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(2)くみやま 議会だより No134
特別職給与議員報酬をカット特別職給与議員報酬をカット平成26年度当初予算
歳 入 内 訳 歳出内訳(目的別)住民1人あたり約39万5千円
( )内のは一般会計の合計に占める割合使用料及び手数料9087万円(14)
その他1億8686万円(29)
諸収入1億2517万円(19)府支出金3億5024万円(54)
繰入金4億56万円(61)
地方消費税交付金4億1934万円(64) 国庫支出金
4億5368万円(70)
町税44億940万円(678)
民生費21億
3695万5千円(32)
議会費1億3031万4千円
(20)
衛生費5億7073万円(88)
労働費5628万円(01)
商工費2億1850万8千円(33)
農林水産業費1億3652万3千円(21)
予備費2500万円(04)公債費(借入金返済)5億5899万3千円(86)
消防費3億6438万円(56)
教育費8億9747万7千円(138)
総務費9億4328万9千円
(145)
土木費5億1920万8千円(80)
その他には町債(借入金)1930万円を含む
分担金及び負担金7088万円(11)
平成26年第1回定例会は2月27日から3月27日までの
会期で開かれました
本定例会では平成26年度の当初予算のほか町長副
町長教育長の町特別職の給与と町議会議員の報酬を削減
するための条例改正や敬老金支給条例の廃止などとともに
平成25年度一般会計特別会計の補正予算など町長提案
25件議員提出議案2件の計27議案を審議しいずれも原
案のとおり可決しました
当初予算と予算関係条例については予算特別委員会を
設置し5日間にわたって慎重に審査をおこないました
施政方針演説がおこなわれる3月定例会では各会派の代
表者による代表質問をすることが認められており代表質
問には6会派の代表者が一般質問には4人の議員が登壇
し町長の施政方針や当面の課題について考えをただし
ました
3月定例会 2月27日〜3月27日
会 計 予算額平成25年度当初予算との比較
増 減 額 増 減 率
一 般 会 計 65億 700万円 2億6100万円 39
特別会計
国民健康保険 20億9560万円 1550万円 07
三郷山財産区 467万円 7万円 15
公共下水道事業 8億7760万円 1640万円 18
介 護 保 険 11億2260万円 9220万円 89
後期高齢者医療 1億8230万円 1620万円 98
水道事業会計 8億6556万円 1億6716万円 162
合 計 116億5533万円 3億5159万円 29水道事業会計の予算は収益的支出および資本的支出の合計額です万円未満四捨五入(=減)
平成26年度 会計別予算
くみやま 議会だより No134(3)
対前年度比39減
65億700万円一般会計
116億5533万円対前年度比29減予算総額
三宅美子議員
反対討論
三宅美子議員
一般会計予算
反対討論
河原﨑博之議員
反対討論
河原﨑博之議員
一般会計予算
賛成討論
住民の実態が見えていない
総じて本予算は町長が施政方針で示したよ
うに「
徹底した行財政改革」
を「着実に進める」
ためであって住民の実態が見えていない予算
だ指
定管理者などの外部委託を積極的に進めて
いくものとなっておりいまや本町は利潤を追
求する「株式会社化」や「自治体が自治体で
なくなる」のではと非常に危惧するところだ
改めて自治体の本旨に戻ることを指摘する
敬老金の廃止やむを得ない
電気料金の値上げや消費税増税など生活はさ
らに厳しさを増すなか町税の増収等財政の改
善傾向が見られるしかし依然として基金に
依存しており引き続き行財政改革に取り組む
べきである
敬老金の廃止や古紙回収事業補助金の減額な
ど住民にとっては厳しいものもあるが大局
的にやむを得ない次期の総合計画策定が始ま
るが将来に希望の持てる内容となることを期待
して賛成とする
平成26年度一般会計予算の主な新規事業町制施行60周年記念事業
475万円
中学校学力向上対策事業
英検検定料補助金
45万円
広報事業
町制施行60周年
記念冊子作成
87万円
総合計画推進事業
第5次総合計画策定業務
1127万円
個性あふれる
公園整備事業
108万円
久御山町農業振興施策
対策事業
200万円
バス事業システム導入
補助事業
ICカードシステム等
導入補助金
166万円
山田家住宅保存事業
保存修復調査設計業務
302万円
障害福祉推進事業
障害者基本計画策定業務等
278万円
道路橋梁新設改良
整備事業
2663万円
保育所施設整備事業
500万円整備のための設計が予定されている町道場外1号線
(4)くみやま 議会だより No134
予算全体として閉塞
感のようなものを感じる
が
単年度で考えるもの
ではないと思っている
将来へ向けて今は耐える
時期と考える
町長のリーダーシッ
プを発揮すべき事業診
断等の意見に左右されて
いるのでは
事業診断は一つの判
断基準ではあるが決し
てそれがすべてではない
光熱費が負担となっ
ている対策として新電
力導入の考えは
事業者から聞き取り
をおこない回答を得たが
庁舎への導入には難しさ
がある他の施設におい
ても平成26年度中に調査
をし有効な場合は順次
進めていく
本町は早くから取り
組んでいるがもっと企
業等に視野を広げた展開
が必要ではないか
基本的に住民を対象
としているセミナーや
フォーラムでは時流の変
化を捉えた内容としてい
る
メディアでも育児休
暇や介護休暇等制度利用
の充実の必要性を訴えて
いる自治体として事業
所へのPRをすべき
企業への啓発には今
のところ難しさを感じて
いる
町内3つ目の交番設
置の話が全然進んでいな
いどうなっているのか
クロスピアくみやま
周辺への誘致を望んでい
たが京都府との認識の
ずれがあった
このままでは話が進
まない人口比率からし
ても必要と認められる
住民も切望しているが
あきらめるのか町長の
思いは
誘致の思いは当然あ
ることあるごとに府へ
思いを伝えている
今後も続けて誘致をは
かっていく
総括審査での主な質疑
財
政
新電力導入
交番誘致
男女共同参画
3月25日におこなわれた総括審査(予算特別委員会)
総合計画推進事業などを審議総合計画推進事業などを審議11議案を付託予算特別委員会
3月定例会に提案された平成26年度各会計
予算等を審査するため7人の委員で構成され
た予算特別委員会(委員長=内田孝司副委員
長=田口浩嗣島宏樹戸川和子塚本五三藏
巽悦子林勉)を設置しました
3月14日から25日まで5日間にわたり付
託された11議案の審査をおこないました
一般会計 【賛成11人反対2人】
(討論の内容は3ページに掲載)
国民健康保険特別会計(事業勘定)
【賛成11人反対2人】
三郷山財産区特別会計
【全員賛成】
公共下水道事業特別会計
【全員賛成】
介護保険特別会計
【全員賛成】
後期高齢者医療特別会計
【賛成11人反対2人】
水道事業会計
【賛成11人反対2人】
本会議での各会計の採決結果
くみやま 議会だより No134(5)
194692
悦子議員
反対討論
194692
悦子議員
国保税条例
反対討論
反対討論
国保税条例
賛成討論
中井孝紀議員
中井孝紀議員
支出が増える中増税に反対
理由は4月からの消費税引き上げに伴う食
料品公共料金の引き上げ年金受給額の減額
等収入が増えず支出が増える状態での引き上
げであるためだ
国保の目的は「社会保障および国民保健の向
上」(国保法第1条)にある国保会計が苦し
いのは医療費の高騰だけではない国負担の
減額や企業による非正規雇用の増大がある国
に対し国保予算の増大と企業による非正規雇
用への切り替えを止めるよう求めるべき
税率増なしに制度維持は困難
少子高齢化の進行や経済の低迷による雇用の
不安定化高度医療による費用の増大など国
保を取り巻く財政事情は悪化しつづけている
厳しい財政状況下本町の国保会計も一般会計
からの繰り入れでバランスを保っている状況だ
今後も増え続けるとみられる保険給付費や景
気低迷を考えると税率の引き上げなしに制度の
維持は難しい国保加入者の皆様にとっては大
変厳しいことと思うが必要最小限の税率改正は
やむを得ない
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償
に関する条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町常勤の特別職の給与に関する条例及び久
御山町教育委員会教育長の給与勤務時間その他
の勤務条件に関する条例一部改正について
【全員賛成】
【賛成11人反対2人】
久御山町国民健康保険税条例一部改正について
反対討論
巽
悦子議員
賛成討論
中井
孝紀議員
下に記載
【賛成11人反対2人】
久御山町敬老金支給条例廃止について
【賛成11人反対2人】
久御山町総合計画条例制定について
【全員賛成】
久御山町消防長及び消防署長の資格を定める条例
制定について
【賛成11人反対2人】
久御山町職員の給与に関する条例の一部を改正す
る条例一部改正について
【賛成11人反対2人】
久御山町町税条例一部改正について
反対討論
巽
悦子議員
【賛成11人反対2人】
久御山町消防手数料徴収条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に
ついて
【全員賛成】
久御山町火災予防条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する
条例一部改正について
【全員賛成】
条例制定改正廃止
決 議
久御山ジャンクション周辺における
スマートインターチェンジ設置のための
要望活動に係る決議を可決
(概要)本町は南北を縦断する第二京阪道路や東西を
横断する京滋バイパスといった大型幹線道路を有する
近畿地方でも有数の道路交通の要衝となっている時
代の変遷とともに本町を取り巻く状況は変化し特
に鉄軌道を有しない本町の住民や事業所にとって道路
網の活用は生活上の必需である
道路活用の観点から久御山ジャンクション周辺に
全国的に設置の進んでいるスマートインターチェンジ
の設置実現のため国京都府をはじめ関係機関に要
望活動を展開するものである
提出者
自由クラブ
林
勉
(6)くみやま 議会だより No134
害時災害活動拠点とな
りこれまでの避難所に
位置付けると自衛隊の災
害活動に支障があるため
大災害避難場所はど
こか
大災害時の避難は
京都競馬場並びに近隣市
町へ避難者の受け入れ要
請をおこなう
広域避難場所は各
小中高校のグラウン
ド役場駐車場京都競
馬場で通常の避難場所
は各小中高校中
央公民館京都競馬場で
ある
企業立地マッチング
促進事業とはどのような
事業か
未利用土地や工場
事務所等の不動産情報を
得て企業立地の支援と
土地等の活用により立
地(入居)希望企業に情
報を提供する事業だ
具体的な目的は
町外への企業流出の
抑制と新規立地を検討し
ている町外企業の町内進
出のきっかけづくりと町
内産業の活性化を図る
いつから始めるのか
4月1日から開始す
る
いじめに該当する項
目がふえるのでは
具体的な10項目を明
記しているので判断し
ていく
久御山町教育委員会
で組織する付属機関を
任にあてるとは
重大事態になりうる
時に迅速な対応で第三
組織として調査する
小学校の社会の時間
で啓発しては
いい提案である内
容を検討していきたい
他の物と混在した場
合の時はどうか
可燃ごみに中に混
ざっても収集し不燃ご
みは振り分けて処理する
陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か
ら除外されるのは
町企業立地マッチング促進事業とは
総務事業常任委員会協議会
民生教育常任委員会協議会
奥山リユースセンターでのごみ処理
企業立地マッチング促
進事業を導入とは
大災害の避難場所から
大久保駐屯地をはずし
たのは
なぜ大久保駐屯地が
大災害避難場所から削除
されたのか
大久保駐屯地は大災
町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任
に充てるとは
プラスチック製容器包装が分別収集となるが
混在した場合は
「いじめ防止基本方針」
で教育委員会の付属
機関を任に充てると
は
分別収集の見直しにな
るが他の物と混在し
た場合の対処は
避難場所一覧名称 所在地 電話番号
御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275
久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207
役場公民館 島田ミスノ38
(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000
佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717
久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611
東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645
京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131
くみやま 議会だより No134(7)
古川広域河川改修工事
の進捗状況について久
御山町総合体育館東側の
改修工事現場と久御山
ジャンクション東側の観
世橋の現地を視察調査し
た説明は京都府山城北
土木事務所河川砂防室副
室長から受けた
古川改修工事のうち久
御山町内の掘削工法の
り
面
保護工は約58で
8区間に分けて一斉に工
事が進められている工
事により古川の流量は現
在の毎秒120から
毎秒190になる
平成24年度の大型補正
予算による工事で平成26
年3月までには完成しな
ければならないが一部
工事は平成25年度予算に
計上されておりその工
事区間は平成26年6月中
旬までに完成予定とのこ
とである
具体的には8区間の
うち6区間は3月末に完
成残り2区間の1号線
高架付近170と上流
の24号線西側150お
よび一部工事が6月中旬
までの完成予定である
この古川広域河川改修
工事完了により近年の
集中豪雨や台風による上
流の城陽地区の冠水被害
の軽減が図れるとの説明
であった質疑等では久
御山排水機場の排水能力
の確認や内水排除の問題
点などを指摘した
小中学校の不登校児童は
京都府および山城教育局
管内の平均以上
「小中学校の現状」
について調査をおこ
なった
まず小学校の研究指定
は御牧小学校は研究テ
―マである英語活動佐
山小学校は算数指導東
角小学校は国語としてい
る中
学校は教師力向上の
指定校になっており今
年度と来年度に京都府
教育委員会指定の学力向
上システム開発校にも指
定を受けている
学力向上については
少人数指導教員の配置を
実施しているきめ細や
かな指導の充実によって
一人ひとりに応じた指導
をしていく取り組みとし
て京都府は少人数学級
少人数指導教員配置をし
ており本町は少人数指
導として国語算数
英語などの教員を配置し
ている
次に平成25年度の小
学校中学校の問題行動
について調査をおこなっ
た
平成24年度と平成25年
度の比較では中学校は
若干減っているが小学
校の暴力事象は男子
女子児童が関わっており
増加していることが異
なる点であった
「いじめ」については
小学校中学校それぞれ
報告件数およびその調査
も各校でまとめており
その対応もしているとの
ことであった
さらに不登校児童につ
いても京都府の平均
山城教育局管内の平均を
大幅に上回っている状況
であった
近年の集中豪雨や
台風による冠水被害が
軽減の見通し
小学校の授業風景
教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします
閉会中の事務調査
民生教育常任委員会(2月10日)
小学校中学校の学力向上
一人ひとりに応じた指導とは
総務事業常任委員会(2月12日)
豪雨台風対策hellip
古川改修
工事の進み具合は
改修工事中の古川
(8)くみやま 議会だより No134
6会派が施政方針を問う
6会派が施政方針を問う
代表者質問
代表者質問
3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください
平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など
質 問 者
公明党議員団 戸川 和子 議員 hellip 9ページ
①行財政について③幼保一体化について
②障害者福祉について
緑 風 会 塚本五三藏 議員 hellip 10ページ
①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について
清 風 会 島 宏樹 議員 hellip 11ページ
①まちづくりについて③高齢者福祉について
②財源確保について
自由クラブ 林 勉 議員 hellip 12ページ
①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について
ネクストくみやま 内田 孝司 議員 hellip 13ページ
①警報発令時の対策について
日本共産党議員団 巽 悦子 議員 hellip 14ページ
