73
平平 20 平平平平平平平平平 平平 平平平 平平平 平 平平 平 平平平 20924() 10 ●平平平平 平平平 平平 平 平平 平平平平 14 924() 平平平 平平平平平平平平 平平平平平 平平平 平平 平平平平平平 平平平平平平平平 平平 平平 76 20一(1) 平平平平平平 () 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 平平 平平 77 20(1) 平平平平平平平平 () 平平平 平平平平平平平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 79 一一 平平平平平平平平平平平平平 平平平平平平 () 平平平 平平平平平平平平平平平平平平 平平平平平平平平 80 平平平平平平平平 () 平平平 平平平平平 平平平平平平平 81 () 平平平平平平平平 () 平平平 平平 平平平平平平 平平平平平平平平平平平平 19一 平平平平平平平平平平平平平平平 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 19 平平平平平平平平平平平平平平平 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 19 平平平平平平平平平平平平平平平 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 19 平平平平平平平平平平平平平平平 10 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 19 平平平平平平平平平平平平平平平 11 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 19 平平平平平平平平平平平平平平平 12 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 19 平平平平平平平平平平平平平平平 13 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 19 平平平平平平平平平平平平平平平 14 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 19 平平平平平平平平平平平平平平平 15 平平平 平平 平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平 10 19 平平平平平平平平平平平平平平平 142

平成18年 - Iizuka · Web view飯塚市議会会議録第4号 第 3 回 平成20年9月24日(水曜日) 午前10時00分開議 議事日程 日程第14日 9月24日(水曜日)

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平 成 2 0 年

                            飯 塚 市 議 会 会 議

録 第 4 号    

第   3   回

  平 成 2 0 年 9 月 2 4 日 ( 水 曜 日 )   午 前 1 0時 0 0 分 開 議 ● 議 事 日 程 日 程 第 1 4 日           9 月 2 4 日 ( 水 曜 日 ) 第 1   一 般 質 問 第 2   議 案 に 対 す る 質 疑 、 委 員 会 付 託     1   議 案 第 7 6 号   平 成 2 0 年 度 飯 塚 市 一

般 会 計 補 正 予 算 ( 第 1 号 )                       ( 総 務 委 員 会 )     2   議 案 第 7 7 号   平 成 2 0 年 度 飯 塚 市 工

業 用 地 造 成 事 業 特 別 会 計 補 正 予 算( 第 1 号 )

                      ( 市 民 経 済 委 員 会 )     3   議 案 第 7 9 号   一 般 社 団 法 人 及 び 一 般

財 団 法 人 に 関 す る 法 律 及 び 公 益 社団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等に 関 す る 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 条例 の 整 備 等 に 関 す る 条 例

                      ( 総 務 委 員 会 )     4   議 案 第 8 0 号   内 野 宿 友 遊 館 「 長 崎

屋 」 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例                       ( 市 民 経 済 委 員 会 )     5   議 案 第 8 1 号   財 産 の 取 得 ( 鹿 毛 馬 神

籠 石 )                       ( 厚 生 文 教 委 員 会 )     6   認 定 第   1 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 一

般 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の 認 定                       ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特

別 委 員 会 )     7   認 定 第   2 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 国

民 健 康 保 険 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

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    8   認 定 第   3 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 老人 保 健 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の 認定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    9   認 定 第   4 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 介護 保 険 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の 認定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    10   認 定 第   5 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 住宅 新 築 資 金 等 貸 付 特 別 会 計 歳 入 歳出 決 算 の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    11   認 定 第   6 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 小型 自 動 車 競 走 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳出 決 算 の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    12   認 定 第   7 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 介護 サ ー ビ ス 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出決 算 の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    13   認 定 第   8 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 農業 集 落 排 水 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出決 算 の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    14   認 定 第   9 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 地方 卸 売 市 場 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出決 算 の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    15   認 定 第 1 0 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 駐車 場 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    16   認 定 第 1 1 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 工業 用 地 造 成 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出決 算 の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

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    17   認 定 第 1 2 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 汚水 処 理 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    18   認 定 第 1 3 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 学校 給 食 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    19   認 定 第 1 4 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 養護 老 人 ホ ー ム 運 営 事 業 特 別 会 計 歳入 歳 出 決 算 の 認 定

                      ( 平 成 1 9 年 度 決 算 特別 委 員 会 )

    20   認 定 第 1 5 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 水道 事 業 会 計 決 算 の 認 定

                      ( 建 設 委 員 会 )     21   認 定 第 1 6 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 産

炭 地 域 小 水 系 用 水 道 事 業 会 計 決 算の 認 定

                      ( 建 設 委 員 会 )     22   認 定 第 1 7 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 下

水 道 事 業 会 計 決 算 の 認 定                       ( 建 設 委 員 会 )     23   認 定 第 1 8 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 立

頴 田 病 院 事 業 会 計 決 算 の 認 定                       ( 厚 生 文 教 委 員 会 )     24   認 定 第 1 9 号   平 成 1 9 年 度 飯 塚 市 立

病 院 事 業 会 計 決 算 の 認 定                       ( 厚 生 文 教 委 員 会 ) 第 3   追 加 議 案 の 提 案 理 由 説 明 、 質 疑 、 委 員 会

付 託     1   議 案 第 8 2 号   平 成 2 0 年 度 飯 塚 市 一

般 会 計 補 正 予 算 ( 第 2 号 )                       ( 総 務 委 員 会 )     2   議 案 第 8 3 号   財 産 の 取 得 ( 消 防 ポ ン

プ 自 動 車 )                       ( 総 務 委 員 会 )     3   議 案 第 8 4 号   契 約 の 締 結 ( 鯰 田 工 業

団 地 造 成 ( 1 工 区 ) 工 事 )                       ( 市 民 経 済 委 員 会 )     4   議 案 第 8 5 号   契 約 の 締 結 ( 鯰 田 工 業

団 地 造 成 ( 2 工 区 ) 工 事 )                       ( 市 民 経 済 委 員 会 )

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    5   議 案 第 8 6 号   契 約 の 締 結 ( 鯰 田 工 業団 地 造 成 ( 3 工 区 ) 工 事 )

                      ( 市 民 経 済 委 員 会 )     6   議 案 第 8 7 号   契 約 の 締 結 ( 鯰 田 工 業

団 地 造 成 ( 4 工 区 ) 工 事 )                       ( 市 民 経 済 委 員 会 )     7   議 案 第 8 8 号   契 約 の 締 結 ( 鯰 田 工 業

団 地 造 成 ( 5 工 区 ) 工 事 )                       ( 市 民 経 済 委 員 会 ) 第 4   請 願 の 委 員 会 付 託     1   請 願 第   5 号   「 協 同 出 資 ・ 協 同 経 営

で 働 く 協 同 組 合 法 」 ( 仮 称 ) の 速や か な 制 定 に つ い て 意 見 書 の 提 出を 求 め る 請 願

                      ( 総 務 委 員 会 ) ● 会 議 に 付 し た 事 件   議 事 日 程 の と お り

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    お は よ う ご ざ い ま す 。 こ れ よ り 本 会 議 を 開 きま す 。  9 月 2 2 日 に 引 き 続 き 一 般 質 問 を 行 い ま す 。  1 7 番   人 見 隆 文 議 員 に 発 言 を 許 し ま す 。 17 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    お は よ う ご ざ い ま す 。 ど う か よ ろ し く お 願 いを い た し ま す 。 通 告 に 従 っ て 質 問 を さ せ て い ただ き ま す が 、 き ょ う 2 0 0 8 年 9 月 の 2 4 日 、飯 塚 市 に と っ て も 、 こ の 筑 豊 に と っ て も 、 大 きな 歴 史 に 残 る 1 日 に な る こ と が 、 そ れ ぞ れ 報 道等 で 確 実 視 さ れ て お り ま す 。 筑 豊 、 こ の 歴 史 上 、後 に も 先 に も と 言 っ て は 、 将 来 に 向 か っ て は あれ か も し れ ま せ ん け ど も 、 と も か く も 飯 塚 初 の日 本 国 の 宰 相 、 総 理 大 臣 が き ょ う 誕 生 を い た しま す 。 そ の と き に 居 合 わ せ た 地 元 飯 塚 市 の 市 長と し て 、 こ れ か ら 各 般 の 取 材 等 が あ ろ う か と 思わ れ ま す け れ ど も 、 こ の 機 会 で ご ざ い ま す の で 、議 会 の こ の 本 会 議 場 に お け る 地 元 市 長 と し て の 、地 元 か ら 選 出 さ れ る で あ ろ う 、 間 違 い な く 選 出さ れ る と 言 わ れ て い る 、 こ の 日 の 感 想 な り を まず 聞 か せ て い た だ け れ ば と 、 こ の よ う に 思 い ま

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す が 、 い か が で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     市 長 。◎市 長 ( 齊 藤 守 史 )    そ う い う 質 問 が あ る と は 思 っ て も い ま せ ん でし た の で 、 イ イ ヅ カ コ ス モ ス コ モ ン の 管 理 運 営に つ い て の ほ う を し っ か り 読 ん で お り ま し た けど も 、 本 当 に 7 0 数 年 ぶ り で 福 岡 県 の 中 で の 2人 目 の 総 理 と い う 形 で 、 今 、 日 本 国 そ の も の が私 は 非 常 に 厳 し い 状 態 に な っ て る 。 そ れ は 皆 さん も 御 存 じ の よ う に 、 い ろ ん な 面 で 福 祉 か ら 経済 か ら 子 育 て か ら 、 ま た 犯 罪 等 の 、 子 ど も の 犯罪 等 を 見 て も 、 本 当 に 心 配 な 要 素 が た く さ ん ある 中 で 、 こ れ か ら の 船 出 と い う の は 、 き の う も同 じ 年 で あ る 王 監 督 が 退 任 さ れ ま し た け れ ど も 、健 康 状 態 の こ と も 含 め て で す ね 。 そ れ 考 え た とき に 、 6 8 歳 か ら こ の 難 局 を 切 り 開 い て 、 再 生日 本 と い い ま す か 、 そ う い う も の を つ く り 上 げて い く に は 、 並 々 な ら ぬ 努 力 等 、 ま た 決 断 が 要る ん じ ゃ な か ろ う か と 思 っ て お り ま す 。 そ う いう 意 味 で は 、 非 常 に 大 変 な と き に な ら れ た な と 。  し か し 、 そ れ を 私 は や れ る の は 、 彼 の 奔 放 な発 言 と い い ま す か 、 失 言 も あ る か も わ か り ま せん け れ ど も 、 そ れ が 国 民 に 本 当 に わ か り や す い言 葉 で 聞 こ え て い っ て 、 理 解 で き る 政 治 を し てい っ て く れ れ ば 、 日 本 国 民 も つ い て い っ て く れる ん じ ゃ な か ろ う か と 思 っ て お り ま す の で 、 非常 に 期 待 は し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す し 、我 々 も 飯 塚 市 も 新 し い 合 併 し た 後 の 新 生 飯 塚 を将 来 に 向 け て 、 こ の ま ち に 住 み た い 、 住 み 続 けた い 、 飛 躍 す る ま ち を つ く っ て い き た い と 思 いま す の で 、 そ う い う 部 分 に 関 し て も 理 解 が い ただ け れ ば 非 常 に あ り が た い と 思 っ て お り ま す 。心 か ら お 祝 い し た い と 思 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    私 た ち が こ れ ま で 、 合 併 も 含 め て で す け れ ど 、旧 産 炭 地 か ら の 脱 皮 、 実 質 的 な 地 域 の 大 変 革 、そ う し た こ と を 望 み な が ら 、 議 会 も い ろ ん な 議論 を 重 ね 、 執 行 部 も 苦 労 に 苦 労 を 重 ね て こ ら れ 、近 年 で は I T 特 区 等 々 を 初 め 、 い か に 飯 塚 と いう の を 広 く 知 っ て 、 認 知 し て い た だ け る か 、 こう い う ふ う な こ と に あ る 意 味 で は 日 夜 思 い を 重ね て き た よ う に 思 い ま す 。  今 日 は そ う い う 意 味 で は 、 今 日 は と い う よ りは 、 こ の 数 日 、 そ う い う 意 味 で は 、 ま さ に 飯 塚

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と い う の を 日 本 の み な ら ず 、 あ る 意 味 で は 世 界に も 発 信 で き る 、 そ の よ う な 絶 好 の あ る 意 味 では 機 会 を 得 ら れ た と い う こ と 、 前 向 き に あ る 意味 で は と ら え て 、 い か に こ の チ ャ ン ス を 生 か して い け る か 。 期 待 と あ わ せ て 、 み ず か ら が ど のよ う な 思 い を 重 ね 、 地 域 の 多 く の 方 々 と と も に 、未 来 あ る ま ち づ く り に い そ し ん で い け れ る か 、こ う い う ふ う な 観 点 が 私 は 感 想 と し て 、 個 人 的に は 強 く い た し て お り ま す 。  近 々 の そ う い う 世 情 か ら す れ ば 、 投 げ 出 さ ない 期 待 、 そ ん な 話 も あ る の だ ろ う と 、 議 長 は けげ ん な 顔 さ れ て お り ま す け れ ど 、 質 問 に か か わっ て く る 話 で ご ざ い ま す 。 よ ろ し く お 願 い し たい と 思 い ま す 。 投 げ 出 さ な い 期 待 、 そ し て 失 言の 不 安 、 私 は そ う い う 意 味 で は チ ャ ン ス と と らえ る か 、 チ ェ ン ジ の と き と と ら え る か 、 飯 塚 市は 合 併 と い う 大 き な チ ェ ン ジ を し た わ け で ご ざい ま す 。 ア メ リ カ で も チ ェ ン ジ の あ る 意 味 で は流 れ が 、 次 の チ ェ ン ジ を 生 む 。 日 本 で も 投 げ 出す 本 舗 だ っ た 民 主 党 の 党 首 が 、 今 回 は 投 げ 出 さな か っ た 。 こ れ も チ ェ ン ジ で す 。 み ず か ら も 言わ れ て い る と お り 、 そ う い う 意 味 で は 変 わ る べく し て 変 わ ら な き ゃ な ら な い 部 分 と 、 あ る 意 味で は 裏 返 し と し て 、 変 え て は な ら な い 部 分 と があ る の で は な い か 。 そ の 変 え る タ イ ミ ン グ 、 そう し た も の も し っ か り と 合 意 を 求 め な が ら や って い か な け れ ば な ら な い 。 そ の た め の 議 論 を しな け れ ば な ら な い 。  一 般 質 問 の 初 日 の 最 初 の 質 問 者 、 そ し て 先 日の 先 輩 議 員 の 質 問 、 今 回 私 も 通 告 の 項 目 ど お りに 、 コ ス モ ス コ モ ン の 指 定 管 理 の あ り 方 に つ いて 通 告 を い た し て お り ま す 。 こ れ も チ ェ ン ジ です 。 し た が っ て 、 ど の よ う な 意 味 合 い と 、 将 来に 向 け て の 姿 を 思 い 描 け た 、 思 い 描 い た チ ェ ンジ な の か 、 そ の あ た り を し か と お 伺 い を し た いと 、 こ の よ う に 思 っ て お り ま す 。  質 問 の 前 提 と し て 一 つ だ け 確 認 を し て お き たい 。 現 在 の 教 育 文 化 振 興 事 業 団 の 職 員 数 が 何 名な の か 。 そ し て 、 そ の う ち 再 任 用 、 役 所 の 退 職者 が 何 人 、 今 つ か れ て お る の か 。 多 分 質 疑 が 行わ れ て お っ た の で 、 再 度 の 確 認 で 恐 縮 で ご ざ いま す け れ ど も 、 確 認 を さ せ て い た だ き た い と 思い ま す 。 そ れ は 全 職 員 の 何 % に 当 た る の か 、 割合 も 含 め て お 願 い を い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。

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◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    お は よ う ご ざ い ま す 。 文 化 会 館 の 職 員 に つ きま し て は 、 文 化 振 興 係 の 職 員 を 含 め 1 6 名 、 現在 1 6 名 で ご ざ い ま す 。 そ の 内 訳 で ご ざ い ま すが 、 市 の 職 員 と し て 1 名 、 嘱 託 職 員 が 1 名 、 再任 用 職 員 が 3 名 、 そ れ か ら 臨 時 職 員 2 名 が 飯 塚市 雇 用 で ご ざ い ま す 。 そ し て 、 事 業 団 と し ま して 再 任 用 職 員 が 2 名 、 嘱 託 職 員 2 名 、 臨 時 職 員2 名 、 そ れ か ら 駐 車 場 の 管 理 嘱 託 に つ き ま し て3 名 が 事 業 団 の ほ う で お り ま す 。 市 全 体 と し ての 、 職 員 の 割 合 と し て の 数 字 は こ こ で は つ か んで お り ま せ ん の で 、 申 し わ け ご ざ い ま せ ん が 、御 了 承 お 願 い し た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    今 、 1 6 人 中 再 任 用 は 、 市 雇 い 入 れ の 再 任 用が 3 、 事 業 団 雇 い 入 れ が 2 、 あ わ せ て 5 、 1 6分 の 5 、 割 合 は 出 し て お り ま せ ん と い う つ れ ない 返 事 で す け れ ど も 、 あ る 意 味 で は 計 算 す れ ば出 る と 思 い ま す 。 3 1 % ぐ ら い だ と 思 う ん で すね 。 間 違 い な い で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    間 違 い ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    大 変 失 礼 い た し ま し た 。 指 摘 を い た だ け れ ば訂 正 を い た し ま す 。 私 は 市 全 体 と 言 っ た そ う でご ざ い ま す 。 そ う い う つ も り で 聞 い た わ け じ ゃあ り ま せ ん け れ ど も 、 あ く ま で コ ス モ ス コ モ ンの 教 育 振 興 事 業 団 の 総 職 員 、 社 員 の う ち の 再 任用 の 部 分 と 、 こ の よ う な つ も り で ご ざ い ま し た 。3 1 % で あ ろ う か と 思 い ま す 。 そ れ を 確 認 し た上 で 、 も う 一 度 こ れ ま で の コ ス モ ス コ モ ン を めぐ る 、 こ の 管 理 の あ り 方 に つ い て の 整 理 を さ せて い た だ き た い と 思 い ま す 。 コ ス モ ス コ モ ン はい つ 建 設 さ れ て 、 管 理 の あ り 方 と い う の は 、 どう い う 経 過 を た ど っ て き た の か 、 か い つ ま ん で御 説 明 を 願 い た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    飯 塚 文 化 会 館 に つ き ま し て は 、 平 成 4 年 の 1月 1 1 日 に 開 館 を い た し て お り ま す 。 そ の 開 館に あ わ せ ま し て 、 飯 塚 市 教 育 文 化 振 興 事 業 団 がそ の 後 、 こ れ ま で 平 成 1 6 年 ま で は 管 理 委 託 と 、

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失 礼 い た し ま し た 、 1 7 年 ま で は 管 理 委 託 を しま し て 、 1 8 年 、 1 9 年 を 指 定 管 理 者 と し て 管理 を し て き て お り ま す 。 本 年 度 直 営 と い う こ とで 、 今 、 文 化 会 館 の 管 理 を い た し て お る と こ ろで ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    指 定 管 理 者 と し て の 期 間 は 1 6 年 、 平 成 1 6年 ・ 1 7 年 、 1 7 年 ・ 1 8 年 、 1 8 年 ・ 1 9 年 、1 8 年 ・ 1 9 年 、 そ し て 2 0 年 度 が 直 営 と 、 この よ う な 流 れ で あ ろ う か と 思 い ま す 。 そ れ で 、こ の 1 8 年 ・ 1 9 年 の 指 定 管 理 者 に 移 行 す る 場合 の 選 定 の あ り 方 は 、 ど の よ う な 選 定 の あ り 方で 指 定 管 理 者 と な っ た の で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    平 成 1 8 ・ 1 9 の 指 定 管 理 者 に つ き ま し て は 、事 業 団 の 足 腰 を 強 く す る と 、 あ る い は 民 間 に 対抗 し 得 る 力 を つ け る と い う よ う な 猶 予 期 間 を いた だ き ま し て 、 2 年 の 猶 予 期 間 を い た だ き ま して 、 随 意 契 約 で 契 約 を い た し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    今 、 理 由 と し て は 、 2 年 間 の 猶 予 の 中 で 民 間に 太 刀 打 ち で き る 足 腰 を 強 く し て も ら う 、 そ のよ う な あ る 意 味 、 今 言 わ れ た の は 猶 予 期 間 と して 、 随 意 契 約 で 指 定 管 理 者 と 指 定 し た と い う よう な こ と で す が 、 指 定 管 理 者 に 指 定 す る や り 方 、あ り 方 と し て 、 こ の 1 8 年 ・ 1 9 年 の よ う な 随意 契 約 の ほ か に 、 ど う い う や り 方 が あ る の か 。昨 年 は 公 募 と い う や り 方 だ っ た と 思 う ん で す が 、ほ か に や り 方 と し て は あ る の で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    指 定 管 理 者 を 導 入 す る に 当 た り ま し て は 、 今申 さ れ ま し た よ う に 公 募 と 、 そ れ か ら 非 公 募 と 、こ れ 以 外 に は な い と い う ふ う に は 認 識 し て お りま す 。 ( 発 言 す る 者 あ り ) 失 礼 し ま し た 。 非 公募 と い う 部 分 は 、 随 意 契 約 と い う こ と で ご ざ いま す 。 で す か ら 、 公 募 す る と い う こ と と 、 そ れ以 外 で は 随 意 契 約 と い う 、 こ の 2 通 り と い う ふう に 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    入 札 と い う 方 法 と い う の は な い で す か 、 こ れ

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に つ い て は 、 指 定 管 理 者 に つ い て は 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    失 礼 し ま し た 。 入 札 と い う 制 度 は ご ざ い ま せん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    そ の 根 拠 と い う か 、 選 定 方 法 に つ い て の 決 まり の 部 分 を 説 明 し て い た だ け ま す か 。 ど こ に 規定 さ れ て い る の か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    制 度 の 経 緯 で 説 明 さ せ て い た だ き た い と 思 いま す 。 平 成 1 5 年 9 月 の 改 正 地 方 自 治 法 の 施 行に よ り ま し て 、 新 た な 指 定 管 理 者 制 度 が 創 設 され て お り ま す 。 従 来 の 公 の 施 設 の 管 理 に つ き まし て は 、 地 方 自 治 法 で 規 定 さ れ て い た 市 町 村 の出 資 法 人 等 の 団 体 に 限 定 さ れ て い ま し た が 、 指定 管 理 者 制 度 の 導 入 に よ り 管 理 委 託 制 度 が 廃 止さ れ 、 市 町 村 の 施 設 の 管 理 運 営 は 直 営 、 も し くは 指 定 管 理 者 を 指 定 し て 行 う こ と と な っ て お りま す 。 ( 発 言 す る 者 あ り )  申 し わ け あ り ま せ ん で し た 。 指 定 の 仕 方 と しま し て は 、 先 ほ ど 生 涯 学 習 が 申 さ れ て お り ま した 公 募 と 非 公 募 、 随 意 契 約 の 2 通 り だ と 思 っ てお り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 前 1 0 時 1 8 分   休 憩

午 前 1 0 時 2 0 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    ど う も 失 礼 い た し ま し た 。 先 ほ ど 随 意 契 約 とい う 言 葉 を 使 い ま し た け ど も 、 訂 正 さ せ て い ただ き た い と 思 い ま す 。 取 り 下 げ の 訂 正 を さ せ てい た だ き た い と 思 い ま す 。  指 定 管 理 制 度 と 申 し 上 げ ま す の は 、 契 約 に 基づ く も の で は ご ざ い ま せ ん の で 、 入 札 制 度 と いう も の は ご ざ い ま せ ん 。 指 定 管 理 者 の 指 定 を する と い う こ と で ご ざ い ま す 。 そ し て 、 そ れ を 議

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決 を 求 め て 、 指 定 管 理 者 と し て 決 定 を し て い ただ く と い う こ と で す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 前 1 0 時 2 0 分   休 憩

午 前 1 0 時 2 2 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    大 変 失 礼 い た し ま し た 。 ま ず 、 指 定 管 理 者 制度 に つ き ま し て は 、 地 方 自 治 法 の 中 に 明 記 さ れて お り ま す 。 そ の 地 方 自 治 法 を 受 け ま し て 、 飯塚 市 の ほ う で は 指 定 管 理 者 に 関 す る 条 例 を 定 めて お り ま す 。 こ の 指 定 管 理 者 制 度 に つ き ま し ては 、 ま ず 公 の 施 設 を 管 理 運 営 す る 場 合 に は 、 広く 民 間 団 体 等 か ら 公 募 を 募 り ま し て 、 そ し て 公募 さ れ た 方 た ち の 提 案 書 を も と に し て 選 定 委 員会 が 選 定 を し ま し て 、 そ し て 指 定 管 理 者 の 候 補と い う こ と で 決 定 し ま す 。 ( 発 言 す る 者 あ り )  済 み ま せ ん 。 そ し た ら 簡 潔 に 申 し 上 げ ま す 。ま ず 、 指 定 管 理 者 制 度 に つ い て は 、 行 政 処 分 とい う こ と で 議 会 の 議 決 を 経 ま し て 、 そ れ が 指 定管 理 者 の 指 定 と い う こ と で 管 理 運 営 を 行 っ て いき ま す 。 あ と は 入 札 制 度 、 こ れ に つ い て は 入 札行 為 の 中 で 価 格 の 低 い 業 者 と 業 務 の 委 託 契 約 、入 札 行 為 と い う こ と を 行 っ て い き ま す 。 大 き な違 い は 行 政 処 分 か 、 そ れ と も 入 札 処 分 か と い う違 い が 大 き な 違 い で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    私 が い た だ い て い る 指 定 管 理 者 制 度 マ ニ ュ アル の 中 に も 、 5 番 の 項 で 指 定 管 理 者 の 指 定 と いう こ と で 、 指 定 管 理 は 行 政 処 分 の 一 種 で あ り 、契 約 で あ り ま せ ん と 。 こ れ の 法 的 根 拠 が 先 ほ ど来 お 答 え い た だ い た も の な ん だ ろ う と 。 甚 だ 本当 に 私 な ん か は 認 識 が 浅 く て 、 入 札 も あ る の では な い か と か 思 っ て み た り し て た わ け で ご ざ いま す 。 公 募 と 入 札 の 違 い が わ か ら な い 。 で き たら 説 明 お 願 い で き ま す か 。 入 札 と 公 募 の 違 い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )  

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  ま ず 、 先 ほ ど 答 弁 し ま し た よ う に 、 指 定 管 理者 制 度 は 行 政 処 分 の 中 で 議 会 の 議 決 を 経 て 、 そし て 指 定 管 理 者 を 指 定 す る と い う よ う な 形 で ござ い ま す 。 入 札 制 度 の 場 合 は 、 入 札 の 場 合 は 業者 を 公 募 し ま し て 、 そ し て 参 加 さ れ て 、 そ の 中で 入 札 行 為 が 行 わ れ る わ け で ご ざ い ま す 。 こ の指 定 管 理 者 制 度 も 、 同 じ よ う に 施 設 の 管 理 運 営に 当 た っ て 公 募 を か け ま し て 、 応 募 者 の 中 か ら提 案 書 を 提 出 さ れ ま す 。 提 案 書 の 中 で の 審 査 をし ま し て 、 そ の 中 で 一 番 い い 応 募 者 と い い ま すか 、 こ の 方 に つ い て 選 定 委 員 会 の 中 で 選 定 し て 、そ し て 指 定 管 理 者 の 議 案 を 提 案 す る と い う よ うな 流 れ に な っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    殊 さ ら さ よ う に 聞 い て た ら 、 ま す ま す わ か らな く な る と い う 、 本 当 に 説 明 と い う の は 難 し いん だ ろ う な と 、 一 つ の 制 度 、 二 つ の 制 度 を そ れぞ れ 比 較 す る 、 こ う い う 説 明 と い う の は い か に難 し い と い う の が 、 聞 い て る 私 が 理 解 度 が 足 りな い と い う こ と も あ る こ と は 百 も 承 知 で ご ざ いま す が 、 そ れ で 例 え ば 入 札 の 場 合 は 、 参 加 業 者が 決 め ら れ た ル ー ル の も と で 、 金 額 の 札 を 投 げ入 れ て 、 そ れ に よ っ て 決 定 が 自 動 的 に な さ れ てい く 。 公 募 の 場 合 は 、 そ れ で は 金 額 が 安 い か らと い う 形 で 、 こ の 金 額 に 限 っ て い え ば 、 金 額 が高 い 安 い で 市 は 選 考 に 値 す る 業 者 、 ま た 今 回 でい う と グ ル ー プ だ と か 、 こ の よ う な 決 定 が な され る の か ど う か に つ い て は い か が で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    指 定 管 理 者 制 度 に つ き ま し て は 、 施 設 の よ り効 率 的 か つ 有 効 的 な 管 理 運 営 が 行 え る か 、 そ れか ら 市 民 サ ー ビ ス の 向 上 が 図 ら れ る か 、 さ ら には 管 理 コ ス ト の 縮 減 が 図 ら れ る か 、 こ う い う 大き な 三 つ の 点 か ら 中 身 を 審 査 し た 中 で 、 そ し てよ り 三 つ の 点 で 大 き な 効 果 が あ る と い う 方 に 対し て 審 査 す る わ け で ご ざ い ま す 。 し た が い ま して 、 い わ ゆ る 提 案 、 公 募 型 、 提 案 型 の 制 度 と いう よ う な こ と で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    だ か ら 、 金 額 の 多 寡 は 、 も ち ろ ん 要 素 で は ある け れ ど も 、 絶 対 的 要 件 で は な い と い う 理 解 でよ ろ し い で す ね 。 私 が 認 識 す る に 、 入 札 と い う

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の は 要 す る に 指 名 と い う 業 者 、 指 名 業 者 と 言 われ る 、 指 名 を い た だ い て な い と 入 札 に は 参 加 でき な い 、 公 募 、 そ れ に 対 し て 公 募 は 、 そ う い う点 で は ど う な の か に つ い て は い か が で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    先 ほ ど は 失 礼 い た し ま し た 。 指 定 管 理 者 制 度の 候 補 に よ り ま し て は 、 広 く 候 補 者 を 集 め る とい う こ と で 、 そ う い っ た 指 定 は し て は お り ま せん 。 広 く 応 募 を し て い た だ く よ う に し て お り ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 務 部 長 。◎総 務 部 長 ( 野 見 山 智 彦 )    入 札 に つ き ま し て は 、 自 治 法 上 の 契 約 と い う形 の 中 で 指 名 競 争 入 札 、 ま た 一 般 競 争 入 札 と いう 形 の 一 般 競 争 入 札 に な れ ば 公 募 と い う 形 に なっ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    そ う し た 入 札 の あ り 方 、 公 募 の あ り 方 等 々 聞い て て 、 な お か つ 行 政 に は そ れ に 条 件 を つ け ると い う 、 あ る 意 味 で の 権 限 も お 持 ち だ 。 そ れ によ っ て 応 募 で き る 対 象 が あ る 意 味 で は 左 右 さ れて い く 、 こ の よ う な 実 態 と い う の は あ り ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 務 部 長 。◎総 務 部 長 ( 野 見 山 智 彦 )    入 札 制 度 の 中 で は 、 入 札 の 中 で は 、 条 件 つ き一 般 競 争 入 札 と い う 中 で は 条 件 を 付 す る こ と 、こ れ は ご ざ い ま す 。 ( 発 言 す る 者 あ り )  指 定 管 理 者 の 公 募 と い う こ と で ご ざ い ま し ょう か 。 指 定 管 理 者 の 公 募 に つ い て は 入 札 制 度 とは 違 い ま す 、 契 約 と は 違 い ま す の で 、 あ く ま でも 募 集 と い う 中 で 、 条 件 に つ い て は 選 考 者 の 考え の 中 で 、 公 募 条 件 等 を 示 す も の だ と 思 っ て おり ま す け ど も 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    い ず れ に し て も 、 行 政 に は そ う し た 入 札 に つい て は 条 件 つ き 入 札 、 公 募 に つ い て は 選 考 主 であ る 側 の 、 要 す る に 行 政 の ほ う に こ の よ う な 選考 基 準 と い う 言 葉 に な る の か 、 条 件 が き ち ん と出 て く る 。 そ の よ う な 理 解 で よ ろ し い で す か ね 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    そ の と お り で ご ざ い ま す 。

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    指 定 管 理 者 制 度 の メ リ ッ ト 、 先 ほ ど 3 点 述 べら れ ま し た 。 改 め て こ の 指 定 管 理 者 制 度 の メ リッ ト を 述 べ て い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    メ リ ッ ト と 申 し ま す か 、 指 定 管 理 者 に 求 め る重 要 な こ と と し て 述 べ さ せ て い た だ き ま す 。 指定 管 理 者 に 求 め る 重 要 な こ と と は 、 民 間 事 業 者等 が 当 該 施 設 の 管 理 運 営 を 行 う に 当 た り 、 所 有す る 能 力 を 最 大 限 に 活 用 す る こ と に よ っ て 、 多様 化 す る 住 民 ニ ー ズ に よ り 効 果 的 、 効 率 的 な 対応 及 び 住 民 サ ー ビ ス の 向 上 並 び に そ の 管 理 に 係る 経 費 の 節 減 を 図 る こ と だ と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    こ の 指 定 管 理 者 制 度 の メ リ ッ ト を 最 大 限 生 かす た め に 、 さ ら に は そ れ を 制 度 上 運 用 し て い くた め に 、 先 ほ ど 言 い ま し た よ う に 、 私 が 過 去 に目 に し た も の で 、 指 定 管 理 者 制 度 マ ニ ュ ア ル とい う も の が あ り ま す 。 も う 一 方 、 こ れ は 制 度 導入 へ の 方 針 、 指 針 、 こ う い う も の が あ る と も 伺っ て お り ま す が 、 間 違 い な い で す か ね 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    今 ま で は 指 定 管 理 者 制 度 導 入 に 係 る 指 針 と 指定 管 理 者 制 度 導 入 マ ニ ュ ア ル と い う 二 つ が あ りま し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    こ れ な ん か 眺 め て み る と 、 重 複 し た 部 分 等 々が あ る か の よ う に 思 う ん で す け れ ど も 、 現 状 、こ の 二 つ の 指 針 と マ ニ ュ ア ル と 両 刀 立 て で 運 営を さ れ て お る の で し ょ う か 、 ど う で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    先 ほ ど も 申 し ま し た よ う に 、 従 来 指 定 管 理 者選 定 の 事 務 処 理 に つ き ま し て は 、 指 定 管 理 者 制度 導 入 に 係 る 指 針 と 指 定 管 理 者 制 度 導 入 マ ニ ュア ル に 基 づ き 進 め て き た と こ ろ で ご ざ い ま す が 、そ の 内 容 が 重 複 し て い る 部 分 が 多 い こ と か ら 、今 回 各 項 目 の 見 直 し な ど を 行 う と と も に 、 一 つに 取 り ま と め 、 指 定 管 理 者 制 度 導 入 に 係 る 指 針改 訂 版 を 作 成 い た し て お り ま す 。 そ の 内 容 に つ

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き ま し て は 、 各 項 目 に お い て の 文 言 の 整 理 、 追加 及 び 内 容 の 細 分 化 、 明 確 化 を 行 っ て お り ま す 。そ の 詳 細 に つ き ま し て は 、 所 管 の 総 務 委 員 会 で御 報 告 す る こ と と し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    こ う し た 規 則 に も 似 た マ ニ ュ ア ル と か 指 針 とか 、 こ う い う ふ う な こ と と 、 一 方 で 定 め ら れ た中 に 指 定 管 理 者 選 定 委 員 会 な る も の が ご ざ い ます 。 こ の 指 定 管 理 者 選 定 委 員 会 の 役 割 と 構 成 人員 、 そ の 人 選 の 出 所 、 あ り 方 に つ い て は い か がで し ょ う か 、 ど う な っ て る で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    ま ず 、 指 定 管 理 者 選 定 委 員 会 の 設 置 に つ い てを 御 説 明 い た し ま す 。 本 委 員 会 は 、 飯 塚 市 公 の施 設 に 係 る 指 定 管 理 者 の 手 続 等 に 関 す る 条 例 第1 8 条 で 規 定 し て い ま す 。 そ の 委 員 等 の 必 要 事項 に つ き ま し て は 、 条 例 施 行 規 則 第 8 条 で 規 定を し て お り ま す 。 委 員 会 は 1 0 人 以 内 の 委 員 をも っ て 組 織 す る と 定 め て お り 、 そ の 委 員 構 成 は 、学 識 を 有 す る 者 3 名 、 公 募 委 員 2 名 、 指 定 施 設に 関 す る 専 門 的 知 識 を 有 す る 者 2 名 以 内 、 市 職員 2 名 、 企 画 調 整 部 長 、 当 該 施 設 所 管 部 長 、 市長 が 必 要 と 認 め る 者 1 名 と な っ て お り ま す 。  な お 、 本 規 則 は 、 平 成 2 0 年 3 月 3 1 日 付 で改 正 を 行 っ て お り ま す 。  ま た 、 こ の 委 員 会 の 役 割 と し ま し て は 3 点 ほど ご ざ い ま す 。 1 点 目 に 、 応 募 書 類 の 審 査 、 評価 等 に 関 す る こ と 、 2 点 目 に 、 指 定 管 理 候 補 者の 選 定 に 関 す る こ と 、 3 点 目 に 、 審 査 終 了 後 指定 管 理 候 補 者 を 選 定 し 、 市 長 へ 答 申 を 行 う こ と等 と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    選 考 委 員 会 の 中 身 に つ い て 役 割 、 人 員 構 成 、お 話 い た だ き ま し た 。 な ぜ 2 0 年 3 月 3 1 日 付で 規 則 が 変 わ っ た の か 、 そ の 変 わ っ た 中 身 に つい て お 示 し い た だ き た い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    本 市 が 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 し て 約 4 年 が 経過 し 、 制 度 も 住 民 の 中 に 浸 透 し て き た 経 緯 が ござ い ま す 。 そ の よ う な 中 、 指 定 管 理 者 の 選 定 に当 た っ て の 考 え 方 の 基 本 の 中 に は 、 施 設 の 設 置

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目 的 や 昨 今 の 多 様 化 す る 住 民 ニ ー ズ 等 に 応 じ て 、地 方 公 共 団 体 自 身 が ど の よ う な 管 理 運 営 が 望 まし い の か を 明 ら か に し な け れ ば な ら な い こ と 、ま た 公 の 施 設 は そ の 機 能 が さ ま ざ ま で あ り 、 指定 管 理 者 に 求 め ら れ る 役 割 も 多 岐 に わ た っ て いる こ と 等 か ら 、 施 設 の 特 性 、 目 的 等 を 踏 ま え 、求 め ら れ る 役 割 に 応 じ た 選 定 を 行 う 必 要 が あ るこ と な ど か ら 、 今 回 公 募 委 員 を 1 名 、 当 該 施 設の 専 門 知 識 を 有 し て い る 者 2 名 以 内 、 所 管 部 長を 委 員 と し て 追 加 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    そ の 追 加 さ れ た 庁 内 職 員 以 外 の 方 の 学 識 の 中身 に つ い て は い か が で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    学 識 経 験 者 の 3 名 の う ち 1 名 の 方 は 大 学 の 先生 で ご ざ い ま す 。 あ と 一 人 が 税 理 士 の 先 生 で ござ い ま す 。 そ し て 3 人 目 が 中 小 企 業 診 断 士 で ござ い ま す 。 ( 発 言 す る 者 あ り ) 追 加 の 公 募 委 員 、済 み ま せ ん で し た 。 専 門 委 員 の 2 名 と い う こ とで ご ざ い ま し ょ う か 。 専 門 委 員 の 2 名 に つ き まし て は 、 当 該 施 設 の 指 定 管 理 者 導 入 が 決 め ら れた 折 に 、 そ の 施 設 の 所 管 か ら 推 薦 を い た だ く こと と し て お り ま す 。 ( 「 も う ち ょ っ と わ か り やす く 」 と 呼 ぶ 者 あ り ) い ま だ 決 ま っ て お り ま せん け れ ど も 、 当 該 施 設 の 所 管 課 か ら 推 薦 を 受 ける よ う に し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    昨 年 の 1 2 月 議 会 に お け る こ の コ ス モ ス コ モン を め ぐ る 業 者 選 考 の 案 件 議 案 に つ い て 否 決 がな さ れ ま し た 。 そ の と き の 否 決 の 理 由 は 何 だ と認 識 さ れ 、 そ の 後 の 経 過 、 ど の よ う な 経 過 を たど っ て こ ら れ た で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    否 決 を 受 け ま し た 主 な 理 由 に つ い て で ご ざ いま す が 、 東 京 の 企 業 に 地 域 の 文 化 振 興 が 担 え るの か 、 そ れ か ら 地 元 企 業 の 育 成 や 地 元 雇 用 で の貢 献 が で き る の か 、 物 品 の 購 入 等 地 域 の 活 性 化に つ な が る の か 、 地 域 の 文 化 施 設 や 文 化 団 体 との 連 携 は で き る の か 、 文 化 関 係 者 の 意 見 は 聞 いた の か な ど の 御 意 見 で あ っ た と い う ふ う に 理 解し て お り ま す 。

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    そ う し た 指 摘 に 対 し て 執 行 部 の 答 弁 は い か がで し た か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 前 1 0 時 4 0 分   休 憩

午 前 1 0 時 4 1 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    先 ほ ど の 御 質 問 に つ き ま し て 、 1 2 月 議 会 での 教 育 委 員 会 の 答 弁 と い う も の は し て お り ま せん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    だ か ら 、 当 然 の こ と 私 は 教 育 委 員 会 に 名 指 しで 聞 い て る ん じ ゃ な い で す よ 。 こ の 問 題 に つ いて 尋 ね て る ん で す よ 。 部 長 、 き ち っ と 答 え る べき で し ょ う 、 私 か ら と 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    今 、 御 質 問 者 の 昨 年 の 1 2 月 に こ の 文 化 会 館の 指 定 議 案 が 否 決 さ れ た 、 そ の 主 な 理 由 に つ いて は 課 長 が 答 弁 し ま し た よ う な 内 容 で ご ざ い ます 。 こ の 中 で 議 員 の 中 か ら 出 た 御 質 問 、 御 意 見と い い ま す か 、 こ れ に つ き ま し て は 選 定 委 員 会の 中 に 専 門 的 な 有 識 者 の 方 た ち が 含 ま れ て な い中 で の 審 議 に 至 っ て は 、 ど う な の か と い う よ うな 御 意 見 も 出 さ れ ま し た 。  私 の ほ う は 答 弁 さ せ て い た だ い た の は 、 ま ず学 識 経 験 者 が 3 名 お ら れ ま す 。 そ れ か ら 公 募 委員 が 1 名 お ら れ ま す 。 そ し て 、 市 の 職 員 が 1 名お り ま す 。 こ の 5 名 か ら こ れ ま で 各 施 設 の 指 定管 理 者 の 選 定 を 行 っ て き た 経 緯 が ご ざ い ま す 。そ の 中 で そ れ ぞ れ の 3 名 の 学 識 経 験 者 に つ き まし て は 、 施 設 の 管 理 運 営 に お い て も 精 通 さ れ た方 、 そ れ か ら 施 設 を 長 期 的 か つ 継 続 的 に 運 営 する た め に も 経 営 的 、 財 務 面 か ら も 精 通 な さ っ た方 々 が 入 っ て ら っ し ゃ る 。 そ れ か ら 、 利 用 者 代表 と し て 広 い 立 場 か ら こ の 施 設 を 見 る と い う 見

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識 の あ る 方 も 、 公 募 委 員 と し て 入 っ て ら っ し ゃる と い う 形 の 中 で 、 指 定 管 理 者 制 度 の 趣 旨 に のっ と っ た 、 評 価 項 目 に 応 じ て 公 平 、 公 正 に 選 定を し て い た だ き ま し た と い う よ う な 御 答 弁 は させ て い た だ い て い ま す 。  し か し な が ら 、 こ の 中 に 先 ほ ど 言 い ま す よ うに 、 専 門 的 な 有 識 者 の 方 も 含 ま れ て な い と い うよ う な 事 実 は あ り ま す 。 今 回 よ り 広 い 角 度 か らと い い ま す か 、 多 方 面 か ら そ う い う 御 意 見 も 聞き 、 さ ら に は よ り 多 く の 委 員 の 皆 さ ん が 入 っ た中 で 、 こ の 指 定 管 理 者 の 選 定 を 行 う こ と も 、 一つ の い い 方 法 で は な い か と い う ふ う に 私 の ほ うは 考 え ま し て 、 新 た に 施 設 の 専 門 的 な 有 識 者 2名 、 そ れ か ら 公 募 委 員 も 1 名 、 さ ら に は 施 設 の担 当 部 長 も 1 名 加 え た 中 で 、 計 1 0 人 以 内 と いう こ と で 選 定 委 員 の 構 成 を 変 更 さ せ て い た だ いた と い う よ う な 経 緯 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    要 す る に 否 決 さ れ る 理 由 の 中 に 、 そ う し た 選考 委 員 の あ り 方 に つ い て 御 指 摘 が な さ れ て 、 そし て 最 終 的 に は 今 後 検 討 す る と 、 こ の よ う な 答弁 を つ け 加 え ら れ た ん で す よ ね 。 昨 年 の 選 考 にい さ さ か も 間 違 い は な い と い う 姿 勢 で 臨 ん だ にも か か わ ら ず 、 指 摘 を 受 け て 否 決 と い う 結 果 をも っ て 選 考 委 員 の あ り 方 に つ い て も 一 考 を 要 する と 、 こ の よ う な こ と が 3 月 の 予 算 委 員 会 で も確 認 さ れ て ま せ ん か 。 い か が で す か ね 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    昨 年 の 1 2 月 議 会 、 そ れ か ら 3 月 の 予 算 特 別委 員 会 、 こ の 中 で も 御 指 摘 を い た だ い て 、 私 もそ の よ う な 答 弁 を し た 中 で 、 今 回 委 員 の 増 員 を図 っ た と い う こ と で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    そ う し た 議 会 議 員 の 意 見 を 受 け て 、 3 月 3 1日 付 で 規 則 を 変 え ら れ て 、 5 名 か ら 1 0 名 と いう 変 更 を な さ れ た と い う こ と で 理 解 し て い い です か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    そ の と お り で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )  

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  あ わ せ て 昨 年 の 1 2 月 議 会 で は 、 そ う し た 選考 委 員 の あ り 方 、 地 域 文 化 に 学 識 の あ る 方 々 が入 っ て な い じ ゃ な い か と い う 御 指 摘 と あ わ せ て 、要 は 競 争 原 理 が ま す ま す 図 ら れ た 上 で 、 選 考 する 側 の そ う し た 目 を し っ か り と 地 元 な り 地 域 の文 化 に 根 ざ し た 目 で も 見 ら れ る よ う な 選 考 の あり 方 、 選 考 委 員 の 増 員 、 そ う い う も の が 求 め られ た ん だ と 。 そ の 上 に 立 っ て 競 争 原 理 を し っ かり と 働 か せ 、 指 定 管 理 者 と し て の 趣 旨 を 全 う しろ と 、 こ の よ う な 意 見 だ と 私 は 理 解 し て お っ たん で す が 、 違 い ま す で し ょ う か 。 執 行 部 の 認 識は い か が で し た か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    そ の と お り で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    以 後 3 月 3 1 日 改 正 を さ れ 、 選 考 委 員 は い まだ に ま だ 決 定 を 、 具 体 的 な 名 前 と し て 決 定 を なさ れ て い な い 。 昨 年 の 公 募 を 通 し て 1 2 月 議 会に 議 案 提 出 を さ れ る ま で の 経 過 、 日 時 、 準 備 段階 、 検 討 選 考 、 選 定 委 員 会 の 検 討 も 踏 ま え て 、ど の よ う な 日 時 、 経 過 を た ど っ て き た の か 、 改め て お 示 し く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 前 1 0 時 4 7 分   休 憩

午 前 1 0 時 4 8 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    制 度 の 導 入 ス ケ ジ ュ ー ル と し て 説 明 さ せ て いた だ き た い と 思 い ま す 。 改 定 前 で ご ざ い ま す けれ ど も 、 導 入 検 討 と し て 1 1 月 の 時 期 に 導 入 検討 を 行 い ま す 。 ま た 、 4 月 に 公 募 準 備 を 行 い ます 。 そ し て 、 6 月 議 会 に 設 置 条 例 の 改 正 と 、 7月 に 公 募 、 8 月 に 現 地 説 明 会 、 質 問 書 の 回 答 、そ れ か ら 選 定 作 業 を 9 月 か ら 始 め ま す 。 9 月 には 提 案 書 の 受 理 、 比 較 表 の 作 成 、 そ れ か ら 7 月か ら 1 0 月 に か け ま し て は 選 定 委 員 会 開 催 、 答申 日 の 日 程 の 調 整 等 を 図 っ て い き ま す 。 1 0 月

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に は 答 申 書 の 策 定 、 選 定 結 果 の 公 表 通 知 、 そ れか ら 1 0 月 に は 最 終 協 議 の 確 認 を 行 い ま す 。 そし て 、 1 2 月 議 会 で 指 定 管 理 者 の 指 定 議 決 を 受け 、 2 月 か ら 3 月 の 事 前 準 備 引 き 継 ぎ を 経 ま して 、 4 月 か ら 指 定 管 理 者 に よ る 管 理 運 営 の 開 始と い う 形 に な り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    少 な く と も 1 2 月 の 議 会 ま で 何 カ 月 か か っ てま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    あ と 3 カ 月 余 り で ご ざ い ま す 。 ( 発 言 す る 者あ り ) 6 月 に 議 案 を 上 げ ま し て 、 7 カ 月 間 の 期間 を 要 し ま す 、 1 2 月 ま で の 間 に つ き ま し て は 、7 カ 月 に な り ま す 。 6 月 の 議 決 を 経 ま し て 、 12 月 の ま た 議 会 へ の 提 案 と い う 形 に な り ま す 。( 「 3 カ 月 は 訂 正 ね 」 と 呼 ぶ 者 あ り ) 3 カ 月 は訂 正 さ せ て い た だ き ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    一 般 質 問 初 日 の 同 僚 議 員 の 質 問 の 中 で 、 平 成2 1 年 度 、 指 定 管 理 者 制 度 で い き た い と い う 話を さ れ て お り ま す 。 新 聞 に も 載 っ て お り ま す 。7 カ 月 か か る ん で す が 、 準 備 万 端 、 今 ど の 程 度の 準 備 段 階 で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    2 1 年 度 の 指 定 管 理 者 制 度 に つ き ま し て は 、こ れ は 導 入 を し て い き た い と い う こ と で 答 弁 をい た し て お り ま す 。 こ の 準 備 に つ き ま し て は 、今 、 今 度 厚 生 文 教 委 員 会 の 中 で そ の 方 向 性 に つい て 御 報 告 を さ せ て い た だ い て 、 そ れ か ら 先 に進 ん で い き た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    明 ら か に 私 の 質 問 と 違 う 答 弁 を な さ れ て お られ ま せ ん か 。 指 定 管 理 者 制 度 に 移 行 す る こ と は明 言 さ れ て る わ け で す 。 だ か ら 、 今 、 ど の 程 度の 段 階 に あ る ん で す か と 、 7 カ 月 の 期 間 が か かっ た わ け で す 、 昨 年 。 ど の 程 度 の 、 ど の 部 分 の段 階 に 差 し か か っ て る ん で す か と 聞 い て る ん です よ 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )  

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  今 、 検 討 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す の で 、回 答 申 せ ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 前 1 0 時 5 3 分   休 憩

午 前 1 0 時 5 5 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    失 礼 し ま し た 。 指 定 管 理 者 の 公 募 か ら 、 そ れか ら 選 定 委 員 会 経 過 し ま し て 、 指 定 議 案 の 上 程 、こ れ ま で に 約 7 カ 月 か か り ま す 。 今 が 9 月 の 後半 で ご ざ い ま す 。 1 2 月 議 会 に 議 案 を 上 程 す るた め に は 、 お の ず と 残 さ れ た 期 間 が 3 カ 月 と いう よ う な 状 況 で ご ざ い ま す 。 そ の よ う な ス ケ ジュ ー ル か ら 考 え て み て 、 3 カ 月 し か な い と い うよ う な 今 の と こ ろ 現 状 で ご ざ い ま す 。 そ う い うこ と で 答 弁 に な り ま す か ど う か わ か り ま せ ん が 、そ の よ う な 状 況 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    だ か ら 、 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 す る こ と と 、方 法 は 公 募 か 随 契 か と い う 二 つ し か な い と 言 って る わ け で す 、 お た く た ち は 答 弁 で 。 そ し て 、一 方 で は 指 定 管 理 者 を 導 入 す る と 言 っ て る ん です 。 一 方 で は 公 募 だ と 、 7 カ 月 か か る と 言 っ てる ん で す 。 残 り は 3 カ 月 で 、 そ の 準 備 に も い まだ に 入 ら れ て な い と い う こ と な ん で す よ 。 そ うい う こ と じ ゃ な い で す か 、 部 長 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    今 、 担 当 課 の ほ う で 鋭 意 準 備 、 検 討 を い た して ま し て 、 そ し て 厚 生 文 教 委 員 会 の 中 で そ の 方向 性 は 御 報 告 さ せ て い た だ く と い う こ と で 御 理解 お 願 い い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    選 考 委 員 会 の 委 員 の 補 充 の 分 に つ い て の 人 選は い つ だ と 言 わ れ ま し た か 。 再 度 お 願 い し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )  

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  有 識 者 の 人 選 に つ い て は 、 原 課 の ほ う か ら 人選 が 上 が っ て き ま す 。 そ し て 、 第 1 回 目 の 選 定委 員 会 の 中 で 市 長 の ほ う か ら 委 員 の 委 嘱 状 が 交付 さ れ る と い う こ と に な り ま す 。 時 期 は 第 1 回の 選 定 委 員 会 を 開 催 し た と き に 、 委 員 の 委 嘱 を交 付 す る と い う よ う な こ と で ご ざ い ま す 。 日 程に つ い て は 、 ま だ 今 の と こ ろ 決 ま っ て お り ま せん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    そ う し た 中 で 2 1 年 度 か ら 指 定 管 理 者 、 今 は直 営 で す よ 。 2 1 年 度 か ら は 指 定 管 理 者 制 度 でい き た い と 言 っ て る わ け で し ょ 、 違 う ん で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    2 1 年 度 か ら は 、 今 、 質 問 議 員 の 言 わ れ る とお り で ご ざ い ま す 。 そ の た め の 準 備 で ご ざ い ます け ど も 、 教 育 委 員 会 と し て で き る 準 備 、 募 集要 項 で あ る と か 仕 様 書 で あ る と か 、 そ う い っ たも の の 準 備 は 既 に し て お り ま す 。 そ し て 、 そ の後 、 導 入 推 進 委 員 会 、 あ る い は 選 定 委 員 会 、 これ に か け て い た だ け る よ う な と こ ろ の 今 準 備 を進 め て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    7 カ 月 か か る と こ ろ が 、 向 こ う 3 カ 月 、 1 2月 議 会 で か け な い と 間 に 合 わ な い と な る と 、 とて も 公 募 と い う 手 段 は と れ な い と い う こ と に なる と 思 う ん で す が 、 そ の 認 識 で よ ろ し い で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    先 ほ ど も 答 弁 し ま し た よ う に 、 残 さ れ た 期 間が 3 カ 月 ぐ ら い で ご ざ い ま す 。 今 、 公 募 も 含 めて 原 課 の ほ う で 十 分 に 検 討 し て る と い う こ と でご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    公 募 も 含 め て と い う 話 で す が 、 そ れ で よ ろ しい で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    申 し わ け ご ざ い ま せ ん 。 暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 前 1 1 時 0 0 分   休 憩

