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- 1 - 第22巻第4号 大阪大学漕艇部 発行日 2008年7月12日(土) 編集者 植田 美咲 盛夏の候、後援会の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 第62回阪名戦のご報告 去る平成20年6月8日(日)、浜寺漕艇場 にて第62回阪名戦が開催されました。大会当 日の天候は予報では雨でしたが、幸い雨も降ら ず開催されました。大会当日は多くの先輩方に 足を運んでいただきました。ご声援ありがとう ございました。以下、結果をご報告させていた だきます。また、対抗コーチの山崎氏(H20)ら御寄稿をいただいたので掲載いたします。 【新人男子(500m)】 【新人男子対抗(500m)】 【新人女子(500m)】 大阪大学 21450 大阪大学 21159 名古屋大学 25504 名古屋大学 20769 名古屋大学 21565 大阪大学 23381 大阪大学 22406 名古屋大学 22941 【OBエイト壮年の部(500m)】 【OBエイト若手の部(1000m)】 大阪大学 14884 大阪大学 34593 名古屋大学 14888 名古屋大学 33819 【男子1×(2000m)】 【男子2×(2000m)】 【女子2×(2000m)】 大阪大学 85603 大阪大学 75700 大阪大学 85662 名古屋大学 83012 名古屋大学 80182 名古屋大学 84200

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第22巻第4号

発 行 大阪大学漕艇部

発行日 2008年7月12日(土)

編集者 植田 美咲

盛夏の候、後援会の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

第62回阪名戦のご報告 去る平成20年6月8日(日)、浜寺漕艇場

にて第62回阪名戦が開催されました。大会当

日の天候は予報では雨でしたが、幸い雨も降ら

ず開催されました。大会当日は多くの先輩方に

足を運んでいただきました。ご声援ありがとう

ございました。以下、結果をご報告させていた

だきます。また、対抗コーチの山崎氏(H20)か

ら御寄稿をいただいたので掲載いたします。

【新人男子(500m)】 【新人男子対抗(500m)】 【新人女子(500m)】

Ⅰ 大阪大学 ② 2’14”50 Ⅰ 大阪大学 ① 2’11”59 Ⅰ 名古屋大学 ③ 2’55”04

Ⅱ 名古屋大学 ① 2’07”69 Ⅱ 名古屋大学 ② 2’15”65 Ⅱ 大阪大学 ② 2’33”81

Ⅲ 大阪大学 ③ 2’24”06 Ⅲ 名古屋大学 ① 2’29”41

【OBエイト壮年の部(500m)】 【OBエイト若手の部(1000m)】

Ⅰ 大阪大学 ① 1’48”84 Ⅰ 大阪大学 ② 3’45”93

Ⅱ 名古屋大学 ② 1’48”88 Ⅱ 名古屋大学 ① 3’38”19

【男子1×(2000m)】 【男子2×(2000m)】 【女子2×(2000m)】

Ⅰ 大阪大学 ② 8’56”03 Ⅰ 大阪大学 ① 7’57”00 Ⅰ 大阪大学 ② 8’56”62

Ⅱ 名古屋大学 ① 8’30”12 Ⅱ 名古屋大学 ② 8’01”82 Ⅱ 名古屋大学 ① 8’42”00

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For Public Release
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テキスト ボックス
このファイルは後援会費納入者リストが省略されています。

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【男子4+(2000m)】 【男子対抗8+(2000m)】

Ⅰ 大阪大学 ② 7’49”97 Ⅰ 大阪大学 ② 6’48”50

Ⅱ 名古屋大学 ① 7’39”19 Ⅱ 名古屋大学 ① 6’43”53

☆ご観戦いただいた皆様☆ (敬称は省略させていただきます)

松田 准一(部長) 大河内 宏(S29) 木野 廣一(S29) 黒田 英三(S37)

森田 俊一(S37) 赤木弥三郎(S40) 岡谷 鋼(S41) 各務 正俊(S41)

山下 晃(S41) 舛井 元(S43) 金城 奉逸(S45) 家村 隆一(S49)

上田 和光(S56) 今城 律雄(H03) 前田 英明(H03) 杉原 桂太(H10)

浅津 秀明(H14) 竹内 健(H14) 宮田 譲(H14) 高橋林太郎(H15)

田中 慶史(H15) 岩﨑 一成(H17) 内田吾紀人(H17) 深尾 朊寛(H17)

山岡 正(H17) 小林 哲也(H18) 是永 剛志(H18) 浜田 昌弘(H18)

神保 彩子(H19) 田中 資人(H19) 藤田 真吾(H19) 森 恵子(H19)

岡村 妙華(H20) 藤崎 明裕(H20) 堀江 仁志(H20) 與野 沙織(H20)

対抗コーチ 山崎 悠(H20卒)

