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Copyright © 2014 GMO CLOUD WEST , Inc. All Rights Reserved.
arcserve®
バックアップ設定マニュアル
第 1 版
作 成 者 GMO クラウドWEST株式会社
作 成 日 2014 年 10 月 14 日
最終更新日 2014 年 11 月 18 日
<注意事項>
このドキュメント(組み込みヘルプ システムおよび電子的に配布される資料を含む、以下「本ドキュメント」)は、
お客様への情報提供のみを目的としたもので、GMOクラウドWEST株式会社(以下「弊社」)により予告なし
に変更または撤回されることがあります。予めご容赦頂きますようお願い申し上げます。
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目次
arcserve® バックアップ設定マニュアル ........................................................................................... 1
目次 ............................................................................................................................................ 2
arcserve バックアップ管理画面 .............................................................................................................. 3
arcserve バックアップ管理画面の説明 .................................................................................................... 3
arcserve バックアップ管理画面へのアクセス ............................................................................................... 3
バックアップ設定方法 .......................................................................................................................... 4
バックアップ設定の変更 ...................................................................................................................... 4
バックアップジョブの変更; バックアップサーバ ............................................................................................ 4
バックアップジョブの変更; バックアップソース ............................................................................................ 5
バックアップジョブの変更; バックアップ先 ................................................................................................ 6
バックアップジョブの変更; 拡張 ......................................................................................................... 7
バックアップの種類 ...................................................................................................................... 8
バックアップの優先順位 ................................................................................................................. 8
スケジュールタイプ ....................................................................................................................... 9
復旧セットについての説明 .............................................................................................................10
バックアップからのデータ復旧方法 ............................................................................................................11
ベアメタル復旧(BMR)手順 .............................................................................................................12
リカバリ CD を利用した Linux(CentOS)の起動 ..................................................................................12
IP アドレスの手動設定 ..................................................................................................................14
NFS のインストール .......................................................................................................................16
