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Alter Ego X4 Vintage Echo – Japanese Manual – 日本語マニュアル (2014-05-14) 1
Alter Ego X4 Vintage EchoJapanese Manual – 日本語マニュアル – 2014-05-14
目次
Alter Ego X4 Vintage Echo – Japanese Manual – 日本語マニュアル (2014-05-14) 2
目次目次 2
重要 - 安全のための注意事項 3注意 4サービス 4警告 4EMC / EMI 4
本書で使用する記号 5
はじめる前に 6このマニュアルについて 7サポートについて 7
このペダルについて 8Alter Ego X4 Vintage Echo 9
トゥルー・バイパス 9
TonePrint 10TonePrintとは ? 11TonePrintセッティングの転送 11TonePrint Editorによる TonePrintの作成 12
セットアップ 13Ready… 14Set… 14Play! 14
インプット/アウトプット/ コントロール類 15電源とエフェクトのオン/オフ 18オーディオ・インプット&アウトプット 18EXP PEDAL - エクスプレッション・ ペダル・インプット 18
USBポート 19MIDI IN / MIDI THRUジャック 20エフェクト・コントロール 21Alter Ego X4 Vintage Echoのディレイ・タイプ 23
ルーパー 24ルーパー・モードでのディレイの扱い 25ループの録音 25ループの連続再生 26ループ再生の(瞬時)停止 26ループの単発再生 26ループの終点での再生停止 27ループ録音のアンドゥ 27ループの完全消去 27ループは保存できません 28
メンテナンス 29ファームウェアのアップデート 30バイパス・モード(トゥルー・バイパス/ バッファー・バイパス) 31キルドライ 31
FAQ 32TonePrintペダルの FAQ 33
リンク 34TonePrint 35
サポート 35TCエレクトロニック 35
仕様 36
重要 - 安全のための注意事項
Alter Ego X4 Vintage Echo – Japanese Manual – 日本語マニュアル (2014-05-14) 3
重要 - 安全のための注意事項
重要 - 安全のための注意事項
Alter Ego X4 Vintage Echo – Japanese Manual – 日本語マニュアル (2014-05-14) 4
1. 注意事項をお読みください。2. 注意事項の書類は手の届くところに保管しておいてください。
3. 全ての警告をお守りください。4. 全ての指示に従ってください。5. 本機器は水の近くで使用しないでください。6. 掃除には、乾いた布のみを使用してください。7. 換気口は塞がないようにしてください。製造者の指示に従って設置してください。
8. ラジエーター、暖房送風口、ストーブをはじめ、熱を発生する機器(アンプを含む)の近くに設置しないでください。
9. 有極プラグやアース付きプラグは安全性を確保するための構造です。無効にしないでください。有極プラグは、二本のブレードのうち、一方が幅広になっています。アース付きプラグは、二本のブレードと、一本のアース棒が付いています。幅広のブレードおよびアース棒は、使用者の安全を守るためのものです。製品に付属するプラグがコンセントの差し込み口に合わない場合は、電気工事事業者に相談し、古いコンセントを新しいものと交換してください。
10. 電源ケーブルとプラグは、踏み付けられたりはさまれたりしないように設置してください。特に、プラグとコンセント、そして本体と電源ケーブルが接続される周りにはご注意ください。
11. アクセサリーや装着器具は、製造者指定のもののみをご使用ください。
12. カート、スタンド、三脚、ブラケット、テーブルは、この装置用に販売されているもの、または製造者が指定するもののみを使用してください。カートを使用する場合は、機器を載せて移動する際に、機器の落下や怪我に注意してください。
13. 雷雨の発生中または長期間使用しない場合は、プラグをコンセントから抜いてください。
14. 保守整備は、必ず資格を持ったサービス技師にご依頼ください。電源コードやプラグの損傷、機器に液体がかかったまたは異物が入り込んだ場合、機器が雨や湿気にさらされた場合、正常に動作しない場合、機器を落とした場合など、機器が何らかの状態で損傷した場合には保守整備が必要です。
注意本マニュアルに明示されていない本体への変更・改造を行った場合、本機器を操作する資格を失うことがあります。
サービス保守整備は、必ず資格のある作業担当者が実施してください。
警告火災や感電のリスクを軽減するために、機器を雨や湿気にさらさないでください。花瓶等液体の入ったものを機器の上に置かないでください。
閉じられた空間に設置しないでください。
EMC / EMIElectromagnetic compatibility /
Electromagnetic interference
本機器は FCC規準 Part 15に準ずる Class Bデジタル機器の制限事項に適合するための試験に合格しています。
これらの制限事項は、居住地域での設置時に生じうる有害な電波障害を規制するために制定されたものです。本機器は無線周波エネルギーを生成・使用しており、これを放射することがあります。指示に従った設置と使用を行わないと、無線通信に障害を及ぼす可能性があります。しかしながら、特定の設置状況において電波干渉を起こさないという保証はありません。
本機器がラジオやテレビの受信に障害を与えていないかを判断するには、本機器の電源を立ち下げてから再度立ち上げてください。障害を及ぼすことがわかった場合、次の方法で干渉の解消を試みることを推奨します。
– 受信アンテナの向き、設置場所を変更する– 本機器と受信機の距離を遠ざける– 本機器を受信機と別の系統の電源回路に接続する– 販売代理店、または経験のある無線/ TVの技師に相談する
For customers in CanadaThis Class B digital apparatus complies with Canadian
ICES-003.
