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ひろば / hiroba 市民社会の実現にNPOの支援で貢献するワン♪ 2010年度【第8期】事業計画書 くらしきパートナーシップ推進ひろば γζγωγγζγωγζωγγζγωζ ●中期目標(2009-2011)と今年度の重点事業 1、 市民・NPOのワーキングネットをひろげ、 くらしき・おかやまの市民セクター形成を進める 出前サポセンPJ他 2、 NPOが活動しやすい環境づくりを参加型で進め、 政策提言力の力量形成を進める 倉敷 NPO フォーラム開催 倉敷 NPO センター(仮称)設立準備 3、 自ら事業型NPOへの転換を進め、 専門性を高め、組織体制を強化する 自主事業の開発と展開、提案型の事業受託、 組織開発(事務局、理事会など)

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ひろば / hiroba

市民社会の実現にNPOの支援で貢献するワン♪

2010年度【第8期】事業計画書

くらしきパートナーシップ推進ひろば

γζγωγγζγωγζωγγζγωζ

●中期目標(2009-2011)と今年度の重点事業

1、 市民・NPOのワーキングネットをひろげ、

くらしき・おかやまの市民セクター形成を進める

出前サポセンPJ他

2、 NPOが活動しやすい環境づくりを参加型で進め、

政策提言力の力量形成を進める

倉敷 NPO フォーラム開催 倉敷 NPO センター(仮称)設立準備

3、 自ら事業型NPOへの転換を進め、

専門性を高め、組織体制を強化する

自主事業の開発と展開、提案型の事業受託、 組織開発(事務局、理事会など)

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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目次

はじめに-2010年度が地域の NPO にとって重要である3つの理由 ....................................... - 2 -

1、総合計画に「参加・協働型地域づくり」はどう位置づけられるか......................................... - 2 - 2,「もっと♪NPO 市民会議」で市民セクターは形成されるか ................................................... - 3 - 人材育成から、組織支援へ。市民活動推進事業は転換できるか? ................................................ - 3 -

●中期戦略の再検討 ...................................................................................................................... - 4 -

中期目標:2011年、倉敷 NPO センター(仮)設立 ............................................................... - 4 - 中期戦略イメージ図 ........................................................................................................................ - 6 -

●2010 年度 事業の実施に関する事項 ......................................................................................... - 7 -

プロジェクト① PJ1001)「もっと♪NPO」市民会議 .................................................................. - 7 - プロジェクト② PJ1002)出前サポセン・プロジェクト.............................................................. - 8 - 情報コミュニケーション事業 .......................................................................................................... - 9 - 組織・人材育成支援事業 ................................................................................................................. - 9 - まちづくり事業.............................................................................................................................. - 10 - 調査・研究・政策提言事業............................................................................................................ - 10 -

●2010 年度 組織の運営に関する事項 ....................................................................................... - 12 -

資料:集中運営会議での検討内容抜粋 ........................................................................................ - 16 -

第 1 回成果物①「ニーズと社会の動きから、しくみの未来を見通す」 ...................................... - 16 - 第 1 回成果物②「ニーズと社会の動きから、しくみの未来を見通す」 ...................................... - 18 - 倉敷の支援システムのイメージ .................................................................................................... - 20 -

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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はじめに-2010年度が地域の NPO にとって重要である3つの理由