ベアメタル復旧作業 ......................................................................................................................17
リストアウィザード – BMR; バックアップサーバ ........................................................................................18
リストアウィザード – BMR; 復旧ポイント .............................................................................................18
リストアウィザード – BMR; ターゲットマシン ..........................................................................................19
リストアウィザード – BMR; 拡張 .....................................................................................................19
リストアウィザード – ファイルリストア; サマリ...........................................................................................20
(補足)ネットワーク環境の変更(従来の環境に戻す) ..............................................................................21
ネットワーク設定の変更 ..................................................................................................................22
起動ファイルへの設定追加 ..............................................................................................................22
ファイルのリストア手順 .......................................................................................................................23
リストアウィザード – ファイルリストア; バックアップサーバ .............................................................................23
リストアウィザード – ファイルリストア; 復旧ポイント ..................................................................................24
リストアウィザード – ファイルリストア; ターゲットマシン ................................................................................26
元の場所にリストアする ................................................................................................................26
別の場所にリストアする ................................................................................................................26
リストアウィザード – ファイルリストア; 拡張 ...........................................................................................28
リストアウィザード – ファイルリストア; サマリ...........................................................................................28
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arcserve バックアップ管理画面
arcserve バックアップ管理画面の説明
arcserve バックアップ管理画面上では、下記の操作が可能です。
ノードの管理
バックアップ
ストレージ場所の管理
バックアップジョブとリストア
ジョブの管理
ヘルプトピック
ホームページのインターフェースには、4つの主な領域(メニューバー、ステータスペイン、バックアップサーバペイン、およびヘルプ)がありま
す。
arcserve バックアップ管理画面へのアクセス
バックアップ管理画面へは、ブラウザの URL に下記アドレスを入力してアクセスして下さい。
https://(お客様の専用サーバーの IP アドレス):8014
アカウント名には 「arcserve」 が予め入力されております。
オプション開始時のご案内メールに記載のあるパスワードをご入力頂き、ログインして下さい。
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ログイン後は下記のような画面が表示されます。
バックアップ設定方法
バックアップ設定の変更
[ジョブステータス]タブを選択した状態で、[ジョブ]メニューの 「変更」 をクリックします。
バックアップジョブの変更; バックアップサーバ
変更箇所はないため、そのまま[次へ]を選択。
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バックアップジョブの変更; バックアップソース
[ステータス]項目の「詳細なノード情報を取得するにはここをクリックします」をクリック。
ステータスが下記のように緑色のアイコンが表示されれば、バックアップ先は正常に接続されています。
※ [リストされたすべてのノードで除外されるボリューム]は変更しないようにして下さい。
また、個別にバックアップの対象外としたいファイル/フォルダがあれば、所定の項目にパスを指定して下さい。
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バックアップジョブの変更; バックアップ先
バックアップ先
変更しないで下さい。
※ NAS バックアップオプションを同時に申し込まれている場合は、NAS が設定されています。
