•••••••••••••••••••••••••••••••••• •••••••••••••••••••••••••••••••••• •••••••••••••••••••••••••••••••••• •••••••••••••••••••••••••••••••••• •••••••••••••••••••••••••••••••••• 28 42 使使西21 粉末消火器による消火訓練 リサイクル品回収BOX 完熟しても緑色のトマト「ミドリ」ちゃん 色とりどりの新鮮野菜や果物 訓練用器具を使って心肺蘇生法体験 発行/平成26年9月30日 平成26年9月号 青森総合卸センター 530 号 ⑴

消火訓練や救命訓練を体験 - 協同組合青森 ... · 美味しさのひみつ ... りんごや桃、トマトにきゅ スーパーではなかなか目にすア野菜や中国野菜など、普段、うり、なすなどの他、イタリ

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Page 1: 消火訓練や救命訓練を体験 - 協同組合青森 ... · 美味しさのひみつ ... りんごや桃、トマトにきゅ スーパーではなかなか目にすア野菜や中国野菜など、普段、うり、なすなどの他、イタリ

まずはサケの[ココ]に注目。サケの鼻の軟骨成分です。

PG(プロテオグリカン)とは[PG-in りんご酢]それは飲むタイプのりんご酢です。

りんご酢について

糖質研究の先進地   と    のふるさと[あおもり]だから…。

美味しさのひみつ

創業から131年、 はお客様に愛され続けています。

〒030-8543 青森市新町二丁目5番1号    TEL.017-723-2222 FAX.017-723-2224 ホームページアドレス http://www.kakuhiro.co.jp

〒030-0113 青森市第二問屋町三丁目10番10号 TEL.017-729-8814 FAX.017-729-8874 ホームページアドレス http://www.pg-in.comプロテオグリカン研究所

••••••••••••••••••••••••••••••••••

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㈱伸和産業代表取締役社長太田 雄三 氏

例年8月は記事に苦労す

る月なのですが、今年は

「防災訓練」

「ストア木曜

市」「リサイクル品回収B

OX」「青森県・未来を変

える挑戦」「あおもり藍紹

介」等と多彩でした▼最近マスコ

ミで青森県のイノベーションと

してよく取り上げられるのが、組

合員・㈱角弘さんの「プリテオグ

リカン」と「あおもり藍」です▼

この「あおもり藍」基本技術を開

発したのが組合員の㈱青森豊成

さん。今回昼食会で紹介しまし

た。わが組合に青森県の両ブラン

ドがあるということは素晴らし

いことです▼転話題。先号に続き

「問屋町の変化とレスポンス」に

ついてです▼先号で1992年

から2013年の二〇年で消費

財卸組合員が30%減少、生産財卸

組合員は六〇社から五五社と微

減となったことをお伝えしまし

た▼その減少分に大きく対応し

たのが、卸以外の三四社増と賃貸

組合員の三四社増です▼その加

入の要因・背景は何だったので

しょうか。パラレルではないとし

ても、組合からの積極的レスポン

スであったと思われます▼それ

が重点的事業として①高度化事

業②景観事業③環境事業のレス

ポンス三本柱であり▼そして教

育・情報事業の①ビジネス・ス

クール②ホーム・ページなどの情

報事業③団地内交流活動などの

ブランディングであり▼最後が

組合経営管理のための「管理会計

の重視」や「事業別会計の黒字化

の徹底」などのレスポンスです

(藤本)

