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平成27年(2015年)3月期 第2四半期
決 算 説 明 会
2014年11月28日
JASDAQ:3423
2
I. 平成27年3月期 第2四半期業績および平成27年3月期業績予想
II. 平成27年3月期 第2四半期エスイーグループ主要事業報告
III. エスイーグループの今後の戦略
目 次
3
I. 平成27年3月期 第2四半期業績および平成27年3月期業績予想
(単位:百万円)
売上高が順調に推移利益面は原価率上昇、販管費増加の影響有
・第2四半期実績としては、過去最高の売上高を達成・鉄建工業株式会社(新商号・エスイー鉄建㈱)の子会社化が売上に寄与・原材料価格の高騰により、原価率上昇・積極的な研究開発活動により、販管費増加
損益計算書(連結)
4
平成26年3月期第2四半期実績
平成27年3月期第2四半期実績
前年同四半期比
売上高 8,112 8,746 634 7.8%
営業利益 359 119 △239 △66.8%
経常利益 377 88 △289 △76.6%
四半期純利益又は損失 203 △8 △212 -
各事業の売上高はセグメント間の内部取引を除き、また営業利益の合計では内部取引および全社費用、のれんの償却額を控除した上、端数調整した数字を記載しております。
セグメント別業績
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平成26年3月期第2四半期実績
平成27年3月期第2四半期実績
前年同四半期比売上高 構成比 売上高 構成比
営業利益 利益率 営業利益 利益率
建設用資機材の製造・販売4,700 57.9% 5,162 59.0% 462 9.8%
283 6.0% 164 3.2% △118 △42.0%
建築用資材の製造・販売2,448 30.2% 2,806 32.1% 357 14.6%
177 7.3% 148 5.3% △29 △16.4%
建設コンサルタント271 3.3% 200 2.3% △70 △26.1%
△45 - △98 - △52 -
補修・補強工事692 8.5% 577 6.6% △115 △16.6%
35 5.1% 38 6.7% 2 8.1%
合 計8,112 100.0% 8,746 100% 634 7.8%
359 4.4% 119 1.4% △239 △66.8%
(単位:百万円)
平成26年3月期実績
平成27年3月期予測
前期比
売上高 18,684 20,500 1,815 9.7%
営業利益 1,276 1,489 212 16.6%
経常利益 1,293 1,500 206 15.9%
当期純利益 792 834 41 5.2%
● 平成27年3月期 期末配当金 1株当たり 2 2 円 (予定)
平成27年3月期 業績予想(連結)(単位:百万円)
6
本年5月12日に発表した「平成27年3月期連結業績予想」から、
変更ありません
売上高・経常利益推移
7
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II. 平成27年3月期 第2四半期エスイーグループ主要事業報告
建設用資機材の製造・販売
51億62百万円59.0%
建設コンサルタント2億円2.3%
平成27年3月期第2四半期実績
ググループ合計
87億46百万円
建築用資材の製造・販売
28億6百万円32.1%
補修・補強工事5億77百万円
6.6%
9
エスイーグループ事業別売上構成
10
建設用資機材の製造・販売事業(㈱エスイー、エスイー鉄建㈱)
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政府の経済対策に伴う公共工事の景気浮揚策の追い風から、
売上高は順調に推移
・耐震対策で使用される落橋防止装置、港湾の岸壁、漁港などの工事に使用される、グラウンドアンカーの販売が順調に推移
・原材料価格高騰、積極的営業活動等によりコスト増加
◆斜材 ◆PC用ケーブル◆外ケーブル 等
◆アンカー ◆落橋防止装置◆KIT受圧板 ◆控索 等
環境防災分野 橋梁構造分野
■アンカーによる港湾の岸壁補強 ■橋桁の落下を防ぐ落橋防止装置
■PC用ケーブル(FUT)および落橋防止装置を採用
■首都高の補修・補強(外ケーブル、SEリミッター、
落橋防止装置)
建設用資機材の製造・販売事業(㈱エスイー、エスイー鉄建㈱)
建築用資材の製造・販売事業(エスイーA&K㈱)
