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計画作成年度

帯広市農政部農村振興課林業振興係北海道帯広市西５条南７丁目1番地０１５５－６５－４１７３０１５５－２３－０１６０

変更　平成２５年 8月14日

電 話 番 号ＦＡＸ番号

＜連絡先＞担当部署名

（別記様式第１号）

平成２４年度

北海道帯広市 計 画 主 体

帯　広　市　鳥　獣　被　害　防　止　計　画

2

被害額 24,307 千円被害面積 29.29 ha被害額 1,700 千円被害面積 1.95 ha被害額 9,210 千円被害面積 15.64 ha被害額 6,882 千円被害面積 4.47 ha被害額 4,079 千円被害面積 10.65 ha被害額 千円被害面積 ha被害額 46,178 千円被害面積 62.00 ha被害額 6,066 千円被害面積 7.31 ha被害額 698 千円被害面積 0.80 ha被害額 217 千円被害面積 0.50 ha被害額 385 千円被害面積 0.25 ha被害額 1,072 千円被害面積 2.80 ha被害額 8,438 千円被害面積 11.66 ha被害額 10,573 千円被害面積 12.74 ha被害額 16,236 千円被害面積 19.90 ha被害額 千円被害面積 ha被害額 17,012 千円被害面積 11.05 ha被害額 5,267 千円被害面積 13.75 ha被害額 49,088 千円被害面積 57.44 ha被害額 103,704 千円被害面積 131.10 ha

小麦

計

ビート

小麦

計

合計

被　　　　害　　　　の　　　　現　　　　　状品　　　　　　　　目 被　　害　　数　　値

豆類（小豆・大豆）

豆類（小豆・大豆）

牧草

じゃがいも

スイートコーン

小豆

ヒグマ

ビート

ビート

鳥　獣　の　種　類

コーン類（スイートコーン、デントコーン）

じゃがいも

コーン類（スイートコーン、デントコーン）

エゾシカ

計

対　象　地　域

１．対象鳥獣の種類、被害防止計画の期間及び対象地域

　帯　広　市　（　全　域　）

２．鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止に関する基本的な方針

（１）　被害の現状（平成２３年度）

対　象　鳥　獣　エゾシカ、ヒグマ、鳥類（ハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバト、キジバト等）、キツネなど

計　画　期　間 　平成２５年度～平成２７年度

じゃがいも

※本被害の現状は、平成24年2月に市内の農業協同組合を通じ、市内各農家へ直接聴き取りを実施して報告されたものある。(調査方法はH22より変更)

小麦

その他の鳥獣 （鳥類・キツネ等）

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※被害多発地域を示した図面

　別紙１のとおり

その他の鳥獣（鳥類・キツネ等）

・カラスやハトなどの鳥類にあっては、年間1,000羽程度の捕獲を実施している。被害は、主に農作物の食害であり、農村部に広く被害が見られるほか、カラスが乳牛の乳房を攻撃し、最悪死に至る被害も報告されている。・近年では、市街地においてカラスの春先の子育て、巣立ち時期の人への威嚇行動に対する苦情が増加している。・キツネも農村部での農作物への被害が主であるが、近年は住宅地周辺でも多数出没しており、エキノコックス症等への不安から、苦情が寄せられており、箱わな設置等により対応している。

エゾシカ

ヒグマ

・エゾシカによる農作物被害は、年々増加傾向にある。・市内岩内地区、八千代地区内にある国有林、並びに岩内地区にある鳥獣保護区（北海道指定）の森林で越冬し、融雪後、人里に降りてきて農地に出現し農作物を採食する。・平成２２年度までの年間捕獲数は70頭～80頭であったが、近年の農業被害の増加に対応するため、捕獲体制を強化し、過去の平均を大幅に上回る捕獲量となっている。・帯広市のみの生息推定数データは無いが、道東（東部地域：十勝、釧路、根室、網走、北見）での平成２３年度の生息数は、平成２２年度より２万頭少ない、約２７万頭と推定されている。・４月の融雪期頃から被害が見られ、特に、移植したてん菜苗、麦の新芽を採食による被害は甚大である。・被害が集中するのは、越冬地に近い岩内地区、八千代地区の近隣の農地であるが、さらにその農地の周囲に被害が波及している。

・農作物被害だけを見るとエゾシカに比べて少ないが、平成２２年度に市内広野町の雑木林で人身事故が発生していることや、近年捕獲量が増えており、今後の状況に注視する必要がある。・出没については、岩内地区など山岳地周辺を中心に年間30～40件程度の足跡・目撃情報が寄せられ、近年は住宅地周辺にも出没が見られ、住民の生活や農作業の安全確保対策が求められている。・被害時期はビートやスイートコーン等の成長期、収穫期である8月～10月が中心となっており、足跡の目撃情報とともに、防風林脇の畑など、身を隠しやすい所の周辺に被害が大きく、作付けしている作物によっても被害状況は異なるが、主にビートやじゃがいもなどが被害の中心となっている。