 組合では8月28日(木)に、

第2回問屋町防災訓練を問屋

町会館で実施した。青森市役

所危機管理課の藤本氏と坪氏、

日本赤十字社青森県支部の田

澤氏を講師に招いて行われた

同訓練には、組合員従業員42

名が参加した。

 はじめに、問屋町会館駐車

場において消火器の基本操作

等を説明。今回は実際に火を

起こし、参加者から選抜され

た6名が粉末消火器による消

火訓練を行った。ほとんどの

参加者が本物の消火器の噴射

状況を見るのが初めてで、興

味深く見学していた。

 消火訓練後は2階大会議室

に場所を移し、危機管理課の

藤本氏が、阪神淡路大震災や

東日本大震災時の事例を基に、

地震への備えについて解説し

た。

 つづいて、日本赤十字社の

田澤氏による救命訓練を実施。

AEDの現状と心肺蘇生法に

おける注意事項の説明を受け

た後、5センチほど押すと(胸

骨圧迫の基準となる深さ)音

が鳴る仕組みのクッションが

参加者全員に渡され、心肺蘇

生法の手順を実際に体験。ま

た、訓練用AEDを使い、音

声案内に従ってAEDの使用

方法も学んだ。

 最後に、炊き出し訓練とし

て、非常食のアルファ米の作

り方を確認し、試食して訓練

は終了した。

 参加者からは「次回は他の

社員も連れて来たい」「昨年

度よりもさらに充実した内容

になっていた」と、非常に好

評であった。

 組合では組合員企業の防災

意識の高揚を図るため、来年

度以降も引き続き防災訓練を

開催していく予定である。

 組合員従業員や近隣企業等

から排出される空き缶やペッ

トボトルを積極的に回収する

ため、問屋町会館西側出入口

風除室内に「リサイクル品回

収BOX」を新設した。

 組合では今後、空き缶・ペッ

トボトルのリサイクル個別回

収及び回収ボックスにて得ら

れた資源売却による収益につ

いては、新たな社会貢献活動

として慈善団体に寄付するこ

ととした。

 問屋町会館内にある「問屋

町ストア」で、8月21日より

「問屋町ストア木曜市」がス

タートした。

 木曜日限定で旬の「とれた

て産直野菜・果物」の販売を

する木曜市。商品は青森観光

りんご園とTOMATO工房

アーリー提供によるもの。

 りんごや桃、トマトにきゅ

うり、なすなどの他、イタリ

ア野菜や中国野菜など、普段、

スーパーではなかなか目にす

粉末消火器による消火訓練

 当取り組みの趣旨にご賛同

いただき、空き缶・ペットボト

ル回収への協力をお願いする。

ることの少ない希少な野菜も

並ぶ。中でも珍しいのが薄緑

色で完熟する珍しいミニトマ

ト「ミドリちゃん」。同商品は

外見からは思いもよらない甘

さとさわやかな酸味が特徴。

 木曜市では、数に限りがあ

るため、商品によっては午前

中に売り切れになることもあ

り、早目の来店がオススメ。

季節によって販売商品が変わ

るため、一年中楽しむことが

できる。

 組合員等の商品やサービス

の紹介を行う組合員昼食会が、

8月26日(火)に問屋町会館

で開催され、組合員ら44名が

参加した。

 はじめに、青森県企画調整

課総合政策推進グループの東

統括主幹が、青森県の基本計

画「未来を変える挑戦」につ

いて、2014プロモーショ

ン編と補足資料をもとに説明

を行った。

 現在、青森県では2030

年を目標に、世界が認める

「青森ブランド」の確立へ向

けて、"買ってよし""訪れて

よし""住んでよし"を目指

し活動を続けている。

 同活動では、攻めの農林水

産業による取引額の増加やラ

イフイノベーション戦略(プ

ロテオグリカン等)による製

品出荷額の増加、人材の育成

とネットワーク化などの効果

が上がっている。また、津軽

海峡交流圏の形成(ラムダプ

ロジェクト)、グローバル物

流拠点、エネルギー関連施設

の集積などの可能性も期待さ

れている。

「あおもり藍」製品

組合員昼食会

 続いて組合員の㈱青森豊成

の工藤社長が、宇宙に飛んだ

青森の"藍"について紹介し

た。

 工藤社長が副理事長を務め

るあおもり藍産業㈿は、平成

15年に青森豊成を含む4社の

研究会からスタートし、平成

18年に協同組合を設立。それ

ぞれの技術を集結し、パウダ

ー式の染め方や染色濃度を数

値化するなどの技術を確立。

従来の20分の1のスピードで

の商品化を可能とした。 

 同製品で作られたポロシャ

ツが平成22年にスペースシャ

トル搭載品へ採用されたこと

により一気に人気に火が付き、

平成25年には地域資源活用事

業計画認定を機に、「i‐F

ORESTBLUE‘s」と

して組合の独自ブランドを確

立した。

リサイクル品回収BOX完熟しても緑色のトマト「ミドリ」ちゃん

色とりどりの新鮮野菜や果物

 現在、「あおもり藍」を使っ

た商品が三越伊勢丹新宿店に

て販売されているほか、国内

外の50を超える著名ブランド

からも引き合いがあり、高い

注目を浴びている。

 工藤社長は「モノづくりは

 

