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平成29年度 阿蘇総合支援センター事業計画 社会福祉法人やまなみ会 阿蘇総合支援センター

社会福祉法人やまなみ会 阿蘇総合支援センター1 平成29年度事業計画 社会福祉法人 やまなみ会 (施設名)阿蘇総合支援センター 1. はじめに

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平成29年度

阿蘇総合支援センター事業計画

社会福祉法人やまなみ会

阿蘇総合支援センター

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平成 29 年度事業計画

社会福祉法人 やまなみ会

(施設名)阿蘇総合支援センター

1. はじめに

社会福祉法人は社会福祉法に基づく公益法人であり、制度に定められた利用者の利

益を守る民間社会福祉事業の担い手として、国民の福祉の増進に果たしてきた実績は

評価されている。

一方で人々の生活が豊かになり、福祉制度、介護保険制度等社会保障制度が充実し

てきた今日であっても、地域には既存制度では対応できない方、経済的に困窮されて

いる方、一人暮らしの不安を抱えている方等様々な生活課題により支援を必要として

いる方々もおられる。

これらのことを鑑み、子どもから高齢者に至るまで、相談を必要としている方々に

対応できるよう、昨年9月に阿蘇総合支援センター内牧事業所を開所した。当センタ

ーでは、今後も様々な相談に対応することにより、心理的不安の軽減を図るとともに、

地域交流拠点として「地域交流サロン『暖らん』」の活用を広め、地域に住むたくさ

んの人々が繋がりを持ち安心して暮らせるような場となるよう取り組んでいく。

また、これまで展開してきた児童通所支援事業、各種相談支援事業、生計困難者レ

スキュー事業に加え、昨年より放課後学童クラブを実施している。

平成29年度においても相談しやすい、利用しやすい体制づくり、居場所づくりに

ついて日々検討を重ねながら、地域の拠点として信頼される施設となるよう努めてい

く。

2. 施設理念

「共に支え、共に生きる」をめざすために、阿蘇総合支援センター職員は、以下の

スローガンを掲げる事で、ご利用者様に安心・安全に施設の利用や相談をして頂くこ

とが出来、職員が自信や誇りを持って日々の業務を遂行して行く事が出来る事を目指

す。

スローガン

「笑 顔」: 人と人をつなぐ第一歩として、また、自ら幸せを感じる事が出来る。

「清潔感」: 施設、人の第一印象、第一印象が魅力に繋がる。

「挨 拶」: 人とコミュニケーションをとる「きっかけ」、意識をして挨拶をすること

で、心温まる人間関係の構築をする事が出来る。

「連 携」: 施設内、法人内、関係機関間で、いつでもすぐに連携できる仕組みにより、

『人をサポートする』共通の目的がスムーズに推進出来る。

「心くばり」: 周囲の人や状況に、関心を抱く、観察をする、自分で考えて行動するこ

とが出来る事で、『信頼』を得る事が出来る。

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3. 運営方針

阿蘇総合支援センターは、障がいの有無に関わらず子供から大人まで相談に対応し

ていくことができる総合支援センターとして、地域に根差していくために、常に専門

員としてのスキルアップに努めていく。また、各事業を通してライフステージに応じ

た支援の継続が図られる事で、その人がその人らしく暮らすことが出来る支援の提供

を目指していく。

【虐待防止】

平成 24 年 10 月 1 日より障害者虐待防止法の施行に伴い、国や地方公共団体、障害

者福祉施設従事者等、使用者などに障害者虐待の防止等のための責務を課すとともに、

障害者虐待を受けたと思われる障害者を発見した者に対する通報義務が課せられて

いる。

また、児童(18 歳まで)についても平成 12 年 11 月に児童虐待の防止等に関する

法律」(通称 児童虐待防止法)が施行されており、平成 16 年 10 月1日「児童虐待

の防止等に関する法律改正」更に、平成 19 年第二回「児童虐待の防止等に関する法

律」の一部改正がなされ施行されている。

阿蘇総合支援センターのご利用者様に於いても、障がいの特性ゆえに、良好な家族

(人間)関係の構築の難しさ(子育ての難しさ)があげられ、被虐待者(児)の危険

性をはらんでいる。

ご利用者様たちとの日常の関わりから見られる(感じられる)、変化を見逃さず、

虐待に関して、通告の義務を果たすことや、そうならない為の予防策を講じる。

(虐待防止マニュアル)