1、総合計画に「参加・協働型地域づくり」はどう位置づけられるか

総合計画

「総合計画とは、①わたしたちのまちが、将来、どんなまちになればよ

いか、わたしたちがめざすまちの姿、②めざすまちの姿の実現に向け、こ

れから何をしていくのか、わたしたちが取り組む内容 を表したもので

す。」 倉敷市次期総合計画(事前)説明会資料より

いわば倉敷市の経営方針を定めるものであり、第6次総合計画は 2010年度(平成 22 年度)に策定される。その構成は基本構想、基本計画で構成

され、実施計画がつくられる。(下図参照) 各課によって作られる個別分野の基本計画は、総合計画との整合性を持

って作られる。

第6次総合計画

「市民参加と協働による官民一体の地域経営の推進」や、倉敷市協働の

指針で定めた、1)環境整備、2)市役所改革、3)協働する市民公益活

動団体、4)ルール作り がどう位置づけられるのか? 「協働」については10年前には言葉そのものがなく、5年前には概念

としてしか捉えきれずに終わったというのが正直な所ではないだろうか。

しかし、倉敷でも官・民ともに様々な取り組みが進められ、市民参加と協

働によるまちづくりを取り巻く状況は5年前とは大きく違う。 一例として倉敷美観地区の平成 22 年度都市景観大賞「美しいまちなみ大

賞」受賞がある。これは、倉敷伝建地区をまもり育てる会及び特定非営利

活動法人倉敷町家トラストと倉敷市との協働のまちづくりにより、ハード

とソフトの両面を含めた総合的な取り組みが高く評価された結果である。 このような取り組みを例外とせず、市内各地で、各分野で様々に実践さ

れていく地域づくりのためには、大きな枠組みづくりが求められている。

その大きな枠組み=倉敷市の市民活動推進、協働のしくみづくりのこれか

ら 10 年間の方針が決まるのが 2010 年だ。

基本構想

基本計画

前期 後期

実施計画

総合計画の一般的な構成

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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2,「もっと♪NPO 市民会議」で市民セクターは形成されるか

くらしきパートナーシップ推進ひろばの目標は、まっとうな中間支援組

織としての倉敷 NPO センター(仮)の設立であり、その土壌作りを進め

てきた。 本年度開催する倉敷 NPO フォーラムでは、「新しい公共観」をテーマに、

倉敷の市民活動の現状と課題について検討する。 昨年度の調査・研究でわかった事をふまえ、倉敷の市民活動政策につい

て全体像を俯瞰し、市民・NPO・行政が、現状認識と課題、今後の方向

性を共有する事で、市民・NPO・行政のそれぞれの立場で必要なことや

役割などを明らかにする事をめざす。市民セクターに対しては「分野を超

えたネットワークの形成」と「中間支援組織(倉敷 NPO センター)の設

立」を市民セクターの役割として呼びかけたい。参加が広がるかどうか?

は市民セクターの形成が進むかどうかのバロメーターであり、地域のチカ

ラと意欲が問われるだろう。 フォーラム後も協議・検討の場を継続し、市民セクターの形成を進め、

倉敷 NPO センター(仮)設立や市民活動環境整備についてカタチにして

いくのが 2010 年だ。これら一連の取り組みを「もっと♪NPO 市民会議」

として展開していく。

人材育成から、組織支援へ。市民活動推進事業は転換できるか?

市民活動推進事業は、まちづくり交付金による人材育成事業(~2009 年

度)が終わった。一方でシニア世代の人材育成事業が重点事業として 2009年度からはじまっている。どちらも人材育成が主眼であるが、市民活動の

活性化で必要なもうひとつの視点は組織育成・組織支援だ。 昨年の調査でも年間支出 50 万円以下の小さな団体では活動上困り事が

ほとんどない反面、年間支出が 50 万円を越えると活動上の困り事が増えて

いく傾向がはっきりした。これは地域課題の解決に取り組み、事業規模が

大きくなるにつれて組織運営や事業実施に困難を抱えるようになるからだ。 このような現状を解決するための市民活動支援とは、起業でいう所のス

タートアップ支援であり、これまでのボランティア施策や人材育成とは違

う視点が必要である。この視点は第6次総合計画での指標実現に必要なキ

ーポイントでもある。 NPO の組織力向上や事業実施力向上といった組織支援事業を 2011 年度

から開始するには、提案するタイミングは 2010 年だ。

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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●中期戦略の再検討

昨年度末に集中運営会議を開催し、これまでご縁のあった団体の方や会員の方にも

ご参加いただき、くらしきパートナーシップ推進ひろばの運営や中期戦略について意

見交換の場を持った。現状の中期戦略の具体化と、今後の課題として福祉分野の現状

把握が必要な事が見えてきた。

中期目標:2011年、倉敷 NPO センター(仮)設立

1、 市民・NPOのワーキングネットをひろげ、

くらしき・おかやまの市民セクター形成を進める

出前サポセン PJ(1日サポセンPJの継続)

今年度からは自主事業として開催し、倉敷市内の分野・テーマごとの

団体とのネットワーク形成や現状把握を進める。特に、昨年度開催した

子ども、環境以外の分野でのテーマ別 NPO サロン開催、中でも福祉分

野は重点分野として現状把握を進める事が重要だ。

※一方で個別の団体把握を進めるための訪問(取材やヒアリングなどの御

用聞き)が必要である。

近隣 NPO センターとの連携強化へ向けて(新規)

