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各階平面図の普通建物の場合の操作手順を解説します。
所在入力、建物形状入力をおこない、敷地と建物の位置関係を入力
(建物配置)します。
その後、登記用 XML 作成で建物図面各階平面図を作成して、
図面の編集をおこない、XML データを出力します。
本書では、次ページのような建物図面各階平面図を
例に解説します。
※解説内容がオプションプログラムの説明である
場合があります。ご了承ください。
建物図面各階平面図の作成
(XML 出力)
1.入力例の説明 ________________________________ 1 2.作業現場情報の入力 _________________________ 2
2-1 [現場管理]を起動する ___________________________________ 2 2-2 工区を作成する___________________________________________ 3 2-3 現場を作成する___________________________________________ 4
3.座標・地番の入力 ____________________________ 5 3-1 座標・地番を読み込む ____________________________________ 5
4.所在・建物形状の入力 ________________________ 7 4-1 [各階平面図]を起動する _________________________________ 7 4-2 求積時の区切り・計算時の丸めを設定する_________________ 9 4-3 所在を入力する__________________________________________ 11 4-4 建物形状を入力する _____________________________________ 14 4-5 建物と所在の位置関係を決定する _______________________ 23
5.図面の自動作成_____________________________ 25 5-1 [登記用XML作成]を起動する ___________________________ 25 5-2 配置に関する設定をおこなう _____________________________ 26 5-3 申請情報を入力する _____________________________________ 27 5-4 図面を配置する__________________________________________ 28 5-5 各階平面図の自動作成条件をカスタマイズする ___________ 29
6.図面の編集 _________________________________ 30 6-1 重複文字を検索・移動する _______________________________ 30 6-2 文字を入力する__________________________________________ 31
7.XMLデータ出力 _____________________________ 32 7-1 XMLデータへ変換する ___________________________________ 32 7-2 [登記用XML作成]を終了する ___________________________ 34
8.現場データの保存 ___________________________ 35 8-1 現場データを保存する ___________________________________ 35
建建物物図図面面各各階階平平面面図図のの 作作成成((XXMMLL出出力力))
目次
1
入力例の説明
1 入力例の説明
本章では、下記に示す流れに従い、[各階平面図]でデータを入力し、[登記用XML作成]で建物図面各階平面図を自動作成します。
・ 作成した建物図面各階平面図をオンライン申請可能な
XMLデータに変換して、ファイルに書き込む。
XMLデータ出力(P.32)
・ 現場データを保存する。
現場データの保存(P.35)
図面の編集(P.30)
図面の自動作成(P.25)
・ 座標・地番SIMAファイルを読み込む。
座標・地番の入力(P.5)
作業現場情報の入力(P.2)
・ 現場情報を入力する。
・ 作図のスタイル条件を設定する。 ・ データを読み込んで建物図面各階平面図を作成する。
