Windows 展開の自動化ツール - Microsoft Deployment Toolkit

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Microsoft Deployment Toolkit (MDT) は、Windows やアプリケーションの展開をパターン化・自動化するための、無償ツールです。

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1

MDT を使ったWindows Vista の導入と展開

マクロソフト株式会社

ITプロ エバンジェリスト

田辺 茂也http://blogs.technet.com/stanabe/

22

本日のキーワード

• コンピューターの展開

• MDT 2008

– Microsoft Deployment Toolkit 2008

• Windows 自動ンストールキット

– Windows Automated Installation Kit

– 略称: WAIK / Windows AIK

• デモをベースに進めていきます。

33

コンピューターの展開とは

• 社内ネットワークに接続されるコンピューターを企業のポリシーに準拠した標準構成として作成し、多くのコンピューターを同じ構成で構築するための一連のプロセス

言語パック

ドライバ

アップデート

OS

アプリケーショ

環境設定

ユーザーデータ

4

展開コストの比較

6万

3万

9万

マニュゕル(手動型レベル)

MDT ラトタッチ(集中型レベル)

MDT ゼロタッチ(統合型レベル)

クラゕント 1 台当たりの展開コスト (円換算)

60,000 ~ 120,000(平均 90,000)

~ 40,000

~ 12,000

※ 米国 Microsoft 本社 内部調査資料より

55% 削減

30% 削減

合計 85 % 削減例)クラゕント 150 台の場合

1350 万 ⇒ 180 万

55

Microsoft Deployment Toolkit (MDT)

• 展開用サーバーの構築から展開の実施、運用までデスクトップ展開の全てのプロセスを包括

• 展開のための新しい基礎技術を活用

• 複数のシナリオに対応した統合ソリューション

計画/検証 フェーズ 展開フェーズ 運用フェーズ

ユーザー状態の移行 現行コンピュータの使用 ファイルシステムの保持

新規ンストール × × ×

ゕップグレード ○ ○ ○

リフレッシュ ○ ○ ×

リプレース ○ × ×

66

MDT による導入シナリオ新規インストール

リフレッシュ インストール

アップグレード インストール

リプレース インストール

PC 内のユーザー環境の移行とOS のクリーンンストールを同時に行う方法

別の PC からのユーザー環境の移行とOS のクリーンンストールを同時に行う方法

OS を上書きンストールする方法

OS をクリーン ンストールする方法

ファイルや設定情報など

ファイルや設定情報など

77

MDT のツールDeployment Workbench

• GUI 形式の展開用サーバー構築ツールを提供

– 展開する OS やゕプリケーションを構成

– ユーザー環境の移行とメージのバックゕップ

– System Center Configuration Manager 2007 のタスク シーケンサーを搭載(展開処理のカスタマズ)

<Deployment Workbench メン画面> <展開プロセスの設定画面>

88

MDT 展開シナリオ用途に応じた2つの手法

• ラト タッチ ンストール (LTI)– または、ラトタッチ展開– 手作業が必要なネットワーク ンストール– ワークグループ環境でも利用可能

• ゼロ タッチ ンストール (ZTI)– または、ゼロタッチ展開– 完全に自動化可能なネットワーク ンストール– Systems Management Server (SMS) 2003

OS Deployment Future Pack を使用– または System Center Configuration Manager 2007 の OS

Deployment を使用– SMS/SCCM によるスケジューリングおよび

自動化された展開の実現– System Center Operations Manager 2007

管理パックによる統合監視

99

デモの流れ

• 基本設定の確認

• MDT セットゕップ

• Windows Vista の新規ンストール

– 最小限の設定項目で

• 2007 Office のカスタムンストール

• その他の考慮事項

10

基本設定の確認(Active Directory その他)

1111

MDT デモ環境

DJ-C01192.168.3.80

DJ-MDT01DHCP Client

Windows Server 2008Active Directory Domain Service

DNS Server, DHCP Server Microsoft Deployment Toolkit

Windows Automated Installation Kit (WAIK)

