橋梁伸縮装置

■特長●荷重支持型●理想的なアンカーバー●施工簡易型（省力化）

■施工法1. 前処理カッター、はつり、旧ジョイント撤去（補修）

2. 型枠の設置型枠を床版遊間に挿入・設置

3. 伸縮装置の設置表層ゴムの予備圧縮伸縮装置の据付け

●コンクリートアンカー打ち込み（補修）●舗装面とのレベル調整●補強鉄筋の配筋・溶接

4. 後打ちコンクリートの打設コンクリートの締固め表面仕上げ養生

5. 完成

■使用材料の解説《別途「製品規格表」をご参照ください。》●サポートブロックサポートブロックは、伸縮装置本体を構成するもので、JIS G

3101「一般構造用圧延鋼材」SS400の鋼板を使用しています。フィンガー状に配列された支持板で表層ゴムを支持します。

●アンカーバーアンカーバーは、サポートブロックにスタッド溶接されており、異形棒鋼スタッドを使用しています。

●表層ゴム表層ゴムは、表面が格子状のクロロプレンゴム成形品で、両側に内蔵された鋼板とサポートブロックを皿ボルトで締め付け一体化します。

■構造●伸縮装置主部材のサポートブロック には、表層ゴム を媒して輪荷重を支持する支持板 とリブプレート が溶接されています。●サポートブロックにスタッド溶接されたアンカーバー 等で後打ちコンクリートを媒し、伸縮装置を床版等に一体化させます。

■適用範囲

3S-Vジョイント ●ゴム製荷重支持型伸縮装置

ジョイント遊間 D（mm） 重量（kg／1.8m）型式 伸縮量

（mm）

753S-20V 55 55.020

853S-30V 55 56.530

1053S-40V 65 67.540

最大 最小

型　式

3S-20V（歩道用）

3S-30V（歩道用）

最大 最小

75 55

85 55

20

30

37.8

39.3

ジョイント遊間D（mm） 伸縮量（mm）

重　量（kg/1.8m）

橋梁伸縮装置3S-V JOINT

■積算〈3S-20V／3S-30V／3S-40V〉●積算条件［断面図をご参照ください。］後打ちコンクリート打設幅：300mm×2＝600mm後打ちコンクリート打設厚：100mm（3S -20V、3S -30Vの場合）、110mm（3S - 40の場合）

●地覆・中央分離帯の防水処理、床版の断面修正は、含まれておりません。

■10メートル当りの材料表

品　名

後打ちコンクリート

STアンカー＊

コンクリートアンカー

3S-20V / 3S-30V / 3S-40V

補強鉄筋（D16）

＊補修の場合に使用します。

10m

62.4kg

0.60m3

0.66m3

200本

222本

ジョイント本体（アンカーバー含む）

10（延長）×4（本）×1.56（kg/m）＝62.4（kg）

0.300（幅）×0.100（厚）×2（箇所）×10（延長）＝0.60（m3）

0.300（幅)×0.110（厚）×2（箇所）×10（延長）＝0.66（m3）

10（延長)×20（本/m）＝200（本）

10（延長)×22.2（本/m）＝222（本）

数　量 積算内訳

3S-20V / 3S-30V

3S-40V

3S-20V / 3S-30V

3S-40V（ ）

橋梁伸縮装置3S-V JOINT

■積算〈3S-20V／3S-30V／3S-40V〉●積算条件［断面図をご参照ください。］後打ちコンクリート打設幅：300mm×2＝600mm後打ちコンクリート打設厚：100mm（3S -20V、3S -30Vの場合）、110mm（3S - 40の場合）

●地覆・中央分離帯の防水処理、床版の断面修正は、含まれておりません。

■10メートル当りの材料表

品　名

後打ちコンクリート

STアンカー＊

コンクリートアンカー

3S-20V / 3S-30V / 3S-40V

補強鉄筋（D16）

＊補修の場合に使用します。

10m

62.4kg

0.60m3

0.66m3

200本

222本

ジョイント本体（アンカーバー含む）

10（延長）×4（本）×1.56（kg/m）＝62.4（kg）

0.300（幅）×0.100（厚）×2（箇所）×10（延長）＝0.60（m3）

0.300（幅)×0.110（厚）×2（箇所）×10（延長）＝0.66（m3）

10（延長)×20（本/m）＝200（本）

10（延長)×22.2（本/m）＝222（本）

数　量 積算内訳

3S-20V / 3S-30V

3S-40V

3S-20V / 3S-30V

3S-40V（ ）

■性能確認試験

▪伸縮耐久性能試験（NEXCO試験方法参考）　照査期間30年を想定し、11,000回の繰り返し伸縮試験を実施。　伸縮耐久性能に問題が無いことを確認しました。

▪止水性能試験（NEXCO試験方法参考）　伸縮耐久性能・伸縮性能試験後の試験体で10cmの水張り試験を実施。　止水性能に問題が無いことを確認しました。

▪伸縮性能試験（NEXCO試験方法参考）　伸縮耐久性能試験後の試験体について30回の圧縮試験、引張試験　を実施。伸縮性能に問題が無いことを確認しました。

▲止水性能試験状況

▲伸縮耐久性能試験（11,000回伸縮）

2018年3月版