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習 志 野 市
母子保健“切れ目ない支援”マニュアル ~習志野版ネウボラ~
平成28年4月 習志野市
[改定版]
ナラシド♪
平成 26年3月に一般社団法人福祉自治体ユニットがモデル自治体の取組み状況等を踏まえ報告
した“日本版「ネウボラ」構想”の中で、今後の検討課題のひとつとして、「モデル支援プラン案」
と「支援プラン作成指針案」の提示を掲げています。習志野市が具体的な「モデル支援プラン」
を含めて作成した本マニュアルは、全国に先駆けたものであり習志野版ネウボラといえるもので
あります。
はじめに
厚生労働省は、21世紀の母子保健の主要な取組みを提示するビジョンである「健やか親子21(第2次)」
(平成27年度~平成36年度)において、「切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策」が基盤課題として
位置付けられ、また、フィンランドの妊娠・出産・子育てを継続して支援する仕組み「ネウボラ」という言
葉が注目を集めるなど、近年急激に、妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援が注目されるようになった。
習志野市では、昭和49年度に「市民健康づくり基本計画」を策定し、保健会館を保健行政の中枢機関と
して、また、ヘルスステーションを地区活動の拠点として位置づけ、かねてより保健師の地区担当制を実施
し、地域保健活動を展開してきた。
一方、母子保健では、昭和48年度から、母子保健の最初の関わりとなる「妊娠届出」時に必ず保健師等
が妊婦やパートナーと面接し、個々の状況に応じた妊娠、出産、子育ての見通しを持てるよう支援の方向性
を示し、オリジナルの母子カルテを作成している。その後の妊娠期は、必要に応じて担当保健師からも個別
に支援を行っている。出産後は、全ての出生児について新生児期や4か月、10か月、1歳6か月、3歳と
いった節目の時期に、担当保健師が発育・発達・養育面を中心とした、プラン作成、経過の把握、モニタリ
ングをし、このことにより産前から就学時まで切れ目ない支援を行っている。
平成26年3月に報告された日本版「ネウボラ」構想*の中の主な論点及びモデル事業として報告されてい
る自治体(浦安市、世田谷区、和光市、高浜市、名張市)の状況を、本市の現状と比較検討した。
その結果、日本版ネウボラの基本である「母子保健と子育て支援の包括支援体制」と「担当保健師による
継続した相談支援」についてはすでに確立されていくことがわかった。
一方で、習志野市の切れ目ない母子保健システムが「見える化」されていないことが課題となった。
そこで、習志野市の歴史ある産前・産後・子育ての切れ目ない母子保健システムを「包括的・継続的支援
プランシステム」として、ここにマニュアル化するものである。
平成 27年 3月
*出典:一般社団法人福祉自治体ユニットの研究会にて提唱された構想
平成 28年4月新規事業の開始に伴い、【図】切れ目ない支援の体系・概要 について
一部改訂した
目 次
Ⅰ.本市における産前・産後・子育ての切れ目ない支援の体系概要 ・・・・・ 1
Ⅱ.具体的内容 ~ポピュレーションプラン~ ・・・・・・・・・・・・・・・ 2
Ⅲ.資料編 各種様式
母子カルテ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
お誕生連絡カード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
新生児訪問記録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
母子保健推進員訪問カード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
4か月児健康相談票・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
10か月児健康相談票・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
電話相談・所内相談・訪問指導(2号様式)・・・・・・・・・・・・・・ 20
(3 号様式)・・・・・・・・・・・・・・ 21
すこやか子育てガイド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
