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Agilent MXAシグナル・アナライザ N9075A 802.16 OFDMA測定アプリケーション Technical Overview デモ・ガイド N9020A MXAシグナル・アナライザは、スペクトラム・ アナライザ機能、包括的なRF測定機能を提供します。 N9075A 802.16 OFDMA測定アプリケーションは、モ バイルWiMAXデバイスのデザイン、評価、製造に便利なワ ンボタン測定と変調解析機能を備えています。

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AgilentMXAシグナル・アナライザN9075A 802.16 OFDMA測定アプリケーション

Technical Overviewデモ・ガイド

N9020A MXAシグナル・アナライザは、スペクトラム・アナライザ機能、包括的なRF測定機能を提供します。

N9075A 802.16 OFDMA測定アプリケーションは、モバイルWiMAXデバイスのデザイン、評価、製造に便利なワンボタン測定と変調解析機能を備えています。

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製品の開発と製造に最適な802.16 OFDMA用測定アプリケーション内蔵のMXAシグナル・アナライザ

Agilent N9020A MXAシグナル・アナライザは、強力なワンボタン測定機能、優れた機能セット、最高速の測定速度を備え、最高26.5 GHzのミッドレンジ・アナライザでは最高の性能を提供します。

N9075A 802.16 OFDMA測定アプリケーションは、MXAに標準プリセット、リモートSCPIプログラミング機能などのワンボタン測定を追加し、モバイルWiMAXシステムの開発と製造がさらに効率化します。

● RFパワー測定、スプリアス・サーチ、デジタル復調、一般的なスペクトラム解析を1台のアナライザで提供することにより、テスト・システムを簡素化

● 多くの機能と直感的なユーザ・インタフェースにより、トラブルシューティング/デザイン検証を効率化

● 速度、信頼性、使いやすさによる、製造の効率化

● ファームウェアの継続的な更新による、最新の3GPP規格への対応

N9075A 802.16 OFDMA測定アプリケーションには、IEEE 802.16e-2005とWiBroのトランスミッタ測定機能があります。802.16 OFDM(固定WiMAXとも呼ばれる)を解析するには、オプションB7S搭載の89601Aベクトル信号解析(VSA)ソフトウェアが必要です。

89601A VSAソフトウェア

● オプションB7Y:802.16 OFDMA変調解析

● オプションB7S:802.16 OFDM変調解析

89601A VSAの詳細については、www.agilent.co.jp/find/89600をご覧ください。

本書の内容を以下に紹介します。

● 製品の概要と測定機能

● デモ・ガイド

● MXA 802.16 OFDMA測定アプリケーションの主な仕様

● オーダ情報

● 関連カタログ

すべてのデモで、N9075A搭載のN9020AとN7615B 802.16 WiMAX用Signal Studioソフトウェア搭載のAgilent N5182A MXGベクトル信号発生器を使用しています。[ ]で囲まれたキー入力はフロント・パネルのキーを表します。画面の右側にあるソフトキーは、太字で示されています。

N9075A 802.16 OFDMA測定アプリケーション搭載のMXAシグナル・アナライザ

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測定機能 N9075A 802.16 OFDMA測定アプリケーション

● チャネル・パワー1

● ACP(隣接チャネル漏洩電力)1

● スペクトラム・エミッション・マスク1

● スプリアス・エミッション

● 占有帯域幅1

● パワー対時間

● 変調解析(スペクトラム・フラットネスなど)

● パワー統計CCDF

● モニタ・スペクトラム

● IQ波形

1 これらの測定では、測定インターバルのバースト・パワーを捕捉するためにタイミング・トリガが必要です。バースト信号のタイムゲーティッド・スペクトラム解析を行うには、ゲーティッドLO機能が必要です。測定の実行中、画面の一番下のステータス・メッセージに「Gaterequired for valid results」が表示されます。[Sweep/Control] キーの下のゲート・セットアップでタイム・ゲーティングを使用します。

主なパラメータ・セットアップ

無線デバイス BS(ダウンリンク)とMS(アップリンク)

無線規格 IEEE 802.16e-2005とWiBro

帯域幅 1.25~28 MHz2(プリセット)

FFTサイズ 128、512、1024、2048

ゾーン・タイプ PUSC、OPUSC、FUSC、OFUSC、AMC(2x3)

