24
中中中中中中中中中中中中中中 中中中中中中中中中中中中中中 中中中 中中中中中中 中中 中中中 中中中中中中 中中 23 23 中 12 12 中 16 16 中 中中中中中中中中中中 中中中中中中中中中中 中中中中 中中中中 中中中 (KUR) 中中中中中中中中中

中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年 12 月 16 日

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京大炉 (KUR) 及び関連施設の現状. 京都大学原子炉実験所 川端祐司. 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年 12 月 16 日. 臨界集合体実験装置 ( KUCA ). 研究用原子炉 ( KUR ). イノベーションリサーチラボ ( FFAG 陽子加速器・加速器 BNCT ). 原子炉実験所の主要 3 施設 KUR : 1964 年 6 月初臨界 KUCA : 1974 年 8 月初臨界  イノベーションリサーチラボ: 2004 年 3 月竣工. ► 新燃料による運転再開( 2010 - ). - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

中性子イメージング専門研究会中性子イメージング専門研究会京大炉・事務等会議室  平成京大炉・事務等会議室  平成 2323 年 年 1212 月月 1616 日日

京都大学原子炉実験所京都大学原子炉実験所川端祐司川端祐司

京大炉 (KUR) 及び関連施設の現状

Page 2: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

研究用原子炉研究用原子炉(( KURKUR ))

臨界集合体実験装置臨界集合体実験装置(( KUCAKUCA ))

イノベーションリサーチラボイノベーションリサーチラボ(( FFAGFFAG 陽子加速器・加速器陽子加速器・加速器

BNCTBNCT ))

原子炉実験所の主要 3 施設

  KUR: 1964年 6 月初臨界  KUCA: 1974年 8 月初臨界 イノベーションリサーチラボ: 2004年3 月竣工

Page 3: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

► 新燃料による運転再開( 2010 - )• 濃縮度低減 :

93% [ 高濃縮 U] 20% 未満 [ 低濃縮 U]• U 密度の増加 : 0.58gU/cm3→3.2gU/cm3

• 燃料組成の変更 : U-Al ( ウラン - アルミ合金 ) U3Si2-Al ( シリサイド )

• 最高燃焼度の増加 : 25% of U-235 35% of U-235

製作する燃料は総計 30 体(標準燃料: 24 体、特殊燃料6 体)

運転時間・出力の制限が必要

予算上の制約

3

1MW を主とした運転計画

使用済燃料の引取契約は2016年までに使用したものに対してのみ。その後については未定 → これは JAEA 炉についても同様

Page 4: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

日本学術会議の提言• 提言 学術の大型施設計画・大規模研究計画 

-企画・推進策の在り方とマスタープランの作成について- (平成22年3月17日)

• この提言は、日本学術会議 科学者委員会 学術の大型研究計画検討分科会の審議結果を取りまとめ公表

• 日本学術会議は学術の推進上の重大な問題点を認識し、科学者コミュニティの専門的意見を集約して、大型施設計画および大規模研究計画の検討を行い、わが国として初めての全分野にわたる大型計画のマスタープラン(全43課題)を策定した。

• 京大炉提案「複合原子力科学の有効利用に向けた先導的研究の推進」 : 原子力を表看板に掲げた唯一の課題

4

Page 5: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

複合原子力科学の有効利用に向けた先導的研究の推進

(京都大学原子炉実験所)

• 大規模研究計画(大型施設計画ではない)• 初期投資: 60 、運用経費: 3.8×10 年(億円)

人類社会の持続的発展には原子力・放射線の利用が必要である。本計画では、研究炉・加速器を用いる共同利用・共同研究を軸に、複合的な原子力科学の発展と有効利用に向けた先導的研究を推進し、その拠点を形成する。

Page 6: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

学術研究の大型プロジェクトの推進について(審議のまとめ)

ー学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想「ロードマップ」の策定ー

科学技術・学術審議会 学術分科会 研究環境基盤部会平成22年9月2日

• ロードマップは、日本学術会議のマスタープランに盛り込まれた43計画についてさらに検討を深め、大型プロジェクト推進に当たっての優先度を明らかにする観点から、各研究計画について、本作業部会としての評価結果を整理した。

