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HEMSの設置と設定 ご説明資料
Ver.0.6
NEC
スマートエネルギーBU 品質保証部
【開示範囲】 関係者に限る
Page 2 © NEC Corporation 2014 NEC Group Internal Use Only
□情報収集装置
(IG1001/SF) □スタンド □ACアダプタ
□LAN ケーブル
(カテゴリ5eストレート)
□ケーブルタイラップ
□測定装置
(IM0001) □主幹およびPV用CT 4ケ
(CTF-13NF-NEW)
□ACケーブル
□分岐用CT 8ケ
(CTF-6-NEW)
□番号シール
□取扱説明書(本書) □つなぎかたガイド □HEMSサービスご利用にあたって
□トラブル対応チェックシート(A片) □トラブル対応チェックシート(B片) □初期設定サポート注文書/CD片
□CT取付の注意事項
□保証書
IG0001STC1/SFモデルのみ同梱
梱包内容品と必要部材 装置の説明
電源コード:芯線数・2、導体サイズ・:φ1.6~2.0mm
1.製品同梱品
2.その他必要部材
□壁面取付ネジ 4本
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①CTセンサの準備 (P6) 12個全てのCTセンサのケーブル両端のタイラップに同じ番号シールを 貼り付けます。 (大きいCTセンサへはNo1~4、小さいCTセンサへはNo5~12の番号シール) 分電盤にCTセンサを設置し、測定装置にコネクタを差し込む際に、 結線間違いを防止するためです。
施工前準備
②電源コード 分電盤と測定装置の長さに切断し、両端の被覆を剥きます。
識別タイラップ
CTセンサ側、コネクタ側の2箇所。
図は、番号シール“1”の例です。
12mm
50mm
導体 絶縁被覆
外装被覆
単線(2心)コード
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CTセンサの取付
◆CTセンサの取付方 ①CTセンサを分割するには、ツメのロックを外して分割します。 ②「CTセンサ接続表」および「CTセンサ配線図」に従ってCTセンサを電線に取り付けます。 1個のCTセンサは、1本の電線に取り付けます。(注.2本の電線に取り付けない) ③CTセンサを閉じる際は、CTセンサのツメがしっかりロックされることを確認してください。 注.CTセンサがしっかりロックされていないと、正しく測定ができない、 およびCTセンサから異音の発生の原因となります。 ◆主幹CTセンサを取付る方向 【主幹電線】 CTセンサには極性があります。極性は、CTセンサ本体に「 K⇒L 」と表示されています。 主幹ブレーカの電線(L1線、L2線)のCTセンサの極性向きは、以下の様に取付けます。 ・主幹ブレーカのL1線:電源供給側がK、負荷側がLの向き ・主幹ブレーカのL2線:電源供給側がL、負荷側がKの向き 注.主幹電線に取付けるCTセンサの極性の向きを間違えると売電、買電が 逆に測定される原因となります。 ◆PVと分岐回路のCT 極性は問いませんので、取付の方向の指定はありません。
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CTセンサ接続図
◆接続図
注 L1線から給電しない場合は、 売電と買電が逆に測定される 原因になります。
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CTセンサ接続図 ~ 主幹CTの極性とPV-CTセンサの接続パターン
~ ~
CT極性表示 【CT極性表示の位置】
◆主幹CTの極性
◆PV-CTの接続パターン
PV1台 CT接続方法:1系に1個(CT3)接続 PV1台 CT接続方法:1系に1個(CT3)、2系に1個(CT4)接続
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CTポートコネクタ 測定装置
CT番号シール3のCTセンサー
CT番号シール4のCTセンサー
CT番号シール5のCTセンサー
CT番号シール6のCTセンサー
CT番号シール2のCTセンサー
CT番号シール1のCTセンサー
CT番号シール9のCTセンサー
CT番号シール10のCTセンサー
CT番号シール11のCTセンサー
CT番号シール12のCTセンサー
CT番号シール8のCTセンサー
CT番号シール7のCTセンサー
CTセンサケーブルをCTポートコネクタに接続する
◆CTセンサケーブルの番号と同じ番号のポートに接続する
コネクタを同じ番号に差し込む
7
7
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測定装置を壁面に設置する
壁面取付ネジをベースカバーの4隅の穴を通して、壁面に取付けます。 注.測定装置は、容易に電源スイッチを操作できる場所に設置してください
◆装置を壁面に固定する
ネジ穴
4箇所 ベースカバー
電源スイッチ
ネジ ノックアウト
注.取り外さないこと
ノックアウト
注.取り外さないこと
◆カバーの取付
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固定したモールにケーブルを通す
図は、左側面ノックアウトからケーブルを引き出した例です。
測定装置
分電盤
ノックアウト
開口部
感電の恐れがありますので、使用者が下記部位に可触しない様にモールなどで保護してください。 ・低圧配電用ケーブル(VVF)の絶縁被覆部
ノックアウトからケーブルを通す場合の注意事項
□火災、感電、故障の恐れがありますので、ケーブルが損傷しない様にベースカバーからノックアウトを 取り外した後、ノックアウト接合部のバリを取り除いてください。 □ノックアウト開口部から電源コードまたはCTセンサケーブルが引き出せるようにケーブルを フォーミングしてください。 注.電源コードが測定装置のカバーとベースカバー間で線噛みしないように注意してください。 □使用者が可触する箇所に以下のケーブルを配線する際は、安全上、ケーブルをモールなどで カバーして固定してください。 ・低圧配電用ケーブル(VVF)
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電源入力端子台
N端子
L1端子
測定装置
N側
差込み口
L側
差込み口 • 電源コードを接続する分岐ブレーカが、L1線から供給されているAC100Vであることを確認してください!
