 j也,iむの形成[email protected]!jUJの 166~ 1(i?i'H:参!日\o

Gl) IJ刑法iHllEJ.求共産村訟の研究J, 151 gfり

Ill村のこのお:iりは昭和 2年のものであり,序文の|付税から推測して,拠出苦渋の淵主i:(土大jf.後半凶

のものと!よ{われる。はお, Ill村の記述iこよれば, I i選l!iJltlll)]ノ\交符%Jげ1:m11ヲ今li尚持続・lzノレ所少

すカラス:jという。

{滋) 千T水純イ:iLHiiJH1H', t 66 Ho

(あ) l'.iJljllj彼方総尚史料Ji(111 9{'£;' 290~2臼l民)には, TH干のi(fnfを没iサザiζh!J1l10:・IJWtlJしたとの

民Hrl1で,科j公平:|銭の;l1j~ 号t:;\!11·せられた符の氏名がヂl);ir:.\ され Cいるの

156) 1!11古MD)J!f1!1 山首;Jj):i)~ ,;命.I C明治37ifl,25~31認。

1571 「近!日地方経済史料j第9滋, 237~ 2381fJ:。

'JIHJ文中て‘いう ffl/Ji lま i好~~:のことであり,したがって, .11111!1の所持と i会林主体とは日iレ令官ある

とを訴状するの

1rJS1 ;i・u111rまl1i.\ね勉 rm1分林市I)伎の史的研究.J1(休野共済会, HI行1134"1っ会参照。

明 このiffi¥:¥労11w土、V・'Zi:l'Vi'ii見';B上が必然訟のときに組立て, 1768if(乾降33)与tl1:1Ji級)j' l857$f (成

l~'.f 7 )翁f{fJi)]の手1~終て, 1874'.I'- Cl百Jtt:ll:D 一部改められ,八役1J11l1!'.~の:{fl会,討n宛iζ :Elf、jから

15-ct' t;れでものである。資料は成球大学問必館所般の不’TJ:本令{史mした。なお, ~';\ 1f!:1l J文化「

ヨ) ,j 1ij-(J¥1Utl i;文化研究会, 1976"1'5 JJ)に活字化された/ii]資料がttl救されてし、る。

(郎氏J店名女別i1';1j1純一fイl':l:'..llOJiiJぷ新版社,大i:E1211二), 51 0~51 1氏。

Ifill li1l1努f¥il/1上l↑mm荒川il]I支! ( ~ ~11総以.st:.JI nm級資料編11,1968{ド), 196 FL

(62! I ii 1./it行所公11抑止J(川本!改八:,l:JIf[]平1151年従業lj)波, 741認。

i63} !日付三では 5,:322.72とえfってし、るが,他|!日切の.1n手引

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177

111,mJ :沖鮒の告l11J1W1J)l)~ ・平i]Jll1ζi対すみ史的ftlf究

以りである。

部品 1000文( I r:t文)を 2;f交としてJn1:したけ下i1KJULli~史1 m21どさ資料縦II, !?}自 民)。なお,間以i

llIJl;JJのお111I 1 i l:IUミの磁波対象釘は15~50才迄のりj子である。

1()5i 次のようなilH¥1;方法でもlrl]様の結mがIllてくる0 '1'13.55 (氏llfi火数)× 019211]C0.016×12)

85. 162 11]

