11
オイレススライドシフター BC タイプ (コンパクトタイプ) BTC BH/BHS BGS/BGSP シャフト 中空シャフト 使用範囲 1.5N{0.15kgf} 11.8N{ 1.2kgf} 2.0N{0.20kgf} 11.8N{ 1.2kgf} 2.5N{0.25kgf} 14.7N{ 1.5kgf} 2.9N{0.30kgf} 14.7 N{ 1.5kgf} 3.9N{0.40kgf} 16.7N{ 1.7kgf} 4.9N{0.50kgf} 16.7N{ 1.7kgf} 許容速度 シール抵抗 Fs / メタルスクレーパ抵抗 Ms 給油条件 無給油 グリース定期給油 許容速度 0.5m/s {30m/min} 1.0m/s {60m/min} 備 考 すべり距離 10km 毎に給油 Part No. Fs Ms BTC16 BTC20 BTC25 BTC30 BTC40 BTC50 ※ストロークが 1m 以上の場合、または許容摩耗量の小さい場合にはグリース給油を必要とします。 構成部品・精度 h1±0.02 TH±0.03 組み合せ高さ H1±0.02 ②③ ④⑤ 基準面 W±0.05 φdH7 名 称 シフトテーブル本体 ダストシール ガイドシャフトBGS ガイドシャフトBGSP シャフトホルダー シャフト固定ボルト グリースニップル No. 材 質 FC250+オイレスメタル NBR S45C+硬質クロムメッキ STKM13A+硬質クロムメッキ FCD450 A-M6F(取付穴 M6×P0.75) 構成部品 ※ガイドシャフトは BGS・BGSP 規 格シャフト(P.319)又は φd φd e7 公差シャフトをご使用ください。 2 307 シフトテーブルの静的許容荷重 / 動的許容荷重 N {kgf} 2 4 台の許容モーメント N m {kgf m} 許容荷重、許容モーメント Part No. 許容荷重 N{kgf} 許容モーメント N・m{kgf・m} BTC16 2,940 {300} 981 {100} 1,960×L2 {200}×L2 1,960×L1 {200}×L1 静的 動的 Mp My Mr BTC20 4,120 {420} 1,370 {140} 2,750×L2 {280}×L2 2,750×L1 {280}×L1 BTC25 5,880 {600} 1,960 {200} 3,920×L2 {400}×L2 3,920×L1 {400}×L1 BTC30 8,830 {900} 2,940 {300} 5,880×L2 {600}×L2 5,880×L1 {600}×L1 BTC40 14,100 {1,440} 4,710 480} 9,410×L2 {960}×L2 9,410×L1 {960}×L1 BTC50 17,700 {1,800} 5,880 600} 11,800×L2 {1,200}×L2 11,800×L1 {1,200}×L1 最大たわみ量 ガイドシャフトのたわみ量が 0.1mm を超える場合、クリアランスの関係上摺動抵抗が増大することがあります。 シャフトのたわみ量は下のグラフを参照に 0.1mm 以内を目安としてください。 ■計算式 W E I : 集中荷重(N{kgf}) :スパン(mm) : ヤング率(2.06×10 5 N/mm 2 {2.09×10 4 kgf/mm 2 }) : 断面 2次モーメント(mm 4 中実軸 πD 4 64 中空軸 π (D 4 -d 4 64 BGS 1WN {kgf} 98 10} 196 20} 490 50} 981 100} 1960 200} 4900 500} 9810 {1000} 98 10} 196 20} 490 50} 981 100} 1960 200} 4900 500} 9810 {1000} 100 200 500 1000 2000 スパンℓ(mm) 100 200 500 1000 2000 スパンℓ(mm) BGSP 最大たわみ量 = W 3 192 EI 最大たわみ量を 0.1 mm )とした時 のスパンℓと荷重 W の関係 最大たわみ量を 0.1 mm )とした時 のスパンℓと荷重 W の関係 1WN {kgf} φ50 (φD) φ40 φ30 φ25 φ20 φ16 φφD) φ35× φ50 φ30× φ40 φ20× φ30 L 1 L 2 Mr Mp My ※φd は内径公差 ●静的許容荷重:静止または静止に近い速度(0.0017m/s {0.1m/min} 以内)で 荷重を受ける時の許容荷重。 ●動的許容荷重:1.0m/s {60m/min} 以内の速度での許容荷重。 308

オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

オイレススライドシフター BCタイプ(コンパクトタイプ) BTC BH/BHS BGS/BGSP シャフト 中空シャフト

使用範囲

1.5N{0.15kgf}11.8N{ 1.2kgf}

2.0N{0.20kgf}11.8N{ 1.2kgf}

2.5N{0.25kgf}14.7N{ 1.5kgf}

2.9N{0.30kgf}14.7 N{ 1.5kgf}

3.9N{0.40kgf}16.7N{ 1.7kgf}

4.9N{0.50kgf}16.7N{ 1.7kgf}

許容速度

シール抵抗 Fs / メタルスクレーパ抵抗 Ms

給油条件無給油

グリース定期給油

許容速度0.5m/s{30m/min}1.0m/s{60m/min}

備 考

すべり距離10km毎に給油

Part No.FsMs

BTC16 BTC20 BTC25 BTC30 BTC40 BTC50

※ストロークが1m以上の場合、または許容摩耗量の小さい場合にはグリース給油を必要とします。

構成部品・精度

h1±0.02

TH±0.03

組み合せ高さ

H1±0.02

⑥ ① ② ③ ④⑤

基準面

W±0.05

φdH7

名 称シフトテーブル本体ダストシールガイドシャフトBGSガイドシャフトBGSPシャフトホルダーシャフト固定ボルトグリースニップル

No.①②

④⑤⑥

材 質FC250+オイレスメタルNBRS45C+硬質クロムメッキSTKM13A+硬質クロムメッキFCD450 A-M6F(取付穴M6×P0.75)

構成部品

※ガイドシャフトはBGS・BGSP規格シャフト(P.319)又はφdφd e7公差シャフトをご使用ください。

2

307

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 307 2018/06/07 16:12:20

■シフトテーブルの静的許容荷重/動的許容荷重 N {kgf} ■2軸4台の許容モーメント N・m {kgf・m}

許容荷重、許容モーメント

Part No.

