View
694
Download
1
Category
Preview:
Citation preview
大学のFacebook活用事例と日本での可能性
Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
201 1 年 5月 25日
Facebook 活用セミナー
大学マーケティングとしての可能性
第2部
お手元用
2Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
Contents
○ 海外の大学における 「 Facebook 」 導入事例– 1 . 基本展開例: コンテンツの大半がWEBと連動しているケース– 2. アプリ導入事例: 独自のアプリを設置しているケース– 3. TOPページ(Wall )の展開傾向
○ 日本の大学の 「Facebookページ」 の活用状況について– 日本の大学のFacebookページの活用状況
① 自動生成の管理者なしのもの ② 個人が勝手に作っているもの ??
③ ○ ○ 大学 チャンネルという学生運営(という名目)のもの
○ 日本の大学のFacebookページ活用戦略を考える
3Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
海外の大学における Facebook導入事例
まずは、アメリカの大学が、どのように Facebook ページを
活用しているのかを検証してみます。
4Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
① USの大学が展開している「Facebookページ」の多くは数万~数十万人規模で運営。
設置しているタブや、コンテンツの大半がWebと連動したものである。⇒ ( a)対象者毎に分けたタブを設置している大学や、( b)Welcomeタブ(ランディングページ)や他のタブを
設置している大学、
(c) Wallのみで展開する大学が混在。 また、大学のグループや施設毎に Facebookページを立ち上げている
大学も多い。
※ 上記の他に、 Facebookページに付与できる、ディスカッション、イベント、動画、写真、ストリーミング等の各種 機能も活用しながら展開している。
② 中には、 Facebook アプリを導入し、さらなる魅力化を図っている大学もある。
③ その大学にファン登録すれば、大学のリアルな姿や魅力を感じることができる。⇒ Wallでは、学内イベント、 OB会、各種連絡事項、お知らせ、等々の日々の出来事や各種情報が流れており、 ”ファンの人達はその大学で日々繰り広げられている“あらゆる魅力に触れ、広めることが出来る。
海外の大学における Facebook 導入事例 のまとめ
5Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
本日ご紹介させていただいた各大学の Facebookページの URL
○ 対象者毎に分けたタブを設置している大学SUNY Plattsburgh15,202人http://www.facebook.com/sunyplattsburgh
( Welcomeタブや他のタブを設置している大学)Brown University17,997人http://www.facebook.com/BrownUniversity
Rice University8,027人http://www.facebook.com/RiceUniversity
The University of Chicago 42,908 人http://www.facebook.com/uchicago
Texas A&M University 269,634人http://www.facebook.com/tamu
Princeton University39,490人http://www.facebook.com/PrincetonU
Kaplan University
38,684人http://www.facebook.com/KaplanUniversity
○ Wallのみで展開する大学Massachusetts Institute of Technology
34,341 人http://www.facebook.com/MITnews
Yale University
21,591 人http://www.facebook.com/YaleU
○ 独自アプリを設置している大学Kaplan University
38,684人http://www.facebook.com/KaplanUniversity?v=app_134742813236495
※ ファン数は 2011/5/19時点のもの。
6Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
MEMO
7Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
日本の大学の
Facebookページの活用状況について
8Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
① 日本の大学で「 Facebook ページ」を展開しているところは少ない。
⇒ 検索して引っかかってくるものは、大学が運営するページではないものばかり。。。
② 日本の大学が展開している風に見える 「Facebookページ」 の多くは、
大学が運営する公式のものではなく、学生組織が展開しているものである。⇒ 学生の連合組織のようなものが、各大学のページを量産し始めており、多くの学生や OB/OGが登録 /活用を
始めている。
③ その学生組織が展開しているページが、大学の URLを次々と取得している。⇒ 早急に、大学公式の Facebookページを立ち上げることが必要ではないか。
・ 自分の大学の URLを守る (一般企業では、すでにその動きも)
・ 非公式ページが、実質上の主ページとなるリスク
日本の大学における Facebook 導入事例 のまとめ
最近ちょっと増えてきた!
9Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
しかも、すでにオリジナル
URLを取得されている!
慶應義塾大学 チャンネル - KEI O Uni vers i ty - http://www.facebook.com/keio.univ
上智大学 チャンネル - Sophi a Uni vers i ty – http://www.facebook.com/sophia.univ
明治大学 チャンネル - Mei ji Uni vers i ty – http://www.facebook.com/meiji.univ
法政大学 チャンネル - Hosei Uni vers i ty – http://www.facebook.com/hosei.univ
立教大学 チャンネル - St Paul Uni vers i ty - - Ri kkyo Uni vers i ty –http://www.facebook.com/rikkyo.univ
青山学院大学 チャンネル - Aoyama Gakui n Uni vers i ty – http://www.facebook.com/aoyamagakuin.univ
日本の大学のFacebookページの活用状況 ④ ○ ○ 大学 チャンネルという学生運営(という名目)のもの
日本の大学の
Facebookページ活用戦略を考える
11Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
① 大学の公式情報をきちんと発信する、大学公式ページの開設を!
