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暮らしのパソコンいろは
早稲田公民館 ICTサポートボランティア
暮らしのパソコンいろは
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家計簿の分析をしよう! I. 家計簿の作成
1. 文字入力
Excel を開き項目を入力
セル【A2】⇒「お買いもの一覧表」と入力し文字の間にスペースを 1 字分ずつあける
セル【A4】⇒「日付」
セル【B4】⇒「商品名」
セル【C4】⇒「商品分類」
セル【D4】⇒「購入金額」
セル【E4】⇒「購入店名」
2. 書式設定
① セル【A2】の「お買いもの一覧表」⇒フォントサイズ≪16≫≪太字≫・塗りつぶしの色≪その他
の色≫→≪ユーザー設定≫→カラーモデル≪RGB≫≪赤 151・緑
255・青 151≫⇒
≪OK≫
② セル【A4:E4】⇒≪太字≫・≪中央揃え≫・塗りつぶしの色≪その他の色≫→≪標準≫→≪薄い
色≫⇒≪OK≫
③ ウィンドウ枠の固定
セル【B5】をクリック⇒≪表示≫タブ→≪ウィンドウ枠の固定≫→≪ウィンドウ枠の固定≫をクリッ
ク
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④ 罫線の設定
セル【A4:E2500】を選択
名前ボックスに『E2500』と入力し、Enter キーを押す
⇒アクティブセルが【E2500】に移動します⇒Shift キ
ーを押しながらセル【A4】をクリック⇒セル【A4】から
セル【E2500】までが選択される
≪ホーム≫タブ⇒≪フォント≫グループ⇒≪罫線≫⇒≪格子≫
をクリック⇒選択した範囲に格子線が表示されます
3. 合計欄の作成
セル【B2500】に「合計」と入力・≪中央揃え≫にする
セル【D2500】をクリック⇒≪ホーム
≫タブ⇒≪編集≫グループ⇒≪オート
SUM≫をクリック⇒セル【D2500】
に『=SUM()』と表示される⇒かっこ
内に「D5:D2499」と入力⇒Enter
キーを押す⇒セル【D2500】に1年間
の合計金額が表示されるようになりま
す
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4. リストの設定
① リスト項目シートの作成
[Sheet1]にマウスポインターを合わせ、形が で
Ctrl キーを押しながらドラッグ⇒≪▼≫が[Sheet1]
の右側にきたらマウスを放し、Ctrl キーを放す⇒
[Sheet1(2)]が作成される
② リスト項目の入力
リストに必要ない列【A・B・D】を削除
【A・B・D】列を選択⇒列番号の上でマウスの形が で右クリック⇒一覧から≪削除≫をクリック
⇒選択された列が削除される
セル【A5】から「商品分類」に商品の分類を、セル
【B5】から「購入店名」にいつも利用する店名を入
力
リスト内容の入力が済んだら A・B 列を選択⇒列番
号の右側の境界線
をポイントし、
でダブルクリ
ック⇒セル幅が自
動調節される
③ リストの作成
「商品分類」にリストを作成
[Sheet1]を選択⇒セル【C2499】をクリック⇒Shift キーを押しながらセル【C4】をクリック
⇒セル【C4】からセル【C2499】までが選択される
Shift キーを押したまま↓キーを1回押す⇒リストを作成する箇所のセル【C5】からセル【C2499】
までに選択範囲が変更される
≪データ≫タブ⇒≪データ
ツール≫グループ⇒≪デー
タの入力規則▼≫⇒≪デー
タの入力規則≫⇒データの
入力規則のダイアログボッ
クスが表示される
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≪設定≫タブ⇒≪条件の
設定≫の≪すべての値▼
≫から≪リスト≫を選択
≪元の値≫の枠の中をク
リック⇒シート名
[Sheet1(2)]をクリック
⇒元の値の枠の中に「=
‘Sheet1(2)’!」と表示
される