仮想環境を利用

OSの入っていない仮想マシン

1212

MDT サーバーの構成

• Windows Server 2008 Enterprise Edition

– 役割

• Active Directory ドメンサービス

• DNS

• DHCP

• Windows 展開サービス

– 追加済みソフトウェゕ

• SQL Server 2005 Express Edition

1313

Active Directory

• 静的 IP ゕドレス設定

– 192.168.3.80 /24

• サーバーマネージャーで新規ドメンの作成

– 役割の追加 – Active Directory ドメンサービス

– 役割が追加されたあと、構成

• Dcpromo (サーバーマネージャーから起動)

• exmple.jp ドメンを新規作成

• MDT はワークグループ環境でも利用可能

1414

ドメンOUとユーザーの作成

• 必要に応じて OU を作成

• 標準ユーザー(非管理者)を作成

– ユーザーがセルフサービスで、MDT を使って OS を展開できるか検証

• 標準ユーザーとして以下を作成します

– User: stduser

– Password: P@ssw0rd

15

Windows 自動ンストールキットのンストール

1616

参考: MDT に必要なソフトウェゕのンストール

• Windows Server 2003 をサーバーとして利用する場合前提となるソフトウェゕをンストールしておく

• Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0

• Microsoft.NET Framework 2.0

• MMC 3.0

– R2/SP2 でない場合、要追加ンストール

– KB907265

今回は不要!

1717

Windows 自動ンストールキットとは

• Windows Vista から導入された自動ンストールのための新ツール群

– Windows システムメージマネージャー

• Unattend.xml の編集ツール

– Windows PE

• ンストールのための作業 OS 環境

– WIM フゔル

• Windows メージフゔル

• 効率的なメージフゔル形式

1818

システムメージマネージャー

• 応答フゔル(Unattend.xml)を作成及び管理するための GUI ツール

展開用サーバーの構成情報

構成可能なコンポーネント群

応答フゔルの構成情報

各コンポーネントの詳細な設定情報

設定のエラー情報表示ペン

<システムメージマネージャーの画面構成>

1919

Vista セットゕップの構成パス

• 参考資料– http://technet2.microsoft.com/windowsvista/ja/library/

235aa60f-ce08-44c4-a39c-d635c1ec62951041.mspx– Windows 自動ンストールキット ヘルプフゔル > 構成パスの仕組み

• セットゕップ自動化のための設定– windowsPE– OfflineServicing

• Windows メージに更新プログラムを適用• セットゕップ前にドラバーを追加

– Specialize• システム固有の情報を作成し、適用• ネットワーク設定、エンコードの設定、

ドメン情報など

– oobeSystem• [Windows へようこそ] が

起動する前に Windows に設定を適用

2020

Windows Preinstallation Environment(Windows PE)

• 起動用デゖスクの後継としての位置づけ

• カスタマズツール(peimg ツール)の提供

– ドラバやオプションコンポーネントを追加可能

Boot

Sources

bootmgr

Windows PE 構成

boot.ini

boot.sdi

boot.wim

• Windows PE の利用用途• 新規またはゕップグレードのセットゕップ環境• OEM キッテゖング ソリューション• 展開、修復、メージ作成のためのプラットフォーム• Windows Recovery Environmentを実行するためのプラットフォーム

※ WinPE 2.1 から HD, USB メモリーからの起動が可能

2121

WIM メージ フォーマット

• Microsoft Windows Imaging Format (WIM)

• マクロソフトが提供する新しいメージフォーマット

• セクタ ベースではない、フゔル ベースのメージ フォーマット

– セクタベースのメージは VHD 形式で

• Windows Vista のンストールメージはWIM フォーマットで提供

22

MDT セットゕップ

2323

Microsoft Deployment Toolkit

• MDT とは– スクリプト+管理ツール+配布共有フォルダ+…– 無償ダウンロード– Windows Vista 展開に関する機能を集約し、一連の流れを構築– 基本的に既存のツールをつなぎ合わせて自動化

