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汎用 汎用 汎用 汎用トレーラ トレーラ トレーラ トレーラ 取 扱 説 明 製品 K55084 K55085 TMT5010S5010ST 部品ご注文の際は、ネームプレートをお確かめの上、 部品供給型式を必ずご連絡下さい。 “必読”機械の使用前には必ず読んでください。

汎用汎汎用用汎用トレーラトトレレーーララトレーラ...汎用汎汎用用汎用トレーラトトレレーーララトレーラ 取取取取 扱扱扱扱 説説説説

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汎用汎用汎用汎用トレーラトレーラトレーラトレーラ

取取取取 扱扱扱扱 説説説説 明明明明 書書書書

製品コード K55084 K55085

型型型型 式式式式 TMT5010S・・・・5010ST

部品ご注文の際は、ネームプレートをお確かめの上、

部品供給型式を必ずご連絡下さい。

“必読”機械の使用前には必ず読んでください。

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- 1 -

安全に関する警告について

本機には、印付きの警告ラベルを貼付しています。安全上、特に重要な項目を示しています。

警告を守り、安全な作業を行ってください。

その警告に従わなかった場合、死亡または重傷を負う危険性が

高いことを示します。 その警告に従わなかった場合、死亡または重傷を負う可能性が

あることを示します。 その警告に従わなかった場合、ケガを負うおそれがあることを

示します。

- ラベルが損傷した時は - 警告ラベルは、使用者および周囲の作業者などへ危険を知らせる大切なものです。

ラベルが損傷した時は、すみやかに貼り替えてください。

注文の際には、この図に示す 部品番号 をお知らせください。

安全安全安全安全にににに作業作業作業作業するためにするためにするためにするために

危 険

警 告

注 意

警告ラベルについて

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- 2 -

ここに記載されている注意事項を守らないと、死亡

を含む傷害を生じる恐れがあります。

作業前には、作業機およびトラクタの取扱説明書を

よくお読みになり、十分に理解をしてからご使用くだ

さい。

作 業 前 に

注意

機械の取り扱いで分からない事があった時、取

扱説明書を製品に近接して保存していないため、

自分の判断だけで対処すると思わぬ事故を起こ

し、ケガをする事があります。

取扱説明書は分からない事があった時にすぐに

取り出せるよう、製品に近接して保存してくだ

さい。

注意

取扱説明書に記載されている安全上の注意事項

や取扱要領の不十分な理解のまま作業すると、

思わぬ事故を起こす事があります。

作業を始める時は、製品に貼付している警告ラ

ベル、取扱説明書に記載されている安全上の注

意事項、取扱要領を十分に理解してから行って

ください。

警告

体調が悪い時、機械操作に不慣れな場合などに

運転すると、思わぬ事故を起こす事があります。

次の場合は、運転しないでください。

□ 過労、病気、薬物の影響、その他の理由に

より作業に集中できない時。

□ 酒を飲んだ時。

□ 機械操作が未熟な人。

□ 妊娠している時。

警告

作業に適さない服装で機械を操作すると、衣服

の一部が機械に巻き込まれ、死亡を含む傷害を

まねく事があります。

次に示す服装で作業してください。

□ 袖や裾は、だぶつきのないものを着用する。

□ ズボンや上着は、だぶつきのないものを着

用する。

□ ヘルメットを着用する。

□ はちまき、首巻きタオル、腰タオルなどは

しない。

警告

機械を他人に貸す時、取扱説明書に記載されて

いる安全上の注意事項や取扱要領が分からない

ため、思わぬ事故を起こす事があります。

取扱い方法をよく説明し、取扱説明書を渡して

使用前にはよく読むように指導してください。

注意

機械の改造や、当社指定以外のアタッチメント

・ 部品などを取り付けて運転すると、機械の破

損や傷害事故をまねく事があります。

機械の改造はしないでください。

アタッチメントは当社指定製品を使用してくだ

さい。部品交換する時は、当社が指定するもの

を使用してください。

注意

始業点検を怠ると、機械の破損や障害事故をま

ねく事があります。

作業を始める前には、取扱説明書に基づき点検

を行ってください。

警告

エンジンを始動する時、トラクタの横やステッ

プに立ったまま行うと、緊急事態への対処がで

きず、運転者はもちろん周囲にいる人がケガを

する事があります。運転席に座り、周囲の安全

を確認してから行ってください。

エンジンを始動する時、主変速レバーを「N」

(中立)にして行わないと、変速機が接続状態に

なっているため、トラクタが暴走し思わぬ事故

を起こす事があります。主変速レバーを「N」

(中立)にして行ってください。

急発進するとトラクタ前輪が浮き上がる事があ

り、運転者が振り落とされたり、周囲の人を巻

き込んだり、思わぬ事故を起こす事があります。

周囲の安全を確認し、ゆっくりと発進してくだ

さい。

室内で始動する時、排気ガスにより中毒になる

事があります。

窓、戸などを開け、十分に換気してください。

安全操作上の注意点

取扱説明書は製品に近接して保存を

取扱説明書をよく読んで作業を

