28

Buku cerita anak - 子供の物語

Embed Size (px)

DESCRIPTION

Divisi Bahasa UKJ present "Kodomo No Monogatari" vol #1 Unit Kebudayaan Jepang Institut Teknolgi Bandung

Citation preview

Page 1: Buku cerita anak - 子供の物語
Page 2: Buku cerita anak - 子供の物語
Page 3: Buku cerita anak - 子供の物語
Page 4: Buku cerita anak - 子供の物語
Page 5: Buku cerita anak - 子供の物語

Story by Dimas Adiputranto

Illustrated by Rakaputra Translated by Tyas Arum W

Page 6: Buku cerita anak - 子供の物語

ある日 ひ

、ある森 も

何 なに

できない毛虫

いる。その毛虫

目 め

は ほとんど

何 なに

見 み

られなくて

足 あし

弱 よわ

い。彼 か

遅 おそ

くて、ほかのむしより、食 た

べ物 も

うまく探 さ

せない。その毛虫

弱 よわ

さで、毛虫

泣 な

き始 は

めた、「誰 だ

かが

手伝

ってくれないか

な」。 そ

の毛虫

泣 な

く時 と

に、ありが

きた。そのアリは

毛虫

さん、なんで

泣 な

いているの?」と言 い

った。泣 な

きながら、毛虫

答 こた

えた、「自分

何も

できないから、 泣 な

いた・

Page 7: Buku cerita anak - 子供の物語

たとえば

おそくて、よわくて、自分の

たべものを

探す事 こ

できない。

このままじゃ

私わたし

あきらめるしかできなくて

ほかの動物

どうぶつ

食 た

べ物 も

なる」。

そのアリは

毛虫

事 こと

思 おも

いやった。「そうだったら

私わたし

手伝

ってあげるよ」アリは

そう言 い

った。

そのアリたちは

毛虫

巣 す

に連 つ

れて行 い

って、毎日毛虫

まいにちけむし

食 た

べ物 も

げました。アリの

御蔭

で、毛虫

もうお腹

すく事 こ

なんかありません。毛虫

アリに

すごく感謝

かんしゃ

して、いつかきっとおんがいしするんだと約束

やくそく

した。

Page 8: Buku cerita anak - 子供の物語

ある日 ひ

、毛虫

体からだ

変 へん

な事 こ

感 かん

じました。もう

お腹 な

空 す

いて

ないので、「断食

だんじき

」を

始 はじ

めました。口 く

から糸 い

が出 で

てきて、その中 な

で眠 ね

た。それを

見 み

て アリは

心配

しんぱい

になった

けど

どうしようもない。あ

る日 ひ

、毛虫

眠 ねむ

りから起 お

きて

きれいな

蝶ちょう

なりました。もう弱 よ

ない、今 い

とぶ事 こ

できて

かんたんに

蜜 みつ

取 と

れた。

蝶ちょう

蝶ちょう

になっても、助 た

けてくれたアリには

忘 わす

れた事 こ

ありません。

毎日

まいにち

おんがいしの

ために

アリの

巣 す

に 蜜 み

をあげにいった。

Page 9: Buku cerita anak - 子供の物語

ある日 ひ

、どこかの

学校

がっこう

に、しわく

ちゃな服 ふ

を着 き

てい

て、ぼろぼろな帽子

をかぶっていて、掃除人

そうじにん

で働

はたら

くとしたおじいさんがいま

した。そのおじいさんがいつもほ

うきを持 も

ってるから、「ほうき‐

さん」とよばれました。ほうきさ

んはめったに誰 だ

とも話 は

さなくて、

何 なに

も言 い

わずに掃除

して、恥 は

ずかし

がり屋 や

です。

Story by Dimas Adiputranto Illustrated by Shyafiranti Translated by Afif Saleh

Page 10: Buku cerita anak - 子供の物語

学生

がくせい

たちはいつも、ほうきさんをいじ

めたんだ。時々

ときどき

、ほうきさんの帽子

とったり、ほうきをかくしたり、ほう

きさんの前 ま

にごみを捨 す

てたりしたん

だ。でもほうきさんは一度

も怒 お

ること

がないんだ。いじめられたら、呼吸

こきゅう

するだけで、掃除

を続 つ

けたんだ。その

ためで、せいとはほうきさんをいじめ

るのが

諦あきら

めようとしなかったんだ。

ある日 ひ

、ほうきさんは学校

がっこう