午 前 1 1 時 0 5 分   再 開

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    大 変 失 礼 い た し ま し た 。 こ の 文 化 会 館 の 指 定管 理 者 制 度 に つ き ま し て は 、 4 月 以 降 、 文 化 関係 者 や 文 化 関 係 団 体 な ど か ら 意 見 を お 伺 い し まし て 、 そ れ ぞ れ の 反 対 理 由 に な っ て き た 部 分 、民 間 企 業 は 利 益 が 第 一 の 目 的 で あ っ て 、 文 化 振興 を 第 一 の 目 的 と し て 高 い 志 と 熱 い 思 い を 持 って 地 域 の 文 化 振 興 に 取 り 組 む こ と は な い の で はな い か と か 、 あ る い は 利 益 を 追 求 す る 余 り 、 窓口 業 務 や 清 掃 業 務 な ど 人 的 経 費 の 過 剰 な 削 減 に走 る の で は な い か と 、 こ う い っ た よ う な こ と の意 見 も 多 く 出 さ れ て き ま し た 。  そ う し ま し た こ と か ら 、 教 育 委 員 会 内 部 で 公募 に よ る 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 の メ リ ッ ト 、 それ か ら こ れ を ど う す れ ば 確 保 で き る か 、 さ ら に民 間 の 事 業 者 が 指 定 管 理 者 に な る こ と の 市 民 の不 安 を ど の よ う に す れ ば 払 拭 で き る か と 、 そ うい っ た こ と に つ き ま し て も ず っ と 検 討 し て ま いり ま し た 。 そ し て 、 7 月 下 旬 に 教 育 委 員 会 内 部で の 検 討 を ま と め ま し て 、 そ し て 市 長 部 局 と 協議 を 行 い 、 9 月 に 入 っ て 最 終 的 な 案 を ま と め まし た の で 、 こ の 部 分 に つ き ま し て 厚 生 文 教 委 員会 の ほ う に 報 告 を ま ず さ せ て い た だ き た い と いう よ う な こ と で 、 よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    公 募 も 含 め て 部 長 は 今 後 短 い 期 間 だ け れ ど も 、2 1 年 度 か ら あ く ま で 指 定 管 理 者 へ と 戻 す と 、指 定 管 理 者 の 導 入 を 図 っ て い く と い う こ と で ござ い ま す が 、 現 在 の 直 営 で は な ぜ い け な い の か 、そ の 点 に つ い て の 見 解 伺 い ま し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    直 営 で と 、 な ぜ だ め な の か と い う よ う な 御 質問 で ご ざ い ま す が 、 も と も と 文 化 会 館 の 指 定 管理 者 制 度 と い う も の は 、 な か な か 行 政 の ほ う では 柔 軟 に 対 応 し 切 れ な い 、 文 化 会 館 の 特 殊 性 、あ る い は 専 門 性 が ご ざ い ま す 。 そ う し た も の を効 果 的 に 運 営 し て い く た め に 、 市 民 サ ー ビ ス の向 上 を 図 る た め に は 、 直 営 で 行 う よ り も 指 定 管理 者 制 度 で 行 っ た ほ う が い い と い う ふ う に 考 え

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て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    怒 り た く も な る 気 持 ち わ か っ て く だ さ い よ 。そ し た ら 昨 年 と 平 成 1 9 年 度 と 2 0 年 度 の 要 する に 文 化 会 館 に か か わ る 経 費 、 費 用 、 予 算 の 相違 は ど の よ う に な っ て ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    文 化 会 館 費 に つ き ま し て は 、 予 算 上 で ご ざ いま す が 、 平 成 2 0 年 度 は 2 億 1 , 3 9 9 万 2 千 円予 算 計 上 し て お り ま す 。 し か し な が ら 、 こ れ を去 年 と 、 そ れ か ら 指 定 管 理 者 で 行 っ て い た と きと 、 市 の 予 算 と い う こ と で こ れ を 比 較 し て い きま す と 、 市 の 持 ち 出 し と い う 部 分 で 御 説 明 い たし ま す と 、 入 場 料 収 入 等 が ご ざ い ま す の で 、 その 分 を 差 し 引 い た と こ ろ の 持 ち 出 し と い う 部 分で は 、 昨 年 指 定 管 理 者 の 管 理 料 が 約 2 億 7 5 0万 円 だ っ た と 思 い ま す 。 そ れ に 入 場 料 収 入 を 差し 引 い た と こ ろ で は 、 持 ち 出 し が 1 億 7 千 万 円程 度 に な る と 思 い ま す 。 そ し て 、 同 様 に 市 が 今予 算 計 上 し て お り ま す と こ ろ の 約 2 億 1 千 万 円か ら こ の 事 業 収 入 、 そ れ か ら 利 用 料 金 等 、 利 用収 入 、 こ う い っ た も の を 差 し 引 き ま す と 約 1 億4 , 7 0 0 万 円 程 度 に な り ま す 。 そ こ で 約 2 千 数百 万 円 の 削 減 が 図 ら れ て い る と い う こ と で ご ざい ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    去 年 の 公 募 で 出 て き た 、 要 す る に 費 用 軽 減 の度 合 い 、 金 額 、 ど の 程 度 と 答 え ら れ て ま し た か 、昨 年 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    そ し た ら 去 年 、 公 募 で 一 等 賞 を と っ た グ ル ープ の 示 し た 金 額 、 幾 ら で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    昨 年 提 案 し て き ま し た 金 額 、 こ れ も 金 額 は 1億 4 , 1 4 4 万 6 千 円 で ご ざ い ま す 。 で す か ら 、こ と し の 予 算 か ら 、 予 算 と 比 較 い た し ま す と 約5 6 6 万 円 ほ ど の 市 の 単 費 の 持 ち 出 し が 多 い とい う こ と で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )  

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  2 千 数 百 万 円 の 差 が あ り 、 さ ら に 指 定 管 理 者の 昨 年 の 示 さ れ た 企 業 の 金 額 か ら は 、 さ ら に 56 6 万 円 ほ ど 現 在 は 高 い と い う よ う な こ と で ござ い ま す 。 い ず れ に し て も 、 指 定 管 理 者 と し ての 財 政 効 果 と い う の は 一 定 額 、 今 、 直 営 の 姿 の中 で も 見 ら れ る と い う こ と を 指 摘 を し て お き たい と 思 い ま す 。  さ て 、 選 考 委 員 会 に 話 を 戻 し ま す が 、 こ の 選考 委 員 会 の 役 割 を い ま 一 度 お 示 し 願 え ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    先 ほ ど も 御 答 弁 さ せ て い た だ き ま し た け れ ども 、 委 員 会 の 役 割 と い た し ま し て は 、 1 点 目 に応 募 書 類 の 審 査 、 評 価 等 に 関 す る こ と 、 2 点 目に 指 定 管 理 候 補 者 の 選 定 に 関 す る こ と 、 最 後 に 、審 査 終 了 後 指 定 管 理 候 補 者 を 選 定 し 、 市 長 へ 答申 を 行 う こ と 等 と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    今 、 3 点 言 わ れ ま し た が 、 こ の 中 に 随 契 だ とか 公 募 だ と か 直 営 だ と か 、 こ の あ た り の 判 定 、判 断 は こ の 選 定 委 員 会 の 中 で 判 断 さ れ る 中 身 なの で し ょ う か 。 い か が で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    そ の 決 定 に つ き ま し て は 、 選 定 委 員 会 の 中 では あ り ま せ ん で 、 所 管 課 の ほ う が 検 討 い た し ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    と い う こ と は す な わ ち こ の 方 法 、 公 募 に よ るの か 随 契 で い く の か 、 こ の 二 つ の 中 で 期 間 が ない と い う こ と か ら す る と 、 私 は 随 契 だ と い う 判断 を ど こ か さ れ て お る の で は な い か と 。 と い うこ と は 先 祖 返 り を す る と い う こ と に な っ て い って し ま う 。 そ こ で 、 文 化 振 興 事 業 団 に つ い て お伺 い し た い 。 文 化 振 興 事 業 団 の 設 立 目 的 に つ いて お 示 し 願 い た い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    教 育 文 化 振 興 事 業 団 の 設 立 目 的 と い い ま す か 、こ の 部 分 に つ き ま し て は 、 平 成 3 年 に 設 立 当 時の 趣 意 書 が ご ざ い ま す 。 そ の 設 立 趣 意 書 を 読 んで み ま す と 、 文 化 財 団 の 運 営 に 当 た っ て は 、 本来 の 行 政 事 務 で は 文 化 会 館 運 営 の 特 殊 性 、 専 門

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性 に 必 ず し も 的 確 に 対 応 し 得 な い も の が あ る ため 、 市 民 ニ ー ズ に 呼 応 す る 芸 術 性 の 高 い 自 主 文化 事 業 を 実 施 し 、 加 え て 文 化 会 館 の 効 率 的 か つ弾 力 的 な 管 理 運 営 を 図 り な が ら 、 市 民 の 文 化 活動 の 振 興 を 図 り 、 個 性 豊 か な 地 域 文 化 の 創 造 に寄 与 す る こ と を 目 的 と し て 、 こ こ に 飯 塚 市 教 育文 化 振 興 事 業 団 を 設 立 す る と い う ふ う に ご ざ いま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 7 番   人 見 隆 文 議 員 。◆1 7 番 ( 人 見 隆 文 )    こ の 平 成 4 年 に 開 館 し て 、 文 化 振 興 事 業 団 がそ の 管 理 委 託 の 任 に あ た っ て き た 。 そ し て 、 一方 で 管 理 運 営 の み な ら ず 、 飯 塚 市 の 文 化 交 流 、文 化 振 興 に 寄 与 す る 、 そ う し た 目 的 が う た わ れて お る 。 し か し な が ら 、 こ の 1 0 数 年 の 間 に いま だ と い っ て 比 較 を し た い 、 す る わ け じ ゃ な いで す が 、 こ こ に 飯 塚 市 文 化 振 興 マ ス タ ー プ ラ ンが こ こ に あ り ま す 。 こ れ を 審 議 し 、 つ く り 上 げた の は 飯 塚 市 文 化 振 興 審 議 会 な る 審 議 会 で す 、外 郭 で す 。 い ま だ か つ て 1 0 数 年 た っ て 、 こ の文 化 振 興 に 資 す る た め の こ の 教 育 文 化 振 興 事 業団 か ら は 、 こ う し た 市 の み ず か ら が 飯 塚 市 の 文化 の 担 い 手 で あ る こ と の い さ さ か の 自 負 を あ る意 味 で は 示 す べ く 、 こ う し た も の の 答 申 な り 提言 な り ち ゅ う の が 、 い ま だ 見 た こ と が な い 。 翻っ て 現 状 は 、 3 0 % を 超 え る 市 の O B の 採 用 の場 に な っ て る 。 そ う し た 経 過 を 見 て 、 よ も や 、よ も や 随 意 契 約 で 、 ま た ぞ ろ 教 育 文 化 振 興 事 業団 に 指 定 管 理 を ゆ だ ね る と い う こ と が あ っ て はな ら な い と い う こ と 。  あ わ せ て い ま し ば ら く 軽 減 の 実 効 性 が 上 が って い る こ と に か ん が み て 、 私 は 今 の 直 営 の 方 向で じ っ く り と 、 振 興 選 定 、 選 考 委 員 会 の メ ン バー も そ ろ そ ろ 出 そ ろ う と い う こ と で ご ざ い ま すの で 、 し っ か り と そ う い う 意 味 で は 協 議 を 願 って 、 準 備 万 端 怠 る こ と な く 指 定 管 理 の 効 用 効 果を も た ら し て い た だ き た い 。 そ の こ と を 最 後 に申 し 上 げ て 、 指 摘 と あ わ せ て 申 し 上 げ て 、 質 問終 わ り た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 前 1 1 時 1 9 分   休 憩

午 前 1 1 時 3 0 分   再 開

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  8 番   江 口   徹 議 員 に 発 言 を 許 し ま す 。 8 番 江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    お は よ う ご ざ い ま す 。 江 口   徹 で ご ざ い ま す 。本 日 は 、 合 併 問 題 に つ い て 、 そ し て 正 し い 仕 事の ル ー ル に つ い て 、 そ の 2 点 を お 聞 か せ い た だき た い と 思 い ま す 。  先 ほ ど 人 見 議 員 の 質 問 の 冒 頭 に あ り ま し た よう に 、 飯 塚 は 大 き な 転 換 点 を 迎 え て る と 考 え てい ま す 。 本 当 に い い ニ ュ ー ス が あ る 意 味 、 夏 の間 続 い た と 思 っ て い ま す 。 飯 塚 高 校 の 野 球 部 、そ し て 洞 ノ 上 選 手 の パ ラ リ ン ピ ッ ク 出 場 、 そ して 入 賞 、 ほ か に も い ろ ん な あ り が た い ニ ュ ー スが あ り ま し た 。 庄 内 ジ ャ ガ ー ズ 、 頴 田 ラ イ オ ンズ で す ね 、 あ る 意 味 そ う い っ た う れ し い ニ ュ ース も 、 合 併 を し て ま ち が 大 き く な っ て 、 力 が つい た か ら 出 て き た 部 分 も あ る か と 思 っ て い ま す 。そ の 分 も 含 め て 合 併 問 題 に つ い て お 聞 き し た いと 思 っ て お り ま す 。  ま ず 、 国 、 県 の 合 併 問 題 に 関 す る 動 き に つ いて お 聞 き し て い こ う と 思 っ て お り ま す 。 ま ず 、合 併 問 題 の 現 状 に つ い て 、 ど の よ う に な っ て いる の か お 聞 か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    平 成 の 大 合 併 は 平 成 1 1 年 度 よ り 始 ま り ま した が 、 全 国 的 に は 平 成 2 1 年 3 月 末 で 3 , 2 3 2の 市 町 村 が 1 , 7 7 9 市 町 村 に な る 予 定 で す 。 また 、 福 岡 県 で は か つ て の 9 7 市 町 村 が 現 段 階 で6 6 市 町 村 、 現 在 協 議 が 行 わ れ て い る 八 女 市 ほか 4 町 村 が 合 併 す れ ば 6 2 市 町 村 と な る 予 定 です 。 な お 、 県 内 で は 現 在 糸 島 の 1 市 2 町 で 合 併論 議 が あ っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    そ れ で は 、 国 の 形 の 議 論 の 中 で 、 道 州 制 の 議論 が あ っ て お り ま す 。 そ の 点 に つ い て は 、 ど のよ う に な っ て い ま す で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    道 州 制 に つ き ま し て は 、 第 2 8 次 地 方 制 度 調査 会 に お い て 具 体 的 な 姿 が 検 討 さ れ 、 そ の 結 果

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が 平 成 1 8 年 2 月 に 答 申 さ れ て い ま す 。 こ の 答申 で は 、 国 と 地 方 の 双 方 の 政 府 の あ り 方 を 再 構築 す る た め の 具 体 策 と し て 、 道 州 制 の 導 入 が 適当 と 考 え ら れ る と あ り 、 基 本 的 な 制 度 設 計 と して 、 1 番 目 に 都 道 府 県 に か え て 道 州 を 置 き 、 市町 村 と の 二 層 制 と す る 。 2 番 目 に 、 道 州 の 区 域に つ い て は 3 例 の 提 示 、 3 番 目 、 現 在 の 都 道 府県 の 事 務 は 大 幅 に 市 町 村 に 移 譲 し 、 道 州 は 広 域事 務 と 国 の 事 務 を で き る 限 り 譲 り 受 け る な ど が掲 げ ら れ て い ま す 。  国 に お き ま し て は 、 平 成 1 8 年 1 2 月 に 道 州制 特 別 区 域 に お け る 広 域 行 政 の 推 進 に 関 す る 法律 が 制 定 さ れ 、 北 海 道 に お い て 道 州 制 を 先 行 実施 す る 試 み が 始 ま っ て お り ま す 。 ま た 、 九 州 市長 会 に お き ま し て も 、 九 州 府 構 想 と 銘 打 っ た 道州 像 が ま と め ら れ 、 実 現 へ の 積 極 性 が 示 さ れ てい る と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    続 き ま し て 、 定 住 圏 構 想 な る も の が 最 近 言 われ て お り ま す が 、 そ の 点 に つ い て は ど う い っ たも の か 御 案 内 く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    定 住 圏 構 想 と は 、 大 都 市 へ の 人 口 流 出 を 防 ぎ 、地 方 へ の 人 の 流 れ を つ く る た め に 、 人 口 5 万 人規 模 の 中 心 市 が 周 辺 市 町 村 と 協 定 を 結 び 、 相 互に 連 携 し て 自 立 し た 圏 域 を つ く る と い う 総 務 省の 構 想 で す 。 具 体 的 に は 地 域 の 中 心 と な る 市 に医 療 や 福 祉 、 教 育 、 商 業 な ど の 拠 点 を 集 め 、 協定 を 結 ん だ 周 辺 市 町 村 と 共 同 で 利 用 す る と と もに 、 自 然 公 園 な ど を 整 備 し 、 そ の 圏 域 に 住 む 住民 の 生 活 水 準 を 高 め る と い っ た も の が 考 え ら れて い ま す 。 そ し て 、 そ の よ う な 取 組 み を 実 施 する 自 治 体 に 対 し ま し て 、 総 務 省 は 交 付 税 配 分 とし て の 財 政 支 援 を 行 う こ と と し て い ま す 。 現 在 、モ デ ル 地 域 を 選 定 す る 作 業 が 進 め ら れ て い る とこ ろ で す が 、 本 市 に お き ま し て も 今 後 調 査 研 究す る 必 要 が あ ろ う か と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    平 成 の 大 合 併 と 言 わ れ る も の が あ り 、 そ し て道 州 制 、 そ し て 定 住 圏 構 想 と い ろ ん な も の が 出て き て い ま す 。 現 在 の 国 家 と し て の 財 政 赤 字 、そ し て 基 礎 自 治 体 と し て の 市 町 村 、 都 道 府 県 、

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そ こ の ど こ を と っ て も 現 状 の ま ま で は や っ て いけ な い 部 分 が あ る 。 今 ま で の 形 か ら つ く り か える こ と が 必 要 で あ る か ら こ そ 、 こ う い っ た 議 論が 深 ま っ て き て る ん で あ る と 思 い ま す 。  そ の 中 で 私 た ち 飯 塚 市 は 、 2 市 8 町 の 合 併 は失 敗 し ま し た が 、 1 市 4 町 の 合 併 を 成 功 さ せ 、そ し て 今 少 し ず つ で は あ り ま す が 、 安 定 し て 次の 成 長 を 目 指 そ う と し て き て お り ま す 。 そ の 中で 国 や 県 は 、 今 言 っ た よ う な 道 州 制 、 次 の 合 併 、そ し て ま た 定 住 圏 構 想 等 、 い ろ ん な も の を 打 ち出 す わ け で す が 、 合 併 に 関 し て 国 、 県 が ど の よう な 権 限 を 持 っ て リ ー ド で き て い る の か 、 リ ード を し よ う と 考 え て い る の か 、 そ の 点 に つ い てお 聞 か せ く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    平 成 1 7 年 4 月 1 日 以 降 に 合 併 申 請 す る 市 町村 に 対 し ま し て は 、 新 法 が 適 用 さ れ ま す が 、 権限 と し て は 県 知 事 が 市 町 村 に 対 し 合 併 協 議 会 設置 ま た は 合 併 協 議 推 進 勧 告 権 を 与 え て い ま す 。国 に は 特 に 権 限 と い っ た も の は 与 え ら れ て い ませ ん 。 そ の 他 と し て 、 総 務 大 臣 の 定 め る 基 本 方針 に 基 づ き 、 都 道 府 県 が 市 町 村 の 合 併 の 推 進 に関 す る 構 想 の 策 定 や 知 事 が 市 町 村 合 併 調 整 委 員を 任 命 し 、 合 併 協 議 会 に 係 る あ っ せ ん 、 調 停 を行 わ せ る こ と が で き る こ と と な っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    国 の ほ う は 、 あ る 意 味 必 死 で 地 域 の あ り 方 を考 え て る わ け で す 。 そ し て 、 県 に 対 し て あ る 意味 も ろ 刃 の 剣 と も 言 わ れ る よ う な 権 限 を 与 え てま で 、 地 域 で し っ か り 考 え て く れ と い う 話 を して い る わ け で す 。 そ の 中 で 福 岡 県 は ど の よ う に動 い て い る の か お 聞 か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    県 の 市 町 村 合 併 に 対 す る 考 え は 、 平 成 1 8 年4 月 に 策 定 、 2 0 年 2 月 に 一 部 変 更 さ れ た 福 岡県 市 町 村 合 併 推 進 構 想 に 集 約 さ れ て お り 、 そ の中 で 基 本 的 に は 合 併 は 地 域 の 将 来 等 に 大 き な 影響 を 及 ぼ す こ と か ら 、 自 主 的 に 進 め ら れ る こ とが 必 要 と さ れ る と と も に 、 人 口 3 万 人 未 満 の 市町 村 に お い て は 、 組 織 体 制 、 行 政 運 営 の 効 率 性及 び 財 政 運 営 の 観 点 か ら 規 模 を 拡 大 す る こ と が必 要 と も さ れ て お り ま す 。

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    県 の 公 式 に 出 し て い る 文 書 と か い う 形 は そ うで す ね 。 た だ 知 事 に 関 し 、 麻 生 知 事 に 関 し て は 、一 定 程 度 踏 み 込 ん だ 発 言 等 も あ っ た と 聞 い て おり ま す が 、 そ の 点 に つ い て 御 案 内 く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    こ の 件 に つ き ま し て 県 の 担 当 部 署 と い ろ い ろ事 前 打 ち 合 わ せ を さ せ て も ら っ た 中 で 、 知 事 の考 え 方 に つ き ま し て は 、 言 及 は し て い た だ け ませ ん で し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    過 去 に 知 事 の 発 言 の 中 で 、 必 要 が あ れ ば 勧 告も や っ て い く 、 そ れ も 十 分 考 え る と い う 発 言 もあ っ た わ け で す 。 知 事 の ほ う と し て は 、 も う 一段 の 合 併 推 進 が 必 要 だ と 考 え て お ら れ ま す 。 その 点 を 踏 ま え ま し て 、 そ れ で は 飯 塚 市 及 び 周 辺自 治 体 が ど の よ う に 動 い て い る の か に つ い て お聞 か せ い た だ こ う と 思 い ま す 。  ま ず 、 齊 藤 市 長 、 齊 藤 市 長 が 市 長 選 の 際 に 合併 問 題 に つ い て 、 市 長 は 有 権 者 の 方 々 に ど の よう に 語 り か け ら れ た の か 、 そ の 点 に つ い て お 聞か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     市 長 。◎市 長 ( 齊 藤 守 史 )    市 長 選 の 話 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 マ ニ フ ェス ト ど う の こ う の と い う よ り も 、 地 域 と い う のは こ れ か ら は 、 さ き の 定 住 圏 構 想 で は ご ざ い ませ ん け ど も 、 あ る 程 度 コ ン パ ク ト シ テ ィ ー 的 な地 域 と い う も の が 、 こ れ か ら の 日 本 の 国 に お ける 地 域 の 生 き 方 で は な か ろ う か と い う 意 も し てお り ま す し 、 そ の マ ニ フ ェ ス ト の 当 初 に お い ては 、 広 域 に お け る 、 こ の 地 域 は 歴 史 的 に も 文 化的 に も 大 体 一 つ の エ リ ア と し て と ら え ら れ る から 、 早 く と い う か 、 い つ の 時 期 か は 一 緒 に な る 、ま た 当 時 が 2 市 8 町 の 合 併 と い う 話 の 中 で 進 めら れ て お っ た の が 、 1 市 4 町 に そ れ ぞ れ の 議 会か 地 域 の 住 民 さ ん の 反 対 か 、 そ の 辺 は 私 は よ く存 じ て お り ま せ ん け れ ど も 、 流 れ の 中 で 壊 れ たよ う な い き さ つ が ご ざ い ま す の で 、 私 と し て は2 市 8 町 と い う 最 初 の 構 想 案 の 流 れ の 中 で 、 この 地 域 が 一 つ に ま と ま れ ば い い ん じ ゃ な か ろ うか と い う ふ う に 思 っ て お り ま す し 、 そ の 当 時 も

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そ う い う ふ う な お 答 え を し た ん じ ゃ な か ろ う かと 思 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    今 の お 話 の 中 で 、 歴 史 的 、 文 化 的 に も 一 体 だと い う お 話 ご ざ い ま し た 。 そ し て 、 2 市 8 町 の合 併 話 が 進 ん で い た こ と 、 そ う い っ た 部 分 が そう い っ た 判 断 の 材 料 と な っ た と い う ふ う な 理 解で い い か と 思 い ま す 。 残 念 な が ら 失 敗 し た 2 市8 町 の 合 併 だ っ た わ け で す が 、 前 回 の 合 併 に 関し て 、 ど の よ う に と ら え て お ら れ る の か を お 示し い た だ け ま し た ら と 思 い ま す が 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     市 長 。◎市 長 ( 齊 藤 守 史 )    前 回 の 合 併 っ て 、 今 の 状 態 で す か 。 前 回 と いう か 、 今 の こ と で す ね 。 私 、 新 し い 飯 塚 市 と いう 形 で 旧 町 と 、 今 の 要 す る に 4 町 と 飯 塚 市 が 一緒 に な っ た わ け で ご ざ い ま し て 、 い ろ い ろ 私 も3 6 回 に 及 ぶ タ ウ ン ミ ー テ ィ ン グ を 重 ね て き た中 で 、 ま だ ま だ そ れ ぞ れ の エ リ ア の 住 民 の 皆 さん と い う の は 、 飯 塚 市 向 き の 市 政 じ ゃ な か ろ うか と か 、 我 々 の 地 域 を ま だ 考 え て く れ て な い んじ ゃ な か ろ う か と か 、 い ろ い ろ な 御 意 見 が 出 てお り ま す し 、 ま た 住 民 の 皆 さ ん の 認 識 の 中 に 、ま だ 一 つ と い う く く り が 私 は で き て な い よ う な感 じ が し ま す 。  そ う い う 意 味 で は 、 早 く 1 市 4 町 と い う も のが 、 一 つ の 飯 塚 市 と い う こ と で 、 前 、 二 瀬 町 等の 合 併 が ご ざ い ま し た 、 随 分 前 の こ と で す け ども 、 そ の こ ろ に は 二 瀬 町 と い う よ う な 言 葉 が 出て ま し た け れ ど も 、 今 は 二 瀬 と い う 言 葉 に 変 わっ て き て お り ま す 。 今 、 そ れ ぞ れ の ま た 議 会 でも 、 我 々 の 中 で も 言 葉 と し て 頴 田 町 、 筑 穂 町 、穂 波 町 と い う 町 が ま だ 言 葉 と し て 出 て き て る 部分 が 、 私 は 多 々 あ る と 存 じ て お り ま す し 、 こ の言 葉 が 消 え た と き に 、 私 は 一 つ に な っ た ん じ ゃな か ろ う か と 思 う わ け で ご ざ い ま す け れ ど も 、ど れ く ら い の 年 月 が か か る か わ か り ま せ ん け ども 、 早 く 皆 さ ん の 意 識 の 中 に 、 飯 塚 は 一 つ と いう 観 念 の 中 で 行 政 か ら 、 ま た 市 民 の 皆 さ ん か ら同 じ そ れ こ そ 協 働 の ま ち づ く り と い う も の が でき た と き に 、 私 は 2 市 8 町 で す か ら 、 あ と 何 ぼで す か 、 1 市 4 町 で す か 、 5 町 か 4 町 か 、 が 一緒 に な れ る ん じ ゃ な か ろ う か と い う 気 が し ま す 。だ け ど も 、 こ れ は 早 く で き る こ と を 願 っ て は お

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り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    あ り が と う ご ざ い ま す 。 飯 塚 市 及 び 周 辺 自 治体 で す ね 、 そ の 地 理 的 要 因 を ど う と ら え て お られ る の か 、 そ の 点 に つ い て は ど の よ う に お 考 えで し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    本 市 が 県 央 に 位 置 す る 筑 豊 地 区 の 中 核 都 市 、旧 嘉 飯 山 地 区 の 中 心 市 と し て 考 え た 場 合 、 交 通網 で と ら え る な ら ば 、 福 岡 市 、 田 川 市 、 京 築 方面 へ は 国 道 2 0 1 号 バ イ パ ス 及 び 北 九 州 市 、 鳥栖 市 、 久 留 米 市 方 面 へ は 2 0 0 号 バ イ パ ス の 整備 充 実 、 ま た 筑 豊 本 線 、 篠 栗 線 の 電 化 や 、 将 来的 に は 県 道 飯 塚 ・ 福 間 線 の 開 通 に よ り 、 交 通 の要 衝 地 と し て 、 今 後 ま す ま す 利 便 性 が 向 上 す ると 期 待 さ れ て お り ま す 。  こ の よ う な 現 状 を か ん が み た と き に 、 そ れ ぞれ 特 色 の あ る ま ち づ く り が 実 践 さ れ て い ま す が 、も と も と 旧 嘉 飯 山 地 区 は 同 一 生 活 圏 内 と し て とら え ら れ て き ま し た 。 ま た 、 そ の 他 の 周 辺 地 区に お き ま し て も 、 歴 史 的 な 背 景 を 考 え た と き に共 通 す る 部 分 が 多 く あ り 、 連 携 し た 事 業 の 展 開も 可 能 で あ る の で は な い か 。 そ の 点 等 を 考 え た場 合 に は 、 地 理 的 要 因 は 高 い の で は と 考 え て おり ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    先 ほ ど 市 長 の ほ う に 、 市 長 選 の 前 に こ の 地 域を ど の よ う に と ら え て い た か と い う 話 を し て いた だ き ま し た 。 そ の と き に は 生 活 圏 、 文 化 圏 とし て も 同 一 で あ る と い う 理 解 。 今 の 行 政 と し ての 飯 塚 市 、 課 長 の お 答 え に も そ の 部 分 が あ ら われ て い た の で は な い か と 思 っ て い ま す 。  そ れ で は 、 飯 塚 市 及 び 周 辺 自 治 体 、 今 後 ど のよ う な 行 政 課 題 を 抱 え て い る の か 、 そ の 点 に つい て 考 え を お 聞 か せ く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    今 後 の 課 題 と い た し ま し て は 、 広 域 的 な 事 業の 展 開 が 必 要 と 考 え て お り ま す が 、 そ の 前 に まず 相 互 に 課 題 、 問 題 の 整 理 を し て 、 広 域 的 な 取組 み の 可 能 性 を 考 え る 必 要 が あ る と 認 識 を し てお り ま す 。 例 え ば 観 光 、 産 業 の 振 興 、 交 通 体 系

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の 整 備 、 農 林 業 の 振 興 、 定 住 対 策 、 教 育 対 策等 々 に つ い て 、 今 後 ど の よ う に 連 携 し 、 構 築 して い く べ き か 、 可 能 性 を 検 討 す る こ と が 必 要 と考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    合 併 は し た ん だ が 、 先 ほ ど 言 っ た よ う に 同 一生 活 圏 の 中 に あ り 、 こ れ か ら 先 も 連 携 に 向 け てい ろ ん な 協 議 が 必 要 で あ る と い う ふ う な お 答 えと 理 解 し て よ ろ し い で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    そ の よ う な 理 解 で よ ろ し い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    そ れ で は 、 そ の 行 政 課 題 の 解 決 に 向 け て 、 どう 行 動 し て い く の か 、 そ の 点 に つ い て お 考 え をお 示 し い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    今 後 は 嘉 飯 地 区 2 市 1 町 の 活 性 化 に 向 け た 広域 的 な ま ち づ く り を 推 進 し て い く た め に 、 連 絡調 整 会 議 的 な も の を 立 ち 上 げ て 協 議 の 場 を 持 つこ と が 大 切 な こ と だ と 考 え て お り ま す 。 そ の 協議 の 中 で 行 政 課 題 等 の 整 理 を 行 っ て い く こ と によ っ て 、 解 決 の 方 向 性 が 見 出 せ る の で は と 思 って お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    ま ず 、 連 絡 調 整 会 議 的 な も の を 立 ち 上 げ て 、そ こ か ら 始 め た い と い う 話 が ご ざ い ま し た 。 それ で は 、 そ の 解 決 方 法 の 一 つ と し て 、 合 併 問 題と い う や つ が あ る と 思 っ て い る わ け で す 。 先 ほど 市 長 の お 話 の 中 に も 、 旧 2 市 8 町 、 嘉 飯 山 地域 で の 合 併 と い う も の が 、 時 期 に 関 し て は わ から な い ん だ が 、 必 要 で は な い か と 思 っ て お る とい う お 話 が あ っ た か と 思 い ま す 。 そ う い っ た 形の 理 解 で よ ろ し い で し ょ う か 。  そ の 点 と あ わ せ て 、 九 州 市 町 村 長 ア ン ケ ー トな る も の が 西 日 本 新 聞 の 9 月 1 3 日 の 朝 刊 に 載り ま し た 。 こ れ は 九 州 大 学 の 法 学 部 の ゼ ミ と 、そ れ と あ と 西 日 本 新 聞 が 共 同 で ア ン ケ ー ト を とっ た も の で す 。 こ の 部 分 、 こ の 中 で 市 町 村 合 併に 関 し て 質 問 が ご ざ い ま す 。 今 後 の 市 町 村 合 併に つ い て と い う 部 分 で 、 具 体 的 に 検 討 し て い る

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と い う 部 分 は 、 回 答 の 中 で 1 2 . 8 % 、 そ し て 今は 検 討 し て い な い が 、 い ず れ は 必 要 だ っ て い うの が 5 2 . 2 % 、 あ わ せ て 6 5 % な ん で す ね 。 合併 の 必 要 が な い と い う の が あ る ん で す 。 こ れ は1 5 . 3 % で あ り 、 大 き く 上 回 っ た と あ り ま す 。そ し て 、 既 に 合 併 し た 、 ま た は 合 併 が 決 定 し てい る 市 町 村 で も 、 半 数 近 く は さ ら な る 合 併 が 必要 と 回 答 と い う 部 分 が ご ざ い ま す 。  市 長 の 判 断 と し て は 、 具 体 的 に 検 討 し て い る 、も し く は 今 は 検 討 し て な い が 、 い ず れ か は 必 要だ と い う ふ う な と こ に な る の か と 思 う ん で す が 、ど の よ う に お 考 え に な っ て る の か お 聞 か せ い ただ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    今 、 担 当 課 長 が 申 し 上 げ ま し た よ う に 、 行 政課 題 は た く さ ん あ る わ け で ご ざ い ま す 。 行 政 課題 に つ い て は 、 2 市 1 町 各 自 治 体 と も 共 通 し た認 識 を 持 っ て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 こ れ を広 域 的 な 観 点 、 ま た は 広 域 的 な 行 政 と い い ま すか 、 広 域 的 な ま ち づ く り と い い ま す か 、 こ れ につ い て 取 り 組 ん で い か な け れ ば な ら な い と い うこ と に つ い て は 共 通 し た 、 一 致 し た 考 え 方 で ござ い ま す 。  し か し な が ら 、 ま ず は 新 し い 飯 塚 市 の 財 政 の再 建 、 さ ら に は 将 来 に 向 け て の ま ち づ く り 、 ここ ら あ た り を し っ か り と 構 築 し な け れ ば な ら ない と い う ふ う に ま ず は 考 え て お る と こ ろ で ご ざい ま す 。 し か し な が ら 、 次 の ス テ ッ プ と い い ます か 、 次 の 段 階 で は 2 市 1 町 の 合 併 と い う こ とに つ き ま し て も 、 住 民 の 方 々 の 御 意 見 な り 考 え方 も 十 分 に 踏 ま え た 中 で 、 さ ら な る 合 併 と い うこ と も 検 討 し て い か な け れ ば な ら な い と い う ふう に 思 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    一 番 最 初 に 市 長 に 答 え て い た だ い た と き に は 、そ れ こ そ 同 一 生 活 圏 域 に あ り 、 市 長 選 前 に は そう や っ て 思 っ た と い う お 話 が あ り ま し た 。 そ して 、 そ の お 話 の 中 で 、 あ る 意 味 、 今 も そ う 思 って い る と い う お 話 が あ り ま し た 。 こ の 市 町 村 長ア ン ケ ー ト に 関 し て 、 こ れ は お 答 え に な っ た 、な っ て な い 、 そ こ ら 辺 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )  

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  総 合 政 策 課 で は 、 こ の ア ン ケ ー ト 調 査 の 依 頼文 書 の 受 け 付 け は し て い な い の が 現 状 で あ り まし た の で 、 関 係 部 署 に 問 い 合 わ せ て み ま し た が 、そ の よ う な 事 実 は な い と の こ と で あ り ま し た ので 、 市 長 は ア ン ケ ー ト 調 査 の 回 答 は さ れ て お りま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    こ の 新 聞 報 道 を 見 て 、 そ れ こ そ ど う 答 え ら れた の か な と い う 分 が 、 非 常 に 興 味 が あ っ て お 聞き し た わ け で す 。 新 聞 社 な い し 大 学 の ゼ ミ と の共 同 調 査 で ご ざ い ま す 。 そ れ に つ い て 文 書 が 来て な か っ た の か 、 も し く は ど こ か で 紛 失 し た のか わ か り ま せ ん が 、 た だ 先 ほ ど お 話 の 中 で 、 それ で も 今 後 に つ い て は 合 併 と い う 部 分 を 十 分 考え て い く と い う ふ う な と こ ろ に な っ た ん だ ろ うな と い う 思 い を し て お り ま す 。  た だ そ れ が 効 果 が ど う あ っ た の か と い う と ころ が 、 ま た こ れ で 設 問 が あ り ま す 。 行 政 経 費 の節 減 や 広 域 的 な 行 政 需 要 へ の 対 応 は 、 目 標 ど おり に 進 ん で い る と い う の は 過 半 数 だ っ た け れ ど 、財 政 基 盤 の 安 定 や 住 民 サ ー ビ ス の 拡 充 が 目 的 どお り に 進 ん で い る と い う の は 4 0 % 台 、 合 併 効果 が 広 が っ て な い 現 状 が 浮 き 彫 り に な っ た と あり ま す 。 先 ほ ど 市 長 の 話 の 中 に も 、 タ ウ ン ミ ーテ ィ ン グ を や っ て い る 中 で 、 ま だ ま だ 飯 塚 は 一つ に な り 切 れ て な い 現 状 が あ る の で は な い か とい う 話 が あ り ま し た 。  も う 一 つ 、 財 政 運 営 の 中 で 9 6 % が 職 員 数 を削 減 、 民 間 活 力 導 入 し ス リ ム 化 と い う 話 も あ って お り ま し た 。 こ れ に つ い て も 飯 塚 市 と し て 取り 組 ん で い る こ と だ と 思 っ て お り ま す 。  今 後 、 ど う い っ た 動 き を す る の か 等 々 が 気 にな る と こ ろ で ご ざ い ま す が 、 ま ず 今 の 部 長 の 答弁 を お 聞 き す る と 、 ま ず は 足 元 の 安 定 か ら や って い き た い と い う と こ ろ で 、 現 実 に は 合 併 に 関し て は 、 ま だ ま だ ア ク シ ョ ン を し て い な い と いう 状 況 な の か ど う か 、 そ こ ら 辺 に つ い て ど う なの か 、 お 聞 か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    先 ほ ど お 答 え 申 し 上 げ ま し た よ う に 、 次 の ステ ッ プ と し て は 、 2 市 1 町 で の 合 併 と い う こ とは 十 分 に 検 討 し て い か な け れ ば な ら な い と い うふ う に は 思 っ て お り ま す 。 し か し な が ら 、 今 の

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段 階 に お い て は 、 新 し い 枠 組 み で の 合 併 と い うこ と に つ い て は 考 え て お り ま せ ん の で 、 2 市 1町 間 で の 協 議 と い う こ と に は 、 ま だ 至 っ て お りま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    残 念 な が ら 行 政 の 現 状 と し て は 、 そ う い っ たと こ に と ま っ て い る の だ と 思 っ て い ま す 。 ま ずは 本 当 に 先 ほ ど お 話 し ま し た よ う に 、 合 併 し た中 で ま ず 統 一 感 も 出 て な い し 、 そ こ ら 辺 を き ちん と や る 、 目 の 前 の 仕 事 を き ち ん と や る と い うと こ ろ に さ れ て い る ん だ と 思 っ て い ま す 。  た だ 首 長 、 市 長 、 町 長 の そ れ ぞ れ お 三 方 、 2市 1 町 で は 3 人 お ら れ る わ け で す が 、 3 人 と も選 挙 の 前 に は 次 の 合 併 を 十 分 模 索 す る と い う お話 が あ っ た か と 思 い ま す 。 3 人 の 首 長 間 等 々 でそ う い っ た 部 分 を 含 め て 協 議 等 は あ っ て い る のか 、 公 式 で あ っ て も 結 構 で す し 、 非 公 式 で あ って も 結 構 な ん で す が 、 そ う い っ た 部 分 は あ っ てい る の か ど う か お 聞 か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    私 の ほ う が 市 町 長 会 と い う 公 式 の 事 務 を つ かさ ど っ て お り ま す 。 公 式 的 に は 市 町 長 会 の 中 では 、 そ う い う ふ う な 合 併 に つ い て の お 話 は あ って お り ま せ ん 。 そ れ か ら 、 非 公 式 と い う こ と でご ざ い ま す け ど 、 私 、 非 公 式 の 場 に 余 り 臨 ん でお り ま せ ん け ど 、 そ こ ら あ た り に つ い て も 、 まだ 合 併 の 話 に つ い て は あ っ て な い の じ ゃ な い かと い う ふ う に 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    ぜ ひ そ の 分 に つ い て 、 少 し ず つ で も 結 構 で すの で 、 前 進 を し て い た だ き た い と 思 っ て い る とこ ろ で あ り ま す 。 行 政 課 題 の 解 決 方 法 と し て 、自 治 体 間 の 協 力 と い う も の が あ り ま す 。 一 部 事務 組 合 等 々 が あ る わ け で す が 、 こ れ に つ い て どう な っ て い る の か お 聞 か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    現 在 、 本 市 は 三 つ の 一 部 事 務 組 合 に 加 盟 し てい ま す が 、 今 後 は 地 方 自 治 法 第 2 5 2 条 の 1 4項 に 基 づ く 事 務 の 委 託 に つ い て 、 調 査 研 究 す る必 要 が あ る か と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。

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◆8 番 ( 江 口 徹 )    そ の 部 分 に つ い て も 積 極 的 に 進 め て い く と いう 理 解 で よ ろ し い で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    そ の よ う な 理 解 で よ ろ し い か と 思 っ て お り ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    あ と 2 問 ぐ ら い で す ね 。 飯 塚 市 の 果 た す べ き役 割 に つ い て 、 ど の よ う に 御 認 識 な さ れ て お られ ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    本 市 は 県 央 に 位 置 し 、 筑 豊 地 区 は も と よ り 、福 岡 県 を 牽 引 す る リ ー ダ ー の 一 つ と な り 得 る 中核 都 市 を 目 指 し 、 歴 史 と 文 化 が 薫 る 特 色 あ る まち づ く り を 展 開 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。今 後 は 周 辺 自 治 体 と の 広 域 行 政 の 推 進 を 図 る 必要 性 も 求 め ら れ て お り 、 県 の 本 市 に 対 し て の 期待 度 も か な り 大 き い も の が 感 じ ら れ ま す の で 、本 市 が 中 心 と な り 、 自 治 体 間 が 抱 え て い る 共 通の 課 題 、 問 題 の 整 理 や 事 業 の 推 進 を 検 討 す る など の 協 議 会 を 設 け る こ と も 必 要 な こ と だ と 考 えて お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    言 わ れ た よ う に 飯 塚 市 は 県 央 の 中 核 都 市 と して 、 4 番 目 の 都 市 と な っ て お り ま す 。 ぜ ひ そ の果 た す べ き 役 割 、 そ し て 課 さ れ た 責 任 の 重 さ を十 分 に 自 覚 し て や っ て い た だ き た い と 思 っ て おり ま す 。  最 後 に 、 行 政 と し て は ま だ ま だ 動 き づ ら い 現状 は あ る か と 思 っ て い ま す 。 た だ あ る 意 味 、 それ を 引 っ 張 る の も 政 治 の 役 割 だ と 思 っ て い ま す 。こ れ が 選 挙 を 経 て 任 さ れ た 市 長 で あ り 町 長 で ある と 思 っ て い ま す 。 そ れ ぞ れ が 最 初 に 思 わ れ た部 分 に つ い て 、 ど う や っ て 行 動 し て い く の か 、ま た そ こ ら 辺 が 問 わ れ る か と 思 っ て い ま す 。 そこ に 対 す る 思 い 、 ま た そ れ と も う 一 点 、 も し 例え ば ほ か の と こ ろ か ら ア プ ロ ー チ が あ っ た 場 合 、き ち ん と 協 議 の 場 に 臨 む こ と も 含 め て 、 き ち んと 検 討 す る の か 、 そ う い っ た 部 分 を 含 め て 、 市長 の 思 い と い う の を 最 後 に 聞 か せ て い た だ き たい と 思 い ま す 。

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )     市 長 。◎市 長 ( 齊 藤 守 史 )    そ れ ぞ れ の 地 域 に 課 題 が あ っ て 、 新 生 と い うか 、 新 し い 飯 塚 市 に も い ろ ん な 課 題 が 山 積 し て 、こ れ を 乗 り 越 え る に は 、 私 は 非 常 に 今 で も 大 変だ な と い う 思 い を し な が ら 、 今 の 職 に つ い て やっ て お る わ け で ご ざ い ま し て 、 そ こ が 不 安 定 なと き に お 話 が あ っ た と き に 、 例 え ば 期 日 は 切 らな い で 、 例 え ば お 互 い に そ う い う 情 報 交 換 等 をし よ う じ ゃ な い か と い う よ う な こ と で あ れ ば 、で き な い こ と は な い と 思 い ま す け れ ど も 、 そ れを 前 向 き に 進 め て や る と い う 行 動 に 対 し て は 、今 、 私 は と れ な い ん じ ゃ な い だ ろ う か と 、 ま ち 、今 の 先 ほ ど か ら 言 い ま す よ う に 、 一 つ と い う もの に な っ て な い の に 、 じ ゃ あ お ま え は そ の 行 動を 起 こ す の か と 言 わ れ て は 、 私 は な か な か 、 うん 、 そ れ を や っ て く だ さ い と い う わ け に は い かん わ け で ご ざ い ま し て 、 そ れ に 対 す る 意 識 の 中で お 互 い の 共 通 性 を 持 つ と い う 部 分 に 関 し て は 、私 は と っ て い か な き ゃ な ら な い と は 思 い ま す けれ ど も 、 行 動 と し て や っ て い く と い う こ と は 、今 の 状 態 で は 難 し い と 思 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    あ る 意 味 、 現 状 は そ の よ う な 厳 し い 部 分 が ある か と 思 っ て い ま す 。 た だ そ れ を リ ー ド し て いく の も 政 治 だ と 思 っ て い ま す 。 そ れ で 期 限 を 切っ て と い う ふ う な 形 で は な い で 結 構 だ と 思 っ てい ま す 。 ま ず 情 報 交 換 か ら 始 め な が ら 、 先 ほ ど課 長 が 言 わ れ ま し た よ う に 、 一 部 事 務 組 合 以 外の 事 務 の 委 託 等 々 を 進 め な が ら 、 共 同 で 仕 事 をす る 中 で 、 そ う す る と き ち ん と コ ス ト も 安 く でき る ね 、 ま た 信 頼 感 も 増 し て く る よ ね 。 そ し て 、最 後 の 最 後 で 一 緒 に な ろ う か と い う 部 分 が で きる か と 思 い ま す の で 、 ぜ ひ そ の 点 に 向 け て 日 常的 な 情 報 交 換 等 々 か ら で 結 構 で す の で 、 ぜ ひ やっ て い た だ き た い と 思 っ て お り ま す 。  合 併 に つ い て の 質 問 は 以 上 で す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    次 に 、 正 し い 仕 事 の ル ー ル づ く り と い う 点 につ い て 、 お 聞 き さ せ て い た だ き た い と 思 っ て おり ま す 。  夏 の 間 、 ず っ と 大 分 県 教 委 の 問 題 が 新 聞 を 賑わ せ て き ま し た 。 教 員 採 用 、 そ し て 異 動 に 対 す

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る 口 き き 、 そ し て ま た 飯 塚 市 の 行 政 に お き ま して は 、 春 か ら 夏 に か け て 税 に 対 す る 信 頼 を 失 うよ う な こ と が あ り 、 そ し て ま た 本 会 議 の 答 弁 の中 で も 、 会 議 録 を つ く っ て い な い で あ る と か 、理 解 が 間 違 っ て い た 、 申 し わ け な い で あ る と か 、そ う い っ た 言 葉 が 聞 か れ て お り ま す 。 そ の 中 で行 政 に 対 す る 信 頼 が 揺 ら い で き て い る と 考 え てい ま す 。  さ き の 同 僚 議 員 の 質 問 の 中 に 対 し て 、 新 し い総 理 に 対 す る 期 待 の 中 で 、 国 民 に わ か り や す く理 解 で き る よ う に 話 し て い た だ く こ と が と い う市 長 の お 話 も あ り ま し た 。 飯 塚 市 に お い て も 、正 し い ル ー ル の も と に 市 民 に わ か り や す く 、 そし て 理 解 で き る よ う な 行 政 が 必 要 で あ る と 考 えて い ま す 。 そ れ を も う 一 度 根 本 か ら 見 直 さ な けれ ば な ら な い 、 残 念 な が ら そ う い う 時 期 に あ ると 思 っ て お り ま す 。  そ れ で 一 連 の 質 問 を し て い く わ け で す が 、 行政 の 仕 事 の 大 原 則 と い う の は 何 か 、 ま ず そ の 点に 対 し て 、 ど う い っ た 理 解 を さ れ て い る の か お聞 か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    仕 事 の 大 原 則 と は 何 か と い う 御 質 問 で ご ざ いま す が 、 行 政 の 仕 事 の 大 原 則 に つ き ま し て は 、い ろ い ろ な 角 度 か ら の 答 え が あ る の で は な い かと 考 え ま す 。 法 律 に 基 づ き 業 務 を 行 う こ と は 当然 の こ と で ご ざ い ま す が 、 公 務 員 の 職 務 遂 行 上の 観 点 か ら 、 職 員 が そ の 職 務 に 服 す る 際 の 基 本的 な 態 度 、 な い し は 被 用 者 と し て の 立 場 に お ける 行 為 の 規 範 で あ る 服 務 の 基 本 原 則 は 何 か と いう 御 質 問 と と ら え 、 お 答 え を さ せ て い た だ き ます 。  我 々 地 方 公 務 員 に と り ま し て の 服 務 の 基 本 原則 は 、 地 方 公 務 員 法 第 3 0 条 に 規 定 さ れ て お りま す 。 す べ て 職 員 は 全 体 の 奉 仕 者 と し て 公 共 の利 益 の た め に 勤 務 し 、 か つ 職 務 の 遂 行 に 当 た って は 、 全 力 を 挙 げ て こ れ に 専 念 し な け れ ば な らな い と い う こ と と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    そ の 規 定 は 、 私 は こ の よ う に 理 解 を し て る んで す 。 公 務 員 は と い う と こ ろ も あ る ん で す が 、お よ そ 仕 事 と い う も の に 関 し て 、 行 政 の 仕 事 とい う も の は 公 正 で あ り 、 公 平 で あ り 、 丁 寧 で あ

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り 、 そ し て ま た 迅 速 で あ り 、 う そ を つ か な い 、ル ー ル を 守 る 、 返 事 を す る 、 そ し て 透 明 で あ るこ と 、 そ し て 情 報 共 有 が き ち ん と し 合 っ て い くと 、 そ う い っ た こ と が 私 自 身 は 仕 事 を 行 う 上 で 、皆 様 方 が 仕 事 、 い ろ ん な 事 業 を や っ て い く 上 で必 要 な ル ー ル だ と 考 え て い ま す 。 こ れ こ そ 今 言わ れ た 地 方 公 務 員 法 の 3 0 条 の 規 定 、 そ こ の 部分 を 具 体 的 に あ ら わ す も の だ と 考 え て お り ま すが 、 そ れ に つ い て は ど う で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    今 の 大 原 則 を 守 る た め の 仕 組 み に つ い て と いう 御 質 問 で ご ざ い ま す 。 服 務 の 基 本 原 則 を 守 るた め 、 職 員 に 課 さ れ る も の と い た し ま し て は 、同 じ く 地 方 公 務 員 法 の 規 定 に ご ざ い ま す け れ ども 、 3 1 条 か ら 3 8 条 に お い て 規 定 さ れ て お りま す 法 令 、 条 例 、 規 則 、 規 程 及 び 上 司 の 職 務 命令 に 従 う 義 務 、 信 用 及 び 名 誉 を 守 る 義 務 、 秘 密を 守 る 義 務 、 職 務 に 専 念 す る 義 務 、 一 定 範 囲 の政 治 的 行 為 を 行 わ な い 義 務 、 争 議 行 為 を 行 わ ない 義 務 及 び 営 利 企 業 等 の 従 事 制 限 が あ り ま す 。ま た 、 こ れ ら の 義 務 等 に 違 反 し た 場 合 は 、 任 命権 者 は そ の 職 員 を 懲 戒 処 分 に す る こ と が で き ると 、 第 2 9 条 に 規 定 を さ れ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    済 み ま せ ん 。 私 の 質 問 が ち ょ っ と 悪 か っ た かな と 思 い ま す 。 言 わ れ た よ う な 、 す べ て 職 員 は全 体 の 奉 仕 者 と し て と 言 わ れ ま し た ね 。 そ こ を私 自 身 は 公 正 、 公 平 、 丁 寧 、 迅 速 等 々 な 理 解 にあ る わ け で す 。 今 言 わ れ た の は 、 そ れ を 守 る ため の 仕 組 み と い う 部 分 だ っ た か と 思 い ま す が 、今 お 話 を さ れ た の は 公 正 、 公 平 、 そ し て 中 立 とい う 部 分 で す ね 。 そ し て 、 秘 密 を 守 る 、 ル ー ルを 守 る 等 々 だ と 思 い ま す が 、 あ と 透 明 で あ る とか 情 報 共 有 と い う も の も 私 は 原 則 に な る か と 思っ て お り ま す 。 そ こ に 関 し て 守 ら せ る た め の ルー ル は 、 ど う い っ た も の が あ る の か お 聞 か せ いた だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 務 課 長 。◎総 務 課 長 ( 田 原 洋 一 )    透 明 性 と い う こ と で い え ば 、 ま ず 情 報 公 開 条例 、 こ う い っ た も の が あ ろ う か と 考 え ら れ ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )  

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  情 報 公 開 、 透 明 性 、 情 報 共 有 と い う 部 分 で すね 。 あ と ル ー ル を 守 る 、 返 事 を す る と い う 部 分に 関 し て も 、 行 政 手 続 条 例 等 々 が あ る か と 思 って い ま す 。 こ う い っ た 部 分 を ど う や っ て 守 ら せる か と い う と こ ろ な ん で す 。 先 ほ ど 懲 戒 処 分 があ り ま す と い う お 話 ご ざ い ま し た 。 そ れ 以 外 にも い ろ ん な 守 ら せ 方 が あ る ん だ と 思 っ て い ま す 。そ れ を き ち っ と 知 っ て い た だ く 等 々 が あ る か と思 う ん で す が 、 そ れ を 守 っ て い た だ く た め に は 、ど の よ う な 作 業 を な さ れ て い る の か 。  そ し て ま た 、 先 ほ ど そ の う ち の 一 つ と し て 懲戒 処 分 と い う お 話 が ご ざ い ま し た 。 懲 戒 処 分 につ い て 、 懲 戒 処 分 、 広 い 意 味 で の 懲 戒 処 分 で すね 。 懲 戒 処 分 以 外 に も 厳 重 注 意 等 々 が あ る か と思 う わ け で す が 、 そ う い っ た も の が 現 状 ど の ぐら い 件 数 と し て あ る の か 、 そ れ も あ わ せ て お 話い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    先 ほ ど か ら 地 方 公 務 員 法 の 規 定 に 基 づ き ま して 御 説 明 を さ せ て い た だ き ま し た 。 そ の 下 に 飯塚 市 に お き ま し て は 、 服 務 に 関 し て の 例 規 と いた し ま し て 、 飯 塚 市 職 員 服 務 規 程 及 び 飯 塚 市 職員 倫 理 規 程 、 こ の よ う な 規 程 を 設 け て お り ま す 。  飯 塚 市 職 員 服 務 規 程 に お き ま し て は 、 服 務 の原 則 と し て 規 則 正 し く 、 明 朗 、 能 率 的 職 域 を つく り 上 げ る よ う に 努 め る こ と 、 職 務 に 専 念 す るこ と 、 市 民 と の 応 接 に 際 し 、 親 切 か つ 迅 速 を 旨と し 、 言 葉 態 度 、 服 装 に 留 意 し 、 不 快 の 念 を 抱か せ な い よ う 心 が け る こ と 。 及 び 管 理 監 督 者 は 、部 下 職 員 の 掌 握 及 び 能 率 の 増 進 に 努 め 、 効 率 的な 事 務 の 遂 行 を 図 り 、 そ の 取 り 扱 い は 公 正 を 期す よ う 定 め ら れ て お り ま し て 、 そ の 他 服 務 上 の願 い 、 届 け 出 等 に つ い て の 要 領 を 定 め て お る とこ ろ で ご ざ い ま す 。  ま た 、 飯 塚 市 職 員 倫 理 規 程 に つ き ま し て は 、公 務 員 と し て の 職 務 に 係 る 倫 理 の 保 持 の た め の倫 理 原 則 や 倫 理 原 則 に 基 づ く 行 動 基 準 に つ い て規 定 を し て お り 、 違 反 職 員 に 対 す る 措 置 と し て 、そ の 程 度 に 応 じ て 懲 戒 処 分 等 人 事 管 理 上 必 要 な措 置 を 講 ず る よ う 規 定 を し て お り ま し て 、 懲 戒処 分 の 標 準 的 な 事 例 も 定 め て お り ま す 。  こ の よ う に 服 務 に 関 す る 規 定 に 違 反 し た 場 合 、そ の 内 容 に よ り 判 断 を す る 必 要 が あ り 、 一 概 には 言 え ま せ ん け れ ど も 、 懲 戒 処 分 に 該 当 す る よ