こんな時は運転しないでください

服装は作業に適していますか

機械を他人に貸す時は

機械の改造禁止

エンジン始動・発進する時は

始業点検の励行

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- 3 -

警告

作業機を連結するためにトラクタを移動させる

時、トラクタと作業機の間に人がいると、挟ま

れてケガをする事があります。トラクタと作業

機の間に人を近づけないでください。

注意

作業機をトラクタに連結する時、傾斜地や凹凸

地または軟弱地などで行うと、トラクタが不意

に動き出し、思わぬ事故を起こす事があります。

平坦で地盤のかたい所で行ってください。

作業機をトラクタから切り離す時、輪止めをせ

ずに行うと、作業機が暴走して思わぬ事故を起

こす事があります。

切り離す時は、スタンドを接地させ、輪止めを

してください。

連結するトラクタによっては、前輪荷重が軽く

なり、操縦が不安定となって、思わぬ事故をま

ねく事があります。

トラクタへフロントウエイトを取り付け、バラ

ンスを取ってください。

注意

トラクタに作業機を連結して公道を走行すると、

道路運送車輌法に違反します。

トラクタに作業機を連結しての走行はしないで

ください。

危険

移動走行する時、トラクタのブレーキペダルが

左右連結されていないと、片ブレーキになり、

トラクタが左右に振られ横転などが起こり、思

わぬ事故をまねく事があります。

ほ場での特殊作業以外は、ブレーキペダルは左

右連結して使用してください。

警告

トラクタに運転者以外の人を乗せると、トラク

タから転落したり、運転操作の妨げになって、

緊急事態への対処ができず、同乗者はもちろん、

周囲の人および運転者自身がケガをする事があ

ります。トラクタには、運転者以外の人は乗せ

ないでください。

急制動・急旋回を行うと、運転者が振り落とさ

れたり、周囲の人を巻き込んだり、思わぬ事故

を起こす事があります。

急制動・急旋回はしないでください。

運搬走行時、重心の位置が高くなり、坂道・凹

凸地・カーブで速度を出しすぎると、転倒ある

いは転落事故を起こす事があります。

低速走行してください。

旋回する時、内輪差により周囲の人を作業機に

巻き込みケガをさせる事があります。

周囲の人や障害物との間に十分な間隔を保って

ください。

側面が傾斜していたり、側溝がある通路で路肩

を走行すると転落事故を起こす事があります。

路肩は走行しないでください。

高低差が大きい段差を乗り越えようとすると、

トラクタが転倒あるいは横転し、ケガをする事

があります。

あゆみ板を使用してください。

作業機の上に人を乗せると、転落し、ケガをす

る事があります。

作業機の上には、人を乗せないでください。

注意

過積載あるいは片荷積載をすると、旋回時、作

業機が転倒し、ケガをする事があります。

また、トラクタの操縦が不安定となり、思わぬ

事故をまねく事があります。

指定された最大積載量を超えないでください。

作 業 中 は

警告

作業機をトラクタに連結しないで、積み込みあ

るいは荷降ろし作業を行うと、転倒や暴走など

により、思わぬ事故を起こす事があります。

トラクタに連結させて行ってください。

トラクタの駐車ブレーキをかけ、エンジンを停

止させ、主変速レバー、副変速レバー共、低速

位置にいれてから行ってください。

作業をする時、周囲に人を近づけると、機械に

巻き込まれ、ケガをする事があります。

周囲に人を近づけないでください。

注意

傾斜地や凹凸地または軟弱地などで積み込み作

業あるいは荷降ろし作業を行うと、積載するト

ラクタやコンバインなどが脱輪や転倒し、思わ

ぬ事故を起こす事があります。

平坦で地盤のかたい所で行ってください。

積み込み作業や荷降ろし作業をする時、アユミ

上やボディ上でハンドル操作をすると、脱輪や

転落など、思わぬ事故を起こす事があります。

アユミおよび作業機ボディに対し、まっすぐに

移動ができない時は、もう一度やりなおしてく

ださい。

作業機を着脱する時は

移動走行する時は

作業する時は

公道走行時は作業機の装着禁止

荷物を積載する時は

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- 4 -

警告

トラクタから離れる時、傾斜地や凹凸地などに

駐車すると、トラクタが暴走して思わぬ事故を

起こす事があります。

平坦で安定した場所に駐車し、トラクタのエン

ジンをとめ、駐車ブレーキをかけて暴走を防い

でください。

作業が終わったら

注意

作業後の点検を怠ると、機械の調整不良や破損

などが放置され、次の作業時にトラブルを起こ

したりケガをする事があります。

作業が終わったら、取扱説明書に基づき点検を

行ってください。

注意

機械に異常が生じた時、そのまま放置すると、

破損やケガをする事があります。

取扱説明書に基づき行ってください。

作業機をあげた状態のまま下にもぐったり、足

を入れたりすると、不意に降下しケガをする事

があります。

下に入る時は、台などで降下防止をして行って

ください。

油圧の継手やホースに、ゆるみや損傷があると、

飛び出る高圧オイルあるいはボディの急な降下

で、ケガをする事があります。

補修もしくは部品交換してください。

継手やホースを外す時は、油圧回路内の圧力を

無くしてから行ってください。

トラクタから離れる時は 不調処置・点検・整備をする時