圧縮
下記 2種類の選択が可能です。
標準圧縮
このオプションを使用すると、CPU使用率とディスク容量使用率のバランスを適度に調節します。
この圧縮はデフォルトの設定です。
最大圧縮
このオプションを使用すると、CPU使用率が最も高くなります(最も低速で動作します)。
ただし、ディスク容量の使用率は、最小になります。
<注意>
最大圧縮を選択すると、CPU の使用率が上がり、サーバーに負荷がかかってしまう上、バックアップ処理時間も非常に
長くなります。基本的には標準圧縮でご利用頂く事を推奨致します。
暗号化アルゴリズム
必要な場合は、暗号化パスワードを入力します。
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a. バックアップに使用する暗号化アルゴリズムの種類を選択します。
データの暗号化とは、解読メカニズムがなければ理解できない形式にデータを変換することです。
arcserve UDP のデータ保護では、安全な AES (Advanced Encryption Standard)暗号化アルゴリズムを
使用し、指定したデータに対して最大限のセキュリティおよびプライバシーを確保します。
利用可能なオプションは、暗号化なし、AES-128、AES-192、および AES-256 です 。
(暗号化を無効にするには、[暗号化なし]を選択します)。
フルバックアップと関連するすべての増分バックアップで同じ暗号化アルゴリズムを使用する必要があります。
増分バックアップの暗号化アルゴリズムが変更された場合、フル バックアップを実行する必要があります。
例えば、アルゴリズム形式を変更して増分バックアップを実行すると、バックアップの種類は自動的にフルバックアップに切
り替わります。
b. 暗号化アルゴリズムを選択した場合は、暗号化パスワードを指定(および確認)する必要があります。
暗号化パスワードは最大 23文字に制限されています。
フルバックアップと関連するすべての増分バックアップでは、データの暗号化に同じパスワードを使用します。
バックアップジョブの変更; 拡張
バックアップ スケジュール、復旧セットの設定、およびバックアップの実行前/後の設定を指定します。
※ デフォルトでは[スケジュールタイプ]は「なし」に設定されています。
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バックアップの種類
arcserve では、下記 3種類のバックアップが可能です。
フルバックアップ
全体をバックアップします。
容量に応じて大きなバックアップイメージが作成されるため、バックアップ時間は長くなります。
検証バックアップ
保護されたデータが有効かつ完全であることを検証します。
必要に応じてイメージが再同期されます。
メリット: 変更されたブロック(前回のバックアップと一致しないブロック)のみがバックアップされるため、
フルバックアップと比べて作成されるバックアップ イメージが小さくなります。
デメリット: すべてのブロックが前回のバックアップのブロックと比較されるため、バックアップ時間が長くなります。
増分バックアップ
前回の成功したバックアップ以降に変更されたブロックのみがバックアップされます。
メリット: バックアップを高速で実行することが可能。また作成されるバックアップイメージのサイズは小さくなります。
スケジュール
指定された時間にバックアップジョブを定期的に実行できます。
復旧セットの設定(詳細は 【復旧セットについての説明】 を参照)
復旧セットの定期メンテナンスを行うことができます。
復旧セットの数が指定された数を超えると、指定された数を常に維持するために、最も古い復旧セットが削除されます。
※ arcserveは、保存された復旧セットの数を 15分ごとに確認しており、余分な復旧セットがあればバックアップ先から削除します。
スロットルバックアップ設定
バックアップが書き込まれる最高速度(MB/分)の指定が可能です。
※ 原則設定の必要はありません。
実行前/後スクリプトの設定
ジョブの開始前、ジョブの実行中、またはジョブの完了後に特定のアクションを実行するスクリプトを設定することができます。
バックアップの優先順位
ある時点に同時に実行するようスケジュールされたバックアップの種類が複数ある場合、実行されるバックアップの種類は、
以下の優先度に基づきます。
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優先度 1 - フルバックアップ
優先度 2 - 検証バックアップ
優先度 3 - 増分バックアップ
推奨事項
15分ごとに増分バックアップを実行して保護されているシステム
フルバックアップを毎週スケジュールする必要があります。(ベースイメージを更新するため)
1時間ごとに増分バックアップを実行して保護されているシステム
フルバックアップを毎月スケジュールする必要があります。(ベースイメージを更新するため)
<注意>
バックアップ先の容量に懸念がある場合は、容量の消費を減らすためにフルバックアップをより少ない頻度でスケジュールすること
を検討してください。
スケジュールタイプ
シンプル
指定された[開始日]と[開始時刻]に、バックアップを設定する場合に選択します。
バックアップの種類ごとに、バックアップの繰り返し期間を指定するか、またはバックアップを 1度だけ実行する
ように指定できます。 開始日時は、すべてのバックアップの種類で固定となります。
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そのため、バックアップの種類ごとに異なる開始日時を指定することはできません。
拡張
週の各曜日に複数のバックアップ スケジュールを指定する場合に選択します。
バックアップの種類ごとに異なる開始日時を指定することが可能です。
各スケジュールは追加、変更、削除、およびクリアが可能です。
[クリア]をクリックすると、拡張スケジュールトレイからすべての拡張バックアップスケジュールが削除されます。
復旧セットについての説明
復旧セットとは
指定した期間中にバックアップされた復旧ポイント(フル/増分/検証のバックアップが完了したタイミング)
をひとつのグループとして管理する機能です。
※ 復旧セットには、必ず 1 つフルバックアップが含まれます。
復旧セットには、初回のフルバックアップから始まり、その後に複数の増分、検証、またはフルバックアップが続く一連の
バックアップが含まれています。 保持する復旧セット数を指定することができます。
※ デフォルトの復旧セットは 2 となっています。
<注意>
復旧セットを削除して、バックアップ先の容量を節約したい場合は、保持するセット数を減らします。
arcserve が最も古い復旧セットを自動的に削除するため、手動でデータを削除しないようにして下さい。
