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10
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14
16
18
20
22
24
0 10 20 30 40 50 60cm
1
2
4
25 21
38 37 3941 4143 47
0
20
40
60
80
N/mm2
7 28
56 911 2
4
0.72
0.43
0.08
0.0
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1:
4
2
kg/m
3
Y0 = 2000 X0
R2 = 0.98390
1000
2000
3000
4000
5000
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6X0 %
XY 0
CPS
/mA
[0.1
5mm
]
A BC DE N-55N-50 N-60BB-55 BB-50BB-60 O-TO-A MSS
1 2ton/
1
X
(1)
(2) ( )
(3)
(m
m)
30 60 90 (min)
2030
615mm 340mm
本技術は早稲田大学清宮研究室、五洋建設㈱、東亜建設工業㈱、東洋建設㈱、BASFジャパン㈱による共同開発技術です。
自己充てんコンクリート「SALSEC(ソルセック)」は、練混ぜ水および細骨材に海水や除塩しない海砂を使用でき、特殊混和剤により通常のコンクリートと同様の材料のみで高い自己充てん性を実現しました。これにより工期短縮や打込み作業の省力化を実現し、施工の改善が図れます。そのため、津波で海水に浸かった砂や骨材、あるいは廃棄対象のコンクリートから製造した再生骨材も除塩することなく使用可能となり、今回の震災の廃棄物処分にも役立つことが期待されます。
■SALSECは海水を練混ぜ水として使用でき、真水の確保が困難な地域でも安定した品質のコンクリート構造物の構築が可能です。
■充てん性が高いため、ポストパックド方式の場合でもコンクリート殻の隙間を確実に充てんし、構造物としての一体性の確保が可能です。
■コンクリート殻に含まれる有害物質の封じ込め効果も併せて期待できます。特殊な薬剤を組み合わせることで、更に有害物質の封じ込めや飛散防止効果を向上させることも可能です。
■本技術の対象構造物としては、被覆ブロックやケーソン上部工、防潮堤の嵩上げコンクリート等の無筋コンクリート構造物を想定しています。
■コンクリート殻を粗骨材の一部として使用する場合、人頭大(300mm程度)の大きさで用いる方法と、通常の粗骨材の大きさまで粉砕して用いる方法の2通りがあります。前者(300mm程度)では、型枠内に予めSALSEC(コンクリートまたはモルタル)を打ち込み、その後に300mm程度の大きさに破砕したコンクリート殻を投入するポストパックドコンクリートの要領で躯体を構築します。後者(通常の粗骨 材と同様)では、通常の粗骨材と同じように生コン工場で練り混ぜた後で現地に運搬し躯体を構築します。
技術概要
(HP掲載用様式)
技術の名称企業名(グループ名)
自己充てんコンクリート「SALSEC(ソルセック)」の無筋コンクリート構造物への適用
海水・海砂を用いた自己充てんコンクリート「SALSEC」共同研究グループ
担当者名様式 判 枚と 各項 が 載され れば体裁を変更 も
五洋建設㈱技術研究所 酒井貴洋
※下記概念図は人頭大(300mm程度)の大きさのコンクリート殻を粗骨材の一部として使用するポストパックドコンクリート方式の例です。
連絡先(TEL/FAX)
TEL:0287-39-2109 FAX:0287-39-2131
充てん高
スラ
ンプ
フロ
ー(m
m)
30 60 90
経過時間(min)
:20℃
:30℃
高い流動性
(スランプフロー 615mm)
高い充てん性
(充てん高 340mm)高い品質安定性
(環境温度の影響を受けにくい)
構造物への適用例(ケーソン上部工等の無筋構造物)
コンクリート殻投入
既設ケーソン
※SALSECがコンクリート殻の隙間を確実に充てん
既設ケーソン
SALSEC
※様式はA4判1枚とし、各項目が記載されていれば体裁を変更してもよい。
R
14 20
R
1/5 1/10
CSH C/S
981-3107 13-31 Tel 022-375-2626 Fax022-375-2950 [email protected] [email protected]
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技術の名称企業名(グループ名)
ソイルセパレータ・マルチ工法を用いた津波堆積物の有効利用技術
東亜建設工業株式会社 技術研究開発センター
技術概要
本技術は、東亜建設工業㈱が独自に開発した、浚渫土砂の分級システムである「ソイルセパレータ・マルチ工法」をベースとして、津
波堆積物に適用を拡張したものです.
「ソイルセパレータ・マルチ工法」は、砂分を多く含んだ浚渫土砂から、良質な砂礫分を効率的に抽出して有効利用すると共に、軟弱で
排水性の良くない細粒分を含んだ泥水は、凝集(フロック化)・沈殿・脱水して減容化し、土砂処分量を減少させることを目的とした工法
です.今回は、津波堆積土砂の有効利用を目的として、当工法にがれきやごみを分別する工程を加え新たに開発したものです.
また、本技術は平成23年度の「国交省建設技術研究開発助成制度」の研究テーマに採択され、平成24年5月に気仙沼市において実
機による実証実験を行い、その性能と有効性が確認されました.
1次処理【がれき・障害物除去】
2次処理【礫分除去】
3次処理【砂分級】
4次処理【シルト分級】
5次処理【細粒分凝集・簡易脱水】
がれき・ごみ
(100mm以上)
粗礫,がれき
( )
加水・洗浄することで
木端、ビニール、紙片など比重の
が ご
粗砂
(5~ 砂(75μm シルト・細砂
( )
脱水後のフロック
( <30 )
循環
・
再利用
脱水された水
加水
加水
循環・再利用
循環
・
再利用
礫分除去装置 凝集装置
フロック
脱水装置
シルト
分級装置砂分級装置
余 水
原泥ピット
スケルトン
バケットBH 洗浄・比重分
泥水
津波堆積物
E-mail : [email protected] 連絡先 (TEL/FAX): (045-503-3741 / 045-502-1206 )
【 特 徴 】
(1) 得られた砂礫は、細粒分が5%程度で、無筋コンクリート用骨材などにも十分に用いることの出来る良質なものです.
(細粒分10%~15%程度に調整することも可能です.)
(2) がれきやごみ類は、加水・洗浄して比重分別とフルイ分けされるため、その後の種別ごとの分類が容易となっています.
さらに、付着した土砂が洗い流されているため、焼却処分可能なものが分別でき、がれきやごみ類のさらなる減容化
が可能となっています.
(3) 加水用の水は、システム全体で循環・再利用するため、最終的な余水処理量が少ない点が特徴です.
図システムフロー
分級砂(シルト・粘土:約5%)
ソイルセパレータ・
マルチ工法による
分別・分級
仮置きされた津波堆積物
分別されたがれき・ごみ類
分級シルト・細砂
(100~20mm)軽いがれき・ごみを分別・除去 ~5mm) (30~75μm) ( <30μm )
担当者名 地盤・防災技術グループ・リーダー 御手洗 義夫 (みたらい よしお)
y jp絡
:75:5
:20:75:25
GPS
GPS
GPS
GPS
Fc+
25%+
25%