最近流行の「ネウボラ」って? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
日本版「ネウボラ」構想における習志野市の現状と課題・・・・・・・・・26
Ⅳ.課題が重複したケース ~モデル支援プラン~
再確認事項の要旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
【課内担当者用・別綴】
Ⅰ.習志野市における妊娠・出産・子育て期の切れ目ない支援の体系概要(ポピュレーションプラン) 妊娠届出時及び妊婦と4歳未満の転入者に、保健師等が面接しながら母子カルテを作成します。地区担当保健師が発育・発達・養育面を中心と
した、プランの作成、経過の把握、評価し、産前から就学時まで切れ目のない支援を行っています。児の生涯を通じた切れ目ない健康づくりを見
据えた支援を行うと同時に、親たちの健康づくりや生活習慣の改善等を意識した支援を行っています。
網かけは事前に地区担当によるアセスメントを要する事業
要する
地区担当保健師による
随時 電話相談 ・ 所内相談 ・ 訪問指導 食生活なんでも相談
新生児・産婦訪問
4 か月児
健康相談
10 か月児
健康相談
他機関との協働事業
1 歳 6 か月児
健康診査
子育てふれあい広場
育児サークル
3歳児
健康診査
依頼による健康教育(まちづくり出前講座など)
ママ・パパになるための
学級【1~3課】
産後ケア事業
(宿泊型) 発達相談 離乳食教室 歯みがき教室 心理相談(幼児相談)
♡ 親と子のふれあい講座
♡ 幼児家庭教育学級
幼稚園健康教育
幼児むし歯予防指導
就学時健診健康教育
♡ 育児講座
中学校区地域保健連絡会
思春期健
康教育
(小学校
~高校
)
☆妊婦一般健康診査
☆成人歯科健康診査
妊娠届
母子保健型利用者支援事業
母子健康手帳交付
妊婦健康相談
母子保健推進員
の訪問
お誕生 就学 4 か月頃 2か月頃 40 日以内 1 歳 3 歳 4歳 5歳
乳児家庭全戸訪問事業
就学時健診
健康教育
産後サポート電話相談
ママ・パパになる
ための学級【4課】
不妊・
家族計画等相談
☆乳児一般健康診査(3~6か月・9~11か月)
☆は医療機関で実施 ♡は公民館主催事業
☆1歳6か月児 医科個別健康診査
☆3歳児 医科個別健康診査
対象を
限定した事業
☆ 未熟児養育医療給付
妊娠 出産 産後 子育て
このフォントは、平成28年度中の新規・拡充事業
地区担当保健師から
全数を対象とした事業
2歳
ぴあグループ支援(双子の会、若ママの会など)
相談・健診事後指導 個別指導・集団指導 (あそびの練習など)
- 2 -
~習志野版ネウボラ
母子保健“切れ目ない支援”体制~
庁内関係機関とのパートナーシップ 他機関とのパートナーシップ
・ひまわり発達相談センター ・子育て支援課 ・医療機関(産婦人科・小児科・精神科等)
・こども保育課 ・生活相談課 ・障がい福祉課 ・障がい者支援事業所
・男女共同参画センター 等 ・健康福祉センター(保健所) 等
他市町村との連絡・連携
里帰り先での新生児訪問、転出入を繰り返すケース、
発達・発育に支援が必要な転出入者 等
・
(部署名等は平成27年4月1日現在)
~本市におけるワンストップの考え方~ 母子保健の入り口である妊娠届・転入時届
出の場をこども部窓口と一にし、関係機関等と
の連携の下、常に支えあうまちづくりを意識した
支援体制。
母子保健担当 地区担当保健師
地区毎にグループで相談しあう、係内のケース検討・報告
管理栄養士 歯科衛生士
コ・プロダクション
(市民及び市民団体代表との協働)
健康支援課長
主 幹
指導・助言 報告・相談
係 長
指導・助言 報告・相談
母子保健係の体制
地区 地区 地区 地区 地区
虐待 未然防止 発達支援
・個別支援会議
・ならしの子どもを守る
ネットワーク会議
・子育て支援課 ・生活相談課
・中学校区地域保健連絡会 幼稚園・保育所・こども園・小中学校 等
・個別支援会議
・発達支援施策の立案体制
習志野市市民協働こども発達支援
推進協議会 等
担当者会議
思春期保健 生命と性への理解の向上
わたくしたち習志野市民は、 連携・協力しながら、 笑顔で健康に暮らします。
「健康なまち習志野宣言」より
- 3 -
Ⅱ.具体的内容
~ポピュレーションプラン~
1. 母子カルテの作成・・・母子カルテ(9・10頁)
妊娠届提出時及び4歳未満の転入者に、看護職が面接して母子カルテを作成する。
母子カルテは、担当保健師が各節目の発育・発達・養育面等の記録を随時追加し、支援プラン
