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天一国 Weekly News 世界平和統一家庭連合韓国本部週間ニュースレター創刊準備号 発行人:柳慶錫 編集人:李基誠 編集局長:趙誠一 ソウル市龍山区青坡洞161 3階 企画広報局 創刊準備2号 2013.12.5 2013. 12. 05 創刊準備2号 1 天一国元年天暦10月29日(陽12.1)、天正宮訓読会が、真の父母様 を迎えて、仁川教区、京畿南部教区の中心食口と機関長など170人 余りが参加する中で、天正宮訓読室で行われた。訓読会は、鄭元周 補佐官が『天聖経』第5編真の家庭の中の『第1章神様のみ旨から 見た真の家庭』を訓読して始まった。 み言葉訓読後、『韓半島の統一と北東アジア平和のための2013年 天一国元年世界指導者前進大会』と基元節1周年の準備事項に ついて、柳慶錫韓国会長が報告を行った。報告後には、真の父母様 の日本巡回み言葉ビデオを視聴する時間を持った。 ビデオ視聴後、真のお母様は、「神様の祖国、真の父母様の祖国を 探しだす孝子・忠臣になることを決心しましたか。私たちには大きな使 命を果たすには時間が短いです。真のお父様は天上で平安に休ま れなければならないのに、今も苦労して失われた子女を一人でも多く 探し立てようと、お体を省みられなかったお姿が私の心の中から消え ません。地上にいる私たちが責任を果たしてさし上げなければなりませ ん」と語られた。 続いて「私たちの短い人生を真の父母様と一心・一体・一念になる人 生を生きてこそ、子孫も福を受けます。私が責任を果たすことができな ければ、子孫が蕩減を受けるようになるのです。子孫に蕩減の責任を 与えてはいけません」と願われた。 また、最近、北東アジアを中心として起こっている状況について言及さ れ、真のお母様は、「今後、世界は一つになるしかありません。その過 程で北東アジアに陣痛があるのです。このように落ち着かない世界を 整理し、教育することができる人は、私たちしかいません。武器を持って 戦うのではなくみ言葉で教育するのです。私は15日に行われる行事で このような内容を中心として、み言葉を語ります」と語られ、食口に祈り の精誠を尽くさなければらないと言われた。 最後に、真のお母様は「真の父母様のみ言葉が地に落ちることなく、 実を結ぶように皆さん祝福家庭とお父様が立てられたすべての摂理 機関が一つになって責任を果たさなければならない」とお願いされ、訓 読会を終えられた。 最近、中国が防空識別区域を宣布し、北東アジア地域を巡って中国と日本、米国と中 国間の葛藤が高まっている。真の父母様はこうした状況について懸念されながら、北東 アジア地域の平和と和合は、韓半島の統一と平和の基礎になると強調された。 北東アジア韓中日3ヵ国間の協力と連帯は、天の摂理的な要請であり、時代的流れで もある。韓中日が連携してブロックされた場合、経済的に北アメリカ地域、ヨーロッパ地域 に続いて世界第3位の経済規模を備える巨大市場として急浮上するものと予想され、 安保上でも軍事的緊張を解決し、北朝鮮の核問題に効率的に対応することができも のと期待される。 経済を中心とした地域ブロック化は、2000年代以降加速化している。欧州連合(EU)・北 米自由貿易協定(NAFTA)・アセアン(ASEAN)・メルコスール(MERCOSUR)・地中海連合 ・アフリカ共同体・湾岸協力機構・南米国家連合など統合的経済体制を構築して、一 つの世界に進んでいる。 しかし、北東アジアは他の地域とは違い、未だ対決状況が続いており、北朝鮮の核問 題が残っている。また、過去の侵略の歴史もきちんと整理されていないため、地域共同 体の希望を暗くしている。北朝鮮の核問題解決だけでも手いっぱいな北東アジアで、中 国と日本が醸し出す領土及び安全保障の葛藤は、北東アジアを荒波の中に追い込む 危険性を秘めている。 したがって、このような葛藤を解消するためには、韓国が中心となって平和の価値観を共 有し、共同体のビジョンを具体化していかなければならない。このために真の父母様は今 日、天暦11月13日(陽暦12.15)に『韓半島の統一と北東アジア平和のための2013年天一 国元年世界指導者前進大会』を開催するように言われた。韓半島の統一と北東アジ ア平和のために世界指導者たちが精誠を尽くすときである。 ISSUE : 北東アジアの葛藤と平和定着 真のお母様のみ言葉 み言葉を中心に北東アジアの平和に進もう

天一国 Weekly News VISION 2020 創刊準備2号

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天一国 Weekly News VISION 2020 創刊準備2号

