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九州最大規模の看護シミュレーションセンター に無線LAN環境を整備し、 ICTを活用した先進的 看護教育の充実を図る 福岡女学院看護大学 様 2017年に創立10周年を迎える福岡女学院看護大学は、2016年 9月に九州最大規模の看護シミュレーションセンター開設に伴い 校内の無線LAN(Wi-Fi)環境を見直し、既存1号館および新設す る10周年記念館(2号館)の全域で学生がWi-Fiを利用できるよう に無線LANアクセスポイントの増設を計画。シミュレーションのラ イブ中継や動画による振り返り学習などに活用するためのWi-Fi ネットワークの無線LANアクセスポイントとして、バッファローの 「WAPM-1166D」を採用し、高度な看護教育を実践しています。 福岡女学院看護大学 事務課長補佐 大石 定和 氏 ●取材協力:西日本電信電話株式会社(NTT西日本) ICT教育の強化を目指して Wi-Fi環境を見直す 福岡女学院看護大学では、新たに2号館を建設 して看護シミュレーションセンターを開設するのに 伴って、全面的にWi-Fi環境を見直すことにしまし た。大石氏は、看護シミュレーションセンターへの Wi-Fi敷設に合わせ、一般の教室などでも利用でき るようにすることを考えたといいます。また、看護師 教育では、言葉による説明よりも動画を使った説 明のほうが学生の理解が深まると考えて、さまざ まな場所で動画を使った学習を実施できるように という考えもありました。「本校では、先生方が積 極的に独自の動画コンテンツを作っているため、学 生が自由にそれらを見られるWi-Fi環境を整備し たいと考えたのです」と大石氏は話します。 校内全域でLMSや動画コンテンツが 利用できる環境を目指す 同大学は、創設時からバッファローの無線LAN アクセスポイントを利用しており、増設しながら Wi-Fiを活用してきました。学生は、自身のパソコン やスマホでWi-Fiネットワークに接続することで、 LMS(Learning Management System)や動 画コンテンツが利用できます。しかし、Wi-Fiを利用 できる場所が限定されてされていました。 「学生は、国家試験というはっきりとした目標が あるため、パソコンやスマホ、タブレットを積極的に 学習に活用しています。校内全域で無線LANを使 える環境にすることを目指して、10台ある既存の 無線LANアクセスポイントを残しながら、新たに 増設しようと考えました」と大石氏は説明します。 集中管理できるバッファロー製品を採用 同大学から相談を受けた西日本電信電話株式 会社(以下、NTT西日本)は、導入製品を複数候補 から検討し、バッファローの法人様向け無線LAN アクセスポイント「WAPM-1166D」を採用します。 施工を担当したNTT西日本 ビジネス営業本部の 濱川 勝徳氏は、 「最新の無線LAN規格「11ac」に 対応し、集中管理ソフトが活用できる 『WAPM- 1166D』 を提案しました。2つの建物に設置された 無線LANアクセスポイントを『WLS-ADT』で集中 管理でき、『WAPM-1166D』のさまざまな管理を 行える上、既存の無線LANアクセスポイントの死活 監視もまとめて行えることが選定の決め手となりま した」。話します。 10台の既存アクセスポイントに加えて 27台のWAPM-1166Dを導入 NTT西日本の提案を受けて「WAPM-1166D」 を1号館に12台、2号館に15台設置。2つの建物 に合計37台あるアクセスポイントは、サーバ室の 「WLS-ADT」で集中管理されています。「従来、無 線LANに問題が発生した際、原因機器の特定が 困難でしたが『WLS-ADT」は、各機器の動作状況 を一目で把握でき、問題のある機器をすぐに特定 できます。また、異なる階や建物にある機器の状態 をその場に行かなくても把握できるので、管理の 手間が低減されました」と大石氏は話します。 さまざまな学習で無線LANを活用 全館でWi-Fiを利用できるようになったことで、 タブレットを使ったグループ学習などでWi-Fiを活 用しています。また、先生方の研修会も行い、先生 同士が看護教育へのICT活用ついて情報交換で、 新たな授業の方法を模索しているといいます。学 生だけでなく、職員もWi-Fiを利用できるようにし ており、校務の効率向上につながっていると大石 氏は明かしてくれました。 ピックアップ導入事例 BIJ-POE-1P/G 4F 3F 2F 1F 3F 2F 1F WAPM-1166D WAPM-1166D BS-GS2008P BIJ-POE-1P/G BIJ-POE-1P/G WAPM-1166D 光ケーブル接続(1Gx2) PoE給電接続 WAPM-1166D WAPM-1166D 看護大学本館 10周年記念館 (新棟) 既設フロアスイッチ BS-GS2008P 既設コアスイッチ BS-GS2008P BIJ-POE-1P/G 既設フロアスイッチ フロアスイッチ フロアスイッチ フロアスイッチ 既設フロアスイッチ WLS-ADT 既設無線AP (バッファロー社製) ×2台 ×1台 ×3台 ×4台 BIJ-POE-1P/G WAPM-1166D BIJ-POE-1P/G WAPM-1166D 0041 buffalo.jp/jirei エアステーション プロ インテリジェントモデル 11ac/11n/a&11n/g/b 同時使用 法人様向け 無線LANアクセスポイント WAPM-1166D

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九州最大規模の看護シミュレーションセンターに無線LAN環境を整備し、ICTを活用した先進的看護教育の充実を図る