終業点検の励行

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- 5 -

もももも くくくく じじじじ

安全安全安全安全にににに作業作業作業作業するためにするためにするためにするために

・・・・・・・・ 1 ・・・・・・・・ 4

・・・・・・・・ 2 ・・・・・・・・ 4

・・・・・・・・ 3

トラクタトラクタトラクタトラクタへのへのへのへの装着装着装着装着

・・・・・・・・ 7 ・・・・・・・・ 8

・・・・・・・・ 7 1. ドローバへの連結 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

・・・・・・・・ 8 2.スタンドのたたみ方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

3. 電装の接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

運転運転運転運転をををを始始始始めるめるめるめる前前前前のののの点検点検点検点検

・・・・・・・・ 12 ・・・・・・・・ 12

1.トラクタ各部の点検 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 1.トレーラの電装がトラクタと正しく連動するか ・・ 12

2.連結部の点検 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 ・・・・・・・・ 12

1)トラクタのドローバとヒッチカンの連結部点検 ・・・ 12

2)電装コネクタの点検 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

3.製品本体の点検 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

作業作業作業作業のののの仕方仕方仕方仕方

・・・・・・・・ 13 ・・・・・・・・ 14

・・・・・・・・ 14 ・・・・・・・・ 15

・・・・・・・・ 15

作 業 前 に

安全に関する警告について

作 業 中 は

作 業 が 終 わ っ た ら

2 適 応 ト ラ ク タ の 範 囲

1 各部の名称とはたらき

3 ス テ ー の 組 立

1 運 転 前 の 点 検 2 エンジン始動での点検

3 給 油 箇 所 一 覧 表

4 ト ラ ク タ へ の 装 着

1 積 み 込 み 作 業 3 荷 降 ろ し 作 業

2 運 搬 作 業 4 ア ユ ミ の 角 度 調 整

不調処置・点検・整備をする時

5 輪 止 め

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- 6 -

4444

作業作業作業作業がががが終終終終わったらわったらわったらわったら

・・・・・・・・ 16 ・・・・・・・・ 16

5555

点検点検点検点検とととと整備整備整備整備についてについてについてについて

・・・・・・・・ 17 ・・・・・・・・ 18

・・・・・・・・・ 17

6666

不調時不調時不調時不調時のののの対応対応対応対応

・・・・・・・・ 18

1 電 球 の 交 換

1 不 調 処 置 一 覧 表

3 点 検 整 備 一 覧 表

2 油 圧 装 置 の 調 整 方 法

1 作 業 後 の 手 入 れ 2 長 期 格 納 す る 時

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- 7 -

適切な装着で安全な作業をしましょう。

1 各部の名称とはたらき

1. ヒッチカン :トラクタに連結し、けん引します。

2. ア ユ ミ:トラクタやコンバインの積み降ろし

に使用します。

ボディに連動して昇降します。

3. スタンド :作業機をトラクタからはずしたとき

に使用します。高さ調整はハンドル

で行います。

4.ラッチピン:ボディをドローバに固定します。

5.アジャスト:ピンの差し替えとボルト;M20×300

ピン のネジ調整を行うことによりアユミ

収納時の角度を変えることができます。

6.油圧 :ボディとアユミの昇降速度調整に使

シリンダ 用します。油圧回路は閉回路になっ

ているのでトラクタ油圧は必要あり

ません。

7.ストップ :ボディ昇降時の油圧回路の開閉及び

バルブ 昇降速度の調整に使用します。

8.ロックピン:ラッチピンをロックします。

※ ボディ傾斜:ボディが傾斜しはじめるのと連動し

してアユミが下がり、積み込み・荷

降ろし状態になります。

※ ボディ水平:ボディが水平になりはじめるのと連

連動してアユミが上がり、運搬状態

になります。

2 適応トラクタの範囲

本製品は、適切なトラクタとの装着により的確に性

能を発揮できるように設計されています。

不適切なトラクタとの装着によっては本製品の耐久

性に著しく影響を及ぼしたり、トラクタの運転操作に

著しい悪影響を及ぼすことがあります。

この製品の最大積載量及び適応トラクタは次のとお

りです。

1111 トラクタトラクタトラクタトラクタへのへのへのへの装着装着装着装着

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- 8 -

型 式 最大積載量 適応トラクタ

TMT5010S

TMT5010ST 5000kg

37kW~73.5kW

(50PS~100PS)

