14
1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12 イベント・カレンダー P13 事務局後記 P14 CUPA Café 開催案内 CUPA レポート 2013 年 5 月号 VOL,11 【CUPA 勉強会・懇親会の案内】 会場:コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル 日時:2013 年 7 月 26 日(金曜) 勉強会 17:45~18:45 懇親会 19:00~21:00 ※詳しくは CUPA レポート 6 月号やメールで後日ご案内させて頂きます。

2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

1

5 月号 目次

P1 目次、ご案内

P2 はじめに 山崎泰宏

P3-P4 コラム-1 林雅之

P5-P8 コラム-2 新野淳一

P9-P12 イベント・カレンダー

P13 事務局後記

P14 CUPA Café 開催案内

CUPAレポート

2013 年 5 月号 VOL,11

【CUPA 勉強会・懇親会の案内】

会場:コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル

日時:2013 年 7 月 26 日(金曜)

勉強会 17:45~18:45

懇親会 19:00~21:00

※詳しくは CUPA レポート 6 月号やメールで後日ご案内させて頂きます。

Page 2: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

2

「オープンソースを自分の技術力にする方法」

CUPA 運営委員 山崎 泰宏

世間はゴールデンウィークでしたが、いかがでしたか。お休みを満喫できた方、お仕事で大変だっ

た方、様々な過ごし方があったのではないでしょうか。弊社株式会社あくしゅも、サービス開発に

追われて、かなり充実した昨今です。休日にしても繁忙期はどこも割高ですから、たまには世間と

ずらしてみるのもいいのかもしれません。

さて、まさにそのサービス開発で、弊社がお客様と一緒に取り組んでいるのが、IaaS の構築です。

何度も行っているので、さすがに一度通過したところはスムースに進みます。しかし、いつも必ず

チャレンジとして毎回狙っていく新規構築の部分があります。同じことを繰り返していてはいけな

いので、敢て挑むべき課題を設定しています。そこが常に新しい難しさを生んでいます。しかも、

そうしてどんどん高機能になっていく中で、それぞれの機能が完璧に動かなければならないのです。

やれどもやれども、尽きることがありません。

オープンソースライセンスのコードを自ら主催するという事は、その開発をハンドリングしなけれ

ばならないという事です。オープンにしているからと言って、放っておいてコミットが増えるなん

て事はほとんどありません。自分たちでチャレンジを設定しない限り前には進まないのです。お客

様と一緒にチャレンジをし、開発をする、これがオープンソースの面白さであり、技術の面白さな

のだろうと思います。

はじめに

Page 3: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

3

「 SDN/OpenFlow で変わるベンダー市場」

CUPA 総合アドバイザー 林 雅之

2013 年 4 月 15 日から 17 日までカリフォルニア州サンタクララで ONF 主催の「Open

Networking Summit 2013」が開催され、SDN/OpenFlow の関連市場は活況です。

これまでの SDN/OpenFlow 関連の取り組みをベンダーの動きを中心に整理をしてみたいと思いま

す。

VMware は 2012 年 7 月 23 日、Nicira を買収することを発表しました。買収総額は、約 10 億

5000 万ドルで、VMware にとっては過去最大の買収となり、Nicira の買収は、VMware のクラウ

ド戦略において重要な位置づけとなっています。

Nicira の中核商品は、2011 年 7 月に発表した「Nicira NVP(Network Virtualization Platform)」

です。VMware は、Nicira を買収することで、すべてのインフラを自動化し仮想化されてサービス

として提供される Software Defined Datacenter の推進を加速し、これまでのターゲットを拡大

させ、エコシステムにも注力することで、さらなる事業の拡大を目指しています。

SDN/OpenFlow の市場では、米ビッグ・スイッチ・ネットワークス、国内ではベンチャーのミド

クラ、IIJ と ACCESS との合弁会社ストラトスフィアなどの新興企業や NTT データなどが、

SDN/OpenFlow ベースとした各種ソリューションを提供しています。

既存の大手機器ベンダーでは、NEC や Cisco、Juniper などが SDN/OpenFlow 対応機器を提供し

独自の機能を実装することで囲い込みを行なっています。新興機器ベンダーでは Pica8 などが

OpenFlow に対応した低価格の機器を提供しています。