測定装置までの電線の接続が正しくないと、売電と買電が逆に測定される原因になります。 電力供給側 測定装置
L1線(電線) ⇒ L1端子(電源入力端子台) N線 (電線) ⇒ N端子 (電源入力端子台)
L1線から供給のAC100V分岐ブレーカ
白色の絶縁被覆側の導体が電源入力端子台のN端子に接続されていること!
白色の
絶縁被覆側
電源コードを供給元に接続する - 1
◆分電盤に直接接続する場合 ・測定装置の電源入力端子台のN端子に接続した電線(白色の絶縁被覆)を L1線から供給されているAC100V分岐ブレーカのN側差込み口に接続します。 ・測定装置の電源入力端子台のL1端子に接続した電線(黒色の絶縁被覆)を L1線から供給されているAC100V分岐ブレーカのL側差込み口に接続します。
Page 11 © NEC Corporation 2014 NEC Group Internal Use Only 電源入力端子台
N端子
L1端子
測定装置
差込み口
N側
差込み口
L側
• 電源コードを接続する商用コンセントが、L1線から供給されているAC100Vであることを確認してください!
• コンセントの差込み口のどちらがN線に接続されているか確認してください!
測定装置までの電線の接続が正しくないと、売電と買電が逆に測定される原因になります。 電力供給側 測定装置
L1線(電線) ⇒ L1端子(電源入力端子台) N線 (電線) ⇒ N端子 (電源入力端子台)
白ライン側のプラグの刃
L1線から供給のAC100V商用コンセント
白ライン 同梱されているACケーブルの外装被覆には、白色の絶縁被覆側に白ラインがあります。
白色の絶縁被覆側の導体が電源入力端子台のN端子に接続されていること!
プラグ
◆商用コンセントに接続する場合 AC100V商用コンセントのL1線と測定装置の電源入力端子台のL1端子が接続するように施工して下さい。 同梱されているACケーブルを使用される場合は、ACケーブルの外装被覆の白ライン側のプラグの刃を 商用コンセントのN側になる様に差込みます。 ただし、白色の絶縁被覆側の導体が測定装置のN端子側に接続していることを確認してください。
電源コードを供給元に接続する - 2
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情報収集装置の設置
ルーター
PC
HEMSサーバー
(サービス名称) モデム
◆情報収集装置とパソコンを同じルーターに接続する 情報収集装置とパソコンは、直接データの送受信を行うので、同一のルーターに LANケーブルにて接続して下さい。 同一ルーターに接続しない場合は、初期設定が実施できません。 初期設定はパソコンにて実施して下さい。 (タブレットでは初期設定を実施できません)
展示場での一時使用では、WIMAXルータ+ LANコネクタ付き充電クレードルでご対応下さい
展示場対応
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施工時の注意事項 ~ 装置
・主幹CTセンサは、設置方向を正しく取付て下さい。
逆接続すると、夜に売電の表示となります。
・CTセンサを取付ける際には、必ずしっかりと勘合をロックして下さい。
勘合が甘いと、分電盤の蓋を閉めた際に、ロックが外れる場合があります。
勘合をロックした後に、勘合部分をテープで留める場合がありました。
※勘合丌良の場合は、測定する電力量データが尐なくなります。
・CTセンサの取付ける場所は、基本的には、電線の直線部分に取付けて下さい。
ヘアピンのような湾曲部分に取付けた場合は、正しいデータが測定できない場合がありました。
・施工前に必ず、CTケーブルに番号シールを貼って下さい。
・HEMSと蓄電池のシスコンを、同一ルーターは以下に接続して下さい。
(宅内ネットワークの同一セグメントに接続)
同一のルーターに接続しない場合は、HEMSから蓄電池の充電放電のデータを取得できません。
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設置環境の注意事項 ~ 無線関連
・測定装置、収集装置は、金属製ロッカーなど電波を通しにくい場所は避けて下さい。
・設置場所の周囲10cm程度以内に鋼板など金属物が無い事が望ましいです。
・測定装置、収集装置は、可能な限り相互に見通せる場所、もしくは、装置間に金属物等の反射物が
無いところに設置する事が望ましいです。
・金属等の遮蔽物の多い場所等は、通信経路が限定されるため、遮蔽物が尐ない場所に設置する
事が望ましいです。
特に人の動線と電波伝搬経路が重ならないところに設置する事が望ましいです。
テレビの裏側も通信状況が悪いので、情報収集装置の設置を避けることが望ましいです。
・比較的、放射ノイズの多い機器(電源機器、モータ機器等)の近くに設置しないことが望ましいです。
・機器の設置に際して、地面、床等または天井など接地面からの距離、高さは可能な限り、離して
配置して下さい。
・階を跨いで設置する場合、階段等の電波が通りやすい箇所や近い場所に設置して下さい。
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初期設定