○阪名戦を終えて

対抗エイトは名古屋大学に水を空けられての完敗。シーズン前半は、結果を振り返れば敗北

の連続であった。ここまで幾多の障害、紆余曲折があった。

エイトを組み、レースが出来たことすら僥倖と言えるかもしれない。しかし阪大ボート部は、

先ず勝利を第一の目的とするクラブであり、敗北は敗北として重く受け止めなければならない。

シーズン後半に向けて、ただ我々は、原因の分析と対策の策定と、不断の実践を当たり前に行

うだけである。何をどうしたらいいかなどと迷う余地は現在のレベルではありえない。今の阪

大ボート部において必要なことは、ただ「当たり前」なことの「徹底」に尽きる。 確たる目標

の設定とそれに向けての邁進、毎回の乗艇の回数と内容量の確保、速さへの情熱と評価と言っ

たところから、艇の扱い、合宿所での生活、人とのコミュニケーションなどなど、およそ関係

するあらゆるところに、まだまだ自分達の至らぬ点、改善出来る点があるに違いない。

若いとよく言われるクルーであるが、若いゆえの利点である「成長」とは、日々の練習の中

にある。「自分たちはよくやっている」と、安易な「常識」に陥らず、トップになるためにま

ずすべき「当たり前なこと」をやっていく。それが我々がまず踏むべき第一歩である。

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○新艇購入に関して

シングル艇の老朽化に伴い、男子、女子に一艇ずつ、艇購入用の積立金より、レース用のシン

グル艇を購入致しました。余談ですがシングル艇の購入は約 20年振りになります。納入時期は

来シーズンの頭になる予定です。

艇名は部員からの募集により、

・男子艇 蒼穹 (ソウキュウ)

・女子艇 皐月 (サツキ)

に決定致しました。由来は、「蒼穹」は「周遊歌」より、「皐月」は「守口市の市花」より取

っております。進水式の予定などは決まっておりませんが、決定しましたら HP上などでご連絡

があるかと思います。新艇を存分に使いこなし、レースで勝利すると現役選手も意気込んでお

りますので、これからも後援会の皆様に於かれましては 一層のご注目、応援をよろしくお願い

致します。

今後の試合予定 ○8月2日(土)・3日(日) 関西選手権 @浜寺漕艇場

○8月21日(木)~24(日) 全日本大学選手権大会 @戸田オリンピックコース

※詳細は決まり次第 HP 等でお知らせいたします。

●今後の大会に向けての各クルーの目標●

★男子対抗8+『∞』

S 江藤 健一朗(工環3)

今年の対抗の目標はインカレベスト8である。そ

のためには「2000Mのタイムで最低でも6分 10秒

を切らなければはなしにならない」ということにな

り、このタイムを目標に漕ぎこんでいます。去年も

目標をたてましたが結局はそれに届かず予選敗退

となってしまいました。今年のほうも現状のタイム

をみるとかなりの努力が必要ではあります。

しかし今年の対抗は去年よりも若くまだまだの

ばせる要素がいくらでもあります。また、学外の方と一緒に漕いで艇のすすみかたを感じたり、

他大と並べたりしてモチベーションをあげたりとやれることを色々とやっています。そして、

目標とするところに少しでも近付けるように日々努力しています。

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★男子4+『八雲』

B 繁昌 和也(人人2)

我々2ndフォア八雲は朝日、阪名戦のメンバーから少し変

わりましたが心機一転して、関西選手権とインカレに向け

て日々精進したいと思います。乗艇 2000TT目標タイムとし

ては関選前には7分切を。インカレには 6分 50秒を切り、

順位決定以上を目指します。

現状としては鳥仁和のタイムもなかなかで阪大の今まで

の 2ndと比べて悪くはない状態であるとは思います。しか

し、試合で勝つためにはもっと伸ばさねばならないので全員で最後に勝つために漕ぎ、考え、

体力をつけていきます。

ただ、クルーリーダーである私がクルーの大きな不安要素になっています。私自身人一倍努

力が必要となりますが、皆を引っ張っていかねばいかない立場もあるのでもっと強くなりま

す!

★男子2×

S 原 広憲(工理3)

男子2×の今シーズンの目標は、関西選手権でメダル、イン

カレで準決勝進出です。技術的にも体力的にも未熟でしたが、

田中慶史氏や手塚友氏にアドバイスを頂いたところ、船の進み

が格段に上がり、2ndクルーの4+ともいい勝負ができるよ

うになりました。

今シーズンのクルーは去年と同じ二人なので、去年のような

悔しい試合をしないためにも、完全燃焼できる試合をして勝っていこうと思いますので、どう

か応援よろしくお願いします。

★女子

横山 由梨(文人3)

女子部の今シーズン中の目標は、ずばり「準決勝に上が

ること」です。私たち女子部は、まだ試合で結果を残せて

いません。しかし今年は違います!3人とも、エルゴタイ

ムからもわかるように体力がついてきました。あとは技術

- 5 -

です!コーチの仲尾さんと共に、エルゴを使った技術練習を増やし、それを乗艇に活かせるよ

うにと努力しています。関西選手権までに間に合うよう、精一杯漕いでいきます。

今年の女子は勢いが違います。男子には負けません!応援よろしくお願いします!