許容荷重N{kgf}

許容モーメントN・m{kgf・m}

BTC162,940{300}

981{100}

1,960×L2{200}×L2

1,960×L1{200}×L1

静的

動的

MpMy

Mr

BTC204,120{420}

1,370{140}

2,750×L2{280}×L2

2,750×L1{280}×L1

BTC255,880{600}

1,960{200}

3,920×L2{400}×L2

3,920×L1{400}×L1

BTC308,830{900}

2,940{300}

5,880×L2{600}×L2

5,880×L1{600}×L1

BTC4014,100{1,440}

4,710{ 480}

9,410×L2{960}×L2

9,410×L1{960}×L1

BTC5017,700{1,800}

5,880{ 600}

11,800×L2{1,200}×L2

11,800×L1{1,200}×L1

最大たわみ量ガイドシャフトのたわみ量が0.1mmを超える場合、クリアランスの関係上摺動抵抗が増大することがあります。シャフトのたわみ量は下のグラフを参照に0.1mm以内を目安としてください。

■計算式 WℓEI

: 集中荷重(N{kgf}): スパン(mm): ヤング率(2.06×105N/mm2{2.09×104kgf/mm2}): 断面2次モーメント(mm4)

中実軸 πD464 中空軸 π(D

4-d4)64

■BGS

1軸当たりの荷重WN

{kgf}

98 { 10}

196 { 20}

490 { 50}

981 { 100}

1960 { 200}

4900 { 500}

9810 {1000}

98 { 10}

196 { 20}

490 { 50}

981 { 100}

1960 { 200}

4900 { 500}

9810 {1000}

100 200 500 1000 2000スパンℓ(mm)

100 200 500 1000 2000スパンℓ(mm)

■BGSP

最大たわみ量= Wℓ3

192 E I

最大たわみ量を0.1(mm)とした時のスパンℓと荷重Wの関係

最大たわみ量を0.1(mm)とした時のスパンℓと荷重Wの関係

1軸当たりの荷重WN

{kgf}

φ50

(φD)

φ40

φ30

φ25

φ20

φ16

(φd×φD)

φ35×φ50

φ30×φ40

φ20×φ30

φd

L1

L2Mr

Mp

My

※φdは内径公差

●静的許容荷重:静止または静止に近い速度(0.0017m/s {0.1m/min}以内)で 荷重を受ける時の許容荷重。●動的許容荷重:1.0m/s {60m/min} 以内の速度での許容荷重。

308

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 308 2018/06/07 16:12:22

Page 2: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

BTC BH BGS/BGSP オイレススライドシフター BCタイプシャフト 中空シャフト

■BTC25  (シフトテーブル)

■BGS25  (ガイドシャフト)

■BH25  (シャフトホルダー)

■BHS25  (シャフトホルダー)

■BTC20  (シフトテーブル)

■BGS20  (ガイドシャフト)

■BH20  (シャフトホルダー)

■BHS20  (シャフトホルダー)

部品図■BTC16  (シフトテーブル)

■BGS16  (ガイドシャフト)

■BH16  (シャフトホルダー)

■BHS16  (シャフトホルダー)

(例)内径 16mm、メタルスクレーパがない場合BTC16

■シフトテーブルPart No.の表示方法

メタルスクレーパについてはP.317を参照してください。メタルスクレーパを取り付ける場合、ダストシールは組み込まれません。

メタルスクレーパ(オプション)無記号:なし MS:両側

BTC - でご指示ください。内径Part No.

■シャフトホルダー

BH でご指示ください。穴径Part No.

MS

(例)外径 16mm、長さ300mmの場合BGS16-300

一本物での最長シャフト長さは3,000mmです。ガイドシャフトについてはP.319を参照してください。

■ガイドシャフト

BGS - でご指示ください。外径Part No.

長さ

BHタイプはP.315を、BHSタイプはP.316を参照してください。

34

基準面

4826

φ25H7

48基準面24

8 32 4-M8ネジ深12

6.3

6.33510

24

82

φ2556

55

1125

35

22

114

2-φ7.8ノック下穴

2-φ9

40基準面

基準面

207 26

4324 32

φ20H7

2-M8ネジ深12

6.3

6.3

1022

30

2-φ5.8ノック下穴

2-φ7

20

313

45

20

52

φ2048

36基準面

基準面

18

(16)

6.5 23

3620 26

φ16H7

2-M6ネジ深9

6.3

6.3

818

25

締付けボルト用穴(M5)

締付けボルト用穴(M5)

締付けボルト用穴(M6)

2-φ4.8ノック下穴

2-φ7

16

3

40

16

42

φ1640

12

BHS16

BGS16 BH16BTC16

BHS20

BH20BGS20BTC20

BHS25

BGS25 BH25BTC25

(例)BHタイプを使用し、穴径 16mmの場合

BH16

2-φ7

2-φ9

2-φ9

(18)

(20)

309

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 309 2018/06/07 16:12:23

■BTC50  (シフトテーブル)

■BGS50  (ガイドシャフト)

■BH50  (シャフトホルダー)

■BHS50  (シャフトホルダー)

■BTC40  (シフトテーブル)

■BGS40  (ガイドシャフト)

■BH40  (シャフトホルダー)

■BHS40  (シャフトホルダー)

部品図■BTC30  (シフトテーブル)

■BGS30  (ガイドシャフト)

■BH30  (シャフトホルダー)

■BHS30  (シャフトホルダー)

60

基準面8648

φ50H7

84基準面

42

12 604-M12ネジ深18

6.3

6.3

40

143

φ50100

6512.590

401570

締付けボルト用穴(M10)

40

4-φ11

2-φ9.8ノック下穴

332 35

53

基準面

7240

φ40H7

70基準面

35

10 504-M10ネジ深15

6.3

6.3

303512.560

35

締付けボルト用穴(M8)