SDN/OpenFlow の普及は、ネットワーク市場の構造を大きく変え、業界の再編、オープン化を大

きく推進することになるでしょう。 SDN/OpenFlow により、ネットワーク機器のコモディティ化

が進み、ネットワーク機器の低価格化、いわゆるネットワーク機器のチープ革命が進むことになり

ます。ベンダーから機器を買わずに、台湾の ODM(Original Design Manufacturing)ベンダーに

機器を作らせる動きもあり、さらなる価格破壊が進む可能性もあります。

SDN/OpenFlow の市場では、大学からスピンアウトした Nicira やビッグスイッチのようなスター

トアップ企業も多く、業界再編の動きを大きく促す可能性があります。ミドクラは 2013 年 4 月 3

日、シリーズ A ラウンドにおいて産業革新機構や NTT インベストメントパートナーズなどから総

額 1,730 万ドルの増資を完了しており、今後事業を拡大させていくことになるでしょう。

独自プロトコルで提供していた既存の大手ネットワーク機器ベンダーにとっては、

SDN/OpenFlow の普及は、垂直統合モデルの破壊を意味しています。パソコン型のハードウェア

(仮想スイッチ)、OS(コントローラー)、アプリケーションのそれぞれのレイヤーによる水平

分散型のモデルにシフトし、それぞれのレイヤーでイノベーションを生み出すためのオープン化と

連携による大きな戦略転換が必要となっています。

シスコのような既存の機器ベンダーでは、SDN に上位レイヤーまで加えた領域まで拡大すること

で、サードパーティーを取り込み新たな市場開拓を進めています。また、NEC のように積極的に

コラム-1

Page 4: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

4

OpenFlow を展開する事業者も見られ、今後 OpenFlow 対応機器を積極的に投入し、早期に市場

シェアの獲得をする動きも見られます。

さらに、大きな動きとして米 Linux ファウンデーションが 2013 年 4 月 8 日、SDN を実現するソ

フトウェア群をオープンソースソフトウェアとして開発する SDN のオープンソースプロジェクト

「OpenDaylight プロジェクト」の立ち上げを発表しています。「Northband API」などの標準化

も本プロジェクトで進められています。最初のコードは、2013 年第 3 四半期中にリリースされる

予定です。

本プロジェクトには、シスコ、ブロケード、シトリックス、IBM、ジュニパー、マイクロソフト、

NEC、レッドハット、VMware などの主要企業が参加しており、各社が提供する技術や貢献内容を

公開しています。たとえば、シトリックスの場合、「Apache CloudStack」に対応した

OpenDaylight プラグインを開発することを表明しており、CloudStack と SDN との連携が簡易に

実現できるようになります。

「OpenDaylight プロジェクト」は、SDN を中心としたオープンなエコシステムの形成を推進し、

企業の本格的な普及への後押しをすることになると考えられ、この1年の動向が注目されるところ

です。

Page 5: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

5

「 OpenStack 7番目のリリース発表で勢いに乗る 」

CUPA 総合アドバイザー 新野 淳一

4 月中旬にオレゴン州ポートランドでは OpenStack Summit が開催されています。そのせいか 4

月は OpenStack 関連のニュースが続きました。Publickey の記事から動向をまとめました。

OpenStack、7 番目の新バージョン「Grizzly」がリリース。ESX、KVM、XEN、そして

Hyper-V のサポートが追加

オープンソースで開発されているクラウド基盤ソフトウェアの OpenStack の 7 番目となる新バー

ジョンの「OpenStack 2013.1」、コード名「Grizzly」が 4 月 4 日にリリースされました。

Grizzly では、ハイパーバイザとして ESX、KVM、Xen に加え、新たにマイクロソフトの Hyper-V

をサポートするようになりました。これで主要なハイパーバイザの混在環境でのクラウド構築を実

現できるようになりました。

公開されているリリースノートから、主な新機能をピックアップします。

スケーラビリティや可用性の向上

コンピュート機能(Nova)では、スケーラビリティを拡張する新機能の「Cell」が搭載されていま

す。Cell は大規模に分散されたデプロイを実現する機能で、地理的に分散された複数のセルを統合

して管理できる機能と説明されています。

アベイラビリティゾーン機能は、これまで設定ファイルでしか設定できなかったものが API で設定

できるように拡張されています。MySQL コネクタの性能も改善されているとのこと。

オブジェクトストレージ機能(Swift)にはクオータ機能が追加。CORS(Cross-Origin Resource

Sharing)に対応したことで、ブラウザからオブジェクトストレージのリソースへ直接アクセス可

能になります。