• 非常にコストがかかる分野でもある– マクロソフトができる事の1つとして、クラゕント管理の自動化推進

• Windows Vista は管理者へのメリットも– Vista の新しいメージテクノロジを利用して– ベースシステムの新規展開 から メージキャプチャ– 展開のためのオフラン設定

• ドラバ追加、ゕプリケーション追加・・・

– 新規ンストール– ゕップデート (ユーザー情報の移行)

• 本日は、MDT 2008 Update 1 (最新版) を使用

24

セットアップ

OS の追加

MDT インストール

ドライバーの追加

パッケージの追加

アプリケーションの追加設定

タスクシーケンスの作成

配布ポイントの作成

タスクシーケンス

展開

MDT Lite Touch セットゕップ手順

2525

MDT セットゕップ

• MDT のンストール

– MicrosoftDeploymentToolkit_x86.msi をンストール

• DWB (Deployment WorkBench) を起動

– DWB 上ですべての作業を行う

• 必要なコンポーネントの確認

– [ Information Center ] – [ Components ] とクリック

– [ Windows Automated Installation Kit ] が Installed に分類されていることを確認

OS の追加

MDT インストール

ドライバーの追加

パッケージの追加

アプリケーションの追加

タスクシーケンスの作成

配布ポイントの作成

26

27

ラトタッチ ンストール の設定

Windows Vista の新規ンストール

前半:MDT の設定

2828

作業手順の概要

• もっともシンプルな構成で、サーバー側のセットゕップを行います。

• まず MDT をサーバーにンストール → 済– 必要なもの、ンストールされたものの確認

• Distribution Share の作成– MDT で使うものがすべてここに

• OS、ゕプリケーション、パッケージ、デバスドラバーの追加

• タスクシーケンスの作成

• 配布ポントの作成

• 配布先コンピュータ起動用の Windows PE 作成

2929

Distribution Share の作成

• MDT で使用する、すべてのフゔルを格納する共有フォルダ

• Deployment Workbench

– Distribution Share の作成

3030

OS の追加

• Windows Vista SP2 Enterprise Edition を追加

– ンストールデゖスクを指定

30

OS の追加

MDT インストール

ドライバーの追加

パッケージの追加

アプリケーションの追加

タスクシーケンスの作成

配布ポイントの作成

3131

OS の追加方法

• ンストールデゖスクから

• カスタムメージから

– 参照コンピューターのデゖスクメージ

3232

ゕプリケーションの追加

• Word Viewer を追加

– [ Command Details ] - [ Command Line: ]

• wordview_ja-jp.exe /quiet

• Hyper-V 統合サービス を追加

– [ Command Details ] - [ Command Line: ]

• setup.exe /quite /norestart

– [ Microsoft VM Additions ] - [ プロパテゖ(R) ] – [Detail ] タブ

• [ Reboot the computer after installing this application ]にチェック

OS の追加

MDT インストール

ドライバーの追加

パッケージの追加

アプリケーションの追加

タスクシーケンスの作成

配布ポイントの作成

33

ゕプリケーションの追加方法

再起動の設定

3434

ゕプリケーションの留意点

• コマンドランのンストーラーがあること

• サレントンストール可能であること– コマンドランのオプションを調査

• マニュゕルを参照

• /? オプションで得られる場合もあり

• 再起動が必要な場合は MDT で– ンストーラーによる再起動は

MDT からは異常終了として認識される場合あり

• 依存関係の確認

• ユーザーによる選択の可否

3535

パッケージの追加

• パッケージとは

– 更新プログラム、言語パックなど

• 今回は

– 言語パック

– Windows PowerShell (更新プログラム形式)

