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2019年10月期決算説明会
2019年12月20日
Ⅰ.市場環境
Ⅱ.2019年10月期 実績
Ⅲ.2020年10月期 業績予想
Ⅳ.中期経営計画について
Ⅴ.今後の成長戦略
Ⅵ.その他の取り組み
本日のアジェンダ
2
93 96 98 94 100
124 129 132 126 149
148 142 151 174 170
170 173 177
177
204 23 23
24 24
29
460
514 548
589 619
569 559 563 582 595
653
0
100
200
300
400
500
600
700
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019P 2023F
中東・アフリカ
アジア
南米
ヨーロッパ
北米
農薬市場の動向
出典:Agbioinvestor
(億ドル)
Ⅰ.市場環境
3
✓国内市場は3,300億円前後で横ばい✓世界市場は2016年を境に回復基調
Ⅰ.市場環境
Ⅱ.2019年10月期 実績
Ⅲ.2020年10月期 業績予想
Ⅳ.中期経営計画について
Ⅴ.今後の成長戦略
Ⅵ.その他の取り組み
4
2019年10月期 連結業績
*1親会社株主に帰属する当期純利益
(億円) 2018 2019業績予想
2019実績
前年比(増減率)
予想比
売上高 968 1,070 1,034 +66(+7%)
-36
営業利益 56 61 76 +21(+37%)
+15
経常利益 81 81 97 +17(+21%)
+16
当期純利益*1 47 56 68 +21
(+44%)+12
5
Ⅱ.2019年10月期 実績
セグメント別売上高及び営業利益
連結売上高(億円)
連結営業利益(億円)
✓アクシーブは米国で堅調に推移、アルゼンチン、オーストラリアで増加✓国内事業は前年を上回る✓販売費及び一般管理費の期ずれにより営業利益は大幅増
農薬及び農業関連 +18億円(36%UP)化成品 +2億円(18%UP)その他 +2億円(38%UP)
農薬及び農業関連 +45億円(7%UP)化成品 +20億円(10%UP)その他 +1億円(1%up)
6
Ⅱ.2019年10月期 実績
681 726
195215
9293
0
200
400
600
800
1,000
1,200
2018 2019
農薬及び農業関連 化成品 その他
5068
12
15
6
8
-13 -14
-20
0
20
40
60
80
100
120
2018 2019
農薬及び農業関連 化成品 その他 調整額
9681,034
56
76
国内外売上高比率
海外 国内
57.8 57.2
42.2 42.8
2018 2019
連結売上高
国内 海外
47.9 48.2
52.1 51.8
2018 2019
農薬及び農業関連
国内 海外
72.6 68.9
27.4 31.1
2018 2019
化成品
国内 海外
7
Ⅱ.2019年10月期 実績
(億円)
北米
南米
欧州
中近東・アフリカ
アジア・オセアニア(国内除く)
海外地域別・種類別売上高
■除草剤 ■殺菌剤 ■植物成長調整剤 ■その他
(農薬及び農業関連)
8
Ⅱ.2019年10月期 実績
0
20
40
60
80
100
2017 2018 2019
0
20
40
60
80
100
2017 2018 2019
0
5
10
15
2017 2018 2019
0
10
20
30
40
50
2017 2018 2019
0
50
100
150
200
2017 2018 2019
Ⅰ.市場環境
Ⅱ.2019年10月期 実績
Ⅲ.2020年10月期 業績予想
Ⅳ.中期経営計画について
Ⅴ.今後の成長戦略
Ⅵ.その他の取り組み
9
*親会社株主に帰属する当期純利益
(億円)2019実績