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復旧セットのイメージ
例 シンプル(同じ時間帯にフル/増分/検証バックアップが実行される)
新しい復旧セットを開始する間隔: 日曜日
実行時刻: AM1:00
(初回の日曜日~次の日曜日までに実行されたバックアップでひとつの復旧セットとしてカウントされる)
増分 1日ごと
復旧セット 1
フルバックアップ 1世代、増分バックアップ 7世代が常に保存されている状態
バックアップからのデータ復旧方法
データの復旧方法は下記 2 つの方法があります。
ベアメタル復旧(BMR)
ファイルのリストア
ベアメタル復旧(BMR)
OS が起動しない場合に、arcserve バックアップを利用してバックアップデータから復旧させる方法です。
※ リモートコンソール(KVM)の利用が必須です。
ファイルのリストア
誤操作で必要なファイルやフォルダを削除してしまったような場合に有効な方法です。
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ベアメタル復旧(BMR)手順
リカバリ CD を利用した Linux(CentOS)の起動
内蔵 DVD ドライブにリカバリ CD が予めセットされていますので、CD から起動出来るように起動順序を変更します。
※ ここからはすべて KVM上の操作となります。尚、KVM上からの操作はキーボード配列が en_US となりますのでご注意下さい。
正常に CD が読み込めていれば、下記のように CentOS の GUI画面が起動します。
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起動後、自動でログインがかかります。
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arcserve の画面がブラウザで自動的に開きますが、デフォルトではインターネットに接続出来ないため、オフラインモードとなります。
IP アドレスの手動設定
arcserve の画面を開いたブラウザは最小化した状態で、[System Tools]から[Terminal]を選択します。
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ターミナル画面では root での作業が必要となりますので、まずは su コマンドを利用して root ユーザーに切り替えます。
パスワード: cad2d
デフォルトでは以下のように DHCP モードとなっていますので、インターネットに接続出来るよう IP アドレスを
手動で設定する必要があります。
デフォルトでは NetworkManager が起動しており、変更しても自動的に IP アドレスを書き換えてしまいます。
そのため NetworkManager を停止します。
# service NetworkManager stop
また、NetworkManager が今後起動することのないよう、自動起動を OFF に変更します。
# chkconfig NetworkManager off
次に、network サービスの自動起動を ON に変更します。
# chkconfig network on
network サービスを起動します。
# service network start
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-emX という名前でファイルを作成します。
<注意>
ファイルはそれぞれ、従来ご利用頂いている専用サーバーに設定されていた IP アドレス(グローバル IP アドレス 並びに NAS
と接続されていたローカル IP アドレス)で設定します。
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変更内容を反映させるため、network サービスの再起動を行います。
# service network restart
IP アドレスやネットマスクが正常に表示されていれば、設定は問題ありません。
NFS のインストール
リカバリ CD には、バックアップデータが保存されている NAS に接続するためのユーティリティ(nfs)が含まれておりません。
そのため、手動でインストールを行う必要があります。
まず、CentOS のレポジトリサーバの名前解決が出来るように、/etc/resolv.conf に下記設定を行って下さい。
(デフォルトで入っている設定はすべて削除してかまいません。)
nameserver 211.1.224.163
nameserver 211.1.224.162
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yum コマンドで nfs のインストールを行います。
# yum install nfs-utils nfs-utils-lib
nfs がインストールされているか、下記コマンドで確認して下さい。
# rpm -qa | grep -i nfs
nfs がインストールされたら、下記のように NAS をマウントして下さい。
※ NAS の IP アドレスはお客様の環境によって異なります。
# mkdir /mnt/nas/
# mount -t nfs 192.168.0.2:/public /mnt/nas
NAS がマウントされていれば、以下のように表示されます。
ベアメタル復旧作業
[Terminal]画面を閉じ、先程最小化していたブラウザを開くと、arcserve の画面が表示される状態になっておりますので、
この状態で[ウィザード]メニューの 「ベアメタル復旧(BMR)」 を選択します。
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リストアウィザード – BMR; バックアップサーバ
変更箇所はないため、そのまま[次へ]を選択。
リストアウィザード – BMR; 復旧ポイント
[セッションの場所]で先程ターミナル画面で設定した NAS の情報を入力し、[接続]をクリック。
正常に NAS に接続が出来れば、これまでの復旧ポイントが表示されます。この中から最新の復旧ポイントを選択します。
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リストアウィザード – BMR; ターゲットマシン
ターゲットマシン(リストアするサーバー)のネットワーク情報を入力します。
本項目で入力された情報に従ってリストアが行われます。
MAC/IP アドレス: ご利用の専用サーバーの IP アドレス
ホスト名: 専用サーバーのホスト名(ns.example.com 等)
ネットワーク: 静的 IP
IP アドレス: ご利用の専用サーバーの IP アドレス
サブネットマスク: 255.255.255.128 や 255.255.255.0 等