OS の追加

MDT インストール

ドライバーの追加

パッケージの追加

アプリケーションの追加

タスクシーケンスの作成

配布ポイントの作成

3636

ドラバの追加

• ThinkPad 用ワヤレスネットワークドラバの追加

OS の追加

MDT インストール

ドライバーの追加

パッケージの追加

アプリケーションの追加

タスクシーケンスの作成

配布ポイントの作成

3737

Distribution Share の確認

• [ Distribution Share ] をクリック

• 中央ペンのチェックボックスが全て ON であることを確認

3838

タスクシーケンスの作成

• OS のンストール手順を構成

– ここまでの部品を組み合わせて自動化

OS の追加

MDT インストール

ドライバーの追加

パッケージの追加

アプリケーションの追加

タスクシーケンスの作成

配布ポイントの作成

3939

タスクシーケンスの詳細

• プロパテゖから確認、設定

タスクシーケンス(OSを含めた全体)

システムメージマネージャーの起動

4040

Windows XP 展開時の注意事項

• MDT で使用する Windows PE 2.0 以降で作成するパーテゖションと、Windows XP / Server 2003 とで、互換性がない場合がある(起動できなくなる)

– サポート技術情報 (英語)

• http://support.microsoft.com/kb/931760/en-us

• MDT での対策

– タスクシーケンスで Preinstall > New Computer only > Set Diskpart BIOS Compatibility をオンに

4141

配布ポントの作成

• MDT 設定の最終工程

– 展開サーバーの形式を選択

– 展開時ウゖザードの設定

• 作成後、Update を行う

– 展開先コンピューターの起動デゖスク (Windows PE) を作成

OS の追加

MDT インストール

ドライバーの追加

パッケージの追加

アプリケーションの追加

タスクシーケンスの作成

配布ポイントの作成

4242

Windows PE

• Windows PE 起動メージの作成– 作成した[ LAB ] 配布ポント を右クリック– [ Update ] をクリック

• 配布ポントの Boot フォルダに起動メージができている– LiteTouchPE_x86.iso: CD 起動用– LiteTouchPE_x86.wim: WDS 用

• 起動用 USB メモリーを作る場合– Windows PE ユーザーズガド

• Windows PE のチュートリゕル

– LiteTouchPE_x86.iso を使用

43

CDでクラゕントを起動してンストール

Windows Vista の新規ンストール

後半:クラゕントに展開

4444

展開先コンピューターの起動方法

• CD– LiteTouchPE_x86.iso

• USB メモリー– Windows PE のヘルプフゔルを参照

– LiteTouchPE_x86.iso の内容をコピー

• ネットワーク– Windows 展開サービスに

LiteTouchPE_x86.wim をブートメージとして追加

4545

Windows 展開サービス (WDS)

• Windows 展開サービス (WDS) とは

– クラゕント OS の展開サービス(新規ンストール)

– リモート ンストール サービス(RIS)の後継

• 既存メージ(Riprep メージ)を移行可能

– メージを作成する機能を搭載(GUI 形式)

– Windows Server 2008 では標準搭載、マルチキャスト対応

展開用サーバー(WDS)

メージ(WIM)

参照コンピュータ 展開先クラゕント

メージ(WIM)

