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Open! Chiba
地域をより良くする仕組み
~ローカルグッドとNPO~
第8回オープンデータ・カフェin千葉
平成27年 8月 1日
Open! Chiba
“オープン!ちば”って?
千葉地域でオープンデータを推進する市民有志の団体
オープンデータ・カフェ(勉強会)の定期的開催
や、インターナショナル・オープンデータ・デイにおけるイベント開催などを実施
オープンデータや街づくりに興味のある市民、エンジニア、市役所職員などで構成
Facebookグループ”オープン!ちば”で情報交換
オープンデータを活用して、豊かな生活を実感できる社会に!
2
2
Open! Chiba
自己紹介
松島隆一
H22・23 こども企画課長 こどもの参画
H24 情報企画課長オープンデータ
H25 業務改革推進課長
H26 広報課長ちばレポ
H27 広報広聴課長
3
加曽利貝塚を特別史跡に
いま、そこにある、千葉市の課題
4
H32年をピーク(97.4万人)に減少に転じる見通し
年少人口及び生産年齢人口が減少するとともに、高齢者人口は増加
H32年には高齢者人口に占める75歳以上の人口の割合が過半数
人口減少と少子超高齢社会
財政難と公共サービス
社会の絆とまちづくり
H4年の政令市移行時に都市基盤整備
実質公債費比率は、H27年に22.4%の予測
H21年「脱・財政危機宣言」以降、財政再建が本格化
単身世帯が増加しており、H23年末には平均世帯人員が2.3人
町内自治会加入率は、H23年には71.5%に低下
災害時に自力避難が困難な要援護者が約4万6千人(H25)
千葉市作成資料より
3
加曽利貝塚を特別史跡に
887,164
924,319
961,749 967,637 973,688
961,818
937,939
906,425
871,755
850,000
875,000
900,000
925,000
950,000
975,000
1,000,000
H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 H47 H52
(人口減少と自治体の基礎力)
5
・平成22年の日本の人口は1億2,806万人。以後、長期の人口減少過程に入る。
(千人)
746
789
829
857
887
924
962 968
115
120
125
130
135
140
145
150
700
750
800
850
900
950
1000
S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27
千葉市
全国
(百万人)
千葉市人口 全国人口
※H27以降の千葉市人口は本市推計値
千葉市の総人口の見通し国と千葉市の人口の推移
H26: 963,750H26: 963,750
+8.6%
▲9.0%
▲8.6%
職員数は?
7,939人
7,260人7,260人
???
千葉市作成資料より
加曽利貝塚を特別史跡に
(自治会加入率の低下)
6(出典:千葉市インターネットモニターアンケート調査結果)
千葉市作成資料より
4
加曽利貝塚を特別史跡に
(財政データから見た市の変遷)
7
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
400,000
S30
S33
S36
S39
S42
S45
S48
S51
S54
S57
S60
S63
H3
H6
H9
H1
2
H1
5
H1
8
H2
1
H2
4
一般会計当初予算額 市税
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
S50
S52
S54
S56
S58
S60
S62
H1
H3
H5
H7
H9
H11
H13
H15
H17
H19
H21
H23
扶助費 公債費 投資的経費
0
100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
600,000
700,000
800,000
900,000
1,000,000
S30
S41
S44
S47
S50
S53
S56
S59
S62
H2
H5
H8
H1
1
H1
4
H1
7
H2
0
H2
3
住民基本台帳人口(10/1)
18.0
35.2
44.7 50.9
65.6
73.2
85.8 96.0 96.9 97.1
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H19 H20
下水道汚水処理普及率(%)(%)
千葉市作成資料より
加曽利貝塚を特別史跡に
行政をとりまく環境の変化
8
• 高度成長が終わった今、予算枠は大幅には増えない
• 行政依存体質からの脱却が必要
• 自助、共助、公助のバランスをもう一度考える必要
• 市民のニーズにきめ細かく応えるには、市民の参画が不可欠
• 市民が本格的に街づくりに関わるための制度作りが必要
• そのためには、行政と同じ情報を市民に持ってもらう必要がある
• 高齢者の生きがい対策のためにもボランティアの促進を
行政が何でもやる時代は終わり行政が何でもやる時代は終わり
これからは市民によって支えられる街へこれからは市民によって支えられる街へ
千葉市作成資料より
5
加曽利貝塚を特別史跡に
(これからのまちづくりのイメージ)
9
地域コミュニティ市民(個人)
( To-Be )
国 県ができないことを国が補完
市ができないことを県が補完
地域コミュニティができないことを市が補完
個人ができないことを地域コミュニティ
が補完
これからは・・
「自助・共助・公助」の社会へ
県
市
地域コミュニティ
市民(個人
市
県
国
( As-Is )
千葉市作成資料より
加曽利貝塚を特別史跡に
行政をとりまく環境の変化
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• 交通網の発達により、通勤圏の選択自由度が増加
• 情報網の発達により、必要な情報を得ることが容易に
• 都市の利便性、エコライフなどの市民ニーズは多様化
• 定住人口、流入人口の確保が不可欠
• そのためには、都市の魅力を分かりやすく伝える必要がある
• 暮らす、育てる・育つ、学ぶ、働く、つながる、集う・・・
住みたい場所を選ぶ時代に住みたい場所を選ぶ時代に
これからは市民によって選ばれる街へこれからは市民によって選ばれる街へ
千葉市作成資料より
6
加曽利貝塚を特別史跡に
そのためのステップ
11
街を 好き になる
街に 参加 する
街を 知る
千葉市作成資料より
加曽利貝塚を特別史跡に
ガバメント2.0
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千葉市は、こう考えます!