Cet appareil numérique de la classe B est conforme à
la norme NMB-003 du Canada.
重要 - 安全のための注意事項
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本書で使用する記号
三角形に括られた矢印付きの落雷マークは、接触すると感電の恐れがある、危険な高電圧の絶縁されていない部品が機器内部に配置されていることを示します。
三角形に括られた「!」サインは、機器を操作またはサービス作業を実施するうえで重要な指示が、製品に付属の文書類に記載されていることを示します。
はじめる前に
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はじめる前に
はじめる前に
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このマニュアルについてこのマニュアルは、製品の機能と操作方法の情報が含まれます。
重要な情報を見落とすことのないよう、マニュアルは全体を通してお読みください。
本マニュアルは PDF形式でのみ配布されており、TCエレクトロニックのウェブサイトからダウンロードできます。
本 PDFマニュアルは内部及び外部ハイパーリンクを含みます。各ページ左上のTCロゴをクリックすることで、目次に戻ることができます。
本マニュアルの内容は、予告なく改訂されることがあります。マニュアルの最新版をダウンロードするには、TCエレクトロニックのウェブサイトをご参照ください。
tcelectronic.com/support/manuals/
サポートについてこのマニュアルを読んだ後で本機の操作等についてご質問がございましたら、弊社オンラインサポートまでご連絡ください。
tcelectronic.com/support/
Enjoy your TC product!
http://tcelectronic.com/support/manuals/http://tcelectronic.com/support/
このペダルについて
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このペダルについて
このペダルについて
Alter Ego X4 Vintage Echo – Japanese Manual – 日本語マニュアル (2014-05-14) 9
この度は、TCエレクトロニック製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。弊社では製品を長期間ご使用いただけるよう最善を尽くしており、本製品を長くご愛用いただけることを願っております。
Alter Ego X4 Vintage EchoAlter Ego X4 Vintage Echoは、ヴィンテージ・ディレイの魅力に取り憑かれた真のディレイ・フリークによってデザインされた、情熱の賜物。
TCのヒット製品 Flashback X4 Delayと Alter Ego Delayの 2製品を掛け合わせ、往年の名機のマジックを呼び起こすテープ/アナログ/デジタルといった様々なスタイルを網羅する 12種類のディレイ・サウンドを搭載しています。
主な特徴– 12種類のディレイ・サウンドを搭載– 歴史に名を刻むクラシックそしてヴィンテージ・ディレイの名機達へのトリビュート
– テープ/アナログ/デジタルといった様々なスタイルのディレイを網羅
– TonePrint対応
トゥルー・バイパスTCはシンプルな音に対する信念を持っています。TC製品を使用している間のサウンドは素晴らしくあるべきで、使っていない時にはその機材の「音」は一切聞こえるべきではない、と考えます。本ペダルはトゥルー・バイパス仕様で、ペダルのバイパス時にもトーンに影響を与えません。
また、本ペダルは、アナログ・ドライ・スルー設計で、ドライ音をデジタルに変換することなく出力し、原音をレイテンシーなくピュアな状態に保ちます。
使用環境や使用方法によっては、トゥルー・バイパスよりもバッファー・バイパスの方が好ましいことがあります。詳細は、「バイパス・モード(トゥルー・バイパス/バッファー・バイパス)」セクションをご参照ください。
TonePrint
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TonePrint
TonePrint
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本製品は、TonePrintに対応しています。TonePrintについての詳細は、次の URLをご参照ください。
tcelectronic.com/toneprint/
TonePrintとは ?TCエレクトロニック TonePrint対応ペダルは多数の内部パラメーターで構成され、本体のノブは、内部パラメーターの設定を様々な割り当てや組み合わせで変更しています。TonePrintでは、エフェクト・アルゴリズムの内部チューニングを変更したり、ノブの機能を「再定義」することができます。
シグネチャー・サウンド通常のノブ操作で得られる音の変化は、TCエレクトロニックの開発者・ミュージシャン・製品スペシャリストたちが作り上げた、バランスと高品位サウンド重視の標準的なセッティングとなります。
もし、世界中のトップ・プレイヤーにこの内部チューニングを一任したらどうなるでしょう。
そして、自分でエフェクトそのものをチューニングできる自由を手に出来たら ...
