【スポーツ振興くじ助成事業資料】

29年度スポーツ振興くじ助成事業として実施しましたFABUcyclechallengeの報告資料

助成事業名 FABUサイクルチャレンジ

助成事業者名 特定非営利活動法人スポーツサイクリングFABU

project

１ 助成事業の概要

（１）事業の目的

自転車ロードレースの開催によりサイクルスポーツ環境の提供と、スポーツサイクリン

グ人口の底辺の拡大と普及振興及び地域振興

（２）実施内容

FABUサイクルチャレンジ１ 吉野大峯ヒルクライム

実施日 2017年5月14日

FABUサイクルチャレンジ２ 高取城・戦国ヒルクライム

実施日 2017年8月20日

FABUサイクルチャレンジ３ 高野山ヒルクライムタイムトライアル

実施日 2017年9月24日 台風大雨の影響で中止

FABUサイクルチャレンジ４ 大阪岬町５時間エンデューロ

実施日 2017年10月8日

FABUサイクルチャレンジ５ 大阪岬町クリテリウム

実施日 2017年10月9日

FABUサイクルチャレンジ６ 奈良６峠ヒルクライムラリー

実施日 2017年11月19日

FABUサイクルチャレンジ７ 吉野MTB４時間エンデューロ

実施日 2017年12月3日

FABUサイクルチャレンジ８ 吉野MTB２時間・４時間エンデューロ

実施日 2018年3月25日

自転車の様々な競技をシリーズとして開催し年間の総合ポイントを競います。ポイントは各競

技別に決められたポイントを付与。広く一般を募集して多くの競技に挑戦してもらいました。

参加者数は延約1200名で、参加者の地域は近畿を中心に中国四国地方や中部関東地方からも参

加者が集まりました。

奈良県内におけるサイクルスポーツ環境の提供と、スポーツサイクリング人口の底辺の拡

大と普及振興及び地域振興に貢献できたと考えます。

２ 助成事業の実施結果

FABU サイクルチャレンジ１ 吉野大峰ヒルクライム奈良県吉野郡吉野町大峰林道にて、ヒルクライムレースを実施した。

●実施日／2017年5月14日(日) ●天候／晴れ 最低気温10度、最高気温26度 ●エントリー数／421名 大阪177名、奈良64名、京都42名、兵庫37名、三重29名、 和歌山22名、愛知19名、滋賀17名、岡山5名、岐阜2名、静岡2名、 その他東京、神奈川、徳島、香川各1名 ●参加者年齢／最年少13歳、最高年齢67歳 ●実質参加人数／374名 前日受付者60名・当日受付者314名 途中リタイア４名 ●スタッフ／運営22名 吉野シルバー人材10名 ガードマン8名 吉野山 運営7名、表彰式会場10名 ●実施時間／開始午前 6時 30 分、終了午後 3時 30 分 13日大会前日に午前中が雨のため午後よりコース準備をスタッフ及び吉野山のみなさん合計20名で小雨の降る中コース清掃をして小石や枯葉等の除去を行った。また走行に支障をきたす道路不良部分の補修をマットやゴムシートで行った。その他転落防止ネット設置、距離表示板の設置、ゴールライン設置を行い4時に終了。その後吉野山観光駐車場で翌日の準備をスタッフ全員でする。 前日受付を4時より吉野山ふれあいセンターにて始める。前日受付に来ている参加者は遠方からの参加者で約60名を受付し、ゼッケンと計測チップのセットを渡す。 前夜祭は5時より蔵王堂の勤行で開始、参加者50名が勤行に参加する。その後吉野山ふれあいセンターに会場を移し奈良県出身プロレーサーの山本元喜選手とMCによるトークショーと抽選会を実施して午後6時半に終了した。