・ 求積時の区切り・計算時の丸めを設定する。 ・ 所在を入力する。
・ 建物形状(基本部・接続部)を入力する。 ・ 建物と所在の位置関係を決定する。
所在・建物形状の入力(P.7)
・ 作成した建物図面各階平面図の細かい部分を編集する。
1
2
作業現場情報の入力
2 作業現場情報の入力
[BLUETREND XA 2015 現場管理]では、BLUETREND XAで作成したデータを管理します。作業現場情報を詳細に入力することで、複数の現場(または図面)が管理しやすくなります。 また、複数の現場をまとめた「工区」という単位で管理することもできます。工区は、作業現場の地区や時期などの条件によって分類することをお勧めします。
2-1
[現場管理]を起動する [BLUETREND XA 2015 現場管理]を起動します。
本書ではWindows8.1における操作例で解説します。その他の起動方法については、「\FcApp\各種資料(測量1)¥BTXA¥入門編\1_共通」フォルダーに添付されている「100_Windowsからの起動方法.pdf」を参照してください。
デスクトップ画面で[BLUETREND XA
2015 現場管理]をダブルクリックします。 1
Windows7をお使いの方は、画面左下の
[スタートボタン]-[すべてのプログラム]-
[ FukuiComputerApplication ] -
[BLUETREND XA 2015 現場管理]を
クリックして起動することができます。
1
2
2
作業現場情報の入力
工区の階層化について
[サブ工区として作成する]にチェックを入れて、所属工区で親工区を選択することにより、親工区とサブ工区の2階層で
仕分けることができます。工区数が多くなった場合でも管理がしやすくなります。
(下図の例では、親工区を「平成 26 年度分」、サブ工区を「坂井市」と設定しています。)
[工区作成]をクリックします。 1
[工区名]を入力します。 2
[OK]をクリックします。 3
2-2
工区を作成する 関連のある複数の現場データをまとめる単位として[工区]があり、親工区とサブ工区に分けて現場データを階層管
理することもできます。 工区には名称をつけることができ、作成できる工区数にも制限はありません。(ハードディスク容量に依存) 工区で現場を分けることや現場情報を詳細に入力することにより、現場データを管理しやすくなります。 (工区の使用例 : 担当者別、発注者別、地区別、年度別、月別)
現場の詳細は現場データを少なくとも1度は保存しなければ設定できません。
1
2
3
3
2
作業現場情報の入力
2-3
現場を作成する 現場を作成します。
入力した工区をクリックします。
こでは工区を新規作成したため、現
時点では現場が存在しません。
1
[現場作成]のアイコンをクリックします。 2
[現場名]など、必要な項目を入力し
ます。 3
[OK]をクリックします。
BLUETREND XA の作業ウィンドウ
がアクティブになり、[条件設定]ダイ
アログが表示されます。
4
3
作業現場の座標系を設定
することができます。
工区を選択すること
ができます。
2
1
4
起動モードについて
サーバーインストールした場合、ここで現場
占有か現場共有かを選択することが可能
です。詳細は「\FCAPP\各種資料(測量
1)¥BTXA¥入門編¥1_共通」フォルダー
の中の「101_共同作業の運用方法 .pdf」
を参照してください。
5
6
[条件設定]についての詳細は
ヘルプを参照してください。
各タブをクリックして、各項目の設定
を確認し、[OK]をクリックします。
5 6
4
3
座標・地番の入力
3 座標・地番の入力
本書では、建物図面の所在入力時に、[座標管理][地番管理]で登録されている座標と地番を使用します。
ここでは、あらかじめ用意した座標・地番SIMAファイル「座標地番データ(建物図面各階平面).sim」を読み込んで、座標と地番を登録します。
3-1
座標・地番を読み込む
ファイルの場所を指定します。 4
「座標地番データ(建物図面各
階平面).sim」をクリックします。 5
[開く]をクリックします。 6
座標や地番に関する設定を確認
します。 7
[OK]をクリックします。 8
[OK]をクリックします。 9
[ファイル]-[外部ファイル読込
み]-[座標地番SIMA]をクリック
します。
1 2 3
座標と地番を読み込みます。