2 28 MHzを選択すると、変調解析、CCDF、パワー対時間などのIQ捕捉測定がグレー表示になります。MXAに搭載したN9020A-B25による変調解析の最大帯域幅は25 MHzです。

測定機能

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デモの準備

N5182A MXGとN9020A MXAでデモを実行するために必要な測定器とソフトウェアを右に示します。測定器のファームウェア/ソフトウェアを最新バージョン(w w w. a g i l e n t . c o . j p / f i n d / m x gと

www.agilent.co.jp/find/mxaから入手可能)にアップデートしてください。

測定器 モデル番号 必要なオプション

Agilent MXGベクトル N5182A ● 503または506:3 GHzまたは信号発生器 ファームウェア・ 6 GHzの周波数レンジ

リビジョン1.04以降 ● 651、652または654:内蔵ベースバンド・ジェネレータ

● UNV:拡張ダイナミック・レンジ(ACP性能を高めるために必要)

802.16 WiMAX用 N7615BSignal Studioソフトウェア バージョン1.8.4.0以降

MXAシグナル・アナライザ N9020A ● 503、508、513または526:ファームウェア・ 最高26.5 GHzの周波数レンジリビジョンA.01.10以降 ● EA3:電子式アッテネータ、3.6 GHz

(推奨)● P0x:プリアンプ(推奨)● B25:解析帯域幅25 MHz(10 MHz~25 MHzの帯域幅を解析)

MXA測定アプリケーション N9075A ● 802.16 OFDMA測定アプリケーション

802.16 WiMAX用 ● N7615Bをインストールし、信号波形をSignal Studioの 作成して、GPIB/LAN(TCP/IP)経由でコントローラPC1 Agilent MXGにダウンロードします。

インストールおよびセットアップについては、オンライン・マニュアルを参照してください。

1. または、MXGをクロスオーバLANケーブルと接続する場合は、Signal StudioソフトウェアをMXAにインストールします。

デモの準備

これらの測定のセットアップには、50 Ω RFケーブルを使用して、MXGの50 ΩRF出力をMXAの50 Ω RF入力に接続し、両方の測定器の電源をオンにします。

OFDMA信号を作成するために、Agilent MXGと802.16 WiMAX用SignalStudioソフトウェアを使用します。

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手順 ソフトウェアの操作

802.16 WiMAX用Signal Studioソフトウェアで:

802.16 WiMAX用Signal Studio Start > Program > Agilent Signal Studio > ソフトウェアを起動します。 802.16 WiMAX

GPIB/LAN(TCP/IP)経由で 802.16 WiMAX用Signal Studioの指示に従って、Agilent MXGと接続します。 N5182A MXGに接続します。

信号の基本パラメータ 左側のExplorerメニューでSignal Generatorを(中心周波数2.31 GHz、振幅-10 dBm、 クリックします。

RF出力オン、ALCオン)を設定します。 測定器モデル番号=N5182A。一番上の緑のボタン[Preset]を押します。周波数=2.31 GHz、振幅=-10 dBm、RF出力=オン、ALC=オン

波形のパラメータを設定します。 Waveform Setupをクリックして、信号セットアップを表示します。Waveform Propertiesで、WiMAXパラメータを以下のように設定します。● ビルト・フレーム=1● フレーム持続時間(ms)=5● 出力モード=ダウンリンクのみ(TDD)● ダウンリンク比(%)=50● ガード周期=1/8● シンボル・ロールオフ=5.0%

デモ用のテスト信号を設定します。 左側のExplorerメニューのWaveform SetupでCarrier 1をクリックします。Carrier 1:ステート=オン、無線フォーマット=アドバンスド802.16 OFDMA、帯域幅10 MHz、FFTサイズ1024、周波数オフセット0 Hz、パワー0.00 dB。基準仕様のデフォルト設定を使用します。

ダウンリンクのみを含むシングル Downlinkをクリックして、以下のパラメータを搬送波信号を作成します。 確認します。

● プリアンブル・インデックス=0● グループ・ビットマスク=111111[Binary]、3F[Hex]● シンボル数=4● シンボル・オフセット=1● 最大サブチャネル数=30