TonePrintは、この夢のような機能を実現します。
Paul Gilbert、Guthrie Govan、John Petrucci、Steve Vaiをはじめとした世界の名だたるトップ・プレイヤーによって作られた TonePrintの数々は、ペダルに隠された無限とも言えるポテンシャルを掘り起こします。TCはこれらの TonePrintを一般公開しており、ユーザーは簡単に設定を製品本体にアップロードできます( 「TonePrintセッティングの転送」セクション参照)。
また、TonePrint Editorを使えば、ユーザー自らの手で自分のシグネチャー・エフェクトの作成が可能となります。
TonePrintセッティングの転送TonePrintセッティングをペダルに転送するには、スマホ用 TonePrintアプリを使用します。ペダルの設定変更に特殊な機材を別途用意する必要なく、TonePrintをペダルに「ビーム」転送できます。
スマートフォン用 TonePrintアプリの入手方法iPhone版 TonePrintアプリは Appleの App Storeからダウンロードできます。
Android版 TonePrintアプリは Google Playからダウンロードできます。
アプリ以外の追加ダウンロードは必要なく、アプリ内課金はありません。アプリから、無償で全てのTonePrintに直接アクセスできます。
http://tcelectronic.com/toneprint/http://www.tcelectronic.com/paul-gilbert/http://www.tcelectronic.com/guthrie-govan/http://www.tcelectronic.com/john-petrucci/http://www.tcelectronic.com/steve-vai/http://www.tcelectronic.com/steve-vai/https://itunes.apple.com/us/app/toneprint/id432767616https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tcelectronic.toneprint
TonePrint
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TonePrintセッティングの転送 - 操作手順– スマートフォンの TonePrintアプリを起動します。– TonePrintを選びます。アーティスト、または製品(ペダルの種類)別にブラウズできます。おすすめのTonePrintも表示されます。
– TonePrintペダルにギターまたはベースを接続します。
– TonePrintペダルをオンにします。– 楽器を 1ピックアップの設定にして、ボリュームを上げます。
– スマートフォンのスピーカーを使用ピックアップに向けて近づけ、「Beam to pedal」をタッチします。
TonePrint Editorによる TonePrintの作成既述の通り、スマートフォン用 TonePrintアプリは著名ギタリストやベーシストによる TonePrintの転送に使用します。TonePrint Editorは、そのコンセプトを一歩突き進め、ユーザー自らの手で自分のシグネチャー・エフェクトの作成を可能とします。
TonePrint Editorの主な特徴– カスタム・バージョンの TCエフェクトを一から作成可能
– 全てのエフェクト・パラメーターとエフェクトの作用をコントロール可能
– ノブの機能とレンジをカスタマイズ可能– 設定はリアルタイムで確認可能– PC/Mac対応– 無償
TonePrint Editorの入手方法Windows/ OS X版 TonePrint EditorのダウンロードURLは次の通りです。
tcelectronic.com/toneprint-editor/
Apple iPad用 TonePrint Editorは、Appleの App Storeからダウンロードできます。
使用するペダルの機種によっては、TonePrint Editorのヴァージョン 2.0以降が必要となることがあります。ヴァージョン 2.0にはライブラリー機能が追加され、インターネットに接続されていない状態からでもTonePrintにアクセス、そして使用できるようになりました。
TonePrint Editorマニュアルの入手方法TonePrint Editorマニュアルは次の URLからダウンロードできます。
tcelectronic.com/toneprint-editor/support/
Adobe Readerをご使用の場合、マニュアルに含まれるリンクを使用できます。スクリーンショット内をクリックすると、そのセクションの解説ページに移動します。
http://tcelectronic.com/toneprint-editor/https://itunes.apple.com/us/app/toneprint-editor/id743668907http://tcelectronic.com/toneprint-editor/
セットアップ
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セットアップ
セットアップ
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Ready…
製品パッケージに次のアイテムが含まれていることをご確認ください。
– エフェクト・ペダル本体 x 1– 9V DCパワーサプライ x 1– USBケーブル x 1– エフェクトボードのマウント用ゴム足 x 2– TCエレクトロニック・ステッカー x 1– TCエレクトロニック・ギター用製品リーフレット x 1
搬送時の破損がないことを確認します。万一破損が確認された場合は、配送業者と発送元にご連絡ください。
製品の外箱と梱包材は保存しておいてください。万一搬送時に破損が生じた場合の証明として必要となることがあります。
Set…
– ペダルに次の仕様の 9Vパワーサプライを接続します。
本製品はバッテリーボックスを搭載していません。使用するには付属の 9 Vパワーサプライをご使用ください。
– パワーサプライをコンセントに接続します。– 楽器からペダルのインプット・ジャックに ¼"標準楽器用ケーブルを接続します。
– ペダルのアウトプット・ジャックから次のエフェクターまたはアンプに ¼"標準楽器用ケーブルを接続します。
Play!
