Priner of git

自己紹介

Name:

佐川　夫美雄@albatrosary

http://ameblo.jp/sgw3a/

Users Group:Tokyo.R/html5j.org/jsug/mybatis-users/（ソフトウェア品質技術者のための）データ分析会

今日はハンズオンですので実際にコマンド叩きます途中ミスってもそれはそれで、デモですので空気を呼んで心広い対応をお願いします

では、はじめます

初級編の目標

・よく使う git コマンドを覚える

・git の基本動作を身につける

・１人 git でがんばれる（複数人 git はまた今度）

git の特徴

・分散型バージョン管理システム

・多くのオープンソースプロジェクトで使われている　← オープンソースを利用するときに git の知識を持っている方がよりよい

・１人バージョン管理、チームでのバージョン管理など気軽にファイル管理できる

git のイメージ

Repository

Repository

Repository

IndexWorking Tree

Repository

ローカルOrigin

push/pull

commit/checkoutadd/reset

自分の Repositoryを壊しても誰からも怒られない

それぞれのファイルの差分を個別に管理

スナップショットとしてデータを管理

git と svn の違い

ちなみに

gitgithubgithub:E(github Enterprise)

これ違うものです

git は 分散型バージョン管理システムgithub は git を使うためのハブgithub:E(github Enterprise) は github の イメージ（VMを含め）をローカル環境に置けるもの

世の中どのくらい git が気になっているかトレンド

http://www.google.com/trends/explore#cat=0-5&q=Git%2C%20Subversion&cmpt=q

ようやく本題！！

git のインストールMAC だと既に入ってます。MacPortsからダウンロードWindows では下記 url からダウンロードします。msys版とcygwin版がありますが、msys版がおすすめ

http://code.google.com/p/msysgit/downloads/list

git の状態Working Tree：git 配下でユーザが作業する場所Index：リポジトリー登録する前の一時領域git はスナップショット（ファイルの固まり）として管理しているため Index というバケツを用意しているRepository：管理するファイルを蓄積するデータベース。CVS、Subversionでは全体として１つの管理だが、git ではローカルにもリポジトリーが存在する。

この概念を頭に入れてファイル管理するのでかなり面倒覚えると超ハッピー！！

git の状態遷移git init

git add git commit

git checkout

git diff git diff --cached

git diff HEAD

Sample.txtSample.txt Sample.txt

demo.txtdemo.txtdemo.txt

Sample.txtSample.txt

demo.txtdemo.txt

Index RepositoryWorking Tree

git reset

git checkout

よく使うコマンドgit config：git の設定をするgit init：git の管理下にディレクトリを設定するgit add：インデックスへのファイル登録git commit：リポジトリへファイルを登録するgit rm：git からファイルを削除する。Working Treeから実態を削除git show：コミット情報を表示するgit status：リポジトリの状態を確認するgit checkout：変更前に移動したりもとに戻ったりするgit reset：変更をなかったことにするgit revert：コミットをなかったことにする（commit を作る）git diff：各ステージの差分を確認するgit log：コミットログの確認をする

.gitignoreファイル：リポジトリの管理対象外にする定義ファイル

.gitconfigファイル：git configコマンドで発行された設定情報を保持する

ハンズオン

$ mikdir temp$ cd temp

git 用の作業ディレクトリ作成

$ git init

git 用に初期化

.gitディレクトリが作成されます

.git の中身を確認

$ git config --global user.name “Fumio SAGAWA”$ git config --global user.email fumio.sagawa@gmail.com

git の設定

git config --global：ユーザ（ログインユーザ）の git 設定git config --system：システム全体の git 設定git config：リポジトリの git 設定

git config

ここまでが git を使う準備ですsample.txt というファイルを使って実際にコマンドを叩いて行きます

$ echo hogehogehoge > sample.txt

git に管理させるファイルを生成

$ git add sample.txt

git add の発行

git addでこれが生成されている

$ git diff$ git diff --cached$ git diff HEAD

Working Tree, Index, Repositoryの違いを確認

HEAD：最新のコミットHEAD~：HEADの一つ前HEAD~~：HEADの二つ前HEAD~2：HEAD~~と同じHEAD^： HEAD~と同じHEAD^^： HEAD~~と同じ

HEAD について

$ vi sample.txt

ファイルの中身を変更しWorking Tree, Index, Repositoryの違いを確認

$ git add sample.txt$ git commit -m “first commit”

変更をすべて適用し commit

git commitでこれが生成されている

Working Tree, Index, Repositoryの違いを確認

$ git add sample.txtsample.txt を編集し git add

Working Tree, Index, Repositoryの違いを確認

更に sample.txt を編集しWorking Tree, Index, Repositoryの違いを確認

$ git status

git status は？

$ git log

git log は？

$ git show

git show は？

Woring Treeで定義された内容をgit commit し

git status, git log, git showを確認する

再度commit します

コマンドの打ち間違え

$ git status

git status は？

$ git log

git log は？

$ git show

git show は？

$ git rm sample.txt

git からファイルを削除する

この状態でgit status, git log, git show, git diff

を確認する

$ git status

git status は？

$ git log

git log は？

$ git show

git show は？

$ git diff$ git diff --cached$ git diff HEAD

git diff は？

$ git checkout HEAD sample.txt

git から check out してみる

次回（来週）は、複数人で利用するための方法をやります

・merge・branch・push / pull・tag・clone

・svn 連携

参考書

ご清聴ありがとうございました