[Sheet1(2)]の商品分類の内容≪セル
【A5:A35】≫をドラッグして選択⇒元
の値の枠の中の内容が
「=‘Sheet1(2)’!$A$5:$A$35」と
表示される⇒≪OK≫をクリック⇒シート
は[Sheet1]に戻り選択した範囲にリスト
が設定されます
「購入店名」にリストを作成
名前ボックスに『E2499』と入力し Enter キーを押す⇒アクティブセルが【E2499】に移動す
る⇒Shift キーを押しながらセル【E4】をクリック⇒セル【E4】からセル【E2499】までが選択
される⇒Shift キーを押したまま↓キーを1回押す⇒リスト
を作成する箇所のセル【E5】からセル【E2499】までに選
択範囲が変更される
※「商品分類」にリストを設定した時と同じように「購入店名」
にもリストを設定しましょう
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④ 入力規則の設定
A・D 列を「半角英数」入力に設定する
列番号「A」をクリック⇒Ctrl キーを押しながら列番号「D」をクリック⇒A 列と D 列が選択され
る
≪データ≫タブ⇒≪データツール≫グループ⇒≪データの入力
規則▼≫⇒≪データの入力規則≫⇒データの入力規則のダイア
ログボックスが表示される
≪日本語入力≫タブ⇒≪日本語入力≫の≪コントロールなし▼
≫の≪▼≫をクリック⇒≪半角英数≫をクリック⇒≪OK≫を
クリック⇒A・D 列のセルが半角英数で入力できるように設定
される
B 列(商品名の列)を「ひらが
な」入力に設定する
列番号「B」を のマウスポ
インターでクリック⇒B 列が
選択される
≪データ≫タブ⇒≪データツール≫グループ⇒≪データの入力規則▼≫⇒≪データの入力規則≫
「購入店名」にリスト作成
[Sheet1]の【E5:E2499】が選択されているのを確認⇒≪データ≫タブ⇒≪データツール≫グループ⇒
≪データの入力規則▼≫⇒≪データの入力規則≫⇒データの入力規則のダイアログボックスが表示される
ダイアログボックスの≪設定≫タブ⇒≪条件の設定≫の≪すべての値▼≫から≪リスト≫を選択
≪元の値≫の枠の中をクリック⇒シート名 [Sheet1(2)]をクリック⇒元の値の枠の中に「=
‘Sheet1(2)’!」と表示される
[Sheet1(2)]の購入店名の内容≪セル【B5:B45】≫をドラッグして選択⇒元の値の枠の中の内容が
「=‘Sheet1(2)’!$B$5:$B$45」と表示される⇒≪OK≫をクリック⇒シートは[Sheet1]に戻り選択
した範囲にリストが設定される
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⇒データの入力規則のダイアログボックスが表示される
ダイアログボックスから≪日本語入力≫タブ⇒≪日本語入
力≫の≪コントロールなし▼≫の≪▼≫をクリック⇒≪ひ
らがな≫をクリック⇒≪OK≫をクリック⇒B 列にひらが
な入力が設定される
⑤ セルの結合
セル【A2:E2】をドラッグして選択⇒≪ホーム≫タブ⇒≪配置≫グループ⇒≪セルを結合して中央揃
え≫をクリック⇒「お買いもの一覧表」がセル【A2:E2】で結合され、セル内で中央に表示されます
⑥ セル幅の調節
D 列を 80 ピクセル
列番号DとEの間の境界線の上で
マウスポインターの形が なっ
たら右側にドラッグして「80 ピク
セル」にする
B・C・E 列 125 ピクセル
列番号「B」と列番号「C」をドラッグして
選択、Ctrl キーを押しながら列番号「E」
をクリック⇒E 列と F 列の境界線の上で
マウスポインターの形が になったら
右側に「125 ピクセル」になるようにド
ラッグ
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⑦ シート名の変更
変更したいシート名の上で右クリック⇒一覧から≪
名前の変更≫をクリック⇒シート名が編集状態にな
る⇒[Sheet1(2)]は「リスト一覧」に、[Sheet1]
は「家計簿」にシート名を変更しましょう