② 大学にとって必要な情報の流れを、ソーシャルメディアを活用して再設計を!
③ 留学生の獲得や、海外への情報発信の強化に最適! また、募金集めや公開講座等の集客ツールとしても活用可能!
• 海外では大学自らがFacebookページを開設 /運用しながら、多くの情報を発信している• 日本では多くのアンオフィシャルページが乱立!無法地帯となっており、情報 /運営の偏り・信憑性等の問題が出てくる恐れあり。• また、そのようなFacebookページに参加することへの不安感も想定される(どの Facebookページが正しいのか不安)。• しかも、FacebookページのオリジナルURLは、早いもの勝ち!の世界なので、勝手ページに押さえられるのは非常に痛手
となる。
Facebookは情報発信以外にも、多くの使い方が想定できる。 ● ターゲット : 受験生 ⇒ 在学生 ⇒ OB /OG ● 情報 : 入試 / キャンパス情報 ⇒ 受講 /イベント情報 /各種連絡事項
⇒ OB会 /寄付 /活動報告 等々● ツール /施策 : 大学案内等々 ⇒ ○○○○ ⇒ DM/会報 /OB会 /OB会カード
※ その他、地域、産学、社会人向け講座、研究室など
⇒ 今までは一方通行で、それぞれが独立して機能していたものを、連携させながら「大学」としての情報発信 /囲い込みが可
能となる
・ 世界中で6億人ものユーザーがいる Facebookは、海外からの留学生へのアプローチにも最適 (各国向けにターゲットを絞った広告展
開も可能)。
・ また、大学の情報や研究内容等を英語や他国語で発信すれば、国際社会へのアピールにも最適。
・ さらに、同窓生等への募金活動(増改築 /研究資金 /遠征資金)や、公開講座 /社会人向けコース等の販売ツールとしての可能性も。
今までの流れ
(考察) 日本の大学のFacebookページ活用戦略を考える
12Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
① 各メディア /コミュニケーションを繋げる
Alumni( OB/OG)
Students (在学生)
Admissions (入試)
大学HPとの連携
Wall在学生 /OB・OG
教職員
受験生
一般ユーザー
その他
ソーシャルメディアとの連携
従来のメディアとしての HPは、大学からの(一方的な)情報発信ツールとして、多くの情報が満載です。
YouTube
foursquare
Facebookページは公式 HP ”と違い、ユーザーは“そこにいる人たちや”“最新の情報を見に来ます(実際に、その大学に関係している人た
ちや、各種行事等に参加した人たちの生の声 等)。 そして、その大学の在学生 /教職員、各種行事等の実際のリアルな姿を見てその大学をイメージしてゆくのです。
13Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
受験生 在学生 OB/OG
社会人向け講座
公開講座
研究所
研究室
一般企業地方自治体
ゼミクラブ /同好会
授業
シンポジウム
学園祭
学生生活
施設情報
入試情報 就職先
クレジットカード
学部学科情報 教授 /講師
オープンキャンパス
産学連携
留学生研究 /学会発表
留学
募金
ホームカミングデイーOB訪問
ボランティア
書籍 /グッズ
TV等の解説
高校訪問
政府 /自治体の○ ○ 委員
② 各施策 /イベントを繋げる
情報を統合し、大学としての 総合的なBrand力へと変えてゆくツールとしての可能性!大学で行われているすべての施策を、すべての人たちが知り /感じることが出来るようになる。 ↓各大学で、縦割りになりがちで、それぞれが個別に活動している各施策を、 Facebookを上手く活用すれば、多くの人たちに伝達できるようになる。 つまり、多方面に及ぶ大学が行っている各種活動を多くのステークホルダー達とシェアしてゆくことができるのです。
14Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
全世界で6億人ものユーザーを擁する Facebook は、留学生へのアピールにも最適!