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天一国

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報局

創刊準備2号

2013.12.5

2013. 12. 05 創刊準備2号 1

天一国元年天暦10月29日(陽12.1)、天正宮訓読会が、真の父母様

を迎えて、仁川教区、京畿南部教区の中心食口と機関長など170人

余りが参加する中で、天正宮訓読室で行われた。訓読会は、鄭元周

補佐官が『天聖経』第5編真の家庭の中の『第1章神様のみ旨から

見た真の家庭』を訓読して始まった。

み言葉訓読後、『韓半島の統一と北東アジア平和のための2013年

天一国元年世界指導者前進大会』と基元節1周年の準備事項に

ついて、柳慶錫韓国会長が報告を行った。報告後には、真の父母様

の日本巡回み言葉ビデオを視聴する時間を持った。

ビデオ視聴後、真のお母様は、「神様の祖国、真の父母様の祖国を

探しだす孝子・忠臣になることを決心しましたか。私たちには大きな使

命を果たすには時間が短いです。真のお父様は天上で平安に休ま

れなければならないのに、今も苦労して失われた子女を一人でも多く

探し立てようと、お体を省みられなかったお姿が私の心の中から消え

ません。地上にいる私たちが責任を果たしてさし上げなければなりませ

ん」と語られた。

続いて「私たちの短い人生を真の父母様と一心・一体・一念になる人

生を生きてこそ、子孫も福を受けます。私が責任を果たすことができな

ければ、子孫が蕩減を受けるようになるのです。子孫に蕩減の責任を

与えてはいけません」と願われた。

また、最近、北東アジアを中心として起こっている状況について言及さ

れ、真のお母様は、「今後、世界は一つになるしかありません。その過

程で北東アジアに陣痛があるのです。このように落ち着かない世界を

整理し、教育することができる人は、私たちしかいません。武器を持って

戦うのではなくみ言葉で教育するのです。私は15日に行われる行事で

このような内容を中心として、み言葉を語ります」と語られ、食口に祈り

の精誠を尽くさなければらないと言われた。

最後に、真のお母様は「真の父母様のみ言葉が地に落ちることなく、

実を結ぶように皆さん祝福家庭とお父様が立てられたすべての摂理

機関が一つになって責任を果たさなければならない」とお願いされ、訓

読会を終えられた。

最近、中国が防空識別区域を宣布し、北東アジア地域を巡って中国と日本、米国と中

国間の葛藤が高まっている。真の父母様はこうした状況について懸念されながら、北東

アジア地域の平和と和合は、韓半島の統一と平和の基礎になると強調された。

北東アジア韓中日3ヵ国間の協力と連帯は、天の摂理的な要請であり、時代的流れで

もある。韓中日が連携してブロックされた場合、経済的に北アメリカ地域、ヨーロッパ地域

に続いて世界第3位の経済規模を備える巨大市場として急浮上するものと予想され、

安保上でも軍事的緊張を解決し、北朝鮮の核問題に効率的に対応することができも

のと期待される。

経済を中心とした地域ブロック化は、2000年代以降加速化している。欧州連合(EU)・北

米自由貿易協定(NAFTA)・アセアン(ASEAN)・メルコスール(MERCOSUR)・地中海連合

・アフリカ共同体・湾岸協力機構・南米国家連合など統合的経済体制を構築して、一

つの世界に進んでいる。

しかし、北東アジアは他の地域とは違い、未だ対決状況が続いており、北朝鮮の核問

題が残っている。また、過去の侵略の歴史もきちんと整理されていないため、地域共同

体の希望を暗くしている。北朝鮮の核問題解決だけでも手いっぱいな北東アジアで、中

国と日本が醸し出す領土及び安全保障の葛藤は、北東アジアを荒波の中に追い込む

危険性を秘めている。

したがって、このような葛藤を解消するためには、韓国が中心となって平和の価値観を共

有し、共同体のビジョンを具体化していかなければならない。このために真の父母様は今

日、天暦11月13日(陽暦12.15)に『韓半島の統一と北東アジア平和のための2013年天一

国元年世界指導者前進大会』を開催するように言われた。韓半島の統一と北東アジ

ア平和のために世界指導者たちが精誠を尽くすときである。

ISSUE : 北東アジアの葛藤と平和定着

真のお母様のみ言葉

み言葉を中心に北東アジアの平和に進もう

Page 2: 天一国 Weekly News VISION 2020 創刊準備2号

2013. 12. 05 創刊準備2号 2天一国Weekly News

去る天暦10月24日から26日まで(陽暦11.26-28)柳慶

錫韓国会長を団長として韓国奉仕団は、超大型台風

30号で大きな被害を受けたフィリピンを訪問し、誠金伝

達とボランティア活動を展開した。

真の父母様の下 兄弟の愛を分かち合おう

去る11月14日、台風観測史上最大となる台風30号に

よりフィリピン中部のビサヤス地方に壊滅的な被害が発生

し、真のお母様は「真の父母様を中心して、世界中の祝

福家庭は一人の兄弟」だと語られ「今回のフィリピンの台

風被害で、その地域に平和大使を含めて約1500人余り

の食口がいるということですが、その兄弟たちを考えて見ま

したか。一緒に生きていく心で愛を分かち合いながら生き

なければなりません」と語られた。

そこで韓国教会は11月17日を『フィリピン食口のための

日』と定め、全食口が1日朝食断食をしながら、フィリピン

食口のために祈祷精誠を捧げた。そして、食口1人につき

最低1万ウォン以上の誠金を寄付し、飲料水、食料品、

衣料品など救援物資を集めるなど、フィリピン支援募金

運動を全国的に展開した。

娘の国フィリピンを支援

韓国食口の心を併せて天暦10月24日(陽暦11.26)、柳

慶錫会長をはじめとする奉仕団は、被災地域に近いフィ

リピン・セブ空港に向かった。台風30号が襲ったフィリピン

中部地域は戦場跡を彷彿とさせる廃墟状態であった。