インプット/アウトプット/ コントロール類
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インプット/アウトプット/ コントロール類
インプット/アウトプット/コントロール類
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Alter Ego X4 Vintage Echo – リア図
図をクリックすると、マニュアルの各セクションに移動します。
インプット/アウトプット/コントロール類
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Alter Ego X4 Vintage Echo – トップパネル図
図をクリックすると、マニュアルの各セクションに移動します。
インプット/アウトプット/コントロール類
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電源とエフェクトのオン/オフ
電源入力ペダルの電源をオンにするには、本体のパワー・イン・ソケットにパワーサプライを接続します。
電源のコネクターは、標準的なセンターマイナスの 5.5/ 2.1 mm DCプラグです。
300 mA以上の容量を持った 9 Vパワーサプライをご使用ください(付属)。300 mA以上の容量を持った他の9 V~ 12 Vのパワーサプライを使用できます。
ハムノイズ対策の観点から、パワーサプライは出力がそれぞれアイソレートされているものをご使用ください。
オーディオ・インプット&アウトプット
オーディオ・インプット(ステレオ)インプット・ジャックは、モノラル/ TSの標準 ¼"ジャックです。
– モノラルのソースを接続する場合には、INPUT MONOジャックを使用します。
– ステレオのソースを接続する場合には、左チャンネルのケーブル・コネクターを INPUT MONOジャックに、右チャンネルのケーブル・コネクターをINPUT STEREOジャックに接続します。
オーディオ・アウトプット(ステレオ)アウトプット・ジャックは、モノラル/ TSの標準 ¼"ジャックです。
– 接続先のインプットがモノラル(アンプ等)の場合は、ケーブルを OUTPUT MONOジャックから接続先のインプットに接続します。
– 接続先のインプットがステレオ(他のステレオ・エフェクト・ペダル等)の場合には、ケーブルをOUTPUT MONOジャックから接続先の左チャンネルインプットに、そして OUTPUT STEREOジャックから接続先の右チャンネル・インプットに接続します。
EXP PEDAL - エクスプレッション・ ペダル・インプットAlter Ego X4 Vintage Echoには、エクスプレッション・ペダル(別売)を接続できます。設定によって、次のいずれかのパラメーターをコントロールできます。
– ディレイ・タイム– フィードバック・レベル– ディレイ・レベル
各パラメーターの解説は、後述のセクションをご参照ください。
設定は、
– エクスプレッション・ペダルでコントロールするパラメーターの指定
– コントロールするパラメーターのレンジの設定
の順番で行います。
対応エクスプレッション・ペダル25 kΩリニア曲線のエクスプレッション・ペダルをご使用ください。
250 kΩログ曲線の標準的なギター用ボリューム・ペダルは、Alter Ego X4 Vintage Echo用のエクスプレッション・ペダルとしては使用できませんので、ご注意ください。
すでにお持ちのエクスプレッション・ペダルが Alter Ego X4 Vintage Echoに対応するかわからない場合は、購入元の販売店または TCサポートまでご連絡ください。
インプット/アウトプット/コントロール類
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パラメーターの指定とパラメーター・ レンジの設定外部エクスプレッション・ペダルから、ディレイ・タイム/フィードバック・レベル/ディレイ・レベルを任意の組み合わせでコントロールできます。設定の手順は次の通りです。
– エクスプレッション・ペダルから EXP PEDALジャックにケーブルを接続します。
– Alter Ego X4 Vintage Echoをオンにします。– プリセット A、B、Cのいずれかを選びます。 – 選択したプリセットの LEDが点灯します。– ペダルを最大のポジション(つま先側)にします。– ペダルでコントロールしたいパラメーターのノブを回して、最大値を設定します。
– ペダルを最小のポジション(かかと側)にします。– ペダルでコントロールしたいパラメーターのノブを回して、最小値を設定します。
– フットスイッチを LEDが点滅するまでホールド(踏み込んだままの状態に)して、セッティングを保存します。
パラメーターの割り当てとパラメーター・ レンジのリセットプリセットに割り当てられたパラメーターとパラメーター・レンジをリセットする手順は次の通りです。
– エクスプレッション・ペダルから EXP PEDALジャックにケーブルを接続します。
– Alter Ego X4 Vintage Echoをオンにします。– プリセット A、B、Cのいずれかを選びます。 – ペダルを最大のポジション(つま先側)にします。– 選択されているプリセットのフットスイッチを LEDが点滅するまでホールド(踏み込んだままの状態に)します。
USBポートTonePrintセッティングを転送するためのMini-B USB端子です。TonePrint Editorからアーティスト TonePrintを転送、または自作の TonePrintを転送できます。詳細は、「TonePrint」セクションをご参照ください。
また、本機用のソフトウェア・アップデートがリリースされた場合は、アップデート作業にこのポートを使用します。詳細は、「ファームウェアのアップデート」セクションをご参照ください。
インプット/アウトプット/コントロール類
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MIDI IN / MIDI THRUジャック5ピン DINの標準MIDIコネクターです。
