14.2010 0703 charity_dinner

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すべての人に、チャンスを。 リビング・イン・ピース

第2種金融商品取引業者の登録のないLIPは、金融商品の勧誘、募集等の行為は一切行っておりません。

1.自己紹介

2.Living in Peace活動内容 3.この期間に学んだ社会貢献の心得

今日話すこと

I.自己紹介:慎 泰俊(しん・てじゅん)

1981年10月1日東京生まれ

3歳、夢は正義の味方

18歳、アイロンパーマ。夢脱線。

朝鮮大学校卒業後

2年間フリーター

23歳で夢かなう

その後

入院

早稲田大学大学院

最終学歴

那須自動車学校 (2010年6月21日卒業)

職歴

2007年11月~2010年6月

モルガン・スタンレー

2010年7月~

投資ファンド勤務

やりたいことリストを順にこなす

高校時代の二つの原体験 • 学校の悪習の廃止

• 貧富の差が運命を変える現実

学んだこと • 他人のために何かをすることは

楽しい

• 貧困への怒り

大学時代、歯が折れる

学んだこと

見返りは求めない

フリーター時代

学んだこと

夢は語り続ける

II.Living in Peaceについて

無知はアクションを 止める理由ではない

始まりは「貧困の終焉」

LIPはパートタイムNPO 代表 慎 泰俊

プロジェクトリーダー (マイクロファイナンス) 杉山 章子

プロジェクトリーダー (教育) 松田 典子

フルタイムの従業員数 0

理事数 7

パートタイムのメンバー数 +50

サポーター数 +800

1日当たりのメール数 (incl. weekend) +100

1日当たりの作業時間レンジ (incl. weekend) 0 – 20

主要オフィス クラウド

沿革

勉強会開始

世銀と共催でマイクロファイナンスフォーラム開催

ミュージックセキュリティーズと業務提携

CARD MRIと業務提携

マイクロファイナンスファンド ローンチ

ファンドに約400人から約4000万円が集まり、カンボジアのマイクロファイナ

ンス機関に送金

やるべき活動の選び方

意義がある

得意 少数派

活動内容

マイクロファイナンスプロジェクト ・マイクロファイナンスファンドの企画、モニタリング

・マイクロファイナンス機関の調査活動

・マイクロファイナンス普及活動

・計量モデルを用いた社会的リターンの定量化

教育プロジェクト ・児童養護施設の資金調達支援

・児童養護施設の子どもとの定期的な進路相談セッション

・児童養護施設のことを知ってもらうための活動

今日紹介する内容

マイクロファイナンスプロジェクト ・マイクロファイナンスファンドの企画、モニタリング

・マイクロファイナンス機関の調査活動

・マイクロファイナンス普及活動

・社会的リターンの定量化

教育プロジェクト ・児童養護施設の資金調達支援

・児童養護施設の子どもとの定期的な進路相談セッション

・児童養護施設のことを知ってもらうための活動

マイクロファイナンスプロジェクト

すべての人に、チャンスを。

一番大切なのは本人の意志

誰もが自分の運命の主人になれる。

ソーシャル・キャピタルとモニタリング

アセットクラスとしての魅力

国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 SMX

国内債券 1

国内株式 0.16***

(p=0.00) 1

外国債券 -0.06

(p=0.22) -0.25*** (p=0.00) 1

外国株式 -0.05

(p=0.31) 0.27*** (p=000)

0.56 *** (p=0.00) 1

SMX 0.30** (p=0.03)

-0.26 (p=0.07)

-0.02 (p=0.89)