4646

Windows 展開サービスの利用

• サービスのンストール

– Windows Server 2003: 別途ダウンロード

• Windows 自動ンストールキットにも同梱

– Windows Server 2008: 役割の追加

• 起動メージ (LiteTouchPE_x86.wim) を追加

4747

LTI による展開

• LTI: ラトタッチ ンストールで OS を展開

• 今回は Windows PE の CD (isoフゔル) で起動

• 配布ポント=ネットワーク上の共有フォルダからスクリプトや OS を展開

• ウゖザードで、個別の設定を行う

48

展開先コンピューター起動

DHCP サーバーがない場合は、ここでネットワーク設定

49

展開に使用するゕカウントの情報

展開は一般ユーザーのゕカウントでも可能

50

タスクシーケンスの選択

51

コンピューター名の設定

52

ドメン設定

53

ユーザーデータの復元

54

言語パックの選択

55

地域情報の選択

56

時間帯の選択

57

ゕプリケーションの選択

58

メージキャプチャの選択

59

BitLocker の選択

60

確認・ンストール

6161

トラブルシューテゖング

• 展開中にエラーが生じた場合は最終的に黄・赤のダゕログが表示される

• ログを調査

– C:¥MININT¥SMSOSD¥OSDLOGS

– ダゕログを閉じる前に調査

62

2007 Office のカスタムンストール

6363

2007 Microsoft Office

• Office 2007 Professional Plus の追加

– [ Command Detail ] ページ

• Command Line: setup.exe

• サレントンストール設定は OCT (Office カスタマズツール) で行う

6464

Office カスタマズツール (1)

• サレントンストールのための設定

– 組織名、プロダクトキー、「使用許諾契約書」への同意、表示レベル(なし)

6565

Office カスタマズツール (2)

• ンストールするゕプリケーションを選択

作成したカスタマズフゔル (*.msp) を配布共有 > Applications > Office > Updates フォルダ内に保存

6666

2007 Office SP

• Dependency: あらかじめ Office がンストールされていなければならない

• Reboot: 要再起動

• Hide: オリジナルの Office は非表示に

SP1 側

オリジナル側(図一部省略)

67

その他の考慮事項

6868

リフレッシュンストール

• ユーザー情報を退避保存– OS やゕプリケーションを新規ンストール

– ユーザー情報を復元

• 展開先のコンピュータが起動した状態からLTI を開始する(Windows PE からではありません。)– MDT の配布ポントに接続

• ¥¥dj-mdt01¥distribution$

• ログオン中のゕカウントで接続される。別のゕカウントを使う時はネットワークドラブの割り当てを使用。同一の共有フォルダに複数のゕカウントで接続できないことに注意。

– Scripts¥LiteTouch.vbs を起動

• ゕカウント情報の入力。接続済みの配布ポントにゕクセスしているゕカウントを使用。

• Refresh を選択 (ゕップグレードではありません)

– 展開プロセス開始

• まず USMT で、ユーザー環境情報をサーバーに保存

• OS を新規ンストール(上書きンストール)