指定された最大積載量を超えた積載物を運搬し

た場合は、保証の対象にはなりませんのでご注意

ください。

3 ステーの組立

(1) ステーをドローバにボルトで固定してください。

(2) 電装品コードをステーのリングに通してくださ

い。

4 トラクタへの装着

1.ドローバへの連結

作業機を連結するためにトラクタを移動させる時、

トラクタと作業機の間に人がいると、挟まれてケ

ガをする事があります。トラクタと作業機の間に

人を近づけないでください。

作業機をトラクタに連結する時、傾斜地や凹凸地

または軟弱地などで行うと、トラクタが不意に動

き出し、思わぬ事故を起こす事があります。

平坦で地盤のかたい所で行ってください

連結するトラクタによっては、前輪荷重が軽くな

り、操縦が不安定となって、思わぬ事故を起こす

事があります。トラクタへフロントウエイトを取

付け、バランスを取ってください。 (1)トラクタのドローバの高さに作業機のヒッチの

高さを合わせてください。

(スタンドのハンドルで調整してください。)

(2)トラクタのエンジンを始動して、トラクタを後

進させ、ドローバの連結点に作業機のヒッチカン

の穴をあわせて、エンジンをとめ、駐車ブレーキ

をかけてください。

(3)トラクタ付属のヒッチピンを通し連結してくだ

さい。

ヒッチピンには抜け止めのため、リンチピンあ

るいはベータピンを取り付けてください。

(4)スタンドのハンドルを回してスタンドの車輪を

いっぱいまで上げ、スタンドをたたんでください。

(5)トレーラ側の電装コネクタと電源コードをトラ

クタ側のコネクタに装着してください。

2.スタンドのたたみ方

(1)スタンドのハンドルを回して車輪をいっぱいま

で上げてください。

(2)スタンドのピン;1をAの穴から抜きスタンド

を90゚回転させてください。

(3)ピンをBの穴に挿入し抜け止めにリンチピンを

差してください。

トラクタの外部油圧は使用しませんので、油圧

ホースはトラクタの外部油圧取り出し口に接続し

ないでください。

3.電装の接続

トラクタに電装品の結線をする時、エンジンキ

ーをOFFにしないで行うとショートする事があ

ります。

エンジンキーをOFFにしてから行ってください。

作業機にはトラクタと連動するテールランプを装備して

います。

本製品の電装は12V用が標準です。

24V仕様のトラクタと接続するときは、電球を24

V用に交換する必要があります。

「5-1 電球の交換」に参考品番を記載しております

ので、一般家電店などでお求めください。

警 告

取扱い上の注意

注 意

取扱い上の注意

取扱い上の注意

取扱い上の注意

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- 9 -

電装はトラクタとコネクタで接続します。トラクタ

側の外部電装品取り出し口がDIN規格7Pコネクタ

で装備されている場合は、そのままそのままそのままそのままトレーラ側コネク

タをトラクタ側コネクタに接続してください。

又、作業機には6Pコネクタ(オスコネクタ,メス

コネクタ),8Pコネクタに対応した中間ハーネスを装

備しています。トラクタ側の外部電装品取り出し口が

6Pコネクタ(オスコネクタ,メスコネクタ),8Pコ

ネクタで装備されている場合は、中間中間中間中間ハーネスハーネスハーネスハーネスをををを使用使用使用使用

してしてしてして接続してください。

又、トラクタによっては、トレーラの電装品を接続

すると、リレーの容量が不足し、点灯しない時があり

ます。トラクタのリレーの容量不足で電装品が点灯し

ないときは、トラクタ販売店にご相談ください。

【 電装コネクタメーカー別対応表 】

配線差し替え必要なし 配線差し替え必要

8Pコネクタ 8P コネクタ(配線一覧表 ※1) TG233 TG253 TG273 TG293 TG313 TG333

AT23 AT25 AT27 AT30 AT33

AT25FF AT27FF AF30FF AT33FF AT37 AT41 AT46 AT50

TJ55 TJ65 TJ75 TJ85

7Pコネクタ(DIN 規格) 井関農機

TR55 TR63 TR633

T70 T750 T80 T850 T88 T883 T950 T953 T98

T105 T1053 T115 T1153 T125 T1253

TJW95 TJW105

TA210 TA230 TA250 TA270 TA290 TA295 TA320 TA325 TA337 TA340 TA345 TA357 TA370 TA375 TA410 TA415

TA417 TA435 TA437 TA450 TA455 TA467 TA505 TA527 TA607

TG21 TG23 TG25 TG27 TG29 TG31 TG33 TG37 TG43 TG48 TG53

T5010 T5020 T6010 T6020 T625 T7010 T7020 T725 T8010 T8020 T825 T885 T9510 T9520 T985 T10510 T10520 T1085

6P オスコネクタ(配線一覧表 ※3 ) MT43 MT48

8P コネクタ(配線一覧表 ※4 ) 三菱

GX34 GX37 GX40 GX46 GX50

6Pメスコネクタ 8P コネクタ(配線一覧表 ※2 )