地域の有機的な市民活動支援システムづくりを考えるには、エリアと

機能という視点が必要だ。

エリアの視点とは、各地域<倉敷市<備中<岡山県<中国・四国と

いうひろがりの中でのポジショニングである。倉敷市発の小さな中間支援

組織として、まずは倉敷の市民セクター形成の核となる事をめざし、1日

サポセン体験 PJ、市民活動★パワーアップ研究会を進めてきた。市内

各エリアや各分野へという内向きの視点である。

一方で機能面の視点から考えると、フル装備型の中間支援組織づくり

は、現状(の延長上)の体制では早期の実現は難しい。それぞれの分野

で活躍するNPOとの連携により進めていきたい。また、近隣 NPO センタ

ーとの連携強化により、それぞれの得意な機能の貸し借りができる状態

をめざす必要がある。そのためには備中<岡山県域という外向きの視点

も必要だ。

倉敷発のまっとうな中間支援組織設立へ向けて、倉敷 NPO センター

(仮)の機能と組織イメージを具体的に描いていく必要がある。

2、 NPOが活動しやすい環境づくりを参加型で行い、

政策提言力の力量形成を進める

市民活動推進のための中期プラン作成へ向けて(継続)

地域の市民活動支援システムづくりを進めるためには、行政セクター、

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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企業セクターも含めた多様な主体の参加による具体的な政策形成が必

要だ。

その場づくりを市長とワイワイまち育て市民会議(2008 年度)に提案し

たが実現しなかったため、まずは市民セクターからはじめようと、市民活

動★パワーアップ研究会を市民企画提案事業に提案・協働実施した

(2009 年度)。

本年度は、その成果を問い、公開された議論の場を持つために、倉

敷 NPO フォーラムを開催する。フォーラム後の参加を呼びかけ、市民セ

クターの役割であるネットワーク機能や中間支援組織づくり、市民活動

サポートセンターの実現も含め、検討と政策形成を進めていく。

これらの取り組みを通して、中間支援組織として必要なノウハウ形成

が進むだろう。

3、 自ら事業型NPOへの転換を進め、

専門性を高め、組織体制を強化する

自主事業の開発と展開(継続・見直し)

マンパワー不足により昨年度進められなかった反省から、出前サポセ

ン開催を通した展開に方針変更する。これまで蓄積した市民活動のノウ

ハウを、出前サポセンのテーマ別講座として、省力化しながら確実に提

供していく。マンパワー不足に関しては、他団体・人材とのパートナーシ

ップによる協働実施を検討していきたい。

将来的に近隣NPOセンターなどへ提供できるように検討をすすめる。

事業の立案と提案(継続・見直し)

第6次総合計画は 2011 年度から。組織育成・組織支援の視点からの

市民活動支援事業の具体的な提案を重点とする。また、倉敷 NPO セン

ター(仮)設立と合わせた事業立案を進め、国の補助メニューや、各種

助成制度の活用検討を進める。

組織開発(事務局、理事会など)

事務局体制の強化については、パートナー団体との連携を進めてい

く。ルーティン作業は陶の細道、事業実施はまちづくり推進機構岡山に

加え、今年度から一般社団法人チカクとの連携を進める。昨年度試行し

た若手スタッフの巻き込みについては、新しい展開を検討するため一時

休止する。

理事会の発足については、倉敷 NPO センター(仮)の設立検討として

進めていく。まずは意見交換会などからはじめ、倉敷 NPO フォーラム実

施チームや、その後の検討の場への参加へと広げていく。フォーラム終

了後は設立準備会を立ち上げ、具体的な検討を進める。

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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中期戦略イメージ図

‘11 年度/H23 年度 自主事業開始期

現状・課題 課題解決のしかけと成果 実現したい社会の状態

‘10 年度/H22 年度 受託事業化期

‘09 年度/H21 年度 仕込み期

もっと、NPOが

活躍するための

環境整備を進

める

もっと、NPOが

活躍するために

市民セクター

形成を進める

もっと、NPO が

地域課題を解決し

豊かな地域社会に

事業型NPOへ

転換し、専門

性を高め、組織

体制を強化

ネットワーキングの場づくり

研究会PJ

・市民活動促進につ

いての協議の場

・共通課題へ取組み

ネットワークを形成

サポセン体験PJ

・持ち寄り型で民による

支援の場づくりで

地域資源を集める場

具体的なしくみづくり

中間支援組織の

支援力が弱く

経営支援も資源仲

介も不備、不足

NPO セクターの

ネットワークが弱く

相互扶助や学び合

いの機会が不足

市民活動活性化に

おいて、行政と市民

セクターの共通理解

と合意が不足

もっと♪NPO

市民会議

・NPOフォーラム

・6 次総への提案

・倉敷 NPO センター(仮)

・サポートセンター

出前サポセンPJ

・・ネットワークと市民

セクターの形成

・分野別の現状把握

・講座事業の提供を他

団体・人材と協働で

倉敷NPOセンター

(仮

)設立

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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●2010 年度 事業の実施に関する事項