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う な 事 例 の 場 合 は 、 免 職 、 停 職 、 減 給 、 戒 告 のい ず れ か の 処 分 を 受 け る こ と と な り ま す 。  し か し な が ら 、 こ の 決 定 に つ い て は 公 平 、 公正 さ が 要 求 さ れ る こ と か ら 、 人 事 諮 問 委 員 会 を開 催 し 、 そ の 諮 問 に 基 づ き 処 分 内 容 を 決 定 し てお り ま す 。 ま た 、 直 ち に 懲 戒 処 分 に 付 す ま で には 至 ら な い が 、 何 ら か 本 人 に 対 し て 反 省 を 促 し 、職 務 遂 行 の 改 善 、 向 上 に 資 す る た め 行 う も の とし て 、 訓 告 な ど を 行 う 場 合 が ご ざ い ま す 。  た だ い ま 御 質 問 ご ざ い ま し た 件 数 の 件 で ご ざい ま す が 、 合 併 後 、 本 年 9 月 1 日 現 在 ま で の 懲戒 処 分 の 状 況 に つ き ま し て は 、 免 職 1 件 、 停 職1 件 、 減 給 8 件 及 び 戒 告 3 件 と な っ て お り ま す 。ま た 、 同 様 に 本 年 9 月 1 日 現 在 ま で の 訓 告 の 件数 と い た し ま し て は 1 7 件 と な っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    件 数 は も う ち ょ っ と あ る の か な と い う 気 が して い た ん で す が 、 と い う の が 本 当 に 私 自 身 は 行政 の 仕 事 が 今 、 揺 ら い で い る と 感 じ て い ま す 。先 ほ ど 言 い ま し た よ う に 、 会 議 録 を つ く っ て いな い で あ る と か 、 税 の 部 分 で あ る と か 、 陳 謝 いた し ま す で あ る と か と い う 話 が 出 て く る わ け です 。  先 ほ ど の 話 の 中 で 出 て き た 指 定 管 理 者 の 分 につ い て も 、 あ る 意 味 、 約 束 は 守 ら れ る か ど う かと い う 部 分 に な る か と 思 う ん で す よ ね 。 そ う いっ た 部 分 で 多 少 心 配 し て い る と こ ろ で あ り ま す 。も っ と も っ と ル ー ル を 知 ら せ る こ と 等 も 含 め てや っ て い か な く て は な ら な い と 思 っ て い る わ けで す 。  研 修 と い う も の が あ り ま す よ ね 。 ま ず ル ー ルだ け ぽ ん と あ っ て 、 最 初 か ら こ れ 読 ん ど け だ けで は 無 理 だ と 思 い ま す し 、 そ う い っ た 部 分 、 初任 者 に は 初 任 者 研 修 等 々 も あ り ま す し 、 そ の 後 、幹 部 職 員 で あ れ ば そ れ も 研 修 あ る か と 思 い ま す 。特 に 遵 法 精 神 等 々 、 コ ン プ ラ イ ア ン ス と 言 わ れる 部 分 、 そ う い っ た 部 分 に 関 し て の 研 修 は ど のよ う に な っ て い る の か 、 そ こ ら 辺 、 資 料 ご ざ いま し た ら お 話 い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    た だ い ま 御 指 摘 の 点 で ご ざ い ま す け れ ど も 、ま ず 職 員 へ の 法 務 研 修 の 充 実 、 こ れ を 図 る こ とが 大 切 で あ る と い う ふ う に 考 え ま す 。 特 に 行 政

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活 動 全 般 に 係 る 一 般 的 な 法 律 、 例 え ば 地 方 自 治法 や 地 方 公 務 員 法 、 あ る い は 条 例 で い え ば 情 報公 開 条 例 や 個 人 情 報 保 護 条 例 、 行 政 手 続 条 例 、規 程 で い え ば 文 書 管 理 規 程 や 事 務 決 裁 規 程 な ど 、こ の よ う な も の に つ き ま し て の 継 続 的 な 研 修 が必 要 で あ る と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    ち ょ っ と 個 別 具 体 的 な 話 を さ せ て い た だ こ うと 思 い ま す 。 冒 頭 に 上 げ ま し た 大 分 県 教 委 の 問題 で す ね 。 そ の 問 題 に つ い て 、 ど の よ う に と らえ て い る の か 、 ま ず そ の 点 を お 聞 か せ い た だ けま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    新 聞 報 道 に よ り ま す 範 囲 で し か 知 り 得 て お りま せ ん け れ ど も 、 教 員 採 用 試 験 に お い て 口 利 きが 行 わ れ た り 、 合 格 発 表 前 に 合 否 情 報 が 一 部 の人 に 知 ら さ れ て い た 、 ま た 人 事 異 動 に つ い て も口 利 き が あ っ た と の こ と で ご ざ い ま す 。  本 市 に お い て の 職 員 採 用 試 験 は 、 昨 年 度 実 施い た し ま し た 際 に も 、 公 平 、 公 正 な 採 用 試 験 の実 施 に 努 め た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 こ れ に つ きま し て は 6 月 の 一 般 質 問 で も 御 答 弁 を さ せ て いた だ い て お り ま す 。 ま た 、 人 事 異 動 に つ き ま して も 、 所 属 長 か ら の 意 見 聴 取 や 職 員 か ら 自 己 申告 書 を と る 等 、 公 正 な 異 動 を 行 う よ う 努 め て おり ま す 。 さ ら に 、 疑 念 を 抱 か れ る こ と の な い よう 、 職 務 を 遂 行 し て い か な け れ ば な ら な い と 感じ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    県 教 委 に 関 す る 報 道 の 中 で 、 県 議 等 か ら の 合否 に 関 す る 問 い 合 わ せ が あ っ た り 、 受 け る の でと い う 話 が あ っ た り と い う 話 が あ り ま し た 。 その 部 分 に 関 し て 、 ど の よ う に 考 え ら れ ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    た だ い ま 御 答 弁 申 し 上 げ ま し た と お り 、 そ のよ う な 疑 念 を 抱 か れ る こ と の な い よ う に 努 め てお る と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    そ れ を 言 わ れ た よ う に 、 疑 念 を 持 た れ る こ との な い よ う 、 そ れ が 大 切 な ん だ と 思 っ て い ま す 。

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そ の 部 分 が 何 ら か の 形 で ル ー ル が 必 要 だ と 思 うん で す ね 。 大 分 県 教 委 の 話 の 中 で も 、 合 否 の 問い 合 わ せ を し た だ け だ 、 だ れ が 受 け る と い う のを 通 知 し た だ け だ と い う 弁 明 が あ り ま す が 、 実際 に 市 民 な り 県 民 な り が ど う 思 っ た か と い う と 、そ れ が 口 利 き な ん だ よ 、 そ れ が 影 響 力 が あ る んだ よ 、 だ か ら だ め な ん だ よ と い う お 話 だ っ た かと 思 い ま す 。 だ か ら こ そ 大 分 県 議 会 も 、 そ れ に対 し て あ る 一 定 の 申 し 合 わ せ を し た 。 そ し て 、他 の 自 治 体 の 中 で は 、 そ の 部 分 に 関 し て き ち んと ル ー ル 化 を し よ う と い う 動 き も ご ざ い ま す 。そ う い っ た 部 分 を ぜ ひ 飯 塚 で も や っ て ほ し い と思 う わ け で ご ざ い ま す 。  職 員 倫 理 規 程 、 続 き ま し て 条 例 、 規 則 等 の お話 を 聞 か せ て い た だ こ う と 思 い ま す 。 先 ほ ど お話 が あ っ た 職 員 倫 理 規 程 、 そ し て 他 方 、 議 会 のほ う で 定 め た 政 治 倫 理 条 例 等 が ご ざ い ま す 。 この よ う な 条 例 、 規 程 は な ぜ 必 要 な の か 。 そ の 点に つ い て ど の よ う に お 考 え に な る の か お 聞 か せく だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    御 質 問 の 点 に つ き ま し て 答 弁 を さ せ て い た だき ま す 前 に 、 ま ず は 今 ご ざ い ま し た 職 員 倫 理 規程 、 政 治 倫 理 条 例 、 こ の 目 的 に つ い て 少 々 御 説明 を さ せ て い た だ き た い と 思 っ て お り ま す 。  ま ず 、 職 員 倫 理 規 程 の 目 的 は 、 公 務 員 と し ての 職 務 に 係 る 倫 理 の 保 持 に 資 す る た め 必 要 な 措置 を 講 ず る こ と に よ り 、 そ の 使 命 感 の 自 覚 と 高揚 を 促 す と と も に 、 職 務 遂 行 の 公 正 さ に 対 す る市 民 の 疑 惑 や 不 信 感 、 こ れ を 抱 く よ う な 行 為 の防 止 を 図 り 、 公 務 に 対 す る 市 民 の 信 頼 を 確 保 する こ と に あ り ま す 。  ま た 、 政 治 倫 理 条 例 の 目 的 は 、 市 長 、 副 市 長 、上 下 水 道 事 業 管 理 者 、 教 育 長 及 び 市 議 会 議 員 が市 民 全 体 の 奉 仕 者 と し て 、 自 己 の 地 位 に よ る 影響 力 を 不 正 に 行 使 し て 自 己 の 利 益 を 図 る こ と のな い よ う 、 必 要 な 措 置 を 定 め る こ と に よ り 、 市政 に 対 す る 市 民 の 信 託 に こ た え 、 あ わ せ て 市 民も 市 政 に 対 す る 正 し い 認 識 と 自 覚 の も と に 、 正常 で 民 主 的 な 市 政 の 発 展 に 寄 与 す る こ と に ご ざい ま す 。  た だ い ま 御 質 問 者 が 御 指 摘 に な ら れ た 点 が まさ に 記 載 を さ れ て る 、 そ の た め に つ く ら れ た もの で は な い か と い う ふ う に 認 識 を し て お り ま す

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が 、 職 員 倫 理 規 程 、 政 治 倫 理 条 例 、 い ず れ に いた し ま し て も 、 行 政 の 信 頼 確 保 の た め 、 公 務 員の 行 動 の ル ー ル を よ り 明 確 と す る た め に つ く られ た も の と い う ふ う に 認 識 を し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    そ の ル ー ル の 中 で 、 先 ほ ど の 大 分 県 教 委 の よう な ケ ー ス は 防 げ ま す で し ょ う か 、 ど う で し ょう か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    こ の 点 に つ き ま し て は 、 先 ほ ど も 御 答 弁 し てお り ま す よ う に 、 疑 念 を 抱 か れ る こ と の な い よう に 職 務 を 遂 行 し て い き た い と い う こ と で ご ざい ま し て 、 私 を 含 め 職 員 に 対 し て は ル ー ル の 徹底 を 図 る と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    そ の ル ー ル の 中 で 、 そ う い っ た 働 き か け が あっ た 場 合 に つ い て の 対 応 方 法 は 定 め ら れ て お りま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    た だ い ま の 御 質 問 、 対 応 方 法 に つ い て 定 め られ て お る か と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 先 ほ どか ら 申 し 上 げ て お り ま す よ う に ル ー ル が ご ざ いま す の で 、 そ の ル ー ル に の っ と っ た 仕 事 を や って い く と 、 職 務 を 遂 行 し て い く と い う こ と で 努め て い く 所 存 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    あ る 意 味 、 人 事 異 動 な り 何 な り に 関 し て 口 利き が あ っ た と い う 場 合 に は 、 ど の よ う に 対 処 され る の か 。 そ れ が 例 え ば 記 録 さ れ て 公 表 す る とい っ た ル ー ル を つ く っ て い る 自 治 体 も あ り ま すが 、 飯 塚 で は そ う い っ た こ と が あ る の か 。 も しく は 例 え ば そ れ は な い ん だ け れ ど 、 こ う い っ た形 で 対 応 す る と い う 部 分 が あ る の か ど う か 、 お聞 か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    た だ い ま 御 指 摘 の 部 分 で ご ざ い ま す 。 そ う いう ふ う な ル ー ル は 飯 塚 市 で は ご ざ い ま せ ん 。 先ほ ど か ら 御 答 弁 し て お り ま す よ う に 、 疑 念 を 抱か れ な い よ う に 職 務 に 努 め て い く と い う こ と 、

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こ れ が 現 状 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    ぜ ひ そ の ル ー ル も 、 わ か り や す く な い と 守 れな い 部 分 が あ る わ け で す ね 。 こ れ こ れ こ う い った こ と が あ っ た と き に は ど う し た ら い い 、 職 員の ほ う も わ か ら な い ん だ と 思 い ま す 。 そ れ を きち ん と 理 解 し て 行 動 が で き る よ う な 形 で 、 ル ール を ぜ ひ 整 備 を し て い た だ き た い と 思 っ て い ます 。  鳥 取 県 の 片 山 知 事 、 も う 退 官 さ れ た 方 で す が 、彼 は こ の よ う に お 話 を さ れ ま し た 。 県 議 が い ろん な 地 域 の こ と を 県 庁 に 持 っ て く る 、 こ れ 自 体が 悪 い こ と で は な い 。 そ れ に つ い て は 地 域 の 課題 に つ い て よ く 知 っ て い る の は 議 員 だ と 。 そ れに つ い て 持 ち 込 ま れ る の は 全 然 オ ー ケ ー だ と 。た だ し 、 そ れ を や る か や ら な い か は 、 県 の 中 でき ち ん と そ れ が 正 し い か ど う か を 判 断 を し て 事業 を さ せ て い た だ く 。 そ し て ま た 、 そ の 持 ち 込ま れ た こ と に 関 し て は 、 す べ て 記 録 し て 公 表 させ て い た だ く 。 そ の こ と で 判 断 を す る の は 選 挙民 で あ る と い う 話 を さ れ ま し た 。 あ る 意 味 、 目か ら う ろ こ が 落 ち た よ う な 思 い を し た わ け で ござ い ま す 。  そ れ ぞ れ の 職 員 が 、 あ る 意 味 、 そ う い っ た ルー ル が あ る と 、 ど う や っ て 対 処 し て い い か ど うか 、 そ れ も 含 め て 考 え 方 が あ る わ け で す ね 。 そう い っ た 部 分 の ル ー ル を き ち ん と つ く る こ と が 、職 務 を 正 し く や っ て い く こ と 、 そ れ へ も つ な がる と 思 っ て お り ま す の で 、 そ の 点 に つ い て も ぜひ 御 検 討 お 願 い し た い と 思 っ て い ま す 。 そ う いっ た ル ー ル の 変 更 、 そ し て 必 要 な 処 分 、 不 祥 事が 起 き た 場 合 、 き ち ん と し た 信 賞 必 罰 を や っ てい く こ と が 、 モ ラ ル の 向 上 に つ な が っ て い く と確 信 を し て お り ま す 。  他 方 、 情 報 公 開 条 例 、 そ し て 行 政 手 続 条 例 とい う も の が ご ざ い ま す 。 こ の 二 つ の 条 例 は な ぜ必 要 な の か 、 そ の 点 に つ い て ど の よ う に お 考 えに な っ て お ら れ る の か 、 お 聞 か せ く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 務 課 長 。◎総 務 課 長 ( 田 原 洋 一 )    情 報 公 開 条 例 の 目 的 を 定 め て お り ま す 第 1 条に は 、 住 民 の 知 る 権 利 と 地 方 自 治 の 本 旨 に の っと り ま し て 、 市 が 保 有 し 、 ま た は 保 有 す べ き 情報 の 公 開 並 び に そ の 総 合 的 な 推 進 に 関 し 必 要 な

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事 項 を 定 め る こ と に よ り 、 市 の 諸 活 動 を 市 民 に説 明 す る 責 務 が 全 う さ れ る よ う に す る と と も に 、市 民 の 市 政 に 対 す る 参 画 と 監 視 を 一 層 促 進 し 、も っ て 公 正 で 開 か れ た 行 政 の 確 立 と 民 主 的 な 市政 の 発 展 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る と さ れ てい る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 情 報 公 開 は 、 行 政 の説 明 責 任 を 果 た す 第 一 歩 で あ る と い う ふ う に 、そ の 重 要 性 を 認 識 し て お り ま す 。  ま た 、 行 政 手 続 条 例 で ご ざ い ま す が 、 こ れ の目 的 を 定 め て お り ま す 第 1 条 に は 、 行 政 手 続 法 、こ れ の 規 定 の 趣 旨 に の っ と り ま し て 処 分 、 行 政指 導 及 び 届 け 出 に 関 す る 手 続 に 関 し 共 通 す る 事項 を 定 め る こ と に よ っ て 、 行 政 運 営 に お け る 公正 の 確 保 と 透 明 性 、 こ れ の 向 上 を 図 り 、 も っ て市 民 の 権 利 利 益 の 保 護 に 資 す る こ と を 目 的 と する と さ れ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。  こ の 条 例 は 、 市 民 と 自 治 体 と の 行 政 活 動 を 行う 際 の 手 続 、 手 順 を 定 め た も の で あ り 、 行 政 運営 の 公 正 さ と 透 明 性 の 向 上 の た め 、 ま た 市 民 の権 利 利 益 の 保 護 の た め に 重 要 で あ る と 認 識 し てお り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    情 報 公 開 に 関 し て は 、 今 言 わ れ た よ う な 部 分で す ね 。 説 明 責 任 と 言 わ れ ま し た が 、 そ れ よ りも 大 切 な も の は 、 行 政 そ の も の は 市 民 か ら 預 かっ た も の だ と 、 市 民 か ら の 預 か り も の だ か ら こそ 、 そ の 主 人 公 で あ る 市 民 に 対 し て は 、 き ち んと 情 報 を 開 示 し 、 共 有 し 、 そ し て 話 を し て い く 、そ の た め の 基 本 で あ る と い う こ と だ と 思 っ て いま す 。  行 政 手 続 条 例 に 関 し て は 、 こ れ が 制 定 さ れ る前 は 、 あ る 意 味 、 判 断 を し な け れ ば な ら な い こと を た な ざ ら し に や っ て た 、 そ う い っ た こ と があ っ た わ け で す ね 。 だ か ら こ そ 、 こ う い っ た 部分 に 関 し て は 、 お お よ そ ど の ぐ ら い の 期 間 で 判断 を し ま す よ 、 そ れ の 判 断 の 基 準 と し て は 、 これ こ れ こ う い っ た も の で す よ 、 そ う い っ た も のを 決 め て い こ う と い う 、 仕 事 の ル ー ル づ く り だと 思 っ て い ま す 。  こ う い っ た 個 別 、 個 別 の ル ー ル が き ち ん と 決ま っ て い く こ と が 、 先 ほ ど 人 事 課 長 の 言 わ れ た公 正 、 公 平 な 仕 事 の 確 立 に つ な が っ て い く ん だと 思 っ て い ま す 。 た だ こ の よ う に 正 し い 仕 事 のル ー ル を 守 ら せ る た め 、 そ の た め の 仕 組 み を ど

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う や っ て 整 え て い く の か 。 そ れ に つ い て ど う 考え る の か お 聞 か せ い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     人 事 課 長 。◎人 事 課 長 ( 瓜 生 守 )    正 し い 仕 事 の ル ー ル を ど の よ う に 守 ら せ る のか と 、 そ の 仕 組 み づ く り に つ い て の 御 質 問 で ござ い ま す が 、 こ の ル ー ル と い う 言 葉 を 使 わ せ てい た だ き ま す と 、 ル ー ル を 徹 底 、 こ れ を 図 る ため に は 、 ま ず は 職 員 一 人 一 人 が そ の ル ー ル を 熟知 す る こ と 、 こ れ が 必 要 と 考 え ま す 。  具 体 的 に 申 し 上 げ ま す と 、 先 ほ ど 御 答 弁 い たし ま し た よ う に 、 法 令 を 遵 守 し 、 業 務 を 行 う ため 、 そ の 内 容 に つ い て の 研 修 、 こ れ を 図 っ て いく 必 要 が あ ろ う か と 思 い ま す け れ ど も 、 そ の 前提 と い た し ま し て は 、 職 員 一 人 一 人 が 法 を 遵 守す る と い う 態 度 、 意 識 を 常 に 保 持 し 、 倫 理 観 を持 っ て 行 動 す る こ と 、 こ れ が 肝 要 と 考 え ま す ので 、 服 務 に 関 す る 研 修 の 実 施 や 各 職 場 に お け る日 ご ろ の 所 属 長 を 初 め 管 理 監 督 職 員 の 職 員 指 導も あ わ せ て 行 っ て ま い り た い と 、 こ の よ う に 考え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )    皆 様 方 の 行 う 作 業 、 事 業 は す べ て あ る 意 味 、法 の 執 行 で ご ざ い ま す 。 法 に 基 づ き 仕 事 を さ れる わ け で す 。 ま ず そ の ベ ー ス と な る 法 を き ち んと 知 っ て い た だ く こ と 、 正 し く 理 解 し て い た だく こ と 、 こ れ が 必 要 で あ る と 思 い ま す 。 そ の 点に つ い て 十 分 な 研 修 を お 願 い し た い 。  特 に お 願 い を し た い の は 、 若 い 職 員 よ り も 、そ れ よ り も も う ち ょ っ と 中 堅 、 上 の 幹 部 職 員 の方 々 で す 。 そ の 幹 部 職 員 の 方 々 が 事 業 の 採 択 を決 め 、 そ の 方 向 性 を 決 め る わ け で す 。 そ こ に おい て 曇 り の な い よ う に は っ き り と 説 明 が で き る 、市 民 に わ か り や す い 、 理 解 で き る 、 共 感 の 得 られ る 仕 事 を し て い た だ か な け れ ば な ら な い 。 そこ の 方 々 が し っ か り 前 面 で 頑 張 っ て お ら れ る から こ そ 、 若 い 職 員 が つ い て い き ま す 。 若 い 職 員も そ の ル ー ル を 守 れ ま す 。 幹 部 職 員 が き ち ん とそ こ の ル ー ル を 自 覚 し て 、 正 し い 仕 事 と は 何 か 、そ の こ と を い つ も 問 い な が ら 仕 事 を し て い た だき た い 、 そ の こ と を 要 望 し て 、 こ の 質 問 終 わ りま す 。 あ り が と う ご ざ い ま し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    暫 時 休 憩 い た し ま す 。

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午 後 0 時 2 9 分   休 憩

午 後 1 時 3 0 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  2 2 番   市 場 義 久 議 員 に 発 言 を 許 し ま す 。 22 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    私 は 、 開 庁 時 間 の 延 長 に つ い て と 、 市 と 社 会福 祉 協 議 会 の 役 割 分 担 に つ い て 質 疑 し た い と 思い ま す 。  ま ず 最 初 に 、 開 庁 時 間 の 延 長 な ん で す が 、 この た び は あ く ま で も 試 行 と い う こ と で す け ど 、開 庁 時 間 の 延 長 す る と い う 方 針 が 出 さ れ て 、 皆さ ん 方 は 市 民 サ ー ビ ス 向 上 の た め に 時 間 を 延 長し て る の に 、 何 で こ い つ こ ん な こ と 言 っ て る んや ろ う か と い う 思 い が あ る か と 思 い ま す け れ ども 、 執 行 を す る と い う こ と が 、 私 に と っ て は 違和 感 と い う ん で す か ね 、 理 解 し が た い と こ ろ があ る と い う こ と で 、 理 解 を さ せ て い た だ く よ うに 回 答 お 願 い し た い と 思 い ま す 。  そ れ で 、 ま ず 最 初 に 、 旧 飯 塚 市 の 自 動 交 付 機に よ る 発 行 の 開 始 時 期 、 及 び そ の 導 入 理 由 、 それ か ら 発 行 実 績 に つ い て 回 答 願 い た い と 思 い ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     市 民 課 長 。◎市 民 課 長 ( 梅 澤 ひ ろ 子 )    旧 飯 塚 市 の 自 動 交 付 機 に よ る 発 行 開 始 時 期 につ き ま し て は 、 旧 飯 塚 市 の 行 財 政 改 革 の 一 環 とし て 、 平 成 1 2 年 4 月 に 飯 塚 市 の 、 旧 飯 塚 市 の二 瀬 、 幸 袋 、 鎮 西 の 各 支 所 の 業 務 縮 小 に よ り 、名 称 を 出 張 所 と 改 め た 際 に 自 動 交 付 機 を 設 置 した も の で ご ざ い ま し て 、 本 庁 に 2 台 、 各 出 張 所に 1 台 、 合 計 6 台 を 設 置 し て お り ま し た 。 さ らに 、 平 成 1 8 年 3 月 の 合 併 時 に 、 新 た に 各 支 所に 増 設 し ま し て 、 現 在 合 計 1 0 台 を 設 置 し て いる と こ ろ で ご ざ い ま す 。  自 動 交 付 機 に よ り 交 付 で き る 証 明 書 の 種 類 とい た し ま し て は 、 住 民 票 の 写 し 、 印 鑑 登 録 証 明書 、 外 国 人 登 録 原 票 記 載 事 項 証 明 書 及 び 各 種 税証 明 書 等 が ご ざ い ま す 。 自 動 交 付 機 に よ る 住 民票 の 写 し 、 印 鑑 登 録 証 明 書 、 外 国 人 登 録 原 票 記載 事 項 証 明 書 の 利 用 状 況 に つ き ま し て は 、 平 成

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1 9 年 度 実 績 で 、 本 庁 が 管 理 し て お り ま す 6 台分 に つ き ま し て は 3 万 5 6 1 通 、 交 付 率 と い たし ま し て は 3 3 % 、 穂 波 支 所 に つ き ま し て は 7 ,0 8 9 通 、 交 付 率 と い た し ま し て は 3 0 % 、 筑穂 支 所 に つ き ま し て は 1 , 2 8 1 通 、 交 付 率 が 15 % 、 庄 内 支 所 に つ き ま し て は 2 , 1 4 7 通 、 交付 率 2 3 % 、 頴 田 支 所 に つ き ま し て は 1 , 7 5 7通 、 交 付 率 に し て 2 8 % と な っ て お り ま す 。  ま た 、 1 8 年 度 と 比 較 し ま す と 、 本 庁 が 管 理し て お り ま す 6 台 分 に つ き ま し て は 、 増 加 率 は2 % 、 穂 波 支 所 が 1 2 % 、 筑 穂 支 所 が 8 % 、 庄内 支 所 が 9 % 、 頴 田 支 所 が 1 % 、 全 体 で 4 % の自 動 交 付 機 の 利 用 者 が 増 加 し て い る 状 況 で ご ざい ま す 。  今 後 に つ き ま し て も 、 自 動 交 付 機 の 稼 働 率 を上 げ る た め 、 多 く の 市 民 の 方 が い い づ か 市 民 カー ド を 取 得 さ れ ま す よ う に 、 広 報 い い づ か へ の掲 載 や 自 治 会 の 回 覧 板 を 利 用 い た し ま し て 周 知し た り 、 市 民 が 各 種 証 明 書 な ど の 交 付 申 請 に 窓口 に 訪 れ ら れ ま し た 機 会 を 利 用 し て 、 啓 発 を 行っ て ま い り た い と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    引 き 続 き 、 こ れ 今 の 部 分 と 関 係 し て ま す の で 、旧 穂 波 町 で 時 間 延 長 を 実 施 さ れ た と 聞 い て お りま す の で 、 そ の 開 始 時 期 と 実 績 を 御 答 弁 お 願 いし た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     行 財 政 改 革 推 進 室 主 幹 。◎行 財 政 改 革 推 進 室 主 幹 ( 小 鶴 康 博 )    旧 穂 波 町 で は 、 勤 務 者 等 の 市 民 窓 口 サ ー ビ スの 向 上 を 図 る た め 、 平 成 1 3 年 8 月 か ら 平 成 18 年 3 月 ま で 開 庁 時 間 を 毎 週 水 曜 日 午 後 5 時 から 2 時 間 延 長 し て 午 後 7 時 ま で 行 っ て お り ま した 。 窓 口 延 長 に 伴 う 業 務 と い た し ま し て は 、 諸証 明 の 発 行 、 印 鑑 登 録 の 手 続 、 転 入 、 転 出 等 の異 動 届 、 相 談 窓 口 な ど で 、 関 係 課 8 課 で 対 応 いた し て お り ま し た 。  ま た 、 開 庁 時 間 の 延 長 に よ る 利 用 者 数 の 実 績で ご ざ い ま す が 、 1 日 平 均 の 利 用 者 数 は 、 初 年度 の 平 成 1 3 年 度 で は 2 0 人 、 1 4 年 度 、 3 8人 、 1 5 年 度 、 4 8 人 、 1 6 年 度 、 5 5 人 、 17 年 度 、 5 7 人 と な っ て お り 、 年 度 を 重 ね る ごと に 若 干 で は ご ざ い ま す が 、 利 用 者 が 増 加 い たし て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。

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◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    そ の 中 で も し 発 行 と い う か 、 利 用 者 の 利 用 状況 と い う ん で す か ね 、 例 え ば 住 民 票 が こ の う ち何 枚 出 て た と か 、 そ う い う 統 計 は あ り ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     行 財 政 改 革 推 進 室 主 幹 。◎行 財 政 改 革 推 進 室 主 幹 ( 小 鶴 康 博 )    個 別 の 例 え ば 諸 証 明 の 発 行 が 何 件 と か 相 談 が何 件 と い う よ う な 実 績 は と っ て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    そ れ が 大 変 ち ょ っ と 残 念 で 、 こ れ は 穂 波 が 自動 交 付 機 の な い と き の 実 績 だ か ら 、 本 当 は そ の辺 が も し と っ て あ る と 、 非 常 に 話 が わ か り や すか っ た ん で す け ど も 、 な い と い う の は し よ う がな い と 思 い ま す 。  そ れ で 、 今 、 こ の 前 、 行 革 の 人 か ら も ら っ た中 に 、 自 動 交 付 機 を 備 え て い る 市 が 県 内 で も かな り あ る わ け で す よ ね 。 そ の 中 で 全 体 が 使 っ てる 3 3 % と い う 数 字 が 断 ト ツ に 高 い わ け で す よ 、他 市 に 比 べ て ね 。 ち ゅ う こ と は 当 然 こ れ は 自 然発 生 的 に 市 民 の 方 が 利 用 さ れ て い る と い う よ りも 、 当 然 行 政 の 働 き か け が あ っ た と 思 う ん で すよ ね 。 そ れ に つ い て 、 ど う い う 働 き か け を し てあ る の か 、 課 長 に 聞 き た い と 思 い ま す け れ ど 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     市 民 課 長 。◎市 民 課 長 ( 梅 澤 ひ ろ 子 )    自 動 交 付 機 の 交 付 率 が 年 々 増 加 し て ま す 経 緯に つ き ま し て は 、 広 報 い い づ か に よ る 啓 発 、 それ か ら 市 民 の 方 が 窓 口 に お 見 え に な っ た 場 合 、市 民 カ ー ド を つ く っ て い た だ く よ う に 啓 発 を 行う と か と い う こ と を 行 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    そ れ で 、 当 然 窓 口 な り 、 市 役 所 の 職 員 が 頑 張っ て 促 進 し て る わ け で す よ ね 、 こ れ を 、 ぜ ひ つく っ て く れ と い う こ と で 。 一 応 そ の 成 果 が 出 てる わ け で す よ 。 そ し て 、 こ れ が 既 に 4 万 通 も 出て る ん で す よ ね 、 実 績 的 に 。 そ う し た 中 で 。 これ は 時 間 外 対 応 し て ま す ね 、 7 時 ま で 、 毎 日 して る わ け で す よ ね 。 そ れ と 土 日 も 発 行 し て る わけ で す よ 。 そ の 上 に あ え て 市 民 課 的 に い う と 、時 間 延 長 す る 必 要 が あ る か ち ゅ う 問 題 に 、 私 はぶ ち 当 た っ て る わ け で す ね 。  そ れ で 、 導 入 す る 前 に や る こ と が あ る ん じ ゃな い で す か と い う の が 私 の 観 点 で 、 市 民 課 的 に

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言 う と か な り や っ て る わ け で す よ 、 今 こ う い うこ と を 。 だ か ら 、 こ れ を や る こ と に よ っ て 、 窓口 を 土 日 あ け る 必 要 、 時 間 延 長 す る 必 要 は な いん じ ゃ な い か ち ゅ う の が あ り ま す 。 と い う の はこ れ 今 全 体 で や る 、 3 支 所 で や る と な っ て ま すけ れ ど も 、 3 支 所 で や っ た と き に 日 本 人 の 異 動時 期 で あ る 3 、 4 、 5 で す ね 。 こ の と き に 異 動も あ る わ け で す よ 、 職 員 の ね 。 そ し て 、 支 所 では 既 に 人 数 は 少 な く な っ て ま す し 、 今 か ら も また 減 る 可 能 性 が あ る 中 で 、 昼 間 の 延 長 す る こ とに よ っ て 来 る 客 に 対 し て 、 異 動 時 期 に な る と 夜来 る 人 と の 比 率 か ら い っ て も 、 昼 間 の 仕 事 に 非常 に 逆 に 影 響 が 、 悪 影 響 が 出 る と い う よ う な 懸念 は な い で し ょ う か ね 、 課 長 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     行 財 政 改 革 推 進 室 主 幹 。◎行 財 政 改 革 推 進 室 主 幹 ( 小 鶴 康 博 )    確 か に 平 日 の 午 後 7 時 ま で 2 時 間 延 長 い た しま す の で 、 職 員 が こ れ は 時 間 外 と い う こ と で はな く て 、 振 り か え と い う こ と で 休 暇 を と り ま す 。こ の 関 係 で 平 日 の 昼 間 は ど う し て も 職 員 数 が 減り ま す が 、 試 行 期 間 中 に つ き ま し て は 、 そ う いう も の も 含 め た 中 で 実 情 等 、 対 応 状 況 等 見 な がら 、 再 度 来 年 の 1 月 、 3 カ 月 た ち ま し た 1 月 ごろ に は 、 再 度 検 討 を し て い き た い と い う ふ う に考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    1 月 に 再 検 討 と 言 っ た ん で す か 、 1 月 。 引 き続 き で す が 、 次 の 質 問 に も 関 係 す る ん で す け れど も 、 今 は 飯 塚 市 全 体 で 戸 籍 を 電 算 機 に 入 れ てる と 思 う ん で す ね 。 と い う こ と は 戸 籍 に つ い ても 原 戸 籍 、 除 籍 分 を 除 い て 自 動 交 付 機 で 交 付 する こ と が で き る ん じ ゃ な い か と 思 う ん で す け ども 、 そ の 辺 に つ い て 答 弁 お 願 い し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     市 民 課 長 。◎市 民 課 長 ( 梅 澤 ひ ろ 子 )    戸 籍 の 電 算 化 に つ き ま し て は 、 旧 飯 塚 市 が 平成 1 6 年 度 に 、 旧 穂 波 町 が 平 成 9 年 度 に 、 旧 筑穂 町 、 旧 庄 内 町 、 旧 頴 田 町 に お き ま し て は 、 平成 1 6 年 度 に 電 算 化 を 実 施 い た し て お り ま す 。戸 籍 謄 抄 本 を 自 動 交 付 機 で 交 付 す る こ と に つ きま し て は 、 1 0 月 1 日 か ら 試 行 さ れ ま す 開 庁 時間 の 延 長 の 実 施 状 況 、 他 市 の 実 施 状 況 、 さ ら に多 額 の 費 用 負 担 も ご ざ い ま す こ と か ら 、 対 費 用効 果 を 考 慮 に 入 れ な が ら 検 討 す る こ と が 必 要 と

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考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    時 間 外 に 、 市 民 課 的 に 言 う と 、 時 間 外 で 時 間外 に 来 て 必 要 な 人 と い う の は 、 自 動 交 付 機 の 中で 9 割 ぐ ら い は 、 私 の 感 覚 で は 解 決 で き る と 思う ん で す よ 。 平 日 も 時 間 延 長 し て る わ け だ し 、土 日 が あ い て る わ け で す ね 。 そ う し ま す と む しろ 自 動 交 付 機 を 8 時 と か 9 時 ぐ ら い ま で に し て 、完 全 に メ ー カ ー の 方 と か 警 備 保 障 会 社 み た い なと こ ろ に 委 託 す る こ と に よ っ て 、 そ れ を 完 全 化し た ほ う が 効 果 が あ る ん じ ゃ な い か と 思 う ん です ね 、 現 実 に 開 庁 時 間 を 延 長 す る よ り も 。 そ れで 、 そ う い う こ と を や る こ と に よ っ て 、 そ れ でも な お か つ 時 間 延 長 す る と い う ん だ っ た ら い いん で す け れ ど も 、 そ う い う こ と を 前 に や る べ きじ ゃ な い か ち ゅ う の が 、 私 の 話 な ん で す ね 。  そ れ に つ い て 、 税 に つ い て も そ う い う 思 い があ り ま す の で 、 引 き 続 き 聞 き ま す け れ ど も 、 国保 税 が 納 期 が 1 0 期 で す よ ね 。 そ れ か ら 、 そ の他 の 税 は 4 期 ず つ み た い な ん で 、 ま ず 国 保 税 をま ず 1 0 期 に し て い る 理 由 を お 伺 い し た い と 思い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     納 税 課 長 。◎納 税 課 長 ( 石 川 正 秀 )    国 保 税 の 納 期 に つ き ま し て 、 合 併 前 の 旧 1 市4 町 に お い て は 、 5 期 か ら 1 0 期 ま で の そ れ ぞれ の 納 期 で 納 付 い た だ い て お り ま し た が 、 合 併協 議 会 の 中 で 納 税 者 の 皆 様 が で き る だ け 納 付 しや す い よ う に と い う こ と と 、 加 え て 滞 納 防 止 とい う 観 点 か ら も 、 6 月 か ら 翌 年 3 月 ま で の 1 0期 と い う 納 期 を 設 け て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    そ れ で 、 今 言 わ れ た よ う に 利 便 性 と か 滞 納 防止 の た め に 1 0 期 に し て る と 。 当 然 そ う い う 観点 に 立 ち ま す と 、 住 民 税 と か 固 定 資 産 税 と い うの も 1 0 期 ち ゅ う の が 考 え ら れ な い か と い う こと な ん で す よ ね 。 そ の 辺 に つ い て お 願 い し た いと 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     課 税 課 長 。◎課 税 課 長 ( 新 開 良 正 )    現 在 の 市 民 税 、 固 定 資 産 税 の 納 期 に つ き ま して は 、 合 併 の と き の 協 議 に お き ま し て 、 旧 1 市2 町 と 同 じ 4 期 と 決 定 し た も の で ご ざ い ま す 。

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そ れ ぞ れ が 重 複 し な い よ う に 、 市 民 税 は 6 月 から 1 2 月 、 固 定 資 産 税 は 5 月 か ら 1 1 月 ま で の4 期 と な っ て お り ま す 。 な お 、 両 税 と も に 地 方税 法 に お き ま し て も 、 納 期 が 4 期 と 定 め ら れ てお り ま す 。  今 後 、 こ の 納 期 を 1 0 期 へ 変 更 す る こ と は 、納 税 者 の 年 間 計 画 が 立 て や す く な り 、 か つ 納 付金 額 が 平 準 化 さ れ 、 納 付 し や す く な る と い う メリ ッ ト は ご ざ い ま す が 、 コ ン ピ ュ ー タ ー 等 の シス テ ム 改 修 に 伴 う 経 費 等 の 発 生 が 考 え ら れ ま す 。こ の た め 直 ち に 変 更 す る と い う わ け に は い き ませ ん が 、 他 市 の 状 況 等 も 参 考 に し な が ら 検 討 して ま い り た い と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    飯 塚 は し た く な い と き に は 、 対 費 用 効 果 が どう た ら こ う た ら と か 、 お 金 が か か る と い う 話 にな る ん で す よ ね 。 合 い 言 葉 で す ね 、 対 費 用 効 果が ど う か と 。 こ れ を 例 え ば 夜 あ け る 等 の 対 費 用効 果 な ん て ほ と ん ど 聞 い た こ と な い ん で す よ ね 。対 費 用 効 果 で い い か ら 、 こ れ は 夜 あ け る ん だ と 、そ う い う 話 は 聞 い た こ と な い ん で す ね 。 や る とき に は す っ と や る ん じ ゃ け ど 。 ち ゅ う の は 例 えば 2 時 間 あ け た と き の 冷 暖 房 と か 電 気 代 を 考 えた と き に は 、 自 動 交 付 機 の 時 間 延 長 し た ほ う が市 民 課 的 と か 、 税 務 の 証 明 的 に は 圧 倒 的 効 果 があ る と 思 う ん で す よ ね 、 そ っ ち の ほ う が 、 対 費用 効 果 と い う ん な ら 。 で も 、 し た く な い と き には 、 そ う い う 形 で 大 体 答 弁 が あ る と い う の が よう や く わ か っ て き ま し た 、 こ の ご ろ 。  そ れ か ら 、 先 ほ ど の 観 点 か ら い い ま す 。 先 にす る こ と が あ る ん じ ゃ な い か と い う こ と で コ ンビ ニ で 、 既 に 水 道 で は 納 付 を さ れ る 体 制 が と れて る そ う で 、 そ の 辺 の 水 道 で 、 何 で コ ン ビ ニ で納 付 が で き る の か と い う ん で す か 、 入 れ た 理 由に つ い て 答 弁 を お 願 い し た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     上 下 水 道 部 業 務 課 長 。◎上 下 水 道 部 業 務 課 長 ( 田 中 重 信 )    上 下 水 道 料 金 の コ ン ビ ニ 収 納 の 導 入 に つ き まし て は 、 窓 口 の 拡 大 、 利 便 性 の 向 上 、 収 納 率 の向 上 を 目 的 と い た し ま し て 、 合 併 前 の 平 成 1 5年 4 月 1 日 か ら 導 入 い た し ま し て 現 在 に 至 っ てお り ま す 。 地 理 的 に 金 融 機 関 等 が 近 く に な い 方や 勤 労 者 の 方 な ど 、 時 間 的 に 制 約 の あ る 方 に 特に 喜 ば れ て お り ま す 。

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  御 存 じ の と お り 、 収 納 方 法 と い た し ま し て は 、口 座 振 替 収 納 と 納 付 書 収 納 が あ り ま す が 、 平 成1 9 年 度 の 収 納 割 合 件 数 は 、 口 座 振 替 収 納 が 全体 の 約 8 0 % 、 納 付 書 収 納 が 約 2 0 % で 、 こ の納 付 書 収 納 の う ち 約 4 4 % が コ ン ビ ニ 収 納 に よる も の で ご ざ い ま す 。 ま た 、 平 成 1 9 年 度 の コン ビ ニ 収 納 件 数 が 全 体 に 占 め る 割 合 は 約 8 . 5 % 、収 納 額 で 1 億 5 , 2 0 0 万 円 と な っ て お り ま す 。こ の コ ン ビ ニ 収 納 に 係 る 取 り 扱 い 手 数 料 は 1 件に つ き 5 4 . 6 円 と な っ て お り ま し て 、 口 座 振 替手 数 料 の 1 0 . 5 円 と 比 較 す る と 割 高 に な っ て おり ま す が 、 当 時 導 入 す る 際 に い ろ い ろ と 検 討 した 結 果 、 利 用 者 の 利 便 性 の 向 上 と 市 民 サ ー ビ スを 優 先 し て 導 入 し た も の で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    納 税 課 長 、 こ れ 税 は こ れ は 何 で 早 く 、 コ ン ビニ 、 今 言 わ れ る こ と 、 か な り 利 用 さ れ て ま す よね 。 税 で も 当 然 コ ン ビ ニ の 納 付 は 、 納 付 を さ せる ち ゅ う の を 、 そ う い う こ と を 考 え な か っ た かど う か お 伺 い し た い と 思 い ま す が 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     納 税 課 長 。◎納 税 課 長 ( 石 川 正 秀 )    合 併 前 は 旧 飯 塚 市 及 び 旧 穂 波 町 、 旧 筑 穂 町 にお い て そ れ ぞ れ 納 税 窓 口 を 延 長 し 、 納 付 や 納 税相 談 を お 受 け い た し て お り ま し た 。 合 併 後 は 本庁 並 び に 筑 穂 支 所 に お い て 窓 口 延 長 を 実 施 し 、現 在 は 本 庁 の み 毎 月 第 3 及 び 第 4 木 曜 日 に 午 後5 時 か ら 午 後 8 時 ま で 、 納 税 相 談 を 含 め た 窓 口延 長 を 実 施 い た し て お り ま す 。 納 税 の 場 合 、 夜間 窓 口 に 来 庁 さ れ る 方 の 多 く は 、 納 付 だ け で なく 納 税 相 談 を 伴 う も の で 、 勤 労 者 の 方 や 時 間 的に 制 約 の あ る 方 に は 非 常 に 有 効 で あ る と 考 え てお り ま す 。  あ わ せ て コ ン ビ ニ 収 納 の 導 入 と の 関 係 で ご ざい ま す が 、 確 か に 住 民 サ ー ビ ス の 一 環 と し て 考え た 場 合 、 大 い に 利 便 性 の 向 上 が 図 ら れ る も のと 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    そ れ で 、 今 利 便 性 も あ る 、 そ れ か ら 収 納 率 の向 上 に つ い て は 、 水 道 の ほ う で は そ ん な 答 弁 あり ま せ ん で し た け れ ど も 、 そ う い う 観 点 か ら 有効 で あ る ん で は な い か と 思 わ れ る ん で す け れ ども 、 そ の 辺 の 当 局 の お 考 え を お 願 い し た い と 思

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い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     納 税 課 長 。◎納 税 課 長 ( 石 川 正 秀 )    現 在 の 飯 塚 市 の コ ン ビ ニ 収 納 の 状 況 に つ き まし て は 、 先 ほ ど 上 下 水 道 部 の 業 務 課 長 が 答 弁 いた し ま し た よ う に 、 水 道 料 金 の 徴 収 の み 導 入 され て お り ま す 。 確 か に 税 の 徴 収 に 関 し て 、 コ ンビ ニ 収 納 を 導 入 す れ ば 、 市 民 の 皆 様 の 利 便 性 が向 上 す る メ リ ッ ト は あ り ま す が 、 当 初 の 導 入 経費 の ほ か 、 手 数 料 等 の ラ ン ニ ン グ コ ス ト が 発 生す る こ と な ど 、 解 決 し な け れ ば な ら な い 課 題 も少 な く な い と こ ろ で ご ざ い ま す 。  こ の た め 先 進 自 治 体 の 状 況 調 査 等 を 行 い ま した が 、 福 岡 県 内 で は 福 岡 県 と 福 岡 市 が 既 に 導 入済 み で ご ざ い ま す 。 そ の 他 一 、 二 の 団 体 で 軽 自動 車 税 を 対 象 と し た 導 入 の 検 討 が な さ れ て い ると 聞 い て お り ま す 。 そ の よ う な 中 で 導 入 の 最 大の メ リ ッ ト は 、 市 民 の 皆 さ ん の 利 便 性 の 向 上 であ り 、 住 民 サ ー ビ ス の 一 環 と し て の 導 入 で あ ると の こ と で ご ざ い ま し た 。  し か し な が ら 、 先 ほ ど も 申 し ま し た よ う に 、導 入 に 当 た っ て 解 決 す べ き 課 題 も 多 く 、 あ る 先進 自 治 体 の 報 告 書 に よ れ ば 、 コ ン ビ ニ で 納 付 する 納 税 者 は 、 金 融 機 関 の 窓 口 で 納 付 し て い た 人が 近 隣 の コ ン ビ ニ で 納 付 し て い る も の と 思 わ れ 、直 接 徴 収 率 の 向 上 に つ な が っ て お ら ず 、 徴 収 率 、納 期 内 納 付 率 が 特 別 よ く な っ た と は 言 え な い との 報 告 も あ っ て お り ま す 。 こ の よ う に 各 自 治 体で さ ま ざ ま な 状 況 で ご ざ い ま す が 、 住 民 サ ー ビス の 向 上 と 滞 納 防 止 と い う 観 点 か ら 、 導 入 に つい て 引 き 続 き 検 討 し て ま い り た い と 考 え て お りま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    課 長 、 水 道 と 全 然 違 う ん よ ね 。 と い う の は 水道 の 場 合 は ほ と ん ど 飯 塚 市 民 か 、 飯 塚 に 法 人 があ っ て 、 ほ と ん ど の 人 は こ こ ら 辺 の 銀 行 が 利 用で き る じ ゃ な い で す か 。 と こ ろ が 、 税 の 場 合 には 特 に 固 定 資 産 税 な ん て い う の は 、 遠 く の 人 が結 構 お る じ ゃ な い で す か 。 福 銀 な ん か こ の 辺 しか な い ん で す よ ね 、 仮 に 。 そ の 人 た ち が 納 め やす い よ う に す る 、 そ れ か ら 滞 納 さ せ ん と い う こと に つ い て は 、 コ ン ビ ニ と い う の は 物 す ご く 固定 資 産 税 に と っ て は 有 効 と 思 わ ん で す か 。 今 言わ れ た け ど 、 実 際 に 窓 口 に 行 っ て 納 め る だ け で

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あ っ て 、 関 係 な い よ ち ゅ う 今 言 い 方 さ れ た ん です け れ ど も 、 固 定 資 産 税 な ん か に つ い て は 、 かな り コ ン ビ ニ の 威 力 を 発 揮 す る ん じ ゃ な い か と思 う ん で す け ど も 、 そ の 辺 の 見 解 は ど う で し ょう か ね 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     納 税 課 長 。◎納 税 課 長 ( 石 川 正 秀 )    先 ほ ど の 回 答 で お 答 え い た し ま し た が 、 さ まざ ま な 状 況 が ご ざ い ま す が 、 住 民 サ ー ビ ス の 向上 と 滞 納 防 止 と い う 観 点 か ら 、 導 入 に つ い て 検討 し て ま い り た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    今 の 導 入 す る ち 回 答 な ん で す か 。 違 う と 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     納 税 課 長 。◎納 税 課 長 ( 石 川 正 秀 )    先 ほ ど 言 わ れ ま し た の で 、 ち ょ っ と 言 い に くい ん で す け ど 、 費 用 対 効 果 も 検 討 し な が ら 考 えて い き た い と い う ふ う に 思 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    こ れ 導 入 す る 費 用 は 要 ら な い ん で す よ ね 、 コン ビ ニ の ほ う は 、 導 入 す る 費 用 は 要 り ま せ ん よね 、 手 数 料 が か か る だ け で ね 。 要 る 、 ど れ ぐ らい 要 る か わ か る 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     納 税 課 長 。◎納 税 課 長 ( 石 川 正 秀 )    シ ス テ ム 改 良 等 で も 要 る 可 能 性 も あ り ま す し 、ま た 水 道 課 の ほ う の 手 数 料 が 5 4 円 6 0 銭 ぐ らい 、 そ の 辺 の 費 用 対 効 果 と い う の を 検 討 、 調 査研 究 す る 必 要 が あ る と い う ふ う に 考 え て お り ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    こ れ 何 て い う か な 、 電 算 と 関 係 な い じ ゃ な いで す か ね 。 納 付 書 を た し か 全 国 統 一 、 コ ン ビ ニ適 用 と い う 納 付 書 が あ る ん よ ね 。 そ れ に 変 え れば い い だ け で あ っ て 、 そ う い う ふ う な お 金 は かか ら ん と 思 い ま す 。  そ れ で 、 何 ち ゅ う ん か な 、 も う 一 つ 、 税 で いい ま す と 、 水 道 料 金 と 違 う や な い で す か 、 税 やか ら 。 こ れ 憲 法 で い う 国 民 の 義 務 の 部 分 や か ら 、堂 々 と 財 政 に 金 が 要 る な ら 要 る ち 言 っ た が い いと 思 う ん で す よ 。 そ れ で 、 あ る 意 味 、 課 長 、 何ち ゅ う と 、 徴 収 係 ち ゅ う の は 一 番 大 変 な 仕 事 や

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な い で す か 。 要 す る に 値 切 ら れ て も 負 け ら れ ん 。端 数 は 負 け ち ょ き ま す と は い か ん 種 類 で 、 み んな 物 す ご く 苦 労 し ち ょ る わ け ね 、 お 金 取 る の に 。だ か ら 、 も う ち ょ っ と 職 員 の 立 場 と い う か 、 係員 の 立 場 に 立 っ て 、 こ う い う の を 入 れ た ら ど うち ゅ う 判 断 を し て い た だ き た い と 思 い ま す ね 。   ち ゅ う の は コ ン ビ ニ で 納 付 書 で 対 応 し た ら 、ま ず 時 間 が な い ち ゅ う 言 い わ け 、 滞 納 す る 人 の言 い わ け が な く な る ん で す 、 一 番 大 き な メ リ ット は 。 何 も お 金 よ り も 以 前 に 、 納 め ん 人 の 言 いわ け が な く な り ま す よ ね 、 時 間 が な い 、 窓 口 があ い ち ょ ら ん ち ゅ う 。 特 に 今 言 っ た よ う に 、 固定 資 産 税 や ら 遠 方 の 人 が 多 い ん で 、 本 当 に 納 めや す く な る ち ゅ う 問 題 や ら を 含 め て 、 い か に 徴収 率 上 げ る か ち 、 普 段 検 討 し よ る と 思 う け ど 、こ う い う の を 導 入 す る こ と に よ っ て 、 課 の 職 員が 仕 事 を し や す い と い う 状 況 を つ く る べ き や ない か と 思 う ん で す よ 。 そ し た ら 夜 間 の 窓 口 も ひょ っ と し た ら 、 時 間 外 当 て に し て る 人 も お る かも わ か ら ん け ど 、 せ ん で も い い よ う に な る 可 能性 だ っ て あ る し 、 ぜ ひ 検 討 し て も ら い た い と 思い ま す 。  そ れ で 、 こ れ は 総 務 部 長 に お 願 い し た い ん です け ど 、 例 え ば 今 、 今 度 の 一 般 質 問 の 前 半 で も政 策 課 長 か 、 政 策 課 長 と い う ん で す か ね 、 総 合政 策 課 長 が 飯 塚 の 出 生 率 が 高 く な っ た と い っ て議 員 が 言 わ れ た ら 、 も ち ろ ん 子 育 て 支 援 政 策 が功 を 奏 し ま し て と い う よ う な 話 し て ま し た け ど 、7 時 に な る で し ょ 。 そ う す る と 女 性 の 職 員 も 結構 お り ま す よ ね 。 子 育 て 真 っ 最 中 の 女 性 も 結 構お る ん で す よ 、 窓 口 に 。 そ の 人 た ち は 例 え ば 学童 保 育 と か 保 育 園 に 預 け て い ま す よ ね 、 子 ど もを 。 7 時 ま で 保 育 園 で 預 か っ て る と こ が 2 カ 所ぐ ら い あ り ま す ね 、 保 育 園 の 中 で 。 で も 7 時 まで な ん で す よ ね 。 7 時 か ら と い う こ と は 7 時 半 、そ う い う 形 、 学 童 、 児 童 ク ラ ブ と い う の か ど うか 知 り ま せ ん け れ ど も 、 そ こ な ん か は 7 時 な んか な い と 思 う ん で す よ 。  当 然 に 子 育 て 支 援 政 策 、 飯 塚 市 は や っ て ま すち 大 々 的 に 政 策 部 長 も 自 慢 し て ま し た か ら ね 、公 明 党 の 議 員 の と き に 。 そ れ で 、 ほ と ん ど 職 員と い う の は 飯 塚 市 民 じ ゃ な い ん で す か 、 飯 塚 の職 員 と い う の は 、 か な り の 部 分 が 。 そ れ を 子 育て を し に く い よ う な 状 況 に 今 や っ て る わ け で すよ 。 そ れ は 確 か に 職 員 の 場 合 に は 姑 が お る と か 、

