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原理 水道検査法対応「Presep®シリーズ」
PFOS・PFOA分析用 固相抽出カラム
2020年4月1日にペルフルオロオクタンスルホン酸 (パーフルオロオクタンスルホン酸、PFOS)、ペル フルオロオクタン酸 (パーフルオロオクタン酸、PFOA)の水道水質規制における位置づけが「要検討項目」から「水質管理目標設定項目」に変更され、暫定目標値が適用されました。 有機フッ素化合物であるPFOSやPFOAは環境中で分解されにくく、高い蓄積性も有するため、「残留性 有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)※」を始めとして、国内外でさまざまな規制の対象となっています。 当社では、環境中のPFOA、PFOS等のPFCs分析に使用できる、Presep® シリーズをはじめとした前処理カラム及び、分析カラム、溶媒、標準品等を取り揃えています。
※ POPs条約 毒性が強く、難分解性、生物蓄積性、長距離移動性、人の健康又は環境への悪影響を有する化学物質のことを残留性有機汚染物質 (Persistent Organic Pollutants；POPs) と呼び、POPsの製造及び使用の廃絶・制限、排出の削減、これらの物質を含む廃棄物等の適正処理等を規定している条約です。条約を締結している加盟国は、対象となっている物質について、各国がそれぞれ条約を担保できるように国内の諸法令で規制 することになっています。
コードNo. 品名 規格 容量 希望納入価格（円）
291-33441 Presep® PFC-II (60 mg/3 mL) 試料前処理用 10 本×10 55,000
296-32651 Presep®-C Agri (Short) 試料前処理用 10個×5 39,000
特長
PFOS (PerFluoroOctaneSulfonic acid) PFOA (PerFluoroOctanoic acid)
Presep® PFC-Ⅱ Presep®-C Agri (Short)
樹脂 ジビニルベンゼン-ポリメタクリレート樹脂を 基材とした陰イオン交換能を有する充填剤
スチレンジビニルベンゼン-ポリメタクリレート樹脂を吸着機材に用いた親水性を有する充填剤
タイプ シリンジ
両端閉鎖型カートリッジ (コマ型)
特長
・炭素鎖4～18 の微量PFCsを回収可能。 ・水中に存在する農薬等の微量疎水成分を回収 可能。 ・高極性成分や金属配位性成分等の回収され にくい農薬にも有効。
・PFOS・PFOAを高回収率で回収可能！
製品一覧
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10.0 11.0 12.0 13.0 14.0 15.0 16.0 17.0 18.0 19.0 min
0
5000
10000
15000
20000
25000
30000
35000
40000
45000
50000
55000
60000
65000
70000
750002:PFOS 498.80>80.00(-) CE: 53.01:PFOA 412.90>368.90(-) CE: 10.02:PFOS 498.80>80.00(-) CE: 53.01:PFOA 412.90>368.90(-) CE: 10.0
〇LC/MS/MS条件
Column ：Wakopak® Ultra C18-3 2.0 mm×150 mm Eluent ：A)10 mM CH3COONH4 in H2O B)CH3CN LC/MS/MS：Prominence LC-20ADXR / LCMS 8030 plus(島津製作所社製)
〇測定結果 クロマトグラム
回収結果
検出イオン 回収率
Precursor Product Presep® PFC-Ⅱ Presep®-C Agri
PFOS 498.8 80.0 99.2% 100.9%
PFOA 412.9 169.1 101.5% 95.0%
※1 本データは分析例であり、製品を保証するものではありません。 ※2 本法は2020年3月30日改訂の水質管理目標設定項目の検査方法を参考に条件を設定しています。
Time (min) B conc. (%)
0-1 25
1-26 25-100
26-30 100
30-30.01 100-25
30.01-35 25
Gradient：
PFOA
PFOS (linear) PFOS
(branch)
〇固相抽出条件※2 サンプル 超純水 ：PFOS・PFOA分析用 標準液 ：PFOS・PFOA混合液 (PFOS：直鎖として78 μg/L, PFOA：100 μg/L) 内部標準液：13C-PFOS・13C-PFOA混合液 (PFOS：100 μg/L, PFOA : 100 μg/L)
PFOS・PFOAの添加回収試験※1