ブロックストレージ機能(Cinder)ではファイバーチャネル経由のアタッチが可能になり、Swift

へのバックアップも実現。EMC VNX/VMAX、HP 3PAR、GlusterFS などのドライバが新しく追加

されています。

ネットワーク機能(Quantum)では、DHCP サーバの分散配置による高可用性を実現。セキュリ

ティグループの追加や、ロードバランスサービス(Load-balanceing-as-aService)の提供などが

追加されています。

また、Quantum に対するプラグインとして Big Switch、Brocade、Hyper-V、Midonet なども追

加されました。

そのほかにも多数の機能追加が実現されていますが、全体としてはさらなるスケーラビリティと可

用性の向上にポイントが置かれたと見ていいでしょう。

コラム-2

Page 6: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

6

PayPal が VMware から OpenStack に移行する理由は「可用性を犠牲にすることなくスケーラ

ブル」だから

8 万台ものサーバを、VMware の製品で構築されたシステムから、オープンソースの OpenStack

ベースのプライベートクラウドへ移行すると発表された PayPal の事例は、OpenStack の勢いとオ

ープンソースのクラウド基盤ソフトウェアの成熟を示すものとして注目されています。

OpenStack の Web サイトで公開された事例では、OpenStack へ移行

する理由が次のように説明されています。

A key component of the selection criteria for PayPal’s cloud

infrastructure was the ability to scale quickly without

compromising availability. For its engineers and developers to

be successful, the platform had to support PayPal’s requirement of 99.9999%

availability.

(略)

To meet this demand, PayPal decided to build its private cloud infrastructure with

OpenStack.

PyaPal のクラウド基盤を選択するもっとも重要となる要素は、可用性に妥協することなくすば

やくスケールする能力だ。エンジニアやデベロッパーがこれを成功させるには、プラットフォー

ムが PayPal の要件である 99.9999%の可用性をサポートしなければならない。

(略)

この要件を満たすため、PayPal はプライベートクラウド基盤の構築に OpenStack を用いると決

断した。

企業がオープンソースを採用する理由の多くで、価格が安いことや技術的にオープンなことが挙げ

られがちですが、PayPal の OpenStack の採用理由が「可用性に妥協することなく、すばやくスケ

ールする能力」であることは、OpenStack の技術的な成熟を暗に示しています。

オンラインペイメントで世界最大級のインフラと言っていい PayPal がこのような判断を下したこ

とは、OpenStack を検討する多くの企業にとって、そして VMware の製品群も検討する多くの企

業にとっても大きな意味を持つことでしょう。

PayPal は単に VMware を置き換えるわけではない

VMware にとっては不都合なこの事例ですが、同社の Cloud Infrastructure Platform 担当シニア

バイスプレジデントの Bogomil Balkansky 氏は、この件についてブログに「Partnership, Choice

and the Hybrid Cloud」という記事を書いて取り上げました。

この記事の中で、PayPal の Platform Engineering & Operations バイスプレジデント、Nat

Rajesh Natarajan 氏が VMware に向けた、次のようなコメントが紹介されています。

Our initiative with OpenStack is intended to enable agility, innovation and choice. We’re

not interested in a “rip and replace’ approach. In fact, this collaboration will help us

utilize robust virtualization technologies such as VMware. They are a valued PayPal

Page 7: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

7

partner, and we intend to continue leveraging their core strengths in our cutting edge

cloud environment.