・行政と市民との役割を変える
・行政の仕組みをバージョンアップさせる
・ICTの活用により行政が保有していた情報を共有
・政策決定や公共サービスの提供に際し、市民が参画
市民と行政のフラットな関係
市民が納得する行政サービスを提供し、行政の効率化を達成
オープンデータ
ちばレポ
千葉市作成資料より
7
加曽利貝塚を特別史跡に
(オープンデータとは)
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オープンデータとは、自由に使えて再利用もでき、かつ誰でも再配布できるようなデータのことである。従うべきはせいぜい「作者のクレジットを残す」あるいは「同じ条件で配布する」程度である。
出典: http://opendefinition.org/
インターネット上等で「公表されたデータ」ではなく、・法的にオープン(=オープンライセンス/広く開かれた利用条件の)・技術的にオープン(=編集加工のし易い形式の)なデータ。
インターネット上等で「公表されたデータ」ではなく、・法的にオープン(=オープンライセンス/広く開かれた利用条件の)・技術的にオープン(=編集加工のし易い形式の)なデータ。
開放資料出典:庄司昌彦氏(国際大学GLOCOM 主任研究員)作成資料
千葉市作成資料より
加曽利貝塚を特別史跡に
オープンデータオープンデータ
パブリックドメイン
パブリックドメイン
オープンライセンス(クリエイティブ・コモンズ:CC-)原著作者表示+各種ライセンス
オープンライセンス(クリエイティブ・コモンズ:CC-)原著作者表示+各種ライセンス
(法的にオープン)
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BY
BY-SA
BY-ND
BY-NC
BY-NC-SA
BY-NC-ND
表示
改変禁止
継承
営利可 非営利
不開示情報不開示情報開示請求により開示される情報
開示請求により開示される情報
一般的な公開データ
一般的な公開データ
1)法令秘情報2)個人情報3)法人等情報4)公共安全維持情報
5)審議・検討・協議情報
6)事務事業執行情報
1)法令秘情報2)個人情報3)法人等情報4)公共安全維持情報
5)審議・検討・協議情報
6)事務事業執行情報
デフォルト・オープンデフォルト・オープン デフォルト・クローズデフォルト・クローズ
オープンデータ化オープンデータ化
(c)All rights reserved
(c)All rights reserved
千葉市作成資料より
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加曽利貝塚を特別史跡に
(財政データから見た市の変遷)
15
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
400,000
S30
S33
S36
S39
S42
S45
S48
S51
S54
S57
S60
S63
H3
H6
H9
H1
2
H1
5
H1
8
H2
1
H2
4
一般会計当初予算額 市税
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
S50
S52
S54
S56
S58
S60
S62
H1
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H11
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扶助費 公債費 投資的経費
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100,000
200,000
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400,000
500,000
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900,000
1,000,000
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H2
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H8
H1
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H1
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H1
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H2
0
H2
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住民基本台帳人口(10/1)
18.0
35.2
44.7 50.9
65.6
73.2
85.8 96.0 96.9 97.1
0
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30
40
50
60
70
80
90
100
S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H19 H20
下水道汚水処理普及率(%)(%)
千葉市作成資料より
加曽利貝塚を特別史跡に
ちばレポ
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市役所の役割市役所の役割
市民の力市民の力
市民の力を発揮できる課題
市役所でなければできない課題
市民によるレポートスマホのGPS機能を使った写真レポート
市民協働による解決
行政による解決
ちばレポ
道路の不具合など
公園の不具合など
地域における課題発見
地域における課題発見
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33
33
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千葉市作成資料より
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Open! Chiba
横浜コミュニティデザイン・ラボ
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世界の港町「横浜」を目指し、面白く、楽しいまちづくりを実践型で研究する非営利のラボ(研究機関)です。横浜市を中心とした各地域を舞台に市民の公共の利益の増進に寄与することを目的としています。
出典:http://yokohamalab.jp/about/aboutus/
Open! Chiba
LOCAL GOOD
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出典:http://localgood.jp/
10
Open! Chiba
LOCAL GOOD
19出典:http://localgood.jp/
Open! Chiba
クラウドファンディング(Crowdfunding)
不特定多数の人が通常インターネット経由で
他の人々や組織に財源の提供や協力などを行
うこと。
群衆(crowd)と資金調達(funding)を組
み合わせた造語。ソーシャルファンディング
とも呼ばれる。
20出典:ウィキペディア
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Open! Chiba
READYFOR?
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Open! Chiba
LOCAL GOOD YOKOHAMA
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Open! Chiba
講師のご紹介
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杉浦裕樹さん
横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事
ヨコハマ経済新聞編集長FabLab Kannaiインターンシップ
宮島真希子さん
横浜コミュニティデザイン・ラボ理事