国名 ユーザー数 普及率(人口に対する)
Indone s ia 35 174 940 14.48%
Philipp ine s 22 651 600 22.67%
Ma la ys ia 10 138 760 38.76%
Ta iwan 9 999 260 43.43%
Tha ila nd 8 421 780 12.68%
South Ko re a 4 010 980 8.25%
Hong Kong 3 700 320 52.19%
J a pan 2 553 660 2.01%
Singa po re 2 295 420 48.83%
Vie t nam 1 559 640 1.74%
China 659 060 0.05%
Ind ia 22 057 280 1.88%
Aus t ra lia 9 775 100 45.97%
Unit e d St a t e s 152 189 880 49.06%
Franc e 21 037 340 32.48%
It a ly 18 438 760 31.74%
Ge rmany 16 215 380 19.71%
Egyp t 5 651 080 7.02%
Rus s ia 4 211 720 3.02%
Swe de n 4 112 180 45.32%
De nma rk 2 603 280 47.20%
Norway 2 488 400 53.21%
中国、インド、 Facebook と言われるほどに、そのユーザー数は膨大で全世界に多くのユーザを
抱える。※中国の人口 13億人、インドの人口 12億人、 Facebookのユーザーが 6億人。(日本: 250万人超) ただし、中国での利用は少ない。
※2011/4/5のデータより http://www.socialbakers.com/
★ 東南アジアでは、 Facebook はかなり普及している!⇒ インドネシアでは 3517万人! フィリピンで 2265万人!
さらにマレーシアでも 1000万人強のユーザー数!
台湾では 43.4%の普及率!、香港では 52%、
シンガポールでも 48.9%の普及率である!
★ インドで 2205万人!★ オーストラリアでは 45. 97%の普及率!
★ ちなみに、アメリカでは 1 . 5億人( 49%の普及率)
しかも、各国のターゲット層に広告も打てる!
15Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
日本のアパレルメーカーs at i s f ac t i on guar ant eed(サティスファクションギャランティード)
Facebookページで全世界に向けたプロモーションを始め、
16万人ものファンを獲得しています(現在 30万人超え!)
。
「メイドインジャパン」がアジアで絶大な人気があること
に目をつけた同社は、商品をすべて日本国内で生産
し、 Facebookページ上でアジアの人たちに販売しています。
この satisfaction guaranteed(サティスファクションギャランティ
ード)は、 Facebookページを英語で作り、英語でコミュニケ
ーションすることでその巨大な市場の獲得に成功したので
す。
ソーシャルメディアを使えば国を越えて巨大なマーケット
を狙うことができる時代なのです。
(アジアへ向けて展開している参考事例)
( http://www.sm-int.jp/success.html より)
https://www.facebook.com/japan.satisfactionguaranteed
※ファン数、画像は 2011/4 時点のもの。
16Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
③ Facebook ページの開設 /運用のステップ
【 STEP ① : 『誰が行うか』を決める 】
①-1: 主体となる部門はどこか?
①-2: 誰が運用を行うか?
【 STEP ② : 『何を伝えるか』 を決める 】
②-1: 既にまとまっている情報を再活用し、 FBに流し込んでゆく。
②-2: 日々更新されてゆく、大学の情報を「既存の」仕組みを活用しながら FBに流し込んでゆく。
②-3: 今までのステークホルダーで無い人に向けた情報も、アピールしてゆく。
【 STEP ③ : 『どんな Facebook ページにするか』を検討する(箱&運用) 】
③-1: URLの取得
③-2: 基本情報の整理 /設定するタブの検討
③-3: 連携させるもの /アプリケーションの検討
17Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
本日紹介させていただいた各大学の Facebook ページの URL
文京学院大学 広報グループ35 人http://www.facebook.com/bunkyogakuin
カリタス女子短期大学35 人http://www.facebook.com/cari ta s .univ
早稲田大学502 人http://www.facebook.com/WasedaU
東京大学64 人http://www.facebook.com/UTokyo
芝浦工業大学179 人http://www.facebook.com/shibaura
名古屋商科大学155 人ht tp://www.facebook.com/NUCB.JP
名古屋商科大学大学院427 人ht tp://www.facebook.com/MBA.JP
敬和学園大学132 人ht tp://www.facebook.com/keiwacol lege
駒澤大学22 人ht tp://www.facebook.com/page s/%E9%A7%92%E6%BE%A4%E5%A4%A7%E5%AD%A6Komazawa-Univer s i ty/112069425544134?sk=wall
大東文化大学30 人ht tps://www.facebook.com/dai to .univ
(参考)上智大学ソフィア会2,848 人ht tp://www.facebook.com/SophiaUniver s i tyAlumniAssoc ia t ion
※ ファン数は 2011/5/19・ 24時点のもの。
18Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
PR
http://www.facebook.com/ko.USP http://www.facebook.com/WOMlabo
ご質問、お問い合わせは、廣告社の各営業担当、または USP、 WOMlaboへ。
19Copyright © 2011 Kokokusha Co.,Ltd.
MEMO
Recommended