• 評価の観点は、日本学術会議のマスタープランのリストアップ基準である、①研究者コミュニティの合意、②計画の実施主体、③共同利用体制、④計画の妥当性のほか、⑤緊急性、⑥戦略性、⑦社会や国民の理解を加えて設定

• 評価の結果をまとめると、基本的な要件が満たされており、一定の優先度が認められる計画が18計画、これらのうち、上記2)について評価の高かったものから順に、「a」が8計画、「b」が5計画、「c」が5計画と整理される。

6

Page 7: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

複合原子力科学の有効利用に向けた先導的研究の推進

• 評価①: a• 評価②: a• 主な優れている点等:・京大の原子炉実験所を中心としたネットワークの責任体制が明確になっている。・大学が有する我が国唯一の教育・研究用の原子炉として、運転を持続させるとともに、維持発展すべき。・利用分野は広がっており、特にガン治療などの医用について国民の理解が得られる。・原子力人材を育てる教育機関としても重要な役割を担う。

• 主な課題・留意点等:・オールジャパンとしての原子力研究に位置づけられておらず、大学や独法全体における検討が必要。・期待される成果と緊急性について更なるアピールが必要。

7

Page 8: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

世界初の本格的スーパーミラー導管設備 (1984)

日本初の中性子導管 (1973)

日本初の冷中性子源 (1987)

世界唯一の極低温照射装置

世界で最高の治療実績をもつBNCT 設備

SANS反射率計以下使用停止CNS光学実験ポートVCN

撤去:特殊照射装置を設置

中性子イメージング、PGAA

Page 9: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

短寿命核種用放射化分析

即発 γ 線分析

中性子ラジオグラフィ装置

大電力加熱装置

蛍光 X 線装置

ICP-AES

陽子線加速器

( FFAG )

電 子顕微鏡

試料加熱引張りホルダ

引張り試験機

試料温度コントローラ

汎用HL試料試験装置

放射化分析

低温照射

電子線加速器

試料移

B4実験孔

(スーパーミラー導管)

ICP-MS

合理的管理のための放射線管理

X線回折装置

X線マイクロアナライザ

医療照射

線量評価システム

中性子利用微量元素分析システム開発研究

大電力利用二相流研究線量評価高度化研究

金属材料照射効果研究

HL における合理的放射線管理構築研究

原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ 研究炉・ホットラボ等活用研究プログラム

Page 10: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

B4 中性子導管世界初の本格的スーパーミラー導管

Side supermirrors

Top and bottom supermirrorsUpper spacer

Lower spacer

Side plates

Rubber hermetic packingRubber retaining padfor mirror

Supporting frame

Insert bars

Adjusting screws for horizontal positioning

Adjusting screwsfor verticality positioning

Dial gauge for horizontal position

NMNGT† SMNGT††

Cross-sectionalDimension dh(mm2) 1074 1074

Radius of curvature (m) 833 978

Total length L(m) 10.8 11.7

Length of direct sight L1(m) 8.2 8.8

Characteristic wavelength*(Å) 2.8 1.2

Length of a guide tube element l0(mm) 900 900

Total flux(n/cm2s) 2106 5107

Guide tubeInner Collimator

CollimatorBiological shield

Reactor room

H2O-shutter

Reactorcore Experimental room

Interlock shutter

Li, B-slit

Heavy concreteshield

H2O

12.6m

7.1m

2 11 12 131

Page 11: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

沸騰二相流用中性子イメージング装置の開発ボイド率データベース構築

二層流研究は中性子イメージングの重要な応用分野原子炉廻りで大電力の使用は、原子炉の安全確保上困難特徴的周辺装置の整備によって他ではできない研究を実施

冷却水供給装置(空冷式)

気液分離器

プレヒータ流量計

加熱試験部

凝縮器

熱特性実験室所有直流電源出力:20V  1200A

電源盤

照射室内 照射室外

純水循環ループ

NRG用電源及び冷却設備概要

冷却水供給装置(空冷式)

気液分離器

プレヒータ流量計

加熱試験部

凝縮器

熱特性実験室所有直流電源出力:20V  1200A

電源盤

照射室内 照射室外

純水循環ループ

NRG用電源及び冷却設備概要

・平滑管内沸騰流の流動様式観察・平滑管内沸騰流のボイド率計測・溝付管内沸騰流の流動様式観察・溝付管内沸騰流のボイド率観察

Page 12: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

中小型源でのみ実施可能!