ほとんどの家屋が破損し混乱して本来の状態が解らなく

なっており台風の威力を実感することができた。

現地に到着した奉仕団は、まずジュリウスフィリピン会長

に韓国の食口が集めた20万ドルの寄付金を伝達し、真

の父母様のみ言葉と韓国食口の気持ちを伝えた。ジュ

リウスフィリピン会長は「父の国・韓国の食口がフィリピンを

支援するために誠金を集めて直接訪問され奉仕してくだ

さったことに感謝」すると語り「天の父母様と天地人真の

父母様の深い関心と愛の中でむしろ危機を乗り越えてフ

ィリピン食口は心を併せて団結し、ビジョン2020に向けた

力強い出発のきっかけとなった」と言った。

次の日、奉仕団はセブ教会で行われたタクロバン市

ガンデンシオ・エル・エストセ・ジュニア(Rev.Gaudencio

L.Estoce Jr.57歳)牧師の聖和式に出席した後、韓国

と日本、フィリピン指導者と青年で構成された100人以

上の奉仕団と一緒にセブ地域北部に位置するボゴ市

(Bogo city)に向かった。まず、ボゴ市の市長官邸を礼訪

し、奉仕活動を発表し市長に真のお父様の自叙伝をプ

レゼントした。

その後、奉仕団はタクロバンから来た被災者1000人余り

に水、缶詰など生活必需品を配給するボランティア活動

に参加した。現在フィリピンでは、韓国と日本から来た青

年宣教師とフィリピン大学生奉仕団など100人余りの奉

仕団が結成され、被害復旧のためのボランティア活動を

継続的に展開している。龍鄭植アジア大陸会長は「父

の国・韓国と母の国・日本の青年らが一つになって娘の

国・フィリピンを支援するために努力している姿に、地元の

食口はもちろん、被災者たちも深い感動を受けている」

とし「真の父母様のもとに人類が一つの兄弟であることを

感じる機会になった」と話した。

今後も募金運動を持続

いっぽう、フィリピンは家庭連合運動が活発に展開してい

る国の一つとして、アジア大陸本部がある国家でもある。

特に、今回、被害を多く受けたビサヤスのタクロバン地域

は居住している食口700人余りと500人余りの平和大使

が活発に活動している地域であり、2012年には超宗教

平和祝福式に8,600組が参加するほどに宣教が活発に

展開された地域であるため、いっそう不憫な思いを増し

加えた。韓国教会は、12月10日まで全国的にフィリピン

支援募金運動を展開する予定であり、フィリピンと姉妹

血縁教区である釜山教区は、フィリピンを支援するため

の募金活動を積極的に展開ている。

フィリピンに真の父母様の真の愛を伝える

柳慶錫韓国会長などフィリピン現地奉仕

韓国食口の心を併せて柳慶錫会長をはじめとする奉仕団がフィリピンを直接訪問

Page 3: 天一国 Weekly News VISION 2020 創刊準備2号

2013. 12. 05 創刊準備2号 3天一国Weekly News

フィリピンは台風30号の影響により大きな被害を被り悲し

みに浸っていたが、真の父母様の真の愛と韓国をはじめと

する全世界の食口の励ましの中で一つになり、新たな出

発をすることができる力を得た。特に台風30号で最も大き

な被害を受けたタクロバン市の牧会者が聖和して真の父

母様が直接揮毫を下賜され、激励のみ言葉をくださる大

きな恵みがあった。

タクロバン教会の牧会者犠牲

柳慶錫韓国会長を中心とした奉仕団は11月27日、セ

ブ教会で開催されたカウデンシオ・エル・エストセ・ジュニア

(Rev.Gaudencio L.Estoce Jr.57歳)タクロバン市牧会者

の聖和式に参席し、真の父母様の愛を伝えて遺族を慰

め励ました。

カウデンシオ・エル・エストセ・ジュニア牧師は1,275双祝福

を受けてタクロバン市で誠実に牧会をしていた牧会者で

遺族には夫人と11歳の息子がいる。特にカウデンシオ牧

師は、姉と弟が一緒に入教し3兄妹が活動しており、弟

はフィリピン中部地域の教区長としてに実務を担当してい

る。

真のお母様はこのようなカウデンシオ牧師の聖和の報告を

受けられ「兄弟が一つになってみ旨の前に模範となる道を

行っていたんだな」と不憫に思われ『祝天城入国忠誠子』

の揮毫を下賜された。柳慶錫韓国会長と奉仕団は聖和

式に参席し、真のお母様が下賜された揮毫を渡して「フィ

リピンとフィリピンの祝福家庭が、今回の台風の被害を乗

り越えて立ち上がり、第2の娘の国としてビジョン2020と天

一国実体化の先鋒になってほしい」という真のお母様のみ

言葉を伝えた。そして「生が尽きる最後の瞬間まで教会

を守り、摂理のために献身してきたカウデンシオ牧師の崇

高な犠牲がフィリピン教会を越えて全世界統一家の基盤

となってくれるだろう」と聖和の意味をたたえた。

台風で一つになったフィリピン食口

龍鄭植アジア大陸会長は普段、寡黙ながらも熱心に活

動しいていたカウデンシオ牧師の生前の姿を回想し「フィル

リッピンの災害に、世界中の食口が同参できるようにしてく

ださった真のお母様の大いなる祝福と愛でフィリピンが新し

く挑戦して飛躍し、国を復帰できるようにしよう」と参加者

に呼びかけた。

遺族挨拶の時間には、夫人と弟が生前のカウデンシオ牧

師を回想しながら原理とみ言葉を聞いて入教した後、真

の父母様の祝福を受けて公職を行った忠誠の人生を証

した。特に夫人は「人類救援のために休むことなく苦労し

ておられる真のお母様がフィリピンの小さな村にある私たち

の家庭に関心と愛を施してくださった恵みにどのように報い

たらいいか分からない」と話し「今回の台風で、私たちは一

つとなり、お互いに協力して仕事をするようになった。さら

に、真の父母様と近い縁を結ぶようになったことに感謝し、

大きな愛に言葉にできない恵みを受けた」と感謝の挨拶

を捧げた。

遺族夫人と息子を激励

聖和式を終えた後、柳慶錫韓国会長は真の父母様の

お写真と子供のための激励金をカウデンシオ牧師夫人

に別途伝達し、息子に父の前に自慢の息子として成長

するように激励した。以降、カウデンシオ牧師夫人と息子

は、奉仕団と一緒にボゴ市に移動し被災者のための奉