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職人の慢性的不足は解消されていないものの建築工事量の増加傾向を背景に、
売上高は順調に推移
・首都圏市場での資材販売が順調に推移・原材料価格上昇の中、生産コストの低減、価格転嫁を図るべく、積極的な営業活動を継続
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コンクリートのビル等に使用される、軽量の天井下地を吊り下げるための吊りボルト・セットボルトやその他建材の製造・販売
<オフィス、商業ビルなどの軽天用吊材>
吊ボルト
コンクリートを流し込むための型枠(建物の土台部分)を仮設する際に使用する製品の製造・販売
仮設建材事業 内装建材事業
<マンション、住宅など建設時の土台部分>
建築用資材の製造・販売事業(エスイーA&K㈱)
建設コンサルタント事業(㈱アンジェロセック)
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国内外における、受注物件の確保に注力
・国内外における、受注案件の消化活動を展開「コンゴ国」、「タンザニア国」等での施工監理業務を完工
・コンサルタント事業範囲拡大、新規パートナー開拓から、新規受注拡大を図る
コンゴ国キンシャサ市ポワ・ルー通り道路4号線SV タンザニア国ニューバガモヨ道路拡幅計画
工事前 完成後 工事前 完成後
建設コンサルタント事業(㈱アンジェロセック)
補修・補強工事業(エスイーリペア㈱、㈱ランドプラン)
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「国土強靭化」政策関連およびインフラ老朽化対策の具体化を推進
・社会インフラ老朽化の進展を背景に、積極的な事業展開を実施・利益率の高い「調査・設計業務」が好調、業績に寄与・工事量増加に起因する人材不足および資材費上昇への対応を図る
NETIS登録された工法等から、様々な工法を用いて老朽化したトンネルを補修・補強
補修・補強工事における長年の実績とノウハウから、様々な工法で橋梁を補修・補強
橋梁補修・補強 トンネル補修・補強
補修・補強工事業(エスイーリペア㈱、㈱ランドプラン)
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III. エスイーグループの今後の戦略
短
期
(継
続
)
中
・長
期
・自民党政権による金融・財政政策の緩和 「アベノミクス」 「国土強靭化法」 など
・平成26年度 公共事業予算の重点化: 約6.9兆円へと増加(公共事業関係費 + 復興関係公共事業等歳出)
<以下、継続する課題>
・1970年代に整備された橋梁、トンネル、道路等が一斉に更新時期到来:老朽化対策
・地震や台風などの大型自然災害の発生:防災対策の必要性
・熟練工の高齢化と若手入職者の減少(求人は急増):人材不足、労務費高騰
・2020年(平成32年) 東京オリンピック開催
・国債発行残高の増加:国や地方自治体の財政圧迫
平成26年度末公債残高 約780兆円 見込み
→平成35年度末公債残高 約1,014兆円 見込み (財務省発表より)
・少子高齢化と労働人口の減少:国内市場の縮小傾向
【建設業界をとりまく市場環境】
市場環境
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① 緊急性の高い課題への対応 : 既存事業の安定・社会インフラの老朽化対策、効率的な維持管理・地震や異常気象などに対する防災・減災対策
エスイーグループの戦略
エスイーグループでは、上記事業の拡大と、さらなる発展のための成長戦略に挑戦
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エスイーグループでは、① 既存事業の安定 と ② 3つの成長戦略 を推進
② 中長期的な課題への対応 : 3つの成長戦略
・縮小する国内建設市場:行政の財政圧迫による、民間資金の活用→ 海外市場への展開 × PPP(公民連携)の推進
・安全な社会インフラの建設・維持管理 → 構造物の長寿命化への挑戦
・経済環境の著しい変化 → スピード感を持ったM&Aによる事業拡大
<既存事業の安定成長>
(株) エスイーエスイーA&K (株)
エスイーリペア (株)(株) アンジェロセック
<新規事業の創造> ①海外展開(ベトナム)×
PPP/コンセッション
②超高引張強度コンクリート
(通称:ESCON)
③ M & A
<成長事業の拡大>
エスイーグループの戦略
21
22
既存事業の安定
エスイー
エスイーA&K
(東北エリア)復興再生事業
の取込
