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山岳登山者見守りシステムにおける登山者発見・空間共有機能の実現
分野:セキュリティ防災・減災産業・経済
提案者名:不破 泰
発表者名:不破 泰
警察庁生活安全局地域課発効「平成29年における山岳遭難の概況」
56%増
26%増
長野県:都道府県別遭難件数が毎年最も多い(29年は292件)
山岳登山ブーム 山岳遭難の発生が増大
山岳部全体をカバーする中継網
登山者位置ログ
遭難可能性判定
登山者発見・状況確認
遭難者救助
遭難発生の傾向分析
登山者教育カリキュラム
登山道整備
GPS付き登山者端末
端末による警報
登山者位置把握
遭難者救助 遭難防止
登山者見守りシステム全体概要
登山者位置ログ
遭難可能性判定
登山者発見・状況確認
遭難者救助
遭難発生の傾向分析
登山者教育カリキュラム
登山道整備
端末による警報
登山者位置把握
遭難者救助 遭難防止
開発済中央アルプスで2018年
7月より評価実験中
登山者端末(登山ガイド11人が所持)
中継機(駒ヶ根市役所屋上)
山岳部全体をカバーする中継網
GPS付き登山者端末
150MHz LPWA通信システムを開発し実現
登山者位置ログ サーバに蓄えられた登山者の位置ログ
中継機
駒ヶ根市役所
登山者位置ログ
遭難可能性判定
登山者発見・状況確認
遭難者救助
遭難発生の傾向分析
登山者教育カリキュラム
登山道整備
端末による警報
登山者位置把握
遭難者救助 遭難防止
山岳部全体をカバーする中継網
GPS付き登山者端末
150MHz LPWA通信システムを開発し実現
通信速度が遅い
山岳部全体をカバーする中継網
GPS付き登山者端末
登山者位置ログ
遭難可能性判定
登山者発見・状況確認
遭難者救助
遭難発生の傾向分析
登山者教育カリキュラム
登山道整備
端末による警報
登山者位置把握
遭難者救助 遭難防止
5Gの活用
150MHz LPWA通信システムを開発し実現
通信速度が遅い
大丈夫ですか。手を振ってください
登山者が草木や雪に覆われている場合がある
端末
遠隔操縦で移動
5G通信を維持するためドローンは高度を保つ必要がある
捜索本部
4K/8K高精細カメラ
端末が登山者から離れている場合がある
登山者発見・状況確認
5Gの活用1
拡声器
登山者の反応から救助の必要性を判断
遭難者救助
5Gの活用2
捜索本部と5Gで状況を共有しながら安全・迅速に現場に移動
ドローン:捜索本部と救助隊の5G通信を中継
5G通信装置/中継装置
救助隊が山の沢に入ると、5Gエリアを外れる
捜索本部
5G通信装置
救助隊遭難者の状況を捜索本部の医師が判断
本プロジェクトの特徴
LPWA : 広い通信エリア高い回折性
5G : 高速・低遅延通信
5G:高速通信
5G:低遅延通信
5G:高速・低遅延通信
5GとLPWAのハイブリッドで登山者見守りを実現1
高精細画像を上り回線で伝送2
登山者と捜索本部との共有空間の実現3
救助隊と捜索本部との5G通信をドローンによる5G中継で実現4
・5Gで特定の登山者の迅速な発見と救助を実現
・LPWAで山岳全体(沢なども含む)の登山者位置を把握
・ドローンは5Gの通信エリアである山岳上空でホバリング数百メートル下の登山者を探す
・登山者とコミュニケーションを確立呼びかけに対する反応等から,登山者の様子を詳しく調べるこのとき、通信遅延があると、反応が鈍くなっているのか通信遅延で映像が遅れているのかの判別が出来ない
・救助隊を安全に現場まで誘導。・遭難者と捜索本部の医師との共有空間により、医師の迅速な対処を実現
実施体制 実施主体:信州大学 協力体制:駒ヶ根市、伊那市、長野県警察本部、長野県