◆登録内容の準備 以下の書類を準備する ・HEMS-ID、初期パスワード ・初期設定申込書:C/D片 お客様情報:メールアドレス、家族構成、など 装置登録情報:PV発電容量、蓄電池製造番号、分岐ブレーカー名、使用電気製品など ・お客様のパソコンの借用 ◆初期設定作業 ※登録用紙は、別途参照 ①情報収集装置の電源を入れ、パソコンを起動する(HEMSとパソコンを同一ルーターに接続する) ②パソコンのブラウザを起動し、指定のURLにアクセスする。 (URL:http://hems.west-gr.co.jp) ③以下の手順にてC/D片の内容を登録する ・TOP→設定情報確認・変更→お客様の登録情報を確認する・変更する→登録 ・TOP→設定情報確認・変更→情報収集装置の設定内容を確認する→登録 ・TOP→目標設定→各月の電力使用量の目標値を入力(これは、お客様が実施でも可) 注:エコキュートの分岐データの設定時に、主幹に「含む」/「含まない」の設定に注意 誤設定の場合は、総電力量を正しく表示しません。 ◆施工後引渡し前チェックの実行 ※実行は、必頇ではありません 個別資料を参照
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施工例
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施工例-1
測定装置の通信線接続
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施工例-2
既築向けのケーブル露出
ケーブルはモールにて覆う
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施工例-3
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主幹ブレーカ Panasonic製BJF350315 エコキュートのブレーカ
1φ3W
◆回路図を次ページに記載
K
↓
L
L
↓
K
L1 L2
主幹CT
エコキュート分岐CT
施工例-4 エコキュートの分岐データを主幹に含まない
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エコキュートの電力は主幹に含まない(独立) エコキュート
ブレーカ
分岐CT
主幹ブレーカ
主幹CT
分岐へ
分岐CT
主幹CT
回路図:エコキュートの分岐データを主幹に含まない
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主幹ブレーカ Panasonic製BJF350315 エコキュートのブレーカ
施工例-5 エコキュートの分岐データを主幹に含む
1φ3W
K
↓
L
L
↓
K
L1
L2
主幹CT
エコキュート分岐CT
◆回路図を次ページに記載
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エコキュートの電力は主幹に含むとなる エコキュート
ブレーカ
分岐CT
主幹ブレーカ
主幹CT
分岐へ
分岐CT
主幹CT
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施工ミス例
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施工ミス例-1 CT取付ミス
L1用CTの極性逆 間違い
夜に発電が発生
自家消費量がマイナス値
売電買電を判定している
主幹CT取り付けが逆であるため
夜に発電と見える
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施工ミス例-2
L2用CTの極性逆 間違い
夜に発電が発生
自家消費量がマイナス値
売電買電を判定している
主幹CT取り付けが逆であるため
夜に発電と見える
CT取付ミス
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施工ミス例-3
PV用CTの取り付け 間違い
売電>発電電力量
自家消費量がマイナス値
PV用のCTが外れている
PV用のCTがN付いている
ことにより、売電量と合致しない
CT取付ミス
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施工ミス例-4
夜に発電が発生
自家消費量がマイナス値
売電買電を判定している
主幹CT取り付けが逆であるため
夜に発電と見える
測定装置電源L1にN電線
NにL1電線
測定装置の電源施工ミス
極稀に、系統から家屋に引込む際に
L1とL2が逆接続になっている場合があり、
その場合も同様の現象が発生します。
測定装置電源をL2に接続
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画面での確認方法
昼間、+だと間違い
夜間、-だと間違い
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初期設定ミス例
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初期設定ミス例-1 主幹に「含む/含まない」の設定ミス
◆電力量に差が発生する 「消費した電力量」と「電力量」に差が発生している
・主幹に含まれるCTのが重複カウントされている 「消費した電力量」>「電力量」 13.27Kwh > 10.98kwh(8.78+2.2) 正しくは、同じ電力量になります ・パソコンにて設定変更 実際の配線は、主幹に含まない配線にはっているので、 エコキュートの分岐を「主幹に含む」に設定変更する
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