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MagicLeap製品を予想する 2016.03.15@TMYSYSKW

Magic leap製品予想

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Page 1: Magic leap製品予想

MagicLeapの 製品を予想する

2016.03.15@TMYSYSKW

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はじめに

▼これはネット等で調べた範囲の「予想」

▼あくまで、「予想」

▼でも、予想することにも多少意味はある

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謎の企業「Magic Leap」

▼ 「映画のようなリアリティ」を実現できるVR技術を開発している謎の企業

▼ 創業者・現CEO:Rony Aboviz

▼ GoogleやQualcommから5億4200万ドルの出資を受けたと報道(2014年)

▼ さらにアリババ、ワーナー、JPモルガンも加わり約8億ドルを調達(2016年)

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Magic Leapのメンバー

▼ 現CEOのRony Aboviz

医療用ロボットのベンチャーMaco Surgicalを起業

すでに16億5000万ドルで売却

▼ ロード・オブ・ザ・リングのCGを手掛けたWETA Digitalの共同設立者、QuakeIIIのゲームクリエーターが取締役に

▼ OpenCVの創始者、Google Street View開発メンバー、アニメーターなど多数在籍

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Magic Leapの目指すところは?

▼「物理的世界に映画を持ち込む」

▼どうやって?

「デジタル・ライトフィールド・シグナル」技術を使って・・・と説明している

▼Rony Abovizの経歴にヒント?

医療系ベンチャーを立ち上げた

その頃、Eric Seibelと会う

まったく新しいVRヘッドマウントのヒントを得たのではないかと推測されている

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Magic Leapの基礎技術 「Fiber Scanning」

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Fiber Scanning Endoscope

▼ 2001年頃から始まった超小型内視鏡の研究開発

患者が痛みを感じないためには小型化が必須

▼開発者:Eric Seibelワシントン大学教授

眼科治療機のメーカー勤務の経歴

▼研究資金の提供は、ペンタックス(現HOYA)など

Eric Seibel

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Fiber Scanning Endoscope

小型化 撮影光量 トレード オフ

内視鏡を小型化する上で 大きな問題

内視鏡の管を細くすると、体内に送り込む 光量が減る

鮮明な映像が得られない

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Fiber Scanning Endoscope

光ファイバーからスポット光を照射

「光ファイバーの先が高速に円を描くように振動させ スキャナーのように撮影」

ファイバの照射位置に合わせて 映像をデジタル再構成する

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Fiber Scanning Endoscope

ピエゾ素子(圧電素子)で光ファイバーの先端が 円を描くように制御

初期の試作品

ではどうやって光ファイバーの先端で 円を描かせるのか?

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Fiber Scanning Endoscope

長さ約9mm・直径1mmという超小型でありながら 鮮明な画像が得られる

超小型の内視鏡の試作に成功

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Fiber Scanningを撮影ではなく 映像表示に使えないだろうか?

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Fiber Scanning Projector

ファイバー先端に送り出す光を スパイラルに動く先端に合わせて色と輝度を制御

超小型プロジェクターになる!

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Fiber Scanning Projector

Seibel教授のチームはFiber Scanningを使い VR試作機の実験を行っている

メガネのフレームに収まる程度の 超小型VRヘッドマウントの実現か! ?

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では 「デジタル・ライトフィールド・シグナル」

とは?

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ライトフィールドとは?

ライトフィールドカメラ Lytro

ライトフィールドを直訳すると「光線空間」 意訳すれば「光線の全て」

撮像素子に入ってくる「光の量」だけでなく 「入射角」も記録する

撮影後に任意のフォーカスに合わせた画像を作り出せる

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ライトフィールドカメラのしくみ

撮像素子前面にマイクロレンズ

マイクロレンズの屈折からメインレンズに入った光の位置を記

録する

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Magic Leapのライトフィールド

Eric Seibel教授のチームはFiber Scanning によるライトフィールド映像の出力について 論文を出している

ライトフィールドカメラと逆に 光の眼への入射角を制御する!

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ライトフィールドプロジェクタ

▼マイクロファイバーを束にして一体化

▼マイクロファイバーからに表示物の配置位置に合わせて光を目に照射

▼目の焦点運動によりCG映像がフォーカスが合ったりボケたりする

よりリアリティーのある映像表現! 現実に溶け込んだCG表示が可能!!

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Magic Leap社の特許出願状況

▼2016年1月末時点

US公開・・・167件

US登録・・・2件

US8950867, US9215293

JP公開・・・0件

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【US登録件】US8950867

VRメガネで実際の風景の上にCGを照射する場合、CGの裏に実際の映像が残ってしまう

CGを照射する部分のハーフミラーにシャッター(液晶等)を備え、CGを投射する部分に背景が入り込まないようにする

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【US登録件】 US9215293

VRゴーグルをつけた複数人が同一の空間で、同じVRオブジェクトを見ている状況

VRゴーグルをつけた複数人とVRオブジェクトの空間位置関係を把握し、それぞれの位置からみえるVRオブジェクトをVRゴーグル内に表示する

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最後に製品の予想

▼マイクロファイバーアレイを組み込んだVRゴーグル

ほとんど通常のメガネフレーム

現実世界と違和感なく溶け込むAR表示 目のフォーカスにあわせてぼけるCG

背景の写り込みをシャットアウト

▼上記VRゴーグルへのコンテンツ配給システム

単なるデータ配信ではなく、時間と場所で二度と見ることができない世界を提供

世界のどこでも遊園地、ARゲームセンター化

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参考

Magic Leap

655億円の巨額投資が動いてるのに内情一切不明。Magic LeapのARとは?(Gizmodo Japan)

「これは合成ではない」Magic Leap、最新AR技術の動画を公開

Magic Leap特許から読み解く「拡張現実」のクレイジーな未来

Magic Leapが拡張現実の開発プラットフォームを発表(TechCrunch Japan)

Magic Leap(MIT Technology Review)