デフォルトゲートウェイ: ご利用の IP アドレスのサブネットに応じる
リストアウィザード – BMR; 拡張
開始日時の指定が可能です。
特に指定がない場合は変更せず[次へ]をクリック。
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リストアウィザード – ファイルリストア; サマリ
内容を確認し、問題がなければ[サブミット]で反映させて下さい。
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リストアが実行されます。
リストア実行後は、自動的にシステムの再起動がかかります。
完了後、ターゲットマシン情報の項目で入力した設定で反映されます。
ネットワークの設定が問題なければ、SSH でもログイン出来る状態となっています。
(補足)ネットワーク環境の変更(従来の環境に戻す)
このままでは OS自体の復旧と、外部からの SSH接続は出来るようになっておりますが、NAS との接続が戻っておりません。
また、インターフェース名も変わってしまっています。(ethX→emX)
システム情報のログ(/var/log/dmesg)で、下記のような記録があることを確認します。
bnx2 0000:02:00.0: eth0: Broadcom NetXtreme II BCM5716 1000Base-T (C0) PCI Express found at
mem da000000, IRQ 16, node addr 84:2b:2b:67:ab:b2
udev: renamed network interface eth0 to em1
bnx2 0000:02:00.1: eth1: Broadcom NetXtreme II BCM5716 1000Base-T (C0) PCI Express found at
mem dc000000, IRQ 17, node addr 84:2b:2b:67:ab:b3
udev: renamed network interface eth1 to em2
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ネットワーク設定の変更
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-emX という名前のファイルを ifcfg-ethX に変更します。
またローカル IP アドレスの設定ファイルがない場合は追加します。
起動ファイルへの設定追加
また、勝手に emX に書き換わらないように、/boot/grub/grub.conf の kernel の行末に設定を追記します。
net.ifnames=0
biosdevname=0
設定を反映させるため、reboot コマンドでサーバーを再起動します。
# reboot
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起動後、IP アドレスが正常に設定されていることを確認し、NAS をマウントして下さい。
# mkdir /mnt/nas/
# mount -t nfs 192.168.0.2:/public /mnt/nas
ファイルのリストア手順
バックアップを実行するたびに、復旧ポイントが作成されます。
目的のデータを正確に復旧できるように、リストアウィザードで復旧ポイントを指定します。
ユーザの要件に応じて、特定のファイルまたはすべてのファイルをリストアできます。
[ウィザード]メニューの[リストア]から 「ファイルのリストア」 を選択します。
リストアウィザード – ファイルリストア; バックアップサーバ
変更箇所はないため、そのまま[次へ]を選択。
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リストアウィザード – ファイルリストア; 復旧ポイント
[セッションの場所]で正常にバックアップ先が選択されている事を確認し、[接続]をクリック。
復旧ポイントが表示されますので、復旧したいファイルが含まれている最新の復旧ポイントを選択し、
[追加]をクリックします。
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ファイル参照画面が開き、フォルダがツリー上で表示されます。
フォルダを辿り、復旧したいファイル(フォルダ)を左側の緑色のボタンにチェックを入れ指定します。
指定後[OK]を選択します。
[リストアするファイル/フォルダ]に復旧したいファイル(フォルダ)のパスが反映されていることを確認します。
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リストアウィザード – ファイルリストア; ターゲットマシン
復旧先として、下記 2 パターンの選択が可能です。
元の場所にリストアする
別の場所にリストアする
元の場所にリストアする
arcserve が自動的に元の設置場所を判別して復旧を行います。
SSH で root のアカウント情報による認証が必要となるため、
sshd_config で root による SSH のアクセスを許可する必要があります。
※ 利用開始時点では、下記パラメータはセキュリティの観点から no に設定されています。
PermitRootLogin yes
<注意>
フルマネのお客様には root パスワードをご案内しておりませんので、上記のリストア方法につきましては選択が出来ません。
別の場所にリストアする
手動でファイルの設置場所を指定して復旧を行います。
ファイルをリストアするディレクトリには所有者が設定されておりますので、
その所有者のアカウントの認証情報が必要となります。
デスティネーション(設置場所)の指定が必要となりますので、[参照]をクリックします。
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ファイルの復旧先のディレクトリを指定します。
デスティネーションを指定したら、そのディレクトリの所有者となっているユーザー名/パスワード情報を入力します。
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リストアウィザード – ファイルリストア; 拡張
開始日時の指定が可能です。
特に指定がない場合は変更せず[次へ]をクリック。
リストアウィザード – ファイルリストア; サマリ
内容を確認し、問題がなければ[サブミット]で反映させて下さい。
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正常にリストア処理が進んでいるかどうかは[ジョブステータス]タブで確認が可能です。
アクティビティログでは、処理の詳細の確認が可能です。
「リストアジョブが正常に完了しました」 と表示されていれば、復旧は完了しています。