Zone #1、PUSCを設定します。 Zone#1 PUSC MACメッセージングを選択して、以下のパラメータを確認します。● ゾーン・ブースト=オフ● シンボル数=4● 自動アロケーション=オン● 自動FCH=オン● 自動DL-MAP=ノーマル● 自動UL-MAP=ノーマル

デモの準備(続き)

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手順(続き) ソフトウェアの操作

802.16 WiMAX用Signal Studioソフトウェアで:

Zone #1 PUSCにさらに1個のデータ・ データ・バースト#2に対して[+]を1回押します。バーストを追加します。

MACメッセージングを設定します。 ● 自動DL-MAP=ノーマル● 変調およびコード化=QPSK(CC)1/2● 繰り返しコード化=なし

バースト#1を設定します。 バースト#1を選択して以下のパラメータを確認しす。● 変調およびコード化=16QAM(CC)1/2● 繰り返しコード化=なし● パワー・ブースト=0 dB

バースト#2を変更します。 変調とコード化を変更します。● 変調およびコード化=QPSK(CC)1/2● 繰り返しコード化=なし● パワー・ブースト=0 dB

最初のデモのアップリンク・パラメータを 左側のExplorerメニューでUplinkを選択します。削除します。 中央のDelete the selected zoneを選択します。

信号をAgilent MXGにダウンロードします。 一番上のツール・バーでGenerate and Downloadを押します。エラーが発生した場合は、802.16 WiMAX用Signal Studioソフトウェアのオンライン・ヘルプを参照してください。

後で再利用するために設定ファイルを File > Save As... > OFDMA_Demo1.scp保存します。保存した.scpファイルは、 (任意の名前)後の変調解析で使用します。

後で再利用するために波形ファイルを File > Export Waveform Data > エクスポートします。 OFDMA_Demo1.wfm(任意の名前)

手順

Agilent MXAで: MXAで:

10 MHz基準出力をMXAに接続します。 リア・パネルの基準入力[Input/Output] Freq Ref In > External

EVENT 1出力をMXAに接続します。 リア・パネルの外部トリガ1これでOFDMAフレーム境界でトリガします。

デモの準備(続き)

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チャネル・パワー

チャネル・パワーチャネル・パワーは、積分帯域幅内のパワーを測定し、計算したパワースペクトル密度(信号のパワーを1 Hzにノーマライズ)を表示します。

以下のチャネル・パワー測定のパラメータを変更できます。

● 積分帯域幅(デフォルトは10 MHz)

● トレース・アベレージ回数(デフォルトは200回)

● データ・ポイント、101~20001(デフォルトは1001)

● フレキシブル・フィルタのα値とRRCフィルタの設定(デフォルトはオフ)

● トリガ・ソース:フリーラン、ビデオ、ライン、外部1/2、RFバースト、周期タイマ(デフォルトはフリーラン)

● タイム・ゲーティング:ライン、外部1/2、RFバースト、周期時間(同期信号源=RFバーストの周期時間がデフォルト)がゲート・ソースとなります。

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

MXAをプリセットします。 [Mode Preset]

802.16 OFDMAモードに設定します。 [Mode] 802.16 OFDMA(WiMAX/WiBro)

基地局用のトランスミッタ無線デバイスを [Mode Setup] Radio Device BS MS選択します(ダウンリンク)。

中心周波数を2.31 GHzに設定します。 [FREQ] [2.31] GHz

チャネル・パワー測定を選択します。 [Meas] Channel Power

掃引時間をオートに設定します。 [Sweep/Control] Sweep Time Auto

リア・パネルの外部トリガ1をゲート・ [Sweep/Control] Gated [LO]ソースとしてタイミング・ゲートを設定 Gate = Onします(図1)。 Gate View = On

Gate View Sweep Time = 5 msDelay = 70 usLength = 60 usGate Source = External 1

図1. 802.16 OFDMAモードのチャネル・パワー

この測定では、測定インターバルのバースト・パワーを捕捉するためにタイミング・トリガが必要です。バースト信号のタイムゲーティッド・スペクトラム解析には、ゲーティッドLO機能が必要です。独自のバースト信号を使用する場合は、外部トリガを使用するか、MXAを[Sweep/Control]キーでゲーティッドLOに設定して解析を実行します。