L1-33 L1-345 L1-38 L1-385 L1-43 L1-435 L1-45 L1-455

GL-268 GL-338 GL-35 GL-350 GL-368 GL-40 GL-400 GL-418

GL-43 GL-430 GL-46 GL-470 GL-53 GL-530 GL-600

8Pコネクタ

GM-49 GM-56 GM-64 GM-73 GM-82 GM-90 GM60 GM75 GM82 GM90 MZ50 MZ55 MZ60 MZ65 MZ70 MZ75

GM60D GM64D GM73D GM75D GM82D GM90D

M-90 M-100 M-115 M-125 M85D

M95D

M105D

M115D

M125D

クボタ

L-46

GL-277 GL-337 GL-367 GL-417 GL-467

KL-28H KL-31H KL-34H KL-38H KL-41H KL-46H KL-50H

KL210H KL230H KL250H KL270H KL280H KL310H KL340H KL380H KL410H KL460H KL500H KL550H

KL270-PC KL330-PC KL410H-PC KL500H-PC KT230-PC KT250-PC KT280-PC

M-4830 M-7530 M-8030 M-4950 M-5950 M-6950 M-7950 M-9550 M-4970 M-5270 M-6970 M-7970 M-9570 M-10570 M6830 M8230 M9030

M1-46 M1-55 M1-60 M1-65 M1-75 M1-85 M1-100 M1-115

MD-77 MD-87 MD-97 MD-107 MD-117

MZ65-HPC MZ75-HPC

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- 10 -

配線差し替え必要なし 配線差し替え必要

6Pオスコネクタ AF-250J AF-250JR AF-270J AF-270JR AF-290J AF-290JR AF-310J AF-330J AF-330JR AF-350J AF-350JR AF-400J

F395 F475 F535

US-32 US-32R US-36 US-36R US-40 US-40R US-46 US-46R US-50 US-50R

8Pコネクタ AF-520R AF-620R AF-720R PF-82 PF-92 JD-1520 JD-1620

AF324 AF326 AF328 AF330 AF333 AF336 AF339 AF342 EF326V EF328V EF330V EF334V EF338V

EF324 EF326 EF328 EF330 EF334 EF338 EF342 US401 US451 US501 US551 US601

US545 US550 AF645 AF650 AF655 AF660 AF665 EF650 EF655 EF660 EF665 EF880 EF890 EF895

AF865 AF875 AF880 AF890 AF520 AF620 AF720 EG765 EG775 EG782 CT551 CT651 CT801 CT1001

7P コネクタ(DIN 規格) 7Pコネクタ(SAE 規格)

ヤンマー

ジョンディア JD-5325 (注)相手コネクタ(別売り)が必要 JD-5425

7Pコネクタ(DIN 規格)

輸入トラクタ

ニューホランド

FIAT

マッセイファーガソン

フェント

マコーミック

ケース

クラース(ルノー)

【 配線一覧表 】

中間ハーネス

スター適要 コネクタ 8Pコネクタ 6Pオスコネクタ

6Pメス

コネクタ

7Pコネクタ

(DIN 規格)

燈火装置動作 配線色

トラクタ

ヤンマー

クボタ

ヰセキ

(出荷時)

※1

ヰセキ

※2

クボタ

※4

三菱

ヤンマー

(出荷時)

※3

三 菱

クボタ

(出荷時)

スター標準

仕様

方向指示左 緑 3 6 4 4 4 2 1 1/L

ブレーキランプ 赤 4 5 5 5 5 4 3 6/54

テールランプ 黄 6 2 3 1 1 3 5 5/58R

方向指示右 白 5 1 7 7 6 5 6 4/R

アース 黒

端子番号

1 8 2 2 ボディアース ボディアース ボディアース 3/31

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- 11 -

トレーラ側コネクタの配線は下図の通りです。なお、

コネクタは接続面方向から見ています。

中間ハーネスの8Pコネクタおよび6Pコネクタ

(オス,メス)は下図の通りです。なお、コネクタは

接続面方向から見ています。

各コネクタの配線は前ページ「配線一覧表」の出荷

時の通りです。

配線替えが必要な場合は、上記「配線一覧表」に基

づき、配線の差し替えを行ってください。

また、トラクタ側に外部電装品取り出し口が装備さ

れていない場合は、トラクタ側コネクタの電気配線が

必要となります。

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- 12 -

機械を調子よく長持ちさせるため、作業前に必ず行

いましょう。

1 運転前の点検

1. トラクタ各部の点検

トラクタの取扱説明書に基づき点検を行ってく

ださい。

2. 連結部の点検

(1)トラクタのドローバとヒッチカンの連結部点検

① ヒッチピンのリンチピンまたはベータピンは確

実に挿入されているか。

② スイングドローバはしっかりと固定されている

るか。

③ 不具合が見つかった時は、「1-4-1 ドローバへの

連結」の説明に基づき不具合を解消してください。 (2)電装コネクタの点検

① トラクタの電装コネクタと確実に接続されてい

るか。

② 電装コードに余分なたるみはないか、また、適

度な余裕があるか。 3.製品本体の点検

(1)シャジク取付ボルトにゆるみはないか。

(2)ボルト・ナットに緩みはないか。

ホイールナットなど特に重要な部分のナットに緩

みがないか点検してください。

ホイールナットに不具合が見つかった時は表に

基づき適正締付トルクにしてください。

<ホイールナットの締付トルク>

型 式 TMT5010S・5010ST

ホイールナットサイズ M16×1.5

締 付 ト ル ク 156.8~166.6N・m

(1600~1700kgf・cm)