"想い"が大切。それぞれの

いいモノを作りたいという

 

"想い"を結集させることが

でき、ここまで来ることがで

きた」とまとめた。

 新役員に聞く4人目は、監

事に就任した株式会社伸和産

業の太田社長にお話を伺った。

 同社は昭和48年4月に古紙

の卸売問屋として弘前に設立。

現在では弘前に加え、青森、

つがる、秋田県北に営業所を

設け、古紙の回収・買取・卸

売を行っている。

 「リサイクル関連法ができ

てからは古紙の回収率は上昇

しているが、古紙の価格は需

給動向などの影響で変動が激

しい。紙の原料の7割近くが

古紙となっている現状の中、

放って置けばゴミとなってし

まうその役割を果たし終えた

古紙を、市況に関わらずきちん

と回収し、製紙工場に繋いでい

くのが我々の仕事。当社は製紙

会社からも地域からも当てにさ

れることを目指している。社員

には『仕事を通してお客様に当

てにされるようになれ』と言っ

ている」と現状や目

標を話してくれた。

 「現在68人の当社

社員には、視野を広

く持って欲しいと考

え外部研修への参加

も増やしている。弘

前では毎月一回自動車教習所で、

時には自社トラックを持ち込ん

で、座学・実地・ワークショッ

プ形式で交通安全・運転技能向

上のための定例研修会を行って

いる。ワークショップでは、新

人も先輩も同じテーマで話し合

い発表し合うことに力点を置い

ている。このような取り組みで、

通常の仕事プラスαを得ること

ができればと思っている」と社

員教育にも熱心な姿を見せた。

 問屋町の印象について尋ねる

と、「団地内の取り組みは非常

に勉強になる。少

し変えると当社で

も応用できること

が多い。その一つ

ではあるが、来年

から会社敷地内に

花を植えようと思

っており今からその準備をして

いる。社長から言われたことを

やることが会社ではなく、自分

たちの会社は自分たちで造って

いくものであることを教えたい」

と語ってくれた。

 新役員としての抱負を伺うと

「新入社員と同じ立場なの

で、まずは雰囲気を覚えるこ

と。組合が何をしてくれるか

ではなく、組合のために何が

できるのかという角度から、

役員会やいろいろな事業に率

先して出席し、経験を積んで

いけたらと思う。今まで以上

に一生懸命頑張っていきたい」

と力強く答えた。

 プライベートについて尋ね

ると、「健康のため、食べ過

ぎない・飲み過ぎない・よく

寝ることに気を付けている。

歩こうとも思ってはいるんで

すけどね」と苦笑い。読書好

きな太田社長おすすめの本は

『紙つなげ!彼らが本の紙を

造っている』。(56歳)

訓練用器具を使って心肺蘇生法体験

発行/平成26年9月30日

平成26年9月号 第 530 号 ⑷青 森 総 合 卸 セ ン タ ー 青 森 総 合 卸 セ ン タ ー第 530 号 ⑴ 平成26年9月号

空き缶・ペットボトル回収ボックス設置

問屋町ストア木曜市がスタート

消火訓練や救命訓練を体験

第2回問屋町防災訓練

あおもり藍などについて紹介

組合員説明会

新役員に聞く!