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自由で広い空間・移動可能な簡易遮蔽

低中性子強度(低精度)だが大型炉ではできないことを

JRR-3M TNRF

PGAA では世界初!

Page 13: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

中性子イメージング  : B4実験孔の活用・E2実験孔の復活                            理研(山形Gr)の貢献大型炉でできないことをやる!(実施への意志とそれを支える文化)二相流研究(神戸大・関大・京大炉) → 大電力 超臨界水(東北大) → 高温・高圧 人工衛星用推進薬 (ヒドラジン )(JAXA)  → 毒薬かつ爆薬 コンクリート爆裂実験(東京理科大) → 火気使用コンクリート中水分挙動(茨城大) →  30 日間 (!) 連続測定

JRR-3 との協力によるユーザーの誘導(棲み分けと協力)

ユーザーの声:視野は狭いが JRR-3 で見える現象は KUR B4 で見える           JRR-3 では絶対に無理な実験ができる

Dynamic NR of Air-water upward two-phase flow in a round tube recorded at 200fps (Kansai Univ.)3年前にはKUR内部の専門家から「KURでは動画撮影は絶対無理!」と断定されていた。

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 事 業 名 : 原子力利用を支える新しい安全基盤科学の構築  -研究炉の活用による「包括的な原子力安全基盤科学研究と人材育成」- 

包括的原子力安全基盤教育

【背景と課題】福島第一原子力発電所の事故への科学的視点に基づく対応○事故が発生した原因や被害を大きなものにした要因及び事故の結果生じた影響や被害の詳細な検証と分析○原子炉の安全強化、使用済燃料や放射性物質汚染物の安全管理強化、地震・津波等自然災害への  予防的対応や防災技術の高度化○放射線による人体影響に関わる基礎的なメカニズムの解明や人体への放射線影響評価の精緻化○事故後の措置や住民の安全確保等を含む広い視点から原子力安全を見る取組みや人材育成の推進

【概要】福島第一原子力発電所の事故により、原子力安全に対する社会的信頼が失われると共に、放射線・放射能に対する忌避感情が高まり、原子力科学全体に対する社会的信頼が揺らいでいる。この事態に鑑み、原子力利用を支えるための安全基盤としての科学的視点からの研究および実験教育活動を強化し、安全基盤科学の構築と人材育成に資する。

平成 24年度概算要求額    80,200千

【課題解決への取組内容】◆ 「原子力安全基盤科学研究」としての取組 ○ 「事故関連データの検証と集約」:《事故時の影響と対策を再評価》 大学独自の科学的視点により福島第一原子力発電所の事故に関わる   検証・分析・データ集約を実施し、被害地域や原子力施設の復興に関わる   技術的提言や我が国の原子力安全規制に対する改善の提言を行う。 ○ 「統合原子力安全科学研究」:《原子力システムのリスクを再評価》 原子力最適化研究ユニットを中心に添え、今後重要となる幾つかの重要課題   に横断的な統合調整機能の下で連携して取り組むことによって、真の統合的   原子力科学研究の場を構築する。

◆ 「包括的原子力安全基盤教育」としての取組 ○研究炉等を用いて原子力安全及び放射線安全について包括的に学ぶことのできる   実験教育コースを新設し、原子力安全基盤科学を包括的に理解する人材育成を   (200人/年)を行う。

原子力利用を支える「原子力安全基盤科学研究教育拠点」の形成

国民の原子炉や放射線・放射能に対する忌避感情の高まり

原子炉安全自然災害・

地震・津波・防災

使用済燃料・

放射性廃棄物 放射線安全・

環境影響

原子力安全規制・原子力政策・社会制度

従来型原子力工学研究・教育(無事故を前提とした縦割り)