製造コストの抑制および低減努力
(首都圏)民間住宅・非住宅投資の取込
既存製品の用途拡大
新製品・新技術の研究開発
SEEE工法の優位性を訴求
(ナット定着、防食性、圧縮型)
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成長事業の拡大
安定顧客の新規開拓
新工法・新材料の取込
工事体制の強化
事業分野の拡大新規物件の
開拓
多様化する市場ニーズへの適応
エスイーリペア
アンジェロセック
新規事業の創造
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海外展開、PPP/コンセッションへの積極的な取組
ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
戦略的M&Aの推進
新規事業の創造を推進
当社グループのベトナムへの展開
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●海外展開(ベトナム)、PPP/コンセッションへの積極的な取組
2007年 ベトナムでの事業展開を目的として、ベトナム国立建設大学(NUCE)付属機関と㈲日越建設コンサルタント(VJEC)設立
2012年~ 「バックダン橋プロジェクト」をPPP(公民連携)にて2014年11月 ベトナム・クアンニン省に提案し、その事業化を推進
そのほか、JICA(独立行政法人国際協力機構)より「道路法面災害対策(グラウンドアンカー工法)の技術普及案件化調査」を受注、現在、フィージビリティ・スタディ調査を実施中
引き続き、ベトナムにおける事業展開を推進
バックダン橋プロジェクト
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●プロジェクト概要
ハイフォン
ハロンハノイ
バイチャイ橋法面対策調査設計
ハノイ-ハイフォン間高速道路全長110km (建設中)VJECによる施工監理
バックダン橋 整備
延長 約5km (計画中)
2013年10月、JICAより「協力準備調査(PPPインフラ事業)」に採択され、
現在も引き続き、フィージビリティ・スタディ調査を実施中
【総事業費】約360億円
【工事費】約240億円
【工期】2015年~2017年(予定)
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バックダン橋およびアプローチ道路
● 「ESCON」 とは
・超高引張強度コンクリートExtra-High Tensile Strength Concreteの略称
・圧縮強度、曲げ引張強度が一般的なコンクリートより高い
・鋼材を使用しないため腐食せず、また高い靭性からひび割れにも強く、コンクリート系構造物の超高引張強度コンクリートによる長寿命化が図れる
● 開発の背景
・建設現場における熟練工の激減:現場作業の負担低減と製品の品質確保が必要
⇒ コンクリート構造物のプレキャスト化、省力化、軽量化
・南海トラフや首都直下型などの大規模地震に対する構造物の耐震化対策が急務
⇒財政状況が逼迫による耐震化対策費の低減に対応
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ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
○高強度コンクリートの使用により構造部材の軽量化が可能
○腐食劣化しないコンクリートの使用により耐久性が向上し、構造物の長寿命化および維持管理費・更新費の大幅な削減が可能
● コンクリート構造物の劣化原因
塩 害
凍 害
道路橋の経年疲労
< R C 橋 脚 >
< R C 床 版 >< R C 桁 >
< P C 桁 >
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ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
● 開発概要
ESCON Ⅱ: 合成繊維を混入したモルタル
ESCON Ⅲ: 合成繊維と炭素繊維粗骨材使用のコンクリート
ESCON Ⅳ: ESCONⅡにCF Rebar(炭素繊維筋)を配置した
炭素繊維筋コンクリート
ESCON ⅣESCON Ⅲ
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ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
丸鋼:φ13
異形鉄筋:D13