– USMT でユーザー環境情報を復元

6969

MDT でユーザー環境の移行User State Migration Tool 3.0.1

• 既存 PC から 新しい PC へユーザー環境情報を移行するためのコマンドラン ツール

• 移行規則 (XML 形式) フゔルの使用により移行するユーザー ゕカウントの情報、フゔル、設定とその方法を厳密に制御可能

ユーザー環境情報

既存のコンピュータ

USMT コマンド実行

> ScanState

展開用サーバー

リフレッシュ:同じコンピュータリプレース:新しいコンピュータ

ユーザー環境情報

USMT コマンド実行

> LoadState

7070

USMTの利用

• ドキュメントやお気に入りを保存、復元

• 配布ポントの Tools 配下に USMT のンストーラーを置いておく。– Deployment Workbench からダウンロードするこ

とも可能

• LTI のウゖザード中に USMT の利用を指定– 自動的に USMT をンストール

– 指定した場所に、ユーザー環境情報を保存

– 展開先のコンピューターにも自動ンストールし、ユーザー環境情報を復元

7171

データーベースの活用

• コンピュータ固有の情報をもとに、カスタマズのための情報を提供– 役割や場所に応じた、展開構成のテンプレート化

が可能– MAC ゕドレス、UUID、ゕセットタグ、シリゕ

ル番号で、コンピュータを特定

• 設定時の注意事項– DB サーバー名は localhost ではなく、クラゕ

ントから解決できる名前を指定– Share Folder は DB へのゕクセスゕカウントを

確定するためのもので、DB のあるマシン上であれば何でもよい

72

データベースによるカスタマズ

73

展開プロセス - 全体の流れ

MDT はプロセス全体をカバーする、ツール、製品、プロセス、ソリューションをまとめたもの

構想 設計 構築安定化

+展開

運用+

サポート

7474

ゕセスメント

• 現状に関する情報は不可欠– ハードウェゕ

• ハードウェゕが共通化されていないことが多い• 展開する OS に対応しているか

– BIOS• 互換性

– ドラバーと周辺機器• 互換性、対応状況

– ゕプリケーション• 互換性、対応状況

– ンフラストラクチャ• キャパシテゖ• 地理的制約

7575

主なゕセスメントツール (1)

• MAP: Microsoft Assessment and Planning Toolkit Solution Accelerator

– ネットワーク上のコンピュータを検出し、移行のための環境が整っているかどうかを確認する、ンベントリ収集/評価/レポートの実行ツール

– Windows Vista, Microsoft Office 2007, Windows Server 2008, Application Virtualization 4.5, SQL Server 2008, Microsoft Online Services, Forefront, Network Access Protection, Windows Server 2008 Hyper-V, Virtual Server 2005 R2

– 最新版 3.2http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb977556.aspx

– 旧ツール: Windows Vista Hardware Assessment 2.1• http://www.microsoft.com/japan/technet/

solutionaccelerators/hardwareassessment/wv/default.mspx

7676

ハードウェゕ互換性を管理するMicrosoft Assessment and Planning Toolkit Solution Accelerator

• ネットワーク内のコンピュータをスキャンし、レポートを作成

7777

主なゕセスメントツール (2)

• ACT: Application Compatibility Toolkit– ソフトウェゕ ラフサクル管理ツール– ゕプリケーション、Web サト、

およびコンピュータのンベントリの分析– 互換性評価結果のレポート作成– Microsoft Compatibility Exchange を介した互換性情報の入手– http://www.microsoft.com/japan/technet/

windowsvista/appcompat/tools.mspx– 最新版

• ACT 5.5.6762.1798 (英語版)• Windows 7 RC, Internet Explorer 8 Beta に対応

• Windows Vista Application CompatibilityDownloadable List for IT Professionals

– Excel 形式のゕプリケーション互換性リスト

• Systems Management Server, System Center Configuration Manager– より詳細なンベントリ情報、統計情報

7878

ゕプリケーション互換性を管理するApplication Compatibility Toolkit 5.5

• 企業内で利用されている既存ゕプリケーションとWindows Vista の互換性を確認するツール

• ACT5.0の利用範囲は– ゕプリケーションのンベントリ収集 (Collector)– 互換性問題の評価 (Evaluator)– 互換性テストの優先順位付け (Compatibility

Manager)– 互換性対応 (CompatAdmin)

• マクロソフト製品に限定しない仕組みづくり– 互換性分析結果の共有

7979

コミュニテゖ連動型の互換性チェック

• My – Vendor - Community Assesment

8080

互換性設定の展開

• SIM を作成し、ンストールする

– GUI: Compatibility Administrator

– CUI: sdbinst.exe (標準で含まれる)

8181

ゕセスメント結果の活用

• ハードウェゕ– 更新、ゕップグレードが必要なコンピュータの特定

• ソフトウェゕ– 再ンストールが必要なパッケージの洗い出し– ンストールできるようにパッケージ化する– 必要に応じてゕップグレード– ユーザーがカスタマズできるようにする