仕活動に参加した。特にカウデンシオ牧師の息子は11歳

の幼い年齢にも関わらず、被災者に救援物資を配る活

動に積極的に参加し奉仕団に深い印象を与えた。

フィリピン 兄弟の愛の中で危機を乗り越えて新たな出発を誓う

Page 4: 天一国 Weekly News VISION 2020 創刊準備2号

2013. 12. 05 創刊準備2号 4天一国Weekly News

教区ニュース

天福宮教会は天暦10月29日(陽暦12.1)午後1時30分、新

たに伝道された20人を中心に新しい食口献身礼拝を捧

げた。

天福宮教会は新しい食口が来たらまず新しい食口8週考

課を中心に、統一教会について簡単に説明する基礎教

育を受ける。その後、統一原理12講座を勉強し、2泊3日の

原理修練で講義する内容を中心に原理の勉強をする。

原理教育を終わると信仰10週教育を通じて、信仰生活を

具体的にどうするべきかについて勉強する。礼拝、献金な

ど信仰生活と家庭生活、そして真の父母様の生涯路程

について勉強するが、これらのコースをすべて終えた20人が

統一教会人として生まれ変わることを天の前に決断し献

身礼拝を捧げることになった。

この日、新しい食口献身礼拝は特に天福宮2階の祈祷室

で行われた。既に原理教育と信仰10週教育を受け、真の

父母様の生涯路程まで学んだ新しい食口が決断して天

地人真の父母様を祀った祈祷室で礼拝を献呈した。礼

拝は新しい食口が1週間、自分たちで順序と司会者を決め

てぎこちなく粗雑な部分もあったが、より恵み深いものであ

った。

新しい食口の決断を祝うために霊の父母など40人余りが

参加する中で式次第に沿って礼拝が行われた。まずパク・

オクジャ伝道所長が歓迎の挨拶をした後、司会は若い未

婚祝福候補者イ・ホヨン氏が務めた。イ・ホヨン氏は、既成

教会に通った経験があるため、全く緊張することなくうまく

進行した。讚頌を歌った後、キム・ジュンシク氏が恵み深く

開会の祈りをした。

新しい食口9人は聖歌隊を編成して讚頌した。10年以上、

既成教会で聖歌隊員として活動していたキム・ヨンヒ食口

が指導し恵みの讚頌をした。

説教時間には、天聖経を訓読した後、3人の新しい食口

(イ・ホヨン、イ•ジュンホ、イ・テワン)が壇上に上がって証しをし

た。彼らは自分たちが恩恵を受けた内容と真の父母様に

出会った経験を告白し、今後の信仰生活に対する抱負を

明らかにした。チェ・ソクグン(建設会社社長)氏は「原理教

育を受けて、低い姿勢で謙虚に生活するようになった」と告

白した。チェ・ソクグン社長は「私がこのように変わったのは真

のお父様が興南監獄という過酷な状況の中で、他の人の

労働を分担され、おにぎりを分け与えるなど、ために生きる

生活をされた驚くべき真の愛に大きく感動したからだ」と、自

分が変わったきっかけを述べた。

献金時間には、全体を代表してキム・ジュア氏が敬虔な姿

勢で献金箱を献呈し、ソン・チャンス氏が奉献祈祷をした。

最後にキム・インチャン教会長が祝祷をして礼拝を終え

た。その後、天福教育センターに場所を移して軽食会をし

所感と分かち合いの時間を持った。

キム•ジュンソク氏は「今や本当に統一教会の食口になった

ようだ。10週間の講義を聴きながら、多くの恵みの体験があ

り、真の父母様の心情もたくさん感じることができた。家庭

連合という大きな枠組みの中で、私が何をするべきか使命

を求めて熱心に信仰生活をしたい」と感想を述べた。キム

・テヒョン氏は「今日の献身礼拝を通して真の家庭連合会

員となり、統一教会人になることを天の父母様と天地人

真の父母様に決断して誓うことができた」と語り、キム・ヨンヒ

氏は「今回の献身礼拝の準備をしながら恵みに満ちた時

間を過ごした。特に、真の父母様の愛を深く体恤する時間

になった」と感謝の挨拶をした。- キム•サンヒ記者

信仰10週教育修了後 献身礼拝...伝道決意

天福宮教会 新しい食口20人統一教会員として出発

天暦10月29日(陽暦12.1)天福宮教会大礼拝に既成教会

に熱心に通う人が「統一教会を訪ねて行け」という神様の

声を聞いて訪ねてきた。この人は永登浦に居住している今

年52歳の女性で、夫と娘一人がおり団欒な家庭を築いて

いる敬虔なキリスト教信徒である。彼女は漠然と統一教会

は異端だということだけ知っていて具体的には何も知らなか

った。

ただし、通常、真実で価値ある人生を生きたいという思いで

断食祈祷を熱心にしながら、真の人生は何なのか教えて

欲しいと神様に熱心に祈祷した。真の人生が何かも知らず

に生きていくことが、神様に罪を犯すようで心苦しかったから

だ。神様が真の人生を教えて下さらないのなら、むしろ霊界

に連れて行って下さいとまで祈りを捧げたという。そのように

熱心に祈りをささげていた時に霊界から声が聞こえてきた。

「統一教会を訪ねて行け」夢でも声は聞こえた。「統一教会

を訪ねて行け」最初の数回は半信半疑であったが、続けて

声が聞こえるので天福宮教会に来たという。

ちょうど、12月1日に天福宮教会で日曜礼拝を準備していた

ヤン・チャンス牧師が1階入口で案内をしている時にその人に

会った。ヤン牧師は、直感的に新しい食口であることが解る

と、親切に案内をして、礼拝後に昼食を一緒にした。

話をした後、午後1時30分から開かれる新しい食口献身礼

拝に参加し恵みを受けた。特に聖歌『園の歌』は、この日初

めて聞き、既成教会では歌わない聖歌であるのに胸を揺さ

ぶられ多くの涙が出たという。

ヤン•チャンス牧師は「天の父母様と真の父母様が役事され

て、送ってくださった貴重な娘をきちんと養育して天の孝女に

なるように導いていく」とし、天の父母様と天地人真の父母

様に感謝の挨拶を捧げた。- キム・ヒョンド記者

「統一教会を訪ねて行け」という天の声が聞こえる

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2013. 12. 05 創刊準備2号 5天一国Weekly News