MIDI IN - MIDIインプット・ジャックPC/ DAW、または MIDIクロック出力対応機器のMIDI出力を入力することで、ペダルのディレイ・テンポをコントロールできます。
MIDIクロックを受信すると DELAY TIMEノブの設定は無効となります。サブディビジョン(符割)セレクターは引き続き有効で、受信クロックのテンポに対するディレイの音符(拍)を決定します。
Alter Ego X4 Vintage EchoはMIDIプログラムチェンジ情報の受信にも対応しています。プログラムチェンジ 1番は Alter Ego X4 Vintage Echoのプリセット A、2番はプリセット B、3番はプリセット Cに割り当てられています。
Alter Ego X4 Vintage EchoのMIDI入力は常時オムニモードで、全チャンネルの情報を受信します。
MIDI THRU - MIDIスルー・ジャックMIDI INの受信信号をスルー出力します。他のMIDI機器のMIDIインに接続できます。
インプット/アウトプット/コントロール類
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エフェクト・コントロール各ノブの機能は、あくまでもデフォルトの割り当てのものです。TonePrint Editorから、ノブを別のパラメーターまたはパラメーターの組み合わせに割り当てることができます。詳細は、TonePrint Editorマニュアルをご参照ください。
DELAY TIME - ディレイ・タイム・ノブディレイ・タイムを調節します。
ほとんどのディレイ・タイプにおけるディレイ・タイムの設定レンジは 20 ms~ 7000 ms(7秒)です。SLP(スラップバック)の設定レンジは 20 ms~ 300 msです。
FEEDBACK - フィードバック・ノブディレイ成分の出力を入力に循環させる量を調節することで、ディレイのリピート回数をコントロールします。時計回りに回すほど、リピート回数が増えます。
DELAY LEVEL - ディレイ・レベル・ノブディレイ信号のレベルを調節します。
ドライ信号(原音)の音量は、常にユニティ・ゲインを保ちます。DELAY LEVELノブは、ディレイ信号のレベルのみに影響します。
ディレイ・タイプ・セレクター使用するディレイ・タイプを選択します。
各ディレイ・タイプの解説は、「Alter Ego X4 Vintage Echoのディレイ・タイプ」セクションをご参照ください。
サブディビジョン(符割)セレクター設定したテンポに対して、サブディビジョン(符割)セレクターで拍を指定できます。選択肢は次の通りです。
– 上:四分音符– 中:付点八分音符– 下:四分+付点八分音符
LOOPER/DELAY - ルーパー/ディレイ 切替セレクターフットスイッチ A/ B/ Cの機能を切り替えます。
– 上(LOOPER):A/ B/ C/ TAP(UNDO/REDO)スイッチは、ルーパー関連の操作に割り当てられます。ルーパーについての詳細は、「ルーパー」セクションをご参照ください。
– 下(DELAY):A/ B/ Cスイッチはプリセットの切り替えに割り当てられます。プリセット操作についての詳細は、「A / B / Cプリセット・フットスイッチ」セクションをご参照ください。
LOOPER LEVEL - ルーパー・レベル・ノブルーパー・モジュールの再生ボリュームを調整します。
ルーパーの使用中にも、ディレイ・エフェクトを使用可能です。同時使用する場合は、DELAY LEVELとLOOPER LEVELノブでエフェクトとループの音量バランスを調整できます。
A / B / Cプリセット・フットスイッチルーパー/ディレイ切替セレクターを DELAYに設定している場合、A/ B/ Cスイッチは 3つのプリセットを切り替える操作に使用します。
ルーパー/ディレイ切替セレクターを LOOPERに設定している場合、プリセットにはアクセスできません。ディレイ・ノブのセッティングが反映されます。
プリセットのリコール任意のプリセットのフットスイッチを踏むと、サウンドが切り替わります。複数のプリセットを同時に使用することはできません。
プリセットを選ぶと、フットスイッチ隣の LEDが点灯します。
ファクトリー・プリセットプリセット領域には、デフォルトで次のセッティングが保存されています。これらのセッティングは書き換え可能です。
A 2~ 3回の反復回数の、エリック・ジョンソン・スタイルのテープ・エコー。
B ディレイ成分にモジュレーションのかかった、2290ディレイ・サウンド。クリーン・トーンに適しています。
C サウンドに若干のアンビエンスを与える、アナログ・スタイルのショート・ディレイ。
プリセット・オフ/バイパス・モード全てのフットスイッチ LEDが消灯している状態はペダルがバイパス・モードにあることを示します。エフェクトのかかっていない状態で、ドライ音(原音)のみが出力されます。
内部キルドライ(「キルドライ」セクション参照)ディップスイッチをオンにしていていずれのフットスイッチLEDも点灯していない場合、出力は無音となります。
http://www.tcelectronic.com/toneprint-editor/http://www.tcelectronic.com/toneprint-editor/support/
インプット/アウトプット/コントロール類
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プリセットの保存プリセットを選択してパラメーター(ディレイ・タイム等)を変更したら、その設定を保存することができます。
セッティングを保存するには、LEDが点灯している現行プリセットのフットスイッチを約 2秒間踏み続けます。
プリセットの保存が実行されると、TAPフットスイッチと現行プリセットの LEDが点滅します。
ディレイのスピルオーバーFlashback X4では、トゥルー・バイパスかバッファー・バイパスかを選べます。設定によって、バイパスした時のディレイ・エフェクトの鳴り方が異なります。バイパス・モードの設定手順は「バイパス・モード(トゥルー・バイパス/バッファー・バイパス)」セクションをご参照ください。
トゥルー・バイパス時には、プリセットをオフにするとディレイは瞬時にオフになります。
バッファー・バイパス時には、プリセットをオフにするとディレイ成分の余韻が鳴り続けます(スピルオーバーします)。