2-φ9.8ノック下穴

22835

133

φ4085

5512.580

4-φ11

38

基準面

5530

φ30H7

60基準面

30

10 40 4-M10ネジ深15

6.3

6.3

4510

28131

φ30

68

65

251045

締付けボルト用穴(M6)

25

2-φ7.8ノック下穴

017 22.5 4-φ9

BHS30

BGS30 BH30BTC30

BHS40

BGS40 BH40BTC40

BHS50

BH50BGS50BTC50

(26)

2-φ11

2-φ14(32)

(32) 2-φ14

2

310

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 310 2018/06/07 16:12:24

Page 3: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

オイレススライドシフター BFタイプ(フランジタイプ) BTF BH/BHS BGS/BGSP シャフト 中空シャフト

使用範囲

1.5N{0.15kgf}11.8N{ 1.2kgf}

2.0N{0.20kgf}11.8N{ 1.2kgf}

2.5N{0.25kgf}14.7N{ 1.5kgf}

2.9N{0.30kgf}14.7N{ 1.5kgf}

3.9N{0.40kgf}16.7N{ 1.7kgf}

4.9N{0.50kgf}16.7N{ 1.7kgf}

許容速度

シール抵抗 Fs / メタルスクレーパ抵抗 Ms

給油条件無給油

グリース定期給油

許容速度0.5m/s{30m/min}1.0m/s{60m/min}

備 考

すべり距離10km毎に給油

Part No.FsMs

BTF16 BTF20 BTF25 BTF30 BTF40 BTF50

※ストロークが1m以上の場合、または許容摩耗量の小さい場合にはグリース給油を必要とします。

構成部品・精度

名 称シフトテーブルガイドブッシュダストシール固定ボルトグリースニップルガイドシャフトBGSガイドシャフトBGSPシャフトホルダーシャフト固定ボルト

No.①②③④⑤

⑦⑧

材 質FC250オイレスメタルNBR A-PF1/8(取付穴Rp1/8ネジ)S45C+硬質クロムメッキSTKM13A+硬質クロムメッキFCD450

構成部品

※ガイドシャフトはBGS・BGSP規格シャフト(P.319)又はφdφd e7公差シャフトをご使用ください。

h1±0.02

TH±0.03

組み合せ高さ

H1±0.02

⑤② ①

⑥③ ⑦⑧W±0.05

φdH8

2

311

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 311 2018/06/07 16:12:25

■シフトテーブルの静的許容荷重/動的許容荷重 N {kgf} ■2軸4台の許容モーメント N・m {kgf・m}

許容荷重、許容モーメント

Part No.

許容荷重N{kgf}

許容モーメントN・m{kgf・m}

BTF16

静的

動的

MpMy

Mr

BTF20 BTF25 BTF30 BTF40 BTF50

最大たわみ量ガイドシャフトのたわみ量が0.1mmを超える場合、クリアランスの関係上摺動抵抗が増大することがあります。シャフトのたわみ量は下のグラフを参照に0.1mm以内を目安としてください。

■計算式

1軸当たりの荷重WN{kgf}

100 200 500 1000 2000スパンℓ(mm)

100 200 500 1000 2000スパンℓ(mm)

■BGSP最大たわみ量を0.1(mm)とした時のスパンℓと荷重Wの関係

最大たわみ量を0.1(mm)とした時のスパンℓと荷重Wの関係

1軸当たりの荷重WN{kgf}

(φd×φD)

φ35×φ50

φ30×φ40

φ20×φ30

4,410{450}

1,470{150}

2,940×L2{300}×L2

2,940×L1{300}×L1

6,180{630}

2,060{210}

4,120×L2{420}×L2

4,120×L1{420}×L1

8,830{900}

2,940{300}

5,880×L2{600}×L2

5,880×L1{600}×L1

13,200{1,350}

4,410{450}

8,830×L2{900}×L2

8,830×L1{900}×L1

21,200{2,160}

7,060{ 720}

14,100×L2{1,440}×L2

14,100×L1{1,440}×L1

26,500{2,700}

8,830{ 900}

17,700×L2{1,800}×L2

17,700×L1{1,800}×L1

WℓEI

: 集中荷重(N{kgf}): スパン(mm): ヤング率(2.06×105N/mm2{2.09×104kgf/mm2}): 断面2次モーメント(mm4)

中実軸 πD464 中空軸 π(D

4-d4)64

●静的許容荷重:静止または静止に近い速度(0.0017m/s {0.1m/min}以内)で 荷重を受ける時の許容荷重。●動的許容荷重:1.0m/s {60m/min} 以内の速度での許容荷重。

最大たわみ量= Wℓ3

192EI

φd

L1

L2 Mr

Mp

My

φ50

(φD)

φ40

φ30

φ25

φ20

φ16

※φdは内径公差

■BGS

98 { 10}

196 { 20}

490 { 50}

981 { 100}

1960 { 200}

4900 { 500}

9810 {1000}

98 { 10}

196 { 20}

490 { 50}

981 { 100}

1960 { 200}

4900 { 500}

9810 {1000}

312

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 312 2018/06/07 16:12:27

Page 4: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

BTF BH BGS/BGSP オイレススライドシフター BFタイプシャフト 中空シャフト

(例)内径 16mm、メタルスクレーパがない場合BTF16

■シフトテーブルPart No.の表示方法

メタルスクレーパについてはP.317を参照してください。

(例)BHタイプを使用し、穴径 16mmの場合

BH16

■シャフトホルダー

BH でご指示ください。穴径Part No.メタルスクレーパ(オプション)

無記号:なし MS:両側

BTF - でご指示ください。内径Part No.

MS

(例)外径 16mm、長さ300mmの場合BGS16-300

一本物での最長シャフト長さは2,900mmです。ガイドシャフトについてはP.319を参照してください。

■ガイドシャフト

BGS - でご指示ください。外径Part No.