2020予想
増減額 増減率
売上高 1,034 1,130 +96 +9%
営業利益 76 80 +4 +5%
経常利益 97 98 +0 +1%
当期純利益* 68 68 +0 +0%
2020年10月期 連結業績予想
Ⅲ.2020年10月期 業績予想
10
2020年10月期 連結業績予想
11
売上高 1,130億円(+96億円)
営業利益 80億円(+4億円)
経常利益 98億円(+0億円)
当期純利益 68億円(+0億円)
Ⅲ.2020年10月期 業績予想
アクシーブ剤、エフィーダ剤、ベンスルフロンメチル剤
PIクミアイプライベートリミテッドでのノミニー合弁事業
イハラニッケイ及びイハラニッケイケミカルタイランドでの塩素化事業
ケイ・アイ化成でのビスマレイミド事業
‣持分法投資利益、受取配当金の減少(-5億円)
‣売上総利益の増加(+19億円)
‣販売費及び一般管理費の増加(-16億円)
‣農薬及び農業関連(+76億円)
‣化成品(+20億円)
Ⅰ.市場環境
Ⅱ.2019年10月期 実績
Ⅲ.2020年10月期 業績予想
Ⅳ.中期経営計画について
Ⅴ.今後の成長戦略
Ⅵ.その他の取り組み
12
660 681 740 726820
190 195210 215
230100 92
110 93
110
0
200
400
600
800
1,000
1,200
中計 実績 中計 実績 中計 予想
2018 2019 2020
その他
化成品
農薬及び農業関連
中期経営計画進捗状況
Ⅳ.中期経営計画について
13
売上高推移
✓2019年10月期に連結売上高1,000億円を突破✓増収増益を継続、事業環境の変化等もあり中計予算には未達予想
968950
1,060
1,160(億円)
1,130
1,034
Ⅳ.中期経営計画について
中期経営計画ー今期予想比較
営業利益差異
✓アクシーブ好調だが国内製品切替の影響や海外高利益品目の減少による全体的な製品ミックスの変化
✓インドでのノミニー合弁事業立ち上げの遅れ✓化成品事業は堅調に推移 14
(億円)
Ⅰ.市場環境
Ⅱ.2019年10月期 実績
Ⅲ.2020年10月期 業績予想
Ⅳ.中期経営計画について
Ⅴ.今後の成長戦略
Ⅵ.その他の取り組み
15
成長戦略(農薬及び農業関連事業)
Ⅴ.今後の成長戦略
16
利益構造の改善
原価低減の推進‣スケールメリット、工程最適化による製造効率化‣合成法変更など根本的な製造法改良
戦略的な製品構成の見直し‣マーケティングを基にした品目の選択と集中
市場の開拓・深耕
新剤・新製品の開発‣パイプライン原体の上市に向けた開発促進‣新製品開発及び戦略的導出による自社原体の最大化
‣原体ポートフォリオ拡充による市場開拓
グローバル展開の加速‣有望市場へのアプローチ強化‣自社原体の活用による新たな市場の開拓
グループ体制の強化
グループ事業の最適化理研グリーンの完全子会社化による非農耕地分野の強化
309 327 350 360
298355
376442
0
200
400
600
800
1,000
実績 実績 実績 予想 新中計
2017 2018 2019 2020 2021~
海外
国内
(億円)
売上高推移
成長戦略(農薬及び農業関連事業)
17
802
726681
606
Ⅴ.今後の成長戦略
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
その他
南米
アジア・オセアニア
米国
203180
194
133111
74
売上高推移(億円)
アクシーブについて
316
239
✓末端使用量は順調に増加✓2020年、2021年に北米で新規混合剤上市を予定✓米国中西部地域の天候不順による使用量の減少✓米中貿易摩擦の影響による作付け面積の減少 19
2023
末端・販社需要増
流通在庫増
全体として増加
Ⅴ.今後の成長戦略
ノミニーについて
PIクミアイプライベートリミテッド