プリセットに保存されるパラメータープリセットには、ディレイ・モジュールの全てのセッティングが保存されます。ディレイ・タイプ・セレクターを 4つの TonePrintスロットのいずれかに設定している場合は、その設定も保存されます。
外部エクスプレッション・ペダルを接続している場合は、パラメーターの割り当てもプリセットに保存されます。
TonePrintsとプリセットTonePrintを使ったプリセットを保存すると、そのプリセットで使用している TonePrintの保存スロットに新しい TonePrintを転送してもプリセット自体の設定は変わりません。これは、実質 7つの TonePrintセッティングを切り替えられることを意味します。操作手順は次の通りです。
– まずは、TonePrint 1~ 4に任意の TonePrintセッティングを転送します。
– ディレイ・タイプ・セレクターで TonePrint 1を選び、セッティングを調整した後にプリセット Aに保存します。
– ディレイ・タイプ・セレクターで TonePrint 2を選び、セッティングを調整した後にプリセット Bに保存します。
– ディレイ・タイプ・セレクターで TonePrint 3を選び、セッティングを調整した後にプリセット Cに保存します。
– TonePrint 1~ 4に別の TonePrintセッティングを転送します。
以上の設定で、プリセット A/ B/ Cとディレイ・タイプ・セレクターの TonePrint 1~ 4、合計 7つのTonePrintを使用できるようになります。
TAP - タップ・フットスイッチタップ・テンポは、拍に合わせてフットスイッチを踏むことでディレイのテンポを設定する機能です。DELAY TIMEノブによるディレイ・タイム設定の代わりに行えます。
タップ・テンポを行うには、楽曲のテンポに合わせて四分音符の間隔で TAPフットスイッチを数回踏みます。
タップ・テンポで指定したテンポを微調整するには、単純に再度タップを行います。
タップ・テンポの設定には四分音符を使いますが、ディレイ音が四分音符に固定される訳ではなく、サブディビジョン(符割)セレクターで音符を指定できます。
インプット/アウトプット/コントロール類
Alter Ego X4 Vintage Echo – Japanese Manual – 日本語マニュアル (2014-05-14) 23
Alter Ego X4 Vintage Echoのディレイ・タイプディレイ・タイプの選択は、ディレイ・タイプ・セレクターで行います。Alter Ego X4 Vintage Echoは、ヴィンテージ・フレイバーあふれる 12種類のタイプを搭載しています。
– Binson Echorec 1*
– Binson Echorec 2*
– Electro-Harmonix
Deluxe MemoryMan Chorus*
– Electro-Harmonix
Deluxe MemoryMan Vibrato*
– Tel Ray Organ Tone*
– TC Electronic 2290 Modulated
– Reverse Modulated
– Boss DM-2*
– Watkins Copykat*
– Maestro Echoplex 2*
– Electro-Harmonix Echo Flanger*
– Roland Space Echo*
* 本マニュアルに記載されている他社製品の製品名は、各社の商標で、TCエレクトロニックとは無関連です。これらの製品名と解説は、本製品の開発時において研究対象となったことのみを示すものです。
TonePrintスロット 1~ 4ディレイ・タイプ・セレクターの「1」「2」「3」「4」は、TonePrintセッティングの保存場所です。各スロットに TonePrintセッティングを保存することで、4つの TonePrintを切り替えて使用することが可能になります。
TonePrintについての詳細は、「TonePrint」セクションをご参照ください。
工場出荷時の設定では、Alter Ego X4 Vintage Echoには次の TonePrintセッティングが保存されています。
– Delay TonePrint by Steve Morse
– Basic Delay TonePrint by Bumblefoot
– Basic Delay TonePrint by Doug Aldrich
– Synth Delay by James “Munky” Shaffer
ディレイ・タイプを変更すると、DELAY TIME等他のノブの設定が瞬時にサウンドに反映されます。プリセットを変更してから各コントロール・ノブを回した場合は、回したノブのみのセッティングがサウンドに反映されます。
ルーパー
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ルーパー
ルーパー
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Alter Ego X4 Vintage Echoは、ディレイとルーパーの、2つの機能を搭載しています。
ルーパーはルーピングを行う機能です。ルーピングとは、比較的長尺の演奏内容を繰り返し再生しながら、音を重ねて行く表現手法です。
ルーパーの操作を行うには、ルーパー/ディレイ切替セレクターを LOOPERに設定します。
ルーパー・モードでのディレイの扱いルーパー・モジュールの操作中もディレイを使えます。また、ディレイ・エフェクトのかかった音でループを構築できます。
ディレイ・モードとルーパー・モードの主な違いは次の通りです。
– ルーパー/ディレイ切替セレクターをDELAY側に設定していてプリセットを選択すると、ディレイ・モードとなります。A/ B/ Cフットスイッチで 3つのディレイ・プリセットを切り替えられます。選択したプリセットに応じて、フットスイッチ隣の LEDが点灯します。
– ルーパー/ディレイ切替セレクターを DELAY側に設定していてどのプリセットも選択されていない状態は、バイパス・モードと呼ばれます。エフェクト信号は出力されず、エフェクトなしのドライ音のみが出力されます。