14日大会当日は午前6時00分よりスタッフにより会場の設営をし、6時30分より各部所毎にスタッフミーティングを行う。7時00分より選手受付開始。多くの参加者が受付に列を作った。7時45分から駐車場内設定した選手整列箇所に374名の全参加者が整列し、開会式を行う。吉野町副町長の和田様と吉野町自治会長古澤様に挨拶をしていただく。その後事務局長のレース注意事項の説明の後、8時30分に選手はパレード走行にて七曲り坂を下りスタート地点へ移動した。立哨スタッフは8時15分には各部所に配置完了。スタート地点では吉野警察署の主導により8時30分より通行止を開始、またコースクリアを確認する。選手は一斉に県道37号のスタート地点へとゆっくり進みをゼッケン順に整列し直す。スタートは副町長の号砲の元8時45分から50名ずつ１分間隔でゴールに向って374名がスタートしていった。最後尾の8時54分でスタートは順調に終了した。 レース順調に事故もなく終了し選手たちは大峰の雄大な景色を見ながら16km標高差900mを思い思いに走りレースを楽しんだ。途中リタイアは４名（トラブル１名タイムオーバー３名）回収バスに回収される。 結果は性別、自転車別と年齢別でタイムを競うクラス別と総合での結果となる、男子一番若いAカテゴリー最高タイムは42分44秒、続いてBカテゴリー最高タイムは46分51秒、Cカテゴリー最高タイムは48分38秒、Dカテゴリー最高タイムは49分48秒、マウンテンバイクカテゴリー最高タイムは56分00秒、女子のトップは57分21秒でそれぞれ優勝となった。ゴールした選手は3.5km先の表彰式会場まで進み。吉野山観光協会の豆乳とコーヒー、コーラのおもてなしを受ける。 表彰式は観光協会長東様、自治会長古澤様より各クラス別入賞者に賞品が贈られた。また各クラスの優勝者には今回の大会オリジナルのチャンピオンジャージが贈られた。 スタッフは最後の片付けをして午後3時30分に解散した。 全スタッフや吉野町ボランティアの協力もあり、今大会を事故も無く終わることが出来た。参加者からは好評価の声があり、又来年吉野大峰での熱い戦いを誓っていた。FABU サイクルチャレンジ２ 高取城・戦国ヒルクライム高市郡高取町内から高取城趾まで自転車で上るタイムレースを実施した。

●実施日／2017年8月20日(日) ●天候／晴れ 最高気温34度 ●エントリー数／152名 大阪83人、奈良40人、京都7人、三重6人、兵庫6人、和歌山4人、 東京3人、その他滋賀、静岡、福井 ●参加人数／132名 ●スタッフ／40名 ●実施時間／開始午前７時00分、終了午後2時00分

前日のコース準備を午前9時集合でスタッフ10名がコース清掃を行い枯れ枝小石等を除去した。その他転落防止ネット設置、グレーチングカバー、距離表示板の設置、ゴール設置、ゴールに自転車駐車ラックの設置等を行い13時00分に終了した。 大会当日は午前6時30分よりスタッフにより会場の設営をし、7時30分より各部所毎にスタッフミーティングを行う。7時50分より選手受付開始。8時30分から開会式となる。選手は役場前に整列し、大会会長の新谷紘一氏と高取町長植村家忠氏に挨拶をいただく。その後実行委員長の注意事項の説明の後、選手は8班に分かれて観覚寺のスタート地点へ移動した。立哨スタッフは8時４０分には各交差点に配置完了。スタート地点では橿原警察署の主導のもと9時よりふるさと農道及び県道の通行止開始。選手は９時5分よりスタートラインに整列。9時15分からグループ単位30人から40人で2分間隔でスタートしゴールの高取城跡に向って戦いを繰り広げた。9時23分で全スタート終了。 年齢によるカテゴリー別でタイムを競い、一番若いAカテゴリー最高タイムは17分54秒、続いてBカテゴリー最高タイムは17分53秒でトップタイム、Cカテゴリー最高タイムは18分41秒、Dカテゴリー最高タイムは20分4秒、マウンテンバイクカテゴリー最高タイムは20分49秒、女子のトップは22分8秒で各クラスの優勝となった。最下位のタイムは57分2秒でもう少しで足切りとなる足切り時間1時間を経過する結果となった。ゴールした選手は全員高取城まで徒歩にて登り、最終走者を待つ間、高取町ボランティアガイドに城跡の説明を受けレース後のひとときを城跡で休んだ。 応援者は高取町のマイクロバス２台で、中間地点の壺阪寺の駐車場に上がり声援を送った。 参加選手は10時半頃からスタッフの先導のもと下山し全員高取町役場に帰ってくる。マンゴーヨーグルトと高取町ふれあい加工部さんによるカレーライスを参加者に支給。レース後の身体を癒した。表彰式は猛暑で参加者を始めスタッフも汗だく状態の中11時45分から表彰式となり、高取町長より各クラス別入賞者に表彰状と高取町より地元の物産が贈られる。また全員賞品の当たる抽選会も実施。終了後参加者は午後1時に解散となる。スタッフは最後の片付けをして午後2時に解散した。 全スタッフや高取町ボランティアの協力もあり、今大会を事故も無く終わることが出来た。参加者からは好評価の声があった。又来年は 10 回の節目を迎える大会となる予定です。 FABU サイクルチャレンジ３ 高野山ヒルクライムラリー台風大雨の影響で川の増水、路面状況の悪化、アクセス時の危険等を考え中止とする。