!(給i f 111!\>:<iJiYr公1J~1綴J (何本政八.;1u.7,1氏。 l'ili:Jll:Jl!J)j終決史料j第9@, 228.VI。

(67) ! 1I1来行所規模1;1uCI林It女八ミ1U), 20氏。

{{氾i iゐi段Ill)迎}j経J汗'1:京:}

lfi8l f1!1yt;籾UJJti有,f11JLlJi!liJJf!'.:j命j’55J芝0

!70i r近Ht地方経済!と料j第\);径, 257~258]芝o

l71) frl11!・p:VJ!V1, fJlitfJill', 54点。

172i I 111/i>ifr所規模阪Jc rr林ti:文八一;1u>. 20災。

173) 日記lll:J也プj経済史料j第9@, 229賞。

似l 111Jn針1-01m:1~1111む(川本政八百Lu 入 28F~o

175) I Ll i浴行所公'Jf1渋Jcu林政八,il}.JI), 88夜。

(76) I近|!?地えj経済史料」第百主主, 263fto

(??)向上, 282夜。

(78) !" ifrfit地方絞泌!と料j努} 9巻, 251夜。問中、:tt,!;Dfit球共産j;、JI'.持の研究,J], '170氏。

1791 !fl村治,詰1it5¥11', 156点。

180) frl1 f日朝日}J,jjljff.¥f'l', 52J.':lo

(81) fiifjJ'lllJil術1,r:dl1約一l:J似JI.h'ia己1c nm紛l行史i資料給気; 1巻の 2' 1970年). 7 1'.:l, 25災。

1s21 li;J 1-.• 26J.'to

18~) i参ill状J(175Jil'''i';;;j.:、), I 1L1 /ili1 i fi!i'脱税申11~ J 1737年(川本政八11ul. i久米兵‘;.!:;)l I llill;JJ山!神1RJ

(183¥lifl。(告・j) f八沿1L1il1rH1l1 LL! Jfilrf労相ιI0874針。。iお) 「 l=J.1ft1L1組)J’g;立i!:ゐ校総1~kJ Cl768ifl. ,:·s1込合討 1111文;!i-rrY.!,る民主役像一;1~抗形態のあれこ

れ J c r~l'誕百タイムス j l臼801,f7 Fl 2日十n。l泌ij'flj祭儀似lj1・陶!L1il策級j, J 78氏。

倒的制!与111:1I J紛:万点11!It:;視線1!1JU,

(約後森儀ll)J.詩ijjぬれ, 307~308VI。

沖縄県は ifii)i!\-mの地則的・|ヨ然的特質ミをもっ~JJ, I絞'l:lt'~ iζは 1; ~i;]!;lli による Jfit球王朝の文自己,|リl治政

府のJfit!oR処分,会側:1<]のれ11総統治,本:j二f友生すという, FJJjl:!fs;j:の他のJt!Jt或lζはみられないWWfJ泌総を泊っ

てきた。そしてこのようなはまぐるしい政治体制の変 1,~のドで沖総県の林野信I]/交と林野手lj汀j も大きな彩

料?をうけ,他Iiヨリ";'!;と!JYなる股問機応を示してきた。

本研究は, ζのような;111制”の林1山!ii]伎と林野手ljl!Jのすがたを, iii!]皮史ならびに絞前史的紅観点から

分析・検討したものであるが,その成m必要約すると次のとおりで、ある。

i立lit琉沫におけるf!l11Iiの行列!・平ljffj形態は rrm切撚合!Ill. i村々総合1L1jの;Ettだに象徴されるように,

j也Jj主fl:民のj七肉体的利mm1子が一般的であった。 J:!Ht土ζれをtill山j完成の)Ji¥悶と〆々 え, ・hl11J1の1'¥'rm ::l: 14:

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178

f/,(Jjj( )ぐ予J~!l’ア: [';哲学説、けIH':;· 河331 )子(1984)

の19rtE:をlijJ!i'!fUこサるために, Ii¥]i刀内の村=l"iilf;点wも』nとrillii I会民分L’.frlJrllの保泌・ i以締りに努め3せよ

うとしたのである。

.:El付はまゲJi支初iこ1'rf,U;J<U) t1l11 I 1 o) J~·:\W iJtilfttを実』をして,千九J也j山r)I)のflli山のiF的ーな1l1i-E'i与を犯J隠すみとと

もに,羽l11J11こ i対する事n々の森林trm~を公イIi し,会ら tc:Jtll万;{E VJ0)1!1/i"f j与を投;;ますることによって11111!!の

1'H'l!f本ilil)-:!と rJ~lイヒしたりこうして I8jllJ1_~の3011:'.f~から 50'if{~にかけて frlllil (土 illi)l.(t としてii'!riなし,そのすご質