①第5次行政改革について③中小企業振興について
②防災対策について④仮称佐山認定こども園について
③クロスピアくみやまと新市街地の活用について
くみやま 議会だより No134(9)
本町は町税収入が減
少していく中で実質単
年度収支額は5年連続し
て赤字となっている
また平成25年度の決算
見込み額も財政調整基
金から約4億円を繰り入
れており6年連続して
実質単年度収支が赤字に
なることが予想される
そして平成26年度の
予算規模は過去18年間
で最も縮小した予算で
町税や地方譲与税地方
消費税交付金などの増収
が見込まれるものの歳
出規模に不足する約3億
5000万円を財政調
整基金から繰り入れてい
る臨
時対策債が平成25年
度で終わり基金繰り入
れ以外に方法がないよう
だが今の財政調整基金
残高と減少し続ける財
政調整基金についてど
のように考えているのか
平成26年度の当初予算
繰り入れ後の財政調整基
金の残高は12億8107
万7000円で災害時
や不測の事態が発生した
時の財源として積み金
をしている要素もあり
できる限り基金を確保す
ることが好ましいと考え
ている
このままでは財政調
整基金は確実に減少し
ここ数年で枯渇すること
も予測され今後の財政
運営に著しい支障をきた
すことも考えられる
本町の経常収支比率は
958となっている状
況から一般財源が確実
に不足していることは事
実でこれを解消するに
は町税などの一般財源
を増やすか歳出予算の
経常経費を削減するしか
ない
そこで第5次行政改
革大綱に掲げている項目
を実行し各種事務事
業もスクラップビルド
により厳選した住民
サービスにしていき基
金に依存しない財政基盤
を確立していくことが先
決と考えている
具体的に住民サービス
をどうしていくのか
そのことから平成26
年度の当初予算では敬
老金支給事業や産地確立
対策事業などの見直しを
した
今後も引き続きサービ
スの適正化に向け取り組
んでいく
平成22年
度に保育
所幼稚園
のあり方検
討委員会か
ら就学前
教育の一層
の充実を図
るため「0
歳児から5
歳児までの
同じ年齢の
子どもが
同じ施設で
充実した保
育教育を等しく受ける
ことが望ましい」との提
言があった
町長の施政方針では
佐山保育所のIS値が低
いことや老朽化などを
考えると佐山幼稚園との
統合も含めて急速に検討
を進めたいと述べられた
幼保一体化の今後は
町立佐山保育所は経
年劣化に加え耐震強度
問題もあり建て替えは
優先課題だと考えている
そこで新年度に新規
対策として町全体の幼
保施策のあり方と施設整
備の方向性について整理
をおこない合わせて仮
称「佐山認定こども園」
への移行を進めるための
施設基本計画として計
画条件の整理や現状施設
の把握などについて調査
をおこなっていく
また国の支援メニュー
の活用も合わせ統合と
表現した
高齢者福祉や障害者福
祉に係る経費など今後
ますますその需要が増え
ることも考えられるので
事業の優先度など検討し
また評価する中で見直し
が必要と考えている
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
基金に依存しない財政基盤が先決
A減り続けている基金の見通しは
Q
幼保一体化の今後は
仮称「佐山認定こども園」に
移行するための調査をする
A Q
公明党議員団
代表者質問
戸川
和子
議員
町 長
佐山保育所
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(3)
対前年度比39減
65億700万円一般会計
116億5533万円対前年度比29減予算総額
三宅美子議員
反対討論
三宅美子議員
一般会計予算
反対討論
河原﨑博之議員
反対討論
河原﨑博之議員
一般会計予算
賛成討論
住民の実態が見えていない
総じて本予算は町長が施政方針で示したよ
うに「
徹底した行財政改革」
を「着実に進める」
ためであって住民の実態が見えていない予算
だ指
定管理者などの外部委託を積極的に進めて
いくものとなっておりいまや本町は利潤を追
求する「株式会社化」や「自治体が自治体で
なくなる」のではと非常に危惧するところだ
改めて自治体の本旨に戻ることを指摘する
敬老金の廃止やむを得ない
電気料金の値上げや消費税増税など生活はさ
らに厳しさを増すなか町税の増収等財政の改
善傾向が見られるしかし依然として基金に
依存しており引き続き行財政改革に取り組む
べきである
敬老金の廃止や古紙回収事業補助金の減額な
ど住民にとっては厳しいものもあるが大局
的にやむを得ない次期の総合計画策定が始ま
るが将来に希望の持てる内容となることを期待
して賛成とする
平成26年度一般会計予算の主な新規事業町制施行60周年記念事業
475万円
中学校学力向上対策事業
英検検定料補助金
45万円
広報事業
町制施行60周年
記念冊子作成
87万円
総合計画推進事業
第5次総合計画策定業務
1127万円
個性あふれる
公園整備事業
108万円
久御山町農業振興施策
対策事業
200万円
バス事業システム導入
補助事業
ICカードシステム等
導入補助金
166万円
山田家住宅保存事業
保存修復調査設計業務
302万円
障害福祉推進事業
障害者基本計画策定業務等
278万円
道路橋梁新設改良
整備事業
2663万円
保育所施設整備事業
500万円整備のための設計が予定されている町道場外1号線
(4)くみやま 議会だより No134
予算全体として閉塞
感のようなものを感じる
が
単年度で考えるもの
ではないと思っている
将来へ向けて今は耐える
時期と考える
町長のリーダーシッ
プを発揮すべき事業診
断等の意見に左右されて
いるのでは
事業診断は一つの判
断基準ではあるが決し
てそれがすべてではない
光熱費が負担となっ
ている対策として新電
力導入の考えは
事業者から聞き取り
をおこない回答を得たが
庁舎への導入には難しさ
がある他の施設におい
ても平成26年度中に調査
をし有効な場合は順次
進めていく
本町は早くから取り
組んでいるがもっと企
業等に視野を広げた展開
が必要ではないか
基本的に住民を対象
としているセミナーや
フォーラムでは時流の変
化を捉えた内容としてい
る
メディアでも育児休
暇や介護休暇等制度利用
の充実の必要性を訴えて
いる自治体として事業
所へのPRをすべき
企業への啓発には今
のところ難しさを感じて
いる
町内3つ目の交番設
置の話が全然進んでいな
いどうなっているのか
クロスピアくみやま
周辺への誘致を望んでい
たが京都府との認識の
ずれがあった
このままでは話が進
まない人口比率からし
ても必要と認められる
住民も切望しているが
あきらめるのか町長の
思いは
誘致の思いは当然あ
ることあるごとに府へ
思いを伝えている
今後も続けて誘致をは
かっていく
総括審査での主な質疑
財
政
新電力導入
交番誘致
男女共同参画
3月25日におこなわれた総括審査(予算特別委員会)
総合計画推進事業などを審議総合計画推進事業などを審議11議案を付託予算特別委員会
3月定例会に提案された平成26年度各会計
予算等を審査するため7人の委員で構成され
た予算特別委員会(委員長=内田孝司副委員
長=田口浩嗣島宏樹戸川和子塚本五三藏
巽悦子林勉)を設置しました
3月14日から25日まで5日間にわたり付
託された11議案の審査をおこないました
一般会計 【賛成11人反対2人】
(討論の内容は3ページに掲載)
国民健康保険特別会計(事業勘定)
【賛成11人反対2人】
三郷山財産区特別会計
【全員賛成】
公共下水道事業特別会計
【全員賛成】
介護保険特別会計
【全員賛成】
後期高齢者医療特別会計
【賛成11人反対2人】
水道事業会計
【賛成11人反対2人】
本会議での各会計の採決結果
くみやま 議会だより No134(5)
194692
悦子議員
反対討論
194692
悦子議員
国保税条例
反対討論
反対討論
国保税条例
賛成討論
中井孝紀議員
中井孝紀議員
支出が増える中増税に反対
理由は4月からの消費税引き上げに伴う食
料品公共料金の引き上げ年金受給額の減額
等収入が増えず支出が増える状態での引き上
げであるためだ
国保の目的は「社会保障および国民保健の向
上」(国保法第1条)にある国保会計が苦し
いのは医療費の高騰だけではない国負担の
減額や企業による非正規雇用の増大がある国
に対し国保予算の増大と企業による非正規雇
用への切り替えを止めるよう求めるべき
税率増なしに制度維持は困難
少子高齢化の進行や経済の低迷による雇用の
不安定化高度医療による費用の増大など国
保を取り巻く財政事情は悪化しつづけている
厳しい財政状況下本町の国保会計も一般会計
からの繰り入れでバランスを保っている状況だ
今後も増え続けるとみられる保険給付費や景
気低迷を考えると税率の引き上げなしに制度の
維持は難しい国保加入者の皆様にとっては大
変厳しいことと思うが必要最小限の税率改正は
やむを得ない
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償
に関する条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町常勤の特別職の給与に関する条例及び久
御山町教育委員会教育長の給与勤務時間その他
の勤務条件に関する条例一部改正について
【全員賛成】
【賛成11人反対2人】
久御山町国民健康保険税条例一部改正について
反対討論
巽
悦子議員
賛成討論
中井
孝紀議員
下に記載
【賛成11人反対2人】
久御山町敬老金支給条例廃止について
【賛成11人反対2人】
久御山町総合計画条例制定について
【全員賛成】
久御山町消防長及び消防署長の資格を定める条例
制定について
【賛成11人反対2人】
久御山町職員の給与に関する条例の一部を改正す
る条例一部改正について
【賛成11人反対2人】
久御山町町税条例一部改正について
反対討論
巽
悦子議員
【賛成11人反対2人】
久御山町消防手数料徴収条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に
ついて
【全員賛成】
久御山町火災予防条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する
条例一部改正について
【全員賛成】
条例制定改正廃止
決 議
久御山ジャンクション周辺における
スマートインターチェンジ設置のための
要望活動に係る決議を可決
(概要)本町は南北を縦断する第二京阪道路や東西を
横断する京滋バイパスといった大型幹線道路を有する
近畿地方でも有数の道路交通の要衝となっている時
代の変遷とともに本町を取り巻く状況は変化し特
に鉄軌道を有しない本町の住民や事業所にとって道路
網の活用は生活上の必需である
道路活用の観点から久御山ジャンクション周辺に
全国的に設置の進んでいるスマートインターチェンジ
の設置実現のため国京都府をはじめ関係機関に要
望活動を展開するものである
提出者
自由クラブ
林
勉
(6)くみやま 議会だより No134
害時災害活動拠点とな
りこれまでの避難所に
位置付けると自衛隊の災
害活動に支障があるため
大災害避難場所はど
こか
大災害時の避難は
京都競馬場並びに近隣市
町へ避難者の受け入れ要
請をおこなう
広域避難場所は各
小中高校のグラウン
ド役場駐車場京都競
馬場で通常の避難場所
は各小中高校中
央公民館京都競馬場で
ある
企業立地マッチング
促進事業とはどのような
事業か
未利用土地や工場
事務所等の不動産情報を
得て企業立地の支援と
土地等の活用により立
地(入居)希望企業に情
報を提供する事業だ
具体的な目的は
町外への企業流出の
抑制と新規立地を検討し
ている町外企業の町内進
出のきっかけづくりと町
内産業の活性化を図る
いつから始めるのか
4月1日から開始す
る
いじめに該当する項
目がふえるのでは
具体的な10項目を明
記しているので判断し
ていく
久御山町教育委員会
で組織する付属機関を
任にあてるとは
重大事態になりうる
時に迅速な対応で第三
組織として調査する
小学校の社会の時間
で啓発しては
いい提案である内
容を検討していきたい
他の物と混在した場
合の時はどうか
可燃ごみに中に混
ざっても収集し不燃ご
みは振り分けて処理する
陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か
ら除外されるのは
町企業立地マッチング促進事業とは
総務事業常任委員会協議会
民生教育常任委員会協議会
奥山リユースセンターでのごみ処理
企業立地マッチング促
進事業を導入とは
大災害の避難場所から
大久保駐屯地をはずし
たのは
なぜ大久保駐屯地が
大災害避難場所から削除
されたのか
大久保駐屯地は大災
町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任
に充てるとは
プラスチック製容器包装が分別収集となるが
混在した場合は
「いじめ防止基本方針」
で教育委員会の付属
機関を任に充てると
は
分別収集の見直しにな
るが他の物と混在し
た場合の対処は
避難場所一覧名称 所在地 電話番号
御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275
久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207
役場公民館 島田ミスノ38
(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000
佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717
久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611
東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645
京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131
くみやま 議会だより No134(7)
古川広域河川改修工事
の進捗状況について久
御山町総合体育館東側の
改修工事現場と久御山
ジャンクション東側の観
世橋の現地を視察調査し
た説明は京都府山城北
土木事務所河川砂防室副
室長から受けた
古川改修工事のうち久
御山町内の掘削工法の
り
面
保護工は約58で
8区間に分けて一斉に工
事が進められている工
事により古川の流量は現
在の毎秒120から
毎秒190になる
平成24年度の大型補正
予算による工事で平成26
年3月までには完成しな
ければならないが一部
工事は平成25年度予算に
計上されておりその工
事区間は平成26年6月中
旬までに完成予定とのこ
とである
具体的には8区間の
うち6区間は3月末に完
成残り2区間の1号線
高架付近170と上流
の24号線西側150お
よび一部工事が6月中旬
までの完成予定である
この古川広域河川改修
工事完了により近年の
集中豪雨や台風による上
流の城陽地区の冠水被害
の軽減が図れるとの説明
であった質疑等では久
御山排水機場の排水能力
の確認や内水排除の問題
点などを指摘した
小中学校の不登校児童は
京都府および山城教育局
管内の平均以上
「小中学校の現状」
について調査をおこ
なった
まず小学校の研究指定
は御牧小学校は研究テ
―マである英語活動佐
山小学校は算数指導東
角小学校は国語としてい
る中
学校は教師力向上の
指定校になっており今
年度と来年度に京都府
教育委員会指定の学力向
上システム開発校にも指
定を受けている
学力向上については
少人数指導教員の配置を
実施しているきめ細や
かな指導の充実によって
一人ひとりに応じた指導
をしていく取り組みとし
て京都府は少人数学級
少人数指導教員配置をし
ており本町は少人数指
導として国語算数
英語などの教員を配置し
ている
次に平成25年度の小
学校中学校の問題行動
について調査をおこなっ
た
平成24年度と平成25年
度の比較では中学校は
若干減っているが小学
校の暴力事象は男子
女子児童が関わっており
増加していることが異
なる点であった
「いじめ」については
小学校中学校それぞれ
報告件数およびその調査
も各校でまとめており
その対応もしているとの
ことであった
さらに不登校児童につ
いても京都府の平均
山城教育局管内の平均を
大幅に上回っている状況
であった
近年の集中豪雨や
台風による冠水被害が
軽減の見通し
小学校の授業風景
教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします
閉会中の事務調査
民生教育常任委員会(2月10日)
小学校中学校の学力向上
一人ひとりに応じた指導とは
総務事業常任委員会(2月12日)
豪雨台風対策hellip
古川改修
工事の進み具合は
改修工事中の古川
(8)くみやま 議会だより No134
6会派が施政方針を問う
6会派が施政方針を問う
代表者質問
代表者質問
3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください
平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など
質 問 者
公明党議員団 戸川 和子 議員 hellip 9ページ
①行財政について③幼保一体化について