長さ

BHタイプはP.315を、BHSタイプはP.316を参照してください。

部品図

1125

35

締付けボルト用穴(M6)

2-φ9

22

2-φ7.8ノック下穴

11248

50

26

φ25H8

8040

7.5 65 4-M8ネジ

15

4510

24

6

φ2556

65

2

ザグリ深

1022

30

締付けボルト用穴(M5)

2-φ5.8ノック下穴

2-φ7

20

312

7035

7.5 55

24

1244

40

φ20H8

4-M8ネジ

φ20

20

42

407.555

48ザグリ深

6030

6 48

20 1036

34

φ16H8

4-M6ネジ

φ16

16

42

40

307.545

818

25

締付けボルト用穴(M5)16

2-φ7

2-φ4.8ノック下穴

312

ザグリ深

■BTF25  (シフトテーブル)

■BGS25  (ガイドシャフト)

■BH25  (シャフトホルダー)

■BHS25  (シャフトホルダー)

■BTF20  (シフトテーブル)

■BGS20  (ガイドシャフト)

■BH20  (シャフトホルダー)

■BHS20  (シャフトホルダー)

■BTF16  (シフトテーブル)

■BGS16  (ガイドシャフト)

■BH16  (シャフトホルダー)

■BHS16  (シャフトホルダー)

BHS16

BH16BGS16BTF16

BHS20

BH20BTF20 BGS20

BHS25

BH25BTF25 BGS25

(16)

2-φ7

(18)

2-φ9

(20)2-φ9

313

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 313 2018/06/07 16:12:28

部品図

84

90

48

φ50H8

13567.5

12.5 1104-M12ネジ

25

ザグリ深

6.3

40

103

φ50100

7512.5100

4070

締付けボルト用穴(M10)

40

4-φ11

2-φ9.8ノック下穴

3

15

28 35

70

75

40

φ40H8

12060

12.5 954-M12ネジ

22

35

103

φ40

6512.590

85

3512.560

締付けボルト用穴(M8)

35

2-φ9.8ノック下穴

225 30

ザグリ深

4-φ11

251045

締付けボルト用穴(M6)

25

2-φ7.8ノック下穴

21456

60

32

φ30H8

9547.5

10 75 4-M10ネジ

18

5010

2810

φ30

3

70

70

ザグリ深

22.5 4-φ9

■BTF50  (シフトテーブル)

■BGS50  (ガイドシャフト)

■BH50  (シャフトホルダー)

■BHS50  (シャフトホルダー)

■BTF40  (シフトテーブル)

■BGS40  (ガイドシャフト)

■BH40  (シャフトホルダー)

■BHS40  (シャフトホルダー)

■BTF30  (シフトテーブル)

■BGS30  (ガイドシャフト)

■BH30  (シャフトホルダー)

■BHS30  (シャフトホルダー)

BHS30

BGS30 BH30BTF30

BHS40

BGS40 BH40BTF40

BHS50

BGS50 BH50BTF50

(24)

2-φ11

(28)

2-φ14

(34)

2-φ14

2

314

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 314 2018/06/07 16:12:29

Page 5: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

BH オイレス シャフトホルダー(BC/BFタイプ用)

部品図

■BH40 (シャフトホルダー)

■BH25 (シャフトホルダー)

■BH16 (シャフトホルダー)

■BH50 (シャフトホルダー)

■BH30 (シャフトホルダー)

■BH20 (シャフトホルダー)

Part No.の表示方法

(例)穴径 16mmの場合BH16

■BHタイプ

BH でご指示ください。穴径Part No.

40754

φ16

27

M523

208

2-φ7キリφ11座グリ深サ2

22

10015130

65

70

52

M10

2-φ14キリφ20座グリ深サ2

φ50

22

8413110

45

2-φ14キリφ20座グリ深サ2

M8

55

58

φ40

621184

42

41

3816

2-φ11キリφ18座グリ深サ2

M6φ30

551075

37.5

36

3015

M6

2-φ9キリφ14座グリ深サ2

φ25

48864

32

306.3

6.3

6.3

6.3

6.3

6.3

2410

2-φ9キリφ14座グリ深サ2

φ20

M5 締付ボルト締付ボルト

締付ボルト

締付ボルト 締付ボルト

締付ボルト

2

38

16

締付ボルト用穴(M5)

46

20

締付ボルト用穴(M5)

54

24

締付ボルト用穴(M6)67

28

締付ボルト用穴(M6)

82

35

97

40

締付ボルト用穴(M8) 締付ボルト用穴(M10)

315

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 315 2018/06/07 16:12:30

BHS オイレス シャフトホルダー(BC/BFタイプ用)

Part No.の表示方法

(例)穴径 16mmの場合BHS16

■BHSタイプ

BHS でご指示ください。穴径Part No.

部品図

■BHS40 (シャフトホルダー)

■BHS25 (シャフトホルダー)

■BHS16 (シャフトホルダー)

■BHS50 (シャフトホルダー)

■BHS20 (シャフトホルダー)

φ50

7025

115

60

75105135

締付ボルト用穴(M10)

4-φ11キリφ18座グリ深サ1

6022

98

45

6590115

φ40締付ボルト用穴(M8)

4-φ11キリφ18座グリ深サ1

φ25

3615

61

30

405575

締付ボルト用穴(M6)

2-φ9キリφ14座グリ深サ1

25

355065

3212

53

φ20

締付ボルト用穴(M5)

2-φ7キリφ11座グリ深サ1

20

254055

2810

45

φ16締付ボルト用穴(M5)

2-φ7キリφ11座グリ深サ1

4218

72

35

456585

φ30

締付ボルト用穴(M6)

4-φ9キリφ14座グリ深サ1

■BHS30 (シャフトホルダー)

締付ボルト

締付ボルト

M5 M5

M6 M6

M8 M10

2

16

81825

2-φ4.8ノック下穴

20

102230

2-φ5.8ノック下穴

22

112535

2-φ7.8ノック下穴

25

251045

2-φ7.8ノック下穴

22.5

35

3512.560

2-φ9.8ノック下穴

30

40

401570

2-φ9.8ノック下穴

35

締付ボルト 締付ボルト

締付ボルト

締付ボルト

316

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 316 2018/06/07 16:12:31

Page 6: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

BC/BFタイプ適用オプション部品

適用オプション部品寸法表

MS でご指示ください。内径Part No.