テ ー マ 毎 に 個 別 の 教 育

政府等関係機関の役割事故の対応として特に重要かつ緊急性が高く、政府のトップダウンで行う以下の取組 ・事故の調査及び検証 ・対策の策定及び実施

見 直 し

役割分担

京都大学

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Page 15: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

補足説明① : なぜ京都大学原子炉実験所でのみ実施可能なのか 

①大学所有としては世界最大級の研究用原子炉(KUR)を用いた豊富な研究実績②教育に利用できる世界でも数少ない臨界集合体(KUCA)による豊富な国際的教育実績③教員による原子炉施設の運転・安全管理→豊富な「現場経験」に基づく研究・教育の実施④極めて良好な地元自治体との協力関係

KUR と KUCA

研究用原子炉(KUR) 定格出力 5MWのスイミングプールタンク型の研究炉。平成22年度より低濃縮燃料にて再稼働開始。国内の大学炉は、他に近大炉(1W)があるのみ。

全国共同利用平成18年から21年までは新燃料導入のためのKUR停止のため、減少したが通常時は年間 約 160件の共同利用研究を実施年間来所者数約 4000人日

KUCAKUCA 実験教育実験教育国内;国内;~120名~120名 // 年年

 現在、全国11大学 現在、全国11大学(国立9、私立(国立9、私立2)2)が参加して大学院生実験が行わが参加して大学院生実験が行われているれている(京都大学については学部学生(京都大学については学部学生実験あり)実験あり)

国外;国外;~30名~30名 // 年年

 平成15年度から韓国6大学合同 平成15年度から韓国6大学合同学生実験開始、平成18年度からス学生実験開始、平成18年度からスウェーデン実験開始ウェーデン実験開始KURの安全に対する熊取町等、地元自治体の理解  協定に基づき、安全確保を前提として研究炉を利用する研究の推進に対

する地元の理解。長年に亘る地元との交流を介して、良好な相互信頼の関係。

熊取アトムサイエンスパーク構想  熊取町・京都大学共同の将来構想。熊取町第3次総合計画 (2008-

2017)に推進  を明記。熊取町・大阪府・京都大学共同で総合特区申請等の活動を実施。

15

京都大学

Page 16: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

北海道大学北海道大学

東北大学東北大学

東京工業大学東京工業大学

武蔵工業大学武蔵工業大学

名古屋大学名古屋大学

京都大学京都大学

大阪大学大阪大学

神戸大学神戸大学

九州大学九州大学

東海大学東海大学

福井大学福井大学

KUCAKUCA 実験教育実験教育の現状:の現状:国内;国内;~~ 120120名名 //年年  大学院学生実験大学院学生実験    全 国    全 国 1111 大 学大 学(国立(国立 99 、、      私立私立 33 ))が参加が参加  (京都大学は学部学(京都大学は学部学生生  実験あり)  実験あり)

国外;国外;~~ 3030 名名 //年年   20032003 年度:韓国年度:韓国学学  生生実験開始実験開始   20062006 年度:ス年度:スウェーウェー デン学生実験開始 デン学生実験開始

国内外の原子力教育への貢献国内外の原子力教育への貢献

KUCAKUCA

京都大学原子炉実験所京都大学原子炉実験所

受講者数 受講者数 ((19751975~~ 20082008実績実績 ))

2,7202,720名名

大韓民国大韓民国 慶煕大學校  慶煕大學校  ソウル大學校  ソウル大學校  漢陽大學校 漢陽大學校 朝鮮大學校  朝鮮大學校  濟州大學校 濟州大學校 韓國科學技術院  韓國科學技術院