プロジェクト① PJ1001)「もっと♪NPO」市民会議

【スケジュールと内容】

7月 市民企画提案事業 倉敷 NPO フォーラム開催事業の協定書締結 8 月~ フォーラム開催 PJ チーム発足と準備 10 月 倉敷 NPO フォーラム開催 11 月~ 「もっと♪NPO」市民会議(仮)

●市民活動サポートのしくみについてのプランのまとめ ・中間支援組織の機能と設立について ・市民活動サポートセンターの機能について ・その他、市民活動ファンド、分野別センターの連携などについて

2月 倉敷 NPO センター(仮)法人設立申請 6月 認証 7月~ 倉敷 NPO センター(仮)活動開始

「もっと♪NPO」-市民がつくる公-(仮)提言 【関連事項】

倉敷市第六次総合計画審議会のフォローを行い、第5部会委員と連携を進める。

理想の状態(短期) 【PJ の目標】 ●市民活動促進のビジョンやプランが、官民で

共有され、市政策に明確に位置づけられる。 ■分野・テーマを超えた NPO のネットワーキ

ングにより、中間支援組織ができる。 【中期展望】 →中間支援組織によるサポートのしくみづく

り、効果的なサポート事業が具体的に進む。 ⇒事業展開のしっかりした NPO が増える。

【長期展望】 →地域課題を解決できるNPOが増え、成功事

例が増える。 ⇒地域のQOLが向上する。

現状 ・市民活動推進のビジョンやプランが官民で共有

されず、位置付けがあいまい。 ・NPOが縦割りで、バラバラに活動している。 ・組織基盤のしっかりした、まっとうな中間支援

組織がない。 ・官民の連携・協働が進まない。

対策 ・NPOフォーラム開催をきっかけに、現状の共

有が進み、分野・テーマを超えた NPO による

検討を継続。 ・倉敷 NPO センター(仮)の設立、サポートセ

ンター開設など、サポートの仕組みを具体化

や、6 次総への提案を進める。

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プロジェクト② PJ1002)出前サポセン・プロジェクト

【スケジュールと内容】

7月~ 年間計画の立案 8 月~ サポセン開始 NPO サロン案)