(3)油圧系統に油漏れはないか。

(4)各部の給油、注油、給脂は十分か。

(5)タイヤの亀裂、損傷がないか。

(6)タイヤとタイヤの間に石、その他の異物がはさ

まっていないか。

(7)タイヤの溝深さは適正か。また、異常摩耗して

いないか。

(8)タイヤの空気圧は十分か。

型 式 タイヤサイズ 空 気 圧

TMT5010S 6.50-10-10PR

TMT5010ST 5.00-9-8PR

2 エンジン始動での点検

1. トレーラの電装がトラクタと正しく連動するか

トラクタのブレーキ、ウィンカーの操作をして、

トレーラのテールランプが正しく連動するか確認し

てください。

不調箇所が見つかった時は、「6-1 不調処置一覧

表」に基づき処置してください。

トラクタ油圧系統などが不調な時は、トラクタ販

売店にご相談ください。

3 給油箇所一覧表 図は給脂箇所を示します。表に基づき給脂してください。

No. 給 脂 箇 所 箇 所 潤滑油の種類 交換時間 量 備 考

1 スタンド 1 グリース 使用ごと 適 量

2 シャジク 2 〃 〃 〃

3 ハブ TMT5010S 4

TMT5010ST 8 〃 〃 〃

4 ラッチピンしゅう動部 2 〃 〃 〃

2222 運転運転運転運転をををを始始始始めるめるめるめる前前前前のののの点検点検点検点検

680kPa

(7.0kg/cm2)