-0.30** (p=0.03) 1

誰かマイクロファイナンスファンドを作りませんか

いいじゃん、やろうよー

カンボジア現地調査

数カ月の交渉を終えて握手

問題の所在

教育プロジェクト

すべてのこどもに、夢をくれる大人との出会いを。

全国570施設に3万人の子どもが親から

離れ暮らす。離れる理由の半分以上は虐待。その主な背景は、貧困を一因としたストレス、精神疾患など。

虐待・貧困・精神疾患が最後の引き金トップ3

親の放任、怠惰、

虐待、酷使、捨

子、養育拒否 33%

親の就労、破産等

の経済的理由 17%

親の入院、精神疾

患等 17%

親の死亡、行方不明 9%

親の拘禁 5%

親の離婚、不和 5%

児童の問題による監護

困難 3%

その他 11%

子どもの権利条約批准以降虐待は増加

26.5% 27.9%

35.1%

39.9% 40.5%

45.1%

48.5%

51.7%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

40.0%

45.0%

50.0%

55.0%

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005

被虐待児童数 虐待を受けていない児童数 被虐待児童数の比率

虐待を受けた子どもが半分以上

虐待あり, 16,867, 53%

虐待なし, 12,902, 41%

不明, 1,752, 6%

ネグレクトが増えている

ネグレクト, 11,159, 51%

身体的虐待, 6,707, 30%

心理的虐待, 3,440, 16%

性的虐待, 664, 3%

母子家庭が3分の1以上

実の両親あり, 7,301, 23%

実父のみ, 4,858, 16%

実母のみ, 11,161,

35%

養父もしくは養母

あり, 2,921, 9%

両親ともいない, 3,187, 10%

不詳, 2,165, 7%

年収162万円でどうやって子どもを育てる?

世帯数(千)平均年収 ~100 100 ~200

200 ~300

300 ~400

400 ~500

500 ~600

600 万円~

総数 879.8 162万円 30.7% 38.1% 18.4% 6.8% 3.2% 1.6% 1.2%

職業別

専門・技術職 140.2 265万円 17.6% 25.2% 19.5% 17.0% 10.7% 6.3% 3.8%

事務 225.7 198万円 18.8% 38.3% 27.7% 8.6% 4.3% 0.8% 1.6%

販売 127.8 132万円 40.7% 40.0% 14.5% 3.4% 0.7% 0.7% NA

サービス職業 197.5 137万円 38.8% 42.9% 13.8% 3.1% 0.4% 0.4% 0.4%

地位別

常用雇用者 356.1 252万円 7.9% 31.7% 32.4% 14.1% 7.7% 3.5% 2.7%

臨時・パート 424.9 110万円 48.3% 44.2% 6.0% 1.2% 0.2% NA NA

精神疾患患者はこの10年で30%以上増加

721 666 734 757 795

433 441 711

924 1,041 466 424

500

585 589

269 294

336

394 411

1,159 1,058

1,191

1,441 1,354

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

1996.10 1999.10 2002.10 2005.10 2008.10

患者数(千人)

神経系の疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病、てんかん等)

その他の精神及び行動の障害

神経症性障害,ストレス関連障害及び身体表現性障害

気分[感情]障害(躁うつ病を含む)

精神分裂病,分裂病型障害及び妄想性障害

子育て開始時期に罹りやすくなる

0.5% 0.7% 1.0% 1.0%

0.6%

1.0%

1.2% 1.0% 0.4%

0.6%

0.6% 0.5%

0.2%

0.2%

0.2%

0.2%

0.4%

0.6%

0.8% 1.0%

0.0%

0.5%

1.0%

1.5%

2.0%

2.5%

3.0%

3.5%

4.0%

20歳~29歳 30歳~39歳 40歳~49歳 50歳~59歳

患者数(千人)

神経系の疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病、てんかん等) その他の精神及び行動の障害 神経症性障害,ストレス関連障害及び身体表現性障害 気分[感情]障害(躁うつ病を含む)

30年以上変わらない児童指導員配置基準 職員 配置基準

施設長 1人 ただし、定員30人未満の場合は、児童指導員の兼務

事務員定員 150人未満1人 150人以上2人

児童指導員、保育士 3歳未満児2人につき1人 3歳~小学校就学の始期4人につき1人 小学校就学の始期~18歳未満6人につき1人

職業指導員 職業補導設備のあるところは、別に定めるところにより人員を加算

栄養士 定員41人以上1人

調理員等 定員90人未満4人 以下30人ごとに1人加算

嘱託医 1人

児童養護施設の資金調達支援をしています

期限 2012年6月30日

目的 他の施設でも応用可能な資金調達のかたちづくり

目標調達金額 1億円

調達形式 寄付及び出資

資金使途 新施設建設のため

施設建設の効果 子どもの精神衛生に好影響、職員4人分の措置費

書籍執筆中:年内に刊行予定

III. この期間に学んだ社会貢献の心得

生活の中にこそ真理がある。

1.現場を見る。

2.原体験をもつ。

3.相手の立場にたって考える

4.大切なことほど地味なもの。

5.自分の得意なことを選ぶ。

問題の所在 6.本業以外でできることは意外と多い。

ご清聴ありがとうございました。

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