作成、経過の把握、評価し、産前から産後、子育ての切れ目ない支援を行う記録となる。
早々に支援が必要と判断された妊婦は、地区坦当者へ引き継ぎ、支援を行う。
また、母子健康手帳交付時に母子保健サービスについての説明、妊娠期の健康について保健指
導を行い、妊娠・出産・育児への不安の軽減を図る。
<確認すること>
保護者と担当保健師、各種サービスがスムーズにつながるように、次のことを行う。
(1) 母子健康手帳の交付及び母子健康手帳の別冊を発行と、使用方法等の説明。
(2)「すこやか子育てガイド」を用い、主な保健サービスの説明。
①ママ・パパになるための学級への参加勧奨
②妊婦健康診査受診票(妊娠期間中に 14回)
③乳児健康診査受診票(3~6・9~11か月時)
④妊娠中の歯科健診
⑤お誕生連絡カード・・・出生後に必ず送付するように説明
⑥新生児訪問
・市内在住の第一子全員と第二子以降の課題が重複した者は希望がなくても訪問する。
・産後、市内在住の人には40日以内に助産師または保健師が訪問する。
・市外に里帰り中に訪問を希望する者は、滞在先の自治体が訪問可能かどうかを確認
して、可能な場合は市から滞在先の自治体に依頼するので、健康支援課に連絡をす
るように伝える。
⑦母子保健推進員による全戸家庭訪問
・生後 2か月頃に訪問し、習志野市子育て情報ファイル「すこやか習志野っ子ファ
イル」を配布する。
・母子保健推進員は、市と乳児のいる家庭のパイプ役のボランティアであることを
伝え、推進員の名刺を渡し、顔写真で紹介する。
(3)地区担当保健師の紹介
・産前から産後、子育ての支援をする担当保健師の紹介をし、担当保健師から電話等で連
絡が入ることがあること、相談ができることを伝える。
妊娠期
- 4 -
(4)保健指導
妊婦・胎児の健康状態、本人及び家族の妊娠の受容、子育てをするにあたっての生活基盤等
を聴取し、保健指導を行う。
(5)その他
各種届出及び手続きの説明、あかちゃんの聴覚・先天性代謝異常検査、HIV検査、救急医療、
予防接種、こどもの医療対策について等を説明する。
※転入者は対象にあわせて、必要なサービス・諸制度について説明する。
2. お誕生連絡カード(11頁)
母子健康手帳別冊の中にある「お誕生連絡カード」を、出生後なるべく14日以内に全員に送
付してもらう。
<確認すること>
・妊娠中の状況、出産の状況
・母親とあかちゃんの心身の状態等
3. 新生児訪問・・・・新生児訪問記録(12頁)
市内在住の第一子全員と第二子以降の課題が重複した者は助産師等が生後40日以内に訪問す
る。
<訪問で行うこと>
・新生児と産婦、及び家族の状況の確認
・育児に必要な情報の提供
・育児不安の軽減を図り、健康に過ごせるように支援
<確認すること>
・保護者から新生児訪問の申込みがない場合は、連絡・調整し、新生児訪問につながるように
支援する。
お誕生
あかちゃん誕生☆ ママとあかちゃんは 元気かな? 心配なことはないかな?
妊娠期のプラン
・妊婦健康診査を受け、妊婦と胎児の健康状態を確認する。
・妊娠中の食事、歯の健康、睡眠休養、運動、喫煙・飲酒等に注意し、妊婦と胎児の健康を考えられる。
・お産の経過を理解し、入院に必要なものの準備、交通手段の確認等、出産に向けた準備ができる。
・家族みんなで安心してあかちゃんを迎えられるよう、環境とサポート体制を整え、あかちゃんとの生活を
イメージできる。
・心配や不安を相談できる人、場所がある。
- 5 -
・市外に里帰り中に訪問希望で、滞在先の自治体が訪問可能な場合は、滞在先の自治体に新生
児訪問を依頼し、実施後に訪問記録を返信してもらう。
・新生児訪問記録や訪問した助産師等からの報告により、支援プランを作成、支援を行う。
4. 母子保健推進員訪問・・・母子保健推進員訪問カード(13頁)
習志野市役所市民課に出生届を提出した場合は、届出時に「母子保健推進員訪問カード」を記
入してもらい、市外で届出した場合は、出生を把握後に職員がカードに記載する。
このカードに担当保健師が必要な連絡事項を記載し、カードをもとに母子保健推進員が生後2
か月頃に訪問する。
<母子保健推進員が訪問時に行うこと>
・「すこやか習志野っ子ファイル」の配布と説明
・乳児や産後の母親の状況の把握
・母親からの相談への対応
・訪問の様子を訪問カードに記録して担当保健師に報告する。
担当保健師は、訪問カードや母子保健推進員からの報告により、支援プランを作成、支援を行
う。
里帰り中ですね。 いつ頃習志野市に 戻られますか?
あやすと笑う 元気なあかちゃん でした。
よく泣くあかちゃんで ママ大変みたいだけど、困ってないかな?