（２）　被害の傾向

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被害額 46,178 千円 32,325 千円 30％ 減被害面積 62.00 ha 43.00 ha 30％ 減被害額 8,438 千円 5,907 千円 30％ 減被害面積 11.66 ha 8.00 ha 30％ 減被害額 49,088 千円 34,362 千円 30％ 減被害面積 57.44 ha 40.00 ha 30％ 減被害額 103,704 千円 72,594 千円被害面積 131.10 ha 91.00 ha※端数処理したため、計算は一致しない

区分

捕獲等に関する取組

鳥類　・キツネ等

従来講じてきた被害防止対策

［ヒグマ］・出没・被害時期が夏～秋（例年7～10月頃）の農繁期に集中するため、農業を主としている猟友会員が多く、時期や地区が重なって出没した場合、対応が難しくなる。

　

[キツネ等]・農業及び生活環境への被害があり、生息区域は市内全域に広がっている。　市街地では捕獲方法に限界があり難しくなっている。

［共通事項］・猟友会会員が、銃器やわなによる捕獲を実施。

［エゾシカ］・4月～狩猟期間前まで、猟友会会員に捕獲の許可をし、銃器やわなによる捕獲を実施。・岩内地区を中心として数箇所にくくりわなを設置して捕獲を実施。・残滓は、適正処理。

（４）　従来講じてきた被害防止対策

目標値　（平成２７年度）

現状値　（平成２３年度）

［共通事項］・猟友会会員の高齢化による捕獲の担い手の不足が顕著であり、後継者の育成。

［エゾシカ］・農業被害の軽減、捕獲頭数を増加させていくために、捕獲後の処理方法。

計

課　　　　　　　　　　　　　　題

ヒグマ

（３）　被害の軽減目標

［ヒグマ］・4月～1月まで、猟友会会員を駆除員に任命し、捕獲を実施。・注意看板の設置やホームページ等を通じた注意喚起を実施。・農協、猟友会、総合振興局などの関係機関で情報を共有し、猟友会による見回りや捕獲を実施。・特定の個体が頻繁に出没している状況にあっては、箱わなを設置して捕獲を実施。・残滓は、適正処理。

[キツネ等]・狩猟期間を除き、猟友会員が銃器により捕獲を実施。・猟友会員が通年を通して、市内一円に箱わなを設置して捕獲を実施。・残滓は、適正処理。

エゾシカ

備考（軽減率）指　　標

5

区分

捕獲等に関する取組

防護柵の設置等に関する取組

[共通・その他]・農林業被害が増加する中、春先の被害が増える時期から、猟友会の協力により、捕獲数の増加を図るとともに農業被害の軽減に努める。・被害の集中する箇所周辺にわなを設置し、捕獲を実施する。・狩猟免許の新規取得のため、狩猟免許試験を受けようとする者が狩猟免許試験予備講習を受験する費用等を助成する。・地元猟友会、関係機関等の協力を得ながら、被害発生箇所や捕獲状況、生息状況の情報をもとに情報マップを作成し、被害防止対策を検討する。

［エゾシカ］・ハンターのエゾシカ捕獲に係る負担の軽減策並びに駆除への奨励として、捕獲の助成を行う。

［ヒグマ］・農業被害及び人命への危険があるため、出没情報等に対し、迅速かつ的確な対応を行い、捕獲を実施する。・出没情報等について、北海道など関係機関と情報の共有化を図る。

[エゾシカ・ヒグマ共通]・防風林等に緩衝帯を設置し、ヒグマやエゾシカが移動しづらい環境を作る。・エゾシカやヒグマが侵入しやすい山岳地周辺の畑に電気柵を設置し、ヒグマやエゾシカの通り道を遮断することで、農業被害の軽減に努める。

[キツネ等]・市内全域に生息していることから、出没地域の状況に合わせ、適切な捕獲を実施する。

［鳥類等］・カラスによる農業被害が多い地区を重点的に箱わなを設置するなど、捕獲数の増加とともに、より効率的な捕獲を実施する。

（５）　今後の取組方針

［鳥類(ハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバト、キジバトなど)］

・近年、カラスが冬期に市街地で集団化しており、生活環境への被害が増加している。

従来講じてきた被害防止対策 課　　　　　　　　　　　　　　題

・定期的な現地確認や維持管理等が必要となる。（電気牧柵周辺の草刈を定期的に行うなど）

・河川沿いや防風林脇など、エゾシカやヒグマの出没や農業被害が多い地区へ電気牧柵を設置した。 ①広野地区（河川沿い１箇所）　 ②太平・八千代・広野地区　　　（防風林脇２～３箇所）