– ルーパー/ディレイ切替セレクターを LOOPER側に設定すると、ルーパー・モードとなります。ルーパー・モードではプリセット操作は行えず、ディレイ関連のノブやセレクターの状態(DELAY TYPE/ DELAY TIME/ FEEDBACK/ DELAY LEVEL)が適用されます。ディレイなしの状態でルーピングを行いたい場合は、単純に DELAY LEVELノブを下げきります。
ループの録音最初に、ルーパー/ディレイ切替セレクターをLOOPERに設定します。
– ループ録音を開始するには、RECフットスイッチをタップします。
– ループ録音を停止するには、再度 RECフットスイッチをタップします。
ループの再生中に録音の開始/停止を行えます。
ループ構築中のディレイ・セッティングの変更ループの録音中にディレイのセッティングを変えることができますので、異なるディレイ・サウンドを重ねていくことができます。
ほんの一例として、最初は DELAY LEVELを下げきった状態でディレイなしのベース・ライン、次に若干のテープ・ディレイのかかったコードを重ね、最後はゴージャスな 2290 W/MODのソロ・パートで締めくくる、といった使い回しが可能です。
ルーパー
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ループの連続再生既存の録音を最初から再生し直すには、再生/停止フットスイッチをタップします。
停止するまで再生は繰り返されます。
ループ再生の(瞬時)停止ループの再生を瞬時に停止するには、再生/停止フットスイッチを再度タップします。
ループの単発再生通常ループは繰り返し再生されますが、録音したループを繰り返しせずに一度だけ再生させるには、ONCEフットスイッチをタップします。
ルーパー
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ループの終点での再生停止ループの終点で再生を停止させるには、ONCEフットスイッチをタップします。ループの終点に到達するまで ONCEフッチスイッチ隣の LEDが点滅し、到達したら停止します。
曲の終わりなどでループを停止させたい際に、フットスイッチを踏むタイミングを正確に合わせる必要なく、消え際を簡単にきれいにまとめられます。
ループ録音のアンドゥループの録音時には、毎回新しい内容がそれまでのループに重なっていきます。直近の録音サイクルでミスをしてしまった場合は、UNDO/REDOフットスイッチでアンドゥ/リドゥが可能です。
一度アンドゥを行った後で録音内容をやはりキープしておきたかった、と気が変わった場合は、UNDO/REDOフットスイッチを再度タップすることでリドゥできます。
アンドゥ/リドゥ機能は間違いの訂正のみならず、クリエイティブなツールとしても使えます。簡単な例を紹介しましょう。
– (ループサイクル 1)ベース・ラインを録音します。– (ループサイクル 2)コードを録音します。– (ループサイクル 3)メロディを録音します。– UNDO/REDOフットスイッチをタップしてメロディなしの状態に戻します。簡単なソロやアドリブを演奏します。
– 演奏が終わったら、UNDO/REDOフットスイッチをタップして、先ほどのメロディを「復活」させます。
ループの完全消去ループを完全に消去するには、UNDO/REDOフットスイッチをホールド(長押し)します。
ルーパー
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ループは保存できませんディレイ・モジュールのセッティングはプリセットとして保存できますが、ループの保存はできません。電源を落とすと、ループの内容は失われます。
メンテナンス
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メンテナンス
メンテナンス
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ファームウェアのアップデートTCは、製品のファームウェア・アップデートを公開することがあります。TCペダル製品のファームウェアをアップデートするには、Windowsまたは OS Xを搭載した USB対応パソコンと、ペダル用の DCパワーサプライが必要です。
ファームウェア・アップデートの準備– ファームウェア・アップデート用のファイルは、TCウェブサイトの該当製品ページの「サポート」セクションからアクセスできます。– Windows版は zipアーカイブ形式で供給されます。
– OS X版は、ファームウェア・インストーラーを含むディスクイメージファイル形式で供給されます。
– ペダルから、パワーサプライを含む全てのケーブルを外します。
– ペダルとコンピューターを USB接続します。– TCペダル製品の一番左のフットスイッチをホールド(長押し)します。
– フットスイッチを長押ししたまま、電源ケーブルを接続します。
– ペダルの一番左側の LEDが緑に点灯するはずです。これは、ペダルがソフトウェア・アップデートを受け付ける準備ができていることを示します。
– フットスイッチを離します。– これで、TCペダルがアップデート可能な状態になります。
ファームウェア・アップデートの適用– コンピューター側で、起動している DAW等全ての
MIDI関連アプリケーションを終了してから、ダウンロードしたペダルのファームウェア・アップデーターを起動します。
– STEP 1のヘッダの下に表示されるドロップダウン・リストから、アップデートする TCペダルを選択します。
– STEP 2の下に表示される「Update」ボタンが緑に表示されたら、クリックします。
ファームウェア・アップデートが TCペダルに転送されます。プログレスバーが 100%に到達するのを待ちます。アップデート作業が完了したら、ペダルは自動的に再起動します。
メンテナンス
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バイパス・モード(トゥルー・バイパス/バッファー・バイパス)Alter Ego X4 Vintage Echoには 2種類のバイパス・モードが用意されており、トゥルー・バイパスとバッファー・バイパスのいずれかを選べます。
トゥルー・バイパス・モードハードウェア的にバイパスを行い、ペダルをバイパスした際にサウンドに一切影響を与えません。工場出荷時には、このモードに設定されています。