トリガ・タイミングを使用しないでOFDMAバースト信号を測定するには、RFバーストの同期信号源を持つゲート・ソースとして周期タイマを使用してください。

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図2. リミット・テストでFAILインジケータが表示されたACP

ACP

隣接チャネル漏洩電力(ACP)これは、隣接送信チャネルに存在するパワーの測定です。スパンは、6個の使用可能なオフセットと、ユーザまたは無線規格によって定義された積分帯域幅に従って設定されます。

● マルチ搬送波ACPでは、最大12個の搬送波を測定

● 積分帯域幅の調整が可能

● 最大6個のチャネル・オフセットを選択可能

● チャネル・オフセット周波数の選択

● 絶対パワーと相対パワーの調整/表示

● スペクトラム・トレース上での棒グラフの表示

● 内蔵のアベレージング・ディテクタ(RMS)による高速化/高確度の実現

● RRCフィルタ(フレキシブル・フィルタのα値)

● 雑音補正をオン/オフ(デフォルトはオフ)

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

ACPを測定します。 [Meas] ACP

トレースに対する棒グラフを確認します。 [View/Display] Bar Graph On Off

雑音補正をオンにします。 [Meas Setup] More > Noise correction On Off

掃引時間を変更します。 [Sweep/Control] Sweep Time [10] ms

タイム・ゲーティング・セットアップを [Sweep/Control] Gated [LO]確認します。必要に応じて、Gate Viewで Gate View = Offゲートを調整します。

測定を再スタートします。(図2) [Restart]

この測定では、測定インターバルのバースト・パワーを捕捉するためにタイミング・トリガが必要です。バースト信号のタイムゲーティッド・スペクトラム解析には、ゲーティッドLO機能が必要です。

これらの測定中、ディスプレイの下に"Gate required for valid results"と表示されます。[Sweep/Control] キーでゲートをセットアップしてタイム・ゲーティングを使用します。

トリガ・タイミングを使用しないでOFDMAバースト信号を測定するには、ゲート・ソースとして周期タイマを使用してください。

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スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)

スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)スペクトラム・エミッション・マスク測定には、帯域内スプリアス・エミッションと帯域外スプリアス・エミッションが含まれています。SEMは、搬送波と指定したオフセット周波数バンド間のパワー・スペクトラム密度の比として表すこともできます。

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

スペクトラム・エミッション・マスク [Meas] Spectrum Emission Mask測定をオンにします。

表示する値のタイプを選択します。 [View/Display] Abs Pwr FreqまたはRel Pwr Freq選択した値のタイプに応じて、下側の またはIntegrated Powerウィンドウの測定値が変化するのを確認します。

この測定では、測定インターバルのバースト・パワーを捕捉するためにタイミング・トリガが必要です。バースト信号のタイムゲーティッド・スペクトラム解析には、ゲーティッドLO機能が必要です。

これらの測定中、ディスプレイの下に"Gate required for valid results"と表示されます。[Sweep/Control] キーでゲートをセットアップしてタイム・ゲーティングを使用します。

トリガ・タイミングを使用しないでOFDMAバースト信号を測定するには、ゲート・ソースとして周期タイマを使用してください。

図3. スペクトラム・エミッション・マスク

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スプリアス・エミッション

スプリアス・エミッションスプリアス・エミッション測定では、ユーザ定義の周波数バンドのスプリアス・エミッションのパワー・レベルを測定します。この測定では、合否リミットとスプリアスしきい値を設定できます。測定結果は、最大200個の表示が可能な結果テーブルにが表示されます。

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

スプリアス・エミッションを測定します。 [Meas] Spurious emissions

レンジ・テーブルの変更方法を確認します。 [Meas Setup]

図4. スプリアス・エミッション

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占有帯域幅

占有帯域幅占有帯域幅測定では、指定した%のパワーが含まれる周波数にマーカが配置され、この帯域幅をレポートします。測定のデフォルト設定は、99%の占有帯域幅パワーです。

占有帯域幅は、アナライザの中心周波数とチャネルの中心周波数間の差も示します。この差を「送信周波数エラー」と呼びます。

● 占有帯域幅%パワーの変更が可能

● 99%の占有帯域幅とx dB帯域幅の測定

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

占有帯域幅を測定します。 [Meas] Occupied Bandwidth

タイム・ゲーティング・セットアップ [Sweep/Control] Gated [LO]を確認します。必要に応じて、Gate View Gate View = Onでゲートを調整します。