FABU サイクルチャレンジ４、５ 大阪岬町エンデューロ・クリテリウム大阪泉南郡岬町いきいきパーク内の町道を交通規制して、２日間ロードレースを実施した。

●実施日／平成29年10月8日・9日 ●天候／8日晴れ・9日晴れ ●気温／8日最低18度、最高28度 ・9日最低20度、最高29度 ●協力／大阪府自転車競技連盟、アバンギャルド ●実施イベント／5時間チームエンデューロ・3時間個人エンデューロ・クリテリウム・チームタイムトライアル・個人タイムトライアル ●参加人数／8日 128名 81チーム 9日 257名 うち小学生以下56名 ●参加府県内訳／大阪267名、和歌山39名、奈良34名、兵庫21名、京都13名、三重4名、愛知2名、 徳島2名、福岡２名、高知1名 ●スタッフ人数／22日 27名 23日 30名 ●観戦者／80名 ●実施時間／両日開始午前7時、終了午後3時 大阪岬町サイクリングフェスティバルを10月8日9日の二日間にわたり開催いたしました。この「いきいきパークみさき」での自転車イベントとしては今回で8回目となります。 大会両日とも晴れの良い天気に恵まれ、絶好の自転車日和となりました。1日目実施いたしました種目は５時間チーム耐久レースと３時間個人耐久レース。朝7時30分からフリー走行が開始され参加者は各々一周約3.2kmの「いきいきパークみさき」の周回コースを見極めながら走り始める。８時30分からチーム、個人の各選手が同時にスタート。5時間3時間とそれぞれの長い道を走り始める。30分ごとにレースの中間報告が掲示板に貼り出されるのをチームや観客が心待ちにしていた。3時間を経過して個人のレースを終える。トップは39周回で前回開催より2周回多い、約125kmを走りきった。女子のトップは34周回となった。５時間経過してチームのゴールを迎える。男子チームは61周回約195kmを平均時速38.6km/hで走る。１日目は大きな事故もなく14時にすべての競技を終える。