■メタルスクレーパ(MS) ■ダストシール(DS)

16202530354050

MS16MS20MS25MS30MS35MS40MS50

22283340455062

4.44.94.93.94.95.35.3

適用シャフト径φd Part No.

メタルスクレーパ(MS)外径 φD

DS16DS20DS25DS30DS35DS40DS50

Part No.22283340455062

外径 φD3556667

長さ L2長さ L1ダストシール(DS)

※圧入穴公差BCタイプ:φDφD Js7、BFタイプ:φDφD H8、適用シャフト径公差φdφd e7~h7とします。

DS でご指示ください。内径Part No.

Part No.の表示方法

単体でご使用の場合

メタルスクレーパ無記号:なし MS:両側

- でご指示ください。内径Part No.

MS(例)BCタイプを使用し、内径 16mm、メタルスクレーパがある場合。 BTC16-MS

BCタイプにメタルスクレーパを取り付ける場合、ダストシールは組み込まれません。

■メタルスクレーパ(MS)●メタルスクレーパ(MS規格)はガイドシャフトに付着した溶接スパッタや、固着したグリース等の排除のためにご使用ください。

●りん青銅のコイルスクレーパを使用しているためガイドシャフトを損傷させません。●BCタイプにメタルスクレーパ(MS)を取り付ける場合、ダストシール(DS)は組み込まれません。

オイレスメタル

a

●ダストシールはシフトテーブルに標準装備されています。

BTCBTF

L2L1

φD

a部詳細

メタルスクレーパ(MS)

ダストシール(DS)

本体

オイレスメタルメタルスクレーパ装着状態(        )

317

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 317 2018/06/07 16:12:32

BC/BFタイプ据え付け調整方法

●シャフトの抜き方締め付けボルトを外し、スリット部に鋼板片をはさみ、反対側からボルトを締めると、スリットは押し広げられ、シャフトが自由になります。強く押し広げすぎないようご注意ください。●シャフトの固定締め付けボルトを締めることにより、ホルダーのスリット部が締まり、強い固定力が得られます。

●シフトテーブル固定基準面 ●据え付け固定ボルト

①ユニットを組み付けた状態で相手ベース(1)に乗せ、基準側のホルダーを本締めし、従動側を仮締めします。

②相手ベース(2)をユニットに乗せ、基準側テーブルを本締めし、従動側を仮締めします。次に、全ストロークを数回摺動させ、動きが滑らかになった状態(μ≒0.15)で従動側のホルダーを本締めし、さらに全ストロークを数回摺動させ、テーブルを本締めします。

③作動が滑らかにならない場合、相手ベース(1)、(2)に原因がありますので調整(シムはアルミホイルが良い)を行ってください。

グリースニップル

マーク基準面

M6M8M8M10M10M12

BTC16BTC20BTC25BTC30BTC40BTC50

BTF16BTF20BTF25BTF30BTF40BTF50

M5M6M6M8M10M10

M6M8M8M10M12M12

Part No. Part No.固定ボルト 左 図 右 図固定ボルト

■据え付け調整方法

■組み付け調整手順

■シャフトホルダー(BH・BHS)の使用方法

φD φD φd

鋼板片 1~2mm

本締め 仮締め基準側 相手ベース(1) 従動側

本締め 仮締め基準側

相手ベース(2)従動側

318

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 318 2018/06/07 16:12:34

Page 7: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

オイレス ガイドシャフト BGS/BGSP

●オイレススライドシフターBTCA、BTSA、BTC、BTF、ガイドユニットBK、BTに適合するガイドシャフトです。●豊富なサイズの標準長さカット品を用意しています。●シャフト径30mm以上のサイズには、軽量化に効果のある中空シャフトも用意しています。●シャフトの端末加工にも各種対応いたします。

種類

Part No.

BGS

BGSP

形 態

中 実

中 空

適応軸径 φ8~φ12φ16~φ50φ30~φ50

材  質

S45C+硬質クロムメッキ処理(メッキ厚15μ以上)

STKM13C+硬質クロムメッキ処理(メッキ厚15μ以上)

用 途

一般

最大長さ1,000mm

2,900mm

2

319

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 319 2018/06/07 16:12:35

BGS/BGSP オイレス ガイドシャフト 2

寸法表

L L

■BGS ■BGSP

Part No.の表示方法

BGS - でご指示ください。外径Part No.

長さ 例)外径30mm、長さ1000mmの場合 BGS30-1000

φd

φD

φD

●上記の数値は質量(kg)を示します。●上記以外のシャフト長さのものもあります。詳しくはお問い合わせください。

外径 内径

φD 公差 φd

8101216202530303540405050

203035

標準長さ L (mm)Part No.

BGS8BGS10BGS12BGS16BGS20BGS25BGS30BGS30PBGS35BGS40BGS40PBGS50BGS50P

-0.013

-0.013

-0.016

-0.025

-0.030

-0.030

-0.035

-0.035

-0.040

-0.035

-0.035

-0.040

-0.040

-0.035

-0.035

-0.043

-0.050

-0.060

-0.060

-0.065

-0.065

-0.070

-0.065

-0.065

-0.075

-0.075

300 400 500 600 800 1,000 1,200 1,500

0.120.180.260.470.731.11.70.9

4.42.4

0.631.01.52.21.2

3.91.86.13.2

0.39 0.61 0.88 1.6 2.5 3.8 5.5 3.0 7.5 9.8 4.315.3 7.8

0.200.310.44

1.21.92.81.5

11.8 5.3

1.52.33.31.84.55.92.69.24.8

23.012.0

320

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 320 2018/06/07 16:12:36

Page 8: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

BGS オイレス ガイドシャフト

1:片端 2:両端 3:両端異形状

※加工寸法の表示方法は加工種類により異なります。各表示コード記入方法を参照してください。

加工数

加工形状/表示コード記入方法

ℓ L

φd h7

Md

Lℓ2

ℓ1 φd h7

φD

L

Md

ℓW h7 ℓ

LH

W h7 ℓ2 ℓ1

LH

W

L

90°

n m

L

W

L

H

L

W

H

Lφd2

φd1

h

長さB G S D - L - 2 - D N - φd ×ℓPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