市民活動ノウハウ交換会 総合計画・基本構想「赤入れ」ワークショップ 大望年会(新年会)など

分野別 NPO サロン案) 福祉 まちづくり 人権・ジェンダーなど

テーマ別 NPO 講座案) NPOによる政策形成と提言 NPO法人会計基準の学習会 人が集まるチラシづくりと事業企画など

理想の状態 【PJ の目標】 ●分野・テーマごとに NPO 同士の顔の見える

ネットワークが広がる ●NPO サポートのニーズ把握やノウハウ形

成、地域の NPO の現状把握を進める。 【中期展望】 →ネットワークの核になる団体が存在し、情報

交換やノウハウ交換、相談できる状況ができ

るなど相互扶助が豊かになる。 ⇒小さな困り事が解決できるセクターへ

【長期展望】 ・地域の NPO 全体でレベルアップが進み、地

域課題を解決できるNPOが増える。 ⇒地域のQOLが向上する。

現状 ・NPOが縦割りで孤立しがちで、情報交換やノ

ウハウ共有が進まず、活動が加速しにくい。 ・分野ごとの現状や各団体の状況把握が不十分

で、NPO の全体像が掴めていない。 ・NPO サポートのノウハウや地域資源の把握が

不十分で、十分な体制ができていない。

対策【出前サポセンの定期開催】 ・分野ごとの NPO サロン、テーマごとの NPO講座を開催し、情報の共有や交換、ノウハウ提

供、ネットワーク形成を行う。 ・出前サポセンを継続的に展開できる体制をつく

る。

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情報コミュニケーション事業

ML による情報の提供と交換

全会員が登録する会員用ML、正会員専用のMLを引きつづき運用し

ていく。事務局から適宜情報提供を進めているが、会員間の情報交換

が進まないことが課題になっている。原因として会員数の少なさが考えら

れるため、本年度は「NPO の情報ネットワーク」という位置付けを明確に

打ち出し、会員+50 を目標とする。

NPO 情報ライブラリ

昨年度1日サポセン体験Pjにて開始した NPO 情報ライブラリの登録

数増加と内容の充実を図る。

登録数増加については、市内で活動する主な団体に対しての直接依

頼を主に進め、活動内容を伴った団体の増加をめざす。また、各種機会

を捉えて広報活動を進める。目標は+24団体とする。

内容の充実に関しては、事例紹介、相談対応、フォローアップミーティ

ングなどのサポート検討し進める。

「もっと見えーる」市民公益活動団体事例集の展開(しくみ化)の模索

昨年度市民活動★パワーアップ研究会にて作成した事例集をひな形

として、取材・編集→印刷・頒布のしくみ化を模索する。人が集まる所に

事例集を置いていただける方をサポーターとして、場と資金の提供をい

ただく仕組みにしたい。当面は信用金庫や銀行などへの依頼・相談から

進める。

組織・人材育成支援事業

伝えよう★市民活動 受託事業+自主事業

団体の広報や活動報告などの文章作成を担当する人材が不足し,情

報発信力が弱いNPOが多い。「情報発信ができない→人材も資金も集

まらない」という負のスパイラルが生じている。

また市民の側から見ると「市民活動に参加しやすい環境整備」として

「市民活動に関する各種情報が容易に入手できること」が63.4%で最

多となっている。 市民活動に関する市民意識調査(平成 19 年度)より

そこで、文章を書く事が好きな市民に対して文章作成講座を提供し

(受託事業)、フィールドワークとして NPO を取材し,団体に代わって情

報発信を行ったり、団体へのボランティア参加を促す(自主事業)。また、

講座は NPO の広報担当者にも参加いただき、文章作成について学び,

団体の情報発信力を向上する事も可能にする。

この事業は文化事業でもある事から、チボリの文化事業を引き継いだ

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一般社団法人チカクと協働で実施する。

その他、各種講座・ワークショップなど

出前サポセンを活用した自主事業講座の充実を行う。これまで蓄積し

た NPO 活動や運営ノウハウやスキルの提供する。単独実施だけでなく、

地域の人材を発掘し協働実施も行う。

講座・ワークショップの依頼については口コミで広がりつつあるが、予

算がない状態での相談が多い。そこで「試供」という位置付けで予算の

多寡に関係なく、同一依頼者について1回に限り実施させていただく事

にして受けていく。

本年度は介護予防リーダー養成教室の企画相談を受け、第1回のフ

ァシリテートを担当することとなった。

ブックレットの作成と販売

これまで行ってきた講座などの内容をブックレットにまとめて提供する。

広報のコツとツボ、事業戦略、助成金活用からはじめる。

まちづくり事業

玉島まちおこし研修事業 受託事業

まちづくり推進機構岡山との協働で取り組む本事業も4年目となる。昨

年度は歴史的なまちなみを活かしたまちづくりにテーマを変えた初年度

として先進事例の他、コミュニティビジネスという手法を学んだ。

今年度はハンズオン型支援へさらに踏み込み、玉島まちづくり懇談会

参加者による事業企画と実施のサポートを行う。地域の団体間のネットワ

ークをつなぎながら、具体的な事業を試行するという研修だ。

最終年度となる来年度に向け、参加型でまちづくりの動きを大きくして

いく事業をどうサポートしていけるのか?が問われる大事な年となる。

調査・研究・政策提言事業

市民活動★パワーアップ研究会 報告書

昨年度実施した市民活動★パワーアップ研究会の成果を取りまとめ

た報告書を作成し、頒布する。

倉敷市総合計画審議会のフォローアップ

第六次総合計画の基本構想素案が作成され、審議会がはじまった。

《第六次総合計画の基本構想は,「公共」の領域における担い手とし

て,市役所のみならず,市民の皆さま,市民公益活動団体,事業者など

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の活躍を期待していて,それぞれの主体にとって共通の指針となる「市

民と共有し,共に取り組むまちづくり計画」と位置づけています。》

市ウェブサイトから

審議の経緯をフォローし、委員への情報提供などの後方支援や、パ

ブリックコメントのための場づくり、提出などを行う。

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●2010 年度 組織の運営に関する事項

総会

2010年9月5日(日)

運営会議+

これまで関わってくださった正会員+理事候補の人材、分野の核にな

る団体へ範囲を広げ、「もっと♪NPO」市民会議(仮)として1回/月程度

進めていく。

事務局会議

事務局は在宅勤務で事業実施できる体制になっているが、事業数が

増え全体の情報共有や進捗管理が煩雑となるため、事務局会議を2回

/月程度開催する。

定型管理業務の委託とプチ事務所賃貸

陶の細道との連携を進め、今年度は会員管理業務の委託と、事務局

会議などの会場提供や各種資料の保管場所として陶の細道の事務所

を活用させていただく事になった。

役員

代表: 佐藤尚宏

副代表: 中村開三

平尾博美

監査: 下村幸喜

(オフィス YOU ON 行政書士 友愛行政法務事務所代表)

事務局

事務局長 佐藤尚宏

事務局 平尾博美、中村開三

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●収支予算書

2009年度実績Ⅰ経常収支の部

1会費収入正会員(個人)会費収入 45,000 150,000正会員(団体)会費収入 10,000 30,000準会員(個人)会費収入 12,000 30,000準会員(団体)会費収入 0 30,000賛助会員会費収入 10,000 50,000

