空き家の状況と⾕⼾再⽣への取り組み

2018.６.14 都市部まちなみ景観課企画担当

資料展開TF２－２ー１

横須賀市の空き家の状況国の統計から⾒る空き家の内訳（１）

平成25年 住宅・⼟地統計調査（総務省統計局）

空き家の種類 全国 横須賀市

売却⽤ 30.8万⼾ 3.8% 1,400⼾ 4.9%

賃貸⽤ 429.2万⼾ 52.4% 12,060⼾ 41.8%⼆次的住宅

（別荘その他） 41.2万⼾ 5.0% 4,310⼾ 14.9%

その他の住宅 318.4万⼾ 38.8% 11,060⼾ 38.4%

計 819.6万⼾ 28,830⼾

その他の住宅⇒買い⼿・借り⼿を募集しているわけでもなく、別荘として使⽤しているわけでもなく、ただ放置されている状態の家が４割近くあり、今後、さらに増加する⾒込み

何らかの管理が

⾏われている家

横須賀市の空き家の状況国の統計から⾒る空き家の内訳（２）

平成25年 住宅・⼟地統計調査（総務省統計局）

・市内の空き家の⽐率は「⼀⼾建て35％︓共同住宅等65％」→空き家の過半数は「集合住宅の空き室」

・⼀⼾建ての空き家は７割近くが「その他の住宅」→⼤半は市場で流通していない物件

横須賀市の空き家の状況国の統計から⾒る空き家の内訳（３）

平成25年 住宅・⼟地統計調査（総務省統計局）

・総住宅の空き家率は国平均・神奈川県平均を上回る・⼾建て住宅の空き家率は国平均と同程度

参考︓三浦半島ではどうか

区分 住宅総数 空き家数 空き家率

横須賀市 196,300 28,830 14.7%

葉山町 15,010 2,220 14.8%

鎌倉市 81,950 9,630 11.8%

逗子市 28,490 4,840 17.0%

三浦市 22,190 3,870 17.4%

神奈川県 4,350,800 486,700 11.2%

「平成25年住宅・土地統計調査結果」（総務省統計局）より

三浦半島４市１町の空き家数・空き家率

⾕⼾の空き家活⽤促進への取り組み空き家バンクの運営 【空き家バンク】

所有者の申請に基づき、市のホームページに空き家の情報を掲載し、購⼊や賃借を希望する⼈とのマッチングを⾏う仕組み。

⾕⼾のコミュニティに着⽬した取り組み

神奈川県⽴保健福祉⼤学等学⽣居住⽀援遠距離通学を強いられている学⽣が、安い家賃で⼤学に近い⾕⼾地域の空き家に居住し、町内会活動の⽀援や⾼齢者の⾒守り等を⾏う（平成24年度開始）。

＜市の助成制度＞・学⽣に提供する空き家所有者への

リフォーム費⽤助成 補助率2/3 上限150万円・居住する学⽣への家賃助成 ５千円／⽉・⼈

現在、市内に４⼾の住宅が整備されており、神奈川県⽴保健福祉⼤学と関東学院⼤学の延べ18名の学⽣が居住し、学⽣⽣活を送った。

⇒卒業後、市に就職した学⽣も

⾕⼾のコミュニティに着⽬した取り組み

⾕⼾地域再⽣推進事業（2018年度新規事業）１．芸術家等モニター誘致事業

⾕⼾地域の空き家に創作活動を⾏う芸術家などを誘致し、地域との交流機会を創出する取り組みを試⾏。

２．関東学院⼤学との地域交流拠点創出事業関東学院⼤学と市の連携及び協⼒に関する協定に基づく

「⾕⼾の空き家を活⽤した地域の交流拠点創出活動」に対して市が財政⽀援を⾏う。関東学院⼤学の当該活動に要する空き家の改修費⽤や地域との交流⾏事に要する経費に対して補助⾦を交付。

３．⾕⼾地域コミュニティ再⽣提案事業助成⾕⼾地域で空き家を改修し、地域住⺠の交流拠点とする

など「地域コミュニティの再⽣に寄与する取り組み」を広く募集し、対象となる活動経費に対して補助⾦を交付。