②障害者福祉について
緑 風 会 塚本五三藏 議員 hellip 10ページ
①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について
清 風 会 島 宏樹 議員 hellip 11ページ
①まちづくりについて③高齢者福祉について
②財源確保について
自由クラブ 林 勉 議員 hellip 12ページ
①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について
ネクストくみやま 内田 孝司 議員 hellip 13ページ
①警報発令時の対策について
日本共産党議員団 巽 悦子 議員 hellip 14ページ
①第5次行政改革について③中小企業振興について
②防災対策について④仮称佐山認定こども園について
③クロスピアくみやまと新市街地の活用について
くみやま 議会だより No134(9)
本町は町税収入が減
少していく中で実質単
年度収支額は5年連続し
て赤字となっている
また平成25年度の決算
見込み額も財政調整基
金から約4億円を繰り入
れており6年連続して
実質単年度収支が赤字に
なることが予想される
そして平成26年度の
予算規模は過去18年間
で最も縮小した予算で
町税や地方譲与税地方
消費税交付金などの増収
が見込まれるものの歳
出規模に不足する約3億
5000万円を財政調
整基金から繰り入れてい
る臨
時対策債が平成25年
度で終わり基金繰り入
れ以外に方法がないよう
だが今の財政調整基金
残高と減少し続ける財
政調整基金についてど
のように考えているのか
平成26年度の当初予算
繰り入れ後の財政調整基
金の残高は12億8107
万7000円で災害時
や不測の事態が発生した
時の財源として積み金
をしている要素もあり
できる限り基金を確保す
ることが好ましいと考え
ている
このままでは財政調
整基金は確実に減少し
ここ数年で枯渇すること
も予測され今後の財政
運営に著しい支障をきた
すことも考えられる
本町の経常収支比率は
958となっている状
況から一般財源が確実
に不足していることは事
実でこれを解消するに
は町税などの一般財源
を増やすか歳出予算の
経常経費を削減するしか
ない
そこで第5次行政改
革大綱に掲げている項目
を実行し各種事務事
業もスクラップビルド
により厳選した住民
サービスにしていき基
金に依存しない財政基盤
を確立していくことが先
決と考えている
具体的に住民サービス
をどうしていくのか
そのことから平成26
年度の当初予算では敬
老金支給事業や産地確立
対策事業などの見直しを
した
今後も引き続きサービ
スの適正化に向け取り組
んでいく
平成22年
度に保育
所幼稚園
のあり方検
討委員会か
ら就学前
教育の一層
の充実を図
るため「0
歳児から5
歳児までの
同じ年齢の
子どもが
同じ施設で
充実した保
育教育を等しく受ける
ことが望ましい」との提
言があった
町長の施政方針では
佐山保育所のIS値が低
いことや老朽化などを
考えると佐山幼稚園との
統合も含めて急速に検討
を進めたいと述べられた
幼保一体化の今後は
町立佐山保育所は経
年劣化に加え耐震強度
問題もあり建て替えは
優先課題だと考えている
そこで新年度に新規
対策として町全体の幼
保施策のあり方と施設整
備の方向性について整理
をおこない合わせて仮
称「佐山認定こども園」
への移行を進めるための
施設基本計画として計
画条件の整理や現状施設
の把握などについて調査
をおこなっていく
また国の支援メニュー
の活用も合わせ統合と
表現した
高齢者福祉や障害者福
祉に係る経費など今後
ますますその需要が増え
ることも考えられるので
事業の優先度など検討し
また評価する中で見直し
が必要と考えている
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
基金に依存しない財政基盤が先決
A減り続けている基金の見通しは
Q
幼保一体化の今後は
仮称「佐山認定こども園」に
移行するための調査をする
A Q
公明党議員団
代表者質問
戸川
和子
議員
町 長
佐山保育所
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(4)くみやま 議会だより No134
予算全体として閉塞
感のようなものを感じる
が
単年度で考えるもの
ではないと思っている
将来へ向けて今は耐える
時期と考える
町長のリーダーシッ
プを発揮すべき事業診
断等の意見に左右されて
いるのでは
事業診断は一つの判
断基準ではあるが決し
てそれがすべてではない
光熱費が負担となっ
ている対策として新電
力導入の考えは
事業者から聞き取り
をおこない回答を得たが
庁舎への導入には難しさ
がある他の施設におい
ても平成26年度中に調査
をし有効な場合は順次
進めていく
本町は早くから取り
組んでいるがもっと企
業等に視野を広げた展開
が必要ではないか
基本的に住民を対象
としているセミナーや
フォーラムでは時流の変
化を捉えた内容としてい
る
メディアでも育児休
暇や介護休暇等制度利用
の充実の必要性を訴えて
いる自治体として事業
所へのPRをすべき
企業への啓発には今
のところ難しさを感じて
いる
町内3つ目の交番設
置の話が全然進んでいな
いどうなっているのか
クロスピアくみやま
周辺への誘致を望んでい
たが京都府との認識の
ずれがあった
このままでは話が進
まない人口比率からし
ても必要と認められる
住民も切望しているが
あきらめるのか町長の
思いは
誘致の思いは当然あ
ることあるごとに府へ
思いを伝えている
今後も続けて誘致をは
かっていく
総括審査での主な質疑
財
政
新電力導入
交番誘致
男女共同参画
3月25日におこなわれた総括審査(予算特別委員会)
総合計画推進事業などを審議総合計画推進事業などを審議11議案を付託予算特別委員会
3月定例会に提案された平成26年度各会計
予算等を審査するため7人の委員で構成され
た予算特別委員会(委員長=内田孝司副委員
長=田口浩嗣島宏樹戸川和子塚本五三藏
巽悦子林勉)を設置しました
3月14日から25日まで5日間にわたり付
託された11議案の審査をおこないました
一般会計 【賛成11人反対2人】
(討論の内容は3ページに掲載)
国民健康保険特別会計(事業勘定)
【賛成11人反対2人】
三郷山財産区特別会計
【全員賛成】
公共下水道事業特別会計
【全員賛成】
介護保険特別会計
【全員賛成】
後期高齢者医療特別会計
【賛成11人反対2人】
水道事業会計
【賛成11人反対2人】
本会議での各会計の採決結果
くみやま 議会だより No134(5)
194692
悦子議員
反対討論
194692
悦子議員
国保税条例
反対討論
反対討論
国保税条例
賛成討論
中井孝紀議員
中井孝紀議員
支出が増える中増税に反対
理由は4月からの消費税引き上げに伴う食
料品公共料金の引き上げ年金受給額の減額
等収入が増えず支出が増える状態での引き上
げであるためだ
国保の目的は「社会保障および国民保健の向
上」(国保法第1条)にある国保会計が苦し
いのは医療費の高騰だけではない国負担の
減額や企業による非正規雇用の増大がある国
に対し国保予算の増大と企業による非正規雇
用への切り替えを止めるよう求めるべき
税率増なしに制度維持は困難
少子高齢化の進行や経済の低迷による雇用の
不安定化高度医療による費用の増大など国
保を取り巻く財政事情は悪化しつづけている
厳しい財政状況下本町の国保会計も一般会計
からの繰り入れでバランスを保っている状況だ
今後も増え続けるとみられる保険給付費や景
気低迷を考えると税率の引き上げなしに制度の
維持は難しい国保加入者の皆様にとっては大
変厳しいことと思うが必要最小限の税率改正は
やむを得ない
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償
に関する条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町常勤の特別職の給与に関する条例及び久
御山町教育委員会教育長の給与勤務時間その他
の勤務条件に関する条例一部改正について
【全員賛成】
【賛成11人反対2人】
久御山町国民健康保険税条例一部改正について
反対討論
巽
悦子議員
賛成討論
中井
孝紀議員
下に記載
【賛成11人反対2人】
久御山町敬老金支給条例廃止について
【賛成11人反対2人】
久御山町総合計画条例制定について
【全員賛成】
久御山町消防長及び消防署長の資格を定める条例
制定について
【賛成11人反対2人】
久御山町職員の給与に関する条例の一部を改正す
る条例一部改正について
【賛成11人反対2人】
久御山町町税条例一部改正について
反対討論
巽
悦子議員
【賛成11人反対2人】
久御山町消防手数料徴収条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に
ついて
【全員賛成】
久御山町火災予防条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する
条例一部改正について
【全員賛成】
条例制定改正廃止
決 議
久御山ジャンクション周辺における
スマートインターチェンジ設置のための
要望活動に係る決議を可決
(概要)本町は南北を縦断する第二京阪道路や東西を
横断する京滋バイパスといった大型幹線道路を有する
近畿地方でも有数の道路交通の要衝となっている時
代の変遷とともに本町を取り巻く状況は変化し特
に鉄軌道を有しない本町の住民や事業所にとって道路
網の活用は生活上の必需である
道路活用の観点から久御山ジャンクション周辺に
全国的に設置の進んでいるスマートインターチェンジ
の設置実現のため国京都府をはじめ関係機関に要
望活動を展開するものである
提出者
自由クラブ
林
勉
(6)くみやま 議会だより No134
害時災害活動拠点とな
りこれまでの避難所に
位置付けると自衛隊の災
害活動に支障があるため
大災害避難場所はど
こか
大災害時の避難は
京都競馬場並びに近隣市
町へ避難者の受け入れ要
請をおこなう
広域避難場所は各
小中高校のグラウン
ド役場駐車場京都競
馬場で通常の避難場所
は各小中高校中
央公民館京都競馬場で
ある
企業立地マッチング
促進事業とはどのような
事業か
未利用土地や工場
事務所等の不動産情報を
得て企業立地の支援と
土地等の活用により立
地(入居)希望企業に情
報を提供する事業だ
具体的な目的は
町外への企業流出の
抑制と新規立地を検討し
ている町外企業の町内進
出のきっかけづくりと町
内産業の活性化を図る
いつから始めるのか
4月1日から開始す
る
いじめに該当する項
目がふえるのでは
具体的な10項目を明
記しているので判断し
ていく
久御山町教育委員会
で組織する付属機関を
任にあてるとは
重大事態になりうる
時に迅速な対応で第三
組織として調査する
小学校の社会の時間
で啓発しては
いい提案である内
容を検討していきたい
他の物と混在した場
合の時はどうか
可燃ごみに中に混
ざっても収集し不燃ご
みは振り分けて処理する
陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か
ら除外されるのは
町企業立地マッチング促進事業とは
総務事業常任委員会協議会
民生教育常任委員会協議会
奥山リユースセンターでのごみ処理
企業立地マッチング促
進事業を導入とは
大災害の避難場所から
大久保駐屯地をはずし
たのは
なぜ大久保駐屯地が
大災害避難場所から削除
されたのか
大久保駐屯地は大災
町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任
に充てるとは
プラスチック製容器包装が分別収集となるが
混在した場合は
「いじめ防止基本方針」
で教育委員会の付属
機関を任に充てると
は
分別収集の見直しにな
るが他の物と混在し
た場合の対処は
避難場所一覧名称 所在地 電話番号
御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275
久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207
役場公民館 島田ミスノ38
(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000
佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717
久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611
東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645
京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131
くみやま 議会だより No134(7)
古川広域河川改修工事
の進捗状況について久
御山町総合体育館東側の
改修工事現場と久御山
ジャンクション東側の観
世橋の現地を視察調査し
た説明は京都府山城北
土木事務所河川砂防室副
室長から受けた
古川改修工事のうち久
御山町内の掘削工法の
り
面
保護工は約58で
8区間に分けて一斉に工
事が進められている工
事により古川の流量は現
在の毎秒120から
毎秒190になる
平成24年度の大型補正
予算による工事で平成26
年3月までには完成しな
ければならないが一部
工事は平成25年度予算に
計上されておりその工
事区間は平成26年6月中
旬までに完成予定とのこ
とである
具体的には8区間の
うち6区間は3月末に完
成残り2区間の1号線
高架付近170と上流
の24号線西側150お
よび一部工事が6月中旬
までの完成予定である
この古川広域河川改修
工事完了により近年の
集中豪雨や台風による上
流の城陽地区の冠水被害
の軽減が図れるとの説明
であった質疑等では久
御山排水機場の排水能力
の確認や内水排除の問題
点などを指摘した
小中学校の不登校児童は
京都府および山城教育局
管内の平均以上
「小中学校の現状」
について調査をおこ
なった
まず小学校の研究指定
は御牧小学校は研究テ
―マである英語活動佐
山小学校は算数指導東
角小学校は国語としてい
る中
学校は教師力向上の
指定校になっており今
年度と来年度に京都府
教育委員会指定の学力向
上システム開発校にも指
定を受けている
学力向上については
少人数指導教員の配置を
実施しているきめ細や
かな指導の充実によって
一人ひとりに応じた指導
をしていく取り組みとし
て京都府は少人数学級
少人数指導教員配置をし
ており本町は少人数指
導として国語算数
英語などの教員を配置し
ている
次に平成25年度の小
学校中学校の問題行動
について調査をおこなっ
た
平成24年度と平成25年
度の比較では中学校は
若干減っているが小学
校の暴力事象は男子
女子児童が関わっており
増加していることが異
なる点であった
「いじめ」については
小学校中学校それぞれ
報告件数およびその調査
も各校でまとめており
その対応もしているとの
ことであった
さらに不登校児童につ
いても京都府の平均
山城教育局管内の平均を
大幅に上回っている状況
であった
近年の集中豪雨や
台風による冠水被害が
軽減の見通し
小学校の授業風景
教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします
閉会中の事務調査
民生教育常任委員会(2月10日)
小学校中学校の学力向上
一人ひとりに応じた指導とは
総務事業常任委員会(2月12日)
豪雨台風対策hellip
古川改修
工事の進み具合は
改修工事中の古川
(8)くみやま 議会だより No134
6会派が施政方針を問う
6会派が施政方針を問う
代表者質問
代表者質問
3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください
平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など
質 問 者
公明党議員団 戸川 和子 議員 hellip 9ページ
①行財政について③幼保一体化について
②障害者福祉について
緑 風 会 塚本五三藏 議員 hellip 10ページ
①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について
清 風 会 島 宏樹 議員 hellip 11ページ
①まちづくりについて③高齢者福祉について
②財源確保について
自由クラブ 林 勉 議員 hellip 12ページ
①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について
ネクストくみやま 内田 孝司 議員 hellip 13ページ
①警報発令時の対策について
日本共産党議員団 巽 悦子 議員 hellip 14ページ
①第5次行政改革について③中小企業振興について
②防災対策について④仮称佐山認定こども園について
③クロスピアくみやまと新市街地の活用について
くみやま 議会だより No134(9)
本町は町税収入が減
少していく中で実質単
年度収支額は5年連続し
て赤字となっている
また平成25年度の決算
見込み額も財政調整基
金から約4億円を繰り入