• ドラバー– 用意すべきドラバーのリストゕップ– Microsoft やハードウェゕメーカーの Web サトから入

手• http://test.catalog.update.microsoft.com

– MDT や SCCM に統合

8282

メージの管理

• 「パーフェクトなメージ」の作成は可能?– 究極の目標: 1つのメージ

– Thick 対 thin: 状況に応じて選択• すべてのユーザーに必要なソフトウェゕを入れる

• 大きくしすぎない。4GB以下程度に。

• 新規ゕプリケーション導入の、絶好のタミング

– MDT により Thin メージで展開できる• ドラバのンストールや、更新プログラムのンストール

が、展開中に可能

• 必要なゕプリケーションは、展開中にンストール可能

• 大きなメージフゔルをレプリケートする必要がない

– 適切に(セキュゕに)管理

8383

System Center Configuration Manager

• 組織内のクラゕント・サーバーの包括的な管理

– ンベントリ収集

– ソフトウェゕの配布

– OS の展開

– 配布展開後の状況の収集

– レポーテゖング

8484

MDT 2008 と SCCM

•Configuration Manager コンソールに統合、ウゖザードとタスクシーケンスを追加

•OS 展開の構成プロセスを簡単に

シームレス

な統合

•タスクシーケンスのゕクション追加により、より簡単な構成

•タスクシーケンスのテンプレートの追加

•環境に応じたカスタマズが容易なスクリプト、ユーテゖリテゖー、ツール

機能の追加

•MDT のすべての機能を使わなくてもよく、必要な部分だけ選んで使用できる

•スクリプトはカスタマズ可能Mix and match

•同じタスクシーケンスのエンジンを使用

•経験が利用可能容易な移行

•System Center Operations Manager の管理パックにより、モニタリングを強化

詳細なモニタリ

ング

8585

SCCM と統合するメリット

• すべてのコンピューター管理を、1つのコンソールで行うことができる

• すでに SCCM を展開している場合は、簡単に MDT の機能を追加できる

• MDT による SCCM の拡張

– タスクシーケンスのゕクション

– タスクシーケンスのテンプレート

– ウゖザード

– 「未知のコンピューター」のサポート

• ラトタッチのほとんどの機能が利用可能

86

MDT のロードマップ

8787

MDT のバージョン履歴

BDD 1.0 BDD 2.0 BDD 2.5 BDD 2007BDD 2007 Update 1

BDD 2007 Update 2

Microsoft Deployment

MDT 2008MDT 2008 Update 1

MDT 2008 Update 2

Windows Vista SP1 サポートのため BDD 2007 Update 2 リリース

BDD 2007 のサポートは継続されるが、更新予定はない

MDT へ移行

BDD の後継として Microsoft Deployment Toolkit が登場

MDT 2008 Update 1 で Windows Vista SP1 と Windows Server 2008 をサポート、若干の追加機能

August 2005

January 2007

August 2003

November 2004

June 2007

March2008

August 2008

(必要に応じて)

March 2008

November 2007

88

MDT 2010 - 注力点

Windows 7 と Windows

Server 2008 R2 のサポート

Deployment Workbench

の強化

スクリプトの強化

ドキュメンテーションの

改善

最新 OS のサポート最新ツールを利用新しいシナリオ

管理プロセスの強化複数ユーザーへの対応自動化と拡張性の強化

診断とログの強化エラー報告と復帰の強化スクリプトの改善

よりシンプルなドキュメントクロスリンク付きにWhy と How を併記

8989

Windows 7Windows Automated Installation Kit

• ダウンロードセンターにて、RC 版公開中

89

9090

Windows 7Windows Automated Installation Kit

• 新しいツール– Deployment Image Servicing and

Management tool (DISM.EXE)• PKGMGR.EXE, PEIMG.EXE, INTLCFG.EXE の代替

• オフラン機能

– BCDBOOT.EXE• ブート環境 (BCD) の構成

9191

Windows 7Windows Automated Installation Kit

• 強化されたツール– ImageX, WIM ドラバー

• マウントプロセスの変更

– Windows PE 3.0• コンポーネント追加方法の変更 (DISM 使用)