� 施設内外に於いて虐待について深く理解するための研修(センター会議利

用)に参加する。また、阿蘇総合支援センター職員の共通認識とするため

� に、研修参加職員はセンター会議を利用し報告(学習会)を行う。

� 各市町村の要保護児童対策連携協議会(要対協)対象児童に関しては協議

会への参加をし、地域での生活を続けるために施設としての役割を確認し、

実施する。

� 疑わしい状況が確認された際は、通告スキームに従い迅速に対応する。

【個人情報の保護】

施設利用を通して知り得た個人情報やケースの詳細については法人の個人情

報保護規程に基づき、守秘義務を順守する。また、保護者その他関係機関から情

報の開示要望があった場合は、マニュアルに則って情報公開をする。

� 施設内保管状況の確認点検を行い法人文書管理規定に沿い適切に保管

を行い、非常時の取り扱い、施設外への持ち出しの禁止等徹底をする。

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【地域貢献】

阿蘇総合支援センターは相談支援事業、地域療育センター事業を受託しており、

その事業の支援内容は多岐にわたる。それらの支援に於いて、地域の中で必要と

される支援(地域資源の開発も含め)について行政、医療、福祉、教育、地域住

民との協働により、地域福祉の拠点として、地域貢献活動にあたる。

� 地域の住民の方も参加可能な研修会、学習会の開催により障がいのあ

る方が地域でその人らしく、当たり前の生活を送る事が継続出来るた

めに、障害特性の理解、支援の実施等周知・啓発活動を行う。

� 地域に於いて、地域福祉の担い手として、各種委員会、会議等に出席

する。

【安全・衛生】

安心・安全に施設利用して頂ける(緊急時対応及び事故防止マニュアル、衛生

管理マニュアル)ことで、支援課題に真摯に向き合う事が出来、成果や効果が生

まれやすい。これらの事がご利用時の満足度に繋がる。

� 朝礼、終礼後施設内点検…センター日誌を利用し、当日担当者が確認。

� 緊急時対応マニュアル、緊急連絡網・医療連絡網の施設内掲示。

� センター会議内で安全対策(センター日誌を基に)について検討

(1回/月または緊急時開催)。

【経営の安定性】

地域で唯一の施設で有り、経営が安定することは、サービスの提供が安定して

行われることで有る。そのためにも、各事業に於いて、ご利用者様(各関係機関)

のニーズに応えたサービスの提供を行う。

【苦情解決】

利用者様またはそのご家族からの苦情や要望・意見に、迅速に対応するために

苦情解決受付及び苦情解決責任者を定めるとともに、毎月のセンター会議(緊急

性のあるものは随時)で検討・改善を行い、施設内に掲示する。(苦情解決マニ

ュアル)

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4. 事業別事業計画

らいふパートナー

【重点項目】

・ 相談者の意向に基づき、地域生活を豊かにするために必要なサービスの総合的

かつ適切な利用に向け地域や関係機関との連携を図りながらきめ細やかな支援

を行っていく。

・ 利用者の人権やプライバシーを尊重しながら自己決定を支援するとともに、そ

れぞれの地域の実情に応じた生活支援体制を構築していく。

・ 制度の狭間で相談支援に結びついていない方々に対しても様々な相談に応じ、

関係機関と連携を図りながらそれぞれのライフステージにあった支援を行って

いく。

・ 社会福祉協議会や民生児童委員をはじめ地域の支援者との連携を図りながら対

象者が住み慣れた地域で暮らしていけるよう支援していく。

一般相談支援事業

<阿蘇市・産山村委託相談支援事業>

● 目的:

阿蘇市・産山村に居住する障がいのある者(児)の相談に応じ、安心した地域生活

を送っていただけるよう、定期的に訪問することによって必要な情報の提供及び助言

を行う。また、障害福祉サービス事業者や医療・保健・福祉等との連絡調整を行いな

がら地域ネットワーク体制の構築に寄与する。

● 今年度の主な取り組み

市町村や民生児童委員連絡協議会等と連携し、潜在する支援対象者への気づきの場

を拡大していくとともに、相談者のニーズに対応した支援体制の充実を図っていく。

《支援の内容》

(1)福祉サービスの利用援助

(2)社会資源を活用するための援助

(3)社会生活力を高めるための援助

(4)ピアカウンセリング

(5)権利の擁護のための必要な援助

・ 成年後見制度利用のための支援

・ 権利擁護事業の利用推進

(6) 専門機関の紹介

(7) 障害者虐待対応における相談窓口職員としての役割

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・ 虐待の発見、気づき

・ 発見時の通報義務

・ 市町村との連携協力→訪問同行

・ 個別支援会議参加、役割担当

(8) 自立支援協議会への取り組み

個別支援会議等から積み上げてきた課題を提起して、地域の全体の課題として普

遍化したうえで、必要な課題を施策化していく仕組み。

《受託事業収入見込み》

476,300/月×12ヶ月=5,715,600円

<住宅入居等支援事業>

● 目的

賃貸契約による一般住宅への入居を希望しているが、保証人がいない等の理由により

入居が困難な障害者に対し、入居に必要な調整等に係る支援を行うとともに、家主等へ

の相談・助言を通じて障害者の地域生活を支援する。

● 今年度主な取り組み:

・ 地域移行支援・地域定着支援事業との連携を図る。

・ 移行に於いて支給量、支給期間の確認を行い途切れない支援を目指す。

● 事業内容

(1)不動産業者に対する物件斡旋依頼及び家主等との入居契約手続き支援

(2)生活上の課題に応じた相談支援及び関係機関によるサポート体制の調整。

《受託事業収入見込み》

20,000円/月×12ヶ月=240,000円

《平成 28 年度実績》

実施月 8 月 9 月 10 月 合計

件 数 2 件 1 件 2 件 5 件

<地域移行・地域定着支援事業>

● 目的

障がいのある方が、住み慣れた地域を拠点とし、本人の意向に即して、本人が安心・

充実した地域生活を送ることが出来るよう移行支援を行う。また、関係機関との十分

な連携による地域の支援体制の構築を図り、緊急時の対応等により、地域生活が継続

されるための支援を行う。

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● 今年度主な取り組み:

・ 障害者支援施設、救護施設、精神科病院等からの退所や退院において、住宅の確保

や地域で生活するために必要な支援ができるよう、各施設、病院との連携を図り、

地域移行に向けての支援体制を整えていく。

・ 居宅において単身等で生活している障害者の常時の連絡体制を確保し、緊急の事態

等に相談、訪問、その他必要な支援を行うことにより、安心した生活を支えていく。

地域移行支援・地域定着支援利用計画

地域移行

支援

地域移行支援サ

ービス費

(23,000×3 名)

69,000

地域定着

支援

地域定着支援サー

ビス費

(3,000×36 回)

3 名×12 か月

108,000

退院退所月加算

(27,000×3 名)

81,000

緊急時支援

(7,000×3 回)

21,000

集中支援加算

(5,000×3)