DN 段加工

長さBGS D - L - 2 - ES - Md × ℓPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

ES 端面ネジ加工

長さBGS D - L - 2 -KY- W × H × ℓ1 × ℓ2Part No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

KY キー溝加工

長さBGS D - L - 2 -RM- n × m × φdPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

RM リング溝加工

長さBGS D - L - 2 - KK- H ×ℓ× WPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

KK 切り欠き加工

長さBGS D - L - 2 -DS - Md ×ℓ1 × ℓ2Part No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

DS 段ネジ加工

長さBGS D - L - 2 - VR- ℓ × W

Part No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

VR Vリング溝加工

長さBGS D - L - 2 -KY- W × H ×ℓPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

KY キー溝加工

長さBGS D - L - 2 - BS - ℓPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

BS ざぐり穴加工(※1)

KK 切り欠き加工

長さBGS D - L - 2 - KK - H × WPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

φD

φD

φD

φD

φDφd

φD

φD

φD

φD

321

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 321 2018/06/07 16:12:37

加工形状/表示コード記入方法

シャフト径 φDφd1φd2h

86.53.43.5

1084.54.5

129.55.55.5

161177

201499

1499

251499

301499

35 4017.51111

50201414

■BS(ざぐり穴加工)標準寸法 (単位:mm)シャフト径 φDabc

8875

1210105

1610145

2010175

2510225

30 3515275

40203610

50204110

■DSS・ESS(スパナ掛け加工)標準寸法 (単位:mm)

ネジ加工で細目を指定する場合は、本例のようにネジピッチもご指定ください。

BGS25-250-3-ES-M8×P1.0×12-DS-M12×15×25例1 片側:端面ネジ加工+片側:段ネジ加工

BGS50-400-3-SK-30×50-KY-15×10×40例3 片側:スパナ掛け加工+片側:キー溝加工

BGS20-500-1-BS-20例4 片側:ざぐり穴加工

W L

B ℓ

W L

B

b

L

H90°

表示例

SK スパナ掛け加工

長さBGS D - L - 2 - SK - B × ℓ × WPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

長さBGS D - L - 2 - DSS - Md ×ℓ1×ℓ2Part No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

DSS スパナ掛け付段ネジ加工(※2)

長さBGS D - L - 2 - KM- H ×ℓPart No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

KM キリモミ加工

長さBGS D - L - 2 - SK - B × W

Part No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

SK スパナ掛け加工

長さBGS D - L - 2 -ESS - Md ×ℓ

Part No.(シャフト径)

形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状

ESS スパナ掛け付端面ネジ加工(※2)

φD

ac

L

φdh7

ℓ1

ℓ2

Md

a a

ℓ L

Md

b

φ12h7

M8×1(細目)

12 25 M12

15

250

φ50 40

50 400 10

15 h730 φ14

φ20

20

φ9500

9

φD φD

φD

φD

●面取り指示のないものは、C0.5とします。 ●ネジ加工で細目を指定する場合は、加工表示コードにネジピッチも指定してください。(Md×P)

※1:BS(ざぐり穴加工)のd1、d2、hは下記の標準寸法で加工します。BS(ざぐり穴加工)は、中実シャフト(BGS)のみの適用となります。ボルトは六角穴付ボルトをご使用ください。※2:DSS、ESS(スパナ掛け付ネジ加工)のa、b、cは下記の標準寸法で加工します。

φ10h7

φ16h7

10885

15325

BGS30-600-3-DS-M10×30×50-DSS-M16×40×50例2 片側:段ネジ加工+片側:スパナ掛け付段ネジ加工

M165050 500600

27M10 φ

30 15 540

30

φ25

322

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 322 2018/06/07 16:12:38

Page 9: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

耐久試験データ/作動不良を起こさないために

BTUタイプ<試験条件>機 種 :BTU30-500 積 載 荷 重 :2,940N {300kgf}速 度 :0.42m/s {25m/min}ストローク長さ :460mm摺 動 距 離 :730km(80万サイクル)

<結果>摩耗量 ブッシュ :0.023mm    シャフト :0.012mm摩 擦 係 数 :0.16~0.20

Sタイプ<試験条件>機 種 :STF28 4台 GR28-1200 2軸積 載 荷 重 :2,940N {300kgf}速 度 :0.33m/s {20m/min}ストローク長さ :500mm摺 動 距 離 :1,000km

<結果>摩耗量ライナー :0.025mm    レール :0.005mm摩 擦 係 数 :0.08~0.14摩 擦 温 度 :32~42℃

BAタイプ<試験条件>機 種:BTCA25-150 1台      BGS25-800 2軸積 載 荷 重:196N {20kgf}速 度:0.50m/s {30m/min}ストローク長さ:600mm摺 動 距 離:1,000km

<結果>摩耗量 ブッシュ:0.055mm    シャフト:0.008mm摩 擦 係 数:0.20~0.28

BFタイプ<試験条件>機 種 :BTF40 4台 BGS40-800 2軸積 載 荷 重 :2,940N {300kgf}速 度 :0.42m/s {25m/min}ストローク長さ :460mm摺 動 距 離 :1,000km

<結果>摩耗量 ブッシュ :0.035mm    シャフト :0.008mm摩 擦 係 数 :0.10~0.25摩 擦 温 度 :42~85℃

BCタイプ<試験条件>機 種:BTC30 4台 BGS30-1000 2軸積 載 荷 重 :735N {75kgf}モーメント :323N・m {33kgf・m}速 度 :0.25m/s {15m/min}ストローク長さ :500mm摺 動 距 離 :300km(30万サイクル)

<結果>摩耗量 ブッシュ :0.032mm    シャフト :0.006mm摩 擦 係 数 :0.12~0.30

ストローク 500mm

STF28

GR28-1200 W=2,940N  {300kgf}

1,200mm

ストローク600mm

BGS25-800

W=196N {20kgf}

BTCA25-150

BTC30

ストローク 500mm

BGS30-1000

BH30

W=735N  {75kgf}

800mm

ストローク 460mm

BTF40 BH40

BGS40-800 W=2,940N  {300kgf}

W=2,940N {300kgf}ストローク 460mm

BTU30-500

耐久試験データ

335

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 335 2018/06/07 16:12:54

スライドシフター技術資料

■駆動源の推力位置が離れている場合

P

P

推力Pの位置がレール面よりℓ2離れている場合、摩擦係数がμ=0.3のときℓ2/ℓ1>1.67で作動不能となります。許容モーメント荷重を配慮し、ℓ2/ℓ1<1.5の範囲に設定してください。