的江口・jljいやjmの+:I本は謀本がJtζはi:uvw~の卒、Hζ対);4するようになったのである。

ところで, trh1L lの J~!l民的手l))j]Jfo;!~は, I也;i:り illlJI交へう 1ゴ \Iiリばt:!ヨ J二ひ、li!lB:の 11法?戸H1l:でヰ~f担史,jけかllる j:,、))存j

i:…;){.本lζJ;つて上児Ji;されるが,その内%はどのようえCむのであったか。

1ずl.HIIζiらげられるのは, hl11Jiの 111食実:l!TIIfi)Jrlであ00 |喰災対llJとは一刻!の焼:lllllL'HJF胞のこと

で, |キナワruu, r 1J1~引Ill J (ロiI 1 /i:¥)' [f切符'HllJはどとら,f!i;し, 'Ei/;1JJ!Llとi割譲iζj凶illの対象になる

ものもあり,またそうではいらのもあ〉たが, i'f

外されていたO

fll11L1'1t-I l倹’:JUllllとして平lJll]するJ"j,\合には, j、ずi二!MiζIJHJ虫干fl被阪会rp約し,モれが認riJされぬと,

付務内で iII食災対111Jill自在e人i)Jj'..lfl]fこ ~.1f1H 、j し,そのあと焼払い, j迎行iえの作業を共!日lで行ない,その十:;自

にイーむや絞fa'PM:-tm1、jfサ, 3~4'ifl日H史}りして次第に地力が消耗して作物の災入りがJ尽くなってくると

その!園地を欣栄して.Q;;:,j:,j;J山ζ転;換するυ ;;;;:林樹紛は主に絵, 1笠木(イヌマニト)' ),ラ(Jl;~t;o )等で,え主林

.+: li'.k'. THドJiζu法林おである村 . f\i)滋 iこがJ;t; し,況)H\土乙のトt~介して答llバJ;fえを(Jlijj主したのである。

このように村lilJO)[焼却Hi色村;j手ljll}は, j民民にとって御!日水のH:il将と級料縦似の 2つのだ'.i:llJKをもっ

ていたのであり,それは同時に山氏にこの税のm行をよ包めることlこよって,.:E!H側にとっても一定ω;員

総令安定的lζ徴収でき,また御Ill木0)円滑な供給そl文iることもだ、きるという,いわlま、….イ元二,e;,

らつも0)で‘あつ7こ0

m21H11111 iの治体不1)JTJであお。

品IJL]JO)造林形態lこはり)li¥Jl;IJ • 村によみi白林,り言){II;]人j会林,ゅ;EHヲ造林の 3つの草n狽がある。王!符iさ材;

の代表的なものに fメ:式桜山fb'Lf於iというのがあって,名11J:. Ii .:E!Hl[f 'ii1;の法林形態となっていみが,

実際;こはその1:j:1には l:JJ 切・ Hf~J:I !で{!:\'!.てられたものが.flJ:'1:'1数作犯していた。各Iill切のJR1:1えは王!Hから