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近 く に 親 戚 が お る ち ゅ う 人 が 圧 倒 的 に 多 い と 思う ん で す け ど も 、 そ う い う の は 一 応 別 と し て 、な か な か 子 ど も を 預 け な が ら 仕 事 を す る ち ゅ うこ と が で き に く い 状 況 を つ く り よ る わ け で す ね 、今 。 だ か ら 、 そ う い う こ と か ら 見 て も 、 そ ん なに そ こ ま で す る ほ ど 切 実 性 が あ る の か ど う か ちゅ う 疑 問 が あ る と い う こ と な ん で す ね 。 ぜ ひ その よ う な も の 、 言 い 出 し た ら 切 り が な い の で 答弁 は 要 り ま せ ん け ど 、 ぜ ひ 人 事 と し て 考 え て いた だ き た い と 思 い ま す 。  財 務 部 長 、 そ う い う お 金 が な い と 言 う け ど さ 、ど こ に 使 う か で し ょ う が 、 お 金 は あ る ん で す よ 。ど こ に 配 分 す る か と い う の で 、 み ん な 職 員 に 財務 部 長 の 意 向 が 行 き 渡 っ て か ら 、 み ん な 金 が ない ち ゅ う ん で す ね 。 し た く な い と き は 費 用 対 効果 ち ゅ う た ら 何 も 言 え ん じ ゃ な い で す か 、 効 果な ん ち ゅ う の は ね 。 イ マ ジ ネ ー シ ョ ン の 部 分 で話 し て る 部 分 が あ る わ け で す か ら ね 。 だ か ら 、ど う 考 え て も 時 期 尚 早 と い う よ う な 気 が し ま すね 。  そ れ で 、 ぜ ひ そ の 前 に や る こ と が あ る 。 そ れが こ の 前 、 言 っ て も 聞 か ん ち ゃ ね 、 な か な か ね 。議 員 が 言 っ て も 聞 か な い ん で す よ 。 こ れ 私 、 たま た ま 途 中 お ら ん か ら 、 こ の 質 問 を 早 く 出 し ちょ っ た ん で す よ 。 そ し て 、 最 初 は 本 庁 と 穂 波 やっ た ん で す よ ね 、 こ れ 、 予 定 が 。 そ れ で 、 あ と3 支 所 は や る こ と に な っ て な か っ た ん で す よ 。だ か ら 、 何 で か と 、 そ れ 書 い て た ん で す よ 、 何で 3 支 所 は な い ん か ち 。 そ れ が 私 が こ こ で 言 うで し ょ 。 恐 ら く 検 討 し ま す で 終 わ る ん で す ね 、こ の 場 は 。  と こ ろ が 、 自 治 会 長 会 で ぽ ん と 出 ち ょ る ん です よ ね 、 お か し い や な い か 。 一 発 で 全 部 や る とな っ た ん で す よ ね 。 そ れ で 、 自 治 会 長 会 で い いこ と で な る の は 、 別 に 構 わ な い ん で す け ど 、 私た ち が 言 う た ら こ こ で 終 わ る っ ち ゃ 、 話 が ね 、大 体 こ こ の 市 役 所 と い う の は 。 そ れ で 、 自 治 会長 あ た り が ぽ ん と 言 う た ら 、 一 発 で そ の 場 で 3支 所 が や る よ う に な っ た ん で す 。  と こ ろ が 、 当 然 先 ほ ど 言 っ た よ う に 、 市 の 当局 は 3 支 所 で や る 必 要 は な い と 思 っ て 、 し な かっ た は ず な ん で す ね 、 本 当 は 。 そ う と 思 い ま すよ 。 当 然 さ っ き 言 い よ っ た よ う に 、 人 が お ら んわ け じ ゃ か ら 、 3 、 4 、 5 の 三 月 を ど う 乗 り 越え る か と か 、 い ろ い ろ あ る わ け で す よ 。 自 治 会

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長 た ち が 言 っ た ら ぽ ん と 決 ま っ て 、 議 員 が 言 って も 決 ま ら ん ち ゅ う こ の 体 質 で す ね 、 こ こ の 。  な ぜ か と い う と 、 や っ ぱ 代 表 で す 、 私 た ち も一 応 選 挙 受 け た 住 民 の 、 私 た ち は 地 区 の 代 表 です よ ね 、 行 政 区 の 。 庄 内 は だ れ で も 3 0 数 カ 所あ る 人 の 代 表 じ ゃ な い で す か 。 だ か ら 、 何 も かも も ち ろ ん 聞 け ち ゅ う 話 じ ゃ な い け ど 、 同 じ こと 言 っ て も 検 討 と 即 決 ま る ち ゅ う 差 を も う 少 し真 剣 に 考 え て い た だ き た い と 思 っ て 、 こ の 質 問を 終 わ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    飯 塚 市 と 飯 塚 市 社 会 福 祉 協 議 会 の 役 割 分 担 とい う こ と で 、 こ れ は 初 日 に 質 疑 、 質 問 が あ り まし て 、 答 え が 出 て る 部 分 が あ り ま す の で 、 そ の辺 は で き る だ け 重 複 し な い よ う に 話 を し た い と思 い ま す 。 そ れ で 、 旧 1 市 4 町 の 社 協 の 合 併 の歩 み と い う こ と で 、 い つ ご ろ 各 市 町 村 に 社 協 がで き て 、 法 人 化 し た か と い う 話 、 そ れ か ら 合 併後 の う ち の 1 市 4 町 の 分 と 、 山 口 県 の 山 陽 小 野田 市 が 合 併 し た で す ね 。 同 時 期 に 合 併 し て ま すの で 、 そ の 辺 の 比 較 を 一 緒 に お 願 い し た い と 思い ま す が 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     社 会 ・ 障 が い 者 福 祉 課 長 。◎社 会 ・ 障 が い 者 福 祉 課 長 ( 西 原 大 介 )    御 質 問 の 旧 1 市 4 町 の 社 協 の 歩 み で ご ざ い ます が 、 概 要 と い た し ま し て は 、 戦 後 の 混 乱 期 にお い て 生 活 困 窮 者 、 孤 児 及 び 戦 傷 病 者 等 が 急 増す る 中 、 国 に お い て は 生 活 保 護 法 、 児 童 福 祉 法 、身 体 障 が い 者 福 祉 法 等 が 制 定 さ れ 、 保 護 救 済 型に よ る 社 会 福 祉 制 度 が 開 始 さ れ て お り ま す 。  そ の よ う な 中 、 昭 和 2 6 年 、 社 会 福 祉 事 業 法─ ─ 現 在 の 社 会 福 祉 法 で ご ざ い ま す が ─ ─ が 制定 さ れ 、 民 間 に よ る 社 会 福 祉 の 推 進 を 図 る こ とを 目 的 に 、 非 営 利 団 体 と し て 社 会 福 祉 協 議 会 が発 足 い た し て お り ま す 。  こ の よ う な 社 会 的 背 景 の 中 で 、 旧 1 市 4 町 の社 会 福 祉 協 議 会 に つ き ま し て は 、 昭 和 2 6 年 から 昭 和 3 3 年 に か け 、 そ れ ぞ れ 設 立 さ れ て お りま す が 、 設 立 当 初 は 役 場 内 等 に 事 務 所 を 置 き 、行 政 の 補 完 的 業 務 や 世 帯 更 生 資 金 貸 付 、 あ る いは 心 配 事 相 談 等 を 主 に 活 動 が な さ れ て お り ま した 。 そ の 後 、 各 行 政 と の 連 携 に よ り 徐 々 に 事 業等 を 拡 大 し 、 地 域 の 実 情 や 特 性 に 即 し た 事 業 がそ れ ぞ れ 行 わ れ 、 平 成 1 2 年 度 の 介 護 保 険 制 度

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の 開 始 に 伴 い 、 そ の 規 模 は 大 き く 拡 大 い た し てお り ま す 。  ま た 、 そ の 運 営 面 に お き ま し て は 、 一 般 寄 附金 や 共 同 募 金 配 分 金 等 を 自 主 財 源 と す る 中 で 、法 人 本 体 の 運 営 を 含 め 、 事 務 事 業 の 財 源 を 主 に行 政 に 依 存 し て お り 、 こ の た め 旧 飯 塚 市 で は オー ト レ ー ス 場 の 食 堂 売 店 事 業 収 益 金 を 、 ま た 旧4 町 に お き ま し て は 、 町 か ら の 補 助 金 を 主 な 財源 と し て 活 動 が な さ れ て お り ま す 。  概 要 と い た し ま し て は 、 こ の よ う な 歩 み の 中 、1 市 4 町 の 合 併 に 伴 い 、 平 成 1 8 年 3 月 に 各 社会 福 祉 協 議 会 が 合 併 し 、 現 在 に 至 っ て お り ま す 。  そ れ か ら 、 次 の 山 陽 小 野 田 市 と の 比 較 で ご ざい ま す が 、 本 市 と 山 陽 小 野 田 市 の 比 較 と い た しま し て は 、 山 陽 小 野 田 市 が 山 口 県 の 西 南 部 に 位置 し 、 平 成 1 7 年 3 月 に 旧 小 野 田 市 と 山 陽 町 の1 市 4 町 が 合 併 し た も の で 、 人 口 規 模 と い た しま し て は 本 市 が 約 1 3 万 4 千 人 に 対 し 6 万 6 千人 、 世 帯 数 で 本 市 の 5 万 8 千 世 帯 、 約 5 万 8 千世 帯 に 対 し 約 2 万 7 千 世 帯 と な っ て お り ま す 。ま た 、 主 な 共 通 点 と い た し ま し て は 、 双 方 と も公 営 競 技 事 業 と し て オ ー ト レ ー ス 場 を 運 営 し てお り 、 ま た 社 会 福 祉 協 議 会 が オ ー ト レ ー ス 場 内で 食 堂 売 店 事 業 を 行 い 、 そ の 収 益 金 を 財 源 と して い る 点 な ど が 上 げ ら れ ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 2 番   市 場 義 久 議 員 。◆2 2 番 ( 市 場 義 久 )    こ の 山 陽 小 野 田 市 を 出 し た の は 、 市 長 に わ かっ て も ら い た い 部 分 が あ る ん で す け れ ど も 、 その た め に 書 い て る ん で す け ど 、 山 陽 小 野 田 と いう の は 、 小 野 田 市 と 山 陽 町 が 合 併 し た ん で す けど 、 あ そ こ は 小 野 田 市 が 寄 附 金 が 多 い ん で す よ 、物 す ご く 、 飯 塚 の 倍 ぐ ら い あ る ん で す ね 、 人 口ち ょ う ど 半 分 で 。 そ し て 、 山 陽 町 ち ゅ う の は レー ス 場 の 関 係 で 社 協 が 食 堂 、 飯 塚 み た い に 全 部じ ゃ な い ん で す け ど 、 一 部 持 っ て る ん で す ね 。そ れ で 合 併 し た も ん で 、 中 身 的 に ス ム ー ズ に 行っ て る ん で す よ ね 。 吸 収 さ れ る ほ う が あ る 程 度金 持 っ て く る ち ゅ う よ う な 体 制 の 中 で 。  飯 塚 市 が 全 く 逆 な ん で す よ 。 自 主 財 源 の 多 い飯 塚 市 に 自 主 財 源 の 一 銭 も な い 4 町 が く っ つ いた よ う な 形 で 、 ち ょ う ど 山 陽 小 野 田 と 別 な 形 にな っ て 、 先 ほ ど 午 前 中 で も 合 併 し た と こ 、 な かな か 先 に 一 体 と な ら に ゃ い か ん と い う 中 の 話 があ っ て ま し た け れ ど も 、 4 町 の 社 協 と い う の は 、

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そ れ ぞ れ 生 い 立 ち も 違 っ て 混 乱 し て る わ け で すよ 、 合 併 し て 何 年 間 と い う 。 飯 塚 市 の 行 政 の 仕事 と い う の は 全 国 共 通 で す よ ね 。 そ れ で も 、 合併 し て 混 乱 す る 中 で 、 社 協 ち ゅ う の は そ れ ぞ れ違 う こ と で 合 併 し て ま す ん で 、 結 構 混 乱 し て るん で す よ 。  そ れ で 、 飯 塚 市 が そ れ こ そ い い ち ゅ う た ら 、自 主 財 源 が 昔 、 レ ー ス 場 は 一 括 し て 社 協 が や って た た め に 、 金 が 物 す ご く あ っ た 。 そ れ で 、 よく い え ば だ か ら 自 主 独 立 的 に 割 と い け た ん で すよ ね 。 今 、 レ ー ス 場 も 悪 う な っ て 、 な か な か 食堂 の 収 益 上 が ら な く な っ て き た ん で す け れ ど も 、よ く い え ば だ か ら 自 主 独 立 し て き た け ど 、 悪 くい え ば お 互 い 構 わ な い で 独 自 路 線 で い け た ち ゅう 、 い っ て い た ち ゅ う よ う な 問 題 が あ る と 思 うん で す 。 そ の 一 番 悪 く 出 た の は 、 私 は こ れ 私 たち こ こ じ ゃ な か っ た ん で す け れ ど も 、 社 協 が 議会 か ら 選 出 さ れ る 予 定 に な っ て た 理 事 で す よ ね 、そ れ を 勝 手 に そ ん な ん 要 ら な い ち ゅ う て 外 し ても め た こ と が あ る ん で す よ 、 飯 塚 は 。 そ う い う経 過 が あ る み た い な ん で す よ ね 。  そ れ で 、 庄 内 、 私 は 庄 内 の こ と し か 知 り ま せん け れ ど も 、 庄 内 で 社 協 が で き た と き に は 、 ほと ん ど 家 庭 訪 問 や っ た ん で す よ 。 独 居 老 人 と か 、介 護 的 な 必 要 な 人 に 訪 問 す る 。 そ の 中 で 昭 和 40 年 ご ろ 、 要 は 5 0 年 ご ろ は 庄 内 で は あ れ や って た ん で す よ 。 祭 壇 を 職 員 が 組 み 立 て て た ん です ね 。 今 み た い に 斎 場 は な い で 、 葬 式 代 に 物 すご く 金 が か か る ち ゅ う こ と で 、 町 が 祭 壇 を 買 って 購 入 し て 、 そ れ を 貸 し て た ん で す よ 、 千 円 とか 安 く 。 そ れ で 職 員 が や っ て た ん で す ね 、 飾 りつ け を 。 そ れ が 、 ど う し て も 死 者 が 相 手 で す から 、 時 間 の 待 っ た が な い わ け で し ょ 。 そ う す ると 申 請 時 期 や ら に な っ て 重 な っ て 利 用 に な っ たら 、 大 手 へ 当 た ら ん で 社 協 に 人 を ふ や し て 、 委託 す る ち ゅ う よ う な 形 か ら ず っ と 発 展 し た 庄 内の 経 過 は あ る ん で す よ ね 。 そ し て 、 そ の 後 、 みん な 法 人 化 せ に ゃ い か ん で す よ ち 法 律 が 変 わ って 法 人 化 し て い く 。  そ れ で 、 例 え ば う ち が デ イ サ ー ビ ス を や っ てま す ね 、 ハ ー モ ニ ー で 。 そ れ に つ い て も 、 当 時3 人 ぐ ら い い た ん で す か ね 、 家 庭 訪 問 員 、 そ の人 た ち が 介 護 保 険 が で き る こ と に よ っ て 、 は ざま の 人 間 が で き る じ ゃ な い で す か 、 介 護 保 険 に適 用 で き ん け ど 、 生 活 援 助 が 要 る と 。 そ う い う

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人 の た め に 人 が 要 る か ら 、 当 時 介 護 保 険 を す れば も う か る ち わ か っ て た ん で す よ 、 費 用 的 に 。だ か ら 、 デ イ サ ー ビ ス を す る こ と に よ っ て 、 ヘル パ ー を い っ ぱ い 抱 え て 、 そ こ も カ バ ー す る とい う こ と で 、 う ち で は デ イ サ ー ビ ス を 始 め た とい う い き さ つ が あ っ て 、 そ れ ぞ れ 違 う 。 そ の 中で も 、 だ け ど や っ て る こ と は 、 さ っ き 言 っ た よう に 行 政 も 全 く 一 緒 で 一 体 な ん で す ね 、 裏 表 。行 政 が す れ ば い い ん で し ょ う け ど も 、 な か な かそ こ ま で そ れ こ そ 余 裕 が な い と い う こ と で で きて 、 普 通 の シ ル バ ー や ら と 違 う ん で す よ ね 、 社協 と い う の は 。 対 策 や な く て 、 行 政 が さ せ て ると い う よ う な 部 分 が あ り ま す 。  だ か ら 、 今 度 レ ー ス 場 で ビ ー ル を 売 ら ん ち ゅう 話 も 、 行 政 が 言 っ た ん で し ょ 、 あ れ は 、 ビ ール を 売 ら ん ち ゅ う 話 は で す ね 、 売 る な と 。 そ れは 当 然 普 通 の 民 間 な ら 、 ビ ー ル 勝 手 に 売 っ て よか ろ う も ん ち 話 に な る と 思 い ま す け れ ど も 、 社会 福 祉 協 議 会 の 社 会 的 な 使 命 と か 考 え て 売 ら なく な っ た ん だ ろ う と 思 う ん で す よ 。 確 か に 正 解だ ろ う と 思 い ま す 。 そ れ 必 ず 飲 む ち ゅ う の わ かっ て る わ け で す か ら ね 、 来 て 。 そ の と き に 責 任問 わ れ て 、 社 会 福 祉 協 議 会 が と な っ て き た ら 、と て も 言 い 逃 れ で き ん じ ゃ な い か な と 思 い ま すの で 、 そ れ は 正 解 と 思 い ま す 。 そ う い う こ と で表 裏 一 体 と な っ て す る べ き も ん や ろ う と 思 い ます 。  そ う し た と こ で 社 協 に 対 す る 考 え 方 は 、 原 田議 員 が 聞 い た よ う に 、 今 、 課 長 た ち が 定 例 的 にや っ て 、 会 議 を や っ て ま す ち ゅ う こ と で 一 安 心し て る わ け で す か ら 、 私 が 課 長 に 改 め て 聞 く 必要 は な い と 思 う ん で す け ど も 、 ぜ ひ 市 長 は そ の辺 、 応 援 を し て も ら っ て 、 金 が か か る ん で す よ 。協 議 し て 、 ど こ ま で す る ち ゅ う の は 市 と 協 議 して 、 決 ま っ た ら そ こ ま で は 金 を 出 し ち ゃ る ち ゅう こ と で 、 そ う い う こ と を 要 望 し て 、 こ の 質 問終 わ り た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    続 き ま し て 、 1 3 番   上 野 伸 五 議 員 に 発 言 を許 し ま す 。 1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    上 野 伸 五 で す 。 質 問 通 告 に 従 っ て 質 問 さ せ てい た だ き ま す 。 明 確 な 御 答 弁 よ ろ し く お 願 い 申し 上 げ ま す 。  ま ず 、 新 築 さ れ る 頴 田 保 育 所 の 進 入 路 に つ い

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て お 聞 き を い た し ま す 。  こ の 件 は 、 課 長 と の 打 ち 合 わ せ の 中 で 、 個 人的 に は 納 得 さ せ て い た だ い て お り ま す が 、 保 護者 や 周 辺 住 民 の 皆 さ ん の た め に 、 担 当 職 員 か らの 説 明 を き ち ん と 議 事 録 に 残 し て お き た い と 思い ま す の で 、 明 確 に よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。  現 在 予 定 さ れ て い る 進 入 路 は 、 比 較 的 に 交 通量 の 多 い 道 路 沿 い で 、 坂 道 の 途 中 の 1 カ 所 だ けと い う こ と に な っ て お り ま す が 、 こ の よ う に 決定 さ れ た 経 緯 を 教 え て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     保 育 課 長 。◎保 育 課 長 ( 髙 倉 孝 )    新 築 す る 頴 田 保 育 所 の 進 入 出 入 り 口 の 設 計 につ き ま し て は 、 保 育 所 の 設 計 、 施 工 管 理 を 行 いま す 住 宅 建 設 課 と 保 育 課 及 び 設 計 コ ン サ ル タ ント 会 社 の 3 者 で 協 議 を し て お り ま す 。 進 入 出 入り 口 と し て は 、 2 案 に つ い て 検 討 し て お り ま す 。1 案 は 、 隣 接 す る 市 道 石 丸 中 学 校 前 線 か ら の 進入 出 入 り 口 の 設 置 、 2 案 は 、 保 育 所 建 設 地 の 東側 高 台 の 中 央 団 地 か ら 約 1 5 0 m の 道 路 整 備 をし た 上 で の 進 入 出 入 り 口 の 設 置 で あ り ま す 。 1案 、 2 案 に つ い て 、 そ れ ぞ れ 利 便 性 、 安 全 性 、経 済 性 等 の 検 討 を し た 結 果 、 1 案 の 市 道 石 丸 中学 校 前 線 か ら の 進 入 出 入 り 口 の 設 置 が 最 適 で ある と の 決 定 を い た し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    あ り が と う ご ざ い ま す 。 東 側 の 道 路 敷 、 こ れを 活 用 す る 検 討 も 行 っ て い た だ い た と い う こ とで ご ざ い ま す が 、 こ こ か ら 入 っ た ほ う が よ り 安全 に 園 児 、 ま た 送 迎 さ れ る 保 護 者 の 方 々 、 特 に女 性 に な る と 思 う ん で す が 、 安 全 に 行 き 来 が でき る ん じ ゃ な い か と い う お 話 も あ る よ う で す が 、こ の よ う な 子 ど も た ち や 送 迎 の 保 護 者 の 安 全 、ど の よ う に 確 保 さ れ る よ う に 考 え て お ら れ ま すで し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     保 育 課 長 。◎保 育 課 長 ( 髙 倉 孝 )    大 切 な 園 児 た ち に つ き ま し て は 、 保 育 所 敷 地内 の 駐 車 場 に 駐 車 し て 、 園 児 の 受 け 渡 し 場 所 であ る 保 育 所 内 の 1 、 2 歳 児 の 前 で 保 護 者 の 手 から 保 育 所 の 手 に 受 け 渡 し を し て も ら う こ と に なっ て お り ま す の で 、 心 配 は あ り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )  

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  と い う こ と は 進 入 口 近 く に す ぐ 予 定 さ れ て おる 玄 関 口 、 こ こ で の 子 ど も た ち の 受 け 渡 し は 全く な い と い う ふ う に 理 解 し て よ ろ し い で す ね 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     保 育 課 長 。◎保 育 課 長 ( 髙 倉 孝 )    そ の と お り で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    今 約 束 し て い た だ い た こ と 、 し っ か り 実 践 して い た だ い て 、 子 ど も た ち の 安 全 を 守 っ て い ただ き ま す よ う に お 願 い を 申 し 上 げ ま す 。 ま た 、財 政 難 の 中 、 未 来 を 担 う 大 切 な 子 ど も た ち の 安全 の た め に 、 保 育 所 を 一 つ に 統 合 さ れ た と は いえ 、 老 朽 化 し た 施 設 を 新 築 し て い た だ き 、 ま こと に あ り が と う ご ざ い ま す 。 頴 田 地 区 の 議 員 とし て 心 よ り 御 礼 を 申 し 上 げ ま し て 、 こ の 項 終 わり ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    次 に 、 学 校 教 育 と 地 域 と の 連 携 に つ い て お 聞き を い た し ま す 。  本 年 度 か ら 市 内 の 頴 田 、 菰 田 、 二 つ の 地 区 が小 中 一 貫 教 育 の 研 究 指 定 校 と い う ふ う に さ れ てお り ま す が 、 現 在 ま で の 進 捗 状 況 を お 聞 か せ くだ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     学 校 教 育 課 長 。◎学 校 教 育 課 長 ( 片 峯 誠 )    御 指 摘 の あ り ま し た 市 内 の 二 つ の 中 学 校 区 では 、 そ れ ぞ れ に 小 中 合 同 部 会 を 設 置 し 取 組 み を進 め て お り ま す 。 先 進 事 例 収 集 の た め に 県 内 の研 究 指 定 校 を 視 察 し た り 、 先 進 校 か ら 講 師 を 招聘 し て 、 校 内 研 修 を 実 施 し た り も し て お り ま す 。ま た 、 小 中 の 教 員 に よ る 授 業 交 流 や 、 中 学 校 3年 生 が 小 学 校 6 年 生 へ 水 泳 の サ ポ ー ト 指 導 を 実施 す る な ど 、 実 践 的 研 究 も 始 ま っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    そ れ で は 、 飯 塚 市 が も と も と 小 中 一 貫 教 育 を推 進 す る 目 的 に つ い て 教 え て い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     学 校 教 育 課 長 。◎学 校 教 育 課 長 ( 片 峯 誠 )    本 市 に お け る 学 校 教 育 の 課 題 は 、 大 き く 2 点で あ る と と ら え て い ま す 。 一 つ は 、 学 力 の 問 題で あ り 、 小 学 校 高 学 年 か ら 中 学 校 1 年 生 に か けて 学 力 不 振 の 児 童 生 徒 が 増 加 し て し ま っ て い る

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こ と で あ り ま す 。 二 つ 目 は 、 不 登 校 の 問 題 で あり 、 中 学 校 入 学 時 に 不 登 校 生 徒 が 倍 増 し て し まっ て い る こ と で あ り ま す 。  現 在 、 そ れ ぞ れ に 取 組 み を 進 め て は お り ま すが 、 い わ ゆ る 中 1 ギ ャ ッ プ に 起 因 す る こ れ ら の問 題 を 抜 本 的 に 解 決 す る 方 策 は 見 出 せ て は お りま せ ん で し た 。 そ こ で 、 子 ど も た ち に と っ て の小 学 校 と 中 学 校 の 壁 を 取 り 除 き 、 9 年 間 ト ー タル で 教 育 を 行 う と い う 小 中 一 貫 教 育 と い う 方 策に よ り 、 学 力 の 定 着 や 不 登 校 を 生 み 出 さ な い 飯塚 市 の 学 校 教 育 の 実 現 を 図 る こ と を 目 的 と し てお り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    そ れ で は 、 そ う い う 目 的 を 達 成 す る た め に 、今 後 具 体 的 な 構 想 を イ メ ー ジ さ れ て い る こ と があ れ ば 教 え て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     学 校 教 育 課 長 。◎学 校 教 育 課 長 ( 片 峯 誠 )    現 在 、 本 市 に お き ま し て も 、 生 活 面 や 学 習 面で 特 に 配 慮 を 要 す る 子 ど も た ち の 情 報 共 有 や 授業 公 開 と い う 、 い わ ゆ る 小 中 連 携 教 育 に つ き まし て は 、 既 に 全 校 区 で 実 施 し て お り ま す 。 小 中一 貫 教 育 と は 、 そ れ を さ ら に も う 一 歩 進 め て 、小 中 の つ な が り を 強 め た 教 育 実 現 を 目 指 す も ので ご ざ い ま す 。  例 え ば 小 学 校 高 学 年 に 部 分 的 に 中 学 校 の よ うな 教 科 担 任 制 を 導 入 し 、 そ の 場 面 に 中 学 校 の 教員 が 専 門 的 支 援 を 行 っ た り 、 逆 に 中 学 校 1 年 生の 授 業 に 小 学 校 の 教 員 が 個 別 支 援 の 形 で 参 画 した り す る こ と が 考 え ら れ ま す 。 ま た 、 小 学 校 の生 徒 指 導 委 員 会 に 中 学 校 の 担 当 者 も 参 加 し 、 ある い は そ の 逆 の 形 に よ り ま し て 子 ど も の 状 況 把握 を 的 確 に 行 う こ と で 、 中 学 校 入 学 時 に 必 要 な情 報 の 欠 落 を 防 ぐ こ と が で き る と 考 え ま す 。 さら に 、 授 業 や 学 校 行 事 で の 小 中 の 子 ど も た ち の交 流 を 仕 組 む こ と で 、 子 ど も た ち に と っ て の 中1 ギ ャ ッ プ を 軽 減 す る こ と も で き る も の と 考 えて お り ま す 。  こ の よ う な 具 体 的 な 教 育 実 践 と と も に 、 子 ども た ち の 義 務 教 育 9 年 間 を 見 通 し て 、 生 活 や 学習 の 基 礎 基 本 を 身 に つ け さ せ る 段 階 、 子 ど も たち の 主 体 性 を 尊 重 し な が ら 個 性 を 伸 ば す 段 階 、み ず か ら の 目 指 す 進 路 を 切 り 開 か せ る 段 階 と いう 3 段 階 の シ ス テ ム 化 と 、 そ れ に 伴 う 教 育 プ ロ

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グ ラ ム を 作 成 す る こ と を 現 在 視 野 に 入 れ て お りま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    教 育 委 員 会 と し て さ ま ざ ま な 試 み を お 持 ち であ る こ と は 理 解 で き ま し た 。 し か し 、 各 学 校 にお か れ て も 、 こ れ ま で の 教 育 財 産 を お 持 ち で ある と い う ふ う に 思 い ま す 。 ど こ も 押 し な べ て 同じ 発 想 で は う ま く い か な い の で は な い か 。 具 体的 な 内 容 や そ の 実 施 の 時 期 に つ い て は 、 学 校 現場 の 意 思 、 こ れ を 尊 重 す る こ と も 必 要 で は な いか と い う ふ う に 考 え ま す が 、 こ の 点 い か が お 考え で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     学 校 教 育 課 長 。◎学 校 教 育 課 長 ( 片 峯 誠 )    本 年 8 月 以 降 、 調 査 特 別 委 員 会 で の 御 指 摘 もあ り ま し て 、 公 共 施 設 に 関 す る 基 本 方 針 を も とに 、 幼 稚 園 園 長 や 学 校 長 な ど の 意 見 を 聴 取 す る機 会 を 設 け て ま い り ま し た 。 実 施 計 画 策 定 の 折に は 、 特 に 該 当 す る 現 場 の 声 に 耳 を 傾 け 、 よ りよ い も の に し て い き た い と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    あ り が と う ご ざ い ま す 。 学 校 現 場 と も 十 分 連携 を さ れ て 進 め て い っ て い た だ き た い と い う ふう に 思 い ま す 。  ま た 、 子 ど も た ち が 抱 え る 諸 問 題 の 解 決 、 これ に つ き ま し て は 、 学 校 、 家 庭 は も ち ろ ん 地 域を 巻 き 込 ん で の 取 組 み 、 こ れ が よ り 効 果 が あ ると い う ふ う に 考 え て お り ま す 。 各 地 域 に も そ れぞ れ に 培 っ て き た 地 域 特 性 が ご ざ い ま す 。 学 校と い う 枠 だ け に と ら わ れ た 発 想 で は な く 、 地 域の 教 育 力 を 生 か し た 学 校 づ く り と い う 発 想 、 これ を 広 げ て い た だ き た い と い う ふ う に 考 え て おり ま す 。  そ こ で 、 現 在 、 飯 塚 市 独 自 で 行 わ れ て い る 地域 の 教 育 力 を 生 か し た 事 業 、 ご ざ い ま し た ら お知 ら せ い た だ き た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     中 央 公 民 館 長 。◎中 央 公 民 館 長 ( 井 出 洋 史 )    現 在 、 地 域 の 人 材 を 活 用 い た し ま し た ボ ラ ンテ ィ ア 人 材 派 遣 に つ き ま し て は 、 中 央 公 民 館 にお き ま し て 、 生 涯 学 習 ボ ラ ン テ ィ ア ネ ッ ト ワ ーク 事 業 に 取 り 組 ん で お り ま す 。 こ れ に つ き ま して は 、 学 校 教 育 や 公 民 館 事 業 へ 多 彩 な 人 材 を 派

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遣 し て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。  学 習 支 援 ボ ラ ン テ ィ ア の 活 動 分 野 と い た し まし て は 、 歴 史 や 文 化 芸 術 な ど か ら 科 学 技 術 、 健康 ス ポ ー ツ の 支 援 、 ま た 読 み 聞 か せ な ど 、 多 種多 様 な 分 野 で の 登 録 が ご ざ い ま し て 、 そ れ ぞ れの 派 遣 依 頼 に 応 じ た さ ま ざ ま な 支 援 を 行 っ て おる と こ ろ で ご ざ い ま す 。 登 録 者 に つ き ま し て は 、9 月 現 在 で 8 9 5 名 の 登 録 を さ れ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    登 録 者 数 は お 答 え い た だ き ま し た が 、 学 校 での 活 用 実 績 、 そ れ と 学 校 以 外 で の 実 績 に つ い ても あ れ ば お 答 え い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     中 央 公 民 館 長 。◎中 央 公 民 館 長 ( 井 出 洋 史 )    学 校 で の 活 用 実 績 と い う こ と で ご ざ い ま す が 、卓 球 や バ ド ミ ン ト ン な ど の ス ポ ー ツ 指 導 や 習 字 、英 会 話 、 手 話 な ど 幅 広 い 分 野 に お い て 活 用 が なさ れ て お り ま す 。 派 遣 人 員 と い た し ま し て は 、平 成 1 9 年 度 は 延 べ で 1 , 3 3 4 名 、 平 成 2 0 年度 は 現 在 ま で に 延 べ 2 9 3 名 の 派 遣 を 行 っ て おり ま す 。  ま た 、 学 校 以 外 の 施 設 へ の 派 遣 に つ き ま し ては 、 伝 承 遊 び や 囲 碁 ・ 将 棋 、 そ れ か ら 読 み 聞 かせ な ど を 中 心 に 、 児 童 セ ン タ ー や 保 育 所 、 ま た自 治 公 民 館 な ど 、 さ ま ざ ま な と こ ろ へ 派 遣 を いた し て お り ま す 。 こ れ に つ き ま し て の 派 遣 人 員と い た し ま し て は 、 平 成 1 9 年 度 は 延 べ 4 3 8名 、 平 成 2 0 年 度 に つ き ま し て は 現 在 ま で に 延べ 1 2 8 名 の 派 遣 を 行 っ て お る と こ ろ で ご ざ いま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    今 後 に わ た っ て 、 特 に 学 校 へ の 支 援 策 に つ いて 具 体 的 に 考 え ら れ て い る こ と が あ れ ば 教 え てい た だ き た い と 思 い ま す が 、 ご ざ い ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     中 央 公 民 館 長 。◎中 央 公 民 館 長 ( 井 出 洋 史 )    学 校 教 育 へ の 今 後 の 支 援 策 と い う こ と で ご ざい ま す が 、 今 後 の 学 校 教 育 へ の 支 援 策 に つ き まし て は 、 学 校 現 場 へ の 、 今 申 し 上 げ ま し た ネ ット ワ ー ク 事 業 の 普 及 促 進 に 努 め ま す と と も に 、人 材 の 発 掘 を 含 め た 体 制 の 充 実 に 努 め て ま い りた い と 考 え て お り ま す 。  ま た 、 熟 年 者 を 対 象 に い た し ま し た 、 市 内 の

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小 学 校 の 空 き 教 室 を 活 用 し た 熟 年 者 学 び 塾 事 業に お け ま す 学 校 支 援 に つ き ま し て も 、 体 育 で の体 力 測 定 あ る い は 家 庭 科 で の ミ シ ン が け な ど 事業 の 支 援 、 あ る い は ま た 運 動 会 と か 七 夕 集 会 など 行 事 支 援 な ど も 積 極 的 に 行 っ て き て お り ま して 、 今 後 と も さ ら な る 充 実 を 図 っ て ま い り た いと 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    地 域 ボ ラ ン テ ィ ア の 方 々 が 子 ど も た ち と 触 れ合 う と 。 こ の こ と に よ り 、 お 互 い 得 る も の は 極め て 大 き い の で は な い か と い う ふ う に 思 い ま すし 、 特 に 高 齢 者 の 皆 さ ん に は 、 生 き が い や 活 力を 養 う 原 動 力 に も な る の で は な い か と い う ふ うに 考 え ま す 。 ぜ ひ 積 極 的 な 取 組 み を 進 め て い ただ き た い と い う ふ う に 思 い ま す 。  次 に 、 学 校 や 地 域 が み ず か ら 取 り 組 ん で い らっ し ゃ る 事 例 が あ れ ば 教 え て い た だ き た い と 思い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     学 校 教 育 課 長 。◎学 校 教 育 課 長 ( 片 峯 誠 )    生 活 指 導 面 、 そ し て 学 習 指 導 、 そ れ に 対 す る支 援 面 、 2 つ の 例 を 挙 げ て 御 報 告 を さ せ て い ただ き ま す 。  あ る 中 学 校 で は 、 生 徒 の 生 活 面 で の 落 ち つ きを 取 り 戻 す た め に 、 学 校 内 で は 毅 然 と し た 指 導と 個 別 指 導 を 併 用 し た 取 組 み を 進 め る と と も に 、学 校 外 で は 教 職 員 、 保 護 者 は も ち ろ ん の こ と 、地 元 の 青 少 年 健 全 育 成 会 に 加 え 地 区 保 護 司 会 や関 係 各 課 の 協 力 の も と 、 本 年 5 月 か ら 定 例 の 夜間 補 導 を 実 施 し て お り ま す 。 こ の よ う な こ と によ り 、 地 区 の 青 少 年 の 補 導 件 数 が 減 少 し 、 授 業態 度 が 落 ち つ い た だ け で な く 、 学 校 が 問 題 を 抱え 込 ま な く な っ た こ と か ら 、 地 域 か ら の 学 校 に対 す る 信 頼 も 回 復 し つ つ あ る と の 報 告 を 受 け てお り ま す 。  ま た 、 学 校 の 教 育 課 題 を 説 明 し 、 そ れ を 受 けた P T A 役 員 や 地 域 の 有 志 が 中 心 と な り 学 校 教育 支 援 ボ ラ ン テ ィ ア を 組 織 し 、 補 充 学 習 や 進 路学 習 の 支 援 を 初 め と す る 学 習 支 援 に 取 り 組 も うと し 始 め て い る 学 校 も ご ざ い ま す 。  学 校 教 育 課 と い た し ま し て も 、 そ の よ う な 動き に 対 し 、 で き る 限 り の 支 援 を し て い き た い と考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。

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◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    そ れ ぞ れ の 地 域 で 、 子 ど も た ち の た め に で きる こ と か ら 取 り 組 ん で い ら っ し ゃ る 、 と て も すば ら し い こ と だ と 思 い ま す し 、 学 校 と 地 域 の つな が り 、 ま さ に こ れ は 市 長 が 掲 げ て お ら れ る 協働 の ま ち づ く り の 一 環 で あ る と い う ふ う に 考 えま す 。 御 紹 介 の あ っ た 事 例 の ほ か に も 、 頴 田 地区 で は 今 年 度 か ら 少 年 野 球 チ ー ム 頴 田 ラ イ オ ンズ と 頴 田 中 学 校 野 球 部 の 合 同 練 習 を 定 期 的 に 行い な が ら 、 子 ど も た ち 同 士 、 小 中 学 校 の 交 流 を深 め て お り ま す 。 ま た 、 P T A と 自 治 会 長 会 を中 心 に 組 織 す る 教 育 部 会 や 地 域 の 方 々 も 加 わ り 、学 校 施 設 や 周 辺 の 整 備 な ど も 大 々 的 に 行 わ れ てお る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 教 育 特 区 で 培 っ て きた 教 育 財 産 や 地 域 特 性 と と も に 、 学 校 と 地 域 との 強 い 信 頼 関 係 が 現 在 で も 受 け 継 が れ て お り ます 。  そ こ で 、 小 中 一 貫 教 育 、 学 社 連 携 の 教 育 モ デル ケ ー ス と し て 飯 塚 市 全 体 へ よ り 広 く 浸 透 さ せる た め に は 、 行 政 に も で き る 限 り の 環 境 整 備 をお 願 い し た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す が 、こ の 点 い か が お 考 え で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     学 校 教 育 課 長 。◎学 校 教 育 課 長 ( 片 峯 誠 )    確 か に 、 教 育 内 容 や 教 育 活 動 な ど の 面 で は 、学 社 融 合 の 考 え 方 で 学 校 教 育 を 行 う こ と は 大 変効 果 が 期 待 で き る も の で あ り ま す 。 し か し な がら 、 施 設 面 な ど と あ わ せ て 検 討 し て い く こ と も必 要 に な る と 思 わ れ ま す の で 、 公 共 施 設 等 の あり 方 に 関 す る 調 査 特 別 委 員 会 に お い て 、 今 御 指摘 が あ り ま し た 点 も 十 分 踏 ま え ま し て 論 議 を 深め た い と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    あ り が と う ご ざ い ま す 。 す べ て は 次 代 を 担 う愛 す る 子 ど も た ち の た め に 。 小 中 学 校 が 地 域 住民 や 行 政 と 密 着 す る こ と に よ っ て 、 子 ど も た ちや 教 師 が 授 業 に 専 念 で き 、 地 域 に も 活 力 を 与 える 。 そ う い う 理 想 的 な 教 育 現 場 を 創 造 す る た めに 、 教 育 委 員 会 と し て は 強 力 な リ ー ダ ー シ ッ プを 発 揮 し て い た だ き た い と い う ふ う に よ ろ し くお 願 い 申 し 上 げ ま し て 、 こ の 項 を 終 わ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    最 後 に 、 飯 塚 市 文 化 会 館 コ ス モ ス コ モ ン の 運

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営 に つ い て お 伺 い を い た し ま す 。  先 ほ ど ま で 3 人 の 同 僚 ・ 先 輩 議 員 の 質 疑 を 聞か せ て い た だ い て お り ま す と 、 肝 心 な と こ ろ はす べ て 、 ま ず は 委 員 会 に 御 報 告 を し て と い う 御答 弁 で ご ざ い ま す 。 私 の 通 告 4 点 ご ざ い ま す 。い ず れ も 指 定 管 理 者 に 関 し て で す が 、 一 つ 目 、そ の 選 定 、 ス ケ ジ ュ ー ル に つ い て 、 2 つ 目 、 その 選 定 へ の 検 討 内 容 に つ い て 、 3 つ 目 、 そ の 選定 方 法 に つ い て 、 最 後 に そ の 選 定 に 係 る 条 件 整備 に つ い て と い う こ と で す が 、 こ の 場 で 何 か 答え ら れ る 項 目 が あ れ ば お っ し ゃ っ て み て く だ さい 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    今 ま で 質 問 を い ろ い ろ 受 け て 、 そ れ か ら そ れに 答 え て ま い っ た と お り で ご ざ い ま す の で 、 御理 解 い た だ き た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    そ れ で は 、 そ も そ も 公 の 施 設 の 管 理 運 営 に 民間 の ノ ウ ハ ウ を 幅 広 く 活 用 し て 、 住 民 サ ー ビ スの 向 上 と 経 費 の 削 減 を 図 る こ と を 目 的 と し て 指定 管 理 者 を 導 入 し た と 、 こ う い う こ と か ら す ると 、 公 募 す る こ と が 制 度 の 目 的 を 達 す る 最 善 の方 法 で あ る と い う ふ う に 認 識 を 私 は し て お る んで す が 、 こ の 点 い か が お 考 え で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    飯 塚 市 の 公 の 施 設 に 係 る 指 定 管 理 者 の 指 定 手続 等 に 関 す る 条 例 第 2 条 で は 、 「 指 定 管 理 者 を指 定 し よ う と す る と き は 公 募 し な け れ ば な ら ない 」 と あ り 、 た だ し 書 き に よ っ て 「 指 定 管 理 者を 導 入 し よ う と す る 施 設 の 管 理 上 緊 急 に 指 定 しな け れ ば な ら な い と き 、 そ の 他 公 募 を 行 わ な いこ と に つ い て 合 理 的 な 理 由 が あ る と き は 非 公 募も 選 択 で き る 」 と な っ て お り ま す が 、 御 指 摘 のと お り 公 募 が 望 ま し い と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    公 募 し な い と す る と な る と は 、 こ れ 例 外 で すね 。 そ の 場 合 、 昨 年 度 で し た か 、 公 募 を し た 図書 館 と 比 較 、 こ れ に も 合 理 的 な 理 由 が 必 要 に なる と 思 い ま す し 、 昨 年 議 会 に よ っ て 否 決 さ れ た理 由 を も と に 、 選 定 委 員 会 も 強 化 し た と い う ふう に お っ し ゃ ら れ て お り ま す 。 市 民 サ ー ビ ス の

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向 上 、 経 費 を 抑 え る た め に 指 定 管 理 者 を 公 募 、そ し て 議 会 か ら は 、 地 域 文 化 を 守 る 、 ま た 地 域に 密 着 し て な い と い う ふ う な 理 由 を も っ て 否 決を さ れ た と い う ふ う に 認 識 を さ れ た 上 で の 選 定委 員 会 の 強 化 で ご ざ い ま す 。 こ の よ う に 、 公 募に 対 す る 準 備 は も う 着 々 と 整 え ら れ よ う と し てい る わ け で す 。 そ れ に も か か わ ら ず 公 募 で な いと い う こ と に な れ ば 、 飯 塚 市 と し て の 指 定 管 理者 制 度 自 体 が 崩 壊 ま た は な し 崩 し に な る と い うよ う な き っ か け に な る の で は な い か と 私 考 え てお る ん で す が 、 そ の 点 ど の よ う に 認 識 を さ れ てお り ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    飯 塚 市 の 公 の 施 設 に 係 る 指 定 管 理 者 の 指 定 手続 等 に 関 す る 条 例 第 2 条 で は 、 「 指 定 管 理 者 を指 定 し よ う と す る と き は 公 募 し な け れ ば な ら ない 」 と あ り 、 た だ し 書 き に よ っ て 「 指 定 管 理 者を 導 入 し よ う と す る 施 設 の 管 理 上 緊 急 に し な けれ ば な ら な い と き 、 そ の 他 公 募 を 行 わ な い こ とに つ い て 合 理 的 な 理 由 が あ る と き は 非 公 募 も 選択 で き る 」 よ う に な っ て い ま す 。 御 指 摘 の と おり 、 私 自 身 は 公 募 が 望 ま し い と 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    ち ょ っ と ず れ て い る よ う で す が 、 指 定 管 理 者制 度 自 体 き ち ん と 運 営 し て い け る の か ど う か と 。ち ょ っ と お か し な 方 向 に 行 く き っ か け に な り はし な い か と い う ふ う に 懸 念 し て お る の で す が 、そ の 点 ど の よ う に 認 識 を さ れ て お ら れ ま す で しょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    そ れ ぞ れ の 施 設 を 所 管 す る 課 に お い て 種 々 検討 さ れ 、 判 断 さ れ る こ と と 思 い ま す の で 、 な し崩 し 的 に 非 公 募 に な る こ と と は 考 え て お り ま せん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    そ れ で は 、 担 当 委 員 会 に お 聞 き し ま し ょ う 。ど の よ う に 認 識 さ れ て お り ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    文 化 会 館 の 管 理 運 営 に つ き ま し て は 、 先 ほ ど来 答 弁 し て お り ま す と お り 、 今 後 方 針 を 出 し て

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ま い り ま す け ど も 、 そ の こ と 以 外 の 指 定 管 理 者制 度 な し 崩 し の 原 因 に な る の で は な い か と い う御 指 摘 で ご ざ い ま す が 、 私 も 、 そ れ ぞ れ 施 設 を担 当 す る 課 に お い て 、 ど の よ う な 導 入 の 仕 方 がい い の か と い う こ と を 十 分 検 討 し た 上 で 判 断 され る こ と に な る の で は な い か と い う ふ う に 考 えて お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    一 つ ち ょ っ と 申 し 上 げ て お き ま す け ど 、 先 ほど 総 合 政 策 課 長 言 わ れ た 公 募 し な い 理 由 、 合 理的 な 理 由 の 中 に 、 「 緊 急 的 な 場 合 」 と い う の があ っ た と 思 う ん で す け ど も 、 今 回 の 場 合 そ れ は当 た り ま せ ん か ら ね 。 も う 既 に 、 次 年 度 か ら 指定 管 理 者 制 度 に 移 行 す る と い う ふ う に や っ て きて る わ け で す か ら 。 一 つ そ こ は 申 し 述 べ て お きま し て 、 こ れ ま で 同 僚 ・ 先 輩 議 員 3 人 、 質 疑 をお 聞 き し て い る と 、 今 の 現 状 は 行 政 O B ポ ス トの 確 保 と 単 な る お 金 の 通 過 点 と い う ふ う な 誤 解を 招 き か ね な い 。 市 民 か ら こ の よ う な 誤 解 を 受け な い た め に も 、 指 定 管 理 者 に お 願 い す る ん だっ た ら 当 然 公 募 、 ま た は 、 こ の 地 域 の 文 化 を 守り 継 続 し て い く た め に と い う 理 由 で あ れ ば 、 末永 く 一 貫 性 が 保 持 で き る 直 営 、 こ れ 以 外 の 方 法で い か れ る の な ら ば 、 何 度 も 言 う よ う に 、 確 固た る 合 理 的 な 理 由 が 必 要 で す 。 そ の よ う な 合 理的 な 理 由 、 今 現 在 お 持 ち で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     生 涯 学 習 課 長 。◎生 涯 学 習 課 長 ( 遠 藤 幸 人 )    こ の 文 化 会 館 の 導 入 方 法 に つ き ま し て は 、 次の 委 員 会 の 中 で 御 報 告 を さ せ て い た だ き た い とい う ふ う に 考 え て お り ま す の で 、 ど う か 答 弁 を控 え さ せ て い た だ き た い と 思 い ま す の で 、 よ ろし く お 願 い し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 3 番   上 野 伸 五 議 員 。◆1 3 番 ( 上 野 伸 五 )    も う 終 わ り ま す け ど 、 い ず れ に し て も 、 あ した の 厚 生 文 教 委 員 会 で お 話 が あ る と い う こ と です か ら 、 市 長 、 飯 塚 市 と し て こ の 指 定 管 理 者 制度 、 常 識 的 な 判 断 を よ ろ し く お 願 い 申 し 上 げ まし て 、 私 の 一 般 質 問 を す べ て 終 わ ら さ せ て い ただ き ま す 。 あ り が と う ご ざ い ま し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    以 上 を も ち ま し て 一 般 質 問 を 終 結 い た し ま す 。  暫 時 休 憩 い た し ま す 。 再 開 を 午 後 3 時 1 5 分

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と い た し ま す 。

午 後 2 時 4 6 分   休 憩

午 後 3 時 1 5 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。 会 議 時 間 を 午 後 6時 ま で 延 長 い た し ま す 。  議 案 第 7 6 号 を 議 題 と い た し ま す 。  本 案 に つ い て は 、 質 疑 通 告 が あ っ て お り ま せん の で 、 質 疑 を 終 結 い た し ま す 。  本 案 は 総 務 委 員 会 に 付 託 い た し ま す 。  議 案 第 7 7 号 を 議 題 と い た し ま す 。  3 番   川 上 直 喜 議 員 の 質 疑 を 許 し ま す 。 3 番 川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      議 案 第 7 7 号 平 成 2 0 年 度 飯 塚 市 工 業 用 地 造成 事 業 特 別 会 計 補 正 予 算 に つ い て 質 疑 し ま す 。  今 回 の 補 正 は 、 来 年 2 月 か ら 6 月 ま で 年 度 をま た い で 造 成 す る 目 尾 工 業 団 地 造 成 に 係 る 事 業費 と し て 新 た に 計 上 す る も の で あ り ま す 。 工 業団 地 造 成 工 事 費 は 1 , 7 2 0 万 円 で す が 、 工 事 費1 , 0 3 2 万 円 を 繰 越 明 許 費 に 設 定 す る と い う こと に な っ て い ま す 。 こ れ は ど う い う 意 味 か 説 明を し て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     財 政 課 長 。◎財 政 課 長 ( 石 田 愼 二 )    今 回 計 上 い た し ま し た 繰 越 明 許 予 算 、 ま ず 、設 定 の 時 期 に つ き ま し て は 、 予 算 を 繰 り 越 し て使 用 す る 必 要 が 生 じ た と き に 設 定 す る よ う に なっ て お り ま す 。 年 度 を ま た ぎ ま し て 、 工 期 が 6月 ま で 及 び ま す の で 、 繰 越 明 許 の 予 算 を 設 定 させ て い た だ き ま し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      自 治 体 の 財 政 原 則 で あ る 単 年 度 主 義 と の 関 係で 今 聞 い た わ け で す ね 。 繰 越 明 許 費 に つ い て 、地 方 自 治 法 は 第 2 1 3 条 で 「 歳 出 予 算 の 経 費 のう ち 、 そ の 性 質 上 ま た は 予 算 成 立 後 の 事 由 に 基づ き 年 度 内 に そ の 支 出 を 終 わ ら な い 見 込 み の ある も の に つ い て は 、 予 算 の 定 め る と こ ろ に よ り翌 年 度 に 繰 り 越 し て 使 用 す る こ と が で き る 。 前項 の 規 定 に よ り 、 翌 年 度 に 繰 り 越 し て 使 用 す るこ と が で き る 経 費 は こ れ を 繰 越 明 許 費 と い う 」

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こ の よ う に 規 定 し て い ま す ね 。 今 回 の 工 事 費 1 ,0 3 2 万 円 の 繰 越 明 許 理 由 は こ の 2 1 3 条 と の関 係 で は ど れ に 該 当 し ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    今 回 の 工 事 を 施 工 す る 前 に 、 飯 塚 市 土 地 開 発公 社 か ら 用 地 買 収 を す る 必 要 が ご ざ い ま す 。 これ を 用 地 買 収 す る に 当 た り ま し て は 、 金 額 並 びに 面 積 か ら 議 会 の 議 決 が 必 要 と な り ま す 。 こ れを 1 2 月 に 予 定 を さ せ て い た だ い て お り ま す ので 、 こ の 議 決 を い た だ き ま し た 後 に 工 事 を 施 工す る と 。 そ う な り ま す と 、 期 間 か ら ど う し て も平 成 2 1 年 度 に ま た が る と い う こ と に な り ま すの で 、 御 理 解 を よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      質 問 の 意 味 が よ く わ か ら な い ん で す ね 。 地 方自 治 法 の 2 1 3 条 に 繰 越 明 許 が 書 い て あ る で しょ 。 1 4 に も 1 5 に も 書 い て あ る け ど 、 2 1 4に も 2 1 5 に も 書 い て あ る け ど 、 2 1 3 条 で しょ 。 こ れ の ど れ に 該 当 す る の か と 聞 い て お る わけ で す 、 今 回 は 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     財 政 課 長 。◎財 政 課 長 ( 石 田 愼 二 )    2 1 3 条 で 繰 越 明 許 費 の 設 定 が あ り ま す が 、予 算 計 上 時 の 事 由 に 基 づ く も の で 繰 越 明 許 費 を設 定 さ せ て い た だ い て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      条 文 の 中 に は そ う い う 言 葉 は な い で し ょ 。 2つ し か な い ん で す よ 。 2 1 3 条 持 っ て ま す か 。一 つ は 、 「 歳 出 予 算 の 経 費 の う ち 、 そ の 性 質上 」 と い う の が 一 つ で し ょ 。 そ れ か ら 、 「 ま たは 」 と 書 い て お る で し ょ 。 「 ま た は 予 算 成 立 後の 事 由 に 基 づ き 年 度 内 に そ の 支 出 を 終 わ ら ない 」 と 。 で す か ら 、 今 回 の 場 合 は 「 予 算 成 立 後の 事 由 に 」 基 づ く わ け で は な い で し ょ 。 そ う する と 、 条 文 か ら い え ば 「 経 費 の う ち 、 そ の 性 質上 」 と い う こ と に な る わ け で す よ 。 だ か ら 、 あな た 方 は 、 法 律 に 基 づ い て 仕 事 し て ま す と い うふ う に 言 っ て ま し た で し ょ 、 先 ほ ど の 答 弁 で 。で 、 こ の 「 性 質 上 」 と い う と こ ろ を 議 会 に 対 して わ か り や す く 説 明 す る 責 任 が あ る ん で す よ 。議 案 を 提 出 し て い る ん で す か ら 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     財 政 課 長 。