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ISO9001 認定取得

水/熱/冷

大青工業株式会社

■設計施工●氷温システム●凍結・冷蔵設備●野菜・予冷設備 (真空/差圧強制冷却)●真空凍結乾燥設備●廃熱回収装置●CA設備 ●自動製氷設備●衛生・給排水設備 ●空調設備

家庭用ストーブから大規模施設暖房システムまで環境対応型総合暖房機器メーカー

青森営業所 青森市問屋町2丁目18番18号 〒030-0131TEL(017)738-4141 FAX(017)738-5354URL:h t t p:/ / www . s u n p o t . c o . jp /

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青森税務署の谷地田審理専

門官を講師に招いた、第1回

税務研修会が8月8日(金)、

問屋町会館で開かれた。

 

主な研修内容は次のとおり。

▽復興特別法人税の1年前倒

し廃止

 

平成24年4月1日から平成

27年3月31日までの間に開始

する各事業年度で課税すると

されていた復興特別法人税に

ついて、課税期間が平成26年

3月31日までとされ、1年短

縮となった。

▽交際費の損金不算入制度の

改正

①交際費の額のうち、飲食の

ために支出する費用の額の

50%が損金の額に算入するこ

とが可能となった。

②中小企業等については、交

際費の額の年800万円まで

の定額控除制度も延長された

ため、上記①の制度とのいず

れかの選択適用が可能となる。

③従前どおり1人当たり5,

000円以下の飲食費につい

ては交際費に含まなくても良

いとされている。

▽所得拡大促進税制の拡充・

延長

①個人の所得水準の底上げ促

進のため、これまでの制度が

さらに2年間延長となり、ま

た、制度要件も給与等の支給

額の増加割合が緩和され、平

均給与等支給額の算定方法に

ついてもより適用しやすく見

直しされた。

ビジネスマナー研修の研修風景

吉見講師の研修風景

緑のボランティア隊

 

第5回理事会が8月22日

(金)、問屋町会館で開かれ、

審議の結果、全て原案どおり

承認された。

 

また、事務局からは、問屋

町ビジネススクールの平成26

年度下期カリキュラムについ

て報告を行った。

 

主な案件審議は次のとおり。

案件一.景観推進管理委員会

からの意見について

 

問屋町地区における歩道グ

ランドカバー実験事業の実施

計画が承認された。

案件二.防犯カメラ設置検討

特別委員会からの意見について

案件三.組合員の合併の承認

について

案件四.組合員施設の賃貸に

ついて

案件五.組合管理施設の改修

費の借入について

案件六.新年会の開催について

案件七.平成26年度第6回理

事会の日程等について

 

問屋町ビジネススクールの

平成26年度度下期開催講座が

決定した。

 

今回、新たにラインナップ

に加わったのは、「会社の仕

組みを知ろう!経営シミュ

レーション研修」、「営業しな

い新規開拓」、「問題解決スキ

ル(魚の発見・調理術)研修」

の3講座。

 「経営シミュレーション研

修」は、マネジメントゲーム

を通して会社の経営を疑似体

験し、会計・財務スキルが身

につき、利益の仕組みが学べ、

会社を経営する上で必要な事

の大部分が理解できる内容と

なっている。

 

人気講師の日本営業ツール

研究所の吉見代表と中小企業

のIT化に特化したコンサル

ティングの専門家であるタク

ト情報システムズ㈱の田邉社

長との対談形式で行われる

「営業しない新規開拓」で

は、中小企業の顧客情報を活

用した営業戦略を、事例を通

して詳しく解説する。

 「問題解決スキル(魚の発

見・調理術)研修」では、座

学と実戦が一体型となった体

験学習により問題解決能力と

組織の力を引き出す能力が強

化される。

 

その他、同スクールの根幹

である中堅社員研修や新入社

員研修をはじめ、会計経理講

座やビジネスマナー研修など

も引き続き開催する。

 

詳しい講座内容やその他の

開催講座は、問屋町ビジネス

スクールのホームページで公

開している。

(http://business-school.tonyam

achi.com/

②制度要件を満たした場合、

支給増加額の10%を法人税か

ら控除できる。ただし、法

人税額の10%(中小法人は

20%)が限度となる。

▽少額減価償却資産の損金算

入の特例の延長

 

中小企業等が事業の用に供

する30万円未満の減価償却資

産について適用されていた損

金算入制度の適用期限が2年

延長された。

▽地方法人税の創設

 

法人税を納める義務がある

法人は、法人税額に4・4%

の税率を乗じて計算した地方

法人税を法人税と同じ時期に

申告・納付することとなった。

▽領収証等に係る印紙税の非

課税範囲の変更

 

