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ワークスタイル変革に最適な
無線LANの心得
皆様、HPE Arubaの重村リーナです。先週に引き続き、リーナ通信をお届けしております。
たまに回転させたくなりませんか?
私はたまにあるんです、回転させたくなること。
ふふふ、お寿司ではありませんよ。
私のいう回転は、中華料理のターンテーブルのこと。
気の合う仲間と出かけて行って、
大皿をみんなで取り分けてたくさんの料理を味わう…至福の時間が過ごせる、あの回転テーブルでの食事です。
でも、外食が多くなりがちな営業ゆえに、お金を使いすぎるきらいが…今月は入学、卒業などのイベントでいろいろ出費もありそうなので、
大皿料理を回転させる予算的なゆとりは…
そんな折、ちょうど客先帰りに中華街に立ち寄る機会があり、
何かリーズナブルなおいしいものを!ということで、先輩から情報をゲット。
なんと650円というリーズナブルなお値段で定食が食べられるお店を教えていただきました。回転はしませんが、コスパはとってもいいようで。
先輩、あざーす。
おいしいものは夢中になるもの。
写真撮り忘れた、と思った段階ですでに3分の2はお腹の中でした…
正直おいしすぎて、写真のことを忘れていたぐらい!
先輩、あざーす。
そうそう、私が頼んだのは麻婆“海老”…ともいうべきメニュー。ひき肉のみそ炒めに海老が入ったもの、といった方が正確かもしれません。
しかもその値段でライスお替り自由という無敵のランチでした!
いやー、エネルギー充電で午後からも仕事がんばれそうです!
でも先輩、会社に戻り次第頑張りますので、
帰りの電車は寝かせてください…た、食べ過ぎで、睡魔が…
新たに3連載でお届けする新シリーズ「Office365/Skype for Businessによるワークスタイル変革に最適な無線LANの勘所」。ワークスタイル変革のプロジェクトに取り掛かることになった大輔と美咲ですが、
デバイスとの接続に“見えない”無線LANを使っていることに一抹の不安が。そんな不安を解消するための機能とはいったい?新シリーズもお楽しみに!
Office 365/Skype for Businessによるワークスタイル変革に最適な無線LANの勘所
HPE Arubaの無線LANソリューションのメリットをお伝えしていく新シリーズ「Office 365/Skype for Businessによるワークスタイル変革に最適な無線LANの勘所」全3回が新たにスタート。
ワークスタイル変革を実現するための基盤づくりプロジェクトの
リーダーに赴任した美咲が、UC(Unified communication)環境の整備に必要な無線LANの役割について考えます。
大輔(だいすけ)
A市役所のIT推進室から転職して、現在は世界的なお菓子メーカ
ーであるD&W社の情報子会社に転職。ネットワーク統括部のメン
バーとしてグローバルなIT基盤の運用管理を担う。実際にはITの知識があまりなく、いつも周囲に頼
ってばかりいる。
美咲(みさき)
大輔と同じくA市役所職員から転職した、もと大輔の部下。大輔が
所属する情報子会社の親会社にあ
たる、グローバル本社のD&W社システム企画部に所属。社会人歴
はわずか3年ほどだが、平成生まれのデジタルネイティブ世代とし
て、ITの知識は豊富。
導小紅(ドミニク)
美咲の父。ITの知識に長けており、美咲の良きアドバイザーでも
ある。突然現れ、去っていくとい
う神出鬼没のアメリカン。
全社的に導入する方向で。はい、はい、わかりました。
~電話を置く美咲~
あれ?美咲くん、深刻な顔してどうしたの?
いよいよ全社に導入するみたいですよ、例の…ってか、大輔さんじゃないですか!今日はなぜ本社のほうに?
日頃の働きが認められて、大きなプロジェクトに加わるみたいだよ。
ふふっ、ついに大きなチャンスが巡ってきたのかも。
嫌な予感しかしないですね。
私もプロジェクトのリーダーとしての話がきてるんですよね。まさか…
あれ、もしかして同じプロジェクトかな?
ワークスタイル変革に関連したプロジェクトとしか聞いてないんだけど。
げっ、やっぱり…それ、私がプロジェクトリーダーに任命されているやつですよ。時間や場所、デバイスに関係なく働ける環境をブローバルで構築していくっ
ていうやつです。
あ、たぶんそれだな。そうかー、またご一緒できるんだね。よろしく!