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◎財 政 課 長 ( 石 田 愼 二 )    「 性 質 上 」 の 説 明 に つ い て は 、 先 ほ ど 産 学 振興 課 長 の 方 が 説 明 し た と お り で す 。 計 上 時 に おい て 、 そ う い う 翌 年 度 に 繰 り 越 し て 事 業 を 行 うと い う こ と が あ ら か じ め 知 り 得 て ま す の で 、 繰越 を さ せ て い た だ い た と 、 そ う い う こ と で ご ざい ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      あ な た 方 、 法 律 の 勉 強 不 足 じ ゃ な い で す か 。そ れ で ─ ─ い つ ま で も や っ て る わ け に い か な いか ら 、 こ れ は 問 題 だ け 指 摘 し て お き ま す 。 3 0日 ま で に よ く 研 究 し て も ら っ て く だ さ い 。  そ れ で 、 先 ほ ど 産 学 振 興 課 長 の 方 か ら ス ケ ジュ ー ル 的 な こ と を 言 わ れ ま し た ね 。 資 料 配 付 が 、工 事 概 要 説 明 資 料 が 配 付 さ れ て お り ま す け ど 、こ れ を 見 る と 、 着 工 が 2 月 と い う こ と に な っ てま す 。 工 期 は 大 体 、 見 れ ば 5 カ 月 な ん で す ね 。着 工 を 2 月 に す る 理 由 は 何 で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    先 ほ ど 説 明 い た し ま し た よ う に 、 用 地 買 い 戻し の 議 案 を 1 2 月 に 提 案 い た し ま し て 、 そ の 成立 後 に 工 事 に 着 工 す る と い う こ と を 考 え て お りま す 。 し た が い ま し て 、 入 札 行 為 、 業 者 決 定 等が ご ざ い ま す の で 、 1 月 に そ う い う よ う な 行 為を 行 い ま し て 、 実 質 的 な 工 事 が 2 月 か ら 始 ま ると い う こ と で 記 載 を さ せ て い た だ い て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      2 月 着 工 と い う の が あ ら ゆ る 事 情 の ─ ─ 先 に決 ま っ て た ん じ ゃ な い ん で す か 、 2 月 に 着 工 した い と い う こ と が 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    そ う い う こ と は ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ れ で は 、 進 出 予 定 の 企 業 は ど こ か 、 ま た 、造 成 に 当 た っ て ど う い う 注 文 が 来 て い る の か お尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    現 段 階 で 立 地 企 業 が 決 ま っ て い る わ け で は ござ い ま せ ん 。 私 ど も が 現 地 で 行 っ て お り ま す 誘

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致 活 動 の 中 で 、 早 期 の 立 地 を 望 ま れ る 企 業 も ござ い ま す の で 、 そ う い っ た 企 業 に 対 応 す る た めの 御 提 案 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )    で す か ら 、 進 出 予 定 の 企 業 、 予 定 と 聞 い て いる ん で し ょ 。 進 出 予 定 の 企 業 は ど こ で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    現 段 階 で は 立 地 企 業 が 決 っ て い る と こ ろ ─ ─予 定 を し て い る 企 業 は ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )    わ か り ま し た 。 予 定 も な い と い う こ と な ん です ね 。 確 認 し ま す 。 そ れ で 、 当 然 進 出 協 定 は 結ん で い な い と い う こ と で す ね 。 結 ぶ 予 定 も な いと い う こ と に な り ま す ね 。 将 来 こ こ に 企 業 が 来る で し ょ う け ど 、 そ の 場 合 、 企 業 立 地 補 助 金 の対 象 に す る つ も り で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    今 現 在 、 企 業 立 地 補 助 金 の 対 象 業 種 、 製 造 業だ と か 情 報 サ ー ビ ス 業 そ の 他 8 産 業 を 対 象 と いた し て お り ま す 。 そ う い う 対 象 産 業 で あ れ ば 、当 然 企 業 立 地 補 助 金 の 対 象 に な る と い う こ と にな っ て ま い り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      分 譲 面 積 に つ い て は 、 資 料 に よ る と 0 . 8 ha とい う よ う に 書 い て あ り ま す 。 私 は ど う い う 企 業を 想 定 し て お る の か わ か り ま せ ん け ど 、 こ の 程度 な ら 小 学 校 の 運 動 場 ぐ ら い で す か ら 、 わ ざ わざ 市 が 巨 額 の 借 金 を し て ま で 造 成 し な く て も 、そ の 企 業 は ほ か に 幾 ら で も 土 地 を 見 つ け 出 す こと が で き る ん じ ゃ な い ん で す か 。 こ の 0 . 8 7 とい う 意 味 が よ く わ か り ま せ ん ね 。 ど う い う こ とで 0 . 8 7 な ん で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    誘 致 活 動 の 中 で 、 比 較 的 小 さ い 規 模 の 土 地 、例 え ば 1 千 坪 あ る い は 1 , 5 0 0 坪 く ら い の 土 地を 要 望 な さ っ て お ら れ る 企 業 も 、 現 に 存 在 は ござ い ま す 。 た だ 、 そ れ が 飯 塚 市 内 に 立 地 を と いう こ と に な る か ど う か と い う の は 、 こ れ か ら の誘 致 活 動 の 中 で ご ざ い ま す が 、 そ う い っ た と こ

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ろ に 対 応 す る た め に も 、 今 回 造 成 を 急 ぎ た い とい う と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ う い う 企 業 と 折 衝 し て る ん で し ょ う け ど 、急 ぐ 必 要 は な い と い う こ と な ん で し ょ 。 今 の お話 か ら す る と 。 そ れ で 、 土 地 開 発 公 社 が 先 行 取得 し て い た 土 地 1 . 5 ha を 今 回 7 , 5 8 5 万 円 で買 い 戻 す と い う こ と で す ね 。 も と も と こ の 土 地は だ れ の 土 地 だ っ た の か 、 ま た 目 尾 地 域 振 興 基本 計 画 に お い て は 何 を つ く る つ も り だ っ た の かお 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    こ の 土 地 に つ き ま し て は 、 平 成 9 年 に ク リ ーン セ ン タ ー が 建 設 さ れ ま し た 。 そ れ で 、 ク リ ーン セ ン タ ー 建 設 用 地 と し て 、 今 現 在 ク リ ー ン セン タ ー が 建 っ て ま す 土 地 、 そ れ か ら 健 康 の 森 公園 、 こ こ ら 一 帯 を そ う い う ふ う な 目 的 の 中 で 、当 時 の 古 河 機 械 金 属 か ら 土 地 の 購 入 を 行 っ て おり ま す 。 そ れ で 、 今 御 指 摘 の 工 業 団 地 、 こ れ につ き ま し て は 、 広 さ が 約 1 万 5 千 m 2 ご ざ い ます 。 そ れ と あ わ せ て 、 今 回 工 業 団 地 の 広 さ を 4千 m 2 ぐ ら い 広 め た 中 で 、 工 業 団 地 用 地 と い う形 の 中 で そ う い う ふ う な 位 置 づ け を い た し て おり ま す 。  も と も と の 目 尾 振 興 計 画 の 中 で は 、 こ こ は 保健 福 祉 ゾ ー ン と そ れ か ら 科 学 館 及 び 研 修 施 設 とい う よ う な 当 初 の 計 画 が ご ざ い ま し た 。 そ の 後 、平 成 1 8 年 に こ の 目 尾 振 興 計 画 、 健 康 の 森 公 園の 計 画 変 更 を さ せ て い た だ い て お り ま す 。  計 画 変 更 の 中 で は 、 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た 研修 施 設 及 び 科 学 館 に つ い て は 、 工 業 団 地 用 地 、飯 塚 市 の 浮 揚 発 展 の た め に 活 用 す る 用 地 す な わち 工 業 団 地 と い う 形 で の 了 承 は い た だ い て お りま す 。 そ れ か ら 健 康 福 祉 ゾ ー ン 、 こ こ に つ い ては 、 将 来 の 飯 塚 市 の 公 共 施 設 を 建 設 す る た め の用 地 と し て 確 保 し て る と い う よ う な 状 況 で ご ざい ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      今 回 、 こ う い う 予 算 を 出 し て い よ い よ 造 成 する ん だ と い う こ と に つ い て は 、 多 く の 住 民 の 皆さ ん は 知 り ま せ ん ね 。 意 見 の 出 し よ う も な い とい う 状 況 に な っ て い る わ け で す が 、 0 . 8 7 ha の

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分 譲 地 を 造 成 す る た め に 9 , 6 8 0 万 円 、 約 1 億円 を 利 率 6 . 0 % 以 内 と い う 非 常 に 高 い 利 子 で 借金 し て 、 9 , 7 2 4 万 円 を 投 入 す る わ け で す ね 。造 成 単 価 は 今 の と こ ろ 1 万 円 程 度 と な り ま す か 。ま た 、 販 売 価 格 は ど の 程 度 を 考 え て お る の か お尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    造 成 単 価 に つ き ま し て は 、 質 問 者 申 さ れ た よう に 約 1 万 1 千 円 程 度 に な る わ け で ご ざ い ま すけ ど も 、 売 却 単 価 に つ き ま し て は ま だ 決 定 は いた し て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      福 岡 県 の 産 炭 地 域 振 興 セ ン タ ー に ど の 程 度 助成 を 求 め る つ も り で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    産 炭 地 活 性 化 基 金 の 活 用 、 活 用 内 容 と い い ます か 対 象 事 業 の 中 に 、 こ の 炭 坑 跡 地 で の 工 業 団地 造 成 に つ い て は 、 広 さ が 5 ha 以 上 の 工 業 団 地造 成 に 対 し て は そ う い う 助 成 金 の 対 象 に な る とい う こ と で ご ざ い ま す 。 今 回 は 開 発 面 積 が 0 . 87 ha で ご ざ い ま す の で 、 活 性 化 基 金 の 助 成 対 象外 と い う こ と で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      こ こ は 大 体 4 . 3 ha ぐ ら い 、 あ な た 方 工 場 団 地開 発 を 考 え て い る で し ょ 。 そ う い う こ と を 念 頭に 置 く と 、 福 岡 県 と 折 衝 し て 助 成 金 を も ら う とい う よ う な こ と を あ な た 方 が 考 え な い は ず が ない と 思 う ん で す よ 。 そ れ で 、 今 の 答 弁 は 少 し 不可 解 か な と 。 い ず れ に し て も 、 今 か ら 言 う こ とが 重 要 で す 。 企 業 誘 致 は で き て な い 、 決 ま っ てな い し 予 定 も な い と い う ん で し ょ 。 し か し 、 団地 造 成 は す る と い う ん で す ね 。 わ ざ わ ざ 年 度 末の 2 月 か ら す る わ け で す 。 昨 年 4 月 1 2 日 に 総務 委 員 会 が あ っ た ん で す 。 梶 原 経 済 部 長 は 、 これ は 私 の 質 問 に 対 し て だ っ た ん で す が 、 オ ー ダー メ ー ド で 団 地 造 成 を や っ て い き た い と 。 企 業誘 致 が で き れ ば す ぐ 実 施 設 計 に 入 り た い と 。 さら に 、 7 月 3 日 の 予 算 特 別 委 員 会 で 、 こ れ は 私の 質 問 で は な か っ た ん で す け れ ど も 、 答 弁 で 、団 地 造 成 が で き た 場 合 に は 企 業 誘 致 が で き る とい う 形 に し た い 、 こ う 答 弁 さ れ て お る ん で す 。

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つ ま り 、 企 業 誘 致 が 決 ま っ て か ら 団 地 を つ く ると 、 オ ー ダ ー メ ー ド で つ く る と い う 考 え だ っ たん で す ね 。 市 と し て は 。 い つ 考 え 方 を 変 え た のか 、 ま た 、 変 え た 理 由 を お 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    オ ー ダ ー メ ー ド 方 式 を 変 え た と い う こ と で はご ざ い ま せ ん 。 当 時 御 質 問 が あ っ て た 団 地 に つき ま し て は 、 基 本 設 計 を 行 い ま し た 約 1 万 5 千m 2 の と こ ろ で ご ざ い ま す 。 そ こ に つ い て は まだ 地 山 に な っ て お り ま す し 、 そ れ も 造 成 工 事 につ き ま し て は オ ー ダ ー メ ー ド 方 式 で い き た い とい う よ う な 答 弁 を さ せ て い た だ い て お り ま す し 、現 在 も 変 わ っ て お り ま せ ん 。  た だ 、 こ の 土 地 に つ き ま し て は 、 先 ほ ど 企 画調 整 部 長 が 答 弁 申 し 上 げ ま し た よ う に 、 公 共 的な 用 地 の 4 千 m 2 、 こ れ を 活 用 さ せ て い た だ きま し て 、 そ の 横 に 約 4 千 m 2 の 調 整 池 と し て 造成 地 が ご ざ い ま す 。 そ こ を 隣 の 4 千 m 2 と 一 緒の レ ベ ル に い た し ま し て 約 8 , 7 0 0 m 2 、 こ れの 団 地 を つ く り ま し て 、 こ れ に つ き ま し て は 、先 ほ ど か ら 企 業 推 進 室 の 主 幹 が 申 し 上 げ て お りま す よ う に 、 名 古 屋 事 務 所 で い ろ い ろ 誘 致 活 動を 行 う 中 で 、 金 型 産 業 に 関 し ま し て は 大 体 1 千坪 か ら 1 , 5 0 0 坪 と い う よ う な 土 地 を 希 望 し てあ り ま す 。 そ う い う 中 で 、 1 日 で も 早 く そ う いう 自 動 車 産 業 を 誘 致 し た い と い う こ と で 、 い ろん な 企 業 に 交 渉 す る 中 で 、 予 定 が な い っ て 先 ほど 答 弁 い た し ま し た け ど 、 交 渉 は さ せ て い た だい て お り ま す 。  そ う い う 中 で 、 4 月 と か 来 年 の 秋 ま で に は 建設 し た い と か い う よ う な 話 も 聞 き ま す の で 、 こう い う 今 営 業 す る に 当 た っ て 団 地 を 持 ち ま せ んの で 、 そ う い う と こ ろ か ら 今 回 目 尾 の 8 , 7 0 0m 2 の 団 地 を 造 成 す る と い う こ と で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      今 の 経 済 状 況 の 中 で 、 愛 知 県 の 自 動 車 関 連 の下 請 け 関 係 が ど う い う 状 況 に 陥 っ て い る か と いう の は 新 聞 に よ く 載 っ て い る じ ゃ な い で す か 。金 型 関 係 で も 、 あ ち ら こ ち ら に 進 出 し た い な と思 っ て お 金 ま で 用 意 し と っ た け ど 、 見 合 わ せ てい る と い う の が 幾 つ も 載 っ て い る で し ょ う 。 そう い う 事 例 が 、 会 社 の 名 前 も 挙 げ て 。 そ う い う状 況 の 中 で 、 今 中 途 半 端 な 答 弁 で し た け ど 、 非

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常 に 不 透 明 に 感 じ ま す ね 。 そ れ で 、 オ ー ダ ー メー ド と い う の は 注 文 が あ っ て つ く る と い う 意 味で し ょ 。 あ な た 方 、 注 文 が な い の に つ く ろ う とし て い る わ け だ か ら 、 そ う い う 意 味 じ ゃ オ ー ダー メ ー ド じ ゃ な い で し ょ 。 そ れ で 、 そ も そ も ここ の 問 題 で い い ま す と 、 基 本 設 計 は 2 0 0 6 年の 1 0 月 、 1 , 0 8 0 万 円 を か け て 玉 野 総 合 コ ンサ ル タ ン ト に 委 託 し て 、 1 2 月 に は ま と ま っ てる で し ょ 。 2 年 前 で す よ 。 急 ぐ 必 要 な か っ た わけ で す 。 こ の 玉 野 総 合 コ ン サ ル タ ン ト が 仕 事 をし た ん だ け ど 、 こ れ は 入 札 を し た ん で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    随 意 契 約 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      今 度 は 、 実 施 設 計 と い う こ と に な り ま す ね 。入 札 し ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    今 の と こ ろ コ ン サ ル に 出 す 予 定 は ご ざ い ま せん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      コ ン サ ル に 出 す 予 定 は な い と い う 答 弁 で す か 。確 認 し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    土 木 建 設 課 の 方 で 行 い ま し て 、 コ ン サ ル に 出す 予 定 は ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )    今 、 そ れ は 予 定 と い う こ と な ん だ け ど 、 ま さか 玉 野 総 合 コ ン サ ル タ ン ト に 随 契 を 出 そ う と 、そ う い う 選 択 肢 が あ る と い う わ け で は な い で しょ う ね 。 お 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    先 ほ ど か ら 課 長 が 答 弁 い た し て お り ま す よ うに 、 コ ン サ ル に 出 す 考 え は 毛 頭 ご ざ い ま せ ん 。土 木 建 設 課 の 方 で 設 計 を し て い た だ き ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )    こ の 玉 野 総 合 コ ン サ ル タ ン ト は 、 1 9 9 7 年 、目 尾 地 域 振 興 基 本 計 画 を 策 定 し た と き の 業 者 で

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す 。 そ の 後 計 画 は 完 全 に 破 綻 し ま し た ね 。 計 画が 破 綻 し て 、 会 社 も 経 営 破 綻 し た ん で す 。 2 00 4 年 に 産 業 再 生 機 構 の 支 援 を 受 け て 、 2 0 05 年 の 3 月 、 日 本 工 営 の 完 全 子 会 社 に な っ た んで す ね 。 本 市 が 合 併 前 に 駆 け 込 む か の よ う に 破綻 し た こ の 基 本 計 画 、 よ み が え ら せ る た め の 見直 し を 始 め る わ け で す け ど も 、 こ の 玉 野 総 合 コン サ ル が 日 本 工 営 の 完 全 子 会 社 に な っ て 立 ち 上が っ た の は 1 月 前 で す よ 、 飯 塚 市 が 見 直 し 始 める 。 そ の 基 本 計 画 の 見 直 し 業 務 を サ ポ ー ト さ せた 相 手 が 、 こ の 玉 野 総 合 コ ン サ ル タ ン ト な ん です ね 。 こ の 見 直 し に 基 づ い て 、 先 ほ ど か ら 言 って い る 工 業 団 地 造 成 、 基 本 設 計 が 行 わ れ て 、 玉野 に 1 , 0 8 0 万 円 の 仕 事 が 行 く と 、 随 契 で 、 とい う こ と に な っ て い く わ け で す 。  1 0 年 間 、 こ の 1 3 3 億 円 の 目 尾 地 域 振 興 基本 計 画 、 こ れ を め ぐ っ て 、 玉 野 総 合 コ ン サ ル を飯 塚 市 は ず っ と 特 別 扱 い し て き て い る ん で す よ 。今 度 は 土 木 建 設 の 方 で や っ て も ら い た い と 言 って る ん だ け ど 、 そ れ は 上 出 来 と 言 わ な い と い けな い と 思 う ん で す ね 。 し か し 、 い ず れ に し て もこ の 玉 野 総 合 コ ン サ ル タ ン ト に 対 す る 特 別 扱 いの 背 景 に 、 政 官 業 の な れ 合 い と か い う の が 感 じら れ る わ け で す 、 私 に は 。 そ う い う も の は あ りま せ ん か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    そ う い う も の は ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )    じ ゃ あ 最 後 の 質 問 に し ま す 。 玉 野 総 合 コ ン サル タ ン ト が 加 わ っ て い る グ ル ー プ 、 本 体 の 日 本工 営 は 、 飯 塚 市 公 共 交 通 協 議 会 の 総 合 連 携 計 画策 定 調 査 と い う 業 務 、 こ れ を 6 月 に 委 託 受 け てま す ね 。 目 尾 工 業 団 地 の 実 施 計 画 に つ い て は 土木 建 設 で や る と い う の を 再 度 確 認 を 求 め て 、 質問 を 終 わ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    先 ほ ど か ら 答 弁 い た し て お り ま す よ う に 、 今回 の 設 計 に つ き ま し て は 土 木 建 設 課 の 方 で や って い た だ く よ う に し て お り ま す の で 、 コ ン サ ルに 出 す こ と は ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    質 疑 を 終 結 い た し ま す 。 本 案 は 市 民 経 済 委 員

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会 に 付 託 い た し ま す 。  議 案 第 7 9 号 か ら 議 案 第 8 1 号 ま で の 3 件 を一 括 議 題 と い た し ま す 。  本 案 3 件 に つ い て は 、 い ず れ も 質 疑 通 告 が あっ て お り ま せ ん の で 、 質 疑 を 終 結 い た し ま す 。  議 題 中 議 案 第 7 9 号 は 総 務 委 員 会 に 、 議 案 第8 0 号 は 市 民 経 済 員 会 に 、 議 案 第 8 1 号 は 厚 生文 教 委 員 会 に そ れ ぞ れ 付 託 い た し ま す 。  認 定 第 1 号 か ら 認 定 第 1 4 号 ま で の 1 4 件 を一 括 議 題 と い た し ま す 。  本 案 1 4 件 に つ い て は 、 い ず れ も 質 疑 通 告 があ っ て お り ま せ ん の で 、 質 疑 を 終 結 い た し ま す 。  お 諮 り い た し ま す 。 本 案 1 4 件 は 特 別 委 員 会を 設 置 し 、 こ れ に 付 託 し た い と 思 い ま す が 、 御異 議 あ り ま せ ん か 。  ( 「 異 議 な し 」 と 呼 ぶ 者 あ り )  御 異 議 な し と 認 め ま す 。 よ っ て 、 本 案 1 4 件は 特 別 委 員 会 を 設 置 し 、 こ れ に 付 託 す る こ と に決 定 い た し ま し た 。  お 諮 り い た し ま す 。 特 別 委 員 会 の 名 称 は 、 平成 1 9 年 度 決 算 特 別 委 員 会 と し 、 委 員 定 数 は 15 名 と い た し た い と 思 い ま す 。 こ れ に 御 異 議 あり ま せ ん か 。  ( 「 異 議 な し 」 と 呼 ぶ 者 あ り )  御 異 議 な し と 認 め ま す 。 よ っ て 、 特 別 委 員 会の 名 称 は 平 成 1 9 年 度 決 算 特 別 委 員 会 と し 、 委員 定 数 は 1 5 名 と す る こ と に 決 定 い た し ま し た 。  お 諮 り い た し ま す 。 特 別 委 員 会 の 委 員 の 選 任に つ い て は 、 委 員 会 条 例 第 8 条 の 第 1 項 の 規 定に よ り 、 4 番   楡 井 莞 爾 議 員 、 5 番   秀 村 長 利議 員 、 7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 、 8 番   江 口   徹議 員 、 9 番   梶 原 健 一 議 員 、 1 1 番   八 児 雄 二議 員 、 1 3 番   上 野 伸 五 議 員 、 1 4 番   鯉 川 信二 議 員 、 1 6 番   安 藤 茂 友 議 員 、 1 7 番   人 見隆 文 議 員 、 2 0 番   藤 浦 誠 一 議 員 、 2 4 番   永末   壽 議 員 、 2 6 番   田 中 廣 文 議 員 、 2 9 番 佐 藤 清 和 議 員 、 3 2 番   森 山 元 昭 議 員 。  以 上 、 1 5 名 を 指 名 い た し た い と 思 い ま す 。こ れ に 御 異 議 あ り ま せ ん か 。  ( 「 異 議 な し 」 と 呼 ぶ 者 あ り )  御 異 議 な し と 認 め ま す 。 よ っ て 、 た だ い ま 指名 い た し ま し た 1 5 名 の 方 々 を 平 成 1 9 年 度 決算 特 別 委 員 会 委 員 に 選 任 す る こ と に 決 定 い た しま し た 。  暫 時 休 憩 い た し ま す の で 、 そ の 間 、 正 副 委 員

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長 の 互 選 を お 願 い い た し ま す 。  暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 後 3 時 4 4 分   休 憩

午 後 4 時 0 0 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )    本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。  正 副 委 員 長 が 決 定 い た し ま し た の で 、 発 表 いた し ま す 。  委 員 長 、 2 0 番   藤 浦 誠 一 議 員 、 副 委 員 長 、5 番   秀 村 長 利 議 員 で あ り ま す 。  お 諮 り い た し ま す 。 平 成 1 9 年 度 決 算 特 別 委員 会 に 付 託 い た し ま し た 認 定 第 1 号 か ら 認 定 第1 4 号 ま で の 1 4 件 に つ い て は 閉 会 中 の 継 続 審査 と し 、 付 託 期 間 は 次 期 定 例 会 ま で と い た し たい と 思 い ま す 。 こ れ に 御 異 議 あ り ま せ ん か 。  ( 「 異 議 な し 」 と 呼 ぶ 者 あ り )  御 異 議 な し と 認 め ま す 。 よ っ て 、 平 成 1 9 年度 決 算 特 別 委 員 会 に 付 託 い た し ま し た 認 定 第 1号 か ら 認 定 第 1 4 号 ま で の 1 4 件 に つ い て は 閉会 中 の 継 続 審 査 と し 、 付 託 期 間 は 次 期 定 例 会 まで と す る こ と に 決 定 い た し ま し た 。  認 定 第 1 5 号 か ら 認 定 第 1 7 号 ま で の 3 件 を一 括 議 題 と い た し ま す 。  本 案 3 件 に つ い て は 、 い ず れ も 質 疑 通 告 が あっ て お り ま せ ん の で 、 質 疑 を 終 結 い た し ま す 。  本 案 3 件 に つ い て は 、 い ず れ も 建 設 委 員 会 に付 託 い た し ま す 。  認 定 第 1 8 号 を 議 題 と い た し ま す 。  6 番   原 田 佳 尚 議 員 の 質 疑 を 許 し ま す 。 6 番 原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      病 院 事 業 会 計 の 中 の 特 別 損 益 に つ い て 、 そ の内 容 に つ い て お 尋 ね を い た し ま す 。  こ の 飯 塚 市 監 査 委 員 か ら 出 て お り ま す 審 査 意見 書 の 中 の 、 後 ろ か ら 1 0 ペ ー ジ 近 く に な る かと 思 い ま す が 、 決 算 の 審 査 意 見 と い う の が あ りま す 。 こ れ に 基 づ い て 質 問 を さ せ て い た だ き ます 。  ま ず 、 特 別 利 益 に つ き ま し て 、 3 件 合 計 で 計上 さ れ て お る わ け で あ り ま す が 、 そ の う ち の 第1 番 目 に 「 未 払 い 金 の う ち 支 払 い 義 務 が な い もの を 誤 っ て 計 上 し た も の で す 」 と い う 項 目 が 書

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い て ご ざ い ま す 。 支 払 い 義 務 の な い 未 払 い 金 とい う 言 葉 自 体 が 非 常 に わ か ら な い わ け で あ り まし て 、 こ れ が 実 に 5 2 1 万 3 , 0 0 6 円 あ る わ けで あ り ま す 。 こ の 内 容 に つ い て お 尋 ね を い た しま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    御 答 弁 申 し 上 げ ま す 前 に 、 飯 塚 市 立 頴 田 病 院事 業 会 計 に お き ま し て 、 不 適 切 な 事 務 処 理 が あり ま し た こ と に 対 し ま し て 深 く お わ び を 申 し 上げ ま す 。  未 払 い 金 の 計 上 に お い て 、 事 務 処 理 の 誤 り から 実 際 の 未 払 い 金 よ り も 約 5 2 1 万 3 千 円 多 く流 動 負 債 に 計 上 さ れ て い た も の で ご ざ い ま す 。い つ の 時 点 か 、 ど う い う 理 由 で そ う な っ た も のか に つ き ま し て は 把 握 で き ま せ ん で し た の で 、御 了 承 を よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      い つ の 時 点 で ど う い う 理 由 か も わ か ら な い とい う こ と は 、 も う だ れ に 何 を 幾 ら 払 っ て い い かわ か ら な い と い う こ と な ん で す よ ね 、 こ れ 、 結局 は 。 そ う で し ょ 。  も う 一 つ ず つ 行 き ま す 。 じ ゃ あ 次 で す ね 、 たな 卸 し 資 産 に つ い て は 、 こ れ 、 そ の ま ま 読 み ます と 、 「 た な 卸 し を 行 っ た 結 果 、 貸 借 対 照 表 上の 金 額 よ り 実 際 の 薬 品 貯 蔵 額 の 金 額 が 多 か っ たか ら 」 と 書 い て あ り ま す 。 つ ま り 、 簡 単 に 言 いま す と 、 帳 簿 上 が 仮 に 3 0 0 万 円 の 薬 剤 の 金 額が あ っ た と す れ ば 、 実 際 棚 卸 し を や っ て み た ら5 0 0 万 円 、 実 は あ り ま し た と 。 だ か ら 2 0 0万 円 特 別 利 益 に い た し ま す ち ゅ う の が 大 体 通 常な ん で す 。 と こ ろ が 、 今 回 の こ れ を 見 ま す と 、実 際 棚 卸 し を や っ た と こ ろ が 、 貸 借 対 照 表 上 いわ ゆ る バ ラ ン ス シ ー ト 上 の 金 額 は 5 8 8 万 円 なん で す よ ね 。 で 、 い わ ゆ る 特 別 損 益 に 上 げ た その 差 額 っ て い う の が 実 に 8 4 0 万 円 な わ け で あり ま し て 、 こ れ だ け 見 る と 、 じ ゃ あ 帳 簿 価 格 はマ イ ナ ス の 2 0 0 何 十 万 円 に な る わ け で す よ 。非 常 に 矛 盾 が あ る わ け で す が 、 こ れ に つ い て 御説 明 を い た だ き た い で す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    合 併 前 か ら 実 地 棚 卸 し を 実 施 し て お ら ず 、 平成 1 9 年 9 月 に 実 地 棚 卸 し を 行 っ た 結 果 、 帳 簿

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上 の 額 が 過 小 に な っ て い た た め 、 そ の 差 額 8 40 万 5 千 円 、 こ れ を 特 別 利 益 と し て 計 上 い た して お り ま す 。 年 度 末 の 貯 蔵 品 が 5 8 8 万 7 7 円と な っ て お り 、 特 別 利 益 を 差 し 引 く と マ イ ナ スに な る と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 こ れ は 帳 簿上 の 額 が 過 小 で あ っ た こ と に よ る も の で ご ざ いま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      こ れ 以 上 聞 く の が か わ い そ う な ご と あ る ん です け ど 、 し か し な が ら 、 こ れ 、 合 併 前 か ら 実 地棚 卸 し を し て い な か っ た と い う こ と は 、 そ の 後2 年 間 受 け 払 い が き ち ん と 行 わ れ て お っ て も 、8 4 0 万 円 と い う の が 要 す る に 宙 に 浮 い て た とい う こ と で す よ ね 。 非 常 に ず さ ん な と し か 言 いよ う が な い ん で す 。  も う 次 に 行 き ま す 。 次 に 、 今 度 は 、 固 定 資 産の 整 理 に よ り 、 貸 借 対 照 表 上 の 減 価 償 却 費 が 実際 の 減 価 償 却 費 よ り も 多 か っ た と 述 べ て あ り ます が 、 こ れ に つ い て 具 体 的 に 説 明 を い た だ き たい 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    病 院 移 譲 前 の 整 理 に お き ま し て 、 購 入 年 度 、耐 用 年 数 の 誤 り か ら 減 価 償 却 を し 過 ぎ た も の 、し 足 り な か っ た も の が あ り 、 最 終 的 に 約 1 , 9 63 万 4 千 円 を 特 別 利 益 と し て 処 理 し た も の で ござ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      こ れ も 要 約 い た し ま す と 、 1 , 9 6 3 万 4 千 円 、こ れ だ け の 金 額 が 余 計 に 償 却 し 過 ぎ て い た と いう こ と に な る わ け で す よ ね 。 端 的 に は そ う い うこ と に な り ま す が 、 さ て 、 こ の 固 定 資 産 台 帳 につ い て は ど の よ う な 取 り 扱 い が あ っ た の か 、 お示 し を い た だ き た い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    固 定 資 産 台 帳 に つ き ま し て は 、 手 書 き の 台 帳が ご ざ い ま し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      こ れ も 、 先 ほ ど の 貯 蔵 品 の 棚 卸 し じ ゃ あ り ませ ん け ど も 、 実 際 固 定 資 産 台 帳 と 実 際 あ り 高 と 、こ れ き ち っ と 一 致 し て た ん で す か 、 ど う な ん で

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す か 。 こ れ お 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    完 全 に は 一 致 い た し て お り ま せ ん で し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      固 定 資 産 台 帳 も な く て 、 い わ ゆ る 減 価 償 却 未納 の 分 も あ る と い う 可 能 性 だ っ て 、 こ れ は あ るわ け で す よ 。 そ う な り ま す と 、 先 ほ ど 言 い ま した 、 冒 頭 に 質 問 い た し ま し た 未 払 い 金 の 、 支 払い 義 務 の な い 未 払 い 金 と い う こ と は 、 未 払 い 金と い う の は 、 何 か の 費 用 を 来 月 払 い ま す 、 再 来月 払 い ま す と か 、 何 か 固 定 資 産 を 購 入 し て 翌 月 、翌 々 月 に 払 い ま す と 、 い わ ゆ る 未 払 い 金 の 解 釈と い う の は 、 1 年 以 内 の 短 期 的 な 支 払 い に 延 ばす も の を 未 払 い 金 と 通 常 申 し ま す 。 こ れ は 商 法ま た は 商 法 計 算 書 類 規 則 あ る い は 企 業 会 計 原 則で 述 べ ら れ て い る こ と で あ り ま す 。 し か し な がら 、 こ れ を 見 ま す と 、 例 え ば 資 産 を 購 入 し て 、だ れ に 払 っ た の か わ か ら な い と 、 じ ゃ あ そ の 資産 も 果 た し て そ こ に あ る の か ど う か も 、 固 定 資産 も 台 帳 が な い か ら 、 整 理 さ れ て な い か ら あ るの か ど う か も わ か ら な い と い う こ と が こ れ か ら見 え て く る わ け で あ り ま す 。 こ れ を 一 つ 一 つ 言っ て も 、 こ れ は も う 答 弁 の し よ う が な い と 思 いま す 。  そ れ で は 、 次 の 特 別 損 失 に 次 言 い ま す よ 。 特別 損 失 に つ き ま し て は 、 前 払 い 消 費 税 、 こ れ は建 替 え 事 業 に か か わ る 消 費 税 が 、 簡 易 登 録 事 業主 の 申 請 を 行 っ て 3 0 万 2 , 6 0 0 円 を 納 入 し てい た も の が 、 建 設 計 画 が な く な っ た こ と か ら 消費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 前 払 い 金 と し て 残 し た まん ま に な っ て い た と い う こ と な ん で す ね 。 こ れを 具 体 的 に 説 明 を お 願 い し た い と 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    頴 田 病 院 に つ き ま し て は 、 病 院 の 建 て 替 え 計画 が あ っ た こ と か ら 、 1 6 、 1 7 年 度 の み 課 税業 者 と し て の 選 択 を い た し て お り ま す 。 前 払 い消 費 税 3 0 万 2 , 6 0 0 円 に つ き ま し て は 、 1 7年 度 中 に 中 間 納 付 し た 消 費 税 で 、 本 来 費 用 で 処理 す べ き も の を 誤 っ て 流 動 資 産 の 仮 払 い 消 費 税と し て 処 理 し た も の で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )    

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  そ こ で 、 1 6 年 、 1 7 年 の 認 定 は わ か る ん です が 、 こ れ を 中 間 納 付 し て 、 こ の と き に 建 設 計画 が な く な っ た こ と か ら 、 還 付 請 求 も で き た わけ で す よ ね 。 こ の 還 付 請 求 に し て は さ れ た ん でし ょ う か 。 残 っ た ま ま に な っ て る と い う こ と は 、こ れ 多 分 さ れ て な い ん で は な い か と 思 い ま す が 。こ の 還 付 請 求 に 関 し て は ど の よ う な 処 理 が な され た の か 、 ま た さ れ な か っ た の か 、 御 答 弁 く ださ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    消 費 税 に つ き ま し て は 、 確 定 申 告 を い た し まし て 、 こ の 前 払 い 消 費 税 、 こ の 金 額 と と も に 全額 税 と し て 支 払 っ て お り ま す 。  消 費 税 に つ き ま し て は 、 不 足 い た し て お り まし た の で 、 返 し て も ら う じ ゃ な く て 、 さ ら に 追加 し て 支 払 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      ま ず 、 じ ゃ あ 前 払 い と し て は 残 っ た ま ん ま にな っ と っ た と い う こ と は 、 確 定 申 告 し た 段 階 にこ れ が 相 殺 さ れ て な か っ た と い う こ と で す よ ね 。と い う こ と に な る わ け で す よ 。 も う こ れ 以 上 言い ま せ ん 、 私 も 。 も う い い で す 。 も う こ れ 、 ちょ っ と ひ ど 過 ぎ ま す よ 。 い い で す か 。  ま だ 関 連 も あ り ま す の で 続 け て い き ま す け ど 、じ ゃ あ 次 に 今 度 は 、 控 除 対 象 額 消 費 税 に つ い ては 、 資 産 と し て 計 上 さ れ て い た も の が 減 価 償 却も 行 わ れ ず 残 っ た ま ま と な っ て い た も の で す と 、こ れ が 実 に 1 , 6 4 8 万 4 , 9 7 9 円 ご ざ い ま す 。こ れ 、 ど う い う 理 由 か 御 答 弁 願 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    平 成 1 6 年 度 決 算 に お き ま し て 、 諸 経 費 等 に係 る 消 費 税 1 , 6 4 8 万 4 千 円 、 こ れ を 控 除 対 象外 消 費 税 と し て 資 産 に 計 上 し 、 経 理 処 理 を い たし て お り ま し た 。 1 7 年 度 以 降 、 こ の 控 除 対 象外 消 費 税 は 2 0 事 業 年 度 以 内 で 償 却 し て い か なけ れ ば な ら な い の で す が 、 償 却 し て お ら ず 、 精算 を 迎 え た 今 年 度 ま で 、 資 産 と し て 全 額 計 上 され た ま ま と な っ て い た た め 、 今 年 度 決 算 に よ り特 別 損 失 に て 処 理 し た も の で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      結 局 、 こ れ を 均 等 償 却 と い う こ と で 、 こ れ は

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資 産 計 上 と い う ん で す け ど 、 繰 り 延 べ 資 産 に 計上 さ れ て あ り ま し た ね 。 繰 り 延 べ 資 産 で す よ 。減 価 償 却 じ ゃ な く て 、 こ れ 均 等 償 却 で す よ 。 これ を や ん な か っ た と い う こ と は 、 1 7 年 以 降 ずっ と 、 こ れ 粉 飾 決 算 と 言 わ れ て も 仕 方 が な い んで す よ 。 利 益 調 整 で す よ 、 こ れ 。 こ れ に つ い ては ど の よ う な 考 え を お 持 ち で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     健 康 増 進 課 長 。◎健 康 増 進 課 長 ( 大 久 保 雄 二 )    粉 飾 と い う よ う な 気 持 ち を 持 た ず に 間 違 え たも の で ご ざ い ま す の で 、 御 了 承 を よ ろ し く お 願い い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     6 番   原 田 佳 尚 議 員 。◆6 番 ( 原 田 佳 尚 )      要 す る に 、 意 図 的 に し た わ け で は な い と 。 知ら ん 者 と わ か ら ん 者 が し て 、 い よ い よ わ か ら んご と な り ま し た ち ゅ う わ け で す よ 、 こ れ 。 要 する に 、 今 ま で 私 が ず っ と 聞 い て き た の は 、 も う大 変 そ う い っ た 事 務 的 な お 粗 末 な も の が 積 み 重な っ て 、 こ う い う よ う な 形 に な っ て お る わ け です 。 こ れ 損 益 に 影 響 す る じ ゃ な い で す か 、 一 番最 後 で 。 特 別 利 益 が 3 , 3 0 0 万 、 そ れ か ら 特 別損 失 の 合 計 が 1 , 9 0 0 万 、 1 , 4 0 0 万 ほ ど プラ ス に な っ て お り ま す 。 損 益 に 十 分 影 響 が あ るわ け で す よ 。 こ れ は 確 か に 無 償 譲 渡 す る た め の精 算 し な き ゃ い け な い 。 今 御 答 弁 が あ り ま し たよ う に 、 ど う も ど う や ら 合 併 前 か ら の 分 を 引 きず っ て い る よ う で も あ り ま す 。 し か し な が ら 、も う 2 年 た っ て い る わ け で す よ 。 今 ま で 何 で これ を 途 中 の 、 例 え ば 昨 年 で も 報 告 が な か っ た もの か と 強 く 思 う わ け で あ り ま す 。  今 言 い ま し た よ う に 、 精 算 の た め の 精 算 で ある か ら 何 と か 認 め て い た だ き た い と 、 こ う い う形 を お っ し ゃ り た い ん だ ろ う と 、 あ え て そ う 思い ま し て 、 質 問 を 終 わ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      質 疑 を 終 結 い た し ま す 。 本 案 は 厚 生 文 教 委 員会 に 付 託 い た し ま す 。  認 定 第 1 9 号 を 議 題 と い た し ま す 。  本 案 に つ い て は 質 疑 通 告 が あ っ て お り ま せ んの で 、 質 疑 を 終 結 い た し ま す 。  本 案 は 厚 生 文 教 委 員 会 に 付 託 い た し ま す 。  議 案 第 8 2 号   平 成 2 0 年 度 飯 塚 市 一 般 会 計補 正 予 算 ( 第 2 号 ) か ら 議 案 第 8 8 号   契 約 の締 結 ( 鯰 田 工 業 団 地 造 成 ( 5 工 区 ) 工 事 ) ま で

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の 7 件 を 一 括 議 題 と い た し ま す 。  提 案 理 由 の 説 明 を 求 め ま す 。 副 市 長 。◎副 市 長 ( 上 瀧 征 博 )    た だ い ま 上 程 に な り ま し た 議 案 の 提 案 理 由 の説 明 を い た し ま す 。  議 案 第 8 2 号 「 平 成 2 0 年 度 飯 塚 市 一 般 会 計補 正 予 算 ( 第 2 号 ) 」 に つ き ま し て は 、 8 月 16 日 の 大 雨 災 害 に 伴 う 農 業 施 設 、 河 川 の 災 害 復旧 経 費 に つ い て 、 補 正 い た す も の で ご ざ い ま す 。  別 冊 に な っ て お り ま す 『 補 正 予 算 書 』 を お 願い い た し ま す 。  3 ペ ー ジ を お 願 い い た し ま す 。  第 1 条 で 、 既 定 の 予 算 総 額 に 4 , 9 3 1 万 4 千円 を 追 加 い た し ま し て 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を5 4 4 億 7 , 4 2 7 万 3 千 円 に し よ う と す る も ので ご ざ い ま す 。  第 2 条 の 地 方 債 の 補 正 は 、 5 ペ ー ジ を お 願 いい た し ま す 。  「 第 2 表 」 に 掲 げ て お り ま す よ う に 、 ( 追加 ) で 河 川 災 害 復 旧 費 を 、 ( 変 更 ) で 農 業 施 設災 害 復 旧 費 を 、 そ れ ぞ れ 限 度 額 の 補 正 を い た すも の で ご ざ い ま す 。  な お 、 内 容 の 説 明 は 、 省 略 さ せ て い た だ き ます 。  次 に 、 予 算 関 係 以 外 の 議 案 に つ き ま し て 、 御説 明 い た し ま す 。  『 議 案 書 』 を お 願 い い た し ま す 。  1 ペ ー ジ を お 願 い い た し ま す 。  議 案 第 8 3 号 「 財 産 の 取 得 」 に つ き ま し て は 、飯 塚 方 面 隊 第 7 分 団 と 筑 穂 方 面 隊 第 1 分 団 に 配備 す る 消 防 ポ ン プ 自 動 車 2 台 の 購 入 契 約 を 締 結す る た め 、 議 会 の 議 決 を 求 め る も の で 、 取 得 価格 は 2 , 4 9 9 万 円 、 契 約 の 相 手 方 は 愛 知 ポ ン プ工 業 株 式 会 社 で ご ざ い ま す 。  2 ペ ー ジ を お 願 い い た し ま す 。  議 案 第 8 4 号 か ら 第 8 8 号 ま で の 5 件 の 「 契約 の 締 結 」 に つ き ま し て は 、 い ず れ も 鯰 田 工 業団 地 の 造 成 工 事 の 請 負 契 約 を 締 結 す る た め 、 議会 の 議 決 を 求 め る も の で ご ざ い ま す 。  工 事 請 負 人 、 請 負 契 約 額 は そ れ ぞ れ 、 第 8 4号 が 「 森 本 ・ 修 成 ・ 山 常 特 定 建 設 工 事 共 同 企 業体 」 、 4 億 3 , 1 0 1 万 8 , 7 0 0 円 、 第 8 5 号が 「 あ お み ・ 坡 平 ・ 清 水 特 定 建 設 工 事 共 同 企 業体 」 、 3 億 3 , 3 6 1 万 2 0 0 円 、 第 8 6 号 が「 東 洋 ・ 林 田 コ ン ク リ ー ト ・ 永 和 特 定 建 設 工 事

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共 同 企 業 体 」 、 2 億 6 , 4 4 1 万 3 , 1 0 0 円 、第 8 7 号 が 「 安 川 ・ 下 川 ・ 中 並 特 定 建 設 工 事 共同 企 業 体 」 、 2 億 5 , 5 2 9 万 7 千 円 、 第 8 8 号が 「 伍 栄 ・ 武 村 ・ 太 平 特 定 建 設 工 事 共 同 企 業体 」 、 2 億 5 , 7 8 0 万 1 , 2 5 0 円 で ご ざ い ます 。  以 上 、 簡 単 で す が 、 提 案 理 由 の 説 明 を 終 わ りま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      提 案 理 由 の 説 明 が 終 わ り ま し た の で 質 疑 を 許し ま す 。 質 疑 は あ り ま せ ん か 。 3 1 番   永 露 仁 議 員 。◆3 1 番 ( 永 露 仁 )    た だ い ま の 上 程 を さ れ ま し た 議 案 中 8 4 号 から 8 8 号 ま で の 5 件 、 い ず れ も 契 約 の 締 結 の 議案 5 件 で あ り ま す 。 こ れ に つ き ま し て 、 総 括 して 質 疑 を 若 干 申 し 上 げ た い と 思 っ て お り ま す 。  本 件 の 入 札 に つ き ま し て は 、 本 会 議 の 初 日 でし た か 、 総 務 委 員 会 で 、 所 管 事 務 の 調 査 と い う中 で 若 干 質 疑 が 行 わ れ ま し た 。 そ の 中 で 主 に 質疑 の 中 心 と な っ た の が 、 な ぜ 市 外 業 者 い わ ゆ るゼ ネ コ ン を 入 れ る 必 要 が あ っ た の か 、 そ し て ある い は 、 そ の 市 外 業 者 を 入 れ る に 際 し て 、 な ぜ条 件 を つ け た の か 、 そ し て 、 そ の 条 件 の 内 容 が 、な ぜ 工 事 実 績 1 0 年 間 、 1 0 万 m 3 以 上 で あ るの か と い う 基 本 的 な こ と に つ い て の 質 疑 が な され ま し た 。 そ こ で 確 認 を 申 し 上 げ た い と い う ふう に 考 え て お り ま す 。  そ の 中 で 一 番 問 題 に な り ま し た の が 、 な ぜ 条件 を つ け る の か と い う こ と で あ り ま し た 。 こ れに つ い て も 総 務 委 員 会 で も 質 疑 が な さ れ ま し たけ ど も 、 そ し て そ の 条 件 を つ け た が た め に 極 端に 参 加 業 者 が 減 り 、 そ し て 今 回 は っ き り し た んで す け ど も 、 最 終 的 に 、 例 え ば 第 2 工 区 の 入 札等 に お き ま し て は 、 わ ず か 4 社 の 入 札 、 結 果 的に わ ず か 4 社 の 入 札 と い う 結 果 に な っ た わ け であ り ま す 。 当 時 は は っ き り わ か り ま せ ん で し たけ ど も 、 今 は は っ き り し ま し た 。 わ ず か 4 社 の入 札 と い う 形 に な り ま し た 。  こ れ は 、 我 々 総 務 委 員 会 が 執 行 部 と 一 体 と なっ て 入 札 制 度 の 改 革 を 進 め て ま い り ま し て 、 検討 し て ま い り ま し て 、 そ し て 今 回 新 た に 、 条 件つ き で は あ り ま す け ど も 、 一 般 競 争 入 札 と い う制 度 を 導 入 い た し ま し た 。 そ の 一 番 の 目 的 は 、こ う い う こ と の 結 果 に と い う こ と は 、 少 な く と

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も 私 は 想 定 は い た し て お り ま せ ん で し た 。 想 定い た し て お り ま せ ん で し た け ど も 、 結 果 と し ては わ ず か 4 社 で の 入 札 と い う 結 果 に な り ま し たが 、 私 は 非 常 に こ れ に 対 し て は 、 言 葉 は 悪 い です け ど 不 満 を 持 っ て お り ま す 。 結 果 に 対 し て 。ま ず 、 こ の 結 果 に 対 し て ど う い う 今 、 結 果 は 出て お り ま す の で 、 ま ず ど う い う 御 見 解 を 持 っ てお ら れ ま す か 。 お 尋 ね を い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    入 札 の 結 果 ど う で あ っ た か と い う こ と で ご ざい ま す け れ ど も 、 今 回 の 工 事 は 本 市 で は 初 め て 、条 件 つ き 一 般 競 争 入 札 に よ る 特 定 建 設 工 事 共 同企 業 体 で の 発 注 で ご ざ い ま し た 。 こ れ ま で の 指名 競 争 入 札 で は 、 参 加 す る 共 同 企 業 体 の 数 が 指名 の 段 階 で わ か っ て お り ま し た け れ ど も 、 一 般競 争 入 札 に お い て は 企 業 自 体 が 自 主 結 成 と な りま す の で 、 申 請 書 が 提 出 さ れ る ま で 参 加 者 数 もわ か ら な い 状 況 で あ り ま し た 。 結 果 と い た し まし て 、 1 工 区 、 2 工 区 で は 5 つ の 共 同 企 業 体 が 、ま た 3 工 区 、 4 工 区 、 5 工 区 で は 1 3 の 共 同 企業 体 が 参 加 を 申 請 さ れ て お り ま す 。 各 工 区 と も最 低 制 限 価 格 で の 落 札 と な っ た わ け で ご ざ い ます け れ ど も 、 ま た 1 工 区 及 び 2 工 区 に お い て は4 社 、 3 工 区 は 1 3 社 、 4 工 区 は 1 2 社 、 5 工区 は 1 1 社 が 同 額 に よ る 入 札 を 行 っ た た め 、 各工 区 そ れ ぞ れ く じ 引 き を 実 施 い た し ま し て 、 厳正 な く じ 引 き の 結 果 、 落 札 者 が 決 定 さ れ ま し た 。  公 正 で 競 争 性 の あ る 適 正 な 入 札 執 行 が な さ れた も の と 、 私 ど も は そ う い う ふ う に 分 析 を し てお る と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 1 番   永 露   仁 議 員 。◆3 1 番 ( 永 露 仁 )    私 は 落 札 の 結 果 を 申 し 上 げ て お る ん じ ゃ な いん で す 。 落 札 の 結 果 と し て は 、 今 課 長 言 わ れ るよ う に 、 公 正 で 正 大 で 立 派 な 形 で の 入 札 結 果 だと 思 い ま す 。 し か し 、 私 が 申 し 上 げ て い る の はそ の 前 段 で す 。 我 々 が 目 指 し た 一 般 競 争 入 札 とい う 基 本 的 な 制 度 の あ り 方 に つ い て 、 そ れ が我 々 が 目 指 し て い た も の と は 形 の 違 う 、 わ ず か結 果 と し て 4 社 で の 入 札 と な っ た こ と に 対 し て 、そ の 先 の こ と は 私 は 問 う て い る も の で は あ り ませ ん 。 そ の 途 中 で の 入 札 が 、 入 札 そ の も の が わず か 4 社 で 行 わ れ な け れ ば な ら な か っ た 。 こ のこ と に 対 し て あ な た は 、 私 は 先 ほ ど 申 し 上 げ ま

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し た 、 そ れ に 対 し て は 、 今 ま で や っ た 経 過 の 中か ら 、 非 常 に 不 満 を 持 っ て お り ま す と 。 で す から 、 あ な た は そ の 結 果 に 対 し て 、 入 札 の 結 果 では な い ん で す よ 、 入 札 が わ ず か 4 社 で し か 行 われ な か っ た と い う 、 こ の 結 果 を と ら え て ど の よう に 御 見 解 を 持 っ て お ら れ ま す か と お 尋 ね を 申し 上 げ て お る ん で す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    こ の 件 に つ き ま し て は 、 8 月 2 2 日 の 入 札 公告 時 に お け る 、 本 市 に 登 録 の あ る 土 木 工 事 を 希望 す る 市 外 業 者 で 、 総 合 点 数 1 , 1 5 0 点 以 上 とい う も の の 中 で 、 4 9 社 い る わ け で ご ざ い ま した け れ ど も 、 そ の う ち 2 9 社 が 指 名 停 止 中 で 参加 資 格 要 件 を 欠 い て お り ま し て 、 残 り が 2 0 社と な っ て お り ま し た 。 ま た 、 今 回 の 1 、 2 工 区工 事 に お き ま し て 、 予 期 し な い 不 測 の 事 態 に 対応 で き る 技 術 力 や 機 動 力 を 求 め る た め に 、 市 外業 者 の 参 加 を お 願 い し た も の で あ り ま し て 、 適正 な 履 行 の 確 保 の た め に 、 そ の よ う な 技 術 的 な経 験 、 実 績 が 必 要 で あ る と の 考 え か ら 、 盛 り 土ま た は 切 り 土 の 土 量 が 1 0 万 m 3 以 上 の 造 成 工事 及 び 地 盤 改 良 を 伴 う 工 事 と い う 施 工 実 績 を 求め た も の で あ り ま し て 、 こ う い っ た 最 終 的 に は応 募 者 に な っ た と い う 結 果 で ご ざ い ま し て 、 実際 に は 4 社 に よ る 最 低 制 限 価 格 に よ る 応 札 が ござ い ま し て く じ 引 き と な っ た わ け で ご ざ い ま すけ ど も 、 私 ど も と い た し ま し て も 、 一 般 競 争 入札 と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 5 社 と い う とこ ろ で の 申 請 そ の も の に つ い て は 競 争 性 が あ った と い う ふ う に 判 断 を し て お る と こ ろ で ご ざ いま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 1 番   永 露   仁 議 員 。◆3 1 番 ( 永 露 仁 )    数 は 4 社 で も 競 争 性 が あ っ た と い う ふ う に おっ し ゃ い ま す け ど も 、 そ れ は 本 来 の 意 味 で の 一般 競 争 入 札 の 姿 か ら は か け 離 れ て い る も の で す 。そ れ で 、 こ の 4 社 に な っ た 結 果 と い う の は 、 結局 は 、 い ろ ん な 形 で あ れ ど う い う 理 由 で あ れ 、条 件 を つ け た が た め に 最 終 的 に 4 社 で の 入 札 にな っ た と い う こ と で し ょ う が 。 そ の こ と は 申 し上 げ て お き ま す 。 入 札 制 度 で ご ざ い ま す の で 、ま た そ う い う 場 が ご ざ い ま し ょ う か ら 、 ま た その 場 で 、 委 員 会 等 で も や っ て い き た い と 思 っ てお り ま す 。