これまで、領収証等に記載

された受取金額が3万円未満

のものは印紙税が非課税とさ

れていたが、平成26年4月1

日以降に作成された領収証等

については、受取金額が5万

円未満のものまでが非課税と

なった。

 

8月24日(日)、問屋町緑

のボランティア隊による団地

内美化活動が行われ、隊員と

その家族24名が参加した。

 

今回は、問屋町幹線道路及

び南側枝線道路の街路樹下枝

刈払いや、街路樹桝の除草作

業を実施。まだまだ夏の暑さ

が残る中、隊員達は街路樹の

みならず、歩道板の隙間から

伸びる雑草の刈取りも懸命に

行った。 

 

隊員の活躍により街路樹が

美しく整備され、一段と景観

が向上した。

 

同隊では、問屋町及び第二

問屋町の残りの地域の街路樹

下枝刈払いや除草作業を予定

しており、問屋町の美化推進

のため活動を続ける。

第 530 号 ⑵ 青 森 総 合 卸 セ ン タ ー 平成26年9月号

平成26年度景観整備の

実施計画な  ど

承認第5

回理事会

問屋町ビジネススクール

平成26年度下期開催講座公開

平成26年度税制改正について学ぶ

第1回税務研修会

街路樹下枝刈払い

問屋町緑のボランティア隊

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問屋町ビジネススクール講師流通コンサルタント平山 良雄 氏

 『経済雑感』シリーズ第

31弾は、問屋町ビジネスス

クールの講師である平山氏

にご寄稿いただいた。

「効能と副作用」

 

現在、ピロリ菌の除菌療

法を受けております。6年

半前にコイツのせいもあっ

て胃がんを発病し、内視鏡

による摘出手術を受けたの

ですが、今回保険が適用に

なったこともあり退治に乗

り出したわけです。療法は

毎朝、夕に3種類のクスリ

を5剤、7日間飲むだけな

のですが、この間は「NO

Nアルコール」ということ

で結構ストレスになり弱り

ました。

 

どんなクスリでも副作用が

あるわけで、このクスリもピ

ロリ菌の退治に効能がある反

面、「軟便、下痢」「アレルギー

反応」などの副作用があらわ

れることがあるという。私も

少し心配したのですが、全く

無く、むしろ生来の「ゆるめ

のおなか」がしっかりしてし

まったからおか

しなもんです。

 

さて、昨年か

ら私は当セン

ターのビジネス

スクールの講師

を仰せつかって

おりますが、「本来、従業員

は育つようにできている」と

いうのが私の持論でありま

す。しかし実際は、うまくいっ

ていない企業が多いのが現実

でしょう。

 

組織が業務を進めていく際

の原則として「三面等価の原

則」があります。

 『組織を構成する人材には

仕事を遂行するために必ず責

任が課せられます。そして、

責任を果たすために職務に応

じた権限が与えられます。こ

の場合、責任と権限は等価の

関係にあることが好ましく、

責任の度合いが大きくなるに

つれて、権限も大きくなり、

義務もまた大き

くなります。

つまり、責任、

権限、義務の3

つは等価の関係

にあることが必

要とされていま

す。この場合の義務とは、権

限を駆使して責任を果たすこ

とをいいます。』

 

ちなみに、この原則を図形

で表現すれば「正三角形」と

なります。新入社員の三角形

は最も小さく、職位や職務の

重要度に比して三角形は大き

くなり、当然トップの三角形

は最大になるわけです。要

するに、人材の育成とは

徐々に三角形を大きくして

やることであり、そのため

の「支援システム」をきち

んと構築しておくことであ

ります。そのためには組織

内にしっかりした「信頼関

係」が必要であり、トップ

および部門のリーダーは組

織内に自然に「信頼関係」

が醸成されていくようにマ

ネジメントしていくことが

肝要となります。

 「信頼」の2文字には大

きな「効能」があり、派生

する「副作用」は微小なも

のであるはずです。「信頼

して任せる」ということが

慣習となり、社風になった

ときに従業員の三角形は自

然に大きくなり、人材とし

て成長していくことはまち

がいないと確信します。 

(つづく)

昨年のハロウィンパーティーの様子

8月

5日▽第2回問屋町従業員モ

ニター会議

  