15,000

165,000 円 129,000 円

<特定相談支援事業・児童相談支援事業>

● 今年度主な取り組み

・ 其々の相談支援専門員が月ごとの業務計画を立て、自分で担当するケースのサ

ービス等利用計画作成時期(更新)やモニタリング時期を見逃さないよう確実な

プラン管理を行っていく。

・ サービス担当者会議を開催することにより、本人、家族、地域そしてサービス事

業所の情報共有を行い、本人の望む生活に向け、統一的、一体的な支援体制を創

っていく。

・ 相談支援管理システムの導入により、書類作成や記録業務の確実性や効率性の

向上を図る。

・ 各種研修会・連絡会等へ参加する事で職員のスキルアップを図るとともに、多職

種連携の強化を図り、ご利用者様の多様化するニーズに対応できるケアマネジ

メント手法を習得していく。

・ 医療機関と密に連携することにより、状況の把握に留まらず、病気の重篤化を予

防するための取り組みについても助言していく。

・ 定期のモニタリングのみならず、ご利用者の生活状況等を把握するために随時、

電話や訪問により確認する。

・ 地域自立支援協議会への取り組み

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個別支援会議等から積み上げてきた課題を提起して、地域の全体の課題として

普遍化した上で、必要な課題を施策化していく仕組みであることを認識し、自

立支援協議会への積極的な参加に努める。

● 事業の内容

・ 障害福祉サービス利用の申請にあたり、利用者の心身の状況や環境、利用に関

する意向、その他の事情を勘案し、利用する障害福祉サービスまたは地域相談

支援の種類及び内容等を定めた計画(「サービス等利用計画」)案を作成。

・ 利用者や家族、サービス事業所等の参加のもと個別支援会議を開催。

・ 定期的に生活状況やサービス利用状況等についてモニタリング、再アセスメン

トを実施。

・ 必要に応じ更新サービス等利用計画の作成。(終結することもある。)

相談支援業務の流れ(ケアマネジメント過程に沿って)

ケアマネジメントの流れは、下のフロー図の各過程のとおりである。

① ニーズ把握

② インテーク

③ アセスメント

④ 本人中心のサービ

ス等利用計画案の作成

⑥ 市町村による受給者証の交付

⑦ サービス等利用計画の作成

⑧ モニタリング

⑤個別支援会議(サービス担当者会議)の開催

⑨ 再アセスメント

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● 留意点

〈特定相談支援事業〉

� 計画作成時の聞き取りに於いて、ご本人をより深く理解し、ニーズに沿った、

ご利用者中心の計画となるよう支援する。

� 定期的にモニタリングを行い、ご利用者の環境や体調の変化等に迅速に対応で

きるように努める。

� ご本人・ご家族はもとより、地域や関係機関にも参加いただきながら個別支援

会議を開催し、みんなで支えるプランとなるよう支援する。

� 相談支援事業所と福祉サービス事業所との円滑な関係を構築する。

〈児童相談支援事業〉

� 児童の状況(生活上の困りや就学準備等)に応じた、タイムリーな支援に留意

し必要なサービスに繋げる。

� サポートブックの利用を促し、関係機関との支援の共有や連携を取りやすくす

ることで、保護者の負担軽減を図る。

� 児童の将来を見据え、ライフステージに応じて変化するニーズへの支援が途絶

えないよう、丁寧なモニタリングを行っていく。

� 保護者の精神的負担をくみ取り、適切なサービス利用ができるよう、行政や関

係機関と連携した支援体制を構築する。

(厚生労働省資料より抜粋)

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● 平成29年度計画

特定相談支援事業 児童相談支援事業 計

契 約 件 数 170 104 274

サービス利用等計画作成件数

(延べ件数)

34 104 138

モニタリング件数(延べ件数) 136 104 240

地域交流拠点事業「地域交流サロン暖らん」

● 事業の目的

阿蘇総合支援センターは、障害者、高齢者、子どもなど誰もが集える福祉の地域交流

拠点として機能するために、地域交流サロン「暖らん」と称した交流事業を行い、地域

に潜在する課題、問題に気づき、制度の狭間で相談支援に結びついていない住民をも対

象とする相談窓口としての機能強化を図る。

● 事業内容

① 喫茶コーナー

地域活動支援センター等で作られている菓子・パン(有料)やコーヒー(無料)を

提供(自販機も活用)

② おもちゃコーナー

子育てサークルや療育センター事業における親子教室等において、知育玩具、絵本

等を提供(センター内での利用)

③ 販売コーナー

「社会福祉法人やまなみ会」の生産商品(馬油オイル・馬油化粧品・自家焙煎コー

ヒー等)の販売。「地域活動支援センター」等で生産している菓子などの販売

④ 地域交流ホール(多目的ホール)の活用

・ 地域の老人会や子ども会、サロン活動、サークル活動、学習講座等の場

・ 地域療育センター事業の一環としての親子交流事業

・ 教育の場や生涯学習等における絵画・写真の展示

● 利用料

・ 水道光熱費(空調・照明なども含む)・・・100円/1時間

・ フロア・椅子・机・厨房等の利用 ・・・原則無料

● 事業実施日時

原則として月曜~金曜 9:00~17:00まで ( 祝祭日、年末年始を除く )