ℓ2

ℓ1 ℓ

2

ℓ1

■シフトテーブル据え付け位置が離れている場合や駆動源の推力位置が離れている場合

ℓ1

ℓ2

P F1

n

n

F2

P1 P2

2軸平行レールの使用方法でℓ2/ℓ1の比が大きいと、推力Pと抵抗F1・F2で構成する偶力が大きくなり、作動が 〝息をつく〟 ことになります。そこでℓ2 /ℓ1<3にしてください。また推力の位置が中心から離れるにつれ、さらに条件が悪くなります。構造上やむを得ずℓ2/ℓ1>3の場合、推力をP1、P2、とし同期させてください。

■据え付け基盤の精度が不十分な場合

t t

スライドシフター据え付け基盤

水準器 シム

シム

平面度tが0.3を超える場合は、Sタイプの選定を避けてください。 平面度tが0.3を超える場合は、Bタイプを選定し、シャフトホルダーにシムをはさみ調整します。調整後、水準器・ストレートエッジ・スキマゲージなどで確認します。

作動不良を起こさないために

336

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 336 2018/06/07 16:12:55

Page 10: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

駆動力の設定方法/寿命計算方法駆動力の設定方法

荷重計算式・駆動力計算式

摩擦係数μ 0.17逆吊り横 向正 立取付状態

Sタイプタイプ

0.15 0.30 0.15

その他

L1

L3

A

B D

WC

L1

L3

A

B D

WC

L1

L0

L3

L2

A

B D

WC

駆動力は、シフトテーブルの据え付け状態及びスライドシフターのタイプにより異なります。代表的な荷重のかかり方と駆動力の算出例を下記に示しますので、目安にしてください。駆動力の設定には、

初めに各テーブルに作用する負荷荷重を下記計算式より求め、各シリーズの許容荷重表から、使用するテーブルを選定します。次に、求めた負荷荷重より、駆動力を下記計算式より算出します。

■正立 2軸4台 ■正立 2軸4台

■縦型垂直 2軸4台 ■縦型水平 2軸4台

使 

用 

形 

荷重計算式駆動力計算式

使 

用 

形 

駆動力計算式

荷重計算式

SタイプA=B=C=D=W/2×L3/L1

E=F=G=H=W/2+W×L2/L0

BタイプA=B=C=D=W/2×L3/L1

E=H=W/4+W/2×L2/L0

F=G=-W/4+W/2×L2/L0

SタイプA=B=C=D=W/2×L2/L0

E=G=W×L3/L1

F=H=O

A=W/4-W/2×L3/L1

B=W/4-W/2×L3/L1

C=W/4+W/2×L3/L1

D=W/4+W/2×L3/L1

駆動力=F、安全率=S(目安として 1.5~2.5)F=(μ1|A|+μ2|B|+μ3|C|+μ4|D|+nFs)×S実質的な駆動力の値を示します。上記計算式は、推力の位置がテーブルの中央にある場合です。

駆動力=F、安全率=S(目安として 1.5~2.5)F=(μ1|A|+μ2|B|+μ3|C|+μ4|D|+nFs+(※nMs)+μ1|E|+μ2|F|+μ3|G|+μ4|H|)×S(※nMs)の値はメタルスクレーパ使用時に加算します。実質的な駆動力の値を示します。ただし、縦型垂直の場合は±W(重量)が加算されます。上記計算式は推力の位置がテーブルの中央にある場合です。

A=W/4+W/2×L2/L0-W/2×L3/L1

B=W/4-W/2×L2/L0-W/2×L3/L1

C=W/4-W/2×L2/L0+W/2×L3/L1

D=W/4+W/2×L2/L0+W/2×L3/L1

BタイプA=B=C=D=W/2×L2/L0

E=F=G=H=W/2×L3/L1

μ=摩擦係数(μ1、μ2……は各テーブルに働く摩擦係数)A~H=各テーブルにかかる荷重n=テーブル台数Fs=シール抵抗(Sタイプ)/作動抵抗(SEタイプ)Ms=メタルスクレーパ抵抗Fs、Msの値は本文を参照ください。 ※STC20・C-STC20・C-STC25・SEタイプの横向・逆吊りでの使用は避

けてください。

L1

L3

D

L0

G

B

A

C

FE

H

W

L2G

C

L0

L1

H

D

B

A

F

EL3

L2 W

337

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 337 2018/06/07 16:12:56

スライドシフター技術資料

寿命計算方法

シリーズ摩耗係数 K

BTCA、BTSA1.2×107

その他のシリーズ5×106

衝撃変動荷重荷重係数 fw

なし1.0

あり2.0~3.0

注意オイレススライドシフターは、全シリーズにオイレスベアリングを採用しているため、基本的には無給油で使用できますが、給油をすることで異物の除去ができ、耐久性をさらに向上させることができます。

オイレススライドシフターの寿命は、速度や環境条件などによって左右されるため、下記に示した種々の条件を考慮した寿命計算式を使用し、設計の目安とします。

寿命計算式(N=耐久サイクル数) N=a×K×  ×   ×1

2SWa

Wi/nfc

fw×fv×fe×fℓ

●K=摩耗係数 スライドシフターには、種々のタイプの異なるオイレスベアリングが使用されており、その性能や使用条件の違いにより摩耗係数を設定しています。

●a=許容摩耗量〔mm〕 使用される機械において精度的に許容可能な摩耗量の値を設定してください。 ※BTCA、BTSA=0.15mm以下に設定してください。

●fw=荷重係数 実際の機械に生じる振動や衝撃などの条件を正確に把握することは困難なため、荷重条件を係数化したものです。

走行距離・給油潤滑係数 fℓ

無給油1.0~1.5

10kmごと給油0.3~0.5

1kmごと給油0.2~0.3

●fℓ=潤滑係数 高速運転や異物排除などの場合には、給油により効果が得られます。

1軸あたりのテーブル数接触係数 fc

1台

1.0

2台

0.75~0.85

3台

0.65~0.75

4台

0.6~0.65

●fv=速度係数 速度条件による影響を係数化したものです。

速度条件速度係数 fv

0.0017以下0.25~0.3

0.0017~0.050.3~1.0

0.05~0.51.0~2.0

0.5~12.0~4.0

(単位:m/sec)