▽問屋町経営同友会第2

回役員会

6日▽第1回防犯カメラ設置

検討特別委員会

8日▽第1回税務研修会

15日▽金融審査会

18日▽第1回防犯カメラ設置

検討小委員会

19日▽第9回景観推進管理委

  

員会

20日▽元気都市あおもり健康

アップ推進会議第2回職

域健康づくり部会

22日▽第5回理事会

24日▽第2回問屋町緑のボラ

ンティア隊

26日▽組合員昼食会

  

▽安協問屋町支部第2回

街頭指導

28日▽第5回合同清掃

①白神山地ハイキング

日 

時 

10月19日(日)

    

午前8時~午後4時

場 

所 

白神山地

    

(暗門の滝)

参加料 

大人3,000円

    

小人1,500円

②第2回問屋町ハロウィン

パーティー

日 

時 

10月24日(金)

    

午後7時~午後9時

場 

所 

青森国際ホテル

参加料 

大人2,100円

    

小人1,000円

 

お問合せ、お申込みは卸セ

ンター業務部(☎738 

︱ 

4711)まで。

  

▽第2回問屋町防災訓練

29日▽東北卸商業団地連絡

  

協議会移動幹事会

…問屋町

   ビジネススクール…

28日▼ビジネスマナー研修

   

(ビジネス文書編)

 

卸センターニュース8月号

の内容に誤りがございました。

 

謹んでお詫びし、訂正いた

します。

P4「新役員に聞く!」

 

㈱青森新生活互助会

 

代表取締役社長

会長

 

石田 

憲久

平成26年9月号 青 森 総 合 卸 セ ン タ ー 第 530 号⑶

経済雑感

第六十一回

問屋町ビジネススクール

講師 平山 良雄

8月号の訂正について

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まずはサケの[ココ]に注目。サケの鼻の軟骨成分です。

PG(プロテオグリカン)とは[PG-in りんご酢]それは飲むタイプのりんご酢です。

りんご酢について

糖質研究の先進地   と    のふるさと[あおもり]だから…。

美味しさのひみつ

創業から131年、 はお客様に愛され続けています。

〒030-8543 青森市新町二丁目5番1号    TEL.017-723-2222 FAX.017-723-2224 ホームページアドレス http://www.kakuhiro.co.jp

〒030-0113 青森市第二問屋町三丁目10番10号 TEL.017-729-8814 FAX.017-729-8874 ホームページアドレス http://www.pg-in.comプロテオグリカン研究所

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㈱伸和産業代表取締役社長太田 雄三 氏

例年8月は記事に苦労す

る月なのですが、今年は

「防災訓練」

「ストア木曜

市」「リサイクル品回収B

OX」「青森県・未来を変

える挑戦」「あおもり藍紹

介」等と多彩でした▼最近マスコ

ミで青森県のイノベーションと

してよく取り上げられるのが、組

合員・㈱角弘さんの「プリテオグ

リカン」と「あおもり藍」です▼

この「あおもり藍」基本技術を開

発したのが組合員の㈱青森豊成

さん。今回昼食会で紹介しまし

た。わが組合に青森県の両ブラン

ドがあるということは素晴らし

いことです▼転話題。先号に続き

「問屋町の変化とレスポンス」に

ついてです▼先号で1992年

から2013年の二〇年で消費

財卸組合員が30%減少、生産財卸

組合員は六〇社から五五社と微

減となったことをお伝えしまし

た▼その減少分に大きく対応し

たのが、卸以外の三四社増と賃貸

組合員の三四社増です▼その加

入の要因・背景は何だったので

しょうか。パラレルではないとし

ても、組合からの積極的レスポン

スであったと思われます▼それ

が重点的事業として①高度化事

業②景観事業③環境事業のレス

ポンス三本柱であり▼そして教

育・情報事業の①ビジネス・ス

クール②ホーム・ページなどの情

報事業③団地内交流活動などの

ブランディングであり▼最後が

組合経営管理のための「管理会計

の重視」や「事業別会計の黒字化

の徹底」などのレスポンスです

(藤本)