軽いなー、大輔さんは。私なんかプレッシャーで押しつぶされそうです…まあ、気心知れた人がいるのはありがたいですけどね。
具体的にはどんなことをするの?
まずは人事制度を含めた社内の制度化改革をしないといけないでしょうね。
あとは場所にとらわれない働き方にするのであれば、フリーアドレスを前提にし
たオフィスのレイアウトなんかも考える必要があります。
でも、我々が行うのはコミュニケーション基盤の再構築です。
“コミュニケーション基盤の再構築”って響き、なんかカッコいいね。
そういう感想なんですね…まあ具体的には、最近はやりの「Office 365」をグローバル展開し、Skype for Businessをベースに音声基盤を構築することになりそうです。
結構大がかりなプロジェクトになりそうだねぇ。
まあでも、Outlookは使ってたわけだからメールは問題なさそうだし、WordやExcelも従来から使っているものばかり。大変なのは…ってどこ?
最も大きな変化はUC環境の整備ですよ。
UCってカードの?というか、そういうボケはいらない?
ボケと分かっているなら話は早いですね。
Skype for Businessを中心にプレゼンスを管理し、状況に応じてコミュニケーションが図れる環境を作り上げる計画です。
電話やWeb会議などさまざまなコミュニケーション手段が利用できるUC(Unified communication)環境を整備することになります。
で、なんで私が呼ばれたの?
私が呼んだわけではないんですけどね。
今回気がかりなのは、アプリケーション基盤はいいんですけど、結局デバイスと
の間のラストワンマイルが無線LANだ、というところなんです。
無線LANじゃダメなの?
駄目じゃないんですけど、通信の状況が把握しやすい有線環境と違って、無線の
場合は状況が把握しにくいんです。見えませんからね。
大輔さんが呼ばれた理由はそのあたりじゃないですか?
というと?ピンとこないなー。
そりゃ、社内の無線LAN担当といえば、今や大輔さんをおいてほかにいないですから。無線LANにおける第一人者、ということですよ(苦笑)。
え、やっぱり!まあねぇ、そういわれるのは嫌いじゃない…って、でも僕にはそんな知識が…
大丈夫、パパも呼びますから。
ハーイ、美咲!また呼ばれタよ!
は、早くないっすか。登場するの。
美咲のコトが心配で心配デ。いつデモ出てこれるヨウにしてイルんです。
ストーカーなの…?そりゃーありがたいですけど。では無線LANを経由してUC環境を整備するには、どんなところがポイントになるんでしょうか。
大前提とシテ、見えナイ無線環境を見える化スルことが必要デス。
確かに、今の無線状況がしっかり見えることが重要よね。
今導入しているHPE Arubaの無線LAN環境でできるの?
そこは大丈夫!以前AirWave入れているから、無線状況の見える化はばっちりだよ!オフィスレイアウトに基づいた無線環境の善し悪しや信号強度、ノイズなど
がはっきりわかるようになっているからね。また接続するデバイスの状況も可視
化できるので、状況把握も簡単にできるはず。
おお!ちゃんとオフィスのレイアウト上で無線の善し悪しが色分けされて見るこ
とができますね。
しかも、過去の状況もきちんと記録しているからね。
最近繋がりにくいんだけど、なんていう問い合わせがあっても、過去のログから
状況が確認できるし、原因特定もしやすくなっているからさ。
音声はリアルタイムなコミュニケーションなんで、電話がつながりにくくなると
すぐに問い合わせがきちゃうからね。
さすが無線LANの第一人者、ちょっと見直しましたよ!じゃあ、いったんHPE Arubaの無線LANであれば、無線状況の見える化については可能なわけですね。
確かに通信状況の把握はできるけど、今回は音声、だもんねぇ。
その辺もきちんとコントロールできるような環境があればいいけど。
ありマスよ、大輔サン。
えー、マジ!?それってどんな機能なの?
すみまセン、説明してアゲたいんデスけど、ちょっと今日ハ時間の都合がありマ
シて。また次回ご紹介しマス。
なんだー、勿体つけるね、導小紅さん。じゃあ次回の宿題ってことで。
あれ?宿題ということは、しっかり調べてくるんですね、大輔さん。
そうね、頑張ってみるよ。
期待してますよ、大輔さん!
文責:日本ヒューレット・パッカード ネットワーク事業統括本部 重村リーナマリー監修:日本ヒューレット・パッカード ネットワーク事業統括本部 天野重敏
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