教区ニュース

慶南教区は、天暦10月26日(陽暦11.28)統一原

理1日セミナーを美しい絶景が見える三千浦海上

観光ホテル大宴会場で盛大に開催した。特に今回

のセミナーは、全国牧会者総会に出席した慶南教

区の牧会者が既成祝福勝利のために教区主管で

1日セミナーを開催することを決意した後、5日で目

標だった100人を2倍以上超えて236人が参加し、

絶対的な信頼と確信を持って挑戦すれば勝利でき

ることを示した。キム・ホンドク慶南教区長は「セミナ

ー開催の前日、すでに200人以上が受付をして終

わったが、その後も続けて申込みが来て、12月10日

頃に釜谷ホテルで追加セミナーを開催することにし

た」と慶南教区の熱い雰囲気を伝えた。

この日の原理修練は『文鮮明総裁と真の家庭運

動』のビデオ視聴から始まり、総序から再臨と祝福

まで原理全般に対する講義と祝福の意義と価値を

説明する場となった。参加者は「生まれてこんなに

胸に響く感動的な名講義は初めてだった。一つも

見逃せない内容なので集中して聞いた。これまで文

鮮明総裁が明かされた新しい真理の統一原理がこ

んなに偉大なものとは思わなかった」と異口同音に

語り「人生が進むべき道を正しく悟らせてくれて本当

に感謝だ。これからもっと一生懸命に生きていかなけ

ばならないと誓った。また、このようなセミナーがあれ

ば、食口と友人を連れて必ず出席したい。祝福式

にもぜひ参加したい」と決意を明らかにした。

この日、韓国本部から現場を支援するために会場

を訪れたイ・ギシク伝道教育局次長をはじめとする

職員3人は「多くの人々が大宴会場を埋め尽くす中

で、一人も席を外すことなく最後まで講義に集中す

る姿はどんな自然環境よりも美しい」と感想を語っ

た。

大田教区は、原理を伝える使役者教育に集中している

中で、中学校1年生の成和学生に真のお父様が現れ

「『伝道3分スピーチ』の勉強を熱心にしなさい」と言われ

るなど、霊的な恩恵が与えられている。

天暦10月26日(陽暦11.28)大田教区は錦山教会で第

12回使役者中級コースを開始した。前日、多くの雪が

降ったにもかかわらず、80人余りの使役者が情熱を持っ

て集まった。パク・ジョンホ教区長は、開会式のみ言葉を

通して「最近、真のお母様がお金持ちになれとおっしゃる

のは、伝道を通して金持ちになろうというみ言葉」だとしな

がら「真のお母様のみ旨を奉じて、私たちは、伝道の金

持ち、伝道のチャンピオンにならなければならない」と強調

した。

続いて大田教会の寺西かずみさんが息子が見た真のお

父様の夢の内容を証しした。寺西さんは「先週の日曜日

早朝に息子が夢を見ましたが、夢の中で聖歌『成和青

年会歌』を歌っていたそうです。ところが中学1年生の息

子の前に突然、真のお父様が『伝道3分スピーチ』の本を

持って現れました。真のお父様は本を広げて息子に見せ

ながら「お母さんはこのように線を引きながら覚えて熱心に

勉強しているのに、あなたはなぜしないのか」と非常に柔ら

かく優しくおっしゃったと言うことです」と語った。

使役者教育を受けるために集まった食口たちは、こうした

内容の夢の啓示を聞きながら使役者教育に真のお父様

がどれだけ期待しておられるか感じて、原理講義の能力

を養い伝道の金持ちになろうと決心した。

『伝道3分スピーチ』の教材は、パク・ジョンホ教区長が原

理のみ言葉を6つのテーマに構成し、3分以内に発表する

ことができようにした教材で、大田教区の食口らに原理の

勉強の楽しさと自信を回復させているという。

錦山教会は大田教区本部で実施した使役者教育を

教会で行っている。特に毎週水曜日の夜9時から少グル

ープで成和学生らが集まって原理の勉強をしながら、信

仰的に成長して周りの友人に原理を伝え始めた。そし

て、全食口が使役者発表大会を開いて一緒に伝道3分

スピーチをしている。イ•ユンソク錦山教会長は「『伝道3分

スピーチ』の教材を30個以上作って覚えれば、いつでもど

こでも原理を伝えることができ、伝道使役者になることが

できるという希望と確信ができた」としながら「日本の食口

も原理のみ言葉に対する自信と伝道への情熱が蘇って

いる」と熱い雰囲気を伝えた。

慶南教区 決意5日後に目標の2倍を超える

既成祝福勝利のための原理修練開催

『伝道3分スピーチ』を勉強しろという夢を見て

大田教区 80人の使役者らが集まり第12回使役者教育を開始

Page 6: 天一国 Weekly News VISION 2020 創刊準備2号

2013. 12. 05 創刊準備2号 6天一国Weekly News

教区ニュース

徳陽教会 毎晩天聖経読破の訓読精誠

京畿道北部徳陽教会は、毎日夜8時から9時まで100日特別活動勝利の

ための精誠の一環として、全食口が教会に集まって天聖経を読破するための

訓読精誠を行っている。イ・インホ教会長は「真の父母様は神霊と真理で復

興する教会を作りなさいというみ言葉に従い、全食口が教会に集まって訓読

の精誠を行うことから始めることにした」と訓読精誠を始めたきっかけを説明し

た。

訓読会精誠は、霊的賜物が続き、食口らの心情が復興して一つになるのに

大きな役割を果たしている。ある食口は、教会長が壇上で代表として訓読す

るのは良くないと心の中で考えていたが、夢で真のお母様が現れて「私が送っ

た人なので信じて従いなさい」というみ言葉を下さった。その後、徳陽教会の

食口は、これまでになく牧会者を中心に一つになり精誠を尽くして天聖経訓

読精誠と100日特別活動を展開している。

36万家庭のかばしま・かおり執事は教会に行くことができず、残念な気持ちに

家で一人で天聖経を訓読していたが、夫が帰宅してその姿を見て気の毒に

思ったのか、一緒に訓読しようといった。普段は夫に信仰がほとんどなく、教会

に余り適応できなかったために、その態度にかばしま執事は驚いた。そのように

天聖経訓読会を始めてから、夫は教会に熱心に通うようになり、教会で積極

的に自ら進んで奉仕するようになったという。かばしま執事は「夫の変わった様

子を見ながら、真の父母様が下さった新しい天聖経の心情的威力と癒しの

賜物を切実に感じている」と述べた。

ユン・スンリム師母は「様々な夢を通して、真の父母様が本当に私たちといつ

も一緒におられて、励ましてくださっておられるということを深く悟った」と感謝の

心を伝えた。- キム・サンヒ記者

忠清北道教区 原理修練会に62人参加

基元節祝福まで余り期間が残っていない中で、忠清北道教区は、牧会者と

食口が一つになって100日伝道活動に死力を尽くしている。一人の命でも多

く救おうという一念で、深い精誠と熱意をもって伝道活動をし、第16次忠清

北道教区原理修練に62人が参加するという結実を収めた。

忠北教区は、天暦10月20日から21日まで(陽11.22〜23)第16回忠北教区

原理修練を忠州ムンガン硫黄温泉ホテル大講堂で開催した。ジャン・ドクボ

ン忠北教区長は「今回の原理修練は、新しい食口と祝福対象者が真の父

母様が宣布された真理のみ言葉を聞く貴重な時間となるように一ヵ月以上

準備してきた」と述べた。

原理修練はジャン・ドクボン教区長をはじめキム・ジュンオ、イ・サンオ元老牧

師が主講師として総序から再臨論まで原理講義と真の愛を中心とした絶対

性の講義など、合計13講座を情熱的に伝えておこなわれた。新しい食口を

導き一緒に参加した既存の食口も講師の情熱的な講義に恵みを受けみ旨

のための思いを再充電する一方、み言葉の持つ驚くべき霊的賜物を体験し

た。

原理を初めて聞いた新しい食口は「原理のみ言葉がこれほど偉大なものだと

は全く知らなかった」と告白し「人類の救いのために文総裁がこのようにご苦労

されたことを知らず面目がない。本当に尊敬している」と感動した感想を語っ

た。既成教会で長い間信仰生活をしてきたある新しい食口は「今まで中央メ

ソジスト教会に通っていたが、今日の原理とみ言葉のように恵みのみ言葉は

初めて聞いた。貴重なみ言葉を聞くことができてとても幸せである。次に統一

原理のみ言葉を聞くことができれば、また参加したい」と話した。- キム•サンヒ

記者

金村教会 多文化家庭の幸福を開く

京畿道北部金村教会は、坡州市の支援により市庁ボランティアセンターで、

多文化家庭の幸福を支援するプログラムを運営している。ハン・ミョンヒ師母

が講師を務めながら、心理療法を通して受講生らの心情を教育し、教会に

導きみ言葉を中心とした真の愛と真の家庭の価値を伝えるのに多くの努力を

傾けているという。

毎週木曜日午後2時から4時まで開催される「多文化家庭と一緒に行う幸

福づくり」プログラムが行われているが、11月28日は「私たちの家庭について私

はどのような評価をすることができるか」というテーマで授業が行われた。同日、

師母は、食料を通じた自己内面性の表現及び発見の一環として、フード

(Food)表現芸術を参加者に実施した。

ハン・ミョンヒ師母は「家族が幸せになるためには何よりも家族の構成員間の

コミュニケーションが重要だ」と述べ「フード表現芸術は自分が直接作品を作

って、眺めながら自我の内面と出会ってコミュニケーションする過程で、心理療

法の効果を出すことができる」と明らかにした。また「材料は同じだが表現され

る作品は、それぞれ異なる」としながら「この作品を通じて、受講生たちはお互

いの痛みを抱いて涙を流して本当の自己を発見する過程を経験している」と

述べた。

現在20人ほどが着実にこのプログラムに参加しており、坡州市居住多文化

家庭の夫人らが主流をなしている。ハン師母は子供教育院長、世界平和

女性連合坡州市支部長、坡州市女性団体協議会役員として地道にボラ

ンティア活動を展開しながら家庭連合の地位を向上させている。- キム•サンヒ

記者

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2013. 12. 05 創刊準備2号 7天一国Weekly News