入力例では、あらかじめ用意した座標SIMAファイル「座標地番データ(建物図面各階平面).sim」を読み込みます。
6
「座標地番データ(建物図面各階平面).sim」
は、インストール時にフォルダーの変更をしていな
ければ「FCAPP\各種資料(測量1)¥BTXA
\入門編(サンプルデータ)\7_登記関連」フォ
ルダーにコピーされます。
1
2
3
5
7
8 9
4
5
3
座標・地番の入力
メインメニューウィンドウの[座標管
理]をクリックします。
座標入力のセルに切り替わり、読
み込まれた座標が表示されます。
10
10
[地番管理]をクリックします。
地番入力のセルに切り替わり、読
み込まれた地番が表示されます。
11
[座標管理]では既知点の座標が読み
込まれ、登録されたことが確認できます。
[現場プロット]では、座標の平面イメージ
(現場イメージ)が確認できます。
11
[地番管理]では地番が読み込まれ、登録
されたことが確認できます。
[現場プロット]では、地番の平面イメージ
(現場イメージ)が確認できます。
6
4
所在・建物形状の入力
4 [各階平面図]では、所在入力、2階建ての主建物データの形状入力(附属建物データはなし)をおこない、敷地と建物の位置関係を入力(建物配置)します。
4-1
[各階平面図]を起動する
[メニュー]をクリックします。 1
[登記関連]-[各階平面図]-
[新規作成]をクリックします。
[各階平面図]ウィンドウが表示さ
れ、[建物作成ウィザード-開始]
ダイアログが表示されます。
2 3 4
1
2
3
4
所在・建物形状の入力
2.27
1.98 1.40
出荷時設定の状態では、新規作業データを作成すると自動的にウィザードが起動します。
5
各階平面図の作成手順を確認し
て、[次へ]をクリックします。
[建物作成ウィザード-建物設定・
区分建物の有無]ダイアログが表
示されます。
5
7
4
所在・建物形状の入力
設定について
地下は、マイナス「-1」で入力します。
附属建物がある場合は
チェックをオンにして、
[建物数]を入力します。
[一棟部-設定]ダイアログで普通
建物の家屋番号・建物名称・所
在・申請人情報を設定します。
区分建物がある場合は
チェックをオンにします。
各階同型(1~3階、型)の場合は[各階同型]のチ
ェックをオンにして、[階追加]をクリックします。[各階
同型:階追加]ダイアログで[同型開始階][同型終
了階]を入力して[階追加]をクリックします。「1-3」と
入力されます。
複数ある場合は、続けて[階追加]で同型階を設定
します。
「1-3,4-6」のように、カンマで区切って入力されます。
入力例では、[普通建物の設定]
を
[家屋番号]:「11-2」
[開始階]:「1」
[終了階]:「2」と入力します。
6
[実行]をクリックします。 7
6
7
8
4
所在・建物形状の入力
4-2
求積時の区切り・計算時の丸めを設定する 入力例では、求積時の区切り方法の設定、計算時の丸め・単位の設定を確認します。
各設定を確認します。 5
区切りの設定を確認します。 3
[丸め・単位]タブをクリックしま
す。
[丸め・単位]に関する設定ペー
ジに切り替わります。
4
[書込み]をクリックします。 6
2
3
4
5
例えば、
の場合、「小数点4桁で四捨五入をして3桁で
計算表示」します。
「1単位」は10進法で計算します。
1
6
[設定]-[共通設定]をクリックし
ます。
1 2
9
4
所在・建物形状の入力
書き込むNoを選択します。 7
丸め・単位の設定内容を[書込み]ボタンで保存
した場合、次回各階平面図入力時で[読込み]
ボタンから読み込むことができます。 11
7
8
10
9
[OK]をクリックします。 8
[[名前]ボックスに保存する設定
の名称を入力します。 9
[OK]をクリックします。
[共通設定]ダイアログへ戻りま
す。
10
[OK]をクリックします。 11
10
4
所在・建物形状の入力
4-3
所在を入力する 入力には、[デジ入力][座標地番入力][CAD入力]がありますが、入力例では[座標地番入力]を使用して、読み込んだ地番より敷地形状を入力します。
[建物]をクリックします。 1
[所在]をクリックします。 2
[地番]タブをクリックします。
地番入力ページに切り替わりま
す。
5
現場プロットで図面に配置する地
番「100」をクリックします。 7
[所在及び配置位置]-[座標地
番入力]を順にクリックします。
3 4
[現場プロット表示]のチェックが