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1 積み込み作業

作業機をトラクタに連結しないで、積み込み作業

を行うと、作業機の転倒や暴走などにより思わぬ

事故を起こす事があります。

トラクタに連結させて行ってください。

トラクタの駐車ブレーキをしっかりとかけ、エン

ジンを停止させ、主変速レバー、副変速レバー共、

低速位置に入れてから行ってください。

過積載あるいは片荷積載をすると、旋回時に作業

機が転倒し、ケガをする事があります。

また、トラクタの操縦が不安定となり、思わぬ事

故をまねく事があります。

指定された最大積載量を超えないでください。

傾斜地や凹凸地または軟弱地などで積み込み作業

を行うと、積載するトラクタやコンバインなどが

脱輪や転倒し、思わぬ事故を起こす事があります。

平坦で地盤のかたい所で行ってください。

積み込み作業をする時、アユミ上やボディ上でハ

ンドル操作をすると、脱輪や転落など、思わぬ事

故を起こす事があります。

アユミおよび作業機ボディに対し、まっすぐに積

み込みができないときは、もう一度やりなおして

ください。

(1)トラクタのエンジンをとめ、駐車ブレーキをか

けてください。

(2)トレーラ前方のストップバルブを全開にしてく

ださい。

(3)ブラケットからロックピンを抜いてください。

外したロックピンはドローバに取り付けておい

てください。

(4)レバーを下げ、ラッチピンを抜いてください。

(5)フロント部を持ち上げ、ボディを傾斜させます。

その時アユミもいっしょにさがります。

(6)ストップバルブを「作業」の位置にしてくださ

い。

(7)積載するトラクタやコンバインを積み込んでく

ださい。

積み込みはできるだけ後進でゆっくり積み込ん

でください。

(8)積載するトラクタやコンバインの重心位置がト

レーラの支点位置を越えるとボディが水平になり

はじめ、連動してアユミが上がりはじめます。

3333 作業作業作業作業のののの仕方仕方仕方仕方

警 告

注 意

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(9)ボディが水平になりはじめたら一度トラクタや

コンバインを停止してください。

(10)完全に水平になったら、10~20㎝ドローバ

側に移動し、停止してください。エンジンをとめ、

駐車ブレーキをかけギヤを1速に入れてください。 (11)ラッチピンでボディとドローバが固定されてい

るのを確認し、ラッチピンが抜けないようロック

ピンを差し、抜け止めにリンチピンを取り付けて

ください。 (12)ストップバルブを全閉にしてください。 (13)ロープフックを利用して積み荷をしっかりとし

ばり、ボディに固定してください。

作業機のヒッチ点荷重は最大750㎏に設定され

ています。ヒッチ点荷重が設定最大値をオーバー

しますとトラクタの前後バランスが悪くなり、走

行が不安定になります。

設定値をオーバーしないでください。

積み込み作業時に、トレーラのタイヤに輪止めを

使用していると、トレーラボディーの傾斜および

水平動作に不都合が生じる場合があります。積み

込み作業時は、輪止めを使用しないでください。

2 運搬作業

運搬走行時、重心位置が高くなり、坂道・凹凸地

・カーブで速度を出しすぎると、転倒あるいは転

落事故を起こす事があります。

低速走行してください。

3 荷降ろし作業

作業機をトラクタに連結しないで、荷降し作業を

行うと、作業機の転倒や暴走などにより、思わぬ

事故を起こす事があります。

トラクタに連結させて行ってください。

トラクタの駐車ブレーキをしっかりとかけ、エン

ジンを停止させ、主変速レバー、副変速レバー共、

低速位置に入れてから行ってください。

傾斜地や凹凸地または軟弱地などで荷降ろし作業

を行うと、積載するトラクタやコンバインなどが

脱輪や転倒し、思わぬ事故を起こす事があります。

平坦で地盤のかたい所で行ってください。

荷降ろし作業をする時、アユミ上やボディ上でハ

ンドル操作をすると、脱輪や転落など、思わぬ事

故を起こす事があります。

アユミおよび作業機ボディに対し、まっすぐに移動

ができない時は、もう一度やりなおしてください。

(1)トラクタのエンジンをとめ、駐車ブレーキをか

けてください。

(2)しばったロープをほどいてください。

(3)トレーラ前方のストップバルブを「作業」の位

置にしてください。

(4)ブラケットからロックピンを抜いてください。 (5)レバーを下げラッチピンを抜いてください。レバ

ーを下げた状態でロックピンをブラケットのパイプ

に差し、ラッチピンの動きを固定してください。

(6)積載したトラクタやコンバインをゆっくり動か

してください。

(7)積載したトラクタやコンバインの重心位置がト

レーラの荷台支点位置を越えると、ボディが傾斜

し、アユミがさがりはじめます。

取扱い上の注意

注 意

警 告

警 告

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その位置で一度トラクタを停止してください。

(8)アユミが地面についたら、再び、積載したトラ

クタやコンバインを動かし、トレーラから降ろし

てください。

(9)ストップバルブを全開にしてください。 (10)ロックピンをブラケットのパイプから抜いてく

ださい。 (11)アユミを持ち上げ、ボディを水平にします。

(12)ラッチピンでボディとドローバが固定されてい

るのを確認し、ラッチピンが抜けないようロック

ピンを差し、抜け止めにリンチピンを取り付けて

ください。

荷降ろし作業時に、トレーラのタイヤに輪止め

を使用していると、トレーラボディーの傾斜およ

び水平動作に不都合が生じる場合があります。

荷降ろし作業時は、輪止めを使用しないでくだ

さい。

4 アユミの角度調整

積み込むトラクタやコンバインによっては、アユミ

が上まで上がっていると、じゃまな場合や重心移動が

できない場合があります。

その場合はアユミの角度を30゚~90゚まで、4段

階に調整できます。 (1)フックをロックした状態で、アユミ側のシリン

ダを押しているボルト;M20×300をゆるめ

てください。

(2)アユミが降下しはじめますので所望の角度の位

置にアジャストピンを入れ替え、抜け止めにべー

ータピンを差してください。

(3)ブラケットがアジャストピンにあたり、アユミ

がガタつかなくなるまでボルト;M20×300

を締め、ナットで固定してください。 (4)ロックピン及びピンをはずし、ボディの上げ降

ろしをして異常がないことを確認してください。

5 輪止め

(1)フレーム前側に輪止めが装備されています。 (2)空荷の状態でトレーラをトラクタからはずし

て格納する際は、輪止めを使用してください。

(3)荷を積んだ状態で長時間駐車する場合も同

様に、輪止めを使用してください。

(4)使用後は元の位置に収納してください。

取扱い上の注意

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1 作業後の手入れ

(1)ボルト、ナット、ピン類の緩み、脱落がないか。

又、破損部品がないか確認してください。

異常があれば、ボルトの増締め、部品の交換を

してください。

(2)トラクタから作業機をはずす時は、スタンドを

たててから行ってください。

また、電装品のコネクタも忘れずにはずしてく

ださい。

2 長期格納する時

(1)機械各部の清掃をして下さい。

(2)摩耗した部品、破損した部品は、交換してくだ

さい。 (3)「2-3 給油箇所一覧表」に基づき、油脂を補給し

て下さい。

また、電装コネクタの端子には市販の防錆剤を

スプレーして下向きに保管してください。 (4)塗装損傷部を補修塗装、または、油を塗布し、

さびの発生を防いでください。 (5)地盤のかたい平坦な場所に保管してください。

やむをえず傾斜のある場所に保管する場合は、車

輪止めを使用してください。 (6)格納は風通しの良い屋内に保管してください。 (7)やむをえず屋外に保管する時は、シートをかけ

てください。

4444 作業作業作業作業がががが終終終終わったらわったらわったらわったら

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調子よく作業するために、定期的に行いましょう。

機械の整備不良による事故などを未然に防ぐために、

「点検整備一覧表」に基づき、各部の点検・整備を行

い、機械を最良の状態で、安心して作業が行えるよう

にしてください。

1 電球の交換

テールランプの電球を交換する際はレンズを取り外

して行ないます。

電球は当社推奨の規格を使用してください。

電球は12V用が標準です。トラクタが24V仕様

のときは、24V用の電球を使用してください。

定 格 スタンレー 品番(参考)