れており6年連続して
実質単年度収支が赤字に
なることが予想される
そして平成26年度の
予算規模は過去18年間
で最も縮小した予算で
町税や地方譲与税地方
消費税交付金などの増収
が見込まれるものの歳
出規模に不足する約3億
5000万円を財政調
整基金から繰り入れてい
る臨
時対策債が平成25年
度で終わり基金繰り入
れ以外に方法がないよう
だが今の財政調整基金
残高と減少し続ける財
政調整基金についてど
のように考えているのか
平成26年度の当初予算
繰り入れ後の財政調整基
金の残高は12億8107
万7000円で災害時
や不測の事態が発生した
時の財源として積み金
をしている要素もあり
できる限り基金を確保す
ることが好ましいと考え
ている
このままでは財政調
整基金は確実に減少し
ここ数年で枯渇すること
も予測され今後の財政
運営に著しい支障をきた
すことも考えられる
本町の経常収支比率は
958となっている状
況から一般財源が確実
に不足していることは事
実でこれを解消するに
は町税などの一般財源
を増やすか歳出予算の
経常経費を削減するしか
ない
そこで第5次行政改
革大綱に掲げている項目
を実行し各種事務事
業もスクラップビルド
により厳選した住民
サービスにしていき基
金に依存しない財政基盤
を確立していくことが先
決と考えている
具体的に住民サービス
をどうしていくのか
そのことから平成26
年度の当初予算では敬
老金支給事業や産地確立
対策事業などの見直しを
した
今後も引き続きサービ
スの適正化に向け取り組
んでいく
平成22年
度に保育
所幼稚園
のあり方検
討委員会か
ら就学前
教育の一層
の充実を図
るため「0
歳児から5
歳児までの
同じ年齢の
子どもが
同じ施設で
充実した保
育教育を等しく受ける
ことが望ましい」との提
言があった
町長の施政方針では
佐山保育所のIS値が低
いことや老朽化などを
考えると佐山幼稚園との
統合も含めて急速に検討
を進めたいと述べられた
幼保一体化の今後は
町立佐山保育所は経
年劣化に加え耐震強度
問題もあり建て替えは
優先課題だと考えている
そこで新年度に新規
対策として町全体の幼
保施策のあり方と施設整
備の方向性について整理
をおこない合わせて仮
称「佐山認定こども園」
への移行を進めるための
施設基本計画として計
画条件の整理や現状施設
の把握などについて調査
をおこなっていく
また国の支援メニュー
の活用も合わせ統合と
表現した
高齢者福祉や障害者福
祉に係る経費など今後
ますますその需要が増え
ることも考えられるので
事業の優先度など検討し
また評価する中で見直し
が必要と考えている
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
基金に依存しない財政基盤が先決
A減り続けている基金の見通しは
Q
幼保一体化の今後は
仮称「佐山認定こども園」に
移行するための調査をする
A Q
公明党議員団
代表者質問
戸川
和子
議員
町 長
佐山保育所
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(5)
194692
悦子議員
反対討論
194692
悦子議員
国保税条例
反対討論
反対討論
国保税条例
賛成討論
中井孝紀議員
中井孝紀議員
支出が増える中増税に反対
理由は4月からの消費税引き上げに伴う食
料品公共料金の引き上げ年金受給額の減額
等収入が増えず支出が増える状態での引き上
げであるためだ
国保の目的は「社会保障および国民保健の向
上」(国保法第1条)にある国保会計が苦し
いのは医療費の高騰だけではない国負担の
減額や企業による非正規雇用の増大がある国
に対し国保予算の増大と企業による非正規雇
用への切り替えを止めるよう求めるべき
税率増なしに制度維持は困難
少子高齢化の進行や経済の低迷による雇用の
不安定化高度医療による費用の増大など国
保を取り巻く財政事情は悪化しつづけている
厳しい財政状況下本町の国保会計も一般会計
からの繰り入れでバランスを保っている状況だ
今後も増え続けるとみられる保険給付費や景
気低迷を考えると税率の引き上げなしに制度の
維持は難しい国保加入者の皆様にとっては大
変厳しいことと思うが必要最小限の税率改正は
やむを得ない
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償
に関する条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町常勤の特別職の給与に関する条例及び久
御山町教育委員会教育長の給与勤務時間その他
の勤務条件に関する条例一部改正について
【全員賛成】
【賛成11人反対2人】
久御山町国民健康保険税条例一部改正について
反対討論
巽
悦子議員
賛成討論
中井
孝紀議員
下に記載
【賛成11人反対2人】
久御山町敬老金支給条例廃止について
【賛成11人反対2人】
久御山町総合計画条例制定について
【全員賛成】
久御山町消防長及び消防署長の資格を定める条例
制定について
【賛成11人反対2人】
久御山町職員の給与に関する条例の一部を改正す
る条例一部改正について
【賛成11人反対2人】
久御山町町税条例一部改正について
反対討論
巽
悦子議員
【賛成11人反対2人】
久御山町消防手数料徴収条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に
ついて
【全員賛成】
久御山町火災予防条例一部改正について
【全員賛成】
久御山町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する
条例一部改正について
【全員賛成】
条例制定改正廃止
決 議
久御山ジャンクション周辺における
スマートインターチェンジ設置のための
要望活動に係る決議を可決
(概要)本町は南北を縦断する第二京阪道路や東西を
横断する京滋バイパスといった大型幹線道路を有する
近畿地方でも有数の道路交通の要衝となっている時
代の変遷とともに本町を取り巻く状況は変化し特
に鉄軌道を有しない本町の住民や事業所にとって道路
網の活用は生活上の必需である
道路活用の観点から久御山ジャンクション周辺に
全国的に設置の進んでいるスマートインターチェンジ
の設置実現のため国京都府をはじめ関係機関に要
望活動を展開するものである
提出者
自由クラブ
林
勉
(6)くみやま 議会だより No134
害時災害活動拠点とな
りこれまでの避難所に
位置付けると自衛隊の災
害活動に支障があるため
大災害避難場所はど
こか
大災害時の避難は
京都競馬場並びに近隣市
町へ避難者の受け入れ要
請をおこなう
広域避難場所は各
小中高校のグラウン
ド役場駐車場京都競
馬場で通常の避難場所
は各小中高校中
央公民館京都競馬場で
ある
企業立地マッチング
促進事業とはどのような
事業か
未利用土地や工場
事務所等の不動産情報を
得て企業立地の支援と
土地等の活用により立
地(入居)希望企業に情
報を提供する事業だ
具体的な目的は
町外への企業流出の
抑制と新規立地を検討し
ている町外企業の町内進
出のきっかけづくりと町
内産業の活性化を図る
いつから始めるのか
4月1日から開始す
る
いじめに該当する項
目がふえるのでは
具体的な10項目を明
記しているので判断し
ていく
久御山町教育委員会
で組織する付属機関を
任にあてるとは
重大事態になりうる
時に迅速な対応で第三
組織として調査する
小学校の社会の時間
で啓発しては
いい提案である内
容を検討していきたい
他の物と混在した場
合の時はどうか
可燃ごみに中に混
ざっても収集し不燃ご
みは振り分けて処理する
陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か
ら除外されるのは
町企業立地マッチング促進事業とは
総務事業常任委員会協議会
民生教育常任委員会協議会
奥山リユースセンターでのごみ処理
企業立地マッチング促
進事業を導入とは
大災害の避難場所から
大久保駐屯地をはずし
たのは
なぜ大久保駐屯地が
大災害避難場所から削除
されたのか
大久保駐屯地は大災
町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任
に充てるとは
プラスチック製容器包装が分別収集となるが
混在した場合は
「いじめ防止基本方針」
で教育委員会の付属
機関を任に充てると
は
分別収集の見直しにな
るが他の物と混在し
た場合の対処は
避難場所一覧名称 所在地 電話番号
御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275
久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207
役場公民館 島田ミスノ38
(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000
佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717
久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611
東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645
京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131
くみやま 議会だより No134(7)
古川広域河川改修工事
の進捗状況について久
御山町総合体育館東側の
改修工事現場と久御山
ジャンクション東側の観
世橋の現地を視察調査し
た説明は京都府山城北
土木事務所河川砂防室副
室長から受けた
古川改修工事のうち久
御山町内の掘削工法の
り
面
保護工は約58で
8区間に分けて一斉に工
事が進められている工
事により古川の流量は現
在の毎秒120から
毎秒190になる
平成24年度の大型補正
予算による工事で平成26
年3月までには完成しな
ければならないが一部
工事は平成25年度予算に
計上されておりその工
事区間は平成26年6月中
旬までに完成予定とのこ
とである
具体的には8区間の
うち6区間は3月末に完
成残り2区間の1号線
高架付近170と上流
の24号線西側150お
よび一部工事が6月中旬
までの完成予定である
この古川広域河川改修
工事完了により近年の
集中豪雨や台風による上
流の城陽地区の冠水被害
の軽減が図れるとの説明
であった質疑等では久
御山排水機場の排水能力
の確認や内水排除の問題
点などを指摘した
小中学校の不登校児童は
京都府および山城教育局
管内の平均以上
「小中学校の現状」
について調査をおこ
なった
まず小学校の研究指定
は御牧小学校は研究テ
―マである英語活動佐
山小学校は算数指導東
角小学校は国語としてい
る中
学校は教師力向上の
指定校になっており今
年度と来年度に京都府
教育委員会指定の学力向
上システム開発校にも指
定を受けている
学力向上については
少人数指導教員の配置を
実施しているきめ細や
かな指導の充実によって
一人ひとりに応じた指導
をしていく取り組みとし
て京都府は少人数学級
少人数指導教員配置をし
ており本町は少人数指
導として国語算数
英語などの教員を配置し
ている
次に平成25年度の小
学校中学校の問題行動
について調査をおこなっ
た
平成24年度と平成25年
度の比較では中学校は
若干減っているが小学
校の暴力事象は男子
女子児童が関わっており
増加していることが異
なる点であった
「いじめ」については
小学校中学校それぞれ
報告件数およびその調査
も各校でまとめており
その対応もしているとの
ことであった
さらに不登校児童につ
いても京都府の平均
山城教育局管内の平均を
大幅に上回っている状況
であった
近年の集中豪雨や
台風による冠水被害が
軽減の見通し
小学校の授業風景
教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします
閉会中の事務調査
民生教育常任委員会(2月10日)
小学校中学校の学力向上
一人ひとりに応じた指導とは
総務事業常任委員会(2月12日)
豪雨台風対策hellip
古川改修
工事の進み具合は
改修工事中の古川
(8)くみやま 議会だより No134
6会派が施政方針を問う
6会派が施政方針を問う
代表者質問
代表者質問
3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください
平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など
質 問 者
公明党議員団 戸川 和子 議員 hellip 9ページ
①行財政について③幼保一体化について
②障害者福祉について
緑 風 会 塚本五三藏 議員 hellip 10ページ
①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について
清 風 会 島 宏樹 議員 hellip 11ページ
①まちづくりについて③高齢者福祉について
②財源確保について
自由クラブ 林 勉 議員 hellip 12ページ
①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について
ネクストくみやま 内田 孝司 議員 hellip 13ページ
①警報発令時の対策について
日本共産党議員団 巽 悦子 議員 hellip 14ページ
①第5次行政改革について③中小企業振興について
②防災対策について④仮称佐山認定こども園について
③クロスピアくみやまと新市街地の活用について
くみやま 議会だより No134(9)
本町は町税収入が減
少していく中で実質単
年度収支額は5年連続し
て赤字となっている
また平成25年度の決算
見込み額も財政調整基
金から約4億円を繰り入
れており6年連続して
実質単年度収支が赤字に
なることが予想される
そして平成26年度の
予算規模は過去18年間
で最も縮小した予算で
町税や地方譲与税地方
消費税交付金などの増収
が見込まれるものの歳
出規模に不足する約3億
5000万円を財政調
整基金から繰り入れてい
る臨
時対策債が平成25年
度で終わり基金繰り入
れ以外に方法がないよう
だが今の財政調整基金
残高と減少し続ける財
政調整基金についてど
のように考えているのか
平成26年度の当初予算
繰り入れ後の財政調整基
金の残高は12億8107
万7000円で災害時
や不測の事態が発生した
時の財源として積み金
をしている要素もあり
できる限り基金を確保す
ることが好ましいと考え
ている
このままでは財政調
整基金は確実に減少し
ここ数年で枯渇すること
も予測され今後の財政
運営に著しい支障をきた
すことも考えられる
本町の経常収支比率は
958となっている状
況から一般財源が確実
に不足していることは事
実でこれを解消するに
は町税などの一般財源
を増やすか歳出予算の
経常経費を削減するしか
ない
そこで第5次行政改
革大綱に掲げている項目
を実行し各種事務事
業もスクラップビルド
により厳選した住民
サービスにしていき基
金に依存しない財政基盤
を確立していくことが先
決と考えている
具体的に住民サービス
をどうしていくのか
そのことから平成26
年度の当初予算では敬
老金支給事業や産地確立
対策事業などの見直しを
した
今後も引き続きサービ
スの適正化に向け取り組
んでいく
平成22年
度に保育
所幼稚園
のあり方検
討委員会か
ら就学前
教育の一層
の充実を図
るため「0
歳児から5
歳児までの
同じ年齢の
子どもが
同じ施設で
充実した保
育教育を等しく受ける
ことが望ましい」との提
言があった
町長の施政方針では
佐山保育所のIS値が低
いことや老朽化などを
考えると佐山幼稚園との
統合も含めて急速に検討
を進めたいと述べられた
幼保一体化の今後は
町立佐山保育所は経
年劣化に加え耐震強度
問題もあり建て替えは
優先課題だと考えている
そこで新年度に新規
対策として町全体の幼
保施策のあり方と施設整
備の方向性について整理
をおこない合わせて仮
称「佐山認定こども園」
への移行を進めるための
施設基本計画として計
画条件の整理や現状施設
の把握などについて調査
をおこなっていく
また国の支援メニュー
の活用も合わせ統合と
表現した
高齢者福祉や障害者福
祉に係る経費など今後
ますますその需要が増え
ることも考えられるので
事業の優先度など検討し
また評価する中で見直し
が必要と考えている
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
基金に依存しない財政基盤が先決
A減り続けている基金の見通しは
Q
幼保一体化の今後は
仮称「佐山認定こども園」に
移行するための調査をする
A Q
公明党議員団
代表者質問
戸川
和子
議員
町 長
佐山保育所
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(6)くみやま 議会だより No134
害時災害活動拠点とな
りこれまでの避難所に
位置付けると自衛隊の災
害活動に支障があるため
大災害避難場所はど
こか
大災害時の避難は
京都競馬場並びに近隣市
町へ避難者の受け入れ要
請をおこなう
広域避難場所は各
小中高校のグラウン