●fe=環境係数 雰囲気温度、異物による影響を考慮したものです。

雰囲気温度異物混入環境係数 fe

60℃以下 60~100℃なし

1.0~2.0あり

3.0~6.0なし

3.0~6.0あり

6.0~12.0※100℃以上の場合は給油を必要とします。

●S=ストローク〔m〕

●Wa=許容荷重〔N{kgf}〕 部品表の項をご参照ください。

●Wi=負荷荷重〔N{kgf}〕 荷重計算式により得られた各テーブルにかかる負荷荷重において、最も条件の厳しいもの(許容荷重値に最も近い値)を選びます。

●n=テーブル台数 複数台ご使用の場合、最も条件の厳しいテーブルにて算出して下さい。この場合、n=1となります。

●fc=接触係数 シフトテーブルの台数が複数個になるに従い取付面精度が影響し、均一な荷重分布が得にくくなります。このため、シフトテーブル数による接触状態を考慮したものです。

※BTCA、BTSAは無給油でご使用ください。

338

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 338 2018/06/07 16:12:57

Page 11: オイレススライドシフター BCタイプ BTC BH/BHS …‚¿イプはP.316を参照してください。 34 基準面 48 26 φ25H7 基準面 48 24 8 32 4-M8ネジ深12 6.3

縦型垂直2軸4台の計算例(BFタイプ)

使用条件と要求寿命

BTF16

BTF20

BTF25

BTF30

BTF40

BTF50

Part No. 荷 重 区 分 許 容 荷 重

静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重

4,410{ 450}1,470{ 150}6,180{ 630}2,060{ 210}8,830{ 900}2,940{ 300}13,200{1,350}4,410{ 450}21,200{2,160}7,060{ 720}26,500{2,700}8,830{ 900}

① テーブルにかかる荷重計算

N=30万サイクルa=0.1mmS=0.2m

W=300kgfK=5×106

fc =0.85fw=1.0fv =2.0

1軸2台衝撃荷重なし25m/min{0.42m/s}

30℃、異物あり無給油

fe=3.0fℓ=1.0

L0=250mmL1=200mmL2=250mmL3=300mm

A=B=C=D=W/2×L2/L0

E=F=G=H=W/2×L3/L1

上記荷重計算式に各使用条件を代入し、各テーブルに作用する荷重を求めます。

W=負荷荷重=300kgfL0、L1、L2、L3=負荷荷重点と各テーブルとの距離L0=250mm、L1=200mm、L2=250mm、L3=300mm以上の条件により各テーブルにかかる荷重を求めると、A=B=C=D=300/2×250/250=150kgfE=F=G=H=300/2×300/200=225kgfとなります。A、B、C、D、E、F、G、Hの得られた値が、本文に掲載されている許容荷重表にある値の範囲内に収まるシフトテーブルBTF30を選定します。

単純負荷での許容荷重

荷重計算・駆動力の計算・寿命計算

(単位:N{kgf})

●静的許容荷重:静止または静止に近い速度(0.0017m/s{0.1m/min} 以内)で荷重を受ける時の許容荷重。●動的許容荷重:1.0m/s{60m/min}以内の速度での許容荷重。

L0

L3

L2

L1

G

C

HD

B

A

F

E

W

341

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 341 2018/06/07 16:13:01

スライドシフター技術資料

② 駆動力の計算

F=(μ1A+μ2B+μ3C+μ4D+nFs+nMs+μ1E+μ2F+μ3G+μ4H)×S±W

上記駆動力計算式に各使用条件を代入し、駆動力を設定します。

F=駆動力S=安全率(本例の場合、2に設定)μ1、μ2、μ3、μ4=各テーブルに働く摩擦係数μ1=μ2=μ3=μ4=0.15A、B、C、D、E、F、G、H=各テーブルにかかる荷重A=B=C=D=150kgf   E=F=G=H=225kgfn=テーブル台数=4Fs=シール抵抗=0.30kgfMs=メタルスクレーパ抵抗=1.5kgfF=(0.15×150+0.15×150+0.15×150+0.15×150+4×0.30+4×1.5+0.15×225+0.15×225+0.15×225+0.15×225)×2≒464(±300)kgfが得られます。上昇時F1=764kgf下降時F2=164kgf

③ 寿命の計算

N=a×K×(1/2S)×(Wa/Wi)×fc/(fw×fv×fe×fℓ)

上記寿命計算式に各使用条件を代入し、寿命を求めます。

N=寿命=要求寿命(30万サイクル)a=許容摩耗量=0.1mmK=摩耗係数=5×106S=ストローク=0.2mWa=許容荷重=450kgf(BTF30)Wi=負荷荷重=225kgf(許容荷重値に最も近い値:荷重計算式により得られた各負荷荷重において、                  最も条件の厳しいものを選びます。)fc=接触係数=0.85(1軸 2台)fv=速度係数=2.0(25m/min {0.42m/s})fw=荷重係数=1.0(衝撃荷重なし)fe=環境係数=3.0(30℃、異物あり)fℓ=潤滑係数=1.0(無給油)N=0.1×5×106×(1/2×0.2)×(450/225)×0.85/(1.0×2.0×3.0×1.0) =354,166が得られ、要求寿命30万サイクルが満たされます。

タイプ取付状態摩擦係数 μ

その他0.15

342

選定の目安

製品紹介

樹脂系ベアリング

複層系ベアリング

金属系ベアリング

エアベアリング

技術資料

スライドシフター

会社案内

P282-343_スライド.indd 342 2018/06/07 16:13:02