20141210 オープンデータカフェ@大阪 in ラウンドおおさか

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防災×ITの取り組み事例紹介

地域コミュニティと ITを 防災に活かすために

2014.12.10 オープンデータカフェ@大阪 in ラウンドおおさか

Fandroid Kansaiについて

•  Fandroid EAST JAPANの関西支部 •  IT、防災、地域活性化をキーワードに  関西を盛り上げていく •  東北と関西を繋ぎ、互いの地域を活性化する

本日のテーマ

・防災をテーマにしたアプリコンテスト

 “Earth Communication Award”

・Fandroid KANSAI設立記念ワークショップ

 防災と地域活性化とITをコミュニティから

What's ideathon ?

アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛けあわせた造語。

特定のテーマの下、アイデア出しの様々な手法を用いて短時間で意見を

まとめていく

What's hackathon ?

ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛けあわせた造語。

エンジニア・デザイナー・プランナーなど多様な人達が集まり、特定のテーマの下、アプリやWEBサービス等を短時間で開発していく

地球に関する情報を使って、

防災や日常生活に役立つものを考えよう!

気象情報 × 地図情報

きっかけ

【ビジネス的】 ・気象情報を提供するAPIを開発

・APIを開発者を中心にPRするため

【個人的】 ・気象データの扱い方を多くの人に伝えたい

・防災に関わる活動を通じて震災復興に少しでも貢献したい

・東北と関西を繋ぎたい

最優秀賞

企業賞

Earth Communication Award �

アイデアソン・ハッカソン

東京/仙台/石巻/大阪/大垣

一般公募

アワードにご招待

各会場2チーム

アイデア賞表彰

審査

プレゼンテーション

特別賞

石巻 仙台

東京 大垣

大阪

2013.11.2(Sat) 日本マイクロソフト 品川本社

最優秀賞受賞作品 防災マッシュアップMAP

可視化したいデータを自由に入れ替え 活用事例:秋田県横手市

by 独立行政法人 理化学研究所

秋田県横手市さんが作成したオープンデータと一緒に表示することが可能

ゼンリンデータコム賞 I'm Here

by チームTKO

ChatWork賞 イツアラ

洗車するタイミングを教えてくれるアプリ 黄砂情報などを活用

by イツアラ制作委員会

Fandroid EAST JAPAN賞 あの日ノ記憶

by NPO法人位置情報サービス研究機構 Lisra

Fandroid EAST JAPAN賞 あの日ノ記憶

あの日どこで何が起こったかを気象情報と共に伝える

Fandroid Kansai 設立記念ワークショップ

防災と地域活性化のための IT のあり方を コミュニティから考える

当日の流れ 【基調講演】  京都大学 防災研究所 畑山 満則 氏 【パネルセッション(1)】  南三陸町 震災復興推進課(現西宮市役所) 畑 文隆 氏  東日本大震災復興サポート協会 遠藤 雅彦 氏 【パネルセッション(2)】  大阪市旭区役所 総務課 防災等担当課長代理 有信 博孝 氏  Music Activist Shiho さん  株式会社ICC代表取締役/西宮経済新聞編集長 林 拓真 氏 【ワークショップ】

京都大学防災研究所 社会防災研究部門

防災社会システム研究分野

畑山 満則 准教授

ITで得られるのは安心 安全:客観的に見て安全 安心:主観的に見て安全 ITの役割 情報の鮮度を保つ コミュニケーションを円滑に ITを活用できる人達の幅は時代で変わる フェースに合わせたアプリの開発が必要

東日本大震災後、阪神大震災での復興計画の経験から南三陸町へ出向 南三陸町の高台移転計画に携わる

震災の経験を多くの人に知ってもらうため、宮城・三陸を舞台にしたドキュメンタリー映画「うたごころ」の上映会開催支援

南三陸町 震災復興推進課 まちづくり推進室長

(現在:西宮市 都市局 開発指導課長)

畑 文隆 氏

一般社団法人 東日本大震災復興サポート協会

代表 遠藤 雅彦 氏

福島県いわき市出身。 震災後に大阪へ避難。 福島の名産を関西でPR 震災の経験を語り継ぐため、 地域で防災講話を実施 震災時の体験談 コミュニティの再生が難しい 孤立した時にも情報が行き届く仕組みを

大阪市旭区役所 総務課 防災等担当課長代理

有信 博孝 氏

災害時の自治体内対応はマニュアル対応 翌日には99.8%、携帯の基地局は回復 区役所には自家発電72時間 区役所には200台以上のPC 避難所数十台 被害状況把握や共助に活用したい

Music Activist Shiho さん

音楽を通じで被災地のために活動を続ける CDの売上全額を被災地に寄付 自身も現地入りしてその想いを歌う ITはもちろん楽曲配信に活用 ITを活用すると 普通では繋がれない人達と繋がれる

株式会社ICC代表取締役 西宮経済新聞編集長

林 拓真 氏

地域の情報発信の観点で 西宮商店街では被災地応援クーポン 割引分を被災地へ寄付する ITを活用してバルアプリを開発 現在は畑さんとの繋がりもあり バルアプリに防災機能を実装中

アイデアワークショップ

アイデアワークショップ Ø 基調講演・パネルセッションをインプットとして実施

Ø アイデア紹介 Ø  避難者の相談先・駆け込み寺を紹介するアプリ   → 避難先では買い物するところさえ分からない

Ø  普段使っているSNSがそのまま伝言板として使えるサービス   → ボタン押下だけで位置情報等を送信するなど

Ø  孤独な帰宅困難者仲間を探すアプリ  → ITが「仲間がいる安心」をサポート

Ø これらのアイデアは、今後マッシュアップし、形にしていく

Hack for Japan 3.11 3年のクロスオーバー振り返り

IT×災害コミュニティなど

各地と防災・復興に関する取り組みについて共有

Fandroid Kansaiは IT・防災・地域活性化をテーマに

地域に根ざしたITコミュニティを目指します

防災とITに関する

イベントを開催して感じたこと

あくまでITは、災害時に私達を

サポートしてくれる「ツール」である

非日常×日常の組み合わせが大切

災害は突然やってくるから

日頃から使えることと組み合わせる

ローカルコミュニティ形成が

減災へ繋がる

居住地 / 勤務地

ハッカソン・アイデアソンから

日常的に使えるモノを生み出すために

リアルなインプットを

ありがとうございました

~ 大阪から考えるCivic Tech ~

盛り上げて行きましょう!

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