ド役場駐車場京都競
馬場で通常の避難場所
は各小中高校中
央公民館京都競馬場で
ある
企業立地マッチング
促進事業とはどのような
事業か
未利用土地や工場
事務所等の不動産情報を
得て企業立地の支援と
土地等の活用により立
地(入居)希望企業に情
報を提供する事業だ
具体的な目的は
町外への企業流出の
抑制と新規立地を検討し
ている町外企業の町内進
出のきっかけづくりと町
内産業の活性化を図る
いつから始めるのか
4月1日から開始す
る
いじめに該当する項
目がふえるのでは
具体的な10項目を明
記しているので判断し
ていく
久御山町教育委員会
で組織する付属機関を
任にあてるとは
重大事態になりうる
時に迅速な対応で第三
組織として調査する
小学校の社会の時間
で啓発しては
いい提案である内
容を検討していきたい
他の物と混在した場
合の時はどうか
可燃ごみに中に混
ざっても収集し不燃ご
みは振り分けて処理する
陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か
ら除外されるのは
町企業立地マッチング促進事業とは
総務事業常任委員会協議会
民生教育常任委員会協議会
奥山リユースセンターでのごみ処理
企業立地マッチング促
進事業を導入とは
大災害の避難場所から
大久保駐屯地をはずし
たのは
なぜ大久保駐屯地が
大災害避難場所から削除
されたのか
大久保駐屯地は大災
町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任
に充てるとは
プラスチック製容器包装が分別収集となるが
混在した場合は
「いじめ防止基本方針」
で教育委員会の付属
機関を任に充てると
は
分別収集の見直しにな
るが他の物と混在し
た場合の対処は
避難場所一覧名称 所在地 電話番号
御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275
久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207
役場公民館 島田ミスノ38
(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000
佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717
久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611
東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645
京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131
くみやま 議会だより No134(7)
古川広域河川改修工事
の進捗状況について久
御山町総合体育館東側の
改修工事現場と久御山
ジャンクション東側の観
世橋の現地を視察調査し
た説明は京都府山城北
土木事務所河川砂防室副
室長から受けた
古川改修工事のうち久
御山町内の掘削工法の
り
面
保護工は約58で
8区間に分けて一斉に工
事が進められている工
事により古川の流量は現
在の毎秒120から
毎秒190になる
平成24年度の大型補正
予算による工事で平成26
年3月までには完成しな
ければならないが一部
工事は平成25年度予算に
計上されておりその工
事区間は平成26年6月中
旬までに完成予定とのこ
とである
具体的には8区間の
うち6区間は3月末に完
成残り2区間の1号線
高架付近170と上流
の24号線西側150お
よび一部工事が6月中旬
までの完成予定である
この古川広域河川改修
工事完了により近年の
集中豪雨や台風による上
流の城陽地区の冠水被害
の軽減が図れるとの説明
であった質疑等では久
御山排水機場の排水能力
の確認や内水排除の問題
点などを指摘した
小中学校の不登校児童は
京都府および山城教育局
管内の平均以上
「小中学校の現状」
について調査をおこ
なった
まず小学校の研究指定
は御牧小学校は研究テ
―マである英語活動佐
山小学校は算数指導東
角小学校は国語としてい
る中
学校は教師力向上の
指定校になっており今
年度と来年度に京都府
教育委員会指定の学力向
上システム開発校にも指
定を受けている
学力向上については
少人数指導教員の配置を
実施しているきめ細や
かな指導の充実によって
一人ひとりに応じた指導
をしていく取り組みとし
て京都府は少人数学級
少人数指導教員配置をし
ており本町は少人数指
導として国語算数
英語などの教員を配置し
ている
次に平成25年度の小
学校中学校の問題行動
について調査をおこなっ
た
平成24年度と平成25年
度の比較では中学校は
若干減っているが小学
校の暴力事象は男子
女子児童が関わっており
増加していることが異
なる点であった
「いじめ」については
小学校中学校それぞれ
報告件数およびその調査
も各校でまとめており
その対応もしているとの
ことであった
さらに不登校児童につ
いても京都府の平均
山城教育局管内の平均を
大幅に上回っている状況
であった
近年の集中豪雨や
台風による冠水被害が
軽減の見通し
小学校の授業風景
教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします
閉会中の事務調査
民生教育常任委員会(2月10日)
小学校中学校の学力向上
一人ひとりに応じた指導とは
総務事業常任委員会(2月12日)
豪雨台風対策hellip
古川改修
工事の進み具合は
改修工事中の古川
(8)くみやま 議会だより No134
6会派が施政方針を問う
6会派が施政方針を問う
代表者質問
代表者質問
3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください
平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など
質 問 者
公明党議員団 戸川 和子 議員 hellip 9ページ
①行財政について③幼保一体化について
②障害者福祉について
緑 風 会 塚本五三藏 議員 hellip 10ページ
①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について
清 風 会 島 宏樹 議員 hellip 11ページ
①まちづくりについて③高齢者福祉について
②財源確保について
自由クラブ 林 勉 議員 hellip 12ページ
①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について
ネクストくみやま 内田 孝司 議員 hellip 13ページ
①警報発令時の対策について
日本共産党議員団 巽 悦子 議員 hellip 14ページ
①第5次行政改革について③中小企業振興について
②防災対策について④仮称佐山認定こども園について
③クロスピアくみやまと新市街地の活用について
くみやま 議会だより No134(9)
本町は町税収入が減
少していく中で実質単
年度収支額は5年連続し
て赤字となっている
また平成25年度の決算
見込み額も財政調整基
金から約4億円を繰り入
れており6年連続して
実質単年度収支が赤字に
なることが予想される
そして平成26年度の
予算規模は過去18年間
で最も縮小した予算で
町税や地方譲与税地方
消費税交付金などの増収
が見込まれるものの歳
出規模に不足する約3億
5000万円を財政調
整基金から繰り入れてい
る臨
時対策債が平成25年
度で終わり基金繰り入
れ以外に方法がないよう
だが今の財政調整基金
残高と減少し続ける財
政調整基金についてど
のように考えているのか
平成26年度の当初予算
繰り入れ後の財政調整基
金の残高は12億8107
万7000円で災害時
や不測の事態が発生した
時の財源として積み金
をしている要素もあり
できる限り基金を確保す
ることが好ましいと考え
ている
このままでは財政調
整基金は確実に減少し
ここ数年で枯渇すること
も予測され今後の財政
運営に著しい支障をきた
すことも考えられる
本町の経常収支比率は
958となっている状
況から一般財源が確実
に不足していることは事
実でこれを解消するに
は町税などの一般財源
を増やすか歳出予算の
経常経費を削減するしか
ない
そこで第5次行政改
革大綱に掲げている項目
を実行し各種事務事
業もスクラップビルド
により厳選した住民
サービスにしていき基
金に依存しない財政基盤
を確立していくことが先
決と考えている
具体的に住民サービス
をどうしていくのか
そのことから平成26
年度の当初予算では敬
老金支給事業や産地確立
対策事業などの見直しを
した
今後も引き続きサービ
スの適正化に向け取り組
んでいく
平成22年
度に保育
所幼稚園
のあり方検
討委員会か
ら就学前
教育の一層
の充実を図
るため「0
歳児から5
歳児までの
同じ年齢の
子どもが
同じ施設で
充実した保
育教育を等しく受ける
ことが望ましい」との提
言があった
町長の施政方針では
佐山保育所のIS値が低
いことや老朽化などを
考えると佐山幼稚園との
統合も含めて急速に検討
を進めたいと述べられた
幼保一体化の今後は
町立佐山保育所は経
年劣化に加え耐震強度
問題もあり建て替えは
優先課題だと考えている
そこで新年度に新規
対策として町全体の幼
保施策のあり方と施設整
備の方向性について整理
をおこない合わせて仮
称「佐山認定こども園」
への移行を進めるための
施設基本計画として計
画条件の整理や現状施設
の把握などについて調査
をおこなっていく
また国の支援メニュー
の活用も合わせ統合と
表現した
高齢者福祉や障害者福
祉に係る経費など今後
ますますその需要が増え
ることも考えられるので
事業の優先度など検討し
また評価する中で見直し
が必要と考えている
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
基金に依存しない財政基盤が先決
A減り続けている基金の見通しは
Q
幼保一体化の今後は
仮称「佐山認定こども園」に
移行するための調査をする
A Q
公明党議員団
代表者質問
戸川
和子
議員
町 長
佐山保育所
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(7)
古川広域河川改修工事
の進捗状況について久
御山町総合体育館東側の
改修工事現場と久御山
ジャンクション東側の観
世橋の現地を視察調査し
た説明は京都府山城北
土木事務所河川砂防室副
室長から受けた
古川改修工事のうち久
御山町内の掘削工法の
り
面
保護工は約58で
8区間に分けて一斉に工
事が進められている工
事により古川の流量は現
在の毎秒120から
毎秒190になる
平成24年度の大型補正
予算による工事で平成26
年3月までには完成しな
ければならないが一部
工事は平成25年度予算に
計上されておりその工
事区間は平成26年6月中
旬までに完成予定とのこ
とである
具体的には8区間の
うち6区間は3月末に完
成残り2区間の1号線
高架付近170と上流
の24号線西側150お
よび一部工事が6月中旬
までの完成予定である
この古川広域河川改修
工事完了により近年の
集中豪雨や台風による上
流の城陽地区の冠水被害
の軽減が図れるとの説明
であった質疑等では久
御山排水機場の排水能力
の確認や内水排除の問題
点などを指摘した
小中学校の不登校児童は
京都府および山城教育局
管内の平均以上
「小中学校の現状」
について調査をおこ
なった
まず小学校の研究指定
は御牧小学校は研究テ
―マである英語活動佐
山小学校は算数指導東
角小学校は国語としてい
る中
学校は教師力向上の
指定校になっており今
年度と来年度に京都府
教育委員会指定の学力向
上システム開発校にも指
定を受けている
学力向上については
少人数指導教員の配置を
実施しているきめ細や
かな指導の充実によって
一人ひとりに応じた指導
をしていく取り組みとし
て京都府は少人数学級
少人数指導教員配置をし
ており本町は少人数指
導として国語算数
英語などの教員を配置し
ている
次に平成25年度の小
学校中学校の問題行動
について調査をおこなっ
た
平成24年度と平成25年
度の比較では中学校は
若干減っているが小学
校の暴力事象は男子
女子児童が関わっており
増加していることが異
なる点であった
「いじめ」については
小学校中学校それぞれ
報告件数およびその調査
も各校でまとめており
その対応もしているとの
ことであった
さらに不登校児童につ
いても京都府の平均
山城教育局管内の平均を
大幅に上回っている状況
であった
近年の集中豪雨や
台風による冠水被害が
軽減の見通し
小学校の授業風景
教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします
閉会中の事務調査
民生教育常任委員会(2月10日)
小学校中学校の学力向上
一人ひとりに応じた指導とは
総務事業常任委員会(2月12日)
豪雨台風対策hellip
古川改修
工事の進み具合は
改修工事中の古川
(8)くみやま 議会だより No134
6会派が施政方針を問う
6会派が施政方針を問う
代表者質問
代表者質問
3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください
平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など
質 問 者
公明党議員団 戸川 和子 議員 hellip 9ページ
①行財政について③幼保一体化について
②障害者福祉について
緑 風 会 塚本五三藏 議員 hellip 10ページ
①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について
清 風 会 島 宏樹 議員 hellip 11ページ
①まちづくりについて③高齢者福祉について
②財源確保について
自由クラブ 林 勉 議員 hellip 12ページ
①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について
ネクストくみやま 内田 孝司 議員 hellip 13ページ
①警報発令時の対策について
日本共産党議員団 巽 悦子 議員 hellip 14ページ
①第5次行政改革について③中小企業振興について
②防災対策について④仮称佐山認定こども園について
③クロスピアくみやまと新市街地の活用について
くみやま 議会だより No134(9)
本町は町税収入が減
少していく中で実質単
年度収支額は5年連続し
て赤字となっている
また平成25年度の決算
見込み額も財政調整基
金から約4億円を繰り入
れており6年連続して
実質単年度収支が赤字に
なることが予想される
そして平成26年度の
予算規模は過去18年間
で最も縮小した予算で
町税や地方譲与税地方
消費税交付金などの増収
が見込まれるものの歳
出規模に不足する約3億
5000万円を財政調
整基金から繰り入れてい
る臨
時対策債が平成25年
度で終わり基金繰り入
れ以外に方法がないよう
だが今の財政調整基金
残高と減少し続ける財
政調整基金についてど
のように考えているのか
平成26年度の当初予算
繰り入れ後の財政調整基
金の残高は12億8107
万7000円で災害時
や不測の事態が発生した
時の財源として積み金
をしている要素もあり
できる限り基金を確保す
ることが好ましいと考え
ている
このままでは財政調
整基金は確実に減少し
ここ数年で枯渇すること
も予測され今後の財政
運営に著しい支障をきた
すことも考えられる
本町の経常収支比率は
958となっている状
況から一般財源が確実
に不足していることは事
実でこれを解消するに
は町税などの一般財源
を増やすか歳出予算の
経常経費を削減するしか
ない
そこで第5次行政改
革大綱に掲げている項目
を実行し各種事務事
業もスクラップビルド
により厳選した住民
サービスにしていき基
金に依存しない財政基盤
を確立していくことが先
決と考えている
具体的に住民サービス
をどうしていくのか
そのことから平成26
年度の当初予算では敬
老金支給事業や産地確立
対策事業などの見直しを
した
今後も引き続きサービ
スの適正化に向け取り組
んでいく
平成22年
度に保育
所幼稚園
のあり方検
討委員会か
ら就学前
教育の一層
の充実を図
るため「0
歳児から5
歳児までの
同じ年齢の
子どもが
同じ施設で
充実した保
育教育を等しく受ける
ことが望ましい」との提
言があった
町長の施政方針では
佐山保育所のIS値が低
いことや老朽化などを
考えると佐山幼稚園との
統合も含めて急速に検討
を進めたいと述べられた
幼保一体化の今後は
町立佐山保育所は経
年劣化に加え耐震強度
問題もあり建て替えは
優先課題だと考えている
そこで新年度に新規
対策として町全体の幼
保施策のあり方と施設整
備の方向性について整理
をおこない合わせて仮
称「佐山認定こども園」
への移行を進めるための
施設基本計画として計
画条件の整理や現状施設
の把握などについて調査
をおこなっていく
また国の支援メニュー
の活用も合わせ統合と
表現した
高齢者福祉や障害者福
祉に係る経費など今後
ますますその需要が増え
ることも考えられるので
事業の優先度など検討し
また評価する中で見直し