に来 こ

なかった。先生

せんせい

はほう

きさんが病気

びょうき

だと言 い

いまし

た。生徒

はいじめられる人 ひ

がいないからがっかりなん

だけど、すぐ忘 わ

れてしまっ

て、遊 あ

んだんだ。

Page 11: Buku cerita anak - 子供の物語

ほうきさんが病気

びょうき

始 はじ

めたときから

一週間

いちしゅうかん

すぎたんだ。一週間

いっしゅうかん

で学校

がっこう

掃除

する人 ひ

はないでごみは重 か

ねてい

て、くさいにおいがしたんだ。そんな

じょうたいでみんなが不安

になって、

ほうきさんをさがしだした。先生

せんせい

はほ

うきさんがまだ病気

びょうき

で、たぶんまた

数日

すうじつ

で休むことにするかもしれません

と言いました。先生

せんせい

は学生

がくせい

たちに自分

のごみを自分

で捨 す

てさせたんだ。

重じゅう

ねているごみをきれいにするのが

簡単

かんたん

なことじゃないんだ。まじめにみ

んなと一緒

いっしょ

にきれいにしたのに、ごみ

がいっぱいで臭 く

いにおいがしたから、

むずかしいことだった。ほうきさんの

仕事

はそんなに

難むずか

しいことを気 き

が付 つ

いて、学生

がくせい

たちはもうほうきさんをい

じめることにしなくて、ほうきさんの

仕事

を尊敬

そんけい

することになったんだ。

Page 12: Buku cerita anak - 子供の物語

ミアウはきれいで白 し

いペルシアン猫 ね

である。金持

ちの家族

でペットされて、

入用

にゅうよう

が果 は

たされる。おなかがすいた時に

食 た

べ物 も

がいつでもあって、毛 け

がじっくり

看 み

られて、蚤 の

も殺虫

さっちゅう

される。そう

扱あつか

されても、ミアウはそんな生活

せいかつ

が不快

んです。

ある日、ミアウがヴェランダで太陽

たいよう

焼 や

ける時 と

に、黒 く

い猫 ね

のニャンという名

前がミアウを見 み

て、苛 い

めて。「愛猫

あいびょう

猫 ねこ

になるなんていいんだろう?ハハ

ハ。君 き

の生活

せいかつ

は限定

げんてい

されるんだね?こ

れじゃだめで、それじゃだめで、そん

形かたち

のお宅 た

に寝 ね

るしかないよな。

愛猫

あいびょう

より、野良猫

がいいよ。自由

し、主 ぬ

に支配

されないし。」ニャンが

そう苛 い

めた。

Story by Dimas Adiputranto Illustrated by Riesling

Translated by Mustawa H

Page 13: Buku cerita anak - 子供の物語

急きゅう

に大 お

きい雨 あ

が降 ふ

りはじめた。雨 あ

だか

ら、ミアウが湿 し

っちゃった。さっさと、

ミアウ

は片陰

かたかげ

を探 さ

した。そして、ミアウは止 と

まらないような雨 あ

が止 と

まるまでに待 ま

って、ぶ

るぶるでぺこぺこに、木下

きのした

で停 と

ま苛 い

められ

て、ミアウががっかりしてた。しかし、ニャ

ンの言 い

う事 こ

がせいかいだし、ミアウは静 し

かま

まにしたんだ。「がっかりしたら、家 い

から逃 に

げないか?」ニャンがそう呼 よ

び掛 か

けて。ニャ

ンの言 い

う通 と

りでミアウは逃 に

げた。

Page 14: Buku cerita anak - 子供の物語

ニャンはミアウの好 す

きな場所

にミアウを連 つ

れて行 い

た。その場所

は例 た

え、勝手

に引 ひ

っ掛 か

ける木 き

が多 お

い公園

こうえん

とか、遊 あ

びための壊 こ

れる花園

はなぞの

とか、気 き

が済 す

むまで追 お

掛 か

ける木鼠

きねずみ

が多 お

い場所

とか。ミアウは新生活

しんせいかつ

が楽 た

しん

で、家 う

から逃 に

げてよかったなぁって思 お

った。あの二人

は一日

いちにち

、一緒

いっしょ

に遊 あ

んでた。そして、

急きゅう

にミアウはぺ

こぺこするんだ。「ねぇぇニャン、御仲

がぺこぺこし

てるよ、何 な

にするか?」ミアウがそう言 い

った。

Page 15: Buku cerita anak - 子供の物語
Page 16: Buku cerita anak - 子供の物語

やっぱり君 き

は相変

わらず愛猫

あいびょう

な。ぺこぺこしたら狩 か

って行 い

って

よ!」ニャンは鳴 な

らして、言 い

って。

「狩 か

る?」ミアウがまごまごし

てた。

「そう、さっきの方 ほ

みたいで木鼠

きねずみ

