SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

Preview:

Citation preview

SQL Server 現状診断サービスご紹介資料

2015 年 1 月版

SQL Server 現状診断サービスについて

2

SQL Server を利用していて、「現状の設定の妥当性」「稼働状況」について不安を持たれたことはありませんか?

SQL Server 現状診断サービスでは「CPU / メモリ / ディスクの利用状況の可視化」「SQL Server の適切な設定が行われているか」「診断の結果、改善すべきポイントがあるか」といった、SQL Server の各種情報と改善案を記載した報告書を作成し、お客様の不安を解消いたします。

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

SQL Server 現状診断サービスの作業範囲

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料3

SQL Server のチューニングは、一般的に以下のサイクルで実施します。 SQL Server 現状診断サービスでは、以下のチューニングのサイクルのうち、

「現状の整理」「チューニング箇所の把握と方法の検討」に必要となる情報の取得 / 解析作業を実施いたします。

現状の整理

チューニング

箇所の把握と

方法の検討

チューニング

実施

効果の測定

SQL Server 現状診断サービスの作業範囲

お客様作業

診断報告書

4 SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

診断報告書について

5

SQL Server 現状診断サービスでは SQL Server の各種状態を記載した、以下の成果物を作成いたします。

診断報告書 (電子媒体)

CD または DVD のメディアに診断報告書の電子媒体を格納し、納品させていただきます。

診断報告書は弊社で用意した PowerPoint プレゼンテーションファイル (pptx) を使用します。

診断に使用した情報取得のためのクエリは成果物には含まれておりません。予めご了承ください。

診断報告書の内容については次ページをご参照下さい。

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

診断報告書サンプル

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料6

以下のサンプルは診断時に作成する報告書の一例を記述したものです。 各ページを拡大したものについては、別添の報告書サンプルをご参照ください。

診断対象によって報告内容が異なります。予めご了承ください。 サンプルのため、各内容についての考察が記載されておりませんが、実際の診断報告書には各

内容についての考察が記載されております。

改善案をご提案できる場合には、考察と合わせて改善案をご報告させていただいております。

診断の作業範囲

7 SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

SQL Server 現状診断サービスの作業範囲

8

診断の対象は SQL Server のデータベースエンジンとなります。 SSIS / SSRS / SSAS 等の、データベースエンジン以外の機能に関しては診断対象外となりま

す。

SQL Server を使用しているアプリケーションや、実行されているクエリ/インデックスチューニングについては診断サービスの対象外となります。 診断中に特筆すべきクエリ/インデックスの情報が取得できた場合にはご報告させていただきま

すが、クエリやアプリケーションのチューニングに主眼を置いたものではございません。

診断で取得できた情報によっては、報告内容にクエリについての情報が含まれない場合があります。予めご了承ください。

診断中は情報取得のために 5% 程度 SQL Server の負荷が上がることが想定されます。予めご了承ください。

本サービスは現状の診断のみを対象としております。 診断により発見された設定変更 (改善案) に対しての、実際の変更作業はお客様作業となり、弊

社の作業範囲に含まれておりません。予めご了承ください。

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

診断可能な SQL Server のバージョン

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料9

SQL Server 診断では以下のバージョンの SQL Server を対象としています。※1

SQL Server 2005 (x86 / x64)

Standard Edition / Enterprise Edition

SQL Server 2008 (x86 / x64)

Standard Edition / Enterprise Edition

SQL Server 2012 (x86 / x64)

Standard Edition / Enterprise Edition

SQL Server 2014 (x86 / x64)

Standard Edition / Enterprise Edition

※1 : Microsoft Azure SQL Database / Amazon Web Services RDS for SQL Server についても対応予定です。