CF Rebar(炭素繊維筋):直径16mm程度
ESCONⅡ:基礎技術の確立合成繊維
合成繊維 +炭素繊維粗骨材
早期製品展開 CF Rebar(炭素繊維筋)
炭素繊維粗骨材
製品開発
・プレキャスト製品・プレミックスセメント
● ESCONⅡの特徴
ESCONⅡ 普通コンクリート
中性化領域
促進中性化試験結果(52週 )
緻密化された硬化体が形成されているため、透気係数も極めて小さく、通常の環境下では中性化の心配がありません。促進試験(52週 )の結果においても中性化は認められませんでした。
○ 圧縮強度が極めて高い:150N/mm 以上 (普通コンクリートの約4~5倍)
○ 曲げ引張強度が極めて高い: 20N/mm 以上 (普通コンクリートの約7~10倍)
○ 凍害抵抗性が極めて高い ⇒ 寒冷地の構造物への適用に有効
○ 塩分浸透性が極めて低く、ほとんどゼロである⇒ 沿岸地域、凍結防止材散布地域の構造物への適用に有効
○ 透水性が極めて低く、ほとんどゼロである ⇒ 水理構造物に有効
○ 極めて中性化しにくく、透気性がほとんどゼロである
⇒ 二酸化炭素濃度の高い環境にある構造物への適用に有効
○ 流動性が高く、自己充填性を有する ⇒ 薄い部材や複雑な形状への適用に有効
○ 耐摩耗性・耐衝撃性が高い ⇒ 滑走路や水理構造物への適用に有効
2
2
31
ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
32
● ESCONⅡの試験計画
試験データを蓄積し、早期の製品実用化および技術的な認証取得を推進
ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
<主な試験内容>・超高強度鉄筋を用いた薄型床版の開発・超高強度鉄筋を用いた新設橋脚の開発・既設橋脚の補修工法開発(現場打ち)
・試験施工の実施 : ESCON保護パネルを砂防えん堤に設置、定期的に性能計測
砂防えん堤(イメージ)
砂防えん堤ESCON保護パネル
ESCONの耐磨耗材としての優位性を従来工法と比較
床版:輪荷重走行試験 新設橋脚:供試体
・大学との共同研究 : 性能確認試験完了、結果についてデータ分析
複数の大学機関と連携し、製品の試験体について共同で性能確認試験等を実施、製品化への応用を推進→国際学会(国際コンクリート連合(FIB)及び国際橋梁構造学会(IABSE))での
発表を予定
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● ESCONⅡ薄型床版の開発:輪荷重走行試験
従来のRC床版と同等の疲労耐久性を、厚さ約1/2に抑えて実現・実証
・目的:車両大型化や交通量の増加に伴う、既設道路橋のRC(鉄筋コンクリート) 床版の損傷や大規模地震発生の危険性から、構造物の耐震化対策の必要性が高まる
⇒ RC 床版の疲労耐久性を向上させ、薄型・軽量化を図る・試験概要:
ESCONⅡと超高強度鉄筋を用いたRC床版(ESCONスラブ)の輪荷重走行試験を(耐荷荷重10t~22tで合計24万回走行)大阪工業大学にて実施
・試験結果輪荷重走行試験の結果、設計荷重の約2倍にあたる過酷な条件のもと、ESCONスラブは従来型のRC床版と比較し、半分以下の厚さ(120mm)で、同程度の疲労耐久性を備えていることが確認された。
ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
ESCONスラブ
輪荷重走行試験機ESCONスラブ
250
120
約50%スリム化が可能
【従来型RC床版】 【ESCONスラブ】
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ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
● ESCONⅡ:早期製品化への取り組み
②既存製品分野への応用 ③新規製品分野への応用①原料としての製造・販売
・プレミックスセメントとして
施工現場で容易に打設可能
750
750
30
・グリッドパネルとして法面の補強に使用する受圧板
・保護パネルとして優れた耐摩耗性を生かし砂防えん堤や空港等で活用
1000
ボルト止め孔
1000 300
ESCON
w=750kg/枚
・覆工板として従来の金属製より薄くて騒音が出にくい製品を目指す
・橋脚部材として新設・既設の橋脚に使用
その他、海洋構造物や建築分野等への用途拡大を検討
・道路橋用床版として超高強度鉄筋との組み合わせで薄くて高強度の床版を開発
床版
2350215
2350
600
・グラウンドアンカー用受圧板として法面の補強に使用する受圧板