スウェーデンスウェーデン チャルマース工科大 チャルマース工科大学学

近畿大学近畿大学

Page 17: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

世界の BNCT 施設

MITRマサチューセッツ工科大学(1959~1961、1994~19999)42例

BMRRブルックヘブン医学研究炉(1951~1961、1994~1999)99例HFRPペッテン研究炉(1997~)22例

FiR-1 フィンランド研究炉(1999

~) 300例LVR-15 チェコ研究炉(2000~)2例

R2-0 スウェーデン研究炉(2001~2005)52例

イタリア研究炉(2002~)2例

アルゼンチン研究炉(2003~)7例

KUR 京都大学原子炉  350例

JRR-4 日本原子力研究開発機構 107例

THOR 台湾研究炉  10例 ( 2010~)

JRR-2 日本原子力研究開発機構 33例

Page 18: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

3030 mm1620 mm

Accelerated particle : negative hydrogen ion(-H)

Sumitomo Heavy Industries:HM30

Maximum Energy:30MeVMaximum beam current: 2mAMaximum power : 60kW

Cyclotron Based epi-thermal Neutron Source(CBNS)

1724 mm

Page 19: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

FFAGFFAG 陽子加速陽子加速器器

陽子ビーム陽子ビーム

KUCA AKUCA A架台架台

陽子を 陽子を 100 MeV100 MeV までまで加速加速

陽子の生成

未臨界体系未臨界体系

KUCA-FFAG結合実験のイメージ図

ビームビームシャッシャッターター

核分裂連鎖反応で中性子を増倍

核破砕反応で中性子を発生

電磁石電磁石

20092009 年年 22 月から実験開始月から実験開始

ターゲッターゲットト

イオン源イオン源

Page 20: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日
Page 21: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

まとめ

• 「複合原子力科学の推進」の実施  KUR及び加速器の利用、原子力研究・教育  基本姿勢は「学術の基盤を支える」• KUR利用延長を目指す(使用済燃料問題)• 中長期的には、FFAG利用としてのパルス中

性子源及び連続中性子源としてのADS

Page 22: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

中性子イメージング専門研究会における中性子イメージング研究グループからの意見(1)

(利用に関する感想)• B4 実験孔整備は非常に有効であり、共同利用研究の活性化に非常に役立っ

ている 。• 特に、研究に対する自由度の高さは重要であり、 JRR-3 では実質的に実施

が難しい実験が行われている。この結果、 JRR-3 との役割上の棲み分けが行われており、良い関係ができている。

• JRR-3 と KUR の装置責任者の間で相談し、共同利用者にとって適した施設を利用できるように協力する関係が築かれつつある。 特にJRR-3が大震災で停止してからの対応が適切になされたことが、利用者にとって非常に役だった。

• 数年前までは教授1名で対応されており、無理があった。しかし、2年前から准教授が現場を仕切るようになって非常に研究が活性化された。さらに助教が着任するとのことで、さらなる共同利用の活性化が期待できる。

Page 23: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

中性子イメージング専門研究会における中性子イメージング研究グループからの意見(2)

(要望)• JRR-3 の稼働開始時期がまだ決まらないため、 KUR の重要性はさらに高まる

。新規ユーザー受け入れ体制をさらに充実してもらいたい。• B4 実験孔の利用はすでにあふれており、割り当てられるマシンタイムは希望したものから減らされている。今後さらに利用希望者が増える可能性も高いため、他の導管利用等による利用可能なマシンタイムの増加を希望する。

• 新規ユーザーに対する教育の必要性は理解するが、年2回しかない日にあわせてまる1日の教育を受講するのは負担がたいへんすぎる。実験初日に教育を受けるようにしてもらいたい。

• 共同利用者が実験で来所した際に利用できるスペースがなく困っている。実験準備室のようなものを早急に整備してもらいたい。

• 実験記録等の提出締め切りが早すぎる。4週間以上も前に出張計画を確定することは困難。実験記録の提出は早くてもしかたがないが、出張計画の締めきりを遅くできないか。

• 5MW 運転の増加を希望する。• 中性子の産業利用が国策として重要視されているなか、 KUR においても私企業による利用研究が実施できるように検討してもらいたい。

Page 24: 中性子イメージング専門研究会 京大炉・事務等会議室  平成 23 年  12 月 16 日

“Applications and Imaging for Neutron Radiology and Tomography”,please send in your Abstract by Monday, January 16, 2012.