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yoshihiro-fukunaga
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動物園における資料の活用 学術的体系にのっとって、園館側から来園者側に提案されることが多い。→利用者が知りたい情報と、動物園が伝えたい情報の齟齬が生じがち
ふとした疑問?
来園者に要望を出してもらうだけではなく、当事者として巻き込めたら面白くなりそう。
来園者が知りたい情報を自分で探せば解決するのでは?
タイムスケジュール・実施体制午前中
飼育担当者について動物の観察、エサ作り
午後図鑑などで情報を調べ、オリジナル図鑑を作成
所要時間:4時間 参加者6〜8人で一つの図鑑を作成
実施場所:わんぱーくこうちアニマルランド みさき公園
スタッフ数:飼育担当者2班に1人、および学芸員1名
二次情報を活用する興味のあることを深める(二次情報の活用)図鑑などの情報の活用の仕方を学び、仲間と相談
をし、情報をつなげて図鑑をつくる。大人は、動物を知る少し先輩として、子どもたちに寄り添う
図鑑等で調べる デザインをして印刷
得られた成果(子どもたち) 断片的な情報がつながる
観察からまとめまでのプロセスを理解した
自信
→現場で集めたり、以前から持っていた断片的な情報が、 つながり、動物全体が 見えてくる。
→観察からまとめまでのプロセスを学ぶ事によって、 自分オリジナルの情報の整理の仕方を学べた。
自分で情報をまとめたことで自信がついた
得られた効果(動物園) 子どもたちの興味のポイント、感じ方などから刺激を受けた。
ファンの拡大
例、夜行性の動物が寝ている
子どもたち:寝てる!!仕事しろ!!なぜ寝ているのか?という問いかけで、生態や行動への理解が深まった。
図鑑を作った子どもたちが担当動物の魅力を発信友達に図鑑を使って説明する、家では家族に動物のことを話す
まとめ 動物園の可能性
能動的な経験の場として
同じいきものとして、動物と自分とを比べることが出来る動物園水族館は子どもたちの思考の現場に最適→幼児・低学年が中心であるが、もっと年齢が高い子どもたちも積極的に利用出来る。
様々な刺激を受けて、考え、図鑑を作ることで、豊かな感受性を育む場を子どもたちに提供することが出来た。また、動物の見方が分かったことで、動物園の満足度アップにも貢献出来た。
主体的に学べる場作りを様々な方々が、主体的に動物園に参画出来、自由に議論出来る仕組みづくりが必要
今後は、WEBと実際のプログラムを一体的に活用して、様々な人々が当事者として関わる、プラットフォームの整備を進めていきたい。
[email protected]//www.zoocan.jp
2013,2月みんなでつくる動物図鑑がスタート