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やってみよう★ KML 出力編
1 やってみよう★ KML 出力編
やってみよう for Wingneo INFINITY【KML 出力編】
目次
やってみよう for Wingneo INFINITY【KML 出力編】 ......................................................... 1
目次 ........................................................................................................................................................ 1 はじめに… ............................................................................................................................................... 1 ステップ1:システムの起動と現場の読み込み .............................................................................................. 2 ステップ2:点属性・杭属性の設定 ............................................................................................................... 3 ステップ3:写真データの確認 ..................................................................................................................... 3 ステップ4:区画情報の登録 ....................................................................................................................... 4 ステップ5:製図ワークシートの作成 ............................................................................................................ 4 ステップ6:KML ファイル出力 .................................................................................................................... 5 ステップ7:CAD からの KML ファイル出力 ................................................................................................. 7
<<お願い>>
本書では、あらかじめ用意したサンプルデータを使用します。
よって、WingneoINFINITY の DVD 内にあるサンプルデータを、以下の場所にコピーしておく必要があります。
本書を取り扱う前に、以下の作業を行ってください。
・サンプルデータ
① DVD の [Training-data]→[kml]フォルダにある[KML 出力.06A]を、お使いのシステムに
コピーしてください。
② インストールの際に標準でインストールした場合、インストール先ドライブ内の
WingneoINFINITY\WNI_DAT にコピーします。
③ コピー先のフォルダ[KML 出力.06A]を右クリックし、プロパティ画面を開きます。
④ 属性表示欄の[読み取り専用]のチェックボタンをクリックして、チェックを解除します。
※「Windows2000」以外のマシンを使用されている方は、サブディレクトリについても[読み取り専用]の
チェックボタンが解除されているかどうかを確認して下さい。
⑤ [OK]ボタンをクリックしてプロパティ画面を終了します。
※本書で使用するサンプルデータは実際の測量データではありません。
はじめに…
WingneoINFINITY で作成した座標・区画データをGoogleEarthTMで利用可能なKMLファイルの出力ができます。
本書では、サンプルデータを使用して製図ワークシートの作成から KML 出力までの流れを案内します。
<KML ファイルの出力可能プログラム>
測量 :[区画結線]-[区画入力・訂正]
:[区画結線]-[製図ワークシート]
地積調査 :[筆界設定]-[筆界一覧・訂正]
CAD :[ファイル]-[外部ファイル書き込み]
※GoogleEarthTMの操作方法については、GoogleEarthTMのヘルプ等を参照してください。
※GoogleEarthTMで用いられる経緯度は測地基準系に対応しておりませんので、GoogleEarthTMでの描画位置の
正確性は保証いたしません。
※GoogleEarthTMはGoogle Inc.の商標です。
やってみよう★ KML 出力編
2 やってみよう★ KML 出力編
ステップ1:システムの起動と現場の読み込み
① Windows の[スタート]-[プログラム]をクリックします。
② [AisanTechnologyWingneoINFINITY]をクリックします。
③ [INFINITY ネットワーク]をクリックするとシステムが起動します。
商品構成により名称が異なります。単体で使用する場合は[INFINITY ローカル]など
④ [現場一覧]画面左側の[フォルダー名]内にある[106 KML 出力]をクリックします。
⑤ 面右側の[現場データ]に表示される[No.1 KML 出力編」を選択し、上部の[測量]をクリックします。
(現場をダブルクリックして起動することもできます。)
⑥ ルートメニューが開きます。
画面が異なる場合、ルートメニュー上部のアイコンから [測量計算]を選択してください。
やってみよう★ KML 出力編
3 やってみよう★ KML 出力編
ステップ2:点属性・杭属性の設定
座標データに点属性・杭属性を設定します。
① ルート画面の[座標管理]-[座標入力・訂正]をクリックします。
② [座標入力訂正]画面が表示されます。
③ 座標点を選択し、点属性の入力欄で右クリックを行います。
[点属性選択]画面が表示されますので、該当する点属性を選択し[OK]をクリックします。
※今回は「T2」に点属性が設定されていますので、確認のみとなります。