名前を『2016 年家計簿分析』と付けて保存しましょう
※家計簿の入力について
「日付」⇒「5/28」というように月と日の間にスラッシュを入れて入力し、二行目からはフィルハンド
ルをドラッグしてセルのコピーをし、入力を簡素化しましょう(年については入力している年が自動的に
表示されます)
「商品分類」と「購入店名」についてはリストから選択しますが、同じ種類が 2 つ目以降も続くときはフ
ィルハンドルをドラッグしてコピーしましょう
また、リストにないデータはリスト一覧に分類や店名を追加することで選択できるようになります(リス
ト作成時に範囲に選択されているセルであることが条件です)
※リスト作成について、リストが作成できなかった方はリスト一覧を家計簿のシートに作成しましょう
(Office2007 ではリスト一覧を同じシート内に作成してください)
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II. 家計簿の分析
1. ピポットテーブルの構成
「家計簿分析の練習」を開きましょう
2. ピポットテーブルの作成
① 家計簿シートを開く⇒セル【A4】をクリック(表内であればどこでも OK)⇒≪挿入≫タブ⇒≪テ
ーブル≫グループの≪ピポットテーブル≫をクリック⇒ピポットテーブル作成のダイアログボックス
が表示される(データが入力されて
いる範囲が選択されます)
【参考】
※≪テーブルまたは範囲を選択≫で
空白部分のセルを含んで表示
【家計簿!$A$4:$E$2499】
にすることで、次のデータを追加し
た時にピポットテーブルのシートで
新たに入力したデータを≪更新≫す
ることができる
但しピポットテーブルでも空白セル
の表示がされる
レポートフィルターエリア 列ラベルエリア
値エリア 行ラベルエリア
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② ≪OK≫をクリック⇒シート[Sheet1]が挿
入され、≪ピポットテーブルフィールド≫作業
ウィンドウが表示される
③
≪フィルター≫⇒購入店名
≪列ラベルエリア≫⇒日付
≪行ラベルエリア≫⇒商品分類
≪値エリア≫⇒購入金額
ドラッグしてそれぞれの所に表示させる
④ 値エリアの集計方法については
次のようになっている
データの種類 集計方法
数値 合計
文字列 データの個数
日付 日付
≪値≫の≪合計/購入金額≫の▼をク
リック⇒≪値フィールドの設定≫を
クリック⇒値フィールドの設定ダイアログボックスが表示⇒≪集計方法≫タブの≪値フィールドの集
計≫の≪合計≫を選択
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⑤ ≪表示形式≫をクリック⇒≪セルの書式設定≫ダイアロ
グボックスが表示⇒≪分類≫から≪数値≫を選択⇒≪桁区切
(,)りを使用する≫にチェックを入れる⇒≪OK≫をクリッ
ク
※購入金額の数値設定については、金額の欄のセルをクリッ
クして≪ピポットテーブルツール≫≪分析≫タブ⇒≪フィー
ルドの設定≫からセルの書式設定をすることもできる
⑥ 日付をグループ化
日付のセルをクリック⇒≪ピポットテーブルツール≫の≪分
析≫タブ⇒≪グループ≫の
≪フィールドのグループ化
≫をクリック⇒グループ化
のダイアログボックスが表
示される⇒「月」を選択⇒≪
OK≫をクリック
日付が「グループ化」され月
ごとに表示される
⑦ 食費につい
てのみの分析
行ラベルのフィルタ
ーをクリック⇒フィ
ルターのメニューか
ら≪全て選択≫をク
リックし、全ての選
択を解除させる⇒表
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示させたい項目(食費(…))のみクリックしてチェックを入れる⇒食費についてのみが表示される
☆☆☆ 『3.ピポットグラフ』(p.12)に進む ☆☆☆
⑧ 光熱費についてのみの分析
フィールドの削除と入れ替え
「購入店名」⇒削除