が必要と考えている
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
基金に依存しない財政基盤が先決
A減り続けている基金の見通しは
Q
幼保一体化の今後は
仮称「佐山認定こども園」に
移行するための調査をする
A Q
公明党議員団
代表者質問
戸川
和子
議員
町 長
佐山保育所
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(8)くみやま 議会だより No134
6会派が施政方針を問う
6会派が施政方針を問う
代表者質問
代表者質問
3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください
平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など
質 問 者
公明党議員団 戸川 和子 議員 hellip 9ページ
①行財政について③幼保一体化について
②障害者福祉について
緑 風 会 塚本五三藏 議員 hellip 10ページ
①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について
清 風 会 島 宏樹 議員 hellip 11ページ
①まちづくりについて③高齢者福祉について
②財源確保について
自由クラブ 林 勉 議員 hellip 12ページ
①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について
ネクストくみやま 内田 孝司 議員 hellip 13ページ
①警報発令時の対策について
日本共産党議員団 巽 悦子 議員 hellip 14ページ
①第5次行政改革について③中小企業振興について
②防災対策について④仮称佐山認定こども園について
③クロスピアくみやまと新市街地の活用について
くみやま 議会だより No134(9)
本町は町税収入が減
少していく中で実質単
年度収支額は5年連続し
て赤字となっている
また平成25年度の決算
見込み額も財政調整基
金から約4億円を繰り入
れており6年連続して
実質単年度収支が赤字に
なることが予想される
そして平成26年度の
予算規模は過去18年間
で最も縮小した予算で
町税や地方譲与税地方
消費税交付金などの増収
が見込まれるものの歳
出規模に不足する約3億
5000万円を財政調
整基金から繰り入れてい
る臨
時対策債が平成25年
度で終わり基金繰り入
れ以外に方法がないよう
だが今の財政調整基金
残高と減少し続ける財
政調整基金についてど
のように考えているのか
平成26年度の当初予算
繰り入れ後の財政調整基
金の残高は12億8107
万7000円で災害時
や不測の事態が発生した
時の財源として積み金
をしている要素もあり
できる限り基金を確保す
ることが好ましいと考え
ている
このままでは財政調
整基金は確実に減少し
ここ数年で枯渇すること
も予測され今後の財政
運営に著しい支障をきた
すことも考えられる
本町の経常収支比率は
958となっている状
況から一般財源が確実
に不足していることは事
実でこれを解消するに
は町税などの一般財源
を増やすか歳出予算の
経常経費を削減するしか
ない
そこで第5次行政改
革大綱に掲げている項目
を実行し各種事務事
業もスクラップビルド
により厳選した住民
サービスにしていき基
金に依存しない財政基盤
を確立していくことが先
決と考えている
具体的に住民サービス
をどうしていくのか
そのことから平成26
年度の当初予算では敬
老金支給事業や産地確立
対策事業などの見直しを
した
今後も引き続きサービ
スの適正化に向け取り組
んでいく
平成22年
度に保育
所幼稚園
のあり方検
討委員会か
ら就学前
教育の一層
の充実を図
るため「0
歳児から5
歳児までの
同じ年齢の
子どもが
同じ施設で
充実した保
育教育を等しく受ける
ことが望ましい」との提
言があった
町長の施政方針では
佐山保育所のIS値が低
いことや老朽化などを
考えると佐山幼稚園との
統合も含めて急速に検討
を進めたいと述べられた
幼保一体化の今後は
町立佐山保育所は経
年劣化に加え耐震強度
問題もあり建て替えは
優先課題だと考えている
そこで新年度に新規
対策として町全体の幼
保施策のあり方と施設整
備の方向性について整理
をおこない合わせて仮
称「佐山認定こども園」
への移行を進めるための
施設基本計画として計
画条件の整理や現状施設
の把握などについて調査
をおこなっていく
また国の支援メニュー
の活用も合わせ統合と
表現した
高齢者福祉や障害者福
祉に係る経費など今後
ますますその需要が増え
ることも考えられるので
事業の優先度など検討し
また評価する中で見直し
が必要と考えている
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
基金に依存しない財政基盤が先決
A減り続けている基金の見通しは
Q
幼保一体化の今後は
仮称「佐山認定こども園」に
移行するための調査をする
A Q
公明党議員団
代表者質問
戸川
和子
議員
町 長
佐山保育所
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(9)
本町は町税収入が減
少していく中で実質単
年度収支額は5年連続し
て赤字となっている
また平成25年度の決算
見込み額も財政調整基
金から約4億円を繰り入
れており6年連続して
実質単年度収支が赤字に
なることが予想される
そして平成26年度の
予算規模は過去18年間
で最も縮小した予算で
町税や地方譲与税地方
消費税交付金などの増収
が見込まれるものの歳
出規模に不足する約3億
5000万円を財政調
整基金から繰り入れてい
る臨
時対策債が平成25年
度で終わり基金繰り入
れ以外に方法がないよう
だが今の財政調整基金
残高と減少し続ける財
政調整基金についてど
のように考えているのか
平成26年度の当初予算
繰り入れ後の財政調整基
金の残高は12億8107
万7000円で災害時
や不測の事態が発生した
時の財源として積み金
をしている要素もあり
できる限り基金を確保す
ることが好ましいと考え
ている
このままでは財政調
整基金は確実に減少し
ここ数年で枯渇すること
も予測され今後の財政
運営に著しい支障をきた
すことも考えられる
本町の経常収支比率は
958となっている状
況から一般財源が確実
に不足していることは事
実でこれを解消するに
は町税などの一般財源
を増やすか歳出予算の
経常経費を削減するしか
ない
そこで第5次行政改
革大綱に掲げている項目
を実行し各種事務事
業もスクラップビルド
により厳選した住民
サービスにしていき基
金に依存しない財政基盤
を確立していくことが先
決と考えている
具体的に住民サービス
をどうしていくのか
そのことから平成26
年度の当初予算では敬
老金支給事業や産地確立
対策事業などの見直しを
した
今後も引き続きサービ
スの適正化に向け取り組
んでいく
平成22年
度に保育
所幼稚園
のあり方検
討委員会か
ら就学前
教育の一層
の充実を図
るため「0
歳児から5
歳児までの
同じ年齢の
子どもが
同じ施設で
充実した保
育教育を等しく受ける
ことが望ましい」との提
言があった
町長の施政方針では
佐山保育所のIS値が低
いことや老朽化などを
考えると佐山幼稚園との
統合も含めて急速に検討
を進めたいと述べられた
幼保一体化の今後は
町立佐山保育所は経
年劣化に加え耐震強度
問題もあり建て替えは
優先課題だと考えている
そこで新年度に新規
対策として町全体の幼
保施策のあり方と施設整
備の方向性について整理
をおこない合わせて仮
称「佐山認定こども園」
への移行を進めるための
施設基本計画として計
画条件の整理や現状施設
の把握などについて調査
をおこなっていく
また国の支援メニュー
の活用も合わせ統合と
表現した
高齢者福祉や障害者福
祉に係る経費など今後
ますますその需要が増え
ることも考えられるので
事業の優先度など検討し
また評価する中で見直し
が必要と考えている
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
基金に依存しない財政基盤が先決
A減り続けている基金の見通しは
Q
幼保一体化の今後は
仮称「佐山認定こども園」に
移行するための調査をする
A Q
公明党議員団
代表者質問
戸川
和子
議員
町 長
佐山保育所
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(10)くみやま 議会だより No134
住街区促進ゾーンは
平成18年に策定し基礎
調査や3回のアンケート
が実施され地権者説明会
も実施した今後財源
確保も視野に入れた土地
利用が肝要であり住宅
だけでなく事業地と住宅
地が調和のとれた「土地
利用促進ゾーン」の地域
にする考えは
栄地区は本町で一番
高齢化が進み三世代で二
世帯住宅がかなえば在
宅介護自治会の活性化
と高齢化の解消や人口の
増加となる建ぺい率
調整しアンケート調査な
ど実施する
環境面において地中熱
は自然のものであり日
本中どこでも季節を問
わず天候に左右されず
安定した有力な自然エネ
ルギーで冷暖房に利用
が可能でCO2
の排出抑
制にもなる
国庫補助金も充実し財
源の活用も含め公共施
設にはこのようなクリー
ンエネルギーの活用は大
変有効である今後保
育所など本町の施設の
建替えや改修時など特
にランニングコストにお
いて大幅な電力消費量
の削減で費用対効果を
検証し導入を検討する
地中熱事業は東日本
大震災以降分散型自
立型で災害に強い特徴が
ある地中熱エネルギー
の利用効果は電力消費
量46削減CO2
排出量
は50の削減となる
日本中どこでも地中約
10m以上の深さの敷設で
冷暖房に利用が可能であ
る天候に左右されず
季節や昼夜間を問わず24
時間365日利用できる
市町村には国から策
定費用で上限1000万
円事業費で設備導入に
対し3分の2の補助金が
あるが保育所の建替時な
どで導入する考えは
容積率の変更を行政が主
体的となりいつごろ見
直すのか
住街区促進ゾーンは
社会経済情勢や町の財政
状況が大きく変わり住
宅施策だけで進めてよい
か課題もあり平成26年
からの次期総合計画の策
定時にまちづくりの方
向性を明確にし実現性
のある土地利用計画や開
発手法を検討する
栄地区は地元の合意
形成が整えば地域のより
良い住環境が整備される
のってこバスは無料
福祉タクシーに移行し
公共交通の側面を念頭に
交通弱者対策でジャンボ
タクシー型にして運行
は町内の公共施設を中心
に巡回する考えは
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅を結ぶ路線が開
設された「阪急バス」を
まちの駅クロスピアを基
点とした近鉄大久保駅
を結ぶ新路線の誘致を図
る考えは
のってこバスの抜本的
改革は運行経費の削減
運行頻度やルートの再検
討路線バスとの役割分
担交通弱者などへの対
応の課題があり無料福
祉タクシーも含めて検討
する
阪急西山天王山駅から
京阪淀駅のルートは昨
年12月末から阪急京阪
バスが共同運行を開始し
たこの路線の運行開始
後の利用状況や採算性を
参考にしてバス会社と協
議する
ことから次期総合計画
の策定とともに地元と
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
地元と調整しアンケートを実施予定
A栄地区の建ぺい率の変更時期は
Q
補助財源を活用し導入に向け検討
A公共施設で地中熱利用の考えは
Q
無料福祉タクシーへの移行と
阪急バス新路線の誘致は
無料福祉タクシーも含め検討
採算性を参考に協議する
A Q
塚本五三藏
議員
緑
風
会
代表者質問
京阪淀駅へ発着する阪急バス
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(11)
現在の『久御山町都市
計画マスタープラン』は
平成27年度を目標年次と
して将来都市フレーム
を設定しているこの中
核をなす住街区促進ゾー
ンについて次期の第5
次総合計画策定の中で
再検討をしていく必要が
あると『施政方針』で述
べられたが町長はこの
マスタープランをすぐに
見直さないのか
『都市計画マスタープ
ラン』の見直しは平成
この事業をどのように活
用し周知するのか
また財源の確保の一
つとして久御山町への
企業誘致に関し具体的
にどのような目標を持っ
ているのか
この事業の周知につい
ては広報誌やホーム
施政方針で敬老金支
給事業を廃止し平成26
年度からは長寿をお祝い
する新しい事業再編をす
るとあるが町長が目指
す高齢者が憩い
こ
えるふるさ
ととは具体的にどのよ
うなふるさとなのか
また敬老金支給事業
廃止後の新しい事業再編
をどのように考えている
のか
高齢者が憩えるふるさ
ととは疾病予防や介護
予防を積極的に進め高
齢者がいきいきと暮らす
ことができる町と考える
中長期の視点で高齢者
福祉を考え敬老金支給
事業を廃止し新たに喜
寿米寿白寿の方に対
し1万円相当最高齢の
方には3万円相当の商品
券またはギフトカタログ
等をお渡しし感謝と敬
意を表しみんなでお祝
いをしたい
敬老金廃止にかわる高
齢者対策思いやりが見
える施策が大切だ
例えば70歳以上の方に
のってこバスの無料化や
いきいきホール利用料の
無料化等高齢者に温か
い思いやりがある「元気
で長生きを推奨する町」
とすべきと考えるが町
長はどのように思うのか
提案された「のってこ
バスの無料パス」発行
いきいきホール利用料の
無料化については高齢
者福祉を推進するための
一つの手法として今後
の参考にする
ページ商工会等による
チラシの配布京都府の
企業立地担当部局や府の
宅建業協会全日本不動
産協会にも周知の協力依
頼をし利活用の広報活
動をおこなう
今後この事業をきっ
かけに産業の活性化を
図るためさらなる企業誘
致策も検討していく
て第5次総合計画の策
定業務に合わせて改定を
していく
特に住街区促進ゾー
ンは実現性のある土地
利用計画や開発手法など
を検討するとともに土
地所有者等の理解を得る
ことも必要であり慎重に
進めていきたい
平成26年4月より企
業立地マッチング促進事
業を計画されているが
26年度から2カ年をかけ
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
町 長
第5次総合計画に合わせて改訂する
A都市計画マスタープランの見直しは
Q
敬老金廃止後の事業再編とは
喜寿米寿白寿最高齢
の方にお祝いをしたい
A Q
清
風
会
代表者質問
島
宏樹
議員
質 問
久御山町都市計画マスタープラン
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(12)くみやま 議会だより No134
市街化調整区域には
色々と制限もあり農業
のさまざまな問題を考え
るとき今後の土地利用
について基本的な考え
を聞きたい
また現在開発が計画
されているところは
市街化に編入する手法
と土地の売却や借地に
より事業所が可能な事業
を進める手法などがある
開発手法を明確にし
地権者の合意形成や周辺
ティティのあり方やその
創出が大事な要件である
イメージアップにつなが
土地利用者の同意を得る
中で農業関係者と十分
協議し進める必要がある
と考えている
また佐山西ノ口の府
道宇治淀線北側は次の
線引き見直しまでに市街
化区域に編入していきた
いジ
ャンクション北側に
ついては民間で開発の
動きがあり有効な土地
利用が図れるよう適切
に指導をおこない前向
きに進めていきたい
クロスピアの今後の方
向性と目指すものは
行政主導で責任の所在
が不明確な運営ではな
かったのかと思うが抜
本的改革の必要性は
今日までの運営形態も
含めてこれまでのこと
を反省し総括しながら
方向性やり方を明確に
する
また施設の管理運営
も民間活力の導入も含め
て抜本的前向きな議論
を進めていきたい
るシンボルづくりとして
KBS京都の鉄塔を活用
できないか
町制施行60周年の記念
の年に町のイメージ
アップにつながるスター
トができればと考えてい
る鉄
塔や高層ビルを情報
発信の媒体として利用し
ているケースもありこ
の鉄塔にさまざまな意味
合いを持たせ発信ツー
ルとして活用するのに興
味深いものがある
ものづくりの町として
工業のみならず農業のこ
とも象徴するような発信
もできないかと思う
各界からの機運が醸成
してくれば「まちおこ
し」から支援していきた
い
町の将来を考えるとき
まちの魅力アイデン
質 問
質 問
質 問
町 長
町 長
町 長
土地利用の基本的考えと開発計画は
開発手法を明確にし
関係者と協議して進める
A Q
町のシンボルづくりに
KBS京都の鉄塔活用は
機運が醸成すれば支援したい
A Q
クロスピアくみやまの
抜本的改革は
これまでの総括と
前向きな議論を進める
A Q
自由クラブ
代表者質問
林
勉
議員
町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(13)
昨年9月16日に特別
警報運用開始後初となる
大雨特別警報が発表され
京都府と久御山町からあ
いついで携帯電話に緊急
速報メールが入ったそ
の後町内全域に避難勧
告が発令され緊急速報
メールで指定場所への避