を追 お

い掛 か

けて、食 た

べたはずなんだ。」ニャ

ンが言 い

った。

ミアウはびっくりしたんだ。木鼠

きねずみ

を追 お

掛 か

けるのが楽 た

しいけど、食 た

べ物 も

にするの

がいやなんだ。

「狩 か

りたくなければ、ゴミ箱 ば

に食 た

物 もの

を探 さ

すしょうがない。」ニャンがそう

言って、たっぷりなゴミ箱 ば

に指差

して。

「自分

の食 た

べ物 も

を探 さ

してね。俺 お

は狩 か

って

いくから。」そう言 い

って、ニャンが狩 か

ていった。

Page 17: Buku cerita anak - 子供の物語

ミアウはゴミ箱 ば

に食 た

べ物 も

を探 さ

し出 だ

した。ゴミ箱 ば

からの食事

しょくじ

は家 う

の食事

しょくじ

より

おいしくないよ。しかも、毛 け

に不潔

悪臭

あくしゅう

になるんだ。だが、ぺこぺこして

るから、しかたない。

心こころ

の中 な

には、ミ

アウが家 い

に戻 も

ってほしいんだ。

った。

「家 う

に戻 も

りたいなぁぁぁ、

暖あたた

かいし、

乾燥

かんそう

だし、食事

しょくじ

もおいしくて簡単

かんたん

に得 え

れるし。」ミアウは決定

けってい

が悔 く

いて、そう

言 い

った。

そして、ミアウは気楽で暖かい家

に帰った。今、ミアウはもう自由

野良猫

に羨

うらや

ましくないんだ。

Page 18: Buku cerita anak - 子供の物語

雨 あめ

が止 と

まるまでに待 ま

った時 と

、ミア

ウは泣 な

きながら、あやふやな呼 よ

だ声 こ

が聞 き

こえた。

「ミアウ!」

ミアウはその声 こ

の元 も

を探 さ

て、探 さ

しにきた主 し

に会 あ

えた。ミア

ウはすごくうれしくて、すぐ主 ぬ

Page 19: Buku cerita anak - 子供の物語

町 まち

から遠 と

くない村 む

にすごく怠惰男

たいだおとこ

がいました。彼 か

ウジャンでした。毎日

まいにち

はただたるみしたり、昼 ひ

ごはんを待 ま

ちながらうとうとしたりでした。ある日 ひ

はすっきりに服 ふ

着 き

て町 ま

へ歩 あ

く友達

ともだち

を見 み

ました。

ウジャンは「どこに行 い

くんですか」と頼 た

みました。

友達

ともだち

は「私

わたし

たちは町 ま

へ行 い

きますよ。あそこはの求人

きゅうじん

があ

るそうです。あなたは行 い

きますか?」と言 い

いました。

「そうですか。。。たぶん後 の

ほど。。」

ウジャンはいつもいつも怠惰

ですから、友達

ともだち

はウ

ジャンを去 さ

る先 さ

に、首 く

を振 ふ

りました。

Story by Dimas Adiputranto Illustrated by Blek Translated by Evan

Page 20: Buku cerita anak - 子供の物語

「書記官

しょきかん

になったらどうすればいいかな。

確 たし

かに仕事

がたくさんですが、

難むずか

しくないん

だ。毎日

まいにち

は思 お

う必要

ひつよう

がないし、ただタイプする

んだ。もしもぼくは勤勉

きんべん

になったら、市長

しちょう

にも

昇進

しょうしん

できるよ。そうして、半分

はんぶん

の給与

きゅうよ

を保存

てたくさん鳥 と

を買 か

いますよ。金持

ちになるとき

と市長

しちょう

になるときでみんなは

私わたし

に「ウジャン

様 さま

」と呼 よ

んで、だれも

私わたし

をあざけらない。

女おんな

たちはぼくが好 す

きになって、美人

女おんな

はぼくの

妻 つま

になるんだ。いつまでも人生

じんせい

は簡単

かんたん

でたのし

いぞ。」

町 まち

で来 く

る時 と

は村 む

に帰 か

る友達

ともだち

を見 み

ました。

Page 21: Buku cerita anak - 子供の物語

ウジャンは笑顔

しながらたくさん

未来

の計画

けいかく

を思 お

いました。時間

ないことも忘 わ

れちゃった。ついに

彼 かれ

は仕事

に応募

するのために町 ま

行 い

きました。

ウジャンは「金持

ちになったら、

赤 あか

車くるま

を買 か

って、お母 か

さんと

一緒

いっしょ

に巡礼

じゅんれい

に行 い

きますよ!」と

空想

くうそう

にふけりました。

ウジャンは「あれっ。。。もう帰 か

るんですか?お仕事

はどう?」と

言 い

いました。

友達

ともだち

は「遅 お

いだよ、ウジャン。今 い

は午後