私たちの OpenStack への取り組みは、アジリティとイノベーション、そして選択を目的として

います。私たちは“取り去って置き換える”ようなアプローチを採るつもりではありません。

実際のところ、このコラボレーション(訳注:PayPal と OpenStack のことと思われる)は、

VMware のような頑強な仮想環境の活用を助けてくれるでしょうし、私たちは先端的な環境にお

いてはそれらの中核的な強みを活用していくつもりです。

もちろん VMware へのリップサービスが含まれているとは思いますが、VMware を OpenStack に

単純にざっくりと置き換えるつもりではない、という意図を明確にしています。

VMwareはヘテロな環境へ向かう

VMware にとって明らかなのは、顧客のクラウド環境が VMware だけでなく、Hyper-V や Xen や

KVM といった多様なハイパーバイザ、OpenStack や CloudStack などの多様な基盤ソフトウェア

といった混在環境になっていくことです。

ブログを書いた Bogomil Balkansky もこのことを認識し、VMware はヘテロな環境のサポートに

向かうことを強調しています。

To serve our customers, VMware has made important decisions. We support

heterogeneous cloud environments—this is the reality of most of our customers’

environments, and they need to manage and automate this complexity quickly and

efficiently.

顧客へ奉仕するために、VMware は重要な決断を下した。私たちはヘテロジニアスなクラウド環境

― これが多くの顧客のクラウド環境における現実であり、そして彼らはこの複雑さをすばやく、

効果的に管理、自動化が必要だと考えている。

VMwareはすでに OpenStack の支援を表明

実は、VMware は昨年 8 月の時点で OpenStack プロジェクトへの参加を正式に表明しており、

OpenStack を支援する立場にいます。また昨年、DynamicOps を買収したのも、混在環境に対応

するためであることを表明していますし、PaaS レイヤで展開している基盤ソフトウェアの Cloud

Foundry も、Amazon クラウドや CloudStack など、VMware 以外のクラウド環境への対応を進

めています。

Arista Neworks がスイッチ製品と OpenStack をネイティブに統合すると発表

OpenStack の新バージョン「Grizzly」発表に合わせて、OpenStack のネットワーク制御機能であ

る Quantum へネットワーク機能を統合したという発表がいくつか行われました。その 1 つが

Arista Networks です。

サン・マイクロシステムズの創業者の一人だったアンディ・ベクトルシャイム氏が立ち上げた新興

スイッチベンダの Arista Networks も、すでに OpenFlow 対応スイッチを発表していましたが、

Page 8: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

8

さらに Software-Defined Network 対応を進めるためとして、スイッチ内で実行されている同社

OS を、OpenStack に統合すると発表しました。プレスリリースから引用します。

Arista Networks today announced the next phase of its Software Defined Networking

(SDN) offerings by integrating Arista EOS™ (Extensible Operating System) natively with

OpenStack, the leading open-source cloud provisioning and orchestration system.

Arista Networks は本日、Software Defined Networking 対応の次のフェーズとして、Arista

EOS(Extensible Operating System)を、オープンソースのクラウドプロビジョニングとオー

ケストレーションシステムである OpenStack に、ネイティブに統合することを発表します。

ミドクラ、MidoNet の製品版をリリース

ネットワーク仮想化ベンダとして日本のスタッフを中心に 2010 年に起業したミドクラも、同社に

とって最初の製品となる「MidoNet」のリリースを、先週オレゴン州ポートランドで開催された

OpenStack Summit で発表しました。プレスリリースから引用します。

MidoNet は標準的な IP ネットワーク上で動作しながらも、知能を各エッジ側に配置しオーバー

レイ型の仮想ネットワークを構成する事ができることです。このアーキテクチャーによりあらゆ

る企業の IaaS のネットワーク環境を多くの機能を備えた安全性の高いスケーラブルな仮想化ネ

ットワーク環境に革新する事ができます

OpenStack は IBM が自社のクラウド基盤ソフトウェアにすると発表していますし、HP や Dell な

どのハードウェアベンダも積極的に支援しています。いまもっとも勢いのあるクラウド基盤ソフト

ウェアと言っていいでしょう。

Page 9: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

9

2013 年 5 月 11 日~2013 年 7 月 31 日 ----------------------------------------------------------------------------------------------------