福岡女学院看護大学 様 2017年に創立10周年を迎える福岡女学院看護大学は、2016年9月に九州最大規模の看護シミュレーションセンター開設に伴い校内の無線LAN(Wi-Fi)環境を見直し、既存1号館および新設する10周年記念館(2号館)の全域で学生がWi-Fiを利用できるように無線LANアクセスポイントの増設を計画。シミュレーションのライブ中継や動画による振り返り学習などに活用するためのWi-Fiネットワークの無線LANアクセスポイントとして、バッファローの「WAPM-1166D」を採用し、高度な看護教育を実践しています。

福岡女学院看護大学 事務課長補佐大石 定和 氏

●取材協力:西日本電信電話株式会社(NTT西日本)

ICT教育の強化を目指してWi-Fi環境を見直す 福岡女学院看護大学では、新たに2号館を建設して看護シミュレーションセンターを開設するのに伴って、全面的にWi-Fi環境を見直すことにしました。大石氏は、看護シミュレーションセンターへのWi-Fi敷設に合わせ、一般の教室などでも利用できるようにすることを考えたといいます。また、看護師教育では、言葉による説明よりも動画を使った説明のほうが学生の理解が深まると考えて、さまざまな場所で動画を使った学習を実施できるようにという考えもありました。「本校では、先生方が積極的に独自の動画コンテンツを作っているため、学生が自由にそれらを見られるWi-Fi環境を整備したいと考えたのです」と大石氏は話します。

校内全域でLMSや動画コンテンツが利用できる環境を目指す 同大学は、創設時からバッファローの無線LANアクセスポイントを利用しており、増設しながらWi-Fiを活用してきました。学生は、自身のパソコンやスマホでWi-Fiネットワークに接続することで、LMS(Learning Management System)や動画コンテンツが利用できます。しかし、Wi-Fiを利用できる場所が限定されてされていました。 「学生は、国家試験というはっきりとした目標があるため、パソコンやスマホ、タブレットを積極的に学習に活用しています。校内全域で無線LANを使える環境にすることを目指して、10台ある既存の無線LANアクセスポイントを残しながら、新たに増設しようと考えました」と大石氏は説明します。

集中管理できるバッファロー製品を採用 同大学から相談を受けた西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、導入製品を複数候補から検討し、バッファローの法人様向け無線LANアクセスポイント「WAPM-1166D」を採用します。 施工を担当したNTT西日本 ビジネス営業本部の濱川 勝徳氏は、「最新の無線LAN規格「11ac」に対応し、集中管理ソフトが活用できる『WAPM- 1166D』を提案しました。2つの建物に設置された無線LANアクセスポイントを『WLS-ADT』で集中管理でき、『WAPM-1166D』のさまざまな管理を行える上、既存の無線LANアクセスポイントの死活監視もまとめて行えることが選定の決め手となりました」。話します。

10台の既存アクセスポイントに加えて27台のWAPM-1166Dを導入 NTT西日本の提案を受けて「WAPM-1166D」を1号館に12台、2号館に15台設置。2つの建物に合計37台あるアクセスポイントは、サーバ室の「WLS-ADT」で集中管理されています。「従来、無線LANに問題が発生した際、原因機器の特定が困難でしたが『WLS-ADT」は、各機器の動作状況を一目で把握でき、問題のある機器をすぐに特定できます。また、異なる階や建物にある機器の状態をその場に行かなくても把握できるので、管理の手間が低減されました」と大石氏は話します。

さまざまな学習で無線LANを活用 全館でWi-Fiを利用できるようになったことで、タブレットを使ったグループ学習などでWi-Fiを活用しています。また、先生方の研修会も行い、先生同士が看護教育へのICT活用ついて情報交換で、新たな授業の方法を模索しているといいます。学生だけでなく、職員もWi-Fiを利用できるようにしており、校務の効率向上につながっていると大石氏は明かしてくれました。

ピックアップ導入事例

今後もICT活用を強化していく 大石氏は、今後もICT教育の充実のためにWi-Fi環境の強化を進めていきたいと話します。「2018年度に情報機器を更新する予定ですが、その際には携帯に便利なタブレット端末を中心に増やしていきたいと考えています。また、看護教育での動画コンテンツの重要性は非常に高く、今後Wi-Fi接続するタブレット、パソコン、そして利用する動画コンテンツが増えたときにも十分な通信が行えるよう必要に応じてWi-Fi環境を強化していく必要もあります。バッファローには、今後も教育現場に優れた製品を作っていただけることを期待したいですね」。 

BIJ-POE-1P/G4F

3F

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3F

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WAPM-1166D

WAPM-1166D

BS-GS2008PBIJ-POE-1P/G

BIJ-POE-1P/GWAPM-1166D

光ケーブル接続(1Gx2)

PoE給電接続

WAPM-1166D

WAPM-1166D

看護大学本館 10周年記念館(新棟)

既設フロアスイッチ

BS-GS2008P 既設コアスイッチ

BS-GS2008PBIJ-POE-1P/G 既設フロアスイッチ

フロアスイッチ

フロアスイッチ

フロアスイッチ

既設フロアスイッチ

WLS-ADT

既設無線AP(バッファロー社製)

×2台

×1台

×3台

×4台

BIJ-POE-1P/G

WAPM-1166D

BIJ-POE-1P/G

WAPM-1166D

0041buffalo.jp/jirei

エアステーション プロ インテリジェントモデル11ac/11n/a&11n/g/b 同時使用法人様向け 無線LANアクセスポイントWAPM-1166D