12V用 12V 21W S25 BP4575B ウィンカー

24V用 24V 25W S25 BP4587M

12V用 12V 21W/5W S25 BP4875B 尾 灯

制 動 灯 24V用 24V 25W/10W S25 BP4887M

2 油圧装置の調整方法

油圧装置は工場出荷時に調整しています。

油漏れや油圧部品の交換等のトラブルが発生した

とき以外ははずさないでください。

シリンダに付属のエアヌキプラグは、工場での

組立時にのみ使用します。

エアヌキプラグははずさないでください。 (1)ストップバルブは全開にしてください。 (2)ボディは水平状態でロックしてください。 (3)アジャストピンをはずし、アユミ昇降用シリン

ダを押しているボルト;M20×300をいっぱ

いにゆるめ、アユミを下げてください。 (4)油モレの修理や油圧部品の交換を実施してくだ

さい。

(5)ボディ昇降用のシリンダのドローバ側のピンを

はずしてください。

(6)油圧カプラのキャップをはずし、別の油圧ホー

スでトラクタの複動用カプラと接続してください。

(7)トラクタのエンジンを始動してください。 (8)トラクタの油圧レバーを操作してシリンダを3

~4回伸縮し、エアを除去してください。 (9)両方のシリンダが伸びきった状態でストップバ

ルブを全閉にしてください。

(10)トラクタの油圧レバーを操作して前側のシリン

ダを完全に縮めてください。

(11)トラクタのエンジンをとめ、油圧ホースをカプ

ラからはずし、カプラキャップをはめてください。 (12)ストップバルブを全開にしてください。 (13)(5) ではずした油圧シリンダを取り付けてくだ

さい。 (14)アジャストピンを取付け、ブラケットがピンに

当たりアユミがガタつかなくなるまでボルト;M

20×300をしめ、ナットで固定してください。

20×300を締めナットで固定してください。 (15)レバーを下げ、フックをはずし、ボディの上げ

降ろしをして、異常がないか確認してください。

5555 点検点検点検点検とととと整備整備整備整備についてについてについてについて

取扱い上の注意

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3 点検整備一覧表

時 間 点 検 項 目 処 置 新品使用1時間 全ボルト・ナットのゆるみ 増し締め

作業前 作業後

① 機械の清掃 ② 油圧系統油もれ ③ タイヤ空気圧 ④ ボルト・ナット・ピン類のゆるみ、脱落 ⑤ 各部の給脂

継手部はシールで補修 680kPa(7.0kg/cm2) 増し締め、部品補給 「2-3 給油箇所一覧表」に基づき給脂

シーズン終了後

① 破損部 ② 各部の清掃 ③ 塗装損傷部 ④ 回動支点、ピン等の摩耗

補修 塗装または油塗布 部品交換

エンジンをとめてから処置してください。

点検調整する時、不意にトラクタが動き出し、

思わぬ事故を起こす事があります。

エンジンをとめ、駐車ブレーキをかけてから行

ってください。

トラブルが発生したら「6-1 不調処置一覧表」に基

づき処置してください。

機械の調子が悪いときは、表を参考にし、エンジン

をとめ、駐車ブレーキをかけてから処置してください。

1 不調処置一覧表

症 状 原 因 処 置

走行中ハンドルを取られる

ふらつく

片荷になっている

タイヤのパンク

シャジク、ハブボルトのゆるみ

積荷のしばり方が不十分

タイヤの空気圧が低い

左右均等になるよう積み直しをする

パンク修理する

「2-1-3 製品本体の点検」に基づき増し締めする

しばりなおす

空気圧を上げる

ボディの昇降スピードが

制御できない

ストップバルブ不良

油圧系統にモレがある

部品交換

修理

機械の調子が悪いとき、「6-1 不調処置一覧表」に基

づき点検、処置しても、なお不具合があるときは、下

記の点を明確にしてお買い上げいただいた販売店、農

協、お近くの当社支店までご連絡ください。

<連絡していただきたい内容> ●型式名と製造番号

●ご使用状況は?

(どんな作業をしていたときに)

●どのくらい使用されましたか?

(約□□時間使用後)

●不具合の発生したときの状況をできるだけ詳し

くお教えください。

6666 不調時不調時不調時不調時のののの対応対応対応対応

注 意

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調 整 S-081009W

☆.20.10.3S J2