少数のペダルを使用していて、ペダルの前後の配線も短距離の場合に適しています。
バッファー・バイパス・モードギターから一つ目のペダルまでに長いケーブルを使用する、多くのペダルを使用している、またはエフェクト・ボードからアンプまでに長いケーブルを使用する場合は、通常、最初と最後のペダルのバッファーを有効にすることで最善のパフォーマンスが得られます。
トゥルー・バイパスとバッファー・バイパスの違いを聞き分けられるかどうかというのは、数えきれない要素が絡みます。アクティブとパッシブ・ピックアップ、シングル・コイルとハムバッカー、ケーブルのクオリティー、アンプのインピーダンス等、セットアップ全体の多くの要素が様々な形で相互に影響を与え合うため、一律な答えは存在せず、状況によって聞き分けられる場合ももそうでない場合も存在します。一番頼りになるのは自分の耳となりますので、ご使用のセットアップに適した設定を探し当ててください。
バイパス・モードの設定手順は、次の通りです。
– ペダルのケーブル類を全て外し、底面を上にします。– 本体底面のプレートを外し、左上の角にあるディップスイッチを確認します。
– 上のDIPスイッチ(電源コネクターに近い方)で、トゥルー・バイパスまたはバッファー・バイパス・モードを選びます。
– 本体底面のプレートを戻します。
キルドライキルドライはペダルのアウトプットからドライ音(原音)を除きます。通常、キルドライはペダルをパラレルのエフェクト・ループで使用する際に使用します。パラレル・ループでドライ音が並列に二重に重なってしまうと、位相やキャンセレーションといった問題につながります。
キルドライの設定手順は次の通りです。
– ペダルのケーブル類を全て外し、底面を上にします。– 本体底面のプレートを外し、左上の角にある 2つのディップスイッチを確認します。
– 下の DIPスイッチ(電源コネクターから遠い方)で、キルドライのオン/オフを選びます。
– 本体底面のプレートを戻します。
キルドライを使えるのはバッファー・バイパスを選択している場合のみです。トゥルー・バイパス時にキルドライは使用できません。
トゥルー・バイパス
バッファー・バイパス
キルドライ・オフ
キルドライ・オン
FAQ
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FAQ
FAQ
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TonePrintペダルの FAQ
TonePrintペダルはアナログとデジタル、どちらでしょう?ギターのドライ信号は、デジタル変換されることなくアナログのまま出力されます。ウェット信号は、アナログのギターの信号に重ねられます。
TonePrintペダルのイン/アウト・ジャックはバランス仕様ですか?いいえ。TonePrintペダルのイン/アウトはアンバランス仕様です。TSジャックの標準楽器用ケーブルをご使用ください。
この TonePrintペダルをチューブアンプのセンド/リターン(ラインレベル)に接続することはできますか?はい。TonePrintペダルは広いゲインレンジを持っており、楽器レベルとライン・レベル両方に対応します。
一部のアンプは、通常の +4 dBuのライン・レベルよりもホットに設計されています。そのようなアンプではTonePrintペダルのインプットでクリッピングが生じる可能性はあるものの、アンプとしては極めて例外的です。99%のアンプでは問題なく TonePrintをご使用いただけます。
このマニュアルを読んだ後で本機の操作等についてご質問がございましたら、弊社オンラインサポートまでご連絡ください。
tcelectronic.com/support/
http://tcelectronic.com/support/
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リンク
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TonePrint
– TonePrint tcelectronic.com/toneprint/
– TonePrint製品 tcelectronic.com/toneprint/toneprint-products/
– スマートフォン用 TonePrintアプリ tcelectronic.com/toneprint-app/
– TonePrint Editor tcelectronic.com/toneprint-editor/
– TonePrint Editorマニュアル tcelectronic.com/toneprint-editor/support/
サポート
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TCエレクトロニック
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仕様
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仕様
仕様
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仕様は予告なく変更されることがあります。
バイパス・モード トゥルー・バイパス (バッファー・バイパス選択可)信号回路 アナログ・ドライ・スルー寸法(幅 x奥行き x高さ) 235 x 145 x 57 mm入力コネクター 2 x 標準¼"ジャック – モノラル/ TS、自動モノラル/ステレオ検知入力インピーダンス 1 MΩ出力コネクター 2 x 標準¼"ジャック – モノラル/ TS、自動モノラル/ステレオ検知出力インピーダンス 100 Ωエクスプレッション・ペダル・コネクター 標準¼"ジャック電源 標準 9 V DC、センターマイナス、>300 mA(パワーサプライ付属)MIDI IN + MIDI THRU 標準 5ピン DINコネクターUSBポート Mini USBコネクター(カスタム TonePrintのエディット/アップロード、及びソフトウェア・アップデート用)
仕様
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