i話凡一定の火役を認せられ,それを土Jl;たでj]jHJI<するかわりに iElll1銭jのかたらでE府iζ1-J:弊地代金 i二

部討する{:J:京llみになっていたυflHはこの!ドJiil銭jの何カ月分かを引火と柱i殺してJ.1l1ili役立j免伐として

得|!日切に下付していたのである。

第3'土木材生 {([のj訪としてのt1l11J!の共同体的利JfJである。

王!{~' Iこ約十j 9-る御!日水やllil切・村内で{史バj-9る公mのIll材はどそをiJ/ff泌する際には, 1111山のfl]け.'fJr;rm1こ

関係なく,他!日Jl;JJのt1l1LL i内にも111人して,それ校!'''JU>水口代を支払って伐J創;1Jrnしていた。それとは対

照的iこ,夜、的nH1の場合には, f今村所持のfill山より伐:LIするのがfillLi I分;lfJj以降t1'l行イとしていたが, ζれ

もI出j淡によっておこj'.)'1:はっている。

たとえば, 111凶・ IJ、!日剣山)jでは他,jc,j)frj!j・のt1l11L1K1L1入して伐木すゐことはできないけれど、も,久米j;与

や'§・1111る--c1土約:1司を受けた殺は, t11J山のれす111隠滅にかかわりなく,!日JI切りj内の品l11J1であれば{色村の-hl111J

内に立入って伐木しでも泣し支えないことになっていた。これは仁川~j. IJ<]liJj地方には村中入会不l)Jlj,久

米1;ちと?江市j;おこは数村Jtlr1J手!Jillの治形態が一般的iζ符従していたζと告示すものであり,したがってflli

1L1 の改革にあたって, :ElfすがHち 111 した 1 村!所持の分;lfl]政策は,名rm切・村Jζ充分没i愛しえず,:~'Vl的

にはr11JL11分’'.Jil)以1iiiの共同体的利よTJH'l行が波j仰こ減作していた,とみられる。

泌氏は旧米のm行によってが;*mの雑木および泌法滞校, 卜"J'./iなど与をt11JLLJ1人jでIC!iJJ !こ係淑していたが

これもすべて無制限であったわけではなく,村内t去にもとづく一定の共同体規fljljの枠内でのみその手IJJI)

が許されていた。そして fil11J1の入会手11刈も;~質的には地初1l;r]!交と結びついた「j説人!?引そ t\:i心lζ民間し

むしろtll-Wi民=!'.l.取人や下人隠をtillLL iの入会不1))1]の権利者として認めることは例外的でさえあり,その

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179 。j11l¥J:iljl紛の+1l11l1iliiJIJt .ギljJlliζ関する史的研究

干IJ)IJのイi:り)Jらf、;の忠忠郎jtよ;(;,;;

人口!守{Jf)(人lζi:t1I i入そ;r1:さtsい所むあず〉て, -/_立の総務を!.+Hこすζとによって人til校総手?として泌めら

れるJ・g{')もみられ局。

j;)、I・.のように, flli山はlll]l;JJI付の付によって主体的にち・rm・ 平!JllJされ,そして段氏の生活と深くかかわ

って{j::{J:していたのである。つまり,桃山はおi(jjJ:は·~Jtl~r下j林野所持の外皮そまとっていゐが, その

内 'Y~ は付添 Jl<[<ijj,\>:iζ矧ft2'れたJU<tJ体的林野所持・平ljJllの総!以ts純然たる入会林野であったωである。

謝 辞

:;t正論文与をとりまとめるにあたって,九州大やJ虫学部教綬J;¥¥IJlil!.!犬・ i司教J受日i;nx・ 同教校日i代総の諸

先生)j,また,琉球大’'¥~!虫学部教授砂川秀II日・!司教授大主i’凡拶j栄・問幼教授篠以武火の諸ぅ'\.':' 1=.1JIζ大変

:t.;111:話lこfょった。記して滋J訟をJえする次trn:ある。なお,オド諭文は t~}二i:論文として, 1984年12月九州大ヤ:lζ拠出したものであるが,紙l~/,i のお~Itをで論文の

付fとなゐ;\1\分のみをfix:さIiiして;ルl反しである。{自の泌分はj)ljのかたちで公表する予定である。

本研究はlll:lHl5Gfド伎と 11{1手口 58'il'.J交の文部翁科学liJf’先'{~奨励研究A C①深凶訴守 5676009~ I沖総ザ誌の林

野市lj伎と林野手l]JTJにi見lする史的研究j,ゆ,{lt!(必ill\子 58760159 I ~11紛の燐rHHUl緋にIMJする史的研究りにも

とづし、て1'.純したものである。

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Page 53: 沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究沖縄の杣山制度・利用に関する史的研究 誌名 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the

180

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50. r八辺:iL11!1f.H1l11IJ1fil責務1阪j(l874fl:)

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