新生児訪問の ご案内です。
上のお子さんの あかちゃん返りが大変 みたいでしたよ。
あかちゃんが生まれた時のプラン
・産婦がゆったりとした生活ができるよう、周りのサポート体制がある。
・産後ブルーを理解し、ママ、パパ、周囲の人がじょうずに対応できる。
・保護者が、出生届等の手続き、お誕生連絡カードの送付がスムーズにできる。
・1か月健診で母子ともに順調であれば、夫婦中心の子育てを始める。
・第一子は全員、新生児訪問を受ける。
2か月頃のあかちゃんのプラン
・母子保健推進員の訪問を受け、「すこやか習志野っ子ファイル」の内容を確認する。
・予防接種のスケジュールを考えられる。
・育児や子どもの発育、ママの心身の健康に不安がある時に相談する人や解消方法がある。
- 6 -
5. 4か月児健康相談・・・4か月児健康相談票(14~16頁)
4か月児健康相談票は母子保健推進員が届けた「すこやか習志野っ子ファイル」に入っており、
保護者が事前に記載して4か月児健康相談に参加する。
<確認すること>
・保護者の心配事や気になることについての把握
・育児に対する不安を和らげ、児の発育・発達に応じた対応ができるように支援する
・児の発育・発達の確認とともに保護者自身の健康管理を支援する
発達確認及び相談内容等は、4か月児健康相談票・相談票2に担当保健師が記載し、支援プラ
ンを作成、支援を行う。
6. 10か月児健康相談・・・10か月児健康相談票(17~19頁)
4か月児健康相談票と同様に、10か月児健康相談票は「すこやか習志野っ子ファイル」に入っ
ており、保護者が事前に記載して10か月児健康相談に参加する。
<確認すること>
・保護者の心配事や気になることについての把握
・育児に対する不安を和らげ、児の発育・発達に応じた対応ができるように支援する。
・児の発育・発達の確認とともに保護者自身の健康管理を支援する。
発達確認及び相談内容等は、10か月児健康相談票・相談票2に担当保健師が記載し、支援プ
ランを作成、支援を行う。
4か月児健康相談 の時に、体重の増え方を 心配されていましたけど、 その後、いかがですか?
4か月頃のあかちゃんプラン
・安定した家族関係の中で育児ができる。
・育児や子どもの発育、ママの心身の健康に不安がある時は、相談する人や解消方法がある。
・あかちゃんの欲求に適切に応えつつ、親子の信頼関係が築けている。
・かかりつけ医を持ち、適切に受診できている。
・必要な予防接種を順次すすめている。
- 7 -
7. 1歳6か月児健康診査・・・1歳6か月児健康診査票
事前に郵送された1歳6か月児健康診査票を保護者が記載し、健診時に持参する。
<確認すること>
・幼児の身体発育及び精神発達の確認
・心配事や気になることについての相談・指導
・育児に対する不安を和らげ、子どもの発育・発達に応じた対応ができるように支援する。
1歳6か月児健康診査後の各種相談・教室時の記録、電話や所内相談、訪問指導の記録は随時
記載及び追加し、経過の把握をしながら支援プラン作成、支援を行う。
かんしゃくが・・
8. 3歳児健康診査・・・3歳児健康診査票
1歳6か月児健康診査票と同様に、事前に郵送された3歳児健康診査票を保護者が記載し、健
診時に持参してもらう。
<確認すること>
・幼児の身体発育及び精神発達の確認
・心配事や気になることについて相談・指導
・育児に対する不安を和らげ、子どもの発育・発達に応じた対応ができるよう支援する。
こんにちは。 その後いかが ですか~。
10か月頃のあかちゃんプラン
・安定した家族関係の中で育児ができる。
・育児や子どもの発育、ママの心身の健康等に不安がある時は、相談したり、解消する方法がある。
・誤飲や事故予防ができている。
・食事、生活リズム等、よりよい生活習慣づくりに取り組んでいる。
1歳6か月児のプラン
・安心感、親子の信頼関係を土台にして、少しずつ自立していける親子。
・保護者が、子どもの自我の芽生えを前向きに受け止め、落ち着いて対応できる。
・保護者自身の生活習慣や健康を振り返り、自分の体を大切にすることができる。
・必要な予防接種がほぼ受け終わっている。
- 8 -
3歳児健康診査後の各種相談・教室時の記録、電話や所内相談、訪問指導の記録は随時記載及
び追加し、経過の把握、支援のプラン作成、支援を行う。
9. 電話相談・所内相談・訪問指導(20~21頁)
対象者からの相談時の支援内容、地区担当保健師からの支援内容は随時記録し、母子カルテに
追加し、経過の把握、支援のプラン作成、支援を行う。
また、地区担当者間で情報を共有し、支援の充実を図る。
10.その他
母子保健事業で実施している、ママ・パパになるための学級、発達相談、幼児相談、食生活な
んでも相談、離乳食教室、歯みがき教室等を活用し、情報提供、育児支援、不安軽減につなげる。
また、事業の前後に、保護者からの不安や悩み、参加時の状況等を担当保健師と他職種で情報
交換し、支援につなげる。
記録は随時記載及び追加し、経過を把握しながら支援プランを作成し、支援を行う。
お友達と仲良く できなくて 困っちゃう。
大丈夫かな・・
そうだ! 聞いてみよう。
相談する場所が ありますよ! 専門家の話も 聞いてみませんか?