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● 平成 28 年度利用状況

<地域・関係団体等の利用>

利 用 内 容 利用団体等 利用施設 利用回数等

太極柔力球 ひまわり 多目的ホール 随時

高齢者向け体操教室 多目的ホール 毎週木曜日

生け花教室(生涯学習) 草心流教室 多目的ホール 毎月 1回

内牧 3区サロン(介護予防体操) 内牧 3区サロン 多目的ホール 定期

会議・研修等 会議室 月平均 3 回

相談面接 相談室 月平均 2 回

<地域交流サロン「暖らん」による催し>

・ 12 月のクリスマス会を開催・・・人形劇「ぶっくる」による人形劇、食事会

・ ひな人形観覧会(2 月 15 日~3 月 3 日の期間)・・・地域の方々に持ち寄っていた

だいたひな人形等を飾り、皆さんで観覧されながら楽しいひと時を過ごしていただ

いた。

● 平成 29 年度計画

平成 29 年度においても、地域の方々が集える交流拠点として機能するために、常に

迎え入れる事が出来るような環境整備を行っていくとともに、利用に向けた周知を行っ

ていく。そのための取り組みとして、当センターが主体となり年2回程度の研修会等を

開催していく。

《必要とする経費》

項 目 内 容 予 算 額

喫茶コーナー 環境整備及び原材料費 5,000 円×12 ヶ月=60,000 円

おもちゃコーナー 知的玩具・絵本等 20,000 円

研修会等開催費 講師謝金・費用弁償等 30,000 円×2 回=60,000 円

合 計 140,000 円

生計困難者レスキュー事業

● 事業の目的

社会福祉法人の社会貢献活動として、生計困難者への心理的不安の軽減や公的な制

度、サービス等への橋渡しを行う事を目的として、生計困難者に対する相談、支援事

業を実施する。

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● 事業の役割

制度の狭間の諸問題や生計困難者の新たな福祉課題に対し柔軟に対応し、地域のセ

ーフティネットの役割を担い、阿蘇市社協、阿蘇市生活支援センターと連携して、経

済的援助を含めた即応性のある対応を図るとともに継続的な支援を行う。

● 支援内容

生計困難者が公的な制度やサービスを受けられるようになるまでの間、必要に応じ

て生活必需品の給付、一時的な住まいや食事の提供等の経済的援助を行う。

① 支援の期間は最長1ヵ月を目安とする。

② 支援の限度額は1ケースあたり10万円(現物支給)とする。

● 平成28年度の実績

① 阿蘇市在住の男性(60代で独居)、就労決定までの生活支援で食材費19,192円を支

給したが、うつ病治療のため支援途中で生活保護に移行した。

② 阿蘇市在住の男性(50代で独居)、給料日までの生活支援(食材、ガソリン代、携

帯代、医療費)で35,048円を支給した。

③ 小国町在住の男性(50代の夫婦)、給料日までの生活支援(食材、ガソリン代、医

療費)で57,407円を支給した。

● 財源

熊本県社会福祉法人経営者協議会の会員法人が社会貢献活動として負担。

放課後児童健全育成事業(へきすい元気っ子クラブ運営事業)

● 事業の目的

放課後を一人で過ごさなければならない児童の健全な育成を図るため、放課後も

安心して遊び過ごせるクラブをつくり、そのために必要な活動を行う。

● 事業の内容

① 施設等の概要

ⅰ) 所在地 阿蘇市黒川1234-1 阿蘇小学校体育館2階

ⅱ)開所日 日曜日、祝日、お盆(8月13日~15日)及び、年末年始(12月29

日~1月3日)を除く日【292日/年間】

ⅲ)開所時間 小学校の授業日 放課後~18:00

土曜日、長期休暇 7:30~18:00

ⅳ)利用定員 45名

ⅴ)指導員の配置 6名(うち1名は長期休暇のみ雇用)

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② 平成29年度事業費見込み

(単位:円)

事業種目 事業費 負 担 区 分

備考 市補助金 保育料等 その他

放 課 後

児童健全

育成事業

5,397,000 2,698,500 2,662,500 36,000

※入会金

2,000円×15人

保育料

58,500/年×45人

保険料

800円/年×45人

● 行事予定

開催月 内 容

4月 指導員会議

6月 連絡調整会議(保護者会役員、やまなみ会)、指導員会議

7月 保護者会定例会

8月 お誕生会、夏休みレクレーション、指導員会議

11月 連絡調整会議(保護者会役員、やまなみ会)、指導員会議、放課後

児童支援員の資格研修

12月 保護者会定例会、お誕生会、冬休みレクレーション、避難訓練

1月 指導員会議

2月 連絡調整会議(保護者会役員、やまなみ会)、保護者会定例会、指

導員研修会(熊本県主催)

3月 入退所式

阿蘇圏域地域療育センター

● 事業の目的

在宅の重症心身障がい児(者)、知的障がい児(者)、身体障がい児(者)発達障がい

児、障がいの疑いがある児童及びその家族等(以下「在宅障がい児(者)及びその疑い

が有る児等」という。)に対して、身近な地域で療育指導、相談支援等が受けられる療

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育機能の充実を図り、在宅障がい児(者)及びその疑いが有る児等の福祉の向上を図る