図5. 占有帯域幅

この測定では、測定インターバルのバースト・パワーを捕捉するためにタイミング・トリガが必要です。バースト信号のタイムゲーティッド・スペクトラム解析には、ゲーティッドLO機能が必要です。

これらの測定中、ディスプレイの下に"Gate required for valid results"と表示されます。[Sweep/Control] キーでゲートをセットアップしてタイム・ゲーティングを使用します。

トリガ・タイミングを使用しないでOFDMAバースト信号を測定するには、ゲート・ソースとして周期タイマを使用してください。

この測定では、表示スパンの全パワーが測定されます。さらに、スパンの上限と下限でそれぞれパワーの0.5%を占めるようになるまで、右端と左端から内側に向かってパワーが測定されます。このようにして計算された差が占有帯域幅となります。802.16e-2005 10 MHzプリセットに従って、MXAの合否判定リミット値のデフォルト設定は10 MHzです。

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パワー対時間

パワー対時間この測定では、着信信号がユーザ定義のテスト・リミット・プロファイルに適合するかどうかを、タイム・ドメインのバースト形状で調べます。測定では、タイム・ドメインでIQデータを捕捉した後、IQベクトルからパワー・ベクトル(振幅の2乗のベクトル)を計算します。バースト検出パラメータを使用すると、バースト・パワー・ベクトルを自動的に調べられます。外部タイミング信号源を基準にして信号を確認したい場合は、バースト自動検出機能をオフにします。さらに、バースト検出アルゴリズムが、捕捉データの先頭からバーストを検索し、バースト検出パラメータに一致する最初のバーストを取り出します。例えば、捕捉データに2個の有効なバーストがある場合は、2番目のバーストは無視されます。WiMAX OFDMAでは、捕捉されたTDD(時分割デュプレックス)信号にダウンリンク・バーストとアップリンク・バーストの両方が含まれている可能性があります。この場合は、適切なトリガ遅延を持つ外部トリガを使用して、ダウンリンク・バーストまたはアップリンク・バーストがデータの先頭に来るようにする必要があります。

802.16e-2005規格ではパワー対時間マスクのコンフォーマンス・テストを定義していませんが、バースト・パワーのオン/オフにおける信号品質を判断するために、一般的に合否リミット・マスク・テストが使用されています。さまざまな設定により、さまざまなタイプのリミット・マスクを定義することができます。

図6. パワー対時間

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

バースト信号を使用してパワー対時間を [Meas] Power vs Time測定します。

バースト同期信号源を確認します。 [Meas Setup] Burst Sync > RF Amptd

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変調解析

変調解析変調解析測定では、データ・トーン変調、フレーム長、ノーマル帯域幅、BW比、ガード・インターバル、FFTサイズなどのOFDMAパラメータをサポートしています。相対コンスタレーション・エラー(RCE)は、802.16で定義されたエラー・ベクトル振幅(EVM)と同じパラメータです。EVMは、デジタル通信で広く用いられる一般的な変調品質の指標です。

この測定では、ベースバンド・フィルタ、I/Q変調の異常、フィルタの振幅と位相の非線形性、パワー振幅歪みなどの、送信全体で考えられるエラー・メカニズムをすべて考慮しています。

ダウンリンクとアップリンクのどちらのサブフレーム変調解析も、以下の指標を使って行えます。

● 複数のフォーマット(存在する場合)を含むIQの実測コンスタレーション

● サブチャネル化

● 利用可能なトレース:RCE対時間、RCE対周波数

● プリアンブル周波数エラー

● データ・バースト情報テーブル(変調方式、サイズ)

OFDMAのシンボル時間

サブチャネルの論理番号

プリアンブル

プリアンブル

DL-

MA

P

DL-

MA

P

FCH FCH

DLバースト

#1

(U

L M

APの送信)

DLバースト#3 ULバースト#1

ULバースト#2

ULバースト#3

ULバースト#4

ULバースト#5

DLバースト#4

DLバースト#2

DLバースト#5

DLバースト#6

DL ULTTG RTG

t

k k + 1 k + 3 k + 5 k + 7 k + 9 k + 11 k + 13 k + 15 k + 17 k + 20 k + 23 k + 26 k + 29 k + 30 k + 32サブチャネルのレンジ