淀川ローイングクラブ創設! 淀川 RCが田中慶史氏(H15卒)によって創設されました。

加入者がまだ少なく、メンバーを募集しております。皆

様ぜひご加入ください!以下、田中氏からの御寄稿です。

阪大ボート部 OBのみなさまご無沙汰しております。平

成 15年卒の田中慶史です。

先日現役の試合観戦に行ったときに、もう一度試合に

出たいという思いが強くなり淀川ローイングクラブを作らせていただきました。ただ、クラブ

チームと言っても実質阪大 OB会ですので、定期的に練習しているわけではなく試合に出たい人

がその都度集まって練習するといった感じです。

今年はオッ盾に参加予定で、来年は朝日レガッタにも参加したいと考えています。登録料と

しては年間 4000円で、試合に出る場合は参加者で全費用を分担するようになります。

自分自身が試合に出るためにつくったようなものですが、みんなで目標に向かって挑戦する

場にしていただければ幸いです。現役時代を共に過ごした仲間とまた試合に出てみたいという

方、ご質問がある方は下記までご連絡ください。

[email protected] 田中

新コーチ就任 手塚友氏 この度、新たにアドバイザリーコーチに手塚友氏(H17 卒)が就任されることになりました。手

塚氏からコメントをいただいたので掲載いたします。

手塚 友(H17卒)

後援会の皆さん、ご無沙汰しています。2年前まで現役→コーチをしておりましたH17卒

の手塚です。その2年前、阪大ボート部の現役のみんなに迷惑をかけてしまい、コーチなど全

て退きましたが、この度金城監督に温かくそして強いお誘いをいただき、今シーズン、アドバ

イザリーコーチとして阪大ボート部に復帰させて頂くことになりました。

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現在、主に女子・それからスカルのリギングなどを見させて頂いています。

まずリギングは、予想通りブレードピッチ(ブレードとスリーブの角度)が経時変化によりむ

ちゃくちゃになっていたので直しました。

女子については、技術的には色々ありますが、まずは少しアドバイスが単発に伝わっている

印象を受けました。現コーチが持っている「核」が選手にうまく伝わることができればもっと

速くなります。その「核」自体や伝え方、技術論などを現コーチとしていこうと自分は考えて

います。

今シーズンはいい潤滑油になれればいいなと思っています。

よろしくお願いします。

今城氏からのご寄稿 今城 律雄(H03卒)

この度漕艇部便りに投稿を依頼されたので、この場をお借りして、以下感じることを述べたい

と思います。

1.部員の皆様へ

選手もマネージャーも常に創意工夫し、行動することを心がけて下さい。かくいう自分自身

が学生時代にできていたかというと否です。しかし、どうしても普段の練習、学生生活をこな

すのに精一杯になって、ついつい考えることが疎かになり、何事も中途半端になりがちです。

学生主体のクラブです。主役は部員です。練習方法、練習メニューの組み立て、新人勧誘、後

援会費の集め方、エッセンのメニュー、淀や漕艇部便り等、ボート部での活動の中で自ら考え、

行動する機会はたくさんあります。それが自らを成長させ、勝利にも繋がります。そのような

経験は社会人になってから間違いなく役に立ちます。

2.OB・OG の皆様へ

学生時代、阪大 OB・OG は「金は出すけど口は出さない」と言われていました。しかし、後

援会費の頭打ちを考えると「金も出さないし、口も出さない」人が増えてきたのではないでし

ょうか?ボート部の活動費の 1/3 から半分は後援会費で賄われています。学生時代に OB・OG

から金銭的にお世話になった分は卒業してから部員に還元する義務があります。部員に対する

注文はたくさんあるでしょうが、言いたい事は言って,しっかりと後援会費を支払いましょう。

また、部員の負担を減らすためにも、後援会として自動引落制度を今一度検討すべきではない

でしょうか。

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関東OB会のお知らせ 恒例となりました関東地区 OB会を、インカレ期間中、下記日程にて開催いたします。世代や

業界を超えた OB諸兄と一堂に会することのできる数少ない機会ですので、多数のご参加お待ち

しております。関東にご在住ではない OBの皆様のご参加もお待ちしております。

日時 : 2008年 8月 23日(土) 17:00~20:00

場所 : 八重洲富士屋ホテル 3F 赤松の間 東京都中央区八重洲2-9-1

Tel:03-3273-2111 http://www.yaesufujiya.com/access/

会費 : 10000円(一部を漕艇部へ寄付いたします。)

お問い合わせ先 :

澁谷(H12) 090-5642-4211 (携帯)

042-740-5033 (自宅)

[email protected]

水谷(H15) 090-8988-0498 (携帯)

[email protected]

「淀」49号の訂正とお詫び 先日お送りいたしました「淀」に誤りがございましたので訂正させていただきます。訂正は

以下の通りです。

後援会会長挨拶(6・7頁)

本文 6行目 ボート部長よして → ボート部長として

13行目 後援会費の聴衆方法 → 徴収方法

15行目 相互の連絡を蜜にして → 密にして

28行目 いただければ幸福です。→ 幸甚です。

後援会長岡谷さまをはじめ皆様方には大変ご迷惑をおかけいたしました。謹んでお詫びいた

します。今後このようなことのないように重々注意してまいりますので、何卒ご支援、ご鞭撻

のほどよろしくお願いいたします。

淀担当マネージャー 前田 彩