［鳥類(ハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバト、キジバトなど)］・猟友会に委託し銃器やわなによる捕獲を実施。・被害が大きい地区（川西・大正地区）には、箱わな設置して捕獲を実施。

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　［北海道猟友会帯広支部会員による捕獲・駆除］　　・エゾシカ　①銃器並びにくくりわなによる捕獲、駆除。　②駆除期間は例年4月から狩猟解禁前まで。

　・ヒグマ　①有害鳥獣嘱託駆除員の任命を受けた者が、銃器及び箱わなによる捕獲、駆除。　②駆除期間は例年4月から11月末まで。（銃器は狩猟解禁期間を除く）

　・キツネ等　①銃器並びに箱わなによる捕獲、駆除。　②駆除期間は通年。（銃器は狩猟解禁期間を除く）

　・鳥類　①銃器並びに箱わな（主にカラス）による捕獲、駆除。　②駆除期間は通年。（銃器は狩猟解禁期間を除く）

　［課題］　①猟友会会員の高齢化、並びに担い手（特に若手）の減少。　②銃器が使用できない（時間制限・区域制限）箇所においての効果的な　　捕獲方法の確立。　③周辺自治体との情報交換や捕獲体制を含む連携の強化。

（１）　対象鳥獣の捕獲体制

３．対象鳥獣の捕獲に関する事項

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平成２７年度

[共通事項]

・箱わな等の捕獲機材を導入・狩猟免許の取得者に伴う事前講習及び登録の費用を助成

[共通事項]

・箱わな等の捕獲機材を導入・狩猟免許の取得者に伴う事前講習及び登録の費用を助成

エゾシカヒグマカラスドバトキジバト等キツネ等

エゾシカヒグマカラスドバトキジバト等キツネ等

平成２６年度

（２）　その他捕獲に関する取組

平成２５年度

エゾシカヒグマカラスドバトキジバト等キツネ等

年　　　　度 対象鳥獣 取　　　　　組　　　　　内　　　　　容

[共通事項]

・箱わな等の捕獲機材を導入・狩猟免許の取得者に伴う事前講習及び登録の費用を助成

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今後3年間の捕獲計画

444羽

２７　年　度

カ　ラ　ス

２２　年　度 ２３　年　度

77頭 76頭 364頭

過去3年の捕獲実績

対　象　鳥　獣

キ ジ バ ト 14羽 63羽 73羽

336羽 680羽

２１　年　度

ヒ　グ　マ

キ　ツ　ネ 153頭 208頭

ド　バ　ト 389羽 492羽

26頭

エ ゾ シ カ

698羽

6頭 3頭

200頭

カ　ラ　ス 1,300羽

800羽

300羽

1,300羽 1,300羽

ヒ　グ　マ 出没個体数に応じた捕獲を行う（推計値20頭）

300頭 300頭

（３）　対象鳥獣の捕獲計画

　捕獲計画数等の設定の考え方

400頭 400頭 400頭

［エゾシカ］・平成２３年度より捕獲体制を強化し、捕獲数が大幅に増加した。　エゾシカライトセンサス調査結果についてもこれを反映して減少している。　捕獲数は過去３カ年の平均値の７４％の増とするが、平成２５年度については、緊急捕獲等対策事業による捕獲の一時的増として２００頭を上乗せする。

　[ヒグマ]・捕獲は出没状況等に応じ適切に行うため、具体的な捕獲計画数は設定しないが、捕獲数は過去３カ年の平均値の５４％の増加を、推計値として想定する。

　[キツネ等]・捕獲数は、目撃情報の増加から平成２４年度の倍増を見込む。

［鳥類］・捕獲数は、カラス被害や冬期における集団化などの情報から捕獲活動を推進するため、平成２４年度捕獲量の倍増を見込む。

対　象　鳥　獣捕　　　　獲　　　　計　　　　画　　　　数　　　　等

２５　年　度

エ ゾ シ カ 500頭

２６　年　度

800羽

300羽

ド　バ　ト

キ ジ バ ト

800羽

300羽

キ　ツ　ネ

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　エゾシカ

　捕獲等の取組内容

［エゾシカ］・銃器及びくくりわなにより、生息地や出没地区（岩内、拓成、中島地区など）を中心に、4月～狩猟期間前までは猟友会会員による捕獲を実施する。

[ヒグマ］・山岳地（岩内、拓成、八千代、中島地区など）を中心に、農作業や生活の安全確保を図るため、目撃情報等があった場合、箱わなの設置や銃器による捕獲を必要に応じ実施する。