国立情報学研究所 TopSE 特別講義 クラウド入門(2 日間)

URL:未

開催日:2013 年 5 月 11 日(土)、6 月 1 日(土)

開催場所:国立情報学研究所(東京都千代田区一ツ橋 2 丁目 1-2)

講師:株式会社あくしゅ(Wakame Software Foundation) 山崎 泰宏 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

スターネット株式会社 第 55 回技術連絡会

URL:未

開催日:2013 年 5 月 14 日(火)

開催場所:大阪

講演:デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー 八子 知礼 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

岩見沢エコデータセンターオープニングイベント

URL:未

開催日:2013 年 5 月 14 日(火)

開催場所:岩見沢市自治体ネットワー クセンタ4階「マルチメディアホール」

(北海道岩見沢市有明町南 1 番地 20)

講演:株式会社スマイルワークス 坂本 恒之 様(CUPA ビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

富士通フォーラム 2013

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/04/2.html

開催日:2013 年 5 月 16 日(木)

開催場所:東京国際フォーラム

講演:モバイルクラウドと M2M で創造する新ビジネス

デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー 八子 知礼 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

スターネット株式会社 第 55 回技術連絡会

URL:未

開催日:2013 年 5 月 16 日(木)

開催場所:東京

講演:デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー 八子 知礼 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

ICTEPC 第 2 回プログラミングコンテスト

http://ictepc.jp/activity/network/contest2.html

開催日:2013 年 5 月 18 日(土)

開催場所:渋谷ヒカリエ LINE 株式会社セミナールーム

主催:株式会社データホテル(クラウドストレージ研究会チェア) 伊勢 幸一 様

(CUPA 総合アドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

イベント情報

Page 10: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

10

---------------------------------------------------------------------------------

次世代スマホOSセミナー

URL: 未

開催開始日:2013 年 5 月 22 日(水)

開催場所:御茶ノ水:中央大学駿河台記念館

講演:デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー 八子 知礼 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

クラウドビジネスの始め方とその儲け方セミナー

http://www.hitachi-systems.com/seminar/2013/05/0522.html

開催日:2013 年 5 月 22(水)

開催場所:株式会社日立システムズ ソリューションスクエア名古屋

(名古屋市中区栄 1-24-15 JPR 名古屋伏見ビル 9F)

講演:株式会社船井総合研究所 江尻 高宏 様(CUPA ビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

J-SaaS サポーター募集セミナー

https://seminar.jp.fujitsu.com/public/seminar/view/1023?ss_ad_code=index

開催日:2013 年 5 月 22 日(水)

開催場所:東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 幸ビル1階

講演:株式会社スマイルワークス 坂本 恒之 様(CUPA ビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

DTC モバイルワークによるワークスタイル変革セミナー

URL: 未

開催開始日:2013 年 5 月 27 日(月)

開催場所:デロイトトーマツコンサルティングセミナールーム

講演:デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー 八子 知礼 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

OCP APAC engineering workshop

URL:未

開催日:2013 年 5 月 27 日(月)- 28 日(火)

開催場所:ホテル椿山荘

主催:株式会社データホテル(クラウドストレージ研究会チェア) 伊勢 幸一 様

(CUPA 総合アドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

たった 3 日で会社が変わる!最強のクラウド活用術

https://softbanktelecom.smartmarketing.jp/public/seminar/view/149

開催日:

【東京会場】 2013 年 5 月 29 日(水)

【大阪会場】 2013 年 6 月 11 日(火)

開催場所:

【東京会場】 サイボウズ株式会社 (東京都文京区後楽 1-4-14 後楽森ビル)

【大阪会場】 ソフトバンクテレコム株式会社 西日本営業本部 関西支社

(大阪府大阪市北区小松原町 2 番 4 号 大阪富国生命ビル)

講演:株式会社船井総合研究所 江尻 高宏 様(CUPA ビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

Page 11: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

11

----------------------------------------------------------------------------------------------------

オープン型販売代理店モデルで毎月30本販売する手法公開セミナー

URL:未

開催日:2013 年 5 月 30 日(木)

開催場所:船井総研 五反田オフィス(東京都品川区西五反田 6-12-1)

主催:株式会社船井総合研究所 江尻 高宏 様(CUPA ビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

DTC MDS セミナー

URL: 未

開催開始日:2013 年 6 月 11 日(火)

開催場所:東京

セミナー開催挨拶:

デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー 八子 知礼 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

InteropTokyo2013

http://www.interop.jp/2013/

開催日:2013 年 6 月 12 日(水)- 14 日(金)

開催場所:幕張メッセ

企画:基調講演【K-02】

モデレータ:【NC-04】 クラウドビジネスの最前線と今後、

【NC-10】 SDN フェデレーションの実践的活用技術

【NC-22】 ファブリック対決、TRILL vs SPB

【NC-26】 成功する SDN 導入のポイント

株式会社データホテル(クラウドストレージ研究会チェア) 伊勢 幸一 様

(CUPA 総合アドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

iOS コンソーシアム:パネル討議

URL: 未

開催開始日:2013 年 6 月 18 日(火)

開催場所:東京

モデレーター:

デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー 八子 知礼 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

MCPC SMC 講師

URL: 未

開催開始日:2013 年 6 月 28 日(金)

開催場所:東京 機械振興会館

講師:デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー 八子 知礼 様(CUPA 運営委員)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

クラウドビジネスの始め方とその儲け方セミナー

URL:未

開催日:2013 年 7 月 2 日(火)

開催場所:株式会社日立システムズ ソリューションスクエア東京(品川区大崎 1-2-1)

講演:株式会社船井総合研究所 江尻 高宏 様(CUPA ビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

Page 12: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

12

----------------------------------------------------------------------------------------------------

イベント名:クラウド時代の中小企業のための東南アジア進出ノウハウ大公開セミナー

URL:未

開催日:2013 年 7 月 4 日(木)

開催場所:六本木ヒルズ森タワー(東京都港区六本木 6-10-1)

講演:株式会社船井総合研究所 江尻 高宏 様(CUPA ビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

Page 13: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

13

『世界市場へテークオフ! JAPANコンセプトのジェット機』

初号機納入を 2014 年第 1 四半期とした三菱 Regional Jet

(リージョナルジェット)旅客機「MRJ」の受注も順調なようで、

オプションを含む累計は 325 機となり、採算ラインとされる

350~400 機に近づいた。

座席数 100 前後の Regional Jet(近距離ジェット旅客機の

意味で、MRJ でイメージすると、ニューヨーク ⇒ デンバー間の距離を飛行、最長で 3,400km強)