診断の流れ

10 SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

診断の流れ

11

診断作業は以下の流れで実施いたします。

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

診断作業診断前環境準備

報告書作成

報告会実施

診断前環境準備

診断に必要となる環境の準備作業となります。

診断開始の1時間前から作業準備を実施させていただきます。

診断作業

診断対象の SQL Server の各種状態を取得します。

情報取得作業は特定の時間帯 (1時間~2時間程度) で実施いたします。

取得した情報は報告書作成のために持ち帰らせていただきます。

報告書作成

持ち帰らせていただいた情報をもとに報告書を作成します。

報告書の作成は、通常 8 ~ 10 営業日程度を想定していますが、診断対象の規模によって作業日数が異なります。

報告会実施

作成した報告書をもとに報告会を実施いたします

報告会は、1 インスタンスにつき 1時間30分~2時間程度を想定しています。

作業分担

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料12

現状診断※1

報告書作成

報告会実施

報告内容適用検討

/作業実施

※1 : お客様作業については現状診断実施時の立ち合いを想定しています

弊社作業

お客様作業

診断に際しての準備について

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料13

診断に際して必要となる環境

14

診断の実施に際して、以下の環境のご準備をお願いいたします。※1

パフォーマンスモニターで診断対象に接続が可能。

SQL Server Management Studioで診断対象に接続可能。 診断用のクエリを配置して実行できる必要があります。

1 インスタンスにつき 400MB 程度の作業領域が必要となります。※2

取得した診断用データを上記の環境から引き上げ、報告書を作成します。 診断報告書を作成するため、作業領域に取得したデータを USB HD 等の外部媒体に保

存し、弊社に持ち帰りデータの解析をさせていただきます。

※1 : 情報の取得には負荷がかかるため、診断対象とは別の環境を使用してデータを取得することを推奨しています

診断対象

データ取得端末

パフォーマンスモニター

SQL ServerManagement Studio

診断用データ外部から接続してデータを取得

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

取得したデータを引き上げ報告書を作成

※2 : 2 時間の診断データを取得した場合に必要となる作業領域の目安となります

診断環境で必要な権限

15

診断を実施するに際して、診断対象の以下の権限が必要となります。

OS の Administrators グループのユーザー

パフォーマンスモニターで情報を取得するために使用します。

SQL Server の sysadmin の SQL Server認証のログイン

SQL Server Management Studio で情報を取得するために使用します。

上記のユーザーを使用してデータ取得端末から診断対象の SQL Server に接続を行い、各種情報を取得します。

取得する情報については次ページをご参照ください。

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

(参考)パフォーマンスモニターで取得する情報

16

パフォーマンスモニターでは、以下の情報を取得します※1

※1 : 診断状況に応じて、取得する項目が変わる可能性もあります。本情報は代表的な取得項目となります。

情報の種別 カウンター名

OS Memory Physical Disk Server Work Queue

NUMA Node Memory Logical Disk

Paging File Process

Network Adapter Processor

Network Interface System

Network Segment Server

SQL Server SQLServer:Access Methods SQLServer:Memory Manager SQLServer:Availability Replica

SQLServer:Batch Resp Statistics SQLServer:Memory Node SQLServer:Database Replica

SQLServer:Buffer Manager SQLServer:Plan Cache SQLServer:Broker/DBM Tarnsport

SQLServer:Buffer Node SQLServer:Query Execution

SQLServer:Catalog Metadata SQLServer:Resource Pool Stats

SQLServer:Databases SQLServer:SQL Errors

SQLServer:Deprecated Features SQLServer:SQL Statistics

SQLServer:General Statistics SQLServer:Transactions

SQLServer:Latches SQLServer:Wait Statistics

SQLServer:Locks SQLServer:Workload Group Stats

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

(参考)SQL Server Management Studio で取得する情報

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料17

SQL Server Management Studio では、以下の情報を取得します※1

※1 : 診断状況に応じて、取得する項目が変わる可能性もあります。本情報は代表的な取得項目となります。※2 : インデックスの断片化情報も取得対象としていますが、DBサイズや負荷状態によっては取得を行わないこともあります。

情報の種別 取得情報名

データベース情報 sys.master_files DBCC SQLPERF fn_virtualfilestats

sys.dm_io_pending_io_requests sys.dm_db_partition_stats dps sys.dm_db_file_space_usage

メモリ情報 sys.dm_os_performance_counters sys.dm_os_memory_objects sys.dm_os_memory_clerks

sys.dm_os_memory_cache_counters sys.dm_os_memory_pools sys.dm_os_sys_info

DBCC MEMORYSTATUS sys.dm_os_buffer_descriptors

クエリ情報 sys.dm_exec_cached_plans sys.dm_exec_query_stats sys.dm_exec_sql_text

sys.dm_exec_query_plan

インデックス情報 sys.indexes sys.dm_db_missing_index_details sys.dm_db_index_usage_stats

sys.dm_db_index_operational_stats sys.dm_db_index_physical_stats※2 sys.dm_db_partition_stats

sys.stats sys.dm_db_stats_properties

SQLOS情報 sys.dm_os_schedulers sys.dm_os_wait_stats sys.dm_os_latch_stats

sys.dm_os_spinlock_stats DBCC TRACESTATUS

バックアップ情報 backupset

お見積について

18 SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

お見積について

19

診断作業費に関しては、以下の内容をヒアリングし、環境の規模に応じて、お見積をさせていただいております。 SQL Server のバージョン

診断対象のインスタンス数

データベース数

データベースサイズ

診断時間

作業場所 ※1

診断作業の標準価格をお出しすることはできますので、標準価格が必要な場合は、お問い合わせください。

SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料

※1 : 遠方での作業が発生する場合、移動交通費/宿泊費を別途請求させていただく場合があります。

Recommended