ことを目的とする。

● 事業の対象者

阿蘇圏域に在住の在宅障がい児(者)及びその疑いが有る児等やその保護者、また療

育機関、幼稚園、保育園、学校関係、施設などの職員や地域住民。

しかし、療育とは『丁寧な子育て支援』との捉え方や、早期の相談や療育の必要性か

ら『気づき』の観点や、保護者が一歩踏み出す事が出来る支援として子育てに困りの有

る保護者等も対象。

● 事業の内容

【地域療育を支える7つの機能】:「7 つの機能」を圏域全体で準備するという概念」

① 保護者会・家族教室・育児サークルなどの『当事者交流の場』

② 当事者交流の場を活用した『個別相談・指導の場』

③ 療育サービスの提供にあたり関係者の『調整を行う場』

④ 個別・グループ療育等を行う『療育の場』

⑤ 地域関係者への『巡回支援を行う場』

⑥ 保護者会・ボランティア等との『地域交流の場』

⑦ 医療・療育機関(施設)から地域療育機関(施設)への『移行(つなぎ)の場』

以上、七つの機能を阿蘇地域療育センターでは、療育センターの四つの事業(在宅支援

訪問療育等指導事業(以下「訪問療育」という)・在宅支援外来療育等指導事業(以下

「外来療育」という。)・施設支援一般指導事業(以下「施設支援」という。)・療育相談

員設置事業を通し強化する。

<訪問療育>

・在宅の障がい児やその疑いの有る児が利用している園・学校・施設等(児童通所支

援事業所含む)を訪問し各種の相談・指導を行う。

訪問終了後、内容を保護者に報告する。関係機関の同席要請の場合あり。

*依頼方法

阿蘇圏域に在住の障がい児やその疑いの有る児の保護者からの依頼

各種健診やその後のフォローでの保護者からの依頼

各関係機関からの勧めを受けた保護者からの依頼

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<外来療育>

・地域療育センター来所にて、各種の相談・指導を行う。

・ 在宅障がい児及びその疑いが有る児等の子育てを行う保護者等の家族が気軽

に集まり話が出来る居場所の提供を行う。

・ 子育てや診断後の不安等、最初の一歩を踏み出せるための、なんでも相談でき

る場とする。

※ 阿蘇圏域に在住の保護者からの依頼を受けて実施

※ 個別相談は随時受け付けています。

月/日 あそびの広場 月/日 ゆっくり子育て相談会

4/4

・お集まり

・身体測定

・感覚統合

・おやつ

・面談

など

5/9 5/13 端午の節句祭り

6/6 6/10 研修会{はみがき大好き}

(歯科医師・歯科衛生士)

7/4 7/8 茶話会(阿蘇圏域中部ブロック)

8/1 8/12 茶話会(阿蘇圏域南部ブロック)

9/5 9/ 9 簡単おやつ作り

10/3 10/14 研修会「言葉の根っこを育てよう」

(言語聴覚士)

11/7 11/11 茶話会(阿蘇圏域北部ブロック)

12/5 12/16 クリスマス会

1/9

2/6 2/10 研修会「ひとりでできるもん」

~身辺自立~ (保育士)

3/6 3/10 ひなまつり

*チラシ・ポスターを各市町村・園・保育所・学校・関係機関等へ配布し周知を図る

あそびの広場

*平成29年4月~平成30年3月の第1火曜日(10時~12時)

ただし日程や時間の変更の場合有り

ゆっくり子育て相談会

*平成29年4月~平成30年3月の第2土曜日(14時~16時)

ただし日程や時間の変更の場合有り

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<施設支援>

・ 保育園・幼稚園・学校・児童通所支援事業所(以下「施設」という。)等の職

員に対し実際の場面で療育に関するアドバイスを行うと共に、身近なところで

相談支援が提供できるように、圏域の療育環境の充実をめざし、関係機関との

連携を図る。

・ 施設等での困りを客観的に捉え、必要時には家族へのつなぎを行う。

・ 依頼先のニーズに合わせた保護者や支援者等への各種研修会の講師や講師紹介

を行う。

*施設支援の手順

① 各市町村が施設等より利用希望を受け、療育センターへ依頼。

② 依頼を受けた療育センターは直接施設と支援内容や日程調整を行う。

③ 施設等のニーズに合わせた施設支援を行う。

④ 幹事市町村に実績の報告を行う。

<その他事業>

ⅰ 巡回相談

阿蘇郡市特別支援連携協議会における巡回相談員として、学校等に出向き、療

育に関する技術の指導や個別相談等に対応することにより阿蘇圏域の療育環境

の充実に努めていく。

ⅱ 健診事業への支援

阿蘇市の依頼を受け、乳幼児健診において発達に遅れのある子供さんや育児に

困りのあるお母さん方の相談・支援を行っている。平成 29 年度も継続実施予定。

ⅲ 世界自閉症啓発デー

平成 29 年 4 月 1日「世界自閉症啓発デーin 阿蘇」が開催されるにあたり、ペ

アレントメンターコーディネーターとしての役割を果たすとともに、関係機関と

連携を取りながら、当事者の思いに寄り添える支援の在り方について学ぶ。

阿蘇圏域園数

阿蘇市 産山村 高森町 南阿蘇村 西原村 小国町 南小国町

小学校 6 1 2 5 2 1 3

保育園 12 1 3 3 1 4 3

幼稚園 2 1 1

児発事業所 1 1 1

計 21 2 5 9 3 7 6

合計 53園

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16

療育相談員設置事業

● 事業の内容

療育相談員2名を設置し在宅障がい児(者)及びその疑いが有る児等に対し療育に

関する相談に応じると共に各種福祉サービスの提供に係る援助、調整を行う。

平成29年度地域療育センター活動計画

月別計画件数 4月 5月 6月 7月 8月 9月

訪問療育 8 8 8 8 8 8

外来療育 3 3 3 3 3 3

施設支援 1 1 1 1 1 1

10月 11月 12月 1月 2月 3月 件数合計

8 8 8 8 8 8 96

3 3 3 3 3 3 36

1 1 1 1 1 1 1

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児童発達支援多機能型事業所 のびのびハウス 事業計画

● 事業の目的

現在、のびのびハウスでは*1児童発達支援事業、*2放課後等デイサービス事業、*3保育所等訪問支援事業

の 3事業をとおし、生まれてから 18 歳までの、市町村が療育の必要性を認めた、子どもたちへ、個々に応

じた発達支援(療育)を、『丁寧な子育て支援』として家族支援も含め行っている。

*1児童発達支援事業~就学前児童、*2放課後等デイサービス~学齢児対象

*3 保育所等訪問支援事業~集団(園や学校等)の中で困りの有る児が対象、事業所のスタッフが園や学校へ訪

問し直接・間接的に支援。

のびのびハウス概要(阿蘇総合支援センター くろかわ事業所)

(平成 28 年度年齢別登録者内訳)登録者合計 81 名

就園前 年少以下 年少 年中 年長 合計

児童発達支援事業 3 4 3 10 19 39

小学1~3年生 小学4~6年生 中学 高校(高等部) 合計

放課後等デイサービス 36 8 0 1 45

幼稚園・保育園 小学 中学 高校(高等部) 合計

保育所等訪問支援事業 36 44 0 1 81

*児発・放課後と重複

(曜日・事業別 クラス分け状況 )