オンであることを確認します。 6
1
7
4
2
9
8
5
3
6
「OK」をクリックします。 9
指定した地番「100」が、セルに
入力されます。 8
11
4
所在・建物形状の入力
10
地番の形状を配置する位置をク
リックします。
敷地形状が入力されます。
10
入力した地番の形状が、ラバーバンド
で表示されます。
12
4
所在・建物形状の入力
座標より敷地形状を入力する
[座標・地番入力]ダイアログの
[座標]タブをクリックします。 1
[現場プロット表示]のチェックが
オンであることを確認します。 2
スクロールバーをドラッグして、右
へ移動し、座標の[Up]セルを表
示します。
8
座標の[Up]セルが「DOWN 」に
設定されていることを確認します。 9
6
現場プロットで、図面に配置する
敷地の座標を順にクリックします。
ここでは、K1→K2→K3→K4→
K1とクリックします。
3
4 5
[OK]をクリックします。
入力した座標を結ぶ形状が、ラ
バーバンドで表示されます。
10
7
座標を結ぶ形状を配置する位置
をクリックします。
敷地形状が入力されます。
11
11
1
3
4 5
6 7
8
ここでは、敷地を座標閉合図形で
入力するため、最後に最初の点
(K1)を再度、クリックします。
スクロールバーをドラッグし
て、[Up]セルが見える位置
まで右へ移動します。
10
9
ここでは、敷地の形状を配置するため、
入力した座標の[Up]セルが「DOWN」に
設定されていることを確認します。
2
13
4
所在・建物形状の入力
4-4
建物形状を入力する 入力には、[表入力][CAD入力]がありますが、入力例では[表入力]を使用して、2階建ての建物形状を入力します。1階では、基本部と接続部を入力します。
接続部は、適当な場所に入力し、[各階平面図]-[接続配置]コマンドで基本部に接続します。
[建物]がオンであることを確認し
ます。 1
[主建物]の[1階]をクリックしま
す。
[1階]が表示されていない場合
は、[主建物]の[+]をクリックする
と表示されます。
2
ここでは敷地の角をクリックするの
で、[ピックモード:交点]のアイコ
ンをクリックしてオンにします。
5
建物の開始点(ここでは、敷地の
角)を クリックします。 6
1 階建物形状(基本部) 1 階建物形状(接続部) 2 階建物形状(基本部)
最初に、主建物1階基本部を入力します。
5
6
2
1
4
3
[各階平面図]-[表入力]を順に
クリックします。
3
4
14
4
所在・建物形状の入力
[モード]の種類について
[計算書の作成]ダイアログで[座標・地番を登録する]のチェックがオフの場合、[座標登録]ダイアログが出てきませ
ん。[ファイル]-[登録]コマンドから登録してください。
[円弧 2] 弦長、弧長がわかっている場合に使用します。
※弦長の入力は「斜め」でおこないます。
[円弧 1] 円の半径がわかっている場合に使用します。
[縦横] 縦、横、斜めを入力する場合に選択します。[縦][横]両方を入力すると[斜め]の入力になります。
[円弧 3] 弦長、中央縦距がわかっている場合に使用します。
(※)中央縦距とは円弧の中点より弦に垂直に下ろした距離です。
[円弧 4] 円弧の円に対しての比率がわかっている場合に使用します。
例えば、「円弧:円=1:5」の場合は[M(M/N)]に「1」、[N(M/N)]に「5」を入力します。
画面左上に矢印が表示されま
す。長い矢印が縦方向、短い方向
が横方向になり、矢印の方向が+
方向になります。
開始(基準)点がクリックした位置より縦に
「1.36」m、横に「1.98」m離れた位置に丸印で
表示されます。
7 開始点、傾き(入力例では[縦]に
「1.36」、[横]に「1.98」)を入力し
ます。
7
[OK]をクリックします。
[表入力(一棟部主建物1階-基本
部)]ダイアログが表示されます。
8
8
15
4
所在・建物形状の入力
No.1
No.1
No.2
No.7
No.5
No.8
No.4
No.1
No.2
No.9
No.6
No.3
辺(No.2)の終点から下(-)方向に
3.64mの辺(No.3)が入力されます。
辺(No.1)の終点から横(+)方向に
4.55mの辺(No.2)が入力されます。
9 10
セルが空白である場合、
空白は「0」と同様です。
[モード]が入力されていない場合は、
セルをダブルクリックします。
モードが切り替えられます。