「商品分類」⇒≪フィルター≫へ
「商品名」 ⇒≪行≫へ
フィールドの名前をフィールドの外にドラッグすると削除
されます
各フィールド名を必要なところにドラッグして表示さ
る
≪フィルター≫⇒「商品分類」・≪列≫⇒「日付」・
≪行≫⇒「商品名」・≪値≫⇒「購入金額」
下図のように表示されます
≪商品分類の▼≫から光熱費(ガス・水道・電気)を選択
下図のように変わります
各フィールドは最初の状態に戻しましょう
☆☆☆ 『3.ピポットグラフ④デ-タの更新』(p.13)に進む ☆☆☆
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3. ピポットグラフ
① ピポットグラフの表示
ピポットテーブル内をクリック⇒≪ピポットテーブルツール≫の≪分析≫タブ⇒≪ツール≫グループ
⇒≪ピポットグラフ≫をクリック⇒≪グラフ挿入≫ダイアログボックスが表示⇒グラフの種類を選択
⇒≪OK≫をクリック⇒グラフが表示され≪ピポットグラフツール≫の≪分析≫と≪デザイン≫と≪
書式≫タブが表示され、食費についてグラフで表示される
※≪ピポットグラフツール≫の≪分析≫≪デザイン≫≪書式≫タブはピポットグラフが選択されてい
る時のみ表示される
② 行/列の切り替え
グラフを選択⇒≪ピポットグラフテーブル≫の≪デザイン≫タブから≪行/列の切り替え≫をクリック
⇒下図のように行と列が入れ変わります
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行と列を入れ替えたことで違う比較ができます
※≪行/列の切り替え≫をクリックし元のグラフにしましょう
③ 購入店での食費の比較
≪購入店名(すべて)▼≫の▼をクリック⇒≪FRESTA≫をクリック⇒
≪OK≫をクリック⇒グラフ・表ともに「FRESTA」の「食費」につい
ての購入比較に変わります。
「購入店名」「行ラベル」の選択▼から(すべて)をクリックし元に戻しておきましょう
☆☆☆ 『3.ピポットテーブル⑧光熱費についてのみの分析』(p.11)に戻る ☆☆☆
④ データ更新
シート[家計簿]に「4 月 1 日・トマト・食費(野菜)・380・FRESTA」を追加⇒シート名[Sheet1]
を選択⇒≪ピポットテーブル≫の≪分析≫⇒≪データソースの更新▼≫⇒≪データソースの変更≫を
クリック⇒ダイアログボックスが表示される
≪テーブル/範囲≫を『家計簿!$A$4:
$E$290』(家計簿シートのデータが入力してあ
る最後の行まで)に変更⇒≪OK≫をクリック⇒
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テーブルにデータが更新され 4 月の内容が
表示されます
⑤ レポートフィルターページの表示
セル【A6】をクリック⇒≪ピポットテーブル≫の≪分
析≫⇒≪ピポットテーブル≫グループの≪オプション
▼≫の≪レポートフィルターページの表示≫をクリッ
ク⇒ダイアログボックスが表示される⇒「購入店名」が
選択されている事を確認⇒≪OK≫をクリック⇒店名ご
とにフィルターページのシートが表示される
※シートの表示について
シート名の≪▶≫≪◀≫を右クリック⇒シート
の選択のダイアログボックスが表示される⇒
表示させたいシート名を選択⇒≪OK≫をク
リック⇒目的のシートが表示されます
ご自宅に合った内容の家計簿見出しを作成しピポッ
トテーブルで内容の分析をしてみてください!
※今回のピポットテーブルの操作について
ピポットテーブルの作成
値エリア等の集計方法
日付のグループ化
ピポットグラフ
ピポットグラフから行列の切り替え
行ラベル・フィルターラベルの表示内容の変更
レポートフィルターページの表示
※今回のピポットテーブルにない操作
エリアの見出し変更
空白セルに値の表示
フィールドの追加
集計方法の変更(たとえば%とか)
スタイルの設定
展開と折りたたみ
スライサー
等多々あります
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