土・日・学校休業日 7:30~9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 19:30

児童発達支援(土)

児童発達支援(日)家庭の都合に合わせ

受け入れや送迎

家庭の都合に合わせ

受け入れや送迎

保育所等訪問支援

家庭の都合に合わせ

受け入れや送迎

単独療育家庭の都合に合わせ

受け入れや送迎

単独療育

訪問支援(園や学校の行事等に合わせて希望が有れば)

放課後等デイサービス(日)

個別 個別 個別 個別

放課後等デイサービス(土)

個別 個別 個別 個別 個別 個別 個別

個別 個別

親子療育 個別 個別 個別 個別

個別 個別 個別 個別 個別

月~金 7:30~9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30

児童発達支援

保育所等訪問支援

18:00:~1930

訪問支援

放課後等デイサービス単独学校の時間に合わせ受け入れや送迎

家庭の都合に合わせ

受け入れや送迎

個別 個別 個別 個別

個別 個別 個別 個別単独療育または親子療育

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(人員配置状況)

職名 配置数 備考

管理者 1 名 現在の人員配置に於いて、児童発達支援、放課

後等デイサービス、保育所等訪問支援を、一体

的(兼務体制)に行っている。

A勤 7:30~16:30、B勤 8:30~17:30、

C勤 9:30~18:30、D勤 10:30~19:30

*(試行中)E勤 9:00~18:00

児童発達支援管理責任者 2 名

児童支援員

保育士 1 名

児童指導員 1 名

指導員 2 名

● 今年度主な取り組み

目 標

今年度は、気づき⇒目標に沿った支援⇒評価⇒継続した支援⇒連携の流れについて、基本的

な事を見直し、基盤整備を行う。

1、個々の特性に応じたグループ療育の有り方の検討。

2、療育を行う上でのPDCAサイクルを効率的に行う。

(取組み内容)

1、個々の特性に応じたグループ療育の有り方の検討。

①個々の理解

a)個別支援計画の作成・評価・見直しについて日々の業務の中で継続的に取り組む事が出来る様、

連絡帳や記録の整備。

・連絡帳や記録の中に児の支援目標や支援の手立てについて確認できる項目の追加を

行い、利用時に支援者間で確認・共有

(連絡帳、記録の見直し及び個別支援会議開催日日程計画)。

(ミーティングの充実)

b)相談支援事業所・阿蘇地域療育センターとの連携

・現在の利用前の担当者会議に加え、児の様子や保護者のニーズをより詳しく聞き取る為に

保護者より承諾(承諾書)をもらい連携会議(開催日程計画)の開催。

*連携については、個人情報の取り扱いについて職員教育を法人や(入職時)、

阿蘇総合支援センター全体(センター会議)、のびのびハウス内(のびのびハウス会

議及び通常業務内)で行い、保護者への承諾の徹底(承諾書使用)。

c)特性の理解

・障がい特性に応じた専門的な支援方法の理解の為の施設内、施設外で学ぶ場(研修計画)

・スタッフの理解度についての確認。(研修報告)

②グループ療育計画

・年間計画⇒月間計画⇒週間計画⇒日々の活動について見通しを持って支援を行うための計

画作成。

・他事業所の活動の実践状況等情報の収集を行う。(合同研修・視察の計画)

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19

③平成 28 年度より取り組んでいる就学前の単独療育についての取組みについて

周囲の関わりが特に重要となる就学前の療育に於いて、家族や園をどのように巻き込んで療育

を行って行くのかが大きな課題で有る。

保護者(園)ニーズの聞き取り(連絡帳や個別療育時)、他事業所との情報交換や熊本県こど

も総合療育センターの定期的な支援の中(定期支援計画)で更に検討。

2、療育を行う上でのPDCAサイクルを効率的に行う。

個別支援計画を中心に日常業務の中でのPDCAサイクルの中で業務を行う

Plan:計画を立てる

個別支援計画の作成、活動計画、利用児やスタッフの動きについてミーティング

や文書により情報共有。

Do:実行する

支援の実行、日々の活動や業務。

Check:評価する

振り返りミーティングや文書に於いて情報の共有。

Action:改善する

ミーティングや文書に於いて次の目標や支援の手立ての確認

《取組み実行計画》

項目 日程・時期 場所 関係者 取組み内容 中間評価時期

連絡帳・記

録整備

平成 28 年度

より継続試行

の び の び

ハウス

児童発達支援管理

責任者(児発管)、

及び各事業責任者

・個別支援計画とリ

ンクできる内容とな

る事

平成 29 年 5 月

ミーティ

ングの充

毎日の打ち合

わせ振り返り

(打ち合わせ)

児発)8:30~

放課後)13:30~

保育所)8:30~

(振り返り)

児発)11:45~

放課後)翌日

13:00~

保育所)15:00~

の び の び

ハウス

児発管及び当日の

リーダーが中心と

なり各事業スタッ

活動計画(目的)と

個別支援計画を基に

行う。

平成 29 年 9月

個別支援

会議開催

最終週の水曜

・平成 28 年度

3 月より試行

の び の び

ハウス

児発管が中心とな

りスタッフ全員

・個別支援計画の今

月の評価と見直し、

及び来月の計画と支

援の手立てについて

対象児及びその必要

平成 29 年 6 月

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20

性の有る児について

確認。(翌月第二水曜

日の連携会議に繋げ

る)

連携会議 第 2水曜日

・平成 28 年度

3 月より試行

の び の び

ハウス

* 必 要 に

応じ変更

・児発管・担当者

・児童相談支援事

業者

・阿蘇地域療育セ

ンター療育相談員

(巡回相談員)

・園や学校の担当

・その他必要に応

じて、専門機関

(温泉病院ST、

PT等)