価格競争力の強化によるシェアの維持潜在市場の開拓(農薬未使用地の開拓)による販売量の拡大
✓2019年9月に登録、ライセンスの取得が完了し、製造を開始
20
Ⅴ.今後の成長戦略
✓2020年以降も、マーケテイングに基づき、地域・場面に合わせた新製品を開発
既存の3剤に加え、新たに混合剤3製品の登録を取得、2020年度販売開始
剤名 特徴
ベッカク ワイドスペック自社開発3成分混合剤
プライオリティ 特別栽培米に対応、2成分高性能剤
ツイゲキ 湛水状態散布できる高性能中・後期剤
エフィーダ剤のラインナップ拡大
エフィーダについて
21
エフィーダ剤の最大化に向けた取り組み
‣他社への原体販売
✓他社製品の混合母剤としての利用で「エフィーダ剤」としてのシェアを拡大
‣海外市場
✓ヨーロッパ向け(小麦、米)の開発推進
Ⅴ.今後の成長戦略
自社独自製剤「豆つぶ剤」を活用したスマート農業への取り組み
豆つぶ剤の特長
✓軽量、拡散性に優れる✓ドリフト(飛散)が少ない(作業者・圃場外への暴露が少ない)→ドローンなどを用いた省力散布と高相性
スマート農業への取り組み
農業用ドローン
スーパーボート
ナイルワークス社自動操縦自動散布による省力化、生育診断による栽培管理など
エンルート社、DJI社ドローンと豆つぶ剤散布機の組み合わせによる農作業省力化
散布装置を搭載したボートと豆つぶ剤の組み合わせによる省力化ドローンに比べ安価で導入しやすい
22
Ⅴ.今後の成長戦略
2011
2012
2014
2018
2020[予定]
園芸用殺菌剤
ピリベンカルブ
畑作・芝用除草剤
アクシーブ
水稲・芝用除草剤
フェノキサスルホン
水稲用除草剤
エフィーダ
水稲用殺菌剤
ジクロベンチアゾクス
2009
各原体の年は初登録年を示す
水稲用除草剤ピリミスルファン
1997
水稲用除草剤ノミニー
1994
植物成長調整剤プロヘキサジオンCa塩
23
自社開発新規剤の推進
Ⅴ.今後の成長戦略
クミカ開発新規剤パイプライン 新規ダニ剤
登録申請準備中
産業薬品事業
✓環境衛生剤・医療用殺菌剤の開発と製造・販売の推進
Ⅴ.今後の成長戦略
24
塩素化事業
✓イハラニッケイケミカルタイランドの2期投資2021年中に新品目(TPC)の生産・販売開始を予定
精密化学品事業
✓好調な高機能性樹脂原料(ビスマレイミド類)の推進
IPC TPC
ビスマレイミド
これまで培ってきた独自技術に基づいた事業展開の推進
✓農薬事業で培った有機合成技術✓国内唯一の塩素化技術✓グローバルな調達拠点網による安価安定生産
発泡スチロール事業
✓品質・生産性の向上に向けた設備更新
成長戦略(化成品事業)
成長戦略(化成品事業)
Ⅴ.今後の成長戦略
25
72
141 148 16038
5367
75
0
50
100
150
200
250
300
実績 実績 実績 予想 新中計
2017 2018 2019 2020 2021~
国内 海外
売上高推移(億円)
109
195215
235
625
778
9681,034
1,130
1,400
23
38
56
76
80
0
20
40
60
80
100
120
140
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
新中期経営計画に向けて
✓農薬及び農業関連事業:堅実な国内販売、海外市場でのさらなる成長✓化成品事業:強みを最大限に活用した高成長事業の強化・推進✓中長期的な成長に向けた非連続的施策(M&A、剤の買収等)
26
営業利益(億円)(折れ線)
売上高(億円) 新中期経営計画
Ⅴ.今後の成長戦略
株主還元施策
配当金推移
✓3円の中間配当を実施✓8円の期末配当を予定
27
(億円)(円)
0
10
20
30
40
50
60
70
80
0
2
4
6
8
10
12
記念配当
期末配当金
中間配当金
当期純利益(右軸)
配当金総額(右軸)
Ⅰ.市場環境
Ⅱ.2019年10月期 実績
Ⅲ.2020年10月期 業績予想