会費収入合計 77,000 290,0002事業収入

情報コミュニケーション事業「もっと♪NPO」市民会議 50,000

組織・人材育成支援事業出前サポセン 10,000市民活動パワーアップのための教養講座 1,099,930介護予防リーダー養成教室書籍販売

広報カルテ 4,09512のチカラ 5,040NPO実践マネジメント 25,000事例集 10,000ブックレット 15,000会計基準冊子 10,000

まちづくり事業玉島研修 849,200

事業収入合計 767,037 2,078,2653寄付金収入

寄付金収入 247,457 250,000寄付金収入合計 247,457 250,000

4助成金収入助成金 0 0

助成金収入合計 0 05補助金収入

倉敷市市民企画提案事業補助金 587,000 477,000補助金合計 587,000 477,000

6雑収入受取利息 240 0

雑収入合計 240 0経常収入合計(A) 1,678,734 3,095,265

Ⅱ経常支出の部1事業費

情報コミュニケーション事業NPO情報ライブラリ 10,000「もっと♪NPO」市民会議 876,000

組織・人材育成支援事業出前サポセン 100,000市民ライター養成講座 850,000介護予防リーダー養成教室書籍販売 25,000相談対応

まちづくり事業玉島研修 750,000

調査・研究・政策提言 10,000事業費合計 1,427,163 2,621,000

2010年度「非営利活動に係る事業会計」収支予算書(案)2010年7月1日から2011年6月30日まで

くらしきパートナーシップ推進ひろば

科目金   額 (円)

2010年度予算

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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2管理費人件費 134,700 200,000地代家賃 0 60,000旅費交通費 0 10,000通信費 7,560 15,000会議費 500 10,000印刷費 7,837 15,000消耗品費 10,312 45,000研修費 10,000 10,000諸会費 13,000 25,000支払手数料 580 5,000租税公課 0 71,000雑費 0 0

管理費合計 184,489 466,000経常支出合計(B) 1,611,652 3,087,000経常収支(C)=(A)-(B) 67,082 8,265

Ⅲその他資金収入の部1固定資産売却収入2借入金収入

その他資金収入合計 0 0Ⅳその他資金支出の部

1固定資産取得支出2借入金返済支出

その他資金支出合計 34,000 0予備費 0

当期その他資金収支差額(D) △ 34,000 0当期収支差額(E)=(C)+(D) 33,082 8,265前期繰越収支差額 △ 148,534 △ 115,452次期繰越収支差額 △ 115,452 △ 107,187

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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くらしきパートナーシップ推進ひろば 2010 年度【第 8 期】2010/7/1~2011/6/30 事業計画書

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資料:集中運営会議での検討内容抜粋

第 1 回成果物①「ニーズと社会の動きから、しくみの未来を見通す」

2000 年~2004 年 2005 年~2009 年

数量の推移

倉敷5、岡山県27、

国 2035 (2000/3)

倉敷44(+39)、岡山県 246(+219)

国 20714(2005/3)

全体の傾向と

必要な対策

数の拡大は進むが、質・制度も伴わず

▼事業規模 3,000 万円越特非:全国 1.8%、岡山県 1.3%⇒事業型 NPO 不足

▼公共を担うサードセクターは分断されたまま⇒◎JACEVO 設立(2009/9)

▼公益非営利セクターの税制優遇、制度設計はちぐはぐなまま

ひろば/ hiroba の

取り組み

04214 まちづくりフォーラム

FF 委員会による円卓会議

くらしきパートナーシップ推進ひろ

ば設立

●情報開示支援と講座(05~06)

●事務局ロジ、経営手法、支援センター

のノウハウなど調査研究

●もっと♪NPO(09~11)

⇒市民活動支援の政策形成と中間支援

組織づくりを参加型で進める

⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ ⇒⇒⇒設立支援ニーズ大 ◎設立支援

▼法の理解は不十分

※情報開示不足、不適切な会計が常態化⇒業界の信頼性が上がらず

◎経営支援

・事業開発、組織開

発、

◎指定管理者制度導入(03)移行

期間 3 年

経営支援ニーズは顕在化していない?

※信頼される経営相談の不在?

▼~06 移行期間⇒09 から本格化

◎ノウハウ・ハウツー

支援

? ノウハウ・ハウツーニーズは高め

・集客ノウハウ、助成金申請ノウハウなど

◎政策提言 ? 政策提言ニーズは低め?

▼政策提言の専門性不足⇒要望止まり

◎資源仲介 ? 人材・資金ニーズは高い

▼しくみがバラバラで効果が薄い

活動・事業のニーズの推移?

