Moteki jmsd ftalksession-130228mod

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気象理解における海洋観測の重要性について,海上自衛隊で話させて頂いた際のスライドです. トークセッションというファイル名通り,一方的に話すプレゼンではなく,聴衆同士で話し合ったり,意見のある人が前に出てきて話したり,というスタイルに挑戦してみました. このスタイルのモデルとしたのは,アクティブ・ラーニング代表の羽根拓哉さんによる下記動画です. 「社会人基礎力_FD教える技術_No.1_人間力を向上させる新教育手法」 http://bit.ly/15S17Vs

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茂木 耕作海洋研究開発機構東京学芸大学

もて    さく

海と空のあいだに今日もつゆの雨が降る

茂木 耕作海洋研究開発機構東京学芸大学

もて    さく

天気図での着眼点海洋観測の重要性豪雨と海洋の関係

天気図での着眼点梅雨期は,数値予報資料の予報精度が悪いような気がします。

事前に頂いたコメントより

24時間後

24時間後実況

実況 実況 24時間後

メソ低気圧茂木耕作 著 梅雨前線の正体(東京堂出版)より

メソ低気圧

南下

茂木耕作 著 梅雨前線の正体(東京堂出版)より

メソ低気圧

茂木耕作 著 梅雨前線の正体(東京堂出版)より

メソ低気圧

北上

茂木耕作 著 梅雨前線の正体(東京堂出版)より

海洋観測の重要性

黒潮黄海

Moteki and Manda, 2013の論文より

揚子江高気圧

太平洋高気圧

オホーツク海高気圧

×

黄海高気圧

2011年5月17日00Z

太平洋

黄海

黒潮

浅い海と深い海

黄海で形成される定常的な寒気

黄海太平洋

南 北

水温

気温

黒潮

~200m

~4km(600hPa)

中国北部

寒暖梅雨前線

寒暖

黄海の寒気が衰退=梅雨前線北上

黄海太平洋

南 北

水温

気温

黒潮

~200m

~4km(600hPa)

中国北部

寒暖梅雨前線

寒暖

太平洋

梅雨前線

黄海5月 6月 7月

東シナ海上の梅雨前線の季節進行は、黄海の暖まり方次第

海洋観測の重要性梅雨期は,数値予報資料の予報精度が悪いような気がします。←向上出来るはず

事前に頂いたコメントより

豪雨と海洋の関係平成24年7月

九州北部豪雨7月11日~14日

阿蘇市乙姫:800mm天気と気象について わかっていること いないこと

(ベレ出版)より

7月12日午前3時 高さ500mの水蒸気量の分布

水蒸気混合比(g/kg) 大雨注意 豪雨注意

クラウドクラスター

数百km規模の背の高い雲の塊

天気図での着眼点海洋観測の重要性豪雨と海洋の関係

海と空のあいだに今日もつゆの雨が降る

茂木 耕作海洋研究開発機構東京学芸大学

もて    さく

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