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  次 に 、 先 ほ ど も 少 し 触 れ ら れ ま し た 、 な ぜ その 条 件 の 内 容 が 1 0 万 m 3 な の か で す ね 。 こ れに つ い て は 、 当 日 の 総 務 委 員 会 に お き ま し て 、確 か 都 市 建 設 部 長 が 同 僚 委 員 の 質 問 に 、 そ の 10 万 m 3 の 根 拠 と い う こ と で 問 わ れ ま し て 、 最終 的 に 都 市 建 設 部 長 が 1 0 万 m 3 の 根 拠 を 述 べら れ た と 思 い ま す 。 改 め て お 尋 ね を い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     都 市 建 設 部 長 。◎都 市 建 設 部 長 ( 村 瀬 光 芳 )    さ き の 総 務 委 員 会 の 中 で 、 確 か に 1 0 万 m 3の 基 準 の 条 件 を 私 の 方 か ら 答 弁 さ せ て い た だ いて お り ま す 。 改 め て 答 弁 さ せ て い た だ き ま す けれ ど も 、 代 表 者 を 市 外 業 者 と し て い る 1 、 2 工区 に つ き ま し て は 、 そ の 土 工 の 施 工 量 が 約 2 0万 m 3 前 後 と い う こ と と な り ま す の で 、 1 0 万m 3 以 上 の 施 工 実 績 が あ る 業 者 と し て 条 件 を 付し た も の で ご ざ い ま す 。  土 木 工 事 に お け る こ う い っ た 条 件 を 付 し た 一般 競 争 入 札 の 事 例 と い た し ま し て は 、 最 近 で は宮 若 市 で 福 岡 県 企 業 局 が 発 注 い た し ま し た 工 業団 地 造 成 工 事 に お い て 、 発 注 規 模 が 開 発 面 積 24 . 8 ha に 対 し て 、 公 共 工 事 と し て 開 発 面 積 2 0ha 以 上 の 実 績 が あ る こ と と い う 条 件 が 付 さ れ てお り ま す 。  ま た 、 代 表 者 を 市 内 業 者 と す る 3 、 4 、 5 工区 に つ き ま し て は 、 地 場 業 者 の 育 成 を 図 る 観 点か ら 特 に 施 工 実 績 等 の 条 件 を 付 し て お り ま せ ん 。今 私 が 申 し 上 げ ま し た 県 の 企 業 局 の 事 例 も 申 し上 げ て お り ま す し 、 さ ら に 前 回 答 弁 い た し ま した の は 当 該 事 業 の 事 業 実 績 が か な り 規 模 が 大 きい と い う ふ う な こ と か ら 1 0 万 m 3 の 基 準 を 、建 設 部 局 の 方 で 基 準 を 設 け さ せ て い た だ い た とい う ふ う な こ と で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 1 番   永 露   仁 議 員 。◆3 1 番 ( 永 露 仁 )    確 か に 当 時 部 長 は 、 1 工 区 に つ い て は い わ ゆる 切 り 土 、 盛 り 土 の 総 量 が 約 2 5 万 m 3 で 、 2工 区 に つ き ま し て は 同 じ く 1 7 万 m 3 と い う 大量 に な る の で 、 ど こ か の と こ ろ で 線 引 き を せ ざる を 得 な い 。 そ れ で 、 そ の 線 引 き の 基 準 を 、 2つ の 工 区 の 土 量 に 照 ら し 合 わ せ て 1 0 万 m 3 とい う 線 引 き を 行 っ た と 言 わ れ ま し た 。 こ れ だ けを 見 る と 、 あ な た が 言 わ れ る こ と は 、 う ん 、 なる ほ ど な と い う 点 も ご ざ い ま す 。 そ こ で お 尋 ねを い た し ま す け ど も 、 た だ い ま の 1 工 区 、 2 工

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区 に つ い て は 、 当 時 切 り 土 、 盛 り 土 の 量 に つ いて は 述 べ ら れ ま し た け ど も 、 そ れ で は 、 ほ か の3 工 区 の 切 り 土 、 盛 り 土 の 経 緯 に つ い て は ど のよ う に な っ て お り ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    3 工 区 の 土 工 量 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 合 計で 8 万 m 3 、 4 工 区 、 4 3 万 8 千 m 3 、 5 工 区 、4 0 万 1 千 m 3 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 1 番   永 露   仁 議 員 。◆3 1 番 ( 永 露 仁 )    1 工 区 、 2 工 区 に つ い て 、 土 量 が 多 い た め に1 0 万 m 3 と い う 、 そ れ も ゼ ネ コ ン に 対 し て 10 万 m 3 と い う 条 件 を 課 し た わ け で す 。 そ の こと に つ い て は よ し と し ま す 。 な ら ば 、 例 え ば 4工 区 、 5 工 区 に つ き ま し て は 、 1 工 区 、 2 工 区の 比 じ ゃ あ り ま せ ん ね 。 2 工 区 の 倍 以 上 の 土 量に な る わ け で す 。 そ れ も 地 場 の 企 業 で あ り ま す 。ゼ ネ コ ン に 関 し て は 土 量 の 制 限 を 1 0 万 m 3 以上 の 、 そ う い う 大 量 の 土 量 に な る の で 1 0 万 m3 の 線 引 き を し た と い う こ と に つ い て は 、 あ る程 度 理 解 で き ま す け ど も 、 そ う い う こ と で あ るな ら ば 、 地 場 が 請 け 負 っ た 、 例 え ば 4 工 区 、 5工 区 に つ き ま し て は 4 0 万 m 3 を 超 え る 土 量 にな る わ け で す か ら 、 当 然 こ こ に お き ま し て も 線引 き 、 条 件 を 課 す べ き で は な か っ た の で す か 。少 な く と も 2 5 万 、 1 7 万 に 対 し て の 線 引 き が1 0 万 m 3 以 上 と い う 条 件 を つ け た の で あ れ ば 、4 工 区 、 5 工 区 は 4 0 万 m 3 以 上 の 土 量 に な りま す か ら 、 1 0 万 m 3 ど こ ろ の 条 件 じ ゃ あ り ませ ん で し ょ 。 私 か ら 言 わ せ れ ば 、 2 0 万 m 3 の条 件 を つ け て も い い 工 事 に な る わ け で し ょ 。 これ に つ い て い か が で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    3 、 4 、 5 工 区 に つ き ま し て は 、 先 ほ ど 部 長が 答 弁 し ま し た と お り 市 内 業 者 育 成 の 観 点 か ら特 に 施 工 実 績 等 の 条 件 を 付 し て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 1 番   永 露   仁 議 員 。◆3 1 番 ( 永 露 仁 )    少 な く と も 、 1 工 区 、 2 工 区 に つ い て 条 件 を課 し た 1 0 万 m 3 と い う も の は 、 少 な く と も 相手 は ゼ ネ コ ン で す 。 ゼ ネ コ ン と い う の は 、 い つも あ な た 方 が 言 わ れ ま す よ う に 、 高 い 技 術 力 も持 ち 、 高 度 な 管 理 能 力 も 持 っ て お る と 私 も 思 っ

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て お り ま す し 、 あ な た 方 も 思 っ て あ る で し ょ う 。失 礼 で す け ど も 、 そ れ に 比 べ て 、 い わ ゆ る 地 場と 言 わ れ る と こ ろ は 、 悪 い ん で す け ど も 能 力 的に は や は り 下 に 見 ざ る を 得 な い 。 そ の 高 い 能 力を 持 っ た と こ ろ に 1 0 万 m 3 以 上 の 工 事 実 績 とい う も の を 課 し て お き な が ら 、 地 場 に 関 し て は育 成 と い う 名 目 の も と に 、 は る か に 多 い 4 0 万m 3 を 超 え る よ う な 切 り 土 、 盛 り 土 の 量 の 工 事に 何 の 条 件 も つ け な い と い う こ と 自 体 は お か しい ん で は な い で す か 。 逆 に 言 え ば 、 そ う い う 工事 で あ る な ら ば 、 な お さ ら の こ と ゼ ネ コ ン を 入れ る べ き で は な い で す か 。 一 貫 性 が な い で し ょ 。1 工 区 、 2 工 区 に お い て 高 い 技 術 力 を 持 っ た とこ ろ 、 そ れ も 条 件 つ け ら れ た ん で す け ど も 、 そう い う ゼ ネ コ ン を 入 れ る ん で あ れ ば 、 当 然 4 工区 、 5 工 区 の そ う い う 土 量 の 多 い と こ ろ に も ゼネ コ ン を 入 れ る べ き で あ る と 。 逆 に 、 4 0 万 m3 で あ れ 、 地 場 業 者 の 育 成 と い う 名 目 の も と で地 場 だ け で の ベ ン チ ャ ー で 組 ん だ ん で あ れ ば 、1 工 区 、 2 工 区 も そ う す べ き で す よ 。 一 貫 性 がな い じ ゃ な い で す か 。 私 は 、 ど こ が と る と か とら ん と う い う 話 を し て お る ん じ ゃ な い ん で す 。こ ん な こ と 関 係 な い ん で す 。 興 味 も 関 心 も あ りま せ ん 。 で も 、 こ う い う 工 事 の や り 方 に つ い て 、入 札 の あ り 方 に つ い て は 、 少 な く て も 一 貫 性 がな き ゃ い か ん 。 一 貫 性 と い う こ と は 、 い わ ゆ る公 平 、 そ う で し ょ 、 公 平 ・ 公 正 と い う こ と で イコ ー ル じ ゃ な い で す か 。 ど こ に こ れ が 一 貫 性 があ る ん で す か 。 答 弁 し て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     都 市 建 設 部 長 。◎都 市 建 設 部 長 ( 村 瀬 光 芳 )    先 ほ ど も 土 木 建 設 課 長 が 申 し 上 げ ま し た わ けで す け れ ど も 、 基 本 的 に は 1 工 区 、 2 工 区 に つき ま し て は 市 外 業 者 と い う ふ う な こ と で 、 そ して 3 、 4 、 5 、 市 内 業 者 の 中 で 基 準 を 設 け て おら な い と い う ふ う な こ と で ご ざ い ま す 。 特 に この 辺 は 、 本 市 に お い て は 近 年 に な い 大 型 の 公 共工 事 で あ り ま す こ と か ら 、 市 内 業 者 の 方 々 に もで き る だ け 多 く 参 加 し て い た だ き た い と い う ふう な 思 い か ら 、 あ る 程 度 の 基 準 を 設 け ま す と 、あ る 程 度 業 者 数 も 制 限 さ れ る と い う ふ う な こ とが あ り ま す の で 、 そ の 辺 は 私 が 今 先 ほ ど 申 し 上げ ま し た よ う に 、 地 場 産 業 の 育 成 の 観 点 か ら 、ぜ ひ と も そ の 辺 の 基 準 を 排 除 さ せ て い た だ い たと い う ふ う な こ と で 御 理 解 い た だ き た い と 思 い

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ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 1 番   永 露   仁 議 員 。◆3 1 番 ( 永 露 仁 )    あ な た 、 言 っ て お る こ と が わ か っ て お る ん です か 。 非 常 に 矛 盾 の あ る こ と を 答 弁 さ れ て お るこ と が 。 1 工 区 、 2 工 区 に お い て ゼ ネ コ ン を 入れ た と い う こ と と 、 4 工 区 、 5 工 区 に お い て 地場 の 業 者 を 入 れ た 、 そ の 内 容 に つ い て 、 全 く アン バ ラ ン ス な こ と を 言 っ て お る ん で す よ 。 も うこ の 件 に つ い て は 、 ど う せ あ し た 所 管 の 委 員 会で 質 疑 が 行 わ れ る だ ろ う と 思 い ま す の で 、 よ り審 議 を 深 め て い た だ き た い と い う ふ う に 要 望 をい た し て お き ま す 。  そ れ と 、 少 し 観 点 を 変 え ま す け ど も 、 今 ア メリ カ の 金 融 市 場 、 経 済 市 場 と い う の が 非 常 に 混乱 を し て お り ま す 。 と い う よ り も 、 迷 走 を い たし て お り ま す 。 い わ ゆ る サ ブ プ ラ イ ム 問 題 に 端を 発 し ま し て 、 新 聞 で も 出 て お り ま し た け ど も 、リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ が 経 営 破 綻 を い た し ま した 。 こ れ は 全 世 界 に 大 き な 衝 撃 を 与 え ま し た 。日 本 に も 大 き な 影 響 が あ っ た こ と は お わ か り だと 思 い ま す 。 で 、 そ の 後 ま た す ぐ に 、 今 度 は やは り こ れ も 大 手 の A I G 、 ア メ リ カ ン ・ イ ン ター ナ シ ョ ナ ル ・ グ ル ー プ が 経 営 危 機 に 陥 り ま した け ど も 、 こ れ に つ き ま し て は 、 ア メ リ カ 政 府が 公 的 資 金 の 導 入 で 下 支 え を 行 い ま し て そ こ まで は な ら な か っ た け ど も 、 た だ 一 時 的 な も の であ っ て 、 基 本 的 に は ア メ リ カ の 経 営 、 経 済 、 いわ ゆ る 金 融 市 場 と い う の は 非 常 に 混 乱 な 状 況 にあ り ま す 。  当 然 の こ と な が ら 、 そ う い う 影 響 は 日 本 に もも う 間 違 い な く 来 て お り ま す し 、 こ れ か ら も まだ 大 き な 影 響 を 受 け る だ ろ う と 思 う ん で す よ 。こ う い う こ と に つ い て は 、 市 長 は お わ か り の こと だ と 思 い ま す 。  そ し て 、 ア メ リ カ に そ の 大 き な 依 存 を し て おり ま す 、 特 に 自 動 車 関 連 産 業 と い う の は 、 も ろに 来 る ん で す 。 も ろ に 来 る ん で す よ 。 先 ほ ど 川上 議 員 も 少 し 触 れ ら れ ま し た け ど も 、 自 動 車 産業 に も ろ に 影 響 が 来 る 、 こ れ か ら も ま だ 大 き な影 響 が 来 る だ ろ う と 思 い ま す し 、 さ き の 総 裁 選挙 で も 皆 さ ん お っ し ゃ っ て ま し た け ど も 、 こ うい う 問 題 に お い て 、 日 本 の 経 済 状 況 は お よ そ 3年 間 は 低 迷 期 を 迎 え る だ ろ う と 言 わ れ て お る んで す 。 そ の 影 響 は 、 も う 既 に 御 存 じ の よ う に 、

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自 動 車 関 連 産 業 に お い て も も う 出 て お り ま す 。予 兆 は 出 て お り ま す 、 た く さ ん 出 て お り ま す 、い ろ ん な と こ ろ で 。  今 回 の こ の 工 事 は 、 い わ ゆ る 自 動 車 、 そ の ター ゲ ッ ト と な る で あ ろ う 自 動 車 関 連 産 業 の 誘 致の た め の 造 成 を 行 う わ け で す 。 そ の た め に 。 私は 企 業 誘 致 も 大 賛 成 で す し 、 も ち ろ ん 推 進 し なけ れ ば な ら な い と 思 っ て お り ま す し 、 そ の た めの 受 け 皿 と し て の 団 地 も 必 要 で あ る と い う 認 識は 、 こ れ は 市 長 と 同 じ だ と い う ふ う に 思 っ て おり ま す 。 し か し 、 今 申 し 上 げ ま し た よ う な 状 況の 中 で 、 今 一 歩 ち ょ っ と 立 ち 止 ま る 勇 気 も 必 要で は な い か と 。 一 歩 立 ち 止 ま っ て 広 く 見 渡 す 、そ し て そ の 上 で 、 こ れ な ら や れ る と い う 判 断 のも と で 進 め ら れ て も い い ん で は な い か と 、 そ うい う 危 惧 を 持 っ て お り ま す け ど も 、 そ れ は 、 所管 の 部 長 で も 結 構 で す け ど も 、 私 の 杞 憂 で し ょう か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    質 問 者 が 申 さ れ ま す よ う に 、 リ ー マ ン ・ ブ ラザ ー ズ の 破 綻 と か 、 い ろ い ろ ア メ リ カ 経 済 が 不況 に 落 ち 込 ん で お り ま す 。 そ う い う 影 響 の 中 から 、 大 型 自 動 車 の 輸 出 等 が 急 激 に 減 退 い た し まし て 、 ト ヨ タ 九 州 に つ き ま し て も 、 北 米 向 け の自 動 車 の 輸 出 が 主 で ご ざ い ま し た の で 、 生 産 は下 方 修 正 を さ れ て お り ま す 。 名 古 屋 に 行 っ て おり ま す 企 業 誘 致 推 進 室 の 主 幹 に い ろ い ろ 調 査 して も ら い ま す と 、 俗 に い う 2 次 サ プ ラ イ ヤ ー 、1 次 サ プ ラ イ ヤ ー に つ き ま し て も 減 産 状 態 に ある と 。 そ う い う こ と か ら 、 九 州 の 方 に 出 て い く企 業 も 悩 ん で あ る 企 業 も あ れ ば 、 逆 に こ れ を チャ ン ス と と ら え て 出 て い き た い と い う よ う な 企業 も お る と い う よ う な さ ま ざ ま な 状 況 で ご ざ いま す 。  ト ヨ タ 九 州 の 社 長 の 方 も 、 現 在 大 型 車 の 減 産で 、 8 0 0 人 の 雇 用 も ほ か の 企 業 さ ん に 移 し てお り ま す け ど 、 2 年 後 に は 、 俗 に 言 う プ リ ウ スみ た い な 低 燃 料 車 の 生 産 に 入 る と い う よ う な こと で 、 ま だ ま だ 自 動 車 産 業 裾 野 が 広 う ご ざ い ます の で 、 い ろ ん な 意 味 で ま だ 持 ち 直 し て く る んじ ゃ な い か と い う よ う な 考 え を 持 っ て お り ま す 。そ う い う こ と か ら 、 当 初 計 画 ど お り に 鯰 田 工 業団 地 を 造 成 さ せ て い た だ き ま し て 、 企 業 誘 致 に取 り 組 ん で ま い り た い と 考 え て お り ま す の で 、

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よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 1 番   永 露   仁 議 員 。◆3 1 番 ( 永 露 仁 )    今 、 非 常 に 楽 観 的 な 考 え を 述 べ ら れ ま し た けど も 、 私 と は 若 干 違 う 、 そ ん な 楽 観 で き る も ので は な い と い う ふ う に 私 は 今 思 っ て お り ま す し 、こ れ が 、 最 終 的 に あ な た が 言 わ れ る よ う な 形 での 企 業 誘 致 等 が 行 わ れ る こ と が 一 番 望 ま し い わけ で す 。 私 も そ う 望 ん で お り ま す け ど も 、 そ れは 市 民 の 皆 様 方 も そ う い う ふ う な 期 待 で 、 そ うい う 気 持 ち で お ら れ る だ ろ う と 思 い ま す け ど も 、今 の 世 界 情 勢 は そ ん な に 甘 い も ん じ ゃ な い ん です 。 そ れ は 市 長 も 肌 で 感 じ て お ら れ る こ と だ と思 い ま す し 、 で す か ら 、 今 回 の 企 業 誘 致 の た めの 造 成 、 こ れ は 私 も 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た よ うに 、 大 い に や っ て い た だ く こ と は 必 要 だ と 思 って お り ま す け ど も 、 や は り そ う い う 状 況 の 変 化が 起 き た と き に は 、 一 た ん 立 ち 止 ま っ て 、 上 から 下 か ら 横 か ら み ん な 見 回 し て 、 一 た ん 確 認 をし た 上 で 進 め る と い う 、 そ う い う 気 持 ち も 市 長は ぜ ひ 持 っ て い た だ き た い 。 こ れ が 市 長 が い つも 言 わ れ る 経 営 感 覚 だ ろ う と 思 う ん で す よ 。 決め た か ら や る ん だ と か そ ん な も ん じ ゃ な い 。 それ は 、 や め る こ と も 勇 気 要 り ま す よ 。 場 合 に よっ て は そ う い う 事 態 も あ り 得 る ん だ と 、 決 ま った か ら 何 で も か ん で も や る と い う こ と で は な くて 、 自 分 が 必 要 だ と 判 断 し た と き に は 大 い に やっ て 結 構 で す か ら 、 そ う い う ふ う な 一 た ん 立 ち止 ま っ て 見 回 す と い う 、 こ れ も ま た 勇 気 要 る こと だ ろ う と 思 う ん で す け ど も 、 そ う い う 気 持 ちも ぜ ひ 持 っ て 、 こ れ か ら の い ろ ん な 問 題 起 き るだ ろ う と 思 い ま す け ど も 、 対 処 さ れ て い た だ きた い 、 こ の こ と を 要 望 し て 質 問 を 終 わ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん か 。 2 3 番   瀬 戸 元 議 員 。◆2 3 番 ( 瀬 戸 元 )    議 案 第 8 4 号 か ら 8 8 号 に つ き ま し て 、 数 点質 問 さ せ て い た だ き ま す 。  ま ず 、 指 名 競 争 入 札 か ら 一 般 競 争 入 札 を 試 行的 に 今 取 り 入 れ て や ら れ て い る み た い で す が 、今 回 の こ の 入 札 も し か り だ と 思 う ん で す が 、 まず 、 一 般 競 争 入 札 と は ど う い う も の な の か 御 説明 を お 願 い し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。

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◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    一 般 競 争 入 札 と い う の は 、 今 ま で 本 市 が 行 って い た の は 指 名 競 争 入 札 で ご ざ い ま す け ど も 、今 回 、 条 件 つ き 一 般 競 争 入 札 を 取 り 入 れ た わ けで ご ざ い ま す け れ ど も 、 実 際 に は 、 今 私 ど も が行 っ て い る 条 件 つ き と 申 し ま す の は 、 1 千 万 円以 上 の 土 木 一 式 そ れ か ら 建 築 一 式 工 事 の も の でご ざ い ま し て 、 そ れ に つ い て 諸 条 件 、 例 え ば 業者 選 考 委 員 会 の 中 に お い て 審 議 し て い た だ き 、そ れ を も と に い ろ い ろ 条 件 を 付 し た 中 で 公 告 を行 う と 。 そ う い っ た 中 で 各 等 級 の 、 1 等 級 、 2等 級 ご ざ い ま す け ど も 、 そ う い っ た 等 級 の 方 たち の 中 か ら 一 般 競 争 入 札 と い う こ と で ご ざ い ます の で 、 そ の 工 事 に つ い て 各 業 者 さ ん が そ れ ぞれ 申 請 を 、 入 札 参 加 の 申 請 を さ れ る と い う こ とで ご ざ い ま す 。 で す か ら 、 こ ち ら か ら 指 名 す るも の で は な く て 、 そ れ ぞ れ の 業 者 さ ん が 、 そ の入 札 の 公 告 に お い て 申 請 を さ れ る と い う こ と でご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 3 番   瀬 戸   元 議 員 。◆2 3 番 ( 瀬 戸 元 )    そ れ で は 、 一 般 競 争 入 札 を 取 り 入 れ ら れ た 目的 、 本 市 の 目 的 は ど う い う こ と で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    一 般 競 争 入 札 を 導 入 し た 目 的 は と い う こ と でご ざ い ま す け れ ど も 、 平 成 2 0 年 2 月 4 日 の 総務 委 員 会 の 中 で 、 条 件 つ き 一 般 競 争 入 札 の 実 施要 領 を 提 案 さ せ て い た だ い た 際 に 、 当 時 の 契 約課 長 が 、 導 入 目 的 は 、 入 札 に 参 加 す る 対 象 者 をふ や す こ と に よ り 競 争 性 を 高 め 、 談 合 の 防 止 をす る 環 境 を つ く っ て い く こ と で あ り ま す と い うふ う に 答 弁 い た し て お り ま す 。 現 在 も そ の 考 えに 変 わ り は ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 3 番   瀬 戸   元 議 員 。◆2 3 番 ( 瀬 戸 元 )    目 的 の 一 つ に 談 合 防 止 が あ る と 、 大 き な そ れが 目 的 と 思 う ん で す が 、 そ れ で は 、 全 国 知 事 会で 、 指 針 で 、 一 般 競 争 入 札 対 象 工 事 の 金 額 は 幾ら 以 上 で そ の 対 象 業 者 数 は 何 社 ぐ ら い が ベ タ ーだ と 言 っ て ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    全 国 知 事 会 の 中 で 指 針 と い う こ と で ご ざ い ます け れ ど も 、 1 千 万 円 以 上 の 工 事 に つ い て と い

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う こ と と 、 も う 一 つ が 、 地 域 要 件 を 設 定 す る に当 た っ て は 、 地 域 の 事 業 者 数 を 考 慮 し つ つ 、 公正 な 競 争 が 確 保 で き る よ う 、 応 札 可 能 者 数 は 20 か ら 3 0 社 以 上 と い う よ う な こ と で ご ざ い ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 3 番   瀬 戸   元 議 員 。◆2 3 番 ( 瀬 戸 元 )    そ の と お り で す ね 。 応 札 者 数 は 2 0 か ら 3 0以 上 、 今 回 は 5 社 で す よ ね 、 う ち は 。 一 応 有 資格 者 で 上 が っ て た の が 、 公 告 し て あ っ た の が 20 社 、 1 工 区 、 2 工 区 に 対 し て 。 そ し て 、 縛 りを つ け ら れ た 。 先 ほ ど 、 こ れ は も う 言 い ま せ んけ ど 、 私 も 建 設 委 員 会 に 所 属 し て お り ま す の で 、1 0 万 m 3 と い う 縛 り が つ い た 。  も う 一 つ あ り ま す よ ね 。 資 格 条 件 で 。 特 定 建設 業 。 特 定 建 設 業 と は ど う い う 要 件 な ん で し ょう 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    特 定 建 設 業 と 申 し ま す の は 、 建 設 業 法 で は 、元 請 工 事 を 下 請 け を 使 っ て 施 工 す る 場 合 に 、 その 下 請 け の 代 金 の 額 が 4 , 5 0 0 万 円 以 上 に な る場 合 、 特 定 建 設 業 の 許 可 を 受 け て い な け れ ば なら な い と 規 定 さ れ て お り ま す 。 ま た 、 建 築 一 式工 事 以 外 は 3 千 万 円 以 上 と い う こ と に な っ て おり ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 3 番   瀬 戸   元 議 員 。◆2 3 番 ( 瀬 戸 元 )    今 回 は 、 す べ て の 工 区 で 条 件 の 中 に そ う い う条 件 が つ い と っ た は ず で す が 、 そ れ は 間 違 い ない で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    今 回 の 件 に つ き ま し て は 、 そ れ ぞ れ 共 同 企 業体 の 中 の 代 表 者 に つ い て は 、 特 定 建 設 業 の 許 可の あ る も の と い う こ と で 告 示 を し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 3 番   瀬 戸   元 議 員 。◆2 3 番 ( 瀬 戸 元 )    特 に 1 工 区 、 2 工 区 に つ い て 、 当 然 ゼ ネ コ ンさ ん は 特 定 を も っ て あ る わ け だ と 思 い ま す 。 今回 2 0 社 名 前 を 連 ね て あ り ま し た が 、 結 局 参 加さ れ た の は 5 社 と い う こ と で 、 1 0 万 m 3 の 要件 を つ け な け れ ば 下 請 け に 出 せ る わ け で す よ 。3 千 万 円 以 上 は 、 土 木 の 関 係 は 。 そ う す れ ば 、ゼ ネ コ ン さ ん で あ ろ う が 地 元 で あ ろ う が 、 そ こ

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の 泥 扱 い の 得 意 な と こ ろ を 連 れ て 来 て 下 請 け をさ せ る こ と が で き る わ け で す よ 。 そ れ な の に 、ど う し て 1 0 万 m 3 の 縛 り を つ け た か 。  ま た 、 先 ほ ど 永 露 議 員 の 方 か ら 質 問 が あ っ たと き に 、 3 工 区 、 4 工 区 は 4 0 万 m 3 も 泥 を 扱わ な い と い け な い と 、 そ こ に は 何 も つ い て な いと 。 そ れ は 構 わ ん と 思 う と で す よ 、 私 は 。 特 定が あ る わ け で す か ら 。 下 請 け を 得 意 な と こ ろ を連 れ て く れ ば い い 。 今 回 ど う し て も そ う い う 疑念 が あ る わ け で す ね 。 普 段 、 今 ま で 指 名 競 争 入札 で や っ た 場 合 も 、 1 千 万 円 以 上 と い う の は 20 か ら 3 0 業 者 入 れ て あ り ま し た よ ね 。 指 名 競争 の と き で す ね 。 1 2 業 者 ぐ ら い か 。 今 回 そ うい う 、 ど う し て も 割 り 切 れ な い 、 1 0 万 m 3 から の 土 量 を 扱 わ な く ち ゃ い け な い と 。 そ れ で 、い わ ゆ る 談 合 防 止 の た め に 一 般 競 争 入 札 を 取 り入 れ た の に 、 ま さ し く 4 社 、 5 社 で ど う ぞ 話 し合 っ て く だ さ い と 、 結 果 は 違 い ま す よ 。 適 正 に行 わ れ た か と 私 も 信 じ て お り ま す 。 し か し 、 そう い う 可 能 性 を 持 た せ る こ と 自 体 が ど う か な と 。ど う で す か 、 4 社 、 5 社 で 適 正 に 競 争 が 、 公 平な 競 争 が 行 わ れ た と 課 長 さ ん は お 考 え で し ょ うか 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    契 約 課 と い た し ま し て は 、 原 課 か ら の 発 注 以来 に 基 づ い て 、 適 正 な 履 行 の 確 保 の た め の 最 低必 要 な 参 加 条 件 等 を 設 定 す る こ と は や む を 得 ない と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。 ま た 、 一 般 競争 入 札 の も と で の J V 、 い わ ゆ る 共 同 企 業 体 の結 成 は 自 主 結 成 等 を し て お り ま す の で 、 参 加 申請 者 の 公 表 も 入 札 ま で 行 わ な い よ う に し て お るこ と か ら 、 今 回 の 発 注 の 仕 方 に 競 争 性 が な い と 、そ う い う こ と は 考 え て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     2 3 番   瀬 戸   元 議 員 。◆2 3 番 ( 瀬 戸 元 )    そ れ は 、 い ず れ 私 と 幾 ら 言 い 合 い し て も 水 掛け 論 で し ょ う が 、 1 0 月 い っ ぱ い で 指 名 停 止 が解 け る ゼ ネ コ ン さ ん も 何 社 か 、 9 社 近 く い ら っし ゃ る と 。 1 2 月 に な る と ほ と ん ど の ゼ ネ コ ンさ ん が 帰 っ て こ ら れ る と 。 先 ほ ど 、 今 急 い で つく ら な く ち ゃ い け な い の か と い う 話 も あ り ま した け ど 、 そ の 辺 も 少 し 疑 念 を 抱 い て ま す 。  一 般 競 争 入 札 の 目 的 が 談 合 防 止 で 、 そ し て 、知 事 会 で 指 針 で 2 0 か ら 3 0 業 者 以 上 と 。 全 く

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そ ぐ わ な い こ と を 今 度 は や ら れ た わ け で す よ ね 。そ し て 、 3 工 区 、 4 工 区 は 土 量 が 多 い の に 1 0万 m 3 の 規 制 が つ い て な い と 。 こ れ 、 ど う 考 えて い い も の で す か ね 。 こ れ は 割 り 切 れ ま せ ん けど 、 ま た 後 ほ ど 総 務 委 員 会 等 々 で や ら れ る と 思い ま す が 、 市 民 経 済 か 、 や ら れ る と 思 い ま す が 、そ の 辺 を し っ か り 審 査 要 望 を さ せ て い た だ い てお き ま す 。 終 わ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん か 。 8 番   江 口   徹議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      同 じ く 5 件 の 工 事 契 約 議 案 に つ い て お 聞 き いた し ま す 。  工 場 の 立 地 の ペ ー ス 、 九 州 も し く は 北 部 九 州等 で 結 構 で す の で 、 現 況 と し て ど の よ う な 形 にな っ て い る の か 、 そ の 部 分 を お 示 し い た だ け ます か 。 も し く は そ れ に か わ る 数 値 等 で も 結 構 です の で 、 参 考 に な る 数 字 を お 聞 か せ く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    昨 今 の 工 場 立 地 の ペ ー ス で ご ざ い ま す が 、 九州 経 済 産 業 局 が ま と め ま し た 2 0 0 7 年 の 九 州地 域 に お け ま す 工 場 立 地 件 数 は 、 2 0 0 2 年 度を 最 低 に 年 々 増 加 し て お り ま し て 、 9 8 年 以 来9 年 ぶ り に 2 0 0 件 の 大 台 に 乗 せ て 、 2 1 3 件に 達 し て お り ま す 。 工 場 敷 地 面 積 も 拡 大 傾 向 にご ざ い ま し て 、 2 0 0 7 年 は 自 動 車 関 連 や 精 密機 械 な ど で 1 0 ha 以 上 の 大 型 立 地 が 9 件 あ っ たこ と な ど か ら 、 前 年 比 約 3 割 増 の 4 1 6 ha と なっ て お り ま し て 、 立 地 件 数 、 工 場 敷 地 面 積 と も過 去 1 0 年 間 で 最 高 の 記 録 を 達 成 し て お り ま す 。  立 地 動 向 を 業 種 別 に 見 ま す と 、 自 動 車 関 連 の立 地 が 前 年 比 1 件 増 の 4 6 件 と 、 2 0 0 6 年 に引 き 続 き 好 調 で ご ざ い ま し た 。 一 方 で 、 九 州 のも う 一 つ の 主 要 産 業 で ご ざ い ま す 半 導 体 あ る いは 液 晶 関 連 は 前 年 比 4 件 減 の 2 3 件 、 前 年 ま での 拡 大 か ら 少 々 減 少 に 転 じ て ご ざ い ま す 。  そ の 結 果 、 自 動 車 組 み 立 て 工 場 が 立 地 い た しま す 福 岡 県 や 大 分 県 で の 立 地 件 数 が 増 加 し て おり ま し て 、 ま た 、 長 崎 県 で も 自 動 車 関 連 な ど の加 工 組 立 工 場 の 立 地 が 進 ん で お り ま し て 、 立 地件 数 は 2 4 件 と 、 前 年 比 9 件 の 増 を 記 録 し て おり ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。

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◆8 番 ( 江 口 徹 )      他 方 、 そ れ の 進 出 す る 場 所 の 話 に な り ま す 。工 業 団 地 の 状 況 は ど の よ う に な っ て お り ま す でし ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    こ れ も 九 州 経 済 産 業 局 の 調 査 に よ り ま す と 、九 州 に お け ま す 今 年 度 以 降 に 分 譲 開 始 予 定 の 新規 工 業 団 地 の 総 面 積 は 、 計 画 が 明 ら か に な っ てい る も の だ け で も 3 0 0 ha を 超 え る 状 況 で ご ざい ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      九 州 経 済 産 業 局 の ホ ー ム ペ ー ジ を 見 て も 、 現在 販 売 中 の 工 業 団 地 、 か な り の 数 が あ る わ け です ね 。 ず っ と 九 州 の 中 で 見 て 、 2 2 2 件 ご ざ いま す 。 こ の 中 に は も ち ろ ん 鯰 田 は 入 っ て お り ませ ん し 、 県 の や っ て い る 磯 光 も 入 っ て お り ま せん 。 こ の 状 況 の 中 で 、 本 当 に 立 地 す る の か 正 しい か ど う か を し っ か り と 判 断 し な け れ ば な ら ない と 思 っ て お り ま す 。  他 方 、 そ の 工 業 団 地 の 実 際 に 売 れ る か ど う かを 考 え る と き に 、 こ れ 宮 若 で 、 こ れ 小 竹 な ん です ね 。 お じ ゃ ま し て 資 料 を い た だ い て き ま し た 。こ う や っ て 見 て ま す と 、 地 盤 の 状 況 等 に つ い ても き ち ん と 記 載 が あ る わ け で す 。 磯 光 で い う と 、地 盤 の 状 況 に つ い て は 第 2 種 N 値 5 0 、 深 度 が2 m か ら 1 3 m で す ね 。 小 竹 に つ い て も 同 様 に記 載 が あ る わ け で す 。 こ の 鯰 田 に 関 し て は 、 地盤 に 関 す る 大 丈 夫 な の か と い う 懸 念 が あ る と 再三 指 摘 を さ れ て い る と こ ろ で あ り ま す が 、 造 成を し た 後 、 こ の 地 盤 の 状 況 は ど の ぐ ら い に な ると 想 定 さ れ て い る の か お 聞 か せ く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    地 盤 の こ と で ご ざ い ま す け れ ど も 、 事 業 地 内に は 2 カ 所 大 き な 軟 弱 地 盤 が あ り ま す 。 最 も 厚い 箇 所 で は 2 1 m あ り ま す 。 造 成 計 画 に 従 っ て 、そ の 上 部 を 3 m か ら 4 m 切 り 土 を 行 い 、 そ の 後 、通 常 の 宅 地 と 同 等 な 支 持 力 を 得 る た め 宅 盤 面 を3 m の 深 さ 、 地 盤 改 良 を 行 う も の で ご ざ い ま す 。こ の た め 、 改 良 部 の 下 に は 約 1 4 m の 軟 弱 地 盤層 が 残 る 形 と な り ま す が 、 ボ ー リ ン グ 調 査 に より ま す と 、 軟 弱 地 盤 下 層 の N 値 は 1 0 を 超 え てお り 、 不 等 沈 下 は な い と 判 断 し て お る と こ ろ で

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ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      こ う い っ た 形 の 記 載 を さ れ る と お お よ そ ど のぐ ら い の 数 字 に な る の か 、 わ か り ま し た ら 御 案内 い た だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    通 常 岩 着 基 盤 ま で の 深 さ は そ れ か ら 1 7 m でご ざ い ま す 。 ( 発 言 す る 者 あ り ) 申 し 訳 あ り ませ ん 。 N 値 5 0 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      委 員 会 の 中 で ぜ ひ そ の 地 盤 の 評 価 に つ い て もし っ か り 検 討 し て い た だ き た い と お 願 い を い たし ま す 。  あ わ せ て 、 販 売 価 格 が ま た も う 一 つ 問 題 に なる か と 思 っ て い る わ け で す 。 経 産 局 の ホ ー ム ペー ジ で 、 地 価 に つ い て も 記 載 が ご ざ い ま す 。 本当 に 安 い と こ ろ か ら 高 い と こ ろ ま で い ろ ん な とこ ろ が あ る わ け で す が 、 今 回 の 鯰 田 に 関 し て は 、販 売 価 格 は ど の 程 度 に な る と お 考 え で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    造 成 単 価 に よ り ま す 金 額 を 単 純 に 平 米 数 で 割り ま し た ら 、 約 1 万 1 千 円 か ら 1 万 2 千 円 に なり ま す け ど も 、 売 却 単 価 を 幾 ら と い う ふ う に 決め て お る わ け で は ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      以 前 、 全 部 完 売 を す る と と ん と ん だ と い う 話が あ っ た か と 思 い ま す 。 と い う こ と は 、 お お よそ そ の 部 分 が 販 売 価 格 に な る と 思 う わ け で す が 、そ れ と は 違 う こ と も あ り 得 る と い う こ と で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     産 学 振 興 課 長 。◎産 学 振 興 課 長 ( 田 代 文 男 )    産 炭 地 域 活 性 化 基 金 の 活 用 だ と か い ろ ん な こと を 考 え て お り ま す の で 、 そ の 金 額 に よ り ま して 変 わ っ て く る も の と 考 え て お り ま す の で 、 まだ 決 ま っ て な い と い う こ と で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      問 題 は 、 つ く っ た は い い ん だ け ど 売 れ な い とい う こ と に な る と 、 ま た そ こ で 市 の 財 政 に 大 きな 影 響 を 与 え る 計 画 で ご ざ い ま す 。 そ の 点 も あ

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わ せ て 審 議 を お 願 い い た し ま す 。  そ し て 、 先 ほ ど 永 露 議 員 が 触 れ ら れ た 景 気 の動 向 、 そ れ に 関 す る 質 問 を さ せ て い た だ き ま す 。景 気 動 向 に つ い て ど の よ う に 判 断 を さ れ て い るの か 、 参 考 に さ れ た 数 値 等 も 含 め て 御 案 内 を いた だ け ま す で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    景 気 の 状 況 で ご ざ い ま す が 、 内 閣 府 が 発 表 いた し ま し た 2 0 0 8 年 の 4 月 か ら 6 月 期 の 国 内総 生 産 、 G D P の 速 報 値 は 実 質 で 前 年 比 0 . 6 %の 減 と 、 1 年 ぶ り に マ イ ナ ス と な り 、 景 気 後 退が 鮮 明 と な っ て お り ま す 。 ま た 、 政 府 は 9 月 の月 例 経 済 報 告 の 基 準 判 断 を 「 景 気 は こ の と こ ろ弱 含 み 」 と い う 文 言 を 使 っ て お り ま す が 、 弱 含み で あ る と 、 前 月 ど お り 据 え 置 い た も の の 、 設備 投 資 の 判 断 は 下 方 修 正 し て お り 、 日 本 経 済 の停 滞 は 深 刻 さ を 増 し て い る 状 況 で ご ざ い ま す 。そ れ に 加 え ま し て 、 米 国 の リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ーズ 証 券 会 社 の 破 綻 が 直 撃 し た 状 況 で 、 世 界 経 済の 先 行 き 懸 念 が 強 ま り 、 大 変 厳 し い 状 況 に あ ると い う ふ う に 考 え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      そ の 景 気 の 中 、 ト ヨ タ 自 動 車 の 経 営 に 関 す るレ ポ ー ト 、 レ ポ ー ト と い う か 発 表 が ご ざ い ま した で す よ ね 。 そ れ を 見 て お り ま す と 、 東 北 工 場に 関 す る 部 分 、 ま た 海 外 工 場 へ の 現 地 化 と い うく だ り が ご ざ い ま し た 。 そ れ に つ い て お 教 え いた だ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    ト ヨ タ グ ル ー プ の 東 北 進 出 に つ き ま し て は 、人 材 の 確 保 や 震 災 リ ス ク の 分 散 と い う 観 点 か ら 、中 部 地 方 そ れ か ら 北 部 九 州 に 次 ぐ 、 国 内 3 局 体制 の 拠 点 と し て 整 備 す る 戦 略 の 一 環 と と ら え られ て お り ま す 。 今 後 は 、 中 部 地 方 が 総 合 的 な 役割 を 担 い 、 レ ク サ ス な ど 高 級 車 は 九 州 、 小 型 車は 東 北 で と い う 役 割 分 担 に な り そ う で ご ざ い ます 。  ト ヨ タ 九 州 の 生 産 体 制 の 見 直 し で は 、 中 型 SU V ─ ─ い わ ゆ る ハ イ ラ ン ダ ー で ご ざ い ま す が─ ─ の 生 産 の 大 半 を ア メ リ カ 工 場 に 移 管 を い たし ま し て 、 ハ イ ラ ン ダ ー の エ ン ジ ン を 小 型 化 する 低 燃 費 車 の 投 入 と 、 高 級 S U V ─ ─ こ れ は レ

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ク サ ス R X と い う も の で ご ざ い ま す が 、 日 本 名ハ リ ア ー で ご ざ い ま す ─ ─ の 全 面 改 良 を 行 う とと も に 、 プ リ ウ ス に 次 ぐ 注 目 の ハ イ ブ リ ッ ド 専用 車 種 を 生 産 す る 予 定 で ご ざ い ま す 。  海 外 の 現 地 化 も あ わ せ て お 尋 ね で ご ざ い ま すが 、 米 国 で 高 級 車 あ る い は 大 型 車 の 販 売 を 重 視し て お り ま し た ト ヨ タ グ ル ー プ は 、 北 米 の 販 売不 振 に よ り 戦 略 の 見 直 し を 迫 ら れ て お り ま す 。ア メ リ カ メ ー カ ー 対 策 で 強 化 し て お り ま し た 大型 車 の タ ン ド ラ ─ ─ こ れ は ピ ッ ク ア ッ プ ト ラ ック で ご ざ い ま す が ─ ─ の 生 産 を 縮 小 い た し ま して 別 工 場 に 移 管 し 、 タ ン ド ラ の 組 み 立 て を 予 定し て お り ま し た イ ン デ ィ ア ナ 工 場 で は 、 2 0 09 年 秋 か ら ト ヨ タ 九 州 の ハ イ ラ ン ダ ー の 一 部 を生 産 す る 予 定 で ご ざ い ま す 。 ま た 、 ハ イ ラ ン ダー の 生 産 を 予 定 し て お り ま し た 建 設 中 の ミ シ シッ ピ 工 場 で は 、 2 0 1 0 年 後 半 に 需 用 の 根 強 いハ イ ブ リ ッ ド 車 プ リ ウ ス の 投 入 を い た し 、 小 型車 戦 略 に 転 換 す る 予 定 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      ト ヨ タ は 、 本 当 に 現 地 化 を 本 気 で や る わ け です 。 ま た 、 ほ か に も 南 米 等 々 で も 新 規 の 工 場 立地 を し て い く わ け で す 。 そ し て そ の 中 で 、 販 売台 数 に つ い て は 非 常 に 現 在 低 下 し て い る の で はな い か と 思 っ て い る わ け で す が 、 国 内 の 、 ま た世 界 も 含 め て も 結 構 で す の で 、 自 動 車 の 販 売 台数 の 動 向 等 に つ い て 、 情 報 が ご ざ い ま し た ら お教 え く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    日 本 自 動 車 販 売 協 会 連 合 会 が ま と め ま し た 20 0 8 年 上 期 ─ ─ 1 月 か ら 6 月 で ご ざ い ま す が─ ─ の 新 車 販 売 台 数 で は 、 前 年 同 期 比 2 . 0 % 減の 2 7 8 万 6 , 1 7 0 台 で 、 3 年 連 続 の 前 年 割 れと な っ て お り ま す 。 乗 用 車 と ト ラ ッ ク 等 の 貨 物を 合 わ せ た 登 録 車 販 売 で は 、 前 年 同 期 比 0 . 9 %の 減 と 、 2 0 0 7 年 上 期 か ら 下 げ 幅 が 減 少 は いた し ま し た も の の 3 年 連 続 の マ イ ナ ス と な っ てお り ま す 。 ま た 、 軽 自 動 車 に つ き ま し て は 、 前年 同 期 比 3 . 8 % の 減 で 、 過 去 4 位 の 高 い 実 績 なが ら 、 2 年 連 続 の マ イ ナ ス と な っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      あ わ せ て 、 自 動 車 の 保 有 台 数 に つ い て も 7 カ

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月 の 連 続 減 と な っ て お り ま す 。 そ し て ま た 、 昨今 の 原 油 高 、 そ し て ま た 環 境 に 対 す る 負 荷 等 々か ら 車 離 れ と い う も の も 起 こ っ て い る よ う に 思い ま す 。 そ う い っ た 部 分 も あ わ せ て 検 討 し て いた だ き た い と 思 っ て お り ま す 。  あ と 最 後 に 、 実 際 に こ の 計 画 を 、 予 算 が つ いて そ し て 今 工 事 を 発 注 を し 、 そ し て 契 約 の 段 階に 至 っ て い る わ け で す が 、 こ の よ う な 大 き な 契約 案 件 だ か ら こ そ 議 会 に か か る と い う こ と は 、あ る 意 味 、 そ こ で も う 一 度 、 永 露 議 員 が 言 わ れた 立 ち 止 ま る こ と も 考 え て や ら な く て は な ら ない 案 件 だ と 思 っ て い ま す 。 こ の 5 件 の 契 約 議 案 、鯰 田 工 業 団 地 の 造 成 を 実 際 に ス タ ー ト さ せ る とい う 最 後 の 判 断 、 工 事 の 発 注 の 前 に さ れ た か と思 う ん で す が 、 そ の と き に ど の よ う な 内 部 協 議が な さ れ た の か 、 今 言 っ た よ う な い ろ ん な 状 況も 含 め た 中 で 、 ど こ と ど こ が 検 討 し て こ の よ うな 最 終 判 断 と な っ た の か 、 そ の 点 を お 教 え い ただ け ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    こ の 鯰 田 工 業 団 地 の 発 注 に つ き ま し て は 、 関係 5 部 で 協 議 を さ せ て も ら っ て 決 め て お り ま す 。予 算 が つ き ま し て か ら 発 注 す る ま で 、 い ろ ん な 、先 ほ ど 申 さ れ ま し た よ う な 経 済 状 況 も 変 わ っ てき て お り ま す け ど 、 当 初 計 画 ど お り 、 団 地 を 造成 し て 企 業 誘 致 に 積 極 的 に 取 り 組 む と い う こ とで 現 在 に 至 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     8 番   江 口   徹 議 員 。◆8 番 ( 江 口 徹 )      今 ま で い ろ ん な こ と を 聞 い て ま い り ま し た 。今 5 部 で の 検 討 と い う 話 も ご ざ い ま し た が 、 ぜひ 所 管 の 委 員 会 の 中 で は 、 そ の 詳 し い と こ ろ もあ わ せ て 審 議 を し て い た だ い て 、 判 断 を し て いた だ け ま し た ら と お 願 い を し て 質 問 を 終 わ り ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん か 。 7 番   後 藤 久 磨生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    ま ず 第 1 点 は 、 新 聞 に 載 っ て ま し た 1 工 区 、2 工 区 、 こ れ に つ い て 、 こ の 1 0 万 m 3 を つ けた こ と に よ っ て 8 社 程 度 し か い な か っ た 。 条 件は こ れ で 間 違 い な い の で し ょ う か 。 お 答 え く ださ い 。

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    こ れ は 、 8 月 2 2 日 の 入 札 公 告 時 に お け る 、本 市 の 登 録 の あ る 土 木 工 事 を 希 望 す る と い う とこ ろ の 市 内 業 者 の 中 で 、 1 , 1 5 0 点 以 上 と い うこ と で 4 9 社 い た わ け で ご ざ い ま す け ど も 、 その う ち 2 9 社 が 指 名 停 止 中 で 参 加 資 格 要 件 を 欠い て お り ま す 。 残 り が 2 0 社 と な っ て お り ま した 。 今 回 の 1 、 2 工 区 工 事 に お き ま し て は 、 先ほ ど か ら 申 し 上 げ て お り ま す よ う に 、 盛 り 土 また は 切 り 土 の 土 量 が 1 0 万 m 3 以 上 の 造 成 工 事及 び 地 盤 改 良 を 伴 う 工 事 と い う こ と で 施 工 実 績を 求 め た 中 で 、 私 ど も が 業 者 の 施 工 実 績 に つ いて は 、 登 録 時 に 各 業 者 か ら 提 出 を い た だ い て いる 工 事 実 績 調 書 や 公 共 工 事 の 履 行 実 績 が 登 録 され て い る C O R I N S 、 こ れ は 工 事 実 績 情 報 サー ビ ス で ご ざ い ま す け れ ど も 、 そ う い っ た も ので 一 応 事 前 調 査 を い た し た と こ ろ で ご ざ い ま すけ ど も 、 こ の 工 事 実 績 調 書 で は 過 去 5 年 程 度 しか わ か ら ず 、 そ れ か ら C O R I N S の 情 報 も 公共 工 事 の 一 部 で し か 登 録 が な さ れ て い な い と いう こ と か ら 、 確 実 に 対 象 社 が 何 社 に な る か と いう こ と ま で は 承 知 し て お り ま せ ん で し た け ど も 、8 社 以 上 は い る も の で は な い か な と い う と こ ろで は 想 定 は し て お り ま し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    今 答 弁 の 中 で 、 C O R I N S と い う 会 社 に 公共 工 事 、 民 間 の 工 事 も あ る と 思 う ん で す け ど 、大 体 実 績 で い っ た ら 5 年 ぐ ら い は さ か の ぼ っ てみ る と 思 う ん で す が 、 こ れ は 何 で 1 0 年 ま で さか の ぼ っ た ん で す か 。 1 0 万 m 3 の 実 績 を 。 お答 え く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    過 去 1 0 年 間 と し た 理 由 で ご ざ い ま す け ど も 、施 工 実 績 に つ き ま し て は 直 近 で あ れ ば あ る ほ どい い わ け で ご ざ い ま す け れ ど も 、 今 回 の よ う な大 型 工 事 は そ う 頻 繁 に 発 注 が あ る も の で も ご ざい ま せ ん 。 国 土 交 通 省 九 州 地 方 整 備 局 や 福 岡 県に お い て も 、 土 木 工 事 に つ い て は 過 去 1 0 年 間で 求 め て い る の が 通 常 で あ り ま す の で 、 本 市 にお い て も 今 回 そ の よ う に 1 0 年 間 と い う と こ ろで 設 定 を さ せ て い た だ い た も の で あ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。

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◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    説 明 で 行 く と つ じ つ ま が 、 何 で 1 0 年 ま で さか の ぼ ら な い と だ め な の か と い う の が わ か ら ない ん で 、 そ こ ら 辺 を や は り 委 員 会 の 方 に よ く 審査 し て い た だ き た い と い う こ と を 一 つ 言 っ て おき ま す 。  次 に 、 ギ ロ バ ッ ク 、 洗 炭 し た 地 盤 が 弱 い と ころ 、 こ れ が 1 工 区 か ら 5 工 区 ま で 全 部 あ る わ けで す が 、 こ こ を 重 視 し な く て も よ か っ た ん で しょ う か 。 こ こ の 点 を お 尋 ね い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    地 盤 改 良 の 量 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 1 工 区が 5 万 1 千 m 3 ─ ─ 切 り 土 部 で ご ざ い ま す ─ ─そ れ か ら 2 工 区 が 5 万 m 3 、 3 工 区 が 3 万 4 千m 3 、 4 工 区 が あ り ま せ ん で 、 5 工 区 が 2 万 m3 。 地 盤 が 、 今 度 は 宅 盤 部 で ご ざ い ま す け れ ども 、 1 工 区 が 1 万 9 千 m 3 、 2 工 区 が 4 万 1 千m 3 、 3 工 区 が 3 万 2 千 m 3 、 4 工 区 が 8 千 m3 、 5 工 区 が 1 万 8 千 m 3 と い う ふ う に 分 け てギ ロ バ ッ ク の 処 理 を 行 っ て お り ま す け れ ど も 、区 画 割 の 関 係 上 、 ま た 施 工 工 程 の 合 わ せ る と ころ も ご ざ い ま す の で 、 こ う い う 分 け 方 を し て いる と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    さ き の 総 務 委 員 会 で 、 こ の ギ ロ バ ッ ク に つ いて 1 工 区 、 2 工 区 の ゼ ネ コ ン に 見 て い た だ き たい と い う 答 弁 を さ れ て る と 思 う ん で す が 、 そ れで 間 違 い な い で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    市 外 業 者 の 方 に 依 頼 と い う 、 気 持 ち 的 に は ござ い ま せ ん 。 全 体 的 な 工 程 会 議 ま た は 管 理 工 程会 議 等 々 が 、 施 工 会 議 も 必 要 で ご ざ い ま し ょ うし 、 全 体 の 工 事 の 中 で 施 工 を 合 わ せ て い く 必 要が あ り ま す の で 、 そ の 中 で 少 し で も リ ー ダ ー シッ プ 的 な 役 割 も 果 た し て い た だ き た い と い う 気持 ち を 、 思 い を 持 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    で は 、 そ の ゼ ネ コ ン 2 社 、 結 局 1 工 区 、 2 工区 に 対 し て 指 導 す る よ う に 告 知 さ れ て お り ま すか 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。