ドイツ 食口らと一緒に宣教開始

11月11日にドイツに到着したイ・ヒャンジョン、ジョ・テギョ

ン、ナム・グォンムクなどの青年宣教師3人は毎日天聖

経を30ページずつ訓読して精誠を捧げながら、ドイツ宣

教の準備をしている。

そして、最初に迎えた聖日の11月17日、欧州で初めて

食口らの献金だけで教会を奉献したミュンヘン教会を訪

問し礼拝をささげた。韓国とは違う言語と慣れない礼拝

環境だったが、心情的な姿で食口らが心を併せて礼拝

をささげる姿を見ながら恵みを分かち合うことができた。

青年宣教師らは、ミュンヘン教会の食口を見て、これか

らもっと謙虚な姿勢で精誠を捧げなければならないと心

を併せてドイツの食口と一緒に自叙伝を配りながら路傍

伝道を行った。特にミュンヘン教会副教会長が1週間に

2回、5〜6時間ドイツ語を教えてくれることになり大きな

支援を受けている。- ナム・グォンムク宣教師

フランス 韓国文化を媒介に宣教

フランスでは、イ・ヒャンシン、イ・ソヒョン青年宣教師が11

月13日から宣教活動を始めた。11月13日には、フラン

スの食口が行う宣教プログラムに参加した。フランスのパ

リでは、毎週水曜日に地下鉄6号線ナシオナル駅の近く

のジャンヌダルク街にある伝道センターでParole Doneer

プログラムを開催している。11月13日には新しい訪問者

7名が参加し『一緒に行う楽しさ』というテーマで、4グルー

プに分かれて討論をし、夕方には原理講義をしながらみ

言葉を学んだ。

11月14日午前には、日本の宣教師と一人ずつチームを

組んで大学図書館で伝道活動をし、午後にはパリ教会

の牧会者と一緒に伝道した。宣教活動をしている間、

韓国語を専攻していたり韓国に住んだ経験がある人々

と会うことができた。

16日には『アトリエジャポネラ』という文化体験プログラム

を行った。11月には日本の宣教師たちが日本文化を紹

介して寿司を直接作る体験行事をしたが、12月には韓

国文化体験行事を行うことにしている。- イ・ヒャンジン

宣教師

コスタリカ、ハングルを教える活動

コスタリカに到着した後、教会で青年献身者たちと一緒

に生活しながら活動している。活動を終えて、夜には青

年献身者たちにハングルを教える活動をしている。11月

18日から24日まで毎日1時間、歌を通して簡単にハン

グルに触れることができるようにし、毎日リスニングの反復

練習をしている。特に真の父母様は宣教地に行って耳

が聞こえない三年間と口が利けない三年間を過ごして

黙々と生活すれば地元の人たちが関心を持つようにな

るので、行動に気をつけなさいと言われたというみ言葉を

聞いて行動で模範を見せようと努力している。

11月24日からはコスタリカのフラミンゴで知事に立候補し

た平和大使の選挙を支援する活動をしている。複数の

場所で東奔西走されるソ・ソンジョン天一国特使と協会

長を見たとき、個人的な生活がほとんどないのが指導者

の生活だということを感じる。それでも、いつも楽しく誰よ

りも積極的に生活される様子を見て、もっと熱心にしな

ければと決心させられる。- イ・ミョンホ宣教師

オーストラリア 近隣大学で伝道

朝5時に起床し、6時訓読会で一日が始まる。訓読会

は、一段落ごと持ち回りで訓読をした後、お互いに感じ

たことについて発表する形式で行う。その後、韓国の国

民体操のビデオを見ながら一緒に体操をして任された地

域の掃除をする。午前中は英語の勉強をし、午後には

伝道活動をしている。教会周辺にある大学に行って、

学生らに教会で準備しているイベントを紹介し、参加し

た学生にみ言葉を伝える活動である。

一度会った学生は、持続的に会って教会に導くために

努力している。午後8時30分には、一日を整理する祈

祷会をしてみ言葉を訓読し、一日の活動内容をお互い

に分かち合いながら共有する時間を持つ。

み言葉を中心とした生活をして出会う学生に原理のみ

言葉を伝え、教会につなげるために努力し少しずつ成

長していくのを感じている。- パク・ジョンソン宣教師

天一国青年宣教師ニュース

フランスで文化体験を通じて宣教をする青年宣教師 ドイツの3人の青年宣教師は、STFとヨーロッパ路程を一緒に出発した コスタリカ教会で一緒に礼拝をささげる青年宣教師

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2013. 12. 05 創刊準備2号 8天一国Weekly News

二世家庭祝福ストーリー - チェ・ソンウンとミリアム家庭

韓国人男性・ドイツ人女性、仲良く生活しています

2007年2月22日、一生で最も緊張したあの

日。今でもその時を思い出すと新鮮であり、天

の前にあまりにも感謝している。祝福前に「日本

語を簡単に学んだことを考えると、日本人と祝

福を受ける運命かと思う、真の父母様が結んで

くださる人であれば、誰でも感謝して受けよう」と

考えた。

ドイツから来たミリアム

ついに祝福マッチングの日、真のお父様が私を

先に指された。私は前に飛び出るとドキドキと

する心を隠して立った。真のお父様は続いて一

人の女性を指されたが、後を振り返る勇気はな

かった。誰かが近づいてきて私の隣に立った瞬

間!天が黄ばみ、前が見えないのを感じた。ウ

エスタン、ウェスタン...私の横には私が想像もでき

なかった西洋の女性が立っていた。

初めて私がした質問は“ Where are you

from?”