図7. TDDモードの(必須ゾーンのみを持つ)OFDMAフレームの例

図7に示すような複雑なOFDMAフレーム構造の場合は、RCE(EVM)やその他の復調結果を正しく測定するために、ゾーン/バースト・マップ情報が必要です。

N9075Aでは、ゾーン/バースト・マップ情報のインポート方法が2つあります。

1. Agilent N7615B 802.16 OFDMA用Signal Studioのセットアップ・ファイル(.scp)

2. 802.16 OFDMA用のAgilent VSA89601A-B7Yのゾーン定義ファイル(.omf)

正しいマップ情報がない場合は、変調解析測定ではFCH(デフォルト)のみの結果が得られます。

DL-MAP/UL-MAP自動検出FCH(フレーム・コントロール・ヘッダ)を含むダウンリンク信号を測定する場合は、DL-MAP、UL-MAP、ゾーンおよびバースト・マップを自動的に検出し、参照するマップ・ファイルにデコードして変調解析が行えます。このDL-MAP/UL-MAP自動検出機能はMXAファームウェアA.01.10以降に追加されています。測定されるダウンリンク信号内で、FCH、DL-MAP、UL-MAPを正しく設定しておくことが必要です。また、自動検出機能を使用する前に、無線規格などの一般的なOFDMA信号パラメータや、BW、FFTサイズ、BW比、ガード・インターバル、フレーム持続時間、ダウンリンク・ラジオなどのプリセット・プロファイルをセットアップしておくことも必要です。

UL-MAPの自動検出が行え、ダウンリンク信号でゾーンとマップ・ファイルへのデコードができている場合には、無線機デバイスをBSからMSに切り替え、検出された同じマップをアップリンク解析で使用することができます。

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変調解析(続き)

図8. データ・バーストのサマリ情報

次に、DL-MAP/UL-MAP自動検出をダウンリンク信号に対して実行する手順を示します。

このテスト信号では、デフォルトの無線規格とプリセット・プロファイルを使用します。プロファイルやダウンリンク比が異なるダウンリンク信号を測定する場合は、自動検出を実行する前にプロファイルが正しく設定されていることを確認してください。

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

変調解析測定を実行します。 [Meas] Modulation Analysis

DL-MAP/UL-MAP自動検出を現在の [Meas Setup] Zone/Data Burst Map >ダウンリンク信号で実行します。 Auto Detect Now

ゾーン・マップ情報を、各バーストの [View/Display] Zone & Data Burst Info実測RCEの結果と表示します(図8)。

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変調解析(続き)

変調解析の主な特長:

● アベレージング回数

● 捕捉インターバル

● RCE、周波数エラー、時間オフセット、スペクトラム・フラットネスの合否リミット

● ゾーン数

● バースト解析(バースト・マップまたはシングル・バースト)

● ゾーン・オフセットとゾーン・インターバル

● ダウンリンクのプリアンブル・インデックス、サブチャネル・グループ・ビットマスク

● アップリンクのUL PermBase

● パイロット・トラッキング(振幅、位相、タイミング)

● イコライザ・トレーニング

利用可能な結果とトレース

● 測定結果のサマリ

● I/Qシンボル・コンスタレーション

● ゾーン・リスト

● データ・バースト・リスト

● シンボル・エラー対サブ搬送波

● シンボル・エラー対シンボル

● シンボル・パワー対サブ搬送波

● シンボル・パワー対シンボル

● ピーク/アベレージ結果のサマリ指標

● スペクトラム・フラットネス(絶対、差動)

● パワー対時間

● パワー対スペクトラム

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

アベレージングをOffからOnに、 [Meas Setup] Avg/Hold Num 100 On | Off [20]回数を20に設定します。 [Enter] Avg/Hold Num 20 On | Off

アベレージングとピーク・ホールドを [View/Display] Peak/Avg Metrics表示します(図9)。

スペクトラム・フラットネス表示を [View/Display] Spectral Flatness合否リミットと一緒に表示します(図10)。

図9. 統計指標による変調解析

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変調解析(続き)

図10. スペクトラム・フラットネス

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変調解析(続き)

