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山口県における災害
高知県沖~愛知県沖の南海トラフ(注*)を震源とする東南海地震と南海地震が同時に
発生する、地震規模M(マグニチュード)8.5のプレート間地震。100~150年周期で発生。
南海トラフとは、伊豆半島西部の駿河
湾から四国・九州沖まで伸びる水深
4,000m級の海底の溝(トラフ)のこ
とで、陸域プレートの下に海域プレー
トが沈み込む境界にあたります。
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(注*)
東南海・南海地震の予想震度分布
山口県で想定される地震・津波3
東南海・南海地震1
山口県東部で震度5弱~6弱
今後30年以内の発生確率は、
60~70%
※「東海地震」は、88%
地震発生後、約90分後に津波
が到達
◎
◎
◎
南海トラフの巨大地震
平成24年に内閣府「南海トラフの巨大地
震モデル検討会」が最新の科学的知見に基
づき、あらゆる可能性を考慮した最大クラス
(マグニチュード9クラス)の巨大な地震・津
波を想定したもので、発生頻度は極めて低い
とされています。
人的被害
山口県 全国
最大全壊棟数 約4,800棟
約32万3千人
約62万3千人
約238万6千棟
約1,800人
約200人最大死者数
最大負傷者数
建物被害
山口県 全国
5m(山口市、光市、柳井市、周南市、平生町)
34m(高知県黒潮町、土佐清水市)※20m以上は8都道府県
6強(岩国市) 7(10県151市町村) 最大震度
最大津波高
(出典:中央防災会議「東南海・南海地震に関する専門調査会」)
(出典:内閣府「南海トラフの巨大地震モデル検討会」)
山口県における災害
11
周防大島町は、県内で唯一「東南海・南海地震防災対策推進地域(東南海・南海地震が発生した場合に著しい
地震災害が生ずるおそれがあるため、地震防災対策を推進する必要がある地域)」に指定されています。
※
山口県の主な活断層
山口県大島防災センターは、東南海・南海地震
への対策として、内閣府地域防災拠点施設整備モ
デル事業補助金を活用して整備されたものです。
大規模な災害が発生した場合には、施設内に現
地災害対策本部を設置するなど災害応急対策拠
点として、また、平常時において
は、展示施設による防災教育や、
一般県民へ防災活動の場を提
供する等により、地域の防災力
の向上のため活用されています。
山口県大島防災センター
活断層とは、過去に繰り返し活動し、今後も再び活動すると考えられる断層です。本県
には、10以上の活断層が存在(全国には、約2千の活断層があると推定されます。)し、
活動間隔は数千年から数万年とされていますが、発生時期の推定は困難です。
これらの活断層が動いた場合、直下型の地震が発生するため、大きな揺れ(最大震度
7~6弱)が想定されます。
活断層による地震2
(出典:山口県地震被害想定調査報告書)
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