平成２９年度２年生（普通）修学旅行 屋久島・種子島・知覧

１０月１０日から４日間、第２学年普通修学旅行を実施しました。４日間とも天候に大変恵まれ、充実した修学

旅行となりました。最終頁に生徒の感想を一部紹介しています。

修学旅行後は、課題研究のテーマである「持続可能な社会の実現」に沿って、旅行前後の学習の成果をまとめ、

１１月末にクラスで発表会を行います。さらに 2 月には、１２月１１日よりヨーロッパ方面に修学旅行に出かける

国際コースとの合同課題研究発表会を実施する予定です。

●期 日 平成２９年１０月１０日（火）～１３日（金） ３泊４日

●参加者 ３１４名（男子１１１名、女子２０３名） 引率者 １５名

●日 程 研修や宿泊の関係で２団に分かれて移動しました。

日 程 団 行 程

１０月１０日（火） Ａ団

Ｂ団

広島駅―鹿児島中央駅―鹿児島港―宮之浦港（屋久島）－屋久島研修①

―屋久島泊

広島駅―鹿児島中央駅―鹿児島港―西之表港（種子島）－種子島研修①

―民泊（種子島）

１０月１１日（水） Ａ団

Ｂ団

屋久島研修②－宮之浦港（屋久島）－西之表港（種子島）－民泊（種子島）

種子島研修②－種子島泊

１０月１２日（木） Ａ団

Ｂ団

種子島研修②―種子島泊

西之表港（種子島）－宮之浦港（屋久島）－屋久島研修①②－屋久島泊

１０月１３日（金） Ａ団

Ｂ団

西之表港（種子島）―鹿児島港―知覧特攻平和会館 平和学習―鹿児島中央駅―

広島駅

安房港（屋久島）―鹿児島港―知覧特攻平和会館 平和学習―鹿児島中央駅―

広島駅

※屋久島研修：屋久島環境文化村センター、屋久島観光センター、白谷雲水渓、安房川リバーカヤック

屋久杉自然館

種子島研修：種子島宇宙センター、種子島民泊（西之表、中種子、南種子）

旅行をサポートした「しおり」

表絵：松浦 仁美さん（４組）

題字：宇根 和花奈さん（4 組）

挿絵：岡元 凌くん（６組）

以下に、その様子を紹介します。

出発式（広島駅 1 階） 出発前のホーム 新幹線

鹿児島中央駅前（若き薩摩の群像） 桜島を望む乗船前の鹿児島港

高速艇（トッピー）に乗船 Ａ団はまず屋久島へ Ｂ団はまず種子島へ

屋久島観光センター前 屋久島環境文化村センター 屋久島の自然環境や文化について事前学習

白谷雲水峡でのトレッキング

ガイドの方に取材 メモを取る

安房川 リバーカヤック インストラクターの方々から指導を受け漕ぎ出します。

あっという間に上達、川上へ

インストラクターの方と一緒に揃いの屋久島Ｔシャツで

屋久杉自然館 「江戸時代の杉伐採の歴史」 「屋久杉の特徴」などを学習

杉運搬用のトロッコ

食事 修学旅行委員の挨拶で始まります。

室長ミーティング

種

種子島宇宙センター 奇しくも 旅行団出発の１０日「みちびき４号機」が早朝打ち上げられました。

総合司令塔（ｒｃｃ）

大崎第一事務所（H２ロケット７号機の実機）

宇宙科学技術館

種子島民泊 入村式

民泊先でのバーベキュー

離村式 名残は尽きず 笑顔は絶えず

お礼に舟入体操を披露

翌朝、早朝にも関わらず、船が岸壁を離れるまで見送りをしていただきました。

種子島の皆様 種子島のお父さん お母さん 本当に ありがとうございました。

最終日 鹿児島港に向かって

船の中から 開聞岳 トッピー乗船も最後 鹿児島交通バスの歓迎

知覧特攻平和会館 講演会後、みんなで折った千羽鶴を捧げました。 見学

大人気の「鶏けい

飯はん

」（奄美大島地方の郷土料理）スープをかけて食します。

鹿児島中央駅 旅もいよいよ最後の行程へ

プロ顔負けの「写真家」宮崎君（9 組）

最後まで精力的に撮影 ありがとう。 解団式前

【感想 一部抜粋】

・行く前は「あー鹿児島か…」と思っていたけれど、思ったより楽しかったし、なかなか経験できないことを体

験でき、心も自然によってキレイになり大満足。

・東京などに行くのに比べて期待が小さかったが、そんなことを忘れるくらい充実していて楽しかった。天気に

恵まれ、写真を見返すと空や海の青、屋久島の緑がとても綺麗で写真映えしていた。大人になって是非もう一

度民泊先を訪ねたい。

・発見や学びの多い修学旅行になった。体を動かし、見て聞いて、知ることができた。ただ楽しかっただけで終

わらない旅行だった。

・感謝したい人は、一緒に用意をしてくれて話を聞いてくれた親と、いろいろな場所でお世話になった人です。

・旅行に行かせてくれた両親、一緒に楽しんでくれた友達に感謝です。

・最高の修学旅行でした。機会があればぜひもう一度行きたいです。

・人の営み、最先端の技術、平和、自然の雄大さ等多くのことが学べました。

今ある生活がすばらしいことを実感し、１日１日をもう尐し自分の成長につながるよう過ごそうと思う。

・民泊では町づくりを、種子島では天体への興味を、屋久島では自然に圧倒され、知覧では平和の尊さを再認識

できました。一生忘れられない思い出になりました。

・今回の修学旅行を企画してくださった先生方、旅行会社の方々、バス会社の皆さん、ホテルの方々、盛り上げ

てくれたクラスの皆さんなどたくさんの方々にお礼を申しあげたいです。

・他の学校の人は絶対味わえないような経験ができて本当に鹿児島に行ってよかった。

・全体を通じて、この修学旅行で私は心と体、五感と記憶をフルに使って吸収できたことがたくさんあったと自

信をもって言えます。

・種子島に新しくお父さんお母さんができたことは一生の思い出に残る宝物となった。

・人生初の流れ星を見たときは、感動しすぎて涙が出ました。

・他校の修学旅行と違い、「楽しませてもらう」のではなく、「自ら楽しむ」という旅行だったと思います。クラ

スや学年の結束力も高まったのではないかと思います。

・長崎や沖縄など、できるなら他県でも平和学習をしたいと本当に思った。今まで広島という一視点からしか見

ていなかったけれど、知覧一箇所に行くだけでこれだけ平和についての考えが広がるのなら、もっとさまざま

な場所で平和学習をすることで、自分の考えがよい意味でどんどん変わっていくのではとないかと期待が高ま

った。