受益者・利用者のニーズ ◎自治体改革支援 ?

全国区の専門性のある組織へ

岡山 NPO センターへ

全体として

NPO の信用担保(一部岡山 CANPAN)

▼任意・社団・財団・社福などサードセク

ター全体としては?

行政

支援者・協力

者のニーズ

企業

他団体の活動の推移?

例:他団体の重点テーマ?

他団体の課題?

他団体の好評プログラ

ム?

岡山NPOセンター設立(01/8)

指定管理?

◎ゆうあいセンター指定管理(2 期 08~)

◎県域支援体制の構築(09)

◎ノウハウ・ハウツー輸入と提供が進む

◎資源仲介システム拡大

▼経営支援は?

▼中四国中間支援組織ネットワークは?

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[新版]市民組織運営の基礎 組織を育てる12のチカラ 発行:IIHOE p87より

2010 年 2011 年~2015 年 2015 年~2019 年

倉敷 94(+50)、岡山県 528(+282)、

国 36647(2010/3)

一般・社団 2543 財団 409(‘09/11)

倉敷__(+__)、岡山県__(+__)

国_____

一般社団___、一般財団___

倉敷__(+__)、岡山県__(+__)

国_____

一般社団___、一般財団___

サードセクター再編と公共サービス改革

・サードセクターの地域 NW 形成

・事業型・課題解決型 NPO の質を向

・分野別の核 NPO が中間支援機能を

・事業型・課題解決型 NPO の数を増加

●NPO フォーラム(政策形成プロセス)

⇒政策提言へ

●出前サポセン PJ

⇒支援ノウハウ蓄積とネットワーク化

□講座/WS 事業の立ち上げ

◎受託事業の拡大⇒200 万円

□パートナーシップ型ハンズオン支援

⇒小さな団体と一緒に成長

地域の市民活動支援システムづくり

●参加型での中間支援組織設立

●情報開示支援と資源仲介

●個別システムの連携や統合

地域の成功事例(モデル)

▼事業型・課題解決型の不足

⇒成功事例をつくる・伝える

⇒地域のニーズを顕在化して伝える

特非は一段落か?

一般社団・財団は?

○特非は一定のニーズ→ゆうあい

▼市民の活動支援(アレマ隊参照)

▼社団・財団、移行支援は?

▼SB/CB スタートアップ支援

▼自主事業で成長できる組織づくり

▼指定管理者になれる組織づくり

▼を提案型で受託できる組織づくり

ノウハウ・ハウツーニーズは高止まり

※きっかけとして活用するには◎

分野別ネットワークの充実と核 NPO の

力量形成が不可欠

▼市域の資源仲介、特活以外の資源

仲介ニーズ

意志決定の協働は自治体改革支援で

特非会計基準策定 ゆうあいセンター指定管理(3 期’11

~)

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第 1 回成果物②「ニーズと社会の動きから、しくみの未来を見通す」

協働ブーム→制度化の進行と

倉敷市の大きな動き

中核市に(30 番目’02)⇒保健所政令市

倉敷市台風災害(’04 年)⇒危機管理・

防災・自助~共助

古市健三市長(04/5~08/5)

船穂・真備を編入合併(’05)

第 5 次総合計画後期(06~10)

⇒次期総計のための市民委員会(09)

まち交倉敷(05~09)、チボリ閉園(08)

児島(06~10)、玉島(07~11)

伊東新市長(08/5~)

倉敷市市民活動関連

くらしき健康福祉プラザ(’01)

人材養成講座と214フォーラム(2004年)

市民活動推進課→協働と人材育成

人材養成講座 by まち交(05~09)

ボランティア統合講座、シニア講座(09)

倉敷まちづくりセンター開設(’06/8)

協働の指針(08/3)、

倉敷市市民活動センター開設(’09/6)

岡山県の大きな動き 岡山県財政危機宣言(’08/6)

岡山市政令指定都市移行(’09)

行政の動き(例:法令・制度?自

治体の対応?)

岡山県市民活動関連

ボランティア・NPO 活動の促進に関する基本指針(00)

社会貢献活動の支援に関する条例(01)

「ゆうあいプラザ」開館(02/4)

岡山県と NPO との協働の手引き(05/4)

備中県民局へ再編(’05/4)

「ゆうあいセンター」開設('05/9)

国政の大きな動き

小泉改革で小さな政府→地方分権

・地方分権一括法(’00/4 施行)

「骨太の方針 2002」で三位一体改革

・指定管理者制度(’03)地方自治法一部改正

(行政処分であり委託ではない)

改革のひずみの表面化と対応の遅れ

・セーフティネットの底が抜ける?

