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1 好んで使う、 Googleゕナリテゖクスのこんな機能 Susumu Iida (twitter @susumukatachi)

20110824 gatracker-final

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好んで使う、 Googleゕナリテゖクスのこんな機能

Susumu Iida (twitter @susumukatachi)

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自己紹介

飯田 進(いいだ すすむ)

@susumukatachi (twitter)

http://susumukatachi.jp

GAIQ No.00000518

普段はさっぽろにいます。

こんなことしながら現在に至ります:

• 1996-2004 株式会社リクルート (制作・企画・システム開発・マーケテゖング・UI・IA)

• 2005- ススムカタチ情報設計室(フリーランス) (CMS(MT,WORDPRESS,DRUPAL,PLIGG)・UI・IA・ゕクセス解析)

• 2011.03- 株式会社オロ (ゕクセス解析コンサルテゖング)

今年の3月にこんなことがしたくて北海道支社のある制作会社に入社しました:

• GACPを取得して、GACPサミットにいってみたい

• 大規模サトの解析をGoogleゕナリテゖクスを使ってしてみたい

今回は個人としてどうGoogleゕナリテゖクスを使っているか、お話ししたいと思います

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新旧のこんな機能を好んで使ってたりします

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その1:ベントトラッキングは外部フゔルのダウンロード、同一ページ内の同一

ページ遷移の違いをトラッキングできるので便利

マクロコンバージョンとなり得る PDFのダウンロード数や、mailtoによるお問い合わせメールの数などを測定しています (個別に<A HREF>に実装するか,Jqueryによる一括実装)

? a.html b.pdf

click

click ?

c.html d.html

<a href="#" onClick="_gaq.push(['_trackEvent', ‘Campaign', ‘Top', ‘red_banner']);"><img src></a>

<a href="#" onClick="_gaq.push(['_trackEvent', ‘Campaign', ‘Bottom', ‘orange_banner']);"><img src></a>

同一ページ内にある複数のリンクが同じページへ遷移する際に、どちらのリンクがクリックされたのかを把握するようにしています。

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その2:旧バージョンの「比較グラフ」機能は、過去との比較ができるから便利

旧バージョンで活用していた機能のひとつがこれ。期間選択で「過去と比較」モードにすると、「比較グラフ」が 選択した期間と、選択した過去の機関との比較で表示してくれる優れもの。新バージョンは「過去と比較」モードでも 「比較グラフ」で表示されるのは一律「サト平均との比較」なんです。

旧バージョンでは、何が良くなって何が悪くなったか一目でわかった

旧 新

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その3:活躍しているページを探すなら、やはり$ンデックスが便利

旧バージョンではコンテンツ分析からみることのできた「$ンデックス」。売上に多く貢献したページを見つけるのに とても便利だったので、今だにつかっています。同じく新バージョンからは消えてしまった「加重並び替え」機能と一緒に よく使います。コンバージョンページ、サンキューページの値が高くなってしまうのはご愛嬌。

さきほどの「比較グラフ」と組み合わせて使えば、どのページの売上貢献度がどれだけ上下したかわかるので便利

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その4:GAと同じ見た目のレポートをPDFで「エクスポート」できるのはありがたい

新バージョンでもサポートされるという「噂」のPDFでのエクスポートですが、いまのところ旧バージョンからのみ 利用可能。既出の「(過去との)比較グラフ」と同様のものをエクセルで出すにも手間がかかるので、こちらのPDF レポートのグラフをよく使います。

この「比較グラフ」をxlsできれいにグラフ化するのはなかなか手間。かといって画面キャプチャだと文字が読みづらい

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というのも… Adobe Indesignを使ってレポートを作成してたりするので。

(1)Adobe Indesignは画像解像度を落とすことなく複数PDFも読み込める、(2)読みやすいレゕウトにPDFやXLS、 コメント文章を並び替えることができる、(3)必要なデータを更新するだけで同じレゕウトのレポートが生成できる など、とても重宝しています。

xlsや他のツールでグラフ化しづらい こうしたGAのエクスポートグラフもきれいに貼りこめる

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その5:詳細に深堀したいなら、新バージョンのピボットテーブル表示が相当便利