・のびのびハウス利

用児について聞き

取りや確認。

・園や学校、保護者

のニーズの確認。

平成 29 年 7 月

年間療育

計画

活動案の作成

の び の び

ハウス

児発管が中心とな

りスタッフ全員

保護者や関係機関へ

周知(おたより(1

回/毎月))

平成 29 年 9月

施設外

研修

計画書作成

施設外 児発管が中心とな

り計画書の作成

・県内の児童通所

支援事業所

・こども総合療育

センター支援班

・発達障害支援セ

ンターわっふる

・事業所視察

◎県内同事業サービ

ス提供事業所にて、

クラス編成、活動計

画、環境整備につい

て学ぶ

◎県内重症心身障害

児サービス提供事業

所にて、今後の事業

展開を視野に活動計

画、環境整備につい

て学ぶ

(その他)

・4/1 自閉症啓発デー

・事業所合同研修

・強度行動障害研修

・児童虐待について

・スキルアップ研修

・児発管研修

平成 29 年 9月

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21

《施設内研修日程(案)》

日程 内容 講師 対象 場所

4 月 虐待防止 所長 スタッフ のびのびハウス会議室

5 月 就学に向けての準備

・スケジュール

・サポートブックについ

・阿蘇市教育委員会

・スタッフ

スタッフ

保護者

支援者

のびのびハウス会議室

6 月 身辺自立

(口腔ケアについて)

我那覇先生 スタッフ

保護者

支援者

阿蘇総合支援センター(内

牧)

7 月 発達支援について 児発管 スタッフ

保護者

のびのびハウス会議室

9 月 特性の理解

(発達障がい特性理解の

為の疑似体験)

発達障がい者支援センター

わっふる

スタッフ

保護者

支援者

阿蘇総合支援センター(内

牧)

10 月 感覚統合の理解、活動へ

の取り入れ方について。

熊本県こども総合療育センター

作業療法士(OT)

スタッフ のびのびハウス会議室

11 月 ペアレントトレーニング

について

*希望者に応じてシリー

ズ化

発達障がい者支援センター

わっふる

スタッフ

保護者

支援者

阿蘇総合支援センター(内

牧)

12 月 相談支援スキルの向上

(傾聴と助言)

未定 スタッフ

支援者

のびのびハウス会議室

1 月 身辺自立について

~事例検討~未定

未定 スタッフ のびのびハウス会議室

2 月 身辺自立について

~事例検討~未定

未定 スタッフ のびのびハウス会議室

《熊本県こども総合療育センター 定期支援計画(案)》

昨年度児発管の異動により、支援者のスキル向上は急務である。

今年度も熊本県こども総合療育センター拠点施設支援の定期支援により、気づき⇒目標に沿った支援⇒評価

⇒継続した支援⇒連携の流れに沿った支援方法について専門職からの支援を希望している。

相談・支援を希望

する職種 頻度

希望優先

順位 内容 その他

理学療法士

(PT) 年 2回 2

肢体不自由児の療育活動参加

時の目標の設定の仕方及び支

援のポイント。

放課後等デイ利用児 3名

作業療法士 年 2回 4 感覚統合の理解、活動への取り 一回は学習会(スタッフ向

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(OT) 入れ方について。 け)と評価時

言語聴覚士

(ST) 年 1回 3

ことばの発達を促す関わり方、

遊びの広げ方について 保護者、支援者向け学習会

心理療法士 年 2回 5 発達に合わせた感情コントロ

ールの方法について。 放課後等デイ利用児

保育士 年 2回 1

個別支援計画を基本とした療

育プログラムの立て方、評価の

仕方について。

児童発達支援利用児

*定期支援については圏域内での調整が必要で有るため、5月の阿蘇圏域の調整会議にて決定となる

《年間療育計画》

のびのびハウスでは、遊びを通した様々な活動の中、

『今』を見つめた発達支援、『将来』を見据えた自立支援を、

お子様やご家族へ提供するために、子どもの発達過程や障がい種別、障がい特性を理解した発達支援として

以下の柱を中心に活動計画を立てる。

I.自立支援と日常生活の充実のための活動

� 子どもが意欲的に関われるような遊びを通して成功経験を増やし自己肯定感を育むことが出来る

活動。

� 将来の自立や地域生活を見据えた活動。

II.創作活動

� 季節の変化に興味を持ち、自然に触れる事や表現する喜びを体験できる活動

III.地域交流の機会の提供

� 子どもの社会経験の幅を広げるために地域行事や交流の場への参加、ボランティアの受け入れ等

による活動

IV.余暇の提供

� 子どもの望む遊び、リラックスできる経験を自己選択できる活動をゆったりとした雰囲気の中で

行う活動

I. 自立支援と日常生活の充実のための活動

II. 創作活動

III.地域交流の機会の提供

IV. 余暇の提供

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児童発達支援事業 放課後等デイサービス事業

年間 行事や活動を通して季節を感じる事や、他者と

の交流を安心して行う環境で、ことば、からだ、

こころの発達支援を年間を通し、園や家庭と連

携を図り総合的に行う。

学校で使用される個別の教育支援計画と連動さ

せることを図り、他者との信頼関係を形成でき

る環境の中で、安心できる大人や友達と過ごし、

感情をコントロールできる力を養う事を中心に

自立支援を行う。

月間 月 主な行事 のびのびハウス行事 メインの活動(週替わり)

4 月 春休み 花見 親子クッキング

SST(困った時の伝え方)、

サーキットで体を動かそう

こいのぼり・兜・剣製作

5 月 こどもの日

母の日

チャンバラ遊び(ゲームのルールを理解しよう)

どろんこ体験(種(苗)を植えよう)

母の日プレゼント製作

6 月 父の日 父の日プレゼント製作

雨の日の過ごし方(室内、室外)

*SST、傘をさして外を歩こう等

どろんこ体験(観察しよう)