PFC-Ⅱ Agri
Preesp®PFC-Ⅱ Preesp®-C Agri
Presep®内に窒素ガス通気
ローディング 水道水500 mL + 内部標準液 (50 μL) [+ 標準添加サンプルは標準液 (100 μL)添加] 流速：5 mL/min 最後に超純水約5 mLを通液
コンディショニング 1) 0.1%アンモニアメタノール 4 mL 2) メタノール 4 mL 3) 超純水 4 mL
Preesp®PFC-Ⅱ Preesp®-C Agri
窒素ガスを吹き付け、0.5 mLに濃縮 0.5 mLの場合、メタノールで定容
0.1%アンモニアメタノール
5 mLを通液して溶出 （ローディング方向に溶出）
0.1%アンモニアメタノール
5 mLを通液して溶出 ※ローディング方向と
逆方向に溶出
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〇LC/MS/MS条件 Column ：Wakopak® Wakosil-Ⅱ3C18 RS 2.0 mm×150 mm Eluent ：A)10 mM CH3COONH4 in H2O B)CH3CN LC/MS/MS：3200 Q TRAP (SCIEX社製) 〇測定結果 クロマトグラム 回収結果※2
Presep® PFC-II によるPFCｓ（16 成分）の添加回収試験※1 〇固相抽出条件 サンプル 精製水 ：回収率実験を実施した各未使用のPresep®カートリッジに通液させPFCsを除去したもの。 標準液 ：PFCs混合液 (添加量は回収結果を参照)
※1 本データは分析例であり、製品を保証するものではありません。 ※2 表に記載の化合物は、一部取り扱っていない製品がございます。
炭素鎖4～18 の微量PFCsを高率に回収可能！
Time (min) B conc. (%)
0-10 35-90
10-10.01 90-35
10.01-15 35
Gradient：
PFC-Ⅱ Agri コンディショニング 1) 0.1 %アンモニアメタノール 10 mL 2) メタノール 5 mL 3) 精製水 5 mL
ローディング：精製水 1 L + 標準液 流速：10～20 mL/min
SPEカラム内に窒素ガス通気
0.1 %アンモニアメタノール 2 mLを通液
窒素ガスを突き付け、0.5 mLに濃縮
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2 0 6 0 0開 0 4
コードNo. 品名 規格 容量 希望納入価格（円）
518-28811 Perfluorooctanoic Acid (100 ug/mL in MeOH)
ACS , PFOA-001S 1 ｍL 8,800
518-28833 Perfluorooctane Sulfonic Acid (100 ug/mL in MeOH)※
ACS , PFOS-001S 1 mL 8,800
関連製品
溶媒類
コードNo. 品名 規格 容量 希望納入価格（円）
216-01361 Ultrapure Water※ PFOS・PFOA 分析用
1 L 2,600
212-01363 3 L 7,350
011-22251 Acetonitrile※ PFOS・PFOA 分析用 1 L 6,150
130-15941 Methanol※ PFOS・PFOA 分析用 1 L 3,400
018-21041 1mol/L Ammonium Acetate Solution HPLC用 100mL 7,150
コードNo. 品名 規格 容量 希望納入価格（円）
517-28901 Perfluorooctanoic Acid(PFOA), (13C8,99%), 50μg/mL in Methanol
CIL , CLM-8005-1.2 1.2 mL 149,000
550-37621 Sodium Perfluorooctanesulfonate (PFOS), (13C8, 99%), 50 ug/mL in Methanol
CIL , CLM-8505-1.2 1.2 mL 143,000
標準液
安定同位体標識化合物
※ 本品は直鎖及び分岐鎖の混合物です。直鎖、分岐鎖の比率は成績書にてご確認いただけます。
コードNo. 品名 カラムタイプ※ 容量 希望納入価格（円）
239-63591 Wakopak® Ultra C18-3 2.0mm × 150mm
D 1本 55,000
235-63593 W 1本 55,000
236-50431 Wakopak® Wakosil-II 3C18 RS 2.0 mm×150 mm
D 1本 47,000
232-50433 W 1本 47,000
分析カラム
※ PFOS・PFOAの分析適合性を確認した溶媒です。
※ HPLCカラムWakopak®の接続タイプにはD(デュポン)タイプとW(ウォーターズ)タイプがあります。