難を呼びかけられた
今回の特別警報が気象
庁から発表されてから
2分後には京都府から発
表され町はその35分
後に住民に知らせたが
これらについてどのよう
に考えているのか
昨年の台風18号では
特別警報の発表後に河川
の水位の状況から避難
勧告を発令した朝方ま
だ暗く降雨の中での発表
を検証する必要があると
思うがその考えは
特別警報は携帯電話
会社3社の緊急速報メー
ルにより住民への伝達
をおこなった
また宇治川の水位上
昇に伴い午前8時に町
内全域に避難勧告を発令
したが特別警報発表時
には避難勧告を発令する
に至っていなかった
避難勧告の発令につい
ては緊急速報メールや
自治会長への電話連絡と
特別警報と避難勧告の
住民への伝達について
自治会長に配備している
防災行政無線の活用や
自治会長への伝達や情報
発信体制などその検証
はどうであったのか
情報発信体制で広範
囲に一斉に発信できる装
置としてサイレンや拡
声装置付きの防災行政無
線設備の整備が必要にな
るが住民にとって情
報の伝達は行政から命の
パスを受け取ることであ
りもう一度現在の体制
であり住民への伝達方
法や避難所の開設など
検証の中で見直していく
ところも明確にみえてき
た幸
いにして大きな被害
は免れたがこれを教訓
として防災力をさらに高
めていく必要があると肝
に銘じていきたい
広報車3台で周知した
これらを検証したとこ
ろメールについては情
報を受信できる機種が限
られていたことや広報
車による周知では聞こ
えなかったとの意見が寄
せられ車を停車させて
わかりやすく広報するよ
う改めていきたいと考え
ている
今後は電話連絡とと
もに防災行政無線でも連
絡をしホームページに
も掲載したいと考えてい
る住
民へはNHKの
データ放送やFMうじ
町ホームページにより災
害情報の収集を啓発して
いきたい
質 問
質 問
町 長
総務部長
昨年の特別警報発表時等の検証は
見直すところもみえてきた
防災力をさらに高める
A Q
災害時の警報や勧告の
伝達体制の検証は
災害情報の収集を啓発していく
A Q
内田
孝司
議員
ネクストくみやま
代表者質問
昨年の台風18号で増水した前川
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(14)くみやま 議会だより No134
第5次行政改革につい
て聞く
町長の考える地方自治
体とは住民とは
またアウトソーシン
グ(民間委託)の推進に
ついてだがコスト削減
を目的とするならば本
来の自治体が自治体でな
くなってしまう具体的
にはどのようなことを考
えているのか
地方自治体のあり方に
ついては住民福祉の向
上を図っていく重要な役
が大前提だ
川が増水し久御山排水機
場は約6時間のあいだ排
水を停止したそのため
古川が増水し町内2カ所
で溢水があった
今回のこの事態を踏ま
え天ケ瀬ダムの毎秒1
500トン放流計画では
本町の被害はさらに大き
くなることが予測される
この天ケ瀬ダムの毎秒
1500トン放流計画に
ついての考えを聞くま
た今回の天ケ瀬ダムの
基本水量以上の放流の検
証はしたのか
天ケ瀬ダム再開発計画
についてはダムを効果
的に運用し宇治川淀
川の洪水を安全に流下さ
昨年9月の台風18号で
は毎秒1156とい
う天ケ瀬ダムの計画水量
以上の放流のため宇治
割を担っている
また住民は行政サー
ビスを受ける対象と同時
に自らが責任をもって
地方自治を運営していく
主体だまちづくりに
あっては施策などを住
民とともに考え取り組
んでいく協働パート
ナーシップがますます重
要になると考えている
アウトソーシングの推
進については具体的に
新たな業務や時期を示す
ことはできないが給食
業務についても議論しな
ければならない決して
コスト意識のみの議論で
京都ではこの12年間
で1万1029軒の事
業所が倒産廃業し全
国ワースト1非正規労
働者は4割を超え全国
ワースト3これでは
事業所経営も働く労働者
の生活も守ることができ
ない
中小企業振興基本条例
をつくり地域経済を循
環させ事業効果を上げ
ている自治体が京都府下
でもある本町でも条例
制定に向けた議論を進め
るべきだ町長の考えを
聞く
中小企業振興基本条例
の制定については町の
役割中小企業者大企
業町民の役割を明確に
する中でそれぞれに責
務を課すことになる
事業者はもとより住
民も一体となり地域経
済の活性化に取り組む機
運の高まりが大変重要で
あると考えている
これまでの中小企業施
策の堅持に努めながら
商工会と関係団体との研
究等も含めて十分調整
をしていきたいと考えて
いる
せること琵琶湖に溜め
た洪水を速やかに流すこ
とを目的に宇治川の流
量を毎秒1500にす
る計画で本町域の安全
度を高めると認識してい
る操
作方法の検証につい
ては国で現在されてい
ると聞いている
はない現実にはサービ
スが低下しないというの
質 問
質 問
質 問
副町長
町 長
町 長
住民福祉の向上の役割を担うもの
A町長にとって自治体住民とは
Q
天ケ瀬ダム秒毎
1500
放流についての考えは
本町の安全を高めるものと考える
A Q
関係団体との研究も含め調整したい
A中小企業振興条例策定に向け前進を
Q
194692
悦子
議員
日本共産党議員団
代表者質問
事業建設部長
久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(15)
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(16)くみやま 議会だより No134
火災発生時は消防車が
到着するまで自治会に
設置の消火栓BOXでの
初期消火の対応が必要と
なるしかし消火栓BO
Xの備品が少なく消火
範囲は40程度だまた
消火栓BOXも不足して
いる今後の対応は
次に南海トラフ大地
震等によって水道管が寸
断された場合水利確保
が困難となり防火水
槽の増設が不可欠にな
る過去に「防火水槽は
公園や公共用地への設置
などで充実に努める」と
答弁されたが防火水槽
の増設がない
なぜ防火水槽の増設が
進まないのかまた今後
の対応は
消火栓BOXの増設は
21世紀の災害に立ち向
かうのは今の子どもた
ちである災害時には
自分自身を守り相互に
助け合える力を今から育
む防災教育が本町の将
来にとって不可欠だ
行ったまた自助対応
に対する正しい知識を習
得させる意味で応急手
当等の指導も取り入れた
町内の農業形態は多種
だが認定農業者対象の
補助にはどのような制
度があるのか
また農業で安定した
生活基準を保つため一
部の若者達がグループ化
や法人化に移行し5年
10年先を考え自らが
様々な制度の情報収集に
取組まれているが現在
の補助制度とその機能
活用状況は
また新たな農業の支援
施策が必要ではないのか
地域で5年後の姿を明
確にし必要な担い手や
産地づくりの総合的計画
『京力農場プラン』を現在
学校教育として防災
教育をどのように取り入
れていくのか
新たに土曜授業の一環
で防災教育を取り入れ
地域自主防災会連合会な
どとも連携を図り訓練を
今後も地域との相互
理解を深め防災教育に
生かせる事業を取り組
んでいく
作成している
認定農業者の補助制度
には機械購入時や設備
投資や規模拡大のために
農業経営基盤強化資金や
近代化資金等の融資を受
けた農家への最長5年間
の利子補給がある
新規事業(農業振興施
策対策事業)では認定
農業者等の方が農地の集
団化等や規模拡大等で
農機械設備投資100万
円以上の農業用機械の購
入時に5万円の補助をお
こない機械購入時の負
担軽減を図り農業経営
の新たな支援につなげる
しかしこれからの事
業なので今後検証し話
を聞く中で進めて行く
更新と共に設置位置を改
めて検討していくま
た消火栓BOXの設置
は法的な設置義務がな
い消火栓の使用方法も
自治会対象の消防訓練な
どで指導普及していく
公園内に防火水槽の増
設がないのはポケット
パークや児童公園付近に
有効な消防水利があるこ
とや用地等の問題も設置
が進まない要因の一つで
ある水利不便地では
公園整備等で消火活動
上有効な消防水利の増強
を検討する
消火栓BOX
防火水槽の充実は
消防水利不便地の増強を
検討していく
A Q
多種多様な防災教育の導入は
防災教育に生かせる取り組みをする
A Q
農業への振興は
総合計画「京力農場プラン」
を作成している
きょうりょく
A Q
質 問
質 問
質 問
田口
浩嗣
議員
一括質問方式
一般質問
消防次長
学校教育課長
産業課長
消火栓BOX
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(17)
米政策では5年後に
生産調整廃止の報道があ
りその方向性が考えら
れる
産地確立対策事業は
町独自の施策であり評価
しているが補助単価の
推移は毎年減額の状況だ
今後についての見解は
米の生産調整数量の目
標を達成した農家組合に
対し転作協力金として
支出している
平成23年度より転作
面積1平方あたり3円
で総額約570万円
平成24年度は2円で約3
90万円平成25年度は
1円で約200万円であ
る平成26年度の当初予
算案においても昨年度
と同様に計上している
しかし平成27年以降
は未定であるが継続し
て農業に取り組まれる意
欲ある農家への支援につ
いて有効な事業を検討し
ていきたい
『人農地プラン』策定
に向けた協議が進められ
るがその重点課題と今
後のスケジュールは
地域の担い手不足を解
消し持続可能な力強い
農業経営構造に転換する
ため国の『人農地プ
ラン』にものづくり
の視点を加えた府独自
の『京力農場プラン』は
集落や地域における5年
後の目指す姿を明確にし
それを基本計画に取りま
とめたものである
また本町の都市近郊
という立地条件にあった
営農のあり方や耕作放棄
地の解消新規就農をお
こないやすい環境整備
特産品等のブランド化や
6次産業の重要課題につ
いて議論をしており平
成26年度当初に取りまと
める予定である
公開事業診断の意見か
ら特産野菜の補助や耕
作放棄地対策に展開すべ
きと提案されたがどの
ように捉えているかを聞
く公
開事業診断の意見や
国の減反廃止の方向性が
出されたことを踏まえて
当面は国の制度の経営
所得安定対策交付金の活
用を図る
農業予算配布の考え方
は本町の農業振興を図
るため国や府の支援制度
を活用し必要財源の確
保に努めたい
農地集積では『人
農地プラン』の話し合い
によって農地をまとめ
て機構に貸し出す場合
集落に支払う地域集積協
力金が導入されようとし
ているこの新しい仕組
みを活用すればこれま
で乗り切れなかった課題
を解決し農地の流動化
が進むと期待している
そこでこれから管内
農業の特徴を生かした
『人農地プラン』策定の
重点課題は
特産品などのブランド化を
平成26年度にまとめる
A Q
公開事業診断の意見を
どのようにとらえているのか
国の生産調整廃止の動向を
見すえた見直しが必要だ
A Q
産地確立対策費の今後の見解は
意欲ある農家の支援と
有効な事業を検討したい
A Q質 問
質 問
質 問
河原﨑博之
議員
一括質問方式
一般質問
産業課長
産業課長
事業建設部長
人農地プランで農地の流動化が加速する
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(18)くみやま 議会だより No134
久御山ジャンクション
北側のモタレ地区は将
来の市街地検討エリアに
定められているが地権
者と企業の合意形成があ
れば開発は進められるの
か農
用地の除外が必要に
なるがそれには同等の
面積を農用地に指定する
ことが必要となり久御
山町にはそのような農地
はないのでハードルは
大変高く厳しい
農用地除外の問題は以
前から言われていたこと
であるこれまで町長と
してハードルを下げるた
めに関係機関とどのよう
な取り組みをしてきたの
か先
に地権者と企業との
コンセンサスがでてきた
時点で行政として本格
的に押せるのが基本論で
はないかと思う
で今後はそういった部
分の調査も視野に入れて
いかなければならない
内水排除を大きく阻害
している大内サイフォン
の再整備については国
や京都府に要望していな
いのか
府道八幡宇治線や府道
宇治淀線は朝夕の時間
帯で慢性的に渋滞をして
いるためバイパス機能
として東西軸の道路整備
が必要ではないか
昨年山城広域振興局
管内の自治体で組織する
部会で府道八幡宇治線
の北側に東西道路が将来
整備路線に位置付けられ
ており実現を要望して
いく
府道宇治淀線は日中
大内サイフォンを増設
すると大内川の流量が多
く前川の水が流れなくな
り宇治市や京都市に浸
かってくれと言うような
ものになるので大内サイ
フォンを増やしてくださ
いと言うことはできない
も慢性的に混んでいると
いう感覚はない
今後はより一層渋滞す
ると思っている混んで
から考えるのではなく
まちづくりを進める中で
当然検討していくべきで
はないのか
佐山にバイパスを作っ
てもまた第2岡本病院
(建設予定)のところで
渋滞ができてしまい問
題になってくると認識し
ている
内水排除の対策が進ん
でいない解決策がわか
らないなら専門家をいれ
て総合的な治水につい
ての調査検討が必要で
はないのか
これまで専門家を入れ
ての調査をしていないの
久御山ジャンクション
北側開発の課題は
農用地除外のハードルは
高く簡単ではない
A Q
大内サイフォンの再整備は
要望しないのか
宇治市や京都市に浸かって
くれと言うようなものになる
A Q
東西軸の道路整備状況は
東西道路の整備を要望している
A Q
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
質 問
中井
孝紀
議員
一問一答方式
一般質問
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
町 長
内水排除を阻害している大内サイフォン
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(19)
障害児の早期発見と成
長に合わせた一貫した指
導と教育についてである
が町は久御山学園と
いわれるものを掲げて
幼保小中一貫性の
ある教育を推進すること
をアピールしているが
障害児教育はどう取り組
むのかがいっこうに見え
ない
現状と方針について答
弁を求める
町では医師や保健師
による乳幼児健康診査事
業で気になった発達に
課題を抱える子どもにつ
いて継続的に見守り等
をおこない必要に応じ
て町療育教室への通室や
専門機関の受診等の助言
をおこなっている
平成21年度から町療育
教室発達相談員を中心に
保健師や保育士がチーム
をつくり保育所幼稚
園主に年中児を対象に
巡回相談を実施し発達
に課題を抱える子どもの
早期発見に努めている
就学前に発見された発
達に課題を抱える子ども
については保健師の
フォローや保育所幼稚
園での継続的な観察等を
実施するとともに必要
に応じて町療育教室へ
の通室を促し療育をお
こなっている
就学時には就学指導
委員会と連携をとりなが
ら適正な就学につなが
るように努めている
また今年度から新
1年生のフォロー教室と
して年8回程度教室
を使って遊びの広場の
提供や保護者の相談の
場を設けている
4月に療育教室から就
学した子供の半数以上
平均して8組程度の参加
があり保護者からは好
評を得ている
障害のある子どもの早
期発見は適切な支援につ
ながる重要な要素であり
教育委員会としても民
生部の保健師療育教室
の発達指導員と密接な連
携を図ってきている
中が連携をした中での個
人の状況について支援
していけるような形で
フォローをしていきたい
と考えている
また教育委員会とし
てはいろいろな検査
だったり調査等でも
やっているが確認でき
ないまま大人になること
がないように十分注意
を払いながら保護者並
びに関係機関と密接な連
携を図りながら特別支
援教育を進めていきたい
と考えている
また副町長を委員長
とする発達障害等検討委
員会を民生部と立ち上げ
幼児から高齢者に至るま
で障害のある方への支
援方法について検討を
おこなっている
特に久御山学園とし
ての一連した幼保小
中連携のもとでの取り組
みについては各小学校
中学校において必要な
特別支援にかかわる担任
の配置をはじめ今年度
から新たな取り組みを計
画している
一つは久御山学園と
して障害のある子ども
に対して適切な指導を
図れるように幼稚園の5
歳児並びに小学校6年生
にそれぞれの状況につ
いて移行支援シート等
を保護者の方に提出をい
ただき特に平成26年度
においては幼稚園5歳
児の保護者に対して提
出をお願いする
その内容について平
成27年度以降それぞれ
の小学校中学校へ進ん
でいかれる中で幼保小
学校教育課長
久御山学園として障害児教育は
どのように取り組むのか
移動支援シートの提出をお願いし
幼保小中が連携してフォローしたい
A Q質 問
三宅
美子
議員
一問一答方式
一般質問
住民福祉課長
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
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公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