Ⅳ.中期経営計画について
Ⅴ.今後の成長戦略
Ⅵ.その他の取り組み
28
29
その他の取り組み
Ⅵ.その他の取り組み
‣CSR基本方針の策定「企業理念の下、研究開発型企業としての特徴を活かして、中期経営計画に則り重要課題に取り組む」
‣SDGsへの取り組み(事業を通じた取り組み)SDGs活動概念図の作成農薬による技術革新、CSR活動
‣働き方改革への取り組みワークライフバランスの実現、ダイバーシティの推進業務効率の改善(基幹業務システムの導入)
‣コーポレートガバナンス強化への取り組み政策保有株式に対する基本方針グループ企業価値向上に向けた取り組み
ご清聴ありがとうございました。
クミアイ化学SDGs活動の全体像
私たちは創造する科学を通じて「いのちと自然を守り育てる」ことをメインテーマとし、
安全・安心で豊かな社会の実現に貢献します。
CSR基本方針・中期経営計画(経営基本方針、経営数値目標)
企業理念
SDGs活動概念
「本業を通じた社会問題の解決」
農薬及び農業関連事業農業のイノベーションにつながる
化成品事業生活の安全・安心を支える
攻めのCSR
コンプライアンス・リスクマネジメント社会への責任と社会からの信頼人材マネジメント従業員が仕事を通じて自己実現できる経営基盤
守りのCSR
ステークホルダーとの
パートナーシップ
Ⅵ.その他の取り組み
クミアイ化学が事業を通じて解決してきた社会課題
農薬による技術革新
‣ノミニーによるインドでの農業革新と農家の経済性向上‣独自製剤「豆つぶ剤」により環境配慮と散布利便性向上を両立‣グラスショートの開発による「抑草剤」という新しい概念の創出‣微生物農薬による生態系サービスの保全、調整サービスへの寄与
‣農業を題材とした学生懸賞論文での農業分野の教育促進(通算8回目)
‣自社育成苗を用いた植樹活動による宮城県海岸林再生活動
事業を通じたその他の取り組み
SDGsへの取り組み
Ⅵ.その他の取り組み
働き方改革への取り組み
ワークライフバランスの実現
‣適切な労働時間の管理‣総労働時間の削減‣自由度を持った働き方の推進(時差出勤制度の導入)
ダイバーシティの推進
‣女性、障害者、高齢者、外国籍就労者の活躍推進
業務効率の改善‣基幹業務システムの導入(2020年11月予定)
全社員を対象とした「従業員幸福度調査」を実施
✓一般製造業平均に比較して高い満足度
Ⅵ.その他の取り組み
コーポレートガバナンス強化への取り組み
政策保有株式に対する基本方針
保有に関する妥当性が認められない銘柄については、段階的に縮減することを基本方針とする
グループ企業価値向上に向けた施策の推進
‣理研グリーンの完全子会社化‣グループ社員へのCSR報告書・規倫読本の配布※規倫読本:規則、倫理を示したクミアイ化学
グループのコンプライアンス小冊子‣グループロゴ作成
前期、前々期に縮減を実施
Ⅵ.その他の取り組み
本資料に記載されている業績予想および将来の予想などに関する記述は、資料作成時点で入手された情報に基づき、弊社で判断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。実際の業績は様々な要因により、これらの業績予想とは異なる可能性があります。
万が一、この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供者は一切責任を負いませんこと、ご承知おきください。
弊社および弊社関連会社以外に関する情報は、公知の情報に依拠しており、情報の正確性などについて保証するものではありません。
<お問い合わせ先>クミアイ化学工業株式会社
経営管理本部 総務人事部 広報・IR課TEL: 03-3822-5036FAX: 03-3823-6830
弊社IRサイトもご覧ください http://ir.kumiai-chem.co.jp/
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