– USMT 4.0• ハードリンクのサポートにより、状態移行に要する

時間を短縮

• オフランの OS からの移行をサポート

• Windows 自動ンストールキットに同梱

9292

Windows 7MDT 2010への影響

• ユーザーにとっては、ほとんど変更なし*– 新しいツールサポートのため、Deployment Workbench

やスクリプトを変更– Windows Vista と同様に Windows 7 を扱うことができる

• Windows XP 以降の OS 展開をサポート• SMS 2003 は非対応

*MDT 2010 が変更をできるだけ吸収する

9393

Deployment WorkbenchMDT 2010 での改良点(予定)

• より柔軟に

– 複数の配布共有(ローカル・リモート)

– 同時複数ユーザーのサポート

– 簡単でより柔軟なグループ化

– ドラッグ&ドロップのサポート

• ゕーキテクチャの改良

– PowerShell ベースの UI

– 時間のかかる作業のキャンセル(またはコマンドランから実行)

– LTI ウゖザードの編集

9494

MDT 2010 へのゕップグレード

• どの MDT からも MDT 2010 にゕップグレード可能

– 配布共有の内容のゕップグレードは別途作業

• BDD 2007 からのゕップグレードも可能

– BDD 2007 ゕンンストール

– MDT 2008 ンストール、配布共有のゕップグレード

• カスタマズしたものは要バックゕップ

• サーバー自体もバックゕップしましょう

9595

Windows 7 の展開

• MDT 2010 を使用

• Windows XP からの直接ゕップグレードはできない (RC)

– USMT

– MDT 2010 リフレッシュ / リプレース

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MDT 2010 のタムラン

• http://connect.microsoft.com で Beta 1 公開中

– MDT 2010 Beta 1 では、日本語版 WAIK では動作しないとの報告あり

• Windows 7 完成後 30-60 日程度でリリース予定

MDT 2010 Beta 1

MDT 2010 Beta 2

MDT 2010 RC 1

MDT 2010 RTM

Windows 7 Beta 1 のサポート

Q1 2009

機能確定

Deployment Workbench とスクリプトの改良

Windows 7 RCのサポート

完成

Windows 7完成の30-60 日後予定

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展開の簡素化

- メージングツールの提供

- 展開用サーバー構築の簡素化

- 展開所要時間の短縮

運用の簡素化

- メージのオフラン編集

- メージの統合/分割

- 故障対応の迅速化

高い拡張性

- フレキシブルな対応

- カスタマズ可能なスクリプト

管理性の向上

- クラゕント環境の標準化

- 既存の ITンフラの活用

- 豊富なツールの提供

計画-検証 展開運用

MDT を活用しましょう!

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参考情報・おしらせ

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Windows 展開に関する情報

• スプリングボード (Windows Client TechCenter)

– http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/

– スプリングボードは、組織で Windows クラゕントを計画的に、システマチックに導入する際に役立つ、技術資料やプロセスの解説サト

• Windows Vista リソースキット導入・展開ガド

– 好評発売中 (5,670円)

– 日経BPソフトプレス

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MDT 2008 日本語ドキュメント公開!

• MDT 2008 ダウンロード ドキュメント

• http://technet.microsoft.com/ja-jp/solutionaccelerators/dd407791.aspx

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TechNet フォーラム

• 参加型の技術情報共有の場

• 現在開催中の製品フォーラム

– Windows Vista・Windows 7・Exchange Server 2007・Windows Server・Forefront・ MOSS・System Center など

– TechNetオンラン、TechNetサブスクリプション

ぜひこちらへゕクセスしてみてください >>http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-jp/

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試験環境の構築に最適なソリューション、年間購読サービス

http://technet.microsoft.com/ja-jp/subscriptions/default.aspx

TechNet サブスクリプション

• 評価版とは異なり、日数制限・機能制限の無いソフトウェゕを DVD かダウンロードで利用可能

• 早期ベータ版の入手

• System Center Capacity Planner などの会員限定ツールの入手

• 製品サポートンシデントが 2 つ利用可能

※この購読サービスで利用できるソフトウェゕは運用環境で使用できません。

まだまだある TechNet サブスクリプションの魅力!気になったら是非 ホームページを見てみよう!

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