11
12
操作⑨⑩⑪を繰り返して、No.9までデー
タを入力します。
また 、下方向に辺を入力するには、
「-3.64」など「-」を入力し、斜め方向の辺
を入力するには、[縦][横]の両方を入
力します。
[モード]が[縦横]であることを確
認します。 9
[縦]に「8.19」と入力し、Enterキ
ーを押します。 10
[横]に「4.55」と入力し、Enterキ
ーを押します。 11
左図を参照し、操作⑨⑩⑪を繰り
返して、No.9までデータを入力し
ます。
12
基準点から縦(+)方向に8.19m
の辺(No.1)が入力されます。
16
4
所在・建物形状の入力
14
13
15 16
[モード]をダブルクリックして[円
弧1]に設定します。 13
[ 横 ] : 「 -5.32 」 [ 半 径 R ] :
「5.20」と入力し、 [円弧求積種
類]:[円弧]であることを確認しま
す。
辺(No.10)が入力されます。
14
[モード]を[縦横]に設定し、[横]
に「-4.33」と入力します。
辺(No.11)が入力されます。
15
[OK]をクリックします。
[表入力]ダイアログが表示され
ます。
16
17
4
所在・建物形状の入力
入力ガイドを使用する
画面左下の[入力ガイド]には、建物形状や所在などを入力するのによく使用するコマンドが用意されています。
入力方向を垂直方向に変更する
[表入力]ダイアログの[入力軸]セルで、[縦][横]の入力方向を垂直方向に変更して入力することができます。
[入力ガイド]をクリックすると、入力
ガイドが非表示になります。
[入力]をクリックすると、
下層に次のコマンドが
表示されます。
[公図配置基準点]を
クリックすると、下層に
次のコマンドが表示さ
れます。
No.1
No.2
No.9
No.8
No.7
No.6
No.3
No.4
No.5
No.11 No.10
辺(No.8)を入力後、[入力軸]セルをダブルクリックして
「○」にすると、辺(No.9)以降の[縦][横]の入力方向が
垂直方向に切り替わります。
矢印が縦方向になり、矢印の方向が+方向になります。
辺(No.2)を入力後、[入力軸]セルをダブルクリックして「○」に
すると、辺(No.3)以降の[縦][横]の入力方向が垂直方向に
切り替わります。
矢印が横方向になり、矢印の方向が+方向になります。
18
4
所在・建物形状の入力
接続部の入力位置をクリックします。
[開始点・傾きの設定]ダイアログが
表示 されます。
3
開始点、傾き(入力例では[縦]
[横]に「0」)を入力します。 4
2
3
8
7
4
入力後、1階建物と接続
するため、ポイントを任意で
クリックしても構いません。
6
1
5
[入力属性]グループから[接続]
オプションがオンであることを確認
します。
1
[OK]をクリックします。 2
[OK]をクリックします。
[表入力]ダイアログが表示されます。 7
[キャンセル]をクリックして、表入
力を終了します。 8
[OK]をクリックします。
[表入力(一棟部主建物1階-接
続)]ダイアログが表示されます。
5
左図のようにデータを入力します。 6
接続部を入力します。
19
4
所在・建物形状の入力
接続する建物(接続部)をクリック
します。
選択した建物が塗り潰し表示さ
れ、各ポイント(出隅、入隅部分)
に「□」が表示されます。
3
接続する建物(基本部)をクリック
します。
選択した建物が塗り潰し表示さ
れ、各ポイント(出隅、入隅部分)
に「□」が表示されます。
6
接続するポイントをクリックします。
[接続配置-距離入力]ダイアロ
グが表示されます。
7
3
4 5
6
7
10
2
8
9
1
[各階平面図]-[接続配置]を順
にクリックします。
選択可能な建物がハッチング表
示されます。
1
2
接続するポイントの始点、終点を
順にクリックします。
選択可能な建物がハッチング表
示されます。
4
5
[基準点からの距離]が「0」であ
ることを確認します。 8
[OK]をクリックします。 9
接続する辺をクリックします。 10
接続部を配置します。
20
4
所在・建物形状の入力
[ピックモード:交点]のアイコンが
オンであることを確認します。 4
2階基本部の基準点(1階建物の
角)をクリックします。
[開始点・傾きの設定]ダイアログ
が表示されます。
5
[OK]をクリックします。
[表入力(一棟部主建物2階-基
本部)]ダイアログが表示されま
す。
7