彼女の答えは“I'm from Germany.”ドイツから

来たミリアムだった。私はその時から何を言うべき

か解らなかった。あたふたしたからではなく、言い

たいことがない訳でもなかった。英語ができなかっ

たからである。ところが、ミリアムは日本語を話す

ことができるといった。その言葉を聞いて慎重に

日本語で話をしてみた。そして、びっくりした。ド

イツ人の父と日本人の母の間に育ち、日本語を

母国語のように話すとのことであった。私は、天

の前に感謝した。少なくともミリアムとコミュニケー

ションすることができる環境を作ってくださったから

である。

その日以来、私の一生において興味を持ったこ

とも、行ったこともないドイツについて考え、ドイツ

語を勉強し始めました。

不慣れだった韓国語と韓国文化

彼女は善良で明るい人だった。外貌は西洋人

であったが、性格は東洋的な非常に魅力ある

女性であった。ミリアムに会ったその日から、私の

人生は180度変わった。英語とドイツ語を勉強

し始め、ヨーロッパに、世界に持って行きたいもう

一つの夢ができた。そして何よりも、祝福を受け

た後から自分のことだけ考えていた生活から、常

にミリアムのことを考えて人生計画を立てるように

なった。

私たちはお互いに似るためにたくさん努力した。

しかし、文化的な違い、男女の違いで葛藤も多

かった。そうした過程でお互いがお互いを知り、

人生を学び、また真の父母様の深いみこころを

知り始めた。

今ではミリアムが韓国語でよく答え、私も英語

が増えて、お互いの会話も自然になり文化も理

解できるようになったが、最初はお互いに慣れな

いことだらけだった。特にドイツ人のミリアムは、両

親と一緒に生活して韓国文化に馴染みがなく、

面白いことが多かった。

ある日、母が食事の準備をしながら「ミリアム、

今からご飯をつくるか。ミリアム、大丈夫でしょう」

と言って質問した、するとミリアムは「あ、はい!と

ころで、私には今日、宿題があります」と返事を

した。母が「あ、そうなの。そうなんだ。それなら宿

題をするか」と言うと、ミリアムは堂々と 「あ、は

い!宿題をします!」と答えた。その後、母が台

所で食事の準備をする間、ミリアムはすぐ隣のリ

ビングルームに座って宿題をした。

この光景を見守っていた私は、どうするべきか困

り果てた。その夜、私はミリアムに一般的な韓国

の嫁なら「お母さん、私が何かお手伝いしましょ

うか」と言わなければならないと言った。そして「お

母さん、何からすればいいですか」と言うと、母は

喜ぶだろうと教えてやった。

翌日、ミリアムは朝早く起きてお米を洗っている

母に近づいて「お母さん、何をされてますか」とい

うので、門の隙間から見守っていた私は笑うしか

なかった。

毎日新しく面白い生活

最近、ミリアムが母と韓国語で話をしているのを

見ていると不思議である。しかし、たまにミスも

する。「ミリアム、それで今日は勉強一生懸命し

たか。」「はい!」「そう、友人ともたくさん交流し

たか」「はい!」「授業は面白いか」「ああ!」結

局、母も私も笑いを噴き出してしまった。

泣いて笑うエピソードの中で、私たちはお互いを

知りながら、楽しく生活している。今、私達は、

韓国で一緒に生活し、未来を計画しているが、

まだいくつか不安もある。これからどこに住むべき

か、韓国?ドイツ?子供はどこで育てるべきか。

しかし、このすべてが幸せな悩みであるようだ。私

は韓国ではないより大きな世界を見るようにな

り、毎日見ても、新しい仲間ができた。

まだ祝福を受けていない二世に言いたい。毎日

新しく、他の人よりスペシャルな人生を生きたい

なら西洋圏の配偶者を推薦したい。交差・交替

祝福が、私の人生を幸せにしてくれたからだ。

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2013. 12. 05 創刊準備2号 9天一国Weekly News