手順 ソフトウェアの操作

WiMAX用Signal Studioソフトウェアで:

新しい信号を作成します。 一番上のツール・メニューで[New]を押します。

信号の基本パラメータを中心周波数 Signal Generatorをクリックし、周波数=2.31 GHz、2.31 GHz、振幅-10 dBmに設定します。 振幅=-10 dBmに設定します。

出力モードをダウンリンクのみから Waveform Setupをクリックし、信号セットアップをアップリンクのみに変更します(TDD)。 表示します。

Waveform Propertiesで、WiMAXパラメータを以下のように設定します。● ビルト・フレーム=1● フレーム持続時間=5 [ms]● 出力モード=アップリンクのみ(TDD)

アップリンクなどのシングル搬送波信号を 信号のセットアップのためにUplink、Zone#1 PUSC設定します。 をクリックします。

● パーミュテーション・ベース=0● サブチャネル回転=オン● シンボル数=6● 自動アロケーション=オフ

バースト#1をクリックします。 変調およびコード化=16QAM (CC) 1/2データ長が100バイトのMAC PDU#1

後で使用したり、アップリンク解析で File > Save As...> OFDMA_Demo2.scpインポートするために信号ファイルを (任意の名前)保存します。

信号をAgilent MXGにダウンロードします。 一番上のツール・バーでGenerate and Downloadを押します。

アップリンク変調解析を行います。

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図11. シンボル・パワー・トレースの4分割表示

手順 ソフトウェアの操作

MXA OFDMAモードで:

デバイスをダウンリンクからアップリンク [Mode Setup] Radio Device > BS | MSに変更します。

アベレージングをオフにします。 [Meas Setup] Avg/Hold Num 100 On | Off

正しい復調用のマップ・ファイルを [Recall] Data > Openリコールします。 Signal Studioで作成済みのファイル名を選択します。

OFDMA_Demo2.scpは、アップリンク信号の解析用です。

シンボル・パワー対サブ搬送波、 [View/Display] Symbol Power (Quad View)シンボル・パワー対シンボル・トレースをI/Qシンボル・コンスタレーションと表示します

Yスケール・パラメータを変更して [AMPTD Y Scale] Ref Level [-30] dBm各サブキャリアのパワーを右上の Scale/Div [2] dBウィンドウに表示します。

MXAディスプレイの下にあるSelect Windowボタンを使って、選択したウィンドウをシンボル・パワー・トレースに移動します。

Yスケール・パラメータを変更して [AMPTD Y Scale] Ref Level [-30] dBm各シンボルのパワーを右上のウィンドウ Scale/Div [2] dBに表示します。

変調解析(続き)

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パワー統計CCDF

パワー統計CCDF相補累積分布関数(CCDF)は、信号の高レベル・パワーを評価するためのツールです。CCDFは、ピーク・ツー・アベレージ・パワー比(PAR)対確率のプロットで、信号のパワー統計の特性を表しています。CCDF曲線は、波形が与えられたパワー・レベル以上である時間の長さにより定義されます。

測定セットアップ・パラメータにより、以下が行えます。

● 基準トレースの設定、ガウシアン雑音トレースとの比較

● 測定帯域幅と測定インターバルの選択

● トリガ・ソースの選択:ビデオ、ライン、外部1/2、RFバースト、周期タイマ

手順 キー入力

MXA OFDMAモードで:

CDDFを測定します [Meas] Power Stat CCDF

外部トリガを選択します(図12)。 [Trigger] External 1

ここでは、CCDFの測定を簡単にできることを示します。N9020Aの広い解析帯域幅(最大25 MHz)に対応するには、N9020A-B25が必要です。

図12. CCDF

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N9075Aの主な仕様

802.16 OFDMA測定アプリケーション

スプリアス・エミッション

確度(アッテネータ=10 dB)周波数レンジ

20 Hz~3.6 GHz ±0.36 dB(95%の信頼度)3.5 GHz~8.4 GHz ±1.17 dB(95%の信頼度)8.3 GHz~13.6 GHz ±1.54 dB(95%の信頼度)

チャネル・パワー

最小パワー(RF入力で) -30 dB(公称値)