であるが、今後世界での需要が 5,000 機と推計されている。

リージョナル航空は大型旅客機が使われる主要な空路ではなく、小型旅客機で需要が十分賄われる

拠点間空路や、地方と主要拠点を結ぶ空路を担当する航空輸送業務の事である。従来、プロペラ機

でサービスが提供されていたが、リージョナル路線も速達性と快適性に優れたジェット化が要望さ

れた事により、RJ 革命と言われる市場のジェット化が進んだ。

現在 Regional Jet は、カナダのボンバルディア(Bombardier)、ブラジルのエンブラエル

(Embraer)の両社が大きな市場シェアを握っているが、ここに後発の MRJ が参画し、中国やロ

シアも開発中で熾烈な市場となりそうである。

このような市場において MRJ は従来のリージョナルジェットに比べ 20%以上の燃費向上を実現し

たと言われている。この燃費改善を要因別に見ると、一番は新型エンジンによるもので、これが

10%程度の寄与度で一番大きく、残り約 10%を機体の最適設計(5%)と炭素繊維の有効利用(5%

以下)となっている。

以前の国産ターボプロップ旅客機「YS-11」(1964 年初納入)のように中途半端で終わらず、

MRJ には世界に向け是非とも頑張ってもらいたいものである。

http://www.mrj-japan.com/j/

次に、待ちに待った Honda Jet のデリバリーが 2013 年に予定され

ている。本田宗一郎の夢がついに叶う時がきた。本田がバイクのエン

ブレムにウイングマークを採用していたくらいであるから、「いつか

は空へ羽ばたきたい」という空への憧れが強かったのであろう。

このビジネス・ジェットは HONDA らしく、主翼の上にエンジンを

配置する独特のデザインである(特許取得済)。

一般的なビジネスジェット機のエンジンは胴体後部に取り付けられる

が、HONDA 視点は異なっていた。主翼上部にエンジンを配置する事

により、従来必要だった胴体側のエンジン支持構造が必要なくなったため、胴体内のスペースが

20%以上も拡大し、燃料配管系統の単純化/安全性向上が実現され、乗り心地の改善も可能となっ

た。またこの配置により空気抵抗の低減を行なっている。加えて低燃費のターボファンエンジンを

搭載することによって、従来機に比べ燃費が約 15%向上、速度は約 15%速く、しかも価格は他社

とほぼ同じで「業界の常識を変えた」と言われている。

また一般的には、機体メーカーがエンジン専門会社のエンジンを購入、これを取り付けるが、

Honda Jet は機体・エンジン共に自社製という世界的にも珍しい構成となっている。

航続距離は 2,000km 強であるから、ニューヨーク ⇒ シカゴ、ロサンジェルス ⇒ デンバー間のフ

ライトが可能である。EU ではロンドン ⇒ ローマ間のイメージといえる。

搭乗者数は乗員・乗客を含め最大 7 名が可能で、価格は450万ドル(約 4 億 3 千万円)である。

すでに受注数が 100 機以上との事で、MRJ 同様に是非とも成功してほしいものである。

(Honda Aircraft Company, Inc.本社:USA ノースカロライナ州グリーンズボロ)

http://www.honda.co.jp/jet/

@5

事務局後記

Honda Jet

MRJ 完成予想図

事務局後記

Page 14: 2013 年 5 月号 VOL 11 CUPA レポート2013 1 5 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P4 コラム-1 林雅之 P5-P8 コラム-2 新野淳一 P9-P12

14

《「CUPA・Café」のご案内 》

下記の日時で「第 8 回 CUPA・Café」を開催いたします。

日時:2013 年 5 月 15 日(水曜)19:30~21:00

会場:クリエーションライン株式会社 会議室

東京都千代田区神田佐久間町 3-6 M’s WORKS BLDG 3F

今月のテーマ:最近のコミュニティ活動

対談者:日本マイクロソフト株式会社 砂金信一郎 様

株式会社富士通システムズ・イースト 冨田順 様

シグマコンサルティング株式会社 橋本圭一 様

◆CUPA・Café詳細は CUPA の facebook ページにてご案内いたします。

http://www.facebook.com/cupa.jp

会員企業様や関係者は無料で入場できます(アルコールも少量ですが準備致します)。

ご多忙とは存じますが、ご来場の程宜しくお願い致します。

尚、ご来場の際は、お手数でも事前に下記メルアドまでご連絡をお願い致します。

[email protected]

一般の方は USTREAM で視聴できます。

本企画では「ご希望の対談者」や「対談テーマ」などを募集しています。

下記のアドレスまでご要望などをご送信ください。

[email protected]

以上、宜しくお願い申し上げます。