ですから、会社

かいしゃ

はもう閉 し

るし、求人

きゅうじん

もないし、あなたは

遅 おく

れてますよ。」と言 い

いました。

朝ちょう

でうとうとして早 は

く行 い

きませ

んでしたから、ウジャンはびっく

りして後悔

こうかい

してしまった。

Page 22: Buku cerita anak - 子供の物語

Story by Dimas Adiputranto Illustrated by Nisa Translated by Evan

Page 23: Buku cerita anak - 子供の物語

ラーマトさんの庭 に

にはたくさんマンゴ

がある

木 き

はありました。そのマンゴは

熟じゅく

すし、おいしそ

うでした。アンディーと友達

ともだち

は食 た

べたいんですが

ラ ら

ーマトさんに怖いだから、ラーマトさんにマンゴ

を求めることができませんでした。

アンディーの友達

ともだち

のひとつは「ラーマトさん

はでっかくて、怖 こ

くって、目 め

が残酷

ざんこく

みたいだよ!そ

うして、子供

たちを誘拐

ゆうかい

することが好 す

きで、あの

子供

たちをう売 う

られるそうだ!」と言 い

った。

Page 24: Buku cerita anak - 子供の物語

ラーマトさんの悪 わ

噂うわさ

はたくさんです

から、彼 か

は子供

たちに恐 お

れられになってし

まった。その理由

ですから、だれも言 い

いたく

なかった。

ある日 ひ

、アンディーと友達

ともだち

はうちに

学校

がっこう

から歩 あ

きながら、木 き

から落 お

ちて道 み

にころ

がるラーマトさんのマンゴを見 み

ました。

友達

ともだち

のひとつは「いい幸運

こううん

だ!一緒

いっしょ

食 た

べましょうよ!」と言 い

った。

また別 べ

の友達

ともだち

は「ルジャクに作 つ

った

ほうがいいぞ」と言 い

って続 つ

いた。

「だめだよ。。。あれはラーマ

トさんのマンゴだよ。許可

を求 も

めず

に誰 だ

かの物 も

を取 と

るのは盗 ぬ

むことで

す。」と言 い

った、アンディーは。

アンディーを聞 き

いたあとではア

ンディーの友達

ともだち

はアンディーの言葉

が正 た

しいと思 お

いました。

Page 25: Buku cerita anak - 子供の物語

「では、どうするんだ?ラーマトさんを伝 つ

えたら、

彼 かれ

はもちろん

私わたし

たちがマンゴを盗 ぬ

みたいと思 お

いになるん

だ!」

「本当

ほんとう

のつもりを教 お

えますよ。確 た

かに彼 か

は分 わ

かりに

なるよ。」と言 い

った、アンディーは。

また別 べ

の友達

ともだち

は「ならば、アンディーはやってる

ぞ。。。」と言 い

って、みんなは同意

しになってしまっ

た。

「えっ?」アンディーはびっくりしますが真実

しんじつ

を教 お

えて行 い

きますから、嬉 う

しかった。ただ自分

でラーマトさ

んと会 あ

うのイメージだけアンディーは怖 こ

くなりました。

Page 26: Buku cerita anak - 子供の物語

ラーマトさんのうちに行 い

くの前 ま

にアンディーは深呼吸

しんこきゅう

てすべての勇気

を集 あ

めました。アンディーはノックして

るのときで友達

ともだち

は全部隠

ぜんぶかく

して、息 い

を止めました。

「はいはい、ちょっと待 ま

って下 く

さい。」ラーマトさ

んはドアを開 あ

けて、アンディーの目 め

を見 み

ました。彼 か

やっぱり多 お

きで、声 こ

がかれたで、すごく怖 こ

かった。アン

ディーはただ彼 か

の目 め

を見 み

て、体

からだ

は震 ふ

えました。

アンディーは「あーあの。。。これはラーマトさん

のマンゴです。

私わたし

はラーマトさんに返 か

すつもりです。」

と言 い

った。アンディーは吃 き

りました。

Page 27: Buku cerita anak - 子供の物語

「ほっ?返 か

すつもりですか」

「はーはい。。。」

「ね小僧

、マンゴが好 す

きですか」

「すー好 す

きです!」

「このマンゴを食 た

べて見 み

たいか」

「食 た

べて見 み

たいです!できたら。。。

本当

ほんとう

に食 た

べて見 み

たいです。」

「では、小僧

の隠 か

してる友達

ともだち

を呼 よ

んで

下 くだ

さい。そうして、一緒

いっしょ

にルジャク

食 た

べま

しょうよ。さー、どうですか小僧

Page 28: Buku cerita anak - 子供の物語