・政権交代(’09/8)

事業仕分け、公益法人改革の本格化

市民活動関連の動き

・特非活動促進法(1998/12 施行)

・今後の地方自治制度のあり方について

の中間報告(2003 年)にて「協働」登場

・新公益法人制度(2008/12 施行)

政府の動き

その他法律関係の

動き

まちづくり 3 法(98)

改正都市計画法、大規模小売店舗立地

法、中心市街地活性化法

景観緑三法(04)

・障害者自立支援法(06)・年間自殺者数

3 万人超⇒自殺防止対策基本法(‘06

年)・ガン対策基本法(’06)・改正教育基

本法(’06)・協同労働法(’09?)

企業の動き? ●CSR、一部の良識から生き残りの

戦略へ

例:問題の当事者として?

サポーターとして?

・バブル崩壊+団塊ジュニア→人材過剰

・年功序列の崩壊→成果主義

・派遣法改正(03)→種類が原則自由化

⇒企業が使い(捨て)やすい社会へ

▼派遣切り・ニート問題顕在化

倉敷まちづくり株式会社(’09/9)

グリーンディによる地域資源のネットワー

ク化

他地域・社会の動き

▼65 才以上の対総人口比:17.4(00)

携帯電話の WEB 普及本格化?

▼65 才以上:20.2(05)→

▼世界金融危機

・サブプライムローン問題→リーマンショック(08/9)

▼オキシダント注意報の増加

○低炭素社会へのスイッチが入る

EV,HV,クールビズ,

他地域・社会の動き?

例:改善が求められる点?解決できなかった課題?

◎介護保険のしくみが制度化⇒全国展開 ▼現場の労働環境悪化と職員の非定着

◎低炭素社会へのスイッチが入るが⇒▼企業の SR、▼市民の行動変化はこれから

◎小さな政府・財政改革が進むが⇒▼本質的な行政改革・地方分権の制度化と担い手育成はこれから。

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[新版]市民組織運営の基礎 組織を育てる12のチカラ 発行:IIHOE p87より

協働の深化:公共サービス改革と意志決定システム改革

・第 6 次総合計画策定

・新/倉敷市中心市街地活性化

基本計画

(’10/3~’15 年)

・駅ビル解体(10/12)

・第 6 次総合計画前期(’11~’15)

・市長選(‘12)

・イトーヨーカド-とアウトレットモール

(12/12)

第 6 次総合計画後期

市民記者講座

・6 次総NPO関連の5つの指標

協働、常勤スタッフ、市民の認識、

参加、企業の支援

・市民活動支援事業を重点項目化

政府改革・地方分権の加速

・政府「新しい公共」円卓会議

・税制調査会 市民公益税制 PT

新公益法人移行期間終了~(’12)

特非の税制優遇が進む?

新 し い 公 共 へ の 制 度 改 革 が 進

む?

地方自治法改正を優先→→→→

→→

道州制施行は遅れる?

(2016~??)

ISO26000スタート 企業統合がさらに進む

⇒労働環境の悪化と格差の拡大

▼人口構成変化⇒超少子高齢

化社会

国 際 生 物 多 様 性 年 ・ COP10

(’10)

選挙活動の WEB 解禁(一部)

▼65 才以上の対総人口比:26.9

(15)

⇒無縁社会の進行と孤独死の増

▼65 才以上の対総人口比:28.9

(19)

中国の GNP

新たに求められるしくみ?

例:増加・拡大しそうな課題?新たに起きそうな課題?

▼人口構造の変化が進行(労働人口減少→外国人労働者受入)→介護サービスの供給不足が本

格化

▼低炭素社会を進める市民・コミュニティの支援や育成

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倉敷の支援システムのイメージ

倉敷市域の市民活動支援システム

NPO

NPO

出前サポセン 情報収集・発信 相談対応など 支援ノウハウが 蓄積された

中間支援組織

基幹センター 地区毎の支援システム

基幹センター

基幹センター 基幹センター

ウィズアップ ベンチャーオフィス

VO センター 国際交流センター

分野毎の支援システム

行政

政策提言

行政政策

制度設計

資源提供

経営支援

成果・支援

対価・支援

支援施設での支援

支援組織での支援

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くらしきパートナーシップ推進ひろば

〒710-0043 倉敷市羽島 1000-87 佐藤尚宏方 [email protected] 090-3616-8321 ブログ:http://blog.canpan.info/hiroba/

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市民の挑戦

ひろば/ hiroba の挑戦

中間支援組織づくり

× 市民参加・協働の環境づくり

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豊かな地域社会