絶対パワー確度 ±0.80 dB20~30℃、減衰量=10 dB

95%の信頼度での絶対パワー確度 ±0.30 dB20~30℃、減衰量=10 dB

測定フロア -79.7 dBm(公称値)、10 MHz BW時

パワー統計CCDF

ヒストグラム分解能 0.01 dB

スペクトラム・エミッション・マスク

ダイナミック・レンジ(相対値) 77.4 dB(82.8 dB、代表値)5.05 MHzオフセット、10 MHz BW

感度(絶対値) -94.5 dBm(-99.5 dBm、代表値)5.05 MHzオフセット、10 MHz BW

確度5.05 MHzオフセット、10 MHz BW相対値 ±0.12 dB絶対値(20~30 ℃) ±0.86 dB(±0.34 dB、95%の信頼度)

N9075Aの主な仕様

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N9075Aの主な仕様(続き)

占有帯域幅

最小パワー(RF入力で) -30 dBm(公称値)

周波数確度 ±20 kHz(公称値)、BW 10 MHzで

隣接チャネル漏洩電力

最小パワー(RF入力で) -36 dBm(公称値)

APCR確度無線規格 BW オフセット

MS 5 MHz 5 MHz ±0.09 dB ACPRレンジは-27~-21 dBc(最適なミキサ・レベルで)

MS 5 MHz 10 MHz ±0.25 dB ACPRレンジは-50~-44 dBc(最適なミキサ・レベルで)

MS 10 MHz 10 MHz ±0.14 dB ACPRレンジは-27~-21 dBc(最適なミキサ・レベルで)

MS 10 MHz 20 MHz ±0.44 dB ACPRレンジは-50~-44 dBc(最適なミキサ・レベルで)

BTS 5 MHz 5 MHz ±0.41 dB ACPRレンジは-48~-42 dBc(最適なミキサ・レベルで)

BTS 5 MHz 10 MHz ±0.34 dB ACPRレンジは-53~-47 dBc(最適なミキサ・レベルで)

BTS 10 MHz 10 MHz ±0.59 dB ACPRレンジは-48~-42 dBc(最適なミキサ・レベルで)

BTS 10 MHz 20 MHz ±0.62 dB ACPRレンジは-53~-47 dBc(最適なミキサ・レベルで)

変調解析フルスケールの5 dB以内の入力レンジ、20~30 ℃

EVMフロア -42 dB、CF=1 GHzで-45 dB(公称値)、CF=<3.0 GHzで-43 dB(公称値)、3.0 GHz<CF<3.6 GHzで

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MXAシグナル・アナライザのオーダ情報

関連カタログ

タイトル カタログ・タイプ カタログ番号

Agilent MXAシグナル・アナライザ Brochure 5989-5047JAJP

Agilent MXA Signal Analyzer Data Sheet 5989-4942EN

Agilent MXAシグナル・アナライザ Configuration Guide 5989-4943JAJP

N9020A MXAシグナル・アナライザ Photo Card 5989-4940JAJP

Agilent MXA Signal Analyzer Demonstration Guide 5989-6126EN

89600シリーズ・ベクトル信号解析ソフトウェア Technical Overview 5989-1679JAJP

MXAシグナル・アナライザを使用したデジタル Application Note 5989-4944JAJP変調信号の測定/トラブルシューティング

MXAプリセレクタ同調機能を使用したマイクロ波 Application Note 5989-4946JAJPスペクトラム解析の振幅確度の向上

Agilent MXAシグナル・アナライザによる Application Note 5989-4947JAJP測定速度の高速化

製品のWebサイト

最新のアプリケーション/製品情報については、以下の製品のWebサイトをご覧ください。www.agilent.co.jp/find/mxa

MXAシグナル・アナライザのオーダ情報詳細については、『MXA構成ガイド』(5989-4943JAJP)をご覧ください。

測定器 モデル番号 必要なオプション

MXAシグナル・アナライザ N9020A ● 503、508、513、526:最大26.5 GHzの周波数レンジ

● EA3:電子式アッテネータ、3.6 GHz(推奨)● P0x:プリアンプ(推奨)● B25:解析帯域幅25 MHz(10 MHz~25 MHzでの解析に必要)

MXA測定アプリケーション N9075A ● 802.16 OFDMA測定アプリケーション

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メモとしてお使いください

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July 17, 2007

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