[各階平面図]-[表入力]を順に
クリックします。
2 3
5
開始点⑤より横に「1.25」m離れ
た位置)が丸印で表示され、画面
左上に矢印が表示されます。
4
1
3
9
8
10
6
2
主建物2階基本部を入力します。
[主建物]の[2階]をクリックします。 1
[キャンセル]をクリックして、表入
力を終了します。 10
7
開始点、傾き(入力例では[横]に
「1.25」)を入力します。 6
下図のようにデータを入力します。 8
[OK]をクリックします。
[表入力]ダイアログが表示されます。 9
21
4
所在・建物形状の入力
区切り線を確認する
自動区切りした区切り線の確認や手動で建物形状を区切ることができます。
2
4
3
5
1
区切り線を追加する場合は、
[区切り線追加]をクリックします。 3
区切り線を追加する補助線をクリ
ックします。
4
[各階平面図]-[区切り線]を順
にクリックします。
[区切り線入力]ダイアログが表
示されます。
1
2
区切り線を変更した場合は、
[OK]をクリックします。 5
22
4
所在・建物形状の入力
建物と所在の位置関係を決定する
[3辺]をクリックします。 4
[主建物]をクリックします。 1
4-5
11
12
1
4
10
5 6
8
7
9
13
2
3 [所在及び配置位置]-[全体配
置]を順にクリックします。
[全体配置]ダイアログが表示さ
れます。
2 3
建物の辺、寸法線を描く方向を
順にクリックします。
基準点と方向の矢印が表示され
ます。
5 6
寸法線の終点(入力例では所在
の辺)をクリックします。
「距離1」が表示されます。
7
10
「距離1」と同様な操作で、2カ所
目の辺と方向、寸法線の終点を
順にクリックします
「距離2」が表示されます。
8 9
11
「距離1」と同様な操作で、3カ所
目の辺と方向、寸法線の終点を
順にクリックします。
12 13
23
4
所在・建物形状の入力
所在図の距離の矢印の幅、高さ、文字高さ、フォントには、[設定]-
[表示条件]コマンドの[CAD表示属性]タブの設定が連動します。
14
15
[距離1]:「2.27」
[距離2]:「1.98」
[距離3]:「1.40」と入力します。
14
[OK]をクリックします。
寸法線が入力されます。 15
24
5
図面の自動作成
5 [登記用XML作成]を起動して、図面を自動作成します。
5-1
[登記用 XML 作成]を起動する
図面の自動作成
[登記用XML作成]を起動します。
[各階平面図CAD配置]をクリッ
クします。 1
[OK]をクリックします。 3
[登記用XML作成]を選択します。 2
1
3
2
[登記用XML作成]が起動し、各階平面図の
作業データが読み込まれた状態で、[各階平面
図配置]ダイアログが表示されます。
25
5
図面の自動作成
[配置方法]を設定します。 1
[平面図縮尺(自動配置時)][建
物縮尺]を設定します。 2
[求積表タイプ][座標系]を設定
します。
3 4
5-2
配置に関する設定をおこなう 各階平面図の配置に関する設定をおこないます。
[OK]をクリックします。 7
1
2
4
3
6
7
[方位マーク位置]
方位マーク配置の有無、配置位置を設定します。
方位マークは[汎用]-[特殊図形]-[方位入力]コマン
ドで各階平面図を配置後に、入力することもできます。
[求積表位置]
求積表を平面図のどちら側に配置するかの
設定です。ただし、用紙の半分におさまらない
場合は、自動的に下側に配置されます。
[配置開始位置]
2枚目以降の各階平面図を用紙のどちら側から配置(右
から配置、または左から配置)するかの 設定です。
[配置設定]をクリックします。 5
求積表位置、配置開始位置、方
位マーク位置などを設定します。 6
5
[求積表タイプ]
[選択]をクリックし表タイプを選択すると、プレビューが表示
されます。
26
5
図面の自動作成
5-3
申請情報を入力する 土地所在、申請人、申請人住所、登記人住所などの申請情報を入力します。
入力例では、各階平面図を配置するときに同時に申請書情報を入力する例で解説します。
[OK]をクリックします。 3
[申請情報]をクリックします。
[申請情報]ダイアログが表示さ
れます。
1
建物の所在、作成者、作成年月
日、申請人などを入力します。 2
2
3
1
27
5
図面の自動作成
5-4
図面を配置する 図面を配置します。
[作成]をクリックします。
各階平面図が作成配置され
ます。