7 月 夏休み 外出(阿蘇小) プール遊び

どろんこ体験

上靴を洗おう

クッキング(流しそうめん)

ボルダリング体験(学童クラブとの交流)

8 月 夏休み プール遊び(感触遊び)

どろんこ体験

暑中見舞いのはがきを書こう

9 月 収穫祭 どろんこ体験

収穫祭(親子クッキング)

製作(お月見)

10 月 敬老の日 敬老の日のプレゼント製作

じぃじ・ばぁばと遊ぼう(ボランティア交流)

秋を探しに行こう(散歩・製作)

11 月 外出(温泉) 温泉に行こう(SST)

*準備、着脱、体の洗い方、公共の場でのルールを知る

クリスマスツリー製作

12 月 クリスマス クリスマス会 クリスマス会に参加しよう

上靴を洗おう

大掃除

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年賀状製作

1 月 お正月 凧製作

凧上げ、カルタ取り、縄跳び等冬の遊び

どんどやに参加しよう

鬼・福の製作

2 月 節分 豆まき

ひなまつり製作

3 月 ひなまつり お楽しみ会 上靴を洗おう

親子クッキング

自己紹介の練習

● 平成 29 年度事業実施計画

1、ご利用者様が利用しやすい事業所としての取組

①周知・啓発

a)おたより(携帯やPCで確認できる、やまなみ会HPの周知)

毎月1回発行

b)療育センター子育て相談会や遊びの広場(仮)への同席

②利用申し込みの簡素化

a)メールやアプリ等の活用

③定員超えの利用締切の解消

a)多機能型→単独の事業展開について検討(多機能型の利用定員は1日を通して10名の為)。

・人員配置の見直し(保育士または児童指導員、送迎担当の増員)

・事業別週間予定の見直し

b)月・水・金の内牧事業所の開設に向けた検討。

④肢体不自由児及び重症心身障害児(運動機能障害と知的障害を併せ持つ児)の支援。(現 3名対象)

該当者(特に児童)については、早期に医療機関で訓練が開始されるが、阿蘇地域の資源は少なく、

住み慣れた地域から遠い病院での訓練の継続は、家族の負担も大きい。

のびのびハウスでは本人、家族への地域で育つ環境整備、遊びの場の提供、家族支援(レスパイトも

含め)の目的で今後もサービス提供を行って行く事が地域の中での役割で有る。

a)肢体不自由児及び重症心身障害児への療育のノウハウについてスキルアップ

b)出前(訪問)療育の実施(家庭と病院の往復になりがちな親子への関わり)

c)看護職員の配置

d)喀痰吸引研修の受講(平成 29 年度 2名)・実施手続き

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e)福祉車両準備(肢体不自由児学校や園への送迎及び外出時使用)

⑤利用が継続していない児(保護者)への働きかけ

a)1ヶ月利用が無かった際の様子伺い(担当:児発管~月初)

b)バースデーカード送付

c)見通しを立てた利用スケジュールの提案

・個別支援計画を基に目標達成や評価の時期について家族と共に確認

⑥圏域内事業所不在地域への出前(訪問)療育展開

a)実施予定地域(高森・西原・産山)

b)児発、放課後対象児・・・10 名/1 日

*重症心身障害児または肢体不自由児も含む

配置 人員

児童発達支援管理責任者 1 名

保育士または児童指導員 2 名

看護職員 1 名

*市町村保健師へも参加の呼びかけを行い保護者が不安なく

参加できる為の連携を図る。

《利用見込み数》

⑥事業所利用における保護者等ニーズの確認

平成 28 年度末 (児発放課後共通)保護者向けアンケート

平成 29 年度末 (児発)保護者向けアンケート

(放課後)放課後等デイサービスガイドライン別添保護者等向け放課後等

デイサービス評価表

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計児発 6 8 10 12 15 15 15 15 15 15 126放課後 4 8 8 8 8 8 8 8 8 8 76

準備期間

8:309:009:30

10:0010:3011:0011:3012:0012:3013:0013:3014:0014:3015:0015:3016:0016:3017:0017:30

降所

児発親子(4名)

昼食

児発個別(2名)

放課後または

児発単独グループ(4名)

2回/月 木曜日朝礼

ミーティング

出発

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2、児童発達支援センターへの移行に向けた検討

国や県の動向及び、圏域内の各市町村の意向を確認しながら、阿蘇圏域地域療育センター事業、

阿蘇総合支援センター児童相談事業と共に検討。

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27

(平成 29 年度利用見込計画)

(平成 29 年度人員配置計画)

職名 H28 配置数 H29 配置数 備考

管理者 1 名 多機能型として児童発達支援、放課後等

デイサービス、保育所等訪問支援を、一

体的(兼務体制)に行う。

A勤 7:30~16:30、B勤 8:30~17:30、

C勤 9:30~18:30、D勤 10:30~19:

30

E勤 9:00~18:00(H29~)

児童発達支援管理責任者 2 名

児童支援員

保育士 1 名 3 名

児童指導員 1 名

指導員 2 名

看護師 無 1 名

送迎職員 無 1 名

合計 7 名 11 名

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

計画 30 40 40 50 40 60 60 60 50 60 60 60 610

H28実績 11 17 36 32 33 33 46 49 39 48 344

計画 220 160 260 270 300 260 260 250 250 220 220 250 2,920

H28実績 148 209 247 263 292 240 220 201 188 187 2,195

計画 250 200 300 320 340 320 320 310 300 280 280 310 3,530

H28実績 159 226 283 295 325 273 266 250 227 235 0 0 2,539

計画 15 20 20 15 10 20 20 20 20 20 20 15 215

H28実績 0 0 12 2 0 7 4 0 0 0 25

計画 265 220 320 335 350 340 340 330 320 300 300 325 3,745

H28実績 159 226 295 297 325 280 270 250 227 235 0 0 2,564

児発

放課後

保育所

小計