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● ESCONⅡ:超高強度鉄筋を用いた新設橋脚の開発
従来の柱部材と同等の耐荷力で、さらなる軽量化・耐震性向上の可能性を追求
・目的:1970年代に建設されたRC(鉄筋コンクリート)橋梁の老朽化が深刻化する中、長寿命化と地震等に対する耐震性の確保は、今後の維持管理に置いて重要な課題
⇒ RC 柱部材の耐久性・耐震性を向上させ、スリム化・軽量化を図る・試験概要:
ESCONⅡと超高強度鉄筋を用いたRC柱部材に、正負交番載荷試験を実施。超高強度材料の地震時の破壊特性や
耐力・変形特性を調べた。
・試験結果超高強度材料(ESCONⅡ+超高強度鉄筋)を組み合わせたRC柱部材は、普通材料(普通コンクリート+普通鉄筋)の部材と比較し、2倍以上の最大耐力が得られた。また、柱部材の断面積を約60%にしても、変形は大きいものの、同程度の最大耐荷力が得られた。
ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
約60%スリム化
400×400 250×250
ESCONⅡ+ 超高強度鉄筋
普通コンクリート+ 普通鉄筋
正負交番載荷試験柱の頭部に、左右方向への変位を与えることで、ひび割れの発生や破壊特性を調べ耐震性等の効果を測定する。
A B
断面
A
B
【 従来の橋梁:PC箱桁 】 【 ESCON仕様橋梁 】
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ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
上・下部工の総重量が約40%低減でき、上・下部工の工事費は約20%低減できる
●将来構想:ESCONを用いた道路橋の試設計の結果
海陸地
着床式洋上風力発電のイメージ
ESCONは耐久性に非常に優れ、極めて高い水密性、耐摩耗性をもち、塩分浸透に対して高い抵抗性があることから、海上に設置される風力発電施設の基礎に活用できる。
37
ESCON(超高引張強度コンクリート)開発と実用化
●将来構想:洋上風力発電施設への活用
平成21年4月 朝日興業株式会社(現・エスイーA&K株式会社)の株式取得(子会社化)
平成22年1月 株式会社キョウエイ(現・エスイーA&K株式会社)の株式取得(子会社化)
平成24年5月 株式会社仲田建設(現・エスイーリペア株式会社)の株式取得(子会社化)
平成26年4月 鉄建工業株式会社(現・エスイー鉄建株式会社)の株式取得(子会社化)
戦略的M&Aの推進
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・ より一層の建設分野におけるM&Aを通じた、経営基盤の強化
・ 建設と交通インフラ分野を中心に、他領域の事業へも市場拡大(他業種とのコラボレーション、東南アジア市場開発)
・ 技術経営とイノベーション:技術・人材・M&A → スピード重視の成長戦略
●エスイーグループにおけるM&A実績
205185.6173.2
300
250 24
19
1513.2
10.6
0
50
100
150
200
250
300
350
2012(H24)
2013(H25)
2014(H26)
2015(H27)
2016(H28)
0
5
10
15
20
25
30
35
売上高(億円)
経常利益(億円)
平成27年3月期(予測)
平成26年3月期
平成25年3月期
186.8
12.9
173.2
10.6
15.0
24.0
205.0
300.0
39
将来的に300億円
企業の実現
エスイーグループ売上/利益目標
●中期300億円化戦略
40
当資料は、あくまで株式会社エスイーをより深く理解していただくためのものであり、当資料に記載されたいかなる情報も、当社株式の購入や売却を勧誘するものではなく、またこれらに関する投資アドバイス目的で作成されたものでもありません。
本資料に記載されている当社の業績見通し、計画、戦略などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関係する見通しであります。これらは現時点で入手可能な情報に基づき株式会社エスイーの経営者が判断したものであり、リスクや不確実性を含んでいます。したがいまして、これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すことは控えるようお願いいたします。
将来見通しに関する記述についての詳細〔ご参考〕
ご参考