1
1
28
5
図面の自動作成
5-5
各階平面図の自動作成条件をカスタマイズする [専用コマンド]-[各階平面図]-[スタイル]で各階平面図の自動作成条件をカスタマイズします。
所在図の寸法に関する設定をおこない
ます。 8
線の種類や、寸法線のサイズなどを
設定します。 4
[建物図面]をクリックします。 5
[所在図1]をクリックします。 7
2階以上の表示に関する設定をおこな
います。 6
[区切り線]をクリックします。 3
[専用コマンド]グループの[各階平面
図]-[スタイル]をクリックします。
1
2
[OK]をクリックします。 9
1
3
4
5
8
6
7
11
10
2
9
作成し直すレイヤのチェックをオンにし
ます。 10
[OK]をクリックします。 11
設定内容を保存する・読み込む
設定内容は[各階平面図スタイル]ダイアロ
グの[書込み]ボタンを使って保存しておくこ
とができます。
また、保存した設定内容は[読込み]ボタン
で読み込むことができます。
29
6
図面の編集
6 6-1
重複文字を検索・移動する [データ編集]―[文字編集]―[サーチ]コマンドで、重なっている文字を移動させます。
図面の編集
移動する文字をクリックします。
ラバーバンドが表示されます。 4
移動先をクリックします。
文字列が移動されます。 5
[OK]をクリックします。
[データ編集]グループの[文
字編集]―[サーチ]をクリック
します。
[移動・回転]ダイアログが表
示され、対象文字列が作業ウ
ィンドウの中心となるように拡
大表示されます。
1 2
文字移動時の配置方法を設
定します。
本書では、確認のみとします。
3
2
1 ファンクションバーの[文字サーチ]
をクリックすると、効率よく文字サー
チをおこなうことができます。
また、[F9]キーを押しても同様の
処理が実行できます。
3
4 5
6
[OK]をクリックし終了します。 6
重複文字がなくなるまで、上記①~⑤の
操作を繰り返します。
重複文字がなくなるとメッセージが表示
されます。
30
6
図面の編集
6-2
文字を入力する
2
1
[フォント][サイズ]ボックスで、フォ
ントの種類、文字サイズを設定し
ます。
4
[詳細設定]をクリックします。
[文字詳細設定]ダイアログが
表示されます。
5
[専用コマンド]グループの
[文字]-[入力]をクリックしま
す。
1 2
[文字列]ボックスに配置する文
字を入力します。
本書では「道路」と入力します。
3
[OK]をクリックします。 7
詳細設定で設定されている基
準点位置にマウスカーソルが
表示されますので、配置する位
置でクリックします。
8
文字配置方法、円文字などの
文字配置に関する各種詳細設
定をおこないます。
本書では確認のみとします。
6
3
5 4
7
6
8
このチェックをオンにした場合には、文字
列を配置するときに、配置基準点位置を
指定したあと、文字列方向を指定するこ
とができます。(右図参照)
右図においては、道路方向に平行な文
字列を入力したい場合などに便利です。
なお、入力後に文字の方向角を変更す
ることもできます。
「道路」などの文字を[専用コマンド]-[文字]-[入力]コマンドで入力します。
31
7
XMLデータ出力
[専用コマンド]-[データ]-[建物XML書込み]コマンドで、作成した各階平面図をオンライン申請可能なXMLデータに変換して、ファイルに書き込みます。
XML データへ変換する 作成した建物図面各階平面図をXMLデータに変換します。
XML データ出力
1
2
XMLデータを保存するフォルダ
ーを選択します。 3
[出力][ファイル名][図面種別]
[ファイルNo][ページ][ラスタ]
[ラスタ出力]を確認します。
4
[詳細設定]をクリックします。 5
建物形状の円弧部分の分割を
指定します。 6
[専用コマンド]グループの[デ
ータ]-[建物XML書込み]を
クリックします。
1 2
3
8
4
「地積測量図」のファイル名は「sokuryouzu##.xml」
(ファイル名内の##は、同一申請に添付するファイル
で、図面種別毎に一意の番号)になります。
TREND REGIC 連携
TREND REGIC と連携してい
るときは、[XML書き込み設定]
ダイアログのタイトルに
[TREND REGIC 連携]と表
示されます。
フ ォ ル ダ ー で は TREND
REGIC と連携用のパスが選
択された状態で表示されます。
7 7-1