2日目はクリテリウム（ロードレース）。ビギナーからエリートまでの6クラスで実施、各クラスのレベルに応じた周回数で競い、小学生以下も３クラスで実施し熱戦が繰り広げられました。また５歳以下のウオーキングバイクレースも実施し盛り上がった。この日の最後にはチームによるタイムトライアルと個人タイムトライアルを実施し、２周回をいかに早く走れるか2チーム個人は31名が競い平均時速40kmを越えるスピードで疾走し最終の競技を終えました。各レース上位３名には表彰状と賞品が授与されています。岬町シルバー人材センターにお手伝いをいただき、一部の立哨をお願いいたしました。皆様のご協力により、大会は大きな事故もなく予定どおり終了いたしました。 今回はこれらの競技に並行して今回は「面白自転車の乗り放題コーナー」や「電動アシストマウンテンバイクの試乗会」を同時に実施してレースに出場しない観戦者も自転車にふれあい、イベントを楽しみました。 スタッフには岬町シルバー人材センターにお手伝いをいただき、一部の立哨と駐車場のさばきをお願いいたしました。 皆様のご協力により、大会は大きな事故もなく予定どおり終了いたしました。 FABU サイクルチャレンジ６ 奈良６峠ヒルクライムラリー奈良県内６カ所の峠を選抜し尚且つ全行程 120km を走破するヒルクライムラリーを実施。

●実施日／2017年11月19日(日) ●天候／晴れ 最高気温12度 ●エントリー数／100名 大阪36人、奈良32人、京都15人、兵庫8人、愛知4人、三重3人、 東京1人、石川1人 ●参加人数／67名 ●スタッフ／10名 ●実施時間／開始午前7時00分、終了午後5時00分

台風の影響で道理が陥没した箇所があり、日程やコース変更を余儀なくされたが、新たに６峠を選択して２週間遅れで実施した。参加者人数が減ったものの参加した選手は思いっきりならの峠を楽しみ事故もなく終了。閉会式の祝戸荘で温泉に入り疲れを癒していた。

FABU サイクルチャレンジ７ 吉野 MTB4 時間エンデューロ吉野郡下市町ウッズモータースポーツランドで MTBエンデューロを実施した。

●実施日／2017年12月3日(日) ●実施場所／下市町ウッズモータースポーツランド●天候／晴れ 最低気温0度、最高気温10度 ●実施イベント／マウンテンバイク４時間チームエンデューロ・４時間個人エンデューロ・電動アシストMTB1時間個人エンデューロ ●エントリー数／27チーム40名 ●スタッフ／12名 ●実施時間／開始午前7時00分、終了午後2時00分 今回で２回目の開催ですが、新たに全国で初めてとなる電動アシストマウンテンバイク(e-bike)のレースを実施いたしました。吉野下市のウッズモータースポーツランドは普段モトクロスバイクのコースとして利用されていますが、マウンテンバイクのコースとして貸していただきました。路面はかなり荒れていましたが前日にスタッフが協力してコース整備をいたしました。30分の試走の後午前9時にe-bikeからスタートしその後MTB個人、チームの順に１周2kmのコースに出て行った。e-bikeの出足は素晴らしく異次元の世界のようなスタートでレースが始まる。１周目でe-bikeの本領を発揮し先頭で周回する。1時間でe-bikeのレースが終了し初めてe-bikeで参加の選手は素晴らしさを絶賛していた。4時間のレースは続きそれぞれのペースで長い道のりを走った。30分～1時間ごとにレースの中間報告が掲示板に貼り出されるのをチームや観客が心待ちにしていた。結局33周を走った個人男子エントリーの選手が2位に1周の僅差で優勝、好天や好コンデションに恵まれたせいか昨年より２周回多い結果となる。レースは事故もなく午後1時に終了。

FABU サイクルチャレンジ８ 吉野 MTB2 時間・4 時間エンデューロ吉野郡下市町ウッズモータースポーツランドで MTBエンデューロを実施した。

●実施日／2018年3月25日(日) ●実施場所／下市町ウッズモータースポーツランド●天候／晴れ 最低気温5度、最高気温17度 ●実施イベント／マウンテンバイク４時間チームエンデューロ・2時間４時間個人エンデューロ ●エントリー数／27チーム37名 ●スタッフ／6名 ●実施時間／開始午前9時00分、終了午後2時00分

３ 助成金及び使途

29年度スポーツ振興くじ助成金(未収) 1,766千円

使途内訳

諸謝金 500千円

旅費 85千円

雑役務費 365千円

スポーツ用具費 46千円

借料及び損料 742千円

通信運搬費 28千円