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◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    工 程 会 議 の 中 で や っ て い き た い と 思 っ て お りま す け れ ど も 、 ゼ ネ コ ン さ ん が 絶 対 的 指 導 権 を握 っ て や る と か そ う い う こ と で は ご ざ い ま せ ん 。全 体 的 工 程 会 議 の 中 で 進 め て 、 私 ど も の 方 か ら指 導 を し て い き た い と い う ふ う に 思 っ て ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    私 も ゼ ネ コ ン に い た ん で す け ど 、 全 体 の 工 程会 議 っ て 、 そ う い う の な い ん で す よ 。 J V ば かり 、 私 も 大 手 ゼ ネ コ ン い ま し た け ど 、 そ う い う工 程 会 議 な ん か な い ん で す よ 。 各 、 受 け た ゼ ネコ ン が 自 分 の 責 任 の 範 疇 、 仮 に こ こ の 部 分 が 競合 す る か ら っ て い っ た ら 、 逆 に 言 え ば 下 請 け にな る わ け で す よ 。 そ の 業 者 の 。 こ れ 、 ど こ に うた っ て あ る ん で す か 、 そ う い う 指 導 す る と か 、そ う い う の が 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    御 説 明 の 仕 方 が ま ず い の で 申 し 訳 ご ざ い ま せん 。 本 事 業 は 、 切 り 土 と 盛 り 土 が と い う 土 工 事が 、 隣 接 工 区 だ け で な く 工 区 を ま た い だ 計 画 とな っ て お り ま す 。 各 工 区 間 で の 施 工 協 議 が 大 変重 要 な 課 題 と な っ て お り ま す 。 ま た 、 工 程 管 理 、品 質 管 理 、 安 全 管 理 と い っ た 協 議 の 中 で 、 豊 富な 経 験 や 高 い 技 術 に よ り 市 外 業 者 へ の 適 切 な 意見 を 提 示 し て い た だ く 中 で 、 工 事 の ス ム ー ズ な進 捗 が 図 ら れ る と 思 っ て い る と こ ろ で ご ざ い ます 。  し た が い ま し て 、 協 議 が う ま く 整 う よ う に 、工 事 に 影 響 が 出 て く る こ と が 考 え ら れ ま す が 、担 当 課 と い た し ま し て は 施 工 協 議 が 円 滑 に 行 われ る よ う に 指 導 し て ま い り た い と い う ふ う に 思っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    そ の 円 滑 は わ か る ん で す け ど 、 実 際 に 、 じ ゃあ 不 測 の 事 態 、 地 盤 沈 下 が 起 き た と き の 責 任 はど こ が 持 つ ん で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    不 測 の 事 態 が 起 き た 場 合 と い う 御 質 問 で ご ざい ま す け れ ど も 、 現 地 調 査 を 行 い ま し て 、 そ れか ら 対 処 を 早 急 に 考 え て い き た い と 考 え て お りま す 。 ( 発 言 す る 者 あ り )

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    い や 、 工 区 が 3 つ 、 一 つ の ギ ロ に 対 し て 3 つ工 区 が あ る わ け で す よ 。 そ れ 、 全 部 調 査 す る わけ で す か 。 ど こ が 原 因 で 不 測 の 事 態 に な っ た か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      暫 時 休 憩 い た し ま す 。 再 開 を 5 時 4 0 分 と いた し ま す 。

午 後 5 時 2 5 分   休 憩

午 後 5 時 4 0 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )      本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。 会 議 時 間 を 午 後 8時 ま で 延 長 い た し ま す 。 土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    工 事 中 の 不 測 の 事 態 に 対 す る こ と で ご ざ い ます け れ ど も 、 不 測 の 事 態 が 発 生 し た 場 合 は 、 関係 者 た ち と 協 議 し て 対 処 し て ま い り た い と 思 いま す 。 ま た 、 そ の よ う な こ と の な い よ う に 全 力で 工 事 指 導 に 当 た っ て い き た い と い う ふ う に 考え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    も う 一 度 確 認 さ せ て く だ さ い 。 総 務 委 員 会 でゼ ネ コ ン に 指 導 さ せ る と い う こ と は 言 わ れ た のは 間 違 い な い で す か 。 そ の 確 認 だ け さ せ て く ださ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     都 市 建 設 部 次 長 。◎都 市 建 設 部 次 長 ( 定 宗 建 夫 )    今 の 御 質 問 で ご ざ い ま す が 、 こ こ に ち ょ っ と資 料 を 持 っ て お り ま す け ど も 、 市 外 業 者 の 指 導を 仰 ぎ な が ら 施 工 を し て い き た い と い う ふ う な答 弁 を し て お り ま す 。 指 導 を 受 け な が ら と 、 業者 に さ せ な が ら と か そ う い っ た こ と じ ゃ な い で 、ち ょ っ と そ こ の と こ ろ ニ ュ ア ン ス 的 に ち ょ っ と誤 解 が あ る か な と い う ふ う に 思 っ て お り ま す ので 、 そ こ の と こ だ け 訂 正 さ せ て い た だ き ま す 。申 し 訳 あ り ま せ ん 。 ( 発 言 す る 者 あ り )○議 長 ( 古 本 俊 克 )     7 番   後 藤 久 磨 生 議 員 。◆7 番 ( 後 藤 久 磨 生 )    大 体 、 今 こ の 技 術 的 な 議 論 に つ い て ど う い うふ う に す る か と い う の は 、 何 か 工 程 会 議 を も って 、 そ こ の 中 で 取 り 合 い と か そ こ ら 辺 を や っ て

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い く と い う 話 だ っ た ん で す け ど 、 私 は ゼ ネ コ ンを 入 れ る こ と に は 大 い に そ れ は 構 わ な い と い うふ う な 考 え を 持 っ て お り ま す 。 た だ し 、 こ の 、条 件 つ け て 8 社 程 度 し か な ら な か っ た 、 こ の 部分 は 一 般 競 争 入 札 の 、 今 ま で 質 問 者 が 聞 か れ てま し た け ど 、 競 争 性 を 高 め て 談 合 防 止 と い う 部分 に 本 当 に 一 致 す る の か 、 こ れ は 委 員 長 に そ こら 辺 、 こ の 条 件 を つ け な い と だ め だ っ た の か 、ま た 、 先 ほ ど 質 問 し ま し た 5 年 、 1 0 年 と い う範 囲 を 広 げ て あ り ま す け ど 、 こ れ は 本 当 に い いの か ど う か と い う こ と も 審 査 要 望 と し て や っ てい き ま す 。 お 願 い し ま す 。  最 終 的 に 、 実 際 に ゼ ネ コ ン の こ の 指 導 を 受 けな が ら 市 内 業 者 が 工 事 を や っ て い く と い う 形 も 、実 際 に そ う い う こ と が あ り 得 る の か ど う か 審 議し て い た だ き た い と い う こ と で 審 査 要 望 い た して お き ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん か 。 3 番   川 上 直 喜議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      私 は 、 議 案 第 8 4 号 か ら 第 8 8 号 ま で の 鯰 田工 業 団 地 造 成 工 事 請 負 契 約 議 案 5 件 に つ い て 、一 括 し て 質 疑 い た し ま す 。  鯰 田 工 業 団 地 造 成 に つ い て は 、 幾 つ も 重 大 な問 題 が あ り ま す 。 軟 弱 地 盤 に 2 5 億 5 千 万 円 もつ ぎ 込 ん で 、 失 敗 し た ら 借 金 返 済 に 税 金 を 投 入 、鉱 害 が 発 生 し て も 税 金 投 入 、 こ う い う 非 常 に 深刻 な 問 題 が あ る わ け で す 。 こ う し た 事 態 に 陥 った 場 合 、 財 政 状 況 の 厳 し い 本 市 は 市 民 に 新 た な負 担 と 犠 牲 を 押 し つ け る こ と に な り か ね ま せ ん 。こ の 観 点 を 根 底 に 据 え な が ら 、 幾 つ か の 角 度 から お 尋 ね い た し ま す 。  ま ず 、 市 の 計 画 書 の と お り に 工 事 を し て も 、こ の 工 業 団 地 は い わ ば 欠 陥 商 品 に な る の で は ない か と い う 問 題 で す 。 サ ン コ ー コ ン サ ル タ ン トは 、 2 0 0 5 年 福 岡 県 が 委 託 し た 地 質 調 査 で 3つ の 問 題 点 を 報 告 し て お り ま す 。 本 市 は い つ その 3 つ の 問 題 点 、 共 通 認 識 に し た か お 尋 ね し ます 。 内 容 に つ い て も お 答 え く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 後 5 時 4 6 分   休 憩

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午 後 5 時 4 9 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )      本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。 企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    県 が ボ ー リ ン グ 調 査 し ま し た 結 果 に つ い て の協 議 は い た し て お り ま せ ん 。 し か し な が ら 、 飯塚 市 が こ の 鯰 田 工 業 団 地 に お い て 懸 念 さ れ る とい い ま す か 、 こ の 部 分 に つ い て は 十 分 内 部 協 議を し ま し て 、 そ れ に 対 応 で き る よ う な 工 事 を 改良 す る と い う こ と で こ の よ う な 計 画 を 立 て た わけ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      昨 年 飯 塚 市 は 、 三 井 グ ル ー プ 系 の サ ン コ ー コン サ ル タ ン ト に 地 質 調 査 、 実 施 設 計 を 委 託 し たん で す ね 。 そ の 2 年 前 に 福 岡 県 が 同 じ サ ン コ ーに 地 質 調 査 委 託 し た ん で す よ 。 そ し て 、 そ の 結果 見 て 福 岡 県 企 業 局 は 、 軟 弱 地 盤 に つ き こ こ は見 送 る と 、 や め る と い う こ と に な っ た で し ょ 。そ の と き の 報 告 書 の こ と な ん で す 。 で す か ら 、あ な た 方 が 市 の 単 費 で 税 金 つ ぎ 込 ん で で も 造 ろう と い う の で あ れ ば 、 そ う い う 覚 悟 が あ る ん だっ た ら こ の 福 岡 県 の 調 査 報 告 書 を 読 ん で る は ずで す 。 こ こ に あ り ま す 。 私 が 情 報 公 開 で と っ たか ら 真 っ 黒 の と こ ろ い っ ぱ い あ る わ け で す よ 。あ な た 方 が 見 た の は こ の 墨 は な か っ た は ず で す 。  3 つ の 問 題 と い う の は 、 「 3 カ 所 の 沈 殿 池 に 、洗 炭 後 の 残 滓 堆 積 土 ( 軟 弱 地 盤 ) が 1 0 ~ 2 0m の 厚 さ で 分 布 す る 」 と い う こ と 。 2 番 目 は 、塗 り つ ぶ し て ま す け ど 、 浅 所 陥 没 想 定 区 域 が ある と い う こ と で す よ 。 3 番 目 が 、 「 調 査 地 内 のボ タ 及 び 地 下 水 の 一 部 に 対 し て は 、 コ ン ク リ ート 構 造 物 等 の 耐 久 性 の 検 討 が 必 要 で あ る 。 」 わか り に く い ん だ け ど も 、 こ こ の 土 地 は こ こ の 土壌 と 水 は コ ン ク リ ー ト を 溶 か す 力 を 非 常 に 強 く持 っ て お る と い う こ と を 書 い て お る わ け で す よ 。あ な た 方 、 こ れ 共 通 認 識 に し な い と 仕 事 で き なか っ た は ず な ん で す ね 。 し て な か っ た と い う こと で す ね 。 そ れ で 、 こ の 3 つ の 問 題 を ど う ク リア し て い く の か と い う の が 課 題 だ っ た ん で す 。で も 福 岡 県 は ク リ ア し き れ な い と い う こ と で やめ た ん で す 。 あ な た 方 は そ こ に つ く ろ う と い うん だ っ た ら 、 こ れ を ク リ ア し な い と い け な い わけ で す よ 。 そ れ で 、 あ な た 方 の 悩 ん だ 姿 が い ろ

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ん な 形 で 出 て く る わ け で す 。  で 、 コ ン サ ル タ ン ト は 3 つ 案 を 立 て て 、 4 番目 の も の を あ な た 方 に 報 告 し ま し た ね 。 最 初 の一 案 は 、 3 つ 、 大 き い の が 2 つ 、 小 さ い の が 1つ ギ ロ バ ッ ク あ る ん だ け ど も 、 そ の ギ ロ バ ッ クを 全 く 使 わ な い 、 工 業 用 地 と し て は 。 そ う い う計 画 を 一 案 で つ く っ た ん で す 。 こ れ は 、 あ な た方 が 信 奉 し て お る 九 州 大 学 の 江 崎 哲 郎 先 生 で すね 、 が ア ド バ イ ス を 送 っ た も の で す よ 。 と こ ろが 、 2 案 に な っ た ら 、 こ れ は 昨 年 の 1 2 月 に 鯰田 の 公 民 館 で 、 住 民 説 明 会 で あ な た 方 が 示 し たも の で す 。 一 つ 大 き い の を 、 中 型 の も の を 工 業用 地 に 入 れ 込 む と 、 ギ ロ バ ッ ク 改 良 す る と い うん で す ね 。 3 つ 目 は 、 大 き い の 、 中 く ら い の を2 つ と も 工 業 用 地 に 使 う と い う や つ で す 。 最 終的 に 、 4 番 目 が あ な た 方 が 出 さ れ た 案 だ け ど 、浅 所 陥 没 層 も 使 う と い う こ と に な っ て く る わ けで す 。  そ し て 、 サ ン コ ー コ ン サ ル タ ン ト の 最 終 報 告書 を 見 て 、 さ ら に あ な た 方 が 5 月 2 0 日 市 民 経済 委 員 会 に 、 そ れ を 改 訂 し た も の を 提 出 し た 。で 、 市 民 経 済 委 員 会 で 指 摘 を 受 け て 、 そ し て 2次 改 訂 版 を 最 終 文 書 と し て 今 日 提 出 し て い る わけ で す ね 。 要 す る に ど う い う こ と に な る か と いう と 、 コ ン サ ル の 第 1 案 、 ギ ロ バ ッ ク を 全 く 使わ な い も の と 最 終 確 定 文 書 を 比 べ る と 、 面 積 は1 7 . 4 ha ぐ ら い で 、 ジ グ ザ グ あ っ た け ど も と に戻 っ た 。 結 局 何 が 変 わ っ た か と い う と 、 あ え て軟 弱 地 盤 を 工 場 用 地 に 組 み 込 ん だ 。 こ れ だ け が変 わ っ て お る わ け で す 。 そ れ に よ っ て こ こ の 工場 用 地 は 、 私 に 言 わ せ れ ば 欠 陥 商 品 に な る 危 険性 が 非 常 に 高 く な っ た と い う わ け で す 。 第 1 案 、コ ン サ ル の 第 1 案 で あ れ ば 、 そ う い う こ と は 避け ら れ た か も し れ な い 。  そ れ で 、 あ な た 方 い ろ い ろ 研 究 し た ん だ け ども 、 今 度 工 業 用 地 は 1 7 ha に な っ て ま す が 、 その う ち ギ ロ バ ッ ク 、 改 良 す る 面 積 は 幾 ら で す か 。工 業 用 地 全 体 の 中 で は 何 割 を 占 め ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    ギ ロ の 量 は わ か り ま す け れ ど も 、 面 積 は ち ょっ と 今 資 料 を 持 ち 合 わ せ て お り ま せ ん 。 す い ませ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )    

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  こ こ に あ る の は 切 り 盛 り 分 布 図 、 あ な た 方 が入 札 に 当 た っ て イ ン タ ー ネ ッ ト で 公 表 し て い るも の で す よ 。 ホ ー ム ペ ー ジ で 。 こ れ に ち ゃ ん と書 い て る じ ゃ な い で す か 。 改 良 面 積 幾 ら 、 幾 ら 、幾 ら と 。 全 部 書 い て る で し ょ 。 こ れ 見 ま す と 、大 体 工 業 用 地 の 全 体 の う ち 4 分 の 1 は ギ ロ バ ック を 改 良 し た と 、 改 良 し て 使 う 部 分 で す よ 。 大ざ っ ぱ に 言 っ て 。 そ ん な こ と も わ か ら な い ん です か 。 じ ゃ あ こ の ギ ロ バ ッ ク 、 ど う や っ て 改 良す る の か 、 今 回 採 用 す る 工 法 に つ い て 簡 潔 に 説明 を 求 め ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    ち ょ っ と 簡 潔 に 述 べ さ せ て い た だ き た い と 思い ま す 。  残 地 の 最 も 深 い 場 所 は 2 1 m で ご ざ い ま す 。先 ほ ど 答 弁 い た し ま し た け れ ど も 、 そ の う ち の3 m か 4 m の 切 り 土 を 行 い 、 そ の 後 、 そ の 下 の地 盤 を 、 宅 盤 面 を 3 m の 深 さ 、 地 盤 改 良 を 行 いま す 。 こ の 地 盤 改 良 に お き ま し て は 、 パ ワ ー ブレ ン ダ ー と そ れ か ら バ ッ ク ホ ー の 併 用 の 地 盤 改良 工 法 に よ っ て 行 い た い と 思 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ の 工 法 に つ い て は 特 許 が あ り ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    パ ワ ー ブ レ ン ダ ー の 方 に 関 し て は 特 許 が あ りま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ の 工 法 は い つ 開 発 さ れ ま し た か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    年 限 に つ い て は 存 じ 上 げ て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      あ ち ら こ ち ら で や っ て る 工 法 で は な い で し ょう 。 江 崎 哲 郎 九 州 大 学 教 授 が 地 盤 改 良 を 中 央 から 3 m や れ ば 安 全 と い う ふ う に 言 っ た こ と が あり ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    そ う い う こ と は ご ざ い ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。

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◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      江 崎 先 生 は そ う い う ふ う に 言 っ て な い ん で すね 。 そ う す る と 、 先 日 の 1 1 日 、 総 務 委 員 会 であ な た 方 は 、 3 m だ け 改 良 す る と い う 理 由 に つい て こ う 述 べ ま し た ね 。 3 m を 改 良 す れ ば 、 道路 並 み の 車 が 通 っ て も 十 分 耐 え ら れ る 強 度 が 出る 、 技 術 的 に 検 討 し た と 。 ど う い う 検 討 し た のか 、 そ し て 道 路 並 み の 車 と い う の で あ れ ば 、 何t 車 ま で を 言 っ て お る の か お 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 後 6 時 0 0 分   休 憩

午 後 6 時 0 1 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )      本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。 土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    地 盤 改 良 の 3 m と な っ て い る 理 由 は と の 問 いだ と 思 い ま す け れ ど も 、 地 盤 改 良 は 通 常 の 宅 地と 同 等 な 支 持 力 を 得 る た め に 地 盤 改 良 を 3 m 行う も の で あ り ま す 。 地 盤 改 良 部 に 対 す る 浸 食 性に つ い て は 影 響 は な い と 判 断 し て お り ま す 。 また 、 ボ ー リ ン グ 調 査 に よ る 軟 弱 地 盤 層 の N 値 は1 0 を 超 え て お り 、 不 当 沈 下 は な い も の と 判 断し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      車 は 何 t ね 。 何 t の 車 ち ゅ う て 聞 か れ た よ 、車 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    1 m 2 当 た り 5 t か ら 1 0 t を 耐 え ら れ る よう に 設 計 し た い と 、 荷 重 で 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      適 当 な こ と を 言 っ た ら だ め で す よ 。 じ ゃ あ 実証 試 験 は い つ ど こ で し ま し た か 。 そ れ か ら 、 この 工 法 で あ ち こ ち で や っ て る わ け じ ゃ な い と 思う ん だ け ど 、 ど こ か に こ の 工 法 で 地 盤 改 良 し て効 果 が 持 続 し て い る 、 そ う い う 例 が あ り ま す か 。そ れ を 調 査 し ま し た か 、 お 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    市 内 で の 試 験 結 果 は あ り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。

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◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      答 弁 が で き な い と か わ か ら な い と い う と き は 、も う そ の よ う に 言 っ て く だ さ い ね 。 そ れ は そ のま ん ま 委 員 会 に お 願 い す る と い う こ と に な り ます か ら 。  そ れ で 、 実 証 試 験 も や っ て な い 、 実 例 も 調 べて な い 、 何 十 億 円 も か け て 飯 塚 市 で 、 三 菱 の ボタ 山 で 実 験 し よ う と い う こ と に な る ん で す よ 。飯 塚 市 民 の 税 金 で 実 験 さ れ る の は た ま ら な い です よ 。 こ の コ ン ク リ ー ト を 混 ぜ て 固 め る や り 方で 、 地 盤 改 良 の 効 力 は ど の く ら い 持 続 す る の か 。総 務 委 員 会 で お 尋 ね し ま し た 、 そ う す る と 、 答弁 が ふ る っ て る ん で す よ 。 コ ン ク リ ー ト を 混 ぜて 固 め る や り 方 で す か ら 、 「 コ ン ク リ ー ト の 耐用 年 限 の 期 間 で あ る 」 と 言 わ れ る わ け で す よ 。当 た り 前 で す ね 。 意 味 の あ る 答 弁 じ ゃ な い で すよ 。 混 ぜ る コ ン ク リ ー ト の 耐 用 年 限 が 終 わ れ ば 、そ の 改 良 し た 地 盤 も 効 力 失 う と い う だ け の 話 です よ 。 そ の 後 、 何 か 意 味 の あ る こ と 調 べ ら れ まし た か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    地 盤 改 良 の 耐 久 性 は ど う な の か と い う 問 い だと 思 い ま す 。 地 盤 改 良 は セ メ ン ト 等 使 用 し 、 化学 的 作 用 に よ っ て 軟 弱 地 盤 を 固 結 さ せ 、 安 定 させ る も の で あ り ま す 。 一 般 的 に 、 軟 弱 地 盤 部 での 構 造 物 の 基 礎 等 で 使 用 さ れ 、 そ の 構 造 物 を 支え て い る も の で あ り ま す 。 こ の 場 合 、 耐 用 年 数等 が 規 定 さ れ て お ら ず 、 安 定 的 に 続 く も の と 考え て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      要 す る に 、 あ な た 方 は 人 に 土 地 を 売 ろ う と して る の に 、 こ の 土 地 、 地 盤 改 良 は 何 年 も つ か 言わ な い で 売 ら な い と い け な い わ け で す よ 。 企 業誘 致 担 当 は た ま ら な い で す ね 。 そ れ で 、 あ な た方 が 本 来 読 ん で お く べ き サ ン コ ー の 、 先 ほ ど 言っ た 2 0 0 5 年 の レ ポ ー ト の 中 に 「 地 下 水 」 とい う の が あ り ま す 。 こ れ 読 む と 、 「 水 質 分 析 を実 施 し た 8 資 料 の う ち 7 資 料 で 、 何 か し ら の 非情 に 強 い 浸 食 性 が 認 め ら れ た 」 と 。 い ろ い ろ 述べ て 、 「 劣 化 等 の 可 能 性 が あ る 」 と 。 こ れ 、 対策 と る べ き だ と い う わ け で す よ 。 劣 化 は 、 能 力の あ る 水 だ と か 土 壌 と 、 劣 化 さ れ る 相 手 で あ るコ ン ク リ ー ト を 混 ぜ る わ け で す か ら 、 長 も ち す

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る と 思 う 方 が お か し い で す よ ね 。 じ ゃ あ 何 年 なら も て る の か 、 何 年 か ら 先 は も た な い の か 、 そん な の 言 わ な い で 土 地 売 れ な い で し ょ う 。 そ こで 、 地 盤 改 良 は 3 m に 限 っ て 、 そ れ か ら 深 い とこ ろ 1 0 数 m は 改 良 し な い と い う こ と で す ね 。ど う し て 3 m だ け に と ど め て 、 そ れ か ら 先 は しな い ん で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    地 盤 改 良 部 よ り 下 の 層 に つ き ま し て は 、 ボ ーリ ン グ 調 査 結 果 に よ り ま し て N 値 5 以 上 の 数 値が 得 ら れ て お り ま す の で 、 普 通 の 宅 盤 と 変 わ らな い よ う な 地 耐 力 を 持 っ て い る も の と 判 断 い たし て お る か ら で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      今 は あ な た 方 、 そ う 言 っ て る ん で す よ ね 。 しか し 、 そ の 数 字 に 責 任 負 え な い で し ょ 、 実 は 。と い う の が 、 も と も と 三 菱 が 一 度 や ろ う と し たん で す ね 。 と い う ふ う に サ ン コ ー の レ ポ ー ト が書 い て ま す よ 。 三 菱 が や ろ う と し て や ら な か った 理 由 は 、 こ う 書 い て お る ん で す 。 「 当 社 も いろ い ろ と 検 討 し た が 、 コ ス ト 面 で 問 題 が あ る と判 断 し た 」 と 。 き ち ん と 安 全 が 確 保 で き る こ とを や ろ う と す る と 、 お 金 が か か っ て 仕 方 が な いと い う 意 味 じ ゃ な い で す か 。 実 は 、 同 じ こ と を3 月 、 あ な た 方 の 建 設 部 長 が 建 設 常 任 委 員 会 で答 弁 し て る ん で す よ 。 こ れ は 後 藤 委 員 の 質 問 に対 す る 答 弁 で す け ど 、 こ う 言 っ て ま す よ 。 「 この 沈 殿 池 の 底 に 堆 積 し ま し た 残 滓 の 堆 積 土 は 、指 で 押 し ま す と 容 易 に へ こ み ま す の で 、 こ の 軟弱 土 質 は 当 然 地 盤 改 良 は し て い か な い と い け ませ ん け れ ど も 、 深 部 ま で 改 良 い た し ま す と 非 常に お 金 が か か り ま す の で 、 そ う い う と こ ろ に つき ま し て は 、 あ る 一 定 の 深 さ ま で 改 良 を 考 えて 」 お る と 。 三 菱 と 同 じ こ と を 言 っ て い る わ けで す よ 。 と こ ろ が 、 今 あ な た 方 は N 値 が 幾 つ とか 数 字 を 引 っ 張 っ て き て ─ ─ 根 拠 の な い 数 字 じゃ な い ん で す か ─ ─ 言 っ て る わ け で す 。  あ な た 方 は 昨 年 の 1 2 月 に 幹 部 会 を 開 い て 、1 2 月 2 0 日 に サ ン コ ー コ ン サ ル に 、 今 ま で 使お う と と し な か っ た ギ ロ バ ッ ク を 使 う よ う に する ん だ け ど 、 工 場 団 地 は 安 心 な 団 地 で す と し て販 売 し た い と 、 こ う い う ふ う に 伝 え て お る わ けで す よ 。 ま と も に 改 良 す れ ば お 金 が か か っ て 仕

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方 な い と 。 し か し 、 分 譲 価 格 が 高 く な れ ば 売 りに く い と 。 そ れ で 3 m 程 度 に と ど め た ん で は ない ん で す か 。 要 す る に 、 あ な た 方 は 安 全 よ り 安上 が り を 目 指 し た と い う こ と じ ゃ な い ん で す か 。お 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    先 ほ ど か ら 答 弁 を 申 し 上 げ て お り ま す け れ ども 、 残 滓 の 処 理 対 策 に つ い て は 、 課 内 で も い ろい ろ と 議 論 を し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 ボ ー リン グ 調 査 図 等 々 を 検 討 し て い く 中 で 、 N 値 5 とい う 一 応 の 目 安 を つ け て し て お り ま す の で 、 十分 大 丈 夫 だ ろ う と 自 信 を 持 っ て 計 画 を い た し てお る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 ち な み に 、 地 盤 の 柔ら か い と い う 意 味 が 、 私 の 方 に は 、 柔 ら か い にも い ろ い ろ 意 味 が あ る と 思 い ま す け れ ど も 、 この 飯 塚 市 役 所 周 辺 、 特 に ボ ー リ ン グ 調 査 結 果 のあ る 駅 前 等 々 の ボ ー リ ン グ 調 査 結 果 を 見 れ ば 、道 路 ま た は 商 店 等 が 建 ち 並 ん で お る と こ ろ の 地盤 の 状 況 は 、 ボ ー リ ン グ 調 査 の N 値 で 言 え ば 1 、2 、 い い と こ ろ で 3 、 深 さ 約 5 、 6 m か ら 7 mぐ ら い 悪 い 地 盤 が あ る よ う な と こ ろ で も 、 現 状の 建 物 等 々 は た く さ ん 建 ち 並 ん で 影 響 の な い よう な 状 況 で ご ざ い ま す 。 そ の よ う な 状 況 下 か らす る と 、 当 鯰 田 工 業 団 地 の ギ ロ バ ッ ク 等 言 わ れま す け れ ど も 、 7 m 下 の 残 滓 の 部 分 に つ き ま して は 地 耐 力 5 以 上 で あ り ま す の で 、 十 分 対 応 可能 と い う ふ う に 判 断 し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      土 木 建 設 課 長 が 素 人 み た い な こ と を 言 っ た らだ め で す よ 。 ボ ー リ ン グ の 結 果 見 た で し ょ う 。中 に 水 が あ る 層 も あ る じ ゃ な い で す か 。 空 洞 の層 も あ る ん で す よ 。 部 分 的 に N 値 が 何 と か か んと か と か 言 う け ど 、 幾 つ も ボ ー リ ン グ 結 果 で そう い う の 出 て る じ ゃ な い で す か 。 こ う 見 て も 明ら か じ ゃ な い で す か 。 大 体 、 市 役 所 の 回 り が 何と か か ん と か 言 わ れ ま し た け ど 、 そ こ に は 何 十億 円 も 金 を つ ぎ 込 ん で コ ン ク リ ー ト で 固 め た りし ま せ ん よ 。 こ こ だ け じ ゃ な い で す か 。 大 体 ここ の ギ ロ バ ッ ク は ど う い う ふ う に で き た か 考 えて み れ ば 、 自 分 が 言 っ て る こ と が い か に お か しい か か が わ か る は ず で す よ 。  そ れ か ら 、 2 点 目 の 問 題 と し て は 、 浅 所 陥 没想 定 区 域 、 こ れ を ど う 考 慮 し た か と い う こ と を

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問 わ れ る ん で す よ 。 総 務 委 員 会 で は 、 土 木 建 設課 長 は 、 浅 所 陥 没 の 恐 れ は 極 め て 少 な い と い うふ う に 言 わ れ ま し た ね 。 極 め て 少 な い と 言 わ れた ん で す よ 。 私 は 本 当 か な と 思 っ て 、 ま た 先 ほど の 建 設 部 長 の 3 月 の 建 設 委 員 会 で の 答 弁 を 引き ま す け ど 、 こ う 言 っ て ま す よ 。 「 俗 に 言 う 浅所 陥 没 等 に つ き ま し て 、 恐 れ が 薄 い の で は な いか と い う 結 論 を い た だ い て お り ま す 」 誰 か ら いた だ い た ん で す か 。 「 学 術 経 験 者 の 方 に 御 意 見を 伺 い な が ら 」 と 言 っ た ん で す よ 、 こ れ は 九 州大 学 の 江 崎 先 生 に 決 ま っ て る で し ょ 。 そ れ で 、あ な た 方 は 江 崎 教 授 の 意 見 書 、 も ら っ て る で しょ 。 江 崎 教 授 の 意 見 書 に は こ の よ う に 書 い て るん で す か 。 「 浅 所 陥 没 に つ い て は 恐 れ は 極 め て少 な い 」 と 。 「 極 め て 少 な い 」 と い う ふ う に 書い て ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    「 極 め て 少 な い 」 と い う 判 断 に 立 っ た の は 市で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ れ は 課 長 が 総 務 委 員 会 で 適 当 に 言 っ た だ けじ ゃ な い で す か 。 市 の 判 断 を 、 先 ほ ど 言 っ た よう に 建 設 部 長 が 既 に 「 恐 れ が 薄 い 」 と 言 っ て るん で す よ 。 「 恐 れ が 薄 い 」 と い う の と 「 恐 れ は極 め て 少 な い 」 と い う の は 雲 泥 の 違 い が あ り ます よ 。 市 の 、 あ な た 以 前 の 答 弁 が こ う な っ て るの に 、 あ な た は 総 務 委 員 会 で 適 当 に こ う い う ふう に 「 恐 れ は 極 め て 少 な い 」 と い う ふ う に 言 って る わ け で す 。 無 責 任 だ と 思 い ま す よ 。  そ れ で 、 3 月 に 調 印 さ れ た 土 地 売 買 契 約 書 、三 菱 マ テ リ ア ル の 鉱 害 賠 償 責 任 を 市 が す べ て 引き 取 ろ う と い う 中 身 に な っ て ま す ね 。 し か し 私 、6 月 議 会 で も 言 っ た ん だ け ど も 、 こ う い う 場 合 、双 方 想 定 外 の 事 態 に つ い て は 、 鉱 業 法 第 1 0 9条 の 規 定 に よ っ て 、 三 菱 マ テ リ ア ル に 責 任 が ある の で は な い か 、 つ ま り 最 終 鉱 業 権 者 で す か ら 、し か も 有 資 力 の 。 こ の 質 問 に 対 し て あ な た 方 は大 変 な 答 弁 を し た わ け で す 。 「 今 後 よ く 研 究 する 」 と 言 っ た ん で す よ 。 「 今 後 よ く 研 究 す る 」と 回 答 し て 三 菱 マ テ リ ア ル を 驚 か せ た ん で す ね 。そ の 後 ど う い う 研 究 を し た の か 、 こ の 場 で 聞 かせ て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 合 政 策 課 長 。

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◎総 合 政 策 課 長 ( 加 藤 俊 彦 )    こ の 件 に つ き ま し て は 、 6 月 議 会 終 了 後 に 顧問 弁 護 士 に お 尋 ね に 行 っ て お り ま す 。 そ の と きの 説 明 に よ り ま す と 、 基 本 的 に は 契 約 優 先 で あり 、 市 が 所 有 し て い る 段 階 で 陥 没 等 の 損 害 が 発生 し た と し て も 、 市 が 三 菱 マ テ リ ア ル に 賠 償 請求 す る こ と は 困 難 で あ る と の 見 解 で ご ざ い ま した 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      実 際 に 裁 判 に な っ た ら 市 が 負 け る か も し れ ませ ん ね 。 鉱 業 法 第 1 0 9 条 と い う 規 定 を よ く 知ら な い で し ょ 。  そ れ で 、 調 整 池 の 予 定 地 は 浅 所 陥 没 想 定 区 域 、広 が っ て ま す 。 こ の 断 面 図 、 あ な た 方 が 情 報 公開 で 提 出 し て く れ た 断 面 図 な ん で す け ど も 、 これ 見 ま す と 、 調 整 池 の 方 で す が 、 石 炭 を 掘 っ た後 の 空 洞 、 調 整 池 底 面 か ら 地 下 3 0 m の 間 で す 。断 面 図 見 ま し た ら ね 。 4 層 見 る だ け で 、 そ の 空洞 が 広 が っ て ま す 。 一 部 は も う 空 洞 が 地 表 に 顔を 出 し そ う な と こ ろ も 見 ら れ ま す 。 図 面 に よ れば 。 浅 所 陥 没 の 恐 れ が な く な る に は 、 採 掘 後 70 年 か ら 1 2 0 年 か か る と も 学 説 的 に は 言 わ れて お る で し ょ 。 そ れ は あ な た 方 知 っ て る で し ょ 。閉 山 か ら 言 え ば 、 こ こ は ま だ 4 5 年 な ん で す よ 。そ れ も あ な た 方 わ か っ て る は ず で す 。  そ れ で 、 浅 所 陥 没 の 場 合 、 こ こ の 浅 所 陥 没 想定 区 域 に 対 し て は ど う い う 対 策 を と ら な い と いけ な い の か と い う こ と が 、 先 ほ ど 私 が 紹 介 し た2 0 0 5 年 の サ ン コ ー の レ ポ ー ト に 書 い て ま すね 。 そ れ は 読 ん で あ り ま す か 。 も う 読 ん で る か読 ん で な い か だ け で も い い で す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    読 ん で お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      こ う 書 い て る ん で す よ 。 「 そ う い っ た と こ ろで は 浅 所 陥 没 に 対 処 し た 基 礎 工 法 が 必 要 だ 」 と 。重 要 な 重 量 構 造 物 の 基 礎 と し て は 、 浅 所 陥 没 対策 法 、 充 填 法 と か 読 み に く い 言 葉 が あ り ま す 。で 、 そ れ に つ い て は 地 域 公 団 と か 発 電 所 と か 鉄道 、 道 路 な ど で 実 績 が あ る と 書 い て あ る わ け です よ 。 だ か ら 、 浅 所 陥 没 、 本 当 に 防 ご う と 思 えば 今 の 技 術 で や れ る と い う こ と を 書 い て お る わ

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け で す よ 。 と こ ろ が あ な た 方 は 、 何 も 考 慮 を して な い と い う こ と な ん で す ね 。 ど う し て で し ょう か ね 。  次 に 行 き ま す け ど 、 あ な た 方 が 総 務 委 員 会 で 、設 計 を す る 上 で 最 も 苦 労 し た の は 何 か と い う こと に つ い て 、 ど こ の 土 を ど こ に 移 し て 平 ら な 土地 に す る か 、 い わ ゆ る 切 り 盛 り バ ラ ン ス と い うふ う に 言 わ れ ま し た ね 。 こ れ 、 一 番 苦 労 し た と 。最 終 的 に 工 区 を 5 つ に さ れ た わ け で す 。 最 終 的に と い う の が 、 入 札 に 向 け て 設 計 の 決 裁 が 終 わっ た の が 8 月 1 4 日 と の 答 弁 で し た ね 。 仮 に 、5 月 2 0 日 の 市 民 経 済 委 員 会 に 報 告 し た 後 か ら工 区 割 に 入 っ た と し て も 、 3 カ 月 近 く の 非 常 に長 い 期 間 が か か っ た わ け で す 。  そ こ で 、 こ の 5 つ の 工 区 割 、 最 終 的 に こ の 工区 割 が で き て い く 経 過 、 本 当 に 簡 潔 で よ い の でお 答 え く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    工 区 割 に つ き ま し て は 、 い ろ い ろ 工 区 を 検 討し た 経 緯 が あ り ま す 。 そ の 中 で 最 良 の 状 態 が 5工 区 と い う こ と で 最 終 結 論 に 達 し た わ け で ご ざい ま す け れ ど も 、 4 月 か ら 5 月 、 6 月 と 時 を 重ね て い ろ い ろ 検 討 し て ま い り ま し た け れ ど も 、総 合 的 に 判 断 し た と こ ろ で 5 工 区 と い う 形 に なっ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      ち ょ っ と 簡 潔 過 ぎ て 。 だ か ら 、 観 点 が 重 要 なん で す よ ね 。 ど う い う 観 点 で 工 区 割 を す る か とい う こ と で し ょ う 。 工 区 割 の 最 終 決 裁 権 者 は 齊藤 市 長 で す ね 。 総 務 委 員 会 で 説 明 が あ り ま し た 。3 カ 月 間 の 間 、 工 区 を 決 め る 協 議 に 参 加 し た メン バ ー は ど う い う 方 々 で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    関 係 部 ま た は そ の 部 は 5 部 長 で 行 っ て お り ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      関 係 部 と い う 点 で い う と 、 栗 原 課 長 、 曽 根 課長 補 佐 、 そ れ か ら 安 藤 係 長 、 林 さ ん 、 こ う い った 方 々 が 決 裁 を い ろ い ろ 回 し て あ り ま す け ど も 、こ の 方 々 と 5 部 が 入 っ て い る と 思 う ん で す け ど 、5 部 長 と い う の は 誰 の こ と で す か 。

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○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    5 つ の 関 係 部 署 の 部 長 さ ん で ご ざ い ま す 。( 発 言 す る 者 あ り )○議 長 ( 古 本 俊 克 )      名 前 言 い な さ い よ 。 名 前 と ど こ の 課 か 言 や いい ん や な い の 。 ( 「 固 有 名 詞 を 言 わ に ゃ 、 固 有名 詞 」 と 呼 ぶ 者 あ り ) ま た 聞 か れ る よ 、 同 じ やろ 、 言 い な さ い 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    総 務 部 長 、 そ れ か ら 企 画 調 整 部 長 、 財 務 部 長 、経 済 部 長 そ れ か ら 都 市 建 設 部 長 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ の メ ン バ ー で こ の 複 雑 な 工 区 割 を 完 成 さ せた わ け で す ね 。 3 カ 月 か け て 。 も う 共 産 党 が 市議 団 ニ ュ ー ス で 市 内 全 域 に ま こ う と し て お り ます の で 、 関 係 者 の 方 も う み ん な わ か っ て る と 思い ま す け ど 、 非 常 に 複 雑 で す 。 そ れ で 、 ギ ロ バッ ク を 一 つ の 工 区 に せ ず に 幾 つ も 分 割 し た 問 題に つ い て は 、 先 ほ ど 委 員 か ら 質 問 が あ っ て 、 意味 の あ る 答 弁 は あ り ま せ ん で し た 。 あ す 審 議 があ る か と 思 わ れ ま す 。  と こ ろ で 、 市 長 は こ う い う 難 し い ギ ロ バ ッ クな ど に つ い て 、 ゼ ネ コ ン に 任 せ る と い う 考 え 方は あ り ま せ ん で し た か 。 お 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     都 市 建 設 部 長 。◎都 市 建 設 部 長 ( 村 瀬 光 芳 )    い ろ い ろ と 意 見 が 出 て お り ま す 。 建 設 部 局 の段 階 で 総 括 的 に 、 ち ょ っ と 説 明 が 長 く な り ま すか も わ か り ま せ ん が 、 答 弁 さ せ て い た だ き ま す 。  本 事 業 地 は 、 ボ タ 山 の 跡 地 と い う 特 殊 な 地 形で ご ざ い ま し て 、 変 化 に 富 ん だ 地 形 で も あ り 、そ の 工 事 規 模 、 そ れ か ら 完 成 時 期 、 施 工 計 画 等を 総 合 的 に 考 慮 し ま す と 、 全 体 的 に 一 括 し た 施工 管 理 の も と で 実 施 す る こ と が 望 ま し い と い うふ う に 思 わ れ ま す 。 し か し な が ら 、 近 年 に な い大 型 公 共 工 事 で も あ り ま し て 、 市 内 業 者 の 方 々に も で き る だ け 多 く 参 加 し て い た だ き た い と いう ふ う な 気 持 ち の 中 で 、 工 区 区 分 を 考 慮 し た もの で ご ざ い ま す 。 特 に 、 事 業 地 へ の 侵 入 路 や 、そ れ か ら 土 工 計 画 に 伴 う 土 砂 運 搬 路 の 確 保 、 それ か ら 工 事 中 の 防 災 計 画 、 そ れ か ら 工 事 費 の 配分 等 を 考 慮 し ま し て 5 工 区 に 区 分 を 分 け 、 さ らに 3 者 J V に よ る 方 式 等 い た し て お り ま す 。 こ

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の 1 5 社 の 協 力 に よ り ま し て 、 事 業 の 早 期 完 成を 目 指 し た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。  さ ら に ま た 、 本 事 業 は 整 備 面 積 が 約 2 7 . 7 haと 広 大 な 地 形 で も ご ざ い ま す し 、 全 体 の 土 工 量も 1 0 0 万 m 3 を 超 し ま す 。 大 規 模 工 事 で も あり ま す し 、 ま た 洗 炭 残 滓 の 堆 積 し た 軟 弱 地 盤 層の 地 盤 改 良 の 量 も 多 く な っ て お り ま す 。 こ の ため 、 事 業 全 体 の 土 工 計 画 や 施 工 計 画 、 特 に 工 程管 理 や 品 質 管 理 が 最 も 重 要 な と こ ろ で ご ざ い まし て 、 土 工 数 量 や 地 盤 改 良 、 そ れ か ら 重 量 構 造物 の 築 造 、 さ ら に は 全 体 の 施 工 管 理 等 を 総 合 的に 勘 案 し ま し て 、 1 、 2 工 区 に 市 外 業 者 の 配 置を 計 画 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 市 外 業 者 の 豊富 な 経 験 や 高 い 技 術 力 を 得 る 中 で 、 事 業 全 体 のリ ー ダ ー シ ッ プ 的 役 割 を い た だ き な が ら 、 強 力な 連 携 に よ り ま し て 完 成 を 目 指 し て い き た い とい う ふ う に 考 え て お り ま す 。  そ う い う ふ う な こ と で 、 一 定 の 条 件 も 整 備 しな が ら 業 者 を 指 定 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 1日 も 早 く こ の 造 成 工 事 が 完 成 さ れ る こ と を 、 強く 建 設 部 局 と し て も 望 ん で お る と こ ろ で ご ざ いま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      市 長 が 答 弁 予 定 が な い な ら も う 次 の 質 問 に 行き ま す け ど 、 こ こ は 市 長 が 答 弁 す る べ き と こ です 。 そ れ は 、 今 か ら 言 う こ と で 思 い 当 た ら れ ると 思 い ま す 。  南 側 の ギ ロ バ ッ ク 、 こ れ は 切 り 盛 り 土 分 布 表を 見 る と 、 真 っ す ぐ な っ て な い で す ね 。 ギ ロ バッ ク の 真 ん 中 で か ぎ に な っ て る で し ょ 。 こ う いう の が 全 然 意 味 が わ か ら な い ん で す よ ね 、 実 は 。想 像 は つ き ま す け ど 。 そ れ で 、 も と も と 7 月 着工 の 予 定 な ん で し ょ 、 こ の 工 事 は 。 と こ ろ が 、何 ら か の 理 由 に よ っ て 工 区 割 に 時 間 を か け て いる 間 に 、 市 外 ゼ ネ コ ン で 指 名 停 止 が 解 除 と な った 企 業 が あ り ま す 。 ど こ で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    指 名 停 止 が 7 月 1 5 日 で 終 了 し た も の が 1 件ご ざ い ま し て 、 株 式 会 社 森 本 組 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ の ほ か に J F E エ ン ジ ニ ア リ ン グ 、 日 立 造船 、 住 友 重 機 械 工 業 、 三 井 造 船 、 あ ま り 土 を 扱

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っ た こ と が な い と こ ろ も あ る わ け で す ね 。 そ れで 、 そ の う ち 今 言 わ れ ま し た 森 本 組 、 ど う い う会 社 で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    私 ど も に 建 設 工 事 有 資 格 者 名 簿 、 こ れ は 市 外の 土 木 業 者 と し て 登 録 が あ る も の で ご ざ い ま すけ れ ど も 、 住 所 が 大 阪 市 天 王 寺 区 の 夕 陽 丘 町 です か 、 4 番 1 1 号 に あ る も の で ご ざ い ま す 。 それ 以 上 の 内 容 に つ い て は 把 握 し て お り ま せ ん 。今 こ の 時 点 で は わ か り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      わ か ら な い わ け な い で し ょ う 。 今 度 1 工 区 で仕 事 と っ て る ん だ か ら 。 森 本 組 は 本 社 は 大 阪 なん で す が 、 こ れ は 昨 年 の 1 1 月 1 6 日 か ら こ とし の 7 月 1 5 日 ま で 指 名 停 止 に な っ て ま す ね 。指 名 停 止 措 置 理 由 は 、 名 古 屋 市 発 注 の 地 下 鉄 工事 に お い て 、 独 占 禁 止 法 に 違 反 す る と し て 排 除措 置 命 令 及 び 課 徴 金 納 付 命 令 が 出 さ れ た 事 実 があ っ た た め と い う こ と に な っ て お る わ け で す 。そ の 九 州 支 店 は 森 本 組 九 州 支 店 、 支 店 長 榎 本 さん 、 議 案 書 に 出 て る じ ゃ な い で す か 。 本 当 に あな た 方 こ れ 知 ら な い ん で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    議 案 第 8 4 号 に 記 載 し て お り ま す 請 負 人 と して 、 福 岡 市 博 多 区 博 多 駅 前 2 丁 目 1 1 番 1 6 号 、今 回 の 場 合 は 森 本 ・ 修 成 ・ 山 常 特 定 建 設 工 事 共同 企 業 体 で ご ざ い ま す け ど も 、 そ の 代 表 者 と して 、 株 式 会 社 森 本 組 九 州 支 店 支 店 長 榎 本 武 揚 とい う と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      知 っ て る じ ゃ な い で す か 。 そ れ で 、 今 初 め て知 っ た わ け じ ゃ な い で し ょ 。 8 月 5 日 の 総 務 委員 会 で 私 は 、 設 計 が 遅 れ て い る 設 計 が 遅 れ て いる と い う ふ う に 聞 か さ れ た 。 な ぜ か と 言 っ て も 、設 計 が 遅 れ て い る か ら と 、 そ れ だ け だ っ た で しょ 。 そ こ で 、 私 は 、 設 計 が 遅 れ て い る と い う のは は っ き り し て い る わ け で す か ら 、 事 実 と 、 設計 が 遅 れ て る じ ゃ な い 、 入 札 が で き て な い 、 工事 が 遅 れ て い る と い う の は 事 実 で す か ら 、 そ のこ と と 市 外 大 手 ゼ ネ コ ン の 多 く が 指 名 停 止 に なっ て い る と い う こ と と 関 係 が あ る の か と 質 問 し

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ま し た ね 。 そ し た ら 、 市 長 が 手 を 挙 げ か か っ てお ら れ た わ け だ け ど も 、 こ の と き 副 市 長 が そ れを 制 し て 答 弁 に 立 た れ ま し た 。 関 係 が あ り ま せん と い う 答 弁 で し た ね 。 今 、 設 計 が も た も た して る 間 に 森 本 組 が 7 月 1 5 日 に 指 名 停 止 措 置 が解 除 に な っ て 、 今 回 入 札 に 参 加 で き た と 。 し かも 、 く じ 引 き と い う こ と だ っ た ん で す が 、 落 札し た と 、 仕 事 を と っ た と い う こ と で し ょ 。 こ の事 実 に つ い て 、 上 瀧 副 市 長 、 感 想 を 伺 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     副 市 長 。◎副 市 長 ( 上 瀧 征 博 )    先 ほ ど か ら る る 言 わ れ て お り ま す け ど 、 今 回の こ の 工 事 に つ き ま し て は 、 今 飯 塚 市 の 建 設 業者 の 置 か れ て お る 立 場 と い う も の は 非 常 に 苦 しい 状 況 に 置 か れ て お り ま す 。 そ う い う こ と で 、市 と し て は で き る だ け 多 く の 業 者 の 方 に 仕 事 をし て い た だ き た い と い う 思 い で 、 今 回 ど の 程 度ま で 分 割 で き る の か と い う こ と で い ろ い ろ 検 討し て ま い り ま し た 。 そ の 結 果 、 今 回 の 工 事 は 、御 存 じ の と お り 、 非 常 に 泥 を 動 か す 工 事 が 主 にな っ て お り ま す し 、 そ れ か ら 浅 所 陥 没 の 危 険 性も 危 惧 さ れ る と こ ろ も あ る 。 そ れ か ら 、 ギ ロ で地 盤 改 良 し な く て は な ら な い と い う よ う な こ とで 、 非 常 に 普 通 の 工 事 の 箇 所 と 違 う と こ ろ も ござ い ま す 。 そ う い う こ と を も ろ も ろ 検 討 し た 結果 、 工 期 が 、 設 計 が で き 上 が っ た の が 遅 く な った と い う こ と で あ り ま し て 、 今 質 問 者 が 言 わ れる よ う な 、 意 図 的 に そ う い う ふ う な こ と を し たの で は な い か と い う よ う な ニ ュ ア ン ス の こ と も言 わ れ て お り ま す け ど 、 そ う い う こ と で は ご ざい ま せ ん 。 今 回 入 札 を 行 い ま し て 、 全 工 区 最 低制 限 価 格 で 落 札 を さ れ た と い う こ と で 、 非 常 に 、そ の 結 果 を 見 た だ け で も 、 や は り そ れ ぞ れ 業 界が 非 常 に 冷 え 込 ん で お る ん だ な と い う の を 改 めて 今 回 感 じ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      感 想 と し て は お 聞 き い た し ま し た け ど も 、 業界 が 非 常 に 冷 え て い る の は も う 誰 が 見 て も わ かる こ と で す 。 だ か ら 、 業 界 が 冷 え て い る か ら 、そ れ だ け に ど う か し て 仕 事 を も ら わ な い と い けな い と 必 死 に な る わ け で す ね 。 当 然 で し ょ 。 だか ら 、 こ こ は 契 約 議 案 を 出 し た 立 場 か ら い う と 、意 図 し た わ け で は な い と か 、 そ う い う こ と は 問題 で は な い で し ょ 。 現 実 に こ の 事 実 を ど う と ら

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え る か と い う の が 発 注 者 と し て の 立 場 で し ょ 。  そ こ で 、 今 は 設 計 が 遅 れ た こ と に よ っ て ど うい う 企 業 が 、 ゼ ネ コ ン が 指 名 に 入 る 、 入 札 参 加の 条 件 を 得 た の か と い う こ と を 聞 き ま し た ね 。そ の 中 に 森 本 組 と い う の が あ っ た ん だ け ど 、 逆に 、 1 0 万 m 3 の 条 件 に よ っ て ど う い う 業 者 が入 札 資 格 を 失 っ た の か 、 ど う い う 業 者 を 排 除 した の か 、 も う 入 札 が 終 わ っ て ま す か ら わ か る でし ょ 。 具 体 的 に 言 っ て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    今 回 の 入 札 に つ き ま し て は 2 0 社 と い う こ とで 、 経 審 点 数 を 1 , 1 5 0 点 以 上 と い う こ と で して お り ま し た け ど も 、 最 終 的 に 2 0 社 の 中 か らど の 企 業 を 排 除 し た と 、 そ う い う こ と で は ご ざい ま せ ん の で 、 実 際 に 希 望 さ れ れ ば 、 そ の 条 件に 合 っ た と こ ろ の 業 者 の 方 が 入 札 参 加 申 請 を 出さ れ た と 、 そ う い う こ と で あ る と 思 っ て お り ます 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ う す る と 、 1 0 万 m 3 の 条 件 は 要 ら な か った と い う こ と に な る わ け で す ね 。 そ れ で 、 実 際に 、 先 ほ ど 言 い ま し た J F E エ ン ジ ニ ア リ ン グだ と か 、 日 立 造 船 、 住 友 重 機 械 工 業 、 三 井 造 船は 、 森 本 組 と 同 じ よ う に 、 入 札 が 遅 れ た こ と によ っ て 入 札 資 格 を 得 る ん だ け ど 、 森 本 組 以 外 でど こ か 入 札 資 格 持 っ て る と こ ろ が あ っ た か ど うか わ か ら な い で し ょ 。 私 も ネ ッ ト で 調 べ ま し たけ ど 、 わ か ら な い で す 。 あ な た 方 は わ か る は ずで す 。 だ か ら 、 そ れ を こ こ で 言 わ な い と い う のは お か し い 。  そ れ か ら 、 今 回 入 札 に つ い て は 談 合 情 報 が あり ま し た ね 。 ど う い う 対 応 を し た か 、 ま た 入 札結 果 は 情 報 ど お り で あ っ た か な か っ た か 、 こ の点 に つ い て ま と め て お 聞 き し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    談 合 情 報 と い う こ と で ご ざ い ま す け れ ど も 、こ れ に つ き ま し て は 、 平 成 2 0 年 9 月 9 日 に 報道 機 関 の ほ う か ら 、 1 工 区 及 び 2 工 区 を 特 定 のJ V が 落 札 す る と 、 そ の 落 札 の 方 法 と い た し まし て は 、 最 低 制 限 価 格 で 応 札 を し て 、 く じ 引 きに よ り 落 札 を す る と い う よ う な 情 報 の 提 供 で あり ま し た 。 本 来 こ れ は 私 ど も が く じ 引 き を す る