去る11月27日から30日まで3泊4日の日程でジョ・ヨンジク二選

国会議員、ナム・サンウ前忠北副知事、パク・ヒョンドク現東豆

川市議会議長をはじめ、ホン•ソグ、パク・ヒョンヒ東豆川市議会

議員らと教育界、経済人、社会NGO団体長など総46人が参

加する中で、日本浦安一心特別教育院で第5回北東アジア

平和のための平和大使研修が開催された。

研修期間、韓国婦人会の奉仕に感動

今回の研修に参加した韓国の指導者らは日本の指導者らと

交流し、文鮮明総裁の平和運動に同参することを約束した。

特に、韓国の指導者は、真の父母様の思想とみ言葉を中心

に、日本と韓国が一つになることは驚くべきことだとし、国もでき

ないことを真の父母様は既に始められ、その結実が日本で実

を結んでいるという事実に驚きを隠せなかった。また、研修期間

中、韓国婦人会の献身的な奉仕と侍る姿勢に深い感動を受

けた。

パク・ヒョンドク議長をはじめとする東豆川議会議員らは、本セ

ミナーのために献身と奉仕を惜しまない韓国婦人食口に対する

感謝の気持ちで毎日、早朝時間を利用して、掃除と教育場の

周辺環境整理に率先する姿を見せた。また、パク・ジョンスン江

原道女性団体協議会会長など、女性参加者は食事を終えて

汚れている食堂の周りを韓国婦人食口と一緒に掃除する姿を

見せた。

日本の統一運動紹介

尹晶老会長は『創造原理』と『真の家庭の価値(堕落論)』とい

う主題で参加した平和大使らに統一家の核心思想を説明し、

今後、平和大使として真のお母様を中心として平和運動と真

の家庭運動を展開するという決意に導く時間となった。

また、徳野会長は、日本統一運動について紹介し参加者を驚

かせた。参加者は、日本統一教会の歴史と真の父母様の位

相に驚き、日本人が流暢な韓国語で講義する姿に感動して

真の父母様の驚くべき一面を今一度悟る時間となった。

毎回、東京近隣の教会を訪問して進行される日本食口らとの

出会いは、セミナーのハイライトとなっている。平和大使と日本

食口が涙で一つになって韓日の心情一体の時間となった。今

回のセミナーも、東京と千葉地域の5つの教区の教会に平和大

使を5組に分けて訪問する予定があった。日本食口らは、父の

国・韓国で真の父母様を社会的に証している平和大使らに惜

しみない歓迎と感謝の意を表した。その歓迎を受けた平和大

使らは、日本と心情を分かち合うことができる関係になったようだ

と胸が熱くなる感動を伝えた。

韓日両国間の相互理解増進に大きな役割

今回の研修に参加したジョ・ヨンジク(前二選国会議員、国民

医療保険管理公団理事長)理事長は「日本の徳野会長と尹

晶老会長の情熱的な講義と、韓日関係者の献身的努力によ

って、文鮮明総裁の逝去で統一教会活動が萎縮するのではな

いかという心配が余計な心配だったことを直接目で確認すること

ができた。日本教会訪問を通じて漸増する教勢の増加傾向を

食口らの証で確認することができ、彼らが見せてくれた韓国に対

する愛情は韓日両国間の相互理解増進に決定的な役割をす

る可能性があると確信した」と感想を語った。

ソ・ビョンエ(清州市相談保健所)所長は「今回の教育を通じ

て、統一教に対する間違った先入観を捨てることができ、統一

教がさらに発展して平和統一の基盤を迅速に作ることができた

らと思う思いが湧いた。また、日本で韓国の位相を知らせること

はもちろんのこと、想像を超越する行事を行う光景に統一教の

偉大さを再度、感じた」と感動を伝えた。

天宙平和連合 第5回北東アジア平和のための平和大使研修

機関ニュース

第5回北東アジア平和のための平和大使研修が開催される

参加者に真の父母様を証しする尹晶老会長 原理講義を聞く参加者たち

参加者は、日本研修を修了し韓日の理解増進に寄与することを決意した

Page 10: 天一国 Weekly News VISION 2020 創刊準備2号

2013. 12. 05 創刊準備2号 10天一国Weekly News

(社)南北統一運動国民連合忠州市支会が「南

北統一に備えた平和のビジョン」というテーマで、天

暦10月25日(陽暦11.27)忠州市庁大講堂でソ・

ギュホン前農林水産部長官、チャン・ビョンジプ前

忠州大学総長、チョン・テガプ現忠州市議会副議

長、キム・ムシク前忠州市議会議長など各界指導

者と市民580人余りが参加する中で開催された。こ

の日のセミナーは、ユン・ジンシク国会議員(セヌリ党

チャン・ヨンシク所長代読)とイ・ジョンベ忠州市長が

祝辞を述べ、ソル・ヨンス中央会長の主題講演に

続き、統一準備国民委員委嘱、イ・ソンボク忠州

市支会新任会長(前国立忠州大学総長)任命及

び感謝牌授与、そして祝賀公演などが行われた。

ソル・ヨンス会長は主題講演で「文鮮明総裁のみ

言葉のように、韓半島をめぐる四強戦略と時代的

状況の中で、南北関係を国民が正確に知って統

一運動の主体になるべきであり、民族の和解と一

致のための頭翼思想で国民が中心となる統一時

代を切り開いていくべきだ」と主張した。

イ・ソンボク忠州市支会新任会長は、小学校教

師から始まり国立大学総長まで務めた立志伝的

な教育者としての50年の道のりを終え、残りの生涯

を情熱を尽くして民族統一に専念するとし、国民

連合忠州市支部会長職を受諾した。

イ・ソンボク会長は「行事当日朝3時に起きてみる

と、雪が10cmも降り積もっており気温もかなり下が

っていた。雪がかなり降って寒かったので、管理室と

市長室に要請して会場を温めて準備しておいた。

ところが、300席しか用意されていないセミナーに580

人を超える人々が集まってきた。市庁にあるすべて

の椅子を持ってきて、寒さのなかで来られた方々を

席に座れるようにした」として盛況を成したセミナーの

裏話をしてくれた。いっぽうチ・ジュンボム忠州教会

長はイ・ソンボク新任会長を立てるために1000日の

精誠を尽くしたと語った。

忠州で南北統一に備えた平和セミナー開催国民連合 済州島で2013年統一祈願国民大討論会が大成功

機関ニュース

(社)南北統一運動国民連合が統一部と世界日報社との

共同で、国民の統一意識を鼓吹し、統一時代を開くため

に、全国主要都市の市議会を中心に開催してきた『2013

統一祈願国民大討論会』が天暦10月24日(陽暦11.26)済

州島民150人余りが参加する中で、済州特別自治道議会

大会議室で開催され、大成功のうちに終了した。国民連合

は『統一運動の主体は国民である』というスローガンを掲げ、

今年1月の国会討論会(1.23)をはじめとして京畿道(4.26)、

光州・全南(5.22)、ソウル(6.11)、大邱・慶北(6.24)、大田

・忠南(7.16)、全北(8.14)、江原(9.25)、釜山・蔚山・慶南

(10.24)に続いて、済州まで全国10の圏域で3,100人余りの

国民指導者が参加し、民意を一つにした。

ソル・ヨンス会長は「今年1月、国会で始まった国民大討論

会を済州島で仕上げることができて、意味深い」としながら、

こうした国民大討論会が「国民の民意を収斂して実質的

な統一準備国民委員を探し立てることはもちろん、政府と

民間が進んでいく統一運動の新たなビジョンを提示した」とし

て、その意味を説明した。

最後を飾る済州討論会でウ・クンミン済州知事は「韓半島

信頼プロセスと韓半島の平和統一基盤を作っていくのに、済

州の役割は非常に大きいという認識を持っている」とし、参加

した済州島民の積極的な関心と声援をお願いする祝辞を

送ってきた。開会式に続いて行われた討論会は、済州MBC

社長を歴任したチュ・ソンチュン(社)生活政治アカデミー理事

長が司会を務める中で、『21世紀の韓半島時代と南北統

一国民運動の方向」というテーマで済州大キム•ジンホ教授

が主題発表を行い、地域議員を代表してイ・ソンファ済州島

議会議員と宋光*[百大百(せき)]国民連合事務総長がパ

ネリストとして参加した。キム•ジノ教授は、21世紀韓半島時

代の意味を統一の必要性と韓半島信頼プロセスに立脚し

た統一運動の展開として説明した。そして、世界平和の島

指定以降、南北関係と韓半島統一に対する済州の貢献と

役割について詳細に議論し、今後の南北統一国民運動の

新たな方向性に対して力説した。討論者としてイ•ソンファ道

議員は、2006年済州特別自治道設置及び国際自由都

市造成のための特別法制定の観点から済州島の特性を言

及し、他の市道とは差別的でありながら、先導的な形態の

南北統一と平和に対するいくつかの模索などを紹介した。

済州道民招請討論会は、参加者が済州道民の平和精神

と特殊な経験を集めて済州島から暖かい和合と平和の風を

吹かせて統一韓国を実現し、21世紀の新しい韓半島時代

を切り開いていこうと心を一つにして終了した。

済州島で2013年統一祈願国民大討論会が盛会のうちに行われた

統一準備国民委員委嘱状を授与するソル・ヨンス会長