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タイトな日程であるが内
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て早く発行することに
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一環として児童が本会議
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皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
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切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
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代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
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児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
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利用を想定したグ
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市し
議会
(岐阜県)
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議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
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コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
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連携を取るためである
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の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
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洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
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者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
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島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(20)くみやま 議会だより No134
広報の一環としてICT
化を活用した取り組みを
実施している
サイボウズライブを活
用しインターネット上
で資料提供や議員間の意
見交換をおこなっている
またグーグルカレン
ダーを利用し議員およ
び議長の予定や研修等も
公表している
その他議会のフェイ
スブックページを開設し
議会活動を活発に発信し
ているICTを積極的
に取り入れ議会の「見
える化」に頑張っている
様子が伝わってきた
可児市議会の議員数は
21人で議会改革議会
関市の議員数は25人で
本会議場にタブレット端
末機「ipad」を導入
している
平成24年に議員から導
入提案がありその後
試行的におこなわれた
平成25年12月定例会で
平成15年4月に2市2
町が合併し周南市と
なった議員数30人中議
会だより編集委員は6人
で構成している「議会
だより」は年4回発行
で印刷部数が615
00部と多いにもかかわ
らずきめ細やかな編集
で大変参考になった
坂町は人口約1万3
千人の町である議会だ
よりの発行に関する違い
は定例会終了月の翌月
1日に発行している点で
ある新しい情報を新鮮
なうちに住民に届けるた
め昭和62年1月から継
続されている
編集会議は本会議と
並行し定例会の翌日か
ら約4日間9時から16
時まで会議を開くなど
タイトな日程であるが内
容も充実している決し
て早く発行することに
重点をおいている訳では
なく参考になった
また小学校の授業の
一環として児童が本会議
の傍聴をおこなっており
その時の感想文を掲載し
たり一般質問の追跡調査
議会クイズなど住民の
皆さんの声も載せるなど
の工夫は今後の本町の
広報編集の充実において
参考にしたい点である
「ペーパーでの配布は一
切なし」とされデータ
での配信のみとなった
導入経費は約119万
円で今後紙代やコピー
代などの経費削減につな
がるとのこと
反面手書きメモや新
しいアプリなどの操作方
法の習得といった課題も
あると言われていた
周し
ゅう
南なん
市し
議会
(山口県)
坂さ
か
町ちょう
議会
(広島県)
部数が多いにも関わら
ずきめ細やかな編集
児童の傍聴感想の掲載
など工夫が満載
サイボウズライブとは
サイボウズ株式会社が
提供している無料グ
ループウェアサービス
個人や小規模チームの
利用を想定したグ
ループスペースを複数
作成管理している
可か
児に
市し
議会
(岐阜県)
関せ
き
市し
議会
(岐阜県)
議会の「見える化」へ
ipad導入は紙代や
コピー代の削減になる
可児市議会
関市議会
周南市議会
坂町議会
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(21)
三芳町では準備情報
のない震災発生時の初期
行動について地域防災
初期行動マニュアルを策
定している
このマニュアルは町
災害対策本部の動き地
域の標準的な動き指定
避難場所となっている学
地域防災は自治安心課で
校の態勢などを明らかに
し非常時にしっかりと
連携を取るためである
また自助共助公助
の人の動き組織の動き
を時系列に掲載しどの
ように行動すればよいか
しなければならないこと
は何なのかどのような
ことが協力できるのか
一目でわかるようになっ
ている
全体像を示しながら
時間の流れとともに作成
されているので大変解
りやすいと感じた
豊島区では社会福祉
協議会主催で「あなた
の元気で地域を元気に」
のスローガンで「高齢者
元気あとおし事業」を実
施している
これは地域の老人施
設やデイサービス等の介
護保険施設で利用者の
話し相手やお茶出し食
事の配膳シーツ交換
洗濯物の整理などをおこ
なうことで自身の介護
予防とお互いに支え合う
元気な地域社会をめざす
事業である活動すると
スタンプがもらえ貯
まったスタンプ数に応
じて換金できるように
なっている(年間上限5
000円)
平成24年度末の会員数
は352人で平均還元
金額は3319円
社会参画をしたい高齢
者がまだ多くおられるの
でこの事業の周知を徹
底していく事が今の課
題とのことであった
高齢者元気あとおし事業
豊と
島しま
区く(東京都)
豊島区の「元気ポイント手帳」
防災教育のコンクー
ル『ぼうさい甲子園』で
全国一のグランプリを受
賞された宮城県女川町立
女川中学校で防災教育
について説明を受けた
佐藤先生(国語担当)
は震災によって心に傷
を負った生徒の気持ちを
短い俳句によって吐き出
させることに取り組まれ
たま
た女川中学校は①
小中学校と関係機関と
の防災体制の連携
②防
災マニュアルの整備改
善
③抜き打ちの避難訓
練などについてきめ細
かい対応をされていた
千年後の命を守るために
建てられた『女川いの
ちの石碑』には生徒の
俳句「夢だけは壊せな
かった大震災」
など多くの言葉
が刻まれていた
その後久御
山町から派遣さ
れている職員の
堀井敬祐さんの
激励を兼ねて石
巻市役所を訪問
し復興状況を
お聞きした
東日本大震災による大
津波によって壊滅的な被
害を受けた名取市閖ゆ
り
上あげ
地
区沿岸から1キロメー
トル以内の木造住宅は全
て流出しており住宅の
基礎だけが残った景色に
言葉を失った
当時避難場所で今は
閉鎖されている旧閖上中
学校「みなさんが気軽
に集まれる場所にした
い」と営業を再開され
た「ゆりあげ港朝市」と
復興の願いを込められた
仮店舗「閖上さいかい市
場」を視察し厳しい現
実と課題を聞いた改め
て被災地の復旧復興は
まだまだ長い道のりだと
いうことがよくわかった
今後南海トラフ巨大
地震による被害の発生が
考えられる今回の研修
で学んだ防災教育減災
に対する取り組みを参考
に久御山町でも防災対
策を進めたいと思う
三み
芳よし
町まち(
埼玉県)
女おな
川がわ
町ちょう(
宮城県)
防災マニュアル整備で
きめ細やかな対応
名な
取とり
市し(宮城県)
復旧復興は長い道のり
三芳町役場
女川いのちの石碑
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
(22)くみやま 議会だより No134
久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました
久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン
テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします
町議会では議員によ
る「第1回政策討論会」
を去る2月22日ふれあ
い交流館ゆうホールで開
催しました
政策討論会はさまざ
まな行政課題や町の進む
べき方向などについて
各議員が意見等の交換を
し議会としての共通認
識の醸成を図りかつ
議会の活性化を図るため
におこなうものです
今回は住民の皆さん
に議会への関心をもっと
持ってもらうとともに
議会活性化のひとつとし
ておこないました「10
年後の久御山町を考え
る」をメインテーマに
年々減少する人口や毎年
のように起こる自然災害
などの問題について「人
口のあり方」「防災につ
いて」をサブテーマに掲
げました
人口のあり方
少子高齢化が一段と進
み高齢人口が30を超
える
生産年齢人口減により
総合計画で設定した人
口には届かない
久御山町にとって適正
規模の人口がどうなの
かを考えるべき
10年後ではなく20年
後くらいを視野に置く
べき
久御山町に住もうとし
ても住宅がないミニ
開発や土地の用途変更
の緩和を考えるべき
住宅要望は減っている
開発は必要ない
鉄軌道がないという不
便さがある
防災について
久御山の地形や歴史を
知る必要がある
防災教育を通じた子ど
もへの意識付けや少年
消防クラブ設立を
治水対策について国
京都府との連携をとる
ことが必要
防災にもっと女性の視
点を盛り込むべき
以上のような意見がで
ました
また当日傍聴に来ら
れた皆さんからは左記
のようなご意見をいただ
きました初開催で時間
配分などスムーズにい
かないことも多々あり
今後の開催運営に課題を
残した結果となりました
次回開催時には今回
の教訓を踏まえより一
層住民の皆さんの期待と
要望に応えられる討論会
としていきたいと考えて
います
政策討論会を開催
第1回
時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)
傍聴者の意見
参加者
議 員hellip14人(全員)
傍 聴hellip20人
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
くみやま 議会だより No134(23)
4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大
おお
森もり
彌わたる
氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました
全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip
合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代
表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ
クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論
を通して意見交換をおこなうものです
また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから
こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり
のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります
新緑があざやかに映え
る季節となりました
さて議会では2月に
『人口のあり方について
防災について』をテーマ
に政策討論会を初めて
開催しましたまた『議
会だより130号』が
第28回町村議会広報コン
クールで見事に「表紙
フォトグランプリ賞」を
受賞しました
これからも皆さんに
親しまれ読みやすい紙
面となるよう委員一同
努力を重ねていきますの
でご愛読をお願いしま
す 編
集
後
記
委 員 長
中
大介
副委員長
巽
悦子
委
員
岩田
芳一
委
員
島
宏樹
委
員
塚本五三藏
委
員
樋口
房次
広報特別委員会
「この作品は撮影
者の感性が見事に表
情仕草動感光線
のすべてを一枚のカッ
トに収めた素晴らしい
表紙に仕上がってい
る」と評価を受けく
みやま議会だより平成
25年5月1日号(
130)が平成25年度第
28回町村議会広報コン
クールで「表紙フォト
グランプリ賞」を初め
て受賞しました
町村議会広報コン
クールとは全国町村
議会議長会の主催で
「町村議会広報」の編
集技術向上と紙面内容
の更なる充実のため
毎年おこなわれている
ものです
今後も住民の皆さ
んに親しまれるわか
りやすい紙面づくりに
取り組んでいきます
来賓あいさつをする山田京都府知事
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
栄12丁目シニアク
ラブの栄楽会から誕生し
たサークル「栄楽早朝ラ
ジオ体操山ももの会」
が今年で10年目を迎えま
した
山ももの会は平成16年
6月当時栄楽会会長の
中南明光さんが発起人と
なり高齢者のふれあい
や健康維持を目的に早朝
ラジオ体操を始めました
毎日栄みどり公園で
早朝から高齢者の生きが
いづくりや閉じこもり
介護予防などを目指して
1年365日欠かさず
に取り組んでいます
ラジオ体操の普及推進
に努めているかんぽ生
命は毎年全国の団体
や個人を表彰しており
栄楽会は平成22年に「優
良団体京都府表彰」を
受賞しました
以前は栄楽会シニア
クラブサークルが中心に
活動していましたが幅
広い年代にも参加を呼び
かけようと「京都府表
彰」の受賞をきっかけに
「栄楽早朝ラジオ体操
山ももの会」と改名そ
の後毎朝のラジオ体操
を続け今回2つ目とな
る「優良団体近畿地方
表彰」の栄誉に輝きまし
た10
年前初日の参加者
は10人で4日目には半
減していましたそれで
も息の長い地道な活動は
ゆっくりと着実に広がり
いまでは近隣の宇治市
民を合わせ毎日約46
人平均年齢は75歳前後
の方々の参加があります
激しい雨天の日などを除
いて夏場は午前6時か
ら他のシーズンは午前
6時半に栄みどり公園に
集いますラジオ体操終
了後は京都フェニック
スパーク周辺を中心に
ウォーキング
8年間通い続けている
宇治市住民の91歳の男性
は「良い仲間ができて
元気をもらっています」
とニッコリ92歳の女性
は「みんなと一緒にさせ
てもらい今日の健康が
あります太陽とラジオ
体操に励まされていま
す」とほほえみます
会長の中南明光さん
は「おはようさんで始ま
り笑顔で話ができる場
それが精神や肉体の健康
維持につながっていると
思うこれからも続けて
精進していきたい」と今
後の抱負を語りました
(聞き手文
広報特別委員会)
発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11 075(631)99960774(45)0105 075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています
表紙の「くみやま」を書いたのは
東角小学校2年生
今井 陽太くんいま い ひな た
題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ
もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました
今号は「栄楽
山ももの会」会長の
中南明光さん(栄在
住)に直撃インタ
ビューしました
高齢者に生きがいを
良い仲間ができて
元気をもらってます
太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん
Recommended