5
6
7
9
[OK]をクリックします。 7
[OK]をクリックします。
書き込みが実行され、終了す
ると確認のメッセージが表示さ
れます。
8
[OK]をクリックします。 9
32
7
XMLデータ出力
XML データに関する注意点
XMLデータに変換する場合は、以下の点に注意してください。
●XMLファイルのデータ容量は 200KB が上限です。
●[専用コマンド]-[各階平面図]-[配置]コマンドの配置データがないと出力できません。
●補助線(無限補助線も含む)、補助点は出力対象外です。
●微少な円弧(半径や内角が極小なもの)は出力対象外です。
●文字の枠は、円要素として出力します。
●直線寸法・弧長寸法は、線や文字要素に分解して出力します。弧長寸法の矢印部分は線分要素に分解し
て出力します。従って、分解後の円弧部分は矢印部分をクリッピングした状態になります。
●プロットマークの既定形状(No.91~98)以外は線、円、円弧、文字要素に分解して出力します。塗潰し部分
も内部固定のピッチで線や円・円弧要素に分解して出力します。既定形状(No.91~98)は、マーク種別、座
標値と既定サイズとマークサイズより倍率を計算して出力します。
●申請情報の地番、所在、作成者、申請人は複数行の入力を単一文字列に結合して出力します。結合時の
区切り文字には改行コードを使用して出力します。
●ラスタデータは、JPEG データ(JFIF フォーマット、解像度 200dpi)で出力します。また、出力領域を以下のよ
うに変換して出力します。従って、読み込み時は、配置時の原点やサイズ・回転角とは異なります。
●各階平面図の場合、作成する建物XMLファイルは、1 家屋につき 1 ファイルとなります。
●主建物の基本部の吹き抜けは、一つしか出力しません。
●配置された各階平面図のうち、建物図面と求積表については図形として出力し、建物を含む所在図は地図
図形ビューとして出力します。
●建物XML書き込み時に、分解の対象にならない建物データ以外の円弧形状については、実線で出力され
ます。
33
7
XMLデータ出力
[登記用XML作成]を終了する [登記用XML作成]を終了します。
[データクローズ]をクリックします。
[登記用XML作成]ウィンドウが
閉じ、メインメニューへ戻ります。
1
1
7-2
34
8
現場データの保存
現場データの保存
BLUETREND XAでの作業データはメモリ上に保存されているために、[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドもしくは[ファイル]-[上書き保存]コマンドを実行するまでハードディスクに保存されていません。ハードディスクに保存せずに、BLUETREND XAを終了したり、コンピューターの電源を切ったりするとデータが消滅します。
[上書き保存]と[名前を付けて保存]の違いは、現場ファイル名を変えずにそのとき保存するか、名前を変えて別ファイルに保存するかです。新規の現場データでは[名前を付けて保存]、内容を変更してそのまま保存する場合は、[上書き保存]を選択します。
こまめに保存することで、不慮の事故によってシステムダウンした場合に影響が少なくて済みます。作業データを入力・変更したとき、各作業を終了するたびに保存することをお勧めします。
ただし、作業データ単位での保存はできません。[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行して複数の作業データを1つの現場データとして保存します。
現場データを保存する
[工区]を確認します。 3
[現場名]を確認します。 4
[保存]をクリックします。 5
[OK]をクリックします。 6
[ファイル]-[名前を付けて保存]
を順にクリックします。
1 2
5
3
4
1
2
現場名には、[現場の新規作成]
ダイアログで入力した[現場名]の
文字列が表示されます。
6
8
8-1
35
8
現場データの保存
XAZ ファイルについて
[名前を付けて保存]ダイアログで[XAZ ファイル]を選択すると、データを xaz 形式に圧縮して指定したフォルダー
に保存することができます。
上書き保存について
上書き保存を実行すると、前回保存したデータに上書きされ、前回のデータはなくなります。
前回のデータを残す場合は、[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを使用してください。
36