母子保健における 「包括的・継続的
支援プランシステム」 習志野方式!
習志野方式
3歳児のプラン
・安定した家族、周囲の愛情の中で、こどもがのびのびと自己を表現できる。
・こどもが自分自身の体を大切にしたり、自己肯定感を育めるような親子の関わりが持てる。
・健康的な生活習慣が確立している。
・必要な予防接種が受け終わっている。
かんたん☆
離乳食教室
資料編 各種様式
- 9 -
母子カルテ(表)
- 10 -
母子カルテ(裏)
- 11 -
お誕生連絡カード
- 12 -
新生児訪問記録
- 13 -
母子保健推進員訪問カード (表) (裏)
- 14 -
4か月児健康相談票
- 15 -
- 16 -
4か月児健康相談票 2
フリガナ
乳児氏名 住所
生年月日
相談日 会場
測定結果
発達確認
追視 可(左右・上下) その他
音の反応 有 自宅で可
頭部大泉門 開存 その他( )
斜頸 無 その他( )
両手の握り 可 その他( )
頚定 済 ( )割
筋緊張 良 その他
下肢伸展交叉 無 その他( )
開排制限 無 その他( )
非対称の有無 無 有( )
身体全体の動き 良 その他( )
笑い 有 その他( )
腹臥位頭部挙上 45~90 度 45 度以下 瞬間的に挙上 その他
寝返り 両側 片側(右・左) 未
健診時、医師の所見があったか 無・有(内容 )
実施者( )
相談内容
月齢 体重 身長 頭囲 カウプ指数
か月 日 g ㎝ ㎝
月齢 体重 身長 頭囲 カウプ指数
9か月 22日 g ㎝ ㎝
- 17 -
10か月児健康相談票
- 18 -
- 19 -
10か月児健康相談票 2
フリガナ
乳児氏名 住所 丁目
生年月日 平成 年 月 日(第 子)
相談日 平成 年 月 日 ( )
測定結果
発達確認(事業実施の間スタッフが目視で確認したものに○をつける)
おすわり 身体をねじって
横の物をとる
手を放して背を伸
ばし座る
両手をついて
背を丸くする
その他( )
喃語 有 その他( )
つかみ方 指先でつまむ 手全体でつかむ その他( )
はいはい 高這い ずりばい その他( )
つかまり立ち 自力で立ち上が
る
支えれば立てる その他( )
つたい歩き 可 その他( )
相談内容
月齢 体重 身長 頭囲 カウプ指数
か月 日 g ㎝ ㎝
- 20 -
電話相談・所内相談・訪問指導
(2号様式)
- 21 -
(3号様式)
- 22 -
- 23 -
- 24 -
- 25 -
フィンランドのネウボラとは、
1920 年 妊娠期から周産期の民間
グループの支援が発祥。
保健師による、妊娠・出産・育児の
切れ目ない支援を行なう相談所。
母子健康手帳
母子健康手帳
ただ今脚光を
浴びています
習志野市は、昭和48年から、母子健康手帳の交付時に
保健師が個別に面接し、母子健康手帳の交付を最大限に
活かして、その後も“妊娠・出産・育児”の切れ目ない
支援を行なっている。
日本は、昭和 17 年から妊産婦手帳(現在の
母子健康手帳の原型)を交付し、元気な子を
産み育てる支援を開始。
ネウボラ=フィンランド語で
「相談する場所」を意味します。
最近注目の「ネウボラ」って? ➔ 「習志野市がすでに取り組んでいること」です