④ 杭属性を設定します。点属性と同様に杭属性の入力欄で右クリックを行います。
[杭属性選択]画面が表示されますので、該当する杭属性を選択し[OK]をクリックします。
※今回は「T2」に杭属性が設定されていますので、確認のみとなります。
ステップ3:写真データの確認
座標データに設定されている写真データの確認を行います。
⑤ [座標入力・訂正]画面の写真欄を確認します。
写真データが設定されている場合、設定されている枚数が表示されます。
※写真欄が画面上に表示されていない場合、画面左上の[表示項目設定]をクリックし、[写真]にチェックが入っ
ているか確認してください。
※PocketNeoSeries2 を利用して座標点に写真データを登録したデータを取り込みした場合、自動で写真データ
が登録されます。
やってみよう★ KML 出力編
4 やってみよう★ KML 出力編
⑥ 写真の枚数が表示されている場合、右クリックすると[写真の表示]が表示されます。
クリックし、設定された写真データを確認することができます。
※座標管理に関連付られるデータ形式は「JPEG、GIF」形式です。
ステップ4:区画情報の登録
区画データに区画情報を登録します。
① ルート画面の[区画結線]-[区画入力・訂正]をクリックし、[区画一覧]画面を表示します。
② 情報を登録する区画データの情報欄をダブルクリックし、区画情報を入力します。
※サンプルデータでは区画名称「100」に区画情報が設定されていますので、今回は確認のみです。
ステップ5:製図ワークシートの作成
座標と区画データを使って KML 出力するための製図ワークを作成します。
① ルート画面の[区画結線]-[製図ワークシート]をクリックすると[製図ワーク一覧]画面が開きます。
やってみよう★ KML 出力編
5 やってみよう★ KML 出力編
② [新規]をクリックします。
③ 図面名に「サンプル」を入力します。
④ 各入力欄に下記の項目を入力します。
[区画]:「100」「101」「102」「103」「104」「105」「106」
[プロット]:「T1」「T2」「T3」「T4」「T5」「T6」「T7」
⑤ 入力完了後、[OK]ボタンをクリックして[製図ワーク一覧]画面に戻ります。
ステップ6:KML ファイル出力
作成した製図ワークデータを KML ファイルに出力します。
① 図面名称[サンプル]を選択し[KML]-[GoogleEarth へ出力]を選択します。
② [KML ファイル出力]画面が表示されます。
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6 やってみよう★ KML 出力編
出力する項目にチェックを付け、[出力]をクリックします。
※KML ファイル出力で出力可能なデータは出力箇所により異なります。
今回は下図のように設定します。
[図形出力]
出力対象となる図形を選択します。
[情報出力]
プロット、境界点、区画データに属性情報を付けて出力します。
「座標管理」に関連付られた写真データ(JPEG、GIT 形式)、点の記作成ツールで「座標データ(座標管理)」から
取り込みした点に対して設定した写真データ(JPG、GIF、PNG 形式)を同時に出力することが可能です。
[KMZ(圧縮)出力]
KMZ ファイル形式で出力することが可能です。チェックが無い場合は、KML ファイル形式で出力されます。
[写真付座標のマークを変更]
写真付きの座標データのマークをカメラマークで出力することができます。
③ ファイルの保存先を指定し、ファイル名を入力後[保存]をクリックします。
※初期の状態では、現場情報の「現場名」がファイル名になっています。
④ ファイルの保存完了後、確認メッセージが表示されます。
出力した KML ファイルを開く場合、[はい]を選択して下さい。
※予めGoogleEarthTMがインストールされている必要があります。
⑤ GoogleEarthTMが起動します。
※背景地図を表示するにはインターネットとの接続環境が必要です。
やってみよう★ KML 出力編
7 やってみよう★ KML 出力編
⑥ 画面左側のサイドバーに出力されたデータが表示されます。
チェックを付けることによりプロット点等が表示され、プロット点をクリックすることにより属性情報がバルーン表
示されます。「T2」に属性情報が設定されていますので、「T2」をクリックしてみてください。
ステップ7:CAD からの KMLファイル出力
ステップ5で作成した製図ワークシートを利用し、図面内にあるデータを KML ファイルに出力します。
① ルート画面の[区画結線]-[製図ワークシート]をクリックすると[製図ワーク一覧]画面が開きます。
② 図面名称[サンプル]を選択し[製図]をクリックします。
やってみよう★ KML 出力編
8 やってみよう★ KML 出力編
③ [測量図新規作成]画面が表示されます。
作成タイプで[自動処理しない]を選択し、[図面作成]をクリックします。
④ [製図作成]画面が表示されます。
CAD からの KML ファイル出力では、図面上で設定した色でそのまま出力されます。
必要に応じて[製図条件]を設定してください。
⑤ [製図作成]をクリックし、図面データを作成します。
⑥ 出力したくないデータを描画設定にて非表示に設定します。
メニューバーの[図面設定]-[描画設定]をクリックし、レイヤ内の[結線距離][結線方向角]を選択し、[非表示]を
クリックします。
※図面上に表示されているデータのみを出力対象とし、非表示に設定されているデータは出力対象外です。
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9 やってみよう★ KML 出力編
⑦ 出力するデータを設定後、[ファイル]-[外部ファイル書き込み]-[KML ファイル(GoogleEarth)の書き込み]をク
リックします。
⑧ [KML ファイル書き込み条件]画面が表示されます。
必要に応じてチェックを付け、[OK]をクリックします。
⑨ [KML ファイル書き込み]画面が表示されます。
ファイルの保存先を指定し、ファイル名を入力後[保存]をクリックします。
やってみよう★ KML 出力編
10 やってみよう★ KML 出力編
⑩ ファイルの保存完了後、確認メッセージが表示されます。
出力した KML ファイルを開く場合、[はい]を選択して下さい。
※予めGoogleEarthTMがインストールされている必要があります。
⑪ GoogleEarthTMが起動します。
※背景地図を表示するにはインターネットとの接続環境が必要です。
※CAD からの KML ファイルでは属性情報は出力されません。
※出力対象図形は、プロットマーク、線分、折れ線(円弧無しの連続線)、文字(装飾図形のあるものは対象外)、
スプライン、ベジェ曲線、クロソイド、等高線、Nurbs 曲線です。