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Pursuing a figurative reality for the landscape ランドスケープの造形的リアリティの追求 by Herzog & de Meuron + Ai Weiwei Serpentine Gallery Pavilion 2012 6/110/14

14 41007 武田 桜

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Pursuing a figurative reality for the landscape

ランドスケープの造形的リアリティの追求

by Herzog & de Meuron + Ai Weiwei

Serpentine Gallery Pavilion 2012

6/1~10/14

H&DM

• Jacques Herzog (1950/4/19)

• Pierre de Meuron (1950/5/8)

スイス出身の建築ユニット

スイス連邦工科大学チューリッヒ校で建築を学ぶ

卒業後、共同の建築設計事務所を開いて共に働く

Ai Weiwei

• Ai Weiwei(1957/5/18)

中国出身の建築家、人権活動家

Herzog & de Meuron + Ai Weiwei

2012

☜ Serpentine Gallery

サーペンタイン・ギャラリー側から見ると ランドスケープの一部かのように水盤が見える

印象

地下、洞窟 こもっている 落ち着いた、知的な雰囲気

特徴

パヴィリオンが半地下に位置 天然素材のコルク材を使用 広範囲に影

2012 コンセプト

「 芝生の茂る地面の下に隠された

過去のパヴィリオンの歴史を探る 」

↓どういうこと

地表に覆われてしまった“過去”をたどり、

目に見えないものを表出させる

床面について

なぜ不規則な段差があるのか??

↓過去11パヴィリオンの平面形状をみてみる

複雑な床面の形状は、 過去11のパヴィリオンの平面形を重ねて浮かび上がった形と一致

床面の疑問点

こうした断面を活かして水路を形成 ↓ 設計者「パヴィリオンのあるエリアに降るロンドンの雨をすべて集めよう!」

なぜパヴィリオンに雨を集める必要があるの? ロンドンに降る雨と関係している? 開催国イギリスの人には分かる感覚なの? 今までパヴィリオンの跡を、 雨水の流れにより水路を通って流れるという意図?

屋根について

屋根には水がはられている(水盤)

↓Why?

「この土地の地下水位が高く、掘り進めるうちに水が出てきたことを目に見えるよう表現」

空や周囲の樹木をうつす 地下の世界と地上の世界の融合

←配置図

屋根の疑問点

屋根の水盤にはられた水はどのようになっている? 1:一定の時間毎に湧き出ているの? そうだとしたらどこから湧き出る? 2:それとも水盤に溜めている? それこそ水路に関係して雨水?

それら2つの疑問点を通して..

今まででてきた気になるワード ・水 ・水路 ・雨 ・雨水 ↓

水が私たちにもたらすイメージや力を もっと観察したい、知識を理解したい

パヴィリオンでの過ごし方

• ワインのコルクのようなオブジェは動かすことができる

→イスやテーブル使い方は人によりさまざま

• 細かな段差が不規則にいくつもある

→子どもたちが走り遊ぶ(実際に訪れた観光客より)

• 地下にこもっているような落ち着きが感じられる

• 影につつまれた内側(パヴィリオン)から、

開放的で芝生の生い茂る外側を眺める→気分転換、思考

学習する

眺める 撮影する

会話する

食べる

まとめ

2012年、H&DMとAi Weiweiが設計したサーペンタインギャラリーパヴィリオンは、

過去11作品の設計者の建築に対する敬意が表現されている。

繰り返させる生(ここでは建てる)と死(ここでは建

て壊し)、建築への深い尊敬があふれている。

END

2014/6/17(tuesday) 14-41007 武田 桜