新バージョンで便利に使っているのはピボットテーブル機能。 左の例でみると、「ソース/メデゖゕ」で1軸、ユーザの種類で1軸、「都市」で1軸、現在・過去の対比で1軸、ゕドバンスセグメント(ここでは6時~9時と12時~13時昼休みの二つ)で1軸と、旧バージョンではできなかった深堀が相当できます。 細かく見たいとき便利につかっています。

旧バージョンではできなかったピボット×過去比較、ピボット×ゕドバンスセグメントが両方同時にできる

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その6:モーショングラフはトレールした状態を画像にして説明するか、

スクリーンキャストでプレゼンテーションすると伝わりやすい

新バージョンで日本版にも実装されたモーショングラフは、「点」でみせるよりも、図のように「線」で見せて分布図的な使い方をしたりしています。モーショングラフにある「Trails」にチェックを入れると、「線」で見せられるようになります。

またMacintoshの場合「QuickTimeX」を使えば簡単にスクリーンキャストできるので、こうした動きのある部分のレポートや、遠距離でのプレゼンテーションの場合などでは、vimeoなどの動画サトをつかって、事前に録画した「解析プレゼン」を先方に見ていただくこともあります。

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その7:日付ごとに設定したメモを一覧表示できるのは新バージョンだけの嬉しいプチ機能

旧バージョンでも日付ごとに「メモ」を作成できる 機能がありましたが、新バージョンでは、このメモ の一覧をカンタンに表示させる機能があって、これ が便利。 現在のプロフゔルが表示されている横の「ギゕ」マークをクリックしてゕカウント設定画面に入ると、「メモ」なる メニューが。これをクリックすると、今まで登録したメモを一覧でみることができます。施策内容をここに記した場合などは、月次レポートでこの一覧の内容をCopy&Pasteすればよいのでとても便利だと思います。

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その8:カスタム変数を使って「パンセッション」でユーザ行動を分析する

GAエバンジェリストのAvinash Kaushikがよく唱えている呪文の一つに「パンセッション(pan-session)」があります。 http://www.kaushik.net/avinash/rules-choosing-web-analytics-key-performance-indicators/ http://www.kaushik.net/avinash/actionable-tips-web-data-metrics-analysis/ http://www.kaushik.net/avinash/web-metrics-super-lame-super-awesome/ http://www.kaushik.net/avinash/beginners-guide-web-data-analysis-ten-steps-tips-best-practices/

一つのセッションだけでユーザ行動をみるのではなく、そのユーザの複数回セッションを追うことで、見えてくるものがある ということだと理解しています。(ゕトリビューションやリードナーチャリングにも通ずる部分?) ユーザの成長ステージごとにユーザレベルのスコープで、定義づけしていくやり方(過去に購入したことがある人、過去に特定のページを見た人 など)などをしています。 そのほかには、昔書いたこんな↓記事の実装もマルチチャネル分析機能がまだ使えないようであればまだまだ有用です。

○最初のきっかけ訪問を記録する(http://susumukatachi.jp/archives/1491)

マルチフゔネル分析とまではいきませんが、「初回時のランデゖング方法」と「コンバージョン時のランデゖング方法」などを 比較できる上、カスタム変数として値を扱うことができるので、ゕドバンスセグメントなどでも使うことができて重宝してます。 (マルチチャネルではゕドバンスセグメントではなく「コンバージョンセグメント」としてしか絞り込めない) 新規ユーザーであればカスタム変数に情報を挿入。そうでなければなにもしない。 スロット1には、変数名「l」 で最初のランデゖングページのパスを スロット2には、変数名「s」で最初のランデゖングページのクエリを(もしあれば) スロット3には、変数名「r」で最初の参照元サトURLを スロット4には、変数名「q」で最初の参照元が検索サトのときのキーワード(もしあれば)

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ありがとうございました