 組合では8月28日(木)に、

第2回問屋町防災訓練を問屋

町会館で実施した。青森市役

所危機管理課の藤本氏と坪氏、

日本赤十字社青森県支部の田

澤氏を講師に招いて行われた

同訓練には、組合員従業員42

名が参加した。

 はじめに、問屋町会館駐車

場において消火器の基本操作

等を説明。今回は実際に火を

起こし、参加者から選抜され

た6名が粉末消火器による消

火訓練を行った。ほとんどの

参加者が本物の消火器の噴射

状況を見るのが初めてで、興

味深く見学していた。

 消火訓練後は2階大会議室

に場所を移し、危機管理課の

藤本氏が、阪神淡路大震災や

東日本大震災時の事例を基に、

地震への備えについて解説し

た。

 つづいて、日本赤十字社の

田澤氏による救命訓練を実施。

AEDの現状と心肺蘇生法に

おける注意事項の説明を受け

た後、5センチほど押すと(胸

骨圧迫の基準となる深さ)音

が鳴る仕組みのクッションが

参加者全員に渡され、心肺蘇

生法の手順を実際に体験。ま

た、訓練用AEDを使い、音

声案内に従ってAEDの使用

方法も学んだ。

 最後に、炊き出し訓練とし

て、非常食のアルファ米の作

り方を確認し、試食して訓練

は終了した。

 参加者からは「次回は他の

社員も連れて来たい」「昨年

度よりもさらに充実した内容

になっていた」と、非常に好

評であった。

 組合では組合員企業の防災

意識の高揚を図るため、来年

度以降も引き続き防災訓練を

開催していく予定である。

 組合員従業員や近隣企業等

から排出される空き缶やペッ

トボトルを積極的に回収する

ため、問屋町会館西側出入口

風除室内に「リサイクル品回

収BOX」を新設した。

 組合では今後、空き缶・ペッ

トボトルのリサイクル個別回

収及び回収ボックスにて得ら

れた資源売却による収益につ

いては、新たな社会貢献活動

として慈善団体に寄付するこ

ととした。

 問屋町会館内にある「問屋

町ストア」で、8月21日より

「問屋町ストア木曜市」がス

タートした。

 木曜日限定で旬の「とれた

て産直野菜・果物」の販売を

する木曜市。商品は青森観光

りんご園とTOMATO工房

アーリー提供によるもの。

 りんごや桃、トマトにきゅ

うり、なすなどの他、イタリ

ア野菜や中国野菜など、普段、

スーパーではなかなか目にす

粉末消火器による消火訓練

 当取り組みの趣旨にご賛同

いただき、空き缶・ペットボト

ル回収への協力をお願いする。

ることの少ない希少な野菜も

並ぶ。中でも珍しいのが薄緑

色で完熟する珍しいミニトマ

ト「ミドリちゃん」。同商品は

外見からは思いもよらない甘

さとさわやかな酸味が特徴。

 木曜市では、数に限りがあ

るため、商品によっては午前

中に売り切れになることもあ

り、早目の来店がオススメ。

季節によって販売商品が変わ

るため、一年中楽しむことが

できる。

 組合員等の商品やサービス

の紹介を行う組合員昼食会が、

8月26日(火)に問屋町会館

で開催され、組合員ら44名が

参加した。

 はじめに、青森県企画調整

課総合政策推進グループの東

統括主幹が、青森県の基本計

画「未来を変える挑戦」につ

いて、2014プロモーショ

ン編と補足資料をもとに説明

を行った。

 現在、青森県では2030

年を目標に、世界が認める

「青森ブランド」の確立へ向

けて、"買ってよし""訪れて

よし""住んでよし"を目指

し活動を続けている。

 同活動では、攻めの農林水

産業による取引額の増加やラ

イフイノベーション戦略(プ

ロテオグリカン等)による製

品出荷額の増加、人材の育成

とネットワーク化などの効果

が上がっている。また、津軽

海峡交流圏の形成(ラムダプ

ロジェクト)、グローバル物

流拠点、エネルギー関連施設

の集積などの可能性も期待さ

れている。

「あおもり藍」製品

組合員昼食会

 続いて組合員の㈱青森豊成

の工藤社長が、宇宙に飛んだ

青森の"藍"について紹介し

た。

 工藤社長が副理事長を務め

