横浜バスティン研究会 活動報告

2017 年 11 月 16 日（木）

「聴音＆楽典パーティーA」

今月の横浜バスティン研究会は「聴音＆楽典パーティーA」を題材に、会員の柳由紀子先生が進行役を

つとめて下さいました。

柳先生が普段「聴音＆楽典パーティーA」を使用していて指導が難しいと感じるものをピックアップし、それを

実際に生徒役の先生にレッスンするという形で行われました。

柳先生が難しいと感じているのは、ピアノ学習をはじめて間もない幼児に、ひくいーたかい・あがるーさがる を

どうやって理解してもらえるか、という事が中心のようでした。

これは研究会メンバーも同様に感じている事でした。

これに対し柳先生は、幼児にも分かりやすいようにご自身で考えた歌詞をメロディーにつけたり、一緒に歌って

みたり、色々と工夫して考え出したアイディアを紹介してくださいました。

また、研究会メンバーもアイディアを出し合いました。

「聴音＆楽典パーティーA」を使用する時期は、

理解できることの個人差が特に大きい年齢でも

あり、１回のレッスンで 1 つの事を突き詰める

のではなく、繰り返し行っていく事が大切。

また言葉の使い方は重要で、

あがるーさがる → のぼるーくだる などに

変化すると混乱するので、レッスンの中で

統一する事、などの意見が出ました。

本日の研究会に参加し、「聴音＆楽典パーティーA」の内容は指導したその日だけで終わるのではなく、

引き続き繰り返し教えて行く事が、その後のパーティーＢ、Ｃ・・へと繋がっていくのだと、あらためて

感じました。

横浜バスティン研究会 菅田由香