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中 で あ り 得 な い こ と で は ご ざ い ま す け ど も 、 9月 1 0 日 に 急 遽 、 公 正 入 札 調 査 委 員 会 を 開 催 いた し ま し て 、 こ の 情 報 の 取 り 扱 い に つ い て 協 議を い た し ま し た 。 そ の 内 容 と い た し ま し て は 、報 道 機 関 か ら の 情 報 は そ の 通 報 者 が 不 明 で あ ると い う こ と 、 そ れ か ら 、 最 低 制 限 価 格 で 応 札 し 、く じ 引 き で 落 札 す る と い う よ う な 談 合 行 為 は 通常 考 え ら れ な い 。 そ れ か ら 、 情 報 に あ る よ う な抽 せ ん 簿 で 順 番 決 め の 予 備 抽 せ ん の 際 に 使 用 して い る だ け で 、 本 抽 せ ん は あ み だ く じ で 行 っ てお る と い う と こ ろ で 、 最 初 ち ょ っ と 言 い 忘 れ まし た け ど も 、 く じ 引 き に よ る 落 札 と い う と こ ろで 、 抽 せ ん 簿 の 1 番 く じ が 業 者 に わ か る よ う にな っ て い る と い う よ う な こ と も あ っ て お り ま した の で 、 そ う い っ た こ と は 考 え ら れ な い と い うこ と で 、 そ の 情 報 に よ る 決 定 方 法 、 そ う い っ たも の が そ の 情 報 の 信 憑 性 に 欠 け る と い う こ と でご ざ い ま す 。   そ れ か ら 、 談 合 が 行 わ れ た 日 、 場 所 の 特 定 や 、当 事 者 以 外 に 知 り 得 な い 特 別 な 情 報 が な い と いう こ と か ら 、 以 上 の こ と か ら 当 該 情 報 は 調 査 に値 し な い と 判 断 い た し ま し て 、 事 情 聴 取 は 実 施し な い と い う こ と に 決 定 を い た し て お り ま す 。た だ し 、 談 合 情 報 対 応 マ ニ ュ ア ル に 従 い ま し て 、入 札 時 に 誓 約 書 及 び 工 事 費 の 内 訳 書 を 提 出 さ せる こ と 等 を 決 定 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 そ れか ら 、 く じ 引 き に 対 し て も い さ さ か 疑 念 を 持 たれ な い よ う に す る た め 、 よ り 厳 正 な く じ 引 き 方法 を 事 務 局 で 検 討 し 、 実 施 す る と い う こ と を 決定 し た と こ ろ で あ り ま す 。  実 際 、 入 札 の 実 施 に 当 た っ て は 、 誓 約 書 及 び工 事 費 内 訳 書 を 全 社 に 提 出 を さ せ ま し て 、 入 札執 行 後 、 談 合 の 事 実 が 明 ら か と 認 め ら れ た 場 合に は 入 札 を 無 効 と す る 旨 の 警 告 を 発 し た 後 に 入札 を 行 っ て お り ま す 。 工 事 費 の 内 訳 書 に つ き まし て は 、 土 木 建 設 課 の 職 員 に よ る チ ェ ッ ク と 、そ れ か ら 入 札 書 記 載 金 額 と の 照 合 を 行 い 、 適 正な 内 訳 書 と な っ て い る こ と を 確 認 し て お り ま す 。ま た 、 今 回 厳 正 を 期 す る た め に 本 市 の 監 査 委 員に 入 札 の 立 ち 会 い を し て い た だ き ま し て 、 適 正な 入 札 の 執 行 に つ い て 確 認 を し て い た だ い た とこ ろ で あ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      入 札 結 果 は 談 合 情 報 ど お り だ っ た か ど う か 、

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も う 一 度 お 尋 ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    談 合 情 報 の と お り で は あ り ま せ ん で し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      じ ゃ あ 、 1 工 区 の 談 合 情 報 は ど う い う 内 容 だっ た か 、 2 工 区 は ど う い う 内 容 だ っ た か 、 お 尋ね し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    報 道 機 関 か ら の 情 報 提 供 で ご ざ い ま す け ど も 、1 工 区 、 2 工 区 は 特 定 の J V と い う と こ ろ で 、そ の 名 前 が 出 ま し た け ど も 、 実 際 に は そ の 企 業体 が く じ 引 き に よ っ て 落 札 は し て お り ま せ ん ので 、 こ こ で お 答 え す る こ と は で き な い と 思 っ てお り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      契 約 課 長 、 こ こ は 飯 塚 市 議 会 本 会 議 場 で 、 あな た 方 が 議 案 出 し て い る ん で す よ 。 一 般 質 問 でも な い ん で す よ 。 あ な た 方 が 審 議 を 議 会 に 頼 んで 、 議 決 を 求 め て い る ん で し ょ 。 審 議 し て る じゃ な い で す か 、 一 生 懸 命 に 。 そ の 過 程 で 、 出 され た 談 合 情 報 の 中 身 を 聞 い て い る の に 、 な ぜ 企業 の 名 前 も 言 わ な い ん で す か 。 ち ゃ ん と 答 弁 して く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 務 部 長 。◎総 務 部 長 ( 野 見 山 智 彦 )    も と も と こ の 件 に つ き ま し て は 、 談 合 と い う概 念 に 当 た る か ど う か 、 最 低 で 入 札 を し て 、 そし て く じ 引 き だ と 、 く じ が わ か る と い う ふ う な情 報 で ご ざ い ま し た 。 こ れ は 談 合 に 当 た る か どう か と い う 問 題 も ご ざ い ま し た し 、 あ と 、 私 のほ う か ら マ ス コ ミ さ ん の ほ う に お 話 を 聞 か せ てい た だ き ま し た 、 実 際 ど う い う 内 容 で あ っ た のか 。 そ こ で 、 特 定 の 業 者 さ ん が と い う お 話 で 、今 ま で う わ さ に 上 が っ て い る と い う よ う な お 話が ご ざ い ま し た 。 そ う い っ た 情 報 で ご ざ い ま した の で 、 調 査 す る に 当 た ら な い と い う 形 で の 結論 を 出 さ せ て い た だ い た わ け で ご ざ い ま す 。 これ に つ い て は 総 務 委 員 会 の 中 で も や り と り が あっ た 次 第 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )    

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  調 査 に 値 し な い と い う の は 、 わ か ら な い か ら調 査 す る ん で し ょ 。 逆 立 ち し て る ん じ ゃ な い です か 。 2 工 区 は そ の 情 報 ど お り じ ゃ な い ん で すか 。 談 合 情 報 ど お り の 業 者 が 落 札 し て る ん じ ゃな い で す か 。 そ れ に つ い て お 答 え く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 務 部 長 。◎総 務 部 長 ( 野 見 山 智 彦 )    先 ほ ど も 申 し ま し た 、 厳 正 な 抽 せ ん の 中 で 決ま っ た も の で ご ざ い ま し て 、 談 合 情 報 云 々 と いう ふ う に は 理 解 を い た し て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      2 工 区 は 談 合 情 報 ど お り の 業 者 が 落 札 し て ない か と 、 そ れ を 聞 い て る ん で す よ 。 そ れ 以 外 のこ と 聞 い て な い で し ょ 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     総 務 部 長 。◎総 務 部 長 ( 野 見 山 智 彦 )    談 合 情 報 ど お り の 業 者 さ ん が と 言 わ れ る そ の談 合 情 報 と い う の は 、 く じ 引 き の 中 で く じ に 作為 が あ っ て わ か る と い う よ う な お 話 で ご ざ い まし て 、 そ の 辺 の こ と は 一 切 ご ざ い ま せ ん の で 、そ の よ う な 談 合 情 報 で は な い と 、 結 果 と し て 、そ う い う ふ う に お 答 え し た わ け で ご ざ い ま す ので 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      今 の 答 弁 は 結 果 と し て 一 致 し た と 、 談 合 情 報か ど う か わ か ら な い け ど 、 情 報 ど お り の と こ ろが と っ た と い う こ と を 認 め ら れ た ん で す ね 。 違う ん で す か 。 だ か ら 、 情 報 の 中 身 を 言 っ て く れれ ば い い ん で す よ 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      川 上 議 員 さ ん 、 も う 言 え な い そ う で す か ら 、次 に 質 問 移 し て く だ さ い 。 3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      あ な た 方 ね 、 こ ん な 重 大 な 、 何 1 0 億 円 も お金 を か け る よ う な 工 事 の 工 事 請 負 契 約 議 案 を 5件 も ま と め て 出 し て お き な が ら 、 談 合 の 問 題 につ い て ま と も に 答 え な い 。 先 ほ ど の 森 本 組 の こと は 意 図 し た こ と か ど う か と い う の は 調 査 し ない と わ か ら な い け ど 、 今 の あ な た 方 の 談 合 に 対す る 軟 弱 姿 勢 、 及 び 腰 か ら い え ば 、 総 合 的 に 考え な い か ん で す ね 。 も う 少 し 発 注 責 任 者 は 談 合に 対 し て き っ ぱ り と 厳 し い 態 度 を と る べ き で すよ 。 税 金 を 食 い 物 に す る 行 為 で す よ 。 先 ほ ど 最

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低 制 限 価 格 で 入 っ た と 言 い ま し た ね 。 し か し 、最 低 制 限 価 格 そ の も の が 5 % も 上 が っ て る じ ゃな い で す か 。 そ う い う 状 況 の 中 で 、 最 低 制 限 価格 で 8 5 % で す よ 。 非 常 に 不 透 明 感 が つ き ま とう わ け で す 。  そ こ で 、 も う す ぐ 終 わ ろ う と 思 う ん で す が 、土 地 が 全 部 売 れ て 、 借 金 返 済 に 税 金 を 投 入 し なく て も 済 む 可 能 性 が あ る の か ど う か に つ い て お尋 ね し よ う と 思 う ん で す 。 昨 年 1 1 月 1 3 日 から 1 5 日 ま で 、 齊 藤 市 長 は 1 人 で 東 京 へ 企 業 誘致 に 行 か れ て ま す 。 経 済 部 長 の 説 明 で は 数 社 回っ た と 、 自 動 車 関 係 で し た 、 と の こ と で す 。 しか し 、 6 月 議 会 で 齊 藤 市 長 は 、 そ の と き 鯰 田 工業 団 地 の こ と は 話 さ な か っ た と 答 弁 さ れ ま し たね 。 不 思 議 で す 。 4 月 2 0 日 は 午 後 か ら 本 町 の大 火 事 が 発 生 し た 日 で す 。 市 長 は 前 夜 か ら 名 古屋 市 に 出 張 さ れ て い た ん じ ゃ な い で す か 。 午 前 、名 古 屋 市 長 に 会 い ま し た か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    2 1 日 の 午 前 中 、 名 古 屋 市 長 、 そ れ か ら 副 市長 と お 会 い に な っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      2 1 日 の 午 前 中 で す か 、 確 認 し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    午 前 中 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      す み ま せ ん 、 私 が 間 違 っ て ま し た ね 、 2 1 日で す ね 、 2 1 日 。 名 古 屋 市 長 に ど の く ら い の 時間 会 っ て 、 ど ん な 話 を さ れ ま し た か 。 経 済 部 長が 答 弁 し て る か ら 、 あ な た は 知 っ て る ん で し ょ 、も う 。 私 は 市 長 に 聞 い て る ん よ 。 な の に あ な たが 答 弁 す る ち ゅ う こ と は 、 あ な た が 同 行 し と った と い う こ と で し ょ 。 あ な た 答 弁 し て く だ さ いよ 。 ど れ ぐ ら い の 時 間 名 古 屋 市 長 と 会 っ て 、 どん な 話 を し た の か 、 私 は さ っ き か ら 市 長 に 聞 いて る じ ゃ な い で す か 。 あ な た が 答 弁 し 始 め た んだ か ら 、 責 任 持 っ て 答 弁 し て く だ さ い よ 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    名 古 屋 市 長 と は 2 0 分 か ら 3 0 分 程 度 で す 。そ れ か ら 、 そ の 後 、 副 市 長 の ほ う 、 先 に 副 市 長

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を 通 じ て ア ポ を と ら せ て い た だ い て お り ま し たの で 、 副 市 長 の ほ う と ま た 3 0 分 ち ょ っ と ぐ らい で す か 、 お 会 い し て 、 名 古 屋 事 務 所 を 開 設 した ご あ い さ つ 、 そ れ か ら 企 業 誘 致 等 の 情 報 交 換と い う こ と で 市 長 と お 会 い に な っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      名 古 屋 の 市 長 と は 2 0 分 も 3 0 分 も 会 っ て ない で し ょ 。 会 っ て な い で し ょ 。 市 長 が 答 弁 し てく だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    私 は 同 席 し て お り ま し た の で 、 2 0 分 か ら 30 分 、 副 市 長 の ほ う が ち ょ っ と 長 く お 会 い に なっ た の で 、 3 0 分 だ と 記 憶 し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      時 間 は あ れ な ん だ け ど 、 名 古 屋 の 市 長 は そ うは 言 っ て な い 。 名 古 屋 の 市 長 の ス ケ ジ ュ ー ル があ る わ け だ か ら 、 そ ん な に 長 い 時 間 会 っ て な い 。  そ れ か ら 、 問 題 は 何 か と い う と 、 そ こ で ど うい う 説 明 を し た か と 、 あ い さ つ も さ れ た ん で しょ う け ど 、 鯰 田 工 業 団 地 の 問 題 で 土 地 利 用 計 画な ど を 見 せ て 話 を さ れ ま し た か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    工 業 団 地 の 図 面 等 を 見 せ て の 話 は さ れ て お りま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      こ の こ う い う の を 見 せ な い と 、 名 古 屋 の 市 長に き ち ん と し た 話 で き な い で し ょ 。 誠 実 な 話 がで き な い ん じ ゃ な い で す か 、 見 せ て な い ん で すか 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    3 番   川 上 議 員 さ ん に お 願 い し ま す 。 少 し 質問 の 趣 旨 か ら ず れ て ま す の で 、 そ の 辺 を お 願 いし ま す 。 経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    先 ほ ど か ら 申 し て お り ま す よ う に 、 名 古 屋 事務 所 を 開 設 し た ご あ い さ つ に 行 き ま し た の で 、鯰 田 工 業 団 地 の 話 は い た し て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      そ れ は 通 用 し な い で し ょ 。 鯰 田 工 業 団 地 が 飯

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塚 の 目 下 の 大 プ ロ ジ ェ ク ト な ん で し ょ 。 そ し て 、こ ん な 見 通 し も な い の に 税 金 投 入 す る か も し れん よ う な の に 、 2 5 億 5 千 万 円 も か け よ う と して る わ け で し ょ 。 そ の 最 中 に ま た 目 尾 の ほ う には 1 億 円 も か け る よ う な こ と を し よ る わ け で しょ 。 そ し て 、 向 こ う に 行 っ て 、 あ い さ つ 行 っ て 、鯰 田 工 業 団 地 と い う 言 葉 を 出 さ な い と い う の は 、真 剣 さ が 問 わ れ ま す よ 。  そ れ で 、 販 売 価 格 は い つ 決 め る ん で す か 。 軟弱 地 盤 の 多 い 工 区 が あ る で し ょ 。 全 体 で 4 分 の1 と 言 い ま し た け ど 、 軟 弱 地 盤 の 多 い 工 区 、 土地 は 販 売 価 格 安 く し ま す か 。 ど う 考 え ら れ て いま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    暫 時 休 憩 い た し ま す 。

午 後 6 時 5 2 分   休 憩

午 後 6 時 5 3 分   再 開

○議 長 ( 古 本 俊 克 )      本 会 議 を 再 開 い た し ま す 。 3 番   川 上 直 喜 議員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      販 売 価 格 の 問 題 に つ い て 、 軟 弱 地 盤 の 多 い とこ ろ は 安 く す る よ う な 考 え が あ り ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    先 ほ ど 担 当 課 長 が 答 弁 し た か と 思 い ま す け ど 、今 の 工 事 価 格 か ら 単 純 に 計 算 し ま す と 、 大 体 m2 当 た り 1 万 1 千 円 か ら 2 千 円 に な り ま す 。 それ で 、 活 性 化 基 金 と か 、 そ う い う の を も し 活 用す る こ と に な れ ば ま た 変 わ っ て き ま す の で 、 現時 点 で は 販 売 価 格 決 定 い た し て お り ま せ ん し 、軟 弱 地 盤 に つ い て も 決 定 い た し て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      私 が 今 聞 い た の は 、 軟 弱 地 盤 が な い と こ ろ があ る じ ゃ な い で す か 、 オ ー ト レ ー ス の 駐 車 場 とか 持 っ て き た で し ょ 。 そ こ の 価 格 と 軟 弱 地 盤 を 、先 ほ ど 言 っ た よ う に 固 め て 、 い つ ま で 有 効 期 限が あ る か わ か ら な い け ど 、 買 っ て く だ さ い と いう わ け で し ょ 。 安 く な る の か と 聞 い て る わ け です 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     経 済 部 長 。

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◎経 済 部 長 ( 梶 原 善 充 )    そ れ に つ い て も 具 体 的 に ま だ 計 算 し て お り ませ ん の で 、 現 時 点 で は わ か り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      こ う い う 条 件 の 悪 い 土 地 を 抱 え て 、 先 ほ ど も出 ま し た け ど 、 サ ブ プ ラ イ ム ロ ー ン や リ ー マ ンブ ラ ザ ー ズ の 問 題 を 始 め 、 世 界 経 済 は 今 深 刻 な時 代 に 入 っ た ば っ か り で す よ 。 そ れ で 、 こ う いう と き に 地 域 間 競 争 、 争 い 、 企 業 誘 致 を 行 う 展望 、 2 年 前 と 比 べ て も い い ん だ け ど も 、 展 望 は広 が っ て る ん で す か 、 そ れ と も 厳 し く な っ て るん で す か 、 ど ち ら と 思 わ れ ま す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 。◎企 業 誘 致 推 進 室 主 幹 ( 田 中 淳 )    企 業 誘 致 の 展 望 と い う 御 質 問 で ご ざ い ま す が 、私 ど も 4 月 か ら 名 古 屋 事 務 所 を 開 設 い た し ま して 、 約 半 年 間 、 東 海 地 区 で の 誘 致 活 動 を 行 っ てま い り ま し た 。 こ の 夏 、 東 海 地 方 に は 非 常 に 大き な 雨 も ご ざ い ま し て 、 愛 知 県 東 部 あ る い は 三重 県 北 部 あ る い は 岐 阜 県 南 部 、 非 常 に 激 し い 集中 豪 雨 が ご ざ い ま し て 、 特 に 岡 崎 で は 1 時 間 に1 0 0 mmを 超 え る と い う 状 況 で ご ざ い ま し た 。そ う い っ た 関 係 も ご ざ い ま し て 、 特 に も と も とい ろ い ろ と つ き 合 い の ご ざ い ま す 企 業 さ ん 等 々に 細 か く 御 連 絡 を い た し ま し て 、 そ の 水 害 の 被害 等 々 に つ い て い ろ い ろ と お 尋 ね を し た と こ ろで ご ざ い ま す 。 あ わ せ ま し て 、 今 日 の こ の ト ヨタ の 減 産 と い う も の に 対 す る 影 響 に つ い て 、 でき る だ け 細 か く 情 報 収 集 す る と い う 意 味 で お 尋ね を し た と こ ろ で ご ざ い ま す が 、 先 ほ ど 答 弁 の中 で 経 済 部 長 も 申 し 上 げ て お り ま し た 、 確 か に非 常 に 大 き な ピ ン チ で あ る と い う ふ う に お と らえ に な っ て 、 御 対 応 に 苦 慮 な さ っ て る 企 業 さ んも ご ざ い ま す 。 一 方 、 こ う い っ た こ と は 想 定 の範 囲 内 だ と 、 か つ て ト ヨ タ を 初 め 、 自 動 車 産 業は い ろ い ろ な 逆 風 に 対 応 し て 今 日 ま で 来 て 、 ゼネ ラ ル モ ー タ ー ス に 追 従 す る よ う な 企 業 に な って い る と 。 さ ら に は 、 こ う い っ た 時 期 だ か ら こそ チ ャ ン ス を う か が っ て る ん だ と い う 企 業 さ んも ご ざ い ま し た 。 そ う い う 中 で 、 非 常 に す そ 野の 広 い こ の 業 界 で ご ざ い ま す の で 、 必 ず や 私 ども に 誘 致 い た だ け る 企 業 が あ る と い う ふ う に 確信 を い た し て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     3 番   川 上 直 喜 議 員 。

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◆3 番 ( 川 上 直 喜 )      私 は 、 現 場 の 職 員 の 方 が 、 こ う い う 土 地 抱 えて 、 何 と 言 っ て 、 愛 知 に 限 ら ず 、 企 業 の 社 長 さん と か に 売 り 込 み を し て お る ん だ ろ う か 、 心 を痛 め る わ け で す よ 。 東 京 に 行 っ て も 、 名 古 屋 に行 っ て も 、 鯰 田 工 業 団 地 の こ と を 言 わ な い 、 幹部 が 、 最 高 幹 部 が 、 い う 状 況 の 中 で 、 何 と 言 って こ こ に 来 て く だ さ い と い う ふ う に 言 う か な んで す ね 。 思 い 余 っ て 、 目 尾 工 業 団 地 を 造 っ て くだ さ い と い う こ と な ん で す ね 。  今 こ こ で 行 わ れ て い る よ う な 議 論 と い う の は 、実 は 十 五 、 六 年 前 に も あ っ て る ん で す 。 そ れ は 、飯 塚 リ サ ー チ パ ー ク 造 成 工 事 を 準 備 す る 過 程 の飯 塚 市 議 会 の 審 議 で す 。 こ れ は 会 議 録 見 れ ば わか り ま す 。 9 2 年 、 9 3 年 、 そ の と き に 情 報 産業 が 現 在 ど う い う 状 況 に な っ て お る の か と い う議 論 し て ま す ね 。 で 、 も う か な り な 下 り 坂 で すよ と 、 で き 上 が る こ ろ に は ど う な る か わ か り ませ ん と い う よ う な 、 そ れ に 近 い よ う な 答 弁 も あり ま す よ 。 だ っ て 、 9 1 年 が バ ブ ル が 飛 ん だ 年で す よ 。 そ れ な の に 飯 塚 リ サ ー チ パ ー ク は 推 進さ れ た わ け で す 。 そ し て 、 借 金 の 穴 埋 め に 福 岡銀 行 そ の 他 の 銀 行 に 物 す ご い 金 を 払 っ て い く わけ で し ょ 、 何 十 億 円 と い う 金 を 。 今 も 払 い 続 ける と こ ろ も あ る ん で す ね 、 続 け て い る と こ ろ も 。  失 敗 す れ ば 、 2 5 億 5 千 万 円 く ら い の 借 金 返し に 税 金 を つ ぎ 込 ま な く て は な ら な い と 、 そ れば か り で は な く て 、 鉱 害 賠 償 に も 税 金 投 入 が つい て く る と 、 こ う い う 状 況 の 中 で 、 も し 失 敗 すれ ば 誰 が 責 任 を と る の か と 市 民 が 思 う の は 普 通で す よ 。 そ の と き に 、 仮 に も 市 長 が 、 そ の こ ろは 私 も 部 長 た ち も い な い と 、 だ か ら 頑 張 る と か言 わ れ て も 、 そ れ が 何 の 力 が あ る ん で す か 。 その こ ろ は 私 も 部 長 た ち も い な い と 言 わ ざ る を 得な い ぐ ら い な ら 、 き っ ぱ り と め る べ き で す よ 。何 の た め に こ の 言 葉 を 齊 藤 市 長 が 使 っ た の か 、最 悪 の 無 責 任 発 言 と 思 い ま す 。 さ ら に 重 大 な のは 、 副 市 長 や そ こ に い る 幹 部 、 部 長 た ち 、 こ れい さ め な い 。 「 市 長 、 言 い 過 ぎ だ 」 と 言 わ な い 。と い う こ と は 、 あ な た 方 同 じ よ う に 思 っ て る わけ で し ょ 。 土 地 の 安 全 性 、 市 が 責 任 を 持 っ て いる と は 到 底 思 え な い 。 そ れ か ら 、 入 札 を め ぐ る不 透 明 感 も 非 常 に 強 い 。 今 あ る 土 地 が す べ て 売れ る 見 通 し も な い 。 こ う い う 状 況 の 中 で 、 集 団無 責 任 体 制 、 と ん で も な い と 思 い ま す 。

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  し た が っ て 、 こ の 際 、 今 回 追 加 提 出 に な っ た鯰 田 工 業 団 地 造 成 工 事 請 負 契 約 議 案 5 件 は 、 すべ て 日 本 共 産 党 は 撤 回 す る べ き だ と 考 え ま す 。市 長 の お 考 え を 最 後 に 伺 っ て 、 質 問 終 わ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     企 画 調 整 部 長 。◎企 画 調 整 部 長 ( 縄 田 洋 明 )    今 御 質 問 者 が 鯰 田 工 業 団 地 の 造 成 の 撤 回 と いう よ う な 御 質 問 な さ い ま し た 。 さ き の 一 般 質 問の 中 で も 私 の ほ う か ら 答 弁 を さ せ て い た だ い てま す よ う に 、 鯰 田 工 業 団 地 に つ い て は 、 飯 塚 市の 浮 揚 発 展 の た め に 自 動 車 関 連 企 業 等 を 積 極 的に 誘 致 し ま し て 、 そ し て 雇 用 の 創 出 、 さ ら に は定 住 人 口 の 増 加 と い う こ と か ら し て 、 本 市 の 最重 要 プ ロ ジ ェ ク ト で ご ざ い ま す 。 地 域 間 競 争 にも 負 け な い た め に も 、 遅 れ を と ら な い た め に も 、こ の 計 画 を 実 現 し た い と い う ふ う に 考 え て お りま す の で 、 よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )      ほ か に 質 疑 あ り ま せ ん か 。 1 9 番   兼 本 鉄 夫議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    私 は 先 般 の 総 務 委 員 会 で 若 干 質 問 を い た し てお り ま し て 、 議 案 が 付 託 さ れ た 際 に 少 し 掘 り 下げ て 質 問 さ せ て い た だ く と い う こ と で 保 留 し てお っ た 、 保 留 と 申 し ま す か 、 質 問 を 延 ば し た 分が あ る ん で す け ど 、 皆 さ ん が そ れ ぞ れ も う 私 が言 わ ん と す る と こ ろ は 大 体 質 問 を し て い た だ きま し た け ど 、 若 干 ま だ 一 つ 二 つ 残 っ て お り ま すの で 、 質 問 さ せ て い た だ き ま す 。  今 回 の 契 約 議 案 の う ち の 8 4 号 、 8 5 号 の 2議 案 に つ い て は 、 市 外 業 者 と 市 内 業 者 の 共 同 企業 体 と 、 そ し て 市 外 業 者 2 0 社 の う ち の 、 に 条件 を つ け て 絞 り 込 ん だ と 。 一 般 、 総 務 委 員 会 でい ろ い ろ な 談 合 情 報 が あ っ て 、 入 札 が 高 ど ま りと い う 形 の 中 で 今 回 一 般 競 争 入 札 を 入 れ て 、 多く の 業 者 さ ん の 中 で 争 っ て い た だ こ う と い う 条件 の も と で 条 件 つ き の 一 般 競 争 入 札 を 7 月 か ら試 験 的 に 導 入 し た と い う 経 緯 が あ る わ け で す 。そ の 中 で 、 2 0 社 の 中 か ら ま た 条 件 を つ け た とい う こ と が 、 ど う も 私 ど も 総 務 委 員 会 、 ほ か の委 員 さ ん は 知 り ま せ ん け ど 、 私 に し て は 何 か そこ ん と こ に 作 為 的 な も の が あ る ん じ ゃ な い か なと い う ふ う に 感 じ ら れ る 部 分 が あ り ま す の で 、そ の 点 を 質 問 さ せ て い た だ き ま す が 、 先 ほ ど 川上 議 員 か ら 、 こ の 条 件 を つ け て ク リ ア し た 業 者

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は 何 社 あ る の か と い う こ と を 質 問 さ れ た と 思 いま す け ど 、 契 約 課 長 は そ れ を 明 確 な 答 弁 は な され な い よ う で し た 。 も う 工 事 も 、 入 札 も 終 わ った 段 階 で す か ら 、 も う 明 ら か に さ れ て も 何 ら 関係 は な い と 思 う わ け で す け ど 、 こ の 2 0 社 の うち で 1 0 万 m 3 と い う 条 件 を ク リ ア し た 業 者 さん は ど の 業 者 と ど の 業 者 と ど の 業 者 で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    先 ほ ど も 申 し 上 げ た か と 思 い ま す け れ ど も 、1 0 万 m 3 以 上 と い う よ う な 条 件 等 を 付 し た 中で 、 例 え ば 、 先 ほ ど 申 し ま し た け ど も 、 契 約 課と し て は 、 一 応 事 前 調 査 の 中 で は 8 社 以 上 と いう も の は 想 定 し て お り ま し た け ど も 、 最 終 的 にど の 業 者 が ク リ ア し て 、 何 社 あ っ た と い う と ころ ま で は 確 認 を い た し て お り ま せ ん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    課 長 、 そ ん な ば か な 答 弁 し た ら だ め で す よ 。あ な た の と こ ろ 、 条 件 、 1 0 万 m 3 の 条 件 を つけ た 公 告 出 し て い ま し ょ う 。 応 札 す る と き に この 参 加 資 格 が あ る か ど う か と い う こ と は 全 部 チェ ッ ク し て る ん で し ょ 。 し て な い ん で す か 。 あな た の と こ 、 ジ ョ イ ン ト ベ ン チ ャ ー を 組 ん で 持っ て き た と き に 、 こ の 業 者 さ ん た ち は 資 格 が ある か ど う か と い う こ と の チ ェ ッ ク は や っ て な いん で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    申 請 が あ っ た 業 者 に つ い て は 、 そ の ま ま こ ちら か ら 出 し て お り ま す 条 件 、 付 し た 条 件 に つ いて は チ ェ ッ ク を し て お り ま す け ど も 、 こ れ は 一般 競 争 入 札 で ご ざ い ま す の で 、 例 え ば 入 札 参 加申 請 を さ れ る と い う こ と で 、 こ ち ら の ほ う か ら何 社 あ る と い う と こ ろ ま で は 確 認 を い た し て おり ま せ ん け ど も 、 先 ほ ど 申 し ま し た よ う に 、 5社 の 申 請 が あ っ た 、 そ の も の に つ い て は 、 そ うい っ た 条 件 を チ ェ ッ ク し た 中 で 受 け 付 け を し てお り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    一 般 競 争 入 札 と い う の は 何 の た め に 取 り 入 れた ん で す か 。 8 社 ぐ ら い の 条 件 ク リ ア し た 業 者あ る だ ろ う と 、 推 測 で あ な た た ち 一 般 競 争 入 札や っ た ん で す か 、 こ れ 。 行 政 が 推 測 で 大 き な 工

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事 を 、 業 者 を や る と い う こ と あ り ま す 、 そ ん なこ と が 。 信 じ ら れ ま せ ん 、 私 は 。 こ れ も し も 、あ な た 8 社 と 言 い ま す け ど 、 1 社 も な か っ た とき は ど う す る つ も り や っ た ん で す か 。 そ ん な ばか な 答 弁 し た ら だ め で す よ 。 そ ん な こ と 言 っ て 、市 民 が 、 な る ほ ど 契 約 課 長 さ ん い い 答 弁 さ れ たな と い う こ と を み ん な 思 い ま せ ん よ 、 そ ん な こと 。 1 3 万 5 千 の 市 民 を 納 得 さ せ る 前 に 我 々 34 人 の 議 員 を 納 得 さ せ ん で す か 。 も う 一 遍 答 弁し て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    8 社 以 上 と い う 想 定 と い う 答 弁 を い た し ま した け れ ど も 、 契 約 課 と い た し ま し て は 、 原 課 から の 発 注 依 頼 、 そ う い っ た も の に 基 づ い た 中 で適 正 な 履 行 確 保 の た め と 、 最 低 必 要 な 条 件 、 参加 条 件 等 を 設 定 す る こ と は や む を 得 な い と 、 そう い っ た 中 で の J V 形 成 、 こ れ は も う 自 主 形 成と な っ て お り ま す の で 、 最 終 的 に 5 社 応 募 が あっ た と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 私 ど も と して は 、 そ う い っ た 中 で の 契 約 課 と し て の 参 加 申請 5 社 と い う 結 果 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 そ れは 競 争 が あ っ た と い う ふ う な 認 識 を 持 っ て お ると こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    私 は 、 競 争 性 が あ っ た と か な か っ た と か 、 そん な 質 問 を 今 、 い つ 私 し ま し た 。 あ な た た ち がや る と き に 、 2 0 社 の う ち に こ の 条 件 を つ け たと き に 何 社 あ る か と い う の は 、 コ リ ン ズ と か さっ き 言 っ て た で し ょ 、 5 年 間 の 情 報 は つ か め ると 言 っ た で し ょ 。 5 年 間 の 情 報 つ か ん で な い んで す か 。 そ れ を つ か ん ど っ た ら 、 な ぜ そ れ は どこ と ど こ と ど こ と ど こ で し た て 、 こ こ で 何 で それ 言 え な い の 。 言 っ た ら お か し い ん で す か 、 それ 。 そ れ な ぜ 言 え な い ん で す か 。 な ぜ 言 え な いか 理 由 を 言 っ て く だ さ い 、 先 に 。 そ れ か ら わ かれ ば 答 弁 し て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    私 ど も で 調 査 、 事 前 調 査 と い う 、 一 応 事 前 調査 と い う も の を い た し た 中 で は 、 先 ほ ど 申 し まし た 、 登 録 時 に 各 業 者 か ら 提 出 い た だ い て い る工 事 実 績 調 書 、 そ れ か ら 公 共 工 事 の 履 行 実 績 が登 録 さ れ て い る コ リ ン ズ 、 こ う い っ た も の で 調

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査 を 事 前 に 行 っ た わ け で す け ど も 、 工 事 実 績 調書 で は 過 去 5 年 程 度 し か わ か ら な い と い う こ と 、そ れ か ら コ リ ン ズ の 情 報 に つ い て も 、 公 共 工 事の 一 部 で し か 登 録 さ れ て い な い 、 そ う い っ た こと か ら 、 確 実 に そ れ が 調 査 と し て 把 握 で き る もの か ど う か と い う と こ ろ は あ り ま す け れ ど も 、私 ど も と し て は 、 調 べ る 中 で 8 社 以 上 と い う とこ ろ で 思 っ て お っ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    ち ょ っ と 質 問 が か み 合 っ て ま せ ん け ど 、 私 が聞 い て る の は 、 あ な た た ち が 8 社 以 上 あ る だ ろう と い う 、 そ の 8 社 の 会 社 名 は ど こ と ど こ と どこ で す か と い う こ と を 聞 い て る ん で す よ 。 そ れが 言 え な い ん で す か 。 言 え な か っ た ら 、 な ぜ 言え な い と い う 理 由 を お っ し ゃ っ て く だ さ い 。 私そ れ 納 得 し た ら も う 聞 き ま せ ん か ら 、 ど う し て言 え な い の か 。 そ れ で 、 コ リ ン ズ や ら で 調 べ たん で し ょ 。 調 べ た ら 8 社 以 上 あ る だ ろ う と い う想 定 の も と で と か 、 想 定 の も と で 一 般 競 争 入 札は 導 入 し ま す 。 意 味 が よ う わ か ら ん と で す け どね 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    8 社 程 度 以 上 あ る の で は な い か と い っ た 中 で 、私 ど も で 調 査 し た 中 で 確 認 が 、 条 件 に 付 し た 中で こ の 業 者 で あ る と い う の が 、 オ リ エ ン タ ル 白石 、 そ れ か ら 株 式 会 社 ピ ー エ ス 三 菱 、 村 本 建 設株 式 会 社 、 株 式 会 社 森 本 組 、 大 旺 建 設 株 式 会 社 、九 鉄 工 業 、 あ お み 建 設 で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    7 社 し か あ り ま せ ん よ 。 8 社 程 度 ち ゅ う た ら 、7 社 し か な い や な い で す か 。 だ か ら 言 え な か った ん で す か 、 7 社 や か ら 、 8 社 程 度 と 言 っ と って 、 1 社 少 な く な る か ら 。 も う 一 遍 言 う て ご らん 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    確 実 に わ か る 企 業 と い た し ま し て 7 社 で ご ざい ま し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    こ の 7 社 に 資 格 が あ る と い う こ と は ど う い う書 類 で 確 認 い た し ま し た か 。 こ れ 例 え ば 、 も し

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も 5 年 と 年 限 を 切 っ た ら 、 全 部 7 社 あ り ま し たか 。 1 0 年 に 延 ば し た か ら 何 社 増 え た と か い うよ う な こ と は わ か り ま す か 。 調 べ て る ん だ か らわ か る で し ょ 、 そ ん な こ と 。 5 年 で 切 っ た と きに は 何 社 で 、 1 0 年 に 延 ば し た ら 何 社 に な る か 、教 え て く だ さ い 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     契 約 課 長 。◎契 約 課 長 ( 林 田 和 人 )    こ れ は 1 0 年 で 区 切 っ た と こ ろ で 調 査 い た しま し た の で 、 5 年 の 中 で ど う と い う こ と で は あり ま せ ん で 、 1 0 年 の 中 で 調 査 し た 結 果 で ご ざい ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    そ れ で は 、 1 0 年 に 区 切 っ た と い う こ と で すか ら 、 1 0 年 に 区 切 っ た そ の 資 料 を あ し た の 市民 経 済 委 員 会 に 出 し て 、 皆 さ ん に 見 て も ら っ てく だ さ い 。 1 0 年 で 。 私 は 、 5 年 で 切 っ た ら 、こ の 中 か ら 1 社 か 2 社 減 る ん だ ろ う と 、 私 は 、私 は で す よ 、 想 定 し ま す 。 だ か ら 1 0 年 に 延 ばし た ん や な い か な と い う 、 私 は そ う い う ふ う な気 も す る ん で す よ 。 こ れ 私 の 考 え だ け で す か ら 、違 う と い う こ と を あ し た 資 料 で 市 民 経 済 委 員 会の 中 で 見 せ て も ら え ば わ か り ま す の で 、 そ う して い た だ け れ ば 助 か る と 思 い ま す 。  い ず れ に し ま し て も 、 総 務 委 員 会 で 、 も う あな た が 契 約 課 長 で 、 あ な た が 発 議 し た 中 で の 一般 競 争 入 札 導 入 を や っ て る ん で す よ 。 そ の 中 では 、 競 争 性 を 高 め る た め に は 業 者 を 多 く し な けれ ば だ め だ と い う の は あ な た た ち が 言 っ て い たこ と な ん で す よ 。 そ れ を あ え て 条 件 を つ け て 、2 0 社 の う ち か ら 数 社 に 絞 り こ ん だ と い う こ とに つ い て は 、 私 は 先 ほ ど か ら 申 し ま す よ う に 、何 か 作 為 的 な も の が あ る の か な と い う 気 が す るん で す よ 。 5 工 区 に 分 け た こ と に つ い て い ろ いろ 、 区 割 り が ち ゅ う こ と で か ら 言 わ れ る 方 も おろ う け ど 、 こ れ は 都 市 建 設 部 長 も 副 市 長 も 言 われ た よ う に 、 こ の よ う な 経 済 情 勢 の 中 で 市 内 業者 を 育 成 と い う 中 で 、 工 区 を 割 っ て い た だ い て市 内 業 者 に し た と い う こ と に つ い て 、 私 は 一 応の 評 価 は も う 本 当 に あ り が た い な と 思 っ て る んで す よ 。 だ け ど 、 だ け ど 、 1 工 区 、 2 工 区 に つい て 、 こ の よ う な 条 件 を つ け て 、 そ し て 競 争 性を 高 め る ん じ ゃ な く し て 、 競 争 性 を 弱 め る よ うな こ う い う ふ う な 発 注 、 指 名 競 争 入 札 や っ た ち

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ゅ う こ と に つ い て は 私 は お か し い と 思 う ん で す 。  だ か ら 、 そ の 点 に つ い て い ろ い ろ 質 問 し た ら 、次 長 は い ろ い ろ 言 っ て ま す け ど 、 総 務 委 員 会 の会 議 録 が あ り ま す か ら 、 あ な た 言 っ て な い と か言 う け ど 、 言 っ て る ん で す よ 、 こ れ 、 よ く 読 んで も ら っ た ら わ か る 。 後 で よ う と 見 て く だ さ い 、こ れ 、 事 務 局 で 。 も う こ れ を 今 こ こ で 言 っ た 言わ ん い う た と こ ろ で 、 も う 時 間 ば っ か り と る から あ れ で す け ど 。  だ か ら 、 い ず れ に し ま し て も 、 最 後 に 一 つ だけ 確 認 さ せ て も ら い た い の は 、 8 5 % で こ れ 全部 落 札 が 終 わ っ て お り ま す 。 そ し て 、 今 工 事 の中 で は 、 建 設 課 長 は も う 3 m 掘 削 し て 、 そ の 下を す れ ば 地 盤 は き ち っ と な り ま す よ と い う よ うな こ と の 答 弁 を な さ れ て お り ま す け ど 、 あ と 、こ れ 追 加 工 事 で こ れ す る た め に は あ と ど ん だ け要 り ま す 、 あ と ど れ だ け 要 り ま す と い う よ う なこ と に な っ て く る と 、 こ れ 8 5 % が 、 へ た す ると 1 1 0 % と か 1 2 0 % と か い う よ う な 形 に なる 可 能 性 は な い で す か 、 ど う で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    現 在 る る 調 査 を 行 い ま し て 、 試 験 等 々 を 、 ボー リ ン グ 調 査 も 参 考 に し な が ら や っ て き て お りま す 。 施 工 に 当 た り ま し て は 、 施 工 基 準 に の っと っ た 試 験 を や り な が ら 、 盛 り 土 試 験 等 を や りな が ら 施 工 を 行 っ て い き た い と い う ふ う に 思 って お り ま す の で 、 今 後 と も 検 討 し て い き た い とい う ふ う に 、 な る べ く 安 く 上 が る よ う に 検 討 して い き た い と い う ふ う に 思 い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    と い う こ と は 、 あ る と い う こ と で す ね 。 あ ると い う こ と を 想 定 し て 今 答 弁 さ れ た ん で す か 。は っ き り こ れ し て く だ さ い よ 、 あ る か な い か 、こ れ 、 よ う と 考 え て 答 弁 せ ん と 、 大 変 な こ と です よ 、 こ れ は 。 今 8 5 % で 工 事 を 落 札 し て 、 後で こ れ が 追 加 工 事 で ま た ど ん ど ん ど ん ど ん 工 事が 高 く な る と い う こ と が 、 今 あ な た た ち は も うき ち っ と 検 査 し て や っ と う か ら 、 前 半 の 答 弁 では な い ち ゅ う 答 弁 や ろ う と 思 い よ っ た ら 、 よ く検 討 し て と い う こ と が 後 入 っ た か ら 、 ま た あ るの か な と 思 う ん で す け ど 、 ど う で し ょ う か 、 確認 さ せ て い た だ き ま す が 、 ど う で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。

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◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    現 設 計 の 中 で は な い と 判 断 し て お り ま す け れど も 、 現 地 を 調 査 し て の こ と に な り ま す 。 微 少な 出 来 高 の 調 整 等 々 の 変 更 は 出 て く る か と 思 いま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    調 査 し て と い う の は 、 今 何 か 調 査 し て ど う のこ う の い う の は 、 何 の 調 査 を 今 か ら す る ん で すか 。 調 査 し て と 今 言 わ れ た で し ょ 、 何 の 調 査 され る ん で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     土 木 建 設 課 長 。◎土 木 建 設 課 長 ( 栗 原 和 彦 )    も の を つ く る わ け で ご ざ い ま す の で 、 完 了 後に 長 さ の 測 定 そ の 他 や っ て い き ま す 。 そ の 中 で長 い 短 い 等 々 は 出 て く る と こ ろ も あ る か と 思 いま す の で 、 そ う い う こ と で 調 整 と い う こ と を 使わ せ て い た だ き ま し た 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    長 さ の 調 整 と か 何 と か い う よ う な こ と は 、 寸法 は 決 ま っ て す る ん で し ょ う が 。 私 が 言 っ て るの は 、 例 え ば 予 期 せ ぬ 、 例 え ば 先 般 の 鯰 田 か ら川 を 下 る と き 、 上 下 水 道 が 予 期 せ ぬ 何 か 炭 鉱 の坑 道 が あ っ て 、 そ の 水 が ど う も 出 た か ら ど う もな ら ん や っ た と い う こ と で 工 事 設 計 が あ り ま した 、 変 更 設 計 あ り ま し た よ ね 。 あ れ は も う 予 期せ ぬ こ と で す か ら 、 こ れ は も う 仕 方 な い や ろ うと い う こ と で す け ど 、 こ れ に つ い て は 、 ボ ー リン グ 調 査 と か 何 と か 、 今 ま で ず っ と 、 川 上 議 員の 質 問 に 対 し て は 、 も う あ な た は も う き ち っ と答 弁 さ れ て き た わ け で す か ら 、 予 期 せ ぬ こ と は私 は な い ん で は な か ろ う か と 思 う わ け で す け ど 、何 か あ る わ け で す か 、 こ れ 何 か 、 予 期 せ ぬ こ とを 想 定 し と る わ け で す か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     都 市 建 設 部 次 長 。◎都 市 建 設 部 次 長 ( 定 宗 建 夫 )    大 変 申 し わ け あ り ま せ ん 。 今 の 質 問 の 中 で 、予 期 せ ぬ こ と と い う こ と よ り も 、 不 測 の 事 態 がな い 限 り 、 こ れ の 変 更 の 増 減 は な い と い う ふ うに 確 信 し て 実 施 し て お り ま す の で 、 御 理 解 い ただ き た い と い う ふ う に 思 っ て お り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    い や 、 そ う い う ふ う に お っ し ゃ っ て い た だ け

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れ ば 、 不 測 の 事 態 が な い 限 り 、 不 測 の 事 態 と いう の は ど う い う こ と で し ょ う か 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     都 市 建 設 部 次 長 。◎都 市 建 設 部 次 長 ( 定 宗 建 夫 )    不 測 の 事 態 と い う の は 、 先 ほ ど か ら も い ろ いろ お 話 出 て お り ま す ボ タ 山 跡 と い う よ う な こ とで 、 改 良 し た り 、 万 が 一 陥 没 が そ の 中 で 起 こ った り 、 業 者 の 原 因 で な い 、 自 然 的 な 状 況 が 出 たと き に 、 検 討 を 行 っ た 結 果 、 そ れ が 変 更 に 値 する の か と い う こ と を 現 地 で 検 証 し な が ら や る とい う よ う な こ と で ご ざ い ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )     1 9 番   兼 本 鉄 夫 議 員 。◆1 9 番 ( 兼 本 鉄 夫 )    こ れ は こ こ で い ろ い ろ し ゃ べ っ て も 、 な か なか 難 し か ろ う と 思 い ま す の で 、 あ し た 審 査 要 望で 出 し て お き ま す の で 、 不 測 の 事 態 に つ い て は 、き ち っ と ど う い う こ と が 不 測 の 事 態 だ と い う こと で 、 こ う い う 場 合 に は 予 算 の 設 計 変 更 も あ り得 る け ど 、 こ う い う も の 以 外 の も の に つ い て はあ り ま せ ん て 、 さ っ き 今 言 わ れ た か ら 、 そ う いう こ と を き ち っ と 委 員 会 で 詰 め て い た だ き た いと 思 い ま す 。 こ れ 審 査 要 望 し て お き ま す 。  い ず れ に し ま し て も 、 我 々 が 今 日 い ろ い ろ 言う の は 、 総 務 委 員 の 人 が 結 構 多 い と 思 う ん で すけ ど 、 総 務 委 員 会 の ほ う で 我 々 が 一 般 競 争 入 札を 導 入 し て 、 そ し て 、 い ろ い ろ 新 聞 で も 飯 塚 市は 9 0 何 パ ー セ ン ト で 高 止 ま り と い う こ と で 、今 後 は 土 木 建 築 だ け や な く し て 、 一 般 競 争 入 札的 な も の は ほ か の と こ ろ に も で き れ ば 普 及 し なが ら 、 今 で も ま だ 一 般 競 争 入 札 は 最 低 制 限 価 格で 大 体 落 ち て ま す け ど 、 ほ か の や つ は 大 体 一 般競 争 入 札 で な い や つ は 、 も う 落 札 率 見 て も ろ うた ら わ か る よ う に 、 9 0 何 パ ー セ ン ト で 落 ち てる よ う な や つ が ま だ あ る ん で す よ ね 、 現 実 問 題と し て 。 だ か ら 、 そ う い う も の の 中 で 、 先 進 的に こ う い う 一 般 競 争 入 札 を 取 り 入 れ た と い う こと に つ い て は 、 私 は 、 飯 塚 市 の 工 事 契 約 課 が これ を ぜ ひ や り た い と い う こ と は 、 私 は 大 き な 前向 き な 前 進 だ と 思 っ て る ん で す よ 。 だ け ど 、 今回 そ れ を こ う い う ふ う に 、 何 社 あ る の か と い うと 、 8 社 程 度 あ る と 、 業 者 は と 言 っ た ら 、 そ れは 公 表 し な い 、 そ し て 、 後 で 7 社 し か な い か らと い う こ と で 恐 ら く し な か っ た か ど う か 知 り ませ ん け ど 、 そ う い う こ と 。 そ れ か ら 、 5 年 か 10 年 か と い う よ う な こ と に つ い て も 、 1 0 年 で

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し と り ま す か ら ど う の こ う の と い う よ う な こ とで 、 き ち っ と し た 、 や っ ぱ り あ な た た ち は 自 信持 っ て 、 一 般 競 争 で や る ん や っ た ら 、 自 信 持 って 議 会 に 答 弁 ぴ し っ と す る よ う な 形 せ ん と だ めで す よ 。 だ か ら 、 も う い ろ い ろ い ろ い ろ 疑 心 暗鬼 の 変 な げ な げ な 情 報 や ら が 本 当 の よ う に 飛 び交 う わ け で す よ 。 だ か ら 、 そ こ の と こ ろ は あ なた 、 今 後 も 一 般 競 争 入 札 で 今 か ら ず っ と 契 約 は取 り 組 ん で い か な い か ん 仕 事 の こ と で す か ら 、き ち っ と や っ て も ら い た い と い う こ と で す よ 。  建 設 課 長 も も う 少 し 丁 寧 な 答 弁 し て い た だ かん と 、 我 々 は 素 人 で 、 技 術 的 な こ と は よ く わ から ん わ け で す よ 。 だ か ら 、 さ っ き 何 か 、 N 値 の5 と か 言 わ れ て も 、 N 値 の 5 ち ゃ 、 知 っ と う 人は わ か る が 、 私 は N 値 の 5 じ ゃ 何 や ろ う か ち ゅう こ と で 、 わ か ら ん と で す よ ね 。 だ か ら 、 も うや っ ぱ り も う 少 し こ う 、 わ か ら ん ほ う が 勉 強 する こ と で あ れ か も わ か り ま せ ん け ど 、 そ う い うわ か ら ん や つ も お る わ け で す か ら 、 も う 少 し 丁寧 な 答 弁 し て い た だ き た い と 思 う 。  い ず れ に し ま し て も 、 あ す の 市 民 経 済 委 員 会に お い て は き ち っ と そ こ の と こ ろ を 詰 め て い ただ い て 、 今 私 が し ま し た 、 5 年 で の 場 合 の と き 、1 0 年 て 言 い ま し た け ど 、 そ れ を き ち っ と 資 料で 出 し て も ら う 。 そ れ か ら 、 設 計 変 更 に つ い ては 不 測 の 事 態 と い う こ と で す け ど 、 不 測 の 事 態と い う も の が ど う い う も の か 、 き ち っ と 審 査 要望 し と き ま す の で 、 審 議 し て い た だ き た い と 思っ て お り ま す 。 ほ か の こ と も ま だ い っ ぱ い 言 おう と 思 い よ り ま し た け ど 、 き ょ う は 皆 さ ん が 張り 切 っ て 言 っ て い た だ い て 、 も う 言 う こ と は あり ま せ ん の で 、 こ れ で 終 わ り ま す 。○議 長 ( 古 本 俊 克 )    ほ か に 質 疑 あ り ま せ ん か 。  ( 「 な し 」 と 呼 ぶ 者 あ り )  質 疑 を 終 結 い た し ま す 。  議 題 中 、 議 案 第 8 2 号 及 び 議 案 第 8 3 号 、 以上 2 件 は い ず れ も 総 務 委 員 会 に 、 議 案 第 8 4 号か ら 議 案 第 8 8 号 ま で の 5 件 は い ず れ も 市 民 経済 委 員 会 に そ れ ぞ れ 付 託 い た し ま す 。  提 出 さ れ て お り ま す 請 願 が 1 件 あ り ま す 。 お手 元 に 配 付 し て お り ま す 請 願 文 書 表 に 記 載 し てお り ま す と お り 、 請 願 第 5 号 は 総 務 委 員 会 に 付託 い た し ま す 。  お 諮 り い た し ま す 。 明 9 月 2 5 日 か ら 9 月 2

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9 日 ま で の 5 日 間 は 休 会 と い た し た い と 思 い ます 。 こ れ に 御 異 議 あ り ま せ ん か 。  ( 「 異 議 な し 」 と 呼 ぶ 者 あ り )  御 異 議 な し と 認 め ま す 。 よ っ て 、 明 9 月 2 5日 か ら 9 月 2 9 日 ま で の 5 日 間 は 休 会 と 決 定 いた し ま し た 。  な お 、 こ の 間 、 御 苦 労 と は 存 じ ま す が 、 各 委員 会 の 開 催 を お 願 い い た し ま す 。  以 上 を も ち ま し て 本 日 の 議 事 日 程 を す べ て 終了 い た し ま し た の で 、 本 日 は こ れ に て 散 会 い たし ま す 。 お 疲 れ さ ま で し た 。

午 後 7 時 2 6 分   散 会

  

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△出 席 及 び 欠 席 議 員

  (   出 席 議 員   3 3 名   )

  1 番       古   本   俊   克     2 番       松   本   友   子     3 番       川   上   直   喜     4 番       楡   井   莞   爾     5 番       秀   村   長   利     6 番       原   田   佳   尚     7 番       後   藤   久 磨 生     8 番       江   口       徹     9 番       梶   原   健   一   1 0 番       芳   野       潮   1 1 番       八   児   雄   二   1 2 番       田   中   裕   二   1 3 番       上   野   伸   五   1 4 番       鯉   川   信   二   1 5 番       田   中   博   文   1 6 番       安   藤   茂   友   1 7 番       人   見   隆   文 1 8 番       柴   田   加 代 子 1 9 番       兼   本   鉄   夫 2 0 番       藤   浦   誠   一

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2 1 番       吉   田   義   之 2 2 番       市   場   義   久 2 3 番       瀬   戸       元 2 5 番       西       秀   人 2 6 番       田   中   廣   文 2 7 番       道   祖       満 2 8 番       岡   部       透 2 9 番       佐   藤   清   和 3 0 番       藤   本   孝   一 3 1 番       永   露       仁 3 2 番       森   山   元   昭 3 3 番       東       広   喜 3 4 番       木   下   昭   雄   (   欠 席 議 員     1 名   ) 2 4 番       永   末       壽  

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  職 務 の た め 出 席 し た 議 会 事 務 局 職 員 議 会 事 務 局 長               井   上   富 士 夫 次 長                       安   永   円   司 調 査 担 当 主 査               許   斐   博   史 議 事 係 長                   久   世   賢   治 書 記                       井   上   卓   也 書 記                       高   橋   宏   輔 書 記                       城   井   香   里       説 明 の た め 出 席 し た 者 市 長                       齊   藤   守   史 副 市 長                     上   瀧   征   博 教 育 長                     森   本   精   造 上 下 水 道 事 業 管 理 者         浜   本   康   義 企 画 調 整 部 長               縄   田   洋   明 総 務 部 長                   野 見 山   智   彦 財 務 部 長                   実   藤   徳   雄 経 済 部 長                   梶   原   善   充 市 民 環 境 部 長               都   田   光   義 児 童 社 会 福 祉 部 長           則   松   修   造 保 健 福 祉 部 長               永   尾   敏   晴 公 営 競 技 事 業 部 長           城   丸   秀   高 都 市 建 設 部 長               村   瀬   光   芳

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上 下 水 道 部 長               黒   河   健 二 郎 教 育 部 長                   上   田   高   志 生 涯 学 習 部 長               鬼   丸   市   朗 行 財 政 改 革 推 進 室 長         田 子 森   裕   一 企 業 誘 致 推 進 室 長           橋   本       周 都 市 建 設 部 次 長             定   宗   建   夫 会 計 管 理 者                 瓜   生   元   彰 総 合 政 策 課 長               加   藤   俊   彦 総 務 課 長                   田   原   洋   一 人 事 課 長                   瓜   生       守 契 約 課 長                   林   田   和   人 財 政 課 長                   石   田   愼   二 行 財 政 改 革 推 進 室 主 幹       小   鶴   康   博 課 税 課 長                   新   開   良   正 納 税 課 長                   石   川   正   秀 企 業 誘 致 推 進 室 主 幹         田   中       淳 産 学 振 興 課 長               田   代   文   男 市 民 課 長                   梅   澤   ひ ろ 子 保 育 課 長                   髙   倉       孝 健 康 増 進 課 長               大 久 保   雄   二 社 会 ・ 障 が い 者 福 祉 課 長     西   原   大   介 土 木 建 設 課 長               栗   原   和   彦

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上 下 水 道 部 業 務 課 長         田   中   重   信 学 校 教 育 課 長               片   峯       誠 生 涯 学 習 課 長               遠   藤   幸   人 中 央 公 民 館 長               井   出   洋   史

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