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いて座
たて座
南斗六星
土星
火星5月
6月 12月
4月 3月 2月7月 8月
9月
1月
11月 10月 3月16日4月1日4月16日(-0.0等)
(毎月1日の位置)
水星
金星
3月1日
3月1日
3月11日 3月19日
3月19日3月20日
3月21日
3月20日3月21日
3月27日
3月31日3月16日
(東方最大離角)
西←南 北→
ⒸNAOJ
Ⓒ NASA, ESA, and The Hubble Heritage Team
(STScI / AURA)
ⒸNASA /JPL / Space Science Institute
ⒸNASA /JPL / University of Arizona
ⒸNASA /JPL
月が木星、火星、土星に接近2018年3月10日午前4時30分ごろの東京の星空(観察地域によって天体の高度などが少し変化する)。月の移動とともに各惑星に近づくことがわかる。
水星が東方最大離角2018年3月、日没30分後の東京の星空。西の地平線が見えるような開けた場所で、まずは目印となる金星を見つけてから水星を探そう。
てんびん座での木星の動き今年、さそり座のとなり(北西側)のてんびん座を運行中の木星は、やや黄色味がかったひときわ明るい光を放っているのですぐに見つかるはずだ。
いて座での土星の動き今年、土星はいて座を運行中で、3月中旬~ 4月にかけては赤い火星とほぼ同じ明るさで寄り添って見えるので目を引くだろう。
3月7日へびつかい座へび座
たて座てんびん座
おおかみ座
さそり座いて座
土星
木星
月
アンタレス
火星3月13日3月12日
3月11日
3月10日
3月8日
3月9日(下弦)
3月10日3月6日
南 西→←東
へびつかい座
さそり座
てんびん座
木星
アンタレス
11月10月
9月8月
7月
3月4月 2月 5月1月 6月
12月
(毎月1日の位置)
3月7日
2018年は火星が大接近!
地球の兄弟星である太陽系の惑星たち。今年は15年ぶりに大接近する火星をはじめ、縞模様が特徴的な木星、美しい環を持つ土星が、それぞれ夏までに見ごろを迎える。これらの惑星は、小型の天体望遠鏡でも充分楽しめるので、今年はぜひとも“惑星観察デビュー ”をしよう! この特集の後半で、KoKaイチオシの「組立式スマホ望遠鏡」を紹介するゾ!
文/井川俊彦 撮影/青柳敏史 イラスト/楠美マユラ資料提供/藤井 旭
卒そつ
業ぎょう
式しき
がせまる3月がつ
上じょう
旬じゅん
の明あ
け方がた
の空そら
で、月つき
と惑わく
星せい
の共きょう
演えん
を見み
ることができる。まずは3月がつ
7日か
と8日か
にかけて、下か
弦げん
前まえ
の少すこ
しぽっちゃりした月つき
と-2.2等とう
級きゅう
の巨きょ
光こう
を放はな
つ木もく
星せい
が接せっ
近きん
、続つづ
いて10日か
は東ひがし
の空そら
へ移い
動どう
した下か
弦げん
過す
ぎの月つき
と火か
星せい
が接せっ
近きん
、翌よく
11日にち
にはさらに細ほそ
くなった月つき
と土ど
星せい
が接せっ
近きん
して見み
える。肉にく
眼がん
や双そう
眼がん
鏡きょう
でも楽たの
しめるのでオススメだ。
太たい
陽よう
に最もっと
も近ちか
い水すい
星せい
は、普ふ
段だん
なかなか見み
ることができない(天
てん
動どう
説せつ
を唱とな
えたコペルニクスでさえ生
しょう
涯がい
に一いち
度ど
も見み
たことがない!)。その水すい
星せい
が3月がつ
16日にち
に太たい
陽よう
の東ひがし
側がわ
へ最もっと
も離はな
れ、11 ~20日
か
ごろまで観かん
察さつ
しやすくなる。日にち
没ぼつ
後ご
の西にし
の方ほう
角がく
、超ちょう
低てい
空くう
に見み
えるゾ。水すい
星せい
のそばでは、宵よい
の明みょう
星じょう
・金きん
星せい
が鋭するど
い光ひかり
を放はな
っている。明あか
るい金きん
星せい
と控ひか
えめに輝かがや
く水すい
星せい
を観かん
察さつ
しよう。
太たい
陽よう
系けい
最さい
大だい
のガス惑わく
星せい
・木もく
星せい
が5月がつ
9日か
に“衝しょう
”を迎
むか
え、前ぜん
後ご
1か月げつ
以い
上じょう
は観かん
察さつ
に適てき
した期き
間かん
となる。惑
わく
星せい
の“衝しょう
”とは、地ち
球きゅう
に対たい
して太たい
陽よう
の正せい
反はん
対たい
の位い
置ち
にくることだ。このころはほぼ一ひと
晩ばん
中じゅう
見み
ることができ、しかも地ち
球きゅう
に近ちか
づく。木もく
星せい
は-2.5等とう
級きゅう
という巨きょ
光こう
を放はな
っているのですぐに見
み
つけることができる。天てん
体たい
望ぼう
遠えん
鏡きょう
を使つか
えば縞しま
模も
様よう
や衛えい
星せい
まではっきりわかるゾ!
木もく
星せい
に続つづ
き、6月がつ
27日にち
には、美うつく
しい環わ
を持も
つ土
ど
星せい
も“衝しょう
”となり見み
ごろを迎むか
える。しかも環わ
の開ひら
き加か
減げん
が最さい
大だい
に近ちか
く美うつく
しいのだ。地ち
球きゅう
から見み
た土ど
星せい
の環わ
は、約やく
30年ねん
周しゅう
期き
で傾かたむ
きが変へん
化か
する。2025年
ねん
には環わ
を水すい
平へい
方ほう
向こう
から見み
ることになり消しょう
失しつ
してしまう(環わ
のない土ど
星せい
なんて!)。ぜひ天てん
体たい
望ぼう
遠えん
鏡きょう
を用よう
意い
して、思おも
う存ぞん
分ぶん
、土ど
星せい
を楽たの
しんでおこう!
月が木星、火星、土星に近づいて見える
日没後の西空で金星と水星を見よう
木星が“衝”となり、前後1か月以上は見ごろ
土星が“衝”、しかも環が大きく開き美しい
金星
月土星
※画像は事前に撮影したもので、図で紹介した日付の天体の見え方とは異なる。は「組立式スマホ望遠鏡」で撮影した画像
6月27日3月7日~11日
5月9日
3月16日
スマホ望遠鏡で惑星を見よう
この日の空に注目!
木星
立式組
2018.3 2322 2018.3