るあおもり藍産業㈿は、平成

15年に青森豊成を含む4社の

研究会からスタートし、平成

18年に協同組合を設立。それ

ぞれの技術を集結し、パウダ

ー式の染め方や染色濃度を数

値化するなどの技術を確立。

従来の20分の1のスピードで

の商品化を可能とした。 

 同製品で作られたポロシャ

ツが平成22年にスペースシャ

トル搭載品へ採用されたこと

により一気に人気に火が付き、

平成25年には地域資源活用事

業計画認定を機に、「i‐F

ORESTBLUE‘s」と

して組合の独自ブランドを確

立した。

リサイクル品回収BOX完熟しても緑色のトマト「ミドリ」ちゃん

色とりどりの新鮮野菜や果物

 現在、「あおもり藍」を使っ

た商品が三越伊勢丹新宿店に

て販売されているほか、国内

外の50を超える著名ブランド

からも引き合いがあり、高い

注目を浴びている。

 工藤社長は「モノづくりは

 

"想い"が大切。それぞれの

いいモノを作りたいという

 

"想い"を結集させることが

でき、ここまで来ることがで

きた」とまとめた。

 新役員に聞く4人目は、監

事に就任した株式会社伸和産

業の太田社長にお話を伺った。

 同社は昭和48年4月に古紙

の卸売問屋として弘前に設立。

現在では弘前に加え、青森、

つがる、秋田県北に営業所を

設け、古紙の回収・買取・卸

売を行っている。

 「リサイクル関連法ができ

てからは古紙の回収率は上昇

しているが、古紙の価格は需

給動向などの影響で変動が激

しい。紙の原料の7割近くが

古紙となっている現状の中、

放って置けばゴミとなってし

まうその役割を果たし終えた

古紙を、市況に関わらずきちん

と回収し、製紙工場に繋いでい

くのが我々の仕事。当社は製紙

会社からも地域からも当てにさ

れることを目指している。社員

には『仕事を通してお客様に当

てにされるようになれ』と言っ

ている」と現状や目

標を話してくれた。

 「現在68人の当社

社員には、視野を広

く持って欲しいと考

え外部研修への参加

も増やしている。弘

前では毎月一回自動車教習所で、

時には自社トラックを持ち込ん

で、座学・実地・ワークショッ

プ形式で交通安全・運転技能向

上のための定例研修会を行って

いる。ワークショップでは、新

人も先輩も同じテーマで話し合

い発表し合うことに力点を置い

ている。このような取り組みで、

通常の仕事プラスαを得ること

ができればと思っている」と社

員教育にも熱心な姿を見せた。

 問屋町の印象について尋ねる

と、「団地内の取り組みは非常

に勉強になる。少

し変えると当社で

も応用できること

が多い。その一つ

ではあるが、来年

から会社敷地内に

花を植えようと思

っており今からその準備をして

いる。社長から言われたことを

やることが会社ではなく、自分

たちの会社は自分たちで造って

いくものであることを教えたい」

と語ってくれた。

 新役員としての抱負を伺うと

「新入社員と同じ立場なの

で、まずは雰囲気を覚えるこ

と。組合が何をしてくれるか

ではなく、組合のために何が

できるのかという角度から、

役員会やいろいろな事業に率

先して出席し、経験を積んで

いけたらと思う。今まで以上

に一生懸命頑張っていきたい」

と力強く答えた。

 プライベートについて尋ね

ると、「健康のため、食べ過

ぎない・飲み過ぎない・よく

寝ることに気を付けている。

歩こうとも思ってはいるんで

すけどね」と苦笑い。読書好

きな太田社長おすすめの本は

『紙つなげ!彼らが本の紙を

造っている』。(56歳)

訓練用器具を使って心肺蘇生法体験

発行/平成26年9月30日

平成26年9月号 第 530 号 ⑷青 森 総 合 卸 セ ン タ ー 青 森 総 合 卸 セ ン タ ー第 530 号 ⑴ 平成26年9月号

空き缶・ペットボトル回収ボックス設置

問屋町ストア木曜市がスタート

消火訓練や救命訓練を体験

第2回問屋町防災訓練

あおもり藍などについて紹介

組合員説明会

新役員に聞く!