[カラス・キツネ等]・農業被害を減少させるため、箱わなを設置し、駆除を実施する。（通年）・空気銃等の使用による一斉駆除を実施する。（年数回・鳥類）

（４）　許可権限移譲事項

対　象　区　域 対　　　　　象　　　　　鳥　　　　　獣

帯　広　市（　全　域　）

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２６年度 ２７年度

（２）　その他被害防止に関する取組

対象鳥獣

エゾシカヒグマ等

エゾシカヒグマ等

エゾシカヒグマ等

（１）　侵入防止柵の整備計画

エゾシカヒグマ等

　該当なし

２５年度

対　象　鳥　獣整　　　　　備　　　　　内　　　　　容

２５年度

年　度 取　　　　　組　　　　　内　　　　　容

４．防護柵の設置その他の対象鳥獣の捕獲以外の被害防止に関する事項

［電気柵等の設置及び管理］・管理者は、施設を良好な状態に維持するため、適切な補修等を行う。

［緩衝帯の設置］・防風保安林等、ヒグマ・エゾシカ等の通り道となっている箇所に緩衝帯を設置することで、移動経路の遮断や発見・遭遇等の安全確保を図る。

２６年度

［電気柵等の設置及び管理］・管理者は、施設を良好な状態に維持するため、適切な補修等を行う。

［緩衝帯の設置］・防風保安林等、ヒグマ・エゾシカ等の通り道となっている箇所に緩衝帯を設置することで、移動経路の遮断や発見・遭遇等の安全確保を図る。

２７年度

［電気柵等の設置及び管理］・管理者は、施設を良好な状態に維持するため、適切な補修等を行う。

［緩衝帯の設置］・防風保安林等、ヒグマ・エゾシカ等の通り道となっている箇所に緩衝帯を設置することで、移動経路の遮断や発見・遭遇等の安全確保を図る。

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（２）　関係機関に関する事項

・ 農業被害に係る調査及び情報提供

・ 被害防除対策、被害状況調査及び 把握、生息・出没などの情報提供

　　帯広市生涯学習部百年記念館

・ 農業被害に係る調査及び情報提供

　　帯広市農政部農村振興課 ・ 構成機関の連絡調整等（事務局）

・ 捕獲活動など被害防止を実施 ・ 専門的立場からの助言・指導

　　帯広市川西農業協同組合　　帯広大正農業協同組合

構　　成　　機　　関　　の　　名　　称 役　　　　　　　　　　　　割

（１）　被害防止対策協議会に関する事項

被 害 防 止 対 策 協 議 会 の 名 称　帯広市農業施策推進委員会　　鳥獣害対策部門

・エキノコックス等健康被害に係る 情報提供

５．被害防止施策の実施体制に関する事項

　　北海道猟友会帯広支部

　　十勝農業改良普及センター ・ 農業被害に係る調査及び情報提供

　　帯広市農業委員会

　　十勝広域森林組合 ・ 森林被害に係る調査及び情報提供

・農業被害の軽減に向けた情報提供　　北海道十勝総合振興局　　　産業振興部農務課

・鳥獣に係る情報の提供・助言・指導 （野生生物専門の学芸員）

　　北海道釧路方面帯広警察署

　　帯広市保健福祉部健康推進課

地域代表農家（３地域）

・鳥獣被害対策 （情報の共有、警備等）

関　　係　　機　　関　　の　　名　　称 役　　　　　　　　　　　　割

　　北海道十勝総合振興局　　　保健環境部環境生活課

・鳥獣捕獲許可の受付、相談

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（４）　その他被害防止施策の実施体制に関する事項

（３）　鳥獣被害対策実施隊に関する事項

　該当なし

　該当なし

７．その他被害防止施策の実施に関し必要な事項

　該当なし

・鳥獣の処理は、適正な方法(自家処理)による処理とする。 ただし、検体等の提供依頼があればこの限りでない。

・特に、エゾシカにあっては、肉や皮などの有効活用を検討するとともに、　その活用にあっては「エゾシカ衛生マニュアル」（北海道作成）等に　準じた衛生管理を行い、食肉としての安全性を確保するとともに、　より安心な付加価値の高い食肉としての流通を図るよう努める。

６．捕獲した対象鳥獣の処理に関する事項

別紙１

岩内・戸蔦地区 大正地